JPH086866A - 電子計算機の電源制御装置 - Google Patents

電子計算機の電源制御装置

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JPH086866A
JPH086866A JP6134697A JP13469794A JPH086866A JP H086866 A JPH086866 A JP H086866A JP 6134697 A JP6134697 A JP 6134697A JP 13469794 A JP13469794 A JP 13469794A JP H086866 A JPH086866 A JP H086866A
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JP
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power supply
unit
communication
control device
backup
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JP6134697A
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English (en)
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Toru Iijima
徹 飯島
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主電源の異常時のデータバックアップの時間を
短縮する。 【構成】主電源24a、主電源24a異常時に切替える電池
24b及び主電源24aの電圧を監視する電源監視装置24d
を有する電源ユニット24と、バックアップすべき情報を
保持する各モジュール21a,21b,22a,22b、電池21
h,22h、電源監視装置24dが主電源24aの異常監視時
に電源ユニット24に代えて自ユニット内の電池21h,22
hの電力を供給し、電源監視装置24dが主電源24aの正
常復旧監視時に電池21h,22hに代えて電源ユニット24
の電力を供給する電源切替装置21g,22g、電池21h,
22hの電力供給時に各モジュールの情報を内蔵メモリに
退避し、電源ユニット24の電力供給再開時に内蔵メモリ
の情報を各モジュールに再設定するバックアップ制御装
置21e,21f,22e,22fを有する複数のユニット21,
22と、複数ユニット21,22間で情報通信する通信回路23
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停電等の電源障害に対
してバッテリ等の補助電源による対策を施した電子計算
機の電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より多くの電子計算機のシステム
で、補助電源装置を用いた電源障害の回避が行われてい
る。図15はその基本回路構成を示すものであり、同図
では電子計算機のシステムが第1のユニット11と、第2
のユニット12と、これら第1のユニット11及び第2のユ
ニット12と通信を行なう通信回路13と、この通信回路13
に接続され、上記第1のユニット11、第2のユニット12
の情報を格納可能なバックアップメモリ14と、上記第1
のユニット11、第2のユニット12、通信回路13及びバッ
クアップメモリ14に電力を供給する電源ユニット15とか
ら構成される。
【0003】第1のユニット11は、演算処理を行なうC
PU11a、このCPU11aから高速アクセス可能な揮発
性メモリ(SRAM)で構成されるローカルメモリ11
b、CPU11aとローカルメモリ11bとを接続した通信
回路11c及びこの通信回路11cを介して上記CPU11a
及びローカルメモリ11bと上記通信回路13との間の通信
を制御する通信制御装置11dから構成される。
【0004】一方、第2のユニット12は、大容量の情報
を保持可能な大容量揮発性メモリ(DRAM)で構成さ
れる主メモリ12a、この主メモリ12aが接続された通信
回路12b及びこの通信回路12bを介して上記主メモリ12
aと上記通信回路13との間の通信を制御し、上記主メモ
リ12aをアクセスする通信制御装置12cから構成され
る。
【0005】上記バックアップメモリ14は、第1のユニ
ット11からの命令で制御され、第1のユニット11と第2
のユニット12に格納されている情報を格納する不揮発性
メモリとしての磁気ディスク装置から構成される。
【0006】電源ユニット15は、この電子計算機のシス
テム全体に電力を供給する主電源15a、この主電源15a
に異常が発生した際に使用する例えば鉛蓄電池で構成さ
れた補助電源15b、主電源15aと補助電源15bの切り替
えを行なう電源切り替え装置15c及びこの電源切り替え
装置15cを介して供給される電源を監視する電源監視装
置15dから構成される。
【0007】上記電子計算機システムの動作を、特に主
電源15aに異常が発生した場合を中心に説明する。主電
源15aに停電等の異常が発生し、電源監視装置15dがこ
れを認識すると、電源切り替え装置15cは電力の供給を
主電源15aから補助電源15bに瞬時に切り替える。ま
た、一定時間以上主電源の異常が認識される場合、補助
電源の電力供給が途絶える前に第1のユニット11のCP
U11aによる通常動作を停止させ、第1のユニット11と
第2のユニット12内の揮発性記憶素子であるローカルメ
モリ11b、主メモリ12aに格納された情報をそれぞれ上
記バックアップメモリ14へ書き込ませ、退避させる。
【0008】そして、主電源15aが異常状態から正常状
態へ戻った際には電源監視装置15dがこれを認識し、バ
ックアップメモリ14に格納した情報を第1のユニット11
のローカルメモリ11b及び第2のユニット12の主メモリ
12aに書き戻す処理を実行させる。
【0009】このように、補助電源15bを用いた電子計
算機のシステムでは、主電源15aに異常が発生した場
合、補助電源15bで電源を供給できる間に、各モジュー
ル11,12内の揮発性メモリ11b,12aから不揮発性メモ
リとしてのバックアップメモリ14へ情報を転送、退避さ
せることが必要である。そして、主電源15aが異常状態
から正常状態になったときには、退避させたバックアッ
プメモリ14から各モジュール11,12へ情報を戻し、処理
を再開する必要がある。
【0010】ところで、揮発性メモリを大量に使用して
いる電子計算機システムでは、各モジュール内の揮発性
メモリからバックアップメモリへ情報を移動させる際、
あるいはバックアップメモリから各モジュールへ退避さ
せた情報を書き戻す際に長い時間が必要となる。そのた
め、これら情報の退避や復旧に要する時間の増大が重大
な問題となっている。
【0011】また、これに加えて特に高性能な電子計算
機システムでは、各モジュールの消費電流が大きくなる
ため、各モジュールからバックアップメモリへの情報の
退避が長期化すると、補助電源装置をさらに大型化しな
ければならず、この点も深刻な問題となっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたように、
従来の補助電源を用いた電子計算機システムでは、主電
源に異常が起こった際に補助電源装置が電力を供給でき
る間に各モジュール内の揮発性メモリから不揮発性メモ
リであるバックアップメモリへ情報を退避させ、主電源
が正常に復帰した際には退避させた情報をバックアップ
メモリから各モジュールへ情報を戻さなければならな
い。
【0013】また、特に揮発性メモリを大量に使用して
いる電子計算機システムでは、各モジュールからバック
アップメモリへの情報の退避やバックアップメモリから
各モジュールへ退避させた情報を戻す際に長い時間が必
要となり、バックアップ時間や復旧時間の増加及び鉛蓄
電池等で構成される補助電源装置の大型化が深刻な問題
となっている。
【0014】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、主電源に異常が発
生した際の各ユニット内の情報のバックアップに要する
時間及び主電源が復旧した際のバックアップされた情報
の各ユニットへの復帰に要する時間を共に短縮し、補助
電源装置を小型化することが可能な電子計算機の電源制
御装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、それ
ぞれバックアップすべき情報を保持するモジュールを有
した複数のユニットと、この複数のユニット間を接続し
て情報通信する通信回路と、上記複数のユニット及び通
信回路に電力を供給する、主電源、この主電源の異常時
に主電源より切り替えられる第1の補助電源及び上記主
電源の発生電圧を監視する第1の電源監視手段を有する
電源ユニットとを備えた電子計算機の電源制御装置であ
って、上記複数のユニットそれぞれに、上記モジュール
に対応し、該モジュールの保持する情報をバックアップ
保持するバックアップメモリと、第2の補助電源と、上
記第1の電源監視手段が上記主電源の異常状態を監視し
た際に上記電源ユニットからの電力に代えて自ユニット
内の上記第2の補助電源からの電力を供給させ、上記第
1の電源監視手段が上記主電源の発生電圧の正常状態へ
の復帰を監視した際に自ユニット内の上記第2の補助電
源からの電力に代えて上記電源ユニットからの電力を供
給させる電源切り替え手段と、この電源切り替え手段に
より上記第2の補助電源からの電力が供給される際に上
記モジュールの保持する情報を対応する上記バックアッ
プメモリに退避させ、上記電源ユニットからの電力供給
が再開された際に上記バックアップメモリに退避させた
情報を対応するモジュールに再設定するバックアップ制
御手段とを具備するようにしたものである。
【0016】
【作用】以上のような構成とすることにより、主電源の
異常の際に各ユニット内でこれを監視してモジュールの
保持する情報をバックアップメモリに退避させ、主電源
が正常に戻った際には退避させた情報を対応するモジュ
ールに再設定する処理を並列に行なうため、バックアッ
プ処理を高速化して必要な時間を大幅に短縮するするこ
とが可能であり、また個々のユニットに必要な補助電源
も小型化することができる。
【0017】
【実施例】
[第1実施例]以下図面を参照して本発明の第1実施例
を説明する。図1はその回路構成を例示するものであ
り、ここでは電子計算機のシステムが第1のユニット21
と、第2のユニット22と、これら第1のユニット21及び
第2のユニット22と通信を行なう通信回路23と、これら
第1のユニット21、第2のユニット22及び通信回路23に
電力を供給する電源ユニット24とから構成されるものと
する。
【0018】第1のユニット21は、演算処理を行なうC
PU21aを中心として、このCPU21aから高速アクセ
ス可能な揮発性メモリ(SRAM)で構成されるローカ
ルメモリ21b、CPU21aとローカルメモリ21bとを接
続した通信回路21c、この通信回路21cを介して上記C
PU21a及びローカルメモリ21bと上記通信回路23との
間の通信を制御する通信制御装置21d、上記CPU21a
及び通信制御装置21dのデータバックアップ制御を行な
う、フラッシュメモリを備えたバックアップ制御装置21
e、上記ローカルメモリ21bのデータバックアップ制御
を行なう、フラッシュメモリを備えたバックアップ制御
装置21f、上記CPU21a、ローカルメモリ21b、通信
回路21c、通信制御装置21d、バックアップ制御装置21
e,21fへの供給電源の切り替え操作を行なう電源切り
替え装置21g、この第1のユニット21の補助電源として
内蔵され、上記電源切り替え装置21gを介して電源を供
給する電池21h及び電源切り替え装置21gを介して供給
される電源の状態を監視する電源監視装置21iから構成
される。
【0019】一方、第2のユニット22は、大容量の情報
を保持可能な大容量揮発性メモリ(DRAM)で構成さ
れるメモリブロック22a,22b、これらメモリブロック
22a,22bが接続された通信回路22c、この通信回路22
cを介して上記メモリブロック22a,22bと上記通信回
路23との間の通信を制御し、上記メモリブロック22a,
22bをアクセスする通信制御装置22d、上記メモリブロ
ック22a,22bのデータバックアップ制御を行なう、フ
ラッシュメモリを備えたバックアップ制御装置22e,22
f、上記メモリブロック22a,22b、通信回路22c、通
信制御装置22d、バックアップ制御装置22e,22fへの
供給電源の切り替え操作を行なう電源切り替え装置22
g、この第2のユニット22の補助電源として内蔵され、
上記電源切り替え装置22gを介して電源を供給する電池
22h及び電源切り替え装置22gを介して供給される電源
の状態を監視する電源監視装置22iから構成される。
【0020】上記第1のユニット21にあって、ローカル
メモリ21bはCPU21aからのみデータまたは命令の書
込み/読出しが行なわれるもので、CPU21aはローカ
ルメモリ21bまたは通信制御装置21dを通して伝えられ
る第2のユニット22内のメモリブロック22a,22bから
命令とデータを読出し、読出した命令に従って処理を行
ない、その結果得られたデータをローカルメモリ21bま
たは通信制御装置21dを通して伝えられる第2のユニッ
ト22内のメモリブロック22a,22bに書込む。
【0021】第1のユニット21の通信回路21cは、コマ
ンド信号線、同期信号線、データ信号線、調停信号線か
らなるバス構成でなり、後述する如くCPU21a、ロー
カルメモリ21b及び通信制御装置21dとの間で、調停処
理と通信処理を行なう。また通信制御装置21dは、CP
U21a、ローカルメモリ21b及び通信回路23を通して行
われる第2のユニット22との間のデータのやり取りを制
御する。
【0022】上記通信回路23は、コマンド信号線、同期
信号線、データ信号線、調停信号線からなるバス構成で
なり、後述する如く第1のユニット21と第2のユニット
22の間で調停処理と通信処理を行なう。
【0023】上記電源ユニット24は、この電子計算機の
システム全体に電力を供給する主電源24a、この主電源
24aに異常が発生した際に使用する補助電源としての例
えば鉛蓄電池で構成された電池24b、主電源24aと電池
24bの切り替えを行なう電源切り替え装置24c及びこの
電源切り替え装置24cを介して上記第1のユニット21、
第2のユニット22及び通信回路23へ供給される電源電圧
を監視する電源監視装置24dから構成される。
【0024】上記のような構成にあって、その動作は次
に示すようになる。まず、通信回路23による調停処理と
通信処理について示す。通信回路23の調停処理は、調停
信号線を使用して通信を行なうモジュールを、第1のユ
ニット21及び第2のユニット22から選択するか、または
通信を停止させるかを選択する。調停信号線は例えば
0.8[V]以上の電圧Highか、または0.8
[V]以下の電圧Lowの信号を伝える第1乃至第3の
信号線から構成され、各信号線には上記通信制御装置21
d,22d及び後述する電源監視装置24dが信号を出力す
る。
【0025】第1乃至第3の各調停信号線の信号は以下
のルールで変化するものとする。すなわち、 1)通信制御装置21d,22d及び電源監視装置24dのす
べてがHighの信号を出力したときHighになる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときLowとなる。
【0026】また、第1のユニット21の通信制御装置21
d、第2のユニット22の通信制御装置22d及び電源ユニ
ット24の電源監視装置24dは、以下の目的で各調停信号
線に信号を出力する。すなわち、 1)第1のユニット21の通信制御装置21dは、通信を行
なう必要があるとき第1の調停信号線だけをLow、他
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 2)第2のユニット22の通信制御装置22dは、通信を行
なう必要があるとき第1の調停信号線と第2の調停信号
線を共にLow、第3の調停信号線をHighとし、通
信を行なう必要がないときすべて調停信号線をHigh
とする。 3)電源ユニット24の電源監視装置24dは、通信を行な
う必要があるときすべての調停信号線をLowとし、通
信を停止する必要がないときすべての調停信号線をHi
ghとする。
【0027】通信処理は、通信中、通信準備中及び停止
中の3つの状態を持ち、それぞれの状態で以下の処理を
行なう。すなわち、 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定する。
【0028】i )すべての信号線がHighのとき、通
信は行なわずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線がLowのとき、通信制御装置21
dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0029】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、通信制御装置22dに通信許可信号を
送り、通信中の状態に移る。 iv)すべての信号線がLowのとき、停止中の状態に移
る。 2)通信中は、調停処理によって選ばれたユニットが、
データ信号線と同期信号線を使用してデータの転送を行
い、データの転送が終わった後、通信準備中の状態に移
る。 3)停止中は、通信制御装置21dと通信制御装置22dの
処理が後述するように復旧されたとき、通信準備中の状
態に移る。
【0030】しかして、上記電源ユニット24の上記主電
源24aは、正常動作時には例えば4.9[V]から5.
1[V]の電圧の電力を出力し、本計算機のすべてに上
記電力を供給するものとする。電源監視装置24dは、主
電源24aから出力される電力を監視し、 1)主電源24aから出力される電力が4.9[V]から
5.1[V]の電圧を維持していないときに主電源異常
信号を出力する機能と、 2)主電源24aから出力される電力が4.9[V]以下
の電圧から5.1[V]の間の電圧に変化して、その電
圧を10[ms]の間維持したとき、主電源異常信号を
出力する機能とを持つものとする。
【0031】一方、電源ユニット24の電池24bは、電源
切り替え装置24cに接続し、4.9[V]から5.1
[V]の電圧を出力するものとする。電源切り替え装置
24cは、上記第1のユニット21、第2のユニット22と通
信回路23にそれぞれ接続し、 1)上記主電源異常信号が出力されたとき、ユニット2
1,22と通信回路23への電力の供給を主電源24aから電
池24bに切り替える機能と、 2)上記主電源復旧信号が出力されたとき、ユニット2
1,22と通信回路23への電力の供給を電池24bから主電
源24aに切り替える機能と、 3)下記バックアップ完了信号が出力されたとき、電池
24bからの電力の供給を停止する機能とを待つものとす
る。
【0032】しかるに、第1のユニット21、第2のユニ
ット22におけるモジュール内電源システムとして、電源
監視装置21i(22i)及び電源切り替え装置21g(22
g)が設けられる。
【0033】電源監視装置21i,22iは、ユニット21,
22にそれぞれ接続し、 1)それぞれのユニットに供給される電力が4.9
[V]から5.1[V]の電圧を維持していないとき電
源異常信号を出力する機能と、 2)各ユニットに供給される電力が4.9[V]以下の
電圧から5.1[V]の電圧に変化して、その電圧を1
0[ms]の間維持した時、電源復旧信号を出力する機
能とを持つものとする。
【0034】上記ユニット21,22内の電池21h,22h
は、それぞれ4.9[V]から5.1[V]の電圧の電
力を出力するものとする。電源切り替え装置21g,22g
は、 1)上記電源異常信号が出力されたとき、電力の供給を
電源ユニット24から各電池21h,22hに切り替える機能
と、 2)上記電源復旧信号が出力されたとき、電力の供給を
電池21h,22hから電源ユニット24に切り替える機能
と、 3)下記バックアップ完了信号が出力されたとき、電池
21h,22hからの電力の供給を停止する機能とを持つも
のとする。
【0035】上記第1のユニット21の通信回路21cが行
なう調停処理は、調停信号線を使用して通信を行なうモ
ジュールをCPU21a、ローカルメモリ21b及び通信制
御装置21dから選択するか、または通信を停止させるか
を選択する。調停信号線はHigh(0.8[V]以上
の電圧)または(0.8[V]以下の電圧)の信号を伝
える第1乃至第4の4本の信号線から構成され、各調停
信号線にはCPU21a、ローカルメモリ21b、通信制御
装置21d及び電源監視装置21iが信号を出力する。
【0036】各調停信号線の信号は以下のルールで変化
する。すなわち、 1)CPU21a、ローカルメモリ21b、通信制御装置21
d及び電源監視装置21iのすべてがHighの信号を出
力したときHighになる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときLowとなる。
【0037】また、CPU21a、ローカルメモリ21b、
通信制御装置21d及び電源監視装置21iは、以下の目的
で各調停信号線に信号を出力する。 1)ローカルメモリ21bは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線だけをLow、他をHighと
し、通信を行なう必要がないときすべての調停信号線を
Highとする。 2)CPU21aは、通信を行なう必要があるときに第1
の調停信号線と第2の調停信号線をLow、他をHig
hとし、通信を行なう必要がないときすべての調停信号
線をHighとする。 3)通信制御装置21dは、通信を行なう必要があるとき
第1乃至第3の調停信号線をLow、第4の調停信号線
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 4)電源監視装置21iは、通信を停止する必要があると
きすべての調停信号線をLowとし、信号を停止する必
要がないときすべての調停信号線をHighとする。
【0038】第1のユニット21の通信回路21cによる通
信処理は、通信中、通信準備中及び停止中の3つの状態
を持ち、それぞれの状態で以下の処理を行なう。すなわ
ち、 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定する。
【0039】i )すべての信号線がHighのとき、通
信は行わずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線のみがLowのとき、ローカルメ
モリ21bに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0040】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、CPU21aに通信許可信号を送り、
通信中の状態に移る。 iv)第1乃至第3の調停信号線がLowのとき、通信制
御装置21dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移
る。
【0041】v )すべての調停信号線がLowのとき、
停止中の状態に移る。 2)通信中は、調停処理で選択されたユニットが、デー
タ信号線と同期信号線を使用してデータの転送を行い、
データの転送が終った後、通信準備中の状態に移る。 3)停止中は、バックアップ制御装置21e,21fが復旧
完了信号を出力したとき、通信準備中の状態に移る。
【0042】バックアップ制御装置21e,21fは、停止
処理、データバックアップ処理、復旧処理及び処理再開
処理を行なうもので、各処理内容を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置21iが通信停止信号を出
力したとき、上記したローカルメモリ21bの処理を停止
させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、ローカルメモリ21b内のデータを、バックアップ
制御装置21f内に存在するフラッシュメモリに格納し、
すべてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を
出力するものである。 3)復旧処理は、電源監視装置21iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをローカルメモリ21bに戻した後に復
旧完了信号を出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路21cが通信停止中から通
信準備中になったとき、ローカルメモリ21bの処理を再
開させるものである。
【0043】しかして、次にバックアップ制御装置21e
の停止処理、データバックアップ処理、復旧処理及び処
理再開処理を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置21iが通信停止信号を出
力したとき、上記したCPU21aと通信制御装置21dの
処理を停止させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、CPU21aと通信制御装置21d内のデータを、C
PU21aと通信制御装置21dそれぞれのスキャンパス機
能を使用して、バックアップ制御装置21e内に存在する
フラッシュメモリに格納し、すべてのデータを格納した
後にバックアップ完了信号を出力するものである。ここ
でスキャンパス機能とは、CPU21aあるいは通信制御
装置21dいずれかのモジュール内に保持しているデータ
を1ビットづつシリアルで読出す機能を指す。 3)復旧処理は、電源監視装置21iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータを、スキャンパス機能を使用してCP
U21aと通信制御装置21dに戻した後に復旧完了信号を
出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路21cが通信停止中から通
信準備中になったとき、CPU21aと通信制御装置21d
の処理を再開させるものである。
【0044】次に上記第2のユニット22における各部位
での動作を説明する。まず、メモリブロック22a,22b
は、上記CPU21aから通信制御装置22dを通してデー
タまたは命令の書込み/読出しがなされる大容量揮発性
メモリ(DRAM)からなる記憶装置である。
【0045】通信制御装置22dは、メモリブロック22
a,22b及び通信回路22cを通して行われる第1のユニ
ット21との間のデータのやり取りを制御する。通信回路
22cは、第1のユニット21の通信回路21cと同様に、調
停処理と通信処理を行う。
【0046】この通信回路22cによる調停処理は、調停
信号線を使用して通信を行なうモジュールをCPU21
a、ローカルメモリ21b及び通信制御装置21dから選択
するか、または通信を停止させるかを選択する。調停信
号線は0.8[V]以上の電圧値のHighまたは0.
8[V]以下の電圧値の信号Lowを伝える第1乃至第
4の4本の信号線から構成され、各調停信号線にはメモ
リブロック22a,22b、通信制御装置22d及び電源監視
装置22iが信号を出力する。
【0047】各調停信号線の信号は以下のルールで変化
する。すなわち、 1)メモリブロック22a,22b、通信制御装置22d及び
電源監視装置22iのすべてがHighの信号を出力した
ときにHighとなる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときにLowとなる。
【0048】また、メモリブロック22a,22b、通信制
御装置22d及び電源監視装置22iは、以下の目的で各調
停信号線に信号を出力する。すなわち、 1)メモリブロック22aは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線だけをLow、他をHighと
し、通信を行なう必要がないときすべての調停信号線を
Highとする。 2)メモリブロック22bは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線と第2の調停信号線をLow、他
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 3)通信制御装置22dは、通信を行なう必要があるとき
第1乃至第3の調停信号線をLow、第4の調停信号線
をHighとし、通信を行なう必要がないときはすべて
の調停信号線をHighとする。 4)電源監視装置22iは、通信を停止する必要があると
きすべての調停信号線をLowとし、信号を停止する必
要がないときすべての調停信号線をHighとする。
【0049】通信回路22cによる通信処理は、通信中、
通信準備中及び停止中の3つの状態を持ち、それぞれの
状態で以下の処理を行なう。 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定するものである。
【0050】i )すべての信号線がHighのとき、通信は
行なわずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線がLowのとき、メモリブロック
22aに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0051】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、メモリブロック22bに通信許可信号
を送り、通信中の状態に移る。 iv)第1乃至第3の調停信号線がLowのとき、通信制
御装置22dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移
る。
【0052】iv)第1乃至第4の4本すべての調停信号
線がLowのとき、停止中の状態に移る。 2)通信回路22cによる通信中は、調停処理によって選
ばれたユニットが、データ信号線と同期信号線を使用し
てデータの転送を行い、データの転送が終わった後、通
信準備中の状態に移るものである。 3)通信回路22cによる停止中は、メモリブロック22a
とメモリブロック22bが復旧完了信号を出力したとき、
通信準備中の状態に移る。
【0053】バックアップ制御装置22e,22fは、停止
処理、データバックアップ処理及び処理再開処理を行な
うもので、以下にその内容を説明する。すなわち、 1)停止処理は、電源監視装置22iが通信停止信号を出
力したとき、上記したメモリブロック22aと通信制御装
置22dの処理を停止させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、メモリブロック22aと通信制御装置22d内のデー
タをバックアップ制御装置22e内に存在するフラッシュ
メモリに格納し、すべてのデータを格納した後にバック
アップ完了信号を出力するものである。通信制御装置22
d内のデータの読出しにはスキャンパス機能を使用す
る。 3)復旧処理は、電源監視装置22iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをメモリブロック22aと通信制御装置
22dに戻した後に復旧完了信号を出力するものである。
通信制御装置22dへのデータの書込みには、上記と同
様、スキャンパスを使用する。 4)処理再開処理は、通信回路22cが通信停止中から通
信準備中になったとき、メモリブロック22aと通信制御
装置22dの処理を再開させるものである。
【0054】同様に、バックアップ制御装置22fの停止
処理、データバックアップ処理、復旧処理、および処理
再開処理を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置22iが通信停止信号を出
力したとき、上記したメモリブロック22bの処理を停止
させる。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、メモリブロック22b内のデータをバックアップ制
御装置22f内に存在するフラッシュメモリに格納し、す
べてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を出
力するものである。 3)復旧処理は、電源監視装置22iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをメモリブロック22bに戻した後に復
旧完了信号を出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路22cが通信停止中から通
信準備中になったとき、メモリブロック22bの処理を再
開させるものである。
【0055】上記の電子計算機の電源異常発生から復帰
に至る連続動作について、図2乃至図7を用いて説明す
る。図2及び図3は電源ユニット24の主電源24aに異常
が生じた場合の動作であり、その当初には電源監視装置
24dが主電源24aの電圧値が異常となったことを認識し
(ステップA1)、主電源異常信号を出力して(ステッ
プA2)、上記第1のユニット21、第2のユニット22と
通信回路23への電力供給を主電源24aから電池24bに切
り替える(ステップA3)。
【0056】これと同時に電源監視装置24dは、通信回
路23の上述した調停信号線をLowとし(ステップA
4)、通信回路23を通信停止の状態とさせる(ステップ
A5)。
【0057】その後、電池24bが消耗し、その供給電圧
が上記一定範囲より低下すると、電源切り替え装置24c
による電力の供給が停止され(ステップA6)、第1の
ユニット21の電源監視装置21i及び第2のユニット22の
電源監視装置22iがそれぞれ電源電圧が異常であること
を認識する(ステップA7)。
【0058】電源監視装置21i,22iは、それぞれ電源
異常信号を出力して(ステップA8)、電源切り替え装
置21g,22gにより上記第1のユニット21、第2のユニ
ット22での電源供給を電源ユニット24から電池21h,22
hへと切り替えさせる一方(ステップA9)、通信回路
21c,22cの上記調停信号線をLowとし(ステップA
10)、通信回路21c,22cを通信停止の状態とさせる
(ステップA11)。
【0059】電源監視装置21i,22iの電源異常信号を
受けたバックアップ制御装置21e,21f、22e,22f
は、自身に接続されている各モジュール(CPU21a及
び通信制御装置21d、ローカルメモリ21b、メモリブロ
ック22a及び通信制御装置22d、メモリブロック22b)
に対して上記した停止処理を実行し(ステップA1
2)、次いで停止した各モジュールのデータを上記デー
タバックアップ処理によりそれぞれ内蔵するフラッシュ
メモリに退避、格納させる(ステップA13)。
【0060】その後、バックアップ制御装置21e,21
f、22e,22fはすべてのデータを格納した後にバック
アップ完了信号を出力し(ステップA14)、電源切り
替え装置21g,22gにより電池21h,22hによる電源の
供給を停止させ(ステップA15)、以上でこの図2及
び図3の処理を終了するものである。
【0061】続く図4及び図5は主電源24aが正常に戻
ったときの動作を示すものであり、その当初には電源ユ
ニット24の電源監視装置24dが主電源24aの電源電圧が
正常に戻ったことを認識し(ステップB1)、上記電源
復旧信号を出力して(ステップB2)、通信回路23を停
止状態から通信準備状態にさせる一方(ステップB
3)、電源切り替え装置24cにより主電源24aの電源を
切り替え選択して上記第1のユニット21、第2のユニッ
ト22及び通信回路23へ供給させる(ステップB4)。
【0062】これに対して第1のユニット21及び第2の
ユニット22ではそれぞれ電源監視装置21i,22iが電源
ユニット24からの入力電圧が正常に戻ったことを認識し
(ステップB5)、上記電源復旧信号を出力して(ステ
ップB6)、電源切り替え装置21g,22gにより電源ユ
ニット24からの供給電源を自ユニットの各モジュールに
供給するよう切り替えさせる(ステップB7)。
【0063】この復旧信号に対してバックアップ制御装
置21e,21f、22e,22fは、自身に接続されている各
モジュール(CPU21a及び通信制御装置21d、ローカ
ルメモリ21b、メモリブロック22a及び通信制御装置22
d、メモリブロック22b)を一旦上記停止処理により停
止させた上で(ステップB8)、それぞれ上記復帰処理
により内蔵するフラッシュメモリに退避、格納させたデ
ータを読出して各モジュールに書き戻し(ステップB
9)、すべてのデータの書き戻しが終了した時点で上記
復旧信号を出力する(ステップB10)。
【0064】この復旧信号を受けた通信回路21c,22c
は、上述した如く通信状態を通信停止中から通信準備中
へと変えるもので(ステップB11)、バックアップ制
御装置21e,21f、22e,22fはこの時点で上記再開処
理により停止状態にある各モジュールの処理を再開させ
(ステップB12)、以上でこの図4及び図5の処理を
終了するものである。
【0065】また、上記第1のユニット21の電源監視装
置21iまたは第2のユニット22の電源監視装置22iが自
ユニット内で電源異常を検出した場合の切り放し処理
を、第1のユニット21側の電源監視装置21iを切り放す
際を例にとって図6及び図7を用いて説明する。
【0066】図6及び図7においては、その当初に電源
監視装置21iが電源切り替え装置21gを介して供給され
る電源電圧の異常を認識すると(ステップC1)、通信
回路23、第1のユニット21の通信回路21c及び第2のユ
ニット22の通信回路22cの上記調停信号線をLowとし
(ステップC2)、通信回路23,21c,22cをそれぞれ
通信停止の状態とさせる一方(ステップC3)、電源異
常信号を出力して(ステップC4)、上記電源切り替え
装置21gにより電力の供給元を電源ユニット24から自ユ
ニット内の補助電源である電池21hに切り替える(ステ
ップC5)。
【0067】その後、上記電源異常信号を受けたバック
アップ制御装置21e,21fが自身に接続されているモジ
ュールであるCPU21a及び通信制御装置21dとローカ
ルメモリ21bとに対して上記した停止処理を実行し(ス
テップC6)、次いで停止した各モジュールのデータを
上記データバックアップ処理によりそれぞれ内蔵するフ
ラッシュメモリに退避、格納させる(ステップC7)。
【0068】さらにバックアップ制御装置21e,21fは
すべてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を
出力し(ステップC8)、電源切り替え装置21gにより
電池21hによる電源の供給を停止させ(ステップC
9)、以上でこの図6及び図7の切り放し処理を終了す
るものである。
【0069】以上のように、電源に異常が発生し、電源
監視装置がそれを認識したとき、階層化された電源切り
替え装置、補助電源及び電源監視装置によって電力を維
持することで、電力を維持する必要のない部分への電力
の供給を削減できる。
【0070】また、各ユニット内に存在するバックアッ
プ制御装置によって、並列してデータのバックアップ処
理を行なうことでバックアップを高速化することが可能
であり、同様に復旧も高速化される。
【0071】一方、データのバックアップ処理を高速化
することによって、データのバックアップ処理を行うた
めの補助電源を縮小することもできる。さらに、電子計
算機を構成する複数のユニットの一部を、その電子計算
機が動作中に取り外すことが可能な電子計算機におい
て、故障等で本体から取り外したユニットの一部に含ま
れる情報を保持して、故障診断等に利用することも可能
となる。
【0072】なお、上記第1実施例では補助電源を電池
で、データのバックアップ手段をフラッシュメモリでそ
れぞれ実現しているが、これらは他の装置で置き換える
ことも可能であり、本願発明が補助電源装置を有する、
電源の異常発生時にデータのバックアップを行うすべて
の電子計算機システムに適用可能であることはいうまで
もない。
【0073】[第2実施例]以下図面を参照して本発明
の第2実施例を説明する。図8はその回路構成を例示す
るものであり、基本的には上記図1と同様の構成である
ため、同一部分に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0074】しかるに電源ユニット24では、主電源24a
からの電力が電源切り替え装置24cを介して通信回路23
に供給される一方、第1のユニット21の電源切り替え装
置21g及び第2のユニット22の電源切り替え装置22gに
対しては直接供給されることとなる。電源切り替え装置
24cは、電源監視装置24dの制御の下にこの主電源24a
と電池24bとを切り替えて通信回路23へ電源供給を行な
うもので、その供給電源電圧が電源監視装置24dと第1
のユニット21の電源監視装置21i、第2のユニット22の
電源監視装置22iにより監視される。
【0075】上記のような構成にあって、その動作は次
に示すようになる。まず、通信回路23による調停処理と
通信処理について示す。通信回路23の調停処理は、調停
信号線を使用して通信を行なうモジュールを、第1のユ
ニット21及び第2のユニット22から選択するか、または
通信を停止させるかを選択する。調停信号線は例えば
0.8[V]以上の電圧Highか、または0.8
[V]以下の電圧Lowの信号を伝える第1乃至第3の
信号線から構成され、各信号線には上記通信制御装置21
d,22d及び後述する電源監視装置24dが信号を出力す
る。
【0076】第1乃至第3の各調停信号線の信号は以下
のルールで変化するものとする。すなわち、 1)通信制御装置21d,22d及び電源監視装置24dのす
べてがHighの信号を出力したときHighになる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときLowとなる。
【0077】また、第1のユニット21の通信制御装置21
d、第2のユニット22の通信制御装置22d及び電源ユニ
ット24の電源監視装置24dは、以下の目的で各調停信号
線に信号を出力する。すなわち、 1)第1のユニット21の通信制御装置21dは、通信を行
なう必要があるとき第1の調停信号線だけをLow、他
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 2)第2のユニット22の通信制御装置22dは、通信を行
なう必要があるとき第1の調停信号線と第2の調停信号
線を共にLow、第3の調停信号線をHighとし、通
信を行なう必要がないときすべて調停信号線をHigh
とする。 3)電源ユニット24の電源監視装置24dは、通信を行な
う必要があるときすべての調停信号線をLowとし、通
信を停止する必要がないときすべての調停信号線をHi
ghとする。
【0078】通信処理は、通信中、通信準備中及び停止
中の3つの状態を持ち、それぞれの状態で以下の処理を
行なう。すなわち、 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定する。
【0079】i )すべての信号線がHighのとき、通
信は行なわずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線がLowのとき、通信制御装置21
dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0080】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、通信制御装置22dに通信許可信号を
送り、通信中の状態に移る。 iv)すべての信号線がLowのとき、停止中の状態に移
る。 2)通信中は、調停処理によって選ばれたユニットが、
データ信号線と同期信号線を使用してデータの転送を行
い、データの転送が終わった後、通信準備中の状態に移
る。 3)停止中は、通信制御装置21dと通信制御装置22dの
処理が後述するように復旧されたとき、通信準備中の状
態に移る。
【0081】しかして、第1のユニット21、第2のユニ
ット22及び通信回路23には以下の電源システムから電力
が供給される。すなわち電源システムは、主電源24a、
電源監視装置24d,21i,22i、電池24b,21h,22h
及び電源切り替え装置24c,21g,22gから構成され
る。
【0082】主電源24aは、正常動作時には例えば4.
9[V]から5.1[V]の電圧の電力を出力し、本計
算機のすべてに上記電力を供給するものとする。電源監
視装置24d,21i,22iは、第1のユニット21、第2の
ユニット22及び通信回路23とそれぞれ接続し、 1)それぞれのユニットに供給される電力が4.9
[V]から5.1[V]の電圧を維持していないときに
電源異常信号を出力する機能と、 2)各ユニットに供給される電力が4.9[V]以下の
電圧から5.1[V]の間の電圧に変化して、その電圧
を10[ms]の維持したとき、主電源異常信号を出力
する機能とを持つものとする。
【0083】一方、電池24b,21h,22hは、電源切り
替え装置24c,21g,22gに接続し、4.9[V]から
5.1[V]の電圧を出力するものとする。電源切り替
え装置24c,21g,22gは、上記第1のユニット21、第
2のユニット22と通信回路23にそれぞれ接続し、 1)上記主電源異常信号が出力されたとき、ユニット2
1,22と通信回路23への電力の供給を主電源24aから各
電池24b,21h,22hに切り替える機能と、 2)上記電源復旧信号が出力されたとき、各電池24b,
21h,22hから主電源24aに切り替える機能と、 3)下記バックアップ完了信号が出力されたとき、電池
24bからの電力の供給を停止する機能とを待つものとす
る。
【0084】上記第1のユニット21の通信回路21cが行
なう調停処理は、調停信号線を使用して通信を行なうモ
ジュールをCPU21a、ローカルメモリ21b及び通信制
御装置21dから選択するか、または通信を停止させるか
を選択する。調停信号線はHigh(0.8[V]以上
の電圧)または(0.8[V]以下の電圧)の信号を伝
える第1乃至第4の4本の信号線から構成され、各調停
信号線にはCPU21a、ローカルメモリ21b、通信制御
装置21d及び電源監視装置21iが信号を出力する。
【0085】各調停信号線の信号は以下のルールで変化
する。すなわち、 1)CPU21a、ローカルメモリ21b、通信制御装置21
d及び電源監視装置21iのすべてがHighの信号を出
力したときHighになる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときLowとなる。
【0086】また、CPU21a、ローカルメモリ21b、
通信制御装置21d及び電源監視装置21iは、以下の目的
で各調停信号線に信号を出力する。 1)ローカルメモリ21bは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線だけをLow、他をHighと
し、通信を行なう必要がないときすべての調停信号線を
Highとする。 2)CPU21aは、通信を行なう必要があるときに第1
の調停信号線と第2の調停信号線をLow、他をHig
hとし、通信を行なう必要がないときすべての調停信号
線をHighとする。 3)通信制御装置21dは、通信を行なう必要があるとき
第1乃至第3の調停信号線をLow、第4の調停信号線
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 4)電源監視装置21iは、通信を停止する必要があると
きすべての調停信号線をLowとし、信号を停止する必
要がないときすべての調停信号線をHighとする。
【0087】第1のユニット21の通信回路21cによる通
信処理は、通信中、通信準備中及び停止中の3つの状態
を持ち、それぞれの状態で以下の処理を行なう。すなわ
ち、 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定する。
【0088】i )すべての信号線がHighのとき、通
信は行わずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線のみがLowのとき、ローカルメ
モリ21bに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0089】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、CPU21aに通信許可信号を送り、
通信中の状態に移る。 iv)第1乃至第3の調停信号線がLowのとき、通信制
御装置21dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移
る。
【0090】v )すべての調停信号線がLowのとき、
停止中の状態に移る。 2)通信中は、調停処理で選択されたユニットが、デー
タ信号線と同期信号線を使用してデータの転送を行い、
データの転送が終った後、通信準備中の状態に移る。 3)停止中は、バックアップ制御装置21e,21fが復旧
完了信号を出力したとき、通信準備中の状態に移る。
【0091】バックアップ制御装置21e,21fは、停止
処理、データバックアップ処理、復旧処理及び処理再開
処理を行なうもので、まずバックアップ制御装置21fの
各処理内容を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置21iが通信停止信号を出
力したとき、上記したローカルメモリ21bの処理を停止
させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、ローカルメモリ21b内のデータを、バックアップ
制御装置21f内に存在するフラッシュメモリに格納し、
すべてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を
出力するものである。 3)復旧処理は、電源監視装置21iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをローカルメモリ21bに戻した後に復
旧完了信号を出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路21cが通信停止中から通
信準備中になったとき、ローカルメモリ21bの処理を再
開させるものである。
【0092】しかして、次にバックアップ制御装置21e
の停止処理、データバックアップ処理、復旧処理及び処
理再開処理を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置21iが通信停止信号を出
力したとき、上記したCPU21aと通信制御装置21dの
処理を停止させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、CPU21aと通信制御装置21d内のデータを、C
PU21aと通信制御装置21dそれぞれのスキャンパス機
能を使用して、バックアップ制御装置21e内に存在する
フラッシュメモリに格納し、すべてのデータを格納した
後にバックアップ完了信号を出力するものである。ここ
でスキャンパス機能とは、CPU21aあるいは通信制御
装置21dいずれかのモジュール内に保持しているデータ
を1ビットづつシリアルで読出す機能を指す。 3)復旧処理は、電源監視装置21iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータを、スキャンパス機能を使用してCP
U21aと通信制御装置21dに戻した後に復旧完了信号を
出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路21cが通信停止中から通
信準備中になったとき、CPU21aと通信制御装置21d
の処理を再開させるものである。
【0093】次に上記第2のユニット22における各部位
での動作を説明する。まず、メモリブロック22a,22b
は、上記CPU21aから通信制御装置22dを通してデー
タまたは命令の書込み/読出しがなされる大容量揮発性
メモリ(DRAM)からなる記憶装置である。
【0094】通信制御装置22dは、メモリブロック22
a,22b及び通信回路22cを通して行われる第1のユニ
ット21との間のデータのやり取りを制御する。通信回路
22cは、第1のユニット21の通信回路21cと同様に、調
停処理と通信処理を行う。
【0095】この通信回路22cによる調停処理は、調停
信号線を使用して通信を行なうモジュールをCPU21
a、ローカルメモリ21b及び通信制御装置21dから選択
するか、または通信を停止させるかを選択する。調停信
号線は0.8[V]以上の電圧値のHighまたは0.
8[V]以下の電圧値の信号Lowを伝える第1乃至第
4の4本の信号線から構成され、各調停信号線にはメモ
リブロック22a,22b、通信制御装置22d及び電源監視
装置22iが信号を出力する。
【0096】各調停信号線の信号は以下のルールで変化
する。すなわち、 1)メモリブロック22a,22b、通信制御装置22d及び
電源監視装置22iのすべてがHighの信号を出力した
ときにHighとなる。 2)同様に、接続している装置の1つ以上がLowを出
力したときにLowとなる。
【0097】また、メモリブロック22a,22b、通信制
御装置22d及び電源監視装置22iは、以下の目的で各調
停信号線に信号を出力する。すなわち、 1)メモリブロック22aは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線だけをLow、他をHighと
し、通信を行なう必要がないときすべての調停信号線を
Highとする。 2)メモリブロック22bは、通信を行なう必要があると
きに第1の調停信号線と第2の調停信号線をLow、他
をHighとし、通信を行なう必要がないときすべての
調停信号線をHighとする。 3)通信制御装置22dは、通信を行なう必要があるとき
第1乃至第3の調停信号線をLow、第4の調停信号線
をHighとし、通信を行なう必要がないときはすべて
の調停信号線をHighとする。 4)電源監視装置22iは、通信を停止する必要があると
きすべての調停信号線をLowとし、信号を停止する必
要がないときすべての調停信号線をHighとする。
【0098】通信回路22cによる通信処理は、通信中、
通信準備中及び停止中の3つの状態を持ち、それぞれの
状態で以下の処理を行なう。 1)通信準備中は、前記調停処理の処理の結果、調停信
号線上に出力されている信号を基に、次に通信を行なう
ユニットまたは通信停止を決定するものである。
【0099】i )すべての信号線がHighのとき、通
信は行なわずに通信準備中のままである。 ii)第1の調停信号線がLowのとき、メモリブロック
22aに通信許可信号を送り、通信中の状態に移る。
【0100】iii )第1の調停信号線と第2の調停信号
線がLowのとき、メモリブロック22bに通信許可信号
を送り、通信中の状態に移る。 iv)第1乃至第3の調停信号線がLowのとき、通信制
御装置22dに通信許可信号を送り、通信中の状態に移
る。
【0101】iv)第1乃至第4の4本すべての調停信号
線がLowのとき、停止中の状態に移る。 2)通信回路22cによる通信中は、調停処理によって選
ばれたユニットが、データ信号線と同期信号線を使用し
てデータの転送を行い、データの転送が終わった後、通
信準備中の状態に移るものである。 3)通信回路22cによる停止中は、メモリブロック22a
とメモリブロック22bが復旧完了信号を出力したとき、
通信準備中の状態に移る。
【0102】バックアップ制御装置22e,22fは、停止
処理、データバックアップ処理及び処理再開処理を行な
うもので、以下にその内容を説明する。すなわち、 1)停止処理は、電源監視装置22iが通信停止信号を出
力したとき、上記したメモリブロック22aと通信制御装
置22dの処理を停止させるものである。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、メモリブロック22aと通信制御装置22d内のデー
タをバックアップ制御装置22e内に存在するフラッシュ
メモリに格納し、すべてのデータを格納した後にバック
アップ完了信号を出力するものである。通信制御装置22
d内のデータの読出しにはスキャンパス機能を使用す
る。 3)復旧処理は、電源監視装置22iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをメモリブロック22aと通信制御装置
22dに戻した後に復旧完了信号を出力するものである。
通信制御装置22dへのデータの書込みには、上記と同
様、スキャンパスを使用する。 4)処理再開処理は、通信回路22cが通信停止中から通
信準備中になったとき、メモリブロック22aと通信制御
装置22dの処理を再開させるものである。
【0103】同様に、バックアップ制御装置22fの停止
処理、データバックアップ処理、復旧処理、および処理
再開処理を以下に説明する。 1)停止処理は、電源監視装置22iが通信停止信号を出
力したとき、上記したメモリブロック22bの処理を停止
させる。 2)データバックアップ処理は、上記停止処理が終了し
た後、メモリブロック22b内のデータをバックアップ制
御装置22f内に存在するフラッシュメモリに格納し、す
べてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を出
力するものである。 3)復旧処理は、電源監視装置22iが電源復旧信号を出
力したとき、上記バックアップ処理でフラッシュメモリ
に格納したデータをメモリブロック22bに戻した後に復
旧完了信号を出力するものである。 4)処理再開処理は、通信回路22cが通信停止中から通
信準備中になったとき、メモリブロック22bの処理を再
開させるものである。
【0104】上記の電子計算機の電源異常発生から復帰
に至る連続動作について、図9乃至図14を用いて説明
する。図9及び図10は電源ユニット24の主電源24aに
異常が生じた場合の動作であり、その当初には電源監視
装置24d,21i,22iがそれぞれ主電源24aの電圧値が
異常となったことを認識し(ステップD1)、電源異常
信号を出力して(ステップD4)、電源切り替え装置24
c,21g,22gにより上記通信回路23、第1のユニット
21と第2のユニット22への電力供給をそれぞれ主電源24
aから電池24b,21h,22hに切り替えさせる(ステッ
プD5)。
【0105】これと同時に電源監視装置24d,21i,22
iは、それぞれ通信回路23,21c,22cの上述した調停
信号線をLowとし(ステップD2)、通信回路23,21
c,22cを通信停止の状態とさせる(ステップD3)。
【0106】電源監視装置21i,22iの電源異常信号を
受けたバックアップ制御装置21e,21f、22e,22f
は、自身に接続されている各モジュール(CPU21a及
び通信制御装置21d、ローカルメモリ21b、メモリブロ
ック22a及び通信制御装置22d、メモリブロック22b)
に対して上記した停止処理を実行し(ステップD6)、
次いで停止した各モジュールのデータを上記データバッ
クアップ処理によりそれぞれ内蔵するフラッシュメモリ
に退避、格納させる(ステップD7)。
【0107】その後、バックアップ制御装置21e,21
f、22e,22fはすべてのデータを格納した後にバック
アップ完了信号を出力し(ステップD8)、電源切り替
え装置21g,22gにより電池21h,22hによる電源の供
給を停止させ(ステップD9)、以上でこの図9及び図
10の処理を終了するものである。
【0108】続く図11及び図12は主電源24aが正常
に戻ったときの動作を示すものであり、その当初には電
源監視装置24d,21i,22iがそれぞれ主電源24aの電
源電圧が正常に戻ったことを認識し(ステップE1)、
上記電源復旧信号を出力して(ステップE2)、電源切
り替え装置24c,21g,22gにより電源の供給元を主電
源24aに切り替え選択させる(ステップE3)。
【0109】上記復旧信号を受けたバックアップ制御装
置21e,21f、22e,22fは、自身に接続されている各
モジュール(CPU21a及び通信制御装置21d、ローカ
ルメモリ21b、メモリブロック22a及び通信制御装置22
d、メモリブロック22b)を一旦上記停止処理により停
止させた上で(ステップE4)、それぞれ上記復帰処理
により内蔵するフラッシュメモリに退避、格納させたデ
ータを読出して各モジュールに書き戻し(ステップE
5)、すべてのデータの書き戻しが終了した時点で上記
復旧信号を出力する(ステップE6)。
【0110】この復旧信号を受けた通信回路23,21c,
22cは、上述した如く通信状態を通信停止中から通信準
備中へと変えるもので(ステップE7)、バックアップ
制御装置21e,21f、22e,22fはこの時点で上記再開
処理により停止状態にある各モジュールの処理を再開さ
せ(ステップE8)、以上でこの図11及び図12の処
理を終了するものである。
【0111】また、上記第1のユニット21の電源監視装
置21iまたは第2のユニット22の電源監視装置22iが自
ユニット内で電源異常を検出した場合の切り放し処理
を、第1のユニット21側の電源監視装置21iを切り放す
際を例にとって図13及び図14を用いて説明する。
【0112】図13及び図14においては、その当初に
電源監視装置21iが電源切り替え装置21gを介して供給
される電源電圧の異常を認識すると(ステップF1)、
通信回路23、第1のユニット21の通信回路21c及び第2
のユニット22の通信回路22cの上記調停信号線をLow
とし(ステップF2)、通信回路23,21c,22cをそれ
ぞれ通信停止の状態とさせる一方(ステップF3)、電
源異常信号を出力して(ステップF4)、上記電源切り
替え装置21gにより電力の供給元を電源ユニット24から
自ユニット内の補助電源である電池21hに切り替える
(ステップF5)。
【0113】その後、上記電源異常信号を受けたバック
アップ制御装置21e,21fが自身に接続されているモジ
ュールであるCPU21a及び通信制御装置21dとローカ
ルメモリ21bとに対して上記した停止処理を実行し(ス
テップF6)、次いで停止した各モジュールのデータを
上記データバックアップ処理によりそれぞれ内蔵するフ
ラッシュメモリに退避、格納させる(ステップF7)。
【0114】さらにバックアップ制御装置21e,21fは
すべてのデータを格納した後にバックアップ完了信号を
出力し(ステップF8)、電源切り替え装置21gにより
電池21hによる電源の供給を停止させ(ステップF
9)、以上でこの図13及び図14の切り放し処理を終
了するものである。
【0115】以上のように、主電源に異常が発生し、電
源監視装置がそれを認識したとき、各ユニットに分散配
置された電源切り替え装置、補助電源及び電源監視装置
によって電力を維持することで、電力を維持する必要の
ない部分への電力の供給を削減できる。
【0116】また、各ユニット内に存在するバックアッ
プ制御装置によって、並列してデータのバックアップ処
理を行なうことでバックアップを高速化することが可能
であり、同様に復旧も高速化される。
【0117】一方、データのバックアップ処理を高速化
することによって、データのバックアップ処理を行うた
めの補助電源を小型化することもできる。さらに、電子
計算機を構成する複数のユニットの一部を、その電子計
算機が動作中に取り外すことが可能な電子計算機におい
て、故障等で本体から取り外したユニットの一部に含ま
れる情報を保持して、故障診断等に利用することも可能
となる。
【0118】なお、上記第2実施例では補助電源を電池
で、データのバックアップ手段をフラッシュメモリでそ
れぞれ実現しているが、これらは他の装置で置き換える
ことも可能であり、本願発明が補助電源装置を有する、
電源の異常発生時にデータのバックアップを行うすべて
の電子計算機システムに適用可能であることはいうまで
もない。
【0119】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、主電
源の異常の際に各ユニット内でこれを監視してモジュー
ルの保持する情報をバックアップメモリに退避させ、主
電源が正常に戻った際には退避させた情報を対応するモ
ジュールに再設定する処理を並列に行なうため、バック
アップ処理を高速化して必要な時間を大幅に短縮するす
ることが可能であり、また個々のユニットに必要な補助
電源も小型化可能な電子計算機の電源制御装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る回路構成を示すブロ
ック図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図4】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図6】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図7】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図8】本発明の第2実施例に係る回路構成を示すブロ
ック図。
【図9】同実施例の動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図10】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図11】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図12】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図13】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図14】同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ート。
【図15】従来の電子計算機システムの電源制御装置の
回路構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11,21…第1のユニット、11a,21a…CPU、11b,
21b…ローカルメモリ、11c,12b,13,21c,22c…
通信回路、11d,12c,21d,22d…通信制御装置、1
2,22…第2のユニット、12a…主メモリ、14…バック
アップメモリ、15,24…電源ユニット、15a,24a…主
電源、15b…補助電源、15c,21g,22g,24c…電源
切り替え装置、15d,21i,22i,24d…電源監視装
置、21e,21f,22e,22f…バックアップ制御装置、
21h,22h,24b…電池、22a,22b…メモリブロッ
ク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれバックアップすべき情報を保持
    するモジュールを有した複数のユニットと、この複数の
    ユニット間を接続して情報通信する通信回路と、上記複
    数のユニット及び通信回路に電力を供給する、主電源、
    この主電源の異常時に主電源より切り替えられる第1の
    補助電源及び上記主電源の発生電圧を監視する第1の電
    源監視手段を有する電源ユニットとを備えた電子計算機
    の電源制御装置であって、 上記複数のユニットそれぞれに、 上記モジュールに対応し、該モジュールの保持する情報
    をバックアップ保持するバックアップメモリと、 第2の補助電源と、 上記第1の電源監視手段が上記主電源の異常状態を監視
    した際に上記電源ユニットからの電力に代えて自ユニッ
    ト内の上記第2の補助電源からの電力を供給させ、上記
    第1の電源監視手段が上記主電源の発生電圧の正常状態
    への復帰を監視した際に自ユニット内の上記第2の補助
    電源からの電力に代えて上記電源ユニットからの電力を
    供給させる電源切り替え手段と、 この電源切り替え手段により上記第2の補助電源からの
    電力が供給される際に上記モジュールの保持する情報を
    対応する上記バックアップメモリに退避させ、上記電源
    ユニットからの電力供給が再開された際に上記バックア
    ップメモリに退避させた情報を対応するモジュールに再
    設定するバックアップ制御手段とを具備したことを特徴
    とする電子計算機の電源制御装置。
  2. 【請求項2】 上記複数のユニットそれぞれに、上記電
    源ユニットからの供給電圧を監視する第2の電源監視手
    段をさらに具備し、 上記第1の電源監視手段は主電源の異常時に上記複数の
    ユニットへの電源供給元を主電源から上記第1の補助電
    源に切り替えさせ、 上記電源切り替え手段は自ユニット内の上記第2の電源
    監視手段が上記電源ユニットからの供給電圧の異常状態
    を監視した際に上記電源ユニットからの電力に代えて自
    ユニット内の上記第2の補助電源からの電力を供給し、
    上記第2の電源監視手段が上記電源ユニットからの供給
    電圧の正常状態への復帰を監視した際に自ユニット内の
    上記第2の補助電源からの電力に代えて上記電源ユニッ
    トからの電力を供給させることを特徴とする請求項1記
    載の電子計算機の電源制御装置。
  3. 【請求項3】 上記複数のユニットそれぞれに、上記主
    電源の発生電圧の異常状態を監視する第2の電源監視手
    段をさらに具備し、 上記電源切り替え手段は自ユニット内の上記第2の電源
    監視手段が上記主電源からの供給電圧の異常状態を監視
    した際に上記電源ユニットからの電力に代えて自ユニッ
    ト内の上記第2の補助電源からの電力を供給し、上記第
    2の電源監視手段が上記主電源からの供給電圧の正常状
    態への復帰を監視した際に自ユニット内の上記第2の補
    助電源からの電力に代えて上記主電源からの電力を供給
    させることを特徴とする請求項1記載の電子計算機の電
    源制御装置。
  4. 【請求項4】 上記電源切り替え手段は、自ユニット内
    の上記バックアップ制御手段によりモジュールの情報が
    バックアップメモリに退避されてから上記電源ユニット
    の電力供給が再開されるまでの間、上記第2の補助電源
    による電力供給を停止させることを特徴とする請求項1
    記載の電子計算機の電源制御装置。
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