JPH0867370A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0867370A
JPH0867370A JP20358394A JP20358394A JPH0867370A JP H0867370 A JPH0867370 A JP H0867370A JP 20358394 A JP20358394 A JP 20358394A JP 20358394 A JP20358394 A JP 20358394A JP H0867370 A JPH0867370 A JP H0867370A
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JP
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claw
paper sheet
separation claw
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Application number
JP20358394A
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English (en)
Inventor
Junichi Kawato
淳一 川戸
Hiroshi Sato
広志 佐藤
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の腰の強さに応じて分離爪を用紙に対し
て容易に係脱することのできる給紙装置を提供するこ
と。 【構成】 トレー本体13に、用紙16を重積して載置
するための用紙載置板17を上下方向に移動自在に配設
し、最上部に位置する用紙16の先端部角部に係合され
る分離爪24を配設し、前記トレー本体13の上方であ
って前記用紙載置板17の先端部近傍に前記最上部に位
置する用紙16を送出する回転駆動される給紙ローラ2
8を配設してなる給紙装置12において、前記分離爪2
4を、腰の弱い用紙を送出する場合には、最上部に位置
する用紙16の先端部角部に係合した係合状態を保持
し、腰の強い用紙16を送出する場合には、走行する腰
の強い用紙16の先端部角部に押動されてこの走行する
腰の強い用紙の先端部角部から用紙16の走行経路外へ
退避するように移動可能に形成したことを特徴とさいて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給紙装置に係り、特
に、複数枚の用紙を重積して載置し、この用紙を上方か
ら1枚ずつ印字位置に向かって供給することのできる給
紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータ、ワードプロセッ
サ、ファクシミリ等の出力装置として用いられている熱
転写プリンタ、ページプリンタ等の各種のプリンタにお
いては、複数枚の用紙を重積して載置し、この用紙を上
方から1枚ずつ印字位置に向かって供給するためにカッ
トシートフィーダと称される給紙装置が用いられてい
る。
【0003】以下、このようなプリンタに用いられる従
来の給紙装置の一例について図5により説明する。
【0004】図5は従来の給紙装置の用紙載置板に重積
した複数枚の腰の弱い用紙の最上部に位置する用紙を給
紙ローラをもって送出可能な普通紙送出状態における要
部を示す平面図である。
【0005】図5に示すように、従来の給紙装置1は、
トレー本体2を有しており、このトレー本体2の内部に
は、普通紙、OHP用紙、厚紙、葉書等から選択された
用紙3を重積して載置するための略平板形状に形成され
た左右1対の用紙載置板4が配設されている。そして、
各用紙載置板4の上下方向略中央部位の下面側には、各
用紙載置板4を連結する断面略D字形状の回り止めを備
えた支持軸5が取着されており、この支持軸5の両端部
をトレー本体2の両側面に回動自在に支持させることに
より、各用紙載置板4は、支持軸5を中心として上下方
向に回動自在に配設されている。さらに、各用紙載置板
4は、人手による操作をもって用紙3の幅方向の寸法に
応じて支持軸5に沿って左右方向に移動自在とされてい
る。また、各用紙載置板4の上面には、用紙3の幅方向
両端部の位置決めのためのサイドガイド6がトレー本体
2の側面に対向するようにしてそれぞれ配設されてお
り、各サイドガイド6は、用紙載置板4に対して独立的
に左右方向に移動自在にされている。
【0006】前記各用紙載置板4の下面側には、各用紙
載置板4を常に上方に付勢する図示しない押圧ばねが配
設されている。また、前記支持軸5の長さ方向略中央部
位には、各用紙載置板4の間に位置する用紙3の幅方向
略中央部位を下方から支持する用紙支持体7が取着され
ている。この用紙支持体7は、各用紙載置板4の上面を
含む仮想平面内に位置する平坦面7aを有しており、こ
の平坦面7aが用紙3に当接するようになっている。
【0007】前記各用紙載置板4の前方先端部のトレー
本体2の側面側に位置する角部には、用紙載置板4に載
置された用紙3の最上部に位置する用紙3の先端部角部
に係合される分離爪8がそれぞれ配設されている。
【0008】また、トレー本体2の上方であって用紙載
置板4の上面の先端部近傍(詳しくは、両分離爪8より
用紙3の幅方向内側)には、用紙載置板4に載置された
用紙3の最上部に位置する用紙3に当接し、この最上部
の用紙3を送出するための給紙ローラ9がそれぞれ回転
自在に配設されており、この給紙ローラ9は、給紙ロー
ラ9と当接した最上部の用紙3を図において矢印Aにて
示す用紙3の走行経路に沿って送出するように、図示し
ない給紙モータの駆動力をもって回転駆動されるように
なっている。
【0009】このような従来の給紙装置1においては、
用紙載置板4の上面に複数枚の普通紙に代表される腰の
弱い用紙3Aを重積して載置し、用紙載置板4およびサ
イドガイド6を用紙3Aの幅方向両端部に沿うように移
動して位置決めするとともに、最上部の用紙3の先端部
角部を、分離爪8の下面側に係合させることにより用紙
3Aをトレー本体2の内側に保持する。
【0010】そして、トレー本体2の上方への付勢力に
より、用紙載置板4に積載されている最上部の用紙3A
が給紙ローラ9の下面に圧接され、この状態で、図示し
ない給紙モータの駆動力をもって給紙ローラ9を回転駆
動させると、給紙ローラ9と用紙3との摩擦力により、
用紙載置板4に重積された上部の複数の用紙3Aが搬送
されようとするが、前記分離爪8により、この搬送され
ようとする用紙3Aのうち最上部の用紙3Aのみが分離
爪8を乗り越えてトレー本体2から走行経路に沿って送
出され、この送出される用紙3Aが図示しないプリンタ
の内部の印字位置に向かって搬送されることにより給紙
するようになっている。
【0011】すなわち、用紙載置板4の上面に重積して
載置された複数枚の腰の弱い用紙3Aは、分離爪8によ
って最上部側から1枚ずつ順に送出される。
【0012】このような従来の給紙装置1は、図6に示
すように、熱転写プリンタ等の所望のプリンタ10のプ
リンタ本体11の内部に配設された図示しない支持ステ
ーによって、トレー本体2がプリンタ本体11に取着さ
れるようになっている。
【0013】ところで、従来の給紙装置1においては、
普通紙に代表される腰の弱い用紙3Aを用いる場合には
何等問題はないが、葉書に代表される腰の強い用紙3B
を用いる場合には、用紙3Bが分離爪8を乗り越えるこ
とができずに、用紙3Bの先端部が分離爪8によって係
合した状態を保持し続け、用紙3Bを送出することがで
きないという問題点があった。
【0014】そこで、このような問題点に対処するため
に、従来の給紙装置1においては、葉書に代表される腰
の強い用紙3Bを用いる場合には、図7に示すように、
各用紙載置板4をトレー本体2の側面側に人手によって
移動させることにより、用紙載置板4に配設された各分
離爪8を用紙3Bの幅方向両端部より外側に位置するよ
うに退避させることにより、分離爪8を用いずに最上部
側から1枚ずつ順に送出するようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の給紙装置1においては、図6に示すように、分
離爪8が、プリンタ本体10の内部の視認性の悪い位置
に配設されており、腰の強い用紙3Bに対応させて、分
離爪8が配設された用紙載置板4とサイドガイド6との
両者を人手によって退避させる操作を行う場合に、用紙
載置板4とサイドガイド6との両者を操作しなければな
らず、煩雑な操作を必要とするとともに、分離爪8が用
紙3Bの先端部角部から退避したか否かを視認するのが
面倒であるという問題点があった。
【0016】また、従来の給紙装置1においては、同一
サイズの用紙3であっても、用紙3の腰の強さ(種類)
に応じて、分離爪8が配設された用紙載置板4とサイド
ガイド6の両者を人手により操作しなければならず、操
作が煩雑であるという問題点があった。
【0017】さらに、従来の給紙装置1においては、用
紙3として腰の弱い用紙3Aを用いた場合には、分離爪
8を用紙3Aに係合した状態と、分離爪8を用紙3Aか
ら退避した状態との何れの状態においても用紙3Aを送
出することができるので、分離爪8の位置を十分に確認
したうえで給紙装置1を駆動しないと、分離爪8を用紙
3Aから退避した状態で用紙を送出してしまい、用紙3
Aが重走するという誤動作を生じてしまうという問題点
があった。
【0018】そこで、用紙3の腰の強さに応じて分離爪
8を用紙3に対して容易に係脱することのできるものが
望まれていた。
【0019】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、用紙の腰の強さに応じて分離爪を用紙に対して
容易に係脱することのできる給紙装置を提供することを
目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に記載の本発明の給紙装置は、トレー本体
に、複数枚の用紙を重積して載置するための用紙載置板
を上下方向に移動自在に配設し、前記用紙載置板に載置
された用紙の最上部に位置する用紙の先端部角部に係合
される分離爪を配設し、前記トレー本体の上方であって
前記用紙載置板の先端部近傍に前記用紙載置板に載置さ
れた用紙の最上部に位置する用紙を送出する回転駆動さ
れる給紙ローラを配設してなる給紙装置において、前記
分離爪を、腰の弱い用紙を送出する場合には、最上部に
位置する用紙の先端部角部に係合した係合状態を保持
し、腰の強い用紙を送出する場合には、走行する腰の強
い用紙の先端部角部に押動されてこの走行する腰の強い
用紙の先端部角部から用紙の走行経路外へ退避するよう
に移動可能に形成したことを特徴としている。
【0021】また、請求項2に記載の本発明の給紙装置
は、請求項1において、前記トレー本体に、爪支持板を
移動自在に配設し、前記爪支持板に前記分離爪を形成
し、前記爪支持板の分離爪を用紙の先端部角部に係合す
る方向に付勢するように前記分離爪を動作させる爪動作
制御ばねを接続したことを特徴としている。
【0022】
【作用】前述した構成からなる請求項1に記載の本発明
の給紙装置によれば、用紙載置板に載置された用紙の最
上部に位置する用紙の先端部角部に係合される分離爪
は、用紙の腰の強さに応じて最上部に位置する用紙の先
端部角部に対して自動的に係脱する。
【0023】また、請求項2に記載の本発明の給紙装置
によれば、用紙載置板に載置された用紙の最上部に位置
する用紙の先端部角部に係合される分離爪は、爪支持板
を介して接続された爪動作制御ばねによって用紙の先端
部角部に係合する方向に付勢されている。そして、分離
爪は、爪動作制御ばねの付勢力によって、腰の弱い用紙
を送出する場合には、最上部に位置する用紙の先端部角
部に係合した係合状態を保持し、腰の強い用紙を送出す
る場合には、走行する腰の強い用紙の先端部角部に押動
されてこの走行する腰の強い用紙の先端部角部から用紙
の走行経路外へ退避するように移動する。
【0024】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により説明
する。
【0025】図1は本発明に係る給紙装置の一実施例の
要部を示す一部を省略した正面図であり、図2は要部を
示す一部を省略した側面図であり、図3は要部を示す平
面図であり、図4は分離爪の近傍を後方から見た斜視図
である。
【0026】図1から図3に示すように、本実施例の給
紙装置12は、略平板状に形成されたトレー本体13を
有しており、このトレー本体13の左右方向の両側端部
近傍には、トレー本体13の前後方向に延在する支持ス
テー14がそれぞれ立設されている。この支持ステー1
4の間に位置するトレー本体13の先端部には、櫛の歯
の如く形成された複数の紙ガイド15が立設されてい
る。そして、支持ステー14の間に位置するトレー本体
13の上方には、普通紙、OHP用紙、厚紙、葉書等か
ら選択された用紙16を積載するための略平板状に形成
された用紙載置板17が配設されている。
【0027】前記用紙載置板17は、用紙載置板17の
先端部近傍の下面側に配設された押圧ばね18により上
方に付勢されるとともに、その基端部に取着された支持
ピン19を支持ステー14の側面に回動自在に支持させ
ることにより、この支持ピン19を中心として上下方向
に回動自在に配設されている。この用紙載置板17の先
端部には、前記紙ガイド15に遊嵌される複数の凹部2
0が形成されている。さらに、用紙載置板17の先端部
右角部には、平面略矩形の切欠部21が形成されてい
る。また、用紙載置板17の左側端部側の上部には、用
紙16の大きさに応じて左右方向(用紙16の幅方向)
に移動自在とされたサイドガイド22が配設されてい
る。このサイドガイド22は、用紙16の幅方向の大き
さに応じて人手による操作をもって左右方向に移動さ
れ、用紙載置板17の上面に載置された用紙16の側端
部の位置を拘束し得るようにされている。
【0028】前記トレー本体13の上面の右先端部近傍
には、トレー本体13の先端部と略平行に延在する正面
略矩形形状に形成された略平板状の爪支持板23がその
長手方向略中央部を中心として上方から見て左右方向に
回動自在に配設されており、この爪支持板23の上端部
左端には、用紙載置板17の上面に複数枚の用紙16を
重積した場合に、重積した用紙16の少なくとも最上部
に位置する用紙16の先端部右角部に係合する分離爪2
4が配設されている。
【0029】図4に詳示するように、爪支持板23の長
さ方向略中央部の上端部および下端部には、トレー本体
13の右側端部側に形成された支持ステー14aより外
側に立設された回動支軸25に枢着される取付部23a
がそれぞれ形成されており、爪支持板23は、回動支軸
25を中心として回動自在とされている。この各取付部
23aは、爪支持板23の長さ方向略中央部の上端部お
よび下端部から上下方向に間隔を隔ててそれぞれ平行に
延在するようにして相互に対向している。そして、爪支
持板23の左端部の上端部に、用紙載置板17上に複数
枚の用紙16を重積した場合に、重積した用紙16の少
なくとも最上部に位置する用紙16の先端部右角部に係
合される分離爪24が形成されている。さらに、爪支持
板23の右端部の上下方向略中央部位には、板厚方向に
貫通する貫通孔23bが形成されており、この貫通孔2
3bには、爪支持板23に連動する分離爪24の動作状
態を制御するためのばね荷重30g程度とされた爪動作
制御ばね26の一端が係止されている。また、爪動作制
御ばね26の他端は、トレー本体13の上面の先端部右
角部近傍に立設された係止ピン27に係止されている。
この爪動作制御ばね26は、図3において実線にて示す
ように、常には、分離爪24を用紙16の先端部角部に
係合する方向に付勢した状態を保持し得るようになって
いる。。
【0030】本実施例における爪動作制御ばね26の付
勢力について、更に詳しく説明すると、本実施例の爪動
作制御ばね26の付勢力(ばね荷重)は、用紙載置板1
7の上面に複数枚の腰の弱い用紙16を載置し、この腰
の弱い用紙16を送出する場合には、図3において実線
にて示すように、分離爪24が腰の弱い用紙16の先端
部角部に加わる力に抗して最上部に位置する用紙16の
先端部角部に係合した係合状態を保持し得るようになっ
ている。
【0031】また、本実施例の爪動作制御ばね26の付
勢力は、用紙載置板17上に複数枚の腰の強い用紙16
を載置しこの腰の強い用紙16を送出する場合には、図
3において破線にて示すように、分離爪24が走行する
腰の強い用紙16の先端部角部に押動されて、分離爪2
4は、回動支軸25を中心として用紙16の紙送り方向
である進行方向へ移動(上から見て反時計方向へ回動)
し、この結果、分離爪24が用紙16の先端部角部から
用紙16の走行経路外へ退避して、分離爪24と腰の強
い用紙16の先端部角との係合状態が開放されるように
なっている。
【0032】なお、爪動作制御ばね26の付勢力(ばね
荷重)は、用紙16の送出力、用紙16の腰の強さ(剛
性)、分離爪24から爪支持板23の回動支軸25の軸
心までの距離、爪支持板23の回動支軸25の軸心から
爪支持板23の爪動作制御ばね26の取付部位までの距
離、取付スペース等によって決定すればよく、特に、本
実施例の付勢力に限定されるものではない。
【0033】また、爪支持板23の形状および爪支持板
23に対する分離爪の取付位置等は、設計コンセプトに
より決定すればよく、特に、本実施例の形状や構成に限
定されるものではない。
【0034】図1から図3に戻って、前記トレー本体1
3の上方であって用紙載置板17の先端部近傍には、用
紙載置板17に載置された複数枚の用紙16の最上部に
位置する用紙16に当接し、この最上部の用紙16を図
示しない印字位置に向かって送出するための複数の給紙
ローラ28がそれぞれ回転自在に配設されており、この
各給紙ローラ28は、給紙ローラ28と当接した最上部
の用紙16を矢印Bにて示す走行経路に沿って送出する
ように、図示しない給紙モータの駆動力をもって回転駆
動されるようになっている。この各給紙ローラ28は、
支持ステー14を外側に向かって貫通するようにして支
持ステー14に枢着された回転軸29に固着されてお
り、この回転軸29の左端には、給紙ギア30が取着さ
れている。そして、給紙ローラ28は、給紙ギア30に
伝達される給紙モータ(図示せず)の駆動力をもって回
転駆動されるようになっている。
【0035】つぎに、前述した構成からなる本実施例の
作用について説明する。
【0036】本実施例の給紙装置12においては、図3
に示すように、用紙載置板17の上面に複数枚の用紙1
6が載置可能とされており、用紙載置板17の上面に重
積された複数枚の用紙16の幅方向両端部は、トレー本
体13の右支持ステー14aの内側面および用紙16の
幅方向に移動自在とされたサイドガイド22の内側面に
よって位置決めされる。そして、分離爪24は、用紙載
置板17の上面に載置された複数枚の用紙16の最上部
に位置する用紙16の先端部右角部に係合している。さ
らに、押圧ばね18によるトレー本体13の上方への付
勢力により、用紙載置板17に積載されている最上部の
用紙16は、給紙ローラ28の下面に圧接している。
【0037】ついで、本実施例の給紙装置12による用
紙16の送出動作が開始されると、制御指令に基づい
て、図示しない給紙モータが駆動し、トレー本体13の
上方への付勢力により、用紙載置板17に積載されてい
る最上部の用紙16に当接している給紙ローラ28が時
計方向に回転駆動し、用紙載置板17の上面に載置され
ている複数枚の用紙16の最上部に位置する用紙16
を、図3において矢印Bにて示す用紙16の走行経路に
沿って送出する。
【0038】前記用紙16の送出時に、用紙16が普通
紙に代表される腰の弱い用紙16である場合には、腰の
弱い用紙16の剛性は小さいので、爪支持板23を介し
て分離爪24の動作を制御している爪動作制御ばね26
の付勢力は、用紙載置板17に積載されている最上部の
用紙16が分離爪24を用紙16の紙送り方向へ押動さ
せるようとする力に抗して、用紙16の分離爪24に係
合している部位を変形させ、その結果、図3に実線にて
示すように、分離爪24が最上部に位置する用紙16の
先端部右角部に係合した係合状態を保持する。これによ
り、用紙載置板17に積載されている最上部の用紙16
のみが分離爪24を乗り越えることになり、用紙載置板
17に積載されている腰の弱い用紙16は、分離爪24
の分離機能によって最上部側から1枚ずつ順に、トレー
本体13から図3において矢印Bにて示す用紙16の走
行経路に沿って送出される。
【0039】また、用紙16の送出時に、用紙16が葉
書に代表される腰の強い用紙16である場合には、腰の
強い用紙16の剛性は大きいので、爪支持板23を介し
て分離爪24の位置を制御している爪動作制御ばね26
の付勢力は、用紙載置板17に積載されている最上部の
用紙16が分離爪24を用紙16の紙送り方向へ押動さ
せるようとする力に抗しきれずに、その結果、図3に破
線にて示すように、分離爪24は、腰の強い用紙16の
先端部角部に押動されて用紙16の進行方向に移動(回
動)して爪動作制御ばね26を伸長させ、分離爪24が
用紙16の先端部角部から用紙16の走行経路外へ退避
する。これにより、用紙載置板17に積載されている腰
の強い用紙16は、分離爪24の分離機能を用いずに最
上部側から1枚ずつ順に、トレー本体13から図3にお
いて矢印Bにて示す用紙16の走行経路に沿って送出さ
れる。
【0040】したがって、本実施例においては、用紙1
6の腰の強さ(種類)に応じて、分離爪24が用紙載置
板17の上面に載置されている複数枚の用紙16の最上
部に位置する用紙16の先端右角部に対し上方から見て
左右方向に回動して容易に係脱動作させることができ、
これにより、用紙16の腰の強さ応じて、分離爪24を
用紙16の最上部に位置する用紙16に対して係合した
分離爪作動状態と、分離爪24を用紙16の最上部に位
置する用紙16に対して離間した分離爪退避状態との何
れか一方を自動的に選択的に取り得ることができ、腰の
弱い用紙16および腰の強い用紙16との両者の何れを
も確実に送出することができる。
【0041】すなわち、本実施例においては、用紙16
の腰の強さ(種類)に応じて、分離爪24の用紙16に
対する係脱動作を自動的に行うことができるので、その
結果、用紙16の腰の強さにかかわらず用紙16を1枚
ずつ確実に送出することができるとともに、腰の弱い用
紙16が重走するという誤動作を確実に防止することが
できる。
【0042】また、本実施例においては、用紙16の腰
の強さ(種類)に応じて、分離爪24の用紙16に対す
る係脱動作を自動的に行うことができるので、用紙16
の腰の強さ(種類)に応じて分離爪24を移動させた
り、分離爪24の用紙16に対する係脱動作の判別を行
う必要がなく、操作性および信頼性を確実に向上させる
ことができる。
【0043】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の給紙装置に
よれば、用紙の腰の強さに応じて分離爪の用紙に対する
係脱動作を自動的に行うことができるので、その結果、
用紙の腰の強さにかかわらず用紙を1枚ずつ確実に送出
することができるとともに、操作性および信頼性を確実
に向上させることができるという極めて優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙装置の一実施例の要部を示す
一部を省略した正面図
【図2】本発明に係る給紙装置の一実施例の要部を示す
一部を省略した側面図
【図3】本発明に係る給紙装置の一実施例の要部を示す
平面図
【図4】本発明に係る給紙装置の一実施例の分離爪の近
傍を後方から見た斜視図
【図5】従来の給紙装置の用紙載置板に重積した複数の
普通紙に代表される腰の弱い用紙の最上部に位置する用
紙を給紙ローラをもって送出可能な普通紙送出状態にお
ける要部を示す正面図
【図6】従来の給紙装置を用いたプリンタを示す模式図
【図7】従来の給紙装置の用紙載置板に重積した複数の
葉書に代表される腰の強い用紙の最上部に位置する用紙
を給紙ローラをもって送出可能な厚紙送出状態を示す図
5と同様の図
【符号の説明】
12 給紙装置 13 トレー本体 16 用紙 17 用紙載置板 22 サイドガイド 23 爪支持板 24 分離爪 25 回動支軸 26 爪動作制御ばね 27 係止ピン 28 給紙ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレー本体に、複数枚の用紙を重積して
    載置するための用紙載置板を上下方向に移動自在に配設
    し、前記用紙載置板に載置された用紙の最上部に位置す
    る用紙の先端部角部に係合される分離爪を配設し、前記
    トレー本体の上方であって前記用紙載置板の先端部近傍
    に前記用紙載置板に載置された用紙の最上部に位置する
    用紙を送出する回転駆動される給紙ローラを配設してな
    る給紙装置において、前記分離爪を、腰の弱い用紙を送
    出する場合には、最上部に位置する用紙の先端部角部に
    係合した係合状態を保持し、腰の強い用紙を送出する場
    合には、走行する腰の強い用紙の先端部角部に押動され
    てこの走行する腰の強い用紙の先端部角部から用紙の走
    行経路外へ退避するように移動可能に形成したことを特
    徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 前記トレー本体に、爪支持板を移動自在
    に配設し、前記爪支持板に前記分離爪を形成し、前記爪
    支持板の分離爪を用紙の先端部角部に係合する方向に付
    勢するように前記分離爪を動作させる爪動作制御ばねを
    接続したことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
JP20358394A 1994-08-29 1994-08-29 給紙装置 Pending JPH0867370A (ja)

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