JPH087378Y2 - コード板取付け構造 - Google Patents

コード板取付け構造

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JPH087378Y2
JPH087378Y2 JP13476589U JP13476589U JPH087378Y2 JP H087378 Y2 JPH087378 Y2 JP H087378Y2 JP 13476589 U JP13476589 U JP 13476589U JP 13476589 U JP13476589 U JP 13476589U JP H087378 Y2 JPH087378 Y2 JP H087378Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、ズームレンズカメラ等において焦点距離情
報等を検出するための、コード板の取付け構造に関す
る。
「従来の技術及びその問題点」 ズームレンズ、2焦点レンズあるいはマクロ付レンズ
などの撮影レンズにおいては、手動またはモータによっ
てカム環を回転させることにより、このカム環に内蔵し
た変倍レンズ群を光軸方向に接離移動させて焦点距離等
を変化させるようになっている。このような撮影レンズ
を備えたカメラにおいては、撮影レンズの焦点距離変
化、焦点距離変化に伴う開放F値の変化等のレンズ情報
を自動的に検出し、これにより種々の制御を行なうよう
になっている。
従来、このレンズ情報を自動検出するための手段とし
ては、カム環の外周にコード板を取付け、このコード板
にブラシを摺接させてブラシがコード板と接触する位置
を所定の位置情報として読取り、この読取った所定の位
置情報を焦点距離情報等に変換する構造が一般的に採用
されている。そしてコード板とカム環との固定は、両面
テープによる貼付か、ビス止めにより行なわれていた。
このような取付け構造においては、位置情報の検出精度
がコード板の取付け精度に大きく依存する。
しかしながら、円筒形のカム環外周にコード板を両面
テープで正確な位置に貼付する場合、位置決めが面倒
で、貼付位置のずれを生じやすい。しかも、貼付ミスに
より一旦貼付したコード板を剥がして再貼付すると、両
面テープの接着力が弱くなって経年変化により剥がれて
脱落してしまうことがあるという問題があった。
また、ビスによる取付けにおいては、経年変化による
剥がれ、脱落などはないものの、手作業では位置決めが
困難であり、ビスの穴を探すのが面倒で作業性が悪い、
という問題があった。
「考案の目的」 本考案は上述した従来の問題に鑑みてなしたもので、
環状部材(カム環)へのコード板の取付け位置決めを簡
単に行なえ、しかも経年変化による脱落などがないコー
ド板取付け構造を提供することを目的とする。
「考案の概要」 上記目的を達成するために本考案は、環状部材の外周
面のコード板取付け位置にコード板が嵌る凹部を形成
し、この凹部内に位置決め係合部を設け、コード板を弾
性材または可撓性材から上記環状部材の半周長よりも長
い板状に形成し、かつ上記凹部の底面の曲率よりも大き
い曲率のC字状に形成し、このコード板に上記係合部に
係合して係止される位置決め係合部を設けたこと、に特
徴を有する。
この構成によれば、コード板が自身の弾性力等により
カム環に嵌合固定され、しかもコード板の位置決めが位
置決め係合部の係合および凹部により行なわれる。
また、環状部材の内面にコード板を取付けるときに
は、コード板が嵌る凹部を環状部材の内周面に形成し、
位置決め係合部を上記凹部内に設け、コード板を、上記
環状部材の半周長よりも長い板状の弾性材または可撓性
材から、上記凹部の底面の曲率よりも小さい曲率のC字
形状に形成し、このコード板に、上記位置決め係合部に
係合して係止される係合部を設ける。
また、本考案は、環状部材の周方向に所定距離話して
一対の係合部を形成し、弾性材等からなり、上記環状部
材の曲率に対応させた曲率でC字状に形成したコード板
の両端部に、上記両係合部にそれぞれ係合して係止され
る係合部を形成すればよい。
「考案の実施例」 以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、本考案を適用したズームレンズの実施例を
分解して要部のみを示す斜視図である。
環状部材としてのカム環11は、図示しないカメラボデ
ィに固定された固定鏡筒内に回動自在に支持さている。
カム環11の外周に、その回転位置をコード化するコード
板13が取付けられる。
カム環11内には、公知のカム機構を介して変倍レンズ
群が支持されている。このカム環11は、図示せぬズーム
モータの回転に連動して回転し、カム機構を介して変倍
レンズ群を光軸方向に接離移動させてズーミングを行な
う。
このカム環11の外周には、コード板13を取付けるべき
位置に、周方向に延びる凹部15が形成さている。凹部14
の底面には、位置決め係合部としての位置決め係合突起
17が植設がされている。なおこのカム環11は、たとえば
合成樹脂等の射出成形により形成される。
また、凹部15の幅は、コード板13をガタなく収容でき
るように設定され、その長さは、コード板13を完全に収
容できるようにコード板13の全長以上に設定されてい
る。
コード板13は、薄板状の可撓性材または弾性材から、
C字状の環状に形成されている。そしてコード板13の一
方の端部には、凹部15内の位置決め係合突起17に嵌る、
位置決め係合部としての位置決め係合孔19が形成されて
いる。
コード板13の内周面の曲率は、凹部15の底面の曲率よ
りも大きくしてある。つまり、コード板13の内周面の直
径をd1、凹部15の底面の直径をD1とすると、 d1<D1 となるように形成してある。
さらにコード板13の周長を、カム環11の半周長(また
は凹部15の底面の半周長)よりも長くしてある。
以上の構成によりコード板13は、自身の可撓性または
弾性による縮径力により両端部で凹部156を抱え込んで
凹部15の底面に密着し、かつ外れ難くなる。
なお、コード板13の周長をカム環11の半周長よりも短
く設定しても、コード板13は、その弾性等による縮径力
および摩擦力により凹部15の内面に密着する。
コード板13の表面にはカム環11の回転位置あるいは回
転角をコード化するコードが設けられている。このコー
ドは周知であるが、たとえば、導電性素材上にランド19
や複数のダミー端子21を、複数の列上に所定の間隔で設
けたものがある(第4図参照)。これらの複数列のラン
ド19や複数のダミー端子21にそれぞれ、レンズ鏡筒の固
定部に取付けられた対応するブラシ23を摺接させる。そ
して、接触した各ブラシ23の電気的レベルを図示しない
マイコンがとり込み、所定の情報、例えば焦点距離情報
等に変換する。
なお、所定の情報は、コード板13にマイコンと接続す
るラインを取付け、コード板13からとり込む構造にして
もよい。また、コード板13を固定鏡筒に取付け、ブラシ
23を回転鏡筒に取付ける構造でもよい。
上記実施例におけるコード板13は、以下のようにして
カム環11に取付けられる。
先ず、コード板13の両端部の間隔を広げて拡径し、カ
ム環11に軸方向から嵌め、凹部15上に位置させる。そし
て、位置決め係合孔19を係合突起17に嵌合し、拡径力を
解く。硫黄の作業でコード板13の取付けが終了する。
この状態でコード板13は、位置決め係合孔19と位置決
め係合突起17との嵌合により全体の周回方向の位置およ
び一方の端部の光軸方向位置が固定され、コード板13の
両側面と凹部15の両側面との当接によりコード板13の光
軸方向の位置、傾きが固定される。
以上の通り本実施例によれば、コード板13をその弾性
等に抗してカム環11に嵌め、位置決め係合孔19を位置決
め係合突起17に嵌めるだけでコード板13の装着が完了す
るので作業性が大変良く、しかも取付け精度が高い。
なお、上記実施例では、係合突起17をカム環11に設
け、係合孔19をコード板13に形成したが、係合突起をコ
ード板に、係合孔をカム環に形成してもよい。
以上はカム環11の外周面にコード板13を取付ける構造
の実施例であるが、次に、カム環31の内周面にコード板
33を取付ける構造の実施例について、第2図を参照して
説明する。
カム環31内には、公知のカム機構を介して変倍レンズ
群が支持される。このカム環31は、図示せぬズームモー
タの回転に連動して回転し、この回転によりカム機構を
介して変倍レンズ群を光軸方向に接離移動させてズーミ
ングを行なう。
このカム環31の内周面には、コード板33を取付けるべ
き位置に、周方向に延びる凹部35が形成されている。凹
部35の底面には、係合部としての位置決め係合突起37が
植設されている。
また、凹部25の幅は、コード板33をガタなく収容でき
るように設定され、その長さは、コード板33を完全に収
容できるようにコード板33の全長以上に設定されてい
る。
このコード板33は、薄板状の可撓性材または弾性材か
ら、C字形の環状に形成されている。そしてコード板33
の一方の端部には、凹部35内に形成された突起37に嵌
る、位置決め係止部としての位置決め孔39が形成されて
いる。
コード板33の外周面の曲率は、凹部35の底面の曲率よ
りも小さくしてある。つまり、コード板33の内周面の直
径をd2、凹部35の底面の直径をD2とすると、 d2>D2 となるように形成してある。
さらにコード板33の周長を、カム環31の半周長(凹部
35の底面の半周長)よりも長くしてある。
以上の構成によれば、コード板33は、自身の可撓性ま
たは弾性による拡径力により凹部15の底面に密着し、か
つ外れ難くなる。
コード板33の内周面には、カム環31の回転位置あるい
は回転角をコード化する、コード板13のコードと同様の
コードが設けられている。
コード板33は、以下のようにしてカム環31に取付けら
れる。
先ず、コード板33の両端の間隔を狭めて縮径させ、カ
ム環31に挿入する。そして、位置決め係合孔39を係合突
起37に嵌合させるとともに、凹部35に嵌める。以上の作
業でコード板33の取付けが終了する。
この状態でコード板33は、位置決め係合孔39と位置決
め係合突起37との嵌合により全体の周回方向の位置およ
び一方の端部の光軸方向位置が固定され、コード板33の
両側面と凹部35の両側面との当接によりコード板33の光
軸方向の位置、傾きが固定される。
以上の通り本実施例によれば、コード板33をその弾性
等に抗してカム環31に挿入し、位置決め係合孔39を位置
決め突起37に嵌めるだけでコード板33の装着が完了する
ので作業性が大変良く、しかも取付け精度が高い。
上記実施例では、カム環11、31に形成した凹部15、35
によって主にコード板13、33の光軸方向の位置決めを行
なったが、凹部に代えて、ガイド突起などにより位置決
めを行なう構造にしてもよい。
上記実施例では、係合突起17、37をカム環11、31に設
け、係合孔19、39をコード板13、33に形成したが、係合
突起をコード板に、係合孔をカム環に形成してもよい。
しかも、これらの形状、数は実施例に限定されない。
また、上記実施例では、コード板13、33の位置決め
を、コード板13、33の一端部に形成した一個の係合突起
17、37と凹部15、35に形成した1個の係合孔19、39との
嵌合により行なったが、本考案はこの実施例に限定され
ない。たとえば、コード板の両端に一対の係合部を形成
し、これらの係合部を嵌合させる一対の係合部をカム環
に設ける構造でもよい。その実施例を、第3図に示し
た。
カム環41の外周面には、円周方向に所定距離離して一
対の係合部としての係合突起42a、42bを植設してある。
一方、コード板43には、上記一対の係合突起に係合する
一対の係合部として、一方の端部に係合孔49aを形成
し、他方の端部に係合長孔49bを形成してある。なお、
コード板43の基本的構成は、その曲率がカム環41の曲率
よりも大きいなど、第1図に示した実施例と同様であ
る。
この実施例においてコード板43をカム環41に取付ける
場合、先ず、コード板43の両端部を開いて拡径し、この
状態でカム環41に嵌めて係合長孔49bを係合突起42bに嵌
める。そして、係合孔49aを係合突起42aに嵌めて拡径力
を解く。以上の作業により、コード板43は、自身の弾性
縮径力によりカム環41に嵌合保持される。この構造は、
コード板をカム環の内周面に取付ける場合にも適用でき
ることはいうまでもない。
以上の通り第3図に示した実施例によれば、係合孔49
a、49bを係合突起42a、42b嵌めれば、コード板43が自身
の弾性力等によりカム環41に保持、固定されるので、取
付け作業が大変容易である。しかもコード板43の周回方
向の位置が係合孔49aと係合突起42aとの嵌合により決ま
り、他方の係合孔49bと係合突起42bとの嵌合によりコー
ド板43の移動やねじれが防止されるので、装着精度が大
変高い。
なお、他方の係合孔49bは円孔でも、端部が開口した
U字形の溝でもよい。さらに、係合孔、係合突起の形状
は多角形でもよく、光軸方向に2個ずつあるいはそれ以
上図ずつ設けてもよく、図示実施例に限定されない。
「考案の効果」 以上の説明から明らかなように本考案のコード板取付
け構造によれば、コード板自体を可撓性材または弾性材
から環状部材の曲率に対応したC字形状の環状に形成し
て、その弾性力等により環状部材に密着嵌合するように
したので、コード板の取付け作業が容易になるととも
に、経年劣化により剥れることも無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のコード板取付け構造を適用したカム
環およびコード板の一実施例を示す斜視図、 第2図は、本考案の別の実施例を示す斜視図、 第3図は、本考案のさらに別の実施例を示す斜視図、 第4図は、コード板の展開状態を示す概念図である。 11、31…カム環(環状部材)、13、33…コード板、15、
35…凹部、17、37…位置決め係合突起(位置決め係合
部)、19、39…位置決め係合孔(位置決め係合部)、41
…カム環(環状部材)、43…コード板、42a、42b…係合
突起、49a…係合孔、49b…係合長孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03B 13/36

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズ鏡筒内の環状部材の外周面にコード
    板を取付ける構造であって、 上記環状部材の外周面のコード板取付け位置に形成され
    た、コード板が嵌る凹部と、 この凹部内に設けられた位置決め係合部と、 上記環状部材の半周長よりも長い板状の弾性材または可
    撓性材からなり、上記凹部の底面の曲率よりも大きい曲
    率のC字形状に形成されたコード板と、 このコード板に設けられた、上記位置決め係合部に係合
    して係止される位置決め係合部とを備えていること、を
    特徴とするコード板取付け構造。
  2. 【請求項2】レンズ鏡筒内の環状部材の外周面にコード
    板を取付ける構造であって、 上記環状部材の外周面に、周回方向に所定間隔で形成さ
    れた一対の係合部と、 板状の弾性材または可撓性材からなり、上記環状部材の
    外周面の曲率よりも大きい曲率で曲げられたコード板
    と、 このコード板に設けられた、上記一対の係合部にそれぞ
    れ係合して係止される一対の係合部と、を備えているこ
    とを特徴とするコード板取付け構造。
  3. 【請求項3】レンズ鏡筒内の環状部材の内周面にコード
    板を取付ける構造であって、 上記環状部材の内周面のコード板取付け位置に形成され
    た、コード板が嵌る凹部と、 この凹部内に設けられた位置決め係合部と、 上記環状部材の半周長よりも長い板状の弾性材または可
    撓性材からなり、上記凹部の底面の曲率よりも小さい曲
    率のC字形状に形成されたコード板と、 このコード板に設けられた、上記位置決め係合部に係合
    して係止される係合部と、を備えていることを特徴とす
    るコード板取付け構造。
  4. 【請求項4】レンズ鏡筒内の環状部材の内周面にコード
    板を取付ける構造であって、 上記環状部材の内周面に、周回方向に所定間隔で形成さ
    れた一対の係合部と、 板状の弾性材または可撓性材からなり、上記環状部材の
    内周面の曲率よりも小さい曲率で曲げられたコード板
    と、 このコード板に設けられた、上記一対の係合部にそれぞ
    れ係合して係止される一対の係合部と、を備えているこ
    とを特徴とするコード板取付け構造。
JP13476589U 1989-11-10 1989-11-20 コード板取付け構造 Expired - Fee Related JPH087378Y2 (ja)

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US07/609,700 US5267088A (en) 1989-11-10 1990-11-06 Code plate mounting device
GB9024234A GB2240132B (en) 1989-11-10 1990-11-07 Code plate mounting device
DE4035549A DE4035549A1 (de) 1989-11-10 1990-11-08 Halterung fuer eine codeplatte insbesondere fuer den objektivtubus einer kamera
FR9013958A FR2654526A1 (fr) 1989-11-10 1990-11-09 Dispositif de montage d'une plaque de codage.
GB9321434A GB2269630B (en) 1989-11-10 1993-10-18 Code plate mounting device
KR1019930023797A KR970006203B1 (ko) 1989-11-10 1993-11-10 사진카메라의 코드판 착설기구

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