JPH0871810A - 溝入れ用バイト - Google Patents
溝入れ用バイトInfo
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- JPH0871810A JPH0871810A JP21773794A JP21773794A JPH0871810A JP H0871810 A JPH0871810 A JP H0871810A JP 21773794 A JP21773794 A JP 21773794A JP 21773794 A JP21773794 A JP 21773794A JP H0871810 A JPH0871810 A JP H0871810A
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- chip
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ホルダ本体21の先端部に形成された着座部
24とクランプ部25とからなるチップ取付座22に、
スローアウェイチップ23が挿入されている。クランプ
部25には、チップ挿入方向に向かって順に、ガイド部
27と押圧部28とが形成される一方、チップ上面には
挿入方向後方側に向かって順に、被押圧部36と逃げ部
35が形成されている。ガイド部27はチップ挿入方向
に向かうに従い着座部24に接近する方向に形成される
一方、逃げ部35はチップ23の下面31に平行に形成
され、チップ装着状態においてガイド部27と逃げ部3
5との間に間隙Cが画成されている。 【効果】 チップ23を挿入するのに要する押し付け力
を軽減することができるとともに、ガイド部27に摩耗
が生じてもチップ23の着座安定性などが損なわれるこ
とがない。
24とクランプ部25とからなるチップ取付座22に、
スローアウェイチップ23が挿入されている。クランプ
部25には、チップ挿入方向に向かって順に、ガイド部
27と押圧部28とが形成される一方、チップ上面には
挿入方向後方側に向かって順に、被押圧部36と逃げ部
35が形成されている。ガイド部27はチップ挿入方向
に向かうに従い着座部24に接近する方向に形成される
一方、逃げ部35はチップ23の下面31に平行に形成
され、チップ装着状態においてガイド部27と逃げ部3
5との間に間隙Cが画成されている。 【効果】 チップ23を挿入するのに要する押し付け力
を軽減することができるとともに、ガイド部27に摩耗
が生じてもチップ23の着座安定性などが損なわれるこ
とがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、旋削加工において主と
して被削材の外周に溝入れ加工を行うのに用いられる溝
入れ用バイトに関するものである。
して被削材の外周に溝入れ加工を行うのに用いられる溝
入れ用バイトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4および図5は、従来のこの種の溝入
れ用バイトの一例を示すものである。これらの図に示す
溝入れ用バイトは、特開昭62−264808号公報に
記載されたものであって、平板状をなすバイトホルダの
ホルダ本体1の先端上部に設けられたチップ取付座2
に、平板小片状のスローアウェイチップ(以下、チップ
と称する。)3が着脱自在に挿入された構成となってい
る。チップ取付座2は、チップ3の挿入方向に沿って延
びる着座部4と、この着座部4の上方に対向するように
延出するクランプ部5とから形成されており、一方チッ
プ3は、その上面先端部に切刃6が形成されるととも
に、上記着座部4への着座面とされる下面7はこの着座
部4と同様、上記挿入方向に沿って形成されている。
れ用バイトの一例を示すものである。これらの図に示す
溝入れ用バイトは、特開昭62−264808号公報に
記載されたものであって、平板状をなすバイトホルダの
ホルダ本体1の先端上部に設けられたチップ取付座2
に、平板小片状のスローアウェイチップ(以下、チップ
と称する。)3が着脱自在に挿入された構成となってい
る。チップ取付座2は、チップ3の挿入方向に沿って延
びる着座部4と、この着座部4の上方に対向するように
延出するクランプ部5とから形成されており、一方チッ
プ3は、その上面先端部に切刃6が形成されるととも
に、上記着座部4への着座面とされる下面7はこの着座
部4と同様、上記挿入方向に沿って形成されている。
【0003】ここで、このチップ3の上面には、上記切
刃6のすくい面の基端側(チップ3の挿入方向側)に連
なるように、このチップ挿入方向に向かって順に、下面
7に平行とされた被押圧部8と、基端側に向かうに従い
漸次下面7側に接近するガイド部9とが形成される一
方、チップ取付座2の着座部4に対向するクランプ部5
のクランプ面10には、やはりチップ挿入方向に向かっ
て順に、着座部4に平行な押圧部11と、基端側に向か
うに従い漸次着座部4側に接近する逃げ部12とが形成
されている。また、チップ3の上面の上記すくい面と押
圧部8との間には、クランプ部5の先端が当接する当接
部13が形成されている。
刃6のすくい面の基端側(チップ3の挿入方向側)に連
なるように、このチップ挿入方向に向かって順に、下面
7に平行とされた被押圧部8と、基端側に向かうに従い
漸次下面7側に接近するガイド部9とが形成される一
方、チップ取付座2の着座部4に対向するクランプ部5
のクランプ面10には、やはりチップ挿入方向に向かっ
て順に、着座部4に平行な押圧部11と、基端側に向か
うに従い漸次着座部4側に接近する逃げ部12とが形成
されている。また、チップ3の上面の上記すくい面と押
圧部8との間には、クランプ部5の先端が当接する当接
部13が形成されている。
【0004】さらに図5に示すように、チップ3の下面
7と被押圧部8、ガイド部9とは、その断面がV字形を
なす溝状に形成されており、一方、チップ取付座2の着
座部4と押圧部11、逃げ部12とは、その断面が上記
溝に係合するV字形をなす突条状に形成されている。な
お、この例では、チップ取付座2の着座部4および押圧
部11の断面がなすV字形の挟角θ1は、チップ3の下
面7および被押圧部8の断面がなすV字形の挟角θ2よ
りも小さく設定されており、着座部4と下面7および押
圧部11と被押圧部8とは、その幅方向中央部分近傍が
密着するようになされている。
7と被押圧部8、ガイド部9とは、その断面がV字形を
なす溝状に形成されており、一方、チップ取付座2の着
座部4と押圧部11、逃げ部12とは、その断面が上記
溝に係合するV字形をなす突条状に形成されている。な
お、この例では、チップ取付座2の着座部4および押圧
部11の断面がなすV字形の挟角θ1は、チップ3の下
面7および被押圧部8の断面がなすV字形の挟角θ2よ
りも小さく設定されており、着座部4と下面7および押
圧部11と被押圧部8とは、その幅方向中央部分近傍が
密着するようになされている。
【0005】このような構成の溝入れ用バイトでは、チ
ップ3をバイトホルダのホルダ本体1の先端側からチッ
プ取付座2に挿入することにより、まずチップ3のガイ
ド部9にクランプ部5の先端が乗り上げて案内されると
ともに、該クランプ部5が押し上げられて上方に撓み、
しかる後、クランプ部5の先端がチップ3の当接部13
に当接して押圧部11が被押圧部8に密着したところ
で、クランプ部5の上記撓みによる弾性力によって被押
圧部8が押圧部により着座面4側に押圧され、チップ3
がチップ取付座2に固定されるようになされている。ま
た、この状態で、チップ取付座2の着座面4およびクラ
ンプ部5の押圧部11がなす断面V字形の突条と、チッ
プ3の下面7および被押圧部8がなす断面V字形の溝と
が係合することにより、チップ3の横方向へのずれが拘
束されるようになされている。なお、この取付状態で、
チップ3の上記ガイド部9とクランプ面10の逃げ部1
2との間には間隙が形成され、両者が密着することはな
い。
ップ3をバイトホルダのホルダ本体1の先端側からチッ
プ取付座2に挿入することにより、まずチップ3のガイ
ド部9にクランプ部5の先端が乗り上げて案内されると
ともに、該クランプ部5が押し上げられて上方に撓み、
しかる後、クランプ部5の先端がチップ3の当接部13
に当接して押圧部11が被押圧部8に密着したところ
で、クランプ部5の上記撓みによる弾性力によって被押
圧部8が押圧部により着座面4側に押圧され、チップ3
がチップ取付座2に固定されるようになされている。ま
た、この状態で、チップ取付座2の着座面4およびクラ
ンプ部5の押圧部11がなす断面V字形の突条と、チッ
プ3の下面7および被押圧部8がなす断面V字形の溝と
が係合することにより、チップ3の横方向へのずれが拘
束されるようになされている。なお、この取付状態で、
チップ3の上記ガイド部9とクランプ面10の逃げ部1
2との間には間隙が形成され、両者が密着することはな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成の溝入れ用バイトでは、チップ3をチップ取付座2
に挿入すると、上述のようにクランプ部5がチップ3の
ガイド部9に案内されるとともに徐々に上方に撓められ
てゆくため、チップ3を挿入してゆくに従い挿入するの
に要する力は大きくなり、この力はクランプ部5の押圧
部11が被押圧部8に乗り上げたところで最大となる。
そして、この状態のままチップ3をさらに押し込んで押
圧部11と被押圧部8とを密着させ、チップ3をクラン
プしなければならないため、チップ3の装着に労力を要
するという問題があった。
構成の溝入れ用バイトでは、チップ3をチップ取付座2
に挿入すると、上述のようにクランプ部5がチップ3の
ガイド部9に案内されるとともに徐々に上方に撓められ
てゆくため、チップ3を挿入してゆくに従い挿入するの
に要する力は大きくなり、この力はクランプ部5の押圧
部11が被押圧部8に乗り上げたところで最大となる。
そして、この状態のままチップ3をさらに押し込んで押
圧部11と被押圧部8とを密着させ、チップ3をクラン
プしなければならないため、チップ3の装着に労力を要
するという問題があった。
【0007】また、上記構成の溝入れバイトでは、この
ようにクランプ部5が撓められながらガイド部8により
案内される際、該クランプ部5の先端から押圧部11に
かけての部分がガイド部8に押し付けられながら摺接す
ることから、繰り返しチップ3を挿脱するうちにこの部
分に摩耗が生じることが避けられない。しかるに、チッ
プ3は、その上面の被押圧部8がこの押圧部11に押圧
されることにより固定されているのであるから、押圧部
11に摩耗が生じるとチップ3をチップ取付座2に拘束
する力が著しく損なわれ、チップ3の着座安定性が失わ
れて脱落し易くなってしまうという問題も生じる。
ようにクランプ部5が撓められながらガイド部8により
案内される際、該クランプ部5の先端から押圧部11に
かけての部分がガイド部8に押し付けられながら摺接す
ることから、繰り返しチップ3を挿脱するうちにこの部
分に摩耗が生じることが避けられない。しかるに、チッ
プ3は、その上面の被押圧部8がこの押圧部11に押圧
されることにより固定されているのであるから、押圧部
11に摩耗が生じるとチップ3をチップ取付座2に拘束
する力が著しく損なわれ、チップ3の着座安定性が失わ
れて脱落し易くなってしまうという問題も生じる。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、チップ取付座へのチップの挿入を容易
に行うことができるとともに、チップの着座安定性の劣
化を防止することが可能な溝入れ用バイトを提供するこ
とを目的としている。
たものであって、チップ取付座へのチップの挿入を容易
に行うことができるとともに、チップの着座安定性の劣
化を防止することが可能な溝入れ用バイトを提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決して、か
かる目的を達成するために、本発明は、バイトホルダの
先端部に、着座部と、この着座部に対向するように延出
するクランプ部とからなるチップ取付座が形成され、こ
のチップ取付座の上記着座部とクランプ部との間に、切
刃を備えたチップが着脱自在に挿入されて押圧固定され
てなる溝入れ用バイトにおいて、上記着座部に対向する
上記クランプ部のクランプ面に、上記チップの挿入方向
に向かって順に、該チップの挿入を案内するガイド部
と、このチップを上記着座部側に押圧する押圧部とを形
成する一方、上記チップの上面には、上記挿入方向の後
方側に向かって順に、上記押圧部により押圧される被押
圧部と、該チップの装着状態において上記ガイド部との
間に間隙を画成する逃げ部とを形成したことを特徴とす
るものである。
かる目的を達成するために、本発明は、バイトホルダの
先端部に、着座部と、この着座部に対向するように延出
するクランプ部とからなるチップ取付座が形成され、こ
のチップ取付座の上記着座部とクランプ部との間に、切
刃を備えたチップが着脱自在に挿入されて押圧固定され
てなる溝入れ用バイトにおいて、上記着座部に対向する
上記クランプ部のクランプ面に、上記チップの挿入方向
に向かって順に、該チップの挿入を案内するガイド部
と、このチップを上記着座部側に押圧する押圧部とを形
成する一方、上記チップの上面には、上記挿入方向の後
方側に向かって順に、上記押圧部により押圧される被押
圧部と、該チップの装着状態において上記ガイド部との
間に間隙を画成する逃げ部とを形成したことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】このような構成の溝入れ用バイトにおいては、
チップをチップ取付座に挿入してゆくと、まずチップの
被押圧部がクランプ部の先端側のガイド部に当たり、被
押圧部がこのガイド部に案内されるとともに、クランプ
部が上方に撓められてゆく。このため、チップを挿入す
るに従い、従来の溝入れ用バイトと同様にチップ挿入に
要する力は増加してゆき、ガイド部がチップ上面の逃げ
部に達するところでこの力は最大となる。ところが、ガ
イド部の先端がチップの被押圧部と逃げ部との交差部を
越えると、ガイド部と逃げ部との間には間隙が画成され
るため、ガイド部からチップに作用する力はなくなり、
この結果チップ挿入に要する力は上記の最大値よりも軽
減されることとなる。そして、この軽減された力でさら
にチップを押し込むことにより、クランプ部の押圧部が
チップの被押圧部に密着し、チップをチップ取付座の着
座部側に押圧して固定するので、上記構成の溝入れ用バ
イトによれば、従来よりも小さな力でチップを挿入、固
定することが可能となる。
チップをチップ取付座に挿入してゆくと、まずチップの
被押圧部がクランプ部の先端側のガイド部に当たり、被
押圧部がこのガイド部に案内されるとともに、クランプ
部が上方に撓められてゆく。このため、チップを挿入す
るに従い、従来の溝入れ用バイトと同様にチップ挿入に
要する力は増加してゆき、ガイド部がチップ上面の逃げ
部に達するところでこの力は最大となる。ところが、ガ
イド部の先端がチップの被押圧部と逃げ部との交差部を
越えると、ガイド部と逃げ部との間には間隙が画成され
るため、ガイド部からチップに作用する力はなくなり、
この結果チップ挿入に要する力は上記の最大値よりも軽
減されることとなる。そして、この軽減された力でさら
にチップを押し込むことにより、クランプ部の押圧部が
チップの被押圧部に密着し、チップをチップ取付座の着
座部側に押圧して固定するので、上記構成の溝入れ用バ
イトによれば、従来よりも小さな力でチップを挿入、固
定することが可能となる。
【0011】また、上記構成の溝入れ用バイトにおいて
も、クランプ部先端のガイド部がチップ上面におけるチ
ップ挿入方向側の被押圧部に摺接してチップが案内され
ることから、チップの挿脱を繰り返すうちには、従来同
様このクランプ部の先端に摩耗が生じることは避けられ
ない。しかしながら、上記溝入れ用バイトでは、チップ
を固定した状態においては、このクランプ部先端のガイ
ド部とチップの逃げ部との間には間隙が画成されてお
り、すなわちこのガイド部はチップの押圧固定には何等
関与することがないから、たとえこのガイド部が摩耗し
ても、チップの拘束力や着座安定性に支障が生じること
はない。
も、クランプ部先端のガイド部がチップ上面におけるチ
ップ挿入方向側の被押圧部に摺接してチップが案内され
ることから、チップの挿脱を繰り返すうちには、従来同
様このクランプ部の先端に摩耗が生じることは避けられ
ない。しかしながら、上記溝入れ用バイトでは、チップ
を固定した状態においては、このクランプ部先端のガイ
ド部とチップの逃げ部との間には間隙が画成されてお
り、すなわちこのガイド部はチップの押圧固定には何等
関与することがないから、たとえこのガイド部が摩耗し
ても、チップの拘束力や着座安定性に支障が生じること
はない。
【0012】
【実施例】図1ないし図3は、本発明の溝入れ用バイト
の一実施例を示すものである。本実施例の溝入れ用バイ
トは、鋼材等から形成されて略長方形平板状をなすバイ
トホルダのホルダ本体21の先端上部にチップ取付座2
2が形成され、このチップ取付座22に超硬合金等の硬
質材料からなるチップ23が着脱自在に挿入されて構成
されている。上記チップ取付座22は、上記チップ23
の挿入方向に沿って真っ直ぐに延びる着座部24と、こ
の着座部24の上方に対向するように延出するクランプ
部25とから形成されており、クランプ部25の先端は
着座部24上方の略中ほどにまで延びている。
の一実施例を示すものである。本実施例の溝入れ用バイ
トは、鋼材等から形成されて略長方形平板状をなすバイ
トホルダのホルダ本体21の先端上部にチップ取付座2
2が形成され、このチップ取付座22に超硬合金等の硬
質材料からなるチップ23が着脱自在に挿入されて構成
されている。上記チップ取付座22は、上記チップ23
の挿入方向に沿って真っ直ぐに延びる着座部24と、こ
の着座部24の上方に対向するように延出するクランプ
部25とから形成されており、クランプ部25の先端は
着座部24上方の略中ほどにまで延びている。
【0013】そして、このクランプ部25において着座
部24に対向するクランプ面26には、上記チップ23
の挿入方向に向けて順に、すなわちホルダ本体21の先
端側から基端側に向けて順に、ガイド部27と押圧部2
8とが設けられている。ここで、これらガイド部27お
よび押圧部28は、いずれもチップ挿入方向側に向かう
に従い着座部24に対して漸次接近する方向に形成され
ているが、その着座部24に対する傾斜角はガイド部2
7よりも押圧部28の方が大きく、このため両者は鈍角
の交差角αで交差して、上記チップ挿入方向において
「へ」字状に曲折するように形成されることとなる。ま
た、チップ取付座22の上記着座部24およびクランプ
部25のガイド部27、押圧部28は、その断面が互い
に対向する方向に突き出すV字形を呈する突条状に形成
されている。さらに、上記クランプ部25の先端面29
は、その上方側から見て図2に示すように幅方向に湾曲
する凸曲面状に形成されている。
部24に対向するクランプ面26には、上記チップ23
の挿入方向に向けて順に、すなわちホルダ本体21の先
端側から基端側に向けて順に、ガイド部27と押圧部2
8とが設けられている。ここで、これらガイド部27お
よび押圧部28は、いずれもチップ挿入方向側に向かう
に従い着座部24に対して漸次接近する方向に形成され
ているが、その着座部24に対する傾斜角はガイド部2
7よりも押圧部28の方が大きく、このため両者は鈍角
の交差角αで交差して、上記チップ挿入方向において
「へ」字状に曲折するように形成されることとなる。ま
た、チップ取付座22の上記着座部24およびクランプ
部25のガイド部27、押圧部28は、その断面が互い
に対向する方向に突き出すV字形を呈する突条状に形成
されている。さらに、上記クランプ部25の先端面29
は、その上方側から見て図2に示すように幅方向に湾曲
する凸曲面状に形成されている。
【0014】このようなチップ取付座22に挿入される
上記チップ23は、図1および図2に示すように略平板
形の小片状のものであり、その先端上部には該チップ2
3の幅方向に沿って切刃30が形成されている。また、
このチップ23の下面31は、当該チップ23を上記チ
ップ取付座22に装着する際に、上記着座部24に密着
して着座する着座面とされるもので、着座部24と同
様、該チップ23の挿入方向に沿って真っ直ぐに形成さ
れている。一方、チップ23の上面には、上記切刃30
に連なるようにすくい面32が形成されており、さらに
このすくい面32の基端側(チップ挿入方向側)には、
上記上面から一段突出するように当接部33が形成され
ている。なお、この当接部33のチップ挿入方向側を向
く壁面34は、本実施例では切刃30に平行に延びる平
面状に形成されている。
上記チップ23は、図1および図2に示すように略平板
形の小片状のものであり、その先端上部には該チップ2
3の幅方向に沿って切刃30が形成されている。また、
このチップ23の下面31は、当該チップ23を上記チ
ップ取付座22に装着する際に、上記着座部24に密着
して着座する着座面とされるもので、着座部24と同
様、該チップ23の挿入方向に沿って真っ直ぐに形成さ
れている。一方、チップ23の上面には、上記切刃30
に連なるようにすくい面32が形成されており、さらに
このすくい面32の基端側(チップ挿入方向側)には、
上記上面から一段突出するように当接部33が形成され
ている。なお、この当接部33のチップ挿入方向側を向
く壁面34は、本実施例では切刃30に平行に延びる平
面状に形成されている。
【0015】そして、このチップ23の上面において上
記当接部33のチップ挿入方向側には、この挿入方向に
向かって順に、逃げ部35と被押圧部36とが形成され
ている。ここで、上記逃げ部35は本実施例ではチップ
23の下面31に対して平行な方向に形成される一方、
上記被押圧部36はチップ挿入方向側に向かうに従い下
面31側に接近するように傾斜して形成されており、そ
の傾斜角は、チップ装着状態において、上記チップ取付
座22における着座部24に対する押圧部28の傾斜角
と等しい角度に設定されている。従って、これら逃げ部
35と被押圧部36も、上記ガイド部27および押圧部
28と同様、互いに鈍角に交差し、チップ挿入方向にお
いて「へ」字状に曲折するように形成されるが、その交
差角βはガイド部27と押圧部28との交差角αよりも
大きく設定されることとなる。
記当接部33のチップ挿入方向側には、この挿入方向に
向かって順に、逃げ部35と被押圧部36とが形成され
ている。ここで、上記逃げ部35は本実施例ではチップ
23の下面31に対して平行な方向に形成される一方、
上記被押圧部36はチップ挿入方向側に向かうに従い下
面31側に接近するように傾斜して形成されており、そ
の傾斜角は、チップ装着状態において、上記チップ取付
座22における着座部24に対する押圧部28の傾斜角
と等しい角度に設定されている。従って、これら逃げ部
35と被押圧部36も、上記ガイド部27および押圧部
28と同様、互いに鈍角に交差し、チップ挿入方向にお
いて「へ」字状に曲折するように形成されるが、その交
差角βはガイド部27と押圧部28との交差角αよりも
大きく設定されることとなる。
【0016】しかるに、このような構成により、本実施
例の溝入れ用バイトでは、チップ23をチップ取付座2
2に装着してチップ23の被押圧部36をクランプ部2
5の押圧部28により押圧した状態において、クランプ
部25の上記ガイド部27とチップ23の上記逃げ部3
5とは接触することなく、両者の間に図3に示すように
間隙Cが形成されることとなる。しかして、この間隙C
の大きさWは、本実施例では0.05mm〜0.5mmの範
囲となるように設定されている。なお、このチップ23
の上記下面31、および逃げ部35、被押圧部36は、
その断面がV字形を呈する溝状に形成されており、チッ
プ取付座22の上記着座部24、およびガイド部27、
押圧部28がなす突条に幅方向について係合可能とされ
ている。ただし、上記溝の断面がなすV字形の挟角は、
上記突条の断面がなすV字形の挟角よりも僅かに大きく
なるように設定されている。また、上記突条の頂部は図
3に示すように平坦に切り欠かれており、該突条と上記
溝とが接触すると、しないとに拘わらず、両者の幅方向
中央部、すなわち突条の頂部と溝の底部分との間には逃
げが設けられることとなる。
例の溝入れ用バイトでは、チップ23をチップ取付座2
2に装着してチップ23の被押圧部36をクランプ部2
5の押圧部28により押圧した状態において、クランプ
部25の上記ガイド部27とチップ23の上記逃げ部3
5とは接触することなく、両者の間に図3に示すように
間隙Cが形成されることとなる。しかして、この間隙C
の大きさWは、本実施例では0.05mm〜0.5mmの範
囲となるように設定されている。なお、このチップ23
の上記下面31、および逃げ部35、被押圧部36は、
その断面がV字形を呈する溝状に形成されており、チッ
プ取付座22の上記着座部24、およびガイド部27、
押圧部28がなす突条に幅方向について係合可能とされ
ている。ただし、上記溝の断面がなすV字形の挟角は、
上記突条の断面がなすV字形の挟角よりも僅かに大きく
なるように設定されている。また、上記突条の頂部は図
3に示すように平坦に切り欠かれており、該突条と上記
溝とが接触すると、しないとに拘わらず、両者の幅方向
中央部、すなわち突条の頂部と溝の底部分との間には逃
げが設けられることとなる。
【0017】このような構成の溝入れ用バイトにおいて
は、チップ23をチップ取付座22に挿入してゆくと、
まずチップ23の被押圧部36がチップ取付座22のク
ランプ部におけるガイド部27の先端に当たり、ここか
らさらにチップ23を挿入することにより、ガイド部2
7のV字形突条と被押圧部36のV字形溝とが係合して
チップ23が案内されるとともに、傾斜した被押圧部3
6に沿ってガイド部27が押し上げられてクランプ部2
5が上方に撓められ、その弾性力によって押圧力が生じ
る。そして、チップ23を押し込んでゆくに従い、この
押圧力は漸次増加し、ガイド部27の先端がチップ23
の逃げ部35と被押圧部36との交差部に達したところ
で最大となる。
は、チップ23をチップ取付座22に挿入してゆくと、
まずチップ23の被押圧部36がチップ取付座22のク
ランプ部におけるガイド部27の先端に当たり、ここか
らさらにチップ23を挿入することにより、ガイド部2
7のV字形突条と被押圧部36のV字形溝とが係合して
チップ23が案内されるとともに、傾斜した被押圧部3
6に沿ってガイド部27が押し上げられてクランプ部2
5が上方に撓められ、その弾性力によって押圧力が生じ
る。そして、チップ23を押し込んでゆくに従い、この
押圧力は漸次増加し、ガイド部27の先端がチップ23
の逃げ部35と被押圧部36との交差部に達したところ
で最大となる。
【0018】ところが、ここからチップ23を押し込ん
でゆくと、本実施例ではクランプ部25のガイド部27
と押圧部28との交差角αに対し、チップ23の逃げ部
35と被押圧部36との交差角βが小さく設定されて、
ガイド部27と逃げ部35との間に間隙Cが画成される
ようになされているので、ガイド部27がチップ23の
逃げ部35と被押圧部36との上記交差部を越えると、
ガイド部27からチップ23には押圧力が作用しなくな
り、これによってチップ23を挿入するのに要する力が
軽減される。そして、そのままチップ23をさらに挿入
すると、クランプ部25の先端面29がチップ23の当
接部33の壁面34に当接してチップ23が位置決めさ
れるとともに、被押圧部28がクランプ部25の押圧部
28に密着して押圧され、これによりチップ23が固定
される。従って、上記構成の溝入れ用バイトによれば、
このようにチップ23を挿入するのに要する力が最大値
を超えたところで軽減されるので、従来に比べて小さな
労力でチップ23の挿脱を行うことができ、これにより
チップ23の交換作業等に費やす時間や手間を削減して
作業の効率化を図ることが可能となる。
でゆくと、本実施例ではクランプ部25のガイド部27
と押圧部28との交差角αに対し、チップ23の逃げ部
35と被押圧部36との交差角βが小さく設定されて、
ガイド部27と逃げ部35との間に間隙Cが画成される
ようになされているので、ガイド部27がチップ23の
逃げ部35と被押圧部36との上記交差部を越えると、
ガイド部27からチップ23には押圧力が作用しなくな
り、これによってチップ23を挿入するのに要する力が
軽減される。そして、そのままチップ23をさらに挿入
すると、クランプ部25の先端面29がチップ23の当
接部33の壁面34に当接してチップ23が位置決めさ
れるとともに、被押圧部28がクランプ部25の押圧部
28に密着して押圧され、これによりチップ23が固定
される。従って、上記構成の溝入れ用バイトによれば、
このようにチップ23を挿入するのに要する力が最大値
を超えたところで軽減されるので、従来に比べて小さな
労力でチップ23の挿脱を行うことができ、これにより
チップ23の交換作業等に費やす時間や手間を削減して
作業の効率化を図ることが可能となる。
【0019】ここで、本実施例では、チップ23を装着
した状態において、このガイド部27と逃げ部35との
間に画成される間隙Cの大きさWを、0.05mm〜0.
5mmの範囲に設定したが、この大きさWがこの範囲を下
回るほど小さいと、ガイド部27の先端がチップ23の
逃げ部35と被押圧部36との交差部を越えてから、ク
ランプ部25の先端が当接部33に当接してチップ23
が位置決めされるまでの間に、ガイド部27が逃げ部3
5に接触する事態が生じて上述の効果が損なわれるおそ
れがある。また、逆に上記間隙Cの大きさWが上記範囲
を上回るほど大きくするには、上記実施例ではガイド部
27の着座部24に対する傾斜角を大きくするか、逃げ
部35をチップ23の下面31側に深く形成しなければ
ならず、ガイド部27による案内性やチップ23の強度
が損なわれたりするおそれがあるとともに、ガイド部2
7と逃げ部35との間には両者が接触しないだけの間隙
Cが形成されればよいので、その大きさWが必要以上に
大きくても奏功される効果は変わらないという事情もあ
る。従って、上記間隙Cの大きさWは、上記範囲内にお
いて設定されるのが望ましい。
した状態において、このガイド部27と逃げ部35との
間に画成される間隙Cの大きさWを、0.05mm〜0.
5mmの範囲に設定したが、この大きさWがこの範囲を下
回るほど小さいと、ガイド部27の先端がチップ23の
逃げ部35と被押圧部36との交差部を越えてから、ク
ランプ部25の先端が当接部33に当接してチップ23
が位置決めされるまでの間に、ガイド部27が逃げ部3
5に接触する事態が生じて上述の効果が損なわれるおそ
れがある。また、逆に上記間隙Cの大きさWが上記範囲
を上回るほど大きくするには、上記実施例ではガイド部
27の着座部24に対する傾斜角を大きくするか、逃げ
部35をチップ23の下面31側に深く形成しなければ
ならず、ガイド部27による案内性やチップ23の強度
が損なわれたりするおそれがあるとともに、ガイド部2
7と逃げ部35との間には両者が接触しないだけの間隙
Cが形成されればよいので、その大きさWが必要以上に
大きくても奏功される効果は変わらないという事情もあ
る。従って、上記間隙Cの大きさWは、上記範囲内にお
いて設定されるのが望ましい。
【0020】一方、本実施例の溝入れ用バイトにおいて
も、チップ23を挿入するに際してガイド部27により
チップ23を案内するのに、このガイド部27とチップ
23の被押圧部36とが摺接することとなるため、上述
した従来例と同様、交換などによってチップ23の挿脱
を繰り返すうちに、ガイド部27の特に先端部分が摩耗
してしまうことは避けられない。ところが、上記構成の
溝入れ用バイトにおいては、上述したとおりガイド部2
7は単にチップ23の挿入を案内するだけであって、チ
ップ23を装着した状態で該チップ23を押圧固定する
のはクランプ部25の押圧部28であり、ガイド部27
はチップ23の逃げ部35との間に間隙Cが画成される
ため、直接チップ23の押圧固定に関与することはな
い。すなわち、このようなガイド部27の摩耗によっ
て、押圧によるチップ23の拘束力やチップ取付座22
へのチップ23の着座安定性に影響が及ぼされるような
ことはなく、たとえチップ23の挿脱を頻繁に繰り返し
たとしても、常に安定してチップ23を保持することが
でき、チップ23の脱落等を防いで円滑な溝入れ加工を
行うことが可能となる。
も、チップ23を挿入するに際してガイド部27により
チップ23を案内するのに、このガイド部27とチップ
23の被押圧部36とが摺接することとなるため、上述
した従来例と同様、交換などによってチップ23の挿脱
を繰り返すうちに、ガイド部27の特に先端部分が摩耗
してしまうことは避けられない。ところが、上記構成の
溝入れ用バイトにおいては、上述したとおりガイド部2
7は単にチップ23の挿入を案内するだけであって、チ
ップ23を装着した状態で該チップ23を押圧固定する
のはクランプ部25の押圧部28であり、ガイド部27
はチップ23の逃げ部35との間に間隙Cが画成される
ため、直接チップ23の押圧固定に関与することはな
い。すなわち、このようなガイド部27の摩耗によっ
て、押圧によるチップ23の拘束力やチップ取付座22
へのチップ23の着座安定性に影響が及ぼされるような
ことはなく、たとえチップ23の挿脱を頻繁に繰り返し
たとしても、常に安定してチップ23を保持することが
でき、チップ23の脱落等を防いで円滑な溝入れ加工を
行うことが可能となる。
【0021】さらに、本実施例では、上記チップ23上
面の逃げ部35よりも先端側、すなわちチップ挿入方向
後方側に、クランプ部25の先端面29に当接する当接
部33を形成し、この当接部33のチップ挿入方向側を
向く壁面34を平面状に形成する一方、上記クランプ部
25の先端面29をその幅方向に湾曲する凸曲面状に形
成しており、これによって当接部33とクランプ部25
先端とは線接触によって当接することとなる。このた
め、例えば当接部33の上記壁面34およびクランプ部
25の先端面25の双方を平面状として、両者の面接触
による当接によってチップ23の位置決めを行う場合な
どに比べ、本実施例によれば、壁面34および先端面2
5に厳密な精度を要求することなく、比較的高い位置決
め精度を得ることができるという利点も得ることができ
る。なお、このような利点を得るには、本実施例とは逆
に、クランプ部25の先端面29を平面状に形成する一
方、当接部33のチップ挿入方向側を向く壁面34をそ
の幅方向に湾曲する凸曲面状に形成してもよい。
面の逃げ部35よりも先端側、すなわちチップ挿入方向
後方側に、クランプ部25の先端面29に当接する当接
部33を形成し、この当接部33のチップ挿入方向側を
向く壁面34を平面状に形成する一方、上記クランプ部
25の先端面29をその幅方向に湾曲する凸曲面状に形
成しており、これによって当接部33とクランプ部25
先端とは線接触によって当接することとなる。このた
め、例えば当接部33の上記壁面34およびクランプ部
25の先端面25の双方を平面状として、両者の面接触
による当接によってチップ23の位置決めを行う場合な
どに比べ、本実施例によれば、壁面34および先端面2
5に厳密な精度を要求することなく、比較的高い位置決
め精度を得ることができるという利点も得ることができ
る。なお、このような利点を得るには、本実施例とは逆
に、クランプ部25の先端面29を平面状に形成する一
方、当接部33のチップ挿入方向側を向く壁面34をそ
の幅方向に湾曲する凸曲面状に形成してもよい。
【0022】また、本実施例では、チップ取付座22の
クランプ部25におけるガイド部27を、チップ挿入方
向に向かうに従い着座部24側に接近するように形成す
る一方、チップ23上面の逃げ部35を下面31に平行
に形成して、チップ23の装着状態においてガイド部2
7と逃げ部35との間に間隙Cが画成されるようにした
が、本発明がこのような構成のみに限定されることはな
い。すなわち、ガイド部27と逃げ部35との間に、望
ましくは上述のような範囲の大きさWの間隙Cが画成さ
れるなら、ガイド部27を着座部24に平行とするとと
もに、逃げ部35をチップ挿入方向に向かうに従い下面
31側から離間する方向に形成したり、ガイド部27と
逃げ部35との双方を、チップ挿入方向に向かうに従い
着座部24または下面31に対して離間、あるいは接近
する方向に形成してもよい。
クランプ部25におけるガイド部27を、チップ挿入方
向に向かうに従い着座部24側に接近するように形成す
る一方、チップ23上面の逃げ部35を下面31に平行
に形成して、チップ23の装着状態においてガイド部2
7と逃げ部35との間に間隙Cが画成されるようにした
が、本発明がこのような構成のみに限定されることはな
い。すなわち、ガイド部27と逃げ部35との間に、望
ましくは上述のような範囲の大きさWの間隙Cが画成さ
れるなら、ガイド部27を着座部24に平行とするとと
もに、逃げ部35をチップ挿入方向に向かうに従い下面
31側から離間する方向に形成したり、ガイド部27と
逃げ部35との双方を、チップ挿入方向に向かうに従い
着座部24または下面31に対して離間、あるいは接近
する方向に形成してもよい。
【0023】さらに、上記実施例では、チップ23を平
板状のホルダ本体21に取り付けるようにした、いわゆ
るブレード式の溝入れ用バイトに本発明を適用する場合
について説明したが、本発明がこのようなもののみに限
定されることはなく、例えば角柱状等のシャンクの先端
に平板状のホルダ部が形成されたシャンク式の溝入れ用
バイトに本発明を適用するようにしてもよい。
板状のホルダ本体21に取り付けるようにした、いわゆ
るブレード式の溝入れ用バイトに本発明を適用する場合
について説明したが、本発明がこのようなもののみに限
定されることはなく、例えば角柱状等のシャンクの先端
に平板状のホルダ部が形成されたシャンク式の溝入れ用
バイトに本発明を適用するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クランプ部のガイド部がチップの逃げ部に接触すること
がないので、チップを挿入するのに要する押し付け力を
軽減することができ、チップの交換などにおいて労力や
交換時間を削減して効率的な作業を行うことが可能とな
る。また、ガイド部はチップの押圧固定に関与すること
がないので、チップの挿入を案内する際の摺接によって
ガイド部に摩耗が生じても、チップの着座安定性などが
損なわれることはなく、常に安定してチップを保持して
脱落等を防ぎ、円滑な加工を行うことができる。
クランプ部のガイド部がチップの逃げ部に接触すること
がないので、チップを挿入するのに要する押し付け力を
軽減することができ、チップの交換などにおいて労力や
交換時間を削減して効率的な作業を行うことが可能とな
る。また、ガイド部はチップの押圧固定に関与すること
がないので、チップの挿入を案内する際の摺接によって
ガイド部に摩耗が生じても、チップの着座安定性などが
損なわれることはなく、常に安定してチップを保持して
脱落等を防ぎ、円滑な加工を行うことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す側面図である。
【図2】図1に示す実施例の上方からの平面図である。
【図3】図1におけるAA断面図である。
【図4】従来の溝入れ用バイトを示す側面図である。
【図5】図4におけるGG断面図である。
21 ホルダ本体 22 チップ取付座 23 チップ 24 着座部 25 クランプ部 27 ガイド部 28 押圧部 29 クランプ部25の先端面 31 チップ23の下面 33 当接部 34 当接部33のチップ挿入方向を向く壁面 35 逃げ部 36 被押圧部 C ガイド部27と逃げ部35との間に画成される間隙 W 間隙Cの大きさ
Claims (4)
- 【請求項1】 バイトホルダの先端部に、着座部と、こ
の着座部に対向するように延出するクランプ部とからな
るチップ取付座が形成され、このチップ取付座の上記着
座部とクランプ部との間に、切刃を備えたスローアウェ
イチップが着脱自在に挿入されて押圧固定されてなる溝
入れ用バイトにおいて、 上記着座部に対向する上記クランプ部のクランプ面に
は、上記スローアウェイチップの挿入方向に向かって順
に、該スローアウェイチップの挿入を案内するガイド部
と、このスローアウェイチップを上記着座部側に押圧す
る押圧部とが形成される一方、上記スローアウェイチッ
プの上面には、上記挿入方向の後方側に向かって順に、
上記押圧部により押圧される被押圧部と、該スローアウ
ェイチップの装着状態において上記ガイド部との間に間
隙を画成する逃げ部とが形成されていることを特徴とす
る溝入れ用バイト。 - 【請求項2】 上記スローアウェイチップの装着状態に
おいて、上記ガイド部と上記逃げ部との間に画成される
上記間隙の大きさが0.05mm〜0.5mmの範囲に設定
されていることを特徴とする請求項1に記載の溝入れ用
バイト。 - 【請求項3】 上記クランプ面の上記ガイド部と押圧
部、および上記スローアウェイチップ上面の上記逃げ部
と被押圧部とは、それぞれ上記挿入方向に向かって鈍角
に交差して曲折するように形成され、かつ上記ガイド部
と押圧部との交差角が上記逃げ部と被押圧部との交差角
よりも大きく設定されることにより、上記ガイド部と上
記逃げ部との間に上記間隙が画成されていることを特徴
とする請求項1または請求項2に記載の溝入れ用バイ
ト。 - 【請求項4】 上記スローアウェイチップ上面の上記逃
げ部よりも上記挿入方向後方側には、上記クランプ部の
先端面に当接する当接部が形成されるとともに、この当
接部の上記挿入方向側を向く壁面と上記クランプ部の先
端面とのいずれか一方は、その幅方向に湾曲する凸曲面
状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請
求項3のいずれかに記載の溝入れ用バイト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21773794A JP3166500B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 溝入れ用バイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21773794A JP3166500B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 溝入れ用バイト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0871810A true JPH0871810A (ja) | 1996-03-19 |
| JP3166500B2 JP3166500B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=16708968
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21773794A Expired - Fee Related JP3166500B2 (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 溝入れ用バイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166500B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9586265B2 (en) | 2012-03-09 | 2017-03-07 | Kennametal Inc | Groove insert, clamping holder for a groove insert and groove cutting tool |
| WO2023277182A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | 京セラ株式会社 | 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP21773794A patent/JP3166500B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9586265B2 (en) | 2012-03-09 | 2017-03-07 | Kennametal Inc | Groove insert, clamping holder for a groove insert and groove cutting tool |
| DE102012004804C5 (de) * | 2012-03-09 | 2019-03-14 | Kennametal Inc. | Stechschneidplatte sowie Stechschneidwerkzeug |
| WO2023277182A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 | 京セラ株式会社 | 切削インサート、切削工具及び切削加工物の製造方法 |
| JPWO2023277182A1 (ja) * | 2021-07-01 | 2023-01-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3166500B2 (ja) | 2001-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010206 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |