JPH0871528A - 破砕片の乾式選別回収方法及び装置 - Google Patents

破砕片の乾式選別回収方法及び装置

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JPH0871528A
JPH0871528A JP6211144A JP21114494A JPH0871528A JP H0871528 A JPH0871528 A JP H0871528A JP 6211144 A JP6211144 A JP 6211144A JP 21114494 A JP21114494 A JP 21114494A JP H0871528 A JPH0871528 A JP H0871528A
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crushed
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JP6211144A
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Fumio Takeda
文夫 武田
Masakatsu Hayashi
政克 林
Yoshiyuki Takamura
義之 高村
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Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉄や,銅,アルミニュウム等の非鉄金属およ
びその他の破砕片を液体を使わない簡単な構造で且つ、
人手を要せず材質による選別回収を行う。 【構成】 破砕片の選別回収装置を、破砕片の体積を、
該破砕片の存在によって内包される気体容積が変動する
ことを利用して1個づつ計測する容積計測手段3と、破
砕片の重量を1個づつ計測する重量計測手段8と、計測
された重量と体積に基づいて破砕片の比重を算出し、算
出された比重と取り出そうとする材質の比重を比較し、
両者の差が許容範囲内のとき、当該破砕片を取り出そう
とする材質と判別し、所定の回収用搬送手段に送りこむ
制御手段100と、を含んで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物から鉄,銅・ア
ルミニウム等非鉄金属及びその他プラスチック等の有価
物を選別回収する選別回収方法及び装置に係り、特に水
を使わない簡単な構造で10〜200mmの比較的大きな塊を
選別するのに最適な乾式選別回収方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、金属やプラスチック等非金属の混
在した廃棄物から、鉄,銅・アルミニュウム及びプラス
チック等の有価物の選別回収処理はかなり古くから行わ
れており、形状が小さく比較的均一な物については選別
機で効率良く回収されている。なお、一般的な選別機を
示すと、鉄には磁気選別機が用いられており、銅・アル
ミニュウムには渦電流選別機が用いられている。また、
風力選別機や振動式選別機及び比重の大きい液を使った
比重選別機も一般的に使われている。しかし、非鉄金属
に関しては、渦電流選別機では銅とアルミニュウムの選
別は困難であり、風力選別機や振動式選別機は10mm以下
の比較的小形状の均一な破砕片に対しては分離効率が良
いが、10〜200mmの形状の大きい破砕片については選別
が困難である。従って、比較的大きな形状の破砕片に対
する選別は人手による手選別が行われている。例えば、
特開昭57-81878号公報(登録番号1264859)に記載のシス
テムのように、磁力選別機により鉄を除いた後、風力選
別機により非金属を除き、その後非磁性金属の選別は手
選別で行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、現在
の廃棄物処理システムでは破砕片形状に応じた最適な選
別装置がないために、銅とアルミニュウム等の有価非鉄
金属の10〜200mmの比較的形状の大きい破砕片に対する
選別処理は人手によって行われており、コストがかか
る、汚れるなどのことが避けられなかった。また、液体
を使用する選別装置は、液体の取り扱いのための装置を
付加的に要し、装置が煩雑になるのが避けられなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、形状の大きな破砕片を液
体を使用することなく自動選別処理することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の破砕片の乾式選
別回収装置は上記目的を達成するために、破砕片の重量
を検出して電気信号として出力する重量計測手段と、気
密性を有する破砕片の収納容器と該収納容器の破砕片出
し入れ用蓋を開閉する手段と該収納容器内の気体の温度
と圧力を測定して電気信号として出力する手段とを含ん
でなる破砕片の容積計測手段と、破砕片を収納した前記
収納容器へ気体を充填する手段と、充填される気体の量
を測定する手段と、気体の充填量と充填前後の収納容器
内の圧力及び温度と収納容器自体の容積とから前記破砕
片の体積を求め、更に求められた該体積と前記重量計測
手段により求めた重量とから比重を算出し、算出された
比重と既知の材質の比重デ−タと比較することで当該破
砕片の材質を認識して出力する制御手段と、該制御手段
の出力信号を入力として破砕片を選別する手段と、を含
んで構成されていることを特徴とする。
【0006】破砕片を収納した前記収納容器へ気体を充
填する手段として、収納容器にバルブを介して接続され
た貯気室を設け、この貯気室に予め気体を充填してお
き、バルブを開いて貯気室と収納容器を連通させる方法
がある。この場合の充填される気体の量を測定する手段
は、充填前後の収納容器内及び貯気室内の気体の圧力及
び温度を測定する手段である。また、収納容器に直接気
体を充填する空気圧縮機などの充填手段を設ける方法も
あるが、この場合の充填される気体の量を測定する手段
は、充填手段に流入する気体流量を計測する流量計及び
流入する気体の温度,圧力を測定する温度センサ、圧力
センサである。
【0007】また、破砕片を収納した収納容器に外部か
ら新たな気体を充填する代わりに、収納容器の内容積を
所定の値に変化させるようにし、容積変化前後の内部気
体の温度,圧力を測定して破砕片の体積を算出してもよ
い。但し、この場合は、内容積を変化させる際に、収納
容器内の気体が外部に漏出したり、外部から入り込んだ
りしないようにしておく必要がある。
【0008】
【作用】収納容器に破砕片を収納してその内部の気体の
温度、圧力を測定しておき、この収納容器に外部から新
たな気体を充填して充填後の収納容器の内部の圧力,温
度を測定すると、外部から充填した気体の量が分かれ
ば、破砕片がないときの収納容器の圧力上昇量が計算で
きるから、実測された圧力上昇量分に相当する破砕片の
体積が算出できる。破砕片の重量は別途実測されるか
ら、算出された体積と実測された重量から破砕片の比重
が算出される。本発明の装置の制御手段のメモリには選
別しようとする材質の比重データが格納されており、制
御手段は算出された比重をメモリ中の比重データと順に
比較する。比較された比重データ両者の差が設定された
許容範囲内にあれば、制御手段は対象の破砕片の材質
は、比較された比重データの材質であると認識し、該当
の回収容器に回収されるよう、装置を制御する。制御手
段はまた、装置の各構成要素の動作を制御しており、破
砕片は人手を要することなく、連続的に投入、選別され
る。
【0009】収納容器の内容積を変化させる場合は、変
化した容積分の気体が変化後の容積の収納容器に充填さ
れたと考えることができ、同様に破砕片の体積が算出さ
れる。体積が算出されたら、重量は別に測定されるから
比重の算出は容易である。
【0010】上記の手段を備えた破砕片の乾式選別回収
装置を廃家電品の処理における非鉄金属の選別に適用す
る場合を例にその動作を説明する。廃家電品は鉄,銅,
アルミニュウム等の金属に加えてプラスチック類も多く
使われた代表的な大形廃棄物である。廃家電品はまず前
処理装置に送られ、冷蔵庫,エアコンの場合にはまず、
冷凍機内の冷媒が抜取られ、次に金属塊分別手段で圧縮
機が取りはずされる。テレビの場合はブラウン管が取り
外され、次いで基板類が取り出される。洗濯機等の廃家
電品の場合にはモータ等の金属塊が取り外される。
【0011】大物金属を分離された廃棄物は、次に、材
質ごとに大まかに分かれる程度に粗目に破砕され、更に
100mm程度の大きさに破砕されると共に材料ごとに遊
離され、発泡ウレタン等の発泡成形材が分離される。重
い廃棄物は金属分別装置に送られる。まず磁気選別機で
鉄系の金属が分別され、次に渦電流選別機で非鉄系の金
属が分離される。
【0012】本発明に係る破砕片選別装置は、渦電流選
別機の後に配置され、比重検出選別により10mm〜200mm
の比較的大きなアルミニュウム及び銅の破砕片を分離可
能である。
【0013】このように、様々な形状の金属及びプラス
チック類の非金属が混在する廃棄物から鉄,非鉄金属,
特に銅やアルミニュウムの高純度で効率的な回収が可能
となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1〜図7に
より説明する。図1は、本実施例の金属の比重検出選別
装置の全体構成を示す。図1に示す比重検出選別装置
は、破砕片2を搬送する搬送手段1と、該搬送手段1に
ガイド16を介してその下方に接するように配置され破
砕片の容積を計測する容積計測手段3と、該容積計測手
段3にエア電磁弁11を介装した充填用配管10で接続
された貯気室14と、該貯気室14にエア電磁弁12を
介装した補気用配管13で接続された空気圧発生装置1
5と、前記容積計測手段3の下方に配置された重量計測
手段8と、該重量計測手段8の下方に隣接して配置され
た回収用搬送手段31,32,33と、これらの手段を
制御する図示されていない制御手段100と、を含んで
構成されている。
【0015】容積計測手段3は、軸線をほぼ鉛直にして
配置された円筒状の収納容器3Aと、該収納容器3Aの
下部外周にヒンジ止めされてその底部をなす排出用蓋5
と、該排出用蓋5の下面に一端を枢着され他端を図示さ
れていない支持構造物に傾動可能に支持されて前記排出
用蓋5を収納容器3Aに押しつけるかもしくは下方に向
かって開放する排出用アクチュエータ7と、前記収納容
器3Aの上端に当接して該容器を密閉する上下動可能な
供給用蓋4と、該供給用蓋4に結合されて供給用蓋4を
上下動させる供給用アクチュエータ6と、前記収納容器
3Aの壁面に装着され該収納容器3A内の空気圧力を検
出し圧力信号として出力する圧力センサ17と、同じく
収納容器3Aの壁面に装着され該収納容器3A内の空気
温度を検出し温度信号として出力する温度センサ18
と、を含んで構成されている。供給用蓋4と排出用蓋5
は、閉じられたとき、収納容器3Aを気密に密閉するよ
うになっている。
【0016】ガイド16は、搬送手段1と収納容器3A
の上端を斜めに結ぶ位置に配置され、その下端に破砕片
2の通過を検出、出力する収納センサ16Aを備えてい
る。
【0017】前記貯気室14は、その内部の空気圧及び
空気温度を計測、出力する圧力センサ76及び温度セン
サ77を含んで構成されている。
【0018】重量計測手段8は、破砕片が載置される重
量計測用受け台8Aと、載置された破砕片の重量を測定
して重量信号を出力するロードセル9と、前記制御手段
100が出力する回収指示信号を入力として重量計測用
受け台8A上の破砕片を前記回収用搬送手段31,3
2,33のいずれかの上に落下させる回収用アクチュエ
ータ29と、を含んで構成されている。
【0019】制御手段100は、図2に示されるよう
に、CPU19,RAM20,ROM21と、これらに
接続されたインターフェース22と、このインターフェ
ース22に接続されたドライバ30,24,26及びア
ンプ23,27,28,80と、を含んで構成されてい
る。アンプ23にはロードセル9が、アンプ27には温
度センサ18,77が、アンプ28には圧力センサ1
7,76が、アンプ80には収納センサ16Aが、それ
ぞれ接続されている。また、ドライバ30には空気圧発
生装置15が、ドライバ24には供給用アクチュエータ
6,排出用アクチュエータ7及び回収用アクチュエータ
29が、ドライバ26にはエア電磁弁11,12が、そ
れぞれ接続されている。制御手段100には、また、図
示されていない起動スイッチ、停止スイッチ、各種表示
灯などが配置されている。破砕片2の重量を測定したロ
−ドセル9の出力は、アンプ(1)23により増幅さ
れ、インタ−フェイス22を介してCPU19へ取り込
まれる。搬送手段1,供給用アクチュエ−タ6,排出用
アクチュエ−タ7及び回収用アクチュエ−タ29は、C
PU19からの指令でドライバ(2)24を介して操作
される。エア−電磁弁(1)11及び、エア−電磁弁
(2)12は同様にCPU19からの指令でドライバ
(3)26を介して操作される。温度センサ(1)18
及び温度センサ(2)77の出力は、アンプ(2)27
により増幅され、インタ−フェイス22を介してCPU
19へ取り込まれる。圧力センサ(1)17及び圧力セ
ンサ(2)76の出力は、同様にアンプ(3)28で増幅
され、インタ−フェイス22を介してCPU19へ取り
込まれる。
【0020】なお、空気圧発生装置15は、CPU19
からの指令で同様にドライバ(1)30を介して駆動され
る。
【0021】圧力センサ17、76、温度センサ18,
77の測定デ-タはCPU19からRAM20へ送られ
て記憶されると共に、CPU19において後述の(1)
式の演算に用いられる。CPU19は、さらに破砕片2
の比重を求める演算を行ない、ROM21内の既知の材
質の比重デ−タを読みだして比較し、前述したように材
質に応じた回収手段に回収するように回収用アクチュエ
−タの作動指令を出す。
【0022】上記構成の装置は次のように動作する。供
給用蓋4は供給用アクチュエータ6により4’の位置に
開かれ、破砕片2は、搬送手段(以下搬送ベルトとい
う)1により搬送され、ガイド16に沿って落下し、収
納容器3Aに収納される。次に、充填用配管(1)10
のエア−電磁弁(1)11を開にすることで空気圧発生
装置15により充填された貯気室(1)14内の空気が
収納容器3A内に充填される。CPU19は、この時の
収納容器Aと貯気室(1)14内の空気圧力及び空気温
度から、次式により収納容器3A内の破砕片2の体積を
求める。
【0023】 Vm ------ 破砕片2の体積 V1 ------ 貯気室(1)14の容積 V2 ------ 収納容器3Aの容積 T1 ------ 貯気室(1)14内の空気の初期温度 T2 ------ 収納容器3A内の空気の初期温度 T' ------ 収納容器3Aの空気充填後の気体温度 P10 ------ 貯気室(1)14内の空気の初期圧力 P20 ------ 収納容器3A内の空気の初期圧力 P' ------ 収納容器3Aの空気充填後の気体圧力 CPU19は、次に排出用アクチュエ−タ7を作動さ
せ、排出用蓋5を下げて、開の位置5’にして重量計測
用受け台8の上に破砕片2を排出する。次に、ロ−ドセ
ル9により破砕片2の重量wを測定し、先に測定した体
積Vmと重量wから比重を算出する。その結果を既知の
材質の比重と比較し、材質を認識する。さらに、CPU
19は、認識結果に基づいて回収用アクチュエ−タ29
に制御信号を送って作動させ、銅の比重と近い場合は回
収用搬送手段(以下、回収用搬送ベルトという)31の
上に回収し、アルミニュウムの比重と近い場合は回収用
搬送ベルト32の上に回収し、銅とアルミニュウムのど
ちらの比重にも近くない場合は回収用搬送ベルト33の
上に回収する。回収用アクチュエータ29は、選別を行
う手段となる。
【0024】以下、図3を参照して上記構成の装置の動
作を説明する。図3は図1で示した比重検出選別機の選
別のフロ−を示す。まず、制御手段100の起動スイッ
チにより装置が起動される。装置が起動されると、手順
25で装置停止を指示する信号が入力されているかどう
かが判別される。装置停止が指示されていればそこで装
置は停止して停止信号による停止が表示され(手順4
8)、装置停止が指示されていなければ、手順34の破
砕片供給と手順49の貯気室充填用弁開に進む。手順3
4では、まずドライバ24により、供給用蓋4が開か
れ、搬送ベルト1が駆動され、収納容器3Aの排出用蓋
5の上に破砕片2が供給される。なお、搬送ベルト1
は、大きさ10〜200mmの破砕片2を、1個づつ所定
の間隔で搬送するようにしてある。収納センサ16Aの
信号で破砕片供給が確認されると、手順35に進み、搬
送ベルト1が停止され、供給用蓋4が閉じられる。同時
に、圧力センサ17、温度センサ18により収納容器3
Aの圧力P20、温度T2が検出され、RAM20に格納
される。
【0025】手順49では、エア電磁弁12が開かれ、
空気圧発生装置15が駆動されて貯気室(1)14に空
気が充填される。次いで手順50の規定圧力検出に進ん
で、圧力センサ76で検出された貯気室14の圧力P10
が予め設定された圧力をこえたかどうかが確認され、設
定された圧力に達したら手順51の貯気室充填用バルブ
閉に進んで前記エア電磁弁12が閉じられる。同時に温
度センサ77により空気温度が検出され、検出された温
度T1は圧力センサ76で検出された圧力P10ととも
に、RAM20に格納される。供給用蓋4とエア電磁弁
12が閉じられると、手順36の収納容器充填用バルブ
開に進む。手順36では、エア電磁弁11が開かれ、エ
ア電磁弁11が開かれると、貯気室14の圧力が収納容
器3Aの空気圧力(大気圧)より高く設定されているた
め、貯気室14の空気が収納容器3Aに流入し始める。
流入が始まって所定の時間が経過した後、圧力センサ1
7、温度センサ18の検出圧力P’、検出温度T’がR
AM20に格納される(手順37)。
【0026】次に、収納容器3A内に貯気室14の空気
を充填する前と後の貯気室と収納容器の圧力と温度及び
貯気室14の容積V1と収納容器3Aの容積V2とから破
砕片2の体積算出(手順38)が行なわれ、算出された
破砕片2の体積VmはRAM20に格納される。体積V
mがRAM20に格納されたのち、手順39の収納容器
充填用バルブ閉に進む。手順39では、エア電磁弁11
が閉じられる。エア電磁弁11が閉じられたら、手順4
0に進んで、排出用アクチュエータ7が駆動され、排出
用蓋5が開かれる。排出用蓋5が開かれると、排出用蓋
5の上に乗っていた破砕片2が重量計測用受け台8上に
排出される。破砕片2が重量計測用受け台8上に排出さ
れると、手順41のロードセル9による破砕片重量測定
に進む。手順41では、ロードセル9は重量計測用受け
台8上の破砕片2の重量wを測定して重量信号を出力
し、この出力信号はRAM20に格納される。CPU1
9は、重量wがRAM20に格納されたら、次に、手順
42に進んで排出用アクチュエータ7が駆動されて排出
用蓋5が閉じられ、同時に比重算出が行なわれる。この
比重算出には、RAM20に格納されている、重量wと
体積Vmが用いられる。
【0027】比重が算出されたら手順43に進み、まず
既知の材質である銅の比重と比較し、ほぼ等しければ回
収用アクチュエ−タ29を破砕片が回収用搬送ベルト3
1に落下するように作動させる(手順46)。銅とみな
されない場合は、手順44に進んでアルミニュウムの比
重と比較し、ほぼ等しければ回収用アクチュエ−タ29
を破砕片が回収用搬送ベルト32に落下するように作動
させ(手順47)、どちらとも等しくない場合は回収用
アクチュエ−タ29を破砕片が回収用搬送ベルト33に
落下するように作動させ(手順45)る。重量計測用受
け台8上の破砕片2がいずれかの回収用搬送ベルトに落
下したら(ロードセル9の出力信号が無くなったら)、
手順25に戻り、停止を指示する信号が入力されている
かどうかを判定し、停止の場合は作業をストップ(手順
48)し、停止を指示する信号がなければ、再び上述の
手順が繰り返される。
【0028】図4に金属選別装置のシステム構成を示
す。まず、破砕処理(手順52)された破砕片は、磁気
選別機53に送られ、鉄系の金属が分別され回収され
る。鉄系の金属が分別され回収されたあとの残りの破砕
片は次に、渦電流選別機54に送られ、非鉄系の金属で
ある銅・アルミニュウムの比較的大きな形状(10mm〜20
0mm)の破砕片が分離される。分離された銅・アルミニ
ュウムの破砕片が、比重検出選別機55に送られ、破砕
片の比重が検出されて銅、アルミニュウム,その他に識
別され、分別される。なお、渦電流選別機54で分離さ
れないプラスチック及び非鉄金属の小片74は別途選
別、分離される。
【0029】上述の磁気選別機は、搬送ベルトにより搬
送される破砕片のうち鉄系金属をマグネットを内蔵した
分離用ベルトに吸着して他の破砕片から分離する。渦電
流選別機では、破砕片が搬送ベルトにより搬送され、搬
送ベルトを巻きつけているドラムに内蔵されたモ−タに
よって駆動される磁極回転子の回転により電磁力を受け
る比較的大きな銅,アルミニュウムの破砕片が回収口に
回収される。尚、非金属は電磁力を受けないため、他の
回収口に回収される。
【0030】図5は貯気室(2)60を収納室59の上
に設けた本発明の第2の実施例を示す。図示の実施例
は、破砕片2を搬送する図示されていない搬送ベルト1
と、この搬送ベルト1で搬送された破砕片2の比重を検
出する比重検出ユニット90と、搬送ベルト1で搬送さ
れた破砕片2を前記比重検出ユニット90に導くガイド
16と、前記比重検出ユニット90で比重が検出された
破砕片2が収納される回収容器64,65と、前記比重
検出ユニット90で比重が検出された破砕片2を回収容
器64,65のいずれかに導く回収ガイド73と、これ
らの装置を制御する図示されていない制御手段100と
を含んで構成されている。
【0031】前記比重検出ユニット90は、ほぼ鉛直に
支持され、図示されていない回転装置により回転される
回転軸62と、該回転軸62の頂部にほぼ水平に同軸状
に固定されてともに回転する円板61Aと、該円板61
Aの下方に、順次所定の間隔をおいて、円板61Aに平
行して同軸状に前記回転軸62に固定された円板61
B,C,D,Eと、前記円板61A上に配置された空気
圧発生装置15と、前記円板61Cに形成された孔に鉛
直方向に挿通された軸8Cとこの軸上端に水平に固着さ
れた円形の破砕片載置板8Bと前記軸下端に水平に固着
された当接板とからなる重量計測用受け台8Aと、前記
円板61Dに形成された孔に鉛直方向に挿通された軸5
6Bとこの軸上端に水平に固着されたロードセル支持板
56と該ロードセル支持板56上に配置されたロードセ
ル9とロードセル支持板56と円板61Cの間に介装さ
れロードセル支持板56を下方に付勢するコイルばね5
6Aと、前記円板61E上に配置されカムを前記軸56
Bに当接させたアクチュエータ57と、前記円板61C
上に配置され、破砕片載置板上の破砕片を前記回収ガイ
ド73に向けて落下させるアクチュエータ66と、前記
円板61Bに形成された孔に鉛直方向に挿通された軸5
8Aと、前記円板61Aの下面に固着され前記軸58A
を下方に付勢するアクチュエータ58と、前記軸58A
の上端部と円板61Bの上面との間に介装されて軸58
Aを上方に付勢するコイルばね58Bと、前記軸58A
の下端に固着され、上部に密閉された貯気室60,下部
に下端が開放された収納室59を有してなる収納容器
と、前記貯気室60と収納室59をエア電磁弁11を介
して連通する充填用配管10と、貯気室60の圧力、温
度を計測、出力する圧力センサ76、温度センサ77
と、収納室59の圧力、温度を計測、出力する圧力セン
サ17、温度センサ18と、前記空気圧発生装置15と
収納室59をエア電磁弁12を介して連通する伸縮可能
な補気用配管13と、を含んで構成されている。上述の
各構成要素は、空気圧発生装置15を除き、各複数組設
けられ、各組がそれぞれほぼ同一鉛直線上に配置されて
いる。
【0032】前記アクチュエータ58は励磁されたと
き、該アクチュエータ58に結合された軸58Aを介し
て前記収納容器を下方に押しつけ、収納室59の下端
を、重量計測用受け台8Aの破砕片載置板8Bの上面に
当接させて重量計測用受け台8Aを下方に押し下げると
ともに、重量計測用受け台8Aが下限(破砕片載置板8
Bの裏面が円板61Cの上面に接する状態)にまで下降
した状態で収納室59を気密に密閉するように構成され
ている。そしてアクチュエータ58が消磁されたとき、
軸58Aはコイルばね58Bにより上方に押し上げら
れ、収納容器も軸58Aに結合されているので、その上
部の貯気室60の上端が円板61Bの下面に当るまで上
昇する。収納室59の開閉部分は、破砕片載置板8Bに
当接する部分だけであり、従って、気密に関連する部分
が前記第1の実施例の場合よりも少なく、気密を確保し
やすいという利点がある。
【0033】ロードセル支持板56は、アクチュエータ
57のカムの回転により、このカムの外周とカム軸の距
離が大きくなる方向にカムが回転するときは、当接して
いる軸56Bに駆動されて上方に駆動され、カムの外周
とカム軸の距離が小さくなる方向にカムが回転するとき
は、コイルばね56Aにより下方に押し下げられる。ロ
ードセル支持板56上のロードセル9は、その検知部が
重量計測用受け台8Aの軸8Cと同心に配置され、ロー
ドセル支持板56が最も高い位置に押し上げられたと
き、検知部が、重量計測用受け台8Aが下限位置にある
ときの当接板の下面よりも少なくとも所定の量だけ上に
なる位置になっている。所定の量とは、検知部に検知可
能な最大重量が負荷されたときの検知部の沈み量であ
る。
【0034】ガイド16は、図示されていない搬送ベル
ト1で搬送された破砕片2を前記破砕片載置板8Bに導
く位置、姿勢に配置され、前記第1の実施例と同様に、
収納センサ16Aを備えている。
【0035】回収ガイド73は、図示されていない支持
構造物に一端を枢着されたガイド本体73Aと、同じく
図示されていない支持構造物に一端を枢着され他端を前
記ガイド本体73Aの下面に枢着されたアクチュエータ
63を含んで構成されている。ガイド本体73Aは、ア
クチュエータ63の伸縮によってその上端側の位置、つ
まり、破砕片載置板8Bに接する位置を変えることなく
傾斜を変えるように構成されており、傾斜を変えること
によって破砕片の送りだし先の収容部を選択するように
してある。
【0036】制御手段は、実質的に、前記第1の実施例
のものと同様の機能のものであり、詳細な説明は省略す
る。
【0037】以下、図5に示す実施例の動作を説明す
る。図5において、破砕片2は搬送ベルト1(不記)に
より搬送され、ガイド16に沿って落下して重量計測用
受け台8の破砕片載置板8B上に供給される。このと
き、アクチュエータ57のカムはロ−ドセル支持板56
を最上位置に押し上げる回転位置になっていて、重量計
測用受け台8はロ−ドセル9により押し上げられた状態
にあり、この状態で破砕片2の重量が検出される。ロ−
ドセル9は、収納センサ16Aが出力する破砕片2が通
過したことを示す信号で作動状態となり、検出した重量
を出力する。なお、本実施例では、破砕片2が重量計測
用受け台8に供給される時点で、アクチュエータ57の
カムはロ−ドセル支持板56を最上位置に押し上げる回
転位置になっているが、収納センサ16Aが出力する破
砕片2が通過したことを示す信号を受信したのち、アク
チュエータ57を起動し、そのカムをロ−ドセル支持板
56を最上位置に押し上げる位置に回転させるようにし
てもよい。破砕片2の重量を検出後、アクチュエ−タ5
7のカム回転動作とコイルばね56Aによりロ−ドセル
支持板56は下げられ、重量計測用受け台8の破砕片載
置板8B裏面(下面)は円板61Cの上面に接する。
【0038】次に、アクチュエ−タ(2)58が励磁さ
れ、上部に貯気室(2)60を設けた収納容器が該アク
チュエ−タ(2)58で駆動される軸58Aで押し下げ
られ、重量計測用受け台8の破砕片載置板8Bを底部と
する破砕片の収納室59が気密に形成される。次に、エ
ア−電磁弁(1)11が開かれ、貯気室(2)60に所
定の圧力で蓄えられていた空気が収納室59へ送りこま
れる。エア−電磁弁(1)11が開かれて所定の時間が
経過した時点で、貯気室(2)60と収納室59の圧力
及び温度が前記圧力センサ17,76、温度センサ1
8,77で測定され、同様に(1)式により破砕片2の
体積が算出される。さらに測定された破砕片の前記重量
と体積から、破砕片2の比重が算出される。比重が算出
されたら、エア−電磁弁(1)11が閉じられたのちア
クチュエ−タ(2)58が消磁され、コイルばね58B
の動作で収納容器が上昇する。
【0039】収納容器が上昇したら、制御手段は比重検
出ユニット90を回転軸62の周囲に回転させ、比重が
算出された破砕片2が載置されている重量計測用受け台
8の位置を回収ガイド73の位置に合わせる。この回転
により、破砕片2が載置されていない別の重量計測用受
け台8がガイド16に対向する位置に移動し、新たな破
砕片を受け入れる準備が完了する。
【0040】一方、制御手段は、破砕片2の比重が算出
されたら、前記第1の実施例の場合と同様、既知の金属
の比重、例えば、銅、アルミニウムの比重と比較し、当
該破砕片2が、銅、アルミニウム、及びそれ以外の3種
のうちのどれかを判別する。そして、判別結果に基づい
て、アクチュエ−タ(3)63が駆動され、回収ガイド
73の傾斜が設定される。回収ガイド73の傾斜の設定
が済むと、破砕片2はアクチュエ−タ(4)66により
重量計測用受け台8から回収ガイド73へ排出される。
銅は回収容器(1)65へ回収し、アルミニュウムは回
収容器(2)64へ回収し、その他は図示されていない
他の回収部に回収する。
【0041】また、収納容器が上昇したらエア−電磁弁
(2)12が開かれ、空気圧発生装置15により発生す
る圧縮空気が貯気室(2)60へ所定の圧力になるまで
充填される。所定の圧力になると、空気圧発生装置15
が停止され、エア−電磁弁(2)12が閉じられる。
【0042】本実施例によれば、破砕片の比重を算出
し、この比重により破砕片を分別できるので、前記第1
の実施例と同様の効果を得られるとともに、比重検出ユ
ニット90が回転軸62の周囲を回転することで、重量
計測用受け台8の位置をガイド16及び回収ガイド73
へ合わせるようになっているので、ある破砕片の体積計
測と次の破砕片の重量計測を並行して行うことができ、
分別の速度を早めることができる。なお、本実施例で
は、重量計測後、回転軸62を回転させ、重量計測用受
け台8の位置を変えているが、破砕片の供給後直ちに重
量計測用受け台8の位置を変え、重量計測後さらに位置
を変えて体積計測を行うようにしてもよい。この場合
は、比重検出ユニット90に3組の重量計測用受け台8
と収納容器その他を設け、破砕片の収納、重量の計測、
体積の計測と比重の算出及び排出、をそれぞれ並行して
行うようにすることができる。
【0043】図6は貯気室の代わりに収納容器3の容積
を可変とした本発明の第3の実施例を示す。図示の装置
は、前記第1の実施例の容積計測手段3の構成を変え、
貯気室14、空気圧発生装置15、及びそれらを結ぶ配
管、弁をなくしたもので、その他の構成は同一である。
本実施例の容積計測手段3は、両端が開放され軸線をほ
ぼ鉛直にして設置される円筒状の収納容器3Aと、その
底部をなす排出用蓋5と、貯気室(3)67をなす、前
記底部と反対方向に凸な円筒部を備えた供給用蓋4と、
該供給用蓋4の円筒部内部に摺動可能に内装されたピス
トン68と、前記供給用蓋4の図上上端側の外側に固着
され前記ピストン68とピストンロッドで結合されて該
ピストンを往復動させるアクチュエータ(2)58と、
前記供給用蓋4にロッド70Aを介して結合された支持
板70と、該支持板70及びロッド70Aを介して前記
供給用蓋4を上下に動かして開閉するアクチュエータ
(1)57と、前記排出用蓋5を開閉する排出用アクチ
ュエータ7と、を含んで構成されている。
【0044】供給用蓋4の円筒部周壁の前記ロッド側端
部には、空気孔69が形成され、ピストン68と円筒部
内壁面の間には気密を保つためのOリング71が配置さ
れている。アクチュエータ(1)57は、前記支持板7
0の下面に接するカムの、カム軸との距離が遠い位置の
カム外周面が前記支持板に近くなる方向の回転により供
給用蓋4を収納容器3Aから離れさせ、カム軸との距離
が近い位置のカム外周面が前記支持板に近くなる方向の
回転により供給用蓋4を収納容器3Aに押しつけて気密
に密閉する。収納容器3Aには、内部の空気の圧力と温
度を計測して出力する圧力センサ17及び温度センサ1
8が装着されている。
【0045】以下、本実施例の動作を説明する。まず、
アクチュエ−タ(1)57により支持板70及びロッド
70Aを介して供給用蓋4が上げられて開の状態とな
る。この供給用蓋4が開の状態で破砕片2が搬送ベルト
1により搬送され、ガイド16に沿って収納容器3に収
納される。破砕片2の通過がガイド16の収納センサ1
6Aで確認されると、アクチュエ−タ(1)57が駆動
されて供給用蓋4が閉じられる。供給用蓋4が閉じられ
ると、収納容器3内の圧力P1及び温度T1が測定され、
次に、アクチュエ−タ(2)58が駆動されてピストン
68が下降、つまり収納容器3A側に移動し、収納容器
3及びピストン68より収納容器3A側の貯気室(3)
67の合計容積を変化させる。ここで、収納容器3内の
容積変化の後での圧力P2及び温度T2が測定され、制御
手段により破砕片2の体積Vmが算出される。収納容器
内の破砕片2の体積Vmは、検出された収納容器3の圧
力P1,P2及び温度T1,T2と、収納容器及びピストン
68より収納容器3A側の貯気室(3)67の合計容積
1,V2から、(2)式により算出される。
【0046】 Vm ------ 破砕片2の体積 V1 ------ 収納容器3Aと貯気室の初期合計容積 V2 ------ 収納容器3Aのピストン作動後合計容積 T1 ------ 収納容器3Aの初期気体温度 T2 ------ 収納容器3Aのピストン作動後気体温度 P1 ------ 収納容器3Aの初期圧力 P2 ------ 収納容器3のピストン作動後圧力 破砕片2の体積が求められた後、アクチュエ−タ(2)
58が駆動されてピストン68が上昇し、収納容器3A
内の圧力が降下する。収納容器3A内の圧力が降下した
ら排出用アクチュエ−タ7が作動され、排出用蓋5が下
げられて破砕片2が重量計測用受け台8A上に落下す
る。排出用蓋5が下げられたら、続いてアクチュエータ
(1)57が駆動され、支持板70がカムにより持ちあ
げられ、供給用蓋4が開かれる。排出用アクチュエ−タ
7は一度縮んで排出用蓋5を下げたあと、再び伸びて排
出用蓋5を収納容器3Aに押しつけ、次の破砕片の受入
れ準備を完了する。
【0047】破砕片2が重量計測用受け台8A上に落下
したら、ロードセル9は破砕片2の重量wを測定し、制
御手段に出力する。制御手段は、先に求めた体積Vmと
前記重量wとを用いて、破砕片2の比重を算出する。制
御手段は、算出して得られた比重を既知の材質の比重と
比較し、材質を認識する。制御手段は、次いで、回収用
アクチュエ−タ29を作動させ、銅の比重と近い場合は
等該破砕片を回収用搬送ベルト(1)31の上に回収
し、アルミニュウムの比重と近い場合は回収用搬送ベル
ト(2)32の上に回収し、銅とアルミニュウムのどち
らの比重にも近くない場合は回収用搬送ベルト(3)3
3の上に回収する。
【0048】本実施例によれば、空気圧発生装置や独立
した貯気室、それらをつなぐ配管,弁等を用いることな
く、破砕片の比重を算出でき、装置のコストを低減する
効果がある。
【0049】図7は本発明の第4の実施例を示す。本実
施例は、前記第1の実施例の貯気室14に代えて空気圧
発生装置15をエア電磁弁11に接続し、エア電磁弁1
2と補気用配管13を無くし、空気圧発生装置15の空
気取り入れ口に、流量計75,圧力センサ76,温度セ
ンサ77を設けたものである。他の構成要素は前記第1
の実施例と同じなので説明は省略する。本実施例は、収
納容器3Aへの充填空気量を流量計75により測定し、
同様に収納容器3Aの圧力変化を測定して破砕片の体積
を測定するようにしたものである。
【0050】以下、本実施例の動作を説明する。供給用
蓋4が供給用アクチュエ−タ6により開かれ、搬送ベル
ト1により搬送された破砕片2は供給用蓋4の開の状態
4’でガイド16に沿って収納容器3に収納される。収
納センサ16Aで破砕片2の収納容器3Aへの収納が確
認されたら、供給用蓋4が供給用アクチュエ−タ6によ
り閉じられ、収納容器3Aは気密の区画となる。この状
態での収納容器3A内の空気の圧力P1,温度T1が測
定、記憶される。次に、充填用配管(1)10のエア−
電磁弁(1)11が開かれ、空気圧発生装置15により
収納容器3内に空気が充填される。この空気の充填は圧
力センサ17で検出される圧力が所定の圧力になると終
了し、エア電磁弁11が閉止され、空気圧発生装置15
が停止される。充填開始から充填終了までに流量計75
を流れた空気流量が検出、記憶される。充填が終了した
ら、充填終了時の収納容器3A内の空気の圧力P2,温
度T2が検出、記憶される。
【0051】充填が終了したら、充填終了時の収納容器
3A内の空気の圧力P2,温度T2と、充填時に圧力セン
サ76,温度センサ77で検出された空気圧発生装置1
5入り口での空気の圧力P,温度Tと、充填前の収納容
器3A内の空気の圧力P1,温度T1と、充填空気流量Q
と、予め計測記憶されている収納容器3Aの容積Vとか
ら、制御手段により、(3)式を用いて収納容器内の破
砕片2の体積Vmが算出される。
【0052】 Vm ------ 破砕片2の体積 V ------ 収納容器3の容積 T1 ------ 収納容器3の初期空気温度 T2 ------ 収納容器3の充填後空気温度 T ------ 充填空気温度 P1 ------ 収納容器3の初期圧力 P2 ------ 収納容器3の充填後圧力 P ------ 充填空気圧力 Q ------ 充填空気流量 体積Vmの算出が終了すると、制御手段は次に排出用ア
クチュエ−タ7を作動させ、排出用蓋5を下げて、開の
位置5’にして重量計測用受け台8の上に破砕片2を排
出する。排出用蓋5は、破砕片2が排出されたら排出用
アクチュエ−タ7に駆動され、再び閉位置(収納容器3
Aの下端を気密に閉止する位置)に復帰する。排出用蓋
5が閉位置に復帰すると、供給用アクチュエータ6が駆
動され、供給用蓋4が開かれて、収納容器3Aに破砕片
を受け入れる準備が完了する。
【0053】次に、ロ−ドセル9により破砕片2の重量
wが測定され、制御手段は、重量wと先に測定した体積
Vmとから比重を算出する。算出された比重は既知の材
質の比重と比較され、当該破砕片の材質が認識される。
制御手段は、次いで、回収用アクチュエ−タ29を作動
させ、銅の比重と近い場合は回収用搬送ベルト(1)3
1の上に破砕片を回収し、アルミニュウムの比重と近い
場合は回収用搬送ベルト(2)32の上に破砕片を回収
し、銅とアルミニュウムのどちらの比重にも近くない場
合は回収用搬送ベルト(3)33の上に破砕片を回収す
る。
【0054】本実施例によれば、前記第1の実施例と同
様な効果を得られるとともに、構成を簡易化することが
できる。
【0055】なお、上記各実施例においては、銅、アル
ミニウムを選別して取り出す例を説明したが、銅、アル
ミニウムに限らず、プラスチック、硝子片などの破砕片
の選別取り出しも、同様に行うことができる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、破砕片の体積と重量が
個別に測定され、測定結果に基づいて比重が算出されて
破砕片の材質が個別に認識されるので、比重差を検知す
るための液体の処理装置を設ける必要がなくなり、比較
的大きな形状の破砕片に対し,効率の良い破砕片の材質
選別回収及び、自動的な乾式の破砕片の材質選別回収が
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の破砕片の選別装置の要
部を示す概念図である。
【図2】図1に示す実施例の制御回路を示す電子回路ブ
ロック線図である。
【図3】図1に示す実施例による動作を示す処理フロ−
図である。
【図4】本発明の破砕片の選別装置の位置付けを示す破
砕片選別装置の全体システム図である。
【図5】本発明の第2の実施例の破砕片の選別装置の要
部を示す概念図である。
【図6】本発明の第3の実施例の破砕片の選別装置の要
部を示す概念図である。
【図7】本発明の第4の実施例の破砕片の選別装置の要
部を示す概念図である。
【符号の説明】
1 搬送手段(搬送ベルト) 2 破砕片 3 容積計測手段 3A 収納容器 4 供給用蓋 5 排出用蓋 6 供給用アクチュエータ 7 排出用アクチュ
エータ 8 重量計測手段 8A 重量計測用受
け台 8B 破砕片載置板 8C 軸 9 ロ−ドセル 10 充填用配管 11 エア電磁弁(1) 12 エア電磁弁
(2) 13 補気用配管 14 貯気室(1) 15 空気圧発生装置 16 ガイド 16A 収納センサ 17 圧力センサ
(1) 18 温度センサ(1) 19 CPU 20 RAM 21 ROM 22 インタ−フェイス 23 アンプ(1) 24 ドライバ(2) 26 ドライバ(3) 27 アンプ(2) 28 アンプ(3) 29 回収用アクチュエ−タ 30 ドライバ(1) 31 回収用搬送手段(回収用搬送ベルト(1)) 32 回収用搬送手段(回収用搬送ベルト(2)) 33 回収用搬送手段(回収用搬送ベルト(3)) 56 ロードセル支持板 56A コイルばね 56B 軸 57 アクチュエータ
(1) 58 アクチュエータ(2) 58A 軸 58B コイルばね 59 収納室 60 貯気室(2) 61A,B,C,D,
E 円板 62 回転軸 63 アクチュエータ
(3) 64 回収容器(1) 65 回収容器(2) 66 アクチュエータ(4) 67 貯気室(3) 68 ピストン 69 空気孔 70 支持板 70A ロッド 71 Oリング 73 回収ガイド 73A ガイド本体 75 流量計 76 圧力センサ(2) 77 温度センサ
(2) 80 アンプ(4) 90 比重検出ユニッ
ト 100 制御手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求め
    て材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収方法に
    おいて、破砕片の重量を検出し、気密性を有する収納容
    器へ破砕片を収納後、気体を該収納容器に充填し、気体
    の充填量と前記収納容器内の気体の圧力及び温度と収納
    容器自体の容積とから前記破砕片の体積を求め、検出さ
    れた前記重量と求められた前記体積とから当該破砕片の
    比重を算出し、算出された比重と既知の材質の比重デ−
    タと比較することで該破砕片の材質を認識し、選別する
    事を特徴とする破砕片の乾式選別回収方法。
  2. 【請求項2】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求め
    て材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収装置に
    おいて、破砕片の重量を検出して電気信号として出力す
    る重量計測手段と、気密性を有する破砕片の収納容器と
    該収納容器の破砕片出し入れ用蓋を開閉する手段と該収
    納容器内の気体の温度と圧力を測定して電気信号として
    出力する手段とを含んでなる破砕片の体積計測手段と、
    破砕片を収納した前記収納容器へ気体を充填する手段
    と、充填される気体の量を測定する手段と、気体の充填
    量と充填前後の収納容器内の圧力及び温度と収納容器自
    体の容積とから前記破砕片の体積を求め、更に求められ
    た該体積と前記重量計測手段により求めた重量とから比
    重を算出し、算出された比重と既知の材質の比重デ−タ
    と比較することで当該破砕片の材質を認識して出力する
    制御手段と、該制御手段の出力信号を入力として破砕片
    を選別する手段と、を含んでなることを特徴とする破砕
    片の乾式選別回収装置。
  3. 【請求項3】 破砕片の重量を検出する重量計測手段
    と、破砕片を出し入れする開口を開閉する機構を有し且
    つ気密性を有する破砕片の収納容器と、気体が充填され
    る貯気室と、貯気室へ気体を充填する手段及び貯気室と
    収納容器とをつなぐ配管及びバルブとを含んでなる装置
    を用い、破砕された廃棄物の破砕片の比重を求めて材質
    を認識し、選別回収する破砕片の選別回収方法におい
    て、貯気室に気体を充填し、前記収納容器へ破砕片を収
    納して気密に密閉し、気体が充填された前記貯気室と破
    砕片を収納した前記収納容器を連通し、連通する前と後
    の貯気室と収納容器の各々の圧力及び温度を測定し、貯
    気室及び収納容器の既知の容積と測定された前記圧力及
    び温度から収納容器内の前記破砕片の体積を求め、破砕
    片の重量を検出し、更に求めた前記体積と検出された前
    記重量とから比重を算出し、算出された比重と既知の材
    質の比重デ−タと比較して前記破砕片の材質を認識し、
    認識された材質に基づいて破砕片を選別することを特徴
    とする破砕片の乾式選別回収方法。
  4. 【請求項4】 破砕片の重量を検出する重量計測手段
    と、破砕片を収容して気密の収納室を形成する機構を有
    し且つ該収納室に隣接して気体が充填される貯気室を有
    してなる収納容器と、該貯気室へ気体を充填する手段及
    び貯気室と収納室とをバルブを介して接続する配管とを
    含んでなる装置を用い、破砕された廃棄物の破砕片の比
    重を求めて材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回
    収方法において、送りこまれた破砕片の重量を計測し、
    重量を計測した破砕片を移動させることなくその位置に
    収納室を気密の密閉区画として形成し、予め気体が充填
    された貯気室を前記破砕片を内包して形成された収納室
    に前記バルブを開いて連通させ、連通前後の貯気室及び
    収納室の内部の気体の圧力と温度を測定し、測定された
    前記圧力と温度、及び貯気室と収納室の既知の内容積を
    用いて収納室内の破砕片の体積を求め、さらに、求めら
    れた該体積と計測された前記重量とから該破砕片の比重
    を算出し、算出された比重と既知の材質の比重デ−タと
    比較して前記破砕片の材質を認識し、認識された材質に
    基づいて破砕片を選別回収することを特徴とする破砕片
    の乾式選別回収方法。
  5. 【請求項5】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求め
    て材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収方法に
    おいて、破砕片を出し入れする開口を開閉する機構と破
    砕片の収納部の容積を変化させる機構とを備え気密性を
    有する収納容器に破砕片を収納し、破砕片を収納した前
    記収納容器内の気体量を変化させることなく該収納容器
    の内容積を所定の値に変化させ、内容積を変化させる前
    と後の収納容器の圧力と温度を測定し、測定された収納
    容器の前記圧力と温度及び内容積を変化させる前と後の
    収納容器の内容積を用いて収納容器内の破砕片の体積を
    求め、更に該破砕片の重量を計測し、求められた前記体
    積と計測された前記重量とから該破砕片の比重を算出
    し、算出された比重と既知の材質の比重デ−タとを比較
    して該破砕片の材質を判別し、判別された材質に基づい
    て破砕片を選別回収する事を特徴とする破砕片の乾式選
    別回収方法。
  6. 【請求項6】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求め
    て材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収方法に
    おいて、破砕片を出し入れする開口を開閉する機構を備
    え気密性を有する収納容器へ破砕片を収納し、破砕片を
    収納した前記収納容器へ気体を充填し、充填される気体
    の流量を流量計で計測するとともに充填される気体の温
    度と圧力を測定し、気体を充填する前後の収納容器の圧
    力及び温度を計測し、計測された充填気体の流量,圧
    力,温度及び気体を充填する前後の収納容器の圧力及び
    温度と収納容器の容積とを用いて収納容器内の破砕片の
    体積を求め、更に該破砕片の重量を計測し、求められた
    前記体積と計測された前記重量とから比重を算出し、算
    出された前記比重と既知の材質の比重デ−タとを比較し
    て該破砕片の材質を判別し、判別された材質に基づいて
    破砕片を選別回収することを特徴とする破砕片の乾式選
    別回収方法。
  7. 【請求項7】 a.破砕片が載置される面をほぼ水平に
    して配置される破砕片載置板と、 b.該破砕片載置板上に破砕片を1個づつ供給する供給
    手段と、 c.前記破砕片載置板上方に、開放された下端部を該破
    砕片載置板に対向させて上下動可能に配置され、該破砕
    片載置板に前記開放された下端部を当接させて破砕片載
    置板を底面として破砕片を収納する密閉区画を形成する
    収納室を有してなる収納容器と、 d.破砕片の重量を計測して電気信号として出力する重
    量計測手段と、 e.前記収納室に弁を介して接続された貯気室と、 f.該貯気室に気体を充填する充填手段と、 g.前記弁を開いて貯気室と前記収納室を連通させる手
    段と、 h.前記貯気室と収納室の温度及び圧力を、両者が連通
    される前後に計測して電気信号として出力する手段と、 i.計測された貯気室と収納容器の前記圧力及び温度
    と、貯気室と収納容器それぞれの容積とを入力として収
    納容器内の破砕片の体積を求め、更に求められた体積と
    前記重量計測手段で計測された破砕片の重量とから該破
    砕片の比重を算出し、算出された比重と既知の材質の比
    重デ−タと比較して材質を認識して出力する制御手段
    と、 j.該制御手段の出力に基づいて前記破砕片載置板上の
    破砕片を所定の方向に排出する手段と、 k.排出された破砕片を回収する複数の回収容器と、を
    含んでなることを特徴とする破砕片の乾式選別回収装
    置。
  8. 【請求項8】 前記破砕片載置板と収納容器の組が複数
    組配置されており、各組を前記搬送手段に対向する位置
    と、前記回収容器に対向する位置に、順に移動させる移
    動手段を含んでなることを特徴とする請求項7に記載の
    破砕片の乾式選別回収装置。
  9. 【請求項9】 重量計測手段は破砕片載置板をその一部
    として構成され、破砕片載置板に載置された破砕片の重
    量を計測するものであることを特徴とする請求項7また
    は8に記載の破砕片の乾式選別回収装置
  10. 【請求項10】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求
    めて材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収装置
    において、破砕片の重量を検出して電気信号として出力
    する重量計測手段と、破砕片を出し入れする開口を開閉
    する機構と内部気体の量を変化させることなく破砕片を
    収納した収納部の容積を所定の値に変化させる機構とを
    備え気密性を有する破砕片の収納容器と、容積変化前後
    の収納容器内の気体の圧力と温度を測定して電気信号と
    して出力する手段と、測定された収納容器の容積変化前
    後の前記圧力及び温度と収納容器の容積変化前後の容積
    とを入力として収納容器内の破砕片の体積を求め、更に
    求められた体積と前記重量計測手段で計測された該破砕
    片の重量とから該破砕片の比重を算出し、算出された比
    重と既知の材質の比重デ−タと比較して材質を認識して
    出力する制御手段と、該制御手段の出力に基づいて破砕
    片を選別回収する手段と、を含んでなることを特徴とす
    る破砕片の乾式選別回収装置。
  11. 【請求項11】 破砕された廃棄物の破砕片の比重を求
    めて材質を認識し、選別回収する破砕片の選別回収装置
    において、破砕片の重量を検出して電気信号として出力
    する重量計測手段と、破砕片を出し入れする開口を開閉
    する機構を備え気密性を有する破砕片の収納容器と、破
    砕片を収納した該収納容器へ気体を充填する手段と、充
    填される気体の流量を測定して電気信号として出力する
    流量計と、充填される気体の温度及び圧力を計測して電
    気信号として出力する手段と、前記収納容器の気体充填
    前後の内部気体の圧力及び温度を計測して電気信号とし
    て出力する手段と、測定された収納容器の気体充填前後
    の圧力及び温度と収納容器の容積と前記充填された気体
    の流量,温度,圧力を入力として収納容器内の破砕片の
    体積を求め、更に求められた体積と前記重量計測手段で
    計測された該破砕片の重量とから該破砕片の比重を算出
    し、算出された比重と既知の材質の比重デ−タと比較し
    て材質を認識して出力する制御手段と、該制御手段の出
    力に基づいて破砕片を選別回収する手段と、を含んでな
    ることを特徴とする破砕片の乾式選別回収装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319760A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 使用済み家電類の処理方法
JP2009262009A (ja) * 2008-04-22 2009-11-12 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 非磁性金属の識別方法及び識別回収装置
CN110108206A (zh) * 2019-05-16 2019-08-09 东北大学 一种废钢评级建库系统及方法

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