JPH0873276A - 磁気ヘッド用基板の製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド用基板の製造方法

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JPH0873276A
JPH0873276A JP6230393A JP23039394A JPH0873276A JP H0873276 A JPH0873276 A JP H0873276A JP 6230393 A JP6230393 A JP 6230393A JP 23039394 A JP23039394 A JP 23039394A JP H0873276 A JPH0873276 A JP H0873276A
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JP6230393A
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Akihiko Kumaki
明彦 熊木
Atsushi Ishikawa
淳 石川
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Chichibu Onoda Cement Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高さと直径の寸法比が大きい高緻密な磁気ヘ
ッド用平面基板を、焼成時の不均一収縮や反り等の変形
を著しく低減させ、優れた形状寸法精度で得る。 【構成】 平面円板形状に既成形された被焼成物を、所
望の温度圧力下で被焼成物及びカプセル材の何れとも反
応を生じない物質で被焼成物の外形状と一致する内形状
を有するよう円環及び円形平板から成る粉末成形物中に
設置することにより被焼成物を保形化させ、それらを封
入物としてガラスカプセルHIPすることにより、被焼
成物成形体原形状からの均一な相似収縮以外の反り等の
変形が殆ど見られない高緻密で均一性状の焼結基板を得
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜磁気ヘッド用非磁
性基板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドは記録密度の増大化に伴
いそのヘッド素子寸法の高集積化・高精密化が計られ、
全体としてヘッドサイズが小型化の傾向にあり、基板厚
みの益々小さいものが要求されている。一方、基板面積
はこの非磁性基板に磁性部である多層磁性膜の形成工程
並びに仕上げ研磨工程に於いて、生産性向上の観点から
より大口径寸法のものが活用される傾向にある。その結
果、ウェハ−寸法としては、高さ0.1インチ以下に対
し直径方向で数インチという寸法が要求され、その高さ
と直径方向の長さの寸法比は従来の20倍前後から50
倍以上にまで拡大されつつある。また、薄膜磁気ヘッド
用ウェハ−を得る焼結体は、極めて厳しい寸法精度に対
応する超精密加工に耐える為、その結晶組織は極力微細
かつ無気孔であること、更に、ウェハ−よりのヘッド切
出しの精密切削時に於けるチッピング、脱粒を抑制する
上で、高強度、高靱性であることが要求される。これら
の要求に対応すべく焼結体基板の製造方策としては従来
程度の、或いはそれ以下の寸法比率の焼結体を作製し、
次工程で十分な調整を施す、即ち焼結体に対し全面的な
切削及び研削加工を実施するか、予備焼成である程度の
保形強度を有する焼成塊を作製し、これを基板形状に加
工したものを熱間等方加圧(HIP)処理することで所
望形状のウェハ−を作製していく方法が行われている。
【0003】前者の場合は、ウェハ−材として通常使用
されている難焼結性原料も緻密化可能な熱間加圧、特に
ホットプレス法により焼結体が作製されている。通常
は、この焼結体にその残存気孔を消滅させる為、焼結体
表面に圧媒ガスを直接作用させる熱間等方加圧(カプセ
ルフリ−HIP)処理を行い、ウェハ−加工やヘッド活
用に十分適応できる性状を備えた焼結体にする。しかる
に、ホットプレス法は生産性が極めて低く、得られる焼
結体はかなり強固な為加工が容易ではない。又、その焼
結体組織は結晶配向する為、物理的性状もこの配向性に
基因した方向差を生じ、磁気ヘッド構成部材としての適
用段階では方向性に配慮する必要がある。
【0004】後者の場合は、常圧下での焼成を含む焼成
方法で先焼成を行い、相応の保形強度を有す焼成物を加
工して作製した平板焼成体を、ガラス若しくは金属容器
に入れ、脱気密封したカプセルをHIP処理(カプセル
HIP)するか、焼成体が約95%以上の相対密度の場
合は、直接、カプセルフリ−HIP処理を行うことで高
緻密で比較的寸法精度の良い焼結基板を製造することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に於いてより
高緻密な焼結基板を得るには、何れの方法も2度の焼成
工程を経る必要があり、とりわけ焼結体をカプセルフリ
−HIPで処理する場合は、粒成長が起こり易く、超精
密加工に適した微細組織や強度特性が得難い。そこで1
度の焼成工程で高緻密で微細な結晶組織の焼結基板を得
る方法として、所定の形状に調整された成形体をガラス
カプセル中に入れるか、所定の内形状を有するガラス容
器に原料粉末を充填封入し、カプセルHIP法で直接焼
結体を製造することが考えられる。しかし、カプセルH
IP法は、従来法に比べ造形性付与が容易でなく、保形
性がかなり劣り、特にウェハ−のような薄板形状物をニ
アネットシェイプの観点から直接、目標寸法形状の焼結
体として焼成変形を極力抑えて、焼成体加工を大幅に割
愛し、作製するのは困難である。
【0006】更に、基板直径と高さとの基板寸法比率の
拡大に伴い、焼結体変形の発生確率も高まるので、所望
の形状を得る焼結工程を中心とした形状寸法に対する制
御操作は一層困難になる。特に、反り、厚みの部位別の
差異、或いは局部的な凹凸発生等に対し、それが裸視的
に検知されないレベルであっても、例えばウェハ−仕上
げ研磨段階での平面度の矯正が不可能になることがあ
る。このように、カプセルHIP法による単一焼成工程
のみの製法は、所望形状の基板材を高い製品得率で得る
のが容易でないことから実際の生産規模での製造には適
していないとされてきた。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明はウェハ−形状
として高さと平面の直径方向のかなり大きい寸法比を有
する被焼成物平板に対し、カプセルHIP焼結法にて封
入物として型枠的機能を有し、かつ圧媒機能を備えた介
在物を同時封入することで焼結までの間、保形性の維持
を可能にした磁気ヘッド用基板焼結体の製造方法を最大
の特徴とするものである。
【0008】焼結基板を得る為の成形体被焼成物は、円
形ウェハ−製品寸法に限りなく近い焼結体寸法を直接得
るための相似的な焼成収縮率を考慮することによって設
計した寸法の平面円板形状に金型等により予備成形す
る。次いでその成形体の上面及び下面にそれぞれ接触設
置される1組の平板状スペ−サ−を作製し、成形体被焼
成物を上下に挟む。
【0009】ここで用いるスペ−サ−は、所望の高温、
高圧下で熱的、化学的に安定でカプセルガラス及び被焼
成物と反応を生じない物質、例えば高温潤滑剤として活
用されている窒化硼素のような粉末を金型成形等により
圧粉成形した未焼成物からなり、その形状としては、被
焼成物平面と同一の寸法、即ち、被焼成物円形基板の直
径と同一とし、厚みは概ね同程度とするが異なっていて
もよい。
【0010】被焼成物成形体をスペ−サ−で上下に挟ん
だ3層構造のものをそれらの側面が隙間なく接触するよ
うな内径を有し、その内径と出来るだけ均一な厚みとな
る外径の、底部を有しない外枠型としての円環形状成形
物内にはめ込む。この円環形状成形物はスペ−サ−と同
一の材質からなる粉末を成形したもので、その高さは内
壁外壁とも同一とし、被焼成物をスペ−サ−で挟んだ三
層体の厚さと概ね同程度が望ましいが、三層体がはめ込
まれた時、スペ−サ−が円環状成形物からはみ出す場合
も不安定な設置状態にならない程度の高さであれば過不
足があってもよい。
【0011】これらの設置物を入れた外枠型をガラス容
器中に収め、脱気密封したカプセルを底部を有する焼成
用鞘或いは坩堝等に設置する。焼成用鞘或いは坩堝は耐
熱性を備えた通常の焼成方法で使用されるものであれば
良く、その形状は、カプセルが設置された時にカプセル
が鞘上端から突出せず、鞘内部との空間が極力小さくな
る構造が好ましい。この鞘の材質が高温高圧下でカプセ
ルガラスと反応する場合は、事前に反応防止剤を鞘とカ
プセル間に介在させる必要がある。
【0012】カプセルは所定の圧力、温度にてHIP処
理する。加圧媒体気体種はカプセル材と反応を生じない
ものであればよい。このような方法で焼結基板はウェハ
−製品に高さ及び直径方向が限りなく近い焼結体とし
て、一度のHIP焼結により直接得ることができ、面研
磨を中心とする仕上げ研磨を施すことで、ウェハ−製品
が完成される。
【0013】
【作用】ガラスカプセルHIP法は薄膜磁気ヘッド用ウ
ェハ−材として通常用いられる粒子分散複合セラミック
スのような難焼結材料に対しても、顕著な粒成長を伴わ
ずに著しく低い気孔率まで高緻密化が十分可能である。
特に材料欠陥を嫌い、高精度寸法を得る超精密加工に対
応する為に無気孔、微細結晶組織が不可欠な磁気ヘッド
基材作製法として極めて有効である。本法は一度の焼成
工程で高緻密な焼結体が得られるので、他の焼結方法で
焼結材を作製した後にカプセルフリ−HIP処理する製
法と比較した場合、先(予備)焼結工程を省くことがで
きるので、生産コストの低減化が図れることに加え、平
均粒子形がかなり小さい焼結体を得ることができる。
【0014】封入物として被焼成物周囲に接触介在する
スペ−サ−及び円環形状成形物は、室温から所望の高温
まで焼結せずに圧粉化された成形物として留まるが、個
々の構成粒子は可動性があるので、カプセルからの等方
加圧力に対して介在物全体としては等方的な凝集、均一
収縮を起こし原形状からの相似的形状変化を生じる。被
焼成物も焼成収縮を起こすが、スペ−サ−及び円環形状
成形物は加圧の進展に伴い一様に圧密化されてその間も
常に被焼成物表面に接し続け、相似的形状変化を伴った
より強固な成形型枠として、脆弱な未焼結段階から焼結
するまで被焼成物への保形化機能を維持し続ける。この
ことにより被焼成物を等方加圧時のHIP処理前の成形
時の原形状からの相似的な焼成収縮に基づく形状変化に
のみ留めることができる。円環形状成形物の円環厚みを
極力一定にすることは、円環内面での応力分布の発生
や、円環構成粒子の非中心方向への移動とそれに伴う変
形を防ぎ、上記効果を最大限に発現さすことができる。
【0015】被焼成物の熱間等方加圧下での焼成収縮に
よる形状変化は方向性に因らない均一収縮が支配的であ
るが、諸要因により均一収縮からのズレも発生する。こ
れを補い矯正する効果をスペ−サ−及び円環形状成形物
から成る介在物質は持ち、部位別や方向による収縮差を
最小限度に抑えることが出来る。この介在物質の相似的
形状変化を伴う保形化機能は、HIP中の焼結までの間
維持し続けることができる。この結果、形状的不安定さ
から極薄の平板セラミックス焼結体では反り等の変形が
発生し易いにも拘わらず、本法での焼結体は変形が殆ど
見られない。それ故、目的とする焼結体寸法からの収縮
率を考慮した成形体の寸法設計、成形体作製を容易に行
うことができ、所望の焼結体寸法形状に限りなく近いも
のを得ることができる。このことは、多大な労力、時間
とコスト比率を占める焼結体の加工工程を大幅に割愛で
き、本質的にはウェハ−表面仕上げを中心とする研磨工
程のみに留めることが出来る。
【0016】被焼成物への等方加圧効果は円環形状成形
物及びスペ−サ−である封入介在物質を通してもそれら
は粉末凝集体であるが故に可動性を具備し、軟化カプセ
ルを通じて働く等方加圧力を吸収することなく内部の被
焼成物に十分伝達することができる。この等方加圧効果
を焼結完了まで維持する上で、防ぐ必要があるガラスの
粘性低下軟化溶融に伴う被焼成物の圧力媒体気体中への
露呈は、ガラスカプセルとの空隙を出来るだけ少なくし
た焼成用鞘にカプセル設置することによって溶融ガラス
の被焼成物上部よりの流下現象をガラス融液の流下先を
持たせぬことで実質的に溶融ガラスを元の位置、即ちカ
プセル化された状態に留まらせることができ、上部ガラ
ス流下による露呈を抑えることができる。
【0017】スペ−サ−及び円環形状成形物である介在
物質は反応防止層として常に被焼成物とカプセルガラス
間に存在している為、成形体とガラスとの直接接触が無
く相互の反応やガラスによる焼結体への汚染を防ぐこと
ができる。又、HIP処理後、カプセルからの焼結体基
板の取り出しも焼結体と介在物及びガラス間の溶着がな
いので、焼結体に損傷を与えること無く極めて容易に取
り出すことができる。本法で使用した介在物質は汚染や
化学変化等の変質がないので、新規にスペ−サ−や円環
形状成形物を成形する原料として再使用が可能である。
【0018】この方法で作製した焼結体は、ホットプレ
ス焼結を経た焼結体で見られるような加圧方向に基因す
る結晶方向性及びそれに伴う物性上の方向性がある焼結
体ではなく、等方加圧により結晶方向性がない均一性状
の焼結体を作製することができる。
【0019】
【実施例】この発明を実施例から説明する。実施例1か
ら8は、以下に示すように形状寸法の異なる8種類の成
形体を基にした実施例である。出発物質として、予粉砕
された平均粒径0.3ミクロンのAl23を70体積
%、平均粒径0.6ミクロンのTiCを24体積%、平
均粒径0.9ミクロンのZrCを5体積%、残部がNd
23、MgO及びLi2Oの混合物合計で1体積%から
成る混合原料を用い、直径95.4mmと127.0m
mでそれぞれの直径毎に高さが2.5、5.0、7.
5、10.0mm、の円板(円柱形状)成形体合計8種
類を作製した。
【0020】一方、窒化硼素粉末を用い、スペ−サ−と
して高さが2mmで直径95.4mmと127.0mm
の円板(円柱形状)成形物を作製した。同様に、高さが
6.5、9.0、11.0、及び14.0mmで、それ
ぞれの高さごとに内径が95.4mmで外径が99.4
mm及び内径が127.0mmで外径が131.0mm
の中空円環形状成形物である外枠型、合計8種類を作製
した。被焼成物成形体を同一直径のスペ−サ−で上下に
挟み、直径95.4mmで高さが2.5、5.0、7.
5、10.0mmの被焼成物成形体は、内径95.4m
mで高さがそれぞれ6.5、9.0、11.0、14.
0mmの円環形状成形物に、直径127.0mmで高さ
が2.5、5.0、7.5と10.0mmの被焼成物成
形体は、内径127.0mmで高さがそれぞれ6.5、
9.0、11.0、14.0mmの円環形状成形物にそ
れぞれはめ込み、これらスペ−サ−で挟んだ被焼成物を
おさめた各円環形状成形物を封入物として、高さ6.5
及び9.0mmで外径が99.4mmの各円環形状成形
物を用いたものは内寸高さが10mmで内径101mm
の、高さ11.0及び14.0mmで外径が99.4m
mの各円環形状成形物を用いたものは内寸高さが15m
mで内径101mmの、高さ6.5及び9.0mmで外
径が131.0mmの各円環状成形物を用いたものは内
寸高さが10mmで内径133mmの、高さ11.0及
び14.0mmで外径が131.0mmの各円環形状成
形物を用いたものは15mmの内寸高さを有し内径13
3mmの、何れも肉厚が約2mmの円形状のパイレック
ス(商品名)製のガラス容器に入れ、脱気密封したカプ
セルを作製する。内径101mmのカプセルは内寸高さ
30mmで内径106mmの、内径133mmのカプセ
ルは内寸高さ30mmで内径138mmの、何れも底部
を有し、内面に窒化硼素を塗布した円筒形状のカ−ボン
製焼成用鞘に入れる。これをHIP装置内に設置し、A
rガス圧力媒体を用い1700℃−200MPaでHI
P処理を行い焼結体を作製した。
【0021】何れの焼結体もガラスカプセルによる被処
理物の対ガス遮蔽効果が見られ、その形状寸法を測定し
た。形状寸法は各試料毎に厚さ及び直径方向の最大値、
最小値を測定し、隙間ゲ−ジ(JIS−B7524)に
て反りの発生状況を定盤上に設置された未加工焼結体の
最大隙間値として調べた。又、焼結体性状として、相対
密度、焼結体表面に於けるビッカ−ス硬度(JIS−Z
2244−81)、四点曲げ強度(JIS−R160
1)及び、焼結体の平均粒子径をSEM(透過型電子顕
微鏡)像によりそれぞれ測定した。
【0022】本発明の作用、効果をより詳細に説明する
為、従来技術、若しくは本発明で示す範囲から外れる比
較例を対比して示す。 [比較例]比較例11から18は8種類の寸法が異なる
成形体作製までは上記実施例と同様に行い、これらの形
状寸法が異なる成形体を実施例で用いたものと同様のそ
れぞれの形状に応じたガラス容器に入れるが、その際、
スペ−サ−及び円環形状成形物は用いずに、ガラス容器
内部の被焼成物成形体との空間を無成形の窒化硼素粉末
で成形体を覆いつくす程度に満たし、脱気密封したカプ
セルを焼成用鞘に入れ、同様の処理条件でカプセルHI
P処理を行ったものである。
【0023】他方、比較例19と20は、上記実施例と
同様の組成物を原料とし、この原料粉末を、それぞれ直
径76.3mm及び101.6mmのカ−ボンモ−ルド
に入れ、1700℃−30MPaの条件で真空ホットプ
レスを行い、高さ2mmを目標とする円板状焼結体を作
製し、得られた焼結体をAr圧力媒体中、1650℃−
150MPaでカプセルフリ−HIP処理したものであ
る。比較例についても焼結時の亀裂発生により測定不能
なものを除き、実施例と同様に諸特性の測定を行った。
この発明による実施例の結果は、比較例とあわせて、焼
結体の形状寸法に関する結果を表1に、焼結体性状に関
する結果を表2にそれぞれ示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】表1の結果からこの発明による製造方法に
より、割れや反り等の変形が殆ど無く、性状的にも優れ
た薄板状のセラミックス基板を作製することができる。
【0027】
【発明の効果】この発明により、生産性を低下させるこ
となく、ウェハ−高さと直径の寸法比率増大に対応すべ
く、より大口径でより薄い基板を反り等の変形損失を著
しく低減し、ウェハ−製品形状に極めて近い形状の焼結
体として製造することが可能である。本法で得られる基
板材は、性状方向性を示さず、高強度、高緻密で、微小
結晶粒子からなり超精密寸法仕様に十分適応できる為、
薄膜磁気ヘッド用ウェハ−として最適の基板材である。
又、本法は高緻密化が要求される磁気ヘッドを始めとす
る他の電子部材や超精密加工を必要とされる摺動部材等
の製造にも応用可能である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面円板形状に成形した被焼成物を、こ
    の被焼成物と所望の高温、高圧下で反応を生ぜず、それ
    自体も熱的化学的に安定な粉末物質を被焼成物と同一の
    直径を有する平面円板形状に成形したスペ−サ−を用い
    て、被焼成物を上下に挟み、この一体物を、その側面部
    が隙間無く収納設置できる内径の中空部を有し、底部が
    無い、スペ−サ−と同様の粉末物質を成形した円環形状
    成形物内に収納設置し、それらをガラス容器中に入れ、
    脱気、密封したカプセルを熱間等方加圧することを特徴
    とする磁気ヘッド用基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 円環形状成形物が、被焼成物と同一直径
    の内周部の直径を有し、内周面から外周面までの寸法
    が、少なくとも被焼成物をスペ−サ−で上下に挟んだ一
    体物を設置した側部領域に於いては、一定となる寸法形
    状の成形体からなることを特徴とする請求項1記載の磁
    気ヘッド用基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 スペ−サ−及び円環形状成形物の材質が
    被焼成物及びカプセルガラスの何れとも所望の高温、高
    圧下で反応を示さず、かつそれ自体も熱的、化学的に安
    定であることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド用
    基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 焼結体基板組織が特定の結晶配向状態を
    示さないものであることを特徴とする請求項1記載の磁
    気ヘッド用基板の製造方法。
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