JPH0871103A - 使い捨ておむつ - Google Patents

使い捨ておむつ

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JPH0871103A
JPH0871103A JP6216103A JP21610394A JPH0871103A JP H0871103 A JPH0871103 A JP H0871103A JP 6216103 A JP6216103 A JP 6216103A JP 21610394 A JP21610394 A JP 21610394A JP H0871103 A JPH0871103 A JP H0871103A
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elastic
gather
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Shigeto Yanagihara
茂人 柳原
Megumi Suzuki
めぐみ 鈴木
Takehito Itou
毅人 伊藤
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Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着用が容易で、且つ、着用中に充分な伸縮性
を有し、着用者の胴まわり部に対するフィット性及びズ
レ止め性に優れた使い捨ておむつの提供。 【構成】 液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面
シート3及びこれら両シート2、3間に介在する吸収体
4を具備して成り、ウエスト開口部6の周縁部に設けら
れたウエストギャザー16及び該ウエストギャザー16
と平行に設けられた胴まわりギャザー17を有する使い
捨ておむつ1であって:上記胴まわりギャザー17を形
成する弾性伸縮部材21は、上記吸収体4の存在する領
域の少なくとも一部を横断しており;上記吸収体4及び
上記弾性伸縮部材21の存在する領域の伸縮性は、おむ
つの着用前においては伸張率25%未満であり、且つ、
おむつの着用中においては伸張率25%以上であり;そ
して上記吸収体4は、弾性率が1.0×103 〜2.5
×105 g/cm2 であり、且つ、曲げ剛性が20〜2
00g/cmである;ことを特徴とするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使い捨ておむつに関
し、更に詳しくは、着用が容易で、且つ、着用中に充分
な伸縮性を有する展開型使い捨ておむつに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般の
展開型の使い捨ておむつは、液透過性の表面シート、液
不透過性の裏面シート及びこれら両シート間に介在する
吸収体を具備して成り、着用時に着用者の腹側に位置す
る腹側胴まわり部と、背側に位置する背側胴まわり部と
を接合手段により接合してウエスト開口部及び一対のレ
ッグ開口部を形成している。ウエスト開口部の周縁部に
はウエストギャザーが設けられており、更に該ウエスト
ギャザーの近傍には、該ウエストギャザーとは別個に胴
まわりギャザーが設けられている。
【0003】しかし、このような従来の使い捨ておむつ
では、おむつを展開した際に、胴まわりギャザーが収縮
し過ぎて吸収体がつぶれるかないしこわれてしまい、展
開したおむつが全体として縮んだような形状になるの
で、着用者におむつを着用させる場合に不具合が生じる
という問題があった。
【0004】例えば、特開昭61−275402号公報
には、おむつの腹側及び背側胴まわり部に弾性を有する
ウエストバリヤが配されてなる使い捨ておむつが提案さ
れているが、該使い捨ておむつでは、ウエストバリアが
ウエストギャザーの機能を兼ね備えた一体物であるた
め、フィット性の向上に不必要な部分が収縮してしま
い、おむつを非常に装着しにくい(装着性が悪い)とい
う問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、着用が容易で、
且つ、着用中に充分な伸縮性を有し、着用者の胴まわり
部に対するフィット性及びズレ止め性に優れた使い捨て
おむつを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、おむつの展開時の、吸収体及び胴まわりギャ
ザーが存在する領域におけるつぶれないしこわれは、吸
収体の弾性率及び胴まわりギャザーの弾性伸縮部材の伸
縮物性と極めて密接な関係にあることを知見した。
【0007】本発明は、上記の知見に基づきなされたも
のであり、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シ
ート及びこれら両シート間に介在する吸収体を具備して
成り、ウエスト開口部の周縁部に設けられたウエストギ
ャザー及び該ウエストギャザーと平行に設けられた胴ま
わりギャザーを有する展開型の使い捨ておむつであっ
て、上記胴まわりギャザーを形成する弾性伸縮部材は、
上記吸収体の存在する領域の少なくとも一部を横断して
おり;上記吸収体及び上記弾性伸縮部材の存在する領域
の伸縮性は、おむつの着用前においては伸張率25%未
満であり、且つ、おむつの着用中においては伸張率25
%以上であり;そして上記吸収体は、弾性率が1.0×
103 〜2.5×105 g/cm2 であり、且つ、曲げ
剛性が20〜200g/cmである;ことを特徴とする
使い捨ておむつを提供することにより、上記目的を達成
したものである。
【0008】
【作用】本発明の使い捨ておむつにおいては、胴まわり
ギャザーを形成する弾性伸縮部材が、吸収体の存在する
領域の少なくとも一部を横断しているので、該弾性伸縮
部材の過度の収縮は吸収体によって防止される。従っ
て、おむつを展開した際に、おむつが縮みにくくなるの
で、着用者におむつを着用させ易くなる。更に、着用前
の吸収体の弾性率が大きいので、着用前の吸収体は弾性
伸縮部材の収縮力に抗して元の形状を維持し、おむつが
一層あて易くなる。一方、着用中は弾性率は着用前より
も小さいので、着用者の体型に応じて変形し、着用者の
体へのフィット性も向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の使い捨ておむつの実施例を添
付図面を参照しつつ詳述する。なお、本発明はかかる実
施例に限定されないことはいうまでもない。図1は本発
明の使い捨ておむつの第1の実施例を示す斜視図であ
り、図2は図1に示す使い捨ておむつの背側のウエスト
部を示す一部破断拡大展開図である。
【0010】本実施例の使い捨ておむつ1は、図1及び
図2に示す如く、液透過性の表面シート2、液不透過性
の裏面シート3及びこれら両シート2、3間に介在する
吸収体4を具備し、着用時に着用者の腹側に位置する腹
側胴まわり部5と、背側に位置する背側胴まわり部5’
とを接合してウエスト開口部6及び一対のレッグ開口部
7を形成する。そして、ウエスト開口部6の周縁部には
ウエストギャザー16が設けられており、該ウエストギ
ャザー16と平行に、該ウエストギャザー16とは別個
に存在する胴まわりギャザー17が設けられている。胴
まわりギャザー17を形成する弾性伸縮部材21は、吸
収体4の存在する領域の少なくとも一部を横断してい
る。
【0011】更に詳細には、図1及び図2に示す如く、
本実施例の使い捨ておむつ1において吸収体4は、長方
形状に形成されている。表面シート2及び裏面シート3
は、その股部が縊れた砂時計状に湾曲形成されている。
そして、図2に示すように、レッグ部7’及び前後のウ
エスト部9,9’においては表面シート2と裏面シート
3との間に、それぞれ弾性部材8が張設されており、こ
れにより、図1に示すように、弾性部材8が自由状態で
収縮しておむつのウエスト開口部6及びレッグ開口部7
の周縁部にそれぞれウエストギャザー16及びレッグギ
ャザーを形成して、着用者のウエスト及び股下領域にお
むつがフィットし得るように構成されている。また、背
側胴まわり部5’の左右両フラップ部15、15には、
腹側胴まわり部5と背側胴まわり部5’とを接合するた
めの接合手段としてテープファスナー10が設けられて
いる。
【0012】上記表面シート2としては、排泄物を吸収
体へ透過させる液透過性シートが用いられ、特に肌着に
近い感触を有したものが好ましい。このような液透過性
シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂の織布、不織布
又は多孔性フィルム等が好ましく挙げられる。表面シー
ト2の周縁部から尿等の滲みによる液漏れが生ずること
があるが、このような問題は、表面シート2の周縁部に
シリコン系油剤やパラフィンワックス等の疎水性化合物
を塗布したり、或いは予めアルキルリン酸エステルのよ
うな親水性化合物を表面シート2全体に塗布した後に、
表面シート2の周縁部を温水で洗浄して、この部分を撥
水性にすることにより防止することができる。
【0013】裏面シート3としては、熱可塑性樹脂に無
機化合物又は有機化合物のフィラーを添加してTダイや
サーキュラーダイから溶融押出を行い、次いで一軸又は
二軸延伸したフィルムシートであって、しかも透湿性の
ある液不透過性シートが好ましい。特に肌着に近い感触
を有したものであることが好ましい。このような液不透
過性シートとしては、例えば、熱可塑性樹脂のフィルム
と不織布との複合材等が好ましく挙げられる。本実施例
においては、裏面シート3は、その全面に上記のテープ
ファスナー10を付け剥がし可能に粘着させることがで
きる材料、例えば、透湿性ポリプロピレンから形成され
ている。
【0014】吸収体4としては、木材パルプを粉砕した
フラッフパルプを用いることができ、これに高吸水性ポ
リマーを併用したものが好ましい。特に、熱可塑性樹
脂、フラッフパルプ及び高吸水性ポリマーの混合物を熱
処理したものが好ましい。高吸水性ポリマーは、フラッ
フパルプと混合して用いてもよく、或いは吸収体4の特
定の部分、即ち上層部分、中層部分又は下層部分の何れ
かの部分にのみ存在させてもよい。高吸水性ポリマーと
しては自重の20倍以上の液体を吸収して保持し得る保
持性能を有し、且つゲル化する性質を有する粒子状のも
のが好ましい。このような高吸水性ポリマーとしては、
例えば、デンプン系、セルロース系及び合成ポリマーが
あり、特にデンプン−アクリル酸(塩)グラフト共重合
体、デンプン−アクリロニトリル共重合体のケン化物、
ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物及びア
クリル酸(塩)重合体などが好ましく挙げられる。
【0015】弾性部材8としては、一般にポリウレタン
や天然ゴムなどを糸状又は帯状にしたものを用いること
ができ、特に糸ゴム、平ゴム、フィルムタイプのゴム又
はフィルム状の発泡ポリウレタン等が好ましく挙げられ
る。弾性部材8は、50%伸長時の応力が40〜100
グラムのものであることが好ましい。
【0016】テープファスナー10を構成する材料には
特に制限はなく、テープ材や粘着材など当該技術分野で
通常用いられているものを用いることができる。
【0017】而して、本実施例の使い捨ておむつ1にお
ける特徴部分について説明すると、本実施例の使い捨て
おむつ1においては、吸収体4及び弾性伸縮部材21の
存在する領域の伸縮性は、おむつの着用前においては伸
張率25%未満、好ましくは10〜20%であり、且
つ、おむつの着用中においては伸張率25%以上、好ま
しくは25〜80%である。つまり、おむつの着用前は
実質的に伸縮性を有せず、且つ、着用中は伸縮性を発揮
するという特徴を有する。伸張率は、以下の式から求め
ることができる。 伸張率=吸収体製品巾/50g加重時吸収体巾×100
−100
【0018】また、吸収体4は、その弾性率がおむつの
着用前において1.0×103 〜2.5×105 g/c
2 であり、好ましくは7.0×103 〜1.8×10
4 g/cm2 であり、且つ着用中において着用前の弾性
率の50%以下である。吸収体4をこのようにすること
で、おむつの着用前には、吸収体4は胴まわりギャザー
17ないしウエストギャザー16の収縮力に抗して元の
形状を保持しおむつは縮まないので、着用者におむつを
着用させることが容易となる。一方、着用中は吸収体4
自身も伸縮性を有するので、着用者の体型に応じて変形
し着用者の体にフィットする。着用前の吸収体4の弾性
率がこれ未満では、どの場合でも収縮が起こり装着しに
くくなり、これを超えると、どの場合でも装着後でも収
縮が起こらなくなってしまう。なお、本発明においてお
むつの着用前とは、おむつが着用者に着用される前の変
形していない状態であることを意味し、着用中とは、お
むつが着用者に着用されて変形した状態になっているこ
とを意味する。
【0019】また、吸収体4は、その着用前の曲げ剛性
が20〜200g/cmであり、好ましくは50〜10
0g/cmである。曲げ剛性がこれ未満では、こしがな
くなってしまい、吸収体がふにゃふにゃでありこれを超
えるとこしが強すぎて変形しにくくなるからである。曲
げ剛性は吸収体4のこしの強さに関係するパラメータで
あり、曲げ剛性の値が大きいとこしが強くなり、その値
が小さいとこしが小さくなり弱くなる。
【0020】本発明においては、吸収体4の弾性率及び
曲げ剛性は、図3に示すような方法により以下の式から
求められる。即ち、二つの支点間に吸収体4を渡し、吸
収体4の略中央部におもりを載せて加重をかけ、このお
もりの重みにより吸収体4が撓むことによる撓み量を測
定する。この撓み量と以下の式とから吸収体4の弾性率
及び曲げ剛性が算出される。 弾性率=〔支点間距離3 /(4×幅×厚み3 )〕×加重
/撓み量 曲げ剛性=加重/撓み量
【0021】本発明において、吸収体4を製造するに
は、木材パルプを粉砕したフラッフパルプに高吸水性ポ
リマー及び必要に応じて他の添加剤を混合し、吸収体の
形状に付形したものをティッシュペーパーで包み、一対
のエンボスロールに通すことによって、剛性が付与され
た吸収体が得られる。吸収体4の剛性はエンボスロール
にかける圧力に依存するので、吸収体4の弾性率が上述
の範囲内になるようにエンボスロールの圧力を調節す
る。また、必要に応じて、ホットメルト等の接着剤をス
パイラル状等に施用し、剛性を高めてもよい。
【0022】図1及び図2に示すように、ウエスト開口
部の周縁部に設けられたウエストギャザー16と平行に
胴まわりギャザー17が設けられている。該胴まわりギ
ャザー17を形成する弾性伸縮部材21は、吸収体4の
存在する領域の少なくとも一部を横断している。該弾性
伸縮部材21の伸縮物性は、吸収体4の弾性率と密接に
関係しているが、該弾性伸縮部材21の100%伸張時
の応力が50〜500gfであることが好ましく、特に
100〜300gfであることが好ましい。100%伸
張時の応力がこれ未満では、装着前、装着後の変化はみ
られず、十分機能せず、おむつがずれ落ちてしまい、ま
た、これを超えると、伸縮力が強すぎて肌に傷をつける
原因となってしまうからである。図2においては、弾性
伸縮部材21はおむつの長手方向においてその一部が吸
収体4を横断しているが、本発明はかかる実施態様には
限定されず、他の実施態様として、例えば弾性伸縮部材
21の全体が吸収体を横断していてもよい(後述する図
5を参照されたい)。
【0023】弾性伸縮部材21のおむつの胴まわり方向
における長さには特に制限はないが、吸収体4の幅より
も長く、弾性伸縮部材21の端部が吸収体4を越えてお
むつのフラップ部15にまで達していることが好まし
い。この場合、胴まわりギャザー17のうち、上記吸収
体4の存在する領域における伸縮物性が、上記吸収体の
存在しない領域における伸縮物性と異なることが好まし
い。つまり、図2において、胴まわりギャザー17のう
ち吸収体4上及び吸収体4の長手方向の延長上に存在す
る部分(図2におけるbで示した領域)の伸縮物性は、
フラップ部15上に存在する部分(図2におけるaで示
した領域)の伸縮物性と異なることが好ましい。ここに
いう伸縮物性とは製品物性を意味する。このようにする
ことによって、ずれ落ち防止のためのフィット性の向上
という効果が生じる。このように、図2におけるaの領
域とbの領域との伸縮物性を異なるようにするための方
法に特に制限はなく、例えば、弾性伸縮部材21を胴ま
わりギャザー17の部分に張設する際に弾性伸縮部材2
1のテンションのかけ方をaの領域とbの領域とで異な
るようにしたり、弾性伸縮部材21自体の伸縮物性がa
の領域とbの領域とで異なるものを使用することができ
る。
【0024】おむつの長手方向における弾性伸縮部材2
1の長さには特に制限はないが、5〜30mmであるこ
とが好ましく、特に10〜25mmであることが好まし
い。弾性伸縮部材21の材質及び形状には特に制限はな
く、上述のウエストギャザー16やレッグギャザーに使
用される部材と同様の部材、例えば糸ゴム、平ゴム、フ
ィルムタイプのゴム、又はフィルム状の発泡ポリウレタ
ン等を使用することができる。例えば、糸ゴムを使用す
る場合には、図2に示す如く、3個の弾性伸縮部材21
a、21b及び21cが配置されており、該弾性伸縮部
材21のうち第2の弾性伸縮部材21b及び第3の弾性
伸縮部材21cが吸収体4上に配置されている。
【0025】本発明においては、弾性伸縮部材21とテ
ープファスナー10との位置関係には特に制限はない
が、好ましくは弾性伸縮部材21を、少なくともその一
部がテープファスナー10の胴まわり方向の延長上に存
在するように配置する。このように配置することによっ
て、弾性伸縮部材とテープファスナーとが連動する形と
なり、より一層おむつのずれ落ちが防止される。
【0026】おむつの着用前における胴まわりギャザー
17の製品伸縮率は、10〜70%であることが好まし
く、特に15〜45%であることが好ましい。製品伸縮
率がこれ未満では、ずれ落ち防止の効果が弱く胴まわり
ギャザーは十分作用せず、これを超えると伸縮力が強す
ぎて肌に影響を与えてしまうからである。本発明におい
て、製品伸縮率(%)とは、以下の式で定義される: 製品伸縮率(%)=おむつの製品幅/50g荷重時のお
むつの幅×100─100 ここで、50g荷重時のおむつの幅とは、胴まわりギャ
ザー17の部分においておむつの胴まわり方向に50g
の荷重をかけた場合のおむつの幅をいう。
【0027】胴まわりギャザー17の伸縮性は、吸収体
4の弾性率と密接に関連することは上述の通りである
が、該胴まわりギャザー17は、おむつの自然長の状態
でテープファスナー10を持ち、おむつの胴まわり方向
に30mm伸ばしたときの収縮力が50〜500gfで
あることが好ましく、特に100〜300gfであるこ
とが好ましい。収縮力がこれ未満では、ずれ落ち防止の
効果は見られず、収縮力がこれを超えるとテープを持っ
て貼り付けるのに力がかかりすぎ、おむつをあてにくく
なるからである。
【0028】本発明においては、胴まわりギャザー17
を腹側胴まわり部5又は背側胴まわり部5’の何れか一
方に設けてもよく、或いは必要に応じて腹側胴まわり部
5及び背側胴まわり部5’の両方に設けてもよい。
【0029】また、本発明の使い捨ておむつは、図4〜
図7に示す構造とすることもできる。ここで、図4〜図
7は、本発明の使い捨ておむつの第2〜第5の実施例に
おけるおむつのウエスト部を示す一部破断拡大図(図2
相当図)である。また、以下に説明する点以外の点につ
いては、上述の第1の実施例においてした説明が適宜適
用される。
【0030】図4に示す第2の実施例の使い捨ておむつ
は、吸収体4と表面シート2との間に、ウエスト開口部
6の端縁部から吸収体4へ向かって延在するウエストバ
リヤ20が敷設されており、該ウエストバリヤ20に弾
性伸縮部材21を張設して胴まわりギャザー17が形成
されている。弾性伸縮部材21の張設方法には特に制限
はなく、例えば吸収体4上のウエストバリヤ20を表面
シート2側に折り返して二重構造となし、この間に挟持
されるように弾性伸縮部材21をおむつの胴まわり方向
に配置する。この場合、胴まわりギャザー17を形成す
る弾性伸縮部材21が、吸収体4の存在する領域の少な
くとも一部を横断していることはいうまでもない。
【0031】このように、ウエストバリヤ20に胴まわ
りギャザー17を設けることによって、着用者の横臥時
に、着用者の胴まわり部における表面シート2と裏面シ
ート3との接合部からの液漏れが防止されると共に、着
用者の胴まわり部におけるフィット感及びズレ止め性が
向上するという効果を奏する。
【0032】なお、ウエストバリヤ20を形成する材料
としては、無機化合物を添加したポリオレフィン化合物
等が挙げられる。またその厚みは、20〜150μmが
好ましく、30〜50μmが更に好ましい。厚みがこれ
未満であると、ウエストバリヤ20の強度が弱く、おむ
つ製造時における作業性に劣り、これを超えるとおむつ
がごわごわして使用感が低下するからである。
【0033】図5に示す第3の実施例の使い捨ておむつ
は、2個の弾性伸縮部材21の双方ともに吸収体4上に
設けられており、該弾性伸縮部材21は、その吸収体4
上に存在する部分を除く部分(図5の斜線部分)でのみ
接着固定されて配されている。
【0034】図6に示す第4の実施例の使い捨ておむつ
は、3個の弾性伸縮部材21が、吸収体4の左右両隅部
側(及びその近傍領域)(図6の斜線部分)でのみ接着
固定されて配されている。
【0035】図7に示す第5の実施例の使い捨ておむつ
は、3個の弾性伸縮部材21が、吸収体4及びその近傍
の領域(図7の斜線部分)でのみ接着固定されて配され
ている。
【0036】なお、本発明は、上述の実施例には何等限
定されるものではなく、例えば、胴まわりギャザー17
は、腹側胴まわり部5にも同様の構造で設けることもで
き、また弾性伸縮部材21の数及び種類等も適宜変更す
ることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の使い捨ておむつは、着用者の胴
まわり部に対するフィット性及びズレ止め性に優れ、且
つ、装着容易性が向上すると共に、着用者の胴まわり部
における表面シートと裏面シートとの接合部における漏
れ防止性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使い捨ておむつの第1の実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1に示す使い捨ておむつの背側のウエスト部
を示す一部破断拡大展開図である。
【図3】吸収体の弾性率及び曲げ剛性を測定する方法を
表す図である。
【図4】本発明の使い捨ておむつの第2の実施例におけ
る背側のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図2相
当図)である。
【図5】本発明の使い捨ておむつの第3の実施例におけ
る背側のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図2相
当図)である。
【図6】本発明の使い捨ておむつの第4の実施例におけ
る背側のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図2相
当図)である。
【図7】本発明の使い捨ておむつの第5の実施例におけ
る背側のウエスト部を示す一部破断拡大展開図(図2相
当図)である。
【符号の説明】
1 使い捨ておむつ 2 表面シート 3 裏面シート 4 吸収体 5 腹側胴まわり部 5’ 背側胴まわり部 6 ウエスト開口部 7 レッグ開口部 7’ レッグ部 8 弾性部材 10 テープファスナー 15 フラップ部 16 ウエストギャザー 17 胴まわりギャザー 20 ウエストバリヤ 21 弾性伸縮部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液透過性の表面シート(2)、液不透過
    性の裏面シート(3)及びこれら両シート(2)、
    (3)間に介在する吸収体(4)を具備して成り、ウエ
    スト開口部(6)の周縁部に設けられたウエストギャザ
    ー(16)及び該ウエストギャザー(16)と平行に設
    けられた胴まわりギャザー(17)を有する展開型の使
    い捨ておむつ(1)であって、 上記胴まわりギャザー(17)を形成する弾性伸縮部材
    (21)は、上記吸収体(4)の存在する領域の少なく
    とも一部を横断しており;上記吸収体(4)及び上記弾
    性伸縮部材(21)の存在する領域の伸縮性は、おむつ
    の着用前においては伸張率25%未満であり、且つ、お
    むつの着用中においては伸張率25%以上であり;そし
    て上記吸収体(4)は、弾性率が1.0×103 〜2.
    5×105 g/cm2 であり、且つ、曲げ剛性が20〜
    200g/cmである;ことを特徴とする使い捨ておむ
    つ。
  2. 【請求項2】 上記胴まわりギャザー(17)のうち、
    上記吸収体(4)の存在する領域における伸縮物性が、
    上記吸収体の存在しない領域における伸縮物性と異な
    る、請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 【請求項3】 おむつの着用前における該胴まわりギャ
    ザー(17)の製品伸張率が10〜70%である、請求
    項1又は2記載の使い捨ておむつ。
JP21610394A 1994-09-09 1994-09-09 使い捨ておむつ Expired - Fee Related JP3573497B2 (ja)

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