JPH086712Y2 - 可変ピッチプロペラの翼角検出装置 - Google Patents
可変ピッチプロペラの翼角検出装置Info
- Publication number
- JPH086712Y2 JPH086712Y2 JP1240192U JP1240192U JPH086712Y2 JP H086712 Y2 JPH086712 Y2 JP H086712Y2 JP 1240192 U JP1240192 U JP 1240192U JP 1240192 U JP1240192 U JP 1240192U JP H086712 Y2 JPH086712 Y2 JP H086712Y2
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- Japan
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- rod
- shaft
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、舶用可変ピッチプロペ
ラの翼角を検出する機構に関し、更に詳しくは非接触式
の翼角検出装置に関するものである。
ラの翼角を検出する機構に関し、更に詳しくは非接触式
の翼角検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、舶用推進機として、翼角を変更す
ることにより推力の方向を変更できる可変ピッチプロペ
ラを搭載した船舶が増加している。
ることにより推力の方向を変更できる可変ピッチプロペ
ラを搭載した船舶が増加している。
【0003】この可変ピッチプロペラは、プロペラ軸の
内側に翼角を変更する変節ロッドを設け、この変節ロッ
ドを往復動させることにより翼角を変更して推力の方向
を変更させることが可能な推進機である。そして、この
可変ピッチプロペラは、実翼角を検出することにより推
力の方向を算出するため、常に翼角を検出する必要があ
る。
内側に翼角を変更する変節ロッドを設け、この変節ロッ
ドを往復動させることにより翼角を変更して推力の方向
を変更させることが可能な推進機である。そして、この
可変ピッチプロペラは、実翼角を検出することにより推
力の方向を算出するため、常に翼角を検出する必要があ
る。
【0004】従来の可変ピッチプロペラの翼角を検出す
る制御装置として、実開昭49− 67393号記載の考案(従
来例I)がある。この考案における翼角を検出する具体
的な構造は、図6の一部断面図に示すように、翼角を変
更する伝達棒51(変節ロッド)を駆動する変節ピスト
ン52から棒53を突出させ、この棒53端部にプロペ
ラ駆動軸54上に周設した追従輪55を連結している。
そして、この追従輪55の移動量を、追従輪55の溝5
6に緩嵌したコマ部材57の移動量からレバー58の回
動角に変換し、レバー58の他端に設けたロッド59を
移動させることにより検出するものである。
る制御装置として、実開昭49− 67393号記載の考案(従
来例I)がある。この考案における翼角を検出する具体
的な構造は、図6の一部断面図に示すように、翼角を変
更する伝達棒51(変節ロッド)を駆動する変節ピスト
ン52から棒53を突出させ、この棒53端部にプロペ
ラ駆動軸54上に周設した追従輪55を連結している。
そして、この追従輪55の移動量を、追従輪55の溝5
6に緩嵌したコマ部材57の移動量からレバー58の回
動角に変換し、レバー58の他端に設けたロッド59を
移動させることにより検出するものである。
【0005】また、別の従来技術として実開昭57− 820
00号公報記載の考案(従来例II)がある。この公報記載
の考案は、可変ピッチプロペラの翼角等を電気的遠隔操
縦におけるホローアップ制御するための考案であるが、
翼角を変更する変節棒に連結された追従輪の移動量をレ
バーの回動角度で取り出し、その角度から翼角を算出す
る機構は上記従来例Iと同様の機構であり、従来は上述
したような機械的検出機構しかなかった。
00号公報記載の考案(従来例II)がある。この公報記載
の考案は、可変ピッチプロペラの翼角等を電気的遠隔操
縦におけるホローアップ制御するための考案であるが、
翼角を変更する変節棒に連結された追従輪の移動量をレ
バーの回動角度で取り出し、その角度から翼角を算出す
る機構は上記従来例Iと同様の機構であり、従来は上述
したような機械的検出機構しかなかった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上述したように従来の
可変ピッチプロペラの翼角を検出するための機構は、ピ
ストン52に連動してプロペラ駆動軸54と共に回転し
ながら軸方向に摺動して移動する追従輪55と、この追
従輪55の周方向に形成された溝56に緩嵌されて摺動
しながら移動するコマ部材57を有している。そして、
このコマ部材57を一端に有し、支点を船体に固定した
レバー58の回動角に変換して翼角を検出するよう構成
されたものである。
可変ピッチプロペラの翼角を検出するための機構は、ピ
ストン52に連動してプロペラ駆動軸54と共に回転し
ながら軸方向に摺動して移動する追従輪55と、この追
従輪55の周方向に形成された溝56に緩嵌されて摺動
しながら移動するコマ部材57を有している。そして、
このコマ部材57を一端に有し、支点を船体に固定した
レバー58の回動角に変換して翼角を検出するよう構成
されたものである。
【0007】従って、このような機械的検出機構の場
合、摺動部及び溝部等に必ず遊びを設ける必要があり、
この遊びが追従輪の位置を検出するときの誤差となり、
翼角誤差を生じてしまう。
合、摺動部及び溝部等に必ず遊びを設ける必要があり、
この遊びが追従輪の位置を検出するときの誤差となり、
翼角誤差を生じてしまう。
【0008】また、この構造の場合、追従輪は回転する
プロペラ駆動軸上を摺動しながら往復動するので、時間
の経過とともに摺動部が摩耗し、この摩耗により翼角誤
差を生じてしまう。このため、摺動部品は定期的に点検
して交換する必要があり、更に、追従輪の移動量を検出
するためにレバー58等を用いた複雑なリンク機構が必
要となる。
プロペラ駆動軸上を摺動しながら往復動するので、時間
の経過とともに摺動部が摩耗し、この摩耗により翼角誤
差を生じてしまう。このため、摺動部品は定期的に点検
して交換する必要があり、更に、追従輪の移動量を検出
するためにレバー58等を用いた複雑なリンク機構が必
要となる。
【0009】従って、従来のような機械的検出機構にあ
っては、部品の点検・交換あるいは部品の製作等に多く
の時間と費用を必要とした。
っては、部品の点検・交換あるいは部品の製作等に多く
の時間と費用を必要とした。
【0010】本考案は上記課題に鑑みて、可変ピッチプ
ロペラの翼角を電気的な非接触の機構で検出することに
より、摺動部を無くして翼角誤差を生じないような翼角
検出装置を提供することを目的とする。
ロペラの翼角を電気的な非接触の機構で検出することに
より、摺動部を無くして翼角誤差を生じないような翼角
検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案における可変ピッチプロペラの翼角検出装置
は、プロペラ翼を回転させるプロペラ軸と、該プロペラ
軸に内設され翼角を変更する変節ロッドと、該変節ロッ
ドを往復動させて翼角を変更するシリンダと、該シリン
ダを回転させる中間軸とを有し、該中間軸と上記プロペ
ラ軸とでプロペラ駆動軸を構成した可変ピッチプロペラ
において、上記シリンダのピストンに検出ロッドを設
け、該検出ロッドの一部にテーパ状の検出部を形成し、
該検出部の外周に位置するプロペラ駆動軸の少なくとも
1箇所以上に検出孔を設けると共に、該検出孔近傍の船
体側に非接触式変位検出手段を配設して、該非接触式変
位検出手段で上記検出部までの距離を計測することによ
り翼角を検出することを特徴とするものである。
の本考案における可変ピッチプロペラの翼角検出装置
は、プロペラ翼を回転させるプロペラ軸と、該プロペラ
軸に内設され翼角を変更する変節ロッドと、該変節ロッ
ドを往復動させて翼角を変更するシリンダと、該シリン
ダを回転させる中間軸とを有し、該中間軸と上記プロペ
ラ軸とでプロペラ駆動軸を構成した可変ピッチプロペラ
において、上記シリンダのピストンに検出ロッドを設
け、該検出ロッドの一部にテーパ状の検出部を形成し、
該検出部の外周に位置するプロペラ駆動軸の少なくとも
1箇所以上に検出孔を設けると共に、該検出孔近傍の船
体側に非接触式変位検出手段を配設して、該非接触式変
位検出手段で上記検出部までの距離を計測することによ
り翼角を検出することを特徴とするものである。
【0012】
【作用】上記構成によれば、ピストンを駆動させること
により変節ロッドを往復動させて翼角を変更すると、該
ピストンに設けた検出ロッドも往復動するので、この検
出ロッドの一部に形成したテーパ状の検出部も移動す
る。この時、検出部の外周位置のプロペラ駆動軸に設け
た検出孔から、該検出孔近傍の船体側に配設した非接触
式変位検出手段により上記検出部までの距離を計測し、
この距離を換算することにより翼角を検出する。
により変節ロッドを往復動させて翼角を変更すると、該
ピストンに設けた検出ロッドも往復動するので、この検
出ロッドの一部に形成したテーパ状の検出部も移動す
る。この時、検出部の外周位置のプロペラ駆動軸に設け
た検出孔から、該検出孔近傍の船体側に配設した非接触
式変位検出手段により上記検出部までの距離を計測し、
この距離を換算することにより翼角を検出する。
【0013】このことにより、ピストンを往復動させた
場合、機械的誤差を生じることがなく、また、検出部に
摺動部分がないので摩耗することもなく、常に安定した
検出制度を保つことができる。
場合、機械的誤差を生じることがなく、また、検出部に
摺動部分がないので摩耗することもなく、常に安定した
検出制度を保つことができる。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は可変ピッチプロペラの翼角検出装置の概略
を示す側断面図であり、図2は図1のA−A矢視の断面
図である。なお、非接触式変位検出手段として、例え
ば、レーザ式高応答非接触変位計を用いて計測すれば容
易に距離を計測することができるが、以下の説明では単
にレーザ光を用いた非接触式変位計で説明する。
する。図1は可変ピッチプロペラの翼角検出装置の概略
を示す側断面図であり、図2は図1のA−A矢視の断面
図である。なお、非接触式変位検出手段として、例え
ば、レーザ式高応答非接触変位計を用いて計測すれば容
易に距離を計測することができるが、以下の説明では単
にレーザ光を用いた非接触式変位計で説明する。
【0015】図1に示すように、可変ピッチプロペラの
構成としては、プロペラ翼1とプロペラボス2を回転駆
動する中空のプロペラ軸3と、このプロペラ軸3の船首
側に設けられた翼角変節用シリンダ4と、このシリンダ
4の船首側に設けられた中空の中間軸5からなり、上記
プロペラ軸3と中間軸5によりプロペラ駆動軸6を構成
している。そして、シリンダ4に設けられたピストン4
aの船尾側には、上記プロペラ軸3内を貫通してプロペ
ラボス2内まで突出した変節ロッド7が設けられてお
り、この変節ロッド7の先端とプロペラ翼1の基部がリ
ンク機構8により連結されている。そして、この変節ロ
ッド7の往復動によりプロペラ翼1の基部を回動させる
ことにより翼角を変更するよう構成されている。
構成としては、プロペラ翼1とプロペラボス2を回転駆
動する中空のプロペラ軸3と、このプロペラ軸3の船首
側に設けられた翼角変節用シリンダ4と、このシリンダ
4の船首側に設けられた中空の中間軸5からなり、上記
プロペラ軸3と中間軸5によりプロペラ駆動軸6を構成
している。そして、シリンダ4に設けられたピストン4
aの船尾側には、上記プロペラ軸3内を貫通してプロペ
ラボス2内まで突出した変節ロッド7が設けられてお
り、この変節ロッド7の先端とプロペラ翼1の基部がリ
ンク機構8により連結されている。そして、この変節ロ
ッド7の往復動によりプロペラ翼1の基部を回動させる
ことにより翼角を変更するよう構成されている。
【0016】一方、ピストン4aの船首側には検出ロッ
ド9が設けられている。この検出ロッド9は中空の中間
軸5内で往復動可能に設けられており、船首側端部には
テーパ状の検出部10が形成されている。
ド9が設けられている。この検出ロッド9は中空の中間
軸5内で往復動可能に設けられており、船首側端部には
テーパ状の検出部10が形成されている。
【0017】そして、この検出部10が往復動する位置
の外周部に位置する中間軸5には、上下2箇所に検出孔
11が設けられており、上方の検出孔11近傍の船体側
には検出孔11から上記検出部10を臨むように非接触
式変位計12が配設されている。
の外周部に位置する中間軸5には、上下2箇所に検出孔
11が設けられており、上方の検出孔11近傍の船体側
には検出孔11から上記検出部10を臨むように非接触
式変位計12が配設されている。
【0018】この非接触式変位計12と、上記中間軸5
と検出部10との関係は、図2に示すA−A矢視の断面
図のように、中間軸5の2箇所に設けた検出孔11から
検出ロッド9の検出部10へレーザ光を発射できるよ
う、中間軸5の近傍に非接触式変位計12が配設されて
おり、この非接触式変位計12から発射したレーザ光が
検出部10に反射して戻るまでの位相のずれから距離を
測定するようになっている。
と検出部10との関係は、図2に示すA−A矢視の断面
図のように、中間軸5の2箇所に設けた検出孔11から
検出ロッド9の検出部10へレーザ光を発射できるよ
う、中間軸5の近傍に非接触式変位計12が配設されて
おり、この非接触式変位計12から発射したレーザ光が
検出部10に反射して戻るまでの位相のずれから距離を
測定するようになっている。
【0019】上記構成による翼角検出の動作を、図1〜
図4を参照しながら以下に説明する。ピストン4を駆動
して変節ロッド7を往復動させることにより、変節ロッ
ド7の反対位置に設けられた検出ロッド9と、この端部
に形成された検出部10も移動する。この時、検出部1
0の位置する中間軸5の外部近傍に設けられた非接触式
変位計12から発射されたレーザ光は、検出孔11の無
い位置では中間軸5に反射し、検出孔11の位置では検
出孔11を介して検出部10で反射し、これらの反射し
たレーザ光が非接触式変位計12により検出される。
図4を参照しながら以下に説明する。ピストン4を駆動
して変節ロッド7を往復動させることにより、変節ロッ
ド7の反対位置に設けられた検出ロッド9と、この端部
に形成された検出部10も移動する。この時、検出部1
0の位置する中間軸5の外部近傍に設けられた非接触式
変位計12から発射されたレーザ光は、検出孔11の無
い位置では中間軸5に反射し、検出孔11の位置では検
出孔11を介して検出部10で反射し、これらの反射し
たレーザ光が非接触式変位計12により検出される。
【0020】この検出された信号は、この実施例では、
中間軸5の2箇所に検出孔11を設けているので、非接
触式変位計12の出力は軸が1回転する間に2回の高低
信号を繰り返すことになり、この信号は、図3に示す軸
回転角度と変位計出力とを示す線図のように、非接触式
変位計12から中間軸5表面までの距離を示す低出力信
号Lと、検出部10表面までの距離を示す高出力信号H
とからなる。
中間軸5の2箇所に検出孔11を設けているので、非接
触式変位計12の出力は軸が1回転する間に2回の高低
信号を繰り返すことになり、この信号は、図3に示す軸
回転角度と変位計出力とを示す線図のように、非接触式
変位計12から中間軸5表面までの距離を示す低出力信
号Lと、検出部10表面までの距離を示す高出力信号H
とからなる。
【0021】この非接触式変位計12により検出した信
号を、図4の電子回路を用いた演算装置13を示すブロ
ック図のように、一定周波数以下を通すローパスフィル
タ13aを通した中間軸5表面までの低出力信号と、一
定周波数以上を通すハイパスフィルタ13bを通した検
出部10までの高出力信号を、それぞれ演算手段13
c,13dにより演算して平均値を算出し、これらの平
均値を比較手段13eで比較することにより中間軸5表
面からテーパ状の検出部10表面までの距離を算出して
おり、この結果から演算回路13fにより翼角を算出し
て翼角信号として出力している。なお、翼角を変更した
場合であっても、非接触式変位計12により検出部10
までの距離を常に検出しているので、翼角の変更に伴っ
て翼角信号も常時変更される。また、上記演算手段は公
知のマイクロコンピュータ等により構成されたものであ
る。
号を、図4の電子回路を用いた演算装置13を示すブロ
ック図のように、一定周波数以下を通すローパスフィル
タ13aを通した中間軸5表面までの低出力信号と、一
定周波数以上を通すハイパスフィルタ13bを通した検
出部10までの高出力信号を、それぞれ演算手段13
c,13dにより演算して平均値を算出し、これらの平
均値を比較手段13eで比較することにより中間軸5表
面からテーパ状の検出部10表面までの距離を算出して
おり、この結果から演算回路13fにより翼角を算出し
て翼角信号として出力している。なお、翼角を変更した
場合であっても、非接触式変位計12により検出部10
までの距離を常に検出しているので、翼角の変更に伴っ
て翼角信号も常時変更される。また、上記演算手段は公
知のマイクロコンピュータ等により構成されたものであ
る。
【0022】このように、中間軸5表面までの距離と検
出部10表面までの距離を検出し、これらの平均値を比
較することにより、中間軸5と検出ロッド9が軸心から
振れて回転している場合であっても、中間軸5表面と検
出部10表面との距離を正確に計測することができる。
なお、軸の振れを考慮する必要が無い場合には、検出孔
11の位置でのみレーザ光を発射するように制御しても
よい。
出部10表面までの距離を検出し、これらの平均値を比
較することにより、中間軸5と検出ロッド9が軸心から
振れて回転している場合であっても、中間軸5表面と検
出部10表面との距離を正確に計測することができる。
なお、軸の振れを考慮する必要が無い場合には、検出孔
11の位置でのみレーザ光を発射するように制御しても
よい。
【0023】ところで、上述した実施例のように非接触
式変位計12からのレーザ光をテーパ状の検出部10に
発射した場合、検出部10のテーパ角に対応した角度で
反射するので、反射したレーザー光を検出するためには
長孔のような検出孔11と、その検出孔に対応した大き
さの非接触式変位計12が必要となる。そこで、図5に
示す検出部端部拡大断面図のように、テーパ状の検出部
10表面を細かな階段状に形成することによりレーザ光
を真上に反射させれば、小さな検出孔11と、その検出
孔に対応した非接触式変位計12で検出することが可能
となる。
式変位計12からのレーザ光をテーパ状の検出部10に
発射した場合、検出部10のテーパ角に対応した角度で
反射するので、反射したレーザー光を検出するためには
長孔のような検出孔11と、その検出孔に対応した大き
さの非接触式変位計12が必要となる。そこで、図5に
示す検出部端部拡大断面図のように、テーパ状の検出部
10表面を細かな階段状に形成することによりレーザ光
を真上に反射させれば、小さな検出孔11と、その検出
孔に対応した非接触式変位計12で検出することが可能
となる。
【0024】また、上記実施例では、検出ロッド9の端
部に検出部10を形成しているが、外径が変化する箇所
を形成すればよく、特に検出ロッド端部に限定されるも
のではない。
部に検出部10を形成しているが、外径が変化する箇所
を形成すればよく、特に検出ロッド端部に限定されるも
のではない。
【0025】なお、テーパ状の検出部10の周方向に異
色の塗料をライン状に塗布しておけば、プロペラ駆動軸
6が回転中であっても検出孔11からライトを照射する
ことにより概略の翼角を目視確認することが可能であ
り、電気系統が故障した場合でも実翼角を確認すること
ができる。
色の塗料をライン状に塗布しておけば、プロペラ駆動軸
6が回転中であっても検出孔11からライトを照射する
ことにより概略の翼角を目視確認することが可能であ
り、電気系統が故障した場合でも実翼角を確認すること
ができる。
【0026】また、検出部10に目盛りを刻んでおくこ
とにより、プロペラ駆動軸6の停止中に実翼角を電気回
路を使用せずに確認することもできる。
とにより、プロペラ駆動軸6の停止中に実翼角を電気回
路を使用せずに確認することもできる。
【0027】更に、非接触式変位検出手段としては上述
したレーザ式高応答非接触変位計以外の非接触式変位計
であってもよく、特に限定されるものではない。
したレーザ式高応答非接触変位計以外の非接触式変位計
であってもよく、特に限定されるものではない。
【0028】
【考案の効果】本考案によれば、電気的手段により翼角
を検出するので翼角検出部に機械的な遊びが無くなり、
検出精度が大幅に向上する。
を検出するので翼角検出部に機械的な遊びが無くなり、
検出精度が大幅に向上する。
【0029】また、翼角を検出する機構に摺動部が無い
ため、摩耗による翼角誤差を生じることがなく、摺動部
が無いことにより、検出精度を保つための摺動部品の交
換をする必要もなくなる。
ため、摩耗による翼角誤差を生じることがなく、摺動部
が無いことにより、検出精度を保つための摺動部品の交
換をする必要もなくなる。
【0030】更に、本考案によればテーパ状の検出部と
検出孔を設けることにより翼角を検出することができる
ので、従来のような複雑なリンク機構を必要とせず、大
幅なコストダウンが可能となる。
検出孔を設けることにより翼角を検出することができる
ので、従来のような複雑なリンク機構を必要とせず、大
幅なコストダウンが可能となる。
【図1】本考案に係る可変ピッチプロペラの翼角検出装
置の概略を示す側断面図である。
置の概略を示す側断面図である。
【図2】図1のA−A矢視の断面図である。
【図3】本考案の軸回転角度と変位計出力を示す線図で
ある。
ある。
【図4】本考案の演算装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図5】検出部端部の一実施例を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図6】従来の可変ピッチプロペラの翼角検出装置を示
す側断面図である。
す側断面図である。
1…プロペラ翼 2…プロペラボス 3…プロペラ軸 4…シリンダ 4a…ピストン 5…中間軸 6…プロペラ駆動軸 7…変節ロッド 8…リンク機構 9…検出ロッド 10…検出部 11…検出孔 12…非接触式変位計(非接触式変位検出手段) 13…演算装置
Claims (1)
- 【請求項1】 プロペラ翼を回転させるプロペラ軸と、
該プロペラ軸に内設され翼角を変更する変節ロッドと、
該変節ロッドを往復動させて翼角を変更するシリンダ
と、該シリンダを回転させる中間軸とを有し、該中間軸
と上記プロペラ軸とでプロペラ駆動軸を構成した可変ピ
ッチプロペラにおいて、 上記シリンダのピストンに検出ロッドを設け、該検出ロ
ッドの一部にテーパ状の検出部を形成し、該検出部の外
周に位置するプロペラ駆動軸の少なくとも1箇所以上に
検出孔を設けると共に、該検出孔近傍の船体側に非接触
式変位検出手段を配設して、該非接触式変位検出手段で
上記検出部までの距離を計測することにより翼角を検出
することを特徴とする可変ピッチプロペラの翼角検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1240192U JPH086712Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 可変ピッチプロペラの翼角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1240192U JPH086712Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 可変ピッチプロペラの翼角検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0620193U JPH0620193U (ja) | 1994-03-15 |
| JPH086712Y2 true JPH086712Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=11804246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1240192U Expired - Lifetime JPH086712Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 可変ピッチプロペラの翼角検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH086712Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP1240192U patent/JPH086712Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0620193U (ja) | 1994-03-15 |
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