JPH086574Y2 - 車両用空調装置の吸気ダクト接続構造 - Google Patents

車両用空調装置の吸気ダクト接続構造

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JPH086574Y2
JPH086574Y2 JP6918490U JP6918490U JPH086574Y2 JP H086574 Y2 JPH086574 Y2 JP H086574Y2 JP 6918490 U JP6918490 U JP 6918490U JP 6918490 U JP6918490 U JP 6918490U JP H086574 Y2 JPH086574 Y2 JP H086574Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は車両用空調装置の吸気ダクト接続構造に係わ
り、特に、ブロアユニットの吸込口に接続する吸気ダク
トがその接続部の近傍で前記吸込口の側方に向けて屈曲
延長されている車両用空調装置における吸気ダクトとブ
ロアユニットとの接続構造の改良に関する。
《従来の技術》 一般に、車両用空調装置のブロアユニットはコンソー
ル内に収納されるが、その収容スペースには制約があ
る。このため、ブロアユニットの吸込口とエアインテー
クユニットとを結ぶ吸気ダクトは、上記吸込口との接続
部の近傍でその吸込口の側方に向けて屈曲されている場
合が多く、このような車両用空調装置のブロアユニット
と吸気ダクトとの接続部の構造として、それらを相互に
嵌合させて接続するようにした嵌合接続構造と、それら
を相互に当接させて接続するようにした当接接続構造と
がある。
上記嵌合接続構造は、第3図に示すように、ブロアユ
ニット2のケーシング4に内側に向けてファンネル状に
湾曲されて開口形成された吸込口6の周囲に、これを囲
繞するように筒状に突出させて一体的にリブ8を形成
し、このリブ8に吸気ダクト10の一端の接続口12を嵌合
させて接続するものであり、吸気ダクト10はリブ8に嵌
合される接続口12に近接する部分でコンソールパネル14
等との干渉を避けるために吸込口6の側方に向けて屈曲
されている。なお、嵌合接続構造が示されているものと
しては、例えば実開昭61−135709号公報等がある。
一方、当接接続構造は、第4図に示すように、ケーシ
ング4の吸込口6周縁の平坦な周側面に吸気ダクト10の
接続口12周縁のフランジ部16を突合わせて当接させ、こ
れらをボルト等で締結して接続するものである。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来の嵌合接続構造によると、吸
込口6に吸い込まれる空気流はリブ8によって円滑に整
流されるという利点はあるものの、そのリブ8の存在に
より、吸気ダクト10はその屈曲部18への流入部位におけ
る流路断面積S1を大きく取ることができないという欠点
がある。
一方、上記従来の当接接合構造では、ブロアユニット
2とコンソールパネル14等との間に画成される空間のほ
ぼいっぱいを利用して、吸気ダクト10の屈曲部18への流
入部位における流路断面積S2を大きく取ることができる
という利点があるものの、組付けの際の位置決めが面倒
であるばかりか、上記嵌合構造のものと同寸法の吸込口
面積を確保しようとすると、ブロアユニット2と吸気ダ
クト10との接合部の当接面積を確保するためにそれらの
接合部分を大きく形成する必要が生じて部分的に大型化
してしまうし、また図示例のように吸気ダクト10側の接
合フランジ16を接続口12の周縁沿って径方向の内方に曲
げて成形すると、接続口12のすぐ上流側の屈曲部18にそ
の屈曲方向の外側部位に乱流が生じてしまうといった欠
点がある。
本考案は、上述した諸点に鑑みて成されたものであ
り、その目的は、吸気ダクトの流路断面積を可及的に大
きく確保し得ると共に、組付けの際の位置決めが容易
で、且つ吸込口に流入する空気流を整流し得る車両用空
調装置の吸気ダクト接続構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記目的を達成するために、ブロアユニット
の吸込口に接続される吸気ダクトが、その接続口の近傍
で前記吸込口の側方に向けて屈曲延長されている車両用
空調装置の吸気ダクト接続構造において、前記吸気ダク
トの接続口には該吸気ダクトの屈曲延長方向側に符合さ
せてそのほぼ半周に亘って径方向の内方に延びる接合用
フランジを形成する一方、前記ブロアユニットにはその
吸込口の周縁に沿わせて前記接合用フランジに対応させ
てこれを当接接合させるための平坦な接合面をほぼ半周
に亘って形成すると共に前記屈曲延長方向の反対側に対
応する部位には前記吸気ダクトの接続口を嵌合接続させ
るためのリブをほぼその半周に亘って突出させて形成
し、ブロアユニットと吸気ダクトとを屈曲部における流
れ方向内側に符合する部位ではそれらを相互に当接接続
させると共に屈曲部における流れ方向外側に符合する部
位ではそれらを相互に嵌合接続させた。
《作用》 上記構成の本考案に係わる車両用空調装置の吸気ダク
ト接続構造によれば、吸気ダクトの屈曲部における流れ
方向外側に符合する部位においては吸気ダクトはブロア
ユニットのリブに嵌合接続されるので、吸気ダクトから
ブロアユニット内に吸い込まれる空気は上記リブに案内
されて整流された状態で円滑に流入する。また、吸気ダ
クトの屈曲部における流れ方向内側に符合する部位では
吸気ダクトはブロアユニットに対して当接接合されるの
で、当該吸気ダクトを流れる空気の屈曲部への流路断面
積を可及的に大きく取り得る。
またさらに、吸気ダクトとブロアユニットとの組付時
には、ブロアユニット側のリブの両側端部と吸気ダクト
側の接合用フランジの両側端部とが係合するので、それ
ら相互の位置決めが容易に行えるようになる。
《実施例》 以下に、本考案の好適な一実施例を添付図面に基づき
詳述する。
第1図は本考案に係わる車両用空調装置の吸気ダクト
接続構造を示す一部破断側面図であり、第2図は第1図
中のII−II線部位の矢視方向からの断面図である。
第1図と第2図とに示すように、ブロアユニット20
は、渦巻室22を形成するケーシング24と、このケーシン
グ24の渦巻室22内に回転自在に収納された多翼車26とか
らなる遠心式のものとなっている。ケーシング24には、
多翼車26と同軸に当該多翼車26の内部空間に臨んでファ
ンネル状に絞られた吸込口28と、渦巻室22からその接線
方向に沿って延出形成された吹出口30とが形成されてい
て、多翼車26の回転によって吸込口28から吸い込まれる
空気は遠心力で径方向の外方に押し出されつつ渦巻室22
内で圧力上昇されて、上記吹出口30からこれに接続され
る図外のヒーターユニットへと送り出されるようになっ
ている。
また、上記ブロアユニット20の吸込口28には当該ブロ
アユニット20と図外のエアーインテークユニットとを結
ぶ吸気ダクト32が接続されるようになっている。ブロア
ユニット20および吸気ダクト32等の車両用空調装置はコ
ンソールパネル34等によって画成される限られたスペー
スのコンソール空間36内に収容されるようになってお
り、このため上記吸気ダクト32はコンソールパネル34等
との干渉を避けるためにブロアユニット20との接続口38
の近傍でそのブロアユニット20のケーシング24に沿って
吸込口28の側方に向けてほぼ直角に屈曲されて延長形成
されている。
ところで、上記のように屈曲形成された吸気ダクト32
とブロアユニット20とを接続させるにあたって、本考案
ではそれらの接続構造を下記のように構成した。
すなわち、上記吸気ダクト32の接続口38の周縁には、
当該吸気ダクト32の屈曲延長方向側に符合させてそのほ
ぼ半周に亘って、径方向の内方に延びる接合用フランジ
40を形成した。
一方、ブロアユニット20のケーシング24にはその吸込
口28の周縁に沿わせて、上記接合用フランジ40に対応さ
せてこの接合用フランジ40を当接接合させるための平坦
な接合面42をほぼ半周に亘って形成すると共に、吸気ダ
クト32の屈曲延長方向の反対側となり接合用フランジ40
が形成されていない部分の接続口38に対応する部位の吸
込口28の周縁には、その吸気ダクト32の接続口38を嵌合
接続させるためのリブ44をほぼその半周に亘って突出さ
せて形成した。
そして、吸気ダクト32の屈曲部46を流れる空気の流れ
方向内側に符合する部位の接続口38部分はケーシング24
に対してパッキン48を介して相互に当接させて接合する
一方、上記屈曲部46における流れ方向外側に符合する部
位の接続口38部分はケーシング24に突出形成したリブ44
に対してパッキン50を介して相互に嵌合させて接合し、
それらブロアユニット20と吸気ダクト32とを結合させる
構造とした。
したがって、上記の構成による接続構造では、吸気ダ
クト32を通じて吸込口28に吸い込まれる空気は、屈曲部
46における流れ方向外側に符合して設けられているリブ
44に案内されて整流された状態で可及的に円滑にブロア
ユニット20内に流入される。
また、吸気ダクト32の屈曲部46における流れ方向内側
においては接続口38がケーシング24に当接されていて当
該部位にはリブがないので、当該部位の吸気ダクト32の
厚みW32を可及的に多く形成でき、もって屈曲部46に流
入する空気流の流路断面積S32を可及的に大きく確保し
得るようになる。
また、ブロアユニット20と吸気ダクト32とを組み付け
るにあたっては、ケーシング24側のリブ44の両側端部と
吸気ダクト32の接合用フランジ40の両側端部とが係合し
あうようになるので、それら相互の位置決めが容易に行
えるようになる。
《効果》 以上実施例で詳細に説明したように、本考案に係わる
車両用空調装置の吸気ダクト接続構造によれば、吸気ダ
クトの屈曲部における流れ方向外側に符合する部位にお
いては吸気ダクトの接続口をブロアユニットのリブに嵌
合させて接続する一方、屈曲部における流れ方向内側に
符合する部位では吸気ダクトの接続口の周縁に沿って径
方向の内方に向けて延出形成した接合用フランジをブロ
アユニットに当接させて接合するので、次のような優れ
た効果を発揮する。
(1)接続口の近傍で屈曲形成された吸気ダクトを通じ
てブロアユニット内に吸い込まれる空気は、屈曲部にお
ける流れ方向外側に符合されて設けられたリブに案内さ
れるので、その吸い込み空気流を整流状態で円滑にブロ
アユニット内に流入させることができる。
(2)吸気ダクトの屈曲部における流れ方向内側に符合
する部位の接続口はケーシングに当接されていて当該部
位にはリブがないので、当該部位の吸気ダクトの厚みを
可及的に大きく形成でき、もって屈曲部に流入する空気
流の流路断面積を可及的に大きく確保できるようにな
る。
(3)ブロアユニットと吸気ダクトとを組み付けるにあ
たっては、リブの両側端部と吸気ダクトの接合用フラン
ジの両側端部とが係合しあうようになるので、それら相
互の位置決めが容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる車両用空調装置の吸気ダクト接
続構造を示す一部破断側面図、第2図は第1図中のII−
II線部位の矢視方向からの断面図、第3図は従来の嵌合
接続構造を説明する図、第4図は従来の当接接合構造を
説明する図である。 20……ブロアユニット、22……渦巻室 24……ケーシング、26……多翼車 28……吸込口、30……吹出口 32……吸気ダクト、34……コンソールパネル 38……接続口、40……接合用フランジ 42……接合面、44……リブ 46……屈曲部、48……パッキン 50……パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロアユニットの吸込口に接続される吸気
    ダクトが、その接続口の近傍で前記吸込口の側方に向け
    て屈曲延長されている車両用空調装置の吸気ダクト接続
    構造において、 前記吸気ダクトの接続口には該吸気ダクトの屈曲延長方
    向側に符合させてそのほぼ半周に亘って径方向の内方に
    延びる接合用フランジを形成する一方、前記ブロアユニ
    ットにはその吸込口の周縁に沿わせて前記接合用フラン
    ジに対応させてこれを当接接合させるための平坦な接合
    面をほぼ半周に亘って形成すると共に前記屈曲延長方向
    の反対側に対応する部位には前記吸気ダクトの接続口を
    嵌合接続させるためのリブをほぼその半周に亘って突出
    させて形成し、ブロアユニットと吸気ダクトとを屈曲部
    における流れ方向内側に符合する部位ではそれらを相互
    に当接接続させると共に屈曲部における流れ方向外側に
    符合する部位ではそれらを相互に嵌合接続させたことを
    特徴とする車両用空調装置の吸気ダクト接続構造。
JP6918490U 1990-06-29 1990-06-29 車両用空調装置の吸気ダクト接続構造 Expired - Fee Related JPH086574Y2 (ja)

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