JPH0867237A - 自動車用アンチスキッド装置 - Google Patents
自動車用アンチスキッド装置Info
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- JPH0867237A JPH0867237A JP20401094A JP20401094A JPH0867237A JP H0867237 A JPH0867237 A JP H0867237A JP 20401094 A JP20401094 A JP 20401094A JP 20401094 A JP20401094 A JP 20401094A JP H0867237 A JPH0867237 A JP H0867237A
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Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 実用的な制動性能を保持しつつ、構成の簡略
化や低コスト化を達成する。 【構成】 マスタシリンダ3には2系統の油圧配管T
1,T2が接続されている。左右の2つの車輪側には、
マスタシリンダ3からの油圧を車輪の回転状態に応じて
増圧方向に制御するための増圧制御弁11,19と、同
じく減圧方向に制御するための減圧制御弁12,20と
が設けられている。残る他の車輪側には、増圧制御弁1
1,19及び減圧制御弁12,20による制御油圧に応
答し、該制御弁による制御輪と左右同じ側の車輪の制動
圧が等しくなるよう油圧を制御するモジュレータ16,
24が設けられている。増圧制御弁11,19による制
御油圧を減圧制御弁12,20及びモジュレータ16,
24に送る油圧配管の途中には、減圧制御弁12,20
及びモジュレータ16,24へのみ作動油の通過を許容
するチェックバルブ13,21が設けられている。
化や低コスト化を達成する。 【構成】 マスタシリンダ3には2系統の油圧配管T
1,T2が接続されている。左右の2つの車輪側には、
マスタシリンダ3からの油圧を車輪の回転状態に応じて
増圧方向に制御するための増圧制御弁11,19と、同
じく減圧方向に制御するための減圧制御弁12,20と
が設けられている。残る他の車輪側には、増圧制御弁1
1,19及び減圧制御弁12,20による制御油圧に応
答し、該制御弁による制御輪と左右同じ側の車輪の制動
圧が等しくなるよう油圧を制御するモジュレータ16,
24が設けられている。増圧制御弁11,19による制
御油圧を減圧制御弁12,20及びモジュレータ16,
24に送る油圧配管の途中には、減圧制御弁12,20
及びモジュレータ16,24へのみ作動油の通過を許容
するチェックバルブ13,21が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用アンチスキ
ッド装置に関するものである。
ッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のアンチスキッド装置と
して、例えばX配管(ダイアゴナル配管)方式等、2系
統の油圧配管にて油圧回路を構成し、これを2系統の制
御システムにてアンチスキッド制御するものが提案され
ている。このような2系統の制御システムでは、3系統
の制御システムや4系統の制御システムに比べてコスト
面の優位性が認められ、各種の自動車に具体化されてい
る。
して、例えばX配管(ダイアゴナル配管)方式等、2系
統の油圧配管にて油圧回路を構成し、これを2系統の制
御システムにてアンチスキッド制御するものが提案され
ている。このような2系統の制御システムでは、3系統
の制御システムや4系統の制御システムに比べてコスト
面の優位性が認められ、各種の自動車に具体化されてい
る。
【0003】2系統の制御システムを具体化したアンチ
スキッド装置としては、増圧又は減圧方向に制御される
2つの直接制御弁と、該直接制御弁による油圧に応じて
間接的に制御される2つの間接制御弁とを備え、上記直
接制御弁及び間接制御弁の動作にて同じ側に配置された
車輪の制動圧を同時に制御するものがある(例えば、特
開平4−90950号公報)。この装置によれば、カー
ブやまたぎ路においても安定した制動力を得ることがで
きる。また、このような装置では、一方の油圧配管が故
障した場合に、故障していない方の油圧配管にて制動を
行うために、安全装置が設けられている。
スキッド装置としては、増圧又は減圧方向に制御される
2つの直接制御弁と、該直接制御弁による油圧に応じて
間接的に制御される2つの間接制御弁とを備え、上記直
接制御弁及び間接制御弁の動作にて同じ側に配置された
車輪の制動圧を同時に制御するものがある(例えば、特
開平4−90950号公報)。この装置によれば、カー
ブやまたぎ路においても安定した制動力を得ることがで
きる。また、このような装置では、一方の油圧配管が故
障した場合に、故障していない方の油圧配管にて制動を
行うために、安全装置が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
技術では、2系統化したアンチスキッド装置において実
用的なアンチスキッド性能を得ることができるものの、
未だ構成が複雑であるといった問題が残されている。つ
まり、上記のようなアンチスキッド装置では、フェール
セーフ用の安全装置が不可欠であり、この安全装置とし
ては圧力差の発生により駆動されるメカニカル弁等が用
いられていた。
技術では、2系統化したアンチスキッド装置において実
用的なアンチスキッド性能を得ることができるものの、
未だ構成が複雑であるといった問題が残されている。つ
まり、上記のようなアンチスキッド装置では、フェール
セーフ用の安全装置が不可欠であり、この安全装置とし
ては圧力差の発生により駆動されるメカニカル弁等が用
いられていた。
【0005】この発明は、上記問題に着目してなされた
ものであって、その目的とするところは、実用的な制動
性能を保持しつつ、構成の簡略化や低コスト化を達成す
ることができる自動車用アンチスキッド装置を提供する
ことにある。
ものであって、その目的とするところは、実用的な制動
性能を保持しつつ、構成の簡略化や低コスト化を達成す
ることができる自動車用アンチスキッド装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、各車輪に設けられたホイ
ールシリンダを左右異なる車輪の組み合わせで連通する
2系統の油圧配管と、ブレーキペダルの踏み込み操作に
応じた圧油を前記2系統の油圧配管にそれぞれ供給する
マスタシリンダとを備えた自動車用アンチスキッド装置
であって、左右の2つの車輪側には、前記マスタシリン
ダからの油圧を車輪の回転状態に応じて増圧方向に制御
し該圧油を対応する車輪のホイールシリンダに送るため
の増圧制御弁を設けると共に、同じく減圧方向に制御し
該減圧分の作動油をリザーバに送るための減圧制御弁を
設け、残る他の車輪側には、前記増圧制御弁及び減圧制
御弁による制御油圧に応答し、該制御弁による制御輪と
左右同じ側の車輪の制動圧が等しくなるよう油圧を制御
する間接制御弁を設け、さらに、前記増圧制御弁による
制御油圧を前記減圧制御弁及び前記間接制御弁に送る油
圧配管の途中には、増圧用制御弁から減圧制御弁及び間
接制御弁へのみ作動油の通過を許容するチェックバルブ
を設けたことを要旨としている。
に、請求項1に記載の発明は、各車輪に設けられたホイ
ールシリンダを左右異なる車輪の組み合わせで連通する
2系統の油圧配管と、ブレーキペダルの踏み込み操作に
応じた圧油を前記2系統の油圧配管にそれぞれ供給する
マスタシリンダとを備えた自動車用アンチスキッド装置
であって、左右の2つの車輪側には、前記マスタシリン
ダからの油圧を車輪の回転状態に応じて増圧方向に制御
し該圧油を対応する車輪のホイールシリンダに送るため
の増圧制御弁を設けると共に、同じく減圧方向に制御し
該減圧分の作動油をリザーバに送るための減圧制御弁を
設け、残る他の車輪側には、前記増圧制御弁及び減圧制
御弁による制御油圧に応答し、該制御弁による制御輪と
左右同じ側の車輪の制動圧が等しくなるよう油圧を制御
する間接制御弁を設け、さらに、前記増圧制御弁による
制御油圧を前記減圧制御弁及び前記間接制御弁に送る油
圧配管の途中には、増圧用制御弁から減圧制御弁及び間
接制御弁へのみ作動油の通過を許容するチェックバルブ
を設けたことを要旨としている。
【0007】請求項2に記載の発明では、前記間接制御
弁は、減圧時に間接油圧制御輪側の油圧を直接油圧制御
輪側の油圧よりも高く保つためのオフセット手段を有し
ている。
弁は、減圧時に間接油圧制御輪側の油圧を直接油圧制御
輪側の油圧よりも高く保つためのオフセット手段を有し
ている。
【0008】請求項3に記載の発明では、同じ油圧配管
に属する2つの車輪側にそれぞれ増圧制御弁と減圧制御
弁とを設け、該2つの減圧制御弁には共通のリザーバ並
びに共通の作動油還流ポンプを接続している。
に属する2つの車輪側にそれぞれ増圧制御弁と減圧制御
弁とを設け、該2つの減圧制御弁には共通のリザーバ並
びに共通の作動油還流ポンプを接続している。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、左右の2つの
車輪が直接油圧制御輪となっており、その制動圧は、車
輪の回転状態に応じた増圧制御弁及び減圧制御弁の動作
により制御される。すなわち、増圧時であれば、マスタ
シリンダからの油圧が増圧制御弁にて増圧方向に制御さ
れ、その圧油が対応する車輪のホイールシリンダに送ら
れる。また、減圧時であれば、上記マスタシリンダから
の油圧が減圧制御弁にて減圧方向に制御され、その減圧
分の作動油がチェックバルブを経てリザーバに送られ
る。この場合、残る他の車輪が間接油圧制御輪となって
おり、その間接油圧制御輪では、間接制御弁が増圧制御
弁及び減圧制御弁による制御油圧に応答して動作する。
ここで、間接油圧制御輪とそれに対応する直接油圧制御
輪とは互いに異なる系統の油圧配管に属する。そして、
間接油圧制御輪側では、増圧,減圧制御弁による制御輪
と左右同じ側の車輪の制動圧が等しくなるよう油圧が制
御される。このようにすることで、カーブやまたぎ路に
おいても優れた制動力を得ることができる。
車輪が直接油圧制御輪となっており、その制動圧は、車
輪の回転状態に応じた増圧制御弁及び減圧制御弁の動作
により制御される。すなわち、増圧時であれば、マスタ
シリンダからの油圧が増圧制御弁にて増圧方向に制御さ
れ、その圧油が対応する車輪のホイールシリンダに送ら
れる。また、減圧時であれば、上記マスタシリンダから
の油圧が減圧制御弁にて減圧方向に制御され、その減圧
分の作動油がチェックバルブを経てリザーバに送られ
る。この場合、残る他の車輪が間接油圧制御輪となって
おり、その間接油圧制御輪では、間接制御弁が増圧制御
弁及び減圧制御弁による制御油圧に応答して動作する。
ここで、間接油圧制御輪とそれに対応する直接油圧制御
輪とは互いに異なる系統の油圧配管に属する。そして、
間接油圧制御輪側では、増圧,減圧制御弁による制御輪
と左右同じ側の車輪の制動圧が等しくなるよう油圧が制
御される。このようにすることで、カーブやまたぎ路に
おいても優れた制動力を得ることができる。
【0010】一方、上記構成の装置において、2系統の
油圧配管のうち1系統が故障した場合(例えば、油漏れ
が発生した場合)、その配管の油圧が低下し、該当する
油圧配管側の車輪では制動力が得られなくなる。この場
合、アンチスキッド制御時には異なる系統の2つの制御
輪の制動圧が略等しく制御される本案ではあるが、故障
時には、故障していない油圧配管側の車輪にて確実な制
動が実現される。すなわち、例えば油漏れにより直接油
圧制御輪の油圧が低下すると、間接制御弁を動作させる
ための油圧が意に反して低下しようとするが、増圧制御
弁から間接制御弁へのみ作動油の通過を許容するチェッ
クバルブにより間接制御弁側の油圧低下が防止され、間
接油圧制御輪での制動力が得られる。このように、本構
成によれば、従来のアンチスキッド装置のように複雑な
安全装置を設けることなく、実用的な制動性能が実現さ
れる。
油圧配管のうち1系統が故障した場合(例えば、油漏れ
が発生した場合)、その配管の油圧が低下し、該当する
油圧配管側の車輪では制動力が得られなくなる。この場
合、アンチスキッド制御時には異なる系統の2つの制御
輪の制動圧が略等しく制御される本案ではあるが、故障
時には、故障していない油圧配管側の車輪にて確実な制
動が実現される。すなわち、例えば油漏れにより直接油
圧制御輪の油圧が低下すると、間接制御弁を動作させる
ための油圧が意に反して低下しようとするが、増圧制御
弁から間接制御弁へのみ作動油の通過を許容するチェッ
クバルブにより間接制御弁側の油圧低下が防止され、間
接油圧制御輪での制動力が得られる。このように、本構
成によれば、従来のアンチスキッド装置のように複雑な
安全装置を設けることなく、実用的な制動性能が実現さ
れる。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、間接制御
弁のオフセット手段は、減圧時に間接制油圧御輪側(例
えば、後輪側)の油圧を直接油圧制御輪側(例えば、前
輪側)の油圧よりも高く保つことができる。その結果、
間接油圧制御輪側での制動効率の低下が抑制される。
弁のオフセット手段は、減圧時に間接制油圧御輪側(例
えば、後輪側)の油圧を直接油圧制御輪側(例えば、前
輪側)の油圧よりも高く保つことができる。その結果、
間接油圧制御輪側での制動効率の低下が抑制される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、一方の油
圧配管においては、減圧時に2つの減圧制御弁から共通
のリザーバに作動油が送られ、その作動油は汲み上げ用
ポンプにより当該油圧配管内を還流される。この場合、
減圧制御弁の個々にリザーバ等を設けないため、構成の
簡略化が実現される。
圧配管においては、減圧時に2つの減圧制御弁から共通
のリザーバに作動油が送られ、その作動油は汲み上げ用
ポンプにより当該油圧配管内を還流される。この場合、
減圧制御弁の個々にリザーバ等を設けないため、構成の
簡略化が実現される。
【0013】
(第1実施例)以下、この発明をX配管(ダイアゴナル
配管)方式を用いた自動車用アンチスキッド装置に具体
化した第1実施例について、図面に従って説明する。
配管)方式を用いた自動車用アンチスキッド装置に具体
化した第1実施例について、図面に従って説明する。
【0014】図1は、アンチスキッド装置の概略を示す
油圧回路図である。図1のアンチスキッド装置におい
て、ブレーキペダル1には同ペダル1の踏み込み力を倍
力するブレーキブースタ2が接続され、同ブレーキブー
スタ2にはタンデム型のマスタシリンダ3が連結されて
いる。マスタシリンダ3はブレーキペダル1の踏み込み
操作に従い作動する。マスタシリンダ3には第1油圧ポ
ート4と第2油圧ポート5とが設けられている。
油圧回路図である。図1のアンチスキッド装置におい
て、ブレーキペダル1には同ペダル1の踏み込み力を倍
力するブレーキブースタ2が接続され、同ブレーキブー
スタ2にはタンデム型のマスタシリンダ3が連結されて
いる。マスタシリンダ3はブレーキペダル1の踏み込み
操作に従い作動する。マスタシリンダ3には第1油圧ポ
ート4と第2油圧ポート5とが設けられている。
【0015】マスタシリンダ3の第1油圧ポート4に
は、アンチスキッド回路6を経て右前(FR)輪のホイ
ールシリンダ7と左後(RL)輪のホイールシリンダ8
とに連通する第1油圧配管T1が接続されている。ま
た、第2油圧ポート5には、アンチスキッド回路6を経
て右後(RR)輪のホイールシリンダ9と左前(FL)
輪のホイールシリンダ10とに連通する第2油圧配管T
2が接続されている。アンチスキッド回路6は、後述の
電子制御装置(以下、ECUという)40からの信号に
応じてマスタシリンダ3の油圧を調整し、その油圧をホ
イールシリンダ7〜10に送り出すものである。
は、アンチスキッド回路6を経て右前(FR)輪のホイ
ールシリンダ7と左後(RL)輪のホイールシリンダ8
とに連通する第1油圧配管T1が接続されている。ま
た、第2油圧ポート5には、アンチスキッド回路6を経
て右後(RR)輪のホイールシリンダ9と左前(FL)
輪のホイールシリンダ10とに連通する第2油圧配管T
2が接続されている。アンチスキッド回路6は、後述の
電子制御装置(以下、ECUという)40からの信号に
応じてマスタシリンダ3の油圧を調整し、その油圧をホ
イールシリンダ7〜10に送り出すものである。
【0016】つまり、アンチスキッド回路6において、
第1油圧配管T1側には、右前(FR)輪の制動圧を制
御するための、増圧制御弁11,減圧制御弁12,チェ
ックバルブ13,リザーバ14,油圧ポンプ15を有す
る油圧回路と、左後(RL)輪の制動圧を制御するため
のモジュレータ(間接制御弁)16とが設けられてい
る。左後(RL)輪側には、前輪及び後輪において油圧
差を発生するためのPバルブ(プロポーショニングバル
ブ)17が配設されている。また、第2油圧配管T2側
には、左前(FL)輪の制動圧を制御するための、増圧
制御弁19,減圧制御弁20,チェックバルブ21,リ
ザーバ22,油圧ポンプ23を有する油圧回路と、右後
(RR)輪の制動圧を制御するためのモジュレータ(間
接制御弁)24とが設けられている。右後(RR)輪側
にはPバルブ25が配設されている。ここで、左右前
(FR,FL)輪ではその制動圧が直接制御され、左右
後(RL,RR)輪では前輪側の制動圧に応答してその
制動圧が間接制御されるようになっている。
第1油圧配管T1側には、右前(FR)輪の制動圧を制
御するための、増圧制御弁11,減圧制御弁12,チェ
ックバルブ13,リザーバ14,油圧ポンプ15を有す
る油圧回路と、左後(RL)輪の制動圧を制御するため
のモジュレータ(間接制御弁)16とが設けられてい
る。左後(RL)輪側には、前輪及び後輪において油圧
差を発生するためのPバルブ(プロポーショニングバル
ブ)17が配設されている。また、第2油圧配管T2側
には、左前(FL)輪の制動圧を制御するための、増圧
制御弁19,減圧制御弁20,チェックバルブ21,リ
ザーバ22,油圧ポンプ23を有する油圧回路と、右後
(RR)輪の制動圧を制御するためのモジュレータ(間
接制御弁)24とが設けられている。右後(RR)輪側
にはPバルブ25が配設されている。ここで、左右前
(FR,FL)輪ではその制動圧が直接制御され、左右
後(RL,RR)輪では前輪側の制動圧に応答してその
制動圧が間接制御されるようになっている。
【0017】以下、図1のアンチスキッド回路6の詳細
な構成について、図2を用いて説明する。なお、本実施
例のアンチスキッド装置では、上記如く油圧配管をX型
に連結するものであるが、油圧制御系で言えば左右同じ
側の車輪を同時制御する構成となっており、図2はそれ
ぞれ同時制御される左右2組の車輪のうち、右側の前後
(FR,RR)輪に関する油圧回路を示している。
な構成について、図2を用いて説明する。なお、本実施
例のアンチスキッド装置では、上記如く油圧配管をX型
に連結するものであるが、油圧制御系で言えば左右同じ
側の車輪を同時制御する構成となっており、図2はそれ
ぞれ同時制御される左右2組の車輪のうち、右側の前後
(FR,RR)輪に関する油圧回路を示している。
【0018】図2の第1油圧配管T1において、マスタ
シリンダ3から右前(FR)輪のホイールシリンダ7へ
連通する油圧通路T11の途中には、電磁式2位置切換
弁からなる増圧制御弁11が配設されている。増圧制御
弁11は、連通位置と遮断位置とを有しており、ECU
40からの入力信号の無い時には連通位置に保持されて
いる。
シリンダ3から右前(FR)輪のホイールシリンダ7へ
連通する油圧通路T11の途中には、電磁式2位置切換
弁からなる増圧制御弁11が配設されている。増圧制御
弁11は、連通位置と遮断位置とを有しており、ECU
40からの入力信号の無い時には連通位置に保持されて
いる。
【0019】また、上記油圧通路T11(図の点Q1)
から分岐した油圧通路T12には、チェックバルブ13
を介して電磁式2位置切換弁からなる減圧制御弁12が
配設されており、同チェックバルブ13は増圧制御弁1
1から減圧制御弁12へのみ作動油の通過を許容する。
減圧制御弁12は、遮断位置と連通位置とを有してお
り、ECU40からの入力信号の無い時には遮断位置に
保持されている。減圧制御弁12の出力側にはリザーバ
14が接続されている。リザーバ14には、同リザーバ
14に蓄えられた作動油を汲み上げるための油圧ポンプ
(作動油還流ポンプ)15が接続されている。上記構成
により、右前(FR)輪のホイールシリンダ7の制動圧
が制御される。
から分岐した油圧通路T12には、チェックバルブ13
を介して電磁式2位置切換弁からなる減圧制御弁12が
配設されており、同チェックバルブ13は増圧制御弁1
1から減圧制御弁12へのみ作動油の通過を許容する。
減圧制御弁12は、遮断位置と連通位置とを有してお
り、ECU40からの入力信号の無い時には遮断位置に
保持されている。減圧制御弁12の出力側にはリザーバ
14が接続されている。リザーバ14には、同リザーバ
14に蓄えられた作動油を汲み上げるための油圧ポンプ
(作動油還流ポンプ)15が接続されている。上記構成
により、右前(FR)輪のホイールシリンダ7の制動圧
が制御される。
【0020】一方、第2油圧配管T2の途中に配設され
たモジュレータ24は、前記増圧制御弁11,減圧制御
弁12等による制御油圧(図の点Q2の油圧)に応答し
て右後(RR)輪のホイールシリンダ9の制動圧を間接
的に制御する。モジュレータ24による間接油圧制御輪
(RR輪)とそれに対応する直接油圧制御輪(FR輪)
とは互いに異なる系統の油圧配管に属している。
たモジュレータ24は、前記増圧制御弁11,減圧制御
弁12等による制御油圧(図の点Q2の油圧)に応答し
て右後(RR)輪のホイールシリンダ9の制動圧を間接
的に制御する。モジュレータ24による間接油圧制御輪
(RR輪)とそれに対応する直接油圧制御輪(FR輪)
とは互いに異なる系統の油圧配管に属している。
【0021】詳しくは、モジュレータ24には連通する
弁室27及びピストン室28が形成され、マスタシリン
ダ3に連結された弁室27には略球状の弁体29が配設
されている。弁体29は圧縮コイルバネ30により弁座
31に当接する方向(図の左方向)に付勢されている。
また、ピストン室28には同室28内を摺動するピスト
ン32が配設されており、ピストン32よりも右側には
第1圧力室33が、左側には第2圧力室34がそれぞれ
区画形成されている。ピストン32は圧縮コイルバネ3
5により図2の右方向に付勢されており、この付勢によ
りピストン32右端のロッド部32aが前記弁体29に
当接し同弁体29を弁座31から押し離している。第1
圧力室33には、Pバルブ25を介して右後(RR)輪
のホイールシリンダ9が接続されている。第2圧力室3
4には、同室34から見て逆方向のチェックバルブ13
を介して増圧制御弁11が接続されると共に、減圧制御
弁12が接続されている。
弁室27及びピストン室28が形成され、マスタシリン
ダ3に連結された弁室27には略球状の弁体29が配設
されている。弁体29は圧縮コイルバネ30により弁座
31に当接する方向(図の左方向)に付勢されている。
また、ピストン室28には同室28内を摺動するピスト
ン32が配設されており、ピストン32よりも右側には
第1圧力室33が、左側には第2圧力室34がそれぞれ
区画形成されている。ピストン32は圧縮コイルバネ3
5により図2の右方向に付勢されており、この付勢によ
りピストン32右端のロッド部32aが前記弁体29に
当接し同弁体29を弁座31から押し離している。第1
圧力室33には、Pバルブ25を介して右後(RR)輪
のホイールシリンダ9が接続されている。第2圧力室3
4には、同室34から見て逆方向のチェックバルブ13
を介して増圧制御弁11が接続されると共に、減圧制御
弁12が接続されている。
【0022】そして、上記構成のモジュレータ24にお
いて、通常ブレーキの増圧時の油圧が第2圧力室34に
導入された場合、弁体29と弁座31とが離れ、マスタ
シリンダ3の第2油圧ポート5からの油圧が右後(R
R)輪のホイールシリンダ9に作用する(図示の状
態)。これに対して、減圧時の油圧が第2圧力室34に
導入された場合には、第2圧力室34の減圧によりピス
トン32が左方へ移動する。この場合、弁体29と弁座
31との当接によりホイールシリンダ9に作用する油圧
が保持され、ピストン32がさらに左方に移動してピス
トン32のロッド部32a先端と弁体29とが離れる
と、第1圧力室33が大きくなって減圧され、ホイール
シリンダ9の油圧が点Q2の油圧と略等しい状態にまで
低下する。
いて、通常ブレーキの増圧時の油圧が第2圧力室34に
導入された場合、弁体29と弁座31とが離れ、マスタ
シリンダ3の第2油圧ポート5からの油圧が右後(R
R)輪のホイールシリンダ9に作用する(図示の状
態)。これに対して、減圧時の油圧が第2圧力室34に
導入された場合には、第2圧力室34の減圧によりピス
トン32が左方へ移動する。この場合、弁体29と弁座
31との当接によりホイールシリンダ9に作用する油圧
が保持され、ピストン32がさらに左方に移動してピス
トン32のロッド部32a先端と弁体29とが離れる
と、第1圧力室33が大きくなって減圧され、ホイール
シリンダ9の油圧が点Q2の油圧と略等しい状態にまで
低下する。
【0023】なお、詳述はしないが、左側前後(FL,
RL)輪も同様の構成を有している。すなわち、図1に
示すように、第2油圧配管T2に設けられた増圧制御弁
19,減圧制御弁20は電磁式2位置切換弁にて構成さ
れ、左前(FL)輪の制動圧を直接制御する。チェック
バルブ21は、増圧制御弁19から減圧制御弁20への
み作動油の通過を許容する。また、第1油圧配管T1に
設けられたモジュレータ16は、前記増圧制御弁19,
減圧制御弁20による制御油圧に応答して左後(RL)
輪の制動圧を間接的に制御する。
RL)輪も同様の構成を有している。すなわち、図1に
示すように、第2油圧配管T2に設けられた増圧制御弁
19,減圧制御弁20は電磁式2位置切換弁にて構成さ
れ、左前(FL)輪の制動圧を直接制御する。チェック
バルブ21は、増圧制御弁19から減圧制御弁20への
み作動油の通過を許容する。また、第1油圧配管T1に
設けられたモジュレータ16は、前記増圧制御弁19,
減圧制御弁20による制御油圧に応答して左後(RL)
輪の制動圧を間接的に制御する。
【0024】また、図1において各車輪には、各々の車
輪速度を検出する車輪速度センサ36,37,38,3
9が設けられている。これら車輪速度センサ36〜39
としては電磁ピックアップ式或いは光電変換式のセンサ
等が用いられる。ECU40は、マイクロコンピュータ
を中心に構成されており、各車輪速度センサ36〜39
からの入力信号を基に推定車体速度を算出すると共に、
その推定車体速度と車輪速度との差等に応じて車輪のロ
ック状態を判定する。そして、ロック判定時には、各制
御弁11,12,19,20に制御信号を送り、最適な
制動力を得るべくアンチスキッド制御を実施する。この
場合、そのロック車輪が前後輪いずれであっても、当該
ロックを解消し且つ安定制動を得る方向に制御が実施さ
れ、左右同じ側における車輪の制動圧が略等しくなるよ
う調整される。
輪速度を検出する車輪速度センサ36,37,38,3
9が設けられている。これら車輪速度センサ36〜39
としては電磁ピックアップ式或いは光電変換式のセンサ
等が用いられる。ECU40は、マイクロコンピュータ
を中心に構成されており、各車輪速度センサ36〜39
からの入力信号を基に推定車体速度を算出すると共に、
その推定車体速度と車輪速度との差等に応じて車輪のロ
ック状態を判定する。そして、ロック判定時には、各制
御弁11,12,19,20に制御信号を送り、最適な
制動力を得るべくアンチスキッド制御を実施する。この
場合、そのロック車輪が前後輪いずれであっても、当該
ロックを解消し且つ安定制動を得る方向に制御が実施さ
れ、左右同じ側における車輪の制動圧が略等しくなるよ
う調整される。
【0025】以下、上記の如く構成されるアンチスキッ
ド装置の作用について、前述の図2を用いて説明する。
通常のブレーキ操作時において、ECU40は増圧制御
弁11を連通位置、減圧制御弁12を遮断位置に位置さ
せている。従って、ブレーキペダル1の踏み込み操作に
よりマスタシリンダ3の圧力が上昇すると、増圧制御弁
11を経て右前(FR)輪のホイールシリンダ7の制動
圧が上昇する。また、マスタシリンダ3からの油圧がチ
ェックバルブ13を介してモジュレータ24の第2圧力
室34に導入されることで、右後(RR)輪のホイール
シリンダ9とマスタシリンダ3との間の第2油圧配管T
2が連通され、マスタシリンダ3の圧力がPバルブ25
を介してホイールシリンダ9に作用する。
ド装置の作用について、前述の図2を用いて説明する。
通常のブレーキ操作時において、ECU40は増圧制御
弁11を連通位置、減圧制御弁12を遮断位置に位置さ
せている。従って、ブレーキペダル1の踏み込み操作に
よりマスタシリンダ3の圧力が上昇すると、増圧制御弁
11を経て右前(FR)輪のホイールシリンダ7の制動
圧が上昇する。また、マスタシリンダ3からの油圧がチ
ェックバルブ13を介してモジュレータ24の第2圧力
室34に導入されることで、右後(RR)輪のホイール
シリンダ9とマスタシリンダ3との間の第2油圧配管T
2が連通され、マスタシリンダ3の圧力がPバルブ25
を介してホイールシリンダ9に作用する。
【0026】一方で、ブレーキ操作中に車輪速度センサ
36〜39の検出結果からいずれかの車輪のロックが検
出された場合、ECU40は以下に示すアンチスキッド
制御を実施する。
36〜39の検出結果からいずれかの車輪のロックが検
出された場合、ECU40は以下に示すアンチスキッド
制御を実施する。
【0027】すなわち、ブレーキ操作時において、車輪
速度とその時の推定車体速度との差が所定値(制御開始
速度)に達すると、ECU40は増圧制御弁11に制御
信号を送り、同増圧制御弁11を遮断位置に動作させ
る。それにより、右前(FR)輪のホイールシリンダ7
にかかる油圧の上昇が抑えられ、制動圧が保持される。
また、車輪速度がさらに低下し、車輪速度とその時の推
定車体速度との差がロック判定値に達すると、ECU4
0は減圧制御弁12に制御信号を送り、同減圧制御弁1
2を連通位置に動作させる。それにより、チェックバル
ブ13,減圧制御弁12を介して作動油がリザーバ14
に抜け、右前(FR)輪のホイールシリンダ7が減圧さ
れる。
速度とその時の推定車体速度との差が所定値(制御開始
速度)に達すると、ECU40は増圧制御弁11に制御
信号を送り、同増圧制御弁11を遮断位置に動作させ
る。それにより、右前(FR)輪のホイールシリンダ7
にかかる油圧の上昇が抑えられ、制動圧が保持される。
また、車輪速度がさらに低下し、車輪速度とその時の推
定車体速度との差がロック判定値に達すると、ECU4
0は減圧制御弁12に制御信号を送り、同減圧制御弁1
2を連通位置に動作させる。それにより、チェックバル
ブ13,減圧制御弁12を介して作動油がリザーバ14
に抜け、右前(FR)輪のホイールシリンダ7が減圧さ
れる。
【0028】この際、モジュレータ24では、第2圧力
室34の減圧によりピストン32が左方に移動し、モジ
ュレータ24が第2油圧配管T2を遮断する。それによ
り、右後(RR)輪のホイールシリンダ9においても制
動圧が保持される。そして、さらに減圧が続くと、第1
圧力室33の体積が増大する。このとき、弁体29と弁
座31とが当接しているため、第1圧力室33内の圧力
が低下し、右後(RR)輪のホイールシリンダ9が減圧
される。このようにして、右側前後(FR,RR)輪が
同じ制動圧にてブレーキ制御される状態となる。
室34の減圧によりピストン32が左方に移動し、モジ
ュレータ24が第2油圧配管T2を遮断する。それによ
り、右後(RR)輪のホイールシリンダ9においても制
動圧が保持される。そして、さらに減圧が続くと、第1
圧力室33の体積が増大する。このとき、弁体29と弁
座31とが当接しているため、第1圧力室33内の圧力
が低下し、右後(RR)輪のホイールシリンダ9が減圧
される。このようにして、右側前後(FR,RR)輪が
同じ制動圧にてブレーキ制御される状態となる。
【0029】なお、上記減圧時におけるピストン32の
釣り合い位置では、オフセット手段としての圧縮コイル
バネ35のバネ力分(例えば、5kgf/cm2 )だけ第1圧
力室33側(右後輪側)の油圧が第2圧力室34側(右
前輪側)の油圧よりも高めに保持される。つまり、減圧
制御に入ると、後輪側のPバルブ25上流の油圧が前輪
側の油圧よりも高くなる。従って、Pバルブ25の作用
により前輪が先にロックするように設定された車両で
も、後輪の制動圧をアンチスキッド制御時には前輪油圧
に対してより高く保つことができ、制動効率の低下を抑
えることができる。
釣り合い位置では、オフセット手段としての圧縮コイル
バネ35のバネ力分(例えば、5kgf/cm2 )だけ第1圧
力室33側(右後輪側)の油圧が第2圧力室34側(右
前輪側)の油圧よりも高めに保持される。つまり、減圧
制御に入ると、後輪側のPバルブ25上流の油圧が前輪
側の油圧よりも高くなる。従って、Pバルブ25の作用
により前輪が先にロックするように設定された車両で
も、後輪の制動圧をアンチスキッド制御時には前輪油圧
に対してより高く保つことができ、制動効率の低下を抑
えることができる。
【0030】その後、車輪速度が回復すると、ECU4
0は、増圧制御弁11を連通位置に、減圧制御弁12を
遮断位置に戻して制動圧を増圧する。以上、右側前後
(FR,RR)輪の作用について記述したが、左側前後
(RL,FL)輪についても同様に作用し、同車輪では
同じ制動圧にてブレーキ制御される。
0は、増圧制御弁11を連通位置に、減圧制御弁12を
遮断位置に戻して制動圧を増圧する。以上、右側前後
(FR,RR)輪の作用について記述したが、左側前後
(RL,FL)輪についても同様に作用し、同車輪では
同じ制動圧にてブレーキ制御される。
【0031】次に、油圧配管からの油漏れが生じた場合
について説明する。例えば第1油圧配管T1にて油漏れ
が生じ、右前(FR)輪及び左後(RL)輪の油圧が上
昇しなくなった場合、この配管T1側の両輪については
ブレーキの制動力が得られなくなる。このとき、図2の
点Q1の油圧が低下するが、チェックバルブ13が設け
られていることで点Q2の油圧は低下せず、モジュレー
タ24のピストン位置が保持される。つまり、マスタシ
リンダ3と右後(RR)輪のホイールシリンダ9とは連
通状態が保持され、右後(RR)輪の制動が確保され
る。また、左前(FL)輪の制動が正常機能するのは言
うまでもない。その結果、第2油圧配管T2側において
は、同配管T2に接続された右後(RR)輪及び左前
(FL)輪の各ホイールシリンダ9,10にマスタシリ
ンダ3からの油圧が供給され、通常の制動力が得られ
る。
について説明する。例えば第1油圧配管T1にて油漏れ
が生じ、右前(FR)輪及び左後(RL)輪の油圧が上
昇しなくなった場合、この配管T1側の両輪については
ブレーキの制動力が得られなくなる。このとき、図2の
点Q1の油圧が低下するが、チェックバルブ13が設け
られていることで点Q2の油圧は低下せず、モジュレー
タ24のピストン位置が保持される。つまり、マスタシ
リンダ3と右後(RR)輪のホイールシリンダ9とは連
通状態が保持され、右後(RR)輪の制動が確保され
る。また、左前(FL)輪の制動が正常機能するのは言
うまでもない。その結果、第2油圧配管T2側において
は、同配管T2に接続された右後(RR)輪及び左前
(FL)輪の各ホイールシリンダ9,10にマスタシリ
ンダ3からの油圧が供給され、通常の制動力が得られ
る。
【0032】逆に、第2油圧配管T2にて油漏れが生
じ、右後(RR)輪及び左前(FL)輪の制動圧が上昇
しなくなった場合、第1油圧配管T1の途中に配設され
たモジュレータ16が連通状態で保持される。その結
果、第1油圧配管T1側の右前(FR)輪及び左後(R
L)輪において、各ホイールシリンダ7,8にマスタシ
リンダ3からの油圧が供給され、通常の制動力が得られ
る。
じ、右後(RR)輪及び左前(FL)輪の制動圧が上昇
しなくなった場合、第1油圧配管T1の途中に配設され
たモジュレータ16が連通状態で保持される。その結
果、第1油圧配管T1側の右前(FR)輪及び左後(R
L)輪において、各ホイールシリンダ7,8にマスタシ
リンダ3からの油圧が供給され、通常の制動力が得られ
る。
【0033】以上詳述したように、本実施例のアンチス
キッド装置によれば、直接油圧制御輪(図1のFR輪,
FL輪)側には車輪の回転状態に応じて制御される増圧
制御弁11,19と減圧制御弁12,20とを設け、間
接油圧制御輪(図1のRL輪,RR輪)側には直接油圧
制御輪側の油圧に応答して間接的に制御されるモジュレ
ータ16,24を設けた。そして、左右同じ側では車輪
の制動圧が等しくなるように構成した。また、増圧制御
弁11,19による制御油圧を減圧制御弁12,20及
びモジュレータ16,24に送る油圧配管の途中には、
減圧制御弁12,20及びモジュレータ16,24へ向
かう方向にのみ作動油の通過を許容するチェックバルブ
13,21を設けた。
キッド装置によれば、直接油圧制御輪(図1のFR輪,
FL輪)側には車輪の回転状態に応じて制御される増圧
制御弁11,19と減圧制御弁12,20とを設け、間
接油圧制御輪(図1のRL輪,RR輪)側には直接油圧
制御輪側の油圧に応答して間接的に制御されるモジュレ
ータ16,24を設けた。そして、左右同じ側では車輪
の制動圧が等しくなるように構成した。また、増圧制御
弁11,19による制御油圧を減圧制御弁12,20及
びモジュレータ16,24に送る油圧配管の途中には、
減圧制御弁12,20及びモジュレータ16,24へ向
かう方向にのみ作動油の通過を許容するチェックバルブ
13,21を設けた。
【0034】その結果、カーブやまたぎ路においても優
れた制動力を得ることができ、安定性の高い制動を行う
ことができる。つまり、左右同じ側の前後輪は、旋回時
等で若干の内外輪差が出るものの略同じような路面を転
がっている。またぎ路でも左右同じ側の車輪は略同じμ
(摩擦係数)の路面を転がる。また、旋回時において遠
心力のため荷重移動が起きるが、それは主に左右方向に
起こるため、同じ側の前後輪の荷重変化はよく似た条件
となる。従って、本実施例のように左右同じ側の車輪を
同時制御することで、旋回時の荷重移動両と走行路面の
μに応じて一括して制動力が制御でき、安定した制御動
作が実現できる。
れた制動力を得ることができ、安定性の高い制動を行う
ことができる。つまり、左右同じ側の前後輪は、旋回時
等で若干の内外輪差が出るものの略同じような路面を転
がっている。またぎ路でも左右同じ側の車輪は略同じμ
(摩擦係数)の路面を転がる。また、旋回時において遠
心力のため荷重移動が起きるが、それは主に左右方向に
起こるため、同じ側の前後輪の荷重変化はよく似た条件
となる。従って、本実施例のように左右同じ側の車輪を
同時制御することで、旋回時の荷重移動両と走行路面の
μに応じて一括して制動力が制御でき、安定した制御動
作が実現できる。
【0035】一方、2系統の油圧配管のうち1系統が故
障した場合(例えば、油漏れが発生した場合)、その配
管の油圧が低下し、該当する油圧配管側の車輪では制動
力が得られなくなる。しかし、本構成によれば、故障し
ていない油圧配管側の車輪にて制動を実現することがで
きる。
障した場合(例えば、油漏れが発生した場合)、その配
管の油圧が低下し、該当する油圧配管側の車輪では制動
力が得られなくなる。しかし、本構成によれば、故障し
ていない油圧配管側の車輪にて制動を実現することがで
きる。
【0036】このようにして、従来のアンチスキッド装
置のような複雑な安全装置を必要とすることなく、実用
的な制動性能を保持しつつ構成の簡略化や低コスト化を
実現することができる。
置のような複雑な安全装置を必要とすることなく、実用
的な制動性能を保持しつつ構成の簡略化や低コスト化を
実現することができる。
【0037】(第2実施例)次いで、第2実施例の自動
車用アンチスキッド装置について、第1実施例との相違
点を中心に説明する。
車用アンチスキッド装置について、第1実施例との相違
点を中心に説明する。
【0038】図3は第2実施例におけるアンチスキッド
装置の構成を示す図であり、上記第1実施例と同様に各
ホイールシリンダ7〜10がX配管方式の油圧配管T
1,T2にて連結されている。つまり、第1油圧配管T
1には、アンチスキッド回路6を経て右前(FR)輪の
ホイールシリンダ7と左後(RL)輪のホイールシリン
ダ8とが連通され、第2油圧配管T2には、右後(R
R)輪のホイールシリンダ9と左前(FL)輪のホイー
ルシリンダ10とが連通されている。
装置の構成を示す図であり、上記第1実施例と同様に各
ホイールシリンダ7〜10がX配管方式の油圧配管T
1,T2にて連結されている。つまり、第1油圧配管T
1には、アンチスキッド回路6を経て右前(FR)輪の
ホイールシリンダ7と左後(RL)輪のホイールシリン
ダ8とが連通され、第2油圧配管T2には、右後(R
R)輪のホイールシリンダ9と左前(FL)輪のホイー
ルシリンダ10とが連通されている。
【0039】なお、上記第1実施例では、2つの油圧配
管T1,T2に1つずつ直接油圧制御輪を設定していた
のに対し、本第2実施例では、同一の油圧配管(図3で
は第1油圧配管T1)に属する2つの車輪を共に直接油
圧制御輪としている。すなわち、図3の第1油圧配管T
1において、右前(FR)輪の制動圧は増圧制御弁1
1,減圧制御弁12にて直接制御され、左後(RL)輪
の制動圧は増圧制御弁19,減圧制御弁20にて直接制
御される。また、第2油圧配管T2において、右後(R
R)輪及び左前(FL)輪は、モジュレータ24,16
を介してその制動圧が間接的に制御される。
管T1,T2に1つずつ直接油圧制御輪を設定していた
のに対し、本第2実施例では、同一の油圧配管(図3で
は第1油圧配管T1)に属する2つの車輪を共に直接油
圧制御輪としている。すなわち、図3の第1油圧配管T
1において、右前(FR)輪の制動圧は増圧制御弁1
1,減圧制御弁12にて直接制御され、左後(RL)輪
の制動圧は増圧制御弁19,減圧制御弁20にて直接制
御される。また、第2油圧配管T2において、右後(R
R)輪及び左前(FL)輪は、モジュレータ24,16
を介してその制動圧が間接的に制御される。
【0040】また、第1実施例では、減圧制御弁12,
20にそれぞれリザーバ14,22及び油圧ポンプ1
5,23を設けていたのに対し、第2実施例では、減圧
制御弁12,20に共通のリザーバ14及び油圧ポンプ
15を設けている。
20にそれぞれリザーバ14,22及び油圧ポンプ1
5,23を設けていたのに対し、第2実施例では、減圧
制御弁12,20に共通のリザーバ14及び油圧ポンプ
15を設けている。
【0041】そして、この第2実施例のアンチスキッド
装置によれば、上記第1実施例と同様の作用を得ること
ができ、実用的な制動性能を保持しつつ、構成の簡略化
や低コスト化を達成することができる。
装置によれば、上記第1実施例と同様の作用を得ること
ができ、実用的な制動性能を保持しつつ、構成の簡略化
や低コスト化を達成することができる。
【0042】また加えて、本第2実施例では、減圧時に
おいて減圧制御弁12,20を通過した作動油は共通の
リザーバ14に蓄えられ、その後、油圧ポンプ15の動
作により汲み上げられて第1油圧配管T1を還流され
る。つまり、リザーバ14,油圧ポンプ15等からなる
作動油の還流回路を共通の1回路にて構成することがで
き、第1実施例に比べて構成をより簡略化することがで
きる。
おいて減圧制御弁12,20を通過した作動油は共通の
リザーバ14に蓄えられ、その後、油圧ポンプ15の動
作により汲み上げられて第1油圧配管T1を還流され
る。つまり、リザーバ14,油圧ポンプ15等からなる
作動油の還流回路を共通の1回路にて構成することがで
き、第1実施例に比べて構成をより簡略化することがで
きる。
【0043】また、油圧ポンプ15を単一にすること
で、より効率的なポンプ動作を実現することができる。
つまり、2つの還流回路を有する場合、減圧側の油圧ポ
ンプは作動油の還流を行うべく作動するが、他の油圧ポ
ンプは空転するということが起き易く、この場合、ポン
プ動作の効率が悪化する。これに対して本構成によれ
ば、減圧時の作動油は1つのリザーバ14に蓄えられる
ため、油圧ポンプ15の空転が起きにくくその全能力を
利用できる。さらに、上記の如くポンプが空転する場
合、油圧ポンプのモータ軸に対するアンバランスな加震
力が生じ騒音や振動を招くが、本構成によればこれを解
消することができる。
で、より効率的なポンプ動作を実現することができる。
つまり、2つの還流回路を有する場合、減圧側の油圧ポ
ンプは作動油の還流を行うべく作動するが、他の油圧ポ
ンプは空転するということが起き易く、この場合、ポン
プ動作の効率が悪化する。これに対して本構成によれ
ば、減圧時の作動油は1つのリザーバ14に蓄えられる
ため、油圧ポンプ15の空転が起きにくくその全能力を
利用できる。さらに、上記の如くポンプが空転する場
合、油圧ポンプのモータ軸に対するアンバランスな加震
力が生じ騒音や振動を招くが、本構成によればこれを解
消することができる。
【0044】(第3実施例)次いで、第3実施例の自動
車用アンチスキッド装置について説明する。図4は第3
実施例におけるアンチスキッド装置の構成を示す図であ
り、本第3実施例では上記第1実施例とは異なり、左右
前(FR,FL)輪,左右後(RR,RL)輪をそれぞ
れ同じ油圧配管にて接続した、いわゆるTT配管方式に
て油圧回路を構成している。
車用アンチスキッド装置について説明する。図4は第3
実施例におけるアンチスキッド装置の構成を示す図であ
り、本第3実施例では上記第1実施例とは異なり、左右
前(FR,FL)輪,左右後(RR,RL)輪をそれぞ
れ同じ油圧配管にて接続した、いわゆるTT配管方式に
て油圧回路を構成している。
【0045】詳しくは、第1油圧配管T1には、アンチ
スキッド回路6を経て左右前(FR,FL)輪のホイー
ルシリンダ7,10が接続され、第2油圧配管T2に
は、左右後(RR,RL)輪のホイールシリンダ9,8
が接続されている。ここで、第1油圧配管T1に接続さ
れた左右前(FR,FL)輪が直接油圧制御輪となり、
第2油圧配管T2に接続された左右後(RR,RL)輪
が間接油圧制御輪となっている。減圧制御弁12,20
には、共通のリザーバ14及び油圧ポンプ15が接続さ
れている。
スキッド回路6を経て左右前(FR,FL)輪のホイー
ルシリンダ7,10が接続され、第2油圧配管T2に
は、左右後(RR,RL)輪のホイールシリンダ9,8
が接続されている。ここで、第1油圧配管T1に接続さ
れた左右前(FR,FL)輪が直接油圧制御輪となり、
第2油圧配管T2に接続された左右後(RR,RL)輪
が間接油圧制御輪となっている。減圧制御弁12,20
には、共通のリザーバ14及び油圧ポンプ15が接続さ
れている。
【0046】この第3実施例においても、上記各実施例
と同様に、実用的な制動性能を保持しつつ、構成の簡略
化や低コスト化を実現するという本発明の目的を達成す
ることができる。また、上記第2実施例と同様に、1つ
の還流回路で構成することでより簡略化できる。 (第4実施例)次いで、第3実施例と同じTT配管式を
用いた第4実施例の自動車用アンチスキッド装置につい
て説明する。
と同様に、実用的な制動性能を保持しつつ、構成の簡略
化や低コスト化を実現するという本発明の目的を達成す
ることができる。また、上記第2実施例と同様に、1つ
の還流回路で構成することでより簡略化できる。 (第4実施例)次いで、第3実施例と同じTT配管式を
用いた第4実施例の自動車用アンチスキッド装置につい
て説明する。
【0047】図5は第4実施例におけるアンチスキッド
装置の構成を示す図である。図5において、第1油圧配
管T1側の左右前(FR,FL)輪を直接油圧制御輪と
し、第2油圧配管T2側の左右後(RR,RL)を間接
油圧制御輪としていることは上記第3実施例と同様であ
る。第3実施例との相違点としては、減圧制御弁12,
20にはそれぞれリザーバ14,22を接続し、各々チ
ェックバルブ41,42を介して共通の油圧ポンプ15
に接続している。ここで、チェックバルブ41,42は
リザーバ14,22から油圧ポンプ15に向かう作動油
の通過のみを許容する。
装置の構成を示す図である。図5において、第1油圧配
管T1側の左右前(FR,FL)輪を直接油圧制御輪と
し、第2油圧配管T2側の左右後(RR,RL)を間接
油圧制御輪としていることは上記第3実施例と同様であ
る。第3実施例との相違点としては、減圧制御弁12,
20にはそれぞれリザーバ14,22を接続し、各々チ
ェックバルブ41,42を介して共通の油圧ポンプ15
に接続している。ここで、チェックバルブ41,42は
リザーバ14,22から油圧ポンプ15に向かう作動油
の通過のみを許容する。
【0048】この第4実施例においても、上記各実施例
と同様に本発明の目的を達成することができる。また、
還流回路を1回路とした場合、減圧制御弁12,20が
開故障すると、2倍の容量のリザーバがマスタシリンダ
と直結することとなり、マスタシリンダのボトミングや
最大可能な制動力が低下するという問題がある。しか
し、本第4実施例の構成によれば、上記問題を解消する
ことができる。
と同様に本発明の目的を達成することができる。また、
還流回路を1回路とした場合、減圧制御弁12,20が
開故障すると、2倍の容量のリザーバがマスタシリンダ
と直結することとなり、マスタシリンダのボトミングや
最大可能な制動力が低下するという問題がある。しか
し、本第4実施例の構成によれば、上記問題を解消する
ことができる。
【0049】なお、本発明は上記実施例の他に、次の様
態にて具体化することができる。上記実施例では、増圧
制御弁11,19を電磁式2位置切換弁にて構成した
が、機械式絞り弁にて構成することもできる。
態にて具体化することができる。上記実施例では、増圧
制御弁11,19を電磁式2位置切換弁にて構成した
が、機械式絞り弁にて構成することもできる。
【0050】また、上記各実施例の如く構成されたアン
チスキッド装置を用い、以下の制御を組み合わせること
もできる。車両の旋回時において、制御前及び制御中の
左右車輪速度差等から演算・推定された横加速度(横
G)が所定レベルを越えるとき、内側の組の車輪の制御
を保持若しくは減圧から制御すること。この場合、車両
のオーバーステアを抑え、滑らかな旋回制動を実現する
ことができる。
チスキッド装置を用い、以下の制御を組み合わせること
もできる。車両の旋回時において、制御前及び制御中の
左右車輪速度差等から演算・推定された横加速度(横
G)が所定レベルを越えるとき、内側の組の車輪の制御
を保持若しくは減圧から制御すること。この場合、車両
のオーバーステアを抑え、滑らかな旋回制動を実現する
ことができる。
【0051】ヨーやヨーレイトを検出する回路を持つ車
両において、制動中に異常なヨーの増加・減少が発生し
たとき、その挙動を緩和させるように左右の増減圧を制
御すること。
両において、制動中に異常なヨーの増加・減少が発生し
たとき、その挙動を緩和させるように左右の増減圧を制
御すること。
【0052】トラクション機能を持つシステムにおいて
も、トラクション制御中に同様に制御を行うこと。
も、トラクション制御中に同様に制御を行うこと。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、実用的
な制動性能を保持しつつ、構成の簡略化や低コスト化を
達成することができるという優れた効果を発揮する。
な制動性能を保持しつつ、構成の簡略化や低コスト化を
達成することができるという優れた効果を発揮する。
【0054】請求項2に記載の発明によれば、間接油圧
制御輪側での制動効率の低下を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、リザーバ及び作動油還
流ポンプからなる還流回路を共通化することで、構成を
より簡略化することができる。
制御輪側での制動効率の低下を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、リザーバ及び作動油還
流ポンプからなる還流回路を共通化することで、構成を
より簡略化することができる。
【図1】第1実施例における自動車用アンチスキッド装
置の構成を示す油圧回路図である。
置の構成を示す油圧回路図である。
【図2】右側の前後輪に関する油圧回路図である。
【図3】第2実施例における自動車用アンチスキッド装
置の構成を示す油圧回路図である。
置の構成を示す油圧回路図である。
【図4】第3実施例における自動車用アンチスキッド装
置の構成を示す油圧回路図である。
置の構成を示す油圧回路図である。
【図5】第4実施例における自動車用アンチスキッド装
置の構成を示す油圧回路図である。
置の構成を示す油圧回路図である。
1…ブレーキペダル、3…マスタシリンダ、7〜10…
ホイールシリンダ、11…増圧制御弁、12…減圧制御
弁、13…チェックバルブ、14…リザーバ、15…作
動油還流ポンプとしての油圧ポンプ、16…間接制御弁
としてのモジュレータ、19…増圧制御弁、20…減圧
制御弁、21…チェックバルブ、22…リザーバ、23
…作動油還流ポンプとしての油圧ポンプ、24…間接制
御弁としてのモジュレータ、35…オフセット手段とし
ての圧縮コイルバネ、T1…第1油圧配管、T2…第2
油圧配管。
ホイールシリンダ、11…増圧制御弁、12…減圧制御
弁、13…チェックバルブ、14…リザーバ、15…作
動油還流ポンプとしての油圧ポンプ、16…間接制御弁
としてのモジュレータ、19…増圧制御弁、20…減圧
制御弁、21…チェックバルブ、22…リザーバ、23
…作動油還流ポンプとしての油圧ポンプ、24…間接制
御弁としてのモジュレータ、35…オフセット手段とし
ての圧縮コイルバネ、T1…第1油圧配管、T2…第2
油圧配管。
Claims (3)
- 【請求項1】 各車輪に設けられたホイールシリンダを
左右異なる車輪の組み合わせで連通する2系統の油圧配
管と、ブレーキペダルの踏み込み操作に応じた圧油を前
記2系統の油圧配管にそれぞれ供給するマスタシリンダ
とを備えた自動車用アンチスキッド装置であって、 左右の2つの車輪側には、前記マスタシリンダからの油
圧を車輪の回転状態に応じて増圧方向に制御し該圧油を
対応する車輪のホイールシリンダに送るための増圧制御
弁を設けると共に、同じく減圧方向に制御し該減圧分の
作動油をリザーバに送るための減圧制御弁を設け、 残る他の車輪側には、前記増圧制御弁及び減圧制御弁に
よる制御油圧に応答し、該制御弁による制御輪と左右同
じ側の車輪の制動圧が等しくなるよう油圧を制御する間
接制御弁を設け、 さらに、前記増圧制御弁による制御油圧を前記減圧制御
弁及び前記間接制御弁に送る油圧配管の途中には、増圧
用制御弁から減圧制御弁及び間接制御弁へのみ作動油の
通過を許容するチェックバルブを設けたことを特徴とす
る自動車用アンチスキッド装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用アンチスキッ
ド装置において、 前記間接制御弁は、減圧時に間接油圧制御輪側の油圧を
直接油圧制御輪側の油圧よりも高く保つためのオフセッ
ト手段を有する自動車用アンチスキッド装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動車用アンチ
スキッド装置において、 同じ油圧配管に属する2つの車輪側にそれぞれ増圧制御
弁と減圧制御弁とを設け、該2つの減圧制御弁には共通
のリザーバ並びに共通の作動油還流ポンプを接続した自
動車用アンチスキッド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20401094A JPH0867237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 自動車用アンチスキッド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20401094A JPH0867237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 自動車用アンチスキッド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867237A true JPH0867237A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16483282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20401094A Pending JPH0867237A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 自動車用アンチスキッド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0867237A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001239927A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-04 | Denso Corp | ブレーキ装置 |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP20401094A patent/JPH0867237A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001239927A (ja) * | 1999-12-24 | 2001-09-04 | Denso Corp | ブレーキ装置 |
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