JPH0873822A - 表面保護フィルム - Google Patents

表面保護フィルム

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JPH0873822A
JPH0873822A JP20851594A JP20851594A JPH0873822A JP H0873822 A JPH0873822 A JP H0873822A JP 20851594 A JP20851594 A JP 20851594A JP 20851594 A JP20851594 A JP 20851594A JP H0873822 A JPH0873822 A JP H0873822A
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JP
Japan
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weight
polymer block
parts
protection film
trade name
Prior art date
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Application number
JP20851594A
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English (en)
Inventor
Masahiko Hiragori
正彦 平郡
Tadashi Kono
忠 甲野
Yoshinori Watanabe
良範 渡辺
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被保護金属板の加工時に切れ等の損傷がな
く、且つ、剥離したとき、被保護金属板表面に糊残りの
ない表面保護フイルムを提供することを目的とする。 【構成】 密度が0.88〜0.92g/cm3 である
エチレン−α−オレフィン共重合体40〜90重量部
と、一般式A−B−Aで表されるブロック共重合体もし
くは一般式A−Bで表されるブロック共重合体(但し、
Aはスチレン系重合体ブロック、Bはブタジエン重合体
ブロック、イソプレン重合体ブロック、またはそれらを
水素添加して得られるオレフィン重合体ブロックであ
る)10〜60重量部とを含有する粘着性基材の一面に
表面摩擦係数が0.7以下であるポリオレフィンからな
る表面層が設けられていることを特徴とする表面保護フ
ィルム。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、表面保護フイルムに関
する。更に詳しくは、金属板等の被保護体とともに曲げ
や絞りの各種加工が伴う用途に優れた特性を示す表面保
護フイルムに関する。
【0001】
【従来の技術】従来より、金属板を加工する際に適した
表面保護フイルムとしては、可塑化塩化ビニル樹脂を基
材とし、その裏面側に粘着剤層を設けたものが多用され
ている。
【0002】又、本発明者らは、特願平6−18354
号において、ベンダー曲げ加工時の表面保護フイルムの
切れによって被保護金属板に傷が入ることを防止するこ
とを目的として、ベンダー曲げ加工時の表面保護フイル
ムに加わる応力に耐える十分な強度を有するエチレン−
α−オレフィン共重合体を基材とした表面保護フイルム
を提案したが、上記加工時の切れ等に対しては十分な効
果は得られるが、加工時に表面保護フイルムに加わる圧
力や被保護体の変形による張力によって被保護体表面に
糊残りが生じ、これを粘着剤や下塗り剤を工夫して改善
することは被保護体との接着強度や密着性の低下をもた
らす等の理由で難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】叙上の事情に鑑み、本
発明者らは、上記加工時の切れ等に対しては、先に提案
した様な特性強度を満足する必要があり、且つ、曲げ加
工時のベンダーダイス肩部での糊残りを防止するために
は粘着剤自身の引張強度及び基材フィルムとの十分な密
着性が必要であることを見いだし、更にそのような特性
を発現する方法を鋭意検討し本発明を完成したのであ
る。
【0004】本発明は上記従来の問題点を解消し、被保
護金属板の加工時に切れ等の損傷がなく、且つ、剥離し
たとき、被保護体の表面汚染のない表面保護フイルムを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、密度が0.8
8〜0.92g/cm3 であるエチレン−α−オレフィ
ン共重合体40〜90重量部と、一般式A−B−Aで表
されるブロック共重合体もしくは一般式A−Bで表され
るブロック共重合体(但し、Aはスチレン系重合体ブロ
ック、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレン重合
体ブロック、またはそれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックである)10〜60重量部とを含
有する粘着性基材の一面に表面摩擦係数が0.7以下で
あるポリオレフィンからなる表面層が設けられているこ
とを特徴とする表面保護フィルムをその要旨とするもの
である。
【0006】本発明で使用される密度が0.88〜0.
92g/cm3 であるエチレン−α−オレフィン共重合
体は、いかなるものが使用されてもよいが、就中、引張
伸長時応力の降伏点はないかもしくは降伏点後の応力低
下率が降伏点強度の15%以下であり、且つ変形回復率
は70%以上であることが好ましい。ここで、変形回復
率は、試料(長さL0 )を200mm/minの引張速
度にて100%伸長した後すぐ開放し、5分経過後の長
さ(L5 )を測定することにより次式で算出する。
【0007】 (2L0 −L5 )÷(2L0 −L0 )×100
【0008】又、上記α−オレフィンとしては、側鎖の
炭素数が1以上のプロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキ
セン等が挙げられる。
【0009】上記エチレン−α−オレフィン共重合体
は、一般的に若干の粘着性を有するが、本発明の対象と
する被保護金属板と共に加工されるような用途において
は、被保護金属板との接着性が不十分であり、更にエチ
レン−酢酸ビニル共重合体等の軟化剤乃至粘着付与樹脂
をこれに添加してもなお十分な改善に至らない。
【0010】本発明で使用される一般式A−B−Aで表
されるブロック共重合体もしくは一般式A−Bで表され
るブロック共重合体(但し、Aはスチレン系重合体ブロ
ック、Bはブタジエン重合体ブロック、イソプレン重合
体ブロック、またはそれらを水素添加して得られるオレ
フィン重合体ブロックである)(以下、スチレン系ブロ
ック共重合体という。)は、上記トリブロック、ジブロ
ックのみならず3以上のスチレン系重合体ブロックを有
するものであってもよい。
【0011】一方、ブタジエン重合体ブロック、イソプ
レン重合体ブロックまたはこれらを水素添加して得られ
るオレフィン重合体ブロックBは、平均分子量が20,
000〜450,000程度のものが好ましく、更に5
0,000〜300,000程度のものがより好まし
い。そのガラス転移温度は−20℃以下のものが好まし
い。
【0012】上記A成分とB成分との好ましい重量比は
A/B=2/98〜50/50であり、さらに好ましく
はA/B=5/95〜30/70である。
【0013】又、上記スチレン系ブロック共重合体は、
単一種で用いられてもよいが2種以上が混合されて使用
されてもよい。例えば、上記一般式A−B−Aで表され
るブロック共重合体と上記一般式A−Bで表されるブロ
ック共重合体が混合されて使用される場合、A−B−A
ブロック共重合体と一般式A−Bブロック共重合体との
好ましい重量比は100/0〜20/80であり、更に
好ましくは100/0〜50/50である。
【0014】上記スチレン系ブロック共重合体として
は、スチレン系重合体ブロックとイソプレン重合体ブロ
ックがA−B−A型に共重合したSIS、上記共重合体
においてイソプレン重合体ブロックがブタジエン重合体
ブロック及びエチレン−プロピレン重合体ブロック、エ
チレン−ブチレン重合体ブロックに置き替わったSB
S、SEPS、SEBS、スチレン系重合体ブロックと
ブタジエン重合体ブロックがA−B型に共重合したSB
等が挙げられる。
【0015】本発明で使用される粘着性基材は、被保護
体に応じて粘着力の調整が必要な場合、上記粘着成分の
組成や配合比率を適宜変更することによっても適応でき
るが、必要に応じて粘着付与樹脂やその他の添加剤を併
用することも可能である。上記粘着付与樹脂としては、
例えば、脂肪族系石油樹脂、テルペン樹脂、クマロン・
インデン樹脂、芳香族系石油樹脂、ロジン樹脂、脂環族
系石油樹脂等が好適に用いられる。粘着付与樹脂の添加
量は、上記粘着性基材100重量部に対し100重量部
を超えると粘着性基材の凝集力がなくなり、被着体の表
面を汚染するので100重量部以下とする。好ましくは
50重量部以下である。
【0016】本発明において使用される上記粘着性基材
には、更に必要に応じて、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
着色剤等が添加されてもよい。
【0017】本発明において使用される表面摩擦係数が
0.7以下であるポリオレフィンからなる表面層は、上
記粘着性基材の有する大きい引張破断強度、大きい伸
び、引張伸長時応力低下率が小さく且つ変形回復率が大
きいという強度特性を大きく減殺しない材料からなるも
のであればいかなるものが選ばれれてもよいが、例え
ば、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン等が
好適に使用できる。
【0018】又、上記表面層に使用されるポリオレフィ
ンには、上記粘着性基材の粘着性に影響を与えない範囲
において離型性を付与する添加剤、例えば、シリコーン
オイル、シリコーングラフトポリオレフィン等が添加さ
れてもよく、又、上記表面層に更に離型剤の層を重ねて
設けてもよい。又、上記表面層に羽布による摩擦処理を
施すことによっても表面保護フィルム捲重体の展開性を
良好ならしめる。
【0019】本発明の表面保護フィルムの厚さは、30
〜200μm程度であるが、好ましくは、40〜130
μm程度である。又、表面層は、表面保護フィルム全体
の強度特性が満足されるものであれば制限されないが、
摩擦係数が0.7以下であることを維持し、剥離性を保
持するためには、3〜75μm程度にすることが好まし
い。
【0020】本発明において、粘着性基材に表面層を積
層する方法は特に限定しないが、共押出成形による方法
が製造装置及び製造工程が簡単であり、積層強度が高
く、製造能率もよいので好ましい。
【0021】本発明の表面保護フィルムの引張破断強度
は縦横両方向ともに高い方が好ましく、特に2.5kg
/10mm以上であることが好ましく、共押出機を用い
て溶融押出によってT−ダイ法やインフレーション法に
よって成形する場合、本発明の樹脂構成をとる限り、上
記の値は十分得られるが、一般的にフィルムの引取方向
に樹脂が配向し、引張破断強度が縦横方向でバランスを
崩すので、インフレーション法においては、ドラフト比
を通常のフィルムの成形時より大きくとって成形し、ア
ニーリングを施すことにより成形歪を除去してフィルム
を得ることが好ましく、又、T−ダイ法においては、成
形されたフィルムを幅(横)方向に延伸処理を加え、イ
ンフレーション法同様アニーリングを施すことにより成
形歪を除去してフィルムを得ることが好ましい。
【0022】上記引張破断強度は、曲げ加工工程の最終
部分で、曲げ角度及び曲げ部内側の曲率をそれぞれ所定
の値にするために、加圧・引き延ばされた状態で更に押
さえつけるため、その際の基材の切れを防止するのに前
記強度特性に加えて必要となるものである。
【0023】上記の如くして得られる表面保護フィルム
は、引張伸長時応力の降伏点はないかもしくは降伏点後
の応力低下率が降伏点強度が小さく、変形回復率の高い
ものとなる。
【0024】
【作用】本発明は、密度が0.88〜0.92g/cm
3 であるエチレン−α−オレフィン共重合体40〜90
重量部と、一般式A−B−Aで表されるブロック共重合
体もしくは一般式A−Bで表されるブロック共重合体
(但し、Aはスチレン系重合体ブロック、Bはブタジエ
ン重合体ブロック、イソプレン重合体ブロック、または
それらを水素添加して得られるオレフィン重合体ブロッ
クである)10〜60重量部とを含有する粘着性組成物
を基材として使用することにより、ベンダー曲げ加工時
にダイスの肩部分にかかる圧力によって、塑性変形を起
こさず、且つ、加圧部分が移動した際に速やかに形状を
回復し、曲げ加工進行時に表面保護フィルムが曲げ稜線
と垂直方向に引き延ばされる際の切れを防止できる。
【0025】上記粘着性基材の作用は、これが有する大
きい引張破断強度、大きい伸び、引張伸長時応力低下率
が小さく且つ変形回復率が大きいという強度特性に起因
するものと推察される。
【0026】更に、本発明の表面保護フィルムは、引張
破断強度が縦横両方向ともに十分な強度を有するので、
被保護金属板の各種加工時に加わる応力の方向に係わり
なく上記性能を発揮できるのである。
【0027】又、上記組成の粘着性基材とすることによ
って基材の大きい引張破断強度と適度の被保護金属板と
の粘着性が付与され、被保護金属板の各種加工時に加わ
る大きい応力にもかかわらず、表面保護フィルムを剥離
した時、粘着性基材の一部が金属板上に残留して生ずる
表面汚染がなく、被保護金属板の加工並びにその後の加
工を円滑に進め得るのである。
【0028】粘着性基材の一面に表面摩擦係数が0.7
以下であるポリオレフィンからなる表面層が設けられて
おり、粘着性基材と表面層は上記の如く相溶性が極めて
良好であるので、両層が強固に結合しており、且つ、表
面摩擦係数が0.7以下であるので表面保護フィルム捲
重体の展開性を良好ならしめる。又、粘着性基材と表面
層を共押出成形による方法によって成形した場合、更に
上記両層が強固に結合し、就中、表面汚染がなく被保護
金属板から表面保護フィルムを剥離することができるの
である。
【0029】又、本発明表面保護フィルムは、上記の如
く、使用後不要となったフィルムを焼却しても、塩化水
素の如き有害ガスを発生しないので、廃棄物の処理が軽
減できる。
【0030】
【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明
する。尚、実施例において、摩擦係数、引張破断強度、
切れ、表面汚染、展開性は以下に示す方法で試験、評価
された。
【0031】1.摩擦係数 JIS K 7125−1987(プラスチックフィル
ム及びシートの摩擦係数試験方法)に拠って測定した。
【0032】2.引張破断強度 JIS K 7125−1987(プラスチックフィル
ム及びシートの引張試験方法)に拠って測定した。
【0033】3.切れ 表面保護フィルムを厚さ1.0mmと2.0mmのステ
ンレス鋼板に貼り合わせ、ベンダー曲げ加工機にて幅1
2mmのダイスを用い、加工速度8mm/minで仕上
がりが90°になるように曲げ加工を行い、加工後のフ
ィルムの切れの有無を目視により観察、評価した。
【0034】4.表面汚染 第1項の切れの評価後、上記表面保護フィルムをステン
レス鋼板から通常の方法により剥離し、ステンレス鋼板
上の表面汚染の有無を目視により観察、評価した。 5.展開性 実施例及び比較例で得られた表面保護フィルムを各々自
背面に重ね貼りし、60℃で1週間加熱し、常温に冷却
したものを通常の方法により剥離し、剥離の難易度を感
覚によって評価した。
【0035】(実施例1)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )70重量
部、SEBS(シェル化学社製、商品名:クレイトンG
1657)30重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレ
ス社製、商品名:ピコライトA85)30重量部からな
る粘着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三
菱油化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面
層を20μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−
ダイ法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面
保護フィルムの性能は表1に示した。
【0036】(実施例2)エチレン−α−オレフィン共
重合体(ハイモント社製、商品名:KS051P、密度
0.89g/cm3 )70重量部、SEBS(シェル化
学社製、商品名:クレイトンG1657)30重量部、
粘着付与樹脂(理化ハーキュレス社製、商品名:ピコラ
イトA85)30重量部からなる粘着性基材層を100
μm、低密度ポリエチレン(三菱油化社製、商品名:ユ
カロンLK30)からなる表面層を20μmとなる如
く、多層共押出機を使用するT−ダイ法によって表面保
護フイルムを得た。得られた表面保護フィルムの性能は
表1に示した。
【0037】(実施例3)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )40重量
部、SEBS(シェル化学社製、商品名:クレイトンG
1657)60重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレ
ス社製、商品名:ピコライトA85)30重量部からな
る粘着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三
菱油化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面
層を20μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−
ダイ法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面
保護フィルムの性能は表1に示した。
【0038】(比較例1)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス3520L、密度0.935g/cm3 )70重量
部、SEBS(シェル化学社製 商品名:クレイトンG
1657)30重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレ
ス社製、商品名:ピコライトA85)30重量部からな
る粘着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三
菱油化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面
層を20μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−
ダイ法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面
保護フィルムの性能は表1に示した。
【0039】(比較例2)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:タフマーP0
680、密度0.870g/cm3 )70重量部、SE
BS(シェル化学社製、商品名:クレイトンG165
7)30重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレス社
製、商品名:ピコライトA85)30重量部からなる粘
着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三菱油
化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面層を
20μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−ダイ
法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面保護
フィルムの性能は表1に示した。
【0040】(比較例3)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )20重量
部、SEBS(シェル化学社製、商品名:クレイトンG
1657)80重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレ
ス社製、商品名:ピコライトA85)30重量部からな
る粘着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三
菱油化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面
層を20μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−
ダイ法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面
保護フィルムの性能は表1に示した。
【0041】(比較例4)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )20重量
部、SEBS(シェル化学社製、商品名:クレイトンG
1657)80重量部、粘着付与樹脂(理化ハーキュレ
ス社製、商品名:ピコライトA85)30重量部からな
る粘着性基材層を100μm、低密度ポリエチレン(三
菱油化社製、商品名:ユカロンLK30)からなる表面
層を2μmとなる如く、多層共押出機を使用するT−ダ
イ法によって表面保護フイルムを得た。得られた表面保
護フィルムの性能は表1に示した。
【0042】(比較例5)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )からなる1
20μmの基材層をT−ダイ法によって製膜し、その一
面にコロナ放電処理を施した上に、粘着剤(綜研化学社
製、商品名:AG105)100重量部に硬化剤2重量
部を混合したものを乾燥後5μmとなるように塗布し、
乾燥して表面保護フイルムを得た。得られた表面保護フ
ィルムの性能は表1に示した。
【0043】(比較例6)エチレン−α−オレフィン共
重合体(三井石油化学工業社製、商品名:ウルトゼック
ス1030L、密度0.910g/cm3 )からなる1
20μmの基材層をT−ダイ法によって製膜し、その一
面にコロナ放電処理を施した上に、前処理剤(日本触媒
社製、商品名:NK350)を乾燥後0.5μmとなる
ように塗布し、次いで、粘着剤(綜研化学社製、商品
名:AG105)100重量部に硬化剤2重量部を混合
したものを乾燥後5μmとなるように塗布し、乾燥して
表面保護フイルムを得た。得られた表面保護フィルムの
性能は表1に示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明の表面保護フィルムは、上記の如
き構成であり、叙上の如き作用を有するものであるの
で、被保護金属板と共に曲げ加工や絞り加工等の各種加
工が伴う用途に供された場合、表面保護フィルムに切れ
が発生せず、被保護金属板を傷入りやその他の損傷から
完全に保護できる。
【0046】更に、本発明の表面保護フィルムの特徴
は、上記の如く酷しい使用条件にも係わらず、被保護金
属板の各種加工の前後で被保護金属板の表面に剥離する
ことなくしっかりと粘着しており、且つ、使用後表面保
護フィルムを剥離した時、表面汚染がなく、被保護金属
板の加工並びにその後の加工を円滑に進め得るのであ
る。
【0047】又、本発明の表面保護フィルムは、粘着性
基材と表面層を共押出機を用いて溶融押出によってT−
ダイ法やインフレーション法によって成形できるので、
有機溶剤を使用した粘着剤の塗工工程を必要とせず、労
働衛生、安全及び環境管理を著しく軽減できる。
【0048】又、本発明表面保護フィルムは、上記の如
く塩素やその他、人体や環境に悪影響を与える元素や素
材を使用していないので、使用後不要となったフィルム
を焼却しても、塩化水素の如き有害ガスを発生せず、廃
棄物の処理が軽減できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密度が0.88〜0.92g/cm3 で
    あるエチレン−α−オレフィン共重合体40〜90重量
    部と、一般式A−B−Aで表されるブロック共重合体も
    しくは一般式A−Bで表されるブロック共重合体(但
    し、Aはスチレン系重合体ブロック、Bはブタジエン重
    合体ブロック、イソプレン重合体ブロック、またはそれ
    らを水素添加して得られるオレフィン重合体ブロックで
    ある)10〜60重量部とを含有する粘着性基材の一面
    に表面摩擦係数が0.7以下であるポリオレフィンから
    なる表面層が設けられていることを特徴とする表面保護
    フィルム。
JP20851594A 1994-09-01 1994-09-01 表面保護フィルム Pending JPH0873822A (ja)

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JP20851594A JPH0873822A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 表面保護フィルム

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JP20851594A JPH0873822A (ja) 1994-09-01 1994-09-01 表面保護フィルム

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