JPH0868050A - ア−スアンカ−構築方法 - Google Patents
ア−スアンカ−構築方法Info
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- JPH0868050A JPH0868050A JP22592294A JP22592294A JPH0868050A JP H0868050 A JPH0868050 A JP H0868050A JP 22592294 A JP22592294 A JP 22592294A JP 22592294 A JP22592294 A JP 22592294A JP H0868050 A JPH0868050 A JP H0868050A
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- hole
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- vertical hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フーチング上の基礎コンクリートを用いて柱
体を立設するにあたり、比較的簡単に施工でき、かつ、
設置専有面積が小さいものですむものでありながら、倒
れモーメントに対する反力を十分確保することができる
アースアンカーを構築する方法を得る。 【構成】 地盤に掘削された小径で深く、かつ、底部に
大径穴bを有する縦穴a3 に、上端部に基礎コンクリー
ト22への連結部を備えるとともに下端部に揺動可能な
定着金具16を装備したアンカー部材15を、前記定着
金具16を前記縦穴径内に収まる格納姿勢にして挿入
し、この定着金具16を前記大径穴相当位置において縦
穴外周から突出する姿勢に揺動させた状態で縦穴a3 お
よび大径穴bにセメントを注入硬化させ、アンカー部材
15の下端部に大径のコンクリート塊19を形成する。
体を立設するにあたり、比較的簡単に施工でき、かつ、
設置専有面積が小さいものですむものでありながら、倒
れモーメントに対する反力を十分確保することができる
アースアンカーを構築する方法を得る。 【構成】 地盤に掘削された小径で深く、かつ、底部に
大径穴bを有する縦穴a3 に、上端部に基礎コンクリー
ト22への連結部を備えるとともに下端部に揺動可能な
定着金具16を装備したアンカー部材15を、前記定着
金具16を前記縦穴径内に収まる格納姿勢にして挿入
し、この定着金具16を前記大径穴相当位置において縦
穴外周から突出する姿勢に揺動させた状態で縦穴a3 お
よび大径穴bにセメントを注入硬化させ、アンカー部材
15の下端部に大径のコンクリート塊19を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速道路用の外灯ポー
ル、上端部が片持ち状に屈曲された道路標識ポール、看
板支持用の柱、あるいは、負荷の吊り下げによって倒れ
モーメントが作用する各種リフト装置の柱、等の比較的
小型の構造物の柱体を地盤上に立設する際に有効に利用
できるアースアンカーの構築方法に関する。
ル、上端部が片持ち状に屈曲された道路標識ポール、看
板支持用の柱、あるいは、負荷の吊り下げによって倒れ
モーメントが作用する各種リフト装置の柱、等の比較的
小型の構造物の柱体を地盤上に立設する際に有効に利用
できるアースアンカーの構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】柱を地盤に立設する手段としては、電柱
の設置手段で代表されるように柱を地中の深く埋設する
や、柱を柱脚およびフーチングを介してて地盤上に設置
固定する手段が一般的である。柱などの上部構造物の荷
重を地盤に伝える構造(フーチング)としては、捨てコ
ンクリートの上に基礎をコンクリート打設により形成し
て、この基礎に備えたアンカーボルトに柱脚を連結固定
する手段が多用されている。
の設置手段で代表されるように柱を地中の深く埋設する
や、柱を柱脚およびフーチングを介してて地盤上に設置
固定する手段が一般的である。柱などの上部構造物の荷
重を地盤に伝える構造(フーチング)としては、捨てコ
ンクリートの上に基礎をコンクリート打設により形成し
て、この基礎に備えたアンカーボルトに柱脚を連結固定
する手段が多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】柱を埋設により立設す
る手段は、相当深い埋め込み穴が必要であるため、アー
スオーガなどの大型で特殊な掘削装置を使用しなければ
ならならず、一般的ではなかった。また、フーチングに
より柱脚を独立的に設置する手段においては、フーチン
グの底面と地盤との間には引張応力が無いものとして、
地盤反力のみの強度計算により構築するので、柱脚の倒
れモーメントに対する反力を確保するためにはフーチン
グの底面積を十分大きくしなければならず、柱体の設置
専有面積が大きく必要とするものであった。
る手段は、相当深い埋め込み穴が必要であるため、アー
スオーガなどの大型で特殊な掘削装置を使用しなければ
ならならず、一般的ではなかった。また、フーチングに
より柱脚を独立的に設置する手段においては、フーチン
グの底面と地盤との間には引張応力が無いものとして、
地盤反力のみの強度計算により構築するので、柱脚の倒
れモーメントに対する反力を確保するためにはフーチン
グの底面積を十分大きくしなければならず、柱体の設置
専有面積が大きく必要とするものであった。
【0004】本発明は、このような実情に着目してなさ
れたものであって、フーチングを用いて柱体を立設する
にあたり、比較的簡単に施工でき、かつ、設置専有面積
が小さいものですむものでありながら、倒れモーメント
に対する反力を十分確保することができるアースアンカ
ーを構築する方法を提供することを目的としている。
れたものであって、フーチングを用いて柱体を立設する
にあたり、比較的簡単に施工でき、かつ、設置専有面積
が小さいものですむものでありながら、倒れモーメント
に対する反力を十分確保することができるアースアンカ
ーを構築する方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るアースアンカーの構築方法は以下のよ
うな特徴を備えている。すなわち、請求項1に係る発明
は、地盤に掘削された小径で深く、かつ、底部に大径穴
を有する縦穴に、下端部に揺動可能な定着金具を装備し
たアンカー部材を、前記定着金具を前記縦穴径内に収ま
る格納姿勢にして挿入し、この定着金具を前記大径穴相
当位置において縦穴外周から突出する姿勢に揺動させた
状態で縦穴および大径穴にセメントを注入硬化させ、ア
ンカー部材の下端部に大径のコンクリート塊を形成する
ことを特徴とする。
に、本発明に係るアースアンカーの構築方法は以下のよ
うな特徴を備えている。すなわち、請求項1に係る発明
は、地盤に掘削された小径で深く、かつ、底部に大径穴
を有する縦穴に、下端部に揺動可能な定着金具を装備し
たアンカー部材を、前記定着金具を前記縦穴径内に収ま
る格納姿勢にして挿入し、この定着金具を前記大径穴相
当位置において縦穴外周から突出する姿勢に揺動させた
状態で縦穴および大径穴にセメントを注入硬化させ、ア
ンカー部材の下端部に大径のコンクリート塊を形成する
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に係る発明は、地盤に掘削
された小径で深い縦穴に、この縦穴径と略同径で、下端
部に出退揺動可能な切削刃を備えたパイプ材からなるア
ンカー部材を、切削刃をアンカー部材内に格納された状
態にして挿入し、縦穴の底部近くにおいて前記切削刃を
アンカー部材の外周から突出する姿勢に揺動させた状態
で、アンカー部材を回転駆動および上下動させて縦穴の
底部近くに大径穴を形成し、その後に、アンカー部材の
内部を通して大径穴にセメントを注入して、突出してい
る切削刃を埋設した状態で硬化させて、アンカー部材の
下端部に大径のコンクリート塊を形成することを特徴と
する。
された小径で深い縦穴に、この縦穴径と略同径で、下端
部に出退揺動可能な切削刃を備えたパイプ材からなるア
ンカー部材を、切削刃をアンカー部材内に格納された状
態にして挿入し、縦穴の底部近くにおいて前記切削刃を
アンカー部材の外周から突出する姿勢に揺動させた状態
で、アンカー部材を回転駆動および上下動させて縦穴の
底部近くに大径穴を形成し、その後に、アンカー部材の
内部を通して大径穴にセメントを注入して、突出してい
る切削刃を埋設した状態で硬化させて、アンカー部材の
下端部に大径のコンクリート塊を形成することを特徴と
する。
【0007】
【作用】請求項1に係る発明の構成によると、下端部に
大径のコンクリート塊を形成したアンカー部材の上端部
を捨てコンクリートを通して基礎に連結することによっ
て、アンカー部材の引張力で基礎の浮き上がりを阻止す
ることができ、基礎の面積が小さくても、この基礎に連
結した柱体の倒れモーメントに十分耐える強度を確保で
きる。
大径のコンクリート塊を形成したアンカー部材の上端部
を捨てコンクリートを通して基礎に連結することによっ
て、アンカー部材の引張力で基礎の浮き上がりを阻止す
ることができ、基礎の面積が小さくても、この基礎に連
結した柱体の倒れモーメントに十分耐える強度を確保で
きる。
【0008】請求項2に係る発明の構成によると、請求
項1に係る発明と同様に、下端部に大径のコンクリート
塊を形成したアンカー部材の上端部を基礎に連結するこ
とによって、アンカー部材の引張力で基礎の浮き上がり
を阻止することができ、基礎の面積が小さくても、この
基礎に連結した柱体の倒れモーメントに十分耐える強度
を確保できる。また、縦穴の底部近くに大径穴を形成す
る切削刃の駆動用回転軸がアンカー部材に兼用されると
ともに、切削刃自体が大径のコンクリート塊の芯になる
定着金具に兼用されることになる。
項1に係る発明と同様に、下端部に大径のコンクリート
塊を形成したアンカー部材の上端部を基礎に連結するこ
とによって、アンカー部材の引張力で基礎の浮き上がり
を阻止することができ、基礎の面積が小さくても、この
基礎に連結した柱体の倒れモーメントに十分耐える強度
を確保できる。また、縦穴の底部近くに大径穴を形成す
る切削刃の駆動用回転軸がアンカー部材に兼用されると
ともに、切削刃自体が大径のコンクリート塊の芯になる
定着金具に兼用されることになる。
【0009】
〔実施例1〕図1〜図4に、柱体を独立的に地盤に立設
する工法の工程が示されていおり、以下、各工程につい
て説明する。
する工法の工程が示されていおり、以下、各工程につい
て説明する。
【0010】(1) 図1(a)に示すように、地表面G
Lから約200mmの深さで基礎堀りを行い、直径約5
0mm、長さ約1mの第1パイプ1を約200mm程残
して打ち込む。この打ち込みによって相対的にパイプ内
に下端より土tが詰め込みまれる。
Lから約200mmの深さで基礎堀りを行い、直径約5
0mm、長さ約1mの第1パイプ1を約200mm程残
して打ち込む。この打ち込みによって相対的にパイプ内
に下端より土tが詰め込みまれる。
【0011】(2) 図1(b)に示すように、打ち込ん
だ第1パイプ1の上にボーリング装置2を設置し、第1
パイプ1の上端に引き抜きリング3を介して引掛けたワ
イヤ4をチェーンブロック5で巻き上げることで、パイ
プ内に詰め込まれた土tが第1パイプ1とともに引き上
げられ、地盤に約800mmの深さの縦穴a1 が形成さ
れる。
だ第1パイプ1の上にボーリング装置2を設置し、第1
パイプ1の上端に引き抜きリング3を介して引掛けたワ
イヤ4をチェーンブロック5で巻き上げることで、パイ
プ内に詰め込まれた土tが第1パイプ1とともに引き上
げられ、地盤に約800mmの深さの縦穴a1 が形成さ
れる。
【0012】(3) 図1(c)に示すように、上記のよ
うにして形成された縦穴a1 に、第1パイプ1と同径で
下端に切削用凹凸を備えた長さ約2mの第2パイプ6を
穴底まで挿入するとともに、ギヤ減速装置付きの電動モ
ータ7を備えた昇降台8をボーリング装置2の支柱2a
にスライド上下動可能に装着し、電動モータ7の下部に
下向き突設されたモータ出力軸7aを前記第2パイプ6
の上端に挿入してピン連結する。
うにして形成された縦穴a1 に、第1パイプ1と同径で
下端に切削用凹凸を備えた長さ約2mの第2パイプ6を
穴底まで挿入するとともに、ギヤ減速装置付きの電動モ
ータ7を備えた昇降台8をボーリング装置2の支柱2a
にスライド上下動可能に装着し、電動モータ7の下部に
下向き突設されたモータ出力軸7aを前記第2パイプ6
の上端に挿入してピン連結する。
【0013】(4) 図1(d)に示すように、第2パイ
プ6を電動モータ7によって回転駆動しながら昇降台8
を自重下降させ、穴底を回転掘削しながら第2パイプ6
内に掘削した土tを詰め込んでゆき、さらに1m程掘り
進む。なお、第2パイプ6を打ち込んで掘り進んでもよ
い。
プ6を電動モータ7によって回転駆動しながら昇降台8
を自重下降させ、穴底を回転掘削しながら第2パイプ6
内に掘削した土tを詰め込んでゆき、さらに1m程掘り
進む。なお、第2パイプ6を打ち込んで掘り進んでもよ
い。
【0014】(5) 図2(e)に示すように、上記工程
(2) と同様に、チェーンブロック5の巻き上げ操作によ
って第2パイプ6を引き上げて、パイプ内に詰め込まれ
た土tを取り除き、約1.8mの深さの縦穴a2 を形成
する。
(2) と同様に、チェーンブロック5の巻き上げ操作によ
って第2パイプ6を引き上げて、パイプ内に詰め込まれ
た土tを取り除き、約1.8mの深さの縦穴a2 を形成
する。
【0015】(6) 図2(f)に示すように、次ぎに、
上記縦穴a2 に第1パイプ1および第2パイプ6と同径
で下端に切削用凹凸を備えた長さ約3mの第3パイプ9
を穴底まで挿入するとともに、電動モータ7の出力軸7
aと第3パイプ9の上端とをピン連結する。
上記縦穴a2 に第1パイプ1および第2パイプ6と同径
で下端に切削用凹凸を備えた長さ約3mの第3パイプ9
を穴底まで挿入するとともに、電動モータ7の出力軸7
aと第3パイプ9の上端とをピン連結する。
【0016】(7) 図2(g)に示すように、第3パイ
プ6を電動モータ7によって回転駆動しながら昇降台8
を自重下降させ、穴底を回転掘削しながら第3パイプ9
内に掘削した土tを詰め込んでゆき、さらに1m程掘り
進む。
プ6を電動モータ7によって回転駆動しながら昇降台8
を自重下降させ、穴底を回転掘削しながら第3パイプ9
内に掘削した土tを詰め込んでゆき、さらに1m程掘り
進む。
【0017】(8) 図2(h)に示すように、第3パイ
プ9をチェーンブロック5の巻き上げ操作によって引き
上げて、パイプ内に詰め込まれた土tを取り除き、約
2.8mの深さの縦穴a3 を最終的に形成する。
プ9をチェーンブロック5の巻き上げ操作によって引き
上げて、パイプ内に詰め込まれた土tを取り除き、約
2.8mの深さの縦穴a3 を最終的に形成する。
【0018】(9) 図3(i)に示すように、上記のよ
うにして形成された縦穴a3 に穴径と略同径の丸パイプ
材からなる掘削用軸10を挿入する。この掘削用軸10
の下端には、図5に示すように、支点pを中心に上下揺
動可能な切削刃11が備えられるとともに、この切削刃
11を揺動操作するワイヤ12が軸内を通して上端近く
まで延出され、ハンドル13の回動操作によって切削刃
11を掘削用軸10の外径内に格納した姿勢と、これよ
り直角に振り上げ揺動されて軸外周より大きく突出する
切削作用姿勢とに遠隔操作できるようになっており、図
示のように切削刃11を格納姿勢にして掘削用軸10を
縦穴a3 に挿入する。
うにして形成された縦穴a3 に穴径と略同径の丸パイプ
材からなる掘削用軸10を挿入する。この掘削用軸10
の下端には、図5に示すように、支点pを中心に上下揺
動可能な切削刃11が備えられるとともに、この切削刃
11を揺動操作するワイヤ12が軸内を通して上端近く
まで延出され、ハンドル13の回動操作によって切削刃
11を掘削用軸10の外径内に格納した姿勢と、これよ
り直角に振り上げ揺動されて軸外周より大きく突出する
切削作用姿勢とに遠隔操作できるようになっており、図
示のように切削刃11を格納姿勢にして掘削用軸10を
縦穴a3 に挿入する。
【0019】(10) 図3(j)に示すように、挿入が終
わると切削刃11を切削作用姿勢に切り換えて保持し、
この状態で掘削用軸10の上端をモータ出力軸7aを連
結し、掘削用軸10を電動モータ7によって回転駆動し
ながらチェーンブロック5を巻き上げ操作して、昇降台
8を所定量(例えば250mm程度)だけ上昇させる。
これによって、縦穴a3 の下端部に縦穴径の2倍以上の
径の大径穴bを形成する。なお、この掘削によって発生
した土tは大径穴bの底に落下して溜まる。 (11) 図3(k)に示すように、大径穴bの形成が完了
すると、切削刃11を格納姿勢にして掘削用軸10とと
もに縦穴a3 から抜きだす。
わると切削刃11を切削作用姿勢に切り換えて保持し、
この状態で掘削用軸10の上端をモータ出力軸7aを連
結し、掘削用軸10を電動モータ7によって回転駆動し
ながらチェーンブロック5を巻き上げ操作して、昇降台
8を所定量(例えば250mm程度)だけ上昇させる。
これによって、縦穴a3 の下端部に縦穴径の2倍以上の
径の大径穴bを形成する。なお、この掘削によって発生
した土tは大径穴bの底に落下して溜まる。 (11) 図3(k)に示すように、大径穴bの形成が完了
すると、切削刃11を格納姿勢にして掘削用軸10とと
もに縦穴a3 から抜きだす。
【0020】(12) 次に、図3(l)に示すように、縦
穴a3 より小径(例えば約30mm)の塩化ビニール管
からなる排土パイプ14を穴底にまで繰り返し押し込
み、穴底に溜まっている土tを排土パイプ14に下端か
ら詰め込んで取り出す。
穴a3 より小径(例えば約30mm)の塩化ビニール管
からなる排土パイプ14を穴底にまで繰り返し押し込
み、穴底に溜まっている土tを排土パイプ14に下端か
ら詰め込んで取り出す。
【0021】(13) 縦穴a3 内の土の排出が終わると、
図4(m)に示すように、直径が約約20mmの棒鋼か
らなるアンカー部材15を縦穴a3 に挿入する。このア
ンカー部材15の上端部にはネジ部15aが形成される
とともに、下部は小径に形成され、この小径部15bに
定着金具16が外嵌装着されている。図6および図7に
示すように、定着金具16は長円形の鋼板の中央部に長
孔17を形成して構成されたものであり、アンカー部材
15の小径部15bに傾動可能に外嵌されて、軸端に固
着の座金18で受け止め支持されるようになっている。
そして、アンカー部材15を縦穴a3 に挿入する際に
は、図6(イ)に示すように、定着金具16が穴径内に
収まるように、小径部15bに対して傾斜した姿勢にす
る。そして、所定深さまで挿入されると、図6(ロ)に
示すように、定着金具16を座金18で安定よく受け止
められる水平姿勢にする。
図4(m)に示すように、直径が約約20mmの棒鋼か
らなるアンカー部材15を縦穴a3 に挿入する。このア
ンカー部材15の上端部にはネジ部15aが形成される
とともに、下部は小径に形成され、この小径部15bに
定着金具16が外嵌装着されている。図6および図7に
示すように、定着金具16は長円形の鋼板の中央部に長
孔17を形成して構成されたものであり、アンカー部材
15の小径部15bに傾動可能に外嵌されて、軸端に固
着の座金18で受け止め支持されるようになっている。
そして、アンカー部材15を縦穴a3 に挿入する際に
は、図6(イ)に示すように、定着金具16が穴径内に
収まるように、小径部15bに対して傾斜した姿勢にす
る。そして、所定深さまで挿入されると、図6(ロ)に
示すように、定着金具16を座金18で安定よく受け止
められる水平姿勢にする。
【0022】(14) 次に、図4(n)に示すように、縦
穴a3 の上端開口からセメント系グラウト材を注入し
て、大径穴bに充填して硬化させ、下端に大径のコンク
リート塊19を備えたアースアンカーAが完成する。
穴a3 の上端開口からセメント系グラウト材を注入し
て、大径穴bに充填して硬化させ、下端に大径のコンク
リート塊19を備えたアースアンカーAが完成する。
【0023】(15) そして、図4(o)に示すように、
このアースアンカーAの上に鉄筋21を連結した状態で
基礎コンクリート22を打設し、鉄筋21に連結した専
用のアンカーボルト23、および、アンカー部材15の
上端ネジ部15aを用いて基礎コンクリート22上に立
設した柱体24をボルト固定する。
このアースアンカーAの上に鉄筋21を連結した状態で
基礎コンクリート22を打設し、鉄筋21に連結した専
用のアンカーボルト23、および、アンカー部材15の
上端ネジ部15aを用いて基礎コンクリート22上に立
設した柱体24をボルト固定する。
【0024】因みに、図4(o)の構造において、柱体
24に右方への倒れモーメントが作用した場合、地盤破
壊断面S内の地盤重量がアースアンカーAを介して基礎
コンクリート22に引抜反力として働くことになり、平
面積の小さい基礎でも大きい倒れモーメントに耐えるこ
とができる。
24に右方への倒れモーメントが作用した場合、地盤破
壊断面S内の地盤重量がアースアンカーAを介して基礎
コンクリート22に引抜反力として働くことになり、平
面積の小さい基礎でも大きい倒れモーメントに耐えるこ
とができる。
【0025】〔実施例2〕図8〜図9に、別構造のアー
スアンカーAを用いて柱体を独立的に地盤に立設する工
法の工程が示されていおり、以下、各工程について説明
する。なお、この工法での縦穴a3 の掘削工程は上記実
施例1で説明した工程(1) 〜(8) (図1〜図2)と同一
であるため、その説明は省略し、以降の工程についての
み図8〜図9に基づいて説明する。
スアンカーAを用いて柱体を独立的に地盤に立設する工
法の工程が示されていおり、以下、各工程について説明
する。なお、この工法での縦穴a3 の掘削工程は上記実
施例1で説明した工程(1) 〜(8) (図1〜図2)と同一
であるため、その説明は省略し、以降の工程についての
み図8〜図9に基づいて説明する。
【0026】(9) 所定深さの縦穴a3 が掘削される
と、図8(a)に示すように、穴径と略同一径のパイプ
からなるアンカー部材31を挿入する。このアンカー部
材31は、図10および図11に示すように、その下端
部の内部に支軸32を介して一対の切削刃33が上下揺
動可能に装着されており、図10(イ)中の実線で示す
ように、両切削刃33がアンカー部材31内に収まるよ
うに上方に揺動された格納姿勢と、仮想線で示すよう
に、アンカー部材31の外周面に形成した開口34から
横水平に突出する姿勢との切り換え可能となっている。
そして、切削刃を上記格納姿勢にしてアンカー部材31
を縦穴a3 に挿入し、所定深さまで挿入されると、アン
カー部材31内に上端よりロッド35を挿入して、格納
姿勢の切削刃33を強制的に押し下げて上記横水平突出
姿勢に切り換える。
と、図8(a)に示すように、穴径と略同一径のパイプ
からなるアンカー部材31を挿入する。このアンカー部
材31は、図10および図11に示すように、その下端
部の内部に支軸32を介して一対の切削刃33が上下揺
動可能に装着されており、図10(イ)中の実線で示す
ように、両切削刃33がアンカー部材31内に収まるよ
うに上方に揺動された格納姿勢と、仮想線で示すよう
に、アンカー部材31の外周面に形成した開口34から
横水平に突出する姿勢との切り換え可能となっている。
そして、切削刃を上記格納姿勢にしてアンカー部材31
を縦穴a3 に挿入し、所定深さまで挿入されると、アン
カー部材31内に上端よりロッド35を挿入して、格納
姿勢の切削刃33を強制的に押し下げて上記横水平突出
姿勢に切り換える。
【0027】(10) 次に、ロッド35を抜き出した後、
図8(b)に示すように、アンカー部材31の上端をモ
ータ出力軸7aを連結し、アンカー部材31を電動モー
タ7によって回転駆動しながらチェーンブロック5を巻
き上げ操作して、昇降台8を所定量(例えば250mm
程度)だけ上昇させる。これによって、縦穴a3 の下端
部に縦穴径の2倍以上の径の大径穴bを形成する。な
お、この掘削によって発生した土tは大径穴bの底に落
下して溜まる。
図8(b)に示すように、アンカー部材31の上端をモ
ータ出力軸7aを連結し、アンカー部材31を電動モー
タ7によって回転駆動しながらチェーンブロック5を巻
き上げ操作して、昇降台8を所定量(例えば250mm
程度)だけ上昇させる。これによって、縦穴a3 の下端
部に縦穴径の2倍以上の径の大径穴bを形成する。な
お、この掘削によって発生した土tは大径穴bの底に落
下して溜まる。
【0028】(11) 次に、図8(c)に示すように、切
削刃33が穴底の土tの押し当たるまでアンカー部材3
1を下降させた状態、つまり、切削刃33の上方に大径
穴bが存在する状態にして、アンカー部材31の上端開
口より注入したセメント系グラウト材を側面孔38より
大径穴bに充填する。このグラウト材が硬化すると、下
端に大径のコンクリート塊36を備えたパイプ製のアー
スアンカーAが完成する。
削刃33が穴底の土tの押し当たるまでアンカー部材3
1を下降させた状態、つまり、切削刃33の上方に大径
穴bが存在する状態にして、アンカー部材31の上端開
口より注入したセメント系グラウト材を側面孔38より
大径穴bに充填する。このグラウト材が硬化すると、下
端に大径のコンクリート塊36を備えたパイプ製のアー
スアンカーAが完成する。
【0029】(12) そして、図9に示すように、このア
ースアンカーAの上に鉄筋21入りの基礎コンクリート
22を打設し、アンカー部材31の上端を鉄筋21に連
結して基礎コンクリート22とアースアンカーAの一体
化を図るとともに、基礎コンクリート22に備えたアン
カーボルト23を用いて基礎コンクリート22上に柱体
24をボルト固定する。
ースアンカーAの上に鉄筋21入りの基礎コンクリート
22を打設し、アンカー部材31の上端を鉄筋21に連
結して基礎コンクリート22とアースアンカーAの一体
化を図るとともに、基礎コンクリート22に備えたアン
カーボルト23を用いて基礎コンクリート22上に柱体
24をボルト固定する。
【0030】〔適用例〕上記のようにして構築されるア
ースアンカーAの使用例を以下に説明する。 1 図12〜図14に、家庭用の立体駐車設備が示され
ている。この立体駐車設備は、地盤上に立設された支柱
(柱体)41と、その上端に縦軸心X周りに旋回および
伸縮可能に片持ち支持されたブーム42と、このブーム
の先端に巻き上げおよび巻き降ろし可能かつ縦軸心Y周
りに旋回可能に吊り下げ支持されたゴンドラ43と、ガ
レージGの1階に格納された自動車(1階車)C1 を囲
むように構築設置された多柱式の支持枠44とから構成さ
れており、自動車(2階車)C2を積載したゴンドラ4
3を支持枠44上に載置支持することで2段の立体駐車
を行えるように構成されている。この立体駐車設備にお
ける前記支柱41には、相当大きい横倒れモーメントが
作用するものであり、この例では、支柱41を立設する
基礎コンクリート22の適所(ブーム延出方向と反対
側)に適当本数のアースアンカーAを構築し、このアー
スアンカーAの上端部を捨てコンクリート40を貫通し
て基礎コンクリート22と連結することで、基礎コンク
リート22の浮き上がり阻止用の引張力を効果的に発揮
させることができる。よって、捨てコンクリート40お
よび基礎コンクリート22の圧縮力の受け持つ面積を小
さくすることができる。
ースアンカーAの使用例を以下に説明する。 1 図12〜図14に、家庭用の立体駐車設備が示され
ている。この立体駐車設備は、地盤上に立設された支柱
(柱体)41と、その上端に縦軸心X周りに旋回および
伸縮可能に片持ち支持されたブーム42と、このブーム
の先端に巻き上げおよび巻き降ろし可能かつ縦軸心Y周
りに旋回可能に吊り下げ支持されたゴンドラ43と、ガ
レージGの1階に格納された自動車(1階車)C1 を囲
むように構築設置された多柱式の支持枠44とから構成さ
れており、自動車(2階車)C2を積載したゴンドラ4
3を支持枠44上に載置支持することで2段の立体駐車
を行えるように構成されている。この立体駐車設備にお
ける前記支柱41には、相当大きい横倒れモーメントが
作用するものであり、この例では、支柱41を立設する
基礎コンクリート22の適所(ブーム延出方向と反対
側)に適当本数のアースアンカーAを構築し、このアー
スアンカーAの上端部を捨てコンクリート40を貫通し
て基礎コンクリート22と連結することで、基礎コンク
リート22の浮き上がり阻止用の引張力を効果的に発揮
させることができる。よって、捨てコンクリート40お
よび基礎コンクリート22の圧縮力の受け持つ面積を小
さくすることができる。
【0031】2 図15に示すように、比較的小さい建
築面積で3階建ての住宅等を構築するような場合、地中
深くに大径のコンクリート塊19を備えたアースアンカ
ーAを基礎コンクリート22に連結するとともに、アー
スアンカーAのアンカー部材自体の上端部を基礎コンク
リート22のアンカーボルトに利用することもでき、こ
れによると、基礎コンクリート22の平面積を小さく、
かつ、基礎掘り深さを少なくしながらも、地盤と基礎コ
ンクリート22との連結強度が高いものとなり、横倒れ
耐久性の高い構造物を構築するのに有効となる。
築面積で3階建ての住宅等を構築するような場合、地中
深くに大径のコンクリート塊19を備えたアースアンカ
ーAを基礎コンクリート22に連結するとともに、アー
スアンカーAのアンカー部材自体の上端部を基礎コンク
リート22のアンカーボルトに利用することもでき、こ
れによると、基礎コンクリート22の平面積を小さく、
かつ、基礎掘り深さを少なくしながらも、地盤と基礎コ
ンクリート22との連結強度が高いものとなり、横倒れ
耐久性の高い構造物を構築するのに有効となる。
【0032】〔その他の実施例、および、適用例〕本発
明は、以下のような形態で実施することも可能である。 1 実施例1において、掘削した大径穴bの土tを取り
出すのに、水を注入して泥水として汲み上げ排出する手
段を用いることもできる。また、スクリュー方式で土t
を取り出すことも可能である。 2 実施例1において、アンカー部材15を鋼線材で構
成して、その下端に定着金具16を、自由状態で水平に
なるように揺動自在に連結し、定着金具16をアンカー
部材15(鋼線材)に沿った姿勢に傾けて縦穴3aに挿
入し、大径穴b内において水平姿勢に復帰揺動させるよ
うにして実施することもでき、このような形態でも十分
な引張力を有するアースアンカーAを得ることができ
る。 3 実施例1において、アンカー部材15を縦穴3aに
挿入可能な径のステンレスのパイプあるいは全体溶融亜
鉛メッキ鋼管にして、その下端に定着金具16を出退揺
動自在に連結し、定着金具16をアンカー部材15(パ
イプ)内に収納した姿勢にしてアンカー部材15を縦穴
3aに挿入し、大径穴b内において定着金具16を水平
姿勢に復帰揺動させるようにして実施することもでき、
このような形態にするとアンカー部材15の内部を通し
てグラウト材を大径穴bまで一層容易に注入することが
できる。 4 本発明のアースアンカーは、恒久的な構造物におけ
る各種柱体の立設に有効に使用できる他に、短期間だけ
設置される構造物、例えば、大型テント、展示会場の出
品館、作業現場の囲い、ビニールハウス、等を転倒なく
設置する際にも有効に利用できる。このように短期間の
使用時には、パイプ製のアンカー部材31を利用するこ
とで安価に実施できる。
明は、以下のような形態で実施することも可能である。 1 実施例1において、掘削した大径穴bの土tを取り
出すのに、水を注入して泥水として汲み上げ排出する手
段を用いることもできる。また、スクリュー方式で土t
を取り出すことも可能である。 2 実施例1において、アンカー部材15を鋼線材で構
成して、その下端に定着金具16を、自由状態で水平に
なるように揺動自在に連結し、定着金具16をアンカー
部材15(鋼線材)に沿った姿勢に傾けて縦穴3aに挿
入し、大径穴b内において水平姿勢に復帰揺動させるよ
うにして実施することもでき、このような形態でも十分
な引張力を有するアースアンカーAを得ることができ
る。 3 実施例1において、アンカー部材15を縦穴3aに
挿入可能な径のステンレスのパイプあるいは全体溶融亜
鉛メッキ鋼管にして、その下端に定着金具16を出退揺
動自在に連結し、定着金具16をアンカー部材15(パ
イプ)内に収納した姿勢にしてアンカー部材15を縦穴
3aに挿入し、大径穴b内において定着金具16を水平
姿勢に復帰揺動させるようにして実施することもでき、
このような形態にするとアンカー部材15の内部を通し
てグラウト材を大径穴bまで一層容易に注入することが
できる。 4 本発明のアースアンカーは、恒久的な構造物におけ
る各種柱体の立設に有効に使用できる他に、短期間だけ
設置される構造物、例えば、大型テント、展示会場の出
品館、作業現場の囲い、ビニールハウス、等を転倒なく
設置する際にも有効に利用できる。このように短期間の
使用時には、パイプ製のアンカー部材31を利用するこ
とで安価に実施できる。
【0033】
【発明の効果】従って、本発明によれば、以下のような
効果が期待できる。 1 請求項1に係る発明で構築したアースアンカーを捨
てコンクリートを貫通させて利用すると、圧縮力と引張
力との偶力で転倒を防止するので、小さい基礎コンクリ
ートにしながらも大きい横倒れモーメントに耐えること
ができ、軸荷重が比較的小さくて、回転剛性が大きい構
造物の柱体を地盤上に立設する際に、特に有効に利用す
ることができる。 2 アースアンカーは引張反力を基礎コンクリートに与
えるものであるから、アンカー部材自体は圧縮を考慮す
る必要がなく、小径のものでよく、従って、このアンカ
ー部材を挿入する縦穴も小径ですみ、掘削に特殊で大型
の機械装置は不要である。そして、隣家の基礎が弱くて
基礎を深く掘削できない時でも、設置場所に制約を受け
ること少なく、簡単かつ掘削動力の消費も少なく短時間
で施工できる。
効果が期待できる。 1 請求項1に係る発明で構築したアースアンカーを捨
てコンクリートを貫通させて利用すると、圧縮力と引張
力との偶力で転倒を防止するので、小さい基礎コンクリ
ートにしながらも大きい横倒れモーメントに耐えること
ができ、軸荷重が比較的小さくて、回転剛性が大きい構
造物の柱体を地盤上に立設する際に、特に有効に利用す
ることができる。 2 アースアンカーは引張反力を基礎コンクリートに与
えるものであるから、アンカー部材自体は圧縮を考慮す
る必要がなく、小径のものでよく、従って、このアンカ
ー部材を挿入する縦穴も小径ですみ、掘削に特殊で大型
の機械装置は不要である。そして、隣家の基礎が弱くて
基礎を深く掘削できない時でも、設置場所に制約を受け
ること少なく、簡単かつ掘削動力の消費も少なく短時間
で施工できる。
【0034】請求項2に係る発明によると、上記請求項
1に係る発明の効果を基本的に備えるとともに、大径穴
掘削用の切削刃を駆動する回転軸とアンカー部材が兼用
であり、また、切削刃を大径穴内に埋設する定着金具に
も兼用するので、施工工数少なく、また、要する部材も
少なく、安価に実施できる。
1に係る発明の効果を基本的に備えるとともに、大径穴
掘削用の切削刃を駆動する回転軸とアンカー部材が兼用
であり、また、切削刃を大径穴内に埋設する定着金具に
も兼用するので、施工工数少なく、また、要する部材も
少なく、安価に実施できる。
【0035】因みに、本発明に類似する技術として、基
礎杭の構築において、沈下を防ぐために(単位面積荷重
を小さくするため)縦穴の底部を拡径処理して、コンク
リート打設によって下端部が大径になった基礎杭を構築
して、基礎杭と地盤との連結強度を高める技術が知られ
ているが、この穴底の拡径処理には特殊な掘削装置を必
要とするものであり、これは大型の構造物の建設に関係
する基礎杭の構築手段であるので、本発明が対象として
いるような比較的小さい構造物には適用ができないもの
である。これに対して本発明の技術は、比較的小さい構
造物に好適なものであって、狭い作業地や、公道の際で
の構築のように基礎コンクリートを自由な大きさに設置
できない条件下でも、制約受けること少なく施工するこ
とができ、実用上の効果が高いものである。
礎杭の構築において、沈下を防ぐために(単位面積荷重
を小さくするため)縦穴の底部を拡径処理して、コンク
リート打設によって下端部が大径になった基礎杭を構築
して、基礎杭と地盤との連結強度を高める技術が知られ
ているが、この穴底の拡径処理には特殊な掘削装置を必
要とするものであり、これは大型の構造物の建設に関係
する基礎杭の構築手段であるので、本発明が対象として
いるような比較的小さい構造物には適用ができないもの
である。これに対して本発明の技術は、比較的小さい構
造物に好適なものであって、狭い作業地や、公道の際で
の構築のように基礎コンクリートを自由な大きさに設置
できない条件下でも、制約受けること少なく施工するこ
とができ、実用上の効果が高いものである。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】実施例1における工程図
【図2】実施例1における引き続く工程図
【図3】実施例1における引き続く工程図
【図4】実施例1における引き続く工程図
【図5】ボーリング装置の正面図
【図6】アンカー構成部材の側面図 (イ)縦穴への挿入時 (ロ)大径穴内での突出時
【図7】定着金具の平面図
【図8】実施例2における工程図
【図9】実施例2における引き続く工程図
【図10】実施例2に用いるアンカー部材の下部を示す (イ)縦断正面図 (ロ)側面図
【図11】実施例2に用いるアンカー部材の下部を示す
横断平面図
横断平面図
【図12】本発明を適用した立体駐車設備の正面図
【図13】立体駐車設備の側面図
【図14】立体駐車設備の平面図
【図15】本発明を適用した構造物基礎の断面図
15 アンカー部材 16 定着金具 19 コンクリート塊 22 基礎コンクリート 24 柱体 31 アンカー部材 33 切削刃 36 コンクリート塊 a3 縦穴 b 大径穴
Claims (2)
- 【請求項1】 地盤に掘削された小径で深く、かつ、底
部に大径穴(b)を有する縦穴(a3 )に、上端部に基
礎コンクリート(22)への連結部を備えるとともに下
端部に揺動可能な定着金具(16)を装備したアンカー
部材(15)を、前記定着金具(16)を前記縦穴径内
に収まる格納姿勢にして挿入し、この定着金具(16)
を前記大径穴相当位置において縦穴外周から突出する姿
勢に揺動させた状態で縦穴(a3 )および大径穴(b)
にセメントを注入硬化させ、アンカー部材(15)の下
端部に大径のコンクリート塊(19)を形成することを
特徴とするアースアンカー構築方法。 - 【請求項2】 地盤に掘削された小径で深い縦穴(a3
)に、この縦穴径と略同径で、上端部に基礎コンクリ
ート(22)への連結部を備えるとともに下端部に出退
揺動可能な切削刃(33)を備えたパイプ材からなるア
ンカー部材(31)を、切削刃(33)をアンカー部材
内に格納された状態にして挿入し、縦穴(a3 )の底部
近くにおいて前記切削刃(33)をアンカー部材(3
1)の外周から突出する姿勢に揺動させた状態で、アン
カー部材(31)を回転駆動および上下動させて縦穴
(a3 )の底部近くに大径穴(b)を形成し、その後
に、アンカー部材(31)の内部を通して大径穴(b)
にセメントを注入して、突出している切削刃(33)を
埋設した状態で硬化させて、アンカー部材(31)の下
端部に大径のコンクリート塊(36)を形成することを
特徴とするアースアンカー構築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22592294A JPH0868050A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ア−スアンカ−構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22592294A JPH0868050A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ア−スアンカ−構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868050A true JPH0868050A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16836996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22592294A Pending JPH0868050A (ja) | 1994-08-26 | 1994-08-26 | ア−スアンカ−構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868050A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014058798A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Suigo Densetsu Co Ltd | 太陽電池モジュール架台・建築物等の構造物基礎構造 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4864357A (ja) * | 1971-12-13 | 1973-09-06 | ||
| JPS512205A (ja) * | 1974-06-15 | 1976-01-09 | Hiroshi Kumagai | Mekanikaruankaa |
| JPS51125906A (en) * | 1975-04-24 | 1976-11-02 | Hiroshi Kumagai | Mechanical anchor |
-
1994
- 1994-08-26 JP JP22592294A patent/JPH0868050A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4864357A (ja) * | 1971-12-13 | 1973-09-06 | ||
| JPS512205A (ja) * | 1974-06-15 | 1976-01-09 | Hiroshi Kumagai | Mekanikaruankaa |
| JPS51125906A (en) * | 1975-04-24 | 1976-11-02 | Hiroshi Kumagai | Mechanical anchor |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014058798A (ja) * | 2012-09-18 | 2014-04-03 | Suigo Densetsu Co Ltd | 太陽電池モジュール架台・建築物等の構造物基礎構造 |
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