JPH0866686A - 廃液等の被処理液の処理方法とその装置 - Google Patents
廃液等の被処理液の処理方法とその装置Info
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- JPH0866686A JPH0866686A JP20396694A JP20396694A JPH0866686A JP H0866686 A JPH0866686 A JP H0866686A JP 20396694 A JP20396694 A JP 20396694A JP 20396694 A JP20396694 A JP 20396694A JP H0866686 A JPH0866686 A JP H0866686A
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- alkaline
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 たとえばニッケル−カドミウム電池等の製造
工程において排出される硝酸ナトリウム(NaNO3)や
水酸化ナトリウム(NaOH)を含むアルカリ性廃液中
から、中性塩である硝酸塩とアルカリである水酸化ナト
リウムを別々に再生回収する。 【構成】 中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等
のアルカリ性被処理液を、バイポーラ膜8及び陽イオン
交換膜9を備えた電気透析装置5により中性塩溶液とア
ルカリ性溶液に分離し、中性塩溶液はアルカリ性被処理
液処理槽2に回収するとともにアルカリ性溶液はアルカ
リ処理槽15に回収して処理する。
工程において排出される硝酸ナトリウム(NaNO3)や
水酸化ナトリウム(NaOH)を含むアルカリ性廃液中
から、中性塩である硝酸塩とアルカリである水酸化ナト
リウムを別々に再生回収する。 【構成】 中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等
のアルカリ性被処理液を、バイポーラ膜8及び陽イオン
交換膜9を備えた電気透析装置5により中性塩溶液とア
ルカリ性溶液に分離し、中性塩溶液はアルカリ性被処理
液処理槽2に回収するとともにアルカリ性溶液はアルカ
リ処理槽15に回収して処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は廃液等の被処理液の処理
方法とその装置、さらに詳しくは、たとえばニッケル−
カドミウム電池等の製造工程において排出される硝酸ナ
トリウム(NaNO3)や水酸化ナトリウム(NaOH)
を含むアルカリ性廃液中から、中性塩である硝酸塩とア
ルカリである水酸化ナトリウムを別々に再生回収する廃
液等の被処理液の処理方法と、その処理装置に関する。
方法とその装置、さらに詳しくは、たとえばニッケル−
カドミウム電池等の製造工程において排出される硝酸ナ
トリウム(NaNO3)や水酸化ナトリウム(NaOH)
を含むアルカリ性廃液中から、中性塩である硝酸塩とア
ルカリである水酸化ナトリウムを別々に再生回収する廃
液等の被処理液の処理方法と、その処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の廃液等の被処理液の処理
装置としては、図3に示すようなものがある。
装置としては、図3に示すようなものがある。
【0003】すなわち、従来のこの種の装置は、同図に
示すように、アルカリ性廃液を貯留して処理するための
アルカリ性廃液処理槽2aと、該アルカリ性廃液処理槽2a
内の被処理液中に含まれる中性塩(たとえばNaNO3)
やアルカリ(たとえばNaOH)を分離して再生回収す
べくバイポーラ膜及び陽イオン交換膜を備えた電気透析
装置5aと、該電気透析装置5aで回収されたアルカリを貯
留して処理するためのアルカリ処理槽15a とを備えた構
成からなるものである。
示すように、アルカリ性廃液を貯留して処理するための
アルカリ性廃液処理槽2aと、該アルカリ性廃液処理槽2a
内の被処理液中に含まれる中性塩(たとえばNaNO3)
やアルカリ(たとえばNaOH)を分離して再生回収す
べくバイポーラ膜及び陽イオン交換膜を備えた電気透析
装置5aと、該電気透析装置5aで回収されたアルカリを貯
留して処理するためのアルカリ処理槽15a とを備えた構
成からなるものである。
【0004】そして、このような装置で、たとえば硝酸
ナトリウム(NaNO3)や水酸化ナトリウム(NaO
H)を含むアルカリ性廃液を処理する場合には、先ずア
ルカリ性廃液処理槽2aから被処理液としてのアルカリ性
廃液の原液が前記電気透析装置5aへ供給される。
ナトリウム(NaNO3)や水酸化ナトリウム(NaO
H)を含むアルカリ性廃液を処理する場合には、先ずア
ルカリ性廃液処理槽2aから被処理液としてのアルカリ性
廃液の原液が前記電気透析装置5aへ供給される。
【0005】被処理液としてのアルカリ性廃液が電気透
析装置5aを通過すると、中性塩を含んだアルカリ性廃液
がアルカリ性廃液処理槽2aに回収されるとともに、アル
カリ(NaOH)がアルカリ処理槽15a に回収される。
析装置5aを通過すると、中性塩を含んだアルカリ性廃液
がアルカリ性廃液処理槽2aに回収されるとともに、アル
カリ(NaOH)がアルカリ処理槽15a に回収される。
【0006】これをより詳細に説明すると、前記アルカ
リ性廃液処理槽2aから電気透析装置5aへ供給される硝酸
ナトリウム(NaNO3)と水酸化ナトリウム(NaO
H)とを含むアルカリ性廃液が図2に示すようにその電
気透析装置5aの希釈室11へ入ると、希釈室11において電
離したNa+が陽イオン交換膜9を介して濃縮室10側へ
移動する。
リ性廃液処理槽2aから電気透析装置5aへ供給される硝酸
ナトリウム(NaNO3)と水酸化ナトリウム(NaO
H)とを含むアルカリ性廃液が図2に示すようにその電
気透析装置5aの希釈室11へ入ると、希釈室11において電
離したNa+が陽イオン交換膜9を介して濃縮室10側へ
移動する。
【0007】一方、バイポーラ膜8に接液する希釈室11
と濃縮室10に存在する水の一部がバイポーラ膜8内部に
浸透し、H+とOH-とに電離し、H+は陰極側に移動
し、OH-は陽極側に移動する。
と濃縮室10に存在する水の一部がバイポーラ膜8内部に
浸透し、H+とOH-とに電離し、H+は陰極側に移動
し、OH-は陽極側に移動する。
【0008】従って、バイポーラ膜8内で電離したH+
は、バイポーラ膜8の陽イオン交換側を介して希釈室11
側へ移動し、その希釈室11においてNaOHの電離によ
り得られたOH-と結合して水が生成される。
は、バイポーラ膜8の陽イオン交換側を介して希釈室11
側へ移動し、その希釈室11においてNaOHの電離によ
り得られたOH-と結合して水が生成される。
【0009】一方、バイポーラ膜8内で電離したOH-
は、バイポーラ膜8の陰イオン交換側を介して濃縮室10
側へ移動し、その濃縮室10においてNa+と結合してN
aOHが生成され、そのNaOHが濃縮室10側からアル
カリ処理槽15a に回収されるのである。
は、バイポーラ膜8の陰イオン交換側を介して濃縮室10
側へ移動し、その濃縮室10においてNa+と結合してN
aOHが生成され、そのNaOHが濃縮室10側からアル
カリ処理槽15a に回収されるのである。
【0010】また、アルカリ性廃液中に含有されている
NaNO3 は、希釈室11で生成された水とともに希釈室
11を通過する。この結果、アルカリ性廃液は希釈室11を
通過して循環するにつれて徐々に脱アルカリされた状態
となる。
NaNO3 は、希釈室11で生成された水とともに希釈室
11を通過する。この結果、アルカリ性廃液は希釈室11を
通過して循環するにつれて徐々に脱アルカリされた状態
となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な処理装置の電気透析装置5aにおいて、希釈室11では上
述のように脱アルカリの作用によってアルカリが徐々に
消費され、それに伴い希釈室11を通過するアルカリ性廃
液のpH値が低くなる。
な処理装置の電気透析装置5aにおいて、希釈室11では上
述のように脱アルカリの作用によってアルカリが徐々に
消費され、それに伴い希釈室11を通過するアルカリ性廃
液のpH値が低くなる。
【0012】そして、アルカリ性廃液処理槽2a内が中性
(pH7)になればアルカリ性廃液中から水酸化ナトリ
ウム(NaOH)が除去され、硝酸ナトリウム(NaN
O3)のみになったと認められるため、その中性塩である
硝酸ナトリウムは次工程へ供給されることとなる。そし
て、このような中性塩の次工程への供給は、装置の運転
を停止した状態でアルカリ性廃液処理槽2aから中性塩溶
液が引き抜かれることにより行われていた。
(pH7)になればアルカリ性廃液中から水酸化ナトリ
ウム(NaOH)が除去され、硝酸ナトリウム(NaN
O3)のみになったと認められるため、その中性塩である
硝酸ナトリウムは次工程へ供給されることとなる。そし
て、このような中性塩の次工程への供給は、装置の運転
を停止した状態でアルカリ性廃液処理槽2aから中性塩溶
液が引き抜かれることにより行われていた。
【0013】一方、濃縮室10側では、上記のようにNa
OHが生成され、そのNaOHは濃縮室10を通過して循
環するにつれて濃縮され、それに伴いアルカリ処理槽15
a に回収されるアルカリ溶液の濃度が高くなる。
OHが生成され、そのNaOHは濃縮室10を通過して循
環するにつれて濃縮され、それに伴いアルカリ処理槽15
a に回収されるアルカリ溶液の濃度が高くなる。
【0014】しかし、アルカリ処理槽15a に回収される
アルカリ性溶液の濃度が一定以上に高くなると、各イオ
ン交換膜の機能、ひいては電気透析装置5aの機能が阻害
されるおそれがある。従って、回収された溶液のアルカ
リ濃度等が一定の濃度以上になれば、装置全体の運転を
停止し、このアルカリ処理槽15a 側においても回収され
たアルカリ性溶液を引抜き、液を入れ換えて再度運転を
開始して処理が行われていた。
アルカリ性溶液の濃度が一定以上に高くなると、各イオ
ン交換膜の機能、ひいては電気透析装置5aの機能が阻害
されるおそれがある。従って、回収された溶液のアルカ
リ濃度等が一定の濃度以上になれば、装置全体の運転を
停止し、このアルカリ処理槽15a 側においても回収され
たアルカリ性溶液を引抜き、液を入れ換えて再度運転を
開始して処理が行われていた。
【0015】よって、このような従来の処理方法では、
装置のいわゆるバッチ運転(断続的な運転)が強いられ
ることとなり、操作が煩雑となり、また各槽は1バッチ
分に相当する容量が必要で、結果として大容量の槽が必
要となっていた。
装置のいわゆるバッチ運転(断続的な運転)が強いられ
ることとなり、操作が煩雑となり、また各槽は1バッチ
分に相当する容量が必要で、結果として大容量の槽が必
要となっていた。
【0016】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、装置の連続運転を可能とし、操
作を簡略化し且つ槽容量を減少させることを課題とす
る。
ためになされたもので、装置の連続運転を可能とし、操
作を簡略化し且つ槽容量を減少させることを課題とす
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために廃液等の被処理液の処理方法とその
装置としてなされたもので、処理方法としての特徴は、
中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等のアルカリ
性被処理液を、バイポーラ膜8及び陽イオン交換膜9を
備えた電気透析装置5により中性塩溶液とアルカリ性溶
液に分離し、中性塩溶液はアルカリ性被処理液処理槽2
に回収するとともにアルカリ性溶液はアルカリ処理槽15
に回収して処理する廃液等の被処理液の処理方法におい
て、前記中性塩溶液が回収されるアルカリ性被処理液処
理槽2内の溶液のpHが一定値以下になったときに、該
アルカリ性被処理液処理槽2内の溶液の一部を引き抜く
とともに該アルカリ性被処理液処理槽2内に新たにアル
カリ性被処理液を供給し、且つ前記アルカリ処理槽15内
の溶液のアルカリ濃度が一定値以上になったときに、該
アルカリ処理槽15内に水等の濃度調整液を供給すること
にある。
題を解決するために廃液等の被処理液の処理方法とその
装置としてなされたもので、処理方法としての特徴は、
中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等のアルカリ
性被処理液を、バイポーラ膜8及び陽イオン交換膜9を
備えた電気透析装置5により中性塩溶液とアルカリ性溶
液に分離し、中性塩溶液はアルカリ性被処理液処理槽2
に回収するとともにアルカリ性溶液はアルカリ処理槽15
に回収して処理する廃液等の被処理液の処理方法におい
て、前記中性塩溶液が回収されるアルカリ性被処理液処
理槽2内の溶液のpHが一定値以下になったときに、該
アルカリ性被処理液処理槽2内の溶液の一部を引き抜く
とともに該アルカリ性被処理液処理槽2内に新たにアル
カリ性被処理液を供給し、且つ前記アルカリ処理槽15内
の溶液のアルカリ濃度が一定値以上になったときに、該
アルカリ処理槽15内に水等の濃度調整液を供給すること
にある。
【0018】また被処理液の処理装置としての特徴は、
中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等のアルカリ
性被処理液を貯留するアルカリ性被処理液処理槽2と、
該アルカリ性被処理液処理槽2内のアルカリ性被処理液
を中性塩溶液とアルカリ性溶液に分離して回収すべく、
バイポーラ膜8及び陽イオン交換膜9を備えた電気透析
装置5と、前記電気透析装置5で分離されたアルカリ性
溶液を貯留するためのアルカリ処理槽15とを備え、且つ
前記電気透析装置5で分離された中性塩溶液は前記アル
カリ性被処理液処理槽2へ回収されるように構成された
廃液等の被処理液の処理装置において、前記電気透析装
置5を通過して前記アルカリ性被処理液処理槽2へ回収
されるアルカリ性被処理液のpHを検知するためのpH
検知手段と、アルカリ性被処理液処理槽2内のpHが一
定値以下になったときに該アルカリ性被処理液処理槽2
内の溶液の一部を引き抜く引抜手段と、該アルカリ性被
処理液処理槽2内の溶液が一定量引き抜かれた際に該ア
ルカリ性被処理液処理槽2内に新たにアルカリ性被処理
液を供給する供給手段と、前記アルカリ処理槽15内の溶
液のアルカリ濃度を検知するアルカリ濃度検知手段と、
前記アルカリ処理槽15内の溶液のアルカリ濃度が一定値
以上になったときに該アルカリ処理槽15へ水等の濃度調
整液を供給する濃度調整液供給手段とを具備したことに
ある。
中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃液等のアルカリ
性被処理液を貯留するアルカリ性被処理液処理槽2と、
該アルカリ性被処理液処理槽2内のアルカリ性被処理液
を中性塩溶液とアルカリ性溶液に分離して回収すべく、
バイポーラ膜8及び陽イオン交換膜9を備えた電気透析
装置5と、前記電気透析装置5で分離されたアルカリ性
溶液を貯留するためのアルカリ処理槽15とを備え、且つ
前記電気透析装置5で分離された中性塩溶液は前記アル
カリ性被処理液処理槽2へ回収されるように構成された
廃液等の被処理液の処理装置において、前記電気透析装
置5を通過して前記アルカリ性被処理液処理槽2へ回収
されるアルカリ性被処理液のpHを検知するためのpH
検知手段と、アルカリ性被処理液処理槽2内のpHが一
定値以下になったときに該アルカリ性被処理液処理槽2
内の溶液の一部を引き抜く引抜手段と、該アルカリ性被
処理液処理槽2内の溶液が一定量引き抜かれた際に該ア
ルカリ性被処理液処理槽2内に新たにアルカリ性被処理
液を供給する供給手段と、前記アルカリ処理槽15内の溶
液のアルカリ濃度を検知するアルカリ濃度検知手段と、
前記アルカリ処理槽15内の溶液のアルカリ濃度が一定値
以上になったときに該アルカリ処理槽15へ水等の濃度調
整液を供給する濃度調整液供給手段とを具備したことに
ある。
【0019】
【作用】そして、上記のような処理装置を稼働すると、
電気透析装置5においては、電離している陽イオンが陽
イオン交換膜9を通過し、バイポーラ膜8からは水が分
離されてH+とOH-とが放出される。その結果、電気透
析装置5の希釈室11で徐々に脱アルカリが行なわれて該
希釈室11側から中性塩溶液が回収され、濃縮室10側から
はアルカリ性溶液が回収されることとなる。
電気透析装置5においては、電離している陽イオンが陽
イオン交換膜9を通過し、バイポーラ膜8からは水が分
離されてH+とOH-とが放出される。その結果、電気透
析装置5の希釈室11で徐々に脱アルカリが行なわれて該
希釈室11側から中性塩溶液が回収され、濃縮室10側から
はアルカリ性溶液が回収されることとなる。
【0020】この場合において、アルカリ性被処理液処
理槽2に回収されるアルカリ性被処理液は徐々に脱アル
カリされて中性塩のみが含有されることとなり、アルカ
リ性被処理液処理槽2内の溶液のpHがpH検知手段に
よって検知され、そのpH値が一定値以下になると、引
抜き手段によってアルカリ性被処理液処理槽2内の溶液
の一部が引き抜かれることとなる。
理槽2に回収されるアルカリ性被処理液は徐々に脱アル
カリされて中性塩のみが含有されることとなり、アルカ
リ性被処理液処理槽2内の溶液のpHがpH検知手段に
よって検知され、そのpH値が一定値以下になると、引
抜き手段によってアルカリ性被処理液処理槽2内の溶液
の一部が引き抜かれることとなる。
【0021】そして、一定量のアルカリ性被処理液が引
き抜かれると、その引き抜かれた状態が液面検知手段に
よって検知され、該アルカリ性被処理液処理槽2内の溶
液が一定量引き抜かれた際に該アルカリ性被処理液処理
槽2内に新たにアルカリ性被処理液が供給されることと
なる。
き抜かれると、その引き抜かれた状態が液面検知手段に
よって検知され、該アルカリ性被処理液処理槽2内の溶
液が一定量引き抜かれた際に該アルカリ性被処理液処理
槽2内に新たにアルカリ性被処理液が供給されることと
なる。
【0022】従って、アルカリ性被処理液処理槽2側で
は、そのアルカリ性被処理液処理槽2から中性若しくは
中性に近い被処理液を次工程に排出しうるとともに、新
たにアルカリ性被処理液を該アルカリ性被処理液処理槽
2に供給することができ、結果として装置の運転を停止
しなくとも、アルカリ性被処理液の入替えを行うことが
できるのである。
は、そのアルカリ性被処理液処理槽2から中性若しくは
中性に近い被処理液を次工程に排出しうるとともに、新
たにアルカリ性被処理液を該アルカリ性被処理液処理槽
2に供給することができ、結果として装置の運転を停止
しなくとも、アルカリ性被処理液の入替えを行うことが
できるのである。
【0023】一方、アルカリ処理槽15側へは、電気透析
装置5の濃縮室10側からアルカリが回収され、アルカリ
処理槽15内の溶液のアルカリ濃度が徐々に高くなる。
装置5の濃縮室10側からアルカリが回収され、アルカリ
処理槽15内の溶液のアルカリ濃度が徐々に高くなる。
【0024】そして、アルカリ処理槽15内の溶液のアル
カリ濃度が一定値以上になったときに、その状態がアル
カリ濃度検知手段によって検知され、前記アルカリ処理
槽15へ水等の濃度調整液が供給されることとなる。
カリ濃度が一定値以上になったときに、その状態がアル
カリ濃度検知手段によって検知され、前記アルカリ処理
槽15へ水等の濃度調整液が供給されることとなる。
【0025】これによって濃縮されたアルカリの濃度が
低下し、希釈化されるために、前記アルカリ処理槽15内
のアルカリ性溶液を入れ換える必要がなく、よって装置
の運転を停止する必要もないのである。
低下し、希釈化されるために、前記アルカリ処理槽15内
のアルカリ性溶液を入れ換える必要がなく、よって装置
の運転を停止する必要もないのである。
【0026】このように、本発明では、アルカリ性被処
理液処理槽2側とアルカリ処理槽15側との双方において
液の入替えや濃度調整等を装置の運転を停止せずに行い
うるに至ったのである。
理液処理槽2側とアルカリ処理槽15側との双方において
液の入替えや濃度調整等を装置の運転を停止せずに行い
うるに至ったのである。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。先
ず、一実施例としての廃液の処理装置の構成について説
明する。すなわち、本実施例は被処理液が廃液である場
合についての実施例であり、廃液としては硝酸ナトリウ
ム(NaNO3)及び水酸化ナトリウム(NaOH)を含
有するアルカリ性廃液が用いられる。
ず、一実施例としての廃液の処理装置の構成について説
明する。すなわち、本実施例は被処理液が廃液である場
合についての実施例であり、廃液としては硝酸ナトリウ
ム(NaNO3)及び水酸化ナトリウム(NaOH)を含
有するアルカリ性廃液が用いられる。
【0028】図1において、1は原液としてのアルカリ
性廃液を貯留するための原液貯留槽で、そのアルカリ性
廃液を処理するためのアルカリ性廃液処理槽2に流路3
を介して接続されている。
性廃液を貯留するための原液貯留槽で、そのアルカリ性
廃液を処理するためのアルカリ性廃液処理槽2に流路3
を介して接続されている。
【0029】4は、その原液を原液貯留槽1からアルカ
リ性廃液処理槽2側へ供給するための原液ポンプで、前
記流路3中に設けられている。
リ性廃液処理槽2側へ供給するための原液ポンプで、前
記流路3中に設けられている。
【0030】5は、前記アルカリ性廃液処理槽2のアル
カリ性廃液に含まれる中性塩とアルカリとを分離して再
生回収するための電気透析装置で、その電気透析装置5
の内部構造は、図2に示すように両側に陽極6と陰極7
とが設けられ、その陽極6及び陰極7の間には、バイポ
ーラ膜8と陽イオン交換膜9がそれぞれ設けられてい
る。
カリ性廃液に含まれる中性塩とアルカリとを分離して再
生回収するための電気透析装置で、その電気透析装置5
の内部構造は、図2に示すように両側に陽極6と陰極7
とが設けられ、その陽極6及び陰極7の間には、バイポ
ーラ膜8と陽イオン交換膜9がそれぞれ設けられてい
る。
【0031】そして、バイポーラ膜8と陽イオン交換膜
9との間はそれぞれ濃縮室10及び希釈室11として形成さ
れている。
9との間はそれぞれ濃縮室10及び希釈室11として形成さ
れている。
【0032】さらに、陽極6とバイポーラ膜8間及び陰
極7とバイポーラ膜8間は、電極液ライン12,12がそれ
ぞれ形成されている。
極7とバイポーラ膜8間は、電極液ライン12,12がそれ
ぞれ形成されている。
【0033】13a,13b は、前記アルカリ性廃液処理槽2
内のアルカリ性廃液を前記電気透析装置5を経て循環さ
せるための循環流路を示し、流路13a の途中部にはアル
カリ性廃液用ポンプ14が設けられている。
内のアルカリ性廃液を前記電気透析装置5を経て循環さ
せるための循環流路を示し、流路13a の途中部にはアル
カリ性廃液用ポンプ14が設けられている。
【0034】15は、前記電気透析装置5の濃縮室10側か
ら回収されるアルカリ性溶液を貯留して処理するための
アルカリ処理槽で、流路16a 及び流路16b を介して前記
電気透析装置5に接続されている。
ら回収されるアルカリ性溶液を貯留して処理するための
アルカリ処理槽で、流路16a 及び流路16b を介して前記
電気透析装置5に接続されている。
【0035】そして、流路16a 側にはアルカリ用ポンプ
17が設けられている。
17が設けられている。
【0036】18は、前記アルカリ処理槽15で回収された
アルカリ性溶液を貯留するための回収アルカリ貯留槽
で、前記アルカリ処理槽15に流路19を介して接続されて
いる。
アルカリ性溶液を貯留するための回収アルカリ貯留槽
で、前記アルカリ処理槽15に流路19を介して接続されて
いる。
【0037】20は、前記アルカリ処理槽15内の溶液のア
ルカリ濃度が一定以上の濃度となったときに、そのアル
カリ処理槽15へ供給するための濃度調整液としての水を
貯留するための濃度調整液貯留槽で、流路21を介して前
記アルカリ処理槽15に接続されている。
ルカリ濃度が一定以上の濃度となったときに、そのアル
カリ処理槽15へ供給するための濃度調整液としての水を
貯留するための濃度調整液貯留槽で、流路21を介して前
記アルカリ処理槽15に接続されている。
【0038】そして、その流路21中には、前記濃度調整
液貯留槽20から前記アルカリ処理槽15へ濃度調整液とし
ての水を供給するための濃度調整ポンプ22が設けられて
いる。
液貯留槽20から前記アルカリ処理槽15へ濃度調整液とし
ての水を供給するための濃度調整ポンプ22が設けられて
いる。
【0039】23は、前記アルカリ性廃液処理槽2内のア
ルカリ性廃液のpHを自動的に検知するためのpH検知
器で、そのpH検知器23はガラス電極からなり、検知し
たpHが一定値(本実施例では7)以下になったとき
に、バルブ24が開いて前記アルカリ性廃液処理槽2から
中性となった廃液(NaNO3)を次工程へ供給しうるよ
うに該バルブ24を制御している。
ルカリ性廃液のpHを自動的に検知するためのpH検知
器で、そのpH検知器23はガラス電極からなり、検知し
たpHが一定値(本実施例では7)以下になったとき
に、バルブ24が開いて前記アルカリ性廃液処理槽2から
中性となった廃液(NaNO3)を次工程へ供給しうるよ
うに該バルブ24を制御している。
【0040】25は、前記アルカリ性廃液貯留槽2から中
性の廃液が引き抜かれる際に、該アルカリ性廃液処理槽
2内の廃液の水位を検知するためのレベルスイッチで、
そのレベルスイッチ25は、上述のような廃液の引き抜き
により下降する水位を検知して前記バルブ24が閉じられ
るよう該バルブ24を制御し、且つそのバルブ24が閉じら
れた際に原液貯留槽1から前記アルカリ性廃液処理槽2
へ新たにアルカリ性廃液を供給するとともに、その供給
により上昇した水位を検知してそのアルカリ性廃液の供
給を停止するように、原液ポンプ4を制御している。
性の廃液が引き抜かれる際に、該アルカリ性廃液処理槽
2内の廃液の水位を検知するためのレベルスイッチで、
そのレベルスイッチ25は、上述のような廃液の引き抜き
により下降する水位を検知して前記バルブ24が閉じられ
るよう該バルブ24を制御し、且つそのバルブ24が閉じら
れた際に原液貯留槽1から前記アルカリ性廃液処理槽2
へ新たにアルカリ性廃液を供給するとともに、その供給
により上昇した水位を検知してそのアルカリ性廃液の供
給を停止するように、原液ポンプ4を制御している。
【0041】26は、前記アルカリ処理槽15内の溶液のア
ルカリ濃度を自動的に検知する手段を有するアルカリ濃
度調整ポンプ用コントローラーで、そのアルカリ濃度調
整ポンプ用コントローラー26は、測定した濃度が一定以
上の濃度となったときに前記濃度調整液貯留槽20から前
記アルカリ処理槽15へ前記水を供給しうるように、前記
濃度調整ポンプ22を制御している。尚、濃度検知手段と
して本実施例では伝導度計が使用されている。
ルカリ濃度を自動的に検知する手段を有するアルカリ濃
度調整ポンプ用コントローラーで、そのアルカリ濃度調
整ポンプ用コントローラー26は、測定した濃度が一定以
上の濃度となったときに前記濃度調整液貯留槽20から前
記アルカリ処理槽15へ前記水を供給しうるように、前記
濃度調整ポンプ22を制御している。尚、濃度検知手段と
して本実施例では伝導度計が使用されている。
【0042】次に、上記のような処理装置によって廃液
を処理する方法について説明する。
を処理する方法について説明する。
【0043】先ず、被処理液としての、硝酸ナトリウム
(NaNO3)及び水酸化ナトリウム(NaOH)を含有
するアルカリ性廃液を、原液貯留槽1に貯留するととも
に、アルカリ性廃液処理槽2に貯留する。
(NaNO3)及び水酸化ナトリウム(NaOH)を含有
するアルカリ性廃液を、原液貯留槽1に貯留するととも
に、アルカリ性廃液処理槽2に貯留する。
【0044】次に、処理装置を稼働させ、流路13a を介
して原液としてのアルカリ性廃液を電気透析装置5に供
給する。
して原液としてのアルカリ性廃液を電気透析装置5に供
給する。
【0045】このようにして電気透析装置5に供給され
るアルカリ性廃液は、そのアルカリ性廃液中の硝酸ナト
リウム(NaNO3)が該電気透析装置5の希釈室11側を
通過し、流路13a,13b を通過してアルカリ性廃液処理槽
2に回収され、またアルカリ性廃液中の水酸化ナトリウ
ム(NaOH)が電気透析装置5の濃縮室10側を通過
し、流路16a,16b を通過してアルカリ処理槽15に回収さ
れることとなる。
るアルカリ性廃液は、そのアルカリ性廃液中の硝酸ナト
リウム(NaNO3)が該電気透析装置5の希釈室11側を
通過し、流路13a,13b を通過してアルカリ性廃液処理槽
2に回収され、またアルカリ性廃液中の水酸化ナトリウ
ム(NaOH)が電気透析装置5の濃縮室10側を通過
し、流路16a,16b を通過してアルカリ処理槽15に回収さ
れることとなる。
【0046】尚、電気透析装置5内で各イオンが電離す
る作用、及びバイポーラ膜8、陽イオン交換膜9等を通
過する作用は、上記従来の処理装置で説明したのと同じ
であるため、その詳細な説明は省略する。
る作用、及びバイポーラ膜8、陽イオン交換膜9等を通
過する作用は、上記従来の処理装置で説明したのと同じ
であるため、その詳細な説明は省略する。
【0047】この場合において、アルカリ性廃液処理槽
2に再生,回収されるアルカリ性廃液は、流路13a,13b
を繰り返し循環するにつれ徐々に濃縮されるが、一定値
以下のpH値になるとpH検知器23が作動し、それによ
ってバルブ24が開いて前記アルカリ性廃液処理槽2か
ら、pHが一定値(本実施例では7)以下となった廃液
(NaNO3)が次工程へ自動的に供給されることとな
る。
2に再生,回収されるアルカリ性廃液は、流路13a,13b
を繰り返し循環するにつれ徐々に濃縮されるが、一定値
以下のpH値になるとpH検知器23が作動し、それによ
ってバルブ24が開いて前記アルカリ性廃液処理槽2か
ら、pHが一定値(本実施例では7)以下となった廃液
(NaNO3)が次工程へ自動的に供給されることとな
る。
【0048】また、このときNaNO3 が引き抜かれて
アルカリ性廃液処理槽2内の水位が約1/3になると、
その水位をレベルスイッチ25が検知してバルブ24を閉じ
るとともに、原液ポンプ4が作動し、それによって原液
貯留槽1から新たにアルカリ性廃液がアルカリ性廃液処
理槽2へ供給されることとなる。
アルカリ性廃液処理槽2内の水位が約1/3になると、
その水位をレベルスイッチ25が検知してバルブ24を閉じ
るとともに、原液ポンプ4が作動し、それによって原液
貯留槽1から新たにアルカリ性廃液がアルカリ性廃液処
理槽2へ供給されることとなる。
【0049】さらに、アルカリ性廃液がアルカリ性廃液
処理槽2へ供給されて該アルカリ性廃液処理槽2内で一
定の水位まで上昇すると、その水位を前記レベルスイッ
チ25が検知して原液ポンプ4を停止させ、それによって
アルカリ性廃液のアルカリ性廃液処理槽2への供給が停
止されることとなるのである。
処理槽2へ供給されて該アルカリ性廃液処理槽2内で一
定の水位まで上昇すると、その水位を前記レベルスイッ
チ25が検知して原液ポンプ4を停止させ、それによって
アルカリ性廃液のアルカリ性廃液処理槽2への供給が停
止されることとなるのである。
【0050】このようにして新たに供給されたアルカリ
性廃液は、そのアルカリ性廃液貯留槽2から流路13a,13
b 及び電気透析装置5を通過して再度循環することとな
るのである。
性廃液は、そのアルカリ性廃液貯留槽2から流路13a,13
b 及び電気透析装置5を通過して再度循環することとな
るのである。
【0051】一方、アルカリ処理槽15内の溶液のアルカ
リ濃度が一定値以上になると、アルカリ濃度調整ポンプ
用コントローラー26を介して前記アルカリ濃度調整ポン
プ22が作動し、それによって濃度調整液貯留槽20から水
がアルカリ処理槽15へ供給されることとなる。
リ濃度が一定値以上になると、アルカリ濃度調整ポンプ
用コントローラー26を介して前記アルカリ濃度調整ポン
プ22が作動し、それによって濃度調整液貯留槽20から水
がアルカリ処理槽15へ供給されることとなる。
【0052】このようにして水がアルカリ処理槽15へ供
給されることにより、アルカリ処理槽15内のアルカリ性
溶液が薄められ、その濃度が調整されることとなるので
ある。
給されることにより、アルカリ処理槽15内のアルカリ性
溶液が薄められ、その濃度が調整されることとなるので
ある。
【0053】そして、濃度調整がされたアルカリ性溶液
は、回収アルカリ貯留槽18に回収されることとなる。
は、回収アルカリ貯留槽18に回収されることとなる。
【0054】上述のように、アルカリ性廃液処理槽2内
のアルカリ性廃液は、その全部を槽外へ引き抜くことな
く一部のみを引抜いた後に新たなアルカリ性廃液をアル
カリ性廃液処理槽2に供給することができるため、アル
カリ性廃液処理槽2内へアルカリ性廃液の入替え作業は
処理装置の連続運転中に自動的に行え、従って装置を一
時停止して液の入替えを行う必要もない。
のアルカリ性廃液は、その全部を槽外へ引き抜くことな
く一部のみを引抜いた後に新たなアルカリ性廃液をアル
カリ性廃液処理槽2に供給することができるため、アル
カリ性廃液処理槽2内へアルカリ性廃液の入替え作業は
処理装置の連続運転中に自動的に行え、従って装置を一
時停止して液の入替えを行う必要もない。
【0055】一方、アルカリ処理槽15内での溶液のアル
カリ濃度は、上記のように濃度調整液としての水の供給
によって調整されることとなり、且つその濃度調整は、
処理装置の連続運転中に自動的に行えるため、装置を一
時停止してアルカリ処理槽15のアルカリ性溶液の入替え
を行う必要もない。
カリ濃度は、上記のように濃度調整液としての水の供給
によって調整されることとなり、且つその濃度調整は、
処理装置の連続運転中に自動的に行えるため、装置を一
時停止してアルカリ処理槽15のアルカリ性溶液の入替え
を行う必要もない。
【0056】よって、本実施例では、中性塩を再生回収
を行うアルカリ廃液処理槽2と、アルカリの再生回収を
行うアルカリ処理槽15との双方における液の入替えを、
装置を停止させずに行えることとなり、作業の連続化が
可能になるとともに作業員も不要になるに至ったのであ
る。
を行うアルカリ廃液処理槽2と、アルカリの再生回収を
行うアルカリ処理槽15との双方における液の入替えを、
装置を停止させずに行えることとなり、作業の連続化が
可能になるとともに作業員も不要になるに至ったのであ
る。
【0057】尚、上記実施例では、アルカリ性廃液処理
槽2内のアルカリ性廃液のpHを検知するpH検知器23
としてガラス電極からなるものを用いたが、このpH検
知器23の型式はこれに限定されるものではなく、その型
式は問わない。
槽2内のアルカリ性廃液のpHを検知するpH検知器23
としてガラス電極からなるものを用いたが、このpH検
知器23の型式はこれに限定されるものではなく、その型
式は問わない。
【0058】また、アルカリ濃度調整ポンプ用コントロ
ーラー26の濃度検知手段としては、電磁式又は超音波式
の濃度計、或いは比重を測定する比重計や、イオン伝導
度を測定する伝導度計等、任意の手段を用いることが可
能である。
ーラー26の濃度検知手段としては、電磁式又は超音波式
の濃度計、或いは比重を測定する比重計や、イオン伝導
度を測定する伝導度計等、任意の手段を用いることが可
能である。
【0059】さらに、該実施例では、原液貯留槽1内の
アルカリ性廃液をアルカリ性廃液処理槽2へ供給し、或
いは濃度調整液貯留槽20から濃度調整液としての水をア
ルカリ処理槽15に供給する供給手段として、それぞれ原
液ポンプ4及び濃度調整ポンプ22を使用したが、このよ
うなポンプ4,22 以外に、たとえばバルブ,可動堰等に
よる自然流下による手段を用いることも可能であり、そ
の手段は問うものではない。
アルカリ性廃液をアルカリ性廃液処理槽2へ供給し、或
いは濃度調整液貯留槽20から濃度調整液としての水をア
ルカリ処理槽15に供給する供給手段として、それぞれ原
液ポンプ4及び濃度調整ポンプ22を使用したが、このよ
うなポンプ4,22 以外に、たとえばバルブ,可動堰等に
よる自然流下による手段を用いることも可能であり、そ
の手段は問うものではない。
【0060】要は、上記濃度検知手段でアルカリ処理槽
15内の溶液のアルカリ濃度が一定値以上の濃度になった
状態を検知したことに応じて、濃度調整液としての水を
前記アルカリ処理槽15へ供給しうる手段が設けられてい
ればよいのである。
15内の溶液のアルカリ濃度が一定値以上の濃度になった
状態を検知したことに応じて、濃度調整液としての水を
前記アルカリ処理槽15へ供給しうる手段が設けられてい
ればよいのである。
【0061】さらに、上記実施例では、原液貯留槽1に
原液としてのアルカリ性廃液を一旦貯留し、その原液貯
留槽1からアルカリ性廃液処理槽2に供給したが、この
ような原液貯留槽1を設けることは本発明に必須の条件
ではなく、原水(アルカリ性廃液)を原水貯留槽1に貯
留せずに直接アルカリ性廃液処理槽2に供給することも
可能である。
原液としてのアルカリ性廃液を一旦貯留し、その原液貯
留槽1からアルカリ性廃液処理槽2に供給したが、この
ような原液貯留槽1を設けることは本発明に必須の条件
ではなく、原水(アルカリ性廃液)を原水貯留槽1に貯
留せずに直接アルカリ性廃液処理槽2に供給することも
可能である。
【0062】さらに、上記実施例では、アルカリ処理槽
15に貯留されたアルカリ性溶液を回収する回収アルカリ
貯留槽18を設けたが、このような回収アルカリ貯留槽18
を設けることは本発明に必須の条件ではなく、回収され
たアルカリ性溶液は上記のような回収アルカリ貯留槽18
に貯留することなく、そのまま次の製造ラインへ供給し
てもよい。
15に貯留されたアルカリ性溶液を回収する回収アルカリ
貯留槽18を設けたが、このような回収アルカリ貯留槽18
を設けることは本発明に必須の条件ではなく、回収され
たアルカリ性溶液は上記のような回収アルカリ貯留槽18
に貯留することなく、そのまま次の製造ラインへ供給し
てもよい。
【0063】さらに、上記実施例では、アルカリの濃度
調整液として水を使用したが、濃度調整液の種類はこれ
に限定されるものではなく、たとえば濃度が極めて薄い
アルカリ性溶液や中性塩溶液を調整液として使用するこ
とも可能である。
調整液として水を使用したが、濃度調整液の種類はこれ
に限定されるものではなく、たとえば濃度が極めて薄い
アルカリ性溶液や中性塩溶液を調整液として使用するこ
とも可能である。
【0064】尚、電気透析装置5に具備されているバイ
ポーラ膜8,陽イオン交換膜9の数等は問わない。
ポーラ膜8,陽イオン交換膜9の数等は問わない。
【0065】さらに、上記実施例ではアルカリ性廃液と
して硝酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを含有する廃液
を処理する場合について説明したが、廃液中に含有され
る中性塩やアルカリの種類はこれに限定されるものでは
なく、これ以外の中性塩及びアルカリを含有する廃液の
処理に適用することも可能である。
して硝酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを含有する廃液
を処理する場合について説明したが、廃液中に含有され
る中性塩やアルカリの種類はこれに限定されるものでは
なく、これ以外の中性塩及びアルカリを含有する廃液の
処理に適用することも可能である。
【0066】また、本発明は、主として上記のような廃
液を処理することを主眼とするものではあるが、被処理
液の種類はこれに限定されるものではなく、廃液以外の
被処理液に本発明を適用することも可能である。
液を処理することを主眼とするものではあるが、被処理
液の種類はこれに限定されるものではなく、廃液以外の
被処理液に本発明を適用することも可能である。
【0067】
【発明の効果】叙上のように、本発明においては、中性
塩とアルカリを含有するアルカリ性廃液等のアルカリ性
被処理液をバイポーラ膜及び陽イオン交換膜を備えた電
気透析装置に供給し、その電気透析装置を通過してアル
カリ性被処理液処理槽に回収される液のpHが一定値以
下になったときに、そのアルカリ性被処理液処理槽内の
溶液の一部を引き抜くとともに該処理槽内に新たにアル
カリ性被処理液を供給し、且つ前記電気透析装置を通過
してアルカリ処理槽に回収される溶液のアルカリ濃度が
一定値以上になったときに、該アルカリ処理槽内に水等
の濃度調整液を供給するため、アルカリ性被処理液処理
槽においては、一定値以下のpHとなった溶液の引抜き
と新たなアルカリ性被処理液の供給との双方の作業を装
置の運転中に行うことができ、またアルカリ処理槽にお
いては、濃縮されるアルカリの濃度調整を装置の運転中
に自動的に行うことができる。従って、従来のように装
置の運転を停止する必要がなく、連続運転を行いながら
上記のような液の入替えや濃度調整を行うことができる
という効果がある。
塩とアルカリを含有するアルカリ性廃液等のアルカリ性
被処理液をバイポーラ膜及び陽イオン交換膜を備えた電
気透析装置に供給し、その電気透析装置を通過してアル
カリ性被処理液処理槽に回収される液のpHが一定値以
下になったときに、そのアルカリ性被処理液処理槽内の
溶液の一部を引き抜くとともに該処理槽内に新たにアル
カリ性被処理液を供給し、且つ前記電気透析装置を通過
してアルカリ処理槽に回収される溶液のアルカリ濃度が
一定値以上になったときに、該アルカリ処理槽内に水等
の濃度調整液を供給するため、アルカリ性被処理液処理
槽においては、一定値以下のpHとなった溶液の引抜き
と新たなアルカリ性被処理液の供給との双方の作業を装
置の運転中に行うことができ、またアルカリ処理槽にお
いては、濃縮されるアルカリの濃度調整を装置の運転中
に自動的に行うことができる。従って、従来のように装
置の運転を停止する必要がなく、連続運転を行いながら
上記のような液の入替えや濃度調整を行うことができる
という効果がある。
【0068】また、装置の運転を停止する必要がないた
め、操作が簡略化でき、且つ槽容量を減らすことができ
るという利点がある。
め、操作が簡略化でき、且つ槽容量を減らすことができ
るという利点がある。
【図1】一実施例の廃液等の被処理液の処理装置の概略
ブロック図。
ブロック図。
【図2】電気透析装置の内部構造を示す概略図。
【図3】従来の廃液等の被処理液の処理装置の概略ブロ
ック図。
ック図。
2…アルカリ性廃液処理槽 4…原液ポンプ 5…電気透析装置 8…バイポーラ膜 9…陽イオン交換膜 10…濃縮室 11…希釈室 15…アルカリ処理槽 22…濃度調整ポンプ 23…pH検知器 24…バルブ 25…レベルスイッチ 26…アルカリ濃度調整ポンプ用コントローラー
Claims (7)
- 【請求項1】 中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃
液等のアルカリ性被処理液を、バイポーラ膜(8) 及び陽
イオン交換膜(9) を備えた電気透析装置(5) により中性
塩溶液とアルカリ性溶液に分離し、中性塩溶液はアルカ
リ性被処理液処理槽(2) に回収するとともにアルカリ性
溶液はアルカリ処理槽(15)に回収して処理する廃液等の
被処理液の処理方法において、前記中性塩溶液が回収さ
れるアルカリ性被処理液処理槽(2) 内の溶液のpHが一
定値以下になったときに、該アルカリ性被処理液処理槽
(2) 内の溶液の一部を引き抜くとともに該アルカリ性被
処理液処理槽(2) 内に新たにアルカリ性被処理液を供給
し、且つ前記アルカリ処理槽(15)内の溶液のアルカリ濃
度が一定値以上になったときに、該アルカリ処理槽(15)
内に水等の濃度調整液を供給することを特徴とする廃液
等の被処理液の処理方法。 - 【請求項2】 中性塩とアルカリを含有するアルカリ廃
液等のアルカリ性被処理液を貯留するアルカリ性被処理
液処理槽(2) と、該アルカリ性被処理液処理槽(2) 内の
アルカリ性被処理液を中性塩溶液とアルカリ性溶液に分
離して回収すべく、バイポーラ膜(8) 及び陽イオン交換
膜(9) を備えた電気透析装置(5) と、前記電気透析装置
(5) で分離されたアルカリ性溶液を貯留するためのアル
カリ処理槽(15)とを備え、且つ前記電気透析装置(5) で
分離された中性塩溶液は前記アルカリ性被処理液処理槽
(2) へ回収されるように構成された廃液等の被処理液の
処理装置において、前記電気透析装置(5) を通過して前
記アルカリ性被処理液処理槽(2) へ回収されるアルカリ
性被処理液のpHを検知するためのpH検知手段と、ア
ルカリ性被処理液処理槽(2) 内のpHが一定値以下にな
ったときに該アルカリ性被処理液処理槽(2) 内の溶液の
一部を引き抜く引抜手段と、該アルカリ性被処理液処理
槽(2) 内の溶液が一定量引き抜かれた際に該アルカリ性
被処理液処理槽(2) 内に新たにアルカリ性被処理液を供
給する供給手段と、前記アルカリ処理槽(15)内の溶液の
アルカリ濃度を検知するアルカリ濃度検知手段と、前記
アルカリ処理槽(15)内の溶液のアルカリ濃度が一定値以
上になったときに該アルカリ処理槽(15)へ水等の濃度調
整液を供給する濃度調整液供給手段とを具備したことを
特徴とする廃液等の被処理液の処理装置。 - 【請求項3】 前記アルカリ性被処理液処理槽(2) 内の
アルカリ性被処理液の液面の位置を検知する液面検知手
段が設けられている請求項2記載の廃液等の被処理液の
処理装置。 - 【請求項4】 前記液面検知手段がレベルスイッチ(25)
である請求項3記載の廃液等の被処理液の処理装置。 - 【請求項5】 アルカリ性被処理液処理槽(2) からの溶
液の引抜手段がバルブ(24)である請求項2乃至4のいず
れかに記載の廃液等の被処理液の処理装置。 - 【請求項6】 アルカリ性被処理液を新たにアルカリ性
被処理液処理槽(2) へ供給する供給手段がポンプ(4) で
ある請求項2乃至5のいずれかに記載の廃液等の被処理
液の処理装置。 - 【請求項7】 濃度調整液供給手段がポンプ(22)である
請求項2乃至6のいずれかに記載の廃液等の被処理液の
処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20396694A JPH0866686A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 廃液等の被処理液の処理方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20396694A JPH0866686A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 廃液等の被処理液の処理方法とその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866686A true JPH0866686A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16482596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20396694A Pending JPH0866686A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 廃液等の被処理液の処理方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0866686A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10320368A1 (de) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Süd-Chemie AG | Verfahren zur Aufbereitung von nitrathaltigen Abwässern |
| WO2010116591A1 (ja) | 2009-04-08 | 2010-10-14 | 日揮株式会社 | 放射性廃液の処理方法および処理装置 |
| EP2192595A4 (en) * | 2007-12-05 | 2012-10-03 | Jgc Corp | PROCESS FOR TREATING A RADIOACTIVE WASTE SOLUTION AND TREATMENT APPARATUS |
| CN107620160A (zh) * | 2016-07-15 | 2018-01-23 | 北京汇益科技股份有限公司 | 一种静电纺丝法制备双极膜的方法 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP20396694A patent/JPH0866686A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10320368A1 (de) * | 2003-05-07 | 2004-11-25 | Süd-Chemie AG | Verfahren zur Aufbereitung von nitrathaltigen Abwässern |
| EP2192595A4 (en) * | 2007-12-05 | 2012-10-03 | Jgc Corp | PROCESS FOR TREATING A RADIOACTIVE WASTE SOLUTION AND TREATMENT APPARATUS |
| US8476481B2 (en) | 2007-12-05 | 2013-07-02 | Jgc Corporation | Method for treating radioactive liquid waste and apparatus for the same |
| JP5331707B2 (ja) * | 2007-12-05 | 2013-10-30 | 日揮株式会社 | 放射性廃液の処理方法および処理装置 |
| WO2010116591A1 (ja) | 2009-04-08 | 2010-10-14 | 日揮株式会社 | 放射性廃液の処理方法および処理装置 |
| CN107620160A (zh) * | 2016-07-15 | 2018-01-23 | 北京汇益科技股份有限公司 | 一种静电纺丝法制备双极膜的方法 |
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