JPH0867843A - インクジェット記録用水系インク - Google Patents
インクジェット記録用水系インクInfo
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- JPH0867843A JPH0867843A JP6207620A JP20762094A JPH0867843A JP H0867843 A JPH0867843 A JP H0867843A JP 6207620 A JP6207620 A JP 6207620A JP 20762094 A JP20762094 A JP 20762094A JP H0867843 A JPH0867843 A JP H0867843A
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- Japan
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- water
- polymer
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- recording
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D11/00—Inks
- C09D11/30—Inkjet printing inks
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S101/37—Printing employing electrostatic force
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- Materials Engineering (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクジェットプリンタのプリンタヘッドに
焦げ付かずしかも耐水性のある印字を実現し得るインク
ジェット記録用水系インクの提供。 【構成】 染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有す
ることを特徴とするインクジェット記録用水系インク及
び熱エネルギーを利用して該インクの液滴をノズルから
記録部材に吐出させて記録を行うインクジェット記録方
法。
焦げ付かずしかも耐水性のある印字を実現し得るインク
ジェット記録用水系インクの提供。 【構成】 染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有す
ることを特徴とするインクジェット記録用水系インク及
び熱エネルギーを利用して該インクの液滴をノズルから
記録部材に吐出させて記録を行うインクジェット記録方
法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録用
水系インクに関するものであり、更に詳しくはインクジ
ェットプリンタのプリンタヘッドに焦げ付かず、しかも
耐水性のある印字を実現し得るインクジェット記録用水
系インク及びこれを用いたインクジェット記録方法に関
するものである。
水系インクに関するものであり、更に詳しくはインクジ
ェットプリンタのプリンタヘッドに焦げ付かず、しかも
耐水性のある印字を実現し得るインクジェット記録用水
系インク及びこれを用いたインクジェット記録方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、非常に微細
なノズルからインク液滴を記録部材に直接吐出、付着さ
せて、文字や画像を得る記録方式である。この方式によ
れば、使用する装置が低騒音で操作性がよいという利点
を有するのみならず、カラー化が容易であり且つ記録部
材として普通紙が使用できるという利点も有するため、
近年広く用いられている。インクの吐出方式としては、
プリンタヘッドに圧電素子を利用した圧電式と、発熱抵
抗素子のヒータを利用した熱ジェット式とが、パーソナ
ルプリンタとして広く用いられている。
なノズルからインク液滴を記録部材に直接吐出、付着さ
せて、文字や画像を得る記録方式である。この方式によ
れば、使用する装置が低騒音で操作性がよいという利点
を有するのみならず、カラー化が容易であり且つ記録部
材として普通紙が使用できるという利点も有するため、
近年広く用いられている。インクの吐出方式としては、
プリンタヘッドに圧電素子を利用した圧電式と、発熱抵
抗素子のヒータを利用した熱ジェット式とが、パーソナ
ルプリンタとして広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ノズルにインクが目詰
まりするのを防止するために、インクジェットプリンタ
に使用されるインクには通常水に溶解する水溶性染料が
用いられる。水溶性染料を用いることにより、インクは
ノズルに目詰まりしにくくなるが、反面、耐水性に劣る
という問題や、特に熱ジェット式の場合プリンタヘッド
における過剰の熱により染料が酸化されインクがプリン
タヘッドに焦げ付きやすいという問題があった。
まりするのを防止するために、インクジェットプリンタ
に使用されるインクには通常水に溶解する水溶性染料が
用いられる。水溶性染料を用いることにより、インクは
ノズルに目詰まりしにくくなるが、反面、耐水性に劣る
という問題や、特に熱ジェット式の場合プリンタヘッド
における過剰の熱により染料が酸化されインクがプリン
タヘッドに焦げ付きやすいという問題があった。
【0004】熱ジェット式では、プリンタヘッド内に発
熱抵抗素子のヒータを組み込み、その熱エネルギーでイ
ンクを沸騰させて泡の圧力でインクを液滴として吐出す
ることによって記録を行うので、インクがヒータ上で加
熱沸騰されるときにインク中の染料などが変質・分解し
て不溶分がプリンタヘッドに沈着して目詰まりを起こす
ことがある。従って、このような目詰まりを防止するた
めには、インクの組成が重要となる。
熱抵抗素子のヒータを組み込み、その熱エネルギーでイ
ンクを沸騰させて泡の圧力でインクを液滴として吐出す
ることによって記録を行うので、インクがヒータ上で加
熱沸騰されるときにインク中の染料などが変質・分解し
て不溶分がプリンタヘッドに沈着して目詰まりを起こす
ことがある。従って、このような目詰まりを防止するた
めには、インクの組成が重要となる。
【0005】プリンタヘッドにインクが焦げ付くのを防
止するために、インクに有機スルホン酸塩を含有させた
り(特開平4−227669号)、染料の構造を特殊な
ものにしたり(同4−226175号)、インクに胆汁
酸塩を含有させたり(同5−194888号)すること
等が提案されているが未だ十分とはいえない。また耐水
性を向上させるために、インクとして顔料を用いたり
(特開平4−28776号、同4−189876号、同
4−359071号、同4−359072号等)、非水
系液媒体を用いたり(特開平4−261478号)、耐
水性に優れた染料を用いたり(特開平3−91577
号)すること等が提案されている。しかしながら、イン
クとして顔料を用いると印刷物の彩度の低下を招くとい
う問題が生ずるおそれがある。その他の提案も未だ十分
に耐水性の向上という課題を解決しているとはいえな
い。更に、これらの複合された要求をバランス良く満た
すインクは得られていなかった。
止するために、インクに有機スルホン酸塩を含有させた
り(特開平4−227669号)、染料の構造を特殊な
ものにしたり(同4−226175号)、インクに胆汁
酸塩を含有させたり(同5−194888号)すること
等が提案されているが未だ十分とはいえない。また耐水
性を向上させるために、インクとして顔料を用いたり
(特開平4−28776号、同4−189876号、同
4−359071号、同4−359072号等)、非水
系液媒体を用いたり(特開平4−261478号)、耐
水性に優れた染料を用いたり(特開平3−91577
号)すること等が提案されている。しかしながら、イン
クとして顔料を用いると印刷物の彩度の低下を招くとい
う問題が生ずるおそれがある。その他の提案も未だ十分
に耐水性の向上という課題を解決しているとはいえな
い。更に、これらの複合された要求をバランス良く満た
すインクは得られていなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、インクジェット
プリンタのプリンタヘッドに焦げ付かずしかも耐水性の
ある印字を実現し得るインクジェット記録用水系インク
及びこれを用いたインクジェット記録方法を提供するこ
とにある。
プリンタのプリンタヘッドに焦げ付かずしかも耐水性の
ある印字を実現し得るインクジェット記録用水系インク
及びこれを用いたインクジェット記録方法を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
の結果、インクジェット記録用水系インクに染料と脱炭
酸を起こす高分子とを含有せしめることによって、前記
の目的が達成し得ることを知見し、本発明を完成するに
至った。
の結果、インクジェット記録用水系インクに染料と脱炭
酸を起こす高分子とを含有せしめることによって、前記
の目的が達成し得ることを知見し、本発明を完成するに
至った。
【0008】即ち、本発明は、上記の知見に基づきなさ
れたもので、染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有
することを特徴とするインクジェット記録用水系インク
を提供するものである。
れたもので、染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有
することを特徴とするインクジェット記録用水系インク
を提供するものである。
【0009】また、本発明は、熱エネルギーを利用し
て、上記のようなインクジェット記録用水系インクをイ
ンク液滴としてノズルから記録部材に吐出させて記録を
行うことを特徴とするインクジェット記録方法を提供す
るものである。
て、上記のようなインクジェット記録用水系インクをイ
ンク液滴としてノズルから記録部材に吐出させて記録を
行うことを特徴とするインクジェット記録方法を提供す
るものである。
【0010】本発明のインクジェット記録用水系インク
に含有せしめる高分子は、高温において脱炭酸反応を起
こすものである。好ましくは、該高分子は、脱炭酸反応
を起こす親水性部位及び疎水性部位を有する。更に好ま
しくは、該高分子は、脱炭酸反応を起こす親水性部位を
有する単量体と疎水性部位を有する単量体との共重合体
である。高温において脱炭酸反応を起こす親水性部位と
しては、例えばカルボニル基、ケテン基、カルボキシル
基、アシル基、アセチル基等が挙げられ、特にカルボキ
シル基、ケテン基等が脱炭酸のしやすさの点から好まし
い。そのような親水性部位を有する単量体としては、例
えば、無水マレイン酸や、一般式CH2=CR1 (C=
O)R2 R3 で表されるアクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸及びこれらのエステル等が挙げられ、特に無水
マレイン酸、メタクリル酸メチルが脱炭酸のしやすさの
点から好ましい。疎水性部位としては、例えば飽和炭化
水素基、不飽和炭化水素基等が挙げられ、特にベンゼン
及びその誘導部位、飽和炭化水素基等が耐高温性の点か
ら好ましい。そのような疎水性部位を有する単量体は、
一般式CH2 =CR4 R5 で表され、例えばスチレン、
p−メチルスチレン、p−クロルスチレン、エチレン、
プロピレン、イソブテン等が挙げられ、特にスチレン、
p−メチルスチレン、p−クロルスチレンが耐高温性の
点から好ましい。これらの単量体から成る共重合体は、
交互共重合体、ブロック共重合体、ランダム共重合体又
はグラフト共重合体の何れでもよいが、特に交互共重合
体が好ましい。共重合体の例示としては、(スチレン−
無水マレイン酸)共重合体、(スチレン−マレイン酸)
共重合体及びその塩、(スチレン誘導体−マレイン酸)
共重合体及びその塩、(スチレン−マレイン酸誘導体)
共重合体及びその塩、(酢酸ビニル−マレイン酸)共重
合体及びその塩、(アクリルアミド−無水マレイン酸−
スチレン)共重合体、(メチルβ−ナフチルケトンオキ
シムアクリレート−スチレン)共重合体、(ベンゾフェ
ノンオキシムアクリレート−スチレン)共重合体、(o
−アクロイルアセトフェノンオキシム−スチレン)共重
合体、(o−メタクリロイルアセトフェノンオキシム−
スチレン)共重合体等が挙げられる。脱炭酸反応を起こ
す高分子は、単独で使用してもよく、又は二種以上を混
合して用いてもよい。また、染料の分散性を向上させる
ために一般に使用されている分散剤を添加してもよい。
に含有せしめる高分子は、高温において脱炭酸反応を起
こすものである。好ましくは、該高分子は、脱炭酸反応
を起こす親水性部位及び疎水性部位を有する。更に好ま
しくは、該高分子は、脱炭酸反応を起こす親水性部位を
有する単量体と疎水性部位を有する単量体との共重合体
である。高温において脱炭酸反応を起こす親水性部位と
しては、例えばカルボニル基、ケテン基、カルボキシル
基、アシル基、アセチル基等が挙げられ、特にカルボキ
シル基、ケテン基等が脱炭酸のしやすさの点から好まし
い。そのような親水性部位を有する単量体としては、例
えば、無水マレイン酸や、一般式CH2=CR1 (C=
O)R2 R3 で表されるアクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸及びこれらのエステル等が挙げられ、特に無水
マレイン酸、メタクリル酸メチルが脱炭酸のしやすさの
点から好ましい。疎水性部位としては、例えば飽和炭化
水素基、不飽和炭化水素基等が挙げられ、特にベンゼン
及びその誘導部位、飽和炭化水素基等が耐高温性の点か
ら好ましい。そのような疎水性部位を有する単量体は、
一般式CH2 =CR4 R5 で表され、例えばスチレン、
p−メチルスチレン、p−クロルスチレン、エチレン、
プロピレン、イソブテン等が挙げられ、特にスチレン、
p−メチルスチレン、p−クロルスチレンが耐高温性の
点から好ましい。これらの単量体から成る共重合体は、
交互共重合体、ブロック共重合体、ランダム共重合体又
はグラフト共重合体の何れでもよいが、特に交互共重合
体が好ましい。共重合体の例示としては、(スチレン−
無水マレイン酸)共重合体、(スチレン−マレイン酸)
共重合体及びその塩、(スチレン誘導体−マレイン酸)
共重合体及びその塩、(スチレン−マレイン酸誘導体)
共重合体及びその塩、(酢酸ビニル−マレイン酸)共重
合体及びその塩、(アクリルアミド−無水マレイン酸−
スチレン)共重合体、(メチルβ−ナフチルケトンオキ
シムアクリレート−スチレン)共重合体、(ベンゾフェ
ノンオキシムアクリレート−スチレン)共重合体、(o
−アクロイルアセトフェノンオキシム−スチレン)共重
合体、(o−メタクリロイルアセトフェノンオキシム−
スチレン)共重合体等が挙げられる。脱炭酸反応を起こ
す高分子は、単独で使用してもよく、又は二種以上を混
合して用いてもよい。また、染料の分散性を向上させる
ために一般に使用されている分散剤を添加してもよい。
【0011】本発明のインクジェット記録用水系インク
において用いられる高分子は高温において脱炭酸反応を
起こすが、その温度は150〜500℃が好ましく、2
00〜400℃がより好ましい。脱炭酸反応の温度がこ
の範囲内であると、インクの保存安定性及び印字時のプ
リンタヘッドの焦げつきを防止できる点で特に優れる。
また、該高分子の分子量は1000〜10000である
ことが好ましく、1500〜5000がより好ましい。
分子量がこの範囲内であると印字されたインクの耐水性
及び印字時のプリンタヘッドの焦げつきを防止できる点
で特に優れる。
において用いられる高分子は高温において脱炭酸反応を
起こすが、その温度は150〜500℃が好ましく、2
00〜400℃がより好ましい。脱炭酸反応の温度がこ
の範囲内であると、インクの保存安定性及び印字時のプ
リンタヘッドの焦げつきを防止できる点で特に優れる。
また、該高分子の分子量は1000〜10000である
ことが好ましく、1500〜5000がより好ましい。
分子量がこの範囲内であると印字されたインクの耐水性
及び印字時のプリンタヘッドの焦げつきを防止できる点
で特に優れる。
【0012】本発明において、高分子の脱炭酸反応が起
こる温度は以下のように測定される。即ち、示差熱熱重
量同時測定装置(DSC−TGA)を用い、二酸化炭素
が検出された温度をもって、脱炭酸反応が起こった温度
とする。また、高分子の分子量は以下のように測定され
る。即ち、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)を用
いて、標準試料との相対比較によって分子量を決定す
る。
こる温度は以下のように測定される。即ち、示差熱熱重
量同時測定装置(DSC−TGA)を用い、二酸化炭素
が検出された温度をもって、脱炭酸反応が起こった温度
とする。また、高分子の分子量は以下のように測定され
る。即ち、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)を用
いて、標準試料との相対比較によって分子量を決定す
る。
【0013】本発明のインクジェット記録用水系インク
において用いられる高分子は、脱炭酸反応を起こす親水
性部位を有する単量体と疎水性部位を有する単量体とを
共重合することによって得られる。共重合の方法には特
に制限はなく、従来公知の方法を使用することができ
る。例えば、スチレン又はスチレン誘導体と無水マレイ
ン酸とをアゾビスイソブチロニトリルの存在下で、温度
70℃、窒素気流中で重合することにより上記高分子が
得られる。分子量の調節には重合時間や開始剤の量を適
宜調整すればよい。
において用いられる高分子は、脱炭酸反応を起こす親水
性部位を有する単量体と疎水性部位を有する単量体とを
共重合することによって得られる。共重合の方法には特
に制限はなく、従来公知の方法を使用することができ
る。例えば、スチレン又はスチレン誘導体と無水マレイ
ン酸とをアゾビスイソブチロニトリルの存在下で、温度
70℃、窒素気流中で重合することにより上記高分子が
得られる。分子量の調節には重合時間や開始剤の量を適
宜調整すればよい。
【0014】本発明のインクジェット記録用水系インク
において、染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有せ
しめることによって、プリンタヘッドにインクが焦げ付
かずしかも耐水性のある印字を実現しうる理由は必ずし
も分明ではないが以下のように考えられる。即ち、上記
の高分子は親水性部位と疎水性部位とを有しているの
で、染料はこの高分子に包接されたような状態で媒体た
る水中に存在している。インクはプリンタヘッドにおい
て約700℃の高温にさらされるが、染料はこの高分子
に包接されているので、染料がプリンタヘッドの過剰の
熱によって酸化される代わりに、プリンタヘッドにおけ
る過剰の熱はこの高分子中の親水性部位が脱炭酸反応
(即ち、親水性部位の分解による二酸化炭素の発生反
応)を起こす反応熱として消費されるので、インクがプ
リンタヘッドに焦げ付くことが抑えられるものと考えら
れる。一方、この高分子中の親水性部位が脱炭酸反応を
起こして消失した結果、該高分子はその性質が大きく変
化し、耐水性を有する高分子となるので、染料が記録部
材に付着したときに染料に耐水性を付与せしめるバイン
ダーとして作用すると考えられる。
において、染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含有せ
しめることによって、プリンタヘッドにインクが焦げ付
かずしかも耐水性のある印字を実現しうる理由は必ずし
も分明ではないが以下のように考えられる。即ち、上記
の高分子は親水性部位と疎水性部位とを有しているの
で、染料はこの高分子に包接されたような状態で媒体た
る水中に存在している。インクはプリンタヘッドにおい
て約700℃の高温にさらされるが、染料はこの高分子
に包接されているので、染料がプリンタヘッドの過剰の
熱によって酸化される代わりに、プリンタヘッドにおけ
る過剰の熱はこの高分子中の親水性部位が脱炭酸反応
(即ち、親水性部位の分解による二酸化炭素の発生反
応)を起こす反応熱として消費されるので、インクがプ
リンタヘッドに焦げ付くことが抑えられるものと考えら
れる。一方、この高分子中の親水性部位が脱炭酸反応を
起こして消失した結果、該高分子はその性質が大きく変
化し、耐水性を有する高分子となるので、染料が記録部
材に付着したときに染料に耐水性を付与せしめるバイン
ダーとして作用すると考えられる。
【0015】本発明のインクジェット記録用水系インク
に含有せしめる染料は、染料(油性染料、分散染料、直
接染料及び水溶性染料等)であれば如何なるものでも使
用可能である。例えば、C.I.ソルベント・ブラック
3;C.I.ダイレクト・ブラック19;C.I.アシ
ッド・ブラック2及び同52;C.I.アシッド・イエ
ロー23;C.I.ソルベント・イエロー19;C.
I.ベーシック・イエロー2及び同11;C.I.ディ
スパース・イエロー3、同5、同56、同60及び同6
4;C.I.ソルベント・バイオレット3;C.I.ベ
ーシック・バイオレット1、同3、同7及び同10;
C.I.アシッド・レッド51、同87及び同92;
C.I.ソルベント・レッド8、同24、同43、同7
2及び同73;C.I.ベーシック・レッド1及び同1
3;C.I.ディスパース・レッド4、同5、同60、
同72、同73及び同91;C.I.アシッド・ブルー
1、同9及び同74;C.I.ソルベント・ブルー2及
び同11;C.I.ベーシック・ブルー5、同7、同9
及び同26;並びにC.I.ディスパース・ブルー3、
同7、同56、同60及び同79等が使用できる。
に含有せしめる染料は、染料(油性染料、分散染料、直
接染料及び水溶性染料等)であれば如何なるものでも使
用可能である。例えば、C.I.ソルベント・ブラック
3;C.I.ダイレクト・ブラック19;C.I.アシ
ッド・ブラック2及び同52;C.I.アシッド・イエ
ロー23;C.I.ソルベント・イエロー19;C.
I.ベーシック・イエロー2及び同11;C.I.ディ
スパース・イエロー3、同5、同56、同60及び同6
4;C.I.ソルベント・バイオレット3;C.I.ベ
ーシック・バイオレット1、同3、同7及び同10;
C.I.アシッド・レッド51、同87及び同92;
C.I.ソルベント・レッド8、同24、同43、同7
2及び同73;C.I.ベーシック・レッド1及び同1
3;C.I.ディスパース・レッド4、同5、同60、
同72、同73及び同91;C.I.アシッド・ブルー
1、同9及び同74;C.I.ソルベント・ブルー2及
び同11;C.I.ベーシック・ブルー5、同7、同9
及び同26;並びにC.I.ディスパース・ブルー3、
同7、同56、同60及び同79等が使用できる。
【0016】本発明のインクジェット記録用水系インク
は、水を媒体とし、上述の染料及び脱炭酸反応を起こす
高分子を含有するのに加えて、従来公知の各種添加剤、
例えば多価アルコール類のような湿潤剤、防黴剤及び/
又はキレート剤等を更に添加してもよい。湿潤剤として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノn−ブチル
エーテル等の多価アルコール及びそのエーテル、アセテ
ート類、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ルイミダゾリジノン等の含窒素化合物類の一種又は二種
以上を使用することができる。
は、水を媒体とし、上述の染料及び脱炭酸反応を起こす
高分子を含有するのに加えて、従来公知の各種添加剤、
例えば多価アルコール類のような湿潤剤、防黴剤及び/
又はキレート剤等を更に添加してもよい。湿潤剤として
は、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、グリセリン、ジエチレングリコールジ
エチルエーテル、ジエチレングリコールモノn−ブチル
エーテル等の多価アルコール及びそのエーテル、アセテ
ート類、N−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチ
ルイミダゾリジノン等の含窒素化合物類の一種又は二種
以上を使用することができる。
【0017】本発明のインクジェット記録用水系インク
の配合組成には特に制限はないが、一般にはインクの全
重量に基づき染料が0.5〜10重量%、脱炭酸反応を
起こす高分子が0.1〜20重量%、水が60〜95重
量%、その他の成分が0.1〜20重量%であり、好ま
しくは、染料が0.7〜7重量%、脱炭酸反応を起こす
高分子が0.5〜10重量%、水が70〜90重量%、
その他の成分が0.1〜15重量%である。また、染料
と脱炭酸反応を起こす高分子との重量比は、一般に0.
25〜10であり、好ましくは0.5〜5である。
の配合組成には特に制限はないが、一般にはインクの全
重量に基づき染料が0.5〜10重量%、脱炭酸反応を
起こす高分子が0.1〜20重量%、水が60〜95重
量%、その他の成分が0.1〜20重量%であり、好ま
しくは、染料が0.7〜7重量%、脱炭酸反応を起こす
高分子が0.5〜10重量%、水が70〜90重量%、
その他の成分が0.1〜15重量%である。また、染料
と脱炭酸反応を起こす高分子との重量比は、一般に0.
25〜10であり、好ましくは0.5〜5である。
【0018】上記の各成分を混合して本発明のインクジ
ェット記録用水系インクを調製する方法には特に制限は
なく、従来公知の装置、例えばボールミル、アトライタ
ー、バスケットミル、ロ─ルミル等を使用して混合する
ことができる。
ェット記録用水系インクを調製する方法には特に制限は
なく、従来公知の装置、例えばボールミル、アトライタ
ー、バスケットミル、ロ─ルミル等を使用して混合する
ことができる。
【0019】本発明のインクジェット記録用水系インク
は、圧電式及び熱ジェット式のインクジェットプリンタ
ーの何れにも使用することができるが、後述の実施例か
らも明らかな通り、特に、熱ジェット式のインクジェッ
ト記録用プリンターを使用する場合に、プリンタヘッド
への焦げ付きが極めて少ないという優れた効果を発揮す
るものである。なかんずく本発明のインクジェット記録
用水系インクは、熱ジェット式の熱エネルギーとして、
発熱抵抗素子のヒータを用いた場合に特に際立った効果
を発揮するものである。
は、圧電式及び熱ジェット式のインクジェットプリンタ
ーの何れにも使用することができるが、後述の実施例か
らも明らかな通り、特に、熱ジェット式のインクジェッ
ト記録用プリンターを使用する場合に、プリンタヘッド
への焦げ付きが極めて少ないという優れた効果を発揮す
るものである。なかんずく本発明のインクジェット記録
用水系インクは、熱ジェット式の熱エネルギーとして、
発熱抵抗素子のヒータを用いた場合に特に際立った効果
を発揮するものである。
【0020】
【実施例】以下、実施例をもって本発明の有効性を例示
するが、もちろん本発明はこれらに限定されるものでは
ない。なお、以下の例中、部は特に断らない限り重量部
を表す。また、高分子の分子量は東ソー製GPC(HL
C−8020)を用いて測定し、標準ポリスチレンとの
相対比較によって決定した。脱炭酸反応の温度は、セイ
コー電子工業製(SSC5000シリーズ)示差熱熱重
量同時測定装置TG−DTA200を用いて窒素気流
中、昇温速度2℃/分で測定した。
するが、もちろん本発明はこれらに限定されるものでは
ない。なお、以下の例中、部は特に断らない限り重量部
を表す。また、高分子の分子量は東ソー製GPC(HL
C−8020)を用いて測定し、標準ポリスチレンとの
相対比較によって決定した。脱炭酸反応の温度は、セイ
コー電子工業製(SSC5000シリーズ)示差熱熱重
量同時測定装置TG−DTA200を用いて窒素気流
中、昇温速度2℃/分で測定した。
【0021】〔実施例1〕 ・C.I.ソルベント・ブラック3;7部 ・酢酸ビニル・マレイン酸共重合体のNa塩(分子量3
000、脱炭酸温度230℃);7部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。表1中、プリンタヘッドの焦
げ付きは、200万パルス印加後、プリンタヘッドの焦
げ付きの様子を顕微鏡観察により判定した。また、耐水
性のにじみ及びこすれは、印字物上に水滴を0.3cc
滴下し、1分後に水滴を拭き取って印字のにじみの様子
及びこすれの様子を目視により判定した。
000、脱炭酸温度230℃);7部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。表1中、プリンタヘッドの焦
げ付きは、200万パルス印加後、プリンタヘッドの焦
げ付きの様子を顕微鏡観察により判定した。また、耐水
性のにじみ及びこすれは、印字物上に水滴を0.3cc
滴下し、1分後に水滴を拭き取って印字のにじみの様子
及びこすれの様子を目視により判定した。
【0022】〔実施例2〕 ・C.I.ソルベント・ブラック3;5部 ・(スチレン−アクリル酸)共重合体のアンモニウム塩
(分子量1500、脱炭酸温度230℃);5部 ・ジエチレングリコール;5部 ・水;85部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
(分子量1500、脱炭酸温度230℃);5部 ・ジエチレングリコール;5部 ・水;85部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0023】〔実施例3〕 ・C.I.ダイレクト・ブラック19;5部 ・(p−メチルスチレン−マレイン酸)共重合体のNa
塩(分子量2500、脱炭酸温度250℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
塩(分子量2500、脱炭酸温度250℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0024】〔実施例4〕 ・C.I.アシッド・レッド51;5部 ・(p−クロルスチレン−メタクリル酸)共重合体(分
子量2200、脱炭酸温度300℃);5部 ・ジエチレングリコール;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
子量2200、脱炭酸温度300℃);5部 ・ジエチレングリコール;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0025】〔実施例5〕 ・C.I.ソルベント・ブラック3;5部 ・(スチレン−マレイン酸)共重合体のNa塩(分子量
20000、脱炭酸温度230℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
20000、脱炭酸温度230℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0026】〔実施例6〕 ・C.I.ソルベント・ブラック3;5部 ・(p−メチルスチレン−マレイン酸)共重合体のアン
モニウム塩(分子量600、脱炭酸温度250℃);5
部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。 〔比較例1〕 ・カーボンブラック;6部 ・酢酸ビニル−マレイン酸共重合体のNa塩(分子量3
000、脱炭酸温度230℃);6部 ・グリセリン;6部 ・水;82部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
モニウム塩(分子量600、脱炭酸温度250℃);5
部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。 〔比較例1〕 ・カーボンブラック;6部 ・酢酸ビニル−マレイン酸共重合体のNa塩(分子量3
000、脱炭酸温度230℃);6部 ・グリセリン;6部 ・水;82部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0027】〔比較例2〕 ・C.I.ソルベント・ブラック3;5部 ・ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物のNa塩(分
子量20000、脱炭酸温度230℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
子量20000、脱炭酸温度230℃);5部 ・グリセリン;4部 ・水;86部 上記の成分をボールミルを用いて12時間混合し、得ら
れた分散液を5ミクロンのフィルターによって濾過し、
ゴミ及び粗大粒子を除去してインクを得た。このインク
を用い、市販のキャノン製マイクロバブルジェットプリ
ンター(型番BJ−550)で印字したところ、表1に
示したような結果を得た。
【0028】
【表1】
【0029】表1の結果から明らかなように、本発明の
インクジェット記録用水系インクはプリンタヘッドに焦
げ付かず、しかも耐水性のある印字を実現しており、当
初の目的を十分に果している。特に、熱ジェット式イン
クジェットプリンターを用いて印字した場合に優れた効
果を発揮するものである。
インクジェット記録用水系インクはプリンタヘッドに焦
げ付かず、しかも耐水性のある印字を実現しており、当
初の目的を十分に果している。特に、熱ジェット式イン
クジェットプリンターを用いて印字した場合に優れた効
果を発揮するものである。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、インクジェットプリン
タのプリンタヘッドに焦げ付かず、しかも高い耐水性及
び高いラインマーカー性のある印字を実現しうるインク
ジェット記録用水系インクが提供される。また、本発明
によれば、その様な水系インクを、特に、発熱抵抗素子
のヒータ等の熱エネルギーを利用した熱ジェット式に使
用する場合、過剰の熱によりプリンタヘッドに該インク
が焦げ付くのを防止し得るインクジェット記録方法が提
供される。
タのプリンタヘッドに焦げ付かず、しかも高い耐水性及
び高いラインマーカー性のある印字を実現しうるインク
ジェット記録用水系インクが提供される。また、本発明
によれば、その様な水系インクを、特に、発熱抵抗素子
のヒータ等の熱エネルギーを利用した熱ジェット式に使
用する場合、過剰の熱によりプリンタヘッドに該インク
が焦げ付くのを防止し得るインクジェット記録方法が提
供される。
Claims (7)
- 【請求項1】 染料と脱炭酸反応を起こす高分子とを含
有することを特徴とするインクジェット記録用水系イン
ク。 - 【請求項2】 前記高分子が脱炭酸反応を起こす親水性
部位及び疎水性部位を有する、請求項1記載のインクジ
ェット記録用水系インク。 - 【請求項3】 前記高分子が脱炭酸反応を起こす親水性
部位を有する単量体と疎水性部位を有する単量体との共
重合体である、請求項2記載のインクジェット記録用水
系インク。 - 【請求項4】 前記高分子が150〜500℃の間で脱
炭酸反応を起こす、請求項1〜3の何れかに記載のイン
クジェット記録用水系インク。 - 【請求項5】 前記高分子の分子量が1000〜100
00である、請求項1〜3の何れかに記載のインクジェ
ット記録用水系インク。 - 【請求項6】 熱エネルギーを利用して請求項1〜5の
何れかに記載のインクジェット記録用水系インクをイン
ク液滴としてノズルから記録部材に吐出させて記録を行
うことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項7】 熱エネルギーとして発熱抵抗素子のヒー
タを用いる請求項6記載のインクジェット記録方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6207620A JPH0867843A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェット記録用水系インク |
| US08/521,327 US5631309A (en) | 1994-08-31 | 1995-08-30 | Aqueous inks for ink jet recording |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6207620A JPH0867843A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェット記録用水系インク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0867843A true JPH0867843A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16542816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6207620A Pending JPH0867843A (ja) | 1994-08-31 | 1994-08-31 | インクジェット記録用水系インク |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5631309A (ja) |
| JP (1) | JPH0867843A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012082293A (ja) * | 2010-10-08 | 2012-04-26 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録用インク、カートリッジ、インクジェット記録装置、画像形成物 |
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| US5738013A (en) * | 1996-05-14 | 1998-04-14 | New England Science & Specialty Products, Inc. | Method of making a lithographic printing plate with an ink jet fluid material |
| EP0814136B1 (en) * | 1996-06-17 | 2001-11-21 | Westvaco Corporation | Acrylic resins as binders for gravure inks |
| US5965634A (en) * | 1996-06-19 | 1999-10-12 | Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha | Water base ink composition |
| EP0900831B1 (en) | 1997-09-05 | 2004-07-14 | Seiko Epson Corporation | Ink composition capable of realizing image possessing excellent storage stability |
| AUPO976597A0 (en) * | 1997-10-14 | 1997-11-06 | Orica Australia Pty Ltd | Method and composition (I) |
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| US6852777B1 (en) | 1998-12-28 | 2005-02-08 | Kao Corporation | Water-based ink for ink-jet recording |
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| DE60025897T3 (de) | 1999-12-14 | 2013-06-27 | Rohm And Haas Co. | Polymerbindemittel |
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| US8163075B2 (en) | 2006-10-31 | 2012-04-24 | Sensient Colors Llc | Inks comprising modified pigments and methods for making and using the same |
| AU2008288785B2 (en) | 2007-08-23 | 2014-08-21 | Sensient Colors Inc. | Self-dispersed pigments and methods for making and using the same |
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| KR20110135989A (ko) | 2009-04-07 | 2011-12-20 | 센션트 컬러스 엘엘씨 | 자가-분산 입자 및 그의 제조 및 사용 방법 |
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1994
- 1994-08-31 JP JP6207620A patent/JPH0867843A/ja active Pending
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1995
- 1995-08-30 US US08/521,327 patent/US5631309A/en not_active Expired - Fee Related
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