JPH087230B2 - スイッチプローブ - Google Patents

スイッチプローブ

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JPH087230B2
JPH087230B2 JP4287294A JP28729492A JPH087230B2 JP H087230 B2 JPH087230 B2 JP H087230B2 JP 4287294 A JP4287294 A JP 4287294A JP 28729492 A JP28729492 A JP 28729492A JP H087230 B2 JPH087230 B2 JP H087230B2
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barrel
conductive
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switch
plunger
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エベレット チャールズ テクノロジーズ,インコーポレイテッド
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    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02—General constructional details
    • G01R1/06—Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067—Measuring probes

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気的接触試験用のプ
ローブ、特に、種々の電気機器の電気的試験に使用する
ためのばね付き試験プローブに係わる。このプローブ
は、被験電気機器または試験装置と電気的に接触させて
電気的診断を行なうのに使用される。
【0002】
【従来の技術】電気回路の自動的なテストにおいて、被
験電気機器の種類に応じた種々の形状のテストプローブ
が使用される。一般に“スイッチプローブ”と呼ばれて
いるテストプローブは、電気機器の自動的な電気導通テ
ストに使用される。自動車の配線に関する導通テストが
その1例である。この種のスイッチプローブは、2つの
レベルテストに使用される。第1レベルは、プラスチッ
ク製コネクタハウジング内の端子取付けが機械的に完全
かどうかをテストする“プッシュアウト”テストであ
る。端子が正しく取付けられておればスイッチが閉じ、
端子がコネクタ本体に正しく嵌着されていなければ、端
子がコネクタハウジングから押出され、スイッチが閉じ
ない。第2レベルは、電気的導通テストである。
【0003】典型的なスイッチプローブは、バレル、絶
縁体、絶縁体によって絶縁されたバレルの一端における
端子、バレルの反対端から突出する可動プランジャ、及
びバレル内のプランジャと端子の間に張架されたコイル
ばねを含む小型装置である。総ての構成部材は外装内に
収容されている。ばねの作用に抗してプランジャに下向
きの力が加わると、プランジャはプローブ内の端子のス
イッチ接点に向かって移動する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】極めて多数の動作サイ
クルに亘り、各サイクルにおいて信頼し得る動作が得ら
れるように、スイッチプローブの小さい部品を製造する
のは困難な問題である。例えば、スイッチプローブ内に
おけるプランジャの移動は特に重要であり、この移動量
に、僅かな過不足があってもスイッチング作用の信頼性
が損なわれる。公知のスイッチプローブでは、スイッチ
の導電部材を互いに分離させ、スイッチの作用部材を一
体に保持するプラスチック製の絶縁体によって、スイッ
チの開成から閉成までを移動限界とするスイッチ遷移距
離を制御するように構成したものがある。このプラスチ
ック絶縁体は、端子/バレル組立体の2つの金属部品を
一体に保持するジョイントである。プラスチックは可塑
流動が起こり易いから、軸方向の圧力下では必ずしも充
分な保持効果が期待できない。スイッチの組立てプロセ
スにおいては、組立てられた部品を締めるために、“転
造ひだ付け(クリンプ)”が採用される。このクリンプ
作用は、プラスチックを可塑流動させる原因となり易
い。可塑流動はスイッチ遷移距離を変化させる要因とな
る。プラスチック絶縁体を有するスイッチプローブに
は、高温環境での利用が制限されるという欠点もある。
【0005】これらの公知スイッチプローブにおいて
は、スイッチ遷移距離に悪影響を及ぼさないように、誤
差を制御するのが困難である。例えば、スイッチの常開
位置から閉成位置までのスイッチ遷移距離が約0.6mm
(0.025 インチ)のスイッチプローブがある。この場
合、スイッチの構成部材を組立てる過程で誤差が累積す
る。種々の組立て部品から生ずるこのような誤差累積に
おける閉成移動距離の誤差は、約0.3mm乃至0.4mm
(0.012 〜0.015 インチ)にも達する。規定のスイッチ
閉成移動距離の誤差幅がこのように大きいと、使用中の
スイッチプローブの信頼度に大きく影響する。
【0006】本発明は、上記公知スイッチプローブに伴
なう誤差の問題及び信頼性に係わる問題を著しく軽減し
たスイッチプローブを提供するものである。本発明のス
イッチプローブは、部品数が少なく而も複雑でないた
め、著しく単純化されるから、スイッチ遷移距離に影響
する誤差を制御し易い。また可塑流動が回避され、高温
環境での使用について制限を受けることがない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施例は、要
約すると、導電性の管状外装及びこの外装内に配置され
た管状バレルを有するスイッチプローブとして構成され
る。管状バレルは、導電性内面を有し、その外面には、
筐体内側と接触して、管状バレルを管状外装から電気的
に絶縁する絶縁被覆が施されている。管状外装の端部に
固定された端子は、管状バレルの導電性内面に固定され
た導電性支持部と、この支持部から外装を貫通して外装
の外側へ突出する導電性端子ピンとを有する。端子の表
面に施された絶縁被覆は、外装の内側と接触して、端子
を外装から電気的に絶縁する。細長い導電性プランジャ
が、プランジャを外装から間隔を隔てた常開位置に保持
する偏倚ばねに抗して、バレル内を軸方向に移動する。
バレルの壁に設けた制止手段がプランジャと係合して、
これを外装からスイッチの開成移動限界であるスイッチ
遷移距離だけ離れた位置に保持する。常態では互いに絶
縁された2本の平行な導電路が、スイッチに沿って軸方
向に形成される。第1の導電路は、プランジャ及びバレ
ルの導電性内面に沿って、端子支持部及びスイッチの外
側に突出している端子ピンの導電性部分に達する。第2
の導電路は、プランジャがスイッチの閉成移動限界であ
るスイッチ遷移距離だけ移動すると、導電性外装及びプ
ランジャに沿って形成されてスイッチを閉じる。スイッ
チが閉成されると、一方の導電路から他方の導電路へ回
路が完成される。
【0008】
【作用】本発明のこの実施例では、スイッチ遷移距離を
制御する内部に、プラスチック部品を使用せず、製造の
過程において誤差の制御精度という点では、プラスチッ
ク部品より遥かに高い精度で形成できる金属部品をスイ
ッチに使用しているので、スイッチ移動距離を精度よく
制御することができる。而も上述した公知のスイッチプ
ローブに比較して、スイッチに使用される機械的部品を
少なくすることができる。従って、製造に要する時間及
びコストが軽減されるだけでなく、許容差を確実に少な
く制御できる。
【0009】
【実施例】本発明に係わるスイッチプローブを、添付の
図面に沿って更に詳細に説明する。本発明のスイッチプ
ローブによって達成される改良点を明らかにするため、
図1及び図2に公知のスイッチプローブ10を示した。
図1は、公知のスイッチプローブを組立てた状態で示す
断面図である。図2は、公知のスイッチプローブの個々
の構成部分を明らかにするため、横並びに、且つ軸方向
相対位置で示す分解図である。
【0010】公知のスイッチプローブ10は、細長い管
状の外装12及びこの外装12の内側に取付けた細長い
管状バレル14を含む。管状バレル14及び外装12は
何れも金属製であり、従って導電性である。外装12
は、直径が一定の長い直線状主要部16と、テーパ部1
8において収斂する比較的小さい一定の直径を有する短
い管状端部20とを有する。特に、図1から明らかなよ
うに、管状バレル14は、その一端が外装のテーパ部1
8の付近に位置するように外装12内に配置される。管
状バレル14の反対端は外装の端部から突出する。
【0011】外装12の端部にはプラスチック絶縁スリ
ーブ24を配置してある。この絶縁スリーブ24は、管
状バレル14の端部内に固定された一端における拡径部
26、外装12のテーパ部18内に固定される複雑な形
状の中間部28、及び外装12の縮径端部20内に固定
された長い縮径管状端部30を内装している。管状バレ
ル14は、環状転造クリンプによる肩部32を有し、こ
の肩部32がプラスチック絶縁スリーブ24と咬合して
塑性流動させ、前記絶縁スリーブ24の中間部付近で前
記肩部32に嵌合する環状溝34を形成している。この
クリンプによりプラスチック絶縁スリーブ24が外装の
先端部に近い管状バレル14の端部の内側に固定され
る。プラスチック絶縁スリーブ24は、その内部に管状
バレル14の端部内側に位置する拡径通路36及び外装
先端部内側に位置する縮径通路38を有する。従って、
プラスチック絶縁スリーブ24内の通路36,38は、
導電性の管状バレル14及び導電性の外装12の先端か
ら電気的に絶縁される。
【0012】管状バレル14の内側に、細長い端子部材
40が固定され、外装12を通って、スイッチプローブ
の外部へ突出している。端子の内端は、プラスチック絶
縁スリーブ24内の通路36の内側に固定された導電ス
リーブ42を有する。導電性の細長い端子ピン44が外
装12から外方へ突出している。端子部材40は、プラ
スチック絶縁スリーブ24内の細い環状溝50の内側に
固定される環状肩部48を含む複雑な形状の中間部46
を有する。導電性の端子部材40の拡径端部52は、プ
ラスチック絶縁スリーブ24内の通路36の端部に嵌着
される。端子部材40の細長い端子ピン44は、絶縁ス
リーブ24内の通路38の所定位置に固定される。管状
バレル14及び外装12の内側に絶縁スリーブ24を配
置すると、プラスチック絶縁スリーブ24の端部30
が、端子ピン44を外装12から電気的に絶縁し、端子
部材40の導電性スリーブ部42が、管状バレル14の
内側に固定され、管状バレル14及び外装12から電気
的に絶縁される。
【0013】公知のスイッチプローブは、導電性プラン
ジャ54をも具え、このプランジャ54は、接触先端5
8を有する細長い主要部56と、主要部56とは反対側
の拡径支持部60を有する。このプランジャ54は、支
持部60と細長い外端部64との間で段状に縮径されて
中間部62を画定している。プランジャ54を管状バレ
ル14の内部に挿入し、外装12のクリンプ32によっ
て、バレルの内側に固定されているプラスチック絶縁ス
ペーサ66の内側にプランジャ54の細長い主要部56
の端部を摺動自在に配置する。プラスチック絶縁スペー
サ66は、プラスチック絶縁スリーブ24の環状端面6
8と当接する。このように構成することで、プラスチッ
ク絶縁スペーサ66は、端子の接触端面70から所定の
スイッチ遷移距離に保持される。プランジャ54の主要
部56は、管状バレル14を貫通している。プランジャ
54の支持部60は、管状バレル14の端部に形成した
閉鎖端クリンプ72によって管状バレル14の端部に固
定される。プランジャ54の縮径中間部62及び外端部
64は、何れも管状バレル14の閉鎖端クリンプ72を
貫通してスイッチプローブから外方へ突出している。
【0014】常態において、プランジャ54がばね力の
作用下に図1に示す常開位置に保持されるように、管状
バレル14の内側に細長いコイルばね74を配置してあ
る。コイルばね74の一端は、プラスチック絶縁スペー
サ66の端面76と当接する。コイルばね74の他端
は、プランジャ54の拡径支持部60に形成した環状肩
部78と当接している。
【0015】スイッチングの過程で、プランジャ54を
管状バレル14内へ押し込むと、プランジャ54は、コ
イルばね74の作用に抗して内方へ移動し、プランジャ
54の接触先端58がスイッチ遷移距離に亘って移動す
ることで、端子の環状接触端面70と接触する。公知の
スイッチプローブは図1に示すように配線されている。
即ち、一方の導線80は外装12と接続され、他方の導
線82は、固定された端子ピン44と接続してある。常
態では、プランジャ54が被験電気機器86と接触状態
にあり、スイッチが閉じると導線80,82間に電路が
形成される。被験電気機器86が正常なら、電気的に閉
じたスイッチプローブが、外部の試験回路へ電気信号を
出力するが、被験電気機器に何らかの故障があれば必要
な試験信号が出力されない。
【0016】公知のスイッチプローブにあっては、スイ
ッチ閉成移動距離を左右する種々の部材のスイッチング
動作に関する確実性と許容度の制御が常に問題となる。
元来、スイッチプローブは、顧客が規定するスイッチ遷
移距離に亘ってプランジャ54が移動しなければなら
ず、このスイッチング距離には或る程度の±許容度があ
り、その範囲内では、スイッチプローブを確実に機能さ
せることができる。然し、試験中、スイッチプローブは
一定のサイクルで反復動作させられるため、閉成移動距
離に変化を生ずる可能性がある。例えば、公知のスイッ
チプローブの場合、反復的に作用する軸方向圧力によ
り、管状バレル14と外装12とを結合保持しているプ
ラスチック絶縁スリーブ24に可塑流動が起こり、スイ
ッチ遷移距離が使用中に変化する可能性がある。更にま
た、公知のスイッチプローブでは、許容度累積が起こ
り、これがスイッチ遷移距離に影響を及ぼす。即ち、組
立てに際しては、先ず端子部材40をプラスチック絶縁
スリーブ24に挿入するが、この工程で第1の誤差が生
ずる。次にプラスチック絶縁スリーブ24と端子部材4
0を管状バレル14に挿入するが、この工程で第2の誤
差が生ずる。また、管状バレル14の反対端をクリンプ
加工する工程で第3の誤差が生ずる。このような誤差累
積が可塑流動の起こり易いプラスチック部品を使用する
ことと相俟って、スイッチの閉成移動距離制御に悪影響
を及ぼし兼ねない。
【0017】図3乃至図5に示した本発明のスイッチプ
ローブ90は、このような問題を克服する。即ち、本発
明のスイッチプローブ90は、使用中にスイッチ閉成移
動を制御するスリーブやスペーサのようなプラスチック
部材を一切内蔵していない。図3は、スイッチプローブ
90の一実施例を常開スイッチ位置を占める組立て状態
で示してある。図4は、図3に示したスイッチの主要部
材を判り易く横並び分解図で示す。図2と同様に、図4
でも夫々の部材を軸方向の相対位置で示してある。
【0018】スイッチプローブ90は、細長い導電性の
管状外装92及びこの外装の内側に固定された細長い管
状バレル94を具えている。管状外装92は直径が略一
定の、長い主要管状部96から成り、この主要部96に
は、管状バレル94を外装92の内側に保持するための
クリンプ98(図4参照)が形成されている。管状外装
92は側壁が収斂して、直径が一定の短い縮径端部10
2へ開口するテーパ部100をも有する。管状バレル9
4の外壁は管状外装92の内壁と接触し、(誇張的に図
示した)クリンプ98が管状バレル94を外装92の内
側の定位置に両側面を接触させて固定してある。図4に
略示する絶縁被覆104が、管状バレル94の一端から
他端までの全外表面を被覆している。従って、管状バレ
ル94を外装92の内側に固定した状態では、絶縁被覆
104が、管状バレル94の導電性内面105を管状外
装92の導電壁から電気的に絶縁する。スイッチ組立体
の使用中、管状バレル94の外側の絶縁被覆104が摩
耗することはない。管状バレル94は、外装92の主要
管状部96よりも短く、管状バレル94の一端は、外装
92のテーパ端部100の大径端付近にまで達してい
る。管状バレル94の他端は、外装92の他端から奥の
方に引込んだ位置にある。
【0019】管状外装92のテーパ端部内側に導電端子
部材106を固定する。この端子部材106は、管状バ
レル94の端部に内挿して固定される円筒状内挿支持部
108を含む。この支持部108は、導電性であり、管
状バレル94の導電性内面105と接触する。前記端子
部材106は、段状に拡径されて支持部付近に直径が一
定の短い内挿円筒部110を形成し、次いで縮径されて
内挿されるテーパ部112を形成する。内挿テーパ部1
12は、直径が一定の長い縮径内挿円筒部114に移行
し、更に縮径されて、細長い端子ピン116となる。先
端部は、管状外装92及び管状バレル94よりも外側に
突出して、接触端118を形成している。端子部材の短
い円筒部110、テーパ部112及び中間の縮径内挿円
筒部114の外面は、何れも絶縁被覆120によって完
全に被覆されている。端子部材106を図3に示すよう
に、スイッチプローブの内側に配置すると、短い内挿円
筒部110は、そのテーパ端付近において管状バレル9
4の内側の導電性内面105と接触する。端子部材10
6の内挿テーパ部112は、外装テーパ部100の導電
性内壁と接触し、端子部材106の中間の縮径内挿円筒
部114の絶縁外面は、外装縮径端部102の導電性内
面と接触する。従って、端子部材106の部位で、短い
内挿円筒部110、内挿テーパ部112及び縮径内挿円
筒部114は、外装92から電気的に絶縁される。端子
部材106の中間の縮径内挿円筒部114は、外装92
の最外端122を越えて突出している。端子部材106
そのものは、導電性材料で形成されているから、絶縁被
覆120は、これで被覆している端子部材の総ての部分
を外装92から電気的に絶縁する手段となる。
【0020】スイッチプローブ90は、管状バレル94
の内部を軸方向に摺動する直径が一定の細長い円筒状ス
ライド部材126を有する細長い導電性プランジャ12
4をも含む。このプランジャ124は、段状に縮径され
てスライド部材126の近くに、縮径部128を形成
し、次いで段状に拡径されて、細長い円筒状拡径中間部
130を形成し、この中間部130は、比較的短い拡径
端部132と共にスイッチプローブの外部へ突出する。
導電性プランジャ124は、コイルばね134の制御下
にバレル内を摺動する。コイルばね134の一端は、端
子部材106の支持部108の端面と当接し、他端は、
導電性プランジャ124のスライド部材126の内面と
咬合する。スイッチの開口端に近いバレル端部には、ク
リンプ136を形成してあって、スイッチ遷移距離を制
御するようにしてある。クリンプ136は、管状バレル
94の内部へ向けて突出させてあり、プランジャ124
のスライド部材126のテーパ端面138と係合する。
コイルばね134は、プランジャ124をその常開位置
へ偏倚させて、端面138をクリンプ136と接触させ
る。図3に示すスイッチプローブの常開位置において
は、縮径部128の他端におけるプランジャ124のテ
ーパ接触部140は、環状をなす導電性の外装接触部1
42から短いスイッチ遷移距離に相当する位置にある。
使用中、コイルばね134の作用に抗してプランジャ1
24に軸方向の力を加えると、プランジャ124が管状
バレル94内を軸方向に移動し、プランジャ124のテ
ーパ接触部140が、スイッチ遷移距離だけ移動して、
外装接触部142と接触することによりスイッチが閉じ
る。プランジャ124は、使用に際して、外装92の内
部へ或る程度過剰移動できるように構成されている。一
実施例では、スイッチ遷移距離(テーパ接触部140と
外装接触部142との間が接触に至るまでの距離)は約
0.6mm(0.025 インチ)であるが、更に外装92の内
部に約2.7mm(0.105 インチ)だけ過剰移動が可能で
ある。
【0021】スイッチプローブ90には、2本の平行な
導電路が存在する。第1導電路は、導電性プランジャ1
24の外側部分130,132及び内側のスライド部材
126から管状バレル94の導電性内面105へ、導電
性内面の残り部分に沿って端子部材106の導電性支持
部108へ、更にスイッチ端子ピン116へとプローブ
の中心に沿って通っている。第2導電路は、管状外装9
2の外装接触部142から外装92の主要管状部96に
沿って外装92の他端に達している。絶縁被覆120
が、端子部材106の短い円筒部110、端子テーパ部
112及び縮径円筒部114を外装から電気的に絶縁す
る。端子部材106の円筒状内挿支持部108は、管状
バレル94の内側に配置されるから、管状バレル94の
外側の絶縁被覆104は、端子の前記支持部108を外
装94から電気的に絶縁する。スイッチプローブ90が
接続される試験回路において、第1導線144が外装9
2に接続され、第2導線146が端子ピン116に接続
される。端子部材106の接触端118は、被験電気機
器148と電気的に接触する。常開型のスイッチプロー
ブのテーパ接触部140を外装接触部142と接触させ
ると、プランジャ124と外装92との間に回路が形成
され、2本の電路に沿って、第1及び第2導線144,
146に接続する回路中に電流が流れ、スイッチプロー
ブから試験信号が出力される。
【0022】一実施例では、端子部材106及び管状バ
レル94の外面に施される絶縁被覆を、金属を被覆し得
る種々の絶縁材で形成することができる。本発明のこの
実施例では、絶縁被覆は、スイッチプローブの固定域に
限られるから、摺動部品の接触に起因する摩耗を生ずる
ことはない。好ましい絶縁材としてパラレン(商標名)
があり、他の好ましい絶縁材としては、テフロン(商標
名)がある。これらは、所謂乾膜潤滑技術によって、端
子部材106及び管状バレル94に蒸着することができ
る。被覆の厚さは約0.013mm(0.0005インチ)程度
である。
【0023】図7は図3に示したスイッチプローブの別
の実施態様を示す。図7に示す実施例では、管状バレル
94に形成するクリンプ150の位置がずれており、プ
ランジャ152の形状も異なる。この実施例では、プラ
ンジャ152の外部は、図3に示した導電性プランジャ
124と同じであるが、プランジャ152の内部形状
は、導電性プランジャ124と異なり、コイルばね13
4と接触する短い摺動支持部153、縮径内側部154
及びバレル94内を摺動する拡径中間部156を有して
いる。外装の略中央に位置するプランジャ152のテー
パ端面158は、クリンプ150と係合することによっ
て、外装接触部142からプランジャ152のテーパ接
触部140までの閉成移動距離を調定する。従って、こ
の実施例では、クリンプ150によって画定される制止
手段が、スイッチプローブ端に近い位置を占める図3の
クリンプ136よりも更に内方に位置する。その他の構
成部材は何れも図3に示したプローブの構成部材と同じ
である。
【0024】
【発明の効果】本発明のスイッチプローブによれば、ス
イッチ遷移距離を制御するために、内部にプラスチック
部品を使用していないので、製造の過程において遥かに
高い精度でスイッチ移動距離を制御できる。而も、上述
した公知のスイッチプローブに比較して、スイッチに使
用される機械的部品点数が少ないので、製造に要する時
間及びコストが軽減されるだけでなく、プラスチック部
品を含まないことと相俟って、累積誤差や摩耗の問題は
著しく軽減され、使用中のスイッチ閉成距離を確実に統
御することができる。また可塑流動が回避され、高温環
境での使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知のスイッチプローブを組立てた状態で示す
断面図である。
【図2】公知の図1に示したスイッチプローブを分解
し、判り易いように横並びに配列して個々の構成部材を
示した断面図である。
【図3】本発明に係わるスイッチプローブを組立てた状
態で示す断面図である。
【図4】本発明に係わる図3に示したスイッチプローブ
を分解し、判り易いように横並びに配列して個々の構成
部材を示す断面図である。
【図5】図4に示した本発明に係わるスイッチプローブ
の5−5線に沿った断面図である。
【図6】図4に示した本発明に係わるスイッチプローブ
の6−6線に沿った断面図である。
【図7】本発明に係わるスイッチプローブの別の実施態
様を組立てた状態で示す断面図である。
【符号の説明】
90 スイッチプローブ 92 導電性の管状外装 94 管状バレル 104 絶縁被覆(絶縁性外面) 105 導電性内面 106 導電端子部材 108 円筒状内挿支持部(第1支持部) 114 縮径内挿円筒部(第2支持部) 116 端子ピン 120 絶縁被覆(絶縁性外面) 124 導電性のプランジャ 134 コイルばね 136 クリンプ(制止手段) 140 テーパ接触部 142 外装接触部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性の外装と、 この外装の内側に固定され、且つ導電性内面が前記導電
    性の外装からは電気的に絶縁された絶縁性外面を具えて
    いるバレルと、 導電性を有し、該バレル の導電性内面と接する第1の支
    持部と、前記外装から電気的に絶縁する絶縁性外面を隔
    てて前記外装の端部に形成された第2の支持部と、前記
    外装の外部に向けて突出する端子ピンとを具備し、前記
    第1の支持部が、外装からは電気的に絶縁された状態で
    前記バレルの導電性内面に保持されている導電端子部材
    と、前記 バレル内に摺動自在に配置され、バレルの外側方
    に、前記外装の内径より大きな拡径部を備え、バレル内
    に収容されたばね圧下に、常態ではバレルの端縁と前記
    拡径部とを隔てることで、バレルと外装との間を電気的
    に開放位置に保ち、この開放位置においてバレルの導電
    性内面に形成された軸方向の位置決めがなされる制止手
    段により、導電性の前記外装の接触部からスイッチ遷移
    距離だけ離れた位置に接触部が正しく保持されるように
    した導電性のプランジャとから成り、 このプランジャを前記ばね圧に抗して外装内で前記スイ
    ッチ遷移距離だけ移動させ、プランジャの前記拡径部を
    前記導電性の外装と接触させることにより、突出してい
    る前記端子ピンに電気的に連らなる前記バレルと前記外
    装とを、プランジャを介して電気的に接続させるように
    構成した ことを特徴とする スイッチプローブ。
  2. 【請求項2】 前記導電端子部材の絶縁性部分及び前記
    バレルの外側面を電気的絶縁被覆で形成した請求項1記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 細長い管状の導電性の外装と、 この外装の一部の内側に固定され且つ導電性内面が導電
    性の前記外装からは電気的に絶縁されている細長い管状
    バレルと、 この管状バレル内に固定され、該バレル及び前記外装か
    ら外方突出する端子ピン部分を備えた細長い導電端子部
    材と、 嵌挿部分がバレル内で摺動自在に、而もばねによる付勢
    力を受けて配置され、前記外装との接触を解かれた常開
    位置から、ばね圧に抗してスイッチ遷移距離だけバレル
    内へ向けて移動させることで前記外装と接触させ、前記
    端子ピン部分を有する導電端子部材を前記バレルを経て
    前記外装に電気的に接続するためのスイッチを閉じるよ
    うにした細長い導電性プランジャと、該 プランジャに並行する前記スイッチの部分を介してプ
    ランジャの軸方向に沿うバレルの導電性内面、導電端子
    部材の導電性内挿部分及び外部の端子ピン部分に達する
    第1の電路と、導電性の前記外装に沿って軸方向へ略平
    行に形成された第2の電路から前記第1の電路を電気的
    に絶縁することにより、端子ピン部分を前記外装から電
    気的に絶縁する部材とから成り、 前記プランジャを前記ばね圧に抗して前記スイッチの常
    開位置からそのスイッチ遷移距離だけ移動させることに
    より、前記プランジャを前記外装と接触させて、前記第
    1の電路を前記第2の電路へ導通させるようにしたことを特徴とする スイッチプローブ。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の電路を電気的に絶縁
    する部材が、前記バレルの内面を導電性のままとし、前
    記外装の内側と接触する前記バレルの外側面を絶縁性と
    し、更に導電性の前記外装の内側と接触する導電端子部
    材の外側面を絶縁性とするようにしてある請求項3記載
    のスイッチプローブ。
  5. 【請求項5】 前記絶縁性の外側面が、不導体被覆で形
    成されている請求項4記載のスイッチプローブ。
  6. 【請求項6】 前記プランジャと係合してこれを前記外
    装からスイッチ遷移距離だけ離れた常開位置に保持する
    制止手段を前記バレルに設けた請求項3記載のスイッチ
    プローブ。
  7. 【請求項7】 管状の導電性外装と、この 外装の一部の内側に固定された管状バレルと、 バレルの導電性内面を導電性の前記外装から電気的に絶
    縁する部材と、 この管状バレル内に固定され、該バレル及び前記外装か
    ら外方に突出する端子 ピン部分を備えた導電端子部材
    と、該導電 端子部材の内挿部分を前記外装から電気的に絶縁
    する部材と、 バレルの内側に摺動自在に配置され、而もばねによる付
    勢力を受けて前記外装との接触を解かれた常開位置に保
    持され、ばね圧に抗してスイッチ遷移距離だけバレル内
    へ向けて移動させることで前記外装と接触させ、前記端
    子ピン部分を有する導電端子部材を前記バレルを経て前
    記外装に電気的に接続するスイッチを閉じるようにした
    導電性プランジャと、該 プランジャと前記外装部分との接触により形成される
    前記スイッチの部分を介して、プランジャの軸方向に沿
    うバレルの導電性内面、導電端子部材の導電性内挿部分
    及び外部に突出する前記端子ピン部分に達する第1の電
    路と、 プランジャが前記外装から離れた常開位置から移動し
    て、前記外装と接触することで、導電性の前記外装に沿
    って前記突出したピンに至るまで軸方向と略平行に形成
    される第2の電路と から成ることを特徴とする スイッチプローブ。
  8. 【請求項8】 前記外装と前記プランジャと接触により
    スイッチを閉成させるために、前記外装が移動する間隔
    を、前記バレルの内側に形成したプランジャの係合作用
    により、前記プランジャを前記外装から離してプランジ
    ャの常開位置に保持する制止手段により制御することを
    特徴とする請求項7記載のスイッチプローブ。
  9. 【請求項9】 前記外装の導電性内面と接触するバレル
    外面に施した絶縁被覆によって、前記バレルの内側部分
    を前記外装から電気的に絶縁し、前記外装の導電性内面
    と接触する前記端子部材に施した絶縁被覆によって、前
    記端子部材の内挿部分を外装から電気的に絶縁する請求
    項7記載のスイッチプローブ。
  10. 【請求項10】 前記スイッチプローブが、前記外装と
    前記端子部材内挿部分との間に張架した導電性の付勢ば
    ねを含み、前記外装と前記プランジャとの間で、スイッ
    チ閉成のために前記外装が移動する間隔を、前記バレル
    の内側に形成されたプランジャとの係合と前記プランジ
    ャを前記外装から離して前記プランジャの常開位置に保
    持する制止手段の位置によって制御し、前記外装の導電
    性内面と接触するバレル外面に施した絶縁被覆によっ
    て、前記バレルの内側部分を前記外装から電気的に絶縁
    することと、前記外装の導電性内面と接触する前記端子
    部材に施した絶縁被覆によって、前記端子部材の内挿部
    分を前記外装から電気的に絶縁することをも含むことと
    を特徴とする請求項7記載のスイッチプローブ。
JP4287294A 1991-11-05 1992-10-26 スイッチプローブ Expired - Lifetime JPH087230B2 (ja)

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