JPH0865990A - 振動アクチュエータ - Google Patents
振動アクチュエータInfo
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- JPH0865990A JPH0865990A JP22243394A JP22243394A JPH0865990A JP H0865990 A JPH0865990 A JP H0865990A JP 22243394 A JP22243394 A JP 22243394A JP 22243394 A JP22243394 A JP 22243394A JP H0865990 A JPH0865990 A JP H0865990A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- magnet mover
- vibration actuator
- coil
- mover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は振動アクチュエータに関し、低コス
トで、小型の振動モータを提供することを目的とする。 【構成】 ケース2内に、永久磁石から構成され、少な
くとも一点で揺動自在に支持されるマグネット可動子3
と、該マグネット可動子3に対して、少なくとも3方向
から所定のタイミングで順次磁界を発生させるコイル4
とを備えるように構成する。
トで、小型の振動モータを提供することを目的とする。 【構成】 ケース2内に、永久磁石から構成され、少な
くとも一点で揺動自在に支持されるマグネット可動子3
と、該マグネット可動子3に対して、少なくとも3方向
から所定のタイミングで順次磁界を発生させるコイル4
とを備えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動アクチュエータに
係り、自己の回転運動及び歳差運動を振動に変換する振
動発生用のアクチュエータに関する。
係り、自己の回転運動及び歳差運動を振動に変換する振
動発生用のアクチュエータに関する。
【0002】〔発明の背景〕近年、通信の発達に伴っ
て、無線局から送信される電波を利用して目的の相手に
対してメッセージを送るページャが急激に普及してい
る。
て、無線局から送信される電波を利用して目的の相手に
対してメッセージを送るページャが急激に普及してい
る。
【0003】ページャとは、無線を使ってトーン信号や
簡単なデータを送ることで、相手から自分宛にメッセー
ジが入ったことを知らせてくれる移動体通信システムで
あり、代表的な呼び出し専用型の中にも、数字表示型、
カード型、腕時計型等の種々のタイプがある。
簡単なデータを送ることで、相手から自分宛にメッセー
ジが入ったことを知らせてくれる移動体通信システムで
あり、代表的な呼び出し専用型の中にも、数字表示型、
カード型、腕時計型等の種々のタイプがある。
【0004】ページャによるメッセージ受信の際には、
従来、自分宛にメッセージが入ったことを呼び出し音等
によって報知するものが一般的であったが、音による呼
び出しが好ましくない利用状況を想定し、音の代わりに
振動によって受信報知を行うものも数多く提供されてい
る。
従来、自分宛にメッセージが入ったことを呼び出し音等
によって報知するものが一般的であったが、音による呼
び出しが好ましくない利用状況を想定し、音の代わりに
振動によって受信報知を行うものも数多く提供されてい
る。
【0005】このように振動によって受信報知を行うペ
ージャでは、振動発生源が必要不可欠であり、ページャ
サイズを小型化するためには、小型の振動アクチュエー
タが要求される。
ージャでは、振動発生源が必要不可欠であり、ページャ
サイズを小型化するためには、小型の振動アクチュエー
タが要求される。
【0006】
【従来の技術】従来、振動によって受信報知を行うペー
ジャに用いられる振動アクチュエータとしては、偏心分
銅を有する振動モータが一般的である。
ジャに用いられる振動アクチュエータとしては、偏心分
銅を有する振動モータが一般的である。
【0007】図16は、従来の振動モータ101の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【0008】図16において、振動モータ101は、モ
ータケース102、シャフト103、偏心分銅104か
ら構成されている。
ータケース102、シャフト103、偏心分銅104か
ら構成されている。
【0009】振動モータ101は、コギングトルクをな
くす目的のために小径円筒形のコアレスモータからな
り、モータケース102によって振動モータ101は構
成される。
くす目的のために小径円筒形のコアレスモータからな
り、モータケース102によって振動モータ101は構
成される。
【0010】また、振動モータ101に使用される界磁
マグネットとしては、例えば、サマリウムコバルトやネ
オジウム等の希土類マグネットが使用されている。
マグネットとしては、例えば、サマリウムコバルトやネ
オジウム等の希土類マグネットが使用されている。
【0011】シャフト103は、振動モータ101の回
転軸であり、その先端部分にタングステンを主成分とす
る断面略扇形の偏心分銅104が設けられている。
転軸であり、その先端部分にタングステンを主成分とす
る断面略扇形の偏心分銅104が設けられている。
【0012】以上の構成において、ページャにより呼び
出し信号が受信されると、振動モータ101に対して電
源電流が供給され、振動モータ101の回転軸となるシ
ャフト103が回転するとともに、このシャフト103
の回転に伴い、偏心分銅104が偏心回転を開始し、偏
心分銅104による振れ回り力が発生する。
出し信号が受信されると、振動モータ101に対して電
源電流が供給され、振動モータ101の回転軸となるシ
ャフト103が回転するとともに、このシャフト103
の回転に伴い、偏心分銅104が偏心回転を開始し、偏
心分銅104による振れ回り力が発生する。
【0013】すると、偏心分銅104の振れ回り力によ
り、回転軸に対して垂直方向に交差する方向、あるいは
回転軸に対して垂直方向に平行方向に振動力が発生し、
ページャ所持者に着信が振動として報知される。
り、回転軸に対して垂直方向に交差する方向、あるいは
回転軸に対して垂直方向に平行方向に振動力が発生し、
ページャ所持者に着信が振動として報知される。
【0014】ちなみに、ページャには、薄型(回転部の
径寸法)で大きな振れ回り力を得ることが要求されるた
め、高磁束密度の希土類マグネットが用いられている。
径寸法)で大きな振れ回り力を得ることが要求されるた
め、高磁束密度の希土類マグネットが用いられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の振動モータにあっては、小型化の要望から、
界磁マグネットに希土類マグネットを利用するととも
に、振れ回り力を高めるために高比重のタングステンを
主成分とする偏心分銅104を利用するという構成とな
っていたため、以下に述べるような問題があった。
うな従来の振動モータにあっては、小型化の要望から、
界磁マグネットに希土類マグネットを利用するととも
に、振れ回り力を高めるために高比重のタングステンを
主成分とする偏心分銅104を利用するという構成とな
っていたため、以下に述べるような問題があった。
【0016】すなわち、図16に示すように、振動モー
タ101のモータケース102には、薄型のものが要求
され、かつ、薄面側に沿って振動モータ101が支持さ
れるという構成となっていたため、振動モータ101の
一部分を、例えば、図16中の幅tで示すように、薄く
しておくか、あるいは、小径の円筒形にすることが必要
となる。このため、従来、コスト高となっても小型化の
ためには少ない量で大きな磁力密度が得られる界磁マグ
ネットを利用するメリットの方が大きいと判断し、サマ
リウムコバルト等の高価な希土類マグネットが利用され
ており、低コスト化が図られていないという問題点があ
った。
タ101のモータケース102には、薄型のものが要求
され、かつ、薄面側に沿って振動モータ101が支持さ
れるという構成となっていたため、振動モータ101の
一部分を、例えば、図16中の幅tで示すように、薄く
しておくか、あるいは、小径の円筒形にすることが必要
となる。このため、従来、コスト高となっても小型化の
ためには少ない量で大きな磁力密度が得られる界磁マグ
ネットを利用するメリットの方が大きいと判断し、サマ
リウムコバルト等の高価な希土類マグネットが利用され
ており、低コスト化が図られていないという問題点があ
った。
【0017】また、一般に振れ回り力は、偏心分銅10
4の比重,半径の3乗,長さ、図16中の扇形角θのs
inθ/2、回転数の2乗に比例する。
4の比重,半径の3乗,長さ、図16中の扇形角θのs
inθ/2、回転数の2乗に比例する。
【0018】つまり、図16に示す例では、偏心分銅1
04の半径は幅tの寸法内に収まるようにしなくてはな
らず、自ずと半径寸法が制約されることになる。このた
め、従来、コスト高となっても振れ回り力を大きくする
ためには、比重の高い金属を用いた偏心分銅104を利
用するメリットの方が大きいと判断し、高価なタングス
テンを主成分とする偏心分銅104が利用されており、
前述の界磁マグネットと同様に、低コスト化が図られて
いないという問題点があった。
04の半径は幅tの寸法内に収まるようにしなくてはな
らず、自ずと半径寸法が制約されることになる。このた
め、従来、コスト高となっても振れ回り力を大きくする
ためには、比重の高い金属を用いた偏心分銅104を利
用するメリットの方が大きいと判断し、高価なタングス
テンを主成分とする偏心分銅104が利用されており、
前述の界磁マグネットと同様に、低コスト化が図られて
いないという問題点があった。
【0019】したがって、高性能な振動モータ101を
得るために、従来は界磁マグネットと偏心分銅104と
に高価な材料を使用しているので、コストが高くなると
いう問題点があった。
得るために、従来は界磁マグネットと偏心分銅104と
に高価な材料を使用しているので、コストが高くなると
いう問題点があった。
【0020】〔目的〕上記問題点に鑑み、本発明は、低
コストで、小型の振動アクチュエータを提供することを
目的とする。
コストで、小型の振動アクチュエータを提供することを
目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載する発明
は、図1に示すように、ケース2内に、永久磁石から構
成され、少なくとも一点で揺動自在に支持されるマグネ
ット可動子3と、該マグネット可動子3に対して、少な
くとも3方向から所定のタイミングで順次磁界を発生さ
せるコイル4と、を備えることにより、上記目的を達成
している。
は、図1に示すように、ケース2内に、永久磁石から構
成され、少なくとも一点で揺動自在に支持されるマグネ
ット可動子3と、該マグネット可動子3に対して、少な
くとも3方向から所定のタイミングで順次磁界を発生さ
せるコイル4と、を備えることにより、上記目的を達成
している。
【0022】そして、この場合、請求項2に記載する発
明は、前述の請求項1記載の発明に加えて、前記コイル
4は、円筒軸に対し、所定の傾きをもって斜め巻きした
少なくとも3相の巻線コイル4A,4B,4Cにより構
成され、各相の巻線コイル4A,4B,4Cは、前記マ
グネット可動子3の端部周囲に所定の間隙をもって配置
されるとともに、互いに所定の角度をもって巻回される
ことが有効である。
明は、前述の請求項1記載の発明に加えて、前記コイル
4は、円筒軸に対し、所定の傾きをもって斜め巻きした
少なくとも3相の巻線コイル4A,4B,4Cにより構
成され、各相の巻線コイル4A,4B,4Cは、前記マ
グネット可動子3の端部周囲に所定の間隙をもって配置
されるとともに、互いに所定の角度をもって巻回される
ことが有効である。
【0023】また、この場合、請求項3に記載する発明
は、前述の請求項1記載の発明に加えて、前記コイル4
は、少なくとも3相の巻線コイル4a,4b,4cによ
り構成され、各相の巻線コイル4a,4b,4cは、前
記マグネット可動子3の揺動支持点Pから外方向位置に
所定の間隙をもって配置されるとともに、該マグネット
可動子3に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から磁界
を発生させることが有効である。
は、前述の請求項1記載の発明に加えて、前記コイル4
は、少なくとも3相の巻線コイル4a,4b,4cによ
り構成され、各相の巻線コイル4a,4b,4cは、前
記マグネット可動子3の揺動支持点Pから外方向位置に
所定の間隙をもって配置されるとともに、該マグネット
可動子3に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から磁界
を発生させることが有効である。
【0024】さらに、この場合、請求項4に記載する発
明は、前述の請求項1、2または請求項3記載の発明に
加えて、図7に示すように、マグネット可動子3に取り
付けられた電極12及び接点が3分割以上されたカップ
状のコミュテータ13内において、中心軸に対して傾き
をもった回転運動を行い、少なくとも3方向から順次磁
界を発生させる機構を備えることが有効である。
明は、前述の請求項1、2または請求項3記載の発明に
加えて、図7に示すように、マグネット可動子3に取り
付けられた電極12及び接点が3分割以上されたカップ
状のコミュテータ13内において、中心軸に対して傾き
をもった回転運動を行い、少なくとも3方向から順次磁
界を発生させる機構を備えることが有効である。
【0025】さらに、この場合、請求項5に記載する発
明は、前述の請求項1〜3または請求項4記載の発明に
加えて、図1に示すように、前記マグネット可動子3
は、弾性部材からなる支持部材5の一方端を該マグネッ
ト可動子3の揺動支持点P(P’)に接続するととも
に、該支持部材5の他方端をケース2内部における固定
支持点O(O’)に接続することにより揺動自在に支持
されることが好ましい。
明は、前述の請求項1〜3または請求項4記載の発明に
加えて、図1に示すように、前記マグネット可動子3
は、弾性部材からなる支持部材5の一方端を該マグネッ
ト可動子3の揺動支持点P(P’)に接続するととも
に、該支持部材5の他方端をケース2内部における固定
支持点O(O’)に接続することにより揺動自在に支持
されることが好ましい。
【0026】そして、この場合、請求項6に記載する発
明は、前述の請求項5記載の発明に加えて、図13
(a)に示すように、前記マグネット可動子3は、1つ
の固定支持点O(O’)から複数の揺動支持点P1 〜P
3 (P1'〜P3' )に対して接続された複数の前記支持
部材5A〜5C(5A’〜5C’)により揺動自在に支
持されることが有効である。
明は、前述の請求項5記載の発明に加えて、図13
(a)に示すように、前記マグネット可動子3は、1つ
の固定支持点O(O’)から複数の揺動支持点P1 〜P
3 (P1'〜P3' )に対して接続された複数の前記支持
部材5A〜5C(5A’〜5C’)により揺動自在に支
持されることが有効である。
【0027】また、この場合、請求項7に記載する発明
は、前述の請求項5記載の発明に加えて、図13(b)
に示すように、前記マグネット可動子3は、複数の固定
支持点O1 〜O3 (O1'〜O3')から1つの揺動支持点
P(P’)に対して接続された複数の前記支持部材5a
〜5c(5a’〜5c’)により揺動自在に支持される
ことが有効である。
は、前述の請求項5記載の発明に加えて、図13(b)
に示すように、前記マグネット可動子3は、複数の固定
支持点O1 〜O3 (O1'〜O3')から1つの揺動支持点
P(P’)に対して接続された複数の前記支持部材5a
〜5c(5a’〜5c’)により揺動自在に支持される
ことが有効である。
【0028】さらに、この場合、請求項8に記載する発
明は、前述の請求項1〜4または請求項5記載の発明に
加えて、図14(c)に示すように、前記マグネット可
動子3は、該マグネット可動子3の揺動支持点P
(P’)と、該支持部材5のケース2内部における固定
支持点O(O’)とに設けられた、回転軸6と軸受7と
により揺動自在に支持されることが有効である。
明は、前述の請求項1〜4または請求項5記載の発明に
加えて、図14(c)に示すように、前記マグネット可
動子3は、該マグネット可動子3の揺動支持点P
(P’)と、該支持部材5のケース2内部における固定
支持点O(O’)とに設けられた、回転軸6と軸受7と
により揺動自在に支持されることが有効である。
【0029】この場合、請求項9に記載する発明は、前
述の請求項1〜7または請求項8記載の発明に加えて、
図15(b),(c)に示すように、前記マグネット可
動子3に対して磁界を発生する界磁極8を設け、該マグ
ネット可動子3の揺動運動を規制することが好ましい。
述の請求項1〜7または請求項8記載の発明に加えて、
図15(b),(c)に示すように、前記マグネット可
動子3に対して磁界を発生する界磁極8を設け、該マグ
ネット可動子3の揺動運動を規制することが好ましい。
【0030】請求項10に記載する発明は、前述の請求
項5、6または請求項7記載の発明に加えて、前記支持
部材5は、ゴム、スプリング、板バネのいずれか、また
は、これらの組み合わせにより構成されることが有効で
ある。
項5、6または請求項7記載の発明に加えて、前記支持
部材5は、ゴム、スプリング、板バネのいずれか、また
は、これらの組み合わせにより構成されることが有効で
ある。
【0031】
【作用】請求項1記載の発明によれば、少なくとも3方
向から、電子回路によるタイミングに基づいて、所定の
同期をとりながら各コイルを順次励磁させることによ
り、各コイルから回転周期で回転磁界が発生され、ケー
ス内に少なくとも一点で揺動自在に支持されるマグネッ
ト可動子が揺動し、振動力が発生する。
向から、電子回路によるタイミングに基づいて、所定の
同期をとりながら各コイルを順次励磁させることによ
り、各コイルから回転周期で回転磁界が発生され、ケー
ス内に少なくとも一点で揺動自在に支持されるマグネッ
ト可動子が揺動し、振動力が発生する。
【0032】これによって、高価な偏心分銅を用いずと
も所望の振動が得られるため、低コスト化が図れ、ま
た、回転部が露出しないため、部品配置の自由度が高ま
りデザインの幅が広げられるとともに、小型の振動アク
チュエータが得られる。
も所望の振動が得られるため、低コスト化が図れ、ま
た、回転部が露出しないため、部品配置の自由度が高ま
りデザインの幅が広げられるとともに、小型の振動アク
チュエータが得られる。
【0033】そして、請求項2記載の発明によれば、前
述の請求項1に記載する発明に加えて、マグネット可動
子の端部周囲に所定の間隙をもって配置され、互いに所
定の角度をもって巻回される少なくとも3相の斜め巻き
した巻線コイルにより発生される磁界によって、マグネ
ット可動子が揺動支持点を支点として歳差運動が行わ
れ、所定の振動力が得られる。
述の請求項1に記載する発明に加えて、マグネット可動
子の端部周囲に所定の間隙をもって配置され、互いに所
定の角度をもって巻回される少なくとも3相の斜め巻き
した巻線コイルにより発生される磁界によって、マグネ
ット可動子が揺動支持点を支点として歳差運動が行わ
れ、所定の振動力が得られる。
【0034】また、請求項3に記載する発明によれば、
前述の請求項1に記載する発明に加えて、マグネット可
動子の揺動支持点から外方向位置に少なくとも3相の巻
線コイルが所定の間隔をもって配置され、マグネット可
動子に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から発生され
る磁界によって、マグネット可動子が揺動支持点を支点
として歳差運動が行われ、前述の請求項2記載の発明と
比較して、構造的にエアギャップが小さく設定可能であ
るので、この場合、より大きな所定の振動力が得られ
る。
前述の請求項1に記載する発明に加えて、マグネット可
動子の揺動支持点から外方向位置に少なくとも3相の巻
線コイルが所定の間隔をもって配置され、マグネット可
動子に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から発生され
る磁界によって、マグネット可動子が揺動支持点を支点
として歳差運動が行われ、前述の請求項2記載の発明と
比較して、構造的にエアギャップが小さく設定可能であ
るので、この場合、より大きな所定の振動力が得られ
る。
【0035】さらに、請求項4に記載する発明によれ
ば、前述の請求項1、2または請求項3に記載する発明
に加えて、3分割以上されたカップ状のコミュテータ内
において、電極及び接点により中心軸に対して傾きをも
った回転運動が行われ、少なくとも3方向から順次磁界
が発生させられる。
ば、前述の請求項1、2または請求項3に記載する発明
に加えて、3分割以上されたカップ状のコミュテータ内
において、電極及び接点により中心軸に対して傾きをも
った回転運動が行われ、少なくとも3方向から順次磁界
が発生させられる。
【0036】さらに、請求項5に記載する発明によれ
ば、前述の請求項1〜3または請求項4に記載する発明
に加えて、支持部材によりケース内部における固定支持
点と、マグネット可動子の揺動支持点とが接続され、マ
グネット可動子が揺動自在に支持される。
ば、前述の請求項1〜3または請求項4に記載する発明
に加えて、支持部材によりケース内部における固定支持
点と、マグネット可動子の揺動支持点とが接続され、マ
グネット可動子が揺動自在に支持される。
【0037】そして、請求項6に記載する発明によれ
ば、前述の請求項5に記載する発明に加えて、複数の支
持部材により、1つの固定支持点から複数の揺動支持点
に対して接続されるので、各支持部材の弾性係数を調節
することによりマグネット可動子の揺動運動における振
幅が所望の範囲に規制される。
ば、前述の請求項5に記載する発明に加えて、複数の支
持部材により、1つの固定支持点から複数の揺動支持点
に対して接続されるので、各支持部材の弾性係数を調節
することによりマグネット可動子の揺動運動における振
幅が所望の範囲に規制される。
【0038】この場合、請求項7に記載する発明によれ
ば、前述の請求項5に記載する発明に加えて、複数の支
持部材により、複数の固定支持点から1つの揺動支持点
に対して接続されるので、各支持部材の弾性係数を調節
することによりマグネット可動子の揺動支持点が一定範
囲に規制される。
ば、前述の請求項5に記載する発明に加えて、複数の支
持部材により、複数の固定支持点から1つの揺動支持点
に対して接続されるので、各支持部材の弾性係数を調節
することによりマグネット可動子の揺動支持点が一定範
囲に規制される。
【0039】また、この場合、請求項8に記載する発明
によれば、前述の請求項1〜4または請求項5に記載す
る発明に加えて、回転軸と軸受とにより、マグネット可
動子の揺動支持点が一定範囲に規制されつつ、揺動自在
に支持される。
によれば、前述の請求項1〜4または請求項5に記載す
る発明に加えて、回転軸と軸受とにより、マグネット可
動子の揺動支持点が一定範囲に規制されつつ、揺動自在
に支持される。
【0040】さらに、この場合、請求項9に記載する発
明によれば、前述の請求項1〜7または請求項8に記載
する発明に加えて、界磁極により、マグネット可動子の
揺動運動における振幅が規制されるとともに、動作レス
ポンスが向上する。
明によれば、前述の請求項1〜7または請求項8に記載
する発明に加えて、界磁極により、マグネット可動子の
揺動運動における振幅が規制されるとともに、動作レス
ポンスが向上する。
【0041】そして、この場合、請求項10に記載する
発明によれば、前述の請求項5、6または請求項7に記
載する発明に加えて、支持部材として、ゴム、スプリン
グ、板バネのいずれか、または、これらの組み合わせに
より構成されるので、各部材の特長を生かした支持部材
が形成される。
発明によれば、前述の請求項5、6または請求項7に記
載する発明に加えて、支持部材として、ゴム、スプリン
グ、板バネのいずれか、または、これらの組み合わせに
より構成されるので、各部材の特長を生かした支持部材
が形成される。
【0042】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例1を、図1〜図
8を参照して説明する。なお、図1〜図8において、各
図の同一部分には同一の符号を付す。
8を参照して説明する。なお、図1〜図8において、各
図の同一部分には同一の符号を付す。
【0043】まず、本実施例の構成を説明する。
【0044】図1及び図2は、本実施例の振動アクチュ
エータ1の概略構成を示す断面図であり、図1は、振動
アクチュエータ1の縦断面図、図2は、図1のA−A’
線断面図である。
エータ1の概略構成を示す断面図であり、図1は、振動
アクチュエータ1の縦断面図、図2は、図1のA−A’
線断面図である。
【0045】図1及び図2において、本実施例の振動ア
クチュエータ1は、大別して、ケース2、マグネット可
動子3、コイル4、支持部材5から構成されている。
クチュエータ1は、大別して、ケース2、マグネット可
動子3、コイル4、支持部材5から構成されている。
【0046】ケース2は、金属製のハウジングケースで
あり、その内部にマグネット可動子3、コイル4、支持
部材5を有している。
あり、その内部にマグネット可動子3、コイル4、支持
部材5を有している。
【0047】マグネット可動子3は、例えば、ネオジウ
ムマグネット(NdFeB系磁石)及びサマリウムコバ
ルトマグネット(SmCo系磁石)等の希土類マグネッ
トから構成されるドーナツ形状の異方性永久磁石であ
り、その中心位置の穿孔部分には、後述する支持部材5
が配置される。また、マグネット可動子3の両面側に
は、ヨーク3a,3bが設けられている。
ムマグネット(NdFeB系磁石)及びサマリウムコバ
ルトマグネット(SmCo系磁石)等の希土類マグネッ
トから構成されるドーナツ形状の異方性永久磁石であ
り、その中心位置の穿孔部分には、後述する支持部材5
が配置される。また、マグネット可動子3の両面側に
は、ヨーク3a,3bが設けられている。
【0048】コイル4は、図3(a)に示すように、円
筒状のベース材に巻線コイル4A,4B,4Cを巻回し
たものであり、例えば、巻線コイル4Aは、図3(b)
に示すように、θ1の角度として10°〜30°の角度
で巻回される。
筒状のベース材に巻線コイル4A,4B,4Cを巻回し
たものであり、例えば、巻線コイル4Aは、図3(b)
に示すように、θ1の角度として10°〜30°の角度
で巻回される。
【0049】図4は、コイル4に対する巻線コイル4A
の巻回状態を説明するための図であり、図5は、コイル
4の巻回状態を説明するための図である。
の巻回状態を説明するための図であり、図5は、コイル
4の巻回状態を説明するための図である。
【0050】なお、図4に示す例では、リード線を2本
ずつ計6本使用することにより、巻線コイル4A,4
B,4Cの同一周面でそれぞれ2/3πずつ位相をずら
しているが、図5に示す例では、巻線コイル4A,4
B,4Cの巻回位置をずらすことにより2/3πずつ位
相をずらしている。
ずつ計6本使用することにより、巻線コイル4A,4
B,4Cの同一周面でそれぞれ2/3πずつ位相をずら
しているが、図5に示す例では、巻線コイル4A,4
B,4Cの巻回位置をずらすことにより2/3πずつ位
相をずらしている。
【0051】コイル4に対して、巻線コイル4Aは、図
4(a)及び図5(a)に示すように、ベース材である
円筒の軸方向に対して斜め巻きされており、これが、図
4(a),(b)に示す例では、巻線コイル4Aは、巻
線コイル4B,4Cに対して位相を2/3πずらした状
態で巻回されている。
4(a)及び図5(a)に示すように、ベース材である
円筒の軸方向に対して斜め巻きされており、これが、図
4(a),(b)に示す例では、巻線コイル4Aは、巻
線コイル4B,4Cに対して位相を2/3πずらした状
態で巻回されている。
【0052】ここで、ベース材である円筒の軸方向に対
して斜め巻きしたときの、あるコイル内有効面の楕円長
径方向をa−a’、2/3π位相をずらしてb−b’、
さらに、2/3π位相をずらした楕円長径方向をc−
c’とすると、その展開図は、図4(b)及び図5
(b)に示すようになる。
して斜め巻きしたときの、あるコイル内有効面の楕円長
径方向をa−a’、2/3π位相をずらしてb−b’、
さらに、2/3π位相をずらした楕円長径方向をc−
c’とすると、その展開図は、図4(b)及び図5
(b)に示すようになる。
【0053】この場合、コイル4の形成は、ベース円筒
軸に対し、垂直に巻回したコイル4をそれぞれ変形さ
せ、傾きを持たせた後、組み合わせることによっても可
能である。
軸に対し、垂直に巻回したコイル4をそれぞれ変形さ
せ、傾きを持たせた後、組み合わせることによっても可
能である。
【0054】図6は、制作されるコイル4の巻回方法を
示す図であり、図6(a)は、巻回方法を説明するため
の展開図、図6(b)は、巻回方法を説明するための立
体図である。
示す図であり、図6(a)は、巻回方法を説明するため
の展開図、図6(b)は、巻回方法を説明するための立
体図である。
【0055】円筒状のベース材に対し、一方端位置(図
4中の1参照)より、180°回転させて他方端位置
(図4中の2参照)まで巻回し、さらに、同じ回転方向
に180°回転させて(図4中の3−4参照)図4中の
1’まで巻く。同様にして、2’−3’−4’という巻
回を全周にわたって行う。
4中の1参照)より、180°回転させて他方端位置
(図4中の2参照)まで巻回し、さらに、同じ回転方向
に180°回転させて(図4中の3−4参照)図4中の
1’まで巻く。同様にして、2’−3’−4’という巻
回を全周にわたって行う。
【0056】次に、巻き始めのリード線と巻き終わりの
リード線とを接続してI−1とし(図4(a)参照)、
I−1から巻回して2/3πまで巻回した位置にリード
線を2本ずつ設けてI−2とし、さらに、2/3π巻回
までした位置にI−3のリード線を設けてI−1まで巻
回する。
リード線とを接続してI−1とし(図4(a)参照)、
I−1から巻回して2/3πまで巻回した位置にリード
線を2本ずつ設けてI−2とし、さらに、2/3π巻回
までした位置にI−3のリード線を設けてI−1まで巻
回する。
【0057】この場合、I−1とI−2、I−2とI−
3、I−3とI−1は通じ、その他は導通させない。
3、I−3とI−1は通じ、その他は導通させない。
【0058】これによって、I−1からI−2まで斜め
巻きされた1相コイル磁束は合成されたもので、図4
(a)に示すコイル水平面に対し、傾きをもった磁束を
発生させる。
巻きされた1相コイル磁束は合成されたもので、図4
(a)に示すコイル水平面に対し、傾きをもった磁束を
発生させる。
【0059】同様にして、I−2,I−3の磁束は、2
/3π位相がずれており、図6(a)に示すコイル水平
面に対し、傾きをもった磁束を発生させる。なお、I−
3,I−1についても同様である。
/3π位相がずれており、図6(a)に示すコイル水平
面に対し、傾きをもった磁束を発生させる。なお、I−
3,I−1についても同様である。
【0060】この内部に配置されるマグネット可動子3
は、I−1,I−2が通電された場合、可動子軸をI−
1,I−2の中心方向にずらし、I−2とI−3,I−
3とI−1が通電された場合も同様に、可動子中心軸を
それぞれI−2とI−3、I−3とI−1の中心方向に
ずれる。
は、I−1,I−2が通電された場合、可動子軸をI−
1,I−2の中心方向にずらし、I−2とI−3,I−
3とI−1が通電された場合も同様に、可動子中心軸を
それぞれI−2とI−3、I−3とI−1の中心方向に
ずれる。
【0061】支持部材5は、ステンレススチールにより
構成されるスプリングであり、その両端部はバネ固定接
点O,O’に固定されるとともに、マグネット可動子3
の上下端面部はバネ揺動接点P,P’に固定されてい
る。すなわち、ドーナツ状に形成されたマグネット可動
子3にスプリング形状の支持部材5を貫通させた状態で
揺動自在に支持したものである。
構成されるスプリングであり、その両端部はバネ固定接
点O,O’に固定されるとともに、マグネット可動子3
の上下端面部はバネ揺動接点P,P’に固定されてい
る。すなわち、ドーナツ状に形成されたマグネット可動
子3にスプリング形状の支持部材5を貫通させた状態で
揺動自在に支持したものである。
【0062】次に、本実施例の動作(作用)を説明す
る。
る。
【0063】図7は、コミュテータ14を示す断面図で
あり、図7中、11は弾性部材による絶縁部、12はブ
ラシとなる電極、13は導電部、14はコミュテータで
ある。
あり、図7中、11は弾性部材による絶縁部、12はブ
ラシとなる電極、13は導電部、14はコミュテータで
ある。
【0064】初期状態において、電極12は、コミュテ
ータ14中の導電部13に接続しており、外部信号によ
り、振動アクチュエータ1がスイッチオンとなると、導
電部13により、a−a’,b−b’,c−c’のいず
れかの励磁コイルに通電される。
ータ14中の導電部13に接続しており、外部信号によ
り、振動アクチュエータ1がスイッチオンとなると、導
電部13により、a−a’,b−b’,c−c’のいず
れかの励磁コイルに通電される。
【0065】ここで、a−a’方向に通電されたものと
すると、a−a’コイル位相面に対し、垂直方向に励磁
されると、マグネット可動子3は、図8(a)に示すよ
うに、a−a’方向に対して揺動支持点を中心に傾き、
コミュテータ14内のセグメントAに接触する。
すると、a−a’コイル位相面に対し、垂直方向に励磁
されると、マグネット可動子3は、図8(a)に示すよ
うに、a−a’方向に対して揺動支持点を中心に傾き、
コミュテータ14内のセグメントAに接触する。
【0066】この場合、電極12は各々のコイル端子
(a−a’,b−b’,c−c’コイル)のすべての端
子に導通されており、セグメントAは、bb’コイル
に、セグメントBはcc’コイルに、セグメントCはa
a’コイルの末端に接続されている。
(a−a’,b−b’,c−c’コイル)のすべての端
子に導通されており、セグメントAは、bb’コイル
に、セグメントBはcc’コイルに、セグメントCはa
a’コイルの末端に接続されている。
【0067】電極12がセグメントAと接触して通電さ
れると、b−b’コイルが励磁され、揺動支持点を中心
に傾き、電極12はセグメントBに通電される。
れると、b−b’コイルが励磁され、揺動支持点を中心
に傾き、電極12はセグメントBに通電される。
【0068】セグメントBが通電されると、c−c’コ
イルが励磁され、揺動支持点を傾け、電極12はセグメ
ントAに接触し、c−c’コイルが励磁される。
イルが励磁され、揺動支持点を傾け、電極12はセグメ
ントAに接触し、c−c’コイルが励磁される。
【0069】以上のことを繰り返すことにより、電極1
2はコミュテータ14内のA−B−C−Aと接触移動
し、すりこぎ様の運動が行われ、この結果、円周方向に
振動し、歳差運動が行われる。
2はコミュテータ14内のA−B−C−Aと接触移動
し、すりこぎ様の運動が行われ、この結果、円周方向に
振動し、歳差運動が行われる。
【0070】この場合、可動子の周期、振動幅は、電極
12の大きさ、コミュテータ14の大きさ、セグメント
A,B,Cとコイル位相位置関係とコイル内有効面、斜
め巻きの角度の大きさ等により変化させることが可能で
ある。
12の大きさ、コミュテータ14の大きさ、セグメント
A,B,Cとコイル位相位置関係とコイル内有効面、斜
め巻きの角度の大きさ等により変化させることが可能で
ある。
【0071】また、電子回路における通電によりa
a’,bb’,cc’コイルに回転磁界を与えること
で、マグネット可動子3は円周方向に単振動し、歳差運
動が行われる。
a’,bb’,cc’コイルに回転磁界を与えること
で、マグネット可動子3は円周方向に単振動し、歳差運
動が行われる。
【0072】これによって、従来の偏心分銅による振動
の代わりに、この単振動をケース2に伝達することで、
呼び出し用の振動源が得られる。
の代わりに、この単振動をケース2に伝達することで、
呼び出し用の振動源が得られる。
【0073】図9は、図1に代わる振動アクチュエータ
1の縦断面図である。
1の縦断面図である。
【0074】上記本実施例における振動アクチュエータ
1は、マグネット可動子3が歳差運動を行うことから、
マグネット可動子3の外周端部に丸みを持たせて形成さ
れているが、図9に示す実施例では、コイル4の形状を
マグネット可動子3に合わせて丸みを持たせたものであ
る。
1は、マグネット可動子3が歳差運動を行うことから、
マグネット可動子3の外周端部に丸みを持たせて形成さ
れているが、図9に示す実施例では、コイル4の形状を
マグネット可動子3に合わせて丸みを持たせたものであ
る。
【0075】本実施例におけるコイル4の形成は、コイ
ル4のベース材に可撓性を有する部材を用い、通常通り
巻線コイルを巻回した後に、圧力をかけてベース材毎変
形させることによって得ることができる。
ル4のベース材に可撓性を有する部材を用い、通常通り
巻線コイルを巻回した後に、圧力をかけてベース材毎変
形させることによって得ることができる。
【0076】これによって、マグネット可動子3が歳差
運動を行っても、コイル4とマグネット可動子3との距
離はほぼ一定に保たれる。
運動を行っても、コイル4とマグネット可動子3との距
離はほぼ一定に保たれる。
【0077】図10は、支持部材5であるスプリングの
支持位置を説明するための概略断面図である。
支持位置を説明するための概略断面図である。
【0078】上記実施例における支持部材5は、図10
(a)に示すように、両端部をバネ固定接点O,O’に
固定するとともに、マグネット可動子3の上下端面部に
おいてバネ揺動接点P,P’に固定することにより、ド
ーナツ状に形成されたマグネット可動子3にスプリング
形状の支持部材5を貫通させた状態で揺動自在に支持し
たものであるが、バネ揺動接点P,P’に固定する部分
は、図10(b)に示すように、マグネット可動子3の
上端面部(P)、あるいは、下端面部(P’)のいずれ
か一方のみでもよく、また、図10(c)に示すよう
に、マグネット可動子3の中心位置となるバネ揺動接点
Pの1箇所のみで固定されるものであってもよい。
(a)に示すように、両端部をバネ固定接点O,O’に
固定するとともに、マグネット可動子3の上下端面部に
おいてバネ揺動接点P,P’に固定することにより、ド
ーナツ状に形成されたマグネット可動子3にスプリング
形状の支持部材5を貫通させた状態で揺動自在に支持し
たものであるが、バネ揺動接点P,P’に固定する部分
は、図10(b)に示すように、マグネット可動子3の
上端面部(P)、あるいは、下端面部(P’)のいずれ
か一方のみでもよく、また、図10(c)に示すよう
に、マグネット可動子3の中心位置となるバネ揺動接点
Pの1箇所のみで固定されるものであってもよい。
【0079】すなわち、図10(b),(c)に示す例
の場合、固定する点が1箇所のみとなるため、図10
(a)に示す実施例と比較して、揺動規制力は劣るもの
の、取り付けが容易となる。
の場合、固定する点が1箇所のみとなるため、図10
(a)に示す実施例と比較して、揺動規制力は劣るもの
の、取り付けが容易となる。
【0080】以下、本発明の好適な実施例2を、図11
を参照して説明する。なお、図11において、図1及び
図3と同一部分には同一の符号を付す。
を参照して説明する。なお、図11において、図1及び
図3と同一部分には同一の符号を付す。
【0081】図11は、実施例2におけるコイル4の構
成を示す図であり、図11(a)は、コイル4の平面
図、図11(b)は、コイル4の概略断面図である。
成を示す図であり、図11(a)は、コイル4の平面
図、図11(b)は、コイル4の概略断面図である。
【0082】前述の実施例では、ベース材に3相の巻線
コイル4A,4B,4Cを斜め巻きすることによりコイ
ル4が構成されていたが、本実施例では、円錐状のベー
ス材に3相の巻線コイル4a,4b,4cをそれぞれ中
心から120°間隔で配置し、さらに、このベース材を
マグネット可動子3の揺動支持点Pから外方向位置に所
定の間隙をもって配置するとともに、マグネット可動子
3に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から磁界を発生
させるようにしたものである。
コイル4A,4B,4Cを斜め巻きすることによりコイ
ル4が構成されていたが、本実施例では、円錐状のベー
ス材に3相の巻線コイル4a,4b,4cをそれぞれ中
心から120°間隔で配置し、さらに、このベース材を
マグネット可動子3の揺動支持点Pから外方向位置に所
定の間隙をもって配置するとともに、マグネット可動子
3に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から磁界を発生
させるようにしたものである。
【0083】これによって、振動アクチュエータ1にお
ける高さ方向のサイズは大きくなるものの、径方向にお
けるサイズを小さくすることができ、小径の振動アクチ
ュエータ1を得ることができる。
ける高さ方向のサイズは大きくなるものの、径方向にお
けるサイズを小さくすることができ、小径の振動アクチ
ュエータ1を得ることができる。
【0084】なお、この場合、図11に示す巻線コイル
4A,4B,4Cの形状は、扇型に近い三角形状とする
ことにより、コイル面積を大きくとることができ、より
効率良く磁界を発生させることができるようになってい
るが、ベース材の形状に合わせて、例えば、円形状とし
ても構わない。
4A,4B,4Cの形状は、扇型に近い三角形状とする
ことにより、コイル面積を大きくとることができ、より
効率良く磁界を発生させることができるようになってい
るが、ベース材の形状に合わせて、例えば、円形状とし
ても構わない。
【0085】図12〜図14は、上記実施例に代わるマ
グネット可動子3の支持構造例を示す図である。
グネット可動子3の支持構造例を示す図である。
【0086】図12は、支持部材5として螺旋形状の板
バネを用いた例を示す図である。
バネを用いた例を示す図である。
【0087】図12における支持部材5は、螺旋形状の
板バネにより構成され、最外周部分をケース2内に固定
するとともに、最内周部分をマグネット可動子3の揺動
支持点に固定するものである。
板バネにより構成され、最外周部分をケース2内に固定
するとともに、最内周部分をマグネット可動子3の揺動
支持点に固定するものである。
【0088】すなわち、螺旋形状の板バネにより、最外
周部分の固定支持点から最内周部分の揺動支持点に対し
て接続されるので、板バネの特性により、マグネット可
動子3の揺動支持点を一定範囲に規制することができ
る。
周部分の固定支持点から最内周部分の揺動支持点に対し
て接続されるので、板バネの特性により、マグネット可
動子3の揺動支持点を一定範囲に規制することができ
る。
【0089】図13は、支持部材5として弾性係数の異
なる複数のゴムを用いた例を示す図である。
なる複数のゴムを用いた例を示す図である。
【0090】図13(a),(b)における支持部材5
は、弾性係数の異なる複数のゴム片5A〜5C(5A’
〜5C’),5a〜5c(5a’〜5c’)から構成さ
れ、図13(a)に示す例では、1つの固定支持点O
(O’)から複数の揺動支持点P1 〜P3 (P1'〜P
3')に対して接続された複数のゴム片5A〜5C(5
A’〜5C’)によりマグネット可動子3を揺動自在に
支持することにより、各ゴム片5A〜5C(5A’〜5
C’)の弾性係数を調節することによってマグネット可
動子3の揺動運動における振幅を所望の範囲に規制する
ことができる。ちなみに、本例では、ゴム片5B(5
B’)の弾性係数をゴム片5A,5C(5A’,5
C’)の弾性係数よりも高くすることにより、マグネッ
ト可動子3の揺動位置がブレるのを規制している。
は、弾性係数の異なる複数のゴム片5A〜5C(5A’
〜5C’),5a〜5c(5a’〜5c’)から構成さ
れ、図13(a)に示す例では、1つの固定支持点O
(O’)から複数の揺動支持点P1 〜P3 (P1'〜P
3')に対して接続された複数のゴム片5A〜5C(5
A’〜5C’)によりマグネット可動子3を揺動自在に
支持することにより、各ゴム片5A〜5C(5A’〜5
C’)の弾性係数を調節することによってマグネット可
動子3の揺動運動における振幅を所望の範囲に規制する
ことができる。ちなみに、本例では、ゴム片5B(5
B’)の弾性係数をゴム片5A,5C(5A’,5
C’)の弾性係数よりも高くすることにより、マグネッ
ト可動子3の揺動位置がブレるのを規制している。
【0091】また、図13(b)に示す例では、複数の
固定支持点O1 〜O3 (O1'〜O3')から1つの揺動支
持点P(P’)に対して接続された複数のゴム片5a〜
5c(5a’〜5c’)により揺動自在に支持すること
により、各ゴム片5a〜5c(5a’〜5c’)の弾性
係数を調節することによってマグネット可動子3の揺動
支持点を一定範囲に規制することができる。ちなみに、
本例では、ゴム片5b(5b’)の弾性係数をゴム片5
a,5c(5a’,5c’)の弾性係数よりも高くする
ことにより、図13(a)に示す例と同様に、マグネッ
ト可動子3の揺動位置がブレるのを規制している。
固定支持点O1 〜O3 (O1'〜O3')から1つの揺動支
持点P(P’)に対して接続された複数のゴム片5a〜
5c(5a’〜5c’)により揺動自在に支持すること
により、各ゴム片5a〜5c(5a’〜5c’)の弾性
係数を調節することによってマグネット可動子3の揺動
支持点を一定範囲に規制することができる。ちなみに、
本例では、ゴム片5b(5b’)の弾性係数をゴム片5
a,5c(5a’,5c’)の弾性係数よりも高くする
ことにより、図13(a)に示す例と同様に、マグネッ
ト可動子3の揺動位置がブレるのを規制している。
【0092】図14は、支持部材5として異なる素材・
構造を用いた例を示す図である。
構造を用いた例を示す図である。
【0093】図14(a)は、支持部材5として、例え
ば、ゴム等の弾性部材を用いた例を示し、図14(b)
は、支持部材5として、例えば、ステンレススチールや
リン青銅等からなる糸バネにより構成された例を示し、
図14(c)は、支持部材5として、回転軸6と軸受7
により構成された例を示す。
ば、ゴム等の弾性部材を用いた例を示し、図14(b)
は、支持部材5として、例えば、ステンレススチールや
リン青銅等からなる糸バネにより構成された例を示し、
図14(c)は、支持部材5として、回転軸6と軸受7
により構成された例を示す。
【0094】ちなみに、図14(c)に示す例では、マ
グネット可動子3の揺動支持点P(P’)と、支持部材
5のケース2内部における固定支持点O(O’)とに設
けられた、回転軸6と軸受7とによりマグネット可動子
3を揺動自在に支持することにより、マグネット可動子
3の揺動支持点P(P’)を一定範囲に規制しつつ、揺
動自在に支持することができる。
グネット可動子3の揺動支持点P(P’)と、支持部材
5のケース2内部における固定支持点O(O’)とに設
けられた、回転軸6と軸受7とによりマグネット可動子
3を揺動自在に支持することにより、マグネット可動子
3の揺動支持点P(P’)を一定範囲に規制しつつ、揺
動自在に支持することができる。
【0095】このように、支持部材5に用いられる素材
や構造等は目的により任意に選択でき、また、これらの
組み合わせによって構成されるものであってもよい。
や構造等は目的により任意に選択でき、また、これらの
組み合わせによって構成されるものであってもよい。
【0096】図15は、マグネット可動子3に対してヨ
ーク3a,3b及び界磁極8を設けた場合の効果を説明
するための図である。
ーク3a,3b及び界磁極8を設けた場合の効果を説明
するための図である。
【0097】図15(a)は、マグネット可動子3にヨ
ーク3a,3bを設けた場合の概略断面図であり、この
場合、ヨーク3a,3bを設けることにより、マグネッ
ト可動子3の磁石の厚みを増加させることができ、動作
点を高めることができる。
ーク3a,3bを設けた場合の概略断面図であり、この
場合、ヨーク3a,3bを設けることにより、マグネッ
ト可動子3の磁石の厚みを増加させることができ、動作
点を高めることができる。
【0098】図15(b)は、ケース2の外側に磁性体
(例えば、Fe等)を設けた場合の概略断面図であり、
この磁性体を設けることにより、マグネット可動子3の
レスポンスを高めることができる。
(例えば、Fe等)を設けた場合の概略断面図であり、
この磁性体を設けることにより、マグネット可動子3の
レスポンスを高めることができる。
【0099】図15(c)は、マグネット可動子3に対
してバイアス磁界を発生する界磁極8を設けた場合の概
略断面図であり、界磁極8のバイアス磁界によりマグネ
ット可動子3の揺動運動における振幅を規制でき、動作
レスポンスを向上させることができる。
してバイアス磁界を発生する界磁極8を設けた場合の概
略断面図であり、界磁極8のバイアス磁界によりマグネ
ット可動子3の揺動運動における振幅を規制でき、動作
レスポンスを向上させることができる。
【0100】以上説明したように、本実施例では、少な
くとも3方向から所定のタイミングで順次磁界を発生さ
せるコイル4によって発生される磁界により、ケース2
内に少なくとも一点で揺動自在に支持するマグネット可
動子3を揺動させ、振動力を発生できる。
くとも3方向から所定のタイミングで順次磁界を発生さ
せるコイル4によって発生される磁界により、ケース2
内に少なくとも一点で揺動自在に支持するマグネット可
動子3を揺動させ、振動力を発生できる。
【0101】したがって、高価な偏心分銅を用いずとも
所望の振動を得ることができるので、低コスト化を図る
ことができる。
所望の振動を得ることができるので、低コスト化を図る
ことができる。
【0102】さらに、構造上、回転部が露出しないた
め、部品配置の自由度を高めることができ、デザインの
幅を広げることができる。
め、部品配置の自由度を高めることができ、デザインの
幅を広げることができる。
【0103】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0104】例えば、マグネット可動子3に用いるマグ
ネットとしては、本実施例のように、ネオジウムマグネ
ット(NdFeB系磁石)及びサマリウムコバルトマグ
ネット(SmCo系磁石)等の希土類マグネットに限ら
ず、フェライト系マグネットを用いたものでもよく、マ
グネット材料は、その目的(すなわち、低コスト化と小
型化・低消費電力化とのバランス)に応じて種々変更可
能である。
ネットとしては、本実施例のように、ネオジウムマグネ
ット(NdFeB系磁石)及びサマリウムコバルトマグ
ネット(SmCo系磁石)等の希土類マグネットに限ら
ず、フェライト系マグネットを用いたものでもよく、マ
グネット材料は、その目的(すなわち、低コスト化と小
型化・低消費電力化とのバランス)に応じて種々変更可
能である。
【0105】さらに、マグネット可動子3の形状も、本
実施例のドーナツ形状以外にも、例えば、円板形状、あ
るいは、多角形形状であってもよい。
実施例のドーナツ形状以外にも、例えば、円板形状、あ
るいは、多角形形状であってもよい。
【0106】また、以上の説明では主として発明者によ
ってなされた発明を、その背景となった利用分野である
振動アクチュエータに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではない。
ってなされた発明を、その背景となった利用分野である
振動アクチュエータに適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではない。
【0107】例えば、マッサージ器用のバイブレーショ
ン発生装置等にも適用することができる。
ン発生装置等にも適用することができる。
【0108】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、少なくとも3
方向から所定のタイミングで順次磁界を発生させるコイ
ルによって発生される磁界により、ケース内に少なくと
も一点で揺動自在に支持するマグネット可動子を揺動さ
せ、振動力を発生できる。
方向から所定のタイミングで順次磁界を発生させるコイ
ルによって発生される磁界により、ケース内に少なくと
も一点で揺動自在に支持するマグネット可動子を揺動さ
せ、振動力を発生できる。
【0109】したがって、高価な偏心分銅を用いずとも
所望の振動を得ることができるため、低コスト化を図る
ことができ、また、回転部が露出しない構造となるた
め、部品配置の自由度が高まりデザインの幅を広げるこ
とができるとともに、小型の振動アクチュエータを得る
ことができる。
所望の振動を得ることができるため、低コスト化を図る
ことができ、また、回転部が露出しない構造となるた
め、部品配置の自由度が高まりデザインの幅を広げるこ
とができるとともに、小型の振動アクチュエータを得る
ことができる。
【0110】そして、請求項2記載の発明では、マグネ
ット可動子の端部周囲に所定の間隙をもって配置し、互
いに所定の角度をもって巻回する少なくとも3相の斜め
巻きした巻線コイルにより発生する磁界によって、マグ
ネット可動子は揺動支持点を支点として歳差運動を行う
ことにより、前述の請求項1に記載する発明に加えて、
所定の振動力を得ることができる。
ット可動子の端部周囲に所定の間隙をもって配置し、互
いに所定の角度をもって巻回する少なくとも3相の斜め
巻きした巻線コイルにより発生する磁界によって、マグ
ネット可動子は揺動支持点を支点として歳差運動を行う
ことにより、前述の請求項1に記載する発明に加えて、
所定の振動力を得ることができる。
【0111】また、請求項3に記載する発明では、マグ
ネット可動子の揺動支持点から外方向位置に少なくとも
3相の巻線コイルを所定の間隔をもって配置し、マグネ
ット可動子に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から発
生する磁界によって、マグネット可動子は揺動支持点を
支点として歳差運動を行うことにより、前述の請求項2
記載の発明と比較して、構造的にエアギャップが小さく
設定可能であるので、この場合、より大きな所定の振動
力が得られる。
ネット可動子の揺動支持点から外方向位置に少なくとも
3相の巻線コイルを所定の間隔をもって配置し、マグネ
ット可動子に対してそれぞれ所定角度傾いた方向から発
生する磁界によって、マグネット可動子は揺動支持点を
支点として歳差運動を行うことにより、前述の請求項2
記載の発明と比較して、構造的にエアギャップが小さく
設定可能であるので、この場合、より大きな所定の振動
力が得られる。
【0112】さらに、請求項4に記載する発明では、3
分割以上されたカップ状のコミュテータ内において、電
極及び接点により中心軸に対して傾きをもった回転運動
を行うことにより、前述の請求項1、2または請求項3
に記載する発明に加えて、少なくとも3方向から順次磁
界を発生させることができる。
分割以上されたカップ状のコミュテータ内において、電
極及び接点により中心軸に対して傾きをもった回転運動
を行うことにより、前述の請求項1、2または請求項3
に記載する発明に加えて、少なくとも3方向から順次磁
界を発生させることができる。
【0113】また、請求項5に記載する発明では、支持
部材によりケース内部における固定支持点と、マグネッ
ト可動子の揺動支持点とを接続することにより、前述の
請求項1〜3または請求項4に記載する発明に加えて、
マグネット可動子を揺動自在に支持することができる。
部材によりケース内部における固定支持点と、マグネッ
ト可動子の揺動支持点とを接続することにより、前述の
請求項1〜3または請求項4に記載する発明に加えて、
マグネット可動子を揺動自在に支持することができる。
【0114】そして、請求項6に記載する発明では、複
数の支持部材により、1つの固定支持点から複数の揺動
支持点に対して接続することにより、前述の請求項5に
記載する発明に加えて、例えば、各支持部材の弾性係数
を調節することによってマグネット可動子の揺動運動に
おける振幅を所望の範囲に規制することができる。
数の支持部材により、1つの固定支持点から複数の揺動
支持点に対して接続することにより、前述の請求項5に
記載する発明に加えて、例えば、各支持部材の弾性係数
を調節することによってマグネット可動子の揺動運動に
おける振幅を所望の範囲に規制することができる。
【0115】この場合、請求項7に記載する発明では、
複数の支持部材により、複数の固定支持点から1つの揺
動支持点に対して接続することにより、前述の請求項5
に記載する発明に加えて、例えば、各支持部材の弾性係
数を調節することによってマグネット可動子の揺動支持
点を一定範囲に規制することができる。
複数の支持部材により、複数の固定支持点から1つの揺
動支持点に対して接続することにより、前述の請求項5
に記載する発明に加えて、例えば、各支持部材の弾性係
数を調節することによってマグネット可動子の揺動支持
点を一定範囲に規制することができる。
【0116】また、この場合、請求項8に記載する発明
では、回転軸と軸受とにより、前述の請求項1〜4また
は請求項5に記載する発明に加えて、マグネット可動子
の揺動支持点を一定範囲に規制しつつ、揺動自在に支持
することができる。
では、回転軸と軸受とにより、前述の請求項1〜4また
は請求項5に記載する発明に加えて、マグネット可動子
の揺動支持点を一定範囲に規制しつつ、揺動自在に支持
することができる。
【0117】さらに、この場合、請求項9に記載する発
明では、界磁極により、前述の請求項1〜7または請求
項8に記載する発明に加えて、マグネット可動子の揺動
運動における振幅を規制するとともに、動作レスポンス
を向上させることができる。
明では、界磁極により、前述の請求項1〜7または請求
項8に記載する発明に加えて、マグネット可動子の揺動
運動における振幅を規制するとともに、動作レスポンス
を向上させることができる。
【0118】そして、この場合、請求項10に記載する
発明では、支持部材として、ゴム、スプリング、板バネ
のいずれか、または、これらの組み合わせにより構成す
ることにより、前述の請求項5、6または請求項7に記
載する発明に加えて、各部材の特長を生かした支持部材
を形成することができる。
発明では、支持部材として、ゴム、スプリング、板バネ
のいずれか、または、これらの組み合わせにより構成す
ることにより、前述の請求項5、6または請求項7に記
載する発明に加えて、各部材の特長を生かした支持部材
を形成することができる。
【図1】本実施例の振動アクチュエータの縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1のA−A’線断面図である。
【図3】本実施例のコイルの図である。
【図4】コイルに対する巻線コイルの巻回状態を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】コイルの巻回状態を説明するための図である。
【図6】図5の巻回方法の展開図と立体図である。
【図7】コミュテータを示す断面図である。
【図8】本実施例の動作例を説明するための図である。
【図9】図1に代わる振動アクチュエータの縦断面図で
ある。
ある。
【図10】支持部材であるスプリングの支持位置を説明
するための概略断面図である。
するための概略断面図である。
【図11】実施例2におけるコイルの構成を示す図であ
る。
る。
【図12】支持部材として螺旋形状の板バネを用いた例
を示す図である。
を示す図である。
【図13】支持部材として弾性係数の異なる複数のゴム
を用いた例を示す図である。
を用いた例を示す図である。
【図14】支持部材として異なる素材・構造を用いた例
を示す図である。
を示す図である。
【図15】マグネット可動子に対してヨーク及び界磁極
を設けた場合の効果を説明するための図である。
を設けた場合の効果を説明するための図である。
【図16】従来の振動モータの外観を示す斜視図であ
る。
る。
1 振動アクチュエータ 2 ケース 3 マグネット可動子 4 コイル 4A,4B,4C 巻線コイル 4a,4b,4c 巻線コイル 5 支持部材 5A,5B,5C 支持部材 5a,5b,5c 支持部材 6 回転軸 7 軸受 8 界磁極 11 絶縁部 12 電極 13 導電部 14 コミュテータ
Claims (10)
- 【請求項1】ケース内に、永久磁石から構成され、少な
くとも一点で揺動自在に支持されるマグネット可動子
と、 該マグネット可動子に対して、少なくとも3方向から所
定のタイミングで順次磁界を発生させるコイルと、 を備えることを特徴とする振動アクチュエータ。 - 【請求項2】前記コイルは、円筒軸に対し、所定の傾き
をもって斜め巻きした少なくとも3相の巻線コイルによ
り構成され、各相の巻線コイルは、前記マグネット可動
子の端部周囲に所定の間隙をもって配置されるととも
に、互いに所定の角度をもって巻回されることを特徴と
する請求項1記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項3】前記コイルは、少なくとも3相の巻線コイ
ルにより構成され、各相の巻線コイルは、前記マグネッ
ト可動子の揺動支持点から外方向位置に所定の間隙をも
って配置されるとともに、該マグネット可動子に対して
それぞれ所定角度傾いた方向から磁界を発生させること
を特徴とする請求項1記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項4】マグネット可動子に取り付けられた電極及
び接点が3分割以上されたカップ状のコミュテータ内に
おいて、中心軸に対して傾きをもった回転運動を行い、
少なくとも3方向から順次磁界を発生させる機構を備え
ることを特徴とする請求項1、2または3記載の振動ア
クチュエータ。 - 【請求項5】前記マグネット可動子は、弾性部材からな
る支持部材の一方端を該マグネット可動子の揺動支持点
に接続するとともに、該支持部材の他方端をケース内部
における固定支持点に接続することにより揺動自在に支
持されることを特徴とする請求項1、2、3または4記
載の振動アクチュエータ。 - 【請求項6】前記マグネット可動子は、1つの固定支持
点から複数の揺動支持点に対して接続された複数の前記
支持部材により揺動自在に支持されることを特徴とする
請求項5記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項7】前記マグネット可動子は、複数の固定支持
点から1つの揺動支持点に対して接続された複数の前記
支持部材により揺動自在に支持されることを特徴とする
請求項5記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項8】前記マグネット可動子は、該マグネット可
動子の揺動支持点と、該支持部材のケース内部における
固定支持点とに設けられた、回転軸と軸受とにより揺動
自在に支持されることを特徴とする請求項1〜4または
5記載の振動アクチュエータ。 - 【請求項9】前記マグネット可動子に対して磁界を発生
する界磁極を設け、該マグネット可動子の揺動運動を規
制することを特徴とする請求項1〜7または8記載の振
動アクチュエータ。 - 【請求項10】前記支持部材は、ゴム、スプリング、板
バネのいずれか、または、これらの組み合わせにより構
成されることを特徴とする請求項5、6または7記載の
振動アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22243394A JPH0865990A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 振動アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22243394A JPH0865990A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 振動アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865990A true JPH0865990A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16782323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22243394A Withdrawn JPH0865990A (ja) | 1994-08-24 | 1994-08-24 | 振動アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0865990A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100892318B1 (ko) * | 2006-07-06 | 2009-04-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 선형 진동기 |
| WO2009119414A1 (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-01 | 三洋電機株式会社 | アクチュエータ、当該アクチュエータを備えた携帯機器及びゲーム機器 |
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| KR100944111B1 (ko) * | 2007-08-09 | 2010-02-24 | 신성호 | 진동 발생장치 |
| US7671493B2 (en) | 2007-03-09 | 2010-03-02 | Sony Corporation | Vibration assembly, input device using the vibration assembly, and electronic equipment using the input device |
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| JP6017009B1 (ja) * | 2015-07-09 | 2016-10-26 | エーエーシー テクノロジーズ ピーティーイー リミテッドAac Technologies Pte.Ltd. | 線形振動モーター |
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| US11894745B2 (en) | 2020-12-25 | 2024-02-06 | Nidec Corporation | Vibrating motor and haptic device including movable portion with holding portion |
-
1994
- 1994-08-24 JP JP22243394A patent/JPH0865990A/ja not_active Withdrawn
Cited By (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2010055641A1 (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-20 | ミツミ電機株式会社 | アクチュエータ及びこれを用いた電動歯ブラシ |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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