JPH0874502A - タービンブレード - Google Patents
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Abstract
ドを提供すること。 【解決手段】このタービンブレードは、圧力面(26)
が根元(35)から先端(37)まで半径方向に凸面状
となるように湾曲している。対応する慣用のプリズム型
ブレードに比べて、セッティング角は、根元及び先端の
ところにおいて細密であり、ブレードの中間高さのとこ
ろでは粗大である。従って、スロート開口は、根元及び
先端において小さくされ、中間高さのところでは大きく
なっているので、流体の質れを損失の大きい両端壁領域
から離す。それによって、タービン段の効率が相当に高
められる。両端壁とブレードの間に最適なすみ肉を形成
することによって更に性能の国状が達成される。
Description
及びタービンブレードを装備したタービンに関する。本
発明は主として蒸気タービンに関連して説明されるが、
その他のタービン及び圧縮機にも適用することができ
る。ここでいう「タービン」とは、エアフォイルブレー
ドを有するタービンを含む。又、本発明は、主としてタ
ービンの固定ブレードに関連して説明されるが、それに
限定されるものではない。
でも大きなコスト節減につながるような大型設備におい
ては特に重要である。従って、タービンの臨界的な要素
であるブレードの設計の研究に多大の費用と努力が費や
されている。
(翼)型断面形状であり、固定ブレード(静翼)の場
合、内端ブロック(リング)と外端ブロック(リング)
の間に半径方向に延長しており、プリズム形状、即ち、
それ自体に平行に延長し、エアフォイル型断面に交差す
る線によって創生された形状である。固定ブレード及び
可動ブレード(動翼)のそれぞれのブレード軸線を中心
とする向きも、このプリズム型ブレード設計に関して標
準化されており、その向きは、タービンの軸方向と、エ
アフォイルブレードの圧力面(圧力を受ける面)の側の
ブレード先行縁及び後行縁上の縁に対する接線との間を
スタガー角(食い違い角)とすることによって規定され
ている。
能は、ブレードに「傾き」を付与すること、即ち、ブレ
ードをその根元を中心として円周平面、即ちタービン軸
線に対して横断方向の又は垂直な平面内で傾斜させる
(曲げる)ことによって改善されることは周知である。
この「傾き」は、ブレードの根元から先端までの間でブ
レードの出口縁における流体の質量流量に変化をもたら
す。ブレードの根元も先端も、図1に示されるように支
持リング21及び22の端壁に終端しているが、ブレー
ドの半径方向内端と外端は、それぞれ、「根元」と「先
端」と称される。
チ)は、根元から先端にいくにつれて漸次増大している
ので、ブレード間のスロート線がブレード吸引面に交差
する位置は、半径が増大するとともに上流側へ変位す
る。その結果、ブレードの吸引面が凸状の曲面となって
いるため、出口角度が、根元における約13°(接線方
向に対して)から、先端における15°にまで増大す
る。
ト/ブレードピッチ)として定義され、図3(a)及び
3(b)に示されている。図3(a)及び3(b)に
は、以下のパラメータが示されている。即ち、スロート
tは、ブレード間の通路の最小幅であり、通常、ブレー
ドの圧力面の後行縁から隣接するブレードの吸引面に対
して直角に延長する距離である。スタガー角は、タービ
ンの軸線と、エアフォイル型断面の先行円及び後行円に
接触する接線との間の角である。ブレードの弦長は、ス
タガー角の接線に沿ってのブレードの長さである。
いろいろな改変が従来から提案されている。例えば、
「日立論評」第27巻第3号1978年に、ねじりブレ
ード及びその他のブレードのいろいろな形態が提案され
ている。「制御された渦流ノズル設計」と称されるもの
の中に、半径方向の高さの下半分は慣用のプリズム型ブ
レードの形態同じであるが、上半分は漸進的に細密にな
るセッティング角を有するものとしたノズル(即ち、固
定ブレード)が開示されている。セッティング角とは、
ブレードの任意の高さのところのエアフォイル型断面を
プリズム型ブレードの通常の配置位置からそれ自体の平
面内で回転させる(曲げる、又はねじる)角度である。
細密な設定は、スロートを狭くし、従って出口角度を小
さくするためにエアフォイル型断面形状を回転させるこ
とを表わし、粗大な設定は、出口角度を大きくするため
にエアフォイル型断面形状を回転させることを表わす。
この「日立論評」の第3図に、根元から先端までのブレ
ードの断面形状を連続的に回転させ、セッティング角が
ブレードの高さ方向に漸進的に細密になるようにした構
成が示されている。
けるブレードの設計及びセッティング角の分析は相当に
包括的なものであるが、同誌の研究において示された設
計は、いずれも、本発明がもたらす改良のレベルには達
していないことが判明した。従って、本発明の目的は、
従来周知のブレードの構成に性能上の顕著な改良を提供
することである。
に、本発明によれば、タービンの動作流体の環状流路内
に配列されるブレードの環状配列体の1つとして用いる
ためのタービンブレードであって、半径方向内端の根元
から半径方向外端の先端まで少くともほぼ一定のエアフ
ォイル型断面形状を有し、ブレードの圧力面が該根元と
先端の間で半径方向に凸面状となるように該根元と先端
との間で実質的に対称的に湾曲されていることを特徴と
するタービンブレードが提供される。
面は、それら自身の平面内においてブレードの中間高さ
のところの断面に対して5°±2°、好ましくは5°±
1°の範囲内の角度だけ回転された(ねじられた)もの
とする。ブレードのエアフォイル型断面は、根元と先端
の間で放物線上に位置するものとすることが好ましい。
線状であることが好ましく、ブレードの圧力面の半径方
向の凸面状曲面は、エアフォイル型断面を直線状後行縁
を中心として回転変位させる(ねじる)ことによって形
成されたものとする。
ードを固定ブレードとして有するタービンにおいて、隣
接する固定ブレード間のピッチに対するスロート寸法の
比率が、ブレードの根元における好ましくは7°〜11
°、より好ましくは8°〜10°の範囲の出口角度の正
弦(sin )を構成する。
面のセッティング角は、根元の出口角度と相俟って、同
じスタガー角のプリズム型ブレードを有するタービンの
総スロート面積に等しい総スロート面積を提供するよう
に定める。
体密度を減少させるように構成された一連のタービン段
を有するタービンにおいて、各ブレードの根元のセッテ
ィング角を、該一連のタービン段のすべての段を通して
一定とし、各ブレードの中間高さのところのエアフォイ
ル型断面のセッティング角は、各タービン段のブレード
の所定のスロート面積を維持するように定める。この所
定のスロート面積は、ブレード以外の点では同様の慣用
のタービンの対応するタービン段におけるプリズム型ブ
レードによって提供される面積に等しい面積とする。
とそれぞれの端部ブロックとが、一体にされ、各ブレー
ドのエアフォイル面と該端部ブロックによって画定され
る両端壁との間にすみ肉を形成するように機械加工され
る。それらのすみ肉は、それらがどこに形成されるかに
基づいてブレードの根元又は先端のところで測定された
隣接するブレード間のスロート寸法の0.15〜0.3
倍の範囲の曲率を有するものとすることが好ましい。
の根元と先端のところで測定された隣接するブレード間
のスロート寸法の平均値の0.15〜0.3倍の範囲の
曲率を有するものとすることもできる。その場合、すべ
てのすみ肉が同じであるから、製造が容易であるという
利点があるが、効率がやや低下するという不利益があ
る。すみ肉の曲率の乗算係数は、使用されるスロート寸
法の0.2〜0.25の範囲、特にほぼ0.23とする
ことが好ましい。
ビンブレード、及び、その蒸気タービンへの組み込み態
様を添付図を参照して説明する。図1を参照すると、慣
用の「ディスク・ダイアフラム」型(ディスクとダイア
フラムから成る)高/中圧蒸気タービン段(以下、単に
「段」とも称する)の概略軸方向断面図が示されてい
る。動作流体、即ち蒸気の流れ方向Fは、タービン軸線
即ちロータ10の軸線Aにほぼ平行である。ロータ10
は、タービンの各段においてディスク11を有してお
り、ディスク11に、1組又は1列の円周方向に間隔を
おいて整列された可動ブレード12が固定されている。
各ブレード12の半径方向外端にシュラウド(側板)1
3が付設されている。
る方向に流れる蒸気内のエネルギーは、ロータ12の機
械的エネルギーに変換される。各段において、固定ブレ
ード組立体が可動ブレード組に先行(動作流体の流れ方
向でみて上流に位置)しており、タービンの内側ケーシ
ング20に固定されている。この固定ブレード組立体
は、半径方向内側リング又は端部ブロック21と、半径
方向外側リング又は端部ブロック22と、1組又は1列
の円周方向に間隔を甥お手整列された固定ブレード23
とから成る。各固定ブレード23は、内端において半径
方向内側リング21に、外端において半径方向外側リン
グ22に固定され、流れに対面する先行縁24と、後行
縁25を有する。半径方向内側及び外側リング21,2
2とブレード23との組立体は、ダイアフラムと称され
る。図1に示されるディスク(11)とダイアフラム
(21,22,23)の段は、タービン軸線Aに直交す
る内側リング21と外側リング22との間の面積が、固
定ブレードの先行縁24におけるより後行縁25におけ
る方が大きくなっているタイプのものである。更に、図
1に示される例では、ブレード23が固定されているリ
ング(又は端部ブロック)21,22の表面、即ち端壁
は、タービン軸線Aを中心とし、ブレード23の先行縁
24から後行縁25に向かって拡開する切頭円錐形であ
る。
の固定ブレード組立体の一部の背面図が示されている。
図2に示された固定ブレード23は、慣用のプリズム型
である。即ち、各ブレード23は、直線状であり、ター
ビン軸線Aからの半径線に直交するブレードの内端から
外端までのすべてのエアフォイル(翼)型断面が同じ形
状を有し、根元から先端までねじれられておらず、各ブ
レードの先行縁24及び後行縁25は、それぞれ直線上
に重ねられている。各ブレード23は、凹面状圧力面
(エアフォイル面)26と凸面状吸引面(エアフォイル
面)27を有している。
に対する固定ブレード23,29の向きと、固定ブレー
ドのリングを含み、タービン軸線Aに対して垂直な横断
方向(即ち、接線方向又は円周方向)の平面Tが半径方
向の平面図として示されている。ブレードのエアフォイ
ル型断面は、後行縁の小径円15と先行縁の大径円17
を基本としている。これらの2つの円15,17に対す
る接線19は、軸線Aからみて角度ψをなしており、こ
の角度をスタガー角(食い違い角)という。
レード29の圧力面26に交差する垂線を引き、それら
の垂線のうち最も短いものがスロートの幅寸法tであ
る。このスロート線は、ブレード29の後行縁25に交
差する線である。固定ブレードのピッチpに対するスロ
ート寸法tの比率が、いわゆる出口角度αの正弦(si
n)を構成する。図から分かるように、この角度は、お
おむね、横断方向の平面Tに対する各ブレードからの出
口角度である。
ブレードを示す。本発明のブレードは、慣用のプリズム
型ブレードのように直線状の後行縁25を有している
が、ブレードの残部、特に先行縁24は、直線ではな
く、ブレードの圧力面26が根元と先端の間で半径方向
に(即ち、ブレード間の蒸気の流れ方向に対して横断方
向の平面内で)凸面状となるような態様に湾曲してい
る。そのような横断方向の平面の1つが、図4に符号3
1で示されている。この平面31における圧力面26上
の凸状曲線は、図4には見られないが、先行縁24の凸
状曲線に一致している。
のブレードの根元35から先端37までのいろいろなエ
アフォイル型断面33のセッティング角の変化によって
示されている。各エアフォイル型断面33は、ブレード
の半径方向の高さの中間部分では正(+)の角度であ
り、根元及び先端部分では負(−)の角度であるセッテ
ィング角の分だけ後行縁25を中心としてそれ自体の平
面内で回転されて(曲げられて、又はねじられて)いる
ものとみなすことができる。ここで、「正」とは、圧力
面26の方に向かっての回転であり、「負」とは、吸引
面27の方に向かっての回転である。
エアフォイル型断面が慣用のタービンに組み込まれた慣
用のプリズム型ブレードと同じスタガー角(即ち、ター
ビン軸線に対する向き)を有している部位であるブレー
ドの半径方向の高さの約5分の1のところと、約5分の
4のところでは、セッティング角がゼロとなっている。
この部位における慣用のプリズム型ブレードのスタガー
角は、48.5°とされている。
端における−2.5°から半径方向の高さの中間部分に
おける+2.5°まで5°変化している。これは、慣用
の、即ち標準スタガー角が48.5°である場合に好ま
しい構成である。ただし、セッティング角のこの5°の
差を多少変更しても、なお、タービンの効率上の利益を
得ることができる(得られる利益は5°の差とした場合
よりは少ないが)。即ち、5°±2°の範囲の差、即
ち、ブレードの根元及び先端と中間の高さ部分とのセッ
ティング角の差を3°から7°の範囲としても、効率上
の利益が得られるが、この差は、5°±1°の範囲、即
ち4°から6°の範囲に限定することが好ましい。ブレ
ードの全高に亙ってのセッティング角の変化は、図5に
示されるように放物線状とすることが好ましい。
る特定の軸線、例えば先行縁24又は後行縁と先行縁と
の間にある中間軸線を中心として回転させる(曲げる又
はねじる)ことも、ある程度許容し得るが、後行縁25
を回転軸線(ねじり軸線)として選択することにより幾
つかの利点が得られる。第1に、それは、固定ブレード
23とその下流側に位置する可動ブレード(図1に符号
12で示されている)との間の臨界的な重要性を有する
ブレード間の間隙を一定に維持する。この間隙は、可動
ブレードに作用する不安定な空気力学的力に影響を及ぼ
すとともに、端壁(リング21,22のブレード取付表
面)に沿って流体の境界層が発生することによりタービ
ン段の効率にも重要な影響を及ぼすので、重要な要素で
ある。第2に、曲面を主として先行縁に組み入れること
によって、二次流れが発生する先行縁領域に「複合傾
き」効果が導入される。この二次流れは、隣接する固定
ブレードと固定ブレードの間の端壁の近傍に主流と平行
に生じる渦流である。本発明の複合湾曲ブレードを用い
ることにより、ブレードの全高の半径方向内側半分(即
ち、下半分)においてはブレードの圧力面26が半径方
向内方に向けられ、ブレードの全高の半径方向外側半分
(即ち、上半分)においてはブレードの圧力面26が半
径方向外方に向けられる。流体の流れに作用するブレー
ド本体の力は、端壁に作用するより高い静圧によって対
抗され、その結果、端壁の近傍では流速が遅くなり、従
って摩擦損失が減少される。
断面(図4に符号33で示されている)の半径方向の高
さとの関係が示されている。図6にみられるように、慣
用のプリズム型ブレードの場合は、出口角は、ブレード
の根元のところにおける約13°から先端における約1
5°までほぼ直線的に増大している。出口即ち開口部の
この増大は、ブレードの半径(即ち、高さ)の増大とと
もに大きくなるブレード間のピッチの増大に単純に対応
している。一方、本発明のこの実施形態の、即ち図5の
セッティング角によって規定される形態を有する固定ブ
レードを組み入れたタービン段においては、出口角は、
ブレードの根元のところにおける約9.6°から中間高
さのところにおける約15.6°にまで増大し、そこか
ら先端における約12°にまで減少している。この非対
称も、やはり、ブレードの半径の変化とともに変化する
ブレード間のピッチの変化に基因している。なぜなら、
ピッチが増大するとともにスロートが上流側(吸引面の
側)に移動するからであり、スロートはピッチより速く
増大し、出口角はピッチと共に、従って半径とともに増
大するからである。根元と先端との間の出口角のこの差
は、セッティング角が根元と先端とで同じであるにもか
かわらず存在する。
ブレードの根元側及び先端側の端壁の近傍の高い効率損
失領域を通る流体の流れを少なくし、より効率の高いブ
レードの中間高さ領域を通る流体の流れを増大させるこ
とである。
最良の設計は、−8°の直線状傾きを有するものであ
る。(即ち、固定ブレードが、根元を通る半径に対し横
断平面において吸引面の方に向かって8°の角度で傾い
ている。)これに対して、本発明の湾曲ブレードは、2
段式空気タービンでテストしたところ、上記の最良の設
計の慣用プリズム型ブレードに比べて0.8%の効率の
利得が得られることが実証された。二次流れによる高い
効率損失が生じる端壁領域へは比較的低い質量流量の流
れが通されるので、本発明の利益は、固定ブレード列の
みならず、その下流の可動ブレード列にも得られると考
えられる。
密度が低くなる高圧又は中圧シリンダ内の一連のタービ
ン段に本発明を適用する場合は、下記の技法を用いる。 (a)すべてのタービン段を通して根元のブレード断面
の出口角を約9°に維持する。 (b)ブレードの先端にも根元と同じセッティング角を
用いる。即ち、ブレードをその中間高さの部位に関して
対称にする。 (c)ブレードの全高の平均スロートを同じ段のプリズ
ム型ブレードのそれと同じに維持するように中間高さの
断面のセッティング角を選択する。それによって、ター
ビン段の反動力は、対応する慣用設計のものと同じレベ
ルに維持される。 (d)セッティング角の変化は、本発明の基本設計にお
けるのと同様にブレード全高に亙って放物線状に規定す
る。 以上の説明から分かるように、一連のタービン段におい
て、各ブレードの形態は各段のブレードの高さに応じて
半径方向に単純に伸長させる。
フラム型蒸気タービンに低い高さのHP/IP(高/中
圧)用固定ブレードを使用する場合に関連して説明され
たが、本発明は、他の型式の軸流タービンや圧縮機に
も、又、固定ブレードだけでなく可動ブレードにも適用
することができる。
と端部ブロックの間のブレードの製造に関するものであ
る。即ち、本発明のブレードは、リング21,22(図
1及び2参照)のセクションである端部ブロックと一体
に一群として機械加工又は鋳造によって製造される。次
いで、それらのブレードユニットを機械加工して所要の
正確な寸法決めと表面仕上げを行う。
通路の一部の断面図である。端部ブロック21,22と
ブレードとの間のすみ肉の曲率(丸み)がタービン段の
効率に相当な影響を及ぼすことが認められた。最適なす
み肉曲率は、スロートの寸法tの0.15〜0.3倍の
範囲、好ましくは0.2〜0.25倍の範囲であり、特
に0.23倍とすることが好ましいことが認められた。
ているので、先端におけるスロートの開口度は根元にお
けるそれとは異なる。従って、外側端部ブロックの最適
すみ肉曲率は、内側端部ブロックの最適すみ肉曲率とは
異なる。それぞれの好ましい最適すみ肉曲率値は、下記
の通りである。 根元の最適すみ肉曲率rF = 0.233×根元開口度 先端の最適すみ肉曲率rF = 0.233×先端開口度
を用いるには、製造工程中異なる切削工具を用いなけれ
ばならないので、妥協案として上記2つのすみ肉曲率値
の平均である1つの曲率値だけを用いてもよい。2つの
すみ肉曲率値の平均値は、下式によって表される。 rF = 0.233×(根元開口度+先端開口度)/2
レードの設計に上記の「平均」すみ肉曲率を用いた2段
空気タービンをテストしたところ、従来のプリズム型の
最良設計のブレード(後行縁が−5°の直線状「傾き」
を有するもの)と比較して、ほぼ1.2%のタービン段
効率の利得が得られることが判明した。
ドの後行縁の下流側のすみ肉を流線形等に「整形」する
のが有利である。この態様は、図8に示されている。図
8(a)は、後行縁25と端壁21との間のすみ肉を慣
用の形状とした場合の後行縁25の端面図であり、図8
(b)は、「整形」されたすみ肉を有する後行縁25の
端面図である。図8(c)は、図8(b)の部分側面図
である。図8(c)にみられるように、すみ肉は、後行
縁25から最も下流側の地点でゼロになっている。
あり、固定ブレードの組立体を含む慣用のディスク・ダ
イアフラム型高/中圧用蒸気タービン段を示す。
を構成する2つの慣用のブレードの透視図である。
略図である。図3(b)は、固定ブレードからの出口角
を示す図である。
ある。ブレードの表面の格子模様は、もちろん、実際に
は存在せず、ブレードの湾曲形状を強調するために示さ
れたものである。
よる「流れ制御型」ブレードに関して、ブレードの根元
から先端までの断面の高さ対セッティング角を示すグラ
フである。
よる「流れ制御型」ブレードに関して、ブレードの根元
から先端までの断面の高さ対出口角を示すグラフであ
る。
の一部の断面図であり、2つのブレードと端部ブロック
との間のすみ肉を示す。
形」されたすみ肉を有する後行縁を示す概略図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 タービンの動作流体の環状流路内に配列
される複数の同様なブレードの環状配列体の1つとして
用いるためのタービンブレードであって、 半径方向内端の根元(35)から半径方向外端の先端
(37)まで少くともほぼ一定のエアフォイル型断面形
状を有し、該ブレードの圧力面(26)が該根元と先端
の間で半径方向に凸面状となるように該根元と先端との
間で実質的に対称的に湾曲されていることを特徴とする
タービンブレード。 - 【請求項2】 ブレードの前記根元と先端のエアフォイ
ル型断面(33)が、それら自身の平面内において該ブ
レードの中間高さのところの断面に対して5°±2°の
範囲内の角度だけ回転されていることを特徴とする請求
項1に記載のタービンブレード。 - 【請求項3】 ブレードの前記根元と先端のエアフォイ
ル型断面(33)が、それら自身の平面内において該ブ
レードの中間高さのところの断面に対して5°±1°の
範囲内の角度だけ回転されていることを特徴とする請求
項2に記載のタービンブレード。 - 【請求項4】 該ブレードのエアフォイル型断面(3
3)は、前記根元(35)と先端(37)の間で放物線
上に位置していることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載のタービンブレード。 - 【請求項5】 該ブレードの後行縁(25)は、前記根
元(35)から先端(37)まで直線状であり、前記圧
力面(26)の半径方向の凸面状曲面は、前記エアフォ
イル型断面(33)を該直線状後行縁を中心として回転
変位させることによって形成されたものであることを特
徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のタービンブレ
ード。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のタービ
ンブレードを有する少くとも1段のタービン段を含むタ
ービン。 - 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載のブレー
ドを固定ブレードとして有する少くとも1段のタービン
段を含む蒸気タービン。 - 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかに記載のブレー
ドを固定ブレードとして有する少くとも1段のタービン
段を含むタービン。 - 【請求項9】 隣接する固定ブレード間のピッチ(p)
に対するスロート寸法(t)の比率が、該ブレードの根
元(35)における7°〜11°の範囲の出口角度
(α)の正弦を構成することを特徴とする請求項8に記
載のタービン。 - 【請求項10】 前記出口角度(α)は、8°〜10°
の範囲であることを特徴とする請求項9に記載のタービ
ン。 - 【請求項11】 前記固定ブレードの中間高さのところ
の断面のセッティング角は、前記根元(35)の出口角
度(α)と相俟って、同じスタガー角(ψ)のプリズム
型ブレードを有するタービンの総スロート面積に等しい
総スロート面積を提供するように定められていることを
特徴とする請求項9又は10に記載のタービン。 - 【請求項12】 動作流体の流体密度を減少させるよう
に構成された一連のタービン段を有し、各ブレードの根
元(35)のセッティング角は、該一連のタービン段の
すべての段を通して一定であり、各ブレードの中間高さ
のところのエアフォイル型断面(33)のセッティング
角は、各タービン段のブレードの所定のスロート面積を
維持するように定められていることを特徴とする請求項
6〜11のいずれかに記載のタービン。 - 【請求項13】 前記所定のスロート面積は、ブレード
以外の点では同様の慣用のタービンの対応するタービン
段におけるプリズム型ブレードによって提供される面積
に等しい面積であることを特徴とする請求項12に記載
のタービン。 - 【請求項14】 内側端部ブロック(21)と外側端部
ブロック(22)の間に取り付けられた複数のエアフォ
イル型ブレードの環状配列体を有し、隣接するブレード
の間の動作流体の流路が該端部ブロック(21,22)
によって画定される両端壁によって閉鎖されているター
ビンであって、 該各ブレードとそれぞれの端部ブロック(21,22)
とは、一体にされており、各ブレードのエアフォイル面
(26,27)と前記両端壁との間にすみ肉を形成する
ように機械加工されており、該すみ肉は、隣接するブレ
ードの間のスロート寸法の0.15〜0.3倍の範囲の
曲率を有することを特徴とするタービン。 - 【請求項15】 前記各ブレードは、内側端部ブロック
(21)と外側端部ブロック(22)の間に取り付けら
れており、隣接するブレードの間の動作流体の流路は、
該端部ブロック(21,22)によって画定される両端
壁によって閉鎖されており、該各ブレードとそれぞれの
端部ブロックとは、一体にされており、各ブレードのエ
アフォイル面(26,27)と前記両端壁との間にすみ
肉を形成するように機械加工されており、該すみ肉は、
隣接するブレードの間のスロート寸法の0.15〜0.
3倍の範囲の曲率を有することを特徴とする請求項6〜
13のいずれかに記載のタービン。 - 【請求項16】 前記すみ肉は、ブレードの根元(3
5)と先端(37)のところで測定された隣接するブレ
ード間のスロート寸法の平均値の0.15〜0.3倍の
範囲の曲率を有することを特徴とする請求項14又は1
5に記載のタービン。 - 【請求項17】 前記すみ肉は、ブレードの根元(3
5)又は先端(37)のところで測定された隣接するブ
レード間のスロート寸法の0.15〜0.3倍の範囲の
曲率を有することを特徴とする請求項14又は15に記
載のタービン。 - 【請求項18】 前記すみ肉の曲率の乗算係数は、0.
2〜0.25の範囲であることを特徴とする請求項16
又は17に記載のタービン。 - 【請求項19】 前記すみ肉の曲率の乗算係数は、ほぼ
0.23であることを特徴とする請求項16又は17に
記載のタービン。 - 【請求項20】 前記すみ肉は、前記各ブレードの後行
縁の後へ延長されており、該後部領域のすみ肉は、凹面
形状であり、対応する後行縁の下流地点において対応す
る端壁に連結していることを特徴とする請求項14〜1
9のいずれかに記載のタービン。
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