JPH0868106A - 仕口及び鉄筋と仕口との接合構造 - Google Patents

仕口及び鉄筋と仕口との接合構造

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JPH0868106A
JPH0868106A JP20663394A JP20663394A JPH0868106A JP H0868106 A JPH0868106 A JP H0868106A JP 20663394 A JP20663394 A JP 20663394A JP 20663394 A JP20663394 A JP 20663394A JP H0868106 A JPH0868106 A JP H0868106A
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JP
Japan
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joint
core
diaphragm
reinforcing bar
bracket
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JP20663394A
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Nobuyoshi Ando
信好 安藤
Koki Yamada
耕基 山田
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OGAWA KENSETSU KK
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OGAWA KENSETSU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 仕口及び鉄筋と仕口との接合構造を提供する
ことである。 【構成】 鉄筋コンクリート構造の柱と、鉄骨構造の梁
との接合に使用される仕口20において、上下が開放し
た空間を内部に構成するコアと、コアの外側面に一方端
が接合されたブラケット21,22,23,24と、コ
アの上方及び下方に夫々取付けられた上方ダイヤフラム
27及び下方ダイヤフラム28とを有し、上方ダイヤフ
ラム及び下方ダイヤフラムが、コアの内部空間に通ずる
コンクリート充填穴を有し、各ダイヤフラムがコアから
外方に突出しない構成である。また、上記構成の仕口
と、柱の輪郭に沿って、コアを囲むように配置された鉄
筋と、各端が仕口のブラケットのウェブに接合され、本
体部分が鉄筋に取付けられた接合部帯筋とを有する、柱
を構成する鉄筋と、仕口との接合構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄筋コンクリート(以
下「RC」と呼ぶ)構造の柱と、鉄骨(以下「S」と呼
ぶ)構造の梁とを有する建築物において、鉄骨梁と、柱
を構成する鉄筋(かくして、RC造の柱)とを接合する
のに使用される仕口、及び、当該仕口と柱を構成する鉄
筋(かくして、RC造の柱)との接合構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、柱をRC構造とし梁をS構造とする
建築物の、仕口と、柱を構成する鉄筋(かくして、RC
造の柱)との接合は、代表的には、第1図に示すような
構造が取られていた。この従来の接合構造では、垂直方
向に所望長さ(階高長さまで)延びる複数の鉄筋1が柱
の輪郭に沿って配置されている。柱の輪郭を形成するこ
れらの鉄筋1の周囲には、梁の底面レベル、すなわち、
所謂梁下まで柱帯筋3が巻かれ、柱帯筋3は溶接や結束
線を用いて鉄筋1に取付けられる。他方、全体を参照番
号10で示される仕口が、梁の一部を構成することにな
るI字形断面の比較的短い鉄骨からなるブラケット11
を、上から見たときに十字形に接合することによって構
成される。かかる接合部分を構成する中板、すなわち、
ウェブ12の上下端にはフランジは設けられていない。
これは、柱を構成することになるコンクリートを流し込
むときに、仕口部分におけるコンクリートの充填効率を
できるだけ低下させないようにするためである。ブラケ
ット11のフランジを備えた部分には、仕口10を柱の
鉄筋に取付けるときに、鉄筋1が延びることになる位置
に、垂直方向に延びる貫通孔13が形成されている。ブ
ラケット11の貫通孔13を通って延びるように配置さ
れた鉄筋1は、梁下付近に位置することになる部分にね
じが切られており、このねじ部分には定着ナット(図示
せず)が螺合される。
【0003】仕口10は、所定の鉄筋1に貫通孔13を
通すことによって、先に述べた図示されていない定着ナ
ットによって支持される。続いて、仕口10の頂面レベ
ル、すなわち、梁上に形成された、鉄筋1のねじ部分に
定着ナット4を螺合して、仕口を前述の図示していない
定着ナットに対して締めつけ、仕口の鉄筋への固定を補
助させる。次いで、コの字形、或いは、L字形など適当
な形態の接合部帯筋6を、ブラケット11のフランジを
備えた部分のウェブ14に形成された孔15を通して、
接合部帯筋6の各端を溶接などによってウェブ14に取
付け、更に、接合部帯筋6の本体部分を、結束線を使用
して、或いは、溶接によって鉄筋1に取付け、仕口を鉄
筋に堅固に固定する。接合部帯筋6の、ブラケット及び
鉄筋への取付けに当たっては、ウェブ14に孔15を設
けずに行うこともできる。その後、所定の階高長さで終
端し、ねじが切られている鉄筋1の上端部分を、所謂ス
プラインスリーブのような連結手段(図示せず)によっ
て、次階用の鉄筋1のねじ付き下端部分と連結し、以
降、上述した工程を繰り返して所望階数の、鉄骨梁と柱
を構成する鉄筋との接合を完成させる。
【0004】そして、図示されないが、梁を構成する各
鉄骨は、仕口10の各ブラケット11に溶接及び/又は
ボルト締めによって接合され、これに前後して、鉄筋
1、柱帯筋3及び接合部帯筋6の周囲に型枠を配置し
て、柱を構成するためのコンクリート打ちが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、上記
従来技術では、コンクリートの充填性を良くするため、
仕口を構成するブラケットの一部のフランジを欠く構成
を採用している。しかしながら、このような構成を採る
ときには、ブラケットのフランジを欠いた部分、すなわ
ち、中板が脆くなり、これに過度な力が加わるときには
中板が破損してしまうおそれが高いという欠点を有す
る。また、破損しないまでも、中板に強い応力が加わっ
たときには、応力の出口方向に、仕口部分における鉄
筋、接合部帯筋、コンクリートが、柱の輪郭から外部に
はみ出してしまう、すなわち、内部破壊が生じてしまう
という欠点がある。これらの欠点を解消するため、鉄筋
の周囲に沿って、中板を取り囲むように、鉄板からなる
側板を配置する方法も考えられている。しかしながら、
この構成によるときには、側板に関するコスト高を招く
ばかりか、かかる構成の仕口を制作する場合には、ブラ
ケットと側板とを接合し、側板同志を接合した後に、側
板内部という限定された空間内に十字形の中板を接合す
ることになり、作業現場であると、工場内であると問わ
ず、仕口組立の作業性が悪い。
【0006】
【発明の目的】従って、本発明の目的は、強度が高く、
組立作業性の良い仕口、及び、強度が高く、組立作業性
の良い仕口と、柱を構成する鉄筋との接合構造を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的の一つ
は、鉄筋コンクリート構造の柱と、鉄骨構造の梁との接
合に使用される仕口において、上下が開放した空間を内
部に構成するコアと、前記コアの外側面に一方端が接合
されたブラケットと、前記コアの上方及び下方に夫々取
付けられた上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムとを
有し、前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムが、
前記コアの内部空間に通ずるコンクリート充填穴を有
し、各ダイヤフラムが前記コアから外方に突出しない、
仕口によって達成される。本発明の好ましい実施例で
は、前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムが、夫
々、前記コアの上端面及び下端面で支持され、前記上方
ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムが、強度を高めるた
めのリブを備え、前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤ
フラムが、カンザシ筋を通すための貫通孔を有するよう
に構成されている。本発明の他方の目的は、鉄筋コンク
リート構造の柱と、鉄骨構造の梁とを有する建築物にお
ける、柱を構成する鉄筋と、鉄骨梁と前記鉄筋とを接合
するのに使用される仕口との接合構造において、上下が
開放した空間を内部に構成するコアと、前記コアの外側
面に一方端が接合されたブラケットと、前記コアの上方
及び下方に夫々取付けられた上方ダイヤフラム及び下方
ダイヤフラムとを有し、前記上方ダイヤフラム及び下方
ダイヤフラムが、前記コアの内部空間に通ずるコンクリ
ート充填穴を有し、各ダイヤフラムが前記コアから外方
に突出しない、仕口と、柱の輪郭に沿って、前記コアを
囲むように配置された鉄筋と、各端が前記仕口の前記ブ
ラケットのウェブに接合され、本体部分が前記鉄筋に取
付けられた接合部帯筋とを有する、柱を構成する鉄筋
と、仕口との接合構造によって達成される。
【0008】本発明の好ましい実施例では、前記上方ダ
イヤフラム及び下方ダイヤフラムが、夫々、前記コアの
上端面及び下端面で支持され、前記上方ダイヤフラム及
び下方ダイヤフラムが、強度を高めるためのリブを備
え、前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムが、カ
ンザシ筋を通すための貫通孔を有し、前記仕口の前記ブ
ラケットに貫通孔が設けられ、前記鉄筋が前記ブラケッ
トの貫通孔を通って延びるように構成されている。
【0009】
【発明の作用】本発明の仕口によれば、中板を不要とす
る構成を採用したので、過度の応力が加わった場合の中
板破損や、コンクリート等のはみ出し、並びに、中板の
取付けの困難から引き起こされた仕口の組立作業性の悪
さを解消することが可能になる。他方、中板除去による
仕口の剛性低下は、パネル及び上方ダイヤフラム、下方
ダイヤフラムを設けることによって補うことが可能にな
る。また、ダイヤフラムが、コアの内部空間に通ずるコ
ンクリート充填穴を有し、コアから外方に突出しない構
成であるので、コアの内外におけるコンクリート充填乃
至コンクリート打設を妨げない。本発明の好ましい実施
例によれば、上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムに
リブを設けることによって、ダイヤフラムの強度を高め
ることが可能になる。本発明の更に好ましい実施例によ
れば、上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフラムにカンザ
シ筋を通すための貫通孔を設けることによって、コア内
の空間にコンクリートを充填したときに、コンクリート
の靱性乃至は粘りを増強させることが可能になる。
【0010】また、本発明の好ましい実施例によれば、
鉄筋が通って延びる貫通孔をブラケットに設けることに
よって、より強固な鉄筋と仕口の接合が可能になる。本
発明の接合構造によれば、上記第1発明による仕口と同
様な作用を奏することに加えて、鉄筋を柱の輪郭に沿っ
て、仕口のコアを囲むように配置することによって、換
言すると、仕口(特に、コア)を柱内に内蔵することに
よって、仕口の大部分をコンクリートによって囲み、か
くして、柱内に固定する構造としたので、仕口、かくし
て、鉄骨梁を柱に支持する力を強くすることが可能であ
る。
【0011】
【実施例】以下に添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図2を参照すると、本発明による仕口が全体
的に参照番号20で示されている。仕口20は、梁の一
部を構成することになる、断面I字形の鉄骨からなるブ
ラケット21、22、23、24を有する。各ブラケッ
トの内方端25には金属製のパネル26が溶接により取
付けられる。このパネル26は、ブラケットよりも大き
な幅と、ブラケットのウェブの長さに亘って延びる長
さ、すなわち、高さとを有する。ブラケット21、2
2、23、24は、これらに取付けられた各パネル26
の側縁部を、隣接するパネルの側縁部に溶接することに
よって互いに接合される。接合されたこれらのパネル2
6は仕口20のコアを形成し、当該コアは、パネルの内
側面によって、内部に、上下が開放した空間を構成す
る。仕口20はまた、各パネル26の上端面及び下端面
でブラケット及び/又はパネルに溶接された上方ダイヤ
フラム27及び下方ダイヤフラム28を有する。これら
のダイヤフラムは同一の構造のものであり、ほぼ正方形
であるが、この形状寸法は、構築すべき柱の寸法形状に
応じて変えられるものである。各ダイヤフラム27、2
8の各コーナーは一部切除され、この切除部29は各パ
ネルの内側面によって構成された空間に通じている。
【0012】各ダイヤフラムの中央には円形の穴30が
形成され、この穴30もまたパネルの内側面によって構
成された空間に通じている。パネルの内側面によって構
成された空間へのコンクリートの流し込みはこの穴30
を通して行われ、切除部29は、その際、そこから空間
内の空気を逃がし、コンクリートの充填効率を向上させ
るのに役立つ。尚、以下の説明から明らかになるよう
に、本発明においては、コアの外部にもコンクリート打
設がなされることになるため、各ダイヤフラムは、コア
の外部へのコンクリート打設を妨げないように、コアの
外方へは突出しないように構成されている。各ダイヤフ
ラムにはまた、穴30を形成したことによるダイヤフラ
ムの強度低下を補うため、十字形のリブ31が形成され
ている。後述する鉄筋、すなわち、カンザシ筋33を通
すための貫通孔32が複数個ダイヤフラムに設けられて
いる。この実施例では、ダイヤフラムの各コーナー部に
おいて、ダイヤフラムの対角線上に一つと、当該一つの
貫通孔の左右に位置することになるダイヤフラムの輪郭
を構成する正方形の各辺から同距離離して配置された、
対角線上の貫通孔と90°の角度を構成する位置に2つ
の貫通孔が配置される。
【0013】次いで、柱をRC構造とし梁をS構造とす
る建築物において、本発明による仕口と柱を構成する鉄
筋との接合の仕方を説明する。先ず、従来技術における
のと同様に、鉄筋1と、柱帯筋3とを階高長さ組む。こ
の場合、本実施例では、鉄筋1を、正方形の輪郭を構成
することになる柱の各コーナー部に3本づつ配置するよ
うに組む。詳細には、鉄筋1は全体的に図4に概略的に
示すように配置され、各コーナー部の3本の鉄筋1は、
柱の対角線上に配置された1本と、当該鉄筋の左右に位
置することになる柱の輪郭の正方形の各辺から同距離離
して、柱の対角線上の鉄筋と90°の角度を構成するよ
うに配置された2本の鉄筋1とからなる。柱帯筋3は鉄
筋1に梁下まで巻かれ、鉄筋1に溶接や結束線を用いて
取付けられる。次いで、或いは、前記作業に先立って、
仕口20のダイヤフラム27、28の各貫通孔32に、
仕口20の高さよりも長い長さを有するカンザシ筋33
を挿通する。次いで、梁下付近に設けられたカンザシ筋
33のねじ部分に下方ダイヤフラム27の下方から定着
ナット34を、また、梁上付近に設けられたカンザシ筋
33のねじ部分に上方ダイヤフラム26の上方から定着
ナット35を夫々螺合させ、カンザシ筋33の上下方向
の移動を防止する。これらのカンザシ筋は、コア内の空
間にコンクリートを充填した場合の、コンクリートの靱
性乃至は粘りを高めるために使用されるそして、L字形
などの適当な形態を有する接合部帯筋6の各端を仕口2
0の各ブラケットのウェブに溶接し、接合部帯筋6の本
体部分を溶接や結束線の使用によって鉄筋1に固定し、
これにより、カンザシ筋33を備えた仕口20を鉄筋1
の所望の高さに固着する。ブラケットのウェブ及び鉄筋
1への接合部帯筋6の固着に当たっては、ブラケットの
ウェブに接合部帯筋6を通す孔15を形成することよっ
て行っても良いこと従来技術と同様である。
【0014】最後に、鉄筋1のねじ付き上端部分を、ス
プラインスリーブのような連結手段(図示せず)によっ
て、次階用の主筋1のねじ付き下端部分と連結する。こ
のような連結は溶接によって行っても良い。以降、上述
した工程を繰り返して所望階数の、鉄骨梁と柱を構成す
る鉄筋との接合を完成させる。尚、梁を構成する各鉄骨
は、従来技術と同様に、仕口20の各ブラケットに溶接
及び/又はボルト締めによって接合されることになる。
次いで、鉄筋1を次階のものと連結した後、またはその
前に、鉄筋1、柱帯筋3及び接合部帯筋6の周囲に型枠
を配置し、当該型枠内及び各ダイヤフラムを介してコア
内にコンクリート打ちを行うことになる。本発明は、以
上の実施例に限定されることなく特許請求の範囲に記載
された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、これら
も本発明の範囲内に包含されるものであることはいうま
でもない。例えば、前記実施例においては、仕口は4本
のブラケットによって構成されたが、ブラケットの本数
はこれに限定されるものではなく、2本、3本、或い
は、5本以上のブラケットによって仕口を構成しても良
い。
【0015】2本の鉄骨21、22によって仕口を構成
する場合の例を図5及び図6に概略的に示す。図5はブ
ラケット21、23を対向して配置した例を示し、図6
はブラケット21、22を直角に配向した例を示す。図
5、図6では、前記実施例の構成部材と同一の構成部材
は同一の参照番号で示されている。これらの例では前記
実施例と同様に4枚のパネルを使用した例を示したけれ
ども、鉄骨の配向角度に応じてパネルの枚数を適宜変え
ることが可能である。例えば、2本のブラケットの角度
を60°に配向したい場合には、3枚のパネルによって
正三角形を構成して、そのうちの2枚のパネルにブラケ
ットを固着した仕口を使用することができる。同様な仕
方で、3本、或いは、5本、若しくは、それ以上の実施
可能な本数のブラケットによって仕口を構成することが
可能である。この場合、原則として、使用するブラケッ
トと同数のパネルを使用して仕口を構成するが、ブラケ
ットの配向角度との関係で使用すべきブラケットの数よ
りも多くのパネルを使用して仕口を構成しても良い。
尚、前記実施例とは異なる数のパネルを使用する場合に
は、かかるパネルの内側面によって構成される空間の横
断面形状に適合するように寸法形状決めされた上方ダイ
ヤフラム、下方ダイヤフラムを有する仕口を使用するこ
とになる。その一例として、3枚のパネルを有する仕口
を、前記実施例の構成部材と同一の構成部材に同一の参
照番号を付して、図7に概略的に示す。
【0016】また、前記実施例において、コアは平らな
パネルによって構成された例を示したが、コアは、円形
や楕円形など、曲線によって構成される断面形状のもの
であっても良い。例えば、コアを金属製の円筒体によっ
て構成し、ブラケットの端面を、円筒体外面の形状に一
致するよう形成し、コアに溶接するのである。更に、ブ
ラケットの断面形状及び鉄筋によって構成される柱の断
面形状は、夫々、前記実施例におけるようにI字形、正
方形に限定されるものでなく、必要に応じて、円形断面
の鉄骨を使用しても良く、また、円形の柱、すなわち、
鉄筋1を円形に配置しても良い。また、ダイヤフラムに
形成される貫通孔の位置、個数は任意に決定することが
でき、例えば、ダイヤフラムの各コーナー部に3つ構成
された貫通孔を4つにすることもできる。また、前記実
施例において、定着ナット34、35は、カンザシ筋を
仕口に固定することができれば足りるから、例えば、隅
肉溶接に変えることもできる。更にまた、前記実施例で
は、鉄筋1は、ブラケット21、22、23、24と直
接交差することなく仕口部分を通過するけれども、これ
らのブラケットに垂直方向に延びる貫通孔を形成し、こ
の孔を通って延びるように幾つかの鉄筋1を配置しても
良い。この場合には、ブラケットの上下において、鉄筋
に定着ナットを螺合させることによって、仕口を鉄筋に
固着させるのを補助するのが良い。尚、かかる定着ナッ
トに代えて隅肉溶接を用いることも勿論可能である。
【0017】更にまた、前記実施例においては、リブ3
1は、ダイヤフラムの強度を高めることができれば足り
るから、その形状はその他の任意の形状でも良い。更に
また、前記実施例では、ブラケット21、22、23、
24とパネル26との接合及びパネル同志の接合は、ボ
ルト、ナットによるものであっても良い。更に、前記実
施例において、ダイヤフラムのコーナー部の切除部分2
9及び中央の穴30は、コンクリートの充填を阻害しな
ければ足りるから、これらの形状はその他の任意の形状
でも良く、例えば、穴30を矩形にしても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、より高い強度の仕口を
提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の仕口を組み込んだ鉄筋の柱を示す概
略斜視図である。
【図2】本発明による仕口を示す概略斜視図である。
【図3】本発明による仕口を組み込んだ鉄筋の柱を示す
概略斜視図である。
【図4】図2及び図3に示す実施例による鉄筋及びカン
ザシ筋の配置を示す概略図である。
【図5】2本の鉄骨によって仕口本体を構成する仕口の
実施例を示す斜視図である。
【図6】2本の鉄骨によって仕口本体を構成する仕口の
実施例を示す斜視図である。
【図7】3枚のパネルを有する仕口本体を構成する仕口
の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 鉄筋 3 柱帯筋 4 定着ナット 6 接合部帯筋 10 仕口 11 鉄骨 12、14 ウェブ 13 貫通孔 15 孔 20 仕口 21、22、23、24 鉄骨 25 内方端 26 パネル 27 上方ダイヤフラム 28 下方ダイヤフラム 29 切除部 30 穴 31 リブ 32 貫通孔 33 カンザシ筋 34、35 定着ナット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄筋コンクリート構造の柱と、鉄骨構造
    の梁との接合に使用される仕口において、 上下が開放した空間を内部に構成するコアと、 前記コアの外側面に一方端が接合されたブラケットと、 前記コアの上方及び下方に夫々取付けられた上方ダイヤ
    フラム及び下方ダイヤフラムとを有し、前記上方ダイヤ
    フラム及び下方ダイヤフラムが、前記コアの内部空間に
    通ずるコンクリート充填穴を有し、各ダイヤフラムが前
    記コアから外方に突出しないことを特徴とする、仕口。
  2. 【請求項2】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフ
    ラムが、カンザシ筋を通すための貫通孔を有することを
    特徴とする、請求項1に記載の仕口。
  3. 【請求項3】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフ
    ラムが、強度を高めるためのリブを備えることを特徴と
    する、請求項1、又は、請求項2に記載の仕口。
  4. 【請求項4】 前記ブラケットに、鉄筋が通って延びる
    貫通孔が設けられていることを特徴とする、請求項1乃
    至請求項3のいずれか一項に記載の仕口。
  5. 【請求項5】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフ
    ラムが、夫々、前記コアの上端面及び下端面で支持され
    ることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか
    一項に記載の仕口。
  6. 【請求項6】 鉄筋コンクリート構造の柱と、鉄骨構造
    の梁とを有する建築物における、柱を構成する鉄筋と、
    鉄骨梁と前記鉄筋とを接合するのに使用される仕口との
    接合構造において、 上下が開放した空間を内部に構成するコアと、前記コア
    の外側面に一方端が接合されたブラケットと、前記コア
    の上方及び下方に夫々取付けられた上方ダイヤフラム及
    び下方ダイヤフラムとを有し、前記上方ダイヤフラム及
    び下方ダイヤフラムが、前記コアの内部空間に通ずるコ
    ンクリート充填穴を有し、各ダイヤフラムが前記コアか
    ら外方に突出しない、仕口と、 柱の輪郭に沿って、前記コアを囲むように配置された鉄
    筋と、 各端が前記仕口の前記ブラケットのウェブに接合され、
    本体部分が前記鉄筋に取付けられた接合部帯筋とを有す
    る、 柱を構成する鉄筋と、仕口との接合構造。
  7. 【請求項7】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフ
    ラムが、カンザシ筋を通すための貫通孔を有することを
    特徴とする、請求項6に記載の接合構造。
  8. 【請求項8】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤフ
    ラムが、強度を高めるためのリブを備えることを特徴と
    する、請求項6、又は、請求項7に記載の接合構造。
  9. 【請求項9】 前記仕口の前記ブラケットに貫通孔が設
    けられ、前記鉄筋が前記ブラケットの貫通孔を通って延
    びることを特徴とする、請求項6乃至請求項8のいずれ
    か一項に記載の接合構造。
  10. 【請求項10】 前記上方ダイヤフラム及び下方ダイヤ
    フラムが、夫々、前記コアの上端面及び下端面で支持さ
    れることを特徴とする、請求項6乃至請求項9のいずれ
    か一項に記載の接合構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101469145B1 (ko) * 2013-07-09 2014-12-04 이승우 패널존이 형성된 원심성형 프리캐스트 콘크리트 기둥

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