JPH0873086A - 搬送用ロール - Google Patents

搬送用ロール

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JPH0873086A
JPH0873086A JP6212698A JP21269894A JPH0873086A JP H0873086 A JPH0873086 A JP H0873086A JP 6212698 A JP6212698 A JP 6212698A JP 21269894 A JP21269894 A JP 21269894A JP H0873086 A JPH0873086 A JP H0873086A
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outer cylinder
inner cylinder
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Shinji Fujino
眞司 藤野
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 複数の貫通孔6をほぼその全長に亘って有す
る非回転状態に固定された内筒2に、外筒19を回転自
在に外装するとともに、この内筒2の内部空間4から貫
通孔6を介して隙間22に空気を吐出するようにした。 【効果】 内筒2と外筒19の隙間22に吐出した空気
21の静圧で外筒19が回転自在に浮上・支持されるの
で、外筒19が回転する際の抵抗は殆ど無い。したがっ
て、金属箔や樹脂フィルム等の低張力材料を搬送するこ
とができる。また、外筒19は、その全長にわたって空
気の静圧で浮上・支持されるので外筒19に撓みが発生
することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属箔や樹脂フィルム
等の帯状材料を低張力の状態で支持して搬送する搬送用
ロールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属箔や樹脂フィルム等の帯状材
料の搬送用ロールとして、ロールの両端部を軸受で支持
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成の搬送用ロールは、軸受の抵抗により帯状材料に無理
な力がかかるので、樹脂フィルム等の低張力材料に使用
する場合、破断や亀裂が発生するという問題点があっ
た。これに対して、搬送用ロールを駆動装置で回転さ
せ、軸受の抵抗を低下させて低張力材料の搬送用ロール
として使用することもできるが、ロールの本数が増加す
るに従って各ロールの速度を同一に調節するのが難し
く、その調整に多大な設備と費用を要するという問題点
があった。
【0004】また、幅の広い材料を搬送するための長尺
の搬送用ロールでは、撓みが大きく、材料が安定して搬
送できないという問題点があった。これを防止するた
め、ロールの厚みを増加したり、ロールの材質を変更し
てロールの強度を高める方法が取られているが、搬送用
ロールの重量が増加し、軸受けの抵抗が増加するという
問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
問題点を解決するためになされたもので、複数の貫通孔
をほぼその全長に亘って有する非回転状態に固定された
内筒に対し所定の隙間をもって外筒を回転自在に外装す
るとともに、上記内筒の内部空間から貫通孔を介して上
記隙間に流体を供給することにより上記外筒を浮上・支
持している。
【0006】また、上記外筒を複数の筒体に分割しても
よいし、上記内筒の内部空間を長手方向に伸びる仕切り
壁で複数の室に分割してもよい。
【0007】
【作用】上記構成の搬送用ロールでは、流体供給装置か
ら供給された流体が内筒の貫通孔から吐出して内筒と外
筒との隙間に静圧を発生させ、この静圧で外筒を浮上・
支持する。
【0008】また、複数の外筒を設けた搬送用ロールで
も同様に、各外筒が、外筒と内筒の隙間に侵入した流体
の静圧により浮上・支持される。
【0009】さらに、内筒の内部空間を複数の室に分割
した搬送用ロールでは、各室に供給する流体の量を調節
して、帯状材料が支持される部分に対向する外筒と内筒
の隙間の静圧を高めて帯状材料を確実に支持して搬送す
る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明に係る第1の実施例の搬
送用ロール1を示している。この搬送用ロール1は、内
筒2を備えており、図2,3に示すように、内筒2のほ
ぼ全長に亘ってその内部空間4に連通する貫通孔6が一
定のパターンで複数設けてある。また、内筒2の一方の
開口部7は閉塞板8で塞がれている(図4参照)。
【0011】内筒2の両端部9,10には、リング形状
の圧力調整リング11,12が設けてある。また、上記
閉塞板8は固定台15に取り付けられており、内筒2の
もう一方の開口部13近傍には固定台16が設けてあ
る。したがって、これら固定台15,16により内筒2
は非回転状態に支持される。そして、上記開口部13に
は流体供給装置である空気供給装置17が接続され、内
部空間4に空気が供給されるようになっている。
【0012】また、上記内筒2には、この内筒2よりも
大径で、やや短い長さを有するアルミニウムまたは薄肉
ステンレス材料等からなる外筒19を回転自在に外装し
てある。
【0013】上記構成からなる搬送用ロール1では、空
気供給装置17から空気が矢印21のように内部空間4
に供給されると、貫通孔6を通過して内筒2と外筒19
の隙間22に吐出し、外筒19の両端部と圧力調整リン
グ11,12とで形成された通路23,24からそれぞ
れ排出される。この際、上記隙間22には静圧が発生
し、外筒19はこの静圧で浮上・支持される。なお、空
気は、通路23と24から同一量が排出するので、外筒
19は通路23と24の間隔が等しくなる位置で内筒2
から浮上・支持される。
【0014】このように、外筒19を空気の静圧で回転
自在に浮上・支持した状態で、例えば、図1に示すよう
に、帯状材料27を外筒19で支持して搬送する。この
際、外筒19は、その全長にわたって上記静圧で浮上・
支持されるので、外筒21の長さが長い場合でも、撓み
が発生することはない。また、外筒19は、その回転を
妨げる抵抗が殆ど無いので、金属箔シートやフィルム等
の低張力材料を破断させることなく安定して搬送するこ
とができる。
【0015】また、本発明に係る第2の実施例の搬送用
ロール29を図5に示す。搬送用ロール29について、
上記搬送用ロール1と同一部材については同一符号を付
して説明を省略する。この搬送用ロール29は、外筒1
9を19aと19bとに2つに分割して構成してある。
この場合、分割された外筒19aと19bの間には、新
たに圧力調整リング28を設けることが望ましい。な
お、外筒19の分割数は2つに限るものではなく、必要
に応じて分割数を増やしてもよい。上記外筒19aと1
9bは、上述の外筒19と同様に、隙間22に発生した
静圧により浮上・支持される。
【0016】上記搬送用ロール29では、2条の幅の狭
い帯状材料を外筒19aと外筒19bとでそれぞれ支持
して搬送することができる。また、圧力調整リング28
の高さを外筒19a,19bの外周よりも低く設けれ
ば、外筒19aと外筒19bとで1条の幅の広い帯状材
料27を支持して搬送することができる。
【0017】さらに、図6に示すように、上記搬送用ロ
ール29を、圧力調整リング28に対向する内筒2の内
部に仕切り壁18を設けるとともに、閉塞板8に開口部
8′を設け、この開口部8′に空気供給装置17′を接
続する構成としてもよい。上記構成によれば、仕切り壁
18で仕切られた内部空間4aと4bとに空気供給装置
17と17′からそれぞれ空気を供給することができる
ので、必要に応じて外筒19aまたは19bもしくは両
方の外筒19a,19bを浮上・支持することができ
る。
【0018】次に、本発明に係る第3の実施例を図7に
示す。この搬送用ロール30は、内筒31を備え、この
内筒31には、その内部空間34に連通する貫通孔36
が一定のパターンで複数設けてある。
【0019】内筒31の一方の端部37は閉塞板38で
塞がれており、もう一方の端部39には円形リング40
が設けてある。上記閉塞板38と円形リング40には、
内筒31よりも小さい径を有する支持ロール43と44
とが上記内筒31と同軸上にそれぞれ取り付けられ、そ
れぞれ支持台41と42に支持され、内筒31を非回転
状態に支持している。
【0020】支持ロール44の開口部46から内筒31
の閉塞板38に向かって、仕切り壁49が装入されてい
る。この仕切り壁49は内部空間34を上部空間47と
下部空間48とに仕切るように内筒31の内周に接触し
て設けてある。仕切り壁49で仕切られた支持ロール4
4の上部空間51と下部空間52にはそれぞれバタフラ
イ弁53と54が設けてある。また、上記開口部46に
は空気供給装置50が接続してあり、内部空間34に空
気が供給されるようになっている。
【0021】上記内筒31には、上記内筒31よりもや
や大きい径とやや長い長さを有する外筒55が回転自在
に外装してある。また、外筒55の両端部には、圧力調
整リング58と59が設けてあり、外筒55と内筒31
との隙間56の終端部73,74に通路70,71を形
成している。なお、上記外筒55の材質はアルミニウム
または薄肉ステンレス材料等が使われている。
【0022】上記構成からなる搬送用ロール30では、
空気供給装置50から空気が矢印63のように内部空間
34に供給されると、貫通孔36を通過して内筒31と
外筒55の隙間56に吐出し、上記通路70、71から
それぞれ排出される。この際、上記隙間56には静圧が
発生し、外筒55はこの静圧で回転自在に浮上・支持さ
れる。また、外筒55は上記隙間56に発生した静圧に
より、円形リング40と圧力調整リング59の隙間と、
閉塞板38と圧力調整リング58との隙間が等しくなる
位置で安定して浮上・支持される。
【0023】さらに、搬送用ロール30では、バタフラ
イ弁53と54の角度を調節して上部空間47と下部空
間48とに供給される空気の量を変化させることができ
る。このようにすれば、仕切り壁49で仕切られた上部
空間47と下部空間48とに圧力差が発生するので、上
部空間47に対向する上部隙間56aと下部空間48に
対向する下部隙間56bの静圧にも差が発生し、外筒5
5は内筒31に対して偏心して浮上・支持される。
【0024】例えば、外筒55の上部65で高張力材料
を支持して搬送する場合、外筒55の上部65には強い
圧力がかかるので、上部隙間56aを高い静圧に維持す
る。これには、バタフライ弁53を調節して上部空間4
7に流入する空気の流入量を増加させ、上部空間47に
連通する貫通孔36から空気を多く吐出して上部隙間5
6aの静圧を高めればよい。なお、外筒55の上部65
に常時強い圧力がかかる場合、上部空間47に連通する
貫通孔36の面積を大きくして上部隙間56aに空気を
多く吐出させて、この上部隙間56aの静圧を常に高く
維持してもよい。
【0025】また、図8に示すように、圧力調整リング
58,59に替えて、リング状の羽根67(他方は図示
せず)を設ければ、空気の排出によって外筒55を回転
させることができる。さらに、固定台41に軸68を介
してカムフロア型ベアリング69を設ければ、外筒55
が偏心して浮上・支持された際に、このベアリング69
で外筒55を補助的に支持することができる。
【0026】さらに、図9に示すように、外筒55の外
周、または外筒55の内周に圧接可能なブレーキ機構7
3を設ければ、外筒55の回転を瞬時に停止することが
できる。なお、上述した第1〜4の実施例では、外筒5
5を浮上・支持する流体に空気を用いたが、上記流体は
空気に限らず、水,油等でもよい。また、上記流体を加
熱してオーブン内に設置された搬送用ロールに使用すれ
ば、オーブン内の雰囲気が低下せず、加熱処理の効率が
向上する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る搬送用ロールによれば、内筒と外筒の隙間に吐出
した流体の静圧で外筒が回転自在に浮上・支持されるの
で、外筒が回転する際の抵抗は殆ど無い。したがって、
外筒で支持されて搬送される帯状材料に無理な力がかか
らないので、金属箔や樹脂フィルム等の低張力材料を搬
送することができる。また、外筒は、その全長にわたっ
て流体の静圧で浮上・支持されるので撓みが発生するこ
とはない。これにより、帯状材料は安定して搬送され
る。
【0028】また、内筒の内部空間を仕切り壁で複数の
室に分割した搬送用ロールは、帯状材料が支持される部
分に対向する外筒と内筒の隙間の静圧を高めることがで
きる。したがって、帯状材料が高張力材料であっても、
外筒は内筒から浮上・支持され、帯状材料を確実に搬送
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る搬送用ロールの斜視図である。
【図2】 図1のII−II線断面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図1の右側面図である。
【図5】 本発明に係る第2の実施例の断面図である。
【図6】 仕切り壁を設けた本発明に係る第2の実施例
の断面図である。
【図7】 本発明に係る第3の実施例の断面図である。
【図8】 羽根を設けた第3の実施例の部分断面図であ
る。
【図9】 ブレーキ機構を設けた第4の実施例の縦断面
図である。
【符号の説明】
1…搬送用ロール、2…内筒、11,12…圧力調整リ
ング、17…空気供給装置、19…外筒、22…隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔をほぼその全長に亘って有
    する非回転状態に固定された内筒に対し所定の隙間をも
    って外筒を回転自在に外装するとともに、上記内筒の内
    部空間から上記貫通孔を介して上記隙間に流体を供給す
    ることにより上記外筒を浮上・支持したことを特徴とす
    る搬送用ロール。
  2. 【請求項2】 上記外筒を複数の筒体に分割したことを
    特徴とする請求項1に記載の搬送用ロール。
  3. 【請求項3】 上記内筒の内部空間を長手方向に伸びる
    仕切り壁で複数の室に分割したことを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の搬送用ロール。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003502245A (ja) * 1999-06-16 2003-01-21 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 区画されたバキュームロール
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CN103511442A (zh) * 2013-09-10 2014-01-15 苏州安洁科技股份有限公司 一种精确定位的走料辊组件
JP2022145167A (ja) * 2021-03-19 2022-10-03 極東産機株式会社 壁紙糊付機
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