JPH0872222A - 熱転写装置 - Google Patents

熱転写装置

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JPH0872222A
JPH0872222A JP21093994A JP21093994A JPH0872222A JP H0872222 A JPH0872222 A JP H0872222A JP 21093994 A JP21093994 A JP 21093994A JP 21093994 A JP21093994 A JP 21093994A JP H0872222 A JPH0872222 A JP H0872222A
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Youji Konekawa
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加圧時にカップの破損などの生じることのな
い熱転写装置を実現する。 【構成】 カップ支持体20は、ウレタンローラーから
なる一対の円筒支持体21,21を有する。円筒支持体
21,21はフレーム24に対してがたつきをもって取
り付けられており、マグカップ2の側面に均一に接触す
る位置に移動してカップを支持する。加圧ヒーター10
がマグカップ2の側面を押圧すると、円筒支持体21は
弾性変形し、マグカップ2を安定に支持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオプリンタなどに
よって作成した熱転写用印画紙の画像をマグカップなど
の表面に熱転写するための熱転写装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自らの好みの写真などの画像をマ
グカップの表面に転写することにより、独自のマグカッ
プを製作して楽しむためのシステムが開発されている。
このようなシステムの概要を図9に示す。マグカップへ
の熱転写は以下のように行われる。図9に示すように、
まずビデオカメラや写真をスキャナーで読み取ることに
より、好みの画像をビデオ信号に変換する(ステップ6
0)。
【0003】次に、ビデオカメラあるいはスキャナーか
らのビデオ信号をビデオプリンターに取込み、所望の画
面や転写領域の設定などの画像データ処理を行う(ステ
ップ62)。そして、転写用プリントペーパー(印画
紙)3を作製する。このとき、ビデオプリンターのモー
ド設定によりミラーモードあるいはノーマルモードの転
写用プリントペーパーを作製することができる(ステッ
プ64)。
【0004】次に、転写用プリントペーパー3の転写面
をマグカップ2の側面に密着させて、紙テープ4などを
用いて貼り付ける(ステップ66)。そして、転写用プ
リントペーパー3が貼着されたマグカップ2を熱転写装
置に装着し、加圧しながら加熱し、転写用プリントペー
パー3表面のインクをマグカップ2の表面に熱転写する
(ステップ68)。
【0005】そして、マグカップを冷却した後、転写用
プリントペーパー3をマグカップ2の表面からはぎ取
る。これにより、マグカップ2の表面に所望の画像が転
写される(ステップ70)。
【0006】ここで、従来の熱転写装置を用いた熱転写
工程(ステップ68)について詳述する。図10は、従
来の熱転写装置の平面構造図であり、図11はその切断
線B−Bに沿う方向からの部分断面構造図である。図1
0及び図11を参照して、従来の熱転写装置は固定加圧
ヒーター80aと移動加圧ヒーター80bとを備えてい
る。固定加圧ヒーター80aは装置の台上に固定されて
おり、マグカップ2の側面に沿う円柱状の凹部を有する
とともに、ヒーターが内蔵された加熱ブロック81と、
加熱ブロック81の半円柱状の凹部表面を覆うシリコン
ラバー82とを有している。また、移動加圧ヒーター8
0bは、固定加圧ヒーター80aと同様に、半円柱状凹
部と加熱用のヒーターを備える加熱ブロック83と加熱
ブロック83の半円柱状凹部表面を覆うシリコンラバー
82とを有している。
【0007】そして、移動加圧ヒーター80bは固定加
圧ヒーター80aと移動加圧ヒーター80bとの間にマ
グカップ2を装着した状態で固定加圧ヒーター80a側
に移動し、マグカップ2表面に貼着された転写用プリン
トペーパー3に対して押圧しながら加熱動作を行う。加
熱ブロック81、83は例えばアルミニウムなどで構成
され、その内部のヒーターにより240〜270℃に昇
温される。この場合、シリコンラバー82、82表面で
はおよそ160℃程度に加熱される。また、移動加圧ヒ
ーター80bは250kg程度の押圧力によりマグカッ
プ2の表面を押圧する。このような動作により、マグカ
ップ2及びその側面に貼着された転写用プリントペーパ
ー3は昇温、加圧され、転写用プリントペーパー3表面
のカラーインクがマグカップ2の表面にコーティングさ
れた樹脂層の内部に浸透し、画像の熱転写が行われる。
【0008】なお、図11ではマグカップ2の一方側面
にのみ転写用プリントペーパー3を貼着した場合を図示
しているが、これとは反対側の側面に、あるいは両側の
側面に転写用プリントペーパー3を貼着して熱転写する
ことが可能である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、陶器製
のマグカップでは、同じ容量のカップであっても素材の
土の性質や焼結時の収縮量のばらつきなどによって製品
毎に寸法のばらつきが生じたり、カップの上縁と下縁と
の寸法が異なるテーパ状に形成されるような場合があ
る。図11では、このようなマグカップの形状を誇張し
て表示している。通常、固定加圧ヒーター80aと移動
加圧ヒーター80bの相互の加圧面はマグカップ2の胴
部側面に沿うような形状に形成されている。しかしなが
ら、上記のようなマグカップ製品の寸法のばらつきによ
り、例えば図11に示すように、加圧ヒーター80a、
80bのシリコンラバー82の接触面とマグカップ2の
側面とが片当りする場合がある。このような状態で移動
加圧ヒーター80bにより加圧すると、局部的に押圧力
が作用し、転写用プリントペーパー3の転写状態がまば
らになったり、マグカップ2が破損してしまうという問
題が生じた。
【0010】本発明の目的は、寸法のばらつきのあるマ
グカップに対しても破損などを生じることなく均一な押
圧加熱処理が可能な熱転写装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による熱転写装置
は、カップを横倒しにした状態で、その下方側側面を支
持するカップ支持体と、熱転写用印画紙が貼着されたカ
ップの上方側側面を加熱押圧する加圧発熱体とを有する
ものである。そして、加圧発熱体は、カップに貼着され
た熱転写用印画紙表面に密着して押圧するための押圧部
と、押圧部を所定の温度に昇温するためのヒーターとを
備えている。また、カップ支持体は、底板を有するフレ
ームと、底板上に一定の間隔をもって互いにほぼ平行に
配置され、各々の長手軸が交差する方向に移動可能にフ
レームに取り付けられた一対の円柱状弾性部材を備える
ものである。
【0012】本発明の限定された局面に従う熱転写装置
において、円柱状弾性部材は、ウレタン樹脂の中空円筒
部材から構成される。本発明のより限定された構成に従
う熱転写装置において、円柱状弾性部材は、フレームか
ら円柱状弾性部材の中空内部に突出し、かつ円柱状弾性
部材の内径より小さい外径を有する突起部によってフレ
ームに対してがたつきをもって取り付けられている。
【0013】
【作用】本発明の熱転写装置のカップ支持体において、
一対の円柱状弾性部材は、カップが平行な胴部側面を有
する場合は、この平行な側面に沿って互いに平行に位置
し、一対の円柱状弾性部材とカップ側面とが2カ所で線
接触することよりカップを支持する。そして、加圧発熱
体の加圧作用が加わった場合には、自らの弾性力により
弾性変形し、カップ側面を弾性支持する。
【0014】また、カップ側面がテーパ状に形成されて
いる場合には、一対の円柱状弾性部材は、このテーパ状
側面に沿って互いにハの字状に移動してカップ側面に沿
い、均一な線接触状態を作り出す。そして、さらに加圧
発熱体による加圧作用が加わった場合には、上記と同様
に弾性変形してカップを支持する。
【0015】特に、円柱状弾性部材をウレタン樹脂の中
空円筒部材により構成した場合には、ウレタン樹脂の弾
性と中空円筒の形状的弾性とにより、カップ側面を弾性
支持する。
【0016】さらに、円柱状弾性部材を所定の突起部に
よってフレームに対してがたつきをもって取付けると、
このがたつきの範囲内で一対の円柱状弾性部材がカップ
の側面に沿うように移動する。これにより、一対の円柱
状弾性部材とカップ側面との良好な線接触を行わせるこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて詳
細に説明する。図1は、本発明の実施例による熱転写装
置の概略外形図を示す。熱転写装置1は、転写用プリン
トペーパーが貼着されたマグカップを横倒しの状態で支
持するカップ支持体20を有している。カップ支持体2
0は熱転写装置の本体の支持面40上を前後方向に出し
入れ可能に取付けられている。カップ支持体20が動作
位置に移動された状態で、その上部にはマグカップを加
熱押圧するための加圧ヒーター10が取付けられてい
る。この加圧ヒーター10は、加圧ハンドル31の上下
動作に対応して、上下移動する。
【0018】加圧ハンドル31は、加圧機構部30を介
して加圧ヒーター10を上下方向に移動させる。図示の
例では、加圧ハンドル31を上方に持ち上げると、加圧
ヒーター10は上方へ移動し、マグカップが開放され
る。また、下方へ押し下げると、加圧機構部30の作用
により加圧ヒーター10が下降し、所定の押圧力をもっ
てマグカップの表面を押圧する。なお、加圧機構部30
は、所定の押圧力を生じさせるものであればどのような
機構を用いても構わない。例えば、リンク機構を用いた
倍力装置や、油圧、あるいは空気圧などを利用した機構
であっても構わない。
【0019】熱転写装置1の前面には操作パネル50が
設けられている。この操作パネル50には、加熱ヒータ
ー10の温度調整するための調整つまみや、熱転写時間
を設定するためのタイマーのつまみなどが設けられ、そ
の内部に各々それらの動作を実現するための回路や機構
が備えられている。
【0020】次に、加圧ヒーター10及びカップ支持体
20の詳細な構造について説明する。図2は、加圧ヒー
ター10の正面図を示している。加圧ヒーター10は、
断熱ブロック11と、その下面に形成されたヒーター1
2及びシリコンラバー13とから構成されている。断熱
ブロック11は、加圧ヒーター10全体の熱容量を低減
し、ヒーター12の消費電力を低減させるために設けら
れている。ヒーター12は、アルミニウムなどの熱容量
の小さい熱伝導性の優れた材料で構成され、その内部に
波状に引き回された熱線が挿入されている。図3は、シ
リコンラバー13側からみたヒーター12内の熱線14
の配置状態を模式的に示したものである。
【0021】また、シリコンラバー13は、ヒーター1
2の表面に貼り付けられている。このシリコンラバー1
3は、マグカップ2との密着性を高め、加圧ヒーター1
0からの均一な押圧力を付与するよう設けられている。
【0022】図4は、カップ支持体20の平面図を示し
ており、図5は、図4中の切断線A−Aに沿った方向か
らの断面構造を示している。カップ支持体20はフレー
ム24と、止めボルト23によって取付けられる一対の
円筒支持体21,21とを有している。フレーム24
は、平板状の底板24aと、その一対の側辺に沿って切
り起こされた側壁24c,24c及び円筒支持体21取
付け用の一対の取付け板24b,24bとを有してい
る。
【0023】円筒支持体21は、中空円筒形状を有する
弾性部材から構成されている。弾性部材の材料として
は、ウレタン樹脂を用いることが好ましいが、これと同
等の弾性を有する樹脂材を用いてもよい。この円筒支持
体21の内径は止めボルト23のねじ部の軸径より大き
く形成されており、両者の径の違いによるがたつきに応
じて円筒支持体21がフレーム24の底板24a上で任
意に移動することができる。
【0024】次に、加圧ヒーター10及びカップ支持体
20を用いた熱転写動作について説明する。図6は、マ
グカップ2の加熱加圧状態を示している。マグカップ2
は、把手2aが水平方向に向き、かつ転写用プリントペ
ーパーが貼着された側面が上方に向くようにカップ支持
体20の一対の円筒支持体21,21上に配置される。
そして、ヒーター12がオンし、一定の温度に加熱され
ると、加圧ヒーター10が下降し、マグカップ2の両側
面を加圧する。このとき、円筒支持体21,21はマグ
カップ2の下方側側面を支持し、マグカップ2の上方側
側面に加圧ヒーター10からの均一な加熱及び加圧作用
が加えられるように作用する。
【0025】ここで、カップ支持体20の作用について
説明する。例えば、図7に示すように、マグカップ2が
底部から開口部に向かってテーパ状に広がった寸法を有
するものであった場合、一対の円筒支持体21,21は
止めボルト23との間のがたつきの範囲内においてフレ
ームの底板24a上を移動し、マグカップ2のテーパ状
の側面に沿うように位置する。これにより、マグカップ
2のテーパ状側面と円筒支持体21の表面とが均一な接
触状態を保つようになる。
【0026】さらに、図8に示すように、加圧ヒーター
10が下降し、押圧力が付与されると、円筒支持体2
1,21はマグカップ2のカップ外面2bから押圧力を
受けて図示のように弾性変形する。これによって円筒支
持体21とマグカップ2の表面との接触領域が増加し、
円筒支持体21によるマグカップ2の下方側側面の支持
状態がより安定する。しかも、円筒支持体21は、その
長手軸方向に沿って加圧ヒーター10からの押圧力がマ
グカップ2の側面に均一に作用するように弾性変形す
る。このような作用により、加圧ヒーター10のシリコ
ンラバー13とマグカップ2の上方側側面との片当り状
態を防止し、均一な加圧動作を実現する。
【0027】このような熱転写装置により転写された画
像は、マグカップ2の樹脂コーティグ材中に均一に含浸
する。従って、色むらのない鮮明な転写画像をマグカッ
プ2表面に生成することができる。
【0028】なお、上記実施例による熱転写装置は、上
方側にのみ加圧ヒーター10が設けられているために、
一度の操作においてはマグカップ2の上方側側面にのみ
熱転写動作を行うものである。従って、両側面に行う場
合には、マグカップ2の側面を上下反転させて再度熱転
写操作を行うことにより、両面に熱転写画像を生成する
ことができる。
【0029】また、上記実施例においては、円筒支持体
21が止めボルト23によって取り付けられているが、
マグカップ2の側面に沿うように移動可能な状態が確保
される限り、これ以外の取り付け方法を用いても構わな
い。
【0030】さらに、円筒支持体21は、マグカップ側
面を支持する部分が中空円筒の場合のみならず、中実円
筒であっても構わない。
【0031】
【発明の効果】このように、本発明による熱転写装置
は、カップの側面に沿うように移動可能に構成された一
対の円柱状弾性部材を有するカップ支持体を設けるよう
に構成されているため、加圧発熱体による加圧動作時
に、カップ表面への片当り等による転写ムラやカップの
破損といった不具合を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による熱転写装置の概略外形
図。
【図2】図1に示す加圧ヒーター10の正面構造図。
【図3】図2に示すヒーター12の熱線の配置状態を示
す模式図。
【図4】図1示すカップ支持体20の平面構造図。
【図5】図4中の切断線A−Aに沿う方向からの断面構
造図。
【図6】本発明の実施例による熱転写装置の熱転写状態
を示す要部断面構造図。
【図7】カップ支持体20の作用を説明するための説明
図。
【図8】円筒支持体21の変形動作を説明するための説
明図。
【図9】カップ表面への熱転写システムの動作を説明す
るための説明図。
【図10】従来の熱転写装置の要部平面構造図。
【図11】図10中の切断線B−Bに沿う方向からの部
分断面図。
【符号の説明】 1…熱転写装置 2…マグカップ 3…転写用プリントペーパー 10…加圧ヒーター 12…ヒーター 20…カップ支持体 21…円筒支持体 23…止めボルト 24…フレーム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップを横倒しにした状態で、その下方
    側側面を支持するカップ支持体と、熱転写用印画紙が貼
    着された前記カップの上方側側面を加熱押圧する加圧発
    熱体とを有する熱転写装置であって、 前記加圧発熱体は、 前記カップに貼着された前記熱転写用印画紙表面に密着
    して押圧するための押圧部と、 前記押圧部を所定の温度に昇温するためのヒーターとを
    備えており、 前記カップ支持体は、 底板を有するフレームと、 前記底板上に一定の間隔をもって互いにほぼ平行に配置
    され、各々の長手軸が互いに交差するように移動可能に
    前記フレームに取り付けられた一対の円柱状弾性部材と
    を備えたことを特徴とする、熱転写装置。
  2. 【請求項2】 前記円柱状弾性部材は、ウレタン樹脂の
    中空円筒部材から構成されることを特徴とする、請求項
    1記載の熱転写装置。
  3. 【請求項3】 前記円柱状弾性部材は、前記フレームか
    ら前記円柱状弾性部材の中空内部に突出し、かつ前記円
    柱状弾性部材の内径より小さい外径を有する突起部によ
    って前記フレームに対してがたつきをもって取り付けら
    れていることを特徴とする、請求項2記載の熱転写装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429288B1 (ko) * 2001-11-23 2004-04-29 장오기계 주식회사 전사인쇄장치
CN106079868A (zh) * 2016-08-24 2016-11-09 厦门市水之森卫浴有限公司 曲面软质物热转印机及其热转印方法
CN111634142A (zh) * 2020-07-01 2020-09-08 佛山贤那工艺品有限公司 一种适用于不同直径陶瓷杯的防烫伤热转印装置

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KR100429288B1 (ko) * 2001-11-23 2004-04-29 장오기계 주식회사 전사인쇄장치
CN106079868A (zh) * 2016-08-24 2016-11-09 厦门市水之森卫浴有限公司 曲面软质物热转印机及其热转印方法
CN111634142A (zh) * 2020-07-01 2020-09-08 佛山贤那工艺品有限公司 一种适用于不同直径陶瓷杯的防烫伤热转印装置

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