JPH0873198A - 重量物運搬方法 - Google Patents

重量物運搬方法

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Publication number
JPH0873198A
JPH0873198A JP21013894A JP21013894A JPH0873198A JP H0873198 A JPH0873198 A JP H0873198A JP 21013894 A JP21013894 A JP 21013894A JP 21013894 A JP21013894 A JP 21013894A JP H0873198 A JPH0873198 A JP H0873198A
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JP
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Application number
JP21013894A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Sato
潔 佐藤
Yoshinori Hirota
喜則 広田
Masahito Sado
昌仁 佐度
Isao Yoshida
勲 吉田
Osamu Ogawa
治 小川
Hiroshi Goko
洋 郷古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Industry and Control Solutions Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 傾斜面を通過する重量物の積降しを含めて運
搬を容易にした重量物運搬方法を提供する。 【構成】 上部受台5に連結したガイドレール7Aから
成る案内装置7を階段等の傾斜面に配置し、ガイドレー
ル7Aを転動する複数の車輪10を持つ運搬台車9に電
動チェーンブロック11を搭載し、運搬台車9に任意の
角度に傾斜可能な水平荷台9Bを構成し、水平荷台9B
の重量物側を下げて傾斜させると共に、先端側に案内手
段25を配置し、電動チェーンブロック11の索状体8
の自由端を重量物1に連結し、電動チェーンブロック1
1を作動させて索状体8を巻き取りながら水平荷台9B
に重量物1を搭載させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は重量物を階段等の傾斜面
に沿って運搬する重量物運搬方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、階段等の高低差のある傾斜面で使
用する重量物運搬方法は、上階の壁もしくは床にアンカ
ーボルトを打設し、このアンカーボルトによってチェー
ンブロックを支持し、このチェーンブロックに下方に配
置した重量物を連結し、その後、チェーンブロックを操
作して重量物を上方部に引き上げていた。しかしなが
ら、このような重量物の運搬によって壁もしくは床に損
傷を与えるため、運搬作業が終了した後、これを修復し
なければならず、作業全体に多大な労力と時間を必要と
していた。
【0003】そこで、特開昭63−300100号公報
に記載のように、機械室まで通じる階段を走行するよう
に構成した運搬台車を用い、この運搬台車にエレベータ
用制御盤等の重量物を搭載して階段から機械室へと搬入
する重量物運搬装置が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の重
量物運搬装置は、階段に沿って一対のレールを敷設し、
このレールに沿って走行可能な運搬台車を配置し、レー
ルの上方部に設けた電動ウインチからのワイヤーロープ
を運搬台車に連結し、運搬台車上に重量物を搭載した
後、電動ウインチを作動させてワイヤーロープを巻取り
ながらレールに沿って運搬台車を走行させるようにして
いたため、階段部分の移動は運搬台車の使用によって容
易になったが、運搬台車上に重量物を搭載したり運搬台
車上の重量物を降ろす作業は、依然として作業員を動員
して行なわなければならず、多くの時間と労力を必要と
していた。
【0005】本発明の目的とするところは、傾斜面を通
過する重量物の積降しを含めて運搬を容易にした重量物
運搬方法を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、運搬台車に重量物を搭載し、傾斜面の上下
方向に延びた案内装置を設け、この案内装置に沿って上
記運搬台車を走行させて上記傾斜面を運搬した後、上記
運搬台車から上記重量物を降ろす重量物運搬方法におい
て、上記運搬台車は、巻取り手段を有すると共に、上記
案内装置に沿って走行可能な移動台と、この移動台に対
して所定の傾きを保持可能な水平荷台とから構成し、上
記水平荷台の上記重量物側を低く傾斜させて案内手段を
配置し、上記巻取り手段の索状体を上記重量物に連結し
て巻取りながら上記重量物を上記案内手段を介して上記
水平荷台上に搭載し、次いで、上記水平荷台をほぼ水平
に保持しながら上記案内装置に沿って上記運搬台車を走
行させ、その後、上記水平荷台の上記重量物を降ろす側
を低く傾斜させて上記案内手段を配置し、上記巻取り手
段の上記索状体を上記重量物に連結して送り出しながら
上記重量物を上記案内手段を介して降ろすようにしたこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明による重量物運搬方法は、上述の如く重
量物を運搬する運搬台車に、水平荷台を構成すると共に
巻取り手段を設け、重量物を積み込む場合、巻取り手段
の索状体を重量物に連結し、索状体を巻き取りながら重
量物を水平荷台上に搭載するようにし、また傾斜面にお
いては、傾斜面に案内装置を設置した後、巻取り手段の
索状体を傾斜面の上部階の適当な位置に固定して巻き取
って運搬台車を案内装置に沿って走行させ、さらに重量
物を降ろす場合は、積載時とは逆に行なって重量物を水
平荷台から降ろすようにして、巻取り手段と水平荷台の
特徴を重量物の積降し時にも活用して運搬を容易にし、
また作業員の労力を軽減することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明の一実施例による重量物運搬方法を採
用する重量物運搬装置を示す側面図である。階段2とし
て示す傾斜面には案内装置7が配置され、この案内装置
7は、階段2に配置された一対のガイドレールや板状敷
部材等から成る案内部7Aと、案内部7Aの上方部に設
けた上部受台5と、また案内部7Aの下方部および案内
部7Aの中間に離散的に設けられて階段の各ステップへ
の支持を行なう支持装置6とを有して構成されている。
この案内装置7の上部受台5は、その拡大図である図2
に細述したように、階段2の最上階の角部に配置した略
L字状の鋼材から成り、その下面には滑り防止用ゴム板
5Cを配置して上部階の水平床部4に密着させ、上部受
台5の両側に一体的に形成した取付け部5Dにそれぞれ
ボルト等の連結手段5Bによってガイドレール7Cの上
端を連結している。また上部受台5の中央部には、上部
階の水平床部4に位置して階段2から遠ざかる方向に延
びた支持部材5Eを設け、この支持部材5Eの端部にチ
ェーン等の索状体8を固定する固定手段5Aを設けてい
る。さらに上部受台5には一対の支持装置30が連結さ
れ、頭部のボルト31を回転させることによって上下動
する足部32を最上段のステップに保持させて上部受台
5を安定的に保持している。
【0009】また支持装置6は、その拡大図である図3
および図4に示すように構成されている。つまり、階段
のステップに設置される支持部6Aの一端に受け部6B
の一端を回動可能に連結し、受け部6Bの他端には高さ
調節装置の可動部6Eが可回転的な連結軸6Fによって
連結されている。高さ調節装置の固定部6Dは、支持部
6Aに固定されると共に可動部6Eとねじ連結されてお
り、可動部6Eの回転によって可動部6Eを上下動させ
ることができ、これによって受け部6Bの傾斜角度を任
意に設定することができる。従って、階段2の傾斜角度
に応じて高さ調節装置の可動部6Eを調整し、後述する
運搬重量物の重さに応じて支持装置6の数を選定してガ
イドレール7Cをステップへ安定的に保持することがで
きる。受け部6Bには複数のねじ孔6Cが形成されてお
り、ガイドレール7Cに形成した貫通孔を介して皿ビス
6Gが螺合してガイドレール7Cと支持装置6を連結す
るようにしている。この複数のねじ孔6Cはガイドレー
ル7C側に形成しても良く、階段2のステップに合わせ
て支持装置6を配置し、それぞれの支持装置6をガイド
レール7Cに連結できるよう連結位置を調整可能に構成
すれば良い。
【0010】このような案内装置7は、階段2の長さに
応じてその軸方向長さを自由に調節できるように構成す
ると良い。例えば、複数のガイドレールをスライド可能
に構成すると共に、その重複部にそれぞれ長円孔を形成
し、任意の軸方向長さを選定した後、長円孔に挿入した
ボルトを締め付けて連結固定することによって軸方向長
さを自由に調節することができる。階段2に案内装置7
を付設する場合、上部受台5においてガイドレール7C
との連結をなしている連結手段5Bを緩め、それぞれ上
部階の水平床部4に滑り防止用ゴム板5Cが密着するよ
うにし、次に複数の支持装置6の可動部6Eの高さを調
整してガイドレール7Cの支持位置を決め、その後、連
結手段5Bを締め付ければ良い。
【0011】上述の案内装置7の案内部7Aに沿って移
動する運搬台車9は、図1に示すようにガイドレール7
C上を走行する複数の車輪10を下部に有する移動台9
Aと、この移動台9A上に連結されて重量物1を搭載す
る水平荷台9Bとから成る。この水平荷台9Bは詳細を
後述する水平調整装置12によって常にほぼ水平に保持
することが可能であり、また移動台9Aには索状体8を
有する巻取り手段、例えば電動チェーンブロック11が
搭載されている。
【0012】この運搬台車9の詳細を部分断面斜視図お
よび側面図である図5および図6を用いて説明する。運
搬台車9の移動台9Aに搭載した電動チェーンブロック
11の索状体8の自由端は、移動台9Aの後部、つまり
下部階の水平床部3側に設けたガイドローラ15A,1
5Bを介して移動台9Aの下部に導き、さらに移動台9
Aの前部に導き、その後、案内装置7の上部受台5に設
けた固定手段5Aに連結するようにしている。従って、
電源に接続した電動チェーンブロック11の図示しない
遠隔操作スイッチを操作して索状体8を巻き取る方向に
電動チェーンブロック11を作動すると、移動台9Aは
電動チェーンブロック11によって索状体8を巻き取り
ながら案内装置7の案内部7Aに沿って下部階の水平床
部3から上部階の水平床部4へと移動することになる。
このときの移動台9Aは、その下部に設けた複数の車輪
10が転動することによってガイドレール7Cに沿って
案内されて行く。車輪10としては図7に示すようにキ
ャスタを用い、任意の進行方向を容易に選定できるよう
にして階段2のように方向が頻繁に変化する場合の追従
性を高めている。しかしながら、これは反面、脱輪する
ことなくガイドレール7Cに沿う走行性を悪くする可能
性がある。そこで、図7に示すように移動台9Aに可回
転的に取付けたキャスタ支持部33に少なくとも一つの
貫通孔等の係合部33Aを形成し、キャスタ車輪10が
直進方向にあるときの係合部33Aに対応する位置の移
動台9Aに貫通孔等の係合部を形成し、ガイドレール7
Cに沿ってキャスタ車輪10が走行するようにした後、
合致した係合部33Aと移動台9Aの係合部間に連結ピ
ン34を差し込み、キャスタ車輪10の走行方向を固定
するようにしている。
【0013】また運搬台車9には、傾斜面で重量物1を
ほぼ水平状態に維持する水平調整装置12を有する水平
荷台9Bが構成されており、上述の図5および図6を用
いて説明する。重量物1を載せる水平荷台9Bのほぼ中
央部よりも多少前方には、移動台9Aに一端を固着した
一対の支持支柱13の他端がピン連結によって揺動可能
に連結されている。従って、水平荷台9Bは移動台9A
の状態と無関係にほぼ水平にすることが可能になる。し
かし、ほぼ水平にした水平荷台9Bの同状態を保持する
ことはできないので、水平荷台9Bの下部に受け面17
Bを面接触させた支持体17を配置し、この支持体17
の下端部に係合部17Aを一体的に設け、この係合部1
7Aを可動螺合体18の軸18Aに可回転的に係合さ
せ、可動螺合体18をスクリュー軸19に螺合させてい
る。このスクリュー軸19は、運搬台車9の進行方向に
その軸を合わせて配置され、その両端部を移動台9Aに
可回転的に保持されている。従って、このスクリュー軸
19を回転することによって可動螺合体18を軸方向の
前後に移動させることができ、この可動螺合体18の移
動は軸18Aを介して支持体17の下端部を移動させる
ことになり、結果として支持体17の受け面17Bに所
定の傾きを与えることができる。この調整された傾きを
有する受け面17Bで水平荷台9Bの下部を面接触させ
て支持すると、水平荷台9Bは移動台9Aの状態とは無
関係に所定の傾きを有することになり、このようにして
水平荷台9Bを常にほぼ水平に保持することができる。
スクリュー軸19の回転は、カップリング20を介して
接続した駆動モータ21によって与えるようにしてい
る。
【0014】次に、上述した案内装置7と運搬台車9か
ら成る重量物運搬装置を用いてエレベータ用制御盤、電
動機、巻上機などの重量物1を運搬しようとする場合に
ついて説明する。先ず、重量物1を運搬台車9に載置す
る作業は、電源に接続した駆動モータ21の図示しない
遠隔操作スイッチを操作しながら駆動モータ21を回転
させて、カップリング20を介してスクリュー軸19を
回転させ、スクリュー軸19に螺合して位置保持した可
動螺合体18を図6の右方へ移動させて行なう。する
と、支持体17は係合部17Aが係合した可動螺合体1
8の軸18Aを中心にして反時計方向に所定角度回転
し、その受け面17Bに傾斜が付けられる。この受け面
17B全体でその下部を受けるように水平荷台9Bを傾
けると、水平荷台9Bの左方が前下がりに傾斜する。こ
の傾斜した水平荷台12の前方に図9に示すように二本
のレール等の積降し用案内手段25を設置して、電動チ
ェーンブロック11の索状体8の自由端をガイドローラ
15Aに、次いで、水平荷台9Bの右端部に設けたガイ
ドローラ9Cに掛けながら水平荷台9Bの上部を通過さ
せて重量物1に連結する。その後、遠隔操作スイッチを
操作して索状体8を巻き取る方向に電動チェーンブロッ
ク11を作動すると、重量物1は案内手段25を介して
水平荷台9Bに搭載される。その後、案内手段25を除
去し、駆動モータ21を上述の場合と逆方向に回転させ
て水平荷台9Bがほぼ水平となるように戻して、傾斜部
である階段2の下部階の水平床部3へと移動して行く。
【0015】一方、階段2においては、図1に示すよう
にガイドレール7Cを上部受台5および支持装置6によ
って支持して案内装置7を設置する。尚、詳細な図示を
省略しているが、一対のガイドレール7C間の間隔を規
制した方が望ましい場合は、一対のガイドレール7Cに
おける下部階側間を間隔規制部材を介して連結すると良
い。下部階の水平床部3では、重量物1から索状体8を
解き、今度は図5および図8に示すようにガイドローラ
15A、ガイドローラ15Bに係合させながら移動台9
Aの下部を通過させ、さらに移動台9Aの前方に設けた
ガイドローラ15Cに係合させながら索状体8の自由端
を導出し、図1に示した案内装置7の上部受台5に設け
た固定手段5Aにその先端を連結する。このとき図8に
示すように車輪10を一対のガイドレール7Cの軸方向
に合わせ、図7で説明したように走行方向を固定し、ガ
イドレール7Cからの脱輪を防止する。この状態で、図
示しない遠隔操作スイッチを操作して索状体8を巻き取
る方向に電動チェーンブロック11を作動すると、運搬
台車9は電動チェーンブロック11によって索状体8を
巻き取りながら、案内装置7のガイドレール7Cに沿っ
て下部階の水平床部3から上部階の水平床部4へと移動
し、移動台9Aは図1の状態となる。
【0016】このとき水平荷台9Bも移動台9Aと共に
徐々に後下がりとなって水平でなくなってしまうので、
図5および図6で説明したように駆動モータ21を回転
させ、カップリング20を介してスクリュー軸19を回
転させ、スクリュー軸19に螺合して位置保持した可動
螺合体18を図6の右方へと移動させる。すると、支持
体17は係合部17Aが係合した可動螺合体18の軸1
8Aを中心にして反時計方向に所定角度回転し、その受
け面17Bに傾斜が付けられると共に、この受け面17
B全体でその下部を受けた水平荷台9Bも同時に傾斜が
付けられ、水平荷台9Bの上部階の水平床部4側が前下
がりに傾斜する。しかし、移動台9Aの上部階の水平床
部4側が前下がりに傾斜しているため、図1に示すよう
に水平荷台9Bはほぼ水平に保たれることになる。移動
台9Aの全ての車輪10がガイドレール7Cに乗り上げ
るまで、水平荷台9Bは連続的に傾くので、図示しない
遠隔操作スイッチを操作しながら駆動モータ21を回転
させて上述の補正を継続的に行なって水平荷台9Bをほ
ぼ水平に保持する。
【0017】さらに移動が進むと、今度は運搬台車9の
前方の車輪10がガイドレール7Cを過ぎ、後方の車輪
10のみがガイドレール7Cを転動するようになり、後
方の車輪10もガイドレール7Cを通過するまで徐々に
水平荷台12は前下がりになってしまう。そこで、今度
は遠隔操作スイッチを操作しながら駆動モータ21を上
述の場合とは逆方向に回転させて、支持体17に時計方
向の回転を与え、この状態でも継続的に水平荷台9Bが
ほぼ水平になるように保持する。
【0018】電動チェーンブロック11による索状体8
の巻き取りが進むと、前方の車輪10および後方の車輪
10がガイドレール7Cの上端部を越えて上部階の水平
床部4まで移動させることができる。これは、運搬台車
9の後方、つまり下部階の水平床部3側にガイドローラ
15A,15Bを設け、このガイドローラ15A,15
Bに索状体8を掛けた後、索状体8を運搬台車9の前
方、つまり上部階の水平床部4側に延ばしていること
と、索状体8の自由端を上部受台5の上部階の水平床部
4に位置する固定手段5Aに連結していることによる。
しかも、後者のように上部階の水平床部4に位置する固
定手段5Aを配置したため、この固定手段5Aに索状体
8を連結すると、重量物1によって運搬台車9およびガ
イドレール7Cには階段2側への押圧力が発生し、車輪
10の走行の安定性を高めると共にガイドレール7Cの
軸方向へのずれを防止して保持を安定化させることがで
きる。
【0019】上述のようにして運搬台車9を上部階の水
平床部4まで移動した後、索状体8を固定手段5Aから
解き、作業者が運搬台車9を押して機械室内の所定の位
置まで重量物1を運搬し、その後、重量物1を運搬台車
9から降ろす作業を行なう。これは、再び遠隔操作スイ
ッチを操作しながら駆動モータ21を回転させて、水平
荷台9Bを図9に示すように前方を下向きに傾斜させ、
その傾斜した水平荷台9Bに案内手段25を配置し、同
様に巻取り手段11の索状体8を重量物1に連結し、巻
取り手段11を索状体8が送り出されるように動作させ
ながら、案内手段25を利用して重量物1を水平荷台9
Bから滑り降ろすことにより、全ての運搬作業が終了す
る。その後は、上部受台5、案内部7Aおよび下部受台
6を単に持ち上げるだけで階段2から撤去できるので、
設置と共に撤去も簡単に行なうことができる。
【0020】上述の説明から分かるように、運搬台車9
は水平調整装置12によって階段1の傾斜面における傾
斜角度に応じて水平荷台9Bの傾きを調整することがで
きるが、この傾斜角度が大きくなると、図6に示す水平
荷台9Bの上階踊り場4側端が移動台9Aに干渉してし
まって限界が生じる。しかし、図示のように水平荷台9
Bの上階踊り場4側端の移動台9Aに対応する部分に切
欠き9Dを形成することによって、この干渉が生じる限
界の傾斜角度を大きくすることができる。
【0021】尚、上述した実施例では水平荷台9Bがほ
ぼ水平にあるか否かを作業者がその都度、重量物等を目
視して判断しているが、可動螺合体18の軸18Aと移
動台9Aの相対的な位置関係を、階段2の傾斜角度に合
わせて複数記載した確認用マーキングを設け、作業者は
図示しない遠隔操作スイッチを操作しながら駆動モータ
21を回転させて、移動台9Aに対して水平荷台9Bに
所定の傾きを付けて水平に保持するとき、可動螺合体1
8の軸18Aの位置をこの確認用マーキングにおける階
段2の傾斜角度に対応するものに合わせるだけで、水平
荷台9Bをほぼ水平にすることができる。また上述した
実施例では水平荷台9Bをほぼ水平に調整する水平調整
装置12を駆動モータ21を用いて構成したが、この水
平調整装置を手動によって構成することもできる。つま
り、スクリュー軸19を手動回転装置の回転軸と一体的
に構成し、この回転軸に設けたハンドルによってスクリ
ュー軸19を回転するようにすれば、先の実施例とほぼ
同様の効果を得ることができる。さらに、上述の各実施
例では、重量物1を下部階の水平床部3から上部階の水
平床部4に運搬する場合を説明したが、逆に、上部階の
水平床部4から下部階の水平床部3に運搬する場合にも
上述の運搬作業と逆の手順で行なうことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明による重量物
運搬方法は、重量物を運搬する運搬台車に、水平荷台を
構成すると共に巻取り手段を設け、重量物を積み込む場
合、巻取り手段の索状体を重量物に連結し、索状体を巻
き取りながら重量物を水平荷台上に搭載するようにし、
また傾斜面においては、傾斜面に案内装置を設置した
後、巻取り手段の索状体を傾斜面の上部階の適当な位置
に固定して巻き取って運搬台車を案内装置に沿って走行
させるようにし、さらに重量物を降ろす場合は、積載時
とは逆に行なって重量物を水平荷台から降ろすようにし
たため、巻取り手段と水平荷台を設けた特徴を重量物の
積降し時にも活用して運搬を容易にし、また作業員の労
力を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による重量物運搬方法を採用
した重量物運搬装置の斜視図である。
【図2】図1に示した重量物運搬装置の上部受台を拡大
して示す要部拡大図である。
【図3】図1に示した重量物運搬装置の支持装置を拡大
して示す要部拡大図である。
【図4】図3に示した支持装置の部分断面図である。
【図5】図1に示した重量物運搬装置の運搬台車を部分
断面して示す斜視図である。
【図6】図5に示した運搬台車の側面図である。
【図7】図5に示した運搬台車の要部を拡大して示す斜
視図である。
【図8】図1に示した重量物運搬装置の使用初期状態を
示す斜視図である。
【図9】図5に示した運搬台車に重量物を搭載する状態
を示す側面図である。
【符号の説明】
1 重量物 2 階段 3 下部階の水平床部 4 上部階の水平床部 5 上部受台 5A 固定手段 6 支持装置 7 案内装置 7C ガイドレール 8 索状体 9 運搬台車 9A 移動台 9B 水平荷台 11 電動チェーンブロック 12 水平調整装置 25 案内手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐度 昌仁 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 吉田 勲 茨城県勝田市堀口832番地の2 日立シス テムプラザ勝田 日立水戸エンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 小川 治 東京都葛飾区金町1丁目3番8号 日立エ レベータテクノサービス株式会社内 (72)発明者 郷古 洋 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運搬台車に重量物を搭載し、傾斜面の上
    下方向に延びた案内装置を設け、この案内装置に沿って
    上記運搬台車を走行させて上記傾斜面を運搬した後、上
    記運搬台車から上記重量物を降ろす重量物運搬方法にお
    いて、上記運搬台車は、巻取り手段を有すると共に、上
    記案内装置に沿って走行可能な移動台と、この移動台に
    対して所定の傾きを保持可能な水平荷台とから構成し、
    上記水平荷台の上記重量物側を低く傾斜させて案内手段
    を配置し、上記巻取り手段の索状体を上記重量物に連結
    して巻取りながら上記重量物を上記案内手段を介して上
    記水平荷台上に搭載し、次いで、上記水平荷台をほぼ水
    平に保持しながら上記案内装置に沿って上記運搬台車を
    走行させ、その後、上記水平荷台の上記重量物を降ろす
    側を低く傾斜させて上記案内手段を配置し、上記巻取り
    手段の上記索状体を上記重量物に連結して送り出しなが
    ら上記重量物を上記案内手段を介して降ろすようにした
    ことを特徴とする重量物運搬方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記案内
    装置に沿って上記運搬台車を走行させるとき、上記巻取
    り手段の上記索状体を、上記傾斜面の上部階の水平床面
    に位置する部分の上記案内装置に固定したことを特徴と
    する重量物運搬方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104554043A (zh) * 2013-08-30 2015-04-29 朴永赞 车辆用电动移动工作台提升装置
KR20240060937A (ko) * 2022-10-31 2024-05-08 주식회사 가치소프트 무인 운반 장치 및 이를 이용한 화물 승하차 방법

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