JPH087457Y2 - 自動応答型減圧弁用のパイロット弁 - Google Patents

自動応答型減圧弁用のパイロット弁

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JPH087457Y2
JPH087457Y2 JP1990070855U JP7085590U JPH087457Y2 JP H087457 Y2 JPH087457 Y2 JP H087457Y2 JP 1990070855 U JP1990070855 U JP 1990070855U JP 7085590 U JP7085590 U JP 7085590U JP H087457 Y2 JPH087457 Y2 JP H087457Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、主弁2次側の流体圧力に応じて主弁のチェ
ンバーの流体を導出し、該チェンバーの圧力を変化させ
て主弁体の開度を制御する自動応答型減圧弁用のパイロ
ット弁に関する。
〔従来の技術〕 従来、上水道の給水系統等の送液管路下流側の流体圧
力を制御する自動応答型減圧弁として、第2図に示す構
造のものが用いられている。この自動応答型減圧弁は、
主弁1の1次側2とチェンバー3とを流体導入用配管4
で接続し、1次側流体をチェンバー3内に導入するとと
もに、該チェンバー3内の流体を、主弁1の2次側5の
流体圧力に応じて開閉するパイロット弁6を備えたパイ
ロット配管7により主弁1の2次側5に導出してチェン
バー3内の圧力を変化させ、これにより主弁体8の開度
を制御するように構成されている。
このような構成の自動応答型減圧弁に用いられるパイ
ロット弁6は、通常、弁箱61内を、弁箱軸線と直交する
ダイヤフラムのような可動隔壁62により圧力室63とスプ
リング室64とに区画し、該スプリング室64に、可動隔壁
62を圧力室63側に押圧するスプリング65を収納し、前記
圧力室63を、前記パイロット配管7の内の1次側パイロ
ット配管7aを介して主弁1のチェンバー3に連通させる
とともに2次側パイロット配管7bを介して主弁1の2次
側5に連通させ、1次側パイロット配管7aの先端部7cを
前記圧力室63の周壁から弁箱軸線に向けて圧力室63内に
突出せしめて、1次側パイロット配管7a先端の開口7dを
反可動隔壁側に向けて弁箱軸線上に開口させており、該
開口7dを開閉する弁体66は、前記可動隔壁62の弁箱軸線
が通る中心部に基端を固着して前記圧力室内に延出する
弁棒67の先端部に設けられている。
このパイロット弁6は、主弁1の2次側5の流体圧力
が上昇すると、該圧力により前記可動隔壁62がスプリン
グ室64側に押動され、弁体66が1次側パイロット配管7a
の開口7dを閉じ、主弁1の2次側5の流体圧力が低下す
ると、前記可動隔壁62がスプリング65に押動され、弁体
66が1次側パイロット配管7aの開口7dから離れて1次側
パイロット配管7aと2次側パイロット配管7bとが連通す
るように形成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のパイロット弁6は、その作動の
関係上、弁体66を支持した弁棒67が1次側パイロット配
管7aの先端部7cを貫通して開口7dから突出するように設
けられているため、該弁棒67の貫通部には、1次側パイ
ロット配管7aからの流体の洩れを防止するための密封部
材を配置する必要があった。
このため、該密封部材が弁棒67の動きの抵抗となり、
主弁1の2次側5の流体圧力が変化しても弁体66が作動
しない範囲を生じていた。即ち、主弁1の2次側5の圧
力変化が僅かな場合には密封部材との摺動抵抗により弁
体66が開閉作動せず、したがって主弁体8も開閉作動す
ることがなかった。
このようなパイロット弁6の開閉作動の遅れあるいは
不作動は、主弁体8の開度が大きく、流量が多い場合に
は殆ど問題になることはないが、小流量時には主弁体8
の開度制御が僅かな動きになることから、主弁1の2次
側5の圧力変化に感度良く対応できるパイロット弁の開
発が望まれていた。また、主として主弁体8の小開度時
に生じるハンチングは、管の継手や弁類を痛めたり、末
端での流体の使用にも不都合な点を起こしたりしている
ため、その防止が望まれている。
そこで本考案は、主弁2次側の圧力変化が僅かな場合
のパイロット弁の開閉作動の遅れあるいは不作動を無く
し、主弁2次側の圧力変化に感度良く対応でき、しかも
ハンチングの防止も図れるパイロット弁を提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本考案のパイロット
弁は、弁箱内を、弁箱軸線と直交する可動隔壁により圧
力室とスプリング室とに区画し、該スプリング室に、前
記可動隔壁を圧力室側に押圧するスプリングを収納し、
前記圧力室を、1次側パイロット配管を介して主弁のチ
ェンバーに連通させるとともに2次側パイロット配管を
介して主弁2次側に連通させ、前記1次側パイロット配
管の先端部を前記圧力室の周壁から弁箱軸線に向けて圧
力室内に突出せしめて、1次側パイロット配管先端の開
口を反可動隔壁側に向けて弁箱軸線上に開口し、前記可
動隔壁の弁箱軸線が通る中心部に基端を固着した弁棒を
前記圧力室内に延出し、該弁棒の先端部に設けた弁体に
より前記開口を開閉する自動応答型減圧弁用のパイロッ
ト弁において、前記弁棒を、基端から弁箱軸線上を反可
動隔壁方向に延出して1次側パイロット配管の先端部に
至らない位置で前記圧力室の周壁方向に向けて屈曲した
第1屈曲部と、該第1屈曲部から前記1次側パイロット
配管の先端部を避けて反可動隔壁方向に延出して前記開
口よりも先に至った位置で弁箱軸線方向に向けて屈曲し
て弁箱軸線上に至る第2屈曲部とからなる1本の棒材で
形成し、該第2屈曲部の先端部に設けた前記弁体を前記
開口に対向せしめたことを特徴としている。
〔作用〕
したがって、可動隔壁の弁箱軸線が通る中心部に基端
を固着した弁棒を第1屈曲部と第2屈曲部とで形成する
ことにより、弁棒が作動しても、圧力室内に突出してい
る1次側パイロット配管の先端部に衝接することはな
く、弁棒の動きが妨げられることがなくなる。また、弁
棒を1本の棒材を屈曲させて形成したから、主弁2次側
の圧力変化に感度良く対応できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。尚、以下の説明において前記第2図に示した従来例
と同一要素のものには同一符号を付して詳細な説明を省
略する。
本実施例のパイロット弁11は、弁箱61内を、前記従来
のパイロット弁と同様に、弁箱軸線CLと直交するダイヤ
フラムのような可動隔壁62により圧力室63とスプリング
室64とに区画し、該スプリング室64に、前記可動隔壁62
を圧力室63側に押圧するスプリング65を収納し、前記圧
力室63を、1次側パイロット配管7aを介して主弁のチェ
ンバーに連通させるとともに2次側パイロット配管7bを
介して主弁2次側に連通させ、前記1次側パイロット配
管7aの先端部7cを圧力室63の周壁63aから弁箱軸線CLに
向けて圧力室63内に突出せしめて、1次側パイロット配
管7a先端の開口7dを反可動隔壁側に向けて弁箱軸線CL上
に開口させており、該開口7dを開閉する弁体12は、前記
可動隔壁62の弁箱軸線CLが通る中心部に基端13aを固着
して圧力室63内に延出する弁棒13の先端部13bに設けら
れている。
そして、該弁棒13は、基端13aから弁箱軸線CL上を反
可動隔壁方向に延出して1次側パイロット配管7aの先端
部7bに至らない位置で圧力室63の周壁63a方向に向けて
屈曲した第1屈曲部13cと、該第1屈曲部13cから1次側
パイロット配管7aの先端部7cを避けて反可動隔壁方向に
延出して前記開口7dよりも先に至った位置で弁箱軸線CL
方向に向けて屈曲して弁箱軸線CL上に至る第2屈曲部13
dとからなる1本の棒材で形成され、該第2屈曲部13dの
先端部に設けた前記弁体12を前記開口7dに対向せしめて
いる。
したがって、可動隔壁62の弁箱軸線CLが通る中心部に
基端13aを固着した弁棒13は、弁棒13が作動しても、第
1屈曲部13cと第2屈曲部13dとが、1次側パイロット配
管7aの先端部7cとの衝接を避けているから、弁棒の動き
が妨げられない。
そして、弁棒13は、1次側パイロット配管7aの先端部
7cを貫通しないから、従来の1次側パイロット配管の先
端部の密封部材を貫通する弁棒に比べて、摺動抵抗が発
生せず、しかも弁棒13を1本の棒材で屈曲形成したか
ら、弁体12を感度良く作動させて1次側パイロット配管
7aの開口7dを的確に開閉することができる。
これにより、主弁2次側の圧力変化に応じて主弁体を
確実に作動させることができ、主弁2次側の流体の圧力
及び流量を確実に制御することができるとともに、配管
内にハンチングを発生させる要因である急激な圧力変化
が発生した場合でも、該パイロット弁11を介して主弁体
が的確な作動を行うので、該圧力変化を直ちに収束させ
ることができ、ハンチングを防止することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案のパイロット弁は、弁箱
内を、弁箱軸線と直交する可動隔壁により圧力室とスプ
リング室とに区画し、該スプリング室に、可動隔壁を圧
力室側に押圧するスプリングを収納し、前記圧力室を、
1次側パイロット配管を介して主弁のチェンバーに連通
させるとともに2次側パイロット配管を介して主弁2次
側に連通させ、1次側パイロット配管の先端部を圧力室
の周壁から弁箱軸線に向けて圧力室内に突出せしめて、
1次側パイロット配管先端の開口を反可動隔壁側に向け
て弁箱軸線上に開口し、可動隔壁の弁箱軸線が通る中心
部に基端を固着して圧力室内に延出する弁棒を、基端か
ら弁箱軸線上を反可動隔壁方向に延出して1次側パイロ
ット配管の先端部に至らない位置で圧力室の周壁方向に
向けて屈曲した第1屈曲部と、該第1屈曲部から1次側
パイロット配管の先端部を避けて反可動隔壁方向に延出
して前記開口よりも先に至った位置で弁箱軸線方向に向
けて屈曲して弁箱軸線上に至る第2屈曲部とからなる1
本の棒材で形成し、該第2屈曲部の先端部に設けた前記
弁体を前記開口に対向せしめたので、可動隔壁の弁箱軸
線が通る中心部に基端を固着した弁棒は、第1屈曲部と
第2屈曲部とにより、弁棒が圧力室内に突出している1
次側パイロット配管の先端部を貫通しないから、従来の
1次側パイロット配管の先端部の密封部材を貫通する弁
棒に比べて、摺動抵抗が発生せず、しかも、弁棒を1本
の棒材で屈曲形成したから、主弁2次側の圧力変化に応
じて円滑に弁体を開閉作動させることができ、主弁体を
的確に開閉制御することができる。
したがって、主弁2次側の流体の圧力及び流量を的確
に制御できるとともに、ハンチングも防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すパイロット弁の断面
図、第2図は従来のパイロット弁を用いた自動応答型減
圧弁の一例を示す系統図である。 7a……1次側パイロット配管、7b……2次側パイロット
配管、7c……1次側パイロット配管の先端部、7d……開
口、11……パイロット弁、12……弁体、13……弁棒、13
a……弁棒の基端、13b……弁棒の先端部、13c……弁棒
の第1屈曲部、13d……弁棒の第2屈曲部、61……弁
箱、62……可動隔壁、63……圧力室、64……スプリング
室、65……スプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弁箱内を、弁箱軸線と直交する可動隔壁に
    より圧力室とスプリング室とに区画し、該スプリング室
    に、前記可動隔壁を圧力室側に押圧するスプリングを収
    納し、前記圧力室を、1次側パイロット配管を介して主
    弁のチェンバーに連通させるとともに2次側パイロット
    配管を介して主弁2次側に連通させ、前記1次側パイロ
    ット配管の先端部を前記圧力室の周壁から弁箱軸線に向
    けて圧力室内に突出せしめて、1次側パイロット配管先
    端の開口を反可動隔壁側に向けて弁箱軸線上に開口し、
    前記可動隔壁の弁箱軸線が通る中心部に基端を固着した
    弁棒を前記圧力室内に延出し、該弁棒の先端部に設けた
    弁体により前記開口を開閉する自動応答型減圧弁用のパ
    イロット弁において、前記弁棒を、基端から弁箱軸線上
    を反可動隔壁方向に延出して1次側パイロット配管の先
    端部に至らない位置で前記圧力室の周壁方向に向けて屈
    曲した第1屈曲部と、該第1屈曲部から前記1次側パイ
    ロット配管の先端部を避けて反可動隔壁方向に延出して
    前記開口よりも先に至った位置で弁箱軸線方向に向けて
    屈曲して弁箱軸線上に至る第2屈曲部とからなる1本の
    棒材で形成し、該第2屈曲部の先端部に設けた前記弁体
    を前記開口に対向せしめたことを特徴とする自動応答型
    減圧弁用のパイロット弁。
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