JPH0867538A - 耐火合わせ硝子 - Google Patents

耐火合わせ硝子

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Publication number
JPH0867538A
JPH0867538A JP6223992A JP22399294A JPH0867538A JP H0867538 A JPH0867538 A JP H0867538A JP 6223992 A JP6223992 A JP 6223992A JP 22399294 A JP22399294 A JP 22399294A JP H0867538 A JPH0867538 A JP H0867538A
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JP
Japan
Prior art keywords
laminated glass
molar ratio
intermediate layer
glass
main component
Prior art date
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Pending
Application number
JP6223992A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoharu Shimabara
元治 島原
Takakazu Sawada
貴和 澤田
Kenji Ogura
謙二 小倉
Toru Mase
徹 間瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FIGURA KK
Original Assignee
FIGURA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学的特性を低下させることなく、熱安定性
に優れた固層を形成することのできる機能性に優れた耐
火合わせ硝子を提供する。 【0008】 【構成】少なくとも二枚の板硝子を中間層を介して合着
させた合わせ硝子において、中間層を珪酸ナトリウムを
主成分とすると共に珪酸カリウムを添加剤として含有す
る溶液から形成させ、SiO2/Na2Oのモル比を4.
10以上、H2O/Na2Oのモル比を8.75±3.2
5、K2O/Na2Oのモル比を0.65±0.35と
し、または、中間層を珪酸カリウムを主成分とする溶液
から形成させ、SiO2/K2Oのモル比を3.00±
1.00、H2O/K2Oのモル比を7.00±3.00
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般建築物の窓、装飾
壁等に用いられる合わせ硝子に関するものであり、詳し
くは、複数枚の板硝子の間へ珪酸ナトリウム又は珪酸カ
リウムを主成分とする難燃性の中間層を形成させた耐火
合わせ硝子に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に、建築物の窓等に使用
される硝子の製造分野においては、災害時の硝子破損を
防止する為に、板材として形成された硝子と硝子との間
に透明の液状樹脂や薄膜による接着層を設けることが行
われている。
【0003】この種の硝子は、通常、合わせ硝子として
知られているが、この樹脂層には、透明度、耐光安定
性、接着性等の点で、アクリル系、塩化ビニル系の樹脂
材が使用されている。ところが、これ等の樹脂材の内、
例えば、アクリル系樹脂等は熱変形温度が低く、摂氏7
1度から102度程度で容易に変形するため、火災等に
より高熱が加えられた場合に、合わせ硝子の表裏の平行
面が維持できなくなって、歪やひび割れ等が生じたり、
更に、板硝子の破損や溶融によって火焔が樹脂層に触れ
ると、樹脂層が燃焼してしまう等の問題があった。
【0004】これに対して、珪酸ナトリウムを主成分と
する溶液で中間層を形成した耐火合わせ硝子が開発され
使用されている。この中間層は、平常時には透明度を保
ち、熱を与えられると発泡して断熱層を形成するため
に、火災の際に延焼を防ぐ等の効果がある。
【0005】この珪酸ナトリウムを主成分とする溶液で
規格化されているものとしては、例えば、SiO2/N
2Oのモル比が4以下、含水量が70重量%であり、
これを乾燥させて含水量が30重量%程度の固層を形成
させた耐火合わせ硝子が使用されている。
【0006】しかしながら、含水量が低い状態から急激
な乾燥により固層を形成すると、成膜時に泡、亀裂、シ
ワ等が発生したり、板硝子との接着性が悪い等の欠点が
あるだけでなく、光学的特性を低下させる欠点がある。
一方、含水量を高くすると、熱安定性が低下してしまう
等の問題があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は上記の事由に着目し、光学的特
性を低下させることなく、熱安定性に優れた固層を形成
することのできる機能性、安全性に優れた耐火合わせ硝
子を提供する目的である。
【0008】
【発明の構成】本発明の特許請求の範囲の請求項1に記
載の耐火合わせ硝子の構成は、少なくとも二枚の板硝子
を中間層を介して合着させた合わせ硝子において、中間
層は、珪酸ナトリウムを主成分とすると共に珪酸カリウ
ムを添加剤として含有する溶液から形成させた固層であ
り、SiO2/Na2Oのモル比が4.10以上、H2
/Na2Oのモル比が8.75±3.25、K2O/Na
2Oのモル比が0.65±0.35とした構成であり、
請求項2に記載の耐火合わせ硝子の構成は、少なくとも
二枚の板硝子を中間層を介して合着させた合わせ硝子に
おいて、中間層は、珪酸カリウムを主成分とする溶液か
ら形成させた固層であり、SiO2/K2Oのモル比が
3.00±1.00、H2O/K2Oのモル比が7.00
±3.00とした構成である。
【0009】
【実施例】斯る目的を達成した本発明を以下の実施例の
図面により説明する。
【0010】図1は、本発明の耐火合わせ硝子の第1実
施例の概要断面図であり、図2は、本発明の耐火合わせ
硝子の第2実施例の概要断面図であり、図3は、本発明
の耐火合わせ硝子の使用状態の説明図である。
【0011】本発明の各請求項に記載の耐火合わせ硝子
は、一般建築物の窓、装飾壁等に用いられる合わせ硝子
に関するものであり、詳しくは、二枚の板硝子の間へ珪
酸ナトリウム又は珪酸カリウムを主成分とする難燃性の
層を形成させた耐火合わせ硝子である。
【0012】本発明の合わせ硝子1は、図1に図示の如
く、フロート硝子、磨き板硝子、型板硝子、強化硝子等
の複数枚の透明又は半透明等の板硝子1a.1bの間へ
適宜な厚みを有した中間層2を形成させ、断熱性、防音
性等の機能や耐貫通性等の機械的強度を向上させたもの
である。この合わせ硝子1は、先ず、一方の板硝子1a
の表面に成膜し、該板硝子1aへ他方の板硝子1bを加
圧接着すること等により、夫々の板材1a.1b間に中
間層2を形成するものである。
【0013】また、以上の如く形成された合わせ硝子1
へ、更に他の板硝子1cを中間層2を介して合着させる
ことにより、図2に図示の様な複層の合わせ硝子1を形
成することも可能である。
【0014】尚、これ等の実施例において、火災時に火
焔の当たる一方の板硝子1aの厚みを他の板硝子1b.
1cの厚みに対して薄くし、該一方の板硝子1aが先に
破砕されるように構成すれば、そこから中間層2で発生
する水蒸気を逃すことができるので、中間層2で発生す
る水蒸気の蓄積で、板硝子1a.1b.1cが急激に破
砕して周囲へ飛散する等の危険性を回避させることが可
能である。
【0015】本発明の特許請求の範囲の請求項1の耐火
合わせ硝子は、図示の合わせ硝子1において、前記中間
層2は、珪酸ナトリウムを主成分とすると共に珪酸カリ
ウムを添加剤として含有する溶液から形成させた固層で
あり、SiO2/Na2Oのモル比が4.10以上、H2
O/Na2Oのモル比が8.75±3.25、K2O/N
2Oのモル比が0.65±0.35であることを要旨
とする。
【0016】即ち、請求項1の耐火合わせ硝子は、珪酸
ナトリウムを主成分とする溶液から形成させた中間層2
を有する。この中間層2は、SiO2/Na2Oのモル比
が4.10以上、H2O/Na2Oのモル比が8.75±
3.25であり、水分含量は低いものとなっており、こ
れにより、熱安定性を向上させたものとなっている。
【0017】ところで、水分含量を減量させることによ
り、光学特性の低下は免れないものであるが、本発明の
中間層2には、K2O/Na2Oのモル比を0.65±
0.35となる様にK2Oを含有させ、成膜後の光学特
性を向上させている。尚、珪酸カリウムの含有量は、熱
安定性を損なわない程度に抑えられている。
【0018】本発明は、これ等の含有成分の溶液を、例
えば、一方の板硝子1a上へ塗布し、次いで、これを低
温で、ある程度の時間をかけて乾燥させて固層を形成す
る。これにより、膜圧変動、泡、シワ、亀裂の発生等の
光学的欠点が防止される。この際、乾燥媒体として、N
2、He、SF6等の不活性ガスを混合した気体を使用
し、減圧状態で乾燥させれば、固層の形成時間を短縮す
ることができる。また、添加した珪酸カリウムにより、
均一な固層を形成することができる。
【0019】一方、本発明の特許請求の範囲の請求項2
の耐火合わせ硝子は、前記中間層2は、珪酸カリウムを
主成分とする溶液から形成させた固層であり、SiO2
/K2Oのモル比が3.00±1.00、H2O/K2
のモル比が7.00±3.00であることを要旨とす
る。
【0020】即ち、請求項2の耐火合わせ硝子は、珪酸
カリウムを主成分とする溶液から形成させた中間層2を
有する。この中間層2は、SiO2/K2Oのモル比が
3.00±1.00、H2O/K2Oのモル比が7.00
±3.00であり、水分含量は低いものとなっており、
これにより、固層形成の熱安定性を向上させたものとな
っている。
【0021】尚、本発明の耐火合わせ硝子は、例えば、
中間層2を形成する珪酸ナトリウム又は珪酸カリウムを
主成分とする溶液中に、分解により有害物質を発生させ
る塩素、臭素、フッ素以外の酸、例えば、鉛酸カリウ
ム、スズ酸カリウム、スズ酸ナトリウム、ホウ酸カリウ
ム、ホウ酸ナトリウム等のアルカリ金属塩、有機チタネ
ート、アルミネート、マグネート、有機シラン等の有機
塩等の水溶性金属塩を混和させ、粘度調整や耐食性を向
上させることを妨げるものではない。
【0022】以上の如く、中間層2に難燃性の固層を形
成された本発明の耐火合わせ硝子は、例えば、図3に図
示の様な枠体S内へ装着させ、一般建築物の開口部に窓
硝子等として用いる。この枠体Sは、例えは、断面略H
型の鋼材から成る枠芯材と、該枠芯材の外周へ前記凹溝
を設けて被覆した無機断熱材等から構成し、耐火性を持
たせることが好ましい。
【0023】
【発明の効果】本発明の耐火合わせ硝子は、上記の如く
構成したので、中間層の成膜時の泡、亀裂、シワ等の発
生が防止され、板硝子との接着性、耐食性が改善された
ものである。また、火災発生側の板硝子を薄くしたため
に、中間層で発生する水蒸気の蓄積で、板硝子が急激に
破砕して周囲へ飛散する等の危険性を回避させた機能
性、安全性に優れた耐火合わせ硝子を提供した画期的で
且つ有意義な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の耐火合わせ硝子の第1実施例の概要断
面図である。
【図2】本発明の耐火合わせ硝子の第2実施例の概要断
面図である。
【図3】本発明の耐火合わせ硝子の使用状態の説明図で
ある。
【符号の説明】
1 耐火合わせ硝子 1a 板硝子 1b 板硝子 1c 板硝子 2 中間層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 間瀬 徹 東京都港区芝公園2丁目6番15号 フィグ ラ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも二枚の板硝子を中間層を介して
    合着させた合わせ硝子において、前記中間層は、珪酸ナ
    トリウムを主成分とすると共に珪酸カリウムを添加剤と
    して含有する溶液から形成させた固層であり、SiO2
    /Na2Oのモル比が4.10以上、H2O/Na2Oの
    モル比が8.75±3.25、K2O/Na2Oのモル比
    が0.65±0.35であることを特徴とする耐火合わ
    せ硝子。
  2. 【請求項2】少なくとも二枚の板硝子を中間層を介して
    合着させた合わせ硝子において、前記中間層は、珪酸カ
    リウムを主成分とする溶液から形成させた固層であり、
    SiO2/K2Oのモル比が3.00±1.00、H2
    /K2Oのモル比が7.00±3.00であることを特
    徴とする耐火合わせ硝子。
JP6223992A 1994-08-26 1994-08-26 耐火合わせ硝子 Pending JPH0867538A (ja)

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JP6223992A JPH0867538A (ja) 1994-08-26 1994-08-26 耐火合わせ硝子

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007073746A1 (de) * 2005-12-16 2007-07-05 Gluske Gmbh Brandschutzmaterial
JP2013503809A (ja) * 2009-09-03 2013-02-04 ピルキントン グループ リミテッド 耐火性窓ガラス

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WO2007073746A1 (de) * 2005-12-16 2007-07-05 Gluske Gmbh Brandschutzmaterial
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