JPH0864827A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0864827A JPH0864827A JP6198151A JP19815194A JPH0864827A JP H0864827 A JPH0864827 A JP H0864827A JP 6198151 A JP6198151 A JP 6198151A JP 19815194 A JP19815194 A JP 19815194A JP H0864827 A JPH0864827 A JP H0864827A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】支持基板上に絶縁膜を介して半導体膜,ゲート
絶縁膜、及び単結晶半導体超薄膜が順に構成された半導
体基板を用意する。基板の主表面上に第二のゲート絶縁
膜を介して形成された上部ゲート電極の加工に於いて、
第二のゲート絶縁膜,単結晶半導体超薄膜,ゲート絶縁
膜、及び半導体膜も同一マスクにより一括加工し、単結
晶半導体超薄膜の上下にゲート電極を構成する。各ゲー
ト電極の側壁は濃度差酸化法を用いて絶縁膜をゲート電
極と自己整合で形成し、単結晶半導体超薄膜の側壁から
ソース,ドレイン引出し電極を介してソース,ドレイン
拡散層を構成する。 【効果】ゲート・ソース,ドレイン間重畳容量の低減,
ゲート間合わせずれ解消による動作特性のばらつき改
善,位置合せ余裕解消による素子寸法の微細化,製造工
程数の低減が図れる。
絶縁膜、及び単結晶半導体超薄膜が順に構成された半導
体基板を用意する。基板の主表面上に第二のゲート絶縁
膜を介して形成された上部ゲート電極の加工に於いて、
第二のゲート絶縁膜,単結晶半導体超薄膜,ゲート絶縁
膜、及び半導体膜も同一マスクにより一括加工し、単結
晶半導体超薄膜の上下にゲート電極を構成する。各ゲー
ト電極の側壁は濃度差酸化法を用いて絶縁膜をゲート電
極と自己整合で形成し、単結晶半導体超薄膜の側壁から
ソース,ドレイン引出し電極を介してソース,ドレイン
拡散層を構成する。 【効果】ゲート・ソース,ドレイン間重畳容量の低減,
ゲート間合わせずれ解消による動作特性のばらつき改
善,位置合せ余裕解消による素子寸法の微細化,製造工
程数の低減が図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁膜上に構成された半
導体装置及びその製造方法に係り、特に、電流駆動能力
に優れた超薄膜二重ゲート構造MOS型トランジスタと
その製造方法に関する。
導体装置及びその製造方法に係り、特に、電流駆動能力
に優れた超薄膜二重ゲート構造MOS型トランジスタと
その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に絶縁膜を介して構成され
た単結晶超薄膜にトランジスタを形成する技術はSOI
技術と称されており公知である。特に、単結晶超薄膜を
薄いゲート絶縁膜を介して上下から挾むようにゲート電
極を配置した構造も二重ゲート構造と称されて公知であ
る。
た単結晶超薄膜にトランジスタを形成する技術はSOI
技術と称されており公知である。特に、単結晶超薄膜を
薄いゲート絶縁膜を介して上下から挾むようにゲート電
極を配置した構造も二重ゲート構造と称されて公知であ
る。
【0003】図2は上記二重ゲート構造を有する半導体
装置の断面構造を示す。図に於いて、1は半導体基板、
2は埋込み絶縁膜、50は単結晶超薄膜であり、絶縁膜
24及び90を介して第一のゲート電極140と第二の
ゲート電極110により挾まれる構成となっている。9
0は素子間分離絶縁膜、180,190は単結晶超薄膜
50内に形成されたソース拡散層及びドレイン拡散層で
あり、25及び26はソース電極及びドレイン電極であ
る。
装置の断面構造を示す。図に於いて、1は半導体基板、
2は埋込み絶縁膜、50は単結晶超薄膜であり、絶縁膜
24及び90を介して第一のゲート電極140と第二の
ゲート電極110により挾まれる構成となっている。9
0は素子間分離絶縁膜、180,190は単結晶超薄膜
50内に形成されたソース拡散層及びドレイン拡散層で
あり、25及び26はソース電極及びドレイン電極であ
る。
【0004】上記構造は素子間分離絶縁膜90,第一の
ゲート絶縁膜及び第一のゲート電極140、更には厚い
半導体膜又は絶縁膜91までを半導体基板50に形成
し、厚い半導体膜又は絶縁膜91表面を平坦化研磨し、
ウエハ貼合せ技術により絶縁膜2が表面に形成された別
の半導体基板1と貼合せる技術に基づいている。貼合せ
工程の後、半導体基板50の裏面側から研削,研磨によ
り素子間分離絶縁膜90の裏面で規定される厚さまで薄
膜化し、単結晶超薄膜50を形成している。
ゲート絶縁膜及び第一のゲート電極140、更には厚い
半導体膜又は絶縁膜91までを半導体基板50に形成
し、厚い半導体膜又は絶縁膜91表面を平坦化研磨し、
ウエハ貼合せ技術により絶縁膜2が表面に形成された別
の半導体基板1と貼合せる技術に基づいている。貼合せ
工程の後、半導体基板50の裏面側から研削,研磨によ
り素子間分離絶縁膜90の裏面で規定される厚さまで薄
膜化し、単結晶超薄膜50を形成している。
【0005】この工程により形成した単結晶超薄膜50
領域に第二のゲート電極110,ソース拡散層180,
ドレイン拡散層190等を従来製造工程に基づいて形成
している。上記の従来製造方法に基づく超薄膜二重ゲー
ト構造トランジスタにおいては半導体基板に製造された
通常トランジスタに比べて2倍以上の大電流化が可能で
ある。
領域に第二のゲート電極110,ソース拡散層180,
ドレイン拡散層190等を従来製造工程に基づいて形成
している。上記の従来製造方法に基づく超薄膜二重ゲー
ト構造トランジスタにおいては半導体基板に製造された
通常トランジスタに比べて2倍以上の大電流化が可能で
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の二重ゲートトラ
ンジスタは製造方法からも明らかなように、第二のゲー
ト電極110は第一のゲート電極140に位置合せして
別途に形成されるためゲート電極間の位置ずれが避けら
れなかった。特に、ソース,ドレイン拡散層180、及び
190は第二のゲート電極110をマスクとして超薄膜
50に導入するため、ソース,ドレイン拡散層180、
及び190と第一のゲート電極間の寄生容量が上記位置
ずれに従って、ばらつき、このためトランジスタの動特
性がばらつくという欠点があった。
ンジスタは製造方法からも明らかなように、第二のゲー
ト電極110は第一のゲート電極140に位置合せして
別途に形成されるためゲート電極間の位置ずれが避けら
れなかった。特に、ソース,ドレイン拡散層180、及び
190は第二のゲート電極110をマスクとして超薄膜
50に導入するため、ソース,ドレイン拡散層180、
及び190と第一のゲート電極間の寄生容量が上記位置
ずれに従って、ばらつき、このためトランジスタの動特
性がばらつくという欠点があった。
【0007】MOSトランジスタの基本動作速度はCを
寄生容量,Vを電源電圧,Iをソース・ドレイン電流と
するとC・V/Iに比例するが、二重ゲートトランジス
タではゲート容量の倍増とソース,ドレイン拡散層18
0、及び190と第一のゲート電極間寄生容量の増加の
ために駆動電流増加の特徴も基本動作速度向上の効果は
小さかった。更に、この構造ではゲート電極形成が二回
にわたり、さらに製造工程途中にパターン付きウエハの
貼合せ(貼合せ強度向上のための高温熱処理工程を含
む)と研削,研磨工程等従来の半導体装置製造工程に比
べて清浄でない製造工程を経過せねばならず、通常のト
ランジスタに比べて製造工程数の増加が避けられなかっ
た。これにより製造原価の上昇と良品歩留りの低下が避
けられなかった。
寄生容量,Vを電源電圧,Iをソース・ドレイン電流と
するとC・V/Iに比例するが、二重ゲートトランジス
タではゲート容量の倍増とソース,ドレイン拡散層18
0、及び190と第一のゲート電極間寄生容量の増加の
ために駆動電流増加の特徴も基本動作速度向上の効果は
小さかった。更に、この構造ではゲート電極形成が二回
にわたり、さらに製造工程途中にパターン付きウエハの
貼合せ(貼合せ強度向上のための高温熱処理工程を含
む)と研削,研磨工程等従来の半導体装置製造工程に比
べて清浄でない製造工程を経過せねばならず、通常のト
ランジスタに比べて製造工程数の増加が避けられなかっ
た。これにより製造原価の上昇と良品歩留りの低下が避
けられなかった。
【0008】特にパターン付きウエハの貼合せ工程は、
半導体表面に絶縁膜等が形成された反りの状態が異なる
二枚のウエハを貼合せるため、パターン歪が避けられ
ず、位置合わせで重大な支障が生じる欠点があった。
半導体表面に絶縁膜等が形成された反りの状態が異なる
二枚のウエハを貼合せるため、パターン歪が避けられ
ず、位置合わせで重大な支障が生じる欠点があった。
【0009】また、従来の二重ゲートトランジスタの他
の欠点は、ゲート直下からソース電極までの電流経路が
超薄膜の膜厚で規定されるため、チャネルコンダクタン
スの増加の特徴が大きなソース直列抵抗のため阻害され
る欠点を有していた。
の欠点は、ゲート直下からソース電極までの電流経路が
超薄膜の膜厚で規定されるため、チャネルコンダクタン
スの増加の特徴が大きなソース直列抵抗のため阻害され
る欠点を有していた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明においては、超薄
膜二重ゲートトランジスタの上記した欠点を解消するた
め、支持基板の上に絶縁膜,半導体薄膜,薄い第一のゲ
ート絶縁膜,単結晶超薄膜が順に構成された多層構造半
導体基板を準備する。上記基板の単結晶超薄膜に通常の
MOSトランジスタの製造方法に基づき、第二のゲート
絶縁膜,ゲート電極を形成し、引き続いてゲート電極加
工マスクのまま第二のゲート絶縁膜,単結晶超薄膜,第
一のゲート絶縁膜、更には半導体薄膜をパターニングし
て第一のゲート電極を形成する。
膜二重ゲートトランジスタの上記した欠点を解消するた
め、支持基板の上に絶縁膜,半導体薄膜,薄い第一のゲ
ート絶縁膜,単結晶超薄膜が順に構成された多層構造半
導体基板を準備する。上記基板の単結晶超薄膜に通常の
MOSトランジスタの製造方法に基づき、第二のゲート
絶縁膜,ゲート電極を形成し、引き続いてゲート電極加
工マスクのまま第二のゲート絶縁膜,単結晶超薄膜,第
一のゲート絶縁膜、更には半導体薄膜をパターニングし
て第一のゲート電極を形成する。
【0011】尚、半導体薄膜の上記パターニングに先だ
って、少なくとも単結晶超薄膜の側面部を覆うように薄
い側壁絶縁膜を構成させる。半導体薄膜のパターニング
の後、側壁絶縁膜をマスクとして第一のゲート電極の側
壁から不純物を拡散により導入して低抵抗化させる。同
時に第二のゲート電極も上部から不純物を導入して低抵
抗化してもよい。その後、単結晶超薄膜の側面部の絶縁
膜を除去してから湿式熱酸化法により第一及び第二のゲ
ート電極の露出部に厚い酸化膜を、単結晶超薄膜の側面
部には薄い酸化膜を形成する。
って、少なくとも単結晶超薄膜の側面部を覆うように薄
い側壁絶縁膜を構成させる。半導体薄膜のパターニング
の後、側壁絶縁膜をマスクとして第一のゲート電極の側
壁から不純物を拡散により導入して低抵抗化させる。同
時に第二のゲート電極も上部から不純物を導入して低抵
抗化してもよい。その後、単結晶超薄膜の側面部の絶縁
膜を除去してから湿式熱酸化法により第一及び第二のゲ
ート電極の露出部に厚い酸化膜を、単結晶超薄膜の側面
部には薄い酸化膜を形成する。
【0012】単結晶超薄膜の側面部の薄い酸化膜膜厚分
をエッチング除去すると第一及び第二のゲート電極部に
のみ自己整合的に絶縁膜が残置される。この状態より不
純物が高濃度に添加された半導体薄膜を全面に堆積し、
その後の熱処理により単結晶超薄膜の側面から不純物を
拡散させてソース,ドレイン拡散層を形成する。その
後、不純物が高濃度に添加された半導体薄膜をパターニ
ングしてソース,ドレイン引出し電極とする。最後に絶
縁膜の堆積と所望箇所への開口、更には配線金属膜の堆
積とそのパターニングによりソース,ドレイン電極等を
形成すれば良い。尚、第一及び第二のゲート電極の露出
部に厚い酸化膜が選択的に形成される現象は高濃度に不
純物が添加された半導体領域で増速酸化が行われる現象
に基づく。
をエッチング除去すると第一及び第二のゲート電極部に
のみ自己整合的に絶縁膜が残置される。この状態より不
純物が高濃度に添加された半導体薄膜を全面に堆積し、
その後の熱処理により単結晶超薄膜の側面から不純物を
拡散させてソース,ドレイン拡散層を形成する。その
後、不純物が高濃度に添加された半導体薄膜をパターニ
ングしてソース,ドレイン引出し電極とする。最後に絶
縁膜の堆積と所望箇所への開口、更には配線金属膜の堆
積とそのパターニングによりソース,ドレイン電極等を
形成すれば良い。尚、第一及び第二のゲート電極の露出
部に厚い酸化膜が選択的に形成される現象は高濃度に不
純物が添加された半導体領域で増速酸化が行われる現象
に基づく。
【0013】
【作用】上記手法に基づけば超薄膜下部に配置される第
一のゲート電極と単結晶超薄膜及び第二のゲート電極は
同一マスクにより自己整合の関係で構成されるのでソー
ス,ドレイン拡散層と第一のゲート電極間の寄生容量の
ばらつきは本質的に解消される。上記手法に基づけば、
製造工程数も通常のMOSトランジスタと同等であり、
通常のMOSトランジスタ製造における微細化技術がそ
のまま適用できるばかりでなく、従来の二重ゲートトラ
ンジスタの製造に比べて製造工程数の低減が可能とな
る。その上、製造工程途中に研削,研磨等の清浄でない
工程を使用せずにすむ。従って、製造原価の上昇を伴う
ことなく大電流特性に優れ、超高速動作が可能な微細な
トランジスタを実現することができる。
一のゲート電極と単結晶超薄膜及び第二のゲート電極は
同一マスクにより自己整合の関係で構成されるのでソー
ス,ドレイン拡散層と第一のゲート電極間の寄生容量の
ばらつきは本質的に解消される。上記手法に基づけば、
製造工程数も通常のMOSトランジスタと同等であり、
通常のMOSトランジスタ製造における微細化技術がそ
のまま適用できるばかりでなく、従来の二重ゲートトラ
ンジスタの製造に比べて製造工程数の低減が可能とな
る。その上、製造工程途中に研削,研磨等の清浄でない
工程を使用せずにすむ。従って、製造原価の上昇を伴う
ことなく大電流特性に優れ、超高速動作が可能な微細な
トランジスタを実現することができる。
【0014】更に、本発明に基づけば第一及び第二のゲ
ート電極寸法ばかりでなくその側壁に形成する絶縁膜の
膜厚も同一製造工程で同一条件で形成可能となり、寄生
容量低減が容易となる。側壁絶縁膜の形成で、第一及び
第二のゲート絶縁膜に着目すると、超薄膜端部からの酸
化が進行するため端部では内部に較べて膜厚が厚く構成
される現象も付加される。これにより超薄膜端部に構成
されるソース,ドレイン拡散層と第一、及び第二のゲー
ト電極の重畳部におけるゲート絶縁膜膜厚を選択的に厚
く構成できる。従って、ゲート端で通常問題となるソー
ス・ゲート間短絡不良等の不良発生を低減でき、且つ、
ソース・ゲート及びドレイン・ゲート間重畳寄生容量も
低減できる効果がある。即ち、信頼性に優れ、且つ、高
速動作特性を有する二重ゲートトランジスタを提供する
ことができる。
ート電極寸法ばかりでなくその側壁に形成する絶縁膜の
膜厚も同一製造工程で同一条件で形成可能となり、寄生
容量低減が容易となる。側壁絶縁膜の形成で、第一及び
第二のゲート絶縁膜に着目すると、超薄膜端部からの酸
化が進行するため端部では内部に較べて膜厚が厚く構成
される現象も付加される。これにより超薄膜端部に構成
されるソース,ドレイン拡散層と第一、及び第二のゲー
ト電極の重畳部におけるゲート絶縁膜膜厚を選択的に厚
く構成できる。従って、ゲート端で通常問題となるソー
ス・ゲート間短絡不良等の不良発生を低減でき、且つ、
ソース・ゲート及びドレイン・ゲート間重畳寄生容量も
低減できる効果がある。即ち、信頼性に優れ、且つ、高
速動作特性を有する二重ゲートトランジスタを提供する
ことができる。
【0015】更に、本発明ではソース抵抗として作用す
るゲート電極端部から金属配線との接続までをトランジ
スタが形成される単結晶超薄膜の膜厚に制限されること
なく十分に厚い別の半導体膜,金属膜、あるいは金属珪
化膜で構成できるので従来二重ゲート構造トランジスタ
のソース抵抗が活性層を構成する超薄膜半導体の膜厚で
制限されて低減できず、結果的に大電流化上の障害とな
っていた欠点を解消できる効果もある。
るゲート電極端部から金属配線との接続までをトランジ
スタが形成される単結晶超薄膜の膜厚に制限されること
なく十分に厚い別の半導体膜,金属膜、あるいは金属珪
化膜で構成できるので従来二重ゲート構造トランジスタ
のソース抵抗が活性層を構成する超薄膜半導体の膜厚で
制限されて低減できず、結果的に大電流化上の障害とな
っていた欠点を解消できる効果もある。
【0016】
(実施例1)図1は実施例1に基づく半導体装置の断面
図、図3から図10は実施例1に基づく半導体装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図3以下では、埋込
絶縁膜2底部の支持基板1の図示を省略している。
図、図3から図10は実施例1に基づく半導体装置の製
造工程を示す断面図である。なお、図3以下では、埋込
絶縁膜2底部の支持基板1の図示を省略している。
【0017】各図で、左側はトランジスタのゲート長方
向断面を、右側にはゲート幅方向断面を示す。半導体基
板よりなる支持基板1上に順に500nm厚のシリコン
(Si)熱酸化膜よりなる埋込絶縁膜2,300nm厚
のSi膜3,5nm厚のSi熱酸化膜よりなる第一のゲ
ート絶縁膜4、及び100nm厚のSi単結晶超薄膜5
が構成された多層半導体基板を用意する。多層半導体基
板は絶縁膜2が主表面に形成された第一の単結晶Si基
板と主表面にゲート絶縁膜4、及びSi膜3が順次形成
された第二の単結晶Si基板とを直接貼合せ法により接
着させ、1100℃程度の高温熱処理により結合強度を
高めた後、第一のSi基板の裏面側から研削、及び研磨
により略薄層化した後、層厚分布を補正するように局所
エッチングを施して超薄膜化して形成する。
向断面を、右側にはゲート幅方向断面を示す。半導体基
板よりなる支持基板1上に順に500nm厚のシリコン
(Si)熱酸化膜よりなる埋込絶縁膜2,300nm厚
のSi膜3,5nm厚のSi熱酸化膜よりなる第一のゲ
ート絶縁膜4、及び100nm厚のSi単結晶超薄膜5
が構成された多層半導体基板を用意する。多層半導体基
板は絶縁膜2が主表面に形成された第一の単結晶Si基
板と主表面にゲート絶縁膜4、及びSi膜3が順次形成
された第二の単結晶Si基板とを直接貼合せ法により接
着させ、1100℃程度の高温熱処理により結合強度を
高めた後、第一のSi基板の裏面側から研削、及び研磨
により略薄層化した後、層厚分布を補正するように局所
エッチングを施して超薄膜化して形成する。
【0018】上記多層半導体基板で、Si膜3には高濃
度の燐、又は硼素等の不純物を高濃度に添加し、低抵抗
化したものであってもよい。更に、第一のゲート絶縁膜
4はSi酸化膜ではなく、例えば、酸化膜を窒化した窒
化酸化膜、あるいはSi窒化膜、その他の堆積絶縁膜で
あってもよい。尚、多層半導体基板の製造方法はこの手
法に基づく方法に限定されることなく、例えば、酸素イ
オン注入法により半導体基板の所定深さ位置に所望膜厚
の酸化膜を形成する手法に基づいてもよい(図3)。
度の燐、又は硼素等の不純物を高濃度に添加し、低抵抗
化したものであってもよい。更に、第一のゲート絶縁膜
4はSi酸化膜ではなく、例えば、酸化膜を窒化した窒
化酸化膜、あるいはSi窒化膜、その他の堆積絶縁膜で
あってもよい。尚、多層半導体基板の製造方法はこの手
法に基づく方法に限定されることなく、例えば、酸素イ
オン注入法により半導体基板の所定深さ位置に所望膜厚
の酸化膜を形成する手法に基づいてもよい(図3)。
【0019】図3で示される多層半導体基板の単結晶S
i超薄膜5の表面の薄いSi酸化膜6とSi窒化膜7か
らなる積層膜を形成し、所望領域に選択的に残置するよ
うにパターニングしてから積層膜をマスクにして5×1
015/cm2 の燐をSi膜3にイオン注入し、その後の熱
処理により低抵抗Si膜領域8を形成した(図4)。
i超薄膜5の表面の薄いSi酸化膜6とSi窒化膜7か
らなる積層膜を形成し、所望領域に選択的に残置するよ
うにパターニングしてから積層膜をマスクにして5×1
015/cm2 の燐をSi膜3にイオン注入し、その後の熱
処理により低抵抗Si膜領域8を形成した(図4)。
【0020】図4の状態からSi窒化膜7を酸化マスク
とする選択酸化を施して露出されているSi超薄膜5側
面、及び低抵抗Si膜領域8表面に50nm厚の酸化膜
9を形成してから薄いSi酸化膜6とSi窒化膜7から
なる積層膜を選択的に除去した。この状態から露出され
ているSi超薄膜5の表面に改めて5nm厚の熱酸化膜
を形成して第二のゲート絶縁膜10を形成した。その
後、後述する第一のゲート電極と第二のゲート電極の接
続のための開口を酸化膜9の所望箇所に形成した(図
5)。
とする選択酸化を施して露出されているSi超薄膜5側
面、及び低抵抗Si膜領域8表面に50nm厚の酸化膜
9を形成してから薄いSi酸化膜6とSi窒化膜7から
なる積層膜を選択的に除去した。この状態から露出され
ているSi超薄膜5の表面に改めて5nm厚の熱酸化膜
を形成して第二のゲート絶縁膜10を形成した。その
後、後述する第一のゲート電極と第二のゲート電極の接
続のための開口を酸化膜9の所望箇所に形成した(図
5)。
【0021】図5の状態より化学気相反応による300
nm厚のSi膜と100nm厚のSi酸化膜を堆積し、
そのパターニングにより最小寸法200nm幅の第二の
ゲート電極12、及びゲート保護絶縁膜13を形成し
た。Si膜には堆積時に高濃度の不純物を添加しても良
い(図6)。
nm厚のSi膜と100nm厚のSi酸化膜を堆積し、
そのパターニングにより最小寸法200nm幅の第二の
ゲート電極12、及びゲート保護絶縁膜13を形成し
た。Si膜には堆積時に高濃度の不純物を添加しても良
い(図6)。
【0022】図6の状態より第二のゲート絶縁膜10と
Si超薄膜5、及び酸化膜9ををゲート保護絶縁膜13
をマスクとして異方性ドライエッチングにより加工し
た。その後、10nm厚のSi窒化膜を全面に堆積して
から異方性ドライエッチングにより平坦部分のSi窒化
膜を選択的に除去して第二のゲート電極12、及びSi
超薄膜5の側壁部にのみSi窒化膜14を残置させた
(図7)。
Si超薄膜5、及び酸化膜9ををゲート保護絶縁膜13
をマスクとして異方性ドライエッチングにより加工し
た。その後、10nm厚のSi窒化膜を全面に堆積して
から異方性ドライエッチングにより平坦部分のSi窒化
膜を選択的に除去して第二のゲート電極12、及びSi
超薄膜5の側壁部にのみSi窒化膜14を残置させた
(図7)。
【0023】図7の状態から残置しているゲート保護絶
縁膜13をマスクとして異方性ドライエッチングを施
し、Si膜3を略垂直加工して第一のゲート電極15を
パターニングした。その後、ゲート保護絶縁膜13を除
去してからSi窒化膜14を拡散阻止マスクとして露出
されている第一のゲート電極15の側壁から、また第二
のゲート電極12の上部からPOCl3 を拡散源する燐
の拡散を行い、第一のゲート電極15を低抵抗化させた
(図8)。
縁膜13をマスクとして異方性ドライエッチングを施
し、Si膜3を略垂直加工して第一のゲート電極15を
パターニングした。その後、ゲート保護絶縁膜13を除
去してからSi窒化膜14を拡散阻止マスクとして露出
されている第一のゲート電極15の側壁から、また第二
のゲート電極12の上部からPOCl3 を拡散源する燐
の拡散を行い、第一のゲート電極15を低抵抗化させた
(図8)。
【0024】図8の状態からSi窒化膜14を選択的に
除去し、第一のゲート電極15と単結晶Si超薄膜5の
側壁、及び第二のゲート電極12の上面と側壁面を露出
させた。続いて、酸化温度800℃の湿式熱酸化法によ
り露出面に酸化膜を形成してゲート側壁絶縁膜16とし
た。湿式熱酸化で、燐が高濃度に添加された第一のゲー
ト電極15、及び第二のゲート電極12の露出面には1
50nm厚の酸化膜を形成したが低不純物濃度の単結晶
Si超薄膜5の側壁には15nmの酸化膜が形成された
だけであった。その後、単結晶Si超薄膜5の側壁に形
成された酸化膜を水で稀釈したフッ化水素(HF)溶液
で完全に除去したが、この工程により第一のゲート電極
15、及び第二のゲート電極12の側壁絶縁膜の膜厚は
120nmとなった。この状態より燐が高濃度に添加さ
れた低抵抗Si膜17を300nmの厚さで堆積し、そ
の後の熱処理により単結晶Si超薄膜5の側壁部に高濃
度のn型ソース拡散層18、及びドレイン拡散層19を
形成させた(図9)。
除去し、第一のゲート電極15と単結晶Si超薄膜5の
側壁、及び第二のゲート電極12の上面と側壁面を露出
させた。続いて、酸化温度800℃の湿式熱酸化法によ
り露出面に酸化膜を形成してゲート側壁絶縁膜16とし
た。湿式熱酸化で、燐が高濃度に添加された第一のゲー
ト電極15、及び第二のゲート電極12の露出面には1
50nm厚の酸化膜を形成したが低不純物濃度の単結晶
Si超薄膜5の側壁には15nmの酸化膜が形成された
だけであった。その後、単結晶Si超薄膜5の側壁に形
成された酸化膜を水で稀釈したフッ化水素(HF)溶液
で完全に除去したが、この工程により第一のゲート電極
15、及び第二のゲート電極12の側壁絶縁膜の膜厚は
120nmとなった。この状態より燐が高濃度に添加さ
れた低抵抗Si膜17を300nmの厚さで堆積し、そ
の後の熱処理により単結晶Si超薄膜5の側壁部に高濃
度のn型ソース拡散層18、及びドレイン拡散層19を
形成させた(図9)。
【0025】図9の状態から第二のゲート電極12のパ
ターンを800nm太らせた相似形状の白黒反転マスク
により第二のゲート電極12上面と上面がほぼ一致する
ごとき厚さのレジスト膜パターン20を第二のゲート電
極12から略一定距離になるように配置してからレジス
ト膜パターン20と第二のゲート電極12以外の凹部を
埋めるように第二のレジスト膜21を塗布して表面を平
坦化させた。
ターンを800nm太らせた相似形状の白黒反転マスク
により第二のゲート電極12上面と上面がほぼ一致する
ごとき厚さのレジスト膜パターン20を第二のゲート電
極12から略一定距離になるように配置してからレジス
ト膜パターン20と第二のゲート電極12以外の凹部を
埋めるように第二のレジスト膜21を塗布して表面を平
坦化させた。
【0026】続いて、第二のレジスト膜21表面からレ
ジスト膜をドライエッチングにより均一に除去して第二
のゲート電極上の低抵抗Si膜17面を露出させた。続
いて、等方性ドライエッチングにより低抵抗Si膜17
をその略膜厚分だけエッチングした。この工程により低
抵抗Si膜17は第二のゲート電極12上で選択的に除
去される(図10)。
ジスト膜をドライエッチングにより均一に除去して第二
のゲート電極上の低抵抗Si膜17面を露出させた。続
いて、等方性ドライエッチングにより低抵抗Si膜17
をその略膜厚分だけエッチングした。この工程により低
抵抗Si膜17は第二のゲート電極12上で選択的に除
去される(図10)。
【0027】図10の状態からレジスト膜パターン2
0、及びレジスト膜21を全面的に除去してから低抵抗
Si膜17をパターニングしてソース引出し電極22と
ドレイン引出し電極23を形成した。尚、図10で示し
た第二のゲート電極12上の低抵抗Si膜17の除去工
程を省略し、ソース引出し電極22とドレイン引出し電
極23の形成工程で第二のゲート電極12上のSi膜1
7を除去しても何らさしつかえない。ソース引出し電極
22とドレイン引出し電極23の形成の後、全面に配線
層間絶縁膜24を堆積し、その所望箇所に開口を施して
からAlを主材料とする金属膜を蒸着とそのパターニン
グによりソース金属配線25,ドレイン金属配線26,
ゲート金属配線27を含む配線層を形成した(図1)。
0、及びレジスト膜21を全面的に除去してから低抵抗
Si膜17をパターニングしてソース引出し電極22と
ドレイン引出し電極23を形成した。尚、図10で示し
た第二のゲート電極12上の低抵抗Si膜17の除去工
程を省略し、ソース引出し電極22とドレイン引出し電
極23の形成工程で第二のゲート電極12上のSi膜1
7を除去しても何らさしつかえない。ソース引出し電極
22とドレイン引出し電極23の形成の後、全面に配線
層間絶縁膜24を堆積し、その所望箇所に開口を施して
からAlを主材料とする金属膜を蒸着とそのパターニン
グによりソース金属配線25,ドレイン金属配線26,
ゲート金属配線27を含む配線層を形成した(図1)。
【0028】製造工程順に従って製造された本実施例の
半導体装置では、10nm以下と極めて薄い単結晶半導
体薄膜をゲート絶縁膜を介して上下から挟みこむように
二つのゲート電極で制御する二重ゲート完全空乏型MO
Sトランジスタに関し、上部のゲート電極12,チャネ
ルを構成する超薄膜単結晶半導体層5、及び下部のゲー
ト電極15を同一断面形状で且つ、自己整合の関係で構
成できる。この構成で、ソース,ドレイン拡散領域18
及び19は超薄膜単結晶半導体層5の側壁から導入され
るため、ソース,ドレイン拡散層18及び19が上下の
各々のゲート電極と重畳する面積も自己整合の関係で一
義的に決定される。これにより上下のゲート電極が自己
整合でなく構成されていた従来の二重ゲート構造に於い
て、上部ゲート電極を拡散素子マスクとして導入された
ソース,ドレイン拡散層は下部ゲート電極との重畳面積
が素子ごとにばらつき入出力容量が特定できなかった欠
点、更に最悪の場合はソース,ドレイン領域と下部ゲー
ト電極が重畳せず、いわゆる、オフセット領域が形成さ
れて下部ゲート電極の効果が変動することに起因する電
流の低減、又はばらつき等の問題を本質的に解消するこ
とができた。
半導体装置では、10nm以下と極めて薄い単結晶半導
体薄膜をゲート絶縁膜を介して上下から挟みこむように
二つのゲート電極で制御する二重ゲート完全空乏型MO
Sトランジスタに関し、上部のゲート電極12,チャネ
ルを構成する超薄膜単結晶半導体層5、及び下部のゲー
ト電極15を同一断面形状で且つ、自己整合の関係で構
成できる。この構成で、ソース,ドレイン拡散領域18
及び19は超薄膜単結晶半導体層5の側壁から導入され
るため、ソース,ドレイン拡散層18及び19が上下の
各々のゲート電極と重畳する面積も自己整合の関係で一
義的に決定される。これにより上下のゲート電極が自己
整合でなく構成されていた従来の二重ゲート構造に於い
て、上部ゲート電極を拡散素子マスクとして導入された
ソース,ドレイン拡散層は下部ゲート電極との重畳面積
が素子ごとにばらつき入出力容量が特定できなかった欠
点、更に最悪の場合はソース,ドレイン領域と下部ゲー
ト電極が重畳せず、いわゆる、オフセット領域が形成さ
れて下部ゲート電極の効果が変動することに起因する電
流の低減、又はばらつき等の問題を本質的に解消するこ
とができた。
【0029】本実施例に基づく半導体装置に於いて、単
結晶半導体超薄膜4は第一のゲート電極15及び第二の
ゲート電極16と同一マスクにより自己整合の関係でパ
ターニングされ、且つ第一のゲート電極15及び第二の
ゲート電極16の側壁には高不純物濃度領域での形成膜
厚が低不純物濃度領域上の10倍以上に達する濃度差酸
化法を利用して形成できる。側壁絶縁膜16の形成は一
度の湿式低温酸化と単結晶半導体超薄膜4の側壁に形成
された薄い酸化膜の除去により実現でき、第一のゲート
電極15及び第二のゲート電極16と自己整合的に構成
される。従って、複数工程による従来の側壁絶縁膜の形
成法に比べて製造工程が簡略化され、膜厚ばらつきの低
減、及びチャネル長等の精密制御が可能となった。
結晶半導体超薄膜4は第一のゲート電極15及び第二の
ゲート電極16と同一マスクにより自己整合の関係でパ
ターニングされ、且つ第一のゲート電極15及び第二の
ゲート電極16の側壁には高不純物濃度領域での形成膜
厚が低不純物濃度領域上の10倍以上に達する濃度差酸
化法を利用して形成できる。側壁絶縁膜16の形成は一
度の湿式低温酸化と単結晶半導体超薄膜4の側壁に形成
された薄い酸化膜の除去により実現でき、第一のゲート
電極15及び第二のゲート電極16と自己整合的に構成
される。従って、複数工程による従来の側壁絶縁膜の形
成法に比べて製造工程が簡略化され、膜厚ばらつきの低
減、及びチャネル長等の精密制御が可能となった。
【0030】本実施例に基づく半導体装置では、側壁絶
縁膜の形成に堆積絶縁膜を用いることなく、リソグラフ
技術で決定される最小寸法で加工したゲート電極の側壁
を熱酸化させて形成した絶縁膜を残置させている。従っ
て、ゲート電極の寸法は更に微細化することが可能とな
り、最新鋭の製造装置を用いることなく大電流,高速動
作に適した超微細半導体装置を従来装置で実現すること
が可能となった。
縁膜の形成に堆積絶縁膜を用いることなく、リソグラフ
技術で決定される最小寸法で加工したゲート電極の側壁
を熱酸化させて形成した絶縁膜を残置させている。従っ
て、ゲート電極の寸法は更に微細化することが可能とな
り、最新鋭の製造装置を用いることなく大電流,高速動
作に適した超微細半導体装置を従来装置で実現すること
が可能となった。
【0031】更に本実施例に基づく半導体装置に於いて
はソース,ドレイン拡散層18及び19を導入すべき単
結晶超薄膜5幅はゲート側壁絶縁膜16の形成に基づ
き、ゲート電極12及び15の幅より大きく構成され、
単結晶超薄膜5端部はゲート側壁絶縁膜16に挟まれた
領域に一致するように規定されて構成される。これによ
り単結晶超薄膜5端部はゲート側壁絶縁膜16により保
護され、ソース,ドレイン拡散層の導入前処理時におけ
るゲート絶縁膜4及び6の予期せぬ削れを防ぐことがで
き、ソース,ドレイン拡散層18及び19と第一又は第
二のゲート電極15、又は12との短絡不良の発生も防
止することができた。
はソース,ドレイン拡散層18及び19を導入すべき単
結晶超薄膜5幅はゲート側壁絶縁膜16の形成に基づ
き、ゲート電極12及び15の幅より大きく構成され、
単結晶超薄膜5端部はゲート側壁絶縁膜16に挟まれた
領域に一致するように規定されて構成される。これによ
り単結晶超薄膜5端部はゲート側壁絶縁膜16により保
護され、ソース,ドレイン拡散層の導入前処理時におけ
るゲート絶縁膜4及び6の予期せぬ削れを防ぐことがで
き、ソース,ドレイン拡散層18及び19と第一又は第
二のゲート電極15、又は12との短絡不良の発生も防
止することができた。
【0032】本実施例に基づく半導体装置では100n
m以下と極薄の単結晶半導体超薄膜5の端部に形成され
るソース,ドレイン拡散層18、及び19は十分に広い
電流経路を構成するソース,ドレイン引出し電極22及
び23に接続されてから金属電極25及び26に接続さ
れる構成となっている。これにより従来の半導体超薄膜
による半導体装置のように金属電極25及び26との接
続孔に至るまでの電流経路が単結晶半導体超薄膜で規定
された狭隘な状態に比べてソース,ドレイン直列抵抗を
低減することができた。即ち、金属電極25及び26と
の接続孔からゲート電極端までの間隔が0.3μm ,ゲ
ート幅10μmのマスク構成のトランジスタに於いて、
従来構造トランジスタのソース,ドレイン直列抵抗が
9.6Ω と無視できない大きさであったのに対し、本実
施例に基づくトランジスタに於いては3.2Ω と1/3
に直列抵抗を低減することができた。
m以下と極薄の単結晶半導体超薄膜5の端部に形成され
るソース,ドレイン拡散層18、及び19は十分に広い
電流経路を構成するソース,ドレイン引出し電極22及
び23に接続されてから金属電極25及び26に接続さ
れる構成となっている。これにより従来の半導体超薄膜
による半導体装置のように金属電極25及び26との接
続孔に至るまでの電流経路が単結晶半導体超薄膜で規定
された狭隘な状態に比べてソース,ドレイン直列抵抗を
低減することができた。即ち、金属電極25及び26と
の接続孔からゲート電極端までの間隔が0.3μm ,ゲ
ート幅10μmのマスク構成のトランジスタに於いて、
従来構造トランジスタのソース,ドレイン直列抵抗が
9.6Ω と無視できない大きさであったのに対し、本実
施例に基づくトランジスタに於いては3.2Ω と1/3
に直列抵抗を低減することができた。
【0033】本実施例に基づく半導体装置では第一及び
第二のゲート電極15及び12へ添加する不純物として
n導電型不純物を用いた。これはn導電型不純物が高濃
度に添加された半導体領域面の方がp導電型高濃度不純
物添加の半導体領域面に比べて湿式熱酸化による濃度差
酸化膜形成現象がより顕著である事実に基づく。即ち、
不純物を導入しない単結晶半導体超薄膜5側壁に形成さ
れる膜厚が10nmなる条件に於いてn導電型高濃度半
導体領域上では150nm、p導電型高濃度半導体領域
上では40nmの酸化膜が形成された。このように、十
分の膜厚を有する絶縁膜をゲート側壁に残置する目的に
はn導電型の高濃度不純物をゲート電極12、及び15
に添加することが好ましい。
第二のゲート電極15及び12へ添加する不純物として
n導電型不純物を用いた。これはn導電型不純物が高濃
度に添加された半導体領域面の方がp導電型高濃度不純
物添加の半導体領域面に比べて湿式熱酸化による濃度差
酸化膜形成現象がより顕著である事実に基づく。即ち、
不純物を導入しない単結晶半導体超薄膜5側壁に形成さ
れる膜厚が10nmなる条件に於いてn導電型高濃度半
導体領域上では150nm、p導電型高濃度半導体領域
上では40nmの酸化膜が形成された。このように、十
分の膜厚を有する絶縁膜をゲート側壁に残置する目的に
はn導電型の高濃度不純物をゲート電極12、及び15
に添加することが好ましい。
【0034】本実施例に基づく半導体装置の製造におい
て、第一及び第二のゲート電極15及び12への不純物
添加は第一のゲート電極15加工後、同一製造工程で同
時に実施されており、製造の簡略化が達成されている。
て、第一及び第二のゲート電極15及び12への不純物
添加は第一のゲート電極15加工後、同一製造工程で同
時に実施されており、製造の簡略化が達成されている。
【0035】(実施例2)図11は本発明の第二の実施
例による半導体装置の製造工程途中の断面図であり、完
成した断面図は図1となる。実施例1に基づき図7の状
態まで半導体装置を製造した。第二のゲート電極長は
0.3μm に設定した。この状態よりPOCl3を拡散源と
する燐の拡散を行い、Si膜3全体を低抵抗化させ、単
結晶半導体超薄膜5下部まで低抵抗化させた。尚、上部
ゲート電極12への不純物導入はゲート加工前に予めP
OCl3 を拡散源とする燐の拡散を実施し、低抵抗化し
ておく(図11)。
例による半導体装置の製造工程途中の断面図であり、完
成した断面図は図1となる。実施例1に基づき図7の状
態まで半導体装置を製造した。第二のゲート電極長は
0.3μm に設定した。この状態よりPOCl3を拡散源と
する燐の拡散を行い、Si膜3全体を低抵抗化させ、単
結晶半導体超薄膜5下部まで低抵抗化させた。尚、上部
ゲート電極12への不純物導入はゲート加工前に予めP
OCl3 を拡散源とする燐の拡散を実施し、低抵抗化し
ておく(図11)。
【0036】図11の状態より拡散マスクとして用いた
シリコン窒化膜14を熱燐酸液で選択除去してからゲー
ト保護絶縁膜13をエッチングマスクとした垂直ドライ
エッチングを施し、第一のゲート電極15を形成した。
その後、第一のゲート電極15の加工マスクに用いたゲ
ート保護絶縁膜13を除去し、800℃なる低温湿式酸
化法により高濃度n導電型に変換された第一のゲート電
極15及び第二のゲート電極12の露出面に200nm
の酸化膜を、高濃度n導電型不純物が導入されていない
単結晶半導体超薄膜5の露出側壁面には25nmの酸化
膜を成長させた。
シリコン窒化膜14を熱燐酸液で選択除去してからゲー
ト保護絶縁膜13をエッチングマスクとした垂直ドライ
エッチングを施し、第一のゲート電極15を形成した。
その後、第一のゲート電極15の加工マスクに用いたゲ
ート保護絶縁膜13を除去し、800℃なる低温湿式酸
化法により高濃度n導電型に変換された第一のゲート電
極15及び第二のゲート電極12の露出面に200nm
の酸化膜を、高濃度n導電型不純物が導入されていない
単結晶半導体超薄膜5の露出側壁面には25nmの酸化
膜を成長させた。
【0037】この状態より単結晶半導体超薄膜5の露出
側壁面に形成された酸化膜を水で稀釈したフッ化水素溶
液で除去したが、この工程により第一のゲート電極1
5、及び第二のゲート電極12の側壁絶縁膜16の膜厚
は150nmとなった。側壁絶縁膜16の選択残置の
後、実施例1に従って燐が高濃度に添加された低抵抗S
i膜17の堆積とその後の熱処理による単結晶Si超薄
膜5の側壁部にn導電型ソース拡散層18、及びドレイ
ン拡散層19の形成、更にはソース引出し電極22,ド
レイン引出し電極23、及びソース金属配線25,ドレ
イン金属配線26,ゲート金属配線等を形成した(図
1)。
側壁面に形成された酸化膜を水で稀釈したフッ化水素溶
液で除去したが、この工程により第一のゲート電極1
5、及び第二のゲート電極12の側壁絶縁膜16の膜厚
は150nmとなった。側壁絶縁膜16の選択残置の
後、実施例1に従って燐が高濃度に添加された低抵抗S
i膜17の堆積とその後の熱処理による単結晶Si超薄
膜5の側壁部にn導電型ソース拡散層18、及びドレイ
ン拡散層19の形成、更にはソース引出し電極22,ド
レイン引出し電極23、及びソース金属配線25,ドレ
イン金属配線26,ゲート金属配線等を形成した(図
1)。
【0038】本実施例に基づいて製造された半導体装置
では第一のゲート電極15の加工を単結晶半導体超薄膜
5の側壁への不純物導入阻止に用いたSi窒化膜14を
除去してから実施することができる。これにより実施例
1に基づく半導体装置に較べて、第一のゲート電極15
の寸法を第二のゲート電極12と殆ど同一寸法にするこ
とができた。これにより、第一のゲート電極15を加工
マスク寸法と殆ど同一にすることができ、第一のゲート
電極15とソース,ドレイン拡散層との重畳寄生容量も
低減することができた。
では第一のゲート電極15の加工を単結晶半導体超薄膜
5の側壁への不純物導入阻止に用いたSi窒化膜14を
除去してから実施することができる。これにより実施例
1に基づく半導体装置に較べて、第一のゲート電極15
の寸法を第二のゲート電極12と殆ど同一寸法にするこ
とができた。これにより、第一のゲート電極15を加工
マスク寸法と殆ど同一にすることができ、第一のゲート
電極15とソース,ドレイン拡散層との重畳寄生容量も
低減することができた。
【0039】本実施例に基づく半導体装置の製造工程
で、側壁絶縁膜16を実施例1に較べてやや厚く構成し
たが側壁絶縁膜16の形成膜厚を厚く形成するに従い第
一のゲート絶縁膜4及び第二のゲート絶縁膜10の膜厚
は内部に較べて側壁部で厚くなるように構成した。即
ち、内部での膜厚が5nmであるのに対し、側壁部での
膜厚は8nm以上の膜厚となっていた。この結果、ゲー
ト電極15及び12とソース,ドレイン拡散層間の絶縁
耐圧が向上され、約6.5ボルトと1.5倍以上向上し
た。
で、側壁絶縁膜16を実施例1に較べてやや厚く構成し
たが側壁絶縁膜16の形成膜厚を厚く形成するに従い第
一のゲート絶縁膜4及び第二のゲート絶縁膜10の膜厚
は内部に較べて側壁部で厚くなるように構成した。即
ち、内部での膜厚が5nmであるのに対し、側壁部での
膜厚は8nm以上の膜厚となっていた。この結果、ゲー
ト電極15及び12とソース,ドレイン拡散層間の絶縁
耐圧が向上され、約6.5ボルトと1.5倍以上向上し
た。
【0040】(実施例3)実施例2で、図7の状態まで
半導体装置を製造した後、更に、約30nmの厚さSi
膜3を垂直方向にエッチングを進めてからPOCl3 を
拡散源とする燐の拡散を行い、Si膜3全体を低抵抗化
させ、単結晶半導体超薄膜5下部まで低抵抗化させた。
その後、実施例2に従い第一のゲート電極15の加工以
降の製造工程を施して半導体装置を製造した。
半導体装置を製造した後、更に、約30nmの厚さSi
膜3を垂直方向にエッチングを進めてからPOCl3 を
拡散源とする燐の拡散を行い、Si膜3全体を低抵抗化
させ、単結晶半導体超薄膜5下部まで低抵抗化させた。
その後、実施例2に従い第一のゲート電極15の加工以
降の製造工程を施して半導体装置を製造した。
【0041】本実施例に基づく半導体装置ではSi膜3
への燐の高濃度拡散工程に関し製造歩留りを向上するこ
とができた。即ち、第一のゲート絶縁膜4の加工で、加
工ばらつきの為、単結晶半導体超薄膜5の一部が側壁部
で露出され、単結晶半導体超薄膜5へ誤って燐が導入さ
れる不良が実施例2に基づく半導体装置の製造方法では
ある確率で存在したが、不良は本実施例に基づくことに
より完全に解消することができた。この不良は第一のゲ
ート絶縁膜4の加工で、単結晶半導体超薄膜5が露出さ
れていなくとも第一のゲート絶縁膜4の一部が露出され
ていた場合、燐の拡散工程中に第一のゲート絶縁膜4が
燐ガラス化されることにより第一のゲート絶縁膜4が拡
散阻止の役割を果たし得なくなる為と考えられる。
への燐の高濃度拡散工程に関し製造歩留りを向上するこ
とができた。即ち、第一のゲート絶縁膜4の加工で、加
工ばらつきの為、単結晶半導体超薄膜5の一部が側壁部
で露出され、単結晶半導体超薄膜5へ誤って燐が導入さ
れる不良が実施例2に基づく半導体装置の製造方法では
ある確率で存在したが、不良は本実施例に基づくことに
より完全に解消することができた。この不良は第一のゲ
ート絶縁膜4の加工で、単結晶半導体超薄膜5が露出さ
れていなくとも第一のゲート絶縁膜4の一部が露出され
ていた場合、燐の拡散工程中に第一のゲート絶縁膜4が
燐ガラス化されることにより第一のゲート絶縁膜4が拡
散阻止の役割を果たし得なくなる為と考えられる。
【0042】上記考察に基づき本実施例に基づく半導体
装置の製造で、第一のゲート絶縁膜4をSi酸化膜の代
わりにSi窒化膜で構成した半導体装置を形成したとこ
ろ、第一のゲート絶縁膜4の一部が露出されていた場合
にも単結晶半導体超薄膜5への燐の導入を完全に防ぐこ
とができた。従って、第一のゲート絶縁膜4、更には第
二のゲート絶縁膜10として不純物拡散阻止効果の大き
いSi窒化膜を用いることが有効である。
装置の製造で、第一のゲート絶縁膜4をSi酸化膜の代
わりにSi窒化膜で構成した半導体装置を形成したとこ
ろ、第一のゲート絶縁膜4の一部が露出されていた場合
にも単結晶半導体超薄膜5への燐の導入を完全に防ぐこ
とができた。従って、第一のゲート絶縁膜4、更には第
二のゲート絶縁膜10として不純物拡散阻止効果の大き
いSi窒化膜を用いることが有効である。
【0043】尚、実施例1に基づく半導体装置の製造の
ように、第一のゲート電極15の加工の後に燐の高濃度
拡散を施す場合にも拡散阻止膜として作用させる第二の
ゲート電極12の側壁に残置するSi窒化膜14は第一
のゲート絶縁膜4の加工、及びSi膜3の僅かなエッチ
ングの後に形成し、第一のゲート絶縁膜4の側壁がSi
窒化膜14により保護される構成とすることが望まし
い。
ように、第一のゲート電極15の加工の後に燐の高濃度
拡散を施す場合にも拡散阻止膜として作用させる第二の
ゲート電極12の側壁に残置するSi窒化膜14は第一
のゲート絶縁膜4の加工、及びSi膜3の僅かなエッチ
ングの後に形成し、第一のゲート絶縁膜4の側壁がSi
窒化膜14により保護される構成とすることが望まし
い。
【0044】(実施例4)図12は本発明の第四の実施
例に基づく半導体装置の製造工程を示す断面図、図13
はその完成断面図である。図12及び図13は何れもト
ランジスタのチャネル長方向断面図である。実施例1に
従いゲート側壁絶縁膜16の形成と単結晶Si超薄膜5
側壁の露出までを施した。この状態より不純物が添加さ
れていないSi膜を全面に堆積した後、pチャネル型M
OSトランジスタ構成部分のSi膜をレジスト膜で選択
的に覆い、レジスト膜をマスクとする砒素の高濃度イオ
ン注入,レジスト膜の除去、更には注入イオンの活性化
熱処理を施してnチャネル型MOSトランジスタ構成領
域上のSi膜のみを選択的にn導電型低抵抗Si膜17
に変換させた。
例に基づく半導体装置の製造工程を示す断面図、図13
はその完成断面図である。図12及び図13は何れもト
ランジスタのチャネル長方向断面図である。実施例1に
従いゲート側壁絶縁膜16の形成と単結晶Si超薄膜5
側壁の露出までを施した。この状態より不純物が添加さ
れていないSi膜を全面に堆積した後、pチャネル型M
OSトランジスタ構成部分のSi膜をレジスト膜で選択
的に覆い、レジスト膜をマスクとする砒素の高濃度イオ
ン注入,レジスト膜の除去、更には注入イオンの活性化
熱処理を施してnチャネル型MOSトランジスタ構成領
域上のSi膜のみを選択的にn導電型低抵抗Si膜17
に変換させた。
【0045】上記熱処理により単結晶Si超薄膜5の側
壁部にn導電型のソース拡散層18、及びドレイン拡散
層19も同時に形成された。次に750℃なる低温湿式
酸化法によりSi堆積膜表面に酸化膜38を形成させた
がn導電型低抵抗Si膜17領域上では約150nm、
pチャネル型MOSトランジスタ構成部分の不純物が未
だ導入されていないSi膜上では約8nmの酸化膜が形
成された。n導電型低抵抗Si膜17領域上に形成され
た厚い酸化膜38をイオン注入阻止マスクとする硼素の
高濃度イオン注入とその後の熱処理を施し、n導電型低
抵抗Si膜17領域と自己整合の関係で隣接する領域の
Si膜をp導電型低抵抗Si膜28に変換させた。熱処
理により単結晶Si超薄膜51の側壁部にp導電型のソ
ース拡散層30、及びドレイン拡散層29も同時に形成
された(図12)。
壁部にn導電型のソース拡散層18、及びドレイン拡散
層19も同時に形成された。次に750℃なる低温湿式
酸化法によりSi堆積膜表面に酸化膜38を形成させた
がn導電型低抵抗Si膜17領域上では約150nm、
pチャネル型MOSトランジスタ構成部分の不純物が未
だ導入されていないSi膜上では約8nmの酸化膜が形
成された。n導電型低抵抗Si膜17領域上に形成され
た厚い酸化膜38をイオン注入阻止マスクとする硼素の
高濃度イオン注入とその後の熱処理を施し、n導電型低
抵抗Si膜17領域と自己整合の関係で隣接する領域の
Si膜をp導電型低抵抗Si膜28に変換させた。熱処
理により単結晶Si超薄膜51の側壁部にp導電型のソ
ース拡散層30、及びドレイン拡散層29も同時に形成
された(図12)。
【0046】図12の状態よりイオン注入阻止酸化膜3
8を除去してから実施例1に従い、n導電型のソース引
出し電極31、及びドレイン引出し電極32,p導電型
のソース引出し電極34,ドレイン引出し電極33の形
成、更には配線保護絶縁膜24の形成,接地電位金属配
線35,出力金属端子36,電源供給金属配線37を含
む所望の金属配線を施した(図13)。
8を除去してから実施例1に従い、n導電型のソース引
出し電極31、及びドレイン引出し電極32,p導電型
のソース引出し電極34,ドレイン引出し電極33の形
成、更には配線保護絶縁膜24の形成,接地電位金属配
線35,出力金属端子36,電源供給金属配線37を含
む所望の金属配線を施した(図13)。
【0047】上記の製造工程を経て製造された本実施例
に基づく半導体装置では単結晶Si超薄膜5及び51を
ゲート絶縁膜4及び10を介して第一のゲート電極15
及び第二のゲート電極12により上下から挾みこむよう
に構成された二重ゲート構造トランジスタによる相補型
MOSトランジスタを自己整合の構成で製造することが
できた。相補型トランジスタでは上下のゲート電極、及
びソース,ドレイン拡散層の何れもが互いに自己整合の
関係で構成されているのでゲート電極とソース,ドレイ
ン間寄生容量を極小に設計することができ、且つ、第一
及び第二のゲート電極間の位置合せ余裕が本質的に無視
できるため素子寸法を微細化することができた。これに
より二重ゲート構造の特徴と合せて超高速動作を可能と
する相補型トランジスタを実現することができた。
に基づく半導体装置では単結晶Si超薄膜5及び51を
ゲート絶縁膜4及び10を介して第一のゲート電極15
及び第二のゲート電極12により上下から挾みこむよう
に構成された二重ゲート構造トランジスタによる相補型
MOSトランジスタを自己整合の構成で製造することが
できた。相補型トランジスタでは上下のゲート電極、及
びソース,ドレイン拡散層の何れもが互いに自己整合の
関係で構成されているのでゲート電極とソース,ドレイ
ン間寄生容量を極小に設計することができ、且つ、第一
及び第二のゲート電極間の位置合せ余裕が本質的に無視
できるため素子寸法を微細化することができた。これに
より二重ゲート構造の特徴と合せて超高速動作を可能と
する相補型トランジスタを実現することができた。
【0048】更に、本実施例に基づく半導体装置では従
来の二重ゲート構造トランジスタの製法における複雑で
高価な製造手法、即ち、ミラー反転マスクを用いて途中
工程まで製造したパターン付きウエハを半導体製造工程
と異質のウエハ貼合せ技術により製造工程途中に施す手
法を必要としない為、高性能の相補トランジスタを廉価
に供給することができた。尚、本実施例に基づく相補型
MOSトランジスタは二重ゲート構造にも係らず通常基
板に製造する従来構造の相補型MOSトランジスタの製
造に用いる同一のホトリソグラフマスクのみで製造でき
るので新たなマスク設計や新たな半導体装置製造設備の
導入を要しないで超高速動作が可能な高性能相補型MO
Sトランジスタを廉価に提供することができる。
来の二重ゲート構造トランジスタの製法における複雑で
高価な製造手法、即ち、ミラー反転マスクを用いて途中
工程まで製造したパターン付きウエハを半導体製造工程
と異質のウエハ貼合せ技術により製造工程途中に施す手
法を必要としない為、高性能の相補トランジスタを廉価
に供給することができた。尚、本実施例に基づく相補型
MOSトランジスタは二重ゲート構造にも係らず通常基
板に製造する従来構造の相補型MOSトランジスタの製
造に用いる同一のホトリソグラフマスクのみで製造でき
るので新たなマスク設計や新たな半導体装置製造設備の
導入を要しないで超高速動作が可能な高性能相補型MO
Sトランジスタを廉価に提供することができる。
【0049】(実施例5)本実施例は、請求項1から1
5記載の本発明に基づいて製造された半導体装置により
構成された信号伝送処理装置に関し、特に、非同期伝送
方式(ATM交換器と称される)に関する信号伝送処理
装置であり、その構成図を図14により説明する。
5記載の本発明に基づいて製造された半導体装置により
構成された信号伝送処理装置に関し、特に、非同期伝送
方式(ATM交換器と称される)に関する信号伝送処理
装置であり、その構成図を図14により説明する。
【0050】図14に於いて、光ファイバにより超高速
で直列的に伝送されてきた情報信号は電気信号に変換し
(O/E変換)、且つ並列化(S/P変換)させる装置
を介して本発明の実施例1に基づいて製造された二重ゲ
ート型MOSトランジスタで構成される集積回路(BF
MLSI)に導入した。
で直列的に伝送されてきた情報信号は電気信号に変換し
(O/E変換)、且つ並列化(S/P変換)させる装置
を介して本発明の実施例1に基づいて製造された二重ゲ
ート型MOSトランジスタで構成される集積回路(BF
MLSI)に導入した。
【0051】上記集積回路で番地付処理された電気信号
は直列化(P/S変換)及び光信号化(E/O変換)され
て光ファイバで出力される。BFMLSIは多重器(M
UX),バッファメモリ(BFM)、及び分離器(DM
UX)により構成される。BFMLSIはメモリ制御L
SI、及び空アドレス振分け制御の機能を有するLSI
(空アドレスFIFOメモリLSI)により制御され
る。本信号伝送処理装置は伝送すべき番地と無関係に送
られてくる超高速伝送信号を所望番地に超高速で伝送す
るスイッチの機能を有する装置である。
は直列化(P/S変換)及び光信号化(E/O変換)され
て光ファイバで出力される。BFMLSIは多重器(M
UX),バッファメモリ(BFM)、及び分離器(DM
UX)により構成される。BFMLSIはメモリ制御L
SI、及び空アドレス振分け制御の機能を有するLSI
(空アドレスFIFOメモリLSI)により制御され
る。本信号伝送処理装置は伝送すべき番地と無関係に送
られてくる超高速伝送信号を所望番地に超高速で伝送す
るスイッチの機能を有する装置である。
【0052】BFMLSIは入力光信号の伝送速度に比
べて著しく動作速度が遅い為、入力信号を直接スイッチ
ングできず、入力信号を一時記憶させ、記憶された信号
をスイッチングしてから超高速な光信号に変換して所望
番地に伝送する方式を用いている。BFMLSIの動作
速度が遅ければ、大きな記憶容量が要求される。本実施
例に基づくATM交換器ではBFMLSIが実施例1に
基づき製造された半導体装置で構成されることにより従
来のBFMLSIに比べて動作速度が三倍と高速で、且
つ、廉価なため、BFMLSIの記憶容量を従来比で約
1/3と低減することが可能となった。これによりAT
M交換器の製造原価を低減することができた。
べて著しく動作速度が遅い為、入力信号を直接スイッチ
ングできず、入力信号を一時記憶させ、記憶された信号
をスイッチングしてから超高速な光信号に変換して所望
番地に伝送する方式を用いている。BFMLSIの動作
速度が遅ければ、大きな記憶容量が要求される。本実施
例に基づくATM交換器ではBFMLSIが実施例1に
基づき製造された半導体装置で構成されることにより従
来のBFMLSIに比べて動作速度が三倍と高速で、且
つ、廉価なため、BFMLSIの記憶容量を従来比で約
1/3と低減することが可能となった。これによりAT
M交換器の製造原価を低減することができた。
【0053】(実施例6)次に、実施例6を図15の計
算機のブロック図で説明する。本実施例は、請求項1か
ら15記載の本発明に基づいて製造された半導体装置を
命令や演算を処理するプロセッサ500が、複数個並列
に接続された高速大型計算機に適用した例である。
算機のブロック図で説明する。本実施例は、請求項1か
ら15記載の本発明に基づいて製造された半導体装置を
命令や演算を処理するプロセッサ500が、複数個並列
に接続された高速大型計算機に適用した例である。
【0054】本実施例では、本発明を実施した相補型半
導体装置の集積度が高いため、命令や演算を処理するプ
ロセッサ500や,システム制御装置501や,主記憶
装置502などを、1辺が約10〜30mmのシリコン半
導体チップで構成出来た。これら命令や演算を処理する
プロセッサ500と,システム制御装置501と,化合
物半導体集積回路よりなるデータ通信インタフェース5
03を、同一セラミック基板506に実装した。また、
データ通信インタフェース503と,データ通信制御装
置504を、同一セラミック基板507に実装した。こ
れらセラミック基板506並びに507と,主記憶装置
502を実装したセラミック基板を、大きさが1辺約5
0cm程度、あるいはそれ以下の基板に実装し、大型計算
機の中央処理ユニット508を形成した。
導体装置の集積度が高いため、命令や演算を処理するプ
ロセッサ500や,システム制御装置501や,主記憶
装置502などを、1辺が約10〜30mmのシリコン半
導体チップで構成出来た。これら命令や演算を処理する
プロセッサ500と,システム制御装置501と,化合
物半導体集積回路よりなるデータ通信インタフェース5
03を、同一セラミック基板506に実装した。また、
データ通信インタフェース503と,データ通信制御装
置504を、同一セラミック基板507に実装した。こ
れらセラミック基板506並びに507と,主記憶装置
502を実装したセラミック基板を、大きさが1辺約5
0cm程度、あるいはそれ以下の基板に実装し、大型計算
機の中央処理ユニット508を形成した。
【0055】中央処理ユニット508内データ通信や,
複数の中央処理ユニット間データ通信、あるいはデータ
通信インタフェース503と入出力プロセッサ505を
実装した基板509との間のデータの通信は、図中の両
端矢印線で示される光ファイバ510を介して行われ
た。この計算機では、命令や演算を処理するプロセッサ
500や,システム制御装置501や,主記憶装置50
2などの半導体装置が、並列に高速で動作し、また、デ
ータの通信を光を媒体に行ったため、1秒間当りの命令
処理回数を大幅に増加することができた。
複数の中央処理ユニット間データ通信、あるいはデータ
通信インタフェース503と入出力プロセッサ505を
実装した基板509との間のデータの通信は、図中の両
端矢印線で示される光ファイバ510を介して行われ
た。この計算機では、命令や演算を処理するプロセッサ
500や,システム制御装置501や,主記憶装置50
2などの半導体装置が、並列に高速で動作し、また、デ
ータの通信を光を媒体に行ったため、1秒間当りの命令
処理回数を大幅に増加することができた。
【0056】尚、本実施例では大型電子計算機の例につ
いて記載したが、本発明の請求項1から15の製造方法
に基づく半導体装置は大型電子計算機としてシステム化
された装置に限定されるのではなく、プロセッサ500
だけを製造する場合にも適用される。プロセッサを多数
台並列接続させたいわゆる、超並列プロセッサの構成素
子の製造に関しても当然適用される。
いて記載したが、本発明の請求項1から15の製造方法
に基づく半導体装置は大型電子計算機としてシステム化
された装置に限定されるのではなく、プロセッサ500
だけを製造する場合にも適用される。プロセッサを多数
台並列接続させたいわゆる、超並列プロセッサの構成素
子の製造に関しても当然適用される。
【0057】
【発明の効果】本発明に基づけば大電流化が期待でき、
超高速動作が可能な高性能超薄膜二重ゲートトランジス
タに関し、ゲート・ソース,ドレイン間重畳容量の低
減,ゲート間合わせずれ解消による動作特性のばらつき
改善,位置合せ余裕解消による素子寸法の微細化,製造
工程数の低減,製造方法の簡略化、更には新たなマスク
設計や新たな半導体装置製造設備の導入を要しない超高
速動作が可能な半導体装置の廉価提供等の効果がある。
超高速動作が可能な高性能超薄膜二重ゲートトランジス
タに関し、ゲート・ソース,ドレイン間重畳容量の低
減,ゲート間合わせずれ解消による動作特性のばらつき
改善,位置合せ余裕解消による素子寸法の微細化,製造
工程数の低減,製造方法の簡略化、更には新たなマスク
設計や新たな半導体装置製造設備の導入を要しない超高
速動作が可能な半導体装置の廉価提供等の効果がある。
【図1】本発明の実施例1及び2の半導体装置の断面
図。
図。
【図2】従来の半導体装置の断面図。
【図3】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第一工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図4】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第二工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図5】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第三工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図6】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第四工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図7】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第五工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図8】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第六工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図9】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第七工
程を示す断面図。
程を示す断面図。
【図10】本発明の実施例1の半導体装置の製造の第八
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図11】本発明の実施例2の半導体装置の製造工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図12】本発明の実施例4の半導体装置の製造工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図13】本発明の実施例4の半導体装置の断面図。
【図14】本発明の実施例5による信号伝送処理装置の
説明図。
説明図。
【図15】本発明の実施例6による計算機のブロック
図。
図。
2…埋込み絶縁膜、4…第一のゲート絶縁膜、5…Si
単結晶超薄膜、6…薄いSi酸化膜、9…酸化膜、10
…第二のゲート絶縁膜、11…開口、12…第二のゲー
ト電極、15…第一のゲート電極、16…ゲート側壁絶
縁膜、18…n型ソース拡散層、19…n型ドレイン拡
散層、22及び31…n型ソース引出し電極、23…n
型ドレイン引出し電極、24…配線層間絶縁膜、25…
ソース金属配線、26…ドレイン金属配線、27…ゲー
ト金属配線。
単結晶超薄膜、6…薄いSi酸化膜、9…酸化膜、10
…第二のゲート絶縁膜、11…開口、12…第二のゲー
ト電極、15…第一のゲート電極、16…ゲート側壁絶
縁膜、18…n型ソース拡散層、19…n型ドレイン拡
散層、22及び31…n型ソース引出し電極、23…n
型ドレイン引出し電極、24…配線層間絶縁膜、25…
ソース金属配線、26…ドレイン金属配線、27…ゲー
ト金属配線。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/78 301 H 9056−4M 617 S
Claims (17)
- 【請求項1】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲー
ト絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,第
二のゲート電極の順で構成された半導体装置において、
上記単結晶半導体薄膜の端部と上記第一のゲート電極の
端部までの間隔は上記単結晶半導体薄膜の端部と上記第
二のゲート電極の端部までの間隔と等しくなるように構
成されたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】請求項1において、上記単結晶半導体薄膜
の両側壁はそれぞれソース,ドレイン引出し電極を構成
する低抵抗半導体膜に各々接続される半導体装置。 - 【請求項3】請求項1において、上記第一及び第二のゲ
ート電極がn導電型低抵抗多結晶半導体膜で構成されて
いる半導体装置。 - 【請求項4】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲー
ト絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,第
二のゲート電極の順で構成された半導体装置において、
上記第一のゲート絶縁膜はシリコン窒化膜、又は、シリ
コン窒化酸化膜で構成されていることを特徴とする半導
体装置。 - 【請求項5】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲー
ト絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,第
二のゲート電極の順で構成された半導体装置において、
上記第一及び第二のゲート絶縁膜の各々の膜厚はチャネ
ル中央部で薄く、チャネル端部で厚くなるように構成さ
れたことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲー
ト絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,第
二のゲート電極の順で構成された半導体装置の製造方法
において、上記単結晶半導体薄膜と第一のゲート電極は
上記第二のゲート電極をマスクとして加工されたことを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲー
ト絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,第
二のゲート電極の順で構成された半導体装置の製造方法
において、上記第一のゲート電極と第二のゲート電極の
側壁に構成される絶縁膜は同一製造工程で形成されるこ
とを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】請求項6または7において、上記第一のゲ
ート電極と第二のゲート電極の側壁部にのみ絶縁膜が選
択的に残置されるように、上記単結晶半導体薄膜側壁の
絶縁膜を除去する半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】請求項6,7または8において、上記第一
のゲート電極と第二のゲート電極の側壁に構成される絶
縁膜は熱酸化法により形成される半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲ
ート絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,
第二のゲート電極の順で構成された半導体装置の製造方
法において、上記第二のゲート電極と第二のゲート絶縁
膜,上記単結晶半導体薄膜と第一のゲート絶縁膜、及び
上記第一のゲート電極のパターニングの後に第一のゲー
ト電極に不純物が選択的に導入されることを特徴とする
半導体装置の製造方法。 - 【請求項11】絶縁膜上に第一のゲート電極,第一のゲ
ート絶縁膜,単結晶半導体薄膜,第二のゲート絶縁膜,
第二のゲート電極の順で構成された半導体装置の製造方
法において、上記第一のゲート電極と第二のゲート電極
は同一製造工程により不純物が導入されることを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】請求項10において、上記不純物導入工
程は上記第二のゲート電極と第二のゲート絶縁膜,上記
単結晶半導体薄膜と第一のゲート絶縁膜のパターニング
の後になされる半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】請求項10において、上記不純物導入工
程は上記第二のゲート電極と第二のゲート絶縁膜,上記
単結晶半導体薄膜と第一のゲート絶縁膜のパターニング
の後、下地半導体膜を同一マスクで所望厚さ除去してか
らなされる半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】請求項1,2,3,4または5におい
て、上記半導体装置は相補型MOSトランジスタよりな
る半導体装置。 - 【請求項15】請求項6,7,8,9,10,11,1
2または13において、上記半導体装置の製造方法によ
り製造された半導体装置は相補型MOSトランジスタで
ある半導体装置の製造方法。 - 【請求項16】請求項1,2,3,4,5または14に
おいて、上記半導体装置により構成される非同期型伝送
モード装置。 - 【請求項17】請求項1,2,3,4,5または14に
おいて、上記半導体装置により構成されるプロセッサ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198151A JPH0864827A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198151A JPH0864827A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0864827A true JPH0864827A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16386314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6198151A Pending JPH0864827A (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0864827A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313394A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | 半導体装置 |
| JP2001313395A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | Mis電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
| US7078773B2 (en) | 2002-12-23 | 2006-07-18 | International Business Machines Corporation | Nitride-encapsulated FET (NNCFET) |
| US8198680B2 (en) | 2003-04-23 | 2012-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor element, semiconductor device and methods for manufacturing thereof |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6198151A patent/JPH0864827A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001313394A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | 半導体装置 |
| JP2001313395A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Takehide Shirato | Mis電界効果トランジスタ及びその製造方法 |
| US7078773B2 (en) | 2002-12-23 | 2006-07-18 | International Business Machines Corporation | Nitride-encapsulated FET (NNCFET) |
| US7442612B2 (en) | 2002-12-23 | 2008-10-28 | International Business Machines Corporation | Nitride-encapsulated FET (NNCFET) |
| US7648880B2 (en) | 2002-12-23 | 2010-01-19 | International Business Machines Corporation | Nitride-encapsulated FET (NNCFET) |
| US8198680B2 (en) | 2003-04-23 | 2012-06-12 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor element, semiconductor device and methods for manufacturing thereof |
| US9171919B2 (en) | 2003-04-23 | 2015-10-27 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor element, semiconductor device and methods for manufacturing thereof |
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