JPH0868023A - 排水性又は透水性機能を有する舗装体の機能回復のための洗浄方法 - Google Patents

排水性又は透水性機能を有する舗装体の機能回復のための洗浄方法

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JPH0868023A
JPH0868023A JP20230294A JP20230294A JPH0868023A JP H0868023 A JPH0868023 A JP H0868023A JP 20230294 A JP20230294 A JP 20230294A JP 20230294 A JP20230294 A JP 20230294A JP H0868023 A JPH0868023 A JP H0868023A
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JP
Japan
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pavement
cleaning
surfactant
pavement according
drainage
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JP20230294A
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English (en)
Inventor
Shingo Tanaka
新吾 田中
Ryoichi Tamaoki
良市 玉置
Masayuki Abe
阿部  雅之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排水性舗装又は透水性舗装と呼ばれている舗
装体の空隙につまった“ちり”“ほこり”を取り除き、
本来の機能を回復することを目的とした過酸化水素水に
よる洗浄時において、より効率よく洗浄する。 【構成】 空隙率10〜26体積%を有する舗装体の排水性
又は透水性機能を回復することを目的とする過酸化水素
水による洗浄時において、表面張力が50dyne/cm 以下の
界面活性剤水溶液を使用することを特徴とする舗装体の
洗浄方法。 【効果】 透水機能の回復率が高くなり、効率化が期待
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空隙率10〜26体積%を
有する舗装体、いわゆる排水性舗装又は透水性舗装と呼
ばれている舗装体の空隙につまった“ちり”“ほこり”
を取り除き、本来の機能を回復することを目的とした過
酸化水素水による洗浄時において、より効率よく洗浄す
ることを目的とした舗装体の洗浄方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】排水性
舗装又は透水性舗装は、舗装表層部に空隙の大きいアス
ファルト混合物を使用し、表面に滞留する雨水を舗装体
内に貯留、流下させる舗装工法である。
【0003】排水性舗装の機能として、雨天時のハイド
ロプレーニング現象防止、スモーキング・ライト反射・
水はねの減少及びタイヤ走行による転がり騒音の減少
等、交通安全、環境対策、サービスレベルの向上に直結
するものであり、開発導入に対する期待は大きい。
【0004】しかるに、排水性又は透水性機能は長期の
使用において、“目詰まり”が発生し、本来の機能が消
失することが問題として挙げられている。
【0005】機能を回復する方法は、目詰まりとなる原
因物質を取り除くことであり、その原因物質は主として
“ちり”“ほこり”である。
【0006】排水性舗装の機能回復方法として、可能性
があると考えられるのは次のような手法である。
【0007】 高圧水による目詰まり物の洗浄 圧縮空気による目詰まり物の除去 バキュームによる目詰まり物の吸引 振動による目詰まり物の除去 過酸化水素水による目詰まり物の洗浄。
【0008】の方法は、回復能力が高く、また作業速
度も大きくできるため優れた手法と考えられるが、目詰
まり物の完全な除去及び再付着を防止する等の対策をと
るなどの効率的な洗浄法が必要である。又、高圧水を発
生させる為にシステムが大型になる欠点がある。
【0009】〜の方法は、回復能力も高くなく、ま
た作業速度もあまり期待できないため、実用的とは言い
がたい。
【0010】の方法は、過酸化水素水が、塵埃、微細
な粉末、粗雑な面をもつ固体、アルカリなどの種々の物
が触媒となって容易に分解し酸素を放ち発泡することを
利用し、排水性舗装内に詰まった“ちり”“ほこり”を
泡とともに系外に除去する方法であり、回復能力に期待
がもてるとともに、システムが簡単であるというメリッ
トもある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、過酸化水
素水による目詰まりの洗浄において、より効率良く洗浄
する方法について鋭意努力した結果、表面張力が50dyne
/cm 以下の界面活性剤水溶液を使用することにより、優
れた洗浄性と目詰まり物の除去、再付着を防止すること
を見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】即ち、本発明は、空隙率10〜26体積%を有
する舗装体の排水性又は透水性機能を回復することを目
的とする過酸化水素水による洗浄時において、表面張力
が50dyne/cm 以下の界面活性剤水溶液を使用することを
特徴とする舗装体の洗浄方法に関する。
【0013】具体的には、本発明は目詰まりの起こした
舗装体に、例えば、10%濃度に薄めた過酸化水素水を直
接散布して目詰まり物を除去するに際し、表面張力が50
dyne/cm 以下の界面活性剤水溶液を使用することによ
り、水溶液の細部への浸透が可能となり、即ち、舗装体
と目詰まり物との間に水溶液が入り込んで目詰まり物の
付着力を弱めて剥がれやすくし、次に乳化分散作用で目
詰まり物は水溶液中に乳化分散されて再び舗装体に付着
することを防止できるものである。
【0014】尚、過酸化水素水による目詰まりの洗浄に
おいて、より効率良く洗浄する方法として他の洗浄方法
を併用しても問題はない。例えば、過酸化水素水と振動
を同時に作用しても問題ない。また、過酸化水素水によ
る洗浄後、バキュームにより洗浄すればさらに効率は良
くなる。
【0015】本発明に用いる界面活性剤としては、アニ
オン系、ノニオン系、カチオン系及び両性系をすべて使
用することができる。
【0016】アニオン系界面活性剤としては、カルボン
酸塩類、硫酸エステル塩類、スルホン酸塩類、リン酸エ
ステル塩類が挙げられ、これらのエチレンオキサイド及
びプロピレンオキサイド付加物も含まれる。
【0017】ノニオン系界面活性剤としては、高級アル
コールエチレンオキサイド付加物、アルキルフェノール
エチレンオキサイド付加物、脂肪酸エチレンオキサイド
付加物、多価アルコール脂肪酸エステルエチレンオキサ
イド付加物、高級アルキルアミンエチレンオキサイド付
加物、脂肪酸アミドエチレンオキサイド付加物、油脂の
エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコール
エチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール
型界面活性剤、及びグリセロールの脂肪酸エステル、ペ
ンタエリスリトールの脂肪酸エステル、ソルビトール及
びソルビタンの脂肪酸エステル、ショ糖の脂肪酸エステ
ル、多価アルコールのアルキルエーテル、アルカノール
アミン類の脂肪酸アミド等の多価アルコール型界面活性
剤が挙げられる。
【0018】カチオン系界面活性剤としては、アルキル
アミン塩類、アルカノールアミン類、第4級アンモニウ
ム塩類、アミンオキサイド系類、ポリエチレンポリアミ
ン類が挙げられ、エチレンオキサイド及びプロピレンオ
キサイドの付加物も含まれる。
【0019】両性系界面活性剤としては、アミノ酸型及
びベタイン型のカルボン酸塩類、硫酸エステル塩類、ス
ルホン酸塩類、リン酸エステル塩類等が挙げられる。
【0020】上記の各種界面活性剤の1種又は2種以上
を単独又は併用での使用が可能である。
【0021】界面活性剤を溶かした水溶液の表面張力
は、ウィルヘルミー式表面張力計より求めることができ
る。
【0022】界面活性剤の中ではアニオン系、ノニオン
系界面活性剤が浸透性、洗浄性に優れ、また経済的にも
有利である。使用量としては、水溶液中に 0.005〜10重
量%位の範囲で使用するが、ミセル限界濃度(c.m.c) 以
上で使用するのが好ましく、0.02〜5.0 重量%が最適で
ある。
【0023】配合した界面活性剤そのままでも十分洗浄
等に効果は大きいのであるが、更に炭酸ナトリウム、ト
リポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸カリウム、ケイ酸
ナトリウム、硫酸ナトリウム、ゼオライトの様な無機ビ
ルダー又はカルボキシメチルセルローズやメチルセルロ
ーズ、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルアミ
ド、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、
ポリエチレンイミンの様な有機ビルダーを併用しても良
い。
【0024】また、界面活性剤の機能を低下させると考
えられる水溶液中の鉱物質のトラップに寄与するアミノ
カルボン酸ソーダ、ホスホン酸ソーダ、ポリカルボン酸
ソーダ等の有機キレート剤を併用しても良い。
【0025】更に、界面活性剤の水への相溶性、整泡
性、濡れ吸着性、洗浄性等を良くするために、メチルア
ルコール、エチルアルコール及びエチレングリコール、
プロピレングリコールなどの多価アルコールを配合利用
しても良い。
【0026】また、過酸化水素水の分解と発泡を促進す
る為に、NaOH、Na2CO3等のアルカリ剤を添加してもよ
い。
【0027】これらの種類や濃度については特に限定す
るものではなく、水溶液の表面張力が50dyne/cm 以下で
あればよい。
【0028】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0029】〔排水性舗装用アスファルト混合物の準
備〕透水機能回復の効果を明らかにするために、模擬的
にマーシャル試験突き固め装置より作製された排水性舗
装用アスファルト混合物を使用した。排水性舗装用アス
ファルト混合物は、マーシャル試験突き固め装置を使用
し、両面50回突き固めにて1回の試験について3個作製
し、データは3回測定の平均値とした。排水性舗装用ア
スファルト混合物はアスファルト舗装要綱((社)日本道
路協会発刊)に示されているものであり、表1の材料を
使用した。
【0030】
【表1】
【0031】〔目詰まりを起こした排水性舗装用アスフ
ァルト混合物の準備〕上記マーシャル試験突き固め装置
より作製された排水性舗装用アスファルト混合物に人工
的に粘質土/粘土を用いて目詰まりを発生させた。
【0032】〔透水試験方法〕舗装試験法便覧((社)日
本道路協会発刊)透水性アスファルト混合物の透水試験
方法に従い透水係数を測定した。
【0033】〔洗浄手順と透水試験手順〕 1. 目詰まり前の排水性舗装用アスファルト混合物の透
水係数を測定する(透水係数(A) とする)。 2. 目詰まりを起こした排水性舗装用アスファルト混合
物を準備し、透水係数を測定する(透水係数(B) とす
る)。 3. 目詰まりを起こした排水性舗装用アスファルト混合
物に表2に示す界面活性剤水溶液の10%濃度過酸化水素
を10cc混合物面に均一に直接散布して洗浄を行った。引
続き、10分後に乾湿両用掃除機(日立製CV-97 WD)のノ
ズルを直接混合物面に密着させて1分間の吸引による洗
浄を行った。 4. 洗浄後の排水性舗装用アスファルト混合物の透水係
数を測定する(透水係数(C) とする)。 5. 透水機能の回復率(%)の算出を行う。以下の式に
従い、回復率(%)を算出した。
【0034】
【数1】
【0035】測定結果を表2に示す。
【0036】
【表2】
【0037】(注)*1;ハイメトローズ SM 8000(信越
化学社製) *2;PVA-117 (クラレ社製) *3;ハイビスワコー 105(和光純薬社製) *4;セレッシュ100(花王社製)
【0038】
【発明の効果】本発明により、空隙率10〜26体積%を有
する舗装体の排水性又は透水機能を回復するに際し、過
酸化水素水による洗浄において表面張力が50dyne/cm 以
下の界面活性剤水溶液を使用することにより、その透水
機能の回復率が高くなり、効率化が期待できる。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空隙率10〜26体積%を有する舗装体の排
    水性又は透水性機能を回復することを目的とする過酸化
    水素水による洗浄時において、表面張力が50dyne/cm 以
    下の界面活性剤水溶液を使用することを特徴とする舗装
    体の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 界面活性剤がアニオン系、ノニオン系、
    カチオン系及び両性系界面活性剤の中から選ばれる1種
    又は2種以上の界面活性剤である請求項1記載の舗装体
    の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 界面活性剤水溶液中の界面活性剤の濃度
    が 0.005〜10重量%の範囲である請求項1又は2記載の
    舗装体の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 界面活性剤水溶液が、さらにビルダーを
    含むことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載
    の舗装体の洗浄方法。
  5. 【請求項5】 ビルダーがトリポリリン酸エステル又は
    ゼオライトである請求項4記載の舗装体の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 ビルダーがメチルセルローズ、ポリビニ
    ルアルコール又はポリアクリルアミドである請求項4記
    載の舗装体の洗浄方法。
  7. 【請求項7】 界面活性剤水溶液が、さらにアルコール
    類を含むことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に
    記載の舗装体の洗浄方法。
  8. 【請求項8】 アルコール類がメチルアルコール又はポ
    リエチレングリコールである請求項7記載の舗装体の洗
    浄方法。
  9. 【請求項9】 界面活性剤水溶液が、さらに有機系キレ
    ート剤を含むことを特徴とする請求項1〜8の何れか1
    項に記載の舗装体の洗浄方法。
  10. 【請求項10】 有機系キレート剤が、ポリカルボン酸
    ソーダであることを特徴とする請求項9記載の舗装体の
    洗浄方法。
JP20230294A 1994-08-26 1994-08-26 排水性又は透水性機能を有する舗装体の機能回復のための洗浄方法 Pending JPH0868023A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104017543A (zh) * 2014-05-23 2014-09-03 上海轶臣自动化科技有限公司 电厂输煤系统环保型复合降尘剂

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104017543A (zh) * 2014-05-23 2014-09-03 上海轶臣自动化科技有限公司 电厂输煤系统环保型复合降尘剂

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