JPH08734A - 管状器官への挿入具 - Google Patents

管状器官への挿入具

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JPH08734A
JPH08734A JP6157998A JP15799894A JPH08734A JP H08734 A JPH08734 A JP H08734A JP 6157998 A JP6157998 A JP 6157998A JP 15799894 A JP15799894 A JP 15799894A JP H08734 A JPH08734 A JP H08734A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適度な剛性を有し、かつ、耐キンク性に優
れ、製造が容易で、コストも低減されるようにした管状
器官への挿入具を提供する。 【構成】 この挿入具11は、先端部12aが次第に細
くなるようにテーパ状に形成されたステンレス製の芯線
12と、この芯線12の先端部12a外周に装着された
金属コイル14と、芯線12の先端部12aを除く部分
12bの外周に装着された形状記憶合金の筒状体13と
を備えている。金属コイル14の基端部は、芯線12の
先端部12aの傾斜した部分、すなわちテーパ部にろう
付けされている。また、金属コイル14の先端部には溶
融又はろう付けにより丸い頭部15が形成され、芯線1
2の先端、又はそれに連接された安全ワイヤがこの頭部
15に融着又はろう付けされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば血管、尿管、胆
管、気管などにカテーテルを挿入する際に用いられる管
状器官への挿入具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、血管、尿管、胆管、器官などの人
体の管状器官における検査・治療のため、カテーテルを
挿入して造影剤などの薬剤を投入したり、カテーテルを
通して鉗子等によって組織の一部を採取したりすること
が行われている。カテーテルの挿入に際しては、管状器
官内に、まず、比較的細くて柔軟な挿入具(いわゆるガ
イドワイヤ)を挿入し、この挿入具の外周に沿ってカテ
ーテルを挿入した後、挿入具を抜き出すようにしてい
る。
【0003】上記挿入具としては、ステンレスからなる
芯線の先端部を次第に細くなるように形成し、この芯線
の先端部外周に金属コイルを装着したものが知られてい
る。この挿入具によれば、芯線の先端部を細くして、柔
軟なコイルを装着したので、挿入時における組織の損傷
を少なくできるという利点が得られる。
【0004】しかしながら、ステンレスからなる芯線
は、屈曲(キンク)しやすく、また、屈曲すると元の形
状に戻りにくい(耐キンク性に劣る)という問題を有す
るため、芯線の材質を形状記憶合金にして、上記と同様
の構造にした挿入具が試みられている。しかし、形状記
憶合金は、耐キンク性には優れるものの、ろう付けしに
くく、また、ヤング率が低く、挿入具の手元部の剛性に
劣り、剛性を上げるためには線径を太くしなければなら
ないため、細い管状器官への挿入具としては用いること
ができないという問題があった。
【0005】これらの問題を解決する管状器官への挿入
具として、特開平6-86824 号公報には、図9に示すよう
な挿入具が開示されている。この挿入具81は例えばス
テンレス等の容易に溶接可能な材料82を、形状記憶材
料83で包囲し、形状記憶材料83の先端部に傾斜部8
3aを設けて、容易に溶接可能な材料82を形状記憶材
料83の先端から突出させ、その先端部に丸い滑らかな
先端部84を溶接し、傾斜部83aの外周を可撓性コイ
ル85で包囲し、これら全体の外周にポリマー層86を
設け、さらにその外周に親水性膜87を設けたものであ
る。
【0006】この挿入具81は、容易に溶接可能な材料
82が先端部に突出しているので、その先端部に丸い滑
らかな先端部84を溶接しやすく、また、その外周を形
状記憶材料83で包囲しているので、耐キンク性に優
れ、屈曲しにくいという利点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記挿
入具81は、形状記憶材料83の先端部に傾斜部83a
を設け、その部分に可撓性コイル85の基部を固着する
構造であるため、コイル85をろう付け等によって固着
できないという問題があった。
【0008】また、形状記憶材料83の中心に挿入され
た容易に溶接可能な材料82は、全体が同じ太さの線材
で形成されていて、いわば安全ワイヤのような役割をな
すもので、形状記憶材料83では不足する剛性を補うの
には不十分であった。
【0009】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、その目的は、適度な剛性を有し、か
つ、耐キンク性に優れ、製造が容易で、コストも低減さ
れるようにした管状器官への挿入具を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の管状器官への挿入具の一つは、先端部が次
第に細くなるように形成されたステンレス製の芯線と、
この芯線の前記先端部外周に装着された金属コイルと、
前記芯線の前記先端部を除く部分の外周に装着された形
状記憶合金の筒状体とを備え、前記金属コイルの基端部
は前記芯線の先端部の傾斜した部分にろう付けされ、前
記金属コイルの先端部には溶融又はろう付けによって丸
い頭部が形成され、前記芯線の先端がこの丸い頭部に融
着又はろう付けされていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の管状器官への挿入具のもう
一つは、先端部が次第に細くなるように形成されたステ
ンレス製の芯線と、この芯線の前記先端部外周に装着さ
れた金属コイルと、前記芯線の前記先端部を除く部分の
外周に装着された形状記憶合金の筒状体とを備え、前記
金属コイルの基端部は前記芯線の先端部の傾斜した部分
にろう付けされ、前記金属コイルの先端部には溶融又は
ろう付けによって丸い頭部が形成され、前記芯線の先端
部に連接された安全ワイヤの先端がこの丸い頭部に融着
又はろう付けされていることを特徴とする。
【0012】本発明の実施に際して、挿入具全体の外径
は0.3 〜0.7mm 、前記芯線の外径は0.1 〜0.4 mm、前記
筒状体の肉厚は0.02〜0.2 mmとされることが好ましい。
【0013】また、本発明において、前記芯線と前記形
状記憶合金の筒状体とは、接着又はろう付けにより固着
されているか、あるいは、圧延、クラッド、伸線などに
よって一体化されていることが好ましいが、当業者によ
って知られている他の方法で一体化されたものでもよ
い。
【0014】また、本発明の別の態様として、前記芯線
及び前記金属コイルの外径を、前記形状記憶合金の筒状
体の内径よりも小さくし、前記芯線及び前記金属コイル
を、前記形状記憶合金の筒状体から抜き出し可能として
もよい。
【0015】
【作用】本発明の管状器官への挿入具は、ステンレス製
の芯線と、この芯線の先端部を除く部分の外周に装着さ
れた形状記憶合金の筒状体とを備えているので、ステン
レス製の芯線によって剛性が向上するとともに、形状記
憶合金の筒状体によって耐キンク性が向上する。したが
って、適度な剛性を有するとともに、耐キンク性に優れ
た挿入具を提供することができる。
【0016】また、本発明の管状器官への挿入具は、ス
テンレス製の芯線の先端部が次第に細くなるように形成
され、金属コイルの基端部が、芯線の先端部の傾斜した
部分にろう付けされ、金属コイルの先端部は、芯線の先
端又は芯線の先端部に連接された安全ワイヤの先端と一
緒に、丸い頭部に融着又はろう付けされているので、金
属コイルが芯線の先端部にしっかりと固着される。その
結果、管状器官内で金属コイルが芯線の先端部から脱落
したり、引き伸ばされたりする危険が少なくなり、安全
性を高めることができる。
【0017】更に、上記のように、金属コイルをステン
レス製の芯線に直接ろう付けすることができるので、製
造が容易となり、製造コストを低減することができる。
【0018】また、本発明の好ましい態様において、挿
入具全体の外径を0.3 〜0.7mm 、芯線の外径を0.1 〜0.
4 mm、筒状体の肉厚を0.02〜0.2 mmとした場合には、ス
テンレス製の芯線の剛性と、形状記憶合金の筒状体の超
弾性とがちょうど良くバランスして、管状器官への挿入
具として好ましい適度な剛性と、優れた耐キンク性を得
ることができる。
【0019】更に、本発明の好ましい態様において、芯
線及び金属コイルの外径を形状記憶合金の筒状体の内径
よりも小さくし、芯線及び金属コイルを形状記憶合金の
筒状体から抜き出し可能とした場合には、挿入具を管状
器官内に挿入した後、芯線及び金属コイルを形状記憶合
金の筒状体から引き抜いて、残された筒状体をカテーテ
ルとして利用することができる。
【0020】
【実施例】図1には、本発明の管状器官への挿入具の一
実施例による部分断面図が示されている。
【0021】この管状器官への挿入具11は、先端部1
2aが次第に細くなるようにテーパ状に形成されたステ
ンレス製の芯線12と、この芯線12の先端部12a外
周に装着された金属コイル14と、芯線12の先端部1
2aを除く部分12bの外周に装着された形状記憶合金
の筒状体13とを備えている。
【0022】金属コイル14の基端部は、芯線12の先
端部12aの傾斜した部分、すなわちテーパ部にろう付
けされている。また、金属コイル14の先端部には溶融
又はろう付けにより丸い頭部15が形成され、芯線12
の先端がこの頭部15に直接融着又はろう付けされてい
る。
【0023】上記において、筒状体13の形状記憶合金
としては、例えばTi−Ni合金が好ましく用いられ
る。その変態点は、好ましくは体温よりも低く設定さ
れ、管状器官内において超弾性が発揮されるようにする
ことが好ましい。
【0024】また、金属コイル14の材質としては、ス
テンレスを用いることもできるが、好ましくはX線不透
過性の材質、例えば金、白金、タングステン、タンタ
ル、イリジウム、レニウム、及びこれらの合金等が用い
られる。X線不透過性の材質を用いた場合には、挿入具
11を管状器官に挿入する際に、その先端位置をX線モ
ニターテレビで確認しながら行うことができる。
【0025】頭部15は、例えば芯線12や金属コイル
14の先端を溶融させることによって形成することもで
き、あるいはろう材を付着させて形成することもでき
る。頭部15を溶融又はろう付けによって形成すると
き、芯線12及び金属コイル14の先端を一緒に溶融又
はろう付けして固着することができる。
【0026】本発明の管状器官への挿入具11は、その
全長が1500〜1800mm、金属コイルの基部から頭部までの
長さが50〜400 mmとするのが好ましい。また、挿入具1
1全体としての外径は0.3 〜0.7 mm、芯線12の外径は
0.1 〜0.4 mm、筒状体13の肉厚は0.02〜0.2 mmとする
のが好ましい。
【0027】また、本発明の管状器官への挿入具11
は、滑り性を向上させるため、その外周にフッ素樹脂な
どの合成樹脂膜(あるいは合成樹脂チューブ)を被覆し
てもよく、更にはその合成樹脂膜の表面に親水性ポリマ
ーを被覆してもよい。このような親水性ポリマーとして
は、例えば特公平4-14991 号に開示されたような樹脂が
挙げられる。
【0028】更に、上記において、芯線12と形状記憶
合金の筒状体13とを一体化させるとともに、芯線12
の先端部を次第に細くなるように形成する方法として
は、例えば次のような方法が採用される。
【0029】図4に示す方法は、芯線と形状記憶合金の
筒状体とを、圧延、クラッド又は伸線により一体化し、
この先端部を次第に細くなるように切削する方法であ
る。すなわち、芯線12の外径よりやや大きい内径を有
する形状記憶合金の筒状体13に、芯線12を挿通した
後、圧延、クラッド又は伸線により、芯線12と形状記
憶合金の筒状体13とを一体化させ、挿入具として必要
な長さに切断した後、一体化した芯線12及び筒状体1
3の先端部を切削して次第に細く形成する。その結果、
先端部は、芯線12のみが露出した状態となる。
【0030】図5に示す方法は、芯線と形状記憶合金の
筒状体とをろう付けにより固着させる方法である。すな
わち、芯線12の外径よりやや大きい内径を有する形状
記憶合金の筒状体13に、芯線12を挿通し、筒状体1
3の先端部から芯線12が突出する部分に、金属ろう材
17をろう付けし、芯線12が形状記憶合金の筒状体1
3に対して軸方向に動かないように固着させる。この場
合、芯線12の先端部12aは、ろう付け前に予め細く
形成されていてもよく、ろう付けにより筒状体13に固
着してから細く形成してもよい。
【0031】なお、この他の方法として、芯線と形状記
憶合金の筒状体とを接着剤で接着して一体化させる方法
も採用できる。
【0032】図2には、本発明の管状器官への挿入具の
他の実施例による部分断面図が示されている。
【0033】この管状器官への挿入具21は、先端部2
2aが次第に細くなるように形成されたステンレス製の
芯線22と、この芯線22の先端部22a外周に装着さ
れた金属コイル24と、芯線22の先端部22aを除く
部分22bの外周に装着された形状記憶合金の筒状体2
3とを備えている。金属コイル24の基端部は、芯線2
2の先端部22aの傾斜した部分、すなわちテーパ部に
ろう付けされている。金属コイル24の先端部に溶融又
はろう付けによって丸い頭部25が形成され、芯線22
の先端に連接された安全ワイヤ26の先端が、この丸い
頭部25に同じく溶融又はろう付けによって連結されて
いる。
【0034】なお、金属コイル24としては、前記実施
例と同様な材質のものが用いられ、安全ワイヤ26も、
上記金属コイル24と同様な材質のものが用いられる。
【0035】図3には、本発明の管状器官への挿入具の
更に他の実施例による部分断面図が示されている。
【0036】この管状器官への挿入具31は、先端部3
2aが次第に細くなるようにテーパ状に形成されたステ
ンレス製の芯線32と、この芯線32の先端部32a外
周に装着された金属コイル34と、芯線32の先端部3
2aを除く部分32bの外周に装着された形状記憶合金
の筒状体33とを備えている。
【0037】金属コイル34の基端部は、芯線32の先
端部32aの傾斜した部分、すなわちテーパ部の中間に
ろう付けされている。また、金属コイル34の先端部に
は溶融又はろう付けにより丸い頭部35が形成され、芯
線32の先端がこの頭部35に直接融着又はろう付けさ
れている。
【0038】そして、この実施例では、芯線32の外径
1 及び金属コイル34の外径D2が、形状記憶合金の
筒状体33の内径D3 よりも小さくされ、芯線32及び
金属コイル34が、形状記憶合金の筒状体33から抜き
出し可能とされている。なお、芯線32の外径D1 及び
金属コイル34の外径D2 は、形状記憶合金の筒状体3
3の内径D3 よりも小さくされているが、その差は非常
に小さいため、図3においては必ずしも明確ではない。
【0039】なお、図3に示す管状器官への挿入具31
は、管状器官へ挿入具31を挿入した後、芯線32及び
金属コイル34を、形状記憶合金の筒状体33から抜き
出して、形状記憶合金の筒状体33のみを管状器官に残
すことにより、形状記憶合金の筒状体33をカテーテル
として使用することが可能であり、挿入具31に沿って
カテーテルを挿入することが不必要となり、患者及び医
師の負担を軽減することができる。
【0040】以上、本発明の管状器官への挿入具の実施
例を図1〜3に示したが、本発明の管状器官への挿入具
においては、芯線はステンレス製のものとするが、一本
のワイヤからなるものばかりでなく、複数の細線をより
合わせたより線で構成されていてもよい。また、上記図
1〜3に示す実施例においては、芯線の先端部を、テー
パ状に形成するか、または安全ワイヤを用いる方法によ
り次第に細くなるように形成したが、これらの方法に限
定されず、次第に細くなるような形状であれば、例えば
段状に縮径された形状等であってもよい。
【0041】試験例 本発明の管状器官への挿入具に用いたステンレス製の芯
線とその外周に装着された形状記憶合金の筒状体とから
なる線材の、耐キンク性と、剛性とを、ステンレス製の
線材、形状記憶合金製の線材と比較した。
【0042】ステンレス製の芯線とその外周に装着され
た形状記憶合金の筒状体とからなる線材は、外径0.35mm
の芯線を、外径0.5 mm、肉厚0.06mmの筒状体に挿入し、
長さ200 mm、外径0.5 mmの線材とした。ステンレス製の
線材及び形状記憶合金製の線材も、同様の長さ、外径の
ものを用いた。
【0043】これら3種の線材の耐キンク性を測定し
た。耐キンク性の測定は、図6に示すように、線材68
を、直径12.5mmの丸棒69に巻つけた後、丸棒69を抜
き取り、図7に示すように線材68の曲がり量を、直線
70との距離Hとして測定し、その値を変形量とした。
その結果を表1に示す。なお、ステンレス製の芯線とそ
の外周に装着された形状記憶合金の筒状体とからなる線
材を実施例品とした。
【0044】
【表1】
【0045】表1の結果から、実施例品の変形量は、ス
テンレス製の線材より小さいが、形状記憶合金製の線材
より大きい。すなわち、実施例品の耐キンク性は、ステ
ンレス製の線材より優れるが、形状記憶合金製の線材よ
り劣ることがわかる。
【0046】次に、上記3種の線材の剛性を測定した。
剛性は、スパン15mmとして線材を乗せ、荷重とたわみ量
との関係を求めた。その結果を図8に示す。図8におい
て、△−△は実施例品、○−○は形状記憶合金製の線
材、□−□はステンレス製の線材の測定値を表す。
【0047】また、たわみ量1 mmの時の測定荷重からヤ
ング率を求めた。その結果を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】図8、表2の結果から、実施例品の剛性
は、形状記憶合金製の線材より優れているが、ステンレ
ス製の線材より劣ることがわかる。
【0050】以上の測定結果から、実施例品は、形状記
憶合金製の線材の特性と、ステンレス製の線材の特性と
の中間の特性を示し、それによって、管状器官への挿入
具として必要とされる耐キンク性と適度な剛性とを兼ね
備えた、優れたものであることがわかる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の管状器官
への挿入具は、ステンレス製の芯線と形状記憶合金製の
筒状体とを一体化した線材を用いているので、適度な剛
性を有し、かつ、耐キンク性にも優れている。また、金
属コイルの基部を芯線の先端部にろう付けするととも
に、金属コイルの先端部に形成した頭部に芯線の先端部
又はそれから連接された安全ワイヤを固着しているの
で、金属コイルの離脱などの虞れが少ない、信頼性の高
い製品を提供することができる。更に、金属コイルのろ
う付けなどが容易になされるので、作業性が良好で、コ
ストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管状器官への挿入具の一実施例を示す
部分断面図である。
【図2】本発明の管状器官への挿入具の他の実施例を示
す部分断面図である。
【図3】本発明の管状器官への挿入具の更に他の実施例
を示す部分断面図である。
【図4】本発明の管状器官への挿入具において、芯線と
形状記憶合金の筒状体とを圧延により一体化した例を示
す部分断面図である。
【図5】本発明の管状器官への挿入具において、芯線と
形状記憶合金の筒状体とをろう付けにより固着した例を
示す部分断面図である。
【図6】耐キンク性の測定のため、線材を丸棒に巻きつ
けた状態を示す斜視図である。
【図7】耐キンク性の測定において、線材を丸棒に巻つ
けた後、その変形量の測定の仕方を示す概念図である。
【図8】剛性の測定結果を示す図表である。
【図9】従来の管状器官への挿入具の一例を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
11、21、31 管状器官への挿入具 12、22、32 芯線 13、23、33 筒状体 14、24、34 金属コイル 15、25、35 頭部 26 安全ワイヤ 17 金属ろう材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が次第に細くなるように形成され
    たステンレス製の芯線と、この芯線の前記先端部外周に
    装着された金属コイルと、前記芯線の前記先端部を除く
    部分の外周に装着された形状記憶合金の筒状体とを備
    え、前記金属コイルの基端部は前記芯線の先端部の傾斜
    した部分にろう付けされ、前記金属コイルの先端部には
    溶融又はろう付けによって丸い頭部が形成され、前記芯
    線の先端がこの丸い頭部に融着又はろう付けされている
    ことを特徴とする管状器官への挿入具。
  2. 【請求項2】 先端部が次第に細くなるように形成され
    たステンレス製の芯線と、この芯線の前記先端部外周に
    装着された金属コイルと、前記芯線の前記先端部を除く
    部分の外周に装着された形状記憶合金の筒状体とを備
    え、前記金属コイルの基端部は前記芯線の先端部の傾斜
    した部分にろう付けされ、前記金属コイルの先端部には
    溶融又はろう付けによって丸い頭部が形成され、前記芯
    線の先端部に連接された安全ワイヤの先端がこの丸い頭
    部に融着又はろう付けされていることを特徴とする管状
    器官への挿入具。
  3. 【請求項3】 挿入具全体の外径が0.3 〜0.7mm 、前記
    芯線の外径が0.1 〜0.4 mm、前記筒状体の肉厚が0.02〜
    0.2 mmとされている請求項1又は2記載の管状器官への
    挿入具。
  4. 【請求項4】 前記芯線と前記形状記憶合金の筒状体と
    が、接着又はろう付けにより固着されている請求項1〜
    3のいずれか1つに記載の管状器官への挿入具。
  5. 【請求項5】 前記芯線と前記形状記憶合金の筒状体と
    が、圧延、クラッド又は伸線によって一体化されている
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の管状器官への挿入
    具。
  6. 【請求項6】 前記芯線及び前記金属コイルの外径が、
    前記形状記憶合金の筒状体の内径よりも小さくされ、前
    記芯線及び前記金属コイルが、前記形状記憶合金の筒状
    体から抜き出し可能とされている請求項1〜3のいずれ
    か1つに記載の管状器官への挿入具。
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US4950621A (en) * 1984-11-06 1990-08-21 Secretary of the State for Defence in Her Majesty's Government of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland Method of growing crystalline layers by vapor phase epitaxy
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JP2001340467A (ja) * 2000-06-05 2001-12-11 Asahi Intecc Co Ltd 医療用ガイドワイヤと、医療用ガイドワイヤの線体成形方法
JP2017517339A (ja) * 2014-06-11 2017-06-29 先健科技(深▲せん▼)有限公司Lifetech Scientific (Shenzhen) Co.,Ltd 肺容積減少弾性インプラント及び器械

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