JPH0868532A - 蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替え制御方法 - Google Patents
蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替え制御方法Info
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- JPH0868532A JPH0868532A JP6203424A JP20342494A JPH0868532A JP H0868532 A JPH0868532 A JP H0868532A JP 6203424 A JP6203424 A JP 6203424A JP 20342494 A JP20342494 A JP 20342494A JP H0868532 A JPH0868532 A JP H0868532A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Air Supply (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蓄熱体を備えた2個で一組の蓄熱式バーナ装
置の燃焼側と非燃焼側との切り替え中における燃料ガス
供給不安定による一時的な熱不足を低減し、炉温の安定
性向上を達成する。 【構成】 蓄熱体2Aを備えたバーナ1Aおよび蓄熱体
2Bを備えたバーナ1Bを、燃焼側と非燃焼側とに交互
に切り替える蓄熱式バーナ装置10を2以上のN組を有す
る場合において、N組の蓄熱式バーナ装置10を燃焼側と
非燃焼側とに同一タイミングで全組一括して切り替える
ことにより、従来の各組順次切り替えによる切り替え時
間を大幅に短縮する。 【効果】 切替周期における切替時間短縮により安定期
が延長できる。
置の燃焼側と非燃焼側との切り替え中における燃料ガス
供給不安定による一時的な熱不足を低減し、炉温の安定
性向上を達成する。 【構成】 蓄熱体2Aを備えたバーナ1Aおよび蓄熱体
2Bを備えたバーナ1Bを、燃焼側と非燃焼側とに交互
に切り替える蓄熱式バーナ装置10を2以上のN組を有す
る場合において、N組の蓄熱式バーナ装置10を燃焼側と
非燃焼側とに同一タイミングで全組一括して切り替える
ことにより、従来の各組順次切り替えによる切り替え時
間を大幅に短縮する。 【効果】 切替周期における切替時間短縮により安定期
が延長できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄熱体を備えた2個で
一組のバーナを交互に切り替えて燃焼させる蓄熱式バー
ナを複数組有する加熱装置における蓄熱式バーナ装置の
燃焼切り替え制御方法に関するものである。
一組のバーナを交互に切り替えて燃焼させる蓄熱式バー
ナを複数組有する加熱装置における蓄熱式バーナ装置の
燃焼切り替え制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蓄熱体を備えた2個のバーナペア
を交互に燃焼させ、その燃焼排ガスを非燃焼側の蓄熱体
を通じて排出させる一方、燃焼側のバーナでは燃焼用空
気を蓄熱体を通して供給する蓄熱式バーナ装置が知られ
ている。焼鈍炉等の炉に配設されたラジアントチューブ
の両端に前述のような蓄熱体を内蔵する一組のバーナを
装備し、そのバーナを交互に燃焼させて排出される燃焼
排ガスの熱を蓄熱体で回収することが行われている。
を交互に燃焼させ、その燃焼排ガスを非燃焼側の蓄熱体
を通じて排出させる一方、燃焼側のバーナでは燃焼用空
気を蓄熱体を通して供給する蓄熱式バーナ装置が知られ
ている。焼鈍炉等の炉に配設されたラジアントチューブ
の両端に前述のような蓄熱体を内蔵する一組のバーナを
装備し、そのバーナを交互に燃焼させて排出される燃焼
排ガスの熱を蓄熱体で回収することが行われている。
【0003】図1に示すように蓄熱式バーナ装置10に
は、蓄熱体2Aを備えたバーナ1Aと、蓄熱体2Bを備
えたバーナ1Bとを2個一組としてペアに配置してあ
る。バーナ1Aおよびバーナ1Bには燃料供給管3およ
び燃料供給管3から分岐した燃料供給管3A、3Bを介
して燃料ガスが供給される。燃料供給管3には燃料調節
弁15および燃料遮断弁18が配設してあり、また燃料供給
管3A、3Bにはそれぞれ燃料遮断弁4A、4Bが配設
してある。
は、蓄熱体2Aを備えたバーナ1Aと、蓄熱体2Bを備
えたバーナ1Bとを2個一組としてペアに配置してあ
る。バーナ1Aおよびバーナ1Bには燃料供給管3およ
び燃料供給管3から分岐した燃料供給管3A、3Bを介
して燃料ガスが供給される。燃料供給管3には燃料調節
弁15および燃料遮断弁18が配設してあり、また燃料供給
管3A、3Bにはそれぞれ燃料遮断弁4A、4Bが配設
してある。
【0004】燃料ガス供給源5の燃料ガスは、燃料供給
管3の燃料遮断弁18が開の状態において燃料調節弁15の
開度を制御することにより複数であるN組の蓄熱式バー
ナ装置10が必要とする燃料ガスの総量が供給される。そ
して燃料供給管3A、3Bに配設された燃料遮断弁4
A、4Bの開、閉によりバーナ1A、1Bに燃料ガスを
切り替えながら供給すると共に、他の(N−1)組の蓄
熱式バーナ装置10にも同様にして燃料ガスを供給するよ
うになっている。
管3の燃料遮断弁18が開の状態において燃料調節弁15の
開度を制御することにより複数であるN組の蓄熱式バー
ナ装置10が必要とする燃料ガスの総量が供給される。そ
して燃料供給管3A、3Bに配設された燃料遮断弁4
A、4Bの開、閉によりバーナ1A、1Bに燃料ガスを
切り替えながら供給すると共に、他の(N−1)組の蓄
熱式バーナ装置10にも同様にして燃料ガスを供給するよ
うになっている。
【0005】またバーナ1A、1Bには、空気供給管6
および空気供給管6から分岐した空気供給管6A、6B
を介して空気が供給される。空気供給管6には空気調節
弁16が配設してあり、空気供給管6A、6Bにはそれぞ
れ空気遮断弁7A、7Bが配設してある。送風機8から
供給される空気は空気調節弁16の開度を制御することに
よりN組の蓄熱式バーナ装置10が必要とする空気の総量
が供給される。そして空気供給管6A、6Bに配設され
た空気遮断弁7A、7Bの開閉によりバーナ1A、1B
に空気を切り替えながら供給すると共に、他の(N−
1)組の蓄熱式バーナ装置10にも同様にして空気を供給
するようになっている。
および空気供給管6から分岐した空気供給管6A、6B
を介して空気が供給される。空気供給管6には空気調節
弁16が配設してあり、空気供給管6A、6Bにはそれぞ
れ空気遮断弁7A、7Bが配設してある。送風機8から
供給される空気は空気調節弁16の開度を制御することに
よりN組の蓄熱式バーナ装置10が必要とする空気の総量
が供給される。そして空気供給管6A、6Bに配設され
た空気遮断弁7A、7Bの開閉によりバーナ1A、1B
に空気を切り替えながら供給すると共に、他の(N−
1)組の蓄熱式バーナ装置10にも同様にして空気を供給
するようになっている。
【0006】さらに排気管9には排ガス調節弁17が配設
されていると共に、排ガス管9から分岐した排ガス管9
A、9Bにはそれぞれ排ガス遮断弁11A、11Bが配設さ
れている。バーナ1A、1Bの燃焼排ガスを排ガス遮断
弁11A、11Bの開閉により、まず蓄熱体2A、2Bのい
ずれかに導いて蓄熱した後、排ガス管9Aまたは9Bを
介して排ガス管9に導いて排風機12から排出すると共
に、他の(N−1)組の蓄熱式バーナ装置10からの燃焼
排ガスも同様にして排出する。
されていると共に、排ガス管9から分岐した排ガス管9
A、9Bにはそれぞれ排ガス遮断弁11A、11Bが配設さ
れている。バーナ1A、1Bの燃焼排ガスを排ガス遮断
弁11A、11Bの開閉により、まず蓄熱体2A、2Bのい
ずれかに導いて蓄熱した後、排ガス管9Aまたは9Bを
介して排ガス管9に導いて排風機12から排出すると共
に、他の(N−1)組の蓄熱式バーナ装置10からの燃焼
排ガスも同様にして排出する。
【0007】前述のようにN組の蓄熱式バーナ装置10に
供給する燃料ガスの総量を燃料調節弁15により、また空
気の総量を空気調節弁16により、さらに燃焼排ガスの総
量は排ガス調節弁17により調節し、各組のバーナペアの
独立した燃料流量および空気流量の調節は行われていな
い。そして各組の蓄熱式バーナ装置10におけるバーナ1
A、1Bの燃焼側と非燃焼側への切り替えは、それぞれ
の組ごとに配設されている燃料遮断弁4A、4B、空気
遮断弁7A、7Bおよび排ガス遮断弁11A、11Bを用い
て個別に行われる。
供給する燃料ガスの総量を燃料調節弁15により、また空
気の総量を空気調節弁16により、さらに燃焼排ガスの総
量は排ガス調節弁17により調節し、各組のバーナペアの
独立した燃料流量および空気流量の調節は行われていな
い。そして各組の蓄熱式バーナ装置10におけるバーナ1
A、1Bの燃焼側と非燃焼側への切り替えは、それぞれ
の組ごとに配設されている燃料遮断弁4A、4B、空気
遮断弁7A、7Bおよび排ガス遮断弁11A、11Bを用い
て個別に行われる。
【0008】なお、パイロットバーナ13A、13Bにも燃
料ガスを供給して燃焼するが、蓄熱式バーナ装置10を用
いて各種加熱炉を加熱する際に伴う蓄熱式バーナ装置10
の操業開始時にパイロットバーナ13A、13Bに点火した
らそのまま燃焼を続けており、燃焼制御には直接関係し
ないので説明を省略する。従来、1組のバーナ1A、1
Bを有する蓄熱式バーナ装置10を燃焼側と非燃焼側とに
切り替える動作は図3に示すように行われている。すな
わち、図3に示すように各種加熱炉に設置された加熱装
置を起動して蓄熱式バーナ装置10を稼働中は、パイロッ
トバーナ13A、13Bは点火したらそのまま燃焼を続け
る。ここで燃焼側のバーナ1Aを非燃焼側に、非燃焼側
のバーナ1Bを燃焼側に切り替える場合、すなわちロジ
ックモードAをオン(ON)からオフ(OFF) に、ロジックモ
ードBをオフ(OFF) からオン(ON)に切り替えると、まず
バーナ1Aの燃料遮断弁4Aが開から閉に作動を開始切
り替えがスタートする。
料ガスを供給して燃焼するが、蓄熱式バーナ装置10を用
いて各種加熱炉を加熱する際に伴う蓄熱式バーナ装置10
の操業開始時にパイロットバーナ13A、13Bに点火した
らそのまま燃焼を続けており、燃焼制御には直接関係し
ないので説明を省略する。従来、1組のバーナ1A、1
Bを有する蓄熱式バーナ装置10を燃焼側と非燃焼側とに
切り替える動作は図3に示すように行われている。すな
わち、図3に示すように各種加熱炉に設置された加熱装
置を起動して蓄熱式バーナ装置10を稼働中は、パイロッ
トバーナ13A、13Bは点火したらそのまま燃焼を続け
る。ここで燃焼側のバーナ1Aを非燃焼側に、非燃焼側
のバーナ1Bを燃焼側に切り替える場合、すなわちロジ
ックモードAをオン(ON)からオフ(OFF) に、ロジックモ
ードBをオフ(OFF) からオン(ON)に切り替えると、まず
バーナ1Aの燃料遮断弁4Aが開から閉に作動を開始切
り替えがスタートする。
【0009】この燃料遮断弁4Aの閉動作が終了し、こ
れによってバーナ1Aへの燃料ガス供給が停止したら空
気遮断弁7Aが開から閉に、排ガス遮断弁11Aが閉から
開に作動を開始すると同時にバーナ1Bの空気遮断弁7
Bが閉から開に、排ガス遮断弁11Bが開から閉に作動を
開始する。これによってバーナ1Aへの空気供給停止お
よびバーナ1Bへの空気供給が開始されると共に、燃焼
排ガスの経路が排ガス管9Bから排ガス管9Aに切り替
えられることになる。
れによってバーナ1Aへの燃料ガス供給が停止したら空
気遮断弁7Aが開から閉に、排ガス遮断弁11Aが閉から
開に作動を開始すると同時にバーナ1Bの空気遮断弁7
Bが閉から開に、排ガス遮断弁11Bが開から閉に作動を
開始する。これによってバーナ1Aへの空気供給停止お
よびバーナ1Bへの空気供給が開始されると共に、燃焼
排ガスの経路が排ガス管9Bから排ガス管9Aに切り替
えられることになる。
【0010】これら開閉動作が終了すると送風機8から
供給される空気は、空気供給管6、6Bを経由し、さら
に蓄熱体2Bで予熱された後、バーナ1Bに供給され
る。バーナ1Bに供給される空気が安定するだけの時間
が経過した後、燃料遮断弁4Bを閉から開に作動を開始
し、バーナ1Bへの燃料ガス供給が始まるとパイロット
バーナ13Bにより点火され、バーナ1Bの燃焼が始ま
り、これにより切り替えが終了する。
供給される空気は、空気供給管6、6Bを経由し、さら
に蓄熱体2Bで予熱された後、バーナ1Bに供給され
る。バーナ1Bに供給される空気が安定するだけの時間
が経過した後、燃料遮断弁4Bを閉から開に作動を開始
し、バーナ1Bへの燃料ガス供給が始まるとパイロット
バーナ13Bにより点火され、バーナ1Bの燃焼が始ま
り、これにより切り替えが終了する。
【0011】この時、バーナ1Bに供給された燃料ガス
は蓄熱体2Bによって予熱された空気によって燃焼さ
れ、その燃焼熱により加熱炉内に配置されたラジアント
チューブ14を加熱する。バーナ1Bの燃焼排ガスはラジ
アントチューブ14を介して蓄熱体2Aに導かれ、ここで
蓄熱体2Aを加熱して蓄熱させた後、排ガス管9A、9
を経由して排風機12から排出される。
は蓄熱体2Bによって予熱された空気によって燃焼さ
れ、その燃焼熱により加熱炉内に配置されたラジアント
チューブ14を加熱する。バーナ1Bの燃焼排ガスはラジ
アントチューブ14を介して蓄熱体2Aに導かれ、ここで
蓄熱体2Aを加熱して蓄熱させた後、排ガス管9A、9
を経由して排風機12から排出される。
【0012】このような一連の各遮断弁作動における燃
料遮断弁4Aの閉作動開始から燃料遮断弁4Bの開作動
終了までの時間が1回の切り替え時間となる。かくして
空気を予熱する蓄熱体2Bの蓄熱量がしだいに少なくな
る一方、蓄熱体2Aの蓄熱量が多くなってくるので、適
宜のタイミングでバーナ1Bからバーナ1Aに同様の手
順により再び切り替えることになる。
料遮断弁4Aの閉作動開始から燃料遮断弁4Bの開作動
終了までの時間が1回の切り替え時間となる。かくして
空気を予熱する蓄熱体2Bの蓄熱量がしだいに少なくな
る一方、蓄熱体2Aの蓄熱量が多くなってくるので、適
宜のタイミングでバーナ1Bからバーナ1Aに同様の手
順により再び切り替えることになる。
【0013】このような2個−1組をペアとする蓄熱式
バーナ装置10を複数のN組を有する加熱装置10(ここで
Nは2以上の自然数)においては、蓄熱式バーナ装置10
の切替は、図4に示すようにある一組の No.1バーナペ
アの切替が終了すると同時に次の一対の No.2バーナペ
アの切替を開始するというように連続的に No.Nバーナ
ペアまで一つずつ順次切り替えを行うというシーケンス
に従って全配列のバーナペアの切り替えが一応終了する
まで行われていた。
バーナ装置10を複数のN組を有する加熱装置10(ここで
Nは2以上の自然数)においては、蓄熱式バーナ装置10
の切替は、図4に示すようにある一組の No.1バーナペ
アの切替が終了すると同時に次の一対の No.2バーナペ
アの切替を開始するというように連続的に No.Nバーナ
ペアまで一つずつ順次切り替えを行うというシーケンス
に従って全配列のバーナペアの切り替えが一応終了する
まで行われていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなシーケン
スに従って一組のバーナペア切り替えが開始されると、
切替時に燃料ガスは切り替えバーナペアを除くその他の
(N−1)のバーナペアにしか流れなくなるため加熱装
置全体の燃料ガス流量は、燃料調節弁15を用いて切り替
え開始直前の(N−1)/N倍になるように調節され
る。
スに従って一組のバーナペア切り替えが開始されると、
切替時に燃料ガスは切り替えバーナペアを除くその他の
(N−1)のバーナペアにしか流れなくなるため加熱装
置全体の燃料ガス流量は、燃料調節弁15を用いて切り替
え開始直前の(N−1)/N倍になるように調節され
る。
【0015】この時、燃焼用空気はバーナ1Aへの空気
遮断弁7Aの閉作動開始とバーナ1Bへの空気遮断弁7
Bの開作動開始とを同時に行うので、燃焼用空気流量は
バーナ切替中のバーナペアにも流れるので加熱装置全体
の空気量は切り替え開始直前と同じでよい。そして No.
1から No.Nまでの全てのバーナペアの切替が終了する
と、燃料ガスは全てのバーナペアに流れる安定期に入る
が、切替周期における安定期が極めて短いものになって
しまう。このような安定期には加熱装置全体を流れる燃
料ガスの流量は切替終了直前のN/(N−1)倍になる
ように調節され安定した加熱が達成される。バーナペア
切替前、切替中および切替後の燃料流量、空気流量の推
移を表1に示す。
遮断弁7Aの閉作動開始とバーナ1Bへの空気遮断弁7
Bの開作動開始とを同時に行うので、燃焼用空気流量は
バーナ切替中のバーナペアにも流れるので加熱装置全体
の空気量は切り替え開始直前と同じでよい。そして No.
1から No.Nまでの全てのバーナペアの切替が終了する
と、燃料ガスは全てのバーナペアに流れる安定期に入る
が、切替周期における安定期が極めて短いものになって
しまう。このような安定期には加熱装置全体を流れる燃
料ガスの流量は切替終了直前のN/(N−1)倍になる
ように調節され安定した加熱が達成される。バーナペア
切替前、切替中および切替後の燃料流量、空気流量の推
移を表1に示す。
【0016】
【表1】
【0017】表1に示すように切り替えを行う蓄熱式バ
ーナ装置(1組)の燃料流量は一旦零になるが空気流量
は切り替えの前後と同じであり、またその他の(N−
1)組の蓄熱式バーナ装置の燃料流量、空気流量は切り
替え前後と同じである。しかしながら加熱装置全体の燃
料流量は切り替え中には(N−1)/N倍の熱量しか投
入されないので、このような状態において加熱炉の炉温
制御を正常に実施することは不可能である。このため従
来は、燃料流量および燃焼用空気がそれぞれ一定値にな
るように制御する場合もあり、炉温が不安定となる欠点
があった。
ーナ装置(1組)の燃料流量は一旦零になるが空気流量
は切り替えの前後と同じであり、またその他の(N−
1)組の蓄熱式バーナ装置の燃料流量、空気流量は切り
替え前後と同じである。しかしながら加熱装置全体の燃
料流量は切り替え中には(N−1)/N倍の熱量しか投
入されないので、このような状態において加熱炉の炉温
制御を正常に実施することは不可能である。このため従
来は、燃料流量および燃焼用空気がそれぞれ一定値にな
るように制御する場合もあり、炉温が不安定となる欠点
があった。
【0018】以上説明したように従来技術によれば、1
組のバーナペア切替中は、加熱炉には必要量の(N−
1)/N倍の熱量しか投入できないため、バーナペア切
替中は炉温制御が困難になる。このため炉温の安定性、
制御性があまりよくないばかりでなく、加熱能力が低く
なるという問題点があった。本発明は、前記従来技術の
問題点を解決することができる蓄熱式バーナ装置の燃焼
切り替え制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
組のバーナペア切替中は、加熱炉には必要量の(N−
1)/N倍の熱量しか投入できないため、バーナペア切
替中は炉温制御が困難になる。このため炉温の安定性、
制御性があまりよくないばかりでなく、加熱能力が低く
なるという問題点があった。本発明は、前記従来技術の
問題点を解決することができる蓄熱式バーナ装置の燃焼
切り替え制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、蓄熱体を備えた2個で一組のバーナを燃焼
側と非燃焼側に交互に切り替える蓄熱式バーナ装置を複
数組有し、各組の蓄熱式バーナ装置に供給する燃料流量
および空気流量の調節を各組ごとに行わず加熱装置全体
を制御する調節弁を用いて燃料流量および空気流量の各
総和を制御するようにした蓄熱式バーナ装置の切り替え
制御方法において、前記複数組の蓄熱式バーナ装置を燃
焼側と非燃焼側とに同一タイミングで全組一括して切り
替えることを特徴とする蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替
え制御方法である。
の本発明は、蓄熱体を備えた2個で一組のバーナを燃焼
側と非燃焼側に交互に切り替える蓄熱式バーナ装置を複
数組有し、各組の蓄熱式バーナ装置に供給する燃料流量
および空気流量の調節を各組ごとに行わず加熱装置全体
を制御する調節弁を用いて燃料流量および空気流量の各
総和を制御するようにした蓄熱式バーナ装置の切り替え
制御方法において、前記複数組の蓄熱式バーナ装置を燃
焼側と非燃焼側とに同一タイミングで全組一括して切り
替えることを特徴とする蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替
え制御方法である。
【0020】
【作用】本発明では、蓄熱体を備えた2個で1組の蓄熱
式バーナ装置を有する加熱炉等の加熱装置において、複
数組の蓄熱式バーナ装置を燃焼側と非燃焼側とに同一タ
イミングで全組一括して切り替えるので、従来のように
各組ごとに順次個別に切り替える場合にも比較して切替
時間が大幅に短縮され安定期を長くすることができる。
式バーナ装置を有する加熱炉等の加熱装置において、複
数組の蓄熱式バーナ装置を燃焼側と非燃焼側とに同一タ
イミングで全組一括して切り替えるので、従来のように
各組ごとに順次個別に切り替える場合にも比較して切替
時間が大幅に短縮され安定期を長くすることができる。
【0021】
【実施例】本発明の方法で使用する蓄熱体を備えた2個
で1組の蓄熱式バーナ装置そのものは前述の従来と同じ
であるので説明を簡略化する。本発明では、図2に示す
ように、N組の蓄熱式バーナ装置10を No.1から No.N
までの全てを燃焼側と非燃焼側とに同一タイミングで一
括して切り替えるものであり No.1から No.Nまでの全
組の蓄熱式バーナ装置10の切り替え動作は図3に示す従
来の場合と同じでよく、従来、組別に順次切り替えてい
たのを本発明では全組一括して切り替えることになる。
で1組の蓄熱式バーナ装置そのものは前述の従来と同じ
であるので説明を簡略化する。本発明では、図2に示す
ように、N組の蓄熱式バーナ装置10を No.1から No.N
までの全てを燃焼側と非燃焼側とに同一タイミングで一
括して切り替えるものであり No.1から No.Nまでの全
組の蓄熱式バーナ装置10の切り替え動作は図3に示す従
来の場合と同じでよく、従来、組別に順次切り替えてい
たのを本発明では全組一括して切り替えることになる。
【0022】図3に従って燃焼側のバーナ1Aを非燃焼
側に切り替えると共にバーナ1Bを燃焼側に切り替える
べくロジックモードAを OFFとしロジックモードBをON
とするとまずバーナ1Aの燃料遮断弁4Aが閉に作動を
開始し、切り替えがスタートする。燃料遮断弁4Aが閉
じてバーナ1Aへの燃料ガス供給が停止すると同時に、
空気遮断弁7Aの閉動作および排ガス遮断弁11Aが開動
作を開始し、さらにバーナ1Bの空気遮断弁7Bが開動
作を開始する。これによってバーナ1Aへの空気供給停
止およびバーナ1Bへの空気供給が開始されると共に燃
焼排ガスの経路が排ガス管9Bから9Aに切り替る。
側に切り替えると共にバーナ1Bを燃焼側に切り替える
べくロジックモードAを OFFとしロジックモードBをON
とするとまずバーナ1Aの燃料遮断弁4Aが閉に作動を
開始し、切り替えがスタートする。燃料遮断弁4Aが閉
じてバーナ1Aへの燃料ガス供給が停止すると同時に、
空気遮断弁7Aの閉動作および排ガス遮断弁11Aが開動
作を開始し、さらにバーナ1Bの空気遮断弁7Bが開動
作を開始する。これによってバーナ1Aへの空気供給停
止およびバーナ1Bへの空気供給が開始されると共に燃
焼排ガスの経路が排ガス管9Bから9Aに切り替る。
【0023】蓄熱体2Bで予熱された空気がバーナ1B
に安定して供給されるだけの時間が経過した時点に、燃
料遮断弁4Bの開動作を開始し、バーナ1Bに供給され
た燃料ガスは予め供給されている空気によって燃焼さ
れ、1回の切り替えが終了する。このようにして切り替
え操作が終了したら燃料調節弁15を用いて実績炉温と目
標炉温との差に基いて再び燃料ガス流量の総和を制御す
る。
に安定して供給されるだけの時間が経過した時点に、燃
料遮断弁4Bの開動作を開始し、バーナ1Bに供給され
た燃料ガスは予め供給されている空気によって燃焼さ
れ、1回の切り替えが終了する。このようにして切り替
え操作が終了したら燃料調節弁15を用いて実績炉温と目
標炉温との差に基いて再び燃料ガス流量の総和を制御す
る。
【0024】表1に基いて説明したように従来法では、
切り替え中における燃料遮断弁4Aの閉止から燃料遮断
弁4Bの開放までの切替時間中に燃料ガス流量は零にな
ると共に加熱装置全体に供給される燃料流量が(N−
1)/N倍に減少するため、炉温の制御が乱されると共
に加熱能力が低下する。本発明では、このような蓄熱式
バーナ装置の燃焼側と非燃焼側との切り替え中における
燃料ガス供給の不安定な切り替え時間は、図2に示すよ
うに No.1バーナペアから No.Nバーナペアの全組を同
一タイミングによる一括した切り替えにより大幅に短縮
するものであり、これによって切替周期における安定期
を飛躍的に増大することができる。
切り替え中における燃料遮断弁4Aの閉止から燃料遮断
弁4Bの開放までの切替時間中に燃料ガス流量は零にな
ると共に加熱装置全体に供給される燃料流量が(N−
1)/N倍に減少するため、炉温の制御が乱されると共
に加熱能力が低下する。本発明では、このような蓄熱式
バーナ装置の燃焼側と非燃焼側との切り替え中における
燃料ガス供給の不安定な切り替え時間は、図2に示すよ
うに No.1バーナペアから No.Nバーナペアの全組を同
一タイミングによる一括した切り替えにより大幅に短縮
するものであり、これによって切替周期における安定期
を飛躍的に増大することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように蓄熱体を備えた2個
で一組の蓄熱式バーナ装置の燃焼側と非燃焼側への切り
替え中に必要熱量に見合った燃料流量を与えることがで
きず炉温制御が困難な切り替え時間を、本発明では同一
タイミングで全組一括して切り替えることで短縮するよ
うにしたため、切り替え時の一時的な熱不足を最小化す
ることができ、蓄熱式バーナ装置による炉温の安定性お
よび制御性向上が達成される。
で一組の蓄熱式バーナ装置の燃焼側と非燃焼側への切り
替え中に必要熱量に見合った燃料流量を与えることがで
きず炉温制御が困難な切り替え時間を、本発明では同一
タイミングで全組一括して切り替えることで短縮するよ
うにしたため、切り替え時の一時的な熱不足を最小化す
ることができ、蓄熱式バーナ装置による炉温の安定性お
よび制御性向上が達成される。
【図1】本発明および従来に係る蓄熱式バーナ装置のフ
ロー図である。
ロー図である。
【図2】本発明の切り替えスケジュールを示す説明図で
ある。
ある。
【図3】蓄熱式バーナ装置の切替手順を示す説明図であ
る。
る。
【図4】従来の切り替えスケジュールを示す説明図であ
る。
る。
1 バーナ 2 蓄熱体 3 燃料供給管 4 燃料遮断弁 5 燃料ガス供給源 6 空気供給管 7 空気遮断弁 8 送風機 9 排ガス管 10 蓄熱式バーナ装置 11 排ガス遮断弁 12 排風機 13 パイロットバーナ 14 ラジアントチューブ 15 燃料調節弁 16 空気調節弁 17 排ガス調節弁 18 燃料遮断弁
Claims (1)
- 【請求項1】 蓄熱体を備えた2個で一組のバーナを燃
焼側と非燃焼側に交互に切り替える蓄熱式バーナ装置を
複数組有し、各組の蓄熱式バーナ装置に供給する燃料流
量および空気流量の調節を各組ごとに行わず加熱装置全
体を制御する調節弁を用いて燃料流量および空気流量の
各総和を制御するようにした蓄熱式バーナ装置の切り替
え制御方法において、前記複数組の蓄熱式バーナ装置を
燃焼側と非燃焼側とに同一タイミングで全組一括して切
り替えることを特徴とする蓄熱式バーナ装置の燃焼切り
替え制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203424A JPH0868532A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替え制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6203424A JPH0868532A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替え制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868532A true JPH0868532A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16473858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6203424A Pending JPH0868532A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 蓄熱式バーナ装置の燃焼切り替え制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0868532A (ja) |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP6203424A patent/JPH0868532A/ja active Pending
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