JPH0867882A - 炭化水素油中のベンゼンの水素化方法 - Google Patents

炭化水素油中のベンゼンの水素化方法

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JPH0867882A
JPH0867882A JP6203353A JP20335394A JPH0867882A JP H0867882 A JPH0867882 A JP H0867882A JP 6203353 A JP6203353 A JP 6203353A JP 20335394 A JP20335394 A JP 20335394A JP H0867882 A JPH0867882 A JP H0867882A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 炭化水素油に、周期律第VIII族金属からなる
水素化触媒及び亜鉛あるいは亜鉛化合物を含有するアル
カリ性水相の共存下に水素ガスを反応せしめる炭化水素
油中のベンゼンの水素化方法。 【効果】 ガソリンのオクタン価基材として重要なアル
キル芳香族類の水素化反応を抑制しつつ、選択的にベン
ゼンを水素化してシクロヘキサン等に転換できるので、
従来法のような蒸留、ベンゼン抽出等の煩雑な操作を必
要とすることなく、工業的有利にガソリン等の炭化水素
油中のベンゼンを低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芳香族化合物を含有す
る炭化水素油中に含まれるベンゼンを選択的に水素化し
てシクロヘキサンまたはシクロヘキセン等に転化させる
ことによりベンゼンを除去する方法、特にガソリン中に
含まれるベンゼンを選択的に水素化してベンゼンを低減
させる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】燃料中の芳香族化合物は燃焼後に排気中
の煤塵物質に変換しやすく、また未燃焼の芳香族化合物
は人体に対し毒性を有していて、環境問題を惹起するこ
とから、燃料中の芳香族化合物を低減することが熱望さ
れている。特に、ガソリン中のベンゼンについては、米
国において近年中に、濃度規制が実施されようとしてい
る。
【0003】現在の石油産業等において、ベンゼンを選
択的に分離する技術としては、スルホラン等の溶剤を使
用する溶剤抽出方法が知られているにすぎない。この技
術は、ほとんど100%の収率及び選択率でベンゼンを
分離できるという利点を有するが、莫大な設備と煩雑な
抽出操作を必要とするため、ガソリンの製造コストが高
くなると共に、抽出したベンゼンの利用方法も問題であ
り、ガソリン留分中のベンゼンの低減策としては満足で
きるものではなかった。
【0004】最近、化学反応によりガソリン中のベンゼ
ンを他の化合物に変換して分離する技術が報告されてい
る。例えば、特公平5−508172号には、ガソリン
中のベンゼンを固体酸触媒の存在下、オレフィンにより
選択的にアルキル化しアルキルベンゼンに転化してベン
ゼンを低減させる技術が開示されている。この方法は、
工程が非常に簡単で、生成するアルキルベンゼンを分離
することなく、そのまま高オクタン価ガソリン基材とし
てガソリン留分に入れられるという利点を有するが、ガ
ソリン留分として不適当な重質アルキルベンゼンが生成
すると共に、オレフィンの副反応を併発するという欠点
があり、しかも安価なオレフィン源が存在しない等の問
題があり、工業化は非常に難しい。
【0005】米国特許第4645585号には、ガソリ
ン中のベンゼンを、貴金属担持固体酸触媒を用いる水素
アルキル化反応により主としてシクロヘキシルベンゼン
に変換し、蒸留分離することによりガソリン中のベンゼ
ンを低減させる方法が報告されている。しかし、この方
法は生成するシクロヘキシルベンゼンを更に水素化する
ことにより、灯油あるいは軽油基材として使用すること
ができるという利点を有するが、この方法ではベンゼン
の完全水素化反応の方が生じやすいため、シクロヘキシ
ルベンゼンの収率が低くなり、かつ完全水素化体のシク
ロヘキサンは蒸留分離できないため、ベンゼンの反応分
離方法として工業的に利用するのは困難である。
【0006】米国特許第5284984号には、ガソリ
ン中のベンゼンを直接ニトロ化して芳香族ニトロ化合物
に転化し、更にそれらを分離することなく水素化するこ
とにより、芳香族アミンとしてガソリンプールに送る方
法が提案されている。この方法は、芳香族アミンがオク
タンブースターとして使用できる可能性があることか
ら、新規ベンゼン処理技術として注目されるが、ニトロ
化工程において硝酸を使用する必要があるため、装置の
大型化に多大の費用がかかること、ベンゼン以外の芳香
族もニトロ化されてしまう等の問題があると共に、現状
ではガソリン中に芳香族アミンが混合することは環境問
題を生ずる惧れがあり、近年中の工業化は非常に難し
い。
【0007】米国特許第5294334号には、ガソリ
ン中のベンゼンをゼオライト吸着剤層により分離し、分
離させたベンゼンを次工程で水素化してシクロヘキサン
に転化し、ガソリンプールにもどすことによりベンゼン
を低減させる方法が提案されている。この方法は、ベン
ゼンに対するゼオライトの吸着能を利用する方法であ
り、ベンゼンの脱着はベンゼンの水素化により生成する
シクロヘキサンを用いて行われる。従って、ベンゼンの
水素化により生成するシクロヘキサンはガソリン基材と
して利用でき、ガソリン基材の全体量を減らさずにベン
ゼンを低減できる技術として注目されるが、ゼオライト
吸着剤層の運転がプロセス上で吸着と脱着を連続的にで
きないことから、ゼオライト吸着剤層が巨大化すること
により、建設コスト等が莫大になる欠点を有する。他に
も種々の提案がなされているが、いずれの方法も工業化
するには更に多くの改良が必要である。
【0008】他方、ベンゼン等の芳香族化合物を水素に
より完全水素化してシクロヘキサン等のナフテン類に転
換する反応は、工業的には、例えば、Ni系触媒等を使
用する方法が行われており、技術的には完成された工業
プロセスである。しかし、この方法では、ガソリン留分
のような多種類の芳香族炭化水素化合物を含有する原料
油を使用する場合、特定の炭化水素のみを選択的に水素
化することは不可能である。条件にもよるが、ベンゼン
のみならず、オクタンブースターとして重要なアルキル
ベンゼン類の水素化も進行してしまうため、水素化処理
して得られた生成油のベンゼンは低減するものの、オク
タン価の大幅な減少も免れず、ガソリン等の炭化水素油
中のベンゼンの低減方法には利用できないものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、ガ
ソリン等の多種類の芳香族化合物を含有する炭化水素油
中のベンゼンのみを選択的に水素化し、オクタン価等の
性状をかえずに炭化水素油中のベンゼンの低減を図る方
法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は、上記目的を達成せんと鋭意研究を行っ
た結果、芳香族化合物を含有する炭化水素油について、
水、特定の水素化触媒及び亜鉛化合物の共存下で水素化
反応を行えば、他の芳香族化合物には影響なく、ベンゼ
ンのみを選択的に水素化して低ベンゼン濃度の炭化水素
油を得ることができること、従ってガソリンの場合に
は、その生成物をそのまま低ベンゼン濃度のガソリン基
材として使用できることを見出し、本発明を完成させ
た。
【0011】すなわち、本発明は、炭化水素油に、周期
律第VIII族金属からなる水素化触媒及び亜鉛あるいは亜
鉛化合物を含有するアルカリ性水相の共存下に水素ガス
を反応せしめることを特徴とする炭化水素油中のベンゼ
ンの水素化方法を提供するものである。
【0012】本発明における水素化触媒は、周期律第VI
II族の活性金属であれば、どのようなものでもよく、例
えば貴金属類及びNiが、好ましくはRu、Rh、P
d、Pt及びNiが、更に好ましくはルテニウムが使用
される。
【0013】水素化触媒中の上記金属の状態は、金属状
態のものでも酸化物状態のものでもよい。活性金属は担
体に担持させて使用しても、金属粒子あるいは金属酸化
物粒子のままで使用してもよい。担体としては、通常担
体として使用されるアルミナ、シリカ、シリカアルミ
ナ、酸化鉄、マグネシア、ジルコニア、炭素等が使用で
きるが、本発明では担体に担持させていないルテニウム
金属粒子あるいは酸化ルテニウム微粒子を使用するのが
好ましい。また、反応系中において金属ルテニウムに転
換する前駆体としてのルテニウム化合物、例えば塩化ル
テニウム等も触媒として使用できる。
【0014】水素化触媒の量は、水素化を進行させる任
意の量で使用することができるが、経済性等を考慮し、
通常はベンゼンと水素化触媒中のVIII族金属とのモル比
が100〜1000となる条件で使用するのが好まし
い。
【0015】本発明における亜鉛あるいは亜鉛化合物と
しては、一般試薬として入手可能な粉末亜鉛、粒状亜鉛
及び酢酸亜鉛、安息香酸亜鉛、臭化亜鉛、炭酸亜鉛、塩
化亜鉛、ヨウ化亜鉛、乳酸亜鉛、硝酸亜鉛、酸化亜鉛、
ピロリン酸亜鉛、サリチル酸亜鉛、硫酸亜鉛等の亜鉛化
合物が挙げられ、特に酸化亜鉛あるいは硫酸亜鉛が好ま
しい。
【0016】本発明方法における亜鉛あるいは亜鉛化合
物の使用量は、水素化触媒と亜鉛あるいは亜鉛化合物の
モル比が1:100〜100:1の範囲になるようにす
るのが好ましく、特に1:10〜10:1の範囲が好ま
しい。水素化触媒と亜鉛あるいは亜鉛化合物との比は、
ベンゼンの水素化反応の選択性を高める上で重要であ
り、亜鉛化合物が存在しない場合はベンゼンに対する水
素化反応の選択性が得られず、トルエン、キシレン等の
アルキルベンゼン類の水素化も進行してしまう。
【0017】本発明方法においては、水素化触媒及び亜
鉛化合物が共に、水相に存在することがベンゼンの水素
化反応の選択性を高める上で重要であり、更にその水相
はアルカリ条件に保つことが必要である。ここにおい
て、アルカリ性とは、上記水相のpHが7を超える場合を
いい、特にpHが9を超えるのが好ましい。水相をアルカ
リ性に保つとガソリン留分中のベンゼンの水素化反応に
対する選択性が飛躍的に向上する。水相をアルカリ性に
調整するためのアルカリ剤としては、水酸化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の強塩基剤が好ま
しいが、ナトリウム、カリウム、リチウム等のアルカリ
金属の炭酸塩及び炭酸水素塩も使用できる。アルカリ剤
の濃度は0.01〜5Mが好ましく、特に0.1〜1M
が好ましい。なお、水相をアルカリ条件にすると、ベン
ゼンのみが水素化され、アルキルベンゼンの水素化がほ
とんど起こらない理由は明らかではないが、水相に共存
する水素化触媒の金属表面をOHイオンがなんらかの形
で修飾し、触媒表面でのベンゼンのみを水素化できる活
性点を発現させるものと考えられる。
【0018】本発明の水素化方法は、ベンゼンを含む全
ての炭化水素油に適用することができ、ベンゼン濃度は
特に制限されない。例えばベンゼンを含むガソリン留
分、特にベンゼン濃度の高い改質油(リフォメート)が
適している。改質油中にはベンゼンよりも沸点の高いア
ルキルベンゼン類(トルエン、キシレン類、トリメチル
ベンゼン類他)が含まれているが、本発明では特に蒸留
等でベンゼン濃度を高める必要はなく、装置建設等の経
済性を考慮して最適スキームを決めることができる。な
お、改質油等のガソリン留分中にはベンゼン等の芳香族
炭化水素以外にパラフィン分、オレフィン分及びナフテ
ン分が含まれるが、本発明の条件では、オレフィンの水
素化が起こるのみで、特にこれらの成分が反応に影響を
与えることはない。
【0019】本発明の水素化反応は通常回分式反応装置
を用いて行われる。リアクター内においては、原料の炭
化水素油の有機相と水素化触媒、亜鉛あるいは亜鉛化合
物を含むアルカリ水溶液相とは二相に分離した状態で存
在する。そして、水素化触媒は固体として、亜鉛あるい
は亜鉛化合物は水に溶解した状態あるいは固体として存
在している。有機相と水相は二相になる任意の割合で使
用できるが、有機相/水相(vol/vol)の比が
0.1〜10であるのが好ましい。
【0020】反応は水素加圧下において行われる。水素
分圧は、水素化が進行する任意の圧力を使用することが
できるが、経済性及び反応の簡便性の点で5〜100kg
/cm 2Gが好ましい。なお、水素ガスを加圧下反応系中
に流通させながら水素化反応を行うこともでき、このと
きの水素の流通量は任意の値を取ることができる。反応
温度は50〜300℃、特に100〜200℃が好まし
い。本反応は、速度及び攪拌効率が重要であり、攪拌の
効率は反応器及び攪拌羽の形状、回転数によって異なる
が、通常50〜1000r.p.m.の範囲の回転数で行うの
が好ましい。反応終了後の生成物と水の分離は、二相系
であるため容易に行うことができ、しかも分離された触
媒を含む水相は、次反応用として特別の処理をすること
なく再使用することができる。
【0021】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】実施例1 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)0.
26g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)0.
5g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)0.5
gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社製
特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)25
mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧し
た。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器の
温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行っ
た。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50kg
/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン37.5重量%、シクロヘキサン5.6重量
%、シクロヘキセン6.0重量%、トルエン50.1重
量%、メチルシクロヘキサン0.3重量%、メチルシク
ロヘキセン類0.4重量%であった。このとき、ベンゼ
ン転化率23.6%、トルエン転化率1.4%で、ベン
ゼン転化率/トルエン転化率比は16.9であった。
【0023】実施例2 実施例1と同様の条件でトルエンの代わりにp−キシレ
ン(和光純薬社製特級品)25mlを使用し反応を行っ
た。液収率100%、生成物分布はベンゼン39.3重
量%、シクロヘキサン6.9重量%、シクロヘキセン
6.3重量%、p−キシレン47.5重量%、ジメチル
シクロヘキサン類0.0重量%、ジメチルシクロヘキセ
ン類0.0重量%であった。このとき、ベンゼン転化率
25.2%、p−キシレン転化率0.0%であった。
【0024】実施例3 実施例1と同様の条件でトルエンの代わりにメシチレン
(和光純薬社製特級品)25mlを使用し反応を行った。
液収率100%、生成物分布はベンゼン31.3重量
%、シクロヘキサン10.6重量%、シクロヘキセン
8.1重量%、メシチレン50.0重量%、トリメチル
シクロヘキサン類0.0重量%、トリメチルシクロヘキ
セン類0.0重量%であった。このとき、ベンゼン転化
率37.4%、メシチレン転化率0.0%であった。
【0025】実施例4 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、ルテニウムブラック(Aldlich製)
0.2g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)
0.5g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)
0.5gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純
薬社製特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級
品)25mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2
に加圧した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、
反応器の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素
化を行った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごと
に、50kg/cm2Gに再度水素加圧することにより反応
系を50kg/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水
相を分離し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて
脱水した後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(P
ONAカラム装着)にて分析した。液収率100%、生
成物分布はベンゼン47.4重量%、シクロヘキサン
1.4重量%、シクロヘキセン1.7重量%、トルエン
49.2重量%、メチルシクロヘキサン0.2重量%、
メチルシクロヘキセン類0.1重量%であった。このと
き、ベンゼン転化率6.1%、トルエン転化率0.6%
で、ベンゼン転化率/トルエン転化率比は10.2であ
った。
【0026】実施例5 実施例4と同様の条件でルテニウムブラックの代わりに
ラネーニッケル(和光純薬社製特級品)0.2gを使用
し反応を行った。液収率100%、生成物分布はベンゼ
ン47.2重量%、シクロヘキサン1.5重量%、シク
ロヘキセン1.9重量%、トルエン49.4重量%、メ
チルシクロヘキサン0.0重量%、メチルシクロヘキセ
ン類0.0重量%であった。このとき、ベンゼン転化率
6.7%、トルエン転化率0.0%であった。
【0027】実施例6 実施例4と同様の条件でルテニウムブラックの代わりに
Ru(5%)/C(Aldlich社製)4gを使用し
反応を行った。液収率100%、生成物分布はベンゼン
16.1重量%、シクロヘキサン35.5重量%、シク
ロヘキセン0.0重量%、トルエン43.6重量%、メ
チルシクロヘキサン3.8重量%、メチルシクロヘキセ
ン類1.0重量%であった。このとき、ベンゼン転化率
68.8%、トルエン転化率9.9%で、ベンゼン転化
率/トルエン転化率比は6.9であった。
【0028】実施例7 実施例4と同様の条件でルテニウムブラックの代わりに
Pd(5%)/Al23(Aldlich社製)4gを
使用し反応を行った。液収率100%、生成物分布はベ
ンゼン48.5重量%、シクロヘキサン0.2重量%、
シクロヘキセン0.8重量%、トルエン50.4重量
%、メチルシクロヘキサン0.0重量%、メチルシクロ
ヘキセン類0.1重量%であった。このとき、ベンゼン
転化率2.0%、トルエン転化率0.2%で、ベンゼン
転化率/トルエン転化率比は10であった。
【0029】実施例8 実施例4と同様の条件でルテニウムブラックの代わりに
パラジウムブラック(Aldlich社製)0.2gを
使用し反応を行った。液収率100%、生成物分布はベ
ンゼン49.0重量%、シクロヘキサン0.2重量%、
シクロヘキセン0.8重量%、トルエン50.0重量
%、メチルシクロヘキサン0.0重量%、メチルシクロ
ヘキセン類0.0重量%であった。このとき、ベンゼン
転化率2.0%、トルエン転化率0.0%であった。
【0030】実施例9 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)0.5
g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)0.5g
を入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社製特
級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)25ml
を反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧し
た。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器の
温度を150℃に上げその温度で3時間水素化を行っ
た。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50kg
/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン16.4重量%、シクロヘキサン24.0重
量%、シクロヘキセン9.1重量%、トルエン47.6
重量%、メチルシクロヘキサン1.5重量%、メチルシ
クロヘキセン類1.3重量%であった。このとき、ベン
ゼン転化率66.9%、トルエン転化率5.6%で、ベ
ンゼン転化率/トルエン転化率比は12.2であった。
【0031】実施例10 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)1.9
2g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)1.9
2gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社
製特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)2
5mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧
した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器
の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行
った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50k
g/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン34.2重量%、シクロヘキサン6.9重量
%、シクロヘキセン9.2重量%、トルエン49.1重
量%、メチルシクロヘキサン0.2重量%、メチルシク
ロヘキセン類0.4重量%であった。このとき、ベンゼ
ン転化率32.0%、トルエン転化率1.2%で、ベン
ゼン転化率/トルエン転化率比は26.7であった。
【0032】実施例11 実施例10と同様の条件で反応温度200℃の条件で反
応を行った。液収率100%、生成物分布はベンゼン2
9.9重量%、シクロヘキサン9.5重量%、シクロヘ
キセン9.5重量%、トルエン50.1重量%、メチル
シクロヘキサン0.3重量%、メチルシクロヘキセン類
0.6重量%であった。このとき、ベンゼン転化率3
8.9%、トルエン転化率1.8%で、ベンゼン転化率
/トルエン転化率比は21.6であった。
【0033】実施例12 反応圧力を20kg/cm2Gに保つ以外は実施例10と同
様の条件で反応を行った。液収率100%、生成物分布
はベンゼン32.1重量%、シクロヘキサン11.9重
量%、シクロヘキセン4.3重量%、トルエン50.0
重量%、メチルシクロヘキサン1.0重量%、メチルシ
クロヘキセン類0.7重量%であった。このとき、ベン
ゼン転化率33.5%、トルエン転化率3.3%で、ベ
ンゼン転化率/トルエン転化率比は10.2であった。
【0034】実施例13 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水80ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)1.9
2g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)1.9
2gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社
製特級品)10ml、トルエン(和光純薬社製特級品)1
0mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧
した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器
の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行
った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50k
g/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン11.0重量%、シクロヘキサン25.5重
量%、シクロヘキセン12.1重量%、トルエン48.
0重量%、メチルシクロヘキサン1.6重量%、メチル
シクロヘキセン類1.8重量%であった。このとき、ベ
ンゼン転化率77.4%、トルエン転化率6.6%で、
ベンゼン転化率/トルエン転化率比は11.7であっ
た。
【0035】実施例14 実施例13と同様の条件で蒸留水20ml、ベンゼン40
ml、トルエン40mlの条件で反応を行った。液収率10
0%、生成物分布はベンゼン48.1重量%、シクロヘ
キサン0.7重量%、シクロヘキセン1.6重量%、ト
ルエン49.5重量%、メチルシクロヘキサン0.0重
量%、メチルシクロヘキセン類0.1重量%であった。
このとき、ベンゼン転化率4.6%、トルエン転化率
0.2%で、ベンゼン転化率/トルエン転化率比は23
であった。
【0036】実施例15 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、酸化亜鉛(関東化学社製特級品)1.92g、水
酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)1.92gを入
れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社製特級
品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)25mlを
反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧した。
回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器の温度
を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行った。
水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50kg/cm2
Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg/cm2
Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離し、有機
相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した後、有機
相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカラム装
着)にて分析した。液収率100%、生成物分布はベン
ゼン33.0重量%、シクロヘキサン7.5重量%、シ
クロヘキセン9.8重量%、トルエン49.3重量%、
メチルシクロヘキサン0.1重量%、メチルシクロヘキ
セン類0.3重量%であった。このとき、ベンゼン転化
率34.4%、トルエン転化率0.8%で、ベンゼン転
化率/トルエン転化率比は43.0であった。
【0037】実施例16 実施例15と同様の条件で酸化亜鉛の代わりに硝酸亜鉛
六水和物(和光純薬社製特級品)1.92gを使用し反
応を行った。液収率100%、生成物分布はベンゼン3
8.7重量%、シクロヘキサン5.4重量%、シクロヘ
キセン6.2重量%、トルエン48.1重量%、メチル
シクロヘキサン0.4重量%、メチルシクロヘキセン類
1.2重量%であった。このとき、ベンゼン転化率2
3.1%、トルエン転化率3.2%で、ベンゼン転化率
/トルエン転化率比は7.2であった。
【0038】実施例17 実施例15と同様の条件で酸化亜鉛の代わりにリン酸亜
鉛四水和物(和光純薬社製特級品)1.92gを使用し
反応を行った。液収率100%、生成物分布はベンゼン
37.2重量%、シクロヘキサン5.3重量%、シクロ
ヘキセン7.8重量%、トルエン47.3重量%、メチ
ルシクロヘキサン0.7重量%、メチルシクロヘキセン
類1.7重量%であった。このとき、ベンゼン転化率2
6.0%、トルエン転化率4.8%で、ベンゼン転化率
/トルエン転化率比は5.4であった。
【0039】実施例18 実施例15と同様の条件で酸化亜鉛の代わりに粉末亜鉛
(和光純薬社製特級品)1.92gを使用し反応を行っ
た。液収率100%、生成物分布はベンゼン41.2重
量%、シクロヘキサン3.0重量%、シクロヘキセン
6.1重量%、トルエン48.7重量%、メチルシクロ
ヘキサン0.2重量%、メチルシクロヘキセン類0.8
重量%であった。このとき、ベンゼン転化率18.1
%、トルエン転化率2.0%で、ベンゼン転化率/トル
エン転化率比は9.1であった。
【0040】実施例19 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、酸化亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)1.9
2g、水酸化カリウム(関東化学社製1級品)1.92
gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社製
特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)25
mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧し
た。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器の
温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行っ
た。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50kg
/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン32.9重量%、シクロヘキサン7.3重量
%、シクロヘキセン10.0重量%、トルエン49.1
重量%、メチルシクロヘキサン0.3重量%、メチルシ
クロヘキセン類0.4重量%であった。このとき、ベン
ゼン転化率34.5%、トルエン転化率1.4%で、ベ
ンゼン転化率/トルエン転化率比は24.6であった。
【0041】実施例20 実施例19と同様の条件で水酸化カリウムの代わりに炭
酸ナトリウム無水物(和光純薬社製特級品)1.92g
を使用し反応を行った。液収率100%、生成物分布は
ベンゼン35.4重量%、シクロヘキサン6.0重量
%、シクロヘキセン8.9重量%、トルエン47.3重
量%、メチルシクロヘキサン0.7重量%、メチルシク
ロヘキセン類1.7重量%であった。このとき、ベンゼ
ン転化率29.6%、トルエン転化率4.8%で、ベン
ゼン転化率/トルエン転化率比は6.2であった。
【0042】比較例1 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)1.9
2gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社
製特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)2
5mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧
した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器
の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行
った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50k
g/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン0.0重量%、シクロヘキサン50重量%、
トルエン9.8重量%、メチルシクロヘキサン40.2
重量%であった。このとき、ベンゼン転化率100%、
トルエン転化率80.4%で、ベンゼン転化率/トルエ
ン転化率比は1.2であった。
【0043】比較例2 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)1.9
2gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社
製特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)2
5mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧
した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器
の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行
った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50k
g/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン0.0重量%、シクロヘキサン50.2重量
%、トルエン2.5重量%、メチルシクロヘキサン4
7.3重量%であった。このとき、ベンゼン転化率10
0%、トルエン転化率95.0%で、ベンゼン転化率/
トルエン転化率比は1.1であった。
【0044】比較例3 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0gを入れて混合した。混合後、ベンゼン(和光純薬社
製特級品)25ml、トルエン(和光純薬社製特級品)2
5mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg/cm2Gに加圧
した。回転数800r.p.m.で攪拌を行いながら、反応器
の温度を150℃に上げ、その温度で3時間水素化を行
った。水素圧が40kg/cm2Gに低下するごとに、50k
g/cm2Gに再度水素加圧することにより反応系を50kg
/cm2Gに保った。反応終了後、有機相と水相を分離
し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを加えて脱水した
後、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PONAカ
ラム装着)にて分析した。液収率100%、生成物分布
はベンゼン0.0重量%、シクロヘキサン49.3重量
%、トルエン0.0重量%、メチルシクロヘキサン5
0.7重量%であった。このとき、ベンゼン転化率10
0%、トルエン転化率100%で、ベンゼン転化率/ト
ルエン転化率比は1であった。
【0045】比較例4 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに酸化
ルテニウム(Aldlich社製)1.0g及びベンゼ
ン(和光純薬社製特級品)50ml、トルエン(和光純薬
社製特級品)50mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg
/cm2Gに加圧した。回転数800r.p.m.で攪拌を行い
ながら、反応器の温度を150℃に上げ、その温度で3
時間水素化を行った。水素圧が40kg/cm2Gに低下す
るごとに、50kg/cm2Gに再度水素加圧することによ
り反応系を50kg/cm2Gに保った。反応終了後、触媒
を分離し、有機相をFIDガスクロマトグラフィ(PO
NAカラム装着)にて分析した。液収率100%、生成
物分布はベンゼン0.0重量%、シクロヘキサン49.
6重量%、トルエン0.0重量%、メチルシクロヘキサ
ン50.4重量%であった。このとき、ベンゼン転化率
100%、トルエン転化率100%で、ベンゼン転化率
/トルエン転化率比は1であった。
【0046】実施例21 内容積300mlのステンレス製のオートクレーブに蒸留
水50ml、酸化ルテニウム(Aldlich社製)1.
0g及び硫酸亜鉛七水和物(関東化学社製特級品)1.
92g、水酸化ナトリウム(関東化学社製1級品)1.
92gを入れて混合した。リフォメートガソリンモデル
原料としてベンゼン(和光純薬社製特級品)10.8重
量%、トルエン(和光純薬社製特級品)22.6重量
%、p−キシレン(和光純薬社製特級品)22.2重量
%、メシチレン(和光純薬社製特級品)21.8重量
%、n−ヘキサン(和光純薬社製特級品)22.6重量
%を調合し、50mlを反応器に入れ、水素ガスで50kg
/cm2Gに加圧した。回転数800r.p.m.で攪拌を行い
ながら、反応器の温度を150℃に上げ、その温度で3
時間水素化を行った。水素圧が40kg/cm2Gに低下す
るごとに、50kg/cm2Gに再度水素加圧することによ
り反応系を50kg/cm2Gに保った。反応終了後、有機
相と水相を分離し、有機相を無水硫酸ナトリウム5gを
加えて脱水した後、有機相をFIDガスクロマトグラフ
ィ(PONAカラム装着)にて分析した。液収率100
%、生成物分布はベンゼン5.9重量%、シクロヘキサ
ン2.5重量%、シクロヘキセン2.4重量%、トルエ
ン22.1重量%、p−キシレン22.4重量%、メシ
チレン22.1重量%、n−ヘキサン22.6重量%で
あった。このとき、ベンゼン転化率45.4%、アルキ
ルベンゼン類転化率0.0%であった。
【0047】
【発明の効果】本発明の方法によれば、ガソリンのオク
タン価基材として重要なアルキル芳香族類の水素化反応
を抑制しつつ、選択的にベンゼンを水素化してシクロヘ
キサン等に転換できるので、従来法のような蒸留、ベン
ゼン抽出等の煩雑な操作を必要とすることなく、工業的
有利にガソリン等の炭化水素油中のベンゼンを低減させ
ることができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化水素油に、周期律第VIII族金属から
    なる水素化触媒及び亜鉛あるいは亜鉛化合物を含有する
    アルカリ性水相の共存下に水素ガスを反応せしめること
    を特徴とする炭化水素油中のベンゼンの水素化方法。
  2. 【請求項2】 水素化触媒と亜鉛あるいは亜鉛化合物の
    モル比が1:100〜100:1である請求項1記載の
    水素化方法。
  3. 【請求項3】 周期律第VIII族金属がルテニウムである
    請求項1又は2記載の水素化方法。
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