JPH0868967A - 画像処理方法及び画像処理装置 - Google Patents
画像処理方法及び画像処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 3次元物体の高速認識のために、物体の距離
画像を得て、その距離画像中に含まれる平面の傾きとそ
の近似的な面積を瞬時に検出する方法、装置。 【構成】 物体の3次元情報として、距離画像を獲得す
る距離画像獲得手段401と、獲得された距離画像を位
相分布として表示するための画像表示手段402と、画
像表示手段に表示された画像を読み出すための略平行な
コヒーレント光と、コヒーレント光によって読み出され
た画像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換レンズ
とからなるフーリエ変換光学系403と、フーリエ変換
光学系によって得られるフーリエスペクトル像を検出す
るためのフーリエ変換スペクトル検出手段404とから
構成され、獲得する距離画像中に含まれる平面の法線と
その近似的な面積を高速に検出する。
画像を得て、その距離画像中に含まれる平面の傾きとそ
の近似的な面積を瞬時に検出する方法、装置。 【構成】 物体の3次元情報として、距離画像を獲得す
る距離画像獲得手段401と、獲得された距離画像を位
相分布として表示するための画像表示手段402と、画
像表示手段に表示された画像を読み出すための略平行な
コヒーレント光と、コヒーレント光によって読み出され
た画像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換レンズ
とからなるフーリエ変換光学系403と、フーリエ変換
光学系によって得られるフーリエスペクトル像を検出す
るためのフーリエ変換スペクトル検出手段404とから
構成され、獲得する距離画像中に含まれる平面の法線と
その近似的な面積を高速に検出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理方法及び画像
処理装置に関し、特に、3次元物体の認識に有効とされ
る情報を高速に取り出すための方法、装置及びそれらを
用いた画像処理装置に関する。
処理装置に関し、特に、3次元物体の認識に有効とされ
る情報を高速に取り出すための方法、装置及びそれらを
用いた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットの視覚処理装置や、オー
トメーションラインの製品検査等を始めとして、3次元
の物体を様々な方向から見ても認識可能な装置へのニー
ズは強く、様々な研究がなされてきた。
トメーションラインの製品検査等を始めとして、3次元
の物体を様々な方向から見ても認識可能な装置へのニー
ズは強く、様々な研究がなされてきた。
【0003】それらの中でも、拡張ガウス像を認識に用
いる方法は、有力な方法として知られている(Horn,B.
K.P., & K.Ikeuchi(1984) "The Mechanical Manipulati
on ofRandomly Oriented Parts," Scientific America
n, Vol.251, No.2, pp.100-111, August 参照) 。拡張
ガウス像では、3次元物体の表面において、まず、その
表面は単位面積の面素で被われていると仮定し、この面
素の法線単位ベクトルを決定する。具体的に、円柱の場
合の面素と法線単位ベクトルを図19(a)に示す。図
中の斜線ハッチで示したものが1つの画素であり、この
画素に対し1つの法線単位ベクトルが決定される。この
全ての法線単位ベクトルの始点を、図19(b)に示す
ように、ガウス球の原点へ平行移動する。結果として、
それらのベクトルの終点は、単位半径を持つ球面(ガウ
ス球)上に乗る。さらに、ベクトル終点の存在密度に対
応させて、そのベクトルの終点に重みを付け、ガウス球
面上にその物体特有の質量分布を持たせたものが拡張ガ
ウス像である。例えば、図19(a)に対応する拡張ガ
ウス像を、ベクトルの質量をその方向に向くスパイクの
長さとして表示したものが図19(c)である。スパイ
クの長さ、つまり、このベクトルの持つ質量は単位面積
の数に対応するので、質量の総和は、物体のその方向に
法線を持つ表面の面積に対応する。
いる方法は、有力な方法として知られている(Horn,B.
K.P., & K.Ikeuchi(1984) "The Mechanical Manipulati
on ofRandomly Oriented Parts," Scientific America
n, Vol.251, No.2, pp.100-111, August 参照) 。拡張
ガウス像では、3次元物体の表面において、まず、その
表面は単位面積の面素で被われていると仮定し、この面
素の法線単位ベクトルを決定する。具体的に、円柱の場
合の面素と法線単位ベクトルを図19(a)に示す。図
中の斜線ハッチで示したものが1つの画素であり、この
画素に対し1つの法線単位ベクトルが決定される。この
全ての法線単位ベクトルの始点を、図19(b)に示す
ように、ガウス球の原点へ平行移動する。結果として、
それらのベクトルの終点は、単位半径を持つ球面(ガウ
ス球)上に乗る。さらに、ベクトル終点の存在密度に対
応させて、そのベクトルの終点に重みを付け、ガウス球
面上にその物体特有の質量分布を持たせたものが拡張ガ
ウス像である。例えば、図19(a)に対応する拡張ガ
ウス像を、ベクトルの質量をその方向に向くスパイクの
長さとして表示したものが図19(c)である。スパイ
クの長さ、つまり、このベクトルの持つ質量は単位面積
の数に対応するので、質量の総和は、物体のその方向に
法線を持つ表面の面積に対応する。
【0004】このような拡張ガウス像を用いれば、例え
ば、認識対象の物体の拡張ガウス像と、予め求めておい
た様々な物体の拡張ガウス像とをコンピュータ内で数学
的に回転させて照合し、最もよく照合の取れた拡張ガウ
ス像の物体と認識対象の物体とが同一であると認識する
ことができる。この照合の際に、物体の姿勢も同時に判
る。
ば、認識対象の物体の拡張ガウス像と、予め求めておい
た様々な物体の拡張ガウス像とをコンピュータ内で数学
的に回転させて照合し、最もよく照合の取れた拡張ガウ
ス像の物体と認識対象の物体とが同一であると認識する
ことができる。この照合の際に、物体の姿勢も同時に判
る。
【0005】実際には、図20(a)に示したように、
例えば円柱901を観測方向902から観測すると、斜
線ハッチ部分のみが観測され、単位面積の画素もその傾
きによって見かけの大きさとは異なり、補正する必要が
ある。この円柱の場合、図20(a)中の観測方向と逆
方向にZ軸、さらに、図中に示すようにX、Y軸をとれ
ば、その場合の拡張ガウス像は、図20(b)のよう
に、Z>0の部分にのみ存在することになる。つまり、
一般の観測においては、観測可能な領域は認識対象物体
901のおよそ半分である。したがって、認識の際に
は、様々な物体について色々な方向から観測した場合の
拡張ガウス像を予め求めておき、認識対象の拡張ガウス
像と比較することになる。この際に、拡張ガウス像で
は、拡張ガウス像を構成するベクトルとその質量の積に
よる一次のモーメントや、二次のモーメントを計算し、
その値を利用して観測物体の姿勢を大まかに決定するこ
とができ、比較する拡張ガウス像を大幅に少なくするこ
とが可能である。具体的には、図20(b)の拡張ガウ
ス像では、図20(a)の観測方向902から観測すれ
ば、どんな姿勢で観測者が観測しても、認識対象の物体
901の斜線部分の可視可能な表面積と、その見えてい
る座標系(X、Y、Z)で、XY平面に投影されている
面積の割合、つまり、投影率は等しくなるので、投影率
の大きく異なる拡張ガウス像はそれ以上詳しく照合する
必要はない。また、画像中の二次モーメントの最小の方
向903は画像が回転すればそれに応じて回転するの
で、図20(b)が回転した画像と図20(b)を比較
する際には、最小モーメントの軸方向を一致させて比較
すればよい。つまり、どんな姿勢で認識対象物体901
を観測しようとも、その最小モーメントの方向903を
ある特定の軸(例えば、図20(b)のX軸)に一致さ
せて比較すれば、色々回転させた画像と一つ一つ比較す
る必要はない。このようにして、詳しく比較する拡張ガ
ウス像の数を大きく減らすことが可能である(池内克史
“拡張ガウス像に基づく被写体のいがぐり表現像から観
測方向決定のための一手法”電子通信学会論文誌,198
3.5.Vol.J66-D p.463〜470 参照) 。
例えば円柱901を観測方向902から観測すると、斜
線ハッチ部分のみが観測され、単位面積の画素もその傾
きによって見かけの大きさとは異なり、補正する必要が
ある。この円柱の場合、図20(a)中の観測方向と逆
方向にZ軸、さらに、図中に示すようにX、Y軸をとれ
ば、その場合の拡張ガウス像は、図20(b)のよう
に、Z>0の部分にのみ存在することになる。つまり、
一般の観測においては、観測可能な領域は認識対象物体
901のおよそ半分である。したがって、認識の際に
は、様々な物体について色々な方向から観測した場合の
拡張ガウス像を予め求めておき、認識対象の拡張ガウス
像と比較することになる。この際に、拡張ガウス像で
は、拡張ガウス像を構成するベクトルとその質量の積に
よる一次のモーメントや、二次のモーメントを計算し、
その値を利用して観測物体の姿勢を大まかに決定するこ
とができ、比較する拡張ガウス像を大幅に少なくするこ
とが可能である。具体的には、図20(b)の拡張ガウ
ス像では、図20(a)の観測方向902から観測すれ
ば、どんな姿勢で観測者が観測しても、認識対象の物体
901の斜線部分の可視可能な表面積と、その見えてい
る座標系(X、Y、Z)で、XY平面に投影されている
面積の割合、つまり、投影率は等しくなるので、投影率
の大きく異なる拡張ガウス像はそれ以上詳しく照合する
必要はない。また、画像中の二次モーメントの最小の方
向903は画像が回転すればそれに応じて回転するの
で、図20(b)が回転した画像と図20(b)を比較
する際には、最小モーメントの軸方向を一致させて比較
すればよい。つまり、どんな姿勢で認識対象物体901
を観測しようとも、その最小モーメントの方向903を
ある特定の軸(例えば、図20(b)のX軸)に一致さ
せて比較すれば、色々回転させた画像と一つ一つ比較す
る必要はない。このようにして、詳しく比較する拡張ガ
ウス像の数を大きく減らすことが可能である(池内克史
“拡張ガウス像に基づく被写体のいがぐり表現像から観
測方向決定のための一手法”電子通信学会論文誌,198
3.5.Vol.J66-D p.463〜470 参照) 。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、拡張
ガウス像を用いることは有効な手段であるが、これを求
めるためには、認識対象物体の含まれる画像を面素に分
割して、それぞれの面素について法線ベクトルを求め、
さらにその存在密度を求めなければならない。
ガウス像を用いることは有効な手段であるが、これを求
めるためには、認識対象物体の含まれる画像を面素に分
割して、それぞれの面素について法線ベクトルを求め、
さらにその存在密度を求めなければならない。
【0007】しかしながら、従来のように、この計算を
コンピュータ上で一つ一つ逐次的に計算して求める方法
では、膨大な時間を必要とし、高速な認識への最大の妨
げとなっている。
コンピュータ上で一つ一つ逐次的に計算して求める方法
では、膨大な時間を必要とし、高速な認識への最大の妨
げとなっている。
【0008】本発明は従来技術のこのような課題に鑑み
てなされたものであり、その目的は、3次元物体の高速
認識のために、物体の距離画像を得て、その距離画像中
に含まれる平面の傾きとその近似的な面積を瞬時に検出
することができる方法、装置及び、それらを用いた画像
処理装置を提供することである。
てなされたものであり、その目的は、3次元物体の高速
認識のために、物体の距離画像を得て、その距離画像中
に含まれる平面の傾きとその近似的な面積を瞬時に検出
することができる方法、装置及び、それらを用いた画像
処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の画像処理方法は、物体の3次元情報として、
距離の情報を画素の値とする距離画像を位相分布の画像
に変換し、その位相分布の画像のフーリエ変換を行い、
前記距離画像中に含まれる平面の法線とその近似的な面
積を示す画像を得ることを特徴とする方法である。
の本発明の画像処理方法は、物体の3次元情報として、
距離の情報を画素の値とする距離画像を位相分布の画像
に変換し、その位相分布の画像のフーリエ変換を行い、
前記距離画像中に含まれる平面の法線とその近似的な面
積を示す画像を得ることを特徴とする方法である。
【0010】さらに、上記方法を実現するための本発明
の画像処理装置は、図1のブロック図に示すように、物
体の3次元情報として、距離画像を獲得する距離画像獲
得手段401と、獲得された距離画像を位相分布として
表示するための画像表示手段402と、画像表示手段4
02に表示された画像を読み出すための略平行なコヒー
レント光と、コヒーレント光によって読み出された画像
にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換レンズとから
なるフーリエ変換光学系403と、フーリエ変換光学系
403によって得られるフーリエスペクトル像を検出す
るためのフーリエ変換スペクトル検出手段404とから
構成されるものである。
の画像処理装置は、図1のブロック図に示すように、物
体の3次元情報として、距離画像を獲得する距離画像獲
得手段401と、獲得された距離画像を位相分布として
表示するための画像表示手段402と、画像表示手段4
02に表示された画像を読み出すための略平行なコヒー
レント光と、コヒーレント光によって読み出された画像
にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換レンズとから
なるフーリエ変換光学系403と、フーリエ変換光学系
403によって得られるフーリエスペクトル像を検出す
るためのフーリエ変換スペクトル検出手段404とから
構成されるものである。
【0011】この場合、さらに、認識手段405を有
し、認識対象の3次元物体を高速で認識する機能を有す
ることが可能になる。
し、認識対象の3次元物体を高速で認識する機能を有す
ることが可能になる。
【0012】また、上記方法を実現するための本発明の
別の画像処理装置は、図4のブロック図に示すように、
情報として、少なくとも距離画像を獲得する距離画像獲
得手段1401を有する物体情報獲得手段1403と、
獲得された距離画像を位相分布として表示するための第
1画像表示手段1402と、獲得された物体情報から領
域分割し、一部の領域を抽出する領域抽出手段1404
と、領域抽出手段1404で抽出された領域を強度情報
として表示するための第2画像表示手段1405と、上
記第1及び第2画像表示手段1402、1405に表示
された画像を読み出すための略平行なコヒーレント光
と、このコヒーレント光によって読み出された画像にフ
ーリエ変換を施すためのフーリエ変換手段1406と、
上記フーリエ変換手段1406によって得られるフーリ
エスペクトル像を検出するための検出手段1407とか
ら構成され、獲得する物体画像中に含まれる平面の法線
とその近似的な面積を高速に検出するものである。
別の画像処理装置は、図4のブロック図に示すように、
情報として、少なくとも距離画像を獲得する距離画像獲
得手段1401を有する物体情報獲得手段1403と、
獲得された距離画像を位相分布として表示するための第
1画像表示手段1402と、獲得された物体情報から領
域分割し、一部の領域を抽出する領域抽出手段1404
と、領域抽出手段1404で抽出された領域を強度情報
として表示するための第2画像表示手段1405と、上
記第1及び第2画像表示手段1402、1405に表示
された画像を読み出すための略平行なコヒーレント光
と、このコヒーレント光によって読み出された画像にフ
ーリエ変換を施すためのフーリエ変換手段1406と、
上記フーリエ変換手段1406によって得られるフーリ
エスペクトル像を検出するための検出手段1407とか
ら構成され、獲得する物体画像中に含まれる平面の法線
とその近似的な面積を高速に検出するものである。
【0013】この場合、さらに、上記の検出手段140
7中に強度変調が可能なフィルタリングを行うフィルタ
リング手段を含むように構成することが可能である。
7中に強度変調が可能なフィルタリングを行うフィルタ
リング手段を含むように構成することが可能である。
【0014】また、さらに、認識手段1408を有し、
認識対象の3次元物体を高速で認識する機能を有するこ
とが可能になる。
認識対象の3次元物体を高速で認識する機能を有するこ
とが可能になる。
【0015】
【作用】以下、本発明の詳細について説明する。例え
ば、図2に示すように、3次元物体を構成するある平面
1が、観測者の視線方向と逆向きの方向をz軸とする座
標系(x,y,z)において、z(x,y)=ax+b
y+cであるとし、それが観測者の視線方向に垂直な平
面2の領域g(x,y)に投影されたとする。本発明の
方法を用いて、この3次元の距離画像を位相分布として
表すと、exp(iz(x,y))となり、この位相分
布についてフーリエ変換を行えば、 となる。ここで、G(ξ,η)はg(x,y)のフーリ
エ変換を示す。
ば、図2に示すように、3次元物体を構成するある平面
1が、観測者の視線方向と逆向きの方向をz軸とする座
標系(x,y,z)において、z(x,y)=ax+b
y+cであるとし、それが観測者の視線方向に垂直な平
面2の領域g(x,y)に投影されたとする。本発明の
方法を用いて、この3次元の距離画像を位相分布として
表すと、exp(iz(x,y))となり、この位相分
布についてフーリエ変換を行えば、 となる。ここで、G(ξ,η)はg(x,y)のフーリ
エ変換を示す。
【0016】つまり、一定の傾きを有する領域g(x,
y)のフーリエ変換情報が(ξ,η)=(a/2π,b
/2π)だけシフトした画像となる。ここで、フーリエ
変換情報の中心は、変換領域(ここでは、一定の傾きを
有する領域)の面積に対応した強いピークとなるので、
この点を検出することができる。したがって、フーリエ
変換面において、この点とその強度を検出すれば、平面
1の傾きとその近似的な面積を知ることができる。
y)のフーリエ変換情報が(ξ,η)=(a/2π,b
/2π)だけシフトした画像となる。ここで、フーリエ
変換情報の中心は、変換領域(ここでは、一定の傾きを
有する領域)の面積に対応した強いピークとなるので、
この点を検出することができる。したがって、フーリエ
変換面において、この点とその強度を検出すれば、平面
1の傾きとその近似的な面積を知ることができる。
【0017】このような処理を施した画像は、前述した
拡張ガウス像を構成するベクトル(l,m,n)をZ=
−1の平面に投影した画像に相当する。したがって、拡
張ガウス像が持つ様々な特徴はそのまま利用することが
可能となる。
拡張ガウス像を構成するベクトル(l,m,n)をZ=
−1の平面に投影した画像に相当する。したがって、拡
張ガウス像が持つ様々な特徴はそのまま利用することが
可能となる。
【0018】さらに具体的には、距離画像獲得手段によ
り得られた距離画像データを位相分布として画像表示手
段に表示し、その画像についてのフーリエ変換をフーリ
エ変換レンズを用いて光学的に行えば、上記手法が高速
に実現できる。その際のフーリエ変換レンズの焦点距離
をf、使用する波長をλとし、フーリエ変換面での座標
を(x’,y’)とすると、ξ=x'/fλ,η=y'/f
λと置けるため、 x’=fλa/2π, y’=fλb/2π ・・・(1) の点に強いピークを持つことになる。
り得られた距離画像データを位相分布として画像表示手
段に表示し、その画像についてのフーリエ変換をフーリ
エ変換レンズを用いて光学的に行えば、上記手法が高速
に実現できる。その際のフーリエ変換レンズの焦点距離
をf、使用する波長をλとし、フーリエ変換面での座標
を(x’,y’)とすると、ξ=x'/fλ,η=y'/f
λと置けるため、 x’=fλa/2π, y’=fλb/2π ・・・(1) の点に強いピークを持つことになる。
【0019】一例として、フーリエ変換レンズの焦点距
離f=1000mm,再生波長λ=632.8mmと
し、図3(a)に示すように、 f(x,y)=−10x−10y+20π (x≧0,y≧0) −10x+10y+20π (x≧0,y<0) 10x−10y+20π (x<0,y≧0) 10x+10y+20π (x<0,y<0) の平面で構成される四角錐を含む10mm×10mmの
位相分布の画像を、フーリエ変換光学系を用いたフーリ
エ変換のシミュレーションを行えば、そのフーリエスペ
クトル像は図3(b)のような結果となる。この場合、
傾きとしては、(a,b)=(10,10),(10,
−10),(−10,10),(−10,−10)の4
つがあり、これらの点に対応するフーリエスペクトル面
での点は、式(1)より、それぞれ(1mm,1m
m),(1mm,−1mm),(−1mm,1mm),
(−1mm,−1mm)となり、それぞれの点でピーク
を生じているのが判る。さらに、これらの点でのピーク
の値は、5mm×5mmの正方形の開口のフーリエ変換
を行った場合の中心でのピークとほぼ値が等しくなるの
で、画像中に5mm×5mmに近い面積があることが判
る。これらの点と強度が瞬時に知り得るので、物体を構
成する平面の傾きとその近似的な面積を知ることがで
き、認識にかかる時間は大幅に減少し、高速な3次元物
体の認識が可能となる。
離f=1000mm,再生波長λ=632.8mmと
し、図3(a)に示すように、 f(x,y)=−10x−10y+20π (x≧0,y≧0) −10x+10y+20π (x≧0,y<0) 10x−10y+20π (x<0,y≧0) 10x+10y+20π (x<0,y<0) の平面で構成される四角錐を含む10mm×10mmの
位相分布の画像を、フーリエ変換光学系を用いたフーリ
エ変換のシミュレーションを行えば、そのフーリエスペ
クトル像は図3(b)のような結果となる。この場合、
傾きとしては、(a,b)=(10,10),(10,
−10),(−10,10),(−10,−10)の4
つがあり、これらの点に対応するフーリエスペクトル面
での点は、式(1)より、それぞれ(1mm,1m
m),(1mm,−1mm),(−1mm,1mm),
(−1mm,−1mm)となり、それぞれの点でピーク
を生じているのが判る。さらに、これらの点でのピーク
の値は、5mm×5mmの正方形の開口のフーリエ変換
を行った場合の中心でのピークとほぼ値が等しくなるの
で、画像中に5mm×5mmに近い面積があることが判
る。これらの点と強度が瞬時に知り得るので、物体を構
成する平面の傾きとその近似的な面積を知ることがで
き、認識にかかる時間は大幅に減少し、高速な3次元物
体の認識が可能となる。
【0020】ところで、上述の画像処理方法は有効な方
法であるが、得られる距離画像全体にわたってフーリエ
変換が行われているので、距離画像中に含まれる背景等
の認識対象以外の物体の情報が重ね合わさってしまい、
それらの除去等の処理が必要となる。
法であるが、得られる距離画像全体にわたってフーリエ
変換が行われているので、距離画像中に含まれる背景等
の認識対象以外の物体の情報が重ね合わさってしまい、
それらの除去等の処理が必要となる。
【0021】また、得られる面積情報においても、測定
される光量は観測されている部分の正射影された面積で
あり、実際の表面積を求めるためには、各画素にわたっ
て得られる光量に対して補正する必要がある。実際の認
識の場合には、平面の傾きの情報だけで判断できるもの
が多いが、さらに高度な判断が必要とされる場合には、
これらの補正がなされた表面積の情報が必要である。こ
れらはソフトウエア的に補正することももちろん可能だ
が、それではこの部分において高速認識が妨げられてし
まう。
される光量は観測されている部分の正射影された面積で
あり、実際の表面積を求めるためには、各画素にわたっ
て得られる光量に対して補正する必要がある。実際の認
識の場合には、平面の傾きの情報だけで判断できるもの
が多いが、さらに高度な判断が必要とされる場合には、
これらの補正がなされた表面積の情報が必要である。こ
れらはソフトウエア的に補正することももちろん可能だ
が、それではこの部分において高速認識が妨げられてし
まう。
【0022】そこで、別の本発明においては、得られた
距離画像中に含まれる特定の認識対象の物体を選択し、
また、それを構成する平面の傾きとその近似的な面積
を、他の情報と混在することなく、高精度で瞬時に検出
するようにする。
距離画像中に含まれる特定の認識対象の物体を選択し、
また、それを構成する平面の傾きとその近似的な面積
を、他の情報と混在することなく、高精度で瞬時に検出
するようにする。
【0023】すなわち、図4の構成においては、距離画
像獲得手段1401で獲得された距離画像中に存在する
認識対象を構成する平面の傾きとその近似的な面積を、
背景や他の物体の情報を受けることなく高速に得ること
ができる。
像獲得手段1401で獲得された距離画像中に存在する
認識対象を構成する平面の傾きとその近似的な面積を、
背景や他の物体の情報を受けることなく高速に得ること
ができる。
【0024】さらに、検出手段1407中に強度変調が
可能なフィルタリングを行うフィルタリング手段を含む
ように構成することにより、図4の装置で得られる傾き
と面積を示す画像の直前に、見え方とその実際の面積が
対応するように透過率が変化するフィルターを設けるの
で、高速な認識が可能となる。
可能なフィルタリングを行うフィルタリング手段を含む
ように構成することにより、図4の装置で得られる傾き
と面積を示す画像の直前に、見え方とその実際の面積が
対応するように透過率が変化するフィルターを設けるの
で、高速な認識が可能となる。
【0025】具体的には、z(x,y)=ax+by+
cの平面が距離画像中に存在すれば、フーリエ変換レン
ズとして焦点点距離fのレンズを用いれば、検出面で法
線を示すベクトル成分の(a、b)に比例した位置(f
λa/2π,fλb/2π)にピークが生じる。その際
に得られる光量は、観測している面の正射影された面積
に対応しており、これは実際の表面積の1/(a2 +b
2 +1)1/2 倍になっている。そこで、透過率が(a2
+b2 +1)1/2 で変化するフィルター、つまり、ある
点(x,y)の位置に対して透過率が{(2πx/f
λ)2 +(2πy/fλ)2 +1}1/2 で変化するフィ
ルターを検出面の直前に配置することで、正射影による
面積の補正を逐次計算する必要がなく、瞬時に表面積を
求めることができる。
cの平面が距離画像中に存在すれば、フーリエ変換レン
ズとして焦点点距離fのレンズを用いれば、検出面で法
線を示すベクトル成分の(a、b)に比例した位置(f
λa/2π,fλb/2π)にピークが生じる。その際
に得られる光量は、観測している面の正射影された面積
に対応しており、これは実際の表面積の1/(a2 +b
2 +1)1/2 倍になっている。そこで、透過率が(a2
+b2 +1)1/2 で変化するフィルター、つまり、ある
点(x,y)の位置に対して透過率が{(2πx/f
λ)2 +(2πy/fλ)2 +1}1/2 で変化するフィ
ルターを検出面の直前に配置することで、正射影による
面積の補正を逐次計算する必要がなく、瞬時に表面積を
求めることができる。
【0026】
【実施例】以下、本発明の画像処理方法及び画像処理装
置のいくつかの実施例について、図面を参照にして説明
する。 〔実施例1〕本発明の実施例1について、その構成を示
す図5を参照にして説明する。図1に示した距離画像獲
得手段401としては、レーザーレンジファインダー5
02、レーザーレンジファイダー502の情報をコンピ
ュータ504に取り込むためのAD変換器とメモリを組
み合せたものとしてフレームメモリ503、コンピュー
タ504で構成されており、表示手段402としては、
コンピュータ504の情報を伝達するためにAD変換器
とメモリを組み合せたものとしてフレームメモリ50
5、表示素子として電気アドレス型位相変調器、ここで
は具体的に、電気アドレス型位相変調液晶506で構成
され、検出手段404としては、スクリーン509、2
次元撮像素子として、具体的にCCDカメラ510、フ
レームメモリ511、コンピュータ512で構成されて
いる。
置のいくつかの実施例について、図面を参照にして説明
する。 〔実施例1〕本発明の実施例1について、その構成を示
す図5を参照にして説明する。図1に示した距離画像獲
得手段401としては、レーザーレンジファインダー5
02、レーザーレンジファイダー502の情報をコンピ
ュータ504に取り込むためのAD変換器とメモリを組
み合せたものとしてフレームメモリ503、コンピュー
タ504で構成されており、表示手段402としては、
コンピュータ504の情報を伝達するためにAD変換器
とメモリを組み合せたものとしてフレームメモリ50
5、表示素子として電気アドレス型位相変調器、ここで
は具体的に、電気アドレス型位相変調液晶506で構成
され、検出手段404としては、スクリーン509、2
次元撮像素子として、具体的にCCDカメラ510、フ
レームメモリ511、コンピュータ512で構成されて
いる。
【0027】まず、レーザーレンジファインダー502
を用いて、認識対象物体501の距離情報を得る。さら
に、得られた距離情報をフレームメモリ503を通して
コンピュータ504で処理することで、認識対象物体5
01の距離画像を得る。
を用いて、認識対象物体501の距離情報を得る。さら
に、得られた距離情報をフレームメモリ503を通して
コンピュータ504で処理することで、認識対象物体5
01の距離画像を得る。
【0028】次に、この得られた距離画像をフレームメ
モリ505を通し、電気アドレス型位相変調液晶506
に位相分布として表示する。この電気アドレス型変調液
晶506は、液晶の画素毎に入力される電気信号に応じ
て位相を変調することができ、位相の変調が簡単にでき
る装置である。つまり、コンピュータ504で得られる
距離画像の信号をフレームメモリ505を通し液晶50
6に入力するだけで、距離の情報を−π〜πの位相とし
て表示することが可能になる。ここでは、画像中の最も
遠い距離のときに−π、最も近い距離のときにはπの位
相分布を与えるようにしている。この位相分布として表
示された画像を、レーザー発振器521から出射したレ
ーザー光522を集光レンズ523で集光し、その集光
レンズ523の後側焦点位置に置かれたピンホール52
4を通過してきた光をコリメータレンズ525を用いて
形成した略平行なコヒーレント光507で読み出す。さ
らに、その透過光は、焦点距離fのフーリエ変換レンズ
508を経て、レンズ508の後側焦点の位置にフーリ
エ変換像を形成する。スクリーン509は、レンズ50
8の後側焦点位置に配置されており、電気アドレス型位
相変調液晶506に表示されている画像のフーリエスペ
クトル像がスクリーン509上に形成され、この画像デ
ータをCCDカメラ510で取り込む。
モリ505を通し、電気アドレス型位相変調液晶506
に位相分布として表示する。この電気アドレス型変調液
晶506は、液晶の画素毎に入力される電気信号に応じ
て位相を変調することができ、位相の変調が簡単にでき
る装置である。つまり、コンピュータ504で得られる
距離画像の信号をフレームメモリ505を通し液晶50
6に入力するだけで、距離の情報を−π〜πの位相とし
て表示することが可能になる。ここでは、画像中の最も
遠い距離のときに−π、最も近い距離のときにはπの位
相分布を与えるようにしている。この位相分布として表
示された画像を、レーザー発振器521から出射したレ
ーザー光522を集光レンズ523で集光し、その集光
レンズ523の後側焦点位置に置かれたピンホール52
4を通過してきた光をコリメータレンズ525を用いて
形成した略平行なコヒーレント光507で読み出す。さ
らに、その透過光は、焦点距離fのフーリエ変換レンズ
508を経て、レンズ508の後側焦点の位置にフーリ
エ変換像を形成する。スクリーン509は、レンズ50
8の後側焦点位置に配置されており、電気アドレス型位
相変調液晶506に表示されている画像のフーリエスペ
クトル像がスクリーン509上に形成され、この画像デ
ータをCCDカメラ510で取り込む。
【0029】このCCDカメラ510で得られたデータ
は、前述したように、電気アドレス型位相変調液晶50
6に表示された位相分布exp(iz(x,y))のフ
ーリエ変換の2乗のフーリエスペクトル画像であるの
で、z(x,y)を構成する平面の傾きを示す点に、そ
の面積に対応した強度のピークを生じる。したがって、
その位置と強度をフレームメモリ511を通してコンピ
ュータ512で検出すれば、電気アドレス型位相変調液
晶506に表示されている画像中の平面の方程式の傾き
とそのピーク値が判るので、距離画像中に含まれる平面
の方程式の傾きとその近似的な面積を瞬時に検出するこ
とができる。
は、前述したように、電気アドレス型位相変調液晶50
6に表示された位相分布exp(iz(x,y))のフ
ーリエ変換の2乗のフーリエスペクトル画像であるの
で、z(x,y)を構成する平面の傾きを示す点に、そ
の面積に対応した強度のピークを生じる。したがって、
その位置と強度をフレームメモリ511を通してコンピ
ュータ512で検出すれば、電気アドレス型位相変調液
晶506に表示されている画像中の平面の方程式の傾き
とそのピーク値が判るので、距離画像中に含まれる平面
の方程式の傾きとその近似的な面積を瞬時に検出するこ
とができる。
【0030】〔実施例2〕次に、図6を参照にして、本
発明の実施例2を説明する。実施例1では、距離画像獲
得手段401として、高い精度の距離情報を得るため
に、特殊な装置であるレーザーレンジファインダー50
2を用いたが、ここでは一般的な装置で実現するため
に、2つの2次元の撮像素子としてCCDカメラ602
a、602bと、AD変換器とメモリを備えた装置とし
てここではフレームメモリ603a、603bと、コン
ピュータ604で構成する。さらに、実施例1では、装
置が簡略化できるように、画像表示手段402として、
フレームメモリ505と電気アドレス型位相変調液晶5
06を用いたが、この実施例2では、入射する光の強度
に応じて位相を変調し、より細かな画像を表示すること
が可能な表示素子として、光アドレス型位相変調器、特
にここでは、光書き込み型位相変調液晶609を用い
て、フレームメモリ605、書き込み光607、透過型
液晶表示素子606、結像レンズ608で画像表示手段
402を構成した。検出手段404としては、実施例1
と同様で、スクリーン613、CCDカメラ614、フ
レームメモリ615、コンピュータ616で構成され
る。
発明の実施例2を説明する。実施例1では、距離画像獲
得手段401として、高い精度の距離情報を得るため
に、特殊な装置であるレーザーレンジファインダー50
2を用いたが、ここでは一般的な装置で実現するため
に、2つの2次元の撮像素子としてCCDカメラ602
a、602bと、AD変換器とメモリを備えた装置とし
てここではフレームメモリ603a、603bと、コン
ピュータ604で構成する。さらに、実施例1では、装
置が簡略化できるように、画像表示手段402として、
フレームメモリ505と電気アドレス型位相変調液晶5
06を用いたが、この実施例2では、入射する光の強度
に応じて位相を変調し、より細かな画像を表示すること
が可能な表示素子として、光アドレス型位相変調器、特
にここでは、光書き込み型位相変調液晶609を用い
て、フレームメモリ605、書き込み光607、透過型
液晶表示素子606、結像レンズ608で画像表示手段
402を構成した。検出手段404としては、実施例1
と同様で、スクリーン613、CCDカメラ614、フ
レームメモリ615、コンピュータ616で構成され
る。
【0031】始めに、認識対象の物体601を、2つの
画像間に適切な視差が生じるように、異なる位置に配置
されている2つのCCDカメラ602a、602bで撮
影する。この2つのCCDカメラにより撮影された2枚
の画像をフレームメモリ603a、604bを通してコ
ンピュータ604に入力する。このコンピュータ604
に入力した2枚の画像の間には視差を生じているので、
その2枚の画像の間の視差を用いて、物体601の奥行
きをコンピュータ604上でソフトウエアを用い計算
し、物体601に関する距離画像を得る。
画像間に適切な視差が生じるように、異なる位置に配置
されている2つのCCDカメラ602a、602bで撮
影する。この2つのCCDカメラにより撮影された2枚
の画像をフレームメモリ603a、604bを通してコ
ンピュータ604に入力する。このコンピュータ604
に入力した2枚の画像の間には視差を生じているので、
その2枚の画像の間の視差を用いて、物体601の奥行
きをコンピュータ604上でソフトウエアを用い計算
し、物体601に関する距離画像を得る。
【0032】この獲得された距離画像データをフレーム
メモリ605を通して透過型液晶表示素子606に表示
し、この画像を書き込み光607で読み出し、結像レン
ズ608を通して光書き込み型位相変調液晶609に距
離画像を結像させ、光の強度として書き込む。光書き込
み型位相変調液晶609では、光の強度の最も強いとき
に−π、最も弱いときにπとなるように位相変調を行
う。したがって、光書き込み型位相変調器609に光の
強度として書き込まれた画像は、ビームスプリッター6
10を透過してきた読み出し光611で位相の分布とし
て読み出される。読み出し光611によって読み出され
た光は、フーリエ変換レンズ612を通してレンズ61
2の後側焦点面に置かれたスクリーン613に、読み出
された画像のフーリエスペクトル像を形成する。このフ
ーリエスペクトル像のデータをCCDカメラ614で取
り込み、フレームメモリ615を介してコンピュータ6
16で検出する。ここで検出される画像は、前述したよ
うに、光書き込み型位相変調液晶609に表示されてい
る画像中に含まれる平面の傾きを示す点に、その面積に
対応した強度のピークを持つので、距離画像中に含まれ
る平面の方程式の傾きを瞬時に検出することができる。
メモリ605を通して透過型液晶表示素子606に表示
し、この画像を書き込み光607で読み出し、結像レン
ズ608を通して光書き込み型位相変調液晶609に距
離画像を結像させ、光の強度として書き込む。光書き込
み型位相変調液晶609では、光の強度の最も強いとき
に−π、最も弱いときにπとなるように位相変調を行
う。したがって、光書き込み型位相変調器609に光の
強度として書き込まれた画像は、ビームスプリッター6
10を透過してきた読み出し光611で位相の分布とし
て読み出される。読み出し光611によって読み出され
た光は、フーリエ変換レンズ612を通してレンズ61
2の後側焦点面に置かれたスクリーン613に、読み出
された画像のフーリエスペクトル像を形成する。このフ
ーリエスペクトル像のデータをCCDカメラ614で取
り込み、フレームメモリ615を介してコンピュータ6
16で検出する。ここで検出される画像は、前述したよ
うに、光書き込み型位相変調液晶609に表示されてい
る画像中に含まれる平面の傾きを示す点に、その面積に
対応した強度のピークを持つので、距離画像中に含まれ
る平面の方程式の傾きを瞬時に検出することができる。
【0033】また、実施例1及び2では、表示素子とし
て電気アドレス型位相変調液晶と光書込み型位相変調液
晶を示したが、これに限定されるものではなく、位相を
変調できるものなら何れでもよく、例えば、液晶やサー
モプラスチック、半導体等の素子を用いてももちろんよ
い。
て電気アドレス型位相変調液晶と光書込み型位相変調液
晶を示したが、これに限定されるものではなく、位相を
変調できるものなら何れでもよく、例えば、液晶やサー
モプラスチック、半導体等の素子を用いてももちろんよ
い。
【0034】また、位相変調の範囲としては、現在入手
容易な位相変換素子の特性より−π〜πまでの情報に変
換したが、位相変換範囲がnπ〜mπ(m,n:整数)
まで可能であれば、距離の変換範囲をnπ〜mπの範囲
内に比例して対応するように変換しても同様の効果が得
られる。
容易な位相変換素子の特性より−π〜πまでの情報に変
換したが、位相変換範囲がnπ〜mπ(m,n:整数)
まで可能であれば、距離の変換範囲をnπ〜mπの範囲
内に比例して対応するように変換しても同様の効果が得
られる。
【0035】さらに、例えば図7(a)に示すように、
距離の変換範囲がDであり、それが0〜mπに対応する
と仮定する。これを、図7(b)に示すように、ある小
さい距離d毎に0〜2πに対応するようにすれば、位相
変換範囲が0〜2πまでの変換範囲内で、図7(a)と
同様の効果があるのは自明である。
距離の変換範囲がDであり、それが0〜mπに対応する
と仮定する。これを、図7(b)に示すように、ある小
さい距離d毎に0〜2πに対応するようにすれば、位相
変換範囲が0〜2πまでの変換範囲内で、図7(a)と
同様の効果があるのは自明である。
【0036】〔実施例3〕次に、図8を参照にして、本
発明の実施例3を説明する。上記実施例1、2では、画
像表示手段402の中の表示素子として、位相分布を表
示するために、位相変調型の液晶を用いたが、現状では
特殊な素子であるので、ここでは、より一般的に使用さ
れている強度変調型の空間光変調器、具体的に液晶用い
た例を示す。
発明の実施例3を説明する。上記実施例1、2では、画
像表示手段402の中の表示素子として、位相分布を表
示するために、位相変調型の液晶を用いたが、現状では
特殊な素子であるので、ここでは、より一般的に使用さ
れている強度変調型の空間光変調器、具体的に液晶用い
た例を示す。
【0037】基本的な構成は実施例1と同じで、ここで
は、電気アドレス型位相変調型液晶506の代りとし
て、電気アドレス型強度変調型液晶706を使用する。
まず、実施例1と同様に、レーザーレンジファインダー
702を用いて認識対象物体701の距離情報を得る。
次に、その情報をフレームメモリ703を通して、コン
ピュータ704で認識対象物体701の距離画像を得
る。さらに、コンピュータ704内でこの距離画像z
(x,y)をもとに、読み出し光707により読み出さ
れた光の中の1つがexp(iz(x,y))となるよ
うに、計算機ホログラムを作成する。一例として、図9
に示す座標系(x,y,z)において、z=0の平面7
33に対して、波面R(x,y)731を仮定し、平面
733でその波面731と位相分布exp(iz(x,
y))732との干渉縞 L(x,y)=|eiz(x,y) +R(x,y)|2 を計算して計算機ホログラムL(x,y)を求めればよ
い。この計算機ホログラムをフレームメモリ705を通
して電気アドレス型強度変調液晶706に表示する。こ
の際に、読み出し光707として、ここでは上記で仮定
した波面R(x,y)を用いて読み出す。このようにす
れば、その計算機ホログラムより読み出された光の中で
exp(iz(x,y))の波面を持つものが存在す
る。そのexp(iz(x,y))の波面についてのフ
ーリエ変換をフーリエ変換レンズ708を用いて行い、
スクリーン709上に形成されるフーリエスペクトル像
をCCDカメラ710で取り込み、フレームメモリ71
1を介してコンピュータ712で検出する。このフーリ
エスペトクトル像は、前述したものと同様に、認識対象
物体701を構成する平面の傾きとその近似的な面積を
示す画像となり、実施例1、2と同様の効果が得られ
る。
は、電気アドレス型位相変調型液晶506の代りとし
て、電気アドレス型強度変調型液晶706を使用する。
まず、実施例1と同様に、レーザーレンジファインダー
702を用いて認識対象物体701の距離情報を得る。
次に、その情報をフレームメモリ703を通して、コン
ピュータ704で認識対象物体701の距離画像を得
る。さらに、コンピュータ704内でこの距離画像z
(x,y)をもとに、読み出し光707により読み出さ
れた光の中の1つがexp(iz(x,y))となるよ
うに、計算機ホログラムを作成する。一例として、図9
に示す座標系(x,y,z)において、z=0の平面7
33に対して、波面R(x,y)731を仮定し、平面
733でその波面731と位相分布exp(iz(x,
y))732との干渉縞 L(x,y)=|eiz(x,y) +R(x,y)|2 を計算して計算機ホログラムL(x,y)を求めればよ
い。この計算機ホログラムをフレームメモリ705を通
して電気アドレス型強度変調液晶706に表示する。こ
の際に、読み出し光707として、ここでは上記で仮定
した波面R(x,y)を用いて読み出す。このようにす
れば、その計算機ホログラムより読み出された光の中で
exp(iz(x,y))の波面を持つものが存在す
る。そのexp(iz(x,y))の波面についてのフ
ーリエ変換をフーリエ変換レンズ708を用いて行い、
スクリーン709上に形成されるフーリエスペクトル像
をCCDカメラ710で取り込み、フレームメモリ71
1を介してコンピュータ712で検出する。このフーリ
エスペトクトル像は、前述したものと同様に、認識対象
物体701を構成する平面の傾きとその近似的な面積を
示す画像となり、実施例1、2と同様の効果が得られ
る。
【0038】以上では、距離画像獲得手段401とし
て、CCDカメラ2個を用いた場合とレーザーレンジフ
ァインダーを用いた場合を示したが、速度は遅くなる
が、CCDカメラ1個を用いて異なる位置より撮影し、
それより得られる2枚の画像より距離画像を獲得する方
法もある。また、認識対称物体が時間と共に移動してい
る場合に、固定されたCCDカメラ1個であるサンプル
時間で2度撮影すれば、その2枚の画像より距離画像を
求めることもできる。
て、CCDカメラ2個を用いた場合とレーザーレンジフ
ァインダーを用いた場合を示したが、速度は遅くなる
が、CCDカメラ1個を用いて異なる位置より撮影し、
それより得られる2枚の画像より距離画像を獲得する方
法もある。また、認識対称物体が時間と共に移動してい
る場合に、固定されたCCDカメラ1個であるサンプル
時間で2度撮影すれば、その2枚の画像より距離画像を
求めることもできる。
【0039】また、実施例3では、表示素子として電気
アドレス型強度変調液晶を示したが、光書込み型強度変
調液晶や、結晶や、サーモプラスチック、半導体等の素
子を用いても同様のことが実現できる。さらに、ここま
では、2次元の撮像素子として、CCDカメラを用いた
例を示したが、撮像管を用いたものや、他の固体撮像素
子を用いてもよい。
アドレス型強度変調液晶を示したが、光書込み型強度変
調液晶や、結晶や、サーモプラスチック、半導体等の素
子を用いても同様のことが実現できる。さらに、ここま
では、2次元の撮像素子として、CCDカメラを用いた
例を示したが、撮像管を用いたものや、他の固体撮像素
子を用いてもよい。
【0040】〔実施例4〕次に、以上のようにして得ら
れた画像を用いた認識装置についての実施例を示す。第
一に、上記手法を用いて得られた画像情報は、前述した
拡張ガウス球をZ=−1の平面に投影した画像に類似す
るデータとなり得るので、これまでの照合方法と同様な
方法をコンピュータ上でソフトウエアを用いて実現する
ことが可能である。
れた画像を用いた認識装置についての実施例を示す。第
一に、上記手法を用いて得られた画像情報は、前述した
拡張ガウス球をZ=−1の平面に投影した画像に類似す
るデータとなり得るので、これまでの照合方法と同様な
方法をコンピュータ上でソフトウエアを用いて実現する
ことが可能である。
【0041】図10のブロック図を用いて具体例を示
す。基本的には、参照すべき物体の情報を記録する段階
と、認識すべき物体の情報と参照物体の情報との比較の
2つの段階に分かれており、参照物体の情報を記録する
段階の情報の流れを図10に破線で、比較する段階の情
報の流れを実線で示す。まず、記録段階として、予め参
照する色々な物体を色々な姿勢や角度から見た場合につ
いて、上記手法を用いて変換された画像1001を求め
ておく。それらの画像をコンピュータのメモリ1002
上に蓄えておく。次に、比較段階として、認識対称の物
体についても同様の装置により、同様の手法で距離画像
を変換する。その変換された画像1001とメモリ10
02上に蓄えられた画像を比較手段1003で、それら
の画素毎の差の2乗を計算し、その総和を計算すること
で、2つの画像間の違いを求める。もし、2つの画像が
等しいかもしくは似たものであれば、その総和は0に近
くなり、2つの画像が等しいことが判り、認識対象の物
体がどの画像であるかが判り、結果を出力する。
す。基本的には、参照すべき物体の情報を記録する段階
と、認識すべき物体の情報と参照物体の情報との比較の
2つの段階に分かれており、参照物体の情報を記録する
段階の情報の流れを図10に破線で、比較する段階の情
報の流れを実線で示す。まず、記録段階として、予め参
照する色々な物体を色々な姿勢や角度から見た場合につ
いて、上記手法を用いて変換された画像1001を求め
ておく。それらの画像をコンピュータのメモリ1002
上に蓄えておく。次に、比較段階として、認識対称の物
体についても同様の装置により、同様の手法で距離画像
を変換する。その変換された画像1001とメモリ10
02上に蓄えられた画像を比較手段1003で、それら
の画素毎の差の2乗を計算し、その総和を計算すること
で、2つの画像間の違いを求める。もし、2つの画像が
等しいかもしくは似たものであれば、その総和は0に近
くなり、2つの画像が等しいことが判り、認識対象の物
体がどの画像であるかが判り、結果を出力する。
【0042】また、比較手段1003において、最小2
乗の和ではなく、2つの画像間の相関値を用いて比較す
る方法も可能である。もし、2つの画像が等しければ、
その相関値は他のものとの相関値より大きな値となり、
どの画像と等しいかが判る。この画像間の相関演算は、
光学的に実現することも可能で、例えばジョイントトラ
ンスフォームコリレーションと呼ばれる手法があり、フ
ーリエ変換を2度行うことで実現することができる。具
体的には、図11に示すようなフーリエ変換光学系を用
いる。
乗の和ではなく、2つの画像間の相関値を用いて比較す
る方法も可能である。もし、2つの画像が等しければ、
その相関値は他のものとの相関値より大きな値となり、
どの画像と等しいかが判る。この画像間の相関演算は、
光学的に実現することも可能で、例えばジョイントトラ
ンスフォームコリレーションと呼ばれる手法があり、フ
ーリエ変換を2度行うことで実現することができる。具
体的には、図11に示すようなフーリエ変換光学系を用
いる。
【0043】まず、上記手法により得られた画像100
1と予めメモリ1002に蓄えておいた参照する画像と
を、コンピュータ801で電気アドレス型振幅変調液晶
804上に、それぞれ原点が(x1,y1),(x2,
y2)(ただし、x1≠x2,y1≠y2)上になるよ
うに、同時に表示できるようにし、フレームメモリ80
2を通して電気アドレス型振幅変調液晶804に表示す
る。この認識対象の画像と参照する画像を同時に表示し
た画像を読み出し光803で読み出し、フーリエ変換レ
ンズ805を経ることでその後側焦点位置に配置された
スクリーン806上にフーリエスペクトル像を得る。次
に、その画像をCCDカメラ807で撮影し、フレーム
メモリ808を経ることで、電気アドレス型位相変調液
晶804に得られたフーリエスペクトル画像を表示す
る。このフーリエスペクトル画像を同様な手法でさらに
フーリエ変換することで、スクリーン806上の(x1
−x2,y1−y2),(−x1+x2,−y1+y
2)を中心として2つの画像の相関演算を示す画像を得
ることが可能となる。なお、電気アドレス型振幅変調液
晶804に2つだけの画像でなく複数の画像を表示する
ことによって、複数の画像との相関演算を瞬時に行うこ
とができ、さらに高速な認識が可能となる。
1と予めメモリ1002に蓄えておいた参照する画像と
を、コンピュータ801で電気アドレス型振幅変調液晶
804上に、それぞれ原点が(x1,y1),(x2,
y2)(ただし、x1≠x2,y1≠y2)上になるよ
うに、同時に表示できるようにし、フレームメモリ80
2を通して電気アドレス型振幅変調液晶804に表示す
る。この認識対象の画像と参照する画像を同時に表示し
た画像を読み出し光803で読み出し、フーリエ変換レ
ンズ805を経ることでその後側焦点位置に配置された
スクリーン806上にフーリエスペクトル像を得る。次
に、その画像をCCDカメラ807で撮影し、フレーム
メモリ808を経ることで、電気アドレス型位相変調液
晶804に得られたフーリエスペクトル画像を表示す
る。このフーリエスペクトル画像を同様な手法でさらに
フーリエ変換することで、スクリーン806上の(x1
−x2,y1−y2),(−x1+x2,−y1+y
2)を中心として2つの画像の相関演算を示す画像を得
ることが可能となる。なお、電気アドレス型振幅変調液
晶804に2つだけの画像でなく複数の画像を表示する
ことによって、複数の画像との相関演算を瞬時に行うこ
とができ、さらに高速な認識が可能となる。
【0044】〔実施例5〕次に、図12のブロック図を
用いて、参照する画像を大きく減らすために、拡張ガウ
ス球の特性を使った方法を示す。ここでも、参照物体の
情報を記録する段階と、認識対象物体の情報と参照物体
の情報の比較の2つの段階に分かれており、参照物体の
情報を記録する段階の情報の流れを図中に破線で、比較
する段階の情報の流れを実線で示す。まずは記録段階と
して、前述したように、参照物体について、その距離画
像に上記変換を施した画像1101から、従来例で示し
た一次のモーメントや二次のモーメントをモーメント検
出器1102で求め、二次モーメントの最小の軸を特定
した軸Lと一致するように、回転手段1108でその画
像を回転させる。その回転させた画像とその画像に関す
る一次モーメントをメモリ1103に対して多数記録し
ておく。
用いて、参照する画像を大きく減らすために、拡張ガウ
ス球の特性を使った方法を示す。ここでも、参照物体の
情報を記録する段階と、認識対象物体の情報と参照物体
の情報の比較の2つの段階に分かれており、参照物体の
情報を記録する段階の情報の流れを図中に破線で、比較
する段階の情報の流れを実線で示す。まずは記録段階と
して、前述したように、参照物体について、その距離画
像に上記変換を施した画像1101から、従来例で示し
た一次のモーメントや二次のモーメントをモーメント検
出器1102で求め、二次モーメントの最小の軸を特定
した軸Lと一致するように、回転手段1108でその画
像を回転させる。その回転させた画像とその画像に関す
る一次モーメントをメモリ1103に対して多数記録し
ておく。
【0045】次に、比較段階として、上記手法により、
認識対象の物体の変換画像1101を得て、次にモーメ
ント検出器1102で一次のモーメントと二次のモーメ
ントを求める。次に、予めメモリ1103に用意してあ
る参照する画像の一次モーメントとモーメント比較手段
1104で比較し、その差があるしきい値以上の参照物
体についての比較対象の画像を選択手段1105で選択
する。さらに、モーメント検出1102で求めた二次モ
ーメントが最小となる軸を特定した軸Lと等しくなるよ
うに、画像を回転手段1106で回転し、その回転した
画像と比較対象としてあげられた画像とを比較する。こ
の比較は、比較手段1107で実施例4であげられた最
小2乗の総和や相関演算を行い、実行する。
認識対象の物体の変換画像1101を得て、次にモーメ
ント検出器1102で一次のモーメントと二次のモーメ
ントを求める。次に、予めメモリ1103に用意してあ
る参照する画像の一次モーメントとモーメント比較手段
1104で比較し、その差があるしきい値以上の参照物
体についての比較対象の画像を選択手段1105で選択
する。さらに、モーメント検出1102で求めた二次モ
ーメントが最小となる軸を特定した軸Lと等しくなるよ
うに、画像を回転手段1106で回転し、その回転した
画像と比較対象としてあげられた画像とを比較する。こ
の比較は、比較手段1107で実施例4であげられた最
小2乗の総和や相関演算を行い、実行する。
【0046】〔実施例6〕次に、3層構造のバックプロ
パゲーション型のニューラルネットを用いた認識装置の
例を示す。図13に示すように、例えば、上記手法によ
って検出手段404によって得られた画像の画素それぞ
れの画素値をニューラルネットの入力層1201への入
力値とする。このバックプロパゲーションモデルでは、
まず、学習によりニューラルネットの各層間のシナプス
荷重を決定することが必要となる。これは、参照とする
物体を上記手法を用いて変換し、その結果、検出手段4
04で得られた画像の画素値をニューラルネットの入力
層1201のニューロンに順次入力し、この際、ニュー
ラルネットの出力層1203のニューロンの発火が認識
すべき物体に対して選択的に行われるように、逆伝播学
習則を用いて各層間のシナプス荷重を固定すればよい。
具体的には、特定の物体Aをある方向である姿勢で観測
した場合の距離画像を入力した際に、出力層1203で
は特定のニューロン1204が発火するように、種々の
物体について逆伝播学習則を用いて学習する。次に、認
識の際には、認識すべき物体に対する傾きとその面積を
示す画像を上記手法で得て、さらにバックプロパゲーシ
ョンモデルの入力層1201に入力し、ニューラルネッ
トの出力層1203内のニューロンの発火の状態の中で
最も発火しているニューロンを検出すれば、そのニュー
ロンに対応する物体であることが判る。また、ニューラ
ルネットとしてバックプロパゲーションを用いる場合の
原理を述べたが、ホップフィールド型のニューラルネッ
トを用いても、実現可能なことは明らかである。
パゲーション型のニューラルネットを用いた認識装置の
例を示す。図13に示すように、例えば、上記手法によ
って検出手段404によって得られた画像の画素それぞ
れの画素値をニューラルネットの入力層1201への入
力値とする。このバックプロパゲーションモデルでは、
まず、学習によりニューラルネットの各層間のシナプス
荷重を決定することが必要となる。これは、参照とする
物体を上記手法を用いて変換し、その結果、検出手段4
04で得られた画像の画素値をニューラルネットの入力
層1201のニューロンに順次入力し、この際、ニュー
ラルネットの出力層1203のニューロンの発火が認識
すべき物体に対して選択的に行われるように、逆伝播学
習則を用いて各層間のシナプス荷重を固定すればよい。
具体的には、特定の物体Aをある方向である姿勢で観測
した場合の距離画像を入力した際に、出力層1203で
は特定のニューロン1204が発火するように、種々の
物体について逆伝播学習則を用いて学習する。次に、認
識の際には、認識すべき物体に対する傾きとその面積を
示す画像を上記手法で得て、さらにバックプロパゲーシ
ョンモデルの入力層1201に入力し、ニューラルネッ
トの出力層1203内のニューロンの発火の状態の中で
最も発火しているニューロンを検出すれば、そのニュー
ロンに対応する物体であることが判る。また、ニューラ
ルネットとしてバックプロパゲーションを用いる場合の
原理を述べたが、ホップフィールド型のニューラルネッ
トを用いても、実現可能なことは明らかである。
【0047】〔実施例7〕次に、別の本発明の実施例を
図14を参照にして説明する。この実施例では、図4に
示した物体情報獲得手段1403は距離画像獲得手段1
401だけで、ここでは、レーザーレンジファインダー
1502、レーザーレンジファインダー1502の情報
をコンピュータ1504に取り込むためのAD変換器と
メモリを組み合わせたものとしてフレームメモリ150
3、及び、コンピュータ1504で構成されており、第
1画像表示手段1402としては、コンピュータ150
4の情報を伝達するためにAD変換器とメモリを組み合
わせたものとしてフレームメモリ1505、表示素子1
506として位相変調型の電気アドレス型空間光変調器
(以下、SLMと呼ぶ。))、ここでは液晶製のSLM
で構成される。また、領域抽出手段1404としては、
コンピュータ1504上でソフトウエアを用いて行い、
第2画像表示手段1405としては、コンピュータ15
04の情報を伝達するためにAD変換器とメモリを組み
合わせたものとしてフレームメモリ1507、表示素子
とし強度変調型の電気アドレス型SLM1508、ここ
では 液晶製のSLMで構成される。検出手段1407
としては、フィルター1521、スクリーン1522、
2次元撮像素子1530、ここでは具体的にCCDカメ
ラ、さらにフレームメモリ1531で構成されている。
図14を参照にして説明する。この実施例では、図4に
示した物体情報獲得手段1403は距離画像獲得手段1
401だけで、ここでは、レーザーレンジファインダー
1502、レーザーレンジファインダー1502の情報
をコンピュータ1504に取り込むためのAD変換器と
メモリを組み合わせたものとしてフレームメモリ150
3、及び、コンピュータ1504で構成されており、第
1画像表示手段1402としては、コンピュータ150
4の情報を伝達するためにAD変換器とメモリを組み合
わせたものとしてフレームメモリ1505、表示素子1
506として位相変調型の電気アドレス型空間光変調器
(以下、SLMと呼ぶ。))、ここでは液晶製のSLM
で構成される。また、領域抽出手段1404としては、
コンピュータ1504上でソフトウエアを用いて行い、
第2画像表示手段1405としては、コンピュータ15
04の情報を伝達するためにAD変換器とメモリを組み
合わせたものとしてフレームメモリ1507、表示素子
とし強度変調型の電気アドレス型SLM1508、ここ
では 液晶製のSLMで構成される。検出手段1407
としては、フィルター1521、スクリーン1522、
2次元撮像素子1530、ここでは具体的にCCDカメ
ラ、さらにフレームメモリ1531で構成されている。
【0048】まず、レーザーレンジファインダー150
2を用いて、認識対象物体1501の距離情報を得る。
さらに、この距離情報をフレームメモリ1503を通し
てコンピュータ1504で処理することで、認識対象物
体1501の距離画像を得る。
2を用いて、認識対象物体1501の距離情報を得る。
さらに、この距離情報をフレームメモリ1503を通し
てコンピュータ1504で処理することで、認識対象物
体1501の距離画像を得る。
【0049】次に、この得られた距離画像をフレームメ
モリ1505を通し、SLM1506に位相分布として
表示する。このSLM1506は、液晶製の電気アドレ
ス型位相変調器であるため、液晶の画素毎に入力される
電気信号に応じて位相を変調することができ、位相の変
調が簡単にできる装置である。つまり、コンピュータ1
504で得られる距離画像の信号をフレームメモリ15
05を通し液晶に入力するだけで、距離の情報を−π〜
πの位相として表示することが可能になる。ここでは、
画像中の最も遠い距離のときに−π、最も近い距離のと
きにはπの位相分布を与えるようにしている。
モリ1505を通し、SLM1506に位相分布として
表示する。このSLM1506は、液晶製の電気アドレ
ス型位相変調器であるため、液晶の画素毎に入力される
電気信号に応じて位相を変調することができ、位相の変
調が簡単にできる装置である。つまり、コンピュータ1
504で得られる距離画像の信号をフレームメモリ15
05を通し液晶に入力するだけで、距離の情報を−π〜
πの位相として表示することが可能になる。ここでは、
画像中の最も遠い距離のときに−π、最も近い距離のと
きにはπの位相分布を与えるようにしている。
【0050】次に、3次元情報としてレーザーレンジフ
ァインダー1502より得られた距離画像を用い、コン
ピュータ1504でまず領域分割を行う。
ァインダー1502より得られた距離画像を用い、コン
ピュータ1504でまず領域分割を行う。
【0051】ここでは、重みテーブルとの積和演算によ
り空間フィルタリングを行い、画像のエッジを求めるこ
とで領域分割を行う。重みテーブルは、ここでは3×3
のマトリックスからなり、フィルタリングは、重みテー
ブルの成分をW(i,j)、フィルタリングを行う画像
をP(x,y)とすると、各画素に対して、 の計算を行う。ここでは、フィルターに用いる重みテー
ブルとして、図15(a)に示すラプラシアンのテーブ
ルを用いる。ラプラシアンは、画像の二回微分を求める
もであるので、距離画像におけるジャンプエッジと呼ば
れる濃度値がジャンプ状に変化する領域の境界を求め
る。この領域の境界線は、認識対象物体と背景との境界
であり、このエッジに囲まれた領域が認識対象物体の存
在する領域であると言える。また、このラプラシアンの
オペレータにより得られたエッジ情報では1つの領域を
特定できない場合には、次に、図15(b)に示すソー
ベルのオペレータと呼ばれる演算を画像全体にわたって
施すことで、傾きが不連続に変化する境界も検出する。
ソーベルのオペレータは、図中に示すように、2つの重
みテーブルを作用させてそれぞれの絶対値を求め、それ
らを足し合わせるものである。ラプラシアンを用いて得
られた境界線をソーベルのオペレータで得られた境界線
を用いてつなぎ合わせることで領域分割を行い、さらに
分割された領域にりある特定の領域を定めることがで
き、その領域を抽出する。
り空間フィルタリングを行い、画像のエッジを求めるこ
とで領域分割を行う。重みテーブルは、ここでは3×3
のマトリックスからなり、フィルタリングは、重みテー
ブルの成分をW(i,j)、フィルタリングを行う画像
をP(x,y)とすると、各画素に対して、 の計算を行う。ここでは、フィルターに用いる重みテー
ブルとして、図15(a)に示すラプラシアンのテーブ
ルを用いる。ラプラシアンは、画像の二回微分を求める
もであるので、距離画像におけるジャンプエッジと呼ば
れる濃度値がジャンプ状に変化する領域の境界を求め
る。この領域の境界線は、認識対象物体と背景との境界
であり、このエッジに囲まれた領域が認識対象物体の存
在する領域であると言える。また、このラプラシアンの
オペレータにより得られたエッジ情報では1つの領域を
特定できない場合には、次に、図15(b)に示すソー
ベルのオペレータと呼ばれる演算を画像全体にわたって
施すことで、傾きが不連続に変化する境界も検出する。
ソーベルのオペレータは、図中に示すように、2つの重
みテーブルを作用させてそれぞれの絶対値を求め、それ
らを足し合わせるものである。ラプラシアンを用いて得
られた境界線をソーベルのオペレータで得られた境界線
を用いてつなぎ合わせることで領域分割を行い、さらに
分割された領域にりある特定の領域を定めることがで
き、その領域を抽出する。
【0052】この抽出された領域を開口とするパターン
をコンピュータ1504で作成し、フレームメモリ15
07を通して電気アドレス型で強度変調型の透過型のS
LM1508に表示することで、抽出された領域の開口
内は光が透過し、その他はほとんど光の透過がないよう
にする。
をコンピュータ1504で作成し、フレームメモリ15
07を通して電気アドレス型で強度変調型の透過型のS
LM1508に表示することで、抽出された領域の開口
内は光が透過し、その他はほとんど光の透過がないよう
にする。
【0053】これらのSLM1508、1506に表示
されたパターンを、まず、コヒーレント光源として種々
のものが考えられるが、ここではヘリウムネオンレーザ
ー光源1510から射出したレーザー光1511をレン
ズ1512で集光し、その集光レンズ1512の後側焦
点位置に置かれたピンホール1513を通過してきた光
をコリメータレンズ1514を用いて形成した略平行な
コヒーレント光1515で読み出す。
されたパターンを、まず、コヒーレント光源として種々
のものが考えられるが、ここではヘリウムネオンレーザ
ー光源1510から射出したレーザー光1511をレン
ズ1512で集光し、その集光レンズ1512の後側焦
点位置に置かれたピンホール1513を通過してきた光
をコリメータレンズ1514を用いて形成した略平行な
コヒーレント光1515で読み出す。
【0054】まず、SLM1508に入射した光は、S
LM1508に表示してある認識対象を開口としたパタ
ーンを読み出し、認識対象が存在する領域のみの光が次
のSLM1506に入射される。さらに、認識対象物体
の領域を読み出した入射光は、SLM1506に表示し
てある距離画像を位相分布として表現した画像の中で認
識対象が存在する領域のみを読み出し、これら2つの画
像を読み出した光は、焦点距離fのフーリエ変換レンズ
1520を経て、レンズ1520の後側焦点の位置に配
置されたスクリーン1522上に、フィルター1521
を通過してフーリエ変換像を形成する。スクリーン15
22上に形成される画像をCCDカメラ1530で撮影
し、フレームメモリ1531を通してコンピュータ15
32で取り込む。
LM1508に表示してある認識対象を開口としたパタ
ーンを読み出し、認識対象が存在する領域のみの光が次
のSLM1506に入射される。さらに、認識対象物体
の領域を読み出した入射光は、SLM1506に表示し
てある距離画像を位相分布として表現した画像の中で認
識対象が存在する領域のみを読み出し、これら2つの画
像を読み出した光は、焦点距離fのフーリエ変換レンズ
1520を経て、レンズ1520の後側焦点の位置に配
置されたスクリーン1522上に、フィルター1521
を通過してフーリエ変換像を形成する。スクリーン15
22上に形成される画像をCCDカメラ1530で撮影
し、フレームメモリ1531を通してコンピュータ15
32で取り込む。
【0055】このCCDカメラ1530で得られたデー
タは、SLM1508が示す開口領域内でSLM150
6に表示された位相分布exp(iz(x,y))のフ
ーリエ変換の2乗のフーリエスペクトル画像であるの
で、SLM1508に示された認識対象物体を構成する
平面の傾きを示す点にその面積に対応したピークを生じ
る。よって、その位置と強度をフレームメモリ1531
を通しコンピュータ1532で検出すれば、認識対象物
体を構成する各平面の方程式の傾きと近似的な面積を瞬
時に検出することができる。
タは、SLM1508が示す開口領域内でSLM150
6に表示された位相分布exp(iz(x,y))のフ
ーリエ変換の2乗のフーリエスペクトル画像であるの
で、SLM1508に示された認識対象物体を構成する
平面の傾きを示す点にその面積に対応したピークを生じ
る。よって、その位置と強度をフレームメモリ1531
を通しコンピュータ1532で検出すれば、認識対象物
体を構成する各平面の方程式の傾きと近似的な面積を瞬
時に検出することができる。
【0056】フィルター1521としては、前述したよ
うに、位置(x,y)に対して{(2πx/fλ)2 +
(2πy/fλ)2 +1}1/2 で透過率が変化するよう
にフィルムにパターンを書き込んで作製する。このフィ
ルター1521を配置しておけば、観測される見かけ上
の面積が実際の面積に対応するようにフィルタリングが
行え、実際に逐次補正することなく光量が面積と対応し
ている。
うに、位置(x,y)に対して{(2πx/fλ)2 +
(2πy/fλ)2 +1}1/2 で透過率が変化するよう
にフィルムにパターンを書き込んで作製する。このフィ
ルター1521を配置しておけば、観測される見かけ上
の面積が実際の面積に対応するようにフィルタリングが
行え、実際に逐次補正することなく光量が面積と対応し
ている。
【0057】〔実施例8〕次に、図16を参照にして別
の本発明の第2の実施例について説明する。実施例7で
は、物体情報獲得手段1403としての距離画像獲得手
段1401では、高い精度の情報を得るために特殊な装
置であるレーザーレンジファインダー1502を用いた
が、ここでは、一般的な装置で実現するために、2つの
2次元の撮像素子としてCCDカメラ1601、160
2と、AD変換器とメモリを備えた装置としここではフ
レームメモリ1603、1604と、コンピュータ16
05とで構成した。さらに、実施例7では、装置が簡略
化できるように第1画像表示手段1402では電気アド
レス型位相変調液晶1506を用いたが、実施例8で
は、入射する光の強度に応じて位相を変調し、より細か
な画素を表示することが可能な表示素子として、位相変
調型の反射型の光アドレス型SLM1626、特にここ
では液晶製のSLMを用いるとし、フレームメモリ16
06、書き込み光1623、強度変調型の電気アドレス
型の透過型SLM1608として液晶製のSLM、結像
レンズ1625で構成した。その他の構成は、実施例7
と基本的に同様の構成である。
の本発明の第2の実施例について説明する。実施例7で
は、物体情報獲得手段1403としての距離画像獲得手
段1401では、高い精度の情報を得るために特殊な装
置であるレーザーレンジファインダー1502を用いた
が、ここでは、一般的な装置で実現するために、2つの
2次元の撮像素子としてCCDカメラ1601、160
2と、AD変換器とメモリを備えた装置としここではフ
レームメモリ1603、1604と、コンピュータ16
05とで構成した。さらに、実施例7では、装置が簡略
化できるように第1画像表示手段1402では電気アド
レス型位相変調液晶1506を用いたが、実施例8で
は、入射する光の強度に応じて位相を変調し、より細か
な画素を表示することが可能な表示素子として、位相変
調型の反射型の光アドレス型SLM1626、特にここ
では液晶製のSLMを用いるとし、フレームメモリ16
06、書き込み光1623、強度変調型の電気アドレス
型の透過型SLM1608として液晶製のSLM、結像
レンズ1625で構成した。その他の構成は、実施例7
と基本的に同様の構成である。
【0058】始めに、認識対象の物体1501を、2つ
の画像間に適切な視差が生じるように異なる位置に配置
されている2つのCCDカメラ1601、1602で撮
影する。この2つのCCDカメラにより撮影された2枚
の画像をフレームメモリ1603、1604を通してコ
ンピュータ1605に入力する。このコンピュータ16
05に入力した2枚の画像の間には視差を生じているの
で、その2枚の画像の間の視差を用いて奥行きをコンピ
ュータ1605上でソフトウエアを用いて計算し、物体
1501に関する距離画像を得る。
の画像間に適切な視差が生じるように異なる位置に配置
されている2つのCCDカメラ1601、1602で撮
影する。この2つのCCDカメラにより撮影された2枚
の画像をフレームメモリ1603、1604を通してコ
ンピュータ1605に入力する。このコンピュータ16
05に入力した2枚の画像の間には視差を生じているの
で、その2枚の画像の間の視差を用いて奥行きをコンピ
ュータ1605上でソフトウエアを用いて計算し、物体
1501に関する距離画像を得る。
【0059】一方、CCDカメラ1601、1602よ
り得られた濃淡画像と、それによって得られた距離画像
より、コンピュータ1605上で実施例7と同様の方法
でソフトウエアを用いて領域抽出を行う。この領域抽出
で得られた抽出領域のみを開口とするパターンをフレー
ムメモリ1607を通して強度変調型SLM1609に
表示する。
り得られた濃淡画像と、それによって得られた距離画像
より、コンピュータ1605上で実施例7と同様の方法
でソフトウエアを用いて領域抽出を行う。この領域抽出
で得られた抽出領域のみを開口とするパターンをフレー
ムメモリ1607を通して強度変調型SLM1609に
表示する。
【0060】また、獲得された距離画像データをフレー
ムメモリ1606を通しSLM1608に表示し、この
画像をインコヒーレンス光源1620から射出したイン
コヒーレンス光1621を拡散版1622で拡散した書
き込み光1623で読み出す。結像レンズ1625はS
LM1608の表示面とSLM1626の書き込み面が
結像関係となるように系を配置しておき、SLM160
8に表示してある距離画像を読み出した光1624はS
LM1626の書き込み面に結像し、光の強度として書
き込む。
ムメモリ1606を通しSLM1608に表示し、この
画像をインコヒーレンス光源1620から射出したイン
コヒーレンス光1621を拡散版1622で拡散した書
き込み光1623で読み出す。結像レンズ1625はS
LM1608の表示面とSLM1626の書き込み面が
結像関係となるように系を配置しておき、SLM160
8に表示してある距離画像を読み出した光1624はS
LM1626の書き込み面に結像し、光の強度として書
き込む。
【0061】SLM1626は光書き込み型の位相変調
SLMであるために、光の強度の最も強いときに−π、
最も弱いときにπとなるように、コントローラ1627
を用いて位相変調を行う。SLM1626に光の強度と
して書き込まれた画像は、ビームスプリッター1631
を通過してきた略平行光1630で位相分布の画像とし
て読み出される。読み出し光の1630よって読み出さ
れた光1632は、次にSLM1609に入射する。S
LM1609には、上述したように、認識対象物体の領
域のみ開口としているために、認識対象物体を示す領域
のみを透過し、透過した光1633のみがフーリエ変換
レンズ1634を通してレンズ後側焦点面に置かれたス
クリーン1641に、フィルター1640を透過した後
に、読み出された画像のフーリエスペクトル像を形成す
る。ここでも、フィルター1640は、実施例7と同様
で、見える部分の面積と実際の表面積を補正するよう
に、その位置により透過率が変化するようにフィルムに
パターンを描いてあるフィルターである。
SLMであるために、光の強度の最も強いときに−π、
最も弱いときにπとなるように、コントローラ1627
を用いて位相変調を行う。SLM1626に光の強度と
して書き込まれた画像は、ビームスプリッター1631
を通過してきた略平行光1630で位相分布の画像とし
て読み出される。読み出し光の1630よって読み出さ
れた光1632は、次にSLM1609に入射する。S
LM1609には、上述したように、認識対象物体の領
域のみ開口としているために、認識対象物体を示す領域
のみを透過し、透過した光1633のみがフーリエ変換
レンズ1634を通してレンズ後側焦点面に置かれたス
クリーン1641に、フィルター1640を透過した後
に、読み出された画像のフーリエスペクトル像を形成す
る。ここでも、フィルター1640は、実施例7と同様
で、見える部分の面積と実際の表面積を補正するよう
に、その位置により透過率が変化するようにフィルムに
パターンを描いてあるフィルターである。
【0062】このフーリエスペクトル像の強度情報が補
正されたデータをCCDカメラ1642で取り込み、フ
レームメモリ1643を介してコンピュータ1644で
検出する。ここで検出される画像は、実施例7と同様
で、認識対象物体を構成する表面の傾きを示す点にその
表面積に対応するピークを持つ画像なので、表面を構成
する平面の方程式の傾きとその表面積を瞬時に検出する
ことができる。
正されたデータをCCDカメラ1642で取り込み、フ
レームメモリ1643を介してコンピュータ1644で
検出する。ここで検出される画像は、実施例7と同様
で、認識対象物体を構成する表面の傾きを示す点にその
表面積に対応するピークを持つ画像なので、表面を構成
する平面の方程式の傾きとその表面積を瞬時に検出する
ことができる。
【0063】また、これまでは、表示素子として電気ア
ドレス型位相変調液晶と光書き込み型位相変調液晶を示
したが、結晶や、サーモプラスチック、半導体等の素子
を用いてもよい。
ドレス型位相変調液晶と光書き込み型位相変調液晶を示
したが、結晶や、サーモプラスチック、半導体等の素子
を用いてもよい。
【0064】また、位相変調の範囲として−π〜πとし
たが、−nπ〜mπ(n,m:整数)にしても同様の効
果が得られる。さらに、距離情報を−nπ〜mπの位相
の範囲に変調すると仮定し、その得られた情報をさらに
−π〜πに変換すれば、空間光変調素子が−π〜πの変
調しかできなくとも、−nπ〜mπまで変調した場合と
同様の効果を得ることができる。
たが、−nπ〜mπ(n,m:整数)にしても同様の効
果が得られる。さらに、距離情報を−nπ〜mπの位相
の範囲に変調すると仮定し、その得られた情報をさらに
−π〜πに変換すれば、空間光変調素子が−π〜πの変
調しかできなくとも、−nπ〜mπまで変調した場合と
同様の効果を得ることができる。
【0065】〔実施例9〕次に、図17を参照にして別
の本発明の第3の実施例について説明する。上記実施例
7、8では、画像表示手段1402の中で、表示素子と
して位相分布を表示するために位相変調型のSLMを用
いたが、現状では特殊な素子であるので、ここでは、よ
り一般的に使用されている強度変調型のSLM、具体的
に液晶製のSLMを用いた例に示す。
の本発明の第3の実施例について説明する。上記実施例
7、8では、画像表示手段1402の中で、表示素子と
して位相分布を表示するために位相変調型のSLMを用
いたが、現状では特殊な素子であるので、ここでは、よ
り一般的に使用されている強度変調型のSLM、具体的
に液晶製のSLMを用いた例に示す。
【0066】基本的な構成は実施例7と同じで、ここで
は、透過型の電気アドレス型位相変調型SLM1506
の代わりとして、透過型の電気アドレス型強度変調型S
LM1706、ここでは液晶製のSLMを使用し、さら
に、ピークを検出する際のフィルター1721の分布を
変化させてある点が異なる。
は、透過型の電気アドレス型位相変調型SLM1506
の代わりとして、透過型の電気アドレス型強度変調型S
LM1706、ここでは液晶製のSLMを使用し、さら
に、ピークを検出する際のフィルター1721の分布を
変化させてある点が異なる。
【0067】まず、実施例7と同様に、物体情報手段と
してレーザーレンジファインダー1702を用いて認識
対象物体1501の形状を計測し、次に、その情報をフ
レームメモリ1703を通し、コンピュータ1704で
認識対象物体1501の距離画像を得る。さらに、コン
ピュータ1704内でこの距離画像z(x,y)を求
め、読み出し光1715により読み出された光の中の1
つがexp(iz(x,y))となるように計算機ホロ
グラムを作製する。
してレーザーレンジファインダー1702を用いて認識
対象物体1501の形状を計測し、次に、その情報をフ
レームメモリ1703を通し、コンピュータ1704で
認識対象物体1501の距離画像を得る。さらに、コン
ピュータ1704内でこの距離画像z(x,y)を求
め、読み出し光1715により読み出された光の中の1
つがexp(iz(x,y))となるように計算機ホロ
グラムを作製する。
【0068】一例として、図9に示す座標系(x,y,
z)において、z=0の平面733に対して、波面R
(x,y)731を仮定し、平面733でその波面73
1と位相分布exp(iz(x,y))732との干渉
縞 L(x,y)=|eiz(x,y) +R(x,y)|2 を計算して計算機ホログラムL(x,y)を求めればよ
い。この計算機ホログラムをフレームメモリ1705を
通してSLM1706に表示する。
z)において、z=0の平面733に対して、波面R
(x,y)731を仮定し、平面733でその波面73
1と位相分布exp(iz(x,y))732との干渉
縞 L(x,y)=|eiz(x,y) +R(x,y)|2 を計算して計算機ホログラムL(x,y)を求めればよ
い。この計算機ホログラムをフレームメモリ1705を
通してSLM1706に表示する。
【0069】一方、実施例7と同様に、レンジファイル
ダー1702で得られた距離画像を基に、領域抽出手段
1404としてコンピュータ1704のソフトウエアを
用いて行うことで、認識対象物体の領域を見出し、認識
対象物体の領域のみを光を透過させるような画像を液晶
製のSLM1708に表示する。
ダー1702で得られた距離画像を基に、領域抽出手段
1404としてコンピュータ1704のソフトウエアを
用いて行うことで、認識対象物体の領域を見出し、認識
対象物体の領域のみを光を透過させるような画像を液晶
製のSLM1708に表示する。
【0070】液晶製のSLM1708、1706に表示
された画像を、読み出し光1715としてここでは上記
で仮定した波面R(x,y)を用いて読み出す。まず、
読み出し光1715は、液晶製のSLM1708を通し
認識対象物体を示す領域のみの光が透過し、その光が次
に計算機ホログラムを表示している液晶製のSLM17
06に入射する。このようにすれば、認識対象物体の領
域内で、計算機ホログラムより読み出された光の中でe
xp(iz(x,y))の波面を持つものが存在する。
そのexp(iz(x,y))の波面についてフーリエ
変換をフーリエ変換レンズ1720を用いて行い、フィ
ルター1721を通じ、スクリーン1722上に形成さ
れるフーリエスペクトル像をCCDカメラ1730で取
り込み、フレームメモリ1731を介しコンピュータ1
732で検出する。このフーリエスペクトル像は、前述
したものと同様に、認識対象物体1501を構成する平
面の傾きと近似的な面積を示す画像となり、実施例7、
8と同様の効果となる。
された画像を、読み出し光1715としてここでは上記
で仮定した波面R(x,y)を用いて読み出す。まず、
読み出し光1715は、液晶製のSLM1708を通し
認識対象物体を示す領域のみの光が透過し、その光が次
に計算機ホログラムを表示している液晶製のSLM17
06に入射する。このようにすれば、認識対象物体の領
域内で、計算機ホログラムより読み出された光の中でe
xp(iz(x,y))の波面を持つものが存在する。
そのexp(iz(x,y))の波面についてフーリエ
変換をフーリエ変換レンズ1720を用いて行い、フィ
ルター1721を通じ、スクリーン1722上に形成さ
れるフーリエスペクトル像をCCDカメラ1730で取
り込み、フレームメモリ1731を介しコンピュータ1
732で検出する。このフーリエスペクトル像は、前述
したものと同様に、認識対象物体1501を構成する平
面の傾きと近似的な面積を示す画像となり、実施例7、
8と同様の効果となる。
【0071】フィルター1721は、実施例7とは異な
り、観測されている部分の見かけの面積と実際の表面積
とを補正するだけでなく、回折方向に依存する回折効率
による光量の低下も補正するようにしてある。これは、
予めSLM1706に一定の大きさで回折方向の異なる
ホログラムを表示し、その際の回折位置での光量を調べ
ておく。例えば、図18に示すように、ある位置(x,
y)に対してその光量より効率が判れば、その効率と、
前述した見かけの面積と実際の表面積との両方を補正す
る透過率を求め、それらに対応したパターンをフィルム
に描き、フィルター1721とする。
り、観測されている部分の見かけの面積と実際の表面積
とを補正するだけでなく、回折方向に依存する回折効率
による光量の低下も補正するようにしてある。これは、
予めSLM1706に一定の大きさで回折方向の異なる
ホログラムを表示し、その際の回折位置での光量を調べ
ておく。例えば、図18に示すように、ある位置(x,
y)に対してその光量より効率が判れば、その効率と、
前述した見かけの面積と実際の表面積との両方を補正す
る透過率を求め、それらに対応したパターンをフィルム
に描き、フィルター1721とする。
【0072】実施例7〜9では、距離画像獲得手段14
01としてCCDカメラ2個を用いた場合とレーザーレ
ンジファインダーを用いた場合を示したが、速度は遅く
なるが、CCDカメラ1個を異なる位置より撮影し、そ
れより得られる2枚の画像より距離画像を獲得する方法
もある。また、認識対象物体が時間と共に移動している
場合に、固定されたCCDカメラ1個であるサンプル時
間で2度撮影すれば、その2枚の画像より距離画像を求
めることもできる。
01としてCCDカメラ2個を用いた場合とレーザーレ
ンジファインダーを用いた場合を示したが、速度は遅く
なるが、CCDカメラ1個を異なる位置より撮影し、そ
れより得られる2枚の画像より距離画像を獲得する方法
もある。また、認識対象物体が時間と共に移動している
場合に、固定されたCCDカメラ1個であるサンプル時
間で2度撮影すれば、その2枚の画像より距離画像を求
めることもできる。
【0073】また、実施例9では、表示素子として電気
アドレス型強度変調液晶を示したが、光書込み型強度変
調液晶や、結晶、サーモプラスチック、半導体等の素子
を用いても同様のことが実現できる。
アドレス型強度変調液晶を示したが、光書込み型強度変
調液晶や、結晶、サーモプラスチック、半導体等の素子
を用いても同様のことが実現できる。
【0074】ここまで、2次元の撮影素子として、CC
Dカメラを用いたが、撮像管を用いたものや、他の固体
撮像素子を用いてもよい。
Dカメラを用いたが、撮像管を用いたものや、他の固体
撮像素子を用いてもよい。
【0075】さらに、検出される光量と実際の面積を補
正するためのフィルターとして、フィルムにパターンを
描いたものを用いたが、液晶のSLM等で透過率を制御
しても同様の効果が得られる。
正するためのフィルターとして、フィルムにパターンを
描いたものを用いたが、液晶のSLM等で透過率を制御
しても同様の効果が得られる。
【0076】また、領域抽出手段として距離画像の一回
微分や二回微分を用いる方法のみを示したが、ニューラ
ルネットワークの自己組織化や、また、距離画像だけで
なく、濃淡画像、色画像等も利用した領域分割方法も可
能である。
微分や二回微分を用いる方法のみを示したが、ニューラ
ルネットワークの自己組織化や、また、距離画像だけで
なく、濃淡画像、色画像等も利用した領域分割方法も可
能である。
【0077】さらに、領域抽出においても、背景分離だ
けでなく、他の物体との区別が可能であることも明らか
である。
けでなく、他の物体との区別が可能であることも明らか
である。
【0078】以上の本発明の画像処理方法及び画像処理
装置は、さらに次のように構成することができる。 (i)物体の3次元情報を距離画像として獲得する距離
画像獲得手段と、獲得された距離画像の位相分布の変域
を該変域の最大値と最小値との差が2mπ(mは自然
数)とする位相変域変換手段と、前記位相変域変換手段
により変換された位相分布を表示する画像表示手段と、
前記画像表示手段に表示された画像を読み出すための略
平行なコヒーレント光と、該コヒーレント光によって読
み出される画像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変
換レンズとを有するフーリエ変換光学系と、前記フーリ
エ変換光学系によって得られるフーリエスペクトル像を
検出するためのフーリエ変換スペクトル検出手段とを有
し、獲得する距離画像中に含まれる平面の法線とその近
似的な面積を高速に検出することができることを特徴と
する画像処理装置。
装置は、さらに次のように構成することができる。 (i)物体の3次元情報を距離画像として獲得する距離
画像獲得手段と、獲得された距離画像の位相分布の変域
を該変域の最大値と最小値との差が2mπ(mは自然
数)とする位相変域変換手段と、前記位相変域変換手段
により変換された位相分布を表示する画像表示手段と、
前記画像表示手段に表示された画像を読み出すための略
平行なコヒーレント光と、該コヒーレント光によって読
み出される画像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変
換レンズとを有するフーリエ変換光学系と、前記フーリ
エ変換光学系によって得られるフーリエスペクトル像を
検出するためのフーリエ変換スペクトル検出手段とを有
し、獲得する距離画像中に含まれる平面の法線とその近
似的な面積を高速に検出することができることを特徴と
する画像処理装置。
【0079】(ii)画像表示手段が、位相変調機能を
有する空間光変調器を用いる請求項2記載及び(i)記
載の画像処理装置。
有する空間光変調器を用いる請求項2記載及び(i)記
載の画像処理装置。
【0080】(iii)画像表示手段が、ホログラムを
用いる請求項2記載及び(i)の画像処理装置。
用いる請求項2記載及び(i)の画像処理装置。
【0081】(iv)前記認識手段が、物体の距離画像
中に含まれる平面の法線とその近似的な面積等の参照デ
ータを蓄える参照データ記録手段と、該参照データと前
記画像表示装置により出力される獲得された距離画像中
に含まれた平面の法線とその近似的な面積等のデータと
を比較するデータ比較手段とを有する請求項3記載の画
像処理装置。
中に含まれる平面の法線とその近似的な面積等の参照デ
ータを蓄える参照データ記録手段と、該参照データと前
記画像表示装置により出力される獲得された距離画像中
に含まれた平面の法線とその近似的な面積等のデータと
を比較するデータ比較手段とを有する請求項3記載の画
像処理装置。
【0082】(v)物体の3次元情報として距離の情報
を画素の値とする距離画像を獲得する距離画像獲得ステ
ップと、獲得された距離画像の位相分布の変域を該変域
の最大値と最小値との差が2mπ(mは自然数)とする
位相変域変換ステップと、前記位相変域変換ステップに
より変換された位相分布を画像に表示する画像表示ステ
ップと、前記画像表示ステップで表示された画像にフー
リエ変換を施すステップと、前記フーリエ変換によって
得られるフーリエスペクトル像を検出するフーリエ変換
スペクトル検出ステップとを有し、獲得する距離画像中
に含まれる平面の法線とその近似的な面積を高速に検出
することができることを特徴とする画像処理方法。
を画素の値とする距離画像を獲得する距離画像獲得ステ
ップと、獲得された距離画像の位相分布の変域を該変域
の最大値と最小値との差が2mπ(mは自然数)とする
位相変域変換ステップと、前記位相変域変換ステップに
より変換された位相分布を画像に表示する画像表示ステ
ップと、前記画像表示ステップで表示された画像にフー
リエ変換を施すステップと、前記フーリエ変換によって
得られるフーリエスペクトル像を検出するフーリエ変換
スペクトル検出ステップとを有し、獲得する距離画像中
に含まれる平面の法線とその近似的な面積を高速に検出
することができることを特徴とする画像処理方法。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により、拡
張ガウス像に対応する画像を高速に得ることができ、結
果として3次元画像の高速な認識が可能になる。
張ガウス像に対応する画像を高速に得ることができ、結
果として3次元画像の高速な認識が可能になる。
【図1】本発明の画像処理方法を実現するための装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の画像処理方法を説明するための関数関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図3】本発明による変換前後の1つの実例を示すため
の図である。
の図である。
【図4】本発明のもう1つ別の画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】実施例1の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図6】実施例2の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図7】位相変換範囲が2πより広くても2πの範囲で
同様の効果が得られることを示す図である。
同様の効果が得られることを示す図である。
【図8】実施例3の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図9】実施例3の計算機ホログラムの作成方法を説明
するための図である。
するための図である。
【図10】実施例4の認識装置のブロック図である。
【図11】実施例4の比較手段の一例である光学的ジョ
イントトランスフォームコリレーション装置の構成を示
す図である。
イントトランスフォームコリレーション装置の構成を示
す図である。
【図12】実施例5の認識装置のブロック図である。
【図13】実施例6の認識装置の構成を示す図である。
【図14】実施例7の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図15】実施例7において領域分割のためのフィルタ
ーに用いる重みテーブルの例を示すための図である。
ーに用いる重みテーブルの例を示すための図である。
【図16】実施例8の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図17】実施例9の画像処理装置の構成を示す図であ
る。
る。
【図18】認識対象物体の所定位置での回折効率を模式
的に示す図である。
的に示す図である。
【図19】拡張ガウス球を認識に用いる方法を説明する
ための図である。
ための図である。
【図20】実際に観察可能な拡張ガウス像が制限される
様子を示す図である。
様子を示す図である。
1、2…平面 401…距離画像獲得手段 402…画像表示手段 403…フーリエ変換光学系 404…フーリエ変換スペクトル検出手段 405…認識手段 501…認識対象物体 502…レーザーレンジファインダー 503、505、511…フレームメモリ 504、512…コンピュータ 506…電気アドレス型位相変調液晶 507…コヒーレント光 508…フーリエ変換レンズ 509…スクリーン 510…CCDカメラ 521…レーザー発振器 522…レーザー光 523…集光レンズ 524…ピンホール 525…コリメータレンズ 601…認識対象物体 602a、602b…CCDカメラ 603a、603b、605、615…フレームメモリ 604、616…コンピュータ 606…透過型液晶表示素子 607…書き込み光 608…結像レンズ 609…光書き込み型位相変調液晶 610…ビームスプリッター 611…読み出し光 612…フーリエ変換レンズ 613…スクリーン 614…CCDカメラ 701…認識対象物体 702…レーザーレンジファインダー 703、705、711…フレームメモリ 704、712…コンピュータ 706…電気アドレス型強度変調型液晶 707…読み出し光 708…フーリエ変換レンズ 709…スクリーン 710…CCDカメラ 731…波面 732…位相分布 733…平面 801、809…コンピュータ 802、808…フレームメモリ 803…読み出し光 805…フーリエ変換レンズ 804…電気アドレス型振幅変調液晶 806…スクリーン 807…CCDカメラ 1001…変換画像 1002…コンピュータのメモリ 1003…比較手段 1101…変換画像 1102…一次のモーメント・二次のモーメント検出器 1103…メモリ 1104…一次モーメント比較手段 1105…選択手段 1106、1108…回転手段 1107…比較手段 1201…ニューラルネットの入力層 1202…ニューラルネットの中間層 1203…ニューラルネットの出力層 1204…ニューロン 1401…距離画像獲得手段 1402…第1画像表示手段 1403…物体情報獲得手段 1404…領域抽出手段 1405…第2画像表示手段 1406…フーリエ変換手段 1407…検出手段 1408…認識手段 1501…認識対象物体 1502…レーザーレンジファインダー 1503…フレームメモリ 1504…コンピュータ 1505…フレームメモリ 1506…位相変調型の電気アドレス型SLM 1507…フレームメモリ 1508…強度変調型の電気アドレス型SLM 1510…ヘリウムネオンレーザー光源 1511…レーザー光 1512…集光レンズ 1513…ピンホール 1514…コリメータレンズ 1515…コヒーレント光 1520…フーリエ変換レンズ 1521…フィルター 1522…スクリーン 1530…CCDカメラ 1531…フレームメモリ 1532…コンピュータ 1601、1602…CCDカメラ 1603、1604…フレームメモリ 1605…コンピュータ 1606…フレームメモリ 1607…フレームメモリ 1608…強度変調型の電気アドレス型の透過型SLM 1609…強度変調型SLM 1620…インコヒーレンス光源 1621…インコヒーレンス光 1623…書き込み光 1624…読み出した光 1625…結像レンズ 1626…位相変調型の反射型の光アドレス型SLM 1627…コントローラ 1630…略平行光 1631…ビームスプリッター 1632…読み出された光 1633…透過した光 1634…フーリエ変換レンズ 1640…フィルター 1641…スクリーン 1642…CCDカメラ 1643…フレームメモリ 1644…コンピュータ 1702…レーザーレンジファインダー 1703…フレームメモリ 1704…コンピュータ 1705…フレームメモリ 1706…透過型の電気アドレス型強度変調型SLM 1708…液晶製のSLM 1715…読み出し光 1720…フーリエ変換レンズ 1721…フィルター 1722…スクリーン 1730…CCDカメラ 1731…フレームメモリ 1732…コンピュータ
Claims (6)
- 【請求項1】 物体の3次元情報として、距離の情報を
画素の値とする距離画像を位相分布の画像に変換し、そ
の位相分布の画像のフーリエ変換を行い、前記距離画像
中に含まれる平面の法線とその近似的な面積を示す画像
を得ることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 物体の3次元情報として、距離画像を獲
得する距離画像獲得手段と、獲得された距離画像を位相
分布として表示するための画像表示手段と、前記画像表
示手段に表示された画像を読み出すための略平行なコヒ
ーレント光と、コヒーレント光によって読み出された画
像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換レンズとを
有するフーリエ変換光学系と、前記フーリエ変換光学系
によって得られるフーリエスペクトル像を検出するため
のフーリエ変換スペクトル検出手段とを有し、獲得する
距離画像中に含まれる平面の法線とその近似的な面積を
高速に検出することができることを特徴とする画像処理
装置。 - 【請求項3】 請求項2において、さらに、認識手段を
有し、認識対象の3次元物体を高速で認識可能にしたこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 少なくとも距離画像を獲得する距離画像
獲得手段を有する物体情報獲得手段と、獲得された距離
画像を位相分布として表示するための第1画像表示手段
と、獲得された物体情報から領域分割し、分割された領
域の一部の領域を抽出し、抽出された領域を強度情報と
して表示するための第2画像表示手段と、前記第1及び
第2画像表示手段に表示された画像を読み出すための略
平行なコヒーレント光と、コヒーレント光によって読み
出された画像にフーリエ変換を施すためのフーリエ変換
手段と、前記フーリエ変換手段によって得られるフーリ
エスペクトル像を検出するための検出手段とから構成さ
れ、獲得する物体画像中に含まれる平面の法線とその近
似的な面積を高速に検出することができることを特徴と
する画像処理装置。 - 【請求項5】 請求項4において、さらに、前記検出手
段中に強度変調が可能なフィルタリングを行うフィルタ
リング手段を含むことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 請求項4において、さらに、認識手段を
有し、認識対象の3次元物体を高速で認識可能にしたこ
とを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01420895A JP3573512B2 (ja) | 1994-05-17 | 1995-01-31 | 画像処理方法及び画像処理装置 |
| US08/442,347 US5724447A (en) | 1994-05-17 | 1995-05-16 | Optical transform system for three-dimensional object recognition |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10277594 | 1994-05-17 | ||
| JP6-102775 | 1994-06-22 | ||
| JP6-139934 | 1994-06-22 | ||
| JP13993494 | 1994-06-22 | ||
| JP01420895A JP3573512B2 (ja) | 1994-05-17 | 1995-01-31 | 画像処理方法及び画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0868967A true JPH0868967A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3573512B2 JP3573512B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=27280569
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01420895A Expired - Fee Related JP3573512B2 (ja) | 1994-05-17 | 1995-01-31 | 画像処理方法及び画像処理装置 |
Country Status (2)
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