JPH0874449A - メッシュフェンスにおけるメッシュパネルの継手方法 - Google Patents

メッシュフェンスにおけるメッシュパネルの継手方法

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JPH0874449A JP23046994A JP23046994A JPH0874449A JP H0874449 A JPH0874449 A JP H0874449A JP 23046994 A JP23046994 A JP 23046994A JP 23046994 A JP23046994 A JP 23046994A JP H0874449 A JPH0874449 A JP H0874449A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自由柱方式におけるメッシュパネル同士の継ぎ
作業を一人の要員で簡単かつ能率よく施工でき、この種
のフェンス施工の適切な省力化とコスト削減が可能な方
法を提供する。 【構成】任意の柱間隔のもとでメッシュパネルを連続的
に継いでフェンスを構成するにあたり、継手金具とし
て、メッシュパネル頭部の複数本の平行な横線に対する
受け部を両側に有する受け金具と前記横線の上面に対す
る押え金具を用い、既設置されたメッシュパネルの頭部
に一方の受け部が継ぎ方向に突出するように受け金具と
押え金具を組付け、次に設置すべきメッシュパネルの頭
部を前記受け部により支持させ、該メッシュパネルの他
側を柱に取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメッシュフェンスにおけ
るメッシュパネルの継手方法とりわけ自由柱方式におけ
るメッシュフェンスパネル同士を連続的に接続する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】道路との境界、敷地同士の境界などを仕
切る手段として支柱とパネル状の金網とを組み合わせた
メッシュフェンスが汎用されている。このようなメッシ
ュフェンスにおいては一般に柱と柱間にメッシュパネル
を配し、柱から左右にパイプ状の継手金具を延出させ、
これで左右のメッシュパネルを支持させるようにしてい
た。しかしこの方式では柱間隔が固定されるため設置状
況に応じた施工の自由度が乏しく、柱の建込みに狂いが
あると施工ができなくなるなど施工能率と施工コストが
嵩むという問題があった。そこで最近、柱間にメッシュ
パネルを配して接続するのでなく、左右のメッシュパネ
ル同士を直接連続的に接続する方式のもの(自由柱方式)
が現われている。この方式によれば柱間隔に制約がなく
なり、自由な柱間隔とすることができるため施工が容易
でその自由度がますという利点がある。従来のこの方式
によって左右のメッシュパネルを接続する場合、隣接す
るメッシュパネルの縦線又は/及び横線をパネル正面か
ら2つの固定金具で前後を挟み込み、それら固定金具を
ボルトナットで緊締する方法がとられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの方法では、
接続しようとするメッシュパネルを仮支持することがで
きないため、メッシュパネル同士を接続する場合、メッ
シュパネルを支持する要員が必要であった。すなわち、
メッシュパネルを落下しないように支持する要員と、左
右のメッシュパネルを接続する要員の少なくとも2人が
1組となって作業を進める必要があった。このため作業
性が悪く、施工能率も低く、また職人も減少している折
りから施工コストが高くなるという問題があった。
【0004】本発明は前記のような問題点を解消するた
めに創案されたもので、その目的とするところは、自由
柱方式におけるメッシュパネル同士の継ぎ作業を一人の
要員で簡単かつ能率よく施工でき、この種のフェンス施
工の適切な省力化とコスト削減が可能な方法を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、任意の柱間隔のもとでメッシュパネルを連続
的に継いでフェンスを構成するにあたり、継手金具とし
て、メッシュパネル頭部の複数本の平行な横線に対する
受け部を両側に有する受け金具と前記横線の上面に対す
る押え金具を用い、既設置されたメッシュパネルの頭部
に一方の受け部が継ぎ方向に突出するように受け金具と
押え金具を組付け、次に設置すべきメッシュパネルの頭
部を前記受け部により支持させ、該メッシュパネルの他
側を柱に取付ける構成としたものである。受け金具の態
様としては、左右の受け部間に凹入部を形成し、各受け
部の中央にそれぞれ押え金具を貫くボルトを螺合するた
めの雌ねじ穴を設けたプレート状のもの、あるいは、左
右の受け部間にメッシュパネル頭部の複数本の平行な横
線上に接触可能な高さの凸台部を形成し、各受け部の中
央にそれぞれ押え金具を貫くボルトを螺合するための雌
ねじ穴を設けたものなどが挙げられる。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1ないし図7は本発明の第1実施例を示してい
る。図1において1a,1bは所望の間隔で基床に立設
した柱、2a,2b,2cは相互に接続されたメッシュ
パネルであり、それら接続部は柱1a,1bからずれた
位置にある。前記メッシュパネル2a,2b,2cは多
数の横線20と多数の縦線21を所望の間隔で配置して
接触部を溶接などにより接合したもので、各縦線21は
図4のように上端がリング状に加工され、各リング状部
210には高さ方向の中間にパネル長手方向に沿って横
線22が溶接等で固定されるとともに、上部にも複数本
(図面では2本)の横線23が溶接等で固定され、これら
により格子型横筒状の頭部が形成されている。前記メッ
シュパネル2a,2b,2cはそれぞれ頭部継手金具3
と中間部継手金具4により相互に接続され、また柱1に
は柱用接続金具5によって支持されている。
【0007】かかるメッシュフェンスを得るに当って、
本発明は頭部継手金具3として、受け金具6と2つの押
え金具7,7とねじ8,8を用いる。第1実施例におい
ては、受け金具6と押え金具7,7はステンレス鋼など
の良好な強度と耐食性を有する材料で作られており、図
2ないし図6に示すように受け金具6は左右に前記頭部
の受け部6a,6bを有するとともに、それら受け部6
a,6bの間に凹入部6cを有している。前記受け部6
a,6bは頭部の複数の上部横線23,23を規定間隔
で沿わせるため、幅方向両側に長手方向に走る凹入条
(溝でもよい)60,60を有し、中央部にはバーリング
加工によって雌ねじ孔61,61が設けられている。凹
入部6cには中央に幅方向を横切るように隆起条62が
設けられ、この隆起条62を境として左右に平行溝63
a,63bが画成され、これら平行溝63a,63bに
左右のメッシュパネルの端リング状部210,210が
位置され、隆起条62似よってずれが防止されるように
なっている。押え金具7,7は頭部の複数の上部横線2
3,23を受け部6a,6bとで上下から挟圧するため
のもので、プレートからなり、幅方向両側には長手方向
に走る溝64,64を有し、中央部にはねじ8を挿通す
る通孔65を有している。
【0008】第1実施例において、右から左にメッシュ
パネル2a,2b,2cを順次接続する場合、メッシュ
パネル2aが当該フェンスにおいて右端のものであると
すると、該メッシュパネル2aは右端付近が図示しない
端部柱に複数個の柱用接続金具によって数個所が固定さ
れ、同じく左端付近も柱1aに複数個の柱用接続金具5
によって数個所が固定される。柱用接続金具5の構造は
任意であり、簡便には図7のように先端にフック51を
有し、軸部51が柱1aを貫通して後方に伸びるボルト
5aと、これに螺合するナット5bからなるものが用い
られ、メッシュパネル2aは横線20をもってフック5
1に支えられる。
【0009】このような既設置のメッシュパネル2aに
次のメッシュパネル(これを第1メッシュパネルという)
2bを接続するときには、まず、受け金具6を左側の受
け部6aが左方に突出するように既設置メッシュパネル
2aの頭部に水平状にあてがう。すなわち、右端リング
状部210が凹入部6cの溝63bに位置し、かつ上部
横線23,23が右の受け部6bの凹入条60,60に
沿って走るようにセットする。ついで、この状態で押え
金具7を上方からあてがい、溝64,64を上部横線2
3,23に接触させる。この状態でねじ8を押え金具7
の通孔65に通せば受け部6aのめねじ孔61に合致す
るから、ねじ8を回動すれば押え金具7は受け部6bの
上面と接近し、上部横線23,23は上下から締め付け
られる。これにより受け金具6は右半部が既設置メッシ
ュパネル2aに固定される。そこで、次に第1メッシュ
パネル2bを中空状に支持し、既設置メッシュパネル2
aに接近させれば、該第1メッシュパネル2bの頭部の
右端リング状部210が左方に突出している凹入部6c
の溝63aに落ちこむため自動的に既設置メッシュパネ
ル2aとの間隔が設定され、同時に上部横線23,23
が左の受け部6aの凹入条60,60に沿って走るよう
にセットされ、これにより第1メッシュパネル2bの頭
部が仮支持される。
【0010】そこでこの状態で第1メッシュパネル2b
の左端部領域を柱1bに接近させ、柱用接続金具5で柱
1bに支持させればよい。たとえば柱用接続金具5が図
7のような構造の場合、フック51に横線20を引掛け
ればよい。これで第1メッシュパネル2bは中空状に支
持されるから、適宜姿勢や位置を調整した後、左の受け
部6aに押え金具7をあてがい、前記のようにねじ8で
締め付ければ第1メッシュパネル2bは頭部が既設置メ
ッシュパネル2aと接続される。それと併行して柱用接
続金具5のナット5bを本締めし、また、頭部より下方
の既設置メッシュパネル2aと第1メッシュパネル2b
間を中間部継手金具4により接続すればよい。この中間
部継手金具4は任意であるが、例えば図15のように複
数の横線20と縦線21を前面プレートと背面プレート
40で狭装し、中央部をボルトナット41で締め付ける
ようにすればよい。以上で第1メッシュパネル2bの接
続と柱1bへの固定作業が完了する。あとは前記と同じ
手順で第1メッシュパネル2bを既設置メッシュパネル
として受け金具6を取付け、受け金具6の左の受け部6
aで次のメッシュパネル2cを仮支持しつつ柱でメッシ
ュパネル左端域を支持させ、左の受け部6aに押え金具
7をあてがって締付け、中間部継手金具4により下方領
域のパネル接続を行えばよい。
【0011】図8ないし図14は本発明の第2実施例を
示している。図8はこの第2実施例により得たメッシュ
フェンスを示しており、第1実施例とおなじ部分には同
じ符号を付している。この実施例においても頭部継手金
具3として、受け金具6と2つの押え金具7,7とねじ
8,8を用いることは同じである。しかし、この第2実
施例では、受け金具6が、図9と図10のように、既設
置メッシュパネル2aと第1メッシュパネル2bの端リ
ング状部210だけでなく、少なくとも第2のリング状
部210’、210’を越えるに足る長さ寸法を有して
いる。また、受け金具6は9のように上部横線23,2
3の間隔よりも狭い幅寸法を有している。そして、この
第2実施例では左右の受け部6a,6bの間に、図10
および図12ないし図14のように屈曲部を介して凸台
部6dを有しており、この凸台部6dは取付け時にメッ
シュパネル頭部の複数本の平行な上部横線23,23上
に接触可能な高さに作られている。左右の受け部6a,
6bの中央部にはそれぞれバーリング加工などによって
雌ねじ孔61が設けられている。押え金具7は中央に通
孔好ましくは長孔60を有し、幅方向両側には平行な横
線23,23を規定間隔で押えるため、長手方向に沿っ
てわん曲部または第1実施例と同様な溝64’、64’
が設けられ手いる。
【0012】この第2実施例においても、まず既設置メ
ッシュパネル2aに受け金具6の半部を固定する。これ
は、まず右の受け部6bの先端を既設置メッシュパネル
2aの第2のリング状部210’の下に潜らせ、その状
態で凸台部6dを端リング状部210に載せればよい。
そして次に押え金具7を受け部6b上方の上部横線2
3,23にあて、ねじ8で締め付ければよい。これによ
り図11のように上部横線23,23は締付け固定さ
れ、凸台部6dによって長手方向ずれも防止されるる。
この状態では凸台部6dの左半部とそれより先の左側受
け部6aが既設置メッシュパネル2aから左方に水平状
に突出している。そこで第1メッシュパネル2bを接続
するときには、これを少し斜めにして端リング状部21
0を左側受け部6aの下に潜らせつつ既設置メッシュパ
ネル2aに接近させる。こうすれば、図9と図10のよ
うに端リング状部210が凸台部6dの下面に当接ない
し接近し、第2のリング状部210’が左側受け部6a
に受支される。この場合、既設置メッシュパネル2aに
対する固定部分は、受け部6aが第2のリング状部21
0’で上から押えられ、凸台部6dが端リング状部21
0で持ち上げられる形となっており、梃子作用により安
定している。しかも左側受け部6aが大きく突出してい
る。これらにより第1メッシュパネル2bの頭部を安定
して仮支持することができる。あとは、第1実施例と同
様に第1メッシュパネル2bの左端域を柱1bに接近さ
せ、柱用接続金具5で柱1bに支持させ、適宜姿勢や位
置を調整した後、第1メッシュパネル2bの上部横線2
3,23に押え金具7をあてがい、前記のようにねじ8
で左の受け部6aに締め付ければ第1メッシュパネル2
bは頭部が既設置メッシュパネル2aと接続される。そ
れと併行して柱用接続金具5のナット5bを本締めし、
また、頭部より下方の既設置メッシュパネル2aと第1
メッシュパネル2b間を中間部継手金具4により接続す
ればよい。以下上記操作を繰り返すことにより、左右の
メッシュパネルを連続して接続することができる。
【0013】なお、第2実施例の受け金具6は軽量化と
コスト低減のためステンレス鋼線ないし棒をエンドレス
状に連結して枠状の受け部6a,6bと凸台部6dを形
成し、雌ねじ孔61,61を得るため受け部6a,6b
にプレート片66,66を溶接により固着しているが、
これに限定されるものではなく、全体を板材で構成して
もよい。また、本実施例ではメッシュパネル2a,2
b,2cbのリング状部210,210’が円形状であ
るが、これに限らず多角形状でもよいし、あるいはさら
に閉鎖状輪郭でなく、逆L状やT状などで代表されるよ
うな開輪郭状であってもよい。すなわち、本発明におい
て「リング状部」とは膨出部を含む概念である。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、自由柱方
式のメッシュパネル同士の継ぎ作業において、メッシュ
パネルを支持する要員を必要とせず、一人の要員で簡単
かつ能率よく施工でき、この種のフェンス施工の適切な
省力化とコスト削減が可能な方法を提供することができ
るというすぐれた効果が得られる。請求項3によれば、
次に継ぐべきメッシュパネルの仮支持を確実安定して行
うことができるというすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例により得られたメッシュフ
ェンスを示す正面図である。
【図2】第1実施例の部分切欠拡大平面図である。
【図3】第1実施例の拡大側面図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】第1実施例の受け金具の平面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】本発明におけるメッシュパネルと柱の取り合い
の一例を示す部分切欠側面図である。
【図8】本発明の第2実施例により得られたメッシュフ
ェンスを示す正面図である。
【図9】第2実施例の部分切欠拡大平面図である。
【図10】第2実施例の部分切欠拡大側面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】第2実施例の受け金具の平面図である。
【図13】図12のXII−XII線に沿う断面図であ
る。
【図14】図13のXIV−XIV線に沿う断面図であ
る。
【図15】メッシュパネルの中間接続部分の拡大正面図
である。
【符号の説明】
1a,1b 柱 2a,2b,2c メッシュパネル 3 頭部継手金具 6 受け金具 6a,6b 受け部 6c 凹入部 6d 凸台部 7 押え金具 8 ねじ 23,23 上部横線 210,210’ リング状部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意の柱間隔のもとでメッシュパネルを連
    続的に継いでフェンスを構成するにあたり、継手金具と
    して、メッシュパネル頭部の複数本の平行な横線に対す
    る受け部を両側に有する受け金具と前記横線の上面に対
    する押え金具を用い、既設置されたメッシュパネルの頭
    部に一方の受け部が継ぎ方向に突出するように受け金具
    と押え金具を組付け、次に設置すべきメッシュパネルの
    頭部を前記受け部により支持させ、該メッシュパネルの
    他側を柱に取付けることを特徴とするメッシュフェンス
    におけるメッシュパネルの継手方法。
  2. 【請求項2】受け金具が、左右の受け部間に凹入部を形
    成し、各受け部の中央にそれぞれ押え金具を貫くボルト
    を螺合するための雌ねじ穴を設けたプレート状のもので
    ある請求項1に記載のメッシュフェンスにおけるメッシ
    ュパネルの継手方法。
  3. 【請求項3】受け金具が、左右の受け部間にメッシュパ
    ネル頭部の複数本の平行な横線上に接触可能な高さの凸
    台部を形成し、各受け部の中央にそれぞれ押え金具を貫
    くボルトを螺合するための雌ねじ穴を設けたものである
    請求項1に記載のメッシュフェンスにおけるメッシュパ
    ネルの継手方法。
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