JPH0869769A - 偏平型ブラウン管 - Google Patents
偏平型ブラウン管Info
- Publication number
- JPH0869769A JPH0869769A JP22603694A JP22603694A JPH0869769A JP H0869769 A JPH0869769 A JP H0869769A JP 22603694 A JP22603694 A JP 22603694A JP 22603694 A JP22603694 A JP 22603694A JP H0869769 A JPH0869769 A JP H0869769A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- ray tube
- cathode ray
- flat
- electron beam
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビームスポット形状が主偏向方向の中心から
離れるに従って傾いていく(チルトする)現象を解消し
て画像の向上を図ると共に、横方向から画面を見た場合
でも画面の縁が遮られることなく見えるようにした偏平
型ブラウン管を得る。 【構成】 スクリーン4について、主走査方向において
ブラウン管の内側方向に湾曲された曲面形状を有させる
と共に、表示本体部3の表示面部7から側面部3b,3
bにかけての部分を曲面により形成する。
離れるに従って傾いていく(チルトする)現象を解消し
て画像の向上を図ると共に、横方向から画面を見た場合
でも画面の縁が遮られることなく見えるようにした偏平
型ブラウン管を得る。 【構成】 スクリーン4について、主走査方向において
ブラウン管の内側方向に湾曲された曲面形状を有させる
と共に、表示本体部3の表示面部7から側面部3b,3
bにかけての部分を曲面により形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、偏平型ブラウン管に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる通常のストレート型のブラウン
管は、電子銃の軸(偏向がなされずに照射された際の電
子ビームの進路)とほぼ直交するように配された蛍光膜
面に対して、電子ビームを偏向させながらラスタを形成
するようにされているが、この場合には必然的に奥行の
長い構造となるため、小型のモニタ装置(あるいはテレ
ビジョン受像機)を得ることの障害となる。
管は、電子銃の軸(偏向がなされずに照射された際の電
子ビームの進路)とほぼ直交するように配された蛍光膜
面に対して、電子ビームを偏向させながらラスタを形成
するようにされているが、この場合には必然的に奥行の
長い構造となるため、小型のモニタ装置(あるいはテレ
ビジョン受像機)を得ることの障害となる。
【0003】そこで、ほぼ電子銃の軸に沿うような位置
関係に蛍光膜面を配し、例えば電子ビームを90°近く
に偏向して蛍光膜面に照射するようにした偏平型のブラ
ウン管が知られている。このような偏平型のブラウン管
を用いてモニタ装置を構成した場合、奥行の短い筐体と
することが可能で、それだけ小型化を図ることができて
実際の設置場所の選択や用途の幅も広がることになる。
関係に蛍光膜面を配し、例えば電子ビームを90°近く
に偏向して蛍光膜面に照射するようにした偏平型のブラ
ウン管が知られている。このような偏平型のブラウン管
を用いてモニタ装置を構成した場合、奥行の短い筐体と
することが可能で、それだけ小型化を図ることができて
実際の設置場所の選択や用途の幅も広がることになる。
【0004】図6(a)(b)は、それぞれ偏平型ブラ
ウン管(この場合は反射型とされる)とストレート型の
ブラウン管の構造を側面により示すものであり、両図に
おいて形状等が異なっていても同一の構成部分とされる
ものについては、同一符号を付している。
ウン管(この場合は反射型とされる)とストレート型の
ブラウン管の構造を側面により示すものであり、両図に
おいて形状等が異なっていても同一の構成部分とされる
ものについては、同一符号を付している。
【0005】これら図6(a)(b)において、1はネ
ック部を、2はファンネル部を、3は表示本体部を示し
ている。なお、図6(a)において3aは表示本体部3
における背面部を示している。そして、それぞれの図の
ネック部1には電子レンズ6を備えた電子銃5が設けら
れており、この電子銃の軸はそれぞれ実線Cにより示さ
れている。なお、図6(a)に示す6CTは電子ビームの
偏向中心とされる。また、表示本体部3の内壁側には、
それぞれ図に示すように電子ビームの衝突で発光する蛍
光体が塗布された蛍光膜面を形成するスクリーン4が設
けられている。そして、このスクリーン4上に得られる
画像を見る観視方向としては、偏平型ブラウン管におい
ては図6(a)における上方向から表示面部7を透過し
て見ることになり、一方、ストレート型では、ブラウン
管の正面方向(図6(b)における右側方向)から表示
面部7を透過して見ることになる。また、各ファンネル
部2の外周部にはそれぞれ電子ビームを偏向させるため
の偏向装置8が設けられており、この偏向装置8は偏向
コイル9及びフェライトコア10等によって構成されて
いる。
ック部を、2はファンネル部を、3は表示本体部を示し
ている。なお、図6(a)において3aは表示本体部3
における背面部を示している。そして、それぞれの図の
ネック部1には電子レンズ6を備えた電子銃5が設けら
れており、この電子銃の軸はそれぞれ実線Cにより示さ
れている。なお、図6(a)に示す6CTは電子ビームの
偏向中心とされる。また、表示本体部3の内壁側には、
それぞれ図に示すように電子ビームの衝突で発光する蛍
光体が塗布された蛍光膜面を形成するスクリーン4が設
けられている。そして、このスクリーン4上に得られる
画像を見る観視方向としては、偏平型ブラウン管におい
ては図6(a)における上方向から表示面部7を透過し
て見ることになり、一方、ストレート型では、ブラウン
管の正面方向(図6(b)における右側方向)から表示
面部7を透過して見ることになる。また、各ファンネル
部2の外周部にはそれぞれ電子ビームを偏向させるため
の偏向装置8が設けられており、この偏向装置8は偏向
コイル9及びフェライトコア10等によって構成されて
いる。
【0006】そして、これらの図から分かるように図6
(b)に示すストレート型ではスクリーン4に対して電
子銃の軸が直交するようになっていることから、実際に
電子ビームを偏向させて走査を行う場合にも、この電子
ビームは比較的垂直に近い角度でスクリーン4の面に対
して衝突することになるが、これに対して図6(a)に
示す偏平型では、スクリーン4に対する電子銃の軸の垂
直方向における入射角度が浅くなっているため、実際に
走査を行う場合にも、電子ビームはスクリーン4の面に
対して、斜め方向からランディングするような状態とな
る。
(b)に示すストレート型ではスクリーン4に対して電
子銃の軸が直交するようになっていることから、実際に
電子ビームを偏向させて走査を行う場合にも、この電子
ビームは比較的垂直に近い角度でスクリーン4の面に対
して衝突することになるが、これに対して図6(a)に
示す偏平型では、スクリーン4に対する電子銃の軸の垂
直方向における入射角度が浅くなっているため、実際に
走査を行う場合にも、電子ビームはスクリーン4の面に
対して、斜め方向からランディングするような状態とな
る。
【0007】上記のような偏平型ブラウン管において、
電子レンズ6から照射される電子ビームの偏向中心とス
クリーン4に対する位置関係は、図7(a)のように示
すことができる。この図において6CTは、電子ビームの
偏向中心を示している。この図に示すような電子ビーム
の偏向中心6CTから、スクリーン4に対して照射される
電子ビームが偏向されて走査を行うことでラスタ画面が
形成される。なお、この場合の走査方式としては水平方
向がライン走査に相当する主偏向方向とされ、垂直方向
がフィールド周期に対応する副偏向方向となる。
電子レンズ6から照射される電子ビームの偏向中心とス
クリーン4に対する位置関係は、図7(a)のように示
すことができる。この図において6CTは、電子ビームの
偏向中心を示している。この図に示すような電子ビーム
の偏向中心6CTから、スクリーン4に対して照射される
電子ビームが偏向されて走査を行うことでラスタ画面が
形成される。なお、この場合の走査方式としては水平方
向がライン走査に相当する主偏向方向とされ、垂直方向
がフィールド周期に対応する副偏向方向となる。
【0008】また、ここで図7(b)はスクリーン4の
水平方向を断面的に見た場合を示しているが、この図か
らわかるように、水平方向における中心位置(矢印によ
りCで示す)から左右両側へ離れるに従って、スクリー
ン4に対する電子ビームBの入射角は浅くなる。これに
より、スクリーン4上の中心線Cに衝突した電子ビーム
B1 が形成するスポット径aよりも、その左右両側で衝
突している電子ビームB2 、B3 が形成するスポット径
b,cのほうが大きくなっている。また、これと共に、
水平方向において周辺へ移るに従って、電子ビームの偏
向中心6CTから照射されてスクリーン4上に衝突するま
での電子ビームの距離も長くなることから、その像倍率
も中心線Cより拡大する。これらの要因によって、水平
方向(この場合は主偏向方向)においては中心から左右
の周辺に行くにつれて、スクリーン4上に得られるビー
ムスポットが拡大することになる。一方、スクリーン4
の垂直方向(副偏向方向)においては図7(a)から分
かるように、スクリーン4の下辺側から上辺側に行くに
従って入射角が浅くなるが、上記図7(b)で説明した
と同様の現象により、この場合にはスクリーン4の下辺
側から上辺側に行くにつれて、ビームスポットが拡大す
ることになる。
水平方向を断面的に見た場合を示しているが、この図か
らわかるように、水平方向における中心位置(矢印によ
りCで示す)から左右両側へ離れるに従って、スクリー
ン4に対する電子ビームBの入射角は浅くなる。これに
より、スクリーン4上の中心線Cに衝突した電子ビーム
B1 が形成するスポット径aよりも、その左右両側で衝
突している電子ビームB2 、B3 が形成するスポット径
b,cのほうが大きくなっている。また、これと共に、
水平方向において周辺へ移るに従って、電子ビームの偏
向中心6CTから照射されてスクリーン4上に衝突するま
での電子ビームの距離も長くなることから、その像倍率
も中心線Cより拡大する。これらの要因によって、水平
方向(この場合は主偏向方向)においては中心から左右
の周辺に行くにつれて、スクリーン4上に得られるビー
ムスポットが拡大することになる。一方、スクリーン4
の垂直方向(副偏向方向)においては図7(a)から分
かるように、スクリーン4の下辺側から上辺側に行くに
従って入射角が浅くなるが、上記図7(b)で説明した
と同様の現象により、この場合にはスクリーン4の下辺
側から上辺側に行くにつれて、ビームスポットが拡大す
ることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したような水平及
び垂直方向における入射角及び電子ビームの距離の影響
が重なることから、実際にスクリーン4上に得られるビ
ームスポットは、図7(c)に示すような形状となる
(但し、台形歪は補正されている)。つまり、水平方向
(主偏向方向)における中心線Cから離れるに従って、
ビームスポットが斜め方向に傾いていく(チルトする)
ことになる。これにより、実際に表示される画像は左右
の縁に近付くにつれて、その劣化が顕著になっていくと
いう問題を生じることになる。
び垂直方向における入射角及び電子ビームの距離の影響
が重なることから、実際にスクリーン4上に得られるビ
ームスポットは、図7(c)に示すような形状となる
(但し、台形歪は補正されている)。つまり、水平方向
(主偏向方向)における中心線Cから離れるに従って、
ビームスポットが斜め方向に傾いていく(チルトする)
ことになる。これにより、実際に表示される画像は左右
の縁に近付くにつれて、その劣化が顕著になっていくと
いう問題を生じることになる。
【0010】また、図8(a)は反射型の偏平型ブラウ
ン管の表示面7を、比較的斜め横方向を観視方向として
見た場合を概念的に示す図であり、図8(b)は図8
(a)の丸枠部分を拡大して示しており、図8(c)は
上記各図に示された偏平型ブラウン管を、表面部7を上
面側として断面により正面方向から示したものである。
通常、図8(c)のように偏平型ブラウン管の表示本体
部3aにおける側面3b,3bは平面的に形成されて、
表示面部7と背面部3aが接合する部分で角が形成され
ることから、図8(a)及び(b)に示すような方向よ
りスクリーン4に表示された画像を見ようとした場合に
は、これら図8(a)(b)に示すスクリーン4の破線
部分が側面3b,3bによって遮られてしまうことにな
り、画面が見ずらくなるという問題も有している。
ン管の表示面7を、比較的斜め横方向を観視方向として
見た場合を概念的に示す図であり、図8(b)は図8
(a)の丸枠部分を拡大して示しており、図8(c)は
上記各図に示された偏平型ブラウン管を、表面部7を上
面側として断面により正面方向から示したものである。
通常、図8(c)のように偏平型ブラウン管の表示本体
部3aにおける側面3b,3bは平面的に形成されて、
表示面部7と背面部3aが接合する部分で角が形成され
ることから、図8(a)及び(b)に示すような方向よ
りスクリーン4に表示された画像を見ようとした場合に
は、これら図8(a)(b)に示すスクリーン4の破線
部分が側面3b,3bによって遮られてしまうことにな
り、画面が見ずらくなるという問題も有している。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記し
た問題を考慮して、少なくともビームスポット形状が主
偏向方向の中心から離れるに従って傾いていく(チルト
する)現象を解消して画像の向上を図ると共に、比較的
横方向から画面を見た場合でも画面の縁が遮られること
なく見えるようにした偏平型ブラウン管を得ることを目
的とする。このため本発明は、蛍光体が表面に塗布され
主偏向方向に沿ってブラウン管の内側方向に湾曲したよ
うな曲面形状を有するスクリーンを備えて偏平型ブラウ
ン管を構成することとし、更に、ブラウン管本体につい
て、少なくとも表示面部から側面部にかかる部分を曲面
により形成することとした。
た問題を考慮して、少なくともビームスポット形状が主
偏向方向の中心から離れるに従って傾いていく(チルト
する)現象を解消して画像の向上を図ると共に、比較的
横方向から画面を見た場合でも画面の縁が遮られること
なく見えるようにした偏平型ブラウン管を得ることを目
的とする。このため本発明は、蛍光体が表面に塗布され
主偏向方向に沿ってブラウン管の内側方向に湾曲したよ
うな曲面形状を有するスクリーンを備えて偏平型ブラウ
ン管を構成することとし、更に、ブラウン管本体につい
て、少なくとも表示面部から側面部にかかる部分を曲面
により形成することとした。
【0012】
【作用】上記構成のように、主偏向方向に沿ってブラウ
ン管内のほうに湾曲するようにしてスクリーンに曲面を
与えることで、主偏向方向における電子ビームの入射角
及び電子ビームがスクリーンに衝突するまでの距離を一
定とすることができる。また、ブラウン管本体の表示面
部から側面部にかかる部分を曲面により形成すれば、ス
クリーンに表示された画面を側面から見る際も、死角を
少なくすることができる。
ン管内のほうに湾曲するようにしてスクリーンに曲面を
与えることで、主偏向方向における電子ビームの入射角
及び電子ビームがスクリーンに衝突するまでの距離を一
定とすることができる。また、ブラウン管本体の表示面
部から側面部にかかる部分を曲面により形成すれば、ス
クリーンに表示された画面を側面から見る際も、死角を
少なくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の偏平型ブラウン管の実施例に
ついて説明するが、本発明の特徴となるスクリーン形状
やブラウン管形状等を除いて、基本的構成部分は図6
(a)に示したと同様でよいものとされるため、各構成
部分については同一符号を用いることとする。また、本
実施例においても水平方向を主偏向方向とし、垂直方向
を副偏向方向とする走査方式とされているものとして説
明する。
ついて説明するが、本発明の特徴となるスクリーン形状
やブラウン管形状等を除いて、基本的構成部分は図6
(a)に示したと同様でよいものとされるため、各構成
部分については同一符号を用いることとする。また、本
実施例においても水平方向を主偏向方向とし、垂直方向
を副偏向方向とする走査方式とされているものとして説
明する。
【0014】図1(a)は、本実施例のスクリーン4に
ついて、その形状を示すと共に電子ビームの偏向中心6
CTとの位置関係を示しており、図のように少なくとも垂
直方向においてはスクリーン4の下辺側から上辺側に行
くに従って電子ビームの入射角が浅くなるような状態と
なっている。そして、本実施例のスクリーン4の形状と
しては、この図に示すように水平方向(主偏向方向)に
沿って、電子ビームの偏向中心6CT側に対して内向きと
なるように湾曲された曲面を有するように形成するもの
である。
ついて、その形状を示すと共に電子ビームの偏向中心6
CTとの位置関係を示しており、図のように少なくとも垂
直方向においてはスクリーン4の下辺側から上辺側に行
くに従って電子ビームの入射角が浅くなるような状態と
なっている。そして、本実施例のスクリーン4の形状と
しては、この図に示すように水平方向(主偏向方向)に
沿って、電子ビームの偏向中心6CT側に対して内向きと
なるように湾曲された曲面を有するように形成するもの
である。
【0015】この場合、水平方向における電子ビームの
スクリーン4に対するランディングの状態は図1(b)
に示すようになる。この図はスクリーン4の水平方向を
断面的に示している。例えば、従来例として示した図7
(b)においてはスクリーン4の電子ビームが衝突する
面がフラットとされていたため、水平方向における中心
線Cとその周辺側とでの入射角が異なって、中心線Cに
衝突した電子ビームB1 が形成するスポット径aと、そ
の左右両側で衝突している電子ビームB2 、B3 が形成
するスポット径b,cで、そのサイズに差異が生じてい
た。一方、本実施例ではスクリーン4の電子ビームの衝
突面について曲面を有するように形成されていることか
ら、図1(b)に示すように中心線Cに衝突する電子ビ
ームB1 及びその左右周辺の位置で衝突するものとされ
る電子ビームB2 、B3 の各入射角をほぼ等しくするこ
とができる。またこの場合には、電子ビームの偏向中心
6CTからスクリーン4上までの電子ビームの距離もそれ
ぞれ等しくなることから、その像倍率も電子ビームB
1 、B2 、B3 について一定とすることができる。
スクリーン4に対するランディングの状態は図1(b)
に示すようになる。この図はスクリーン4の水平方向を
断面的に示している。例えば、従来例として示した図7
(b)においてはスクリーン4の電子ビームが衝突する
面がフラットとされていたため、水平方向における中心
線Cとその周辺側とでの入射角が異なって、中心線Cに
衝突した電子ビームB1 が形成するスポット径aと、そ
の左右両側で衝突している電子ビームB2 、B3 が形成
するスポット径b,cで、そのサイズに差異が生じてい
た。一方、本実施例ではスクリーン4の電子ビームの衝
突面について曲面を有するように形成されていることか
ら、図1(b)に示すように中心線Cに衝突する電子ビ
ームB1 及びその左右周辺の位置で衝突するものとされ
る電子ビームB2 、B3 の各入射角をほぼ等しくするこ
とができる。またこの場合には、電子ビームの偏向中心
6CTからスクリーン4上までの電子ビームの距離もそれ
ぞれ等しくなることから、その像倍率も電子ビームB
1 、B2 、B3 について一定とすることができる。
【0016】これらの理由により、少なくとも水平方向
においてビームスポットが拡大する現象は解消されるこ
とになる。例えば、従来例として示した図7(c)の場
合には水平方向の中心線Cから離れるに従って、ビーム
スポットの傾き(チルト)が大きくなるような状態とな
っていたが、本実施例では図1(c)に示すように、ビ
ームスポットの傾きは無くなって、少なくとも水平方向
におけるスポット形状は同一のものが得られることにな
る。これにより、実際に表示される画像も向上すること
になる。
においてビームスポットが拡大する現象は解消されるこ
とになる。例えば、従来例として示した図7(c)の場
合には水平方向の中心線Cから離れるに従って、ビーム
スポットの傾き(チルト)が大きくなるような状態とな
っていたが、本実施例では図1(c)に示すように、ビ
ームスポットの傾きは無くなって、少なくとも水平方向
におけるスポット形状は同一のものが得られることにな
る。これにより、実際に表示される画像も向上すること
になる。
【0017】図2は、上記図1で説明したスクリーン4
を備えた本実施例としての偏平型ブラウン管の具体例を
示す図であり、先に従来例として示した図6(a)、図
8と同一部分は同一符号を付している。先ず、図2
(a)の斜視図及び図2(b)の断面図により示される
偏平型ブラウン管においては、曲面を有するように湾曲
して形成されているスクリーン4の形状に対応して、ブ
ラウン管の表示本体部3の背面部3aも曲面を有するよ
うに形成されて、この背面部3aの内壁側にスクリーン
4が取り付けられている。
を備えた本実施例としての偏平型ブラウン管の具体例を
示す図であり、先に従来例として示した図6(a)、図
8と同一部分は同一符号を付している。先ず、図2
(a)の斜視図及び図2(b)の断面図により示される
偏平型ブラウン管においては、曲面を有するように湾曲
して形成されているスクリーン4の形状に対応して、ブ
ラウン管の表示本体部3の背面部3aも曲面を有するよ
うに形成されて、この背面部3aの内壁側にスクリーン
4が取り付けられている。
【0018】また、図2(c)の斜視図に示す偏平型ブ
ラウン管においては、先に図2(a)に示した偏平型ブ
ラウン管の表示本体部3の背面部3aの形状が、例えば
切り口が楕円状の円柱の側面の一部となるようなものと
されているのに対し、この場合には楕円錐の側面の一部
となるような形状の背面部3aとされている。この偏平
型ブラウン管における表示本体部3の上面図、正面図及
び側面図をそれぞれ図4(a)(b)(c)に示す。こ
のように、本実施例ではテーパ状の背面部3aの形状を
有する偏平型ブラウン管として、この内壁側にスクリー
ン4を設けることで、例えば図2(a)に示した偏平型
ブラウン管よりも、垂直方向(副偏向方向)における電
子ビームの入射角を全体的に深くすることが可能になる
ため、上下方向におけるスポット形状のサイズの変化
を、より少なくすることができることになる。
ラウン管においては、先に図2(a)に示した偏平型ブ
ラウン管の表示本体部3の背面部3aの形状が、例えば
切り口が楕円状の円柱の側面の一部となるようなものと
されているのに対し、この場合には楕円錐の側面の一部
となるような形状の背面部3aとされている。この偏平
型ブラウン管における表示本体部3の上面図、正面図及
び側面図をそれぞれ図4(a)(b)(c)に示す。こ
のように、本実施例ではテーパ状の背面部3aの形状を
有する偏平型ブラウン管として、この内壁側にスクリー
ン4を設けることで、例えば図2(a)に示した偏平型
ブラウン管よりも、垂直方向(副偏向方向)における電
子ビームの入射角を全体的に深くすることが可能になる
ため、上下方向におけるスポット形状のサイズの変化
を、より少なくすることができることになる。
【0019】次に、図3を参照して図1で説明したスク
リーン4を備えた偏平型ブラウン管の他の実施例につい
て説明する。ところで、先に図2(a)(b)に示した
偏平型ブラウン管では、表示本体部3の側面3b,3b
が平面とされて、表示面部7aと側面3b,3bの合わ
さる部分に角が形成されている。これに対して、本実施
例である図3(a)の斜視図及び図3(b)の断面図に
示す偏平型ブラウン管においては、側面3b,3bから
表示面部7aにかかかる部分(図3(b)に矢印で示
す)に角を形成せず、曲面により形成するようにしてい
る。また、図3(c)に示す偏平型ブラウン管もまた、
先に図2(c)に示した偏平型ブラウン管の側面3b,
3bから表示面部7aにかかる部分が曲面となるように
してブラウン管の表示本体部3を形成するものである。
このような形状は、例えば先の実施例として示した図4
(b)の矢印に示す角の部分が曲面となるようにすれば
得ることができる。
リーン4を備えた偏平型ブラウン管の他の実施例につい
て説明する。ところで、先に図2(a)(b)に示した
偏平型ブラウン管では、表示本体部3の側面3b,3b
が平面とされて、表示面部7aと側面3b,3bの合わ
さる部分に角が形成されている。これに対して、本実施
例である図3(a)の斜視図及び図3(b)の断面図に
示す偏平型ブラウン管においては、側面3b,3bから
表示面部7aにかかかる部分(図3(b)に矢印で示
す)に角を形成せず、曲面により形成するようにしてい
る。また、図3(c)に示す偏平型ブラウン管もまた、
先に図2(c)に示した偏平型ブラウン管の側面3b,
3bから表示面部7aにかかる部分が曲面となるように
してブラウン管の表示本体部3を形成するものである。
このような形状は、例えば先の実施例として示した図4
(b)の矢印に示す角の部分が曲面となるようにすれば
得ることができる。
【0020】例えば、先に図2(a)(b)及び(c)
に示した偏平型ブラウン管の場合には、左右の両端部分
が持ち上がった状態となって、その分表示面部7側に近
付くことになるため、比較的横方向から表示面部7を見
ても、従来例として図8(a)(b)に示したスクリー
ン4がフラットな場合に比べ、スクリーン4が側面3b
に遮られる度合いは少なくなるが、上記図3(a)
(b)及び(c)に示した各偏平型ブラウン管の場合に
は、スクリーンを遮っていた表示面部7aから側面3
b,3bにかかる部分の角が無いことから、更に横方向
から表示面部7を見てもスクリーン4の縁が隠れずに見
えるようになる。
に示した偏平型ブラウン管の場合には、左右の両端部分
が持ち上がった状態となって、その分表示面部7側に近
付くことになるため、比較的横方向から表示面部7を見
ても、従来例として図8(a)(b)に示したスクリー
ン4がフラットな場合に比べ、スクリーン4が側面3b
に遮られる度合いは少なくなるが、上記図3(a)
(b)及び(c)に示した各偏平型ブラウン管の場合に
は、スクリーンを遮っていた表示面部7aから側面3
b,3bにかかる部分の角が無いことから、更に横方向
から表示面部7を見てもスクリーン4の縁が隠れずに見
えるようになる。
【0021】次に、図5を参照して上述してきたような
本発明の偏平型ブラウン管が備えられて構成されるモニ
タ装置を例示する。図5(a)は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等のディスプレイとしてモニタ装置(テレビ
ジョン受像機)を構成した場合を示している。この場合
には例えば図のような形状の筐体Kに本実施例の偏平型
ブラウン管を備えて表示面部7を表出させ、この表示面
部7の下側には例えばディスクドライバ用のディスク挿
入部DDが設けられている。また、図5(b)は小型携
帯用としてのいわゆるデスクトップ型といわれるテレビ
ジョン受像機として構成した場合について示しており、
実際には筐体Kに対してアンテナや、各操作キー等が設
けられることが考えられる。更に、図5(c)は例えば
車載用テレビなどのいわゆるカー・アクセサリー型とし
て構成した場合を示している。偏平型ブラウン管はその
奥行が短く小型化が容易であるため、特に図5(b)
(c)等に示したような小型であることが要求される用
途については特に有効である。
本発明の偏平型ブラウン管が備えられて構成されるモニ
タ装置を例示する。図5(a)は、例えばパーソナルコ
ンピュータ等のディスプレイとしてモニタ装置(テレビ
ジョン受像機)を構成した場合を示している。この場合
には例えば図のような形状の筐体Kに本実施例の偏平型
ブラウン管を備えて表示面部7を表出させ、この表示面
部7の下側には例えばディスクドライバ用のディスク挿
入部DDが設けられている。また、図5(b)は小型携
帯用としてのいわゆるデスクトップ型といわれるテレビ
ジョン受像機として構成した場合について示しており、
実際には筐体Kに対してアンテナや、各操作キー等が設
けられることが考えられる。更に、図5(c)は例えば
車載用テレビなどのいわゆるカー・アクセサリー型とし
て構成した場合を示している。偏平型ブラウン管はその
奥行が短く小型化が容易であるため、特に図5(b)
(c)等に示したような小型であることが要求される用
途については特に有効である。
【0022】なお、図2及び図3等に示した上記各実施
例における偏平型ブラウン管の形状は一例であって、細
部等は必要に応じて変更されていても構わない。また、
図5に示したモニタ装置の具体的な外観なども各種変更
可能である。
例における偏平型ブラウン管の形状は一例であって、細
部等は必要に応じて変更されていても構わない。また、
図5に示したモニタ装置の具体的な外観なども各種変更
可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の偏平型ブラ
ウン管は、蛍光体膜としてのスクリーンを主偏向方向に
沿って曲面を与えるようにしているため、水平(主偏
向)方向のビームスポットの拡大が抑えられて、その水
平方向の中心線から離れるほどビームスポットが傾くと
いう現象が生じなくなることから、実際に表示される画
像が向上するという効果を有している。また、ブラウン
管本体の表示面部から側面部にかけての部分を曲面によ
り形成することで、横方向から見ても側面によってスク
リーンが遮られることが無くなって、画像が見易くなる
という効果を有している。
ウン管は、蛍光体膜としてのスクリーンを主偏向方向に
沿って曲面を与えるようにしているため、水平(主偏
向)方向のビームスポットの拡大が抑えられて、その水
平方向の中心線から離れるほどビームスポットが傾くと
いう現象が生じなくなることから、実際に表示される画
像が向上するという効果を有している。また、ブラウン
管本体の表示面部から側面部にかけての部分を曲面によ
り形成することで、横方向から見ても側面によってスク
リーンが遮られることが無くなって、画像が見易くなる
という効果を有している。
【図1】本発明の実施例としての偏平型ブラウン管のス
クリーン形状、電子ビームのランディング状態、及びビ
ームスポット形状を示す図である。
クリーン形状、電子ビームのランディング状態、及びビ
ームスポット形状を示す図である。
【図2】偏平型ブラウン管の実施例を示す斜視図及び断
面図である。
面図である。
【図3】偏平型ブラウン管の実施例を示す斜視図及び断
面図である。
面図である。
【図4】本実施例の偏平型ブラウン管の表示本体部を示
す図である。
す図である。
【図5】本実施例の偏平型ブラウン管が備えられたモニ
タ装置を示す図である。
タ装置を示す図である。
【図6】偏平型ブラウン管とストレート型のブラウン管
の構成を示す断面図である。
の構成を示す断面図である。
【図7】従来例におけるスクリーン形状、電子ビームの
ランディング状態、及びビームスポット形状を示す図で
ある。
ランディング状態、及びビームスポット形状を示す図で
ある。
【図8】従来例において偏平型ブラウン管を横方向から
見た状態を示す図及び断面図である。
見た状態を示す図及び断面図である。
1 ネック部 2 ファンネル部 3 表示本体部 3a 背面部 3b 側面部 4 スクリーン 5 電子銃 6 電子ビーム 6CT 偏向中心 7 表示面部 8 偏向装置 9 偏向コイル 10 フェライトコア
Claims (2)
- 【請求項1】 蛍光体が表面に塗布され、主偏向方向に
沿ってブラウン管の内側方向に湾曲したような曲面形状
を有するスクリーンを備えていることを特徴とする偏平
型ブラウン管。 - 【請求項2】 ブラウン管本体は、少なくとも表示面部
から側面部にかかる部分が曲面により形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の偏平型ブラウン管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22603694A JPH0869769A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 偏平型ブラウン管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22603694A JPH0869769A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 偏平型ブラウン管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0869769A true JPH0869769A (ja) | 1996-03-12 |
Family
ID=16838775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22603694A Withdrawn JPH0869769A (ja) | 1994-08-29 | 1994-08-29 | 偏平型ブラウン管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0869769A (ja) |
-
1994
- 1994-08-29 JP JP22603694A patent/JPH0869769A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |