JPH0864524A - X線吸収マスクの製造方法 - Google Patents

X線吸収マスクの製造方法

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JPH0864524A
JPH0864524A JP21128795A JP21128795A JPH0864524A JP H0864524 A JPH0864524 A JP H0864524A JP 21128795 A JP21128795 A JP 21128795A JP 21128795 A JP21128795 A JP 21128795A JP H0864524 A JPH0864524 A JP H0864524A
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layer
ray
ray absorbing
absorbing layer
manufacturing
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JP21128795A
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C Joseph Mogab
シー・ジョセフ・モガ
William J Dauksher
ウィリアム・ジェイ・ドークシャー
Douglas J Resnick
ダグラス・ジェイ・レスニック
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Motorola Inc
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    • G—PHYSICS
    • G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00—Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22—Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部応力を最少に抑えたX線吸収マスクを製
造する方法を提供する。 【解決手段】 X線吸収マスクの製造方法は、表面(1
6)と背面(18)とを有するシリコン基板(10)を
用意する段階を含む。表面(16)上にメンブレーン層
(12)を形成する。本発明の一実施例では、メンブレ
ーン層(12)上に、エッチ・ストップ層(14)およ
びX線吸収層(20)を連続的に形成する。好適実施例
では、X線吸収層(20)は、RFスパッタ付着法によ
って、シリコン基板(10)を覆う層上に直接付着され
た窒化タンタル・シリコンである。次に、X線吸収層
(20)内の内部応力を低減するのに十分な温度で、こ
の構造をアニールする。最後に、X線吸収層をパターニ
ングし、メンブレーン層(12)上にマスキング・パタ
ーン(30)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的に、半導体素子
の製造に関し、更に特定すれば、半導体素子製造の間幾
何学模様(geometric patterns)を規定するために用いら
れる、X線吸収マスク(X-ray absorbing mask)の製造プ
ロセスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造技術分野において、リソグラ
フィ処理の領域は、集積回路内の素子の最少構造サイズ
を縮小するという絶え間ない必要性によって特徴付けら
れる。したがって、各新世代の先進の集積回路は、リソ
グラフィの解像度を向上させることを必要としてきた。
従来より、半導体基板上の集積回路パターンを規定する
には、光学的リソグラフィが用いられてきた。しかしな
がら、現行の光学的リソグラフィ・システムでは、約
0.35ミクロン未満の構造サイズでフォトレジスト・
パターンを規定するのは非常に困難である。今日では、
約0.25ミクロンにまで達しようとする構造サイズを
有する集積回路を製造する必要性が存在する。
【0003】光学的リソグラフィ・システムの限界を考
慮して、次世代の集積回路の要求を満足するX線リソグ
ラフィ技術が開発されつつある。 X線放射の波長は非
常に短いので、光学的リソグラフィ・システムでは解像
度を制限する回折効果(diffraction effects)が排除さ
れる。X線放射の使用によって回折効果が排除される
と、光学的リソグラフィの解像度を凌ぐ解像度の実現が
可能性となる。加えて、X線リソグラフィは、焦点深度
が高くなると共に、パターン発生の間リソグラフィ・シ
ステムに現れ得る微粒子汚染には比較的影響を受けない
(insensitivity)という利点を得ることもできる。X線
放射は多種類の物質を貫通することができるので、反
射、屈折、および微粒子汚染などのような、光学的リソ
グラフィに制約を与える多くの系統的欠陥に対しても、
X線リソグラフィ・プロセスが受ける影響が少ない。
【0004】現在では、X線リソグラフィに好適な技法
は、シンクロトロン放射源(synchrotron radiation sou
rce)を用いた近接印刷(proximity printing)である。近
接印刷では、半導体基板上に印刷することを望むのと同
一構造サイズを有するマスクを作る必要がある。したが
って、マスク作成プロセスが、X線リソグラフィを実施
するために必要な基幹技術の1つとなる。
【0005】X線マスクの開発における主な障害(imped
iment)は、高い精度のマスクを製造するための要求基準
(demanding criteria)を満足する材料の選定であった。
例えば、多くの材料は、X線吸収層として用いるのに十
分な程X線放射を吸収しない。典型的に、高い原子数を
有し、Eビーム・リソグラフィ(E-beam lithography)や
反応性イオン・エッチング(reactive ion etching)のよ
うな高解像度法によってパターニング可能な材料が選択
される。初期では、金をX線吸収材料として用い、メン
ブレーン層上に付着していた。金は、平滑性(smoothnes
s)や低内部応力(internal stress)のような多くの望ま
しい物理的特性を有する。しかしながら、金は半導体素
子においては汚染物であり、したがって金および金合金
は、耐熱金属(refractory metals)が用いられるように
なり、放棄されている。
【0006】今日のX線マスクの開発作業は、X線吸収
層として用いるための、タングステンやタンタルのよう
な耐熱金属を中心に展開している。加えて、X線放射に
対する相対強度(relative durability)および透過性(tr
ansparency)が必要なメンブレーン層に用いるための材
料も、いつくか開発されている。これまでメンブレーン
は、例えば、シリコン、窒化シリコン、炭化シリコン、
およびダイアモンドで製造されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の材料は必要な吸
収および透過特性を有するものの、これらの材料で製造
されたX線吸収マスクには、高い内部応力が生じるとい
う重大な欠点が、これらを使用する際に生じる。X線吸
収マスクに高い内部応力があると、空間的歪みを生じ、
X線リソグラフィのパターン規定能力を低下させる(com
promise)ことになる。したがって、X線吸収マスクを改
良しその内部応力の度合いを最少に抑える、マスク製造
技術を開発することが更に必要となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の実施にあたり、
X線吸収層をアモルファス材料として付着し、続いてこ
れをアニールすることによって内部応力を低減する、X
線吸収マスクの製造方法が提供される。本発明の一実施
例では、表面と背面とを有するシリコン基板が用意され
る。表面上にメンブレーン層を形成し、このメンブレー
ン層を覆うようにX線吸収層が形成される。X線吸収層
は、Ta、Hf、Re、FeW合金、SiW合金、Ta
Fe合金、または、耐熱金属およびシリコンからなる物
質、または耐熱金属、シリコン、および窒素から成る物
質の少なくとも1つを含むアモルファス材料である。X
線吸収層をメンブレーン層上に形成した後、この構造を
アニールしてX線吸収層内の内部応力を低減する。最後
に、X線吸収層をパターニングし、マスキング・パター
ンを規定する。
【0009】図示の簡略化および明確化のために、図面
に示す素子は必ずしも原寸に合わせて描かれていないこ
とは認められよう。例えば、明確化のために、素子のあ
るものの寸法は、他のものに対して誇張されている。更
に、適切であると思われる場合は、図面間で参照番号を
繰り返し、対応する素子を示すこととした。
【0010】
【実施例】本発明は、半導体素子の処理に用いるための
X線吸収マスクの製造プロセスを提供するものである。
本発明によって製造されるX線吸収マスクは、約10オ
ングストロームの波長で強いスペクトル吸収を呈する。
本発明のX線吸収マスクは、近接X線リソグラフィに理
想的に適するもので、約0.25ミクロンより小さい構
造サイズを有する集積回路素子を規定する。
【0011】本発明では、応力に関連する形状の歪みを
最少に抑えるX線吸収マスクが提供される。応力の低減
を達成するために、アモルファス微小構造と高質量吸収
係数(high mass absorption coefficient)を有するX線
吸収材料をメンブレーン層上に付着する。メンブレーン
層自体はシリコン基板上に配置されている。次に、この
構造をアニールし、内部応力がほぼゼロの状態を達成す
る。
【0012】アモルファスのX線吸収材料を付着するこ
とによって、X線吸収マスクの製造において、いくつか
の利点を提供することできる。材料には粒子(grain)が
ないので、アモルファス材にエッチングされるマスキン
グ・パターンにはライン−エッジ粗さ(line-edge rough
ness)がない。また、ライン−エッジが滑らかなので、
マスク製造後のマスキング・パターン検査の間、欠陥検
出エラーが最少に抑えられる。加えて、X線吸収材料に
粒子がないので、合焦イオン・ビーム修理工具(focused
ion beam repair tool)を用いたマスク修理の間、ノッ
チング(notching)を少なくすることができる。
【0013】本発明の更に別の利点は、シリコン基板上
に直接X線吸収物質を形成することによって実現され
る。従来技術では、X線吸収層は、メンブレーンや支持
リングのようなマスクの主要部分が製造された後に付着
される。このように実施すると、放射状の応力傾斜(rad
ial stress gradients)を有するX線吸収層が形成され
る結果となり得る。基板上にX線吸収層を形成すること
によって、吸収層の放射状応力傾斜が回避される。した
がって、アニール・プロセスは、付着済み(as-deposite
d)のX線吸収材料に存在する内部応力を低減するように
機能する。更に、付着およびアニール・プロセスは従来
のシリコン基板上で行われるので、従来の半導体製造プ
ロセスを用いて、このX線吸収マスクを製造することが
できる。
【0014】上述の本発明の利点は、本発明によるX線
吸収マスク製造に関する以下の説明から、よりよく理解
されよう。図1〜図4は、本発明の一実施例によるX線
吸収マスクの製造を、断面図で示すものである。
【0015】図1に示すのは、メンブレーン層12とエ
ッチ・ストップ層14とが付着されている、従来のシリ
コン基板10である。シリコン基板10は、約0.12
5ないし10ミリメートルの厚さを有することが好まし
く、約0.375ミリメートルの厚さを有することが最
も好ましい。また、シリコン基板10は、(1、0、
0)結晶方位を有するチョクラルスキー成長によるシリ
コン・インゴット(Czochralski-grown silicon ingot)
から切断されたシリコン体であることが好ましい。メン
ブレーン層12には、窒化シリコンが好ましく、約0.
5ないし5ミクロンの厚さに化学蒸着される。まず、窒
化シリコンを、シリコン基板10の表面16および背面
18上に付着する。次に、エッチ・ストップ層14を形
成する前に、背面18上に付着された窒化シリコンを除
去する。窒化シリコンの他にも、炭化シリコン、導電性
を決定するドーパントでドープされたエピタキシャル・
シリコン、およびダイヤモンドなどのような他の材料を
用いて、メンブレーン層12を形成することもできる。
エッチ・ストップ層14は、好ましくは、X線吸収材料
にとは異なるエッチングが可能な金属層である。一実施
例では、エッチ・ストップ層14は、約200オングス
トロームの厚さに付着されたクロームである。
【0016】エッチ・ストップ層14の形成に続いて、
図2に示すように、エッチ・ストップ層14を覆うよう
に、X線吸収層20を付着する。本発明のX線吸収層
は、アモルファス材料として付着可能であり、アニール
によって内部応力をほぼゼロ応力状態にまで緩和可能な
材料で製造される。内部応力を完全に緩和するために必
要なアニール温度は、マスク製造プロセスにおける以降
の高温処理が内部応力を変化させないように、十分高く
する。例えば、アモルファスX線吸収層を付着した後、
これを400℃の温度でアニールし、完全に内部応力を
緩和させる。この場合、以降の製造プロセスは、400
℃未満の温度で行えば、X線吸収層の内部応力を変化さ
せることはない。更に、アニール温度は、X線吸収材料
の結晶化温度(crystallization temperature)未満とす
る。
【0017】好ましくは、X線吸収層20は、高原子番
号を有し、材料の少なくとも75重量パーセント、最も
好ましくは86重量パーセントを含む元素を一成分とし
て有する材料である。高原子番号元素は、レニウム(R
e)、ハフニウム(Hf)のような耐熱金属が好まし
く、タンタル(Ta)が最も好ましい。X線吸収材料の
他の元素は、窒素およびシリコンが好ましい。或いは、
X線吸収材料は、鉄−タングステン(FeW)、シリコ
ン−タングステン(SiW)、およびタンタル−鉄(T
aFe)のような二元金属合金(binary metal alloy)と
することもできる。好適実施例では、X線吸収材料は、
化学式がTaxSiyNzで表される窒化タンタル・シリ
コンである。化学式中、xは20から99までの実数、
yは0から80までの実数、zは0から80までの実数
であり、x,y,zの合計は100となる。最も好適な
実施例では、化学量論式(stoichiometric formula)はT
a36Si14N50で表される。
【0018】好ましくは、X線吸収層20は、RFスパ
ッタ付着プロセスによって、約3000ないし1000
0オングストロームの厚さに、そして最も好ましくは約
6000オングストロームの厚さに付着される。スパッ
タ付着プロセスでは、シリコン基板10を、RFスッパ
タリング装置の付着室に配置し、X線吸収層20を直接
エッチ・ストップ層14上にスパッタリングによって付
着する。
【0019】RFスパッタ付着は吸収層の形成には好ま
しい方法であるが、他の付着方法も本発明では考慮の対
象となる。例えば、合焦イオン・ビーム付着(focused i
on beam deposition)、金属有機化学蒸着(MOCV
D)、電気めっき(electroplating)などは、本発明の範
囲内である。最も効果的な付着方法は、特に、個々のX
線吸収材料の物理的および化学的特性、およびメンブレ
ーン層の表面特性によって異なることは、当業者は認め
よう。
【0020】一旦X線吸収層20が付着されると、アニ
ール・プロセスを実行し、付着済みX線吸収層に存在す
る圧縮性応力(compressive stress)を低減する。アニー
ル・プロセスは、種々の方法で、そして異なる気体雰囲
気の中で実行することができる。例えば、X線吸収層2
0は、対流炉(convection furnace)、高速熱アニール装
置(rapid thermal annealing apparatus)、または熱式
ホット・プレート(thermal hot plate)においてアニー
ルすることができる。加えて、アニール・プロセスは、
空気、窒素、アルゴン、アルゴン−窒素混合気等におい
ても実行することができる。
【0021】好適実施例では、アニール・プロセスは、
2段階で実行される。第1アニール段階は、約350な
いし500℃の温度で行われる。第1アニール段階の
後、アニールされたX線吸収層の応力測定を行い、必要
に応じて、更にアニールを行い、ほぼゼロ応力状態を達
成することができる。したがって、第2アニール・プロ
セスは、X線吸収層における内部応力を更に低減するた
めに実行される。X線吸収層においてゼロ応力状態を達
成するのに必要な具体的なアニール条件は、膜付着状
態、X線吸収層内の元素の化学量論関係等、多数のパラ
メータによって左右される。
【0022】X線吸収層20をアニールした後、図3に
示すように、支持リング22をシリコン基板10の背面
18に接合する。支持リング22は、「Pyrex」という
商標で販売されているガラス材料が好ましい。支持リン
グ22は、約350℃および約2000ボルトの電位を
印加して実行される陽極接合プロセスで、シリコン基板
10に接着されることが好ましい。次に、X線吸収層2
0にマスキング・パターンを規定するプロセス段階を実
行する。一方法では、X線吸収層20上を覆うように硬
質マスク層24を付着する。好ましくは、硬質マスク層
24は、X線吸収層20とは異なるエッチングが可能な
金属である。一実施例では、硬質マスク層24は、エッ
チ・ストップ層14に類似した材料で形成される。例え
ば、エッチ・ストップ層14と硬質マスク層24とは、
クローム層の付着によって形成される。或いは、エッチ
・ストップ層14および硬質マスク層24は、異なる材
料で形成することもできる。好ましくは、硬質マスク層
24は、約30ナノメートルの厚さに付着された元素性
クローム(elemental chrome)である。
【0023】図1〜図3に示した以外の順序のプロセス
も、本発明のX線吸収マスクの形成(assembly)に用いら
れることを、当業者は認めよう。例えば、硬質マスク層
24は、支持リング22を基板10に接合する前に、付
着することができる。更に、硬質マスク層24は、X線
吸収層20をアニールする前に付着することもできる。
したがって、かかる変様および変更は全て本発明の範囲
内のものである。
【0024】一旦硬質マスク層24を付着したなら、図
3に示すように、この硬質マスク層24を覆うように絶
縁層25を形成する。絶縁層25は、低圧化学蒸着(L
PCVD)によって付着される二酸化シリコンであるこ
とが好ましい。絶縁層25は、以降のシリコン・エッチ
ング・プロセスに用いられるエッチング剤による攻撃か
ら、硬質マスク層24を保護するように機能する。
【0025】本発明のプロセスは、図4に示すように継
続する。硬質マスク24を付着した後に、支持リング2
2をエッチング・マスクとして用いて、シリコン基板1
0の背面18をエッチングする。このシリコン・エッチ
ング・プロセスによって、基板10の一部を除去し、メ
ンブレーン面26を露出させる。このエッチング・プロ
セスは、支持リング22およびメンブレーン12の中間
にある基板部分28を残す。シリコン・エッチング・プ
ロセスの間、絶縁層25は、シリコン・エッチング剤の
化学成分による攻撃からX線吸収層20を保護する。好
ましくは、ウエット・エッチング・プロセスを用いて、
背面18をエッチングする。一実施例では、約100℃
の温度に保持されているエチレン・ジアミン・ピロカテ
コール(EDP:ethylene diamine pyrocatechol)を
含むウエット・エッチング槽を用いる。或いは、水酸化
カリウム溶液、または硝酸、フッ化水素酸、および酢酸
の混合物を用いることができる。更に、ドライ・プラズ
マ・シリコン・エッチング・プロセス、またはその他の
ドライ・エッチング技法を用いて、背面18をエッチン
グすることもできる。一旦背面18をエッチングしたな
ら、絶縁層25を除去する。
【0026】メンブレーン面26を露出させた後、X線
吸収層20にマスキング・パターンを形成する。本発明
の一実施例では、硬質マスク層24上にリソグラフィ・
マスク(図示せず)を形成する。このリソグラフィ・マ
スクは、Eビーム・レジストであることが好ましい。こ
れをパターニングするには、電子ビーム放射に露出し、
次に化学的な現像を行う。次に、硬質マスク層24をエ
ッチングし、リソグラフィ・パターンを硬質マスク層2
4に転移する。クローム製硬質マスクの場合、含塩素エ
ッチング・ガス(chlorinated etching gases)を用い
て、反応性イオン・エッチングを行い、硬質マスク層2
4をエッチングする。次に、エッチングマスクとして硬
質マスク層24を用いて、X線吸収層20をエッチング
する。好ましくは、Eビーム・レジストは、反応性イオ
ン・エッチング・プロセスの間その場所に残留し、エッ
チング・プロセスの間に浸食される(eroded away)。或
いは、エッチング・プロセスを実行する前に、レジスト
を除去することもできる。
【0027】硬質マスク層24が必要なのは、X線吸収
層20にパターンを形成するために必要なエッチング条
件にEビーム・レジストが、耐えられない場合にのみで
あることは、当業者は認めよう。したがって、Eビーム
・レジストが下層のX線吸収材料に十分な保護を与える
ことができる場合は、硬質マスク24は、本発明のプロ
セスでは任意の層となる。
【0028】図4に示すように、連続エッチング・プロ
セスによって、マスキング・パターン30を形成する。
マスキング・パターン30は、X線吸収層20の部分3
4を覆う硬質マスク層24の部分32を含む。連続エッ
チング・プロセスの間、エッチ・ストップ層14は、エ
ッチング種(etching species)がメンブレーン層12を
攻撃するのを防止する。
【0029】本発明によって製造されるX線マスクは、
放射状応力傾斜を低減したX線マスクを提供する。本発
明のプロセスは、特別な応力制御プロセスを実行する必
要性を避けつつ、低応力X線マスクを生成する。例え
ば、吸収体付着の間の背面側冷却、低電力付着、開口内
の付着等の現場での応力制御技法が回避される。更に、
窒化タンタル・シリコン(tantalum silicon nitride)の
吸収材料の場合、アニール温度より低い処理温度で、X
線吸収層の内部応力は安定している。
【0030】図4に示すX線マスクは、パターンの規定
にX線リソグラフィを用いる半導体素子の製造に、直接
用いることができる。図4に示すX線吸収マスクを直接
応用するためには不要であるが、吸収部分34を覆う硬
質マスク部分32は、X線吸収マスクを半導体素子の製
造に利用する前に、除去することができる。加えて、メ
ンブレーン12を覆うエッチ・ストップ層14の部分
も、使用の前に除去することができる。例えば、クロー
ム製硬質マスクの場合、エッチング・プロセスの間、含
塩素エッチング・ガスをメンブレーンの背面側冷却と組
み合わせて用いた反応性イオン・エッチングによって、
硬質マスク部分32を除去することができる。同様のエ
ッチング・プロセスを用いて、メンブレーン層12を覆
い、吸収部分34によって保護されていないエッチ・ス
トップ層14の部分を除去することもできる。別のエッ
チング・プロセスでは、硬質マスクの部分32とエッチ
・ストップ層14の部分とは、ウエット化学エッチング
・プロセスによって除去することができる。例えば、化
学的エッチング剤である窒化セリウム・アンモニウム(c
eric ammonium nitrate)を用いて、クローム製の硬質マ
スクおよびエッチ・ストップ材料を除去することができ
る。
【0031】本発明の別の実施例を図5に示す。この実
施例では、マスキング・パターン36は、メンブレーン
層12上に形成される。マスキング・パターン36は、
X線吸収部38と誘電体部40とを含む。誘電体部40
はマスキング・パターン36を規定するために用いられ
るEビーム・レジストの露出の間、電子の背後発散(bac
k scattering)を制限する。Eビーム・レジスト・プロ
セスは、前述のものと同様である。Eビーム・レジスト
の露出中、X線吸収部38を形成するために用いられる
X線吸収材料に存在する高原子重量元素によって、電子
の背後発散が発生する可能性がある。電子の背後発散
は、Eビーム・レジストの構造規定におけるばらつきの
原因となる。この問題は、密接した構造を含むレジスト
・パターンの部分では、特に厳しい。したがって、誘電
体部40によって、電子の背後発散に起因する、パター
ニングされたEビーム・レジストにおける線幅のばらつ
きを減少させるのである。
【0032】誘電体部40は、好ましくは、X線吸収層
をメンブレーン層12上に形成した後に、X線吸収層の
表面上に誘電体層を付着することによって形成される。
或いは、X線吸収層を酸化させることによって、誘電体
材料を形成することもできる。一旦誘電体層が形成され
たなら、Eビーム・レジスト(図示せず)を付着し、電
子ビーム・リソグラフィによるパターニングを行う。次
に、連続エッチング・プロセスを用いて、誘電体層およ
び下層のX線吸収層をエッチングする。更に別の処理方
法では、層をパターニングしてX線吸収部38を形成し
た後、X線吸収層を酸化させることによって、誘電体部
40を形成することができる。この場合、誘電体部40
は、X線吸収部38の全表面上にわたることになる。
【0033】別の実施例では、エッチ・ストップ層を用
いずに、メンブレーン層12をエッチ・ストップ層とし
て用いて、X線吸収層を直接エッチングする。しかしな
がら、必要であれば、前述と同様のエッチ・ストップ層
を設けて、メンブレーン層上でのエッチング種の攻撃を
防止することもできる。支持リング22および基板部2
8の製造に用いられるプロセス段階は、図4に示したX
線吸収マスクの製造に関して述べたものと同一である。
【0034】これ以上詳細に説明しなくとも、当業者
は、これまでの説明を用いて、本発明を最大限活用でき
るものと確信する。したがって、以下の好適な特定実施
例は、単なる例示として解釈されるべきであって、いか
なる意味でも以上の開示を限定するものではない。 例 Ta36Si14N50という化学量論式を有する窒化タンタ
ル・シリコン層を、窒化シリコン製メンブレーン層上
の、300オングストロームのクローム上に付着した。
カリフォルニア州サンホセのFrontier Semiconductor M
easurement が製造するFSM8800を用いて、レーザ偏向法
(laser deflection)によって、付着済みの窒化タンタル
・シリコンの内部応力を測定した。この技法を用いて、
内部応力が圧縮性のものであり、約5x109ダイン/c
m2の値を有することが判定された。RFマグネトロン
・スパッタリング装置内に実装されたTa5Si3ターゲ
ットを用いて、窒化タンタル・シリコン層をスパッタリ
ングによって付着した。スパッタリング装置は、直径1
8インチ、深さ12インチの付着室(deposition chambe
r)を有する。スパッタリング・プロセスを開始するため
に、付着室を2x10-7torrの圧力に減圧した。基準圧
力を維持しつつ、55.4sccmのアルゴンと4.6sccm
の窒素を付着室に導入した。付着の圧力を約10millit
orrに維持しつつ、300ワットのRF電力をターゲッ
トに印加した。約4000オングストロームの厚さを有
する窒化タンタル・シリコンを付着するのに十分な時間
期間にわたって、付着プロセスを実行した。
【0035】前述の付着方法を用いて、4000オング
ストロームの窒化タンタル・シリコン膜を有する一連の
基板を用意した。付着済み窒化タンタル・シリコン膜の
各々の応力量を、前述の方法を用いて測定した。次に、
ミズーリ州ローラにあるCostEffective Equipment, div
ision of Brewer Scienceが製造した従来のホット・プ
レートを用いて、各サンプルを所定温度でアニールし
た。全てのサンプルを20分の間アニールした。アニー
ル・プロセスに続いて、各窒化タンタル・シリコンの応
力を再び測定した。
【0036】前述の実験的手順によって得られた応力測
定データを図6のグラフに示す。このグラフは、アニー
ル温度を高くする程応力が徐々に減少することを示して
いる。データ点を用いてプロットされた最適な曲線(bes
t fitting curve)42は、実質的に応力のない窒化タン
タル・シリコン膜は約425℃のアニール温度で得られ
ることを示している。これらのデータが示すのは、本発
明によって製造され、約425℃の温度でアニールされ
た窒化タンタル・シリコン膜を有するX線吸収マスク
は、微細形状の歪みが大幅に減少したということであ
る。
【0037】以上の説明から、本発明によれば、先に記
載した利点を全て実現するX線吸収マスクを製造する方
法が提供されたことは明らかであろう。本発明の説明お
よび図示には、特定の例示実施例を参照したが、本発明
はかかる例示実施例に限定されるのではないことを意図
するものである。本発明の精神から逸脱することなく、
改造や変更が可能であることを当業者は認めるであろ
う。例えば、多数の室を備えた化学蒸着装置を用いて、
エッチ・ストップ層およびX線吸収層を連続的に付着す
ることができる。したがって、特許請求の範囲およびそ
の均等物に該当する、かかる改造や変更は全て本発明の
範疇に含まれることを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による、X線吸収マスク製造
の処理工程を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例による、X線吸収マスク製造
の処理工程を示す断面図。
【図3】本発明の一実施例による、X線吸収マスク製造
の処理工程を示す断面図。
【図4】本発明の一実施例による、X線吸収マスク製造
の処理工程を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例によって製造されたX線吸
収マスクを示す断面図。
【図6】本発明によって構成されたX線吸収層における
内部ストレスを、アニール温度の関数として表したグラ
フ。
【符号の説明】 10 シリコン基板 12 メンブレーン層 14 エッチ・ストップ層 16 表面 18 背面 20 X線吸収層 22 支持リング 24 硬質マスク層 25 絶縁層 26 メンブレーン面 30 マスキング・パターン 38 X線吸収部 40 誘電体部
フロントページの続き (72)発明者 ダグラス・ジェイ・レスニック アメリカ合衆国アリゾナ州フェニックス、 サウス・25ス・ウェイ14650

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子の製造に用いるためのX線吸収
    マスクの製造方法であって:表面(16)と背面(1
    8)とを有するシリコン基板(10)を用意する段階;
    前記表面(16)上にメンブレーン層(12)を形成す
    る段階;前記メンブレーン層を覆うようにX線吸収層
    (20)を形成する段階であって、HfまたはRe,F
    eW合金、TaFe合金、ならびに耐熱金属、シリコン
    および窒素からなる材料の少なくとも1つを含む材料か
    らなる群から選択されるアモルファス材料で前記X線吸
    収層(20)を 形成する段階;前記X線吸収層(2
    0)をアニールし、その中の内部応力を低減する段階;
    および前記X線吸収層をパターニングし、マスキング・
    パターン(30)を規定する段階;から成ることを特徴
    とする方法。
  2. 【請求項2】半導体素子の製造に用いるためのX線吸収
    マスクの製造方法であって:表面(16)と背面(1
    8)とを有するシリコン基板(10)を用意する段階;
    前記表面(16)上にメンブレーン層(12)を形成す
    る段階であって、前記メンブレーン層を、窒化シリコ
    ン、炭化シリコン、ドープされたシリコン、およびダイ
    アモンドから成る群から選択する段階;前記メンブレー
    ン層を覆うようにクロームの第1層(14)を付着する
    段階;前記第1クローム層(14)を覆うようにTaX
    SiyNz層(20)を形成する段階であって、xは20
    から99までの実数、yは0から80までの実数、zは
    0から80までの実数であり、x,y,zの合計は10
    0とする段階;前記TaxSiyNz層(20)を覆うよ
    うにクロームの第2層(24)を付着する段階;前記T
    axSiyNz層(20)をアニールし、その中の内部応
    力を低減する段階;および前記第2クローム層(24)
    およびTaxSiyNz層(20)をパターニングして、
    マスキング・パターン(30)を規定する段階;から成
    ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】半導体素子の製造に用いるためのX線吸収
    マスクの製造方法であって:表面(16)と背面(1
    8)とを有するシリコン基板(10)を用意する段階;
    前記表面(16)上にメンブレーン層(12)を形成す
    る段階;前記メンブレーン層を覆うようにX線吸収層
    (20)を形成する段階であって、該X線吸収層はAx
    ByNzという式で表され、ここでAはTa,Ti,R
    eから成る群から選択され、BはSiおよびWから成る
    群から選択され、Nは窒素であり、x,y,zは正の整
    数である段階;前記X線吸収層(20)をアニールし、
    その中の内部応力を低減する段階;および前記X線吸収
    層(20)をパターニングして、マスキング・パターン
    (30)を規定する段階;から成ることを特徴とする方
    法。
JP21128795A 1994-08-01 1995-07-28 X線吸収マスクの製造方法 Pending JPH0864524A (ja)

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