JPH0873365A - 血液凝固阻害物質及びその製造方法 - Google Patents
血液凝固阻害物質及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH0873365A JPH0873365A JP6234029A JP23402994A JPH0873365A JP H0873365 A JPH0873365 A JP H0873365A JP 6234029 A JP6234029 A JP 6234029A JP 23402994 A JP23402994 A JP 23402994A JP H0873365 A JPH0873365 A JP H0873365A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blood coagulation
- hot water
- perilla
- coagulation inhibitor
- inhibitory activity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 日常摂取している食品中に血液凝固阻害物質
を見いだし、安全性の高い血液凝固阻害物質を提供する
ことを目的とする。本発明の血液凝固阻害物質は、血栓
症の治療、予防に有用である。 【構成】 シソを熱水抽出することによって、フィブリ
ン凝集阻害活性を有するシソ熱水抽出物を得る。このシ
ソ熱水抽出物から、さらに精製工程を経てフィブリン凝
集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び/
又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質が得ら
れる。その製造方法は、シソを熱水で抽出し、固液を分
離し、得られる水溶液を沈澱剤により沈澱させ、その水
溶性成分を溶出させ、溶出成分をカラムクロマトグラフ
ィーにより分取して得られる。ICR系マウスを用いた
経口投与によるLD50は2g/Kg以上であった。
を見いだし、安全性の高い血液凝固阻害物質を提供する
ことを目的とする。本発明の血液凝固阻害物質は、血栓
症の治療、予防に有用である。 【構成】 シソを熱水抽出することによって、フィブリ
ン凝集阻害活性を有するシソ熱水抽出物を得る。このシ
ソ熱水抽出物から、さらに精製工程を経てフィブリン凝
集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び/
又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質が得ら
れる。その製造方法は、シソを熱水で抽出し、固液を分
離し、得られる水溶液を沈澱剤により沈澱させ、その水
溶性成分を溶出させ、溶出成分をカラムクロマトグラフ
ィーにより分取して得られる。ICR系マウスを用いた
経口投与によるLD50は2g/Kg以上であった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィブリン凝集阻害活
性を有するシソ熱水抽出物、シソ熱水抽出物から得られ
るフィブリン凝集阻害活性を有する血液凝固阻害物質及
びその製造方法に関し、本発明の血液凝固阻害物質は、
血栓症の治療、予防に有用である。
性を有するシソ熱水抽出物、シソ熱水抽出物から得られ
るフィブリン凝集阻害活性を有する血液凝固阻害物質及
びその製造方法に関し、本発明の血液凝固阻害物質は、
血栓症の治療、予防に有用である。
【0002】
【従来の技術】血管は、その内くうを血管内皮細胞で裏
打ちされているが、この内皮細胞が障害を受けるとコラ
ーゲンが露出し、この露出したコラーゲンに血小板の粘
着、凝集が起こり、血液凝固系が活性化される。この過
程で、フィブリン網が形成され、形成されたフィブリン
には、分子間架橋がかかると共に、フィブロネクチンの
架橋結合も起こり、フィブリンは安定化され、組織に固
定され、強固な血栓が形成される。
打ちされているが、この内皮細胞が障害を受けるとコラ
ーゲンが露出し、この露出したコラーゲンに血小板の粘
着、凝集が起こり、血液凝固系が活性化される。この過
程で、フィブリン網が形成され、形成されたフィブリン
には、分子間架橋がかかると共に、フィブロネクチンの
架橋結合も起こり、フィブリンは安定化され、組織に固
定され、強固な血栓が形成される。
【0003】しかしながら、播種性血管内凝固症候群
(DIC:disseminated intravascular coagulation)
は、様々な基礎疾患を原因として流血中で血液凝固の活
性化が起こり、微小血管内血栓による臓器症状と消費性
凝固障害による出血症状を特徴とする症候群である。そ
の治療においては、基礎疾患の治療に加えて抗凝固療法
が有効であり、現在では、例えば、ヘパリン等のフィブ
リン凝集阻害剤、トロンビン阻害剤である種々の合成抗
トロンビン薬、及びプラスミノーゲンアクチベーター等
の血栓溶解剤が用いられている。
(DIC:disseminated intravascular coagulation)
は、様々な基礎疾患を原因として流血中で血液凝固の活
性化が起こり、微小血管内血栓による臓器症状と消費性
凝固障害による出血症状を特徴とする症候群である。そ
の治療においては、基礎疾患の治療に加えて抗凝固療法
が有効であり、現在では、例えば、ヘパリン等のフィブ
リン凝集阻害剤、トロンビン阻害剤である種々の合成抗
トロンビン薬、及びプラスミノーゲンアクチベーター等
の血栓溶解剤が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、血栓症治療
薬は、常用する場合も多くなることから、副作用が少な
く安全な治療薬が第一に求められている。従って、本発
明は、日常摂取している食品中に血液凝固阻害物質を見
いだし、提供することを目的とする。
薬は、常用する場合も多くなることから、副作用が少な
く安全な治療薬が第一に求められている。従って、本発
明は、日常摂取している食品中に血液凝固阻害物質を見
いだし、提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るために本発明者らは日常的に食用として用いられてい
る植物中にフィブリン凝集阻害物質を探索した。その結
果、シソ科の植物であるシソ中に、血栓症治療薬として
有効なフィブリン凝集阻害活性を有する血液凝固阻害物
質が含有されていることを見いだし、本発明を完成させ
た。
るために本発明者らは日常的に食用として用いられてい
る植物中にフィブリン凝集阻害物質を探索した。その結
果、シソ科の植物であるシソ中に、血栓症治療薬として
有効なフィブリン凝集阻害活性を有する血液凝固阻害物
質が含有されていることを見いだし、本発明を完成させ
た。
【0006】すなわち、本発明のシソ熱水抽出物はフィ
ブリン凝集阻害活性を有することを特徴とする。
ブリン凝集阻害活性を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明の血液凝固阻害物質は、シソ
熱水抽出物から得られたフィブリン凝集阻害活性を有す
る分子量が3〜10万の多糖類及び/又はポリフェノー
ル類からなる物質であることを特徴とする。本発明の血
液凝固阻害物質は、シソ熱水抽出物から、固液を分離
し、得られる水溶液を沈澱剤により沈澱させ、その水溶
性成分を溶出させ、溶出成分をカラムクロマトグラフィ
ーにより得ることが可能である。
熱水抽出物から得られたフィブリン凝集阻害活性を有す
る分子量が3〜10万の多糖類及び/又はポリフェノー
ル類からなる物質であることを特徴とする。本発明の血
液凝固阻害物質は、シソ熱水抽出物から、固液を分離
し、得られる水溶液を沈澱剤により沈澱させ、その水溶
性成分を溶出させ、溶出成分をカラムクロマトグラフィ
ーにより得ることが可能である。
【0008】また、本発明の血液凝固阻害剤は、シソ熱
水抽出物、又はシソ熱水抽出物から得られたフィブリン
凝集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び
/又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質を有
効成分とすることを特徴とする。
水抽出物、又はシソ熱水抽出物から得られたフィブリン
凝集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び
/又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質を有
効成分とすることを特徴とする。
【0009】また、本発明の血液凝固阻害物質の製造方
法は、シソを熱水にて抽出し、得られた抽出液からフィ
ブリン凝集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖
類及び/又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物
質を分離、精製することを特徴とする。
法は、シソを熱水にて抽出し、得られた抽出液からフィ
ブリン凝集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖
類及び/又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物
質を分離、精製することを特徴とする。
【0010】本発明の血液凝固阻害物質の原料となるシ
ソは、シソ科の植物及びその近縁植物であり、例えば、
青チリメンシソ、赤チリメンシソ、シソ科近縁植物につ
いては、カキドオシ、キダンソウ、ウツボグサ、ハッ
カ、メハジキ、エゴマ、カタメンジソ、ナギナタコウジ
ュ、ヒキオコシ、コガネバナ、セージ、タイム、バジ
ル、ミント、ラベンダー、オレガノ、セボリ、レモンパ
ーム、ローズマリー、キャットニップ、ヒソップ、ベル
ガモット等を挙げることができる。これらの原料の葉、
茎、種子が使用され、生の植物でも乾燥された植物でも
利用できるが、乾燥されたものは保存性に富む点におい
て、便利な原料である。
ソは、シソ科の植物及びその近縁植物であり、例えば、
青チリメンシソ、赤チリメンシソ、シソ科近縁植物につ
いては、カキドオシ、キダンソウ、ウツボグサ、ハッ
カ、メハジキ、エゴマ、カタメンジソ、ナギナタコウジ
ュ、ヒキオコシ、コガネバナ、セージ、タイム、バジ
ル、ミント、ラベンダー、オレガノ、セボリ、レモンパ
ーム、ローズマリー、キャットニップ、ヒソップ、ベル
ガモット等を挙げることができる。これらの原料の葉、
茎、種子が使用され、生の植物でも乾燥された植物でも
利用できるが、乾燥されたものは保存性に富む点におい
て、便利な原料である。
【0011】本発明において「シソ熱水抽出物」とは、
上記原料を熱水中で煮沸することによって得られる水溶
性成分をいう。これらのシソから、有効成分を熱水抽出
する方法は、適宜の条件下で行うことができるが、一般
的には、例えば、乾燥したシソ葉に水を加え、15分間
煮沸処理することによって行われる。
上記原料を熱水中で煮沸することによって得られる水溶
性成分をいう。これらのシソから、有効成分を熱水抽出
する方法は、適宜の条件下で行うことができるが、一般
的には、例えば、乾燥したシソ葉に水を加え、15分間
煮沸処理することによって行われる。
【0012】上記の煮沸処理で得られた熱水抽出液から
のさらなる有効成分の分離、精製は、通常の天然物から
の精製法に準じて行うことができる。例えば、熱水抽出
終了後、濾過、遠心分離等により固、液を分離し、得ら
れる水溶液をセチルピリジニウムクロライドなどの沈澱
剤を用いることによって沈澱させ、その沈澱物中より水
溶性成分を溶出させ、カラムクロマトグラフィー〔例え
ば、DEAEイオン交換樹脂(東ソー製)を用いたクロ
マトグラフィー等〕等の適宜な手段を用いて得ることが
できる。本発明の血液凝固阻害物質は、血液凝固阻害物
質I、II、IIIが存在する。
のさらなる有効成分の分離、精製は、通常の天然物から
の精製法に準じて行うことができる。例えば、熱水抽出
終了後、濾過、遠心分離等により固、液を分離し、得ら
れる水溶液をセチルピリジニウムクロライドなどの沈澱
剤を用いることによって沈澱させ、その沈澱物中より水
溶性成分を溶出させ、カラムクロマトグラフィー〔例え
ば、DEAEイオン交換樹脂(東ソー製)を用いたクロ
マトグラフィー等〕等の適宜な手段を用いて得ることが
できる。本発明の血液凝固阻害物質は、血液凝固阻害物
質I、II、IIIが存在する。
【0013】本発明によって得られたシソ熱水抽出物、
及び血液凝固阻害物質I、II、IIIは、フィブリン凝集
阻害作用を有しており、医薬品、機能性食品用として利
用される。本発明のシソ熱水抽出物、及び血液凝固阻害
物質I、II、III を医薬、機能性食品に利用するには、
どのような精製段階のものでも使用することが可能であ
り、例えば、機能性食品においては、各種精製段階のも
のを各種食品、例えば、紅茶、清涼飲料水、ジュース、
あめ、澱粉質食品、各種加工食品等に添加することによ
ってフィブリン凝集阻害作用が付加された機能性食品を
得ることができる。
及び血液凝固阻害物質I、II、IIIは、フィブリン凝集
阻害作用を有しており、医薬品、機能性食品用として利
用される。本発明のシソ熱水抽出物、及び血液凝固阻害
物質I、II、III を医薬、機能性食品に利用するには、
どのような精製段階のものでも使用することが可能であ
り、例えば、機能性食品においては、各種精製段階のも
のを各種食品、例えば、紅茶、清涼飲料水、ジュース、
あめ、澱粉質食品、各種加工食品等に添加することによ
ってフィブリン凝集阻害作用が付加された機能性食品を
得ることができる。
【0014】また、本発明による血液凝固阻害剤は、こ
れと両立する他の血液凝固阻害剤またはその他の医薬を
含んだ形態で用いることができる。
れと両立する他の血液凝固阻害剤またはその他の医薬を
含んだ形態で用いることができる。
【0015】分子量:血液凝固阻害物質I、II及びIII
の各々を限外濾過膜法(アミコン社製セントリプレッ
プ)により分子量を測定すると、それぞれ分子量10万
のフィルターを通過するが、分子量3万のフィルターは
通過しないので、血液凝固阻害物質I、II及びIII は、
それぞれ3万以上10万以下の分子量であると確認され
る。
の各々を限外濾過膜法(アミコン社製セントリプレッ
プ)により分子量を測定すると、それぞれ分子量10万
のフィルターを通過するが、分子量3万のフィルターは
通過しないので、血液凝固阻害物質I、II及びIII は、
それぞれ3万以上10万以下の分子量であると確認され
る。
【0016】溶解性:血液凝固阻害物質Iは水及びメタ
ノールに易溶である。
ノールに易溶である。
【0017】血液凝固阻害物質II及びIII は、何れも水
にわずかに溶ける。
にわずかに溶ける。
【0018】血液凝固阻害物質I、II及びIII は、何れ
も中性酢酸エチルで抽出されない。血液凝固阻害物質
I、II及びIII は、何れも中性n−ブタノールでは抽出
されない。
も中性酢酸エチルで抽出されない。血液凝固阻害物質
I、II及びIII は、何れも中性n−ブタノールでは抽出
されない。
【0019】各種イオン交換クロマトグラフィーにおけ
る吸着特性:血液凝固阻害物質I,II及びIII は、何れ
もDEAE陰イオン交換カラムに吸着する。血液凝固阻
害物質IはCM陽イオン交換樹脂に吸着しないことか
ら、酸性物質である。血液凝固阻害物質Iは、1M N
aCl溶液で、血液凝固阻害物質IIは50%アセトン溶液
で、また血液凝固阻害物質III は0.1N HCl含有
50%アセトン溶液により、それぞれ順次溶出される。
一方、血液凝固阻害物質I,II及びIII の何れも、CM
−Toyopearl 陽イオン交換カラムには吸着しない。
る吸着特性:血液凝固阻害物質I,II及びIII は、何れ
もDEAE陰イオン交換カラムに吸着する。血液凝固阻
害物質IはCM陽イオン交換樹脂に吸着しないことか
ら、酸性物質である。血液凝固阻害物質Iは、1M N
aCl溶液で、血液凝固阻害物質IIは50%アセトン溶液
で、また血液凝固阻害物質III は0.1N HCl含有
50%アセトン溶液により、それぞれ順次溶出される。
一方、血液凝固阻害物質I,II及びIII の何れも、CM
−Toyopearl 陽イオン交換カラムには吸着しない。
【0020】熱安定性:血液凝固阻害物質I、II及びII
I は、何れも100℃30分間の熱処理で安定であり、
フィブリン凝集阻害活性は失活しない。
I は、何れも100℃30分間の熱処理で安定であり、
フィブリン凝集阻害活性は失活しない。
【0021】酵素処理安定性:血液凝固阻害物質I、II
及びIII は、何れも30℃、15分間のトリプシン処理
で、フィブリン凝集阻害活性は失活しない。
及びIII は、何れも30℃、15分間のトリプシン処理
で、フィブリン凝集阻害活性は失活しない。
【0022】呈色反応:血液凝固阻害物質Iは、フェノ
ール−硫酸法による呈色反応が陽性であるので、糖であ
ることが示される。
ール−硫酸法による呈色反応が陽性であるので、糖であ
ることが示される。
【0023】血液凝固阻害物質Iは、カルバゾール−硫
酸法により陽性を示すので、上記各性質を考慮するとウ
ロン酸を含む多糖類であることが分かる。
酸法により陽性を示すので、上記各性質を考慮するとウ
ロン酸を含む多糖類であることが分かる。
【0024】血液凝固阻害物質II及びIII は、ポリクラ
ルATで処理すると、沈澱するので、上記各性質を考慮
するとポリフェノール類であることが分かる。
ルATで処理すると、沈澱するので、上記各性質を考慮
するとポリフェノール類であることが分かる。
【0025】物質の色:血液凝固阻害物質Iは褐色であ
る。
る。
【0026】比旋光度:血液凝固阻害物質Iについて
〔α〕D =−0.4(0.25,H2 O)吸収スペクトル :精製された血液凝固阻害物質Iのチャ
ートを図1に示す。
〔α〕D =−0.4(0.25,H2 O)吸収スペクトル :精製された血液凝固阻害物質Iのチャ
ートを図1に示す。
【0027】赤外線吸収スペクトル:精製された血液凝
固阻害物質Iのチャートを図2に示す。
固阻害物質Iのチャートを図2に示す。
【0028】LD50 精製された血液凝固阻害物質I、II、 III のLD50はそ
れぞれ2g/Kg以上である。
れぞれ2g/Kg以上である。
【0029】
〔実施例1〕シソ葉からの血液凝固阻害物質の製造方法 乾燥したシソ葉100gに水1リットルを加え、15分
間煮沸した。次に、この熱水抽出液を冷却後、減圧下で
吸引濾過し、固・液を分離した。得られた水溶液500
mlに0.5gのセチルピリジニウムクロライドを添加
し、30℃12時間放置することによって沈澱が形成し
た。その沈澱物を、15%エタノール100mlで洗浄
し、10,000回転、20分間の遠心分離により試薬
を除去した後、沈澱物に50mlの水を添加し、水溶性
有効成分を溶出させた。
間煮沸した。次に、この熱水抽出液を冷却後、減圧下で
吸引濾過し、固・液を分離した。得られた水溶液500
mlに0.5gのセチルピリジニウムクロライドを添加
し、30℃12時間放置することによって沈澱が形成し
た。その沈澱物を、15%エタノール100mlで洗浄
し、10,000回転、20分間の遠心分離により試薬
を除去した後、沈澱物に50mlの水を添加し、水溶性
有効成分を溶出させた。
【0030】得られた水溶液を50mMホウ酸緩衝液
(pH7.0)で平衡化したDEAE−Toyopearl カラ
ム(東ソー株式会社製)に充填し、同緩衝液で洗浄した
後、溶出液として1M NaCl溶液、0.1N HC
l溶液、50%アセトン溶液、0.1N HCl含有5
0%アセトン溶液により順次溶出した。回収したそれぞ
れの画分を減圧乾固し、血液凝固阻害物質I(DEAE
画分I)、血液凝固阻害物質II(DEAE画分II)、血
液凝固阻害物質III (DEAE画分III)とした。さらに
これらの各物質を精製するために、0.01%の3−
〔(3−コラミドプロピル)−ジメチルアンモニオー
ル〕−1−プロパンスルフォネート〕水溶液を溶出液と
するセルロファインGC−700ゲルろ過カラムクロマ
トグラフィーにより、精製された血液凝固阻害物質I
(精製画分I)、血液凝固阻害物質II(精製画分II)、
血液凝固阻害物質 III(精製画分III)を得た。
(pH7.0)で平衡化したDEAE−Toyopearl カラ
ム(東ソー株式会社製)に充填し、同緩衝液で洗浄した
後、溶出液として1M NaCl溶液、0.1N HC
l溶液、50%アセトン溶液、0.1N HCl含有5
0%アセトン溶液により順次溶出した。回収したそれぞ
れの画分を減圧乾固し、血液凝固阻害物質I(DEAE
画分I)、血液凝固阻害物質II(DEAE画分II)、血
液凝固阻害物質III (DEAE画分III)とした。さらに
これらの各物質を精製するために、0.01%の3−
〔(3−コラミドプロピル)−ジメチルアンモニオー
ル〕−1−プロパンスルフォネート〕水溶液を溶出液と
するセルロファインGC−700ゲルろ過カラムクロマ
トグラフィーにより、精製された血液凝固阻害物質I
(精製画分I)、血液凝固阻害物質II(精製画分II)、
血液凝固阻害物質 III(精製画分III)を得た。
【0031】前記で得られた精製画分I、精製画分II、
精製画分III を用いて血液凝固試験を行った。その結果
を図3に、縦軸にフィブリン凝集時間(クロッティング
タイム)、横軸にフラクションナンバーをとったDEA
E−Toyopearl カラムクロマトグラムを示す。血液凝固
時間は、50分間迄測定を行った。図3によれば、本発
明の血液凝固阻害物質I、II、III が存在する血液は、
50分経過しても血液が凝固しておらず、フィブリン凝
集阻害活性があることがわかる。
精製画分III を用いて血液凝固試験を行った。その結果
を図3に、縦軸にフィブリン凝集時間(クロッティング
タイム)、横軸にフラクションナンバーをとったDEA
E−Toyopearl カラムクロマトグラムを示す。血液凝固
時間は、50分間迄測定を行った。図3によれば、本発
明の血液凝固阻害物質I、II、III が存在する血液は、
50分経過しても血液が凝固しておらず、フィブリン凝
集阻害活性があることがわかる。
【0032】〔実施例2〕フィブリン凝集阻害活性の測定 前記実施例1で得られたシソ熱水抽出液、精製画分I、
DEAE画分II及びDEAE画分III の各フィブリン凝
集阻害活性を、丸山らの方法(Biochem. Biophys. Act
a, 1164巻,215−218頁(1993)に記
載)に準じて、以下に示す方法で測定した。
DEAE画分II及びDEAE画分III の各フィブリン凝
集阻害活性を、丸山らの方法(Biochem. Biophys. Act
a, 1164巻,215−218頁(1993)に記
載)に準じて、以下に示す方法で測定した。
【0033】ウシ由来フィブリノーゲン(シグマ社製)
2.5mgを緩衝液(20mM トリス−HCl,pH
7.4,130mM NaCl)1mlに溶解した液
0.12mlと、各種被検液0.12mlとを混合し、
37度、1分間保温した。その反応液に0.5U/ml
になるように20mMトリス塩酸緩衝液(260mMN
aCl,15mM Cacl2含有、pH7.4)を溶
解させた牛トロンビン溶液0.12mlを添加し、37
度で反応させ、凝固時間を測定した。その結果を図4の
フィブリン凝集時間を縦軸に各種被検液を横軸にしたグ
ラフに示す。
2.5mgを緩衝液(20mM トリス−HCl,pH
7.4,130mM NaCl)1mlに溶解した液
0.12mlと、各種被検液0.12mlとを混合し、
37度、1分間保温した。その反応液に0.5U/ml
になるように20mMトリス塩酸緩衝液(260mMN
aCl,15mM Cacl2含有、pH7.4)を溶
解させた牛トロンビン溶液0.12mlを添加し、37
度で反応させ、凝固時間を測定した。その結果を図4の
フィブリン凝集時間を縦軸に各種被検液を横軸にしたグ
ラフに示す。
【0034】なお、被検液として、シソ熱水抽出液(3
50μg/ml)、精製画分I(25μg/ml)、D
EAE画分II(120μg/ml)、DEAE画分III
(120μg/ml)を用い、対照として水、ヘパリン
(250μg/ml)を用いた。
50μg/ml)、精製画分I(25μg/ml)、D
EAE画分II(120μg/ml)、DEAE画分III
(120μg/ml)を用い、対照として水、ヘパリン
(250μg/ml)を用いた。
【0035】図4によれば、本発明のシソ熱水抽出液、
精製画分I、DEAE画分II、DEAE画分III は、フ
ィブリン凝集阻害活性を示すことが分かる。
精製画分I、DEAE画分II、DEAE画分III は、フ
ィブリン凝集阻害活性を示すことが分かる。
【0036】〔実施例3〕LD50 前記実施例1で得られた、精製された血液凝固阻害物質
I(精製画分I)、血液凝固阻害物質II(精製画分I
I)、血液凝固阻害物質III (精製画分III )につい
て、ICR系マウス(雄)を用いて急性毒性試験を行っ
たところ、これらの物質は2g/Kgの経口投与で死亡
例はなかった。したがって、精製画分I、II、III につ
いて、LD50はそれぞれ2g/Kg以上であることが分
かる。
I(精製画分I)、血液凝固阻害物質II(精製画分I
I)、血液凝固阻害物質III (精製画分III )につい
て、ICR系マウス(雄)を用いて急性毒性試験を行っ
たところ、これらの物質は2g/Kgの経口投与で死亡
例はなかった。したがって、精製画分I、II、III につ
いて、LD50はそれぞれ2g/Kg以上であることが分
かる。
【0037】〔実施例4〕市販の紅茶葉を粉砕し、この
粉砕物に対して本発明の血液凝固阻害物質Iを3重量%
になるように添加してよく混合した。これらの3種類の
混合物をティーバックに詰め、血液凝固阻害物質Iが添
加されたティーバックを得た。このティーバックを熱湯
で滲出することによって、血液凝固阻害物質I が紅茶に
溶出混合し、フィブリン凝集阻害活性が付与された紅茶
を得ることができた。
粉砕物に対して本発明の血液凝固阻害物質Iを3重量%
になるように添加してよく混合した。これらの3種類の
混合物をティーバックに詰め、血液凝固阻害物質Iが添
加されたティーバックを得た。このティーバックを熱湯
で滲出することによって、血液凝固阻害物質I が紅茶に
溶出混合し、フィブリン凝集阻害活性が付与された紅茶
を得ることができた。
【0038】〔実施例5〕市販のオレンジジュース1K
gを3つ用意した。各々のオレンジジュースに対して本
発明の血液凝固阻害物質I、II、III を3重量%になる
ようそれぞれ1種を添加してよく混合し、フィブリン凝
集阻害活性が付与されたオレンジジュースを得た。
gを3つ用意した。各々のオレンジジュースに対して本
発明の血液凝固阻害物質I、II、III を3重量%になる
ようそれぞれ1種を添加してよく混合し、フィブリン凝
集阻害活性が付与されたオレンジジュースを得た。
【0039】
【発明の効果】本発明により得られた、シソ熱水抽出
液、及びシソ熱水抽出物から得られたフィブリン凝集阻
害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び/又は
ポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質は、本明細
書記載の優れたフィブリン凝集阻害活性を示す。これら
の物質は、摂取許容量が高く、医薬品、もしくは前記物
質が添加された機能性食品として有用である。
液、及びシソ熱水抽出物から得られたフィブリン凝集阻
害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び/又は
ポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質は、本明細
書記載の優れたフィブリン凝集阻害活性を示す。これら
の物質は、摂取許容量が高く、医薬品、もしくは前記物
質が添加された機能性食品として有用である。
【図1】精製された血液凝固阻害物質Iの吸収スペクト
ルのチャートを示す。
ルのチャートを示す。
【図2】精製された血液凝固阻害物質Iの赤外線吸収ス
ペクトルのチャートを示す。
ペクトルのチャートを示す。
【図3】精製画分I、精製画分II、精製画分III につい
ての縦軸にフィブリン凝集時間(クロッティングタイ
ム)、横軸にフラクションナンバーをとったDEAE−
Toyopearl カラムクロマトグラムを示す。
ての縦軸にフィブリン凝集時間(クロッティングタイ
ム)、横軸にフラクションナンバーをとったDEAE−
Toyopearl カラムクロマトグラムを示す。
【図4】フィブリン凝集時間を縦軸に各種被検液を横軸
にしたグラフを示す。
にしたグラフを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 真美 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 中込 和哉 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 丸山 進 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 岡田 知子 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 黒田 映子 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 奥野 洋明 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 冨塚 登 茨城県つくば市東1丁目1番3 工業技術 院生命工学工業技術研究所内 (72)発明者 福森 保則 北海道札幌市中央区北4条西1丁目3番地 ホクレン農業協同組合連合会内
Claims (6)
- 【請求項1】 フィブリン凝集阻害活性を有するシソ熱
水抽出物。 - 【請求項2】 シソ熱水抽出物から得られたフィブリン
凝集阻害活性を有する分子量が3〜10万の多糖類及び
/又はポリフェノール類からなる血液凝固阻害物質。 - 【請求項3】 請求項1記載のシソ熱水抽出物、又は請
求項2記載の血液凝固阻害物質を有効成分とすることを
特徴とする血液凝固阻害剤。 - 【請求項4】 シソを熱水にて抽出し、固液を分離し、
得られた熱水抽出液からフィブリン凝集阻害活性を有す
る分子量が3〜10万の多糖類及び/又はポリフェノー
ル類からなる血液凝固阻害物質を分離、精製することを
特徴とする血液凝固阻害物質の製造方法。 - 【請求項5】 シソ熱水抽出物から、固液を分離し、得
られる水溶液を沈澱剤により沈澱させ、その水溶性成分
を溶出させ、溶出成分をカラムクロマトグラフィーによ
り分取することを特徴とする、フィブリン凝集阻害活性
を有する分子量が3〜10万の多糖類及び/又はポリフ
ェノール類からなる血液凝固阻害物質の製造方法。 - 【請求項6】 請求項1記載のシソ熱水抽出物、又は請
求項2若しくは3記載の血液凝固阻害物質を食品に添加
して血液凝固阻害機能を食品に与えることを特徴とする
機能性食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234029A JP2753686B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 血液凝固阻害物質及び機能性食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234029A JP2753686B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 血液凝固阻害物質及び機能性食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0873365A true JPH0873365A (ja) | 1996-03-19 |
| JP2753686B2 JP2753686B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16964450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234029A Expired - Lifetime JP2753686B2 (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 血液凝固阻害物質及び機能性食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2753686B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012029855A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | 国立大学法人京都大学 | 血液凝固調節物質のスクリーニング方法 |
| WO2015098901A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 独立行政法人国立循環器病研究センター | 抗血液凝固剤 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0558904A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | Kanebo Ltd | 精神安定用食品 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6234029A patent/JP2753686B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0558904A (ja) * | 1991-08-27 | 1993-03-09 | Kanebo Ltd | 精神安定用食品 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012029855A1 (ja) * | 2010-09-01 | 2012-03-08 | 国立大学法人京都大学 | 血液凝固調節物質のスクリーニング方法 |
| JP5855003B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2016-02-09 | 国立大学法人京都大学 | 血液凝固調節物質のスクリーニング方法 |
| WO2015098901A1 (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | 独立行政法人国立循環器病研究センター | 抗血液凝固剤 |
| JP2015127309A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | 国立研究開発法人国立循環器病研究センター | 抗血液凝固剤 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2753686B2 (ja) | 1998-05-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2021008474A (ja) | 抗高血圧症薬としてのトマト抽出物の使用及び水溶性の糖を含まないトマト抽出物の製造方法 | |
| JP3071669B2 (ja) | 抗アレルギー物質、その製造方法、抗アレルギー剤及び機能性食品 | |
| CN106563120B (zh) | 一种利用沙蚕活性肽制备的抗血栓生物制剂 | |
| CN110693025A (zh) | 一种多功能成分协同降血糖的组合物及其应用 | |
| CN104188900B (zh) | 一种茯苓多糖注射剂及其制备方法 | |
| KR102388396B1 (ko) | 대마 줄기 에탄올 추출물의 에틸아세테이트 분획물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| CN105153324A (zh) | 金花茶多糖的提取方法 | |
| JP2753686B2 (ja) | 血液凝固阻害物質及び機能性食品 | |
| JP5452931B2 (ja) | ファセオラス・ブルガリス抽出物、それらの使用、およびそれらを含む組成物 | |
| Guedes et al. | Anti-hemostatic, antithrombotic, and chemical profiles of a curly-leaf variety of Petroselinum crispum (Apiaceae), a food and medicinal aromatic herb | |
| JP4643936B2 (ja) | 血栓症改善剤 | |
| KR100345983B1 (ko) | 항응고 활성을 가지는 정향 추출물 및 그의 정제방법 | |
| JP2005162627A (ja) | 黒霊芝成分の医薬組成物 | |
| JPS61291525A (ja) | レンギヨウ及び/又はこの近縁種を原料とするアレルギ−及び成人病予防食品 | |
| KR102924323B1 (ko) | 호두잎 추출물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| KR102388399B1 (ko) | 대마 뿌리 에탄올 추출물의 에틸아세테이트 분획물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| KR101526066B1 (ko) | 다시마의 열수 추출물로부터 얻어진 유기용매 분획물을 유효성분으로 함유하는 혈전증 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| KR20190066491A (ko) | 패션후르츠 과육과 씨의 혼합 추출물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| CN121714668A (zh) | 一种具有辅助降血压、溶血栓和软化血管功效的组合物及其制备方法 | |
| KR20240165213A (ko) | 정금나무 열매 추출물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| KR101710263B1 (ko) | 헛개나무 추출물을 유효성분으로 함유하는 혈전성 질환의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| KR20260071708A (ko) | 흑하랑 상추의 효소적 분해물을 유효성분으로 함유하는 혈전증의 예방 또는 치료용 약학적 조성물 및 건강 기능 식품 | |
| JPH09309839A (ja) | 血小板凝集阻害物質 | |
| CN121242985A (zh) | 赶黄草和白毛银露梅的水提取物或乙醇提取物及其用途 | |
| CN120022342A (zh) | 高效降脂减少斑块、抑制血栓的海参多糖纳豆低聚肽组合物及其应用 |