JPH0865030A - 通信アンテナ自動追尾装置 - Google Patents
通信アンテナ自動追尾装置Info
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- JPH0865030A JPH0865030A JP22274894A JP22274894A JPH0865030A JP H0865030 A JPH0865030 A JP H0865030A JP 22274894 A JP22274894 A JP 22274894A JP 22274894 A JP22274894 A JP 22274894A JP H0865030 A JPH0865030 A JP H0865030A
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- 238000004891 communication Methods 0.000 title claims abstract description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンテナを装備した移動体が水平方向に対し
て傾斜状態にある場合でもアンテナを衛星または基地局
に対して高精度に自動追尾させる。 【構成】 自動車CARに装備されてアンテナ駆動機構
11により方位と仰角が調整可能な通信アンテナP−A
NTと、GPS衛星から自動車の現在地データを得るG
PS受信手段13と、移動体の現在の進行方向の方位デ
ータを検出する手段14と、移動体の水平方向に対する
傾斜角度データを検出する手段15と、衛星等の対象物
の位置データを記憶しておく手段19と、これらのデー
タに基づいてアンテナ駆動機構11を制御して通信アン
テナP−ANTの指向方向を対象物に向けるように制御
する追尾回路手段16とを備える。自動車が水平方向に
対して傾斜されている場合に、この傾斜角度データをア
ンテナの自動車追尾制御の要素の1つとして用いて演算
を行なうことで、移動体の傾斜角度を相殺したアンテナ
の角度制御が可能となる。
て傾斜状態にある場合でもアンテナを衛星または基地局
に対して高精度に自動追尾させる。 【構成】 自動車CARに装備されてアンテナ駆動機構
11により方位と仰角が調整可能な通信アンテナP−A
NTと、GPS衛星から自動車の現在地データを得るG
PS受信手段13と、移動体の現在の進行方向の方位デ
ータを検出する手段14と、移動体の水平方向に対する
傾斜角度データを検出する手段15と、衛星等の対象物
の位置データを記憶しておく手段19と、これらのデー
タに基づいてアンテナ駆動機構11を制御して通信アン
テナP−ANTの指向方向を対象物に向けるように制御
する追尾回路手段16とを備える。自動車が水平方向に
対して傾斜されている場合に、この傾斜角度データをア
ンテナの自動車追尾制御の要素の1つとして用いて演算
を行なうことで、移動体の傾斜角度を相殺したアンテナ
の角度制御が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体に装備して衛星や
基地局との間で通信を行うアンテナの指向方向を衛星や
基地局に対して自動的に追尾させるための装置に関し、
特に自動車等の車両に装備した通信アンテナに適用して
好適な通信アンテナ自動追尾装置に関する。
基地局との間で通信を行うアンテナの指向方向を衛星や
基地局に対して自動的に追尾させるための装置に関し、
特に自動車等の車両に装備した通信アンテナに適用して
好適な通信アンテナ自動追尾装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星や基地局との間で通信を行う自動車
等の移動体では、移動体自身が移動に伴ってその位置や
方位が変化されるため、移動体に装備した通信アンテナ
の指向方向が常時衛星や基地局に向くように自動追尾さ
せることが必要とされる。従来、この種の自動追尾装置
として特開昭63−261928号公報に記載されたも
のがある。この技術はアンテナを基地局に対して追尾す
るものであり、人工衛星を利用した測位システム(GP
S)により車両の現在位置を測定し、また予め基地局の
位置を記憶手段に記憶させておき、車両の現在位置と基
地局の位置との相対関係に基づいてアンテナの指向性を
制御することで、車両の移動にかかわらずアンテナを常
時基地局に向けることができるようにしたものである。
このGPSを用いた移動体に装備したアンテナの自動追
尾の他の技術としては特開平4−307803号公報に
記載のものもある。
等の移動体では、移動体自身が移動に伴ってその位置や
方位が変化されるため、移動体に装備した通信アンテナ
の指向方向が常時衛星や基地局に向くように自動追尾さ
せることが必要とされる。従来、この種の自動追尾装置
として特開昭63−261928号公報に記載されたも
のがある。この技術はアンテナを基地局に対して追尾す
るものであり、人工衛星を利用した測位システム(GP
S)により車両の現在位置を測定し、また予め基地局の
位置を記憶手段に記憶させておき、車両の現在位置と基
地局の位置との相対関係に基づいてアンテナの指向性を
制御することで、車両の移動にかかわらずアンテナを常
時基地局に向けることができるようにしたものである。
このGPSを用いた移動体に装備したアンテナの自動追
尾の他の技術としては特開平4−307803号公報に
記載のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の通信
アンテナ自動追尾技術は、GPSにより移動体の緯度や
経度を測定し、或いは移動体の高度を測定する等して移
動体の位置を認識し、この測定位置と基地局や衛星との
相対位置関係から得られる方位や仰角にもとづいてアン
テナの指向方向を設定している。しかしながら、この技
術は移動体が地面に対して平行、即ち水平状態にあるこ
とを前提としているため、例えば自動車が傾斜地を走行
し或いは停車して自動車自身が前後或いは左右に傾斜さ
れている場合には、これに伴ってアンテナの方位角や仰
角が変化されるため、衛星や基地局に対して正しく指向
させることができない場合があるという問題がある。
アンテナ自動追尾技術は、GPSにより移動体の緯度や
経度を測定し、或いは移動体の高度を測定する等して移
動体の位置を認識し、この測定位置と基地局や衛星との
相対位置関係から得られる方位や仰角にもとづいてアン
テナの指向方向を設定している。しかしながら、この技
術は移動体が地面に対して平行、即ち水平状態にあるこ
とを前提としているため、例えば自動車が傾斜地を走行
し或いは停車して自動車自身が前後或いは左右に傾斜さ
れている場合には、これに伴ってアンテナの方位角や仰
角が変化されるため、衛星や基地局に対して正しく指向
させることができない場合があるという問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、移動体が傾斜状態にあ
る場合でもアンテナを衛星または基地局に対して高精度
に指向方向を設定することが可能な通信アンテナの自動
追尾装置を提供することにある。
る場合でもアンテナを衛星または基地局に対して高精度
に指向方向を設定することが可能な通信アンテナの自動
追尾装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の通信アンテナ自
動追尾装置は、GPS衛星により得られるアンテナの現
在地データと、アンテナを装備した移動体の進行方向の
方位のデータと、移動体の水平方向に対する傾斜角度デ
ータとに基づいて通信アンテナの追尾動作を行うことを
特徴とする。
動追尾装置は、GPS衛星により得られるアンテナの現
在地データと、アンテナを装備した移動体の進行方向の
方位のデータと、移動体の水平方向に対する傾斜角度デ
ータとに基づいて通信アンテナの追尾動作を行うことを
特徴とする。
【0006】即ち、本発明の具体化された好ましい構成
として、移動体に装備されてアンテナ駆動機構により方
位と仰角が調整可能な通信アンテナと、GPS衛星から
移動体の現在地データを得るGPS受信手段と、移動体
の現在の進行方向の方位データを検出する手段と、移動
体の水平方向に対する傾斜角度データを検出する手段
と、対象物の位置データを記憶しておく手段と、前記現
在地データ、方位データ、傾斜角度データ、対象物の位
置データに基づいてアンテナ駆動機構を制御して通信ア
ンテナの指向方向を対象物に向けるように制御する追尾
回路手段とを備える。
として、移動体に装備されてアンテナ駆動機構により方
位と仰角が調整可能な通信アンテナと、GPS衛星から
移動体の現在地データを得るGPS受信手段と、移動体
の現在の進行方向の方位データを検出する手段と、移動
体の水平方向に対する傾斜角度データを検出する手段
と、対象物の位置データを記憶しておく手段と、前記現
在地データ、方位データ、傾斜角度データ、対象物の位
置データに基づいてアンテナ駆動機構を制御して通信ア
ンテナの指向方向を対象物に向けるように制御する追尾
回路手段とを備える。
【0007】更に、本発明の好ましい構成として、移動
体に装備されてアンテナ駆動機構により方位と仰角が調
整可能な通信アンテナと、この通信アンテナが移動体の
基準面に対して水平及び垂直になす角度データを検出す
る手段と、GPS衛星から移動体の現在地データを得る
GPS受信手段と、移動体の現在の進行方向の方位デー
タを検出する手段と、移動体の水平方向に対する傾斜角
度データを検出する手段と、対象物の位置データを記憶
しておく手段と、前記移動体の現在地データ、移動体進
行方向の方位データ、移動体の水平方向の傾斜角度デー
タに基づいて現在の通信アンテナの現在地、方位及び仰
角からなる現通信アンテナ状態を演算する演算回路手段
と、前記対象物の位置データと前記現通信アンテナ状態
から移動体に対する通信アンテナの相傾斜対角度を演算
する比較演算回路手段と、通信アンテナの移動体に対す
る水平及び垂直の各角度データと前記相対傾斜角度とに
基づいてこの相対傾斜角度が零となるように前記アンテ
ナ駆動機構を制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
体に装備されてアンテナ駆動機構により方位と仰角が調
整可能な通信アンテナと、この通信アンテナが移動体の
基準面に対して水平及び垂直になす角度データを検出す
る手段と、GPS衛星から移動体の現在地データを得る
GPS受信手段と、移動体の現在の進行方向の方位デー
タを検出する手段と、移動体の水平方向に対する傾斜角
度データを検出する手段と、対象物の位置データを記憶
しておく手段と、前記移動体の現在地データ、移動体進
行方向の方位データ、移動体の水平方向の傾斜角度デー
タに基づいて現在の通信アンテナの現在地、方位及び仰
角からなる現通信アンテナ状態を演算する演算回路手段
と、前記対象物の位置データと前記現通信アンテナ状態
から移動体に対する通信アンテナの相傾斜対角度を演算
する比較演算回路手段と、通信アンテナの移動体に対す
る水平及び垂直の各角度データと前記相対傾斜角度とに
基づいてこの相対傾斜角度が零となるように前記アンテ
ナ駆動機構を制御する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【0008】
【作用】移動体が水平方向に対して傾斜されている場合
に、この傾斜角度データをアンテナの自動車追尾制御の
要素の1つとして用いて演算を行なうことで、この移動
体の傾斜角度を相殺したアンテナの角度制御が可能とな
り、移動体の傾斜状態にかかわらずアンテナを対象物に
高精度に指向させることが可能となる。
に、この傾斜角度データをアンテナの自動車追尾制御の
要素の1つとして用いて演算を行なうことで、この移動
体の傾斜角度を相殺したアンテナの角度制御が可能とな
り、移動体の傾斜状態にかかわらずアンテナを対象物に
高精度に指向させることが可能となる。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
であり、ここでは自動車に衛星通信用のパラボラアンテ
ナを装備した例を示している。図2に示すように、自動
車CARはそのルーフ上にパラボラアンテナP−ANT
を搭載しており、通信機10に接続される。このアンテ
ナP−ANTは付設されたアンテナ駆動機構11により
パラボラ反射面を上下方向および左右方向に角度調整す
ることで、その指向性を任意に調整することができるよ
うに構成されている。このアンテナ駆動機構11として
は、歯車機構やリンク機構等、任意の機構が採用できる
が、ここではその説明は省略する。またこのアンテナ駆
動機構11にはエンコーダ等で構成されて自動車の後述
する基準面に対するアンテナの水平方向及び垂直方向の
各角度、即ちアンテナ駆動角度を検出する駆動角度検出
器12が設けられている。
する。図1は本発明の一実施例の構成を示すブロック図
であり、ここでは自動車に衛星通信用のパラボラアンテ
ナを装備した例を示している。図2に示すように、自動
車CARはそのルーフ上にパラボラアンテナP−ANT
を搭載しており、通信機10に接続される。このアンテ
ナP−ANTは付設されたアンテナ駆動機構11により
パラボラ反射面を上下方向および左右方向に角度調整す
ることで、その指向性を任意に調整することができるよ
うに構成されている。このアンテナ駆動機構11として
は、歯車機構やリンク機構等、任意の機構が採用できる
が、ここではその説明は省略する。またこのアンテナ駆
動機構11にはエンコーダ等で構成されて自動車の後述
する基準面に対するアンテナの水平方向及び垂直方向の
各角度、即ちアンテナ駆動角度を検出する駆動角度検出
器12が設けられている。
【0010】また、前記自動車CARには、GPS信号
を受信するためのアンテナGPS−ANTが設けられ、
GPS受信機13に接続される。このGPS受信機13
では、周知のようにGPS衛星からの電波信号を受信
し、かつこれに基づいて演算を行うことで、自動車の緯
度および経度等の現在地データを得ることができる。
を受信するためのアンテナGPS−ANTが設けられ、
GPS受信機13に接続される。このGPS受信機13
では、周知のようにGPS衛星からの電波信号を受信
し、かつこれに基づいて演算を行うことで、自動車の緯
度および経度等の現在地データを得ることができる。
【0011】更に、自動車CARには自動車の走行方
向、即ち自動車がいずれの方位に向いているのかを検出
する方位検出器14が設けられる。この方位検出器14
としては、例えば地磁気ジャイロが用いられ、自動車C
ARの正面が現在向いている方位に対応した方位データ
が電気信号として検出される。また、自動車CARが水
平方向に対して前後、左右に傾斜されているかを検出す
る傾斜角度検出器15が設けられる。この傾斜角度検出
器15としては、例えば内部に液体を入れた凸面状の容
器の表裏面の複数箇所に電極を配設し、傾斜角度に伴っ
て容器内で液体が移動されるときの電極間の容量の変化
によりその傾斜角度を電気的に検出する電子水準器が利
用される。これにより、自動車の前後、左右方向の傾斜
角度データが電気信号として検出される。
向、即ち自動車がいずれの方位に向いているのかを検出
する方位検出器14が設けられる。この方位検出器14
としては、例えば地磁気ジャイロが用いられ、自動車C
ARの正面が現在向いている方位に対応した方位データ
が電気信号として検出される。また、自動車CARが水
平方向に対して前後、左右に傾斜されているかを検出す
る傾斜角度検出器15が設けられる。この傾斜角度検出
器15としては、例えば内部に液体を入れた凸面状の容
器の表裏面の複数箇所に電極を配設し、傾斜角度に伴っ
て容器内で液体が移動されるときの電極間の容量の変化
によりその傾斜角度を電気的に検出する電子水準器が利
用される。これにより、自動車の前後、左右方向の傾斜
角度データが電気信号として検出される。
【0012】前記GPS受信機13の現在地データ、方
位検出器14の方位データ、傾斜角度検出器15の傾斜
角度データはそれぞれアンテナ追尾回路16に入力され
る。即ち、前記各データは先ず移動体データ演算回路1
7に入力され、ここで自動車の位置、正確に言えばアン
テナの現在地と、アンテナ指向性の基準となる面、例え
ば図2に示したように、自動車に仮想した水平な基準面
BPに対して方位方向及び仰角方向に傾斜された基準面
角度(方位および仰角角度)が演算される。この演算に
より得られたアンテナ現在地と基準面角度の各データは
比較演算回路18に入力される。
位検出器14の方位データ、傾斜角度検出器15の傾斜
角度データはそれぞれアンテナ追尾回路16に入力され
る。即ち、前記各データは先ず移動体データ演算回路1
7に入力され、ここで自動車の位置、正確に言えばアン
テナの現在地と、アンテナ指向性の基準となる面、例え
ば図2に示したように、自動車に仮想した水平な基準面
BPに対して方位方向及び仰角方向に傾斜された基準面
角度(方位および仰角角度)が演算される。この演算に
より得られたアンテナ現在地と基準面角度の各データは
比較演算回路18に入力される。
【0013】また、アンテナ追尾回路16内には通信可
能な多数の衛星の位置データを予め記憶しているROM
19を備えており、このROM19に記憶されている衛
星のうち、現在の通信対象とされる衛星の位置データを
選択器20により選択し、前記比較演算回路18に入力
する。この比較演算回路18では、衛星位置データと前
記移動体データ演算回路17からのアンテナ現在地と基
準面角度の各データを比較した上で、現在のアンテナ位
置においてアンテナが衛星に対して向けられるべき指向
角度を演算する。また、この演算された指向角度と、前
記基準面角度の両データから、この基準面に対してアン
テナをいずれの角度だけ傾斜させればよいかの相対傾斜
角度を演算して出力する。
能な多数の衛星の位置データを予め記憶しているROM
19を備えており、このROM19に記憶されている衛
星のうち、現在の通信対象とされる衛星の位置データを
選択器20により選択し、前記比較演算回路18に入力
する。この比較演算回路18では、衛星位置データと前
記移動体データ演算回路17からのアンテナ現在地と基
準面角度の各データを比較した上で、現在のアンテナ位
置においてアンテナが衛星に対して向けられるべき指向
角度を演算する。また、この演算された指向角度と、前
記基準面角度の両データから、この基準面に対してアン
テナをいずれの角度だけ傾斜させればよいかの相対傾斜
角度を演算して出力する。
【0014】自動追尾制御回路21は、前記アンテナの
駆動角度検出器12からの駆動角度と、前記比較演算回
路18からの相対傾斜角度の各データとが入力され、こ
れらのデータを比較し、かつ両データが一致するように
アンテナ駆動機構11をフィードバック制御すること
で、アンテナP−ANTの指向方向を目的とする衛星に
指向させる。
駆動角度検出器12からの駆動角度と、前記比較演算回
路18からの相対傾斜角度の各データとが入力され、こ
れらのデータを比較し、かつ両データが一致するように
アンテナ駆動機構11をフィードバック制御すること
で、アンテナP−ANTの指向方向を目的とする衛星に
指向させる。
【0015】このようなアンテナ自動追尾装置による自
動追尾動作を図4のフローチャートを参照して説明す
る。移動体データ演算回路においては、GPS受信機か
らの自動車の現在地データと、方位検出器からの方位デ
ータと、傾斜角度検出器からの自動車の傾斜角度データ
とで自動車の現在の位置とその進行方向の方位及び水平
方向に対する傾斜角度が演算され(S101)、これに
より、自動車に装備したアンテナの現在地と、自動車の
基準面の傾斜角度とが求められる(S102)。この基
準面BPの傾斜角度は、図3(a)及び(b)のよう
に、自動車CARが前後方向及び左右方向に傾斜されて
いる場合に、自動車の基準面が水平面に対してなす角度
θ1,θ2である。そして、比較演算回路18では、R
OM19からの通信対象となる衛星の位置データと(S
103)、移動体データ演算回路17からのアンテナ現
在地と基準面傾斜角度の各データとで、アンテナの指向
方向を基準面に対して方位方向および仰角方向のいずれ
の角度に設定すればよいのかの相対傾斜角度が演算され
る(S104)。
動追尾動作を図4のフローチャートを参照して説明す
る。移動体データ演算回路においては、GPS受信機か
らの自動車の現在地データと、方位検出器からの方位デ
ータと、傾斜角度検出器からの自動車の傾斜角度データ
とで自動車の現在の位置とその進行方向の方位及び水平
方向に対する傾斜角度が演算され(S101)、これに
より、自動車に装備したアンテナの現在地と、自動車の
基準面の傾斜角度とが求められる(S102)。この基
準面BPの傾斜角度は、図3(a)及び(b)のよう
に、自動車CARが前後方向及び左右方向に傾斜されて
いる場合に、自動車の基準面が水平面に対してなす角度
θ1,θ2である。そして、比較演算回路18では、R
OM19からの通信対象となる衛星の位置データと(S
103)、移動体データ演算回路17からのアンテナ現
在地と基準面傾斜角度の各データとで、アンテナの指向
方向を基準面に対して方位方向および仰角方向のいずれ
の角度に設定すればよいのかの相対傾斜角度が演算され
る(S104)。
【0016】そして、自動追尾制御回路21では、この
演算された相対傾斜角度情報と、アンテナ駆動角度検出
器12からの現在におけるアンテナの駆動角度(S10
5)とを比較し、両者のずれ量が零となるように、即ち
両者が一致するようにアンテナ駆動機構11をフィード
バック制御し、アンテナ反射鏡を方位方向及び仰角方向
に駆動する(S106)。これにより、アンテナP−A
NTを基準面に対して相対的に角度設定し、結果として
アンテナP−ANTを衛星に対して指向させることが可
能となる。
演算された相対傾斜角度情報と、アンテナ駆動角度検出
器12からの現在におけるアンテナの駆動角度(S10
5)とを比較し、両者のずれ量が零となるように、即ち
両者が一致するようにアンテナ駆動機構11をフィード
バック制御し、アンテナ反射鏡を方位方向及び仰角方向
に駆動する(S106)。これにより、アンテナP−A
NTを基準面に対して相対的に角度設定し、結果として
アンテナP−ANTを衛星に対して指向させることが可
能となる。
【0017】したがって、自動車CARが傾斜地を走行
しあるいは停車する等して傾斜状態にある場合には、傾
斜角度検出器15によって自動車の前後方向と左右方向
の傾斜角度が検出され、これに基づいてアンテナP−A
NTの指向角度の基準となる面、即ち自動車に仮想した
基準面BPの傾斜角度が検出されるため、この基準面B
Pに対してアンテナP−ANTの相対角度を調整するこ
とにより自動車CARの傾斜角度が相殺でき、自動車の
傾斜状態が変化された場合でもアンテナを正確に衛星に
指向させることが可能となる。これにより、自動車にお
ける衛星通信を好適な条件下で実現することが可能とな
る。
しあるいは停車する等して傾斜状態にある場合には、傾
斜角度検出器15によって自動車の前後方向と左右方向
の傾斜角度が検出され、これに基づいてアンテナP−A
NTの指向角度の基準となる面、即ち自動車に仮想した
基準面BPの傾斜角度が検出されるため、この基準面B
Pに対してアンテナP−ANTの相対角度を調整するこ
とにより自動車CARの傾斜角度が相殺でき、自動車の
傾斜状態が変化された場合でもアンテナを正確に衛星に
指向させることが可能となる。これにより、自動車にお
ける衛星通信を好適な条件下で実現することが可能とな
る。
【0018】なお、前記実施例は衛星に対してアンテナ
を自動追尾する例であるが、基地局に対してアンテナを
自動追尾する場合にも同様に適用できる。この場合に
は、ROMに基地局の位置データを予め記憶しておくこ
とは勿論である。また、操作者が目的とする衛星や基地
局の位置データを手操作により入力させるように構成す
ることができることは言うまでもない。
を自動追尾する例であるが、基地局に対してアンテナを
自動追尾する場合にも同様に適用できる。この場合に
は、ROMに基地局の位置データを予め記憶しておくこ
とは勿論である。また、操作者が目的とする衛星や基地
局の位置データを手操作により入力させるように構成す
ることができることは言うまでもない。
【0019】また、前記実施例では機械的な動作により
指向方向が制御されるパラボラアンテナの例であるが、
電気的な動作によって指向方向が制御されるアレーアン
テナにも適用できる。
指向方向が制御されるパラボラアンテナの例であるが、
電気的な動作によって指向方向が制御されるアレーアン
テナにも適用できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、GPS衛
星により得られるアンテナの現在地データと、アンテナ
を装備した移動体の進行方向の方位のデータと、移動体
の水平方向に対する傾斜角度データとに基づいて通信ア
ンテナの追尾動作を行うので、移動体が水平方向に対し
て傾斜されている場合にも、この傾斜角度を相殺したア
ンテナの角度制御が可能となり、移動体の傾斜状態にか
かわらずアンテナを対象物に高精度に指向させることが
可能となる。
星により得られるアンテナの現在地データと、アンテナ
を装備した移動体の進行方向の方位のデータと、移動体
の水平方向に対する傾斜角度データとに基づいて通信ア
ンテナの追尾動作を行うので、移動体が水平方向に対し
て傾斜されている場合にも、この傾斜角度を相殺したア
ンテナの角度制御が可能となり、移動体の傾斜状態にか
かわらずアンテナを対象物に高精度に指向させることが
可能となる。
【0021】また、本発明は、移動体に装備されてアン
テナ駆動機構により方位と仰角が調整可能な通信アンテ
ナと、GPS衛星から移動体の現在地データを得るGP
S受信手段と、移動体の現在の進行方向の方位データを
検出する手段と、移動体の水平方向に対する傾斜角度デ
ータを検出する手段と、対象物の位置データを記憶して
おく手段と、現在地データ、方位データ、傾斜角度デー
タ、対象物の位置データに基づいてアンテナ駆動機構を
制御して通信アンテナの指向方向を対象物に向けるよう
に制御する追尾回路手段とを備えることで、移動体の傾
斜状態にかかわらず、アンテナを対象物に高精度に指向
させることが可能となる。
テナ駆動機構により方位と仰角が調整可能な通信アンテ
ナと、GPS衛星から移動体の現在地データを得るGP
S受信手段と、移動体の現在の進行方向の方位データを
検出する手段と、移動体の水平方向に対する傾斜角度デ
ータを検出する手段と、対象物の位置データを記憶して
おく手段と、現在地データ、方位データ、傾斜角度デー
タ、対象物の位置データに基づいてアンテナ駆動機構を
制御して通信アンテナの指向方向を対象物に向けるよう
に制御する追尾回路手段とを備えることで、移動体の傾
斜状態にかかわらず、アンテナを対象物に高精度に指向
させることが可能となる。
【0022】更に、本発明は、追尾回路手段として、移
動体の現在地データ、移動体進行方向の方位データ、移
動体の水平方向の傾斜角度データに基づいて現在の通信
アンテナの現在地、方位及び仰角からなる現通信アンテ
ナ状態を演算する演算回路手段と、対象物の位置データ
と現通信アンテナ状態から移動体に対する通信アンテナ
の相傾斜対角度を演算する比較演算回路手段と、通信ア
ンテナの移動体に対する水平及び垂直の各角度データと
この相対傾斜角度とに基づき、この相対傾斜角度が零と
なるようにアンテナ駆動機構を制御してその方位と仰角
を制御する制御手段とを備えることで、移動体の傾斜状
態を相殺したアンテナの指向方向の設定が実現できる。
動体の現在地データ、移動体進行方向の方位データ、移
動体の水平方向の傾斜角度データに基づいて現在の通信
アンテナの現在地、方位及び仰角からなる現通信アンテ
ナ状態を演算する演算回路手段と、対象物の位置データ
と現通信アンテナ状態から移動体に対する通信アンテナ
の相傾斜対角度を演算する比較演算回路手段と、通信ア
ンテナの移動体に対する水平及び垂直の各角度データと
この相対傾斜角度とに基づき、この相対傾斜角度が零と
なるようにアンテナ駆動機構を制御してその方位と仰角
を制御する制御手段とを備えることで、移動体の傾斜状
態を相殺したアンテナの指向方向の設定が実現できる。
【図1】本発明の自動追尾装置の一実施例のブロック構
成図である。
成図である。
【図2】自動車にアンテナを装備した例を示す外観図で
ある。
ある。
【図3】基準面に対する自動車の傾斜角度を示す模式図
である。
である。
【図4】本発明の追尾動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
P−ANT 通信用のパラボラアンテナ GPS−ANT GPSアンテナ BP 基準面 CAR 自動車 10 通信機 11 アンテナ駆動機構 12 アンテナ駆動角度検出器 13 GPS受信機 14 方位検出器 15 傾斜角度検出器 16 アンテナ追尾回路 17 移動体データ演算回路 18 比較演算回路 19 ROM 21 自動追尾制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 移動体に装備された通信アンテナの指向
方向を衛星や基地局等の対象物に対して追尾させる通信
アンテナ自動追尾装置において、GPS衛星により得ら
れる移動体の現在地データと、移動体の進行方向の方位
のデータと、移動体の水平方向に対する傾斜角度データ
とに基づいて前記通信アンテナの追尾動作を行うことを
特徴とする通信アンテナ自動追尾装置。 - 【請求項2】 移動体に装備されてアンテナ駆動機構に
より方位と仰角が調整可能な通信アンテナと、GPS衛
星から移動体の現在地データを得るGPS受信手段と、
移動体の現在の進行方向の方位データを検出する手段
と、移動体の水平方向に対する傾斜角度データを検出す
る手段と、対象物の位置データを記憶しておく手段と、
前記現在地データ、方位データ、傾斜角度データ、対象
物の位置データに基づいて前記アンテナ駆動機構を制御
して通信アンテナの指向方向を対象物に向けるように制
御する追尾回路手段とを備えることを特徴とする通信ア
ンテナ自動追尾装置。 - 【請求項3】 移動体に装備されてアンテナ駆動機構に
より方位と仰角が調整可能な通信アンテナと、この通信
アンテナが移動体の基準面に対して水平及び垂直になす
角度を検出する手段と、GPS衛星から移動体の現在地
データを得るGPS受信手段と、移動体の現在の進行方
向の方位データを検出する手段と、移動体の水平方向に
対する傾斜角度データを検出する手段と、対象物の位置
データを記憶しておく手段と、前記移動体の現在地デー
タ、移動体進行方向の方位データ、移動体の水平方向の
傾斜角度データに基づいて現在の通信アンテナの現在
地、方位及び仰角からなる現通信アンテナ状態を演算す
る演算回路手段と、前記対象物の位置データと前記現通
信アンテナ状態から移動体に対する通信アンテナの相対
角度を演算する比較演算回路手段と、前記通信アンテナ
の移動体に対する水平及び垂直の各角度データと前記相
対角度とに基づいて前記相対角度が零となるように前記
アンテナ駆動機構を制御する制御手段とを備えることを
特徴とする通信アンテナ自動追尾装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22274894A JPH0865030A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 通信アンテナ自動追尾装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22274894A JPH0865030A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 通信アンテナ自動追尾装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865030A true JPH0865030A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16787296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22274894A Pending JPH0865030A (ja) | 1994-08-25 | 1994-08-25 | 通信アンテナ自動追尾装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865030A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006279881A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tokai Rika Co Ltd | 自動車用アンテナ |
| JP2009284458A (ja) * | 2008-04-25 | 2009-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ姿勢制御装置 |
| CN104079339A (zh) * | 2014-06-10 | 2014-10-01 | 北京航天控制仪器研究所 | 一种静中通天线车辆启动自动收藏系统 |
| JP2014187489A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Furuno Electric Co Ltd | ダイバーシチ受信装置、ダイバーシチ受信方法、及びダイバーシチ受信プログラム |
| CN104793623A (zh) * | 2015-04-09 | 2015-07-22 | 深圳市宏腾通电子有限公司 | 一种简易寻星装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06177633A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Nec Corp | 車載アンテナ制御装置 |
-
1994
- 1994-08-25 JP JP22274894A patent/JPH0865030A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06177633A (ja) * | 1992-12-04 | 1994-06-24 | Nec Corp | 車載アンテナ制御装置 |
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2014187489A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Furuno Electric Co Ltd | ダイバーシチ受信装置、ダイバーシチ受信方法、及びダイバーシチ受信プログラム |
| CN104079339A (zh) * | 2014-06-10 | 2014-10-01 | 北京航天控制仪器研究所 | 一种静中通天线车辆启动自动收藏系统 |
| CN104793623A (zh) * | 2015-04-09 | 2015-07-22 | 深圳市宏腾通电子有限公司 | 一种简易寻星装置 |
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