JPH0872314A - 画像形成装置および画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法

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JPH0872314A
JPH0872314A JP21339194A JP21339194A JPH0872314A JP H0872314 A JPH0872314 A JP H0872314A JP 21339194 A JP21339194 A JP 21339194A JP 21339194 A JP21339194 A JP 21339194A JP H0872314 A JPH0872314 A JP H0872314A
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JP
Japan
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recording
color
recorded
pattern
dots
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Pending
Application number
JP21339194A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Furuya
雅巳 古屋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0872314A publication Critical patent/JPH0872314A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の裏移りやブリーディングを防止し、単
色と2次色の濃度差をなくして画質を向上させた画像形
成装置を提供する。 【構成】 単色と2次色が混在する画像を記録する場
合、単色は50%と100%のドットパターンを用い
て、また、2次色は50%と25%のドットパターンを
用いて、2スキャンにより記録を行なう。50%、25
%のドットパターンによる記録は、記録データを間引い
た間引きパターンを用いて行なう。単色は2スキャンで
150%のインク量で1バンドを形成し、2次色は2ス
キャンで2次色を構成する各色毎に75%、総計で15
0%のインク量で1バンドを形成する。そのため、単色
と2次色の間の濃度差は発生しない。また、従来、20
0%のインク量で記録していた2次色を150%で記録
するので、裏移りやブリーディング等を防止でき、高画
質を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録情報にしたがって
記録液滴を被記録媒体に対して噴射することにより画像
をドットで形成するインクジェット方式の画像形成装置
および画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式では、記録色と
して、イエロー、マゼンタ、シアンの3色、もしくは、
ブラックを含めたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの4色を用い、それぞれの色のインクを吐出する記録
ヘッドを備え、これらの記録ヘッドによって印字を行な
う。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック以外の色
は、これらの色を重ねて印字することにより表現してい
る。例えば、マゼンタとイエローによりレッドを、イエ
ローとシアンでグリーンを、マゼンタとシアンでブルー
をそれぞれ表現する。このようないくつかの印字色を重
ねて表現する色を2次色と呼ぶ。また、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、ブラックなど、印字色そのもので表現で
きる色を単色と呼ぶことにする。
【0003】従来のインクジェット記録方式では、2次
色を印字する際には、ドットを単純に2度重ね打ちする
ため、1つのドットに吐出されるインクの量は、単色の
印字の際の1つのドットのインク量の2倍となる。その
ため、乾きが遅く、周囲への広がりも大きくなるため、
隣接するドットと結合してしまう。隣接するドットが違
う色の場合に、ドットが結合すると、混色やにじみ等の
ブリーディング現象を生じ、画質に悪影響を及ぼす。ま
た、2次色のインク量が多いため、単色との間に濃度差
を引き起こしたり、用紙の裏移り等が発生するという問
題がある。
【0004】従来の技術として、例えば、特開平3−1
46353号公報に記載されているように、キャラクタ
に関しては2度書きをするものなどがある。この技術
は、例えば、OHPシートなどのように吸水性の悪い記
録媒体に印字した時、インクがはじかれて記録媒体上で
玉状となるビーディング現象を改善するものである。2
度書きによりインク量が増加し、玉状のインクの径が大
きくなり、印字濃度は向上する。しかし、インク量が多
いため、通常の記録用紙などに印字を行なうと逆にブリ
ーディングなどの現象を引き起こし、画質の悪化を招
く。
【0005】また、特開昭64−67348号公報で
は、全ドットを千鳥状のパターンで2回に分けて印字し
ている。これにより、隣接するドットが同じスキャンで
印字されないため、ドット間の連結等が発生せず、ブリ
ーディング現象を防止することが出来る。しかし、単
色、2次色のインク量の違いなどを考慮していないた
め、上述の濃度差や用紙の裏移り等の問題が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、用紙の裏移り裏抜けを防止
するとともに、ブリーディングを防止し、単色と2次色
の濃度差をなくして画質を向上させた画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載の発明においては、記録情報にしたがって記録液滴を
被記録媒体に対して噴射することにより記録を行なう画
像形成装置において、複数の記録ヘッドと、該記録ヘッ
ドにより同一領域に重ねて記録を行なう場合に前記記録
情報を間引いた間引き記録情報を作成し前記記録ヘッド
に記録を行なわせる制御手段を有することを特徴とする
画像形成装置。
【0008】また、請求項2に記載の発明においては、
複数の記録ヘッドを有し、記録情報にしたがって記録液
滴を被記録媒体に対して噴射することにより記録を行な
う画像形成装置における画像形成方法において、同一領
域に重ねて記録を行なう場合に、前記記録情報を間引い
た間引き記録情報を作成し、作成した間引き記録情報に
従い前記記録ヘッドにより記録を行なうことを特徴とす
るものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、同一領域に重ねて記録を行な
う場合に前記記録情報を間引いた間引き記録情報を作成
して、重ねて記録する。そのため、1回のスキャンで1
個の記録ヘッドにより記録される総インク量は記録情報
を間引いた分だけ少なくなり、例えば、カラーの記録を
行なう場合であっても、2次色の記録は、単色の2倍よ
り少ないインク量で記録を行なうことができる。これに
より、ブリーディング現象を防止し、また、単色と2次
色の濃度差を減少させ、良好な画質の記録画像を得るこ
とができる。さらに、用紙の裏移りを防止することもで
きる。
【0010】間引き記録情報を用いた記録は、2次色だ
けでなく、単色にも応用することができ、例えば、2ス
キャンで所定領域の画像を形成する場合には、間引き記
録情報を2回用いることにより、2次色とほぼ同様の濃
度で記録することが可能である。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の画像記録装置の一実施例を
示す概略構成図である。図中、1はキャリッジ駆動モー
タ、2はタイミングベルト、3は記録ヘッド、4はキャ
リッジ、5はインクタンク、6はキャリッジガイド、7
はケーブル、8は記録用紙、9は紙送りモータ、10は
フィードロールである。キャリッジ4は、記録ヘッド3
を搭載し、キャリッジガイド6を摺動して、図示矢印C
の主走査方向に往復移動する。特に、フルカラーの記録
を行なう際には、矢印Cの方向に記録ヘッド3が移動し
ながら記録が行なわれる。キャリッジ4の移動は、キャ
リッジ駆動モータ1によって駆動されるタイミングベル
ト2によって行なわれる。記録ヘッド3は、内部の複数
のノズルからインク液滴を吐出させる。吐出されたイン
ク液滴は、記録用紙8上で定着し、記録が行なわれる。
この実施例では、記録ヘッド3は4個設けられ、4個の
記録ヘッド3が主走査方向に配列されている。各記録ヘ
ッド3には、例えば、ブラック、シアン、マゼンタ、イ
エローの各色を記録するものを用いることができる。し
かし、これに限らず、他の色を用いることもできるし、
また、2個,3個あるいは5個以上の記録ヘッドで構成
することもできる。記録ヘッド3には、ケーブル7が導
入されており、ヒーターへの給電や、駆動回路への信号
の伝送を行なう。また、それぞれの記録ヘッド3には、
インクタンク5が取り付けられており、各色のインクが
供給されている。記録用紙8は、紙送りモータ9によっ
て回転駆動されるフィードルール10により、図示矢印
Pの方向に駆動されて副走査を行なう。
【0012】図2は、キャリッジ付近の一例を示す概略
図である。図中、11はエンコーダフィルムである。図
1で説明したように、キャリッジ4は、インクタンク5
が載置された記録ヘッド3を搭載し、キャリッジガイド
6上を摺動する。キャリッジの移動経路には、エンコー
ダフィルム11が設けられており、エンコーダフィルム
11に接するようにキャリッジ4が移動する。エンコー
ダフィルム11には、白と黒の領域が交互に設けられて
いる。キャリッジ4上には、エンコーダフィルム11の
白黒を検出するための図示しない検出器が設置してあ
る。キャリッジ4の移動に伴い、この検出器がエンコー
ダフィルム11上の白黒を検出し、そのエッジを検出し
てカウントすることにより、キャリッジ4の正確な移動
量を検出することができる。
【0013】図3は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施例における制御系を示すブロック図である。図
中、21はCPU、22はI/Fドライバー、23はR
OM、24はRAM、25、26はモータドライバー、
27は印字タイミング生成回路、28はセンサ部、29
はコントロールパネル、30はヘッドドライバー、31
はホスト装置、32はキャリッジモータ、33は紙送り
モータ、34はヘッドである。CPU21は、ROM2
3に格納されている制御手順やデータ、あるいは用紙検
出センサ27やセンサ部28による検出データ等に従
い、RAM24を用いながら、記録装置各部を制御す
る。また、CPU21は、I/Fドライバー22を介し
てコンピュータ等のホスト装置31に接続されており、
ホスト装置31から送られてくる記録データをRAM2
4に格納し、ホスト装置31からのコマンドなどの指令
信号や記録情報信号を解読しながら記録動作を制御す
る。RAM24は、CPU21の作業領域を有している
ほか、記録すべきデータがドット展開されて格納される
領域等を有している。モータドライバー25、26、ヘ
ッドドライバー30は、CPU21の指示に従い、それ
ぞれ、キャリッジモータ32、紙送りモータ33、ヘッ
ド34を制御する。印字タイミング生成回路27は、C
PU21からの指示に基づき、ヘッド34からインクを
吐出するためのタイミング信号を生成し、ヘッドドライ
バー30へ供給する。センサ部28は、温度やインク
量、用紙の有無など、装置各部の検知を行ない、CPU
21に伝える。コントロールパネル29には、装置の状
態を表示するとともに、印字スキャン方式や、記録デー
タを間引く際に用いるフィルタの選択など、利用者から
の指示が入力される。
【0014】図4は、記録用紙上に形成されるドットの
説明図である。記録用紙8上には、記録ヘッドの解像度
に同期したピッチで、ドットが形成される。また、重ね
印字の場合には、同じピッチで先のドットの上に重ねる
タイミングで印字が行なわれる。例えば、300dpi
の密度で記録を行なう場合には、ドットのピッチd=2
5.4/300(mm)である。図4では、簡単のた
め、記録される各ドットが接するように描かれている。
しかし、実際には、記録されるインク量や記録用紙の吸
水性などによって変化する。記録されるインク量が多い
と、各ドットの径は大きくなり、隣接するドットと結合
してしまう。隣接するドットが違う色の場合には、そこ
で混色が発生し、色のにじみとなって表われ、画質が低
下する。また、インク量の多い部分は、濃く記録される
ことになる。本発明では、記録データを間引くことによ
り、色のにじみ、濃度むらを解消する。
【0015】図5は、記録データの間引きに用いるフィ
ルタの一例の説明図である。ここでは、2×2ドットご
とに間引き処理を行なう場合を例にして説明する。図5
(C)に示すように、2×2=4ドットを記録するため
に必要なインク量を100%とする。例えば、4ドット
のうち、1ドットを間引くと、4ドット分のインク量が
3ドット分のインク量となるため、25%のインク量が
削減され、75%となる。同様に、図5(A)に示すよ
うに、4ドットのうち1ドットのみを記録する場合には
25%、図5(B)に示すように、4ドットのうち2ド
ットのみを記録する場合には50%のインク量となる。
このように、ドットを間引くことにより、記録するイン
ク量を制御することが可能である。このような間引きパ
ターンを形成する際には、図5に示したパターンを通過
させるフィルタを用い、記録パターンからドットを間引
き、間引きパターンを作成する。図5では、75%のド
ット配列を示していないが、25%と50%のパターン
を組み合わせることにより、形成することが可能であ
る。
【0016】図6は、間引きパターンを作成する回路構
成の一例を示す回路図、図7は、モード信号による間引
きパターンの選択の一例の説明図である。図中、41は
50%フィルタ、42は25%フィルタ、43,44は
AND回路、45はOR回路である。50%フィルタ4
1には、シアン、マゼンタ、イエローの各色の記録デー
タが入力されている。また、Mode1信号が入力され
ており、図7に示す50%フィルタパターンが切り換え
られる。このMode1信号で選択されたパターンによ
り、入力された記録データを間引き、AND回路44へ
出力する。また、各色の入力データは、AND回路43
に入力され、2次色、すなわち、レッド、グリーン、ブ
ルーの各色のデータが出力される。この2次色のデータ
は、AND回路44に入力され、使用しない色のデータ
を禁止する。また、2次色のデータは、25%フィルタ
42に入力される。25%フィルタ42には、Mode
1信号及びMode2信号が入力されており、図7に示
す論理により、4つのパターンから1つが選択される。
そして、選択されたパターンに基づき、2次色のデータ
から使用する色のパターンを生成し、OR回路45に出
力する。OR回路45では、25%フィルタ42の出力
とAND回路44の出力の論理和を記録データとして出
力する。50%フィルタ41と25%フィルタ42は、
On/Off信号により選択的に動作する。もちろん、
50%フィルタ41と25%フィルタ42を同時に動作
させるモードを設定可能に構成してもよい。Mode
1,Mode2信号、及び、On/Off信号は、コン
トロールパネル29により利用者が設定したり、あるい
は、ホスト装置31からコマンドなどにより設定するこ
とができる。図6に示した回路は一例であり、他の回路
によっても実現可能である。
【0017】図8は、間引きパターンによる記録ドット
の一例の説明図である。図中、×印を施したドットが記
録されるドットを示している。図5で示した各フィルタ
のパターンを用い、例えば、図6に示すような回路によ
り間引きパターンを作成し、実際に記録を行なうと、各
フィルタのパターンにより、例えば、図8に示したよう
なドットが記録されることになる。まず、図5(A)に
示した25%のフィルタのうち、右上のみを通過させる
フィルタパターン、すなわち、図6のMode1信号及
びMode2信号を“H”として記録を行なうと、図8
(A)に示したようなドットパターンで記録が行なわれ
る。同様に、図5(B)に示した50%フィルタパター
ン、すなわち、図6のMode1信号を“H”として記
録を行なうと、図8(B)に示したようなドットパター
ンで記録が行なわれる。さらに、図5(C)に示した1
00%の記録を行なえば、図8(C)に示したように、
すべてのドットで記録が行なわれる。さらに、図5
(A)と図5(B)に示した25%と50%のフィルタ
パターンを用いれば75%のパターンが得られ、図8
(D)に示すようなドットパターンで記録を行なうこと
ができる。
【0018】ここで、記録される各ドットには、単色で
あれば、その色のインクにより記録が行なわれ、2次色
であれば、複数色のインクが重ねて記録される。2次色
では、記録が行なわれたドットそのもののインク量は単
色の場合に比べて2倍となるが、間引かれたドットがあ
るため、隣接するドットは少なくなり、混色やにじみ等
の発生が減少する。また、全体として使用されるインク
量が減少するため、濃度は低下する。間引かれたドット
は細かく見れば白く抜けることになるが、高密度で記録
を行なっているので、見かけ上は白抜けはわからず、濃
度の低下に寄与するのみである。
【0019】これらのドットパターンを用いた記録方法
について説明する。図9は、記録する色に応じた記録方
法による記録ドットの一例の説明図である。まず、単色
のみの場合には、通常の記録方法と同様に、100%の
ドットパターンにより、1スキャンで記録を行なう。例
えば、文字を記録する場合には、ブラックの記録ヘッド
のみを用いて1スキャンで記録することにより、高速に
記録を行なうことができる。もちろん、例えば、2つの
50%のドットパターンを用いて2スキャンで記録を行
なうことも可能であり、例えば、違う単色を隣接して記
録する場合などに適用することができる。この場合に
は、1回のスキャンで記録される各ドットにおいて、隣
接するドットがないため、混色、にじみを防止し、高画
質の記録画像を得ることができる。また、75%の2ス
キャン、100%と50%の2スキャンなどにより記録
を行なうことにより、強調した記録を行なうことも可能
である。
【0020】次に、2次色のみの場合には、例えば、図
9(A)に示したドットパターンにより、1スキャンで
記録を行なう。このとき、各色のデータに対して、75
%の割合で画像を形成してゆく。すなわち、図5
(A)、(B)に示した25%のドットパターンと50
%のドットパターンを合わせたパターンを用い、間引き
データを作成して記録を行なう。2次色が2つの色を重
ねて記録して表現される場合、各色ごとに75%の割合
で記録されるため、全体のインク量としては、150%
で記録されることになる。従来では、200%で記録を
行なっており、インク量が減少する。そのため、過剰な
インク吐出をなくし、裏移り等を軽減することができ
る。また、間引きデータを用いているので、他の色と隣
接する部分において、隣接ドットが少なくなり、混色、
にじみを軽減することができ、高品質な記録画像を得る
ことができる。
【0021】75%のドットパターンで記録を行なう場
合、2×2ドットのうち1ドットを間引くことになる
が、間引く1ドットの位置は、任意である。記録データ
によっては、例えば、他の色と隣接しない画像の場合に
は、100%の画質でも画質に影響しないこともあり、
このような場合は通常の記録方法(100%のドットパ
ターンによる記録)を選択することもできる。この印字
方式の場合、プリントアウトのスループットも低下する
ことなく印字が可能となる。75%のドットパターンを
用いた記録方法と、100%のドットパターンを用いた
通常の記録方法は、記録画像に合わせて選択すればよ
い。
【0022】50%のドットパターンを用いて全体のイ
ンク量を100%とすることも考えられるが、間引くド
ットが多くなるため、記録媒体の地色が露出し、全体の
濃度は低下する。そのため、上述のように、75%のド
ットパターンを用いているが、記録媒体によっては、こ
のようなドットパターンを用いることも可能であり、適
宜選択できるように構成すればよい。
【0023】次に、単色と2次色が混在する場合には、
2スキャンにより記録を行なう。このとき、2スキャン
により、単色が150%、2次色が75%となるように
記録を行なう。すなわち、インク量では、単色、2次色
のドットとも、150%のインク量で記録が行なわれる
ことになる。そのため、単色と2次色の濃度の差は発生
せず、良好な記録画像を得ることができる。
【0024】例えば、1スキャン目で単色を50%、2
次色を各色50%で記録する。そして、2スキャン目で
単色を100%、2次色を各色25%で記録する。すな
わち、1スキャン目では、図5(B)に示したドットパ
ターンを用い、2スキャン目では、単色に図5(C)で
示したドットパターンを、2次色を表現する各色に図5
(A)で示したドットパターンを用いて記録を行なう。
1スキャン目と2スキャン目は逆でもよい。このような
記録により、単色では図9(B)に示すように、50%
のパターンと100%のパターンを重ねて記録し、2次
色では図9(C)に示すように、50%のパターンと2
5%のパターンにより75%のパターンが形成される。
図9(B)において、重ねて記録されたドットは*印に
より示している。図9(C)において×印が付されたド
ットには、2次色を形成する複数の色が重ねて記録され
る。
【0025】ここで示した記録割合は任意であり、例え
ば、単色を75%のドットパターンで2スキャン行なう
ことも考えられる。しかし、なるべく隣接ドットが1回
のスキャンで記録されないように配慮することが望まし
い。上述の例では、1スキャン目では隣接ドットは記録
されず、2スキャン目では色の境界で隣接ドットが記録
されないか、あるいは、記録されても1ドットおき程度
である。
【0026】単色と2次色を記録する場合に、単色は1
00%のままとし、2次色を50%のドットパターンで
記録することも考えられる。この場合、濃度は単色と2
次色でほぼ同じとなるが、未記録ドットが多くなるた
め、全体に記録媒体の地色が露出し、2次色の見かけ上
の濃度はさらに薄くなってしまう。単色を100%、2
次色を75%の濃度で記録することも可能である。この
場合には、1スキャンで単色も2次色も記録することが
でき、上述の2スキャンの方法よりも高速に記録を行な
うことができる。記録用紙としてコート紙を用いると、
色再現性がよいため、単色の100%の記録で2次色の
150%の記録と遜色ない濃度で記録を行なうことがで
きる。ただし、隣接ドットが記録される可能性が高くな
るため、例えば、普通紙では、色の境界部分で混色やに
じみが発生しやすく、上述の2スキャンの場合に比べ、
多少画質は低下する可能性がある。また、OHPシート
などでは、材質がフィルムベースのためにドット径が小
さくなる傾向があるので、多少インク量は多い方がよい
場合がある。これらの各記録方法は、記録する用紙の種
類によるインク吸収性の善し悪し等により、選択して用
いればよい。
【0027】このように、間引きデータを用いて記録を
行なうことにより、インクを過剰に吐出することがない
ので、ブリーディング等を防止でき、また、単色と2次
色の濃度差を解消することができ、高品質な記録画像が
得られる。
【0028】上述の各場合において説明した種々の記録
方法は、適宜選択自在に構成することが可能である。こ
れらの記録方式の選択や、フィルタのパターン等は、例
えば、コントロールパネル29内のLCDに表示される
メニューから、あるいは、ホスト装置31からのコマン
ド等により行なうことができる。このとき、記録媒体の
性質や、記録する画像の特性に合わせて選択すればよ
い。
【0029】以下、本発明の画像形成装置の一実施例に
おける記録動作の一例について具体例を用いて説明す
る。図10は、記録画像の一例の説明図である。以下の
説明では、図10に示したような画像を記録する場合を
具体例として取り上げ、説明してゆく。図10では、円
グラフが描かれており、それぞれ分割された領域が色分
けされている。図示の都合上、図面に彩色は施していな
いが、色名のみ示している。この例では、単色のシア
ン、イエローと、2次色のレッド、ブルーを用いてい
る。図10では帯状の領域に分割されているが、各帯状
の領域は、記録ヘッドにより1回のスキャンで記録可能
な幅を示している。この領域をバンドと呼ぶ。記録用紙
の上部から順に記録が行なわれるため、上から1バン
ド、2バンド、・・・と称している。1バンド目及び2
バンド目は、円グラフのうち、レッドとシアンの領域を
記録する必要がある。また、3バンド目は、レッド、イ
エロー、ブルーの領域を、4バンド目は、イエロー、ブ
ルーの領域をそれぞれ記録する必要がある。
【0030】図11は、記録ヘッドと記録領域の関係の
説明図である。図10に示した例では、単色と2次色が
用いられているので、2スキャンにより記録を行なう。
各バンドへの記録は、記録ヘッドをバンド幅の半分ずつ
ずらしながら記録を行なう。図11に示した例では、ま
ず、1スキャン目では、1バンド目の上半分を、記録ヘ
ッドの下半分で記録を行なう。そして、バンド幅の半分
だけ、記録媒体を送る。次に、2スキャン目では、1バ
ンドすべての記録を行ない、バンド幅の半分だけ記録媒
体を送る。3スキャン目では、1バンド目の下半分と、
2バンド目の上半分の記録を行なう。以下同様にして記
録を行なう。このような記録方法により、同一の領域を
2スキャンで記録している。また、このように、バンド
の半分ずつずらしながら記録を行なうことにより、ノズ
ルの噴射方向性や紙送りの誤差により発生する白スジ
や、バンド境界のスジなどを防止することができる。も
ちろん、バンド幅ごとに2スキャンの記録を行ない、そ
の後バンド幅分の紙送りを行なうように記録してもよ
い。
【0031】図12は、具体例における各スキャンによ
る記録色と記録媒体に記録された色の関係の説明図であ
る。図中、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイエロー、
Rはレッド、Bはブルーを示している。図10に示した
記録画像を、図11に示したようなスキャン方法により
記録を行なう。このとき、図10に示した画像では、単
色と2次色が用いられているので、2スキャンにより記
録を行なう。ここでは、1スキャン目で単色を50%、
2次色を各色50%で記録し、2スキャン目で単色を1
00%、2次色を各色25%で記録する。あるいは、こ
の逆順で記録する。まず、1スキャン目では、シアン5
0%とレッド50%を記録する。レッド50%の記録
は、イエロー50%とマゼンタ50%を重ねて記録す
る。
【0032】2スキャン目では、1バンド目の上部に
は、シアン100%とレッド25%の記録を行なう。レ
ッド25%の記録は、イエロー25%とマゼンタ25%
を重ねて記録する。記録するドットは、1スキャン目で
記録しなかったドットが選択される。この領域には、1
スキャン目ですでにシアン、レッドが50%記録されて
いるので、この2スキャン目により、1スキャン目に記
録された画像とともに、シアン150%、レッド75%
の記録が行なわれたことになる。レッド75%が記録さ
れた領域には、イエローとマゼンタが75%ずつ記録さ
れており、インク量は150%となり、シアンと同様の
濃度で記録される。また、この2スキャン目では、1バ
ンド目の下部にも記録を行なう。このとき、1バンド目
の上部と同様に、シアン100%、レッド25%の記録
を行なう。シアン50%、レッド50%となるように記
録してもよいが、1回のスキャンで記録する間引き画像
は記録ヘッドの上下とも同じ方式を用いた方が効率よく
また簡単に処理を行なうことができる。
【0033】3スキャン目では、シアン50%、レッド
50%を記録する。これにより、1バンド目の下部に
は、2スキャン目で記録されたシアン100%とレッド
25%とともに、シアン150%、レッド75%が記録
されたことになる。また、2バンド目の上部にも、シア
ン50%、レッド50%が記録される。4スキャン目
は、2スキャン目と同様である。
【0034】5スキャン目では、2バンド目の下部と3
バンド目の上部に記録を行なう。3バンド目の上部から
は、2次色のレッド、ブルーと、単色のイエローを記録
する。このとき、2バンド目の下部の記録割合と同じ割
合、すなわち、50%で記録する。ブルーは、マゼンタ
とシアンを重ねて記録する。6スキャン目では、3バン
ド目の上部及び下部に、ブルー、レッドを25%、イエ
ロー100%で記録を行なう。これにより、3バンド目
の上部には、ブルー、レッドが75%、イエローが15
0%記録されたことになる。ブルーは、マゼンタの75
%パターンとシアンの75%パターンが重ねて記録され
るので、インク量は150%となり、イエローとほぼ同
様の濃度で記録を行なうことができる。7スキャン目で
は、4バンド目の上部でレッドがなくなるのみであり、
各50%のパターンで記録が行なわれる。
【0035】このように、レッド、ブルーの各2次色の
領域では、2次色を構成する各色が75%のパターンで
記録されるため、インク量は150%となり、また、単
色も150%で記録される。そのため、従来のように単
色と2次色の間で濃度差が発生せず、単色、2次色とも
ほぼ同じ濃度で記録することができ、高画質の記録画像
を得ることができる。
【0036】上述の間引きデータの作成例では、2×2
画素を用い、フィルタによりドットを間引くことにより
75%、50%、25%等のドットパターンを作成して
いる。しかし、これに限らず、3×3や4×4等、もっ
と大きなサイズのフィルタを用いて濃度をコントロール
することもできる。このような大きなサイズのフィルタ
を用いた場合、同じ濃度でも多数のドットパターンを用
いることが可能となる。上述の2×2の大きさのフィル
タによって間引かれた画像は、ある場合にはモアレを発
生することもあるが、多数のドットパターンを交換しな
がら適用してゆくと、モアレ等を防ぐことができる。ま
た、記録媒体の種類により、各ドットパターンを変更す
るように構成することもできる。どのドットを記録し、
どのドットを記録しないかは、あらかじめ決めておくこ
ともできるし、乱数などにより決定することもできる。
さらに、フィルタのサイズも変更可能に構成することが
できる。これらの変更は、コントロールパネル29や、
ホスト装置31からのコマンド等により行なえるように
構成可能である。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、インクを過剰に吐出することなく、また、単
色と2次色の濃度差を少なくし、あるいはほぼ同一とす
ることができるので、濃度ムラや、ブリーディングなど
の画質劣化を伴うことなく、また、インクを余分に消費
することなく、印字品質を向上し、高品質の記録画像を
得ることができるという効果がある。また、2スキャン
で記録を行なう場合に、ノズル幅の半分の紙送りを行な
うことにより、通常の記録動作で発生するバンド境界の
白スジや、ヘッドの噴射方向性の乱れを吸収することが
できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像記録装置の一実施例を示す概略
構成図である。
【図2】 キャリッジ付近の一例を示す概略図である。
【図3】 本発明のインクジェット記録装置の一実施例
における制御系を示すブロック図である。
【図4】 記録用紙上に形成されるドットの説明図であ
る。
【図5】 記録データの間引きに用いるフィルタの一例
の説明図である。
【図6】 間引きパターンを作成する回路構成の一例を
示す回路図である。
【図7】 モード信号による間引きパターンの選択の一
例の説明図である。
【図8】 間引きパターンによる記録ドットの一例の説
明図である。
【図9】 記録する色に応じた記録方法による記録ドッ
トの一例の説明図である。
【図10】 記録画像の一例の説明図である。
【図11】 記録ヘッドと記録領域の関係の説明図であ
る。
【図12】 具体例における各スキャンによる記録色と
記録媒体に記録された色の関係の説明図である。
【符号の説明】
1…キャリッジ駆動モータ、2…タイミングベルト、3
…記録ヘッド、4…キャリッジ、5…インクタンク、6
…キャリッジガイド、7…ケーブル、8…記録用紙、9
…紙送りモータ、10…フィードロール、11…エンコ
ーダフィルム、21…CPU、22…I/Fドライバ
ー、23…ROM、24…RAM、25,26…モータ
ドライバー、27…印字タイミング生成回路、28…セ
ンサ部、29…コントロールパネル、30…ヘッドドラ
イバー、31…ホスト装置、32…キャリッジモータ、
33…紙送りモータ、34…ヘッド、41…50%フィ
ルタ、42…25%フィルタ、43,44…AND回
路、45…OR回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 3/04 104 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報にしたがって記録液滴を被記録
    媒体に対して噴射することにより記録を行なう画像形成
    装置において、複数の記録ヘッドと、該記録ヘッドによ
    り同一領域に重ねて記録を行なう場合に前記記録情報を
    間引いた間引き記録情報を作成し前記記録ヘッドに記録
    を行なわせる制御手段を有することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 複数の記録ヘッドを有し、記録情報にし
    たがって記録液滴を被記録媒体に対して噴射することに
    より記録を行なう画像形成装置における画像形成方法に
    おいて、同一領域に重ねて記録を行なう場合に、前記記
    録情報を間引いた間引き記録情報を作成し、作成した間
    引き記録情報に従い前記記録ヘッドにより記録を行なう
    ことを特徴とする画像形成方法。
JP21339194A 1994-09-07 1994-09-07 画像形成装置および画像形成方法 Pending JPH0872314A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003175595A (ja) * 2001-09-07 2003-06-24 Hewlett Packard Co <Hp> バーコードのプリント方法
JP2013546010A (ja) * 2010-10-07 2013-12-26 オセ−テクノロジーズ・ベー・ヴエー 印刷画像のマーキング材料の量を調節する方法

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