JPH08739Y2 - 計器用変圧器の誤差調整装置 - Google Patents

計器用変圧器の誤差調整装置

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JPH08739Y2
JPH08739Y2 JP1987108626U JP10862687U JPH08739Y2 JP H08739 Y2 JPH08739 Y2 JP H08739Y2 JP 1987108626 U JP1987108626 U JP 1987108626U JP 10862687 U JP10862687 U JP 10862687U JP H08739 Y2 JPH08739 Y2 JP H08739Y2
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transformer
reactor
adjusting
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coil
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紀明 長岡
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、計器用変圧器の比誤差と位相角誤差とを調
整する計器用変圧器の誤差調整装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 第4図に示すように変圧器一次コイル1a及び変圧器二
次コイル1bを備えた計器用変圧器1においては、誤差仕
様が厳しくなると、計器用変圧器1の比誤差と位相角誤
差とを調整するために誤差調整装置3が用いられる。こ
の誤差調整装置3は、計器用変圧器1の二次側に設けた
調整用コイル2の出力を変換して計器用変圧器1の変圧
器二次コイル1bに調整電圧を重畳することにより比誤差
と位相角誤差とを調整する。尚第4図において、アルフ
ァベット文字A及びBとC及びDとは、それぞれ誤差調
整装置3の入力端子と出力端子とを示している。
誤差調整装置3の一例としては、第5図に示すよう
に、抵抗4とリアクトル5と調整用トランス6とから構
成されるものが知られている。リアクトル5は、抵抗4
と直列に接続されてその両端に調整用コイル2に誘起さ
れる電圧と位相角及び電圧値の異なった電圧を発生す
る。この電圧の位相角は、リアクトル5のインダクタン
スと抵抗4の抵抗値とを変えることにより適宜に調整さ
れる。したがって、この回路においては抵抗4とリアク
トル5とからなる直列回路が、主として位相角誤差の調
整に寄与している。
調整用トランス6の一次巻線6aはリアクトル5に並列
接続され、二次巻線6bは計器用変圧器1の変圧器二次コ
イル1bに直列接続されている。調整用トランス6は、リ
アクトル5によって分圧された所定の位相角の電圧を所
定の変成比で変成して、変成した電圧を調整電圧として
変圧器二次コイル1bに重畳する。したがって、この回路
においては調整用トランス6が主として比誤差の調整に
寄与している。尚この誤差調整装置の動作原理は、公知
であるためその詳細については省略する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の装置において、リアクトル5は第6図に示すよ
うに例えば一対のギャップgを備えた環状の鉄心5aに導
体を巻装して構成されており、また調整用トランス6も
第7図に示すように環状の鉄心6cに一次コイル6aと二次
コイル6bとを巻装して構成されている。しかしながら従
来の装置において、リアクトル5の鉄心5aと調整用トラ
ンス6の鉄心6cとが誤差調整装置3に占める割合は非常
に大きく、2つの鉄心の存在が装置を小形化及び軽量化
する際に大きな障害となっていた。
本考案の目的は、上記問題点を解決することができる計
器用変圧器の誤差調整装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては、上記問題点を解決するために、実
施例を示す第1図及び第2図に見られるように、計器用
変圧器1の二次側に設けられた調整用コイル2に接続さ
れる鉄心5aに巻装されたリアクトル5と抵抗4とからな
る直列回路と、一次コイル6aがリアクトル5に対して並
列接続され二次コイル6bが計器用変圧器1の変圧器二次
コイル1bに直列接続されてなる調整用トランス6とを備
えてなる計器用変圧器の誤差調整装置において、装置の
小型化と軽量化を図れるようにする。
そこで本考案においては、調整用トランス6の二次コ
イル6bをリアクトル5の鉄心5aに巻装して、リアクトル
5を調整用トランス6の一次コイルとして兼用した。
[考案の作用] 本考案においては、リアクトル5を調整用トランス6
の一次コイルとして兼用し、調整用トランスの二次コイ
ル6bをアリクトル5の鉄心5aに巻装したので、調整用ト
ランスの一次コイルを省くことができ、また鉄心の数を
一つにすることができる。したがって、部品点数を少な
くして安価で小型且つ軽量の誤差調整装置を提供するこ
とができる。
[実施例] 以下図面を参照して、本考案を詳細に説明する。第1
図は本考案の誤差調整装置30の一例の回路を示してお
り、また第2図は本考案において用いる調整用トランス
とリアクトルの機能を兼ね備えた二次コイル付きリアク
トル部材7の概略構成を示している。第1図及び第2図
に示すように、本実施例においては、二次コイル付きリ
アクトル部材7を用いる。この二次コイル付きリアクト
ル部材7は、2つの間隙gを有する環状の鉄心5aにリア
クトル5が所定ターン数巻回され、またこの鉄心5aにリ
アクトル5を一次コイルとして兼用する調整用トランス
の二次コイル6bが所定ターン数巻回されて構成されてい
る。
鉄心5aのギャップgは、自己インダクタンスを増加さ
せてリアクトル5のターン数を大きくしないようにする
ために設けられている。したがってこのギャップgのギ
ャップ幅を調整することにより、リアクトル5のターン
数を従来の独立して設けていた調整用トランスの一次コ
イルのターン数と略同じターン数にすることができる。
よって本実施例の場合には、鉄心5aに巻装される二次コ
イル6bのターン数は、従来の装置の調整用トランスの二
次コイルのターン数と同じである。尚鉄心5aとして、ギ
ャップを有しないタイプの鉄心を用いる場合には、リア
クトル5のターン数が多くなるが、この場合でも鉄心の
断面積及び二次コイル6bのターン数を適宜に選択するこ
とにより、リアクトル5を調整用トランスの一次コイル
として兼用することが可能である。
第3図(A)及び(B)には、漏れリアクタンスを考
慮して第5図に示した従来の装置の等価回路と本実施例
の等価回路とをそれぞれ示してある。尚第3図(B)に
おいては、第3図(A)の等価回路との比較を容易にす
るためにリアクトル5を便宜上リアクトル部50と調整用
トランスの一次コイル部16aとに別けて記載してある。
また符号16で示した調整用トランスは、理想変圧器であ
る。第3図(A)に示されるように、従来の装置におい
ては、漏れリアクタンスMが抵抗4とリアクトル5との
接続点と理想変圧器16の一次コイル6aとの間に入り、本
実施例の場合には漏れリアクタンスMが抵抗4とリアク
トル5との間に入る点で相違する。しかしながら、漏れ
リアクタンスMの値は、リアクトル5の値と比べて無視
することができる程度に小さいため、本実施例において
も従来の装置と略同等の効果を得ることができる。
上記のように、本実施例によれば調整用トランスの一
次コイルが必要なくなる上、また鉄心が一つで済むた
め、部品点数を少なくすることができ、しかも鉄心の数
が一つ減った分だけ誤差調整装置の寸法を小形化して重
量を軽減することができる。特に本実施例によれば、鉄
心5aにギャップgを設けているため、調整用トランスの
二次コイルのターン数を変えることなく、ギャップgの
寸法を適宜に調整することによりリアクトル5のタース
数を調整用トランスの一次コイルと略同じターン数に設
定することができる。
[考案の効果] 本考案においては、リアクトルを調整用トランスの一
次コイルとして兼用して、調整用トランス用の二次コイ
ルをリアクトルの鉄心に巻装したので、調整用トランス
の一次コイルを設ける必要がなく、また鉄心が一つです
むため、部品点数を少なくすることができ、しかも鉄心
を一つ減らした分だけ誤差調整装置を小形化且つ軽量化
することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案の誤差調整装置の一実施例の回路図、
第2図は本考案において用いる二次コイル付きのリアク
トル部材の概略構成図、第3図(A)は従来の誤差調整
装置の等価回路図、第3図(B)は第1図の実施例の等
価回路図、第4図は誤差調整装置を備えた計器用変圧器
の概略回路図、第5図は従来の誤差調整装置の回路図、
第6図は従来のリアクトルの概略構成図及び第7図は従
来の調整用トランスの概略構成図である。 1……計器用変圧器、1b……変圧器二次コイル、2……
調整用コイル、3,30……誤差調整装置、4……抵抗、5
……リアクトル、5a……鉄心、6……調整用トランス、
6a……一次コイル、6b……二次コイル、7……二次コイ
ル付きリアクトル部材、16……理想変圧器。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】計器用変圧器の二次側に設けられた調整用
    コイルに接続される鉄心に巻装されたリアクトルと抵抗
    とからなる直列回路と、一次コイルが前記リアクトルに
    対して並列接続され二次コイルが前記計器用変圧器の変
    圧器二次コイルに直列接続されてなる調整用トランスと
    を備えてなる計器用変圧器の誤差調整装置において、 前記調整用トランスの前記二次コイルを前記リアクトル
    の前記鉄心に巻装して、前記リアクトルを前記調整用ト
    ランスの前記一次コイルとして兼用したことを特徴とす
    る計器用変圧器の誤差調整装置。
  2. 【請求項2】前記鉄心はギャップ付き鉄心である実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の計器用変圧器の誤差調
    整装置。
JP1987108626U 1987-07-15 1987-07-15 計器用変圧器の誤差調整装置 Expired - Lifetime JPH08739Y2 (ja)

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JPS6413717U JPS6413717U (ja) 1989-01-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5975721U (ja) * 1982-11-10 1984-05-23 三菱電機株式会社 漏電しや断器

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