JPH0874604A - 液体燃料の燃焼方法及び燃焼装置 - Google Patents
液体燃料の燃焼方法及び燃焼装置Info
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- JPH0874604A JPH0874604A JP21703294A JP21703294A JPH0874604A JP H0874604 A JPH0874604 A JP H0874604A JP 21703294 A JP21703294 A JP 21703294A JP 21703294 A JP21703294 A JP 21703294A JP H0874604 A JPH0874604 A JP H0874604A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体燃料を燃焼させる際に火炎安定性を良好
に保ち、かつNOx排出量を低くする。 【構成】 予混合燃焼用燃料は予混合燃焼用アトマイザ
11から噴霧用空気2を用いて、混合室17に噴霧さ
れ、燃焼用空気45と混合された後、燃焼室12で予混
合火炎を形成する。燃料粒子の噴霧は、噴霧された燃料
粒子の速度と混合室17中の燃焼用空気の流速の比がガ
スタ−ビンの負荷に応じて最適な値となるように制御さ
れる。噴霧状態は、気液重量比(噴霧空気質量流量/燃
料質量流量)を変化させることで制御され、それぞれの
ガスタ−ビンの負荷のもとで最適な気液重量比の値が噴
霧空気流量判定装置23で選定される。この選定結果と
燃料流量から、噴霧用空気2の流量が決定される。同時
に燃焼振動強度解析装置21により燃焼室の燃焼振動強
度が解析され、圧力変動の大きさが予め定めた値より大
きいときには、先に決定された噴霧用空気2の流量が修
正される。
に保ち、かつNOx排出量を低くする。 【構成】 予混合燃焼用燃料は予混合燃焼用アトマイザ
11から噴霧用空気2を用いて、混合室17に噴霧さ
れ、燃焼用空気45と混合された後、燃焼室12で予混
合火炎を形成する。燃料粒子の噴霧は、噴霧された燃料
粒子の速度と混合室17中の燃焼用空気の流速の比がガ
スタ−ビンの負荷に応じて最適な値となるように制御さ
れる。噴霧状態は、気液重量比(噴霧空気質量流量/燃
料質量流量)を変化させることで制御され、それぞれの
ガスタ−ビンの負荷のもとで最適な気液重量比の値が噴
霧空気流量判定装置23で選定される。この選定結果と
燃料流量から、噴霧用空気2の流量が決定される。同時
に燃焼振動強度解析装置21により燃焼室の燃焼振動強
度が解析され、圧力変動の大きさが予め定めた値より大
きいときには、先に決定された噴霧用空気2の流量が修
正される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体燃料の燃焼方法及
び燃焼装置に関する。
び燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、実用燃焼器における燃焼方法と
して、燃料と空気を異なる噴出口から供給し、燃焼室内
で混合させながら燃焼させる、拡散燃焼が用いられてき
た。これに対し、最近は、燃料と空気を混合させた後燃
焼させる、予混合燃焼が用いられつつある。
して、燃料と空気を異なる噴出口から供給し、燃焼室内
で混合させながら燃焼させる、拡散燃焼が用いられてき
た。これに対し、最近は、燃料と空気を混合させた後燃
焼させる、予混合燃焼が用いられつつある。
【0003】予混合燃焼を用いることによる利点は、主
に次の2点である。ひとつは、予混合燃焼を用いると燃
焼の反応領域を小さくすることができる、つまり、火炎
を短くすることができ、従来よりも高負荷燃焼できるこ
とである。もうひとつは、燃料稀薄予混合燃焼法を用い
ることにより、NOx排出量が低減されることである。
拡散燃焼では、たとえ燃料が稀薄の条件下で燃焼させて
も、燃焼室内での燃料と空気の混合過程において、空気
比が1付近になる領域が必ず存在するため、NOxの低
減が一般に困難であるとされる。これに対して、空気比
が高い予混合燃焼、すなわち、過剰の空気と燃料をあら
かじめ混合して燃焼する燃焼法では、すべての領域で燃
料が稀薄の条件のもとで燃焼するため、NOxの低減が
容易である。このような稀薄予混合燃焼法は、ガスタ−
ビンの燃焼器などで採用されつつある(例えば特公昭62
−35016号公報)。稀薄予混合燃焼法は、燃料が気体の
場合には比較的容易に実現することができる。それは、
空気中に気体燃料を噴出し、一定時間を経れば、自然に
混合されるからである。
に次の2点である。ひとつは、予混合燃焼を用いると燃
焼の反応領域を小さくすることができる、つまり、火炎
を短くすることができ、従来よりも高負荷燃焼できるこ
とである。もうひとつは、燃料稀薄予混合燃焼法を用い
ることにより、NOx排出量が低減されることである。
拡散燃焼では、たとえ燃料が稀薄の条件下で燃焼させて
も、燃焼室内での燃料と空気の混合過程において、空気
比が1付近になる領域が必ず存在するため、NOxの低
減が一般に困難であるとされる。これに対して、空気比
が高い予混合燃焼、すなわち、過剰の空気と燃料をあら
かじめ混合して燃焼する燃焼法では、すべての領域で燃
料が稀薄の条件のもとで燃焼するため、NOxの低減が
容易である。このような稀薄予混合燃焼法は、ガスタ−
ビンの燃焼器などで採用されつつある(例えば特公昭62
−35016号公報)。稀薄予混合燃焼法は、燃料が気体の
場合には比較的容易に実現することができる。それは、
空気中に気体燃料を噴出し、一定時間を経れば、自然に
混合されるからである。
【0004】液体燃料の稀薄予混合燃焼もまた公知の技
術ではあるが(例えば米国特許4246757号)、その実現
は困難である。それは、液体燃料を空気と混合したのみ
では予混合燃焼とならず、さらに液体燃料を蒸発させる
過程が必要となるからである。液体燃料の蒸発を促進す
るためには、燃料を微粒化する技術が必要であり、例え
ば米国特許3483701号、3530667号、3657885号などに記
載の燃焼器のように、これまでにも様々な工夫がなされ
ているが、実用燃焼器で、液体燃料を完全に蒸発させる
のは困難である。一方、航空技術研究所資料TM−470で
は、燃料噴射弁の構造とNOx濃度との関係を調べ、液
体燃料が完全には蒸発していないときのNOx排出特性
を検討している。この報告では、液体燃料を完全に蒸発
することができなくとも、燃料噴射弁の構造を工夫する
ことで、NOx濃度を完全予混合燃焼時(燃料を完全に蒸
発し空気と混合した、理想的な燃焼条件)と実用的には
大差がない程度にまで低減できることを示している。
術ではあるが(例えば米国特許4246757号)、その実現
は困難である。それは、液体燃料を空気と混合したのみ
では予混合燃焼とならず、さらに液体燃料を蒸発させる
過程が必要となるからである。液体燃料の蒸発を促進す
るためには、燃料を微粒化する技術が必要であり、例え
ば米国特許3483701号、3530667号、3657885号などに記
載の燃焼器のように、これまでにも様々な工夫がなされ
ているが、実用燃焼器で、液体燃料を完全に蒸発させる
のは困難である。一方、航空技術研究所資料TM−470で
は、燃料噴射弁の構造とNOx濃度との関係を調べ、液
体燃料が完全には蒸発していないときのNOx排出特性
を検討している。この報告では、液体燃料を完全に蒸発
することができなくとも、燃料噴射弁の構造を工夫する
ことで、NOx濃度を完全予混合燃焼時(燃料を完全に蒸
発し空気と混合した、理想的な燃焼条件)と実用的には
大差がない程度にまで低減できることを示している。
【0005】一方、このような液体燃料の稀薄予混合燃
焼を実用化するためには、NOx濃度のみならず、吹き
消え限界、振動燃焼発生限界、逆火限界等の火炎安定性
についても考慮する必要があるが、上記の従来技術では
火炎安定性については考慮されていなかった。
焼を実用化するためには、NOx濃度のみならず、吹き
消え限界、振動燃焼発生限界、逆火限界等の火炎安定性
についても考慮する必要があるが、上記の従来技術では
火炎安定性については考慮されていなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来技
術では液体燃料を稀薄予混合燃焼させたとき、NOx濃
度を低減するために必要な燃焼器、液体燃料の噴霧装置
については提案されていたが、提案した燃焼器、液体燃
料の噴霧装置を採用することで火炎安定性が向上するの
か、低下するのかについては記載されていなかった。ま
た、火炎安定性を向上させるための方法も記載されてい
なかった。
術では液体燃料を稀薄予混合燃焼させたとき、NOx濃
度を低減するために必要な燃焼器、液体燃料の噴霧装置
については提案されていたが、提案した燃焼器、液体燃
料の噴霧装置を採用することで火炎安定性が向上するの
か、低下するのかについては記載されていなかった。ま
た、火炎安定性を向上させるための方法も記載されてい
なかった。
【0007】本発明の目的は、火炎安定性を良好に保
ち、かつNOx排出量を低くする、液体燃料の燃焼方
法、液体燃料用燃焼装置の運転方法、及び液体燃料用燃
焼装置を提供することである。
ち、かつNOx排出量を低くする、液体燃料の燃焼方
法、液体燃料用燃焼装置の運転方法、及び液体燃料用燃
焼装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、微粒化した液体燃料を空気流中に噴霧して
空気と混合し、混合した液体燃料の一部を蒸発させた
後、該混合された燃料を燃焼させて火炎を形成する、液
体燃料の燃焼方法において、前記空気流の流速に対応し
て、前記微粒化した液体燃料の噴霧速度と前記空気流の
流速との比を制御することを特徴とする。
するために、微粒化した液体燃料を空気流中に噴霧して
空気と混合し、混合した液体燃料の一部を蒸発させた
後、該混合された燃料を燃焼させて火炎を形成する、液
体燃料の燃焼方法において、前記空気流の流速に対応し
て、前記微粒化した液体燃料の噴霧速度と前記空気流の
流速との比を制御することを特徴とする。
【0009】上記目的はまた、微粒化した液体燃料を空
気流中に噴霧して空気と混合し、混合した液体燃料の一
部を蒸発させた後、該混合された燃料を燃焼させて火炎
を形成する、液体燃料の燃焼方法において、前記燃焼に
おける燃焼振動の強度に対応して、前記微粒化した液体
燃料の噴霧速度と前記空気流の流速との比を制御するこ
とによっても達成される。
気流中に噴霧して空気と混合し、混合した液体燃料の一
部を蒸発させた後、該混合された燃料を燃焼させて火炎
を形成する、液体燃料の燃焼方法において、前記燃焼に
おける燃焼振動の強度に対応して、前記微粒化した液体
燃料の噴霧速度と前記空気流の流速との比を制御するこ
とによっても達成される。
【0010】上記目的はまた、液体燃料を微粒化し噴霧
するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料と
所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置の運転方法に
おいて、前記燃焼装置の負荷に対応して、前記アトマイ
ザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流
の流速の比を制御することによっても達成される。
するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料と
所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置の運転方法に
おいて、前記燃焼装置の負荷に対応して、前記アトマイ
ザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流
の流速の比を制御することによっても達成される。
【0011】ここで、前記アトマイザから噴霧する燃料
微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比を制御す
る方法としては、前述のように、燃焼装置の負荷に対応
して制御する方法のほかに、前記混合室中の空気流の流
速に対応して制御する方法、前記燃焼室中の燃焼振動の
強度に対応して制御する方法がある。
微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比を制御す
る方法としては、前述のように、燃焼装置の負荷に対応
して制御する方法のほかに、前記混合室中の空気流の流
速に対応して制御する方法、前記燃焼室中の燃焼振動の
強度に対応して制御する方法がある。
【0012】上記目的はさらに、液体燃料を微粒化し噴
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記燃焼
装置の負荷に対応して、前記アトマイザから噴霧する燃
料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比が最適
となるような噴霧条件を判定する最適噴霧条件判定手段
と、前記燃料微粒子の最適噴霧条件判定手段から出力さ
れた最適噴霧条件信号に対応して前記燃料微粒子の噴霧
条件を制御する噴霧条件制御手段とを設けることによっ
ても達成される。
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記燃焼
装置の負荷に対応して、前記アトマイザから噴霧する燃
料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比が最適
となるような噴霧条件を判定する最適噴霧条件判定手段
と、前記燃料微粒子の最適噴霧条件判定手段から出力さ
れた最適噴霧条件信号に対応して前記燃料微粒子の噴霧
条件を制御する噴霧条件制御手段とを設けることによっ
ても達成される。
【0013】上記目的はさらに、液体燃料を微粒化し噴
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記混合
室中の空気流速に対応して、前記アトマイザから噴霧す
る燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比が
最適となるような噴霧条件を判定して最適噴霧条件信号
を出力する最適噴霧条件判定手段と、該最適噴霧条件判
定手段から出力された最適噴霧条件信号を入力として前
記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴霧条件制御手段と
を設けることによっても達成される。
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記混合
室中の空気流速に対応して、前記アトマイザから噴霧す
る燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の比が
最適となるような噴霧条件を判定して最適噴霧条件信号
を出力する最適噴霧条件判定手段と、該最適噴霧条件判
定手段から出力された最適噴霧条件信号を入力として前
記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴霧条件制御手段と
を設けることによっても達成される。
【0014】上記目的はさらに、液体燃料を微粒化し噴
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記燃焼
室中の燃焼振動強度に対応して、前記アトマイザから噴
霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の
比が最適となるような噴霧条件を判定して最適噴霧条件
信号を出力する最適噴霧条件判定手段と、前記最適噴霧
条件判定手段から出力された最適噴霧条件信号を入力と
して前記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴霧条件制御
手段とを設けることによっても達成される。
霧するアトマイザと、該アトマイザから噴霧された燃料
と所定の方向に流れている空気流とを混合させる混合室
と、該混合室で形成された燃料と空気の混合物を噴出し
燃焼させる燃焼室とを含んでなる燃焼装置に、前記燃焼
室中の燃焼振動強度に対応して、前記アトマイザから噴
霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の
比が最適となるような噴霧条件を判定して最適噴霧条件
信号を出力する最適噴霧条件判定手段と、前記最適噴霧
条件判定手段から出力された最適噴霧条件信号を入力と
して前記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴霧条件制御
手段とを設けることによっても達成される。
【0015】前記アトマイザは、前記混合室で燃料と混
合される空気流より高い圧力の微粒化用空気が供給され
るようにしておくのが望ましい。
合される空気流より高い圧力の微粒化用空気が供給され
るようにしておくのが望ましい。
【0016】前記最適噴霧条件判定手段は、具体的に
は、前記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空
気の流量比を選定する手段としてよい。
は、前記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空
気の流量比を選定する手段としてよい。
【0017】前記最適噴霧条件信号は、具体的には、前
記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空気の流
量比、もしくは前記微粒化用空気の流量を示す信号を示
す信号としてよい。
記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空気の流
量比、もしくは前記微粒化用空気の流量を示す信号を示
す信号としてよい。
【0018】前記噴霧条件制御手段は、具体的には、前
記アトマイザ中に供給する前記微粒化用空気の流量を制
御する手段としてよい。
記アトマイザ中に供給する前記微粒化用空気の流量を制
御する手段としてよい。
【0019】本発明の燃焼装置は、さらに、前記燃焼装
置の負荷と、その時に前記アトマイザ中に供給する燃料
と前記微粒化用空気の最適な流量比との関係を表すプロ
グラムを、前記最適噴霧条件判定手段中に備えているこ
とが望ましい。
置の負荷と、その時に前記アトマイザ中に供給する燃料
と前記微粒化用空気の最適な流量比との関係を表すプロ
グラムを、前記最適噴霧条件判定手段中に備えているこ
とが望ましい。
【0020】本発明の燃焼装置は、さらに、前記混合室
中の空気流速と、その時に前記アトマイザ中に供給する
燃料と前記微粒化用空気の最適な流量比との関係を表す
プログラムを前記前記最適噴霧条件判定手段中に備えて
いることが望ましい。
中の空気流速と、その時に前記アトマイザ中に供給する
燃料と前記微粒化用空気の最適な流量比との関係を表す
プログラムを前記前記最適噴霧条件判定手段中に備えて
いることが望ましい。
【0021】本発明の燃焼装置は、さらに、前記燃焼室
中での圧力の時間変動を測定する手段と、前記圧力の時
間変動を周波数解析し燃焼振動強度を出力する手段と、
前記燃焼振動強度が予め定めた許容値を超えた場合に、
前記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空気の
流量比を大きくする手段とを備えていることが望まし
い。
中での圧力の時間変動を測定する手段と、前記圧力の時
間変動を周波数解析し燃焼振動強度を出力する手段と、
前記燃焼振動強度が予め定めた許容値を超えた場合に、
前記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化用空気の
流量比を大きくする手段とを備えていることが望まし
い。
【0022】
【作用】ガスタ-ビン燃焼器等では、NOx排出量を低減
することと、火炎の失火、逆火を防ぐことが同時に求め
られる。NOx排出量を低減することと、火炎の失火、
逆火を防ぎ、安定な火炎を形成することの、どちらがよ
り重要な課題であるかは、燃焼器の運転条件、負荷等に
より異なる。
することと、火炎の失火、逆火を防ぐことが同時に求め
られる。NOx排出量を低減することと、火炎の失火、
逆火を防ぎ、安定な火炎を形成することの、どちらがよ
り重要な課題であるかは、燃焼器の運転条件、負荷等に
より異なる。
【0023】図5は、発明者等が種々の液体燃料を用い
て実験した結果得られた、液体燃料を予蒸発予混合燃焼
させたときの、火炎の吹き消え限界、及び逆火限界の一
般的な特徴を予混合気体の空気比を横軸に、噴出速度を
縦軸にとって示すものである。図中、高空気比側の曲線
Aが吹き消え限界を、低空気比側の曲線Bが逆火限界を
表す。安定に燃焼するのは、予混合気体の空気比と噴出
速度が、図中の吹き消え限界を示す曲線Aと逆火限界を
示す曲線Bの間にあるときである。また、図中縦軸の噴
出速度は、混合室中での燃焼用空気の平均流速である。
て実験した結果得られた、液体燃料を予蒸発予混合燃焼
させたときの、火炎の吹き消え限界、及び逆火限界の一
般的な特徴を予混合気体の空気比を横軸に、噴出速度を
縦軸にとって示すものである。図中、高空気比側の曲線
Aが吹き消え限界を、低空気比側の曲線Bが逆火限界を
表す。安定に燃焼するのは、予混合気体の空気比と噴出
速度が、図中の吹き消え限界を示す曲線Aと逆火限界を
示す曲線Bの間にあるときである。また、図中縦軸の噴
出速度は、混合室中での燃焼用空気の平均流速である。
【0024】図5に示すように、噴出速度を一定に保
ち、空気比を減少させると逆火が生じ、空気比を増加さ
せると吹き消えが生じる。また、NOx排出量は、予混
合気体の空気比を高くすると低くなる傾向がある。
ち、空気比を減少させると逆火が生じ、空気比を増加さ
せると吹き消えが生じる。また、NOx排出量は、予混
合気体の空気比を高くすると低くなる傾向がある。
【0025】負荷が低いときには、予混合気体の噴出速
度が小さく、この時には火炎の吹き消え、逆火が共に生
じやすいため、安定な火炎を形成することがより重要な
課題である。一方、負荷が高いときには、予混合気体の
噴出速度が大きく、この時には逆火のおそれはあまりな
い。また、負荷が低いときと比べると、吹き消えも生じ
にくい。ただ、燃焼量が増加するため、排出されるNO
xの総量は増える。従って、負荷が高いときには、負荷
が低いときと比べて、NOx排出量の低減がより重要で
ある。
度が小さく、この時には火炎の吹き消え、逆火が共に生
じやすいため、安定な火炎を形成することがより重要な
課題である。一方、負荷が高いときには、予混合気体の
噴出速度が大きく、この時には逆火のおそれはあまりな
い。また、負荷が低いときと比べると、吹き消えも生じ
にくい。ただ、燃焼量が増加するため、排出されるNO
xの総量は増える。従って、負荷が高いときには、負荷
が低いときと比べて、NOx排出量の低減がより重要で
ある。
【0026】なお、図5では吹き消え限界と逆火限界を
それぞれ1本の曲線で示しているが、液体燃料を用いた
ときには、燃料の噴霧条件を変化させると吹き消え限
界、逆火限界は変化する。この時同時に、NOx排出特
性も変化する。従って、負荷が低いときには安定燃焼範
囲が広くなるよう、負荷が高いときにはNOx排出量が
低減されるよう、燃料の噴霧条件を制御することが必要
である。
それぞれ1本の曲線で示しているが、液体燃料を用いた
ときには、燃料の噴霧条件を変化させると吹き消え限
界、逆火限界は変化する。この時同時に、NOx排出特
性も変化する。従って、負荷が低いときには安定燃焼範
囲が広くなるよう、負荷が高いときにはNOx排出量が
低減されるよう、燃料の噴霧条件を制御することが必要
である。
【0027】発明者らが検討の結果見出した、NOxの
低減及び、安定燃焼範囲の拡大に必要な燃料の噴霧条件
は以下の通りである。
低減及び、安定燃焼範囲の拡大に必要な燃料の噴霧条件
は以下の通りである。
【0028】(1)NOxの低減には、燃料粒子の蒸発
度をできるだけ高くすることが最も重要である。ただ
し、燃料粒子の蒸発度と安定燃焼範囲の広さには関連は
見られない。
度をできるだけ高くすることが最も重要である。ただ
し、燃料粒子の蒸発度と安定燃焼範囲の広さには関連は
見られない。
【0029】(2)安定燃焼範囲の拡大には、燃料粒子
の速度と燃焼用空気速度の差を、できるだけ少なくする
ことが最も重要である。ただし、燃料粒子の速度と燃焼
用空気速度の差と、NOx排出濃度との間には関連が見
られない。
の速度と燃焼用空気速度の差を、できるだけ少なくする
ことが最も重要である。ただし、燃料粒子の速度と燃焼
用空気速度の差と、NOx排出濃度との間には関連が見
られない。
【0030】従って、NOxの低減と安定燃焼範囲の拡
大に対しては、噴霧条件のなかの異なった因子をそれぞ
れ制御する必要がある。特に、燃焼負荷が低いときに
は、吹き消え、逆火を防ぐため、燃焼用空気の流速に合
わせて燃料の噴霧条件を細かく制御する必要がある。
大に対しては、噴霧条件のなかの異なった因子をそれぞ
れ制御する必要がある。特に、燃焼負荷が低いときに
は、吹き消え、逆火を防ぐため、燃焼用空気の流速に合
わせて燃料の噴霧条件を細かく制御する必要がある。
【0031】なお一般に、吹き消え、逆火が生じる前
に、それに先立ち燃焼振動が生じることが多く、この時
には強い圧力変動が生じる。このため、燃焼装置内の圧
力変動を測定し、圧力変動の強さが一定値を超えたとき
に気液重量比を小さくするよう燃焼条件を制御したの
で、吹き消え、逆火を防ぐことができる。
に、それに先立ち燃焼振動が生じることが多く、この時
には強い圧力変動が生じる。このため、燃焼装置内の圧
力変動を測定し、圧力変動の強さが一定値を超えたとき
に気液重量比を小さくするよう燃焼条件を制御したの
で、吹き消え、逆火を防ぐことができる。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の実施例が適用されたガスタ−ビ
ン発電設備の系統図である。
する。図1は、本発明の実施例が適用されたガスタ−ビ
ン発電設備の系統図である。
【0033】図示の設備は、燃料タンク35と、この燃
料タンク35に接続された燃焼装置100と、この燃焼
装置100で生成された燃焼ガスで駆動されるガスター
ビン7と、このガスタービン7に駆動される発電機8及
び空気圧縮機6と、を含んで構成されている。空気圧縮
機6は燃焼装置100に接続されて圧縮空気を供給する
ようになっている。
料タンク35に接続された燃焼装置100と、この燃焼
装置100で生成された燃焼ガスで駆動されるガスター
ビン7と、このガスタービン7に駆動される発電機8及
び空気圧縮機6と、を含んで構成されている。空気圧縮
機6は燃焼装置100に接続されて圧縮空気を供給する
ようになっている。
【0034】本発明の実施例である図示の燃焼装置10
0は、前記燃料タンク35に接続されて燃料を圧送する
燃料供給装置36と、この燃料供給装置36の出側に互
いに並列に接続された予混合燃焼用燃料流量制御弁27
及び拡散燃焼用燃料流量制御弁28と、これらの弁に接
続されて燃料の供給を受ける燃焼器200と、前記空気
圧縮器6の吐出口と燃焼器200を接続する燃焼用空気
配管45Aと、該燃焼空気配管45Aに噴霧用空気流量
制御弁4を介して接続された昇圧用小型圧縮器3と、こ
の昇圧用小型圧縮器3の吐出口と前記燃焼器200を接
続する噴霧用空気配管2Aと、負荷信号33を入力とし
て燃料流量及び稀釈空気量を決定する基本制御装置32
と、該基本制御装置32に接続されて前記予混合燃焼用
燃料流量制御弁27の開度を制御する予混合燃焼用燃料
流量制御装置26と、同じく基本制御装置32に接続さ
れて前記拡散燃焼用燃料流量制御弁27の開度を制御す
る拡散燃焼用燃料流量制御装置25と、燃焼器200の
圧力センサ19に接続され圧力変動信号20を受け取る
燃焼振動強度解析装置21と、該燃焼振動強度解析装置
21および前記基本制御装置32に接続された噴霧空気
流量判定装置23と、該噴霧空気流量判定装置23が出
力する噴霧用空気流量制御信号24を入力として前記噴
霧用空気流量制御弁4の開度を制御する噴霧用空気流量
制御装置5と、前記基本制御装置32が出力する希釈空
気流量制御信号18を入力として燃焼器200のスライ
ドリング37の位置を制御する稀釈空気量制御装置14
と、を含んで構成されている。
0は、前記燃料タンク35に接続されて燃料を圧送する
燃料供給装置36と、この燃料供給装置36の出側に互
いに並列に接続された予混合燃焼用燃料流量制御弁27
及び拡散燃焼用燃料流量制御弁28と、これらの弁に接
続されて燃料の供給を受ける燃焼器200と、前記空気
圧縮器6の吐出口と燃焼器200を接続する燃焼用空気
配管45Aと、該燃焼空気配管45Aに噴霧用空気流量
制御弁4を介して接続された昇圧用小型圧縮器3と、こ
の昇圧用小型圧縮器3の吐出口と前記燃焼器200を接
続する噴霧用空気配管2Aと、負荷信号33を入力とし
て燃料流量及び稀釈空気量を決定する基本制御装置32
と、該基本制御装置32に接続されて前記予混合燃焼用
燃料流量制御弁27の開度を制御する予混合燃焼用燃料
流量制御装置26と、同じく基本制御装置32に接続さ
れて前記拡散燃焼用燃料流量制御弁27の開度を制御す
る拡散燃焼用燃料流量制御装置25と、燃焼器200の
圧力センサ19に接続され圧力変動信号20を受け取る
燃焼振動強度解析装置21と、該燃焼振動強度解析装置
21および前記基本制御装置32に接続された噴霧空気
流量判定装置23と、該噴霧空気流量判定装置23が出
力する噴霧用空気流量制御信号24を入力として前記噴
霧用空気流量制御弁4の開度を制御する噴霧用空気流量
制御装置5と、前記基本制御装置32が出力する希釈空
気流量制御信号18を入力として燃焼器200のスライ
ドリング37の位置を制御する稀釈空気量制御装置14
と、を含んで構成されている。
【0035】燃焼器200は、円筒形の燃焼器ケーシン
グ胴15Aと、この燃焼器ケーシング胴15Aの燃料供
給側(上流側)端部を塞ぐように取り付けられたケーシ
ング端板15Bと、燃焼器ケーシング胴15Aに同心に
内装された段付き円筒状の内胴15Cと、内胴15Cの
ケーシング端板15B側(小径部)内部に、該内胴15
Cに内接して配置され下流端が開放された円筒状の複数
の混合室17と、この混合室17の下流端に支持板39
に支持されて配置された保炎器16と、前記複数の混合
室17の中央、つまり内胴15Cのケーシング端板15
B側中心線上に配置された円筒状の拡散燃焼用アトマイ
ザ区画15Dと、前記複数の混合室17のそれぞれにケ
ーシング端板15Bを貫通して配置された二重管状の予
混合燃焼用アトマイザ11と、前記拡散燃焼用ノズル区
画15Dにケーシング端板15Bの中心を貫通して配置
された二重管状の拡散燃焼用アトマイザ13と、燃焼器
ケーシング胴15A及び内胴15Cの大径部を貫通して
配置され内胴15Cの大径部(燃焼室12)内の圧力を
検出して圧力変動信号20を出力する圧力センサ19
と、内胴15Cの大径部の円周壁面に形成された稀釈空
気孔15Eと、内胴15Cの外周面上を軸線方向に進退
して前記稀釈空気孔15Eを開閉するスライドリング3
7と、とを含んで構成されている。
グ胴15Aと、この燃焼器ケーシング胴15Aの燃料供
給側(上流側)端部を塞ぐように取り付けられたケーシ
ング端板15Bと、燃焼器ケーシング胴15Aに同心に
内装された段付き円筒状の内胴15Cと、内胴15Cの
ケーシング端板15B側(小径部)内部に、該内胴15
Cに内接して配置され下流端が開放された円筒状の複数
の混合室17と、この混合室17の下流端に支持板39
に支持されて配置された保炎器16と、前記複数の混合
室17の中央、つまり内胴15Cのケーシング端板15
B側中心線上に配置された円筒状の拡散燃焼用アトマイ
ザ区画15Dと、前記複数の混合室17のそれぞれにケ
ーシング端板15Bを貫通して配置された二重管状の予
混合燃焼用アトマイザ11と、前記拡散燃焼用ノズル区
画15Dにケーシング端板15Bの中心を貫通して配置
された二重管状の拡散燃焼用アトマイザ13と、燃焼器
ケーシング胴15A及び内胴15Cの大径部を貫通して
配置され内胴15Cの大径部(燃焼室12)内の圧力を
検出して圧力変動信号20を出力する圧力センサ19
と、内胴15Cの大径部の円周壁面に形成された稀釈空
気孔15Eと、内胴15Cの外周面上を軸線方向に進退
して前記稀釈空気孔15Eを開閉するスライドリング3
7と、とを含んで構成されている。
【0036】予混合燃焼用アトマイザ11は、二重管で
構成されており、内管が予混合燃焼用燃料流量制御弁2
7に接続され、外管と内管の間の空間が昇圧用小型圧縮
器3の吐出口に噴霧用空気配管2Aで接続されている。
内管の下流端は外管の下流端と所定の間隔を隔てて配置
され、内管の下流端面には燃料噴出用の小孔が設けられ
ている。外管の下流端面には燃料を霧化して混合室17
に噴出する小孔が設けられている。
構成されており、内管が予混合燃焼用燃料流量制御弁2
7に接続され、外管と内管の間の空間が昇圧用小型圧縮
器3の吐出口に噴霧用空気配管2Aで接続されている。
内管の下流端は外管の下流端と所定の間隔を隔てて配置
され、内管の下流端面には燃料噴出用の小孔が設けられ
ている。外管の下流端面には燃料を霧化して混合室17
に噴出する小孔が設けられている。
【0037】拡散燃焼用アトマイザ13は、予混合燃焼
用アトマイザ11と同様に二重管で構成されており、内
管が拡散燃焼用燃料流量制御弁28に接続され、外管と
内管の間の空間が昇圧用小型圧縮器3の吐出口に噴霧用
空気配管2Aで接続されている。内管の下流端は外管の
下流端と所定の間隔を隔てて配置され、内管の下流端面
には燃料噴出用の小孔が設けられている。外管の下流端
面には燃料を霧化して燃焼室12に噴出する小孔が設け
られている。拡散燃焼用ノズル区画15Dには、拡散燃
焼用アトマイザ13の外管外周を取り囲んで同心状に円
筒状の燃焼用空気45の流路が形成されており、その下
流端は旋回器38を介して燃焼室12に開孔している。
用アトマイザ11と同様に二重管で構成されており、内
管が拡散燃焼用燃料流量制御弁28に接続され、外管と
内管の間の空間が昇圧用小型圧縮器3の吐出口に噴霧用
空気配管2Aで接続されている。内管の下流端は外管の
下流端と所定の間隔を隔てて配置され、内管の下流端面
には燃料噴出用の小孔が設けられている。外管の下流端
面には燃料を霧化して燃焼室12に噴出する小孔が設け
られている。拡散燃焼用ノズル区画15Dには、拡散燃
焼用アトマイザ13の外管外周を取り囲んで同心状に円
筒状の燃焼用空気45の流路が形成されており、その下
流端は旋回器38を介して燃焼室12に開孔している。
【0038】燃焼器ケーシング胴15Aと内胴15Cの
間は、燃焼用空気流路区画15Fをなしており、前記燃
焼用空気配管45Aは、該燃焼用空気流路区画15Fの
下流側端部に接続されている。燃焼用空気流路区画15
Fは、混合室17の上流側端部、拡散燃焼用アトマイザ
13の外管外周を取り囲んで同心状に形成された円筒状
の燃焼用空気45の流路の上流側端部ともそれぞれ連通
され、燃焼用空気を供給するようになっている。
間は、燃焼用空気流路区画15Fをなしており、前記燃
焼用空気配管45Aは、該燃焼用空気流路区画15Fの
下流側端部に接続されている。燃焼用空気流路区画15
Fは、混合室17の上流側端部、拡散燃焼用アトマイザ
13の外管外周を取り囲んで同心状に形成された円筒状
の燃焼用空気45の流路の上流側端部ともそれぞれ連通
され、燃焼用空気を供給するようになっている。
【0039】以下、蒸気構成の装置の動作を説明する。
液体燃料は、燃料タンク35から、燃料供給装置36を
経て燃焼器200に供給される。ここで、燃料供給装置
36にはポンプ等が用いられる。燃料供給装置36から
送り出された燃料は、予混合燃焼用燃料と拡散燃焼用燃
料の2系統に分けられ、それぞれ予混合燃焼用燃料流量
制御弁27及び拡散燃焼用燃料流量制御弁28により流
量が調節される。流量が調節された後、予混合燃焼用燃
料は予混合燃焼用アトマイザ11から混合室17に噴霧
され燃焼用空気45と混合される。混合室17で混合さ
れた燃料と空気は燃焼室12中に噴出され、予混合火炎
を形成する。この予混合火炎は保炎器16により保持さ
れる。拡散燃焼用燃料は拡散燃焼用アトマイザ13から
燃焼室12中に直接噴霧され、燃焼室12中で燃焼用空
気45と混合され、拡散火炎を形成する。
液体燃料は、燃料タンク35から、燃料供給装置36を
経て燃焼器200に供給される。ここで、燃料供給装置
36にはポンプ等が用いられる。燃料供給装置36から
送り出された燃料は、予混合燃焼用燃料と拡散燃焼用燃
料の2系統に分けられ、それぞれ予混合燃焼用燃料流量
制御弁27及び拡散燃焼用燃料流量制御弁28により流
量が調節される。流量が調節された後、予混合燃焼用燃
料は予混合燃焼用アトマイザ11から混合室17に噴霧
され燃焼用空気45と混合される。混合室17で混合さ
れた燃料と空気は燃焼室12中に噴出され、予混合火炎
を形成する。この予混合火炎は保炎器16により保持さ
れる。拡散燃焼用燃料は拡散燃焼用アトマイザ13から
燃焼室12中に直接噴霧され、燃焼室12中で燃焼用空
気45と混合され、拡散火炎を形成する。
【0040】空気1は、空気圧縮器6に吸入され、昇圧
される。昇圧された空気の大部分は燃焼用空気45とし
て燃焼用空気配管45Aを経て燃焼器200の燃焼用空
気流路区画15Fへ送られる。燃焼用空気45の多く
は、予混合火炎あるいは拡散火炎を形成するために用い
られる。予混合火炎を形成するための空気は、燃焼用空
気流路区画15Fで余熱されたのち、混合室17を経て
燃焼室12中に噴出される。拡散火炎を形成するための
空気は、混合室17を経ずに、燃焼用空気流路区画15
Fから拡散燃焼用アトマイザ13の周囲を経て旋回器3
8を通って燃焼室12中に噴出される。燃焼用空気45
の一部は、稀釈空気46として、燃焼用空気流路区画1
5Fから稀釈空気孔15Eを経て直接燃焼室12の下流
側に送入される。この稀釈空気46の量はスライドリン
グ37により調節される。通常は、ガスタ−ビン負荷が
小さいときには稀釈空気流量が多く、ガスタ−ビン負荷
が大きいときには稀釈空気流量が少なくなるよう、スラ
イドリング37を動かして稀釈空気孔15Eの開度を調
節する。このように稀釈空気46の量を調節すること
で、混合室17へ供給する空気量を望ましい値に設定す
ることができる。なお、図1中には示していないが、燃
焼用空気45の一部は燃焼器の壁面を冷却するためにも
用いられる。
される。昇圧された空気の大部分は燃焼用空気45とし
て燃焼用空気配管45Aを経て燃焼器200の燃焼用空
気流路区画15Fへ送られる。燃焼用空気45の多く
は、予混合火炎あるいは拡散火炎を形成するために用い
られる。予混合火炎を形成するための空気は、燃焼用空
気流路区画15Fで余熱されたのち、混合室17を経て
燃焼室12中に噴出される。拡散火炎を形成するための
空気は、混合室17を経ずに、燃焼用空気流路区画15
Fから拡散燃焼用アトマイザ13の周囲を経て旋回器3
8を通って燃焼室12中に噴出される。燃焼用空気45
の一部は、稀釈空気46として、燃焼用空気流路区画1
5Fから稀釈空気孔15Eを経て直接燃焼室12の下流
側に送入される。この稀釈空気46の量はスライドリン
グ37により調節される。通常は、ガスタ−ビン負荷が
小さいときには稀釈空気流量が多く、ガスタ−ビン負荷
が大きいときには稀釈空気流量が少なくなるよう、スラ
イドリング37を動かして稀釈空気孔15Eの開度を調
節する。このように稀釈空気46の量を調節すること
で、混合室17へ供給する空気量を望ましい値に設定す
ることができる。なお、図1中には示していないが、燃
焼用空気45の一部は燃焼器の壁面を冷却するためにも
用いられる。
【0041】空気圧縮器6で昇圧された空気の一部は、
昇圧用小型圧縮器3へ送られ、噴霧用空気2として用い
られる。噴霧用空気2は予混合燃焼用アトマイザ11、
及び拡散燃焼用アトマイザ13へ供給され、燃料を微粒
化するために用いられる。噴霧用空気2の流量は、噴霧
用空気流量制御弁4により調節される。
昇圧用小型圧縮器3へ送られ、噴霧用空気2として用い
られる。噴霧用空気2は予混合燃焼用アトマイザ11、
及び拡散燃焼用アトマイザ13へ供給され、燃料を微粒
化するために用いられる。噴霧用空気2の流量は、噴霧
用空気流量制御弁4により調節される。
【0042】燃焼器200から排出される高温燃焼気体
10は、ガスタ−ビン7へ導かれ、ガスタ−ビン7を駆
動し、ガスタ−ビン7は結合された発電機8と空気圧縮
器6を駆動する。ガスタ−ビン7を駆動した後の燃焼排
ガス9は、図示しない廃熱回収ボイラ、排煙脱硝装置を
経て、図示しない煙突から放出される。
10は、ガスタ−ビン7へ導かれ、ガスタ−ビン7を駆
動し、ガスタ−ビン7は結合された発電機8と空気圧縮
器6を駆動する。ガスタ−ビン7を駆動した後の燃焼排
ガス9は、図示しない廃熱回収ボイラ、排煙脱硝装置を
経て、図示しない煙突から放出される。
【0043】次に、燃料流量、空気流量の制御方法につ
き説明する。
き説明する。
【0044】燃料流量及び稀釈空気量は、基本制御装置
32で決定される。基本制御装置32には、ガスタ−ビ
ンの負荷要求に基づき図示されていない装置から出力さ
れる負荷信号33が送られ、この負荷信号33及び基本
制御装置32に備えられた燃料投入計画に基づき、燃料
流量及び稀釈空気流量が決定され、燃料流量制御信号3
1、予混合燃焼用燃料流量制御信号29、拡散燃焼用燃
料流量制御信号30、及び稀釈空気流量制御信号18が
出力される。
32で決定される。基本制御装置32には、ガスタ−ビ
ンの負荷要求に基づき図示されていない装置から出力さ
れる負荷信号33が送られ、この負荷信号33及び基本
制御装置32に備えられた燃料投入計画に基づき、燃料
流量及び稀釈空気流量が決定され、燃料流量制御信号3
1、予混合燃焼用燃料流量制御信号29、拡散燃焼用燃
料流量制御信号30、及び稀釈空気流量制御信号18が
出力される。
【0045】燃料供給装置36では、燃料流量制御信号
31に基づき、燃料供給装置36中のポンプに接続され
たモ−タ−の回転数を制御する。予混合燃焼用燃料流量
制御装置26は、予混合燃焼用燃料流量制御信号29に
基づき予混合燃焼用燃料流量制御弁27の開度を決定
し、予混合燃焼用燃料流量制御装置26中に設けられた
モ−タ−により予混合燃焼用燃料流量制御弁27の開度
を調整する。拡散燃焼用燃料流量制御装置25は、拡散
燃焼用燃料流量制御信号30に基づき拡散燃焼用燃料流
量制御弁28の開度を決定し、拡散燃焼用燃料流量制御
装置26中に設けられたモ−タ−により拡散燃焼用燃料
流量制御弁28の開度を調整する。稀釈空気流量制御装
置14は、稀釈空気流量制御信号18に基づき稀釈空気
孔15Eの開度を決定し、稀釈空気流量制御装置14中
に設けられたモ−タ−によりスライドリング37を移動
させて稀釈空気孔15Eの開度を決定された開度に調整
する。なお、基本制御装置32からは、以上述べた制御
信号の他に、予混合燃焼用燃料流量信号34が噴霧空気
流量判定装置23へ出力される。
31に基づき、燃料供給装置36中のポンプに接続され
たモ−タ−の回転数を制御する。予混合燃焼用燃料流量
制御装置26は、予混合燃焼用燃料流量制御信号29に
基づき予混合燃焼用燃料流量制御弁27の開度を決定
し、予混合燃焼用燃料流量制御装置26中に設けられた
モ−タ−により予混合燃焼用燃料流量制御弁27の開度
を調整する。拡散燃焼用燃料流量制御装置25は、拡散
燃焼用燃料流量制御信号30に基づき拡散燃焼用燃料流
量制御弁28の開度を決定し、拡散燃焼用燃料流量制御
装置26中に設けられたモ−タ−により拡散燃焼用燃料
流量制御弁28の開度を調整する。稀釈空気流量制御装
置14は、稀釈空気流量制御信号18に基づき稀釈空気
孔15Eの開度を決定し、稀釈空気流量制御装置14中
に設けられたモ−タ−によりスライドリング37を移動
させて稀釈空気孔15Eの開度を決定された開度に調整
する。なお、基本制御装置32からは、以上述べた制御
信号の他に、予混合燃焼用燃料流量信号34が噴霧空気
流量判定装置23へ出力される。
【0046】噴霧用空気2の流量は、噴霧空気流量判定
装置23で決定される。噴霧空気流量判定装置23には
ガスタ−ビンの負荷とその時の最適な気液重量比(噴霧
空気質量流量/燃料質量流量)を表すプログラムが備え
られており、負荷信号33に基づいて最適な気液重量比
が選定される。噴霧空気流量判定装置23は、次いで、
選定された気液重量比及び入力された予混合燃焼用燃料
流量信号34に基づき最適な噴霧空気流量を決定し、噴
霧空気流量制御信号24を噴霧用空気流量制御装置5に
出力する。噴霧用空気流量制御装置5は、噴霧用空気流
量制御信号24に基づき噴霧用空気流量制御弁4の開度
を決定し、噴霧用空気流量制御装置5中に設けられたモ
−タ−により噴霧用空気流量制御弁4の開度を決定され
た開度に調整する。
装置23で決定される。噴霧空気流量判定装置23には
ガスタ−ビンの負荷とその時の最適な気液重量比(噴霧
空気質量流量/燃料質量流量)を表すプログラムが備え
られており、負荷信号33に基づいて最適な気液重量比
が選定される。噴霧空気流量判定装置23は、次いで、
選定された気液重量比及び入力された予混合燃焼用燃料
流量信号34に基づき最適な噴霧空気流量を決定し、噴
霧空気流量制御信号24を噴霧用空気流量制御装置5に
出力する。噴霧用空気流量制御装置5は、噴霧用空気流
量制御信号24に基づき噴霧用空気流量制御弁4の開度
を決定し、噴霧用空気流量制御装置5中に設けられたモ
−タ−により噴霧用空気流量制御弁4の開度を決定され
た開度に調整する。
【0047】図1中の燃焼器200に設けられている圧
力センサ19は、圧力変動信号20を燃焼振動強度解析
装置21へ出力する。燃焼振動強度解析装置21は、圧
力変動信号20の周波数解析を行って圧力変動の大きさ
と、圧力変動が最も大きくなる周波数を求め、圧力変動
の大きさが予め定めた値より大きいときに圧力変動の大
きさを表す燃焼振動強度信号22を噴霧空気流量判定装
置23及び基本制御装置32に出力する。燃焼振動強度
信号22が出力されたときには、噴霧空気流量判定装置
23は、入力された燃焼振動強度信号22の大きさに応
じて、噴霧空気流量判定装置23でガスタ−ビンの負荷
に対応して選定される最適な気液重量比を修正する。通
常、燃焼振動強度信号22が大きいときには、気液重量
比が小さくなるよう、気液重量比が修正される。
力センサ19は、圧力変動信号20を燃焼振動強度解析
装置21へ出力する。燃焼振動強度解析装置21は、圧
力変動信号20の周波数解析を行って圧力変動の大きさ
と、圧力変動が最も大きくなる周波数を求め、圧力変動
の大きさが予め定めた値より大きいときに圧力変動の大
きさを表す燃焼振動強度信号22を噴霧空気流量判定装
置23及び基本制御装置32に出力する。燃焼振動強度
信号22が出力されたときには、噴霧空気流量判定装置
23は、入力された燃焼振動強度信号22の大きさに応
じて、噴霧空気流量判定装置23でガスタ−ビンの負荷
に対応して選定される最適な気液重量比を修正する。通
常、燃焼振動強度信号22が大きいときには、気液重量
比が小さくなるよう、気液重量比が修正される。
【0048】図2は、本実施例の一変形例であり、ここ
では混合室17付近のみを拡大して示した。図1の実施
例では噴霧空気流量が一つの弁(噴霧用空気流量制御弁
4)で制御されるが、図2の燃焼装置では、昇圧用小型
圧縮器3の吐出側に互いに並列に複数個の弁が設けら
れ、噴霧空気は予混合燃焼用アトマイザ、拡散燃焼用ア
トマイザにそれぞれ各1個の弁から供給される。したが
って噴霧空気流量は、各アトマイザ毎に制御される。噴
霧粒子の粒径、速度等のアトマイザの特性は、製作時の
寸法誤差の影響により、アトマイザ毎に多少異なるが、
アトマイザ毎に噴霧空気流量を制御することにより、そ
れぞれのアトマイザについて最も望ましい噴霧条件を設
定できる。
では混合室17付近のみを拡大して示した。図1の実施
例では噴霧空気流量が一つの弁(噴霧用空気流量制御弁
4)で制御されるが、図2の燃焼装置では、昇圧用小型
圧縮器3の吐出側に互いに並列に複数個の弁が設けら
れ、噴霧空気は予混合燃焼用アトマイザ、拡散燃焼用ア
トマイザにそれぞれ各1個の弁から供給される。したが
って噴霧空気流量は、各アトマイザ毎に制御される。噴
霧粒子の粒径、速度等のアトマイザの特性は、製作時の
寸法誤差の影響により、アトマイザ毎に多少異なるが、
アトマイザ毎に噴霧空気流量を制御することにより、そ
れぞれのアトマイザについて最も望ましい噴霧条件を設
定できる。
【0049】噴霧条件には、燃料流量、噴霧空気流量が
あるが、燃料流量を決めるものとして、燃料流量制御信
号31、予混合燃焼用燃料流量制御信号29、予混合燃
焼用燃料流量信号34があり、噴霧空気流量を決めるも
のとして、噴霧空気流量制御信号24、稀釈空気流量制
御信号18がある。これらの信号が最適の噴霧条件を構
成する値を示す信号、つまり最適噴霧条件信号として各
出力元から出力される。各出力元は、それぞれ噴霧条件
が最適となるような値を判定して信号を出力するもので
あり、各出力元は最適噴霧条件判定手段でもある。これ
に対し、前記最適噴霧条件信号に基づいて噴霧条件を制
御する噴霧条件制御手段は、燃料流量制御信号31に対
して燃料供給装置36、予混合燃焼用燃料流量制御信号
29に対して予混合燃焼用燃料流量制御装置26、予混
合燃焼用燃料流量信号34に対して噴霧空気流量判定装
置23、噴霧用空気流量制御信号24に対して噴霧用空
気流量制御装置5、稀釈空気流量制御信号18に対して
稀釈空気量制御装置14である。なお、ここでいう望ま
しい噴霧条件とは、アトマイザ11から噴霧される燃料
微粒子の速度と混合室17の空気流の流速の比が適切な
値となるような噴霧条件である。
あるが、燃料流量を決めるものとして、燃料流量制御信
号31、予混合燃焼用燃料流量制御信号29、予混合燃
焼用燃料流量信号34があり、噴霧空気流量を決めるも
のとして、噴霧空気流量制御信号24、稀釈空気流量制
御信号18がある。これらの信号が最適の噴霧条件を構
成する値を示す信号、つまり最適噴霧条件信号として各
出力元から出力される。各出力元は、それぞれ噴霧条件
が最適となるような値を判定して信号を出力するもので
あり、各出力元は最適噴霧条件判定手段でもある。これ
に対し、前記最適噴霧条件信号に基づいて噴霧条件を制
御する噴霧条件制御手段は、燃料流量制御信号31に対
して燃料供給装置36、予混合燃焼用燃料流量制御信号
29に対して予混合燃焼用燃料流量制御装置26、予混
合燃焼用燃料流量信号34に対して噴霧空気流量判定装
置23、噴霧用空気流量制御信号24に対して噴霧用空
気流量制御装置5、稀釈空気流量制御信号18に対して
稀釈空気量制御装置14である。なお、ここでいう望ま
しい噴霧条件とは、アトマイザ11から噴霧される燃料
微粒子の速度と混合室17の空気流の流速の比が適切な
値となるような噴霧条件である。
【0050】図3は、図1または図2のガスタ−ビン発
電設備での、ガスタービンの負荷を横軸にとり燃料流量
を縦軸にとって両者の関係を決める燃料投入計画の一例
を示す図である。図示の例では、ガスタ−ビンの起動か
らある中間負荷に達するまでの間は、拡散燃焼用燃料の
みが供給され、ある中間負荷Iに達した後、予混合燃焼
用燃料の供給が開始される。また、予混合燃焼用燃料の
供給が開始された後、拡散燃焼用燃料の供給量が減少さ
れる。
電設備での、ガスタービンの負荷を横軸にとり燃料流量
を縦軸にとって両者の関係を決める燃料投入計画の一例
を示す図である。図示の例では、ガスタ−ビンの起動か
らある中間負荷に達するまでの間は、拡散燃焼用燃料の
みが供給され、ある中間負荷Iに達した後、予混合燃焼
用燃料の供給が開始される。また、予混合燃焼用燃料の
供給が開始された後、拡散燃焼用燃料の供給量が減少さ
れる。
【0051】図4は、図3に示すように燃料を供給した
ときの、ガスタ−ビン負荷とその時の最適な気液重量比
との関係の一例を、ガスタ−ビン負荷を横軸に、帰依器
重量比を横軸に、それぞれとって示す図である。なお、
図4には予混合燃焼用アトマイザの気液重量比のみを示
した。予混合燃焼用燃料の供給を開始する、負荷Iの条
件では、気液重量比を小さくしてある。これは、火炎の
逆火を防ぐためである。図1または図2に示した予混合
燃焼用アトマイザを用いたときには、気液重量比を小さ
くするとNOx排出量はやや増加するが、逆火は生じに
くい。一方、負荷Iの燃焼条件では逆火が生じやすい。
逆火が生じると燃焼器が破壊されるため、負荷Iの燃焼
条件では気液重量比が小さい条件で運転すべきである。
これに対して、ガスタ-ビン負荷が100%に近い負荷I
Iの条件では、逆火は生じにくいが、燃料供給量が多い
ためNOx排出量は多くなりやすい。従って、この条件
ではNOx排出量を少なくできる、気液重量比が大きい
条件で運転するのが望ましい。
ときの、ガスタ−ビン負荷とその時の最適な気液重量比
との関係の一例を、ガスタ−ビン負荷を横軸に、帰依器
重量比を横軸に、それぞれとって示す図である。なお、
図4には予混合燃焼用アトマイザの気液重量比のみを示
した。予混合燃焼用燃料の供給を開始する、負荷Iの条
件では、気液重量比を小さくしてある。これは、火炎の
逆火を防ぐためである。図1または図2に示した予混合
燃焼用アトマイザを用いたときには、気液重量比を小さ
くするとNOx排出量はやや増加するが、逆火は生じに
くい。一方、負荷Iの燃焼条件では逆火が生じやすい。
逆火が生じると燃焼器が破壊されるため、負荷Iの燃焼
条件では気液重量比が小さい条件で運転すべきである。
これに対して、ガスタ-ビン負荷が100%に近い負荷I
Iの条件では、逆火は生じにくいが、燃料供給量が多い
ためNOx排出量は多くなりやすい。従って、この条件
ではNOx排出量を少なくできる、気液重量比が大きい
条件で運転するのが望ましい。
【0052】図4に示すように、ガスタ−ビン負荷に応
じて気液重量比を制御するのが望ましい理由を、図6の
燃焼装置を用いて得た実験結果によりさらに説明する。
図6の燃焼装置では、気液重量比を変えることの他に、
アトマイザ11を流れ方向に対して移動させることによ
り、予蒸発予混合距離Lを変えることができる。したが
って、この燃焼器での燃料の噴霧条件は、気液重量比を
変えることと、予蒸発予混合距離(L,L’)を変える
ことの、二つの方法で変更できる。また、この燃焼器
は、測定窓46を通して、噴霧粒子の速度、濃度等の噴
霧状態を観測できるようにしてある。
じて気液重量比を制御するのが望ましい理由を、図6の
燃焼装置を用いて得た実験結果によりさらに説明する。
図6の燃焼装置では、気液重量比を変えることの他に、
アトマイザ11を流れ方向に対して移動させることによ
り、予蒸発予混合距離Lを変えることができる。したが
って、この燃焼器での燃料の噴霧条件は、気液重量比を
変えることと、予蒸発予混合距離(L,L’)を変える
ことの、二つの方法で変更できる。また、この燃焼器
は、測定窓46を通して、噴霧粒子の速度、濃度等の噴
霧状態を観測できるようにしてある。
【0053】図7は、図6の燃焼器で用いたアトマイザ
11の縦断面図である。アトマイザは2重管で構成され
ている。燃料42は、中心部の管(内管)に流入し、先
端部の複数個の穴(例えば三角形の頂点をなすように配
置された3個の孔)より高速で噴出する。この時、前記
複数個の穴から噴出した燃料は、外側の管(内管と外管
の間)より導入した噴霧用空気2と衝突することにより
微粒化される。微粒化された燃料(例えばナフサや灯
油)と空気の混合流体は、噴出口端面Aでさらに微粒化
され、アトマイザから噴出される。
11の縦断面図である。アトマイザは2重管で構成され
ている。燃料42は、中心部の管(内管)に流入し、先
端部の複数個の穴(例えば三角形の頂点をなすように配
置された3個の孔)より高速で噴出する。この時、前記
複数個の穴から噴出した燃料は、外側の管(内管と外管
の間)より導入した噴霧用空気2と衝突することにより
微粒化される。微粒化された燃料(例えばナフサや灯
油)と空気の混合流体は、噴出口端面Aでさらに微粒化
され、アトマイザから噴出される。
【0054】図8に、図6の燃焼器を用いたときの、吹
き消え限界及び逆火限界を、横軸に空気比、縦軸に予混
合気体の噴出速度をとって示す。Tinは混合室中の燃焼
空気温度、wa/wlは気液重量比を、それぞれ示す。低空
気比側の線が逆火限界、高空気比側の線が吹き消え限界
である。燃料により吹き消え限界及び逆火限界の空気比
の絶対値は異なる。ただし、噴出速度が高くなると逆火
限界の空気比は低くなる、噴出速度を30m/s以下にし
たときには噴出速度が小さいほど安定燃焼できる空気比
の範囲が狭くなる、等の特徴は燃料によらず同じであ
る。なお、図6の燃焼器で逆火が生じるときには、それ
に先立ち強い燃焼振動が発生した。
き消え限界及び逆火限界を、横軸に空気比、縦軸に予混
合気体の噴出速度をとって示す。Tinは混合室中の燃焼
空気温度、wa/wlは気液重量比を、それぞれ示す。低空
気比側の線が逆火限界、高空気比側の線が吹き消え限界
である。燃料により吹き消え限界及び逆火限界の空気比
の絶対値は異なる。ただし、噴出速度が高くなると逆火
限界の空気比は低くなる、噴出速度を30m/s以下にし
たときには噴出速度が小さいほど安定燃焼できる空気比
の範囲が狭くなる、等の特徴は燃料によらず同じであ
る。なお、図6の燃焼器で逆火が生じるときには、それ
に先立ち強い燃焼振動が発生した。
【0055】図9は予蒸発予混合距離(L')を一定と
し気液重量比(wa/wl)を変えて、噴霧粒子の濃度を測
定した結果を、気液重量比を横軸、粒子濃度(相対値)
を縦軸にとって示したものである。λは空気比を、Vは
混合室における燃焼空気流速を、それぞれ示す。図10
は気液重量比を一定とし予蒸発予混合距離を変えて、噴
霧粒子の濃度を測定した結果を、予蒸発予混合距離
(L')をを横軸、粒子濃度(相対値)を縦軸にとって
示したものである。噴霧粒子の濃度が小さくなることは
蒸発が促進されたことを意味する。これらの結果から、
気液重量比を大きく、予蒸発予混合距離を長くすると蒸
発が促進されることがわかる。
し気液重量比(wa/wl)を変えて、噴霧粒子の濃度を測
定した結果を、気液重量比を横軸、粒子濃度(相対値)
を縦軸にとって示したものである。λは空気比を、Vは
混合室における燃焼空気流速を、それぞれ示す。図10
は気液重量比を一定とし予蒸発予混合距離を変えて、噴
霧粒子の濃度を測定した結果を、予蒸発予混合距離
(L')をを横軸、粒子濃度(相対値)を縦軸にとって
示したものである。噴霧粒子の濃度が小さくなることは
蒸発が促進されたことを意味する。これらの結果から、
気液重量比を大きく、予蒸発予混合距離を長くすると蒸
発が促進されることがわかる。
【0056】図11に、気液重量比がNOx排出濃度と
吹き消え限界空気比及び逆火限界空気比に与える影響を
示す。気液重量比を大きくし、蒸発を促進すると、NO
x排出濃度は減少するが、安定燃焼できる空気比の範囲
は狭くなる。
吹き消え限界空気比及び逆火限界空気比に与える影響を
示す。気液重量比を大きくし、蒸発を促進すると、NO
x排出濃度は減少するが、安定燃焼できる空気比の範囲
は狭くなる。
【0057】図12に、予蒸発予混合距離がNOx排出
濃度と安定燃焼範囲に及ぼす影響を示す。予蒸発予混合
距離を長くし、蒸発を促進するとNOx濃度は減少し、
安定燃焼できる空気比の範囲も広くなる。
濃度と安定燃焼範囲に及ぼす影響を示す。予蒸発予混合
距離を長くし、蒸発を促進するとNOx濃度は減少し、
安定燃焼できる空気比の範囲も広くなる。
【0058】図11及び図12の結果から考えると、気
液重量比と予蒸発予混合距離のどちらを変化させた場合
にも、蒸発を促進するとNOx濃度は減少する。即ち、
NOx濃度と、蒸発した燃料の割合には相関がある。一
方、火炎安定性についてみると、気液重量比を変えたと
きには、蒸発を促進すると安定燃焼できる空気比の範囲
は狭くなるのに対し、予蒸発予混合距離を変えたときに
は、蒸発を促進すると安定燃焼できる空気比の範囲は広
くなっており、気液重量比を変えたときと予蒸発予混合
距離を変えたときでは、火炎安定性に及ぼす影響が逆で
ある。従って、火炎の安定性と蒸発した燃料の割合には
相関は見られない。火炎の安定性は未蒸発の粒子の挙動
に影響を受けると考えられる。
液重量比と予蒸発予混合距離のどちらを変化させた場合
にも、蒸発を促進するとNOx濃度は減少する。即ち、
NOx濃度と、蒸発した燃料の割合には相関がある。一
方、火炎安定性についてみると、気液重量比を変えたと
きには、蒸発を促進すると安定燃焼できる空気比の範囲
は狭くなるのに対し、予蒸発予混合距離を変えたときに
は、蒸発を促進すると安定燃焼できる空気比の範囲は広
くなっており、気液重量比を変えたときと予蒸発予混合
距離を変えたときでは、火炎安定性に及ぼす影響が逆で
ある。従って、火炎の安定性と蒸発した燃料の割合には
相関は見られない。火炎の安定性は未蒸発の粒子の挙動
に影響を受けると考えられる。
【0059】未蒸発の粒子の挙動のうち重要と考えられ
るのは、粒子の速度と粒径である。未蒸発の粒子の粒径
及び速度を測定した結果を図13〜16に示す。
るのは、粒子の速度と粒径である。未蒸発の粒子の粒径
及び速度を測定した結果を図13〜16に示す。
【0060】図13及び14は、噴霧粒子粒径の測定結
果である。図13に示すように、気液重量比を小さくす
ると粒径は大きくなり、このとき火炎安定性は向上す
る。この結果だけを考えると、噴霧粒子の粒径を大きく
すると火炎安定性は向上するとみられる。しかし、図1
4に示すように、予蒸発予混合距離の違いは粒径にあま
り影響を与えないにもかかわらず、予蒸発予混合距離を
長くすると火炎安定性は向上している。従って、図13
及び14の両者の結果から考えると、噴霧粒子の粒径と
火炎安定性との関連性はあまりないと判断できる。
果である。図13に示すように、気液重量比を小さくす
ると粒径は大きくなり、このとき火炎安定性は向上す
る。この結果だけを考えると、噴霧粒子の粒径を大きく
すると火炎安定性は向上するとみられる。しかし、図1
4に示すように、予蒸発予混合距離の違いは粒径にあま
り影響を与えないにもかかわらず、予蒸発予混合距離を
長くすると火炎安定性は向上している。従って、図13
及び14の両者の結果から考えると、噴霧粒子の粒径と
火炎安定性との関連性はあまりないと判断できる。
【0061】図15及び16は、噴霧粒子速度の測定結
果である。ここで、縦軸には、粒子の速度の時間平均値
を燃焼用空気の平均速度で割った値、横軸には気液重量
比(図15)または予蒸発予混合距離(図16)を示し
た。気液重量比または予蒸発予混合距離のいずれを変化
させた場合にも、噴霧粒子の平均速度と空気速度の差が
小さく、また噴霧粒子の速度変動が小さいほど、火炎安
定性は向上する。
果である。ここで、縦軸には、粒子の速度の時間平均値
を燃焼用空気の平均速度で割った値、横軸には気液重量
比(図15)または予蒸発予混合距離(図16)を示し
た。気液重量比または予蒸発予混合距離のいずれを変化
させた場合にも、噴霧粒子の平均速度と空気速度の差が
小さく、また噴霧粒子の速度変動が小さいほど、火炎安
定性は向上する。
【0062】以上の結果をまとめると、火炎安定性に最
も影響を与えるのは燃料粒子の速度であり、予蒸発予混
合室中での燃料粒子速度と燃焼用空気速度の差が少ない
ほど火炎安定性は良好である。一方、NOx排出濃度に
影響するのは燃料粒子の蒸発度であり、蒸発した燃料の
割合が大きいほどNOx排出濃度は低い。
も影響を与えるのは燃料粒子の速度であり、予蒸発予混
合室中での燃料粒子速度と燃焼用空気速度の差が少ない
ほど火炎安定性は良好である。一方、NOx排出濃度に
影響するのは燃料粒子の蒸発度であり、蒸発した燃料の
割合が大きいほどNOx排出濃度は低い。
【0063】これらの結果から考えると、NOx排出濃
度が低く、かつ安定性の良い火炎を形成するために必要
な条件は以下の二つである。
度が低く、かつ安定性の良い火炎を形成するために必要
な条件は以下の二つである。
【0064】(1)燃料粒子の蒸発度をできるだけ高く
する。
する。
【0065】(2)予蒸発予混合室中での粒子速度と燃
焼用空気速度の差を、できるだけ少なくする。
焼用空気速度の差を、できるだけ少なくする。
【0066】予蒸発予混合距離を長くすることは、上記
(1)、(2)の課題を同時に達成できるため、最もよ
い対策である。ただし、実用燃焼器では、設計上の制約
等から必ずしも必要十分な長さに予蒸発予混合距離を設
定できないことが多い。この場合には、予蒸発予混合距
離の他に、燃料の噴霧条件を変化させる必要がある。
(1)、(2)の課題を同時に達成できるため、最もよ
い対策である。ただし、実用燃焼器では、設計上の制約
等から必ずしも必要十分な長さに予蒸発予混合距離を設
定できないことが多い。この場合には、予蒸発予混合距
離の他に、燃料の噴霧条件を変化させる必要がある。
【0067】噴霧条件を変化させる代表的な方法の一つ
は、気液重量比を変化させることであるが、これまで述
べたように、気液重量比を変化させる方法では、上記
(1),(2)の課題を同時に達成することはできな
い。
は、気液重量比を変化させることであるが、これまで述
べたように、気液重量比を変化させる方法では、上記
(1),(2)の課題を同時に達成することはできな
い。
【0068】従って、実用燃焼器でNOx排出濃度が低
く、かつ安定性の良い火炎を常に形成させるためには、
負荷に応じて燃料の噴霧条件を変化させる必要がある。
本実施例においては、負荷が低いときには吹き消え、逆
火の防止がより重要なため、気液重量比を小さくして予
蒸発予混合室中での粒子速度と燃焼用空気速度の差を、
できるだけ少なくし、負荷が高いときにはNOxの低減
がより重要なため、気液重量比を大きくして燃料粒子の
蒸発度をできるだけ高くするように制御している。混合
室の形状データ、空気圧縮器6吐出側での圧力,温度,
流速等の空気の性状データ、噴霧用空気流量制御弁4の
開度データ、スライドリング37の開度データ、等が基
本制御装置32に常時入力されており、これらのデータ
に基づいて前記混合室中での燃焼用空気の平均流速が基
本制御装置32で算出され、噴霧空気流量判定装置23
に出力される。液体燃料の粒子速度は、噴霧用空気流量
制御弁4の開度データ、アトマイザの形状データ、噴霧
用空気の圧力、燃料の流量を入力として噴霧空気流量判
定装置23で算出される。噴霧空気流量判定装置23
は、入力された混合室中での燃焼用空気の平均流速と算
出した液体燃料の粒子速度を用いて両者の比(流速比)
を算出する。噴霧空気流量判定装置23は、先に述べた
ように、入力される負荷信号33に基づいて気液重量比
を選定するが、前記燃焼用空気の平均流速が入力される
と、その時点でのガスタービン負荷が予め設定された限
界値より低く、かつ算出された流速比の値と1の差が許
容範囲を超えている場合、選定する気液重量比を所定量
だけ低めに選定する。このように、選定する気液重量比
を入力された混合室中での燃焼用空気の平均流速に基づ
いて修正することにより、液体燃料の粒子速度が混合室
中での燃焼用空気の平均流速に近付けられ、吹き消え、
逆火の防止が効果的に行われる。
く、かつ安定性の良い火炎を常に形成させるためには、
負荷に応じて燃料の噴霧条件を変化させる必要がある。
本実施例においては、負荷が低いときには吹き消え、逆
火の防止がより重要なため、気液重量比を小さくして予
蒸発予混合室中での粒子速度と燃焼用空気速度の差を、
できるだけ少なくし、負荷が高いときにはNOxの低減
がより重要なため、気液重量比を大きくして燃料粒子の
蒸発度をできるだけ高くするように制御している。混合
室の形状データ、空気圧縮器6吐出側での圧力,温度,
流速等の空気の性状データ、噴霧用空気流量制御弁4の
開度データ、スライドリング37の開度データ、等が基
本制御装置32に常時入力されており、これらのデータ
に基づいて前記混合室中での燃焼用空気の平均流速が基
本制御装置32で算出され、噴霧空気流量判定装置23
に出力される。液体燃料の粒子速度は、噴霧用空気流量
制御弁4の開度データ、アトマイザの形状データ、噴霧
用空気の圧力、燃料の流量を入力として噴霧空気流量判
定装置23で算出される。噴霧空気流量判定装置23
は、入力された混合室中での燃焼用空気の平均流速と算
出した液体燃料の粒子速度を用いて両者の比(流速比)
を算出する。噴霧空気流量判定装置23は、先に述べた
ように、入力される負荷信号33に基づいて気液重量比
を選定するが、前記燃焼用空気の平均流速が入力される
と、その時点でのガスタービン負荷が予め設定された限
界値より低く、かつ算出された流速比の値と1の差が許
容範囲を超えている場合、選定する気液重量比を所定量
だけ低めに選定する。このように、選定する気液重量比
を入力された混合室中での燃焼用空気の平均流速に基づ
いて修正することにより、液体燃料の粒子速度が混合室
中での燃焼用空気の平均流速に近付けられ、吹き消え、
逆火の防止が効果的に行われる。
【0069】なお一般に、吹き消え、逆火が生じる前
に、それに先立ち燃焼振動が生じることが多く、この時
には強い圧力変動が生じる。このため、燃焼装置内の圧
力変動を圧力センサ19により測定し、測定結果を燃焼
振動強度解析装置21で解析して圧力変動の強さが一定
値を超えたときに燃焼振動強度信号22が噴霧空気流量
判定装置23に出力される。噴霧空気流量判定装置23
は燃焼振動強度信号22が入力されたら、気液重量比を
小さくするよう燃焼条件を制御し、吹き消え、逆火を防
ぐ。
に、それに先立ち燃焼振動が生じることが多く、この時
には強い圧力変動が生じる。このため、燃焼装置内の圧
力変動を圧力センサ19により測定し、測定結果を燃焼
振動強度解析装置21で解析して圧力変動の強さが一定
値を超えたときに燃焼振動強度信号22が噴霧空気流量
判定装置23に出力される。噴霧空気流量判定装置23
は燃焼振動強度信号22が入力されたら、気液重量比を
小さくするよう燃焼条件を制御し、吹き消え、逆火を防
ぐ。
【0070】図5は、発明者等が種々の液体燃料を用い
て実験した結果得られた、液体燃料を予蒸発予混合燃焼
させたときの、火炎の吹き消え限界、及び逆火限界の一
般的な特徴である。図中、高空気比側の曲線Aが吹き消
え限界を、低空気比側の曲線Bが逆火限界を表す。安定
に燃焼するのは、予混合気体の空気比と噴出速度が、図
中の吹き消え限界曲線Aと逆火限界曲線Bの間にある場
合である。
て実験した結果得られた、液体燃料を予蒸発予混合燃焼
させたときの、火炎の吹き消え限界、及び逆火限界の一
般的な特徴である。図中、高空気比側の曲線Aが吹き消
え限界を、低空気比側の曲線Bが逆火限界を表す。安定
に燃焼するのは、予混合気体の空気比と噴出速度が、図
中の吹き消え限界曲線Aと逆火限界曲線Bの間にある場
合である。
【0071】また、図中縦軸の噴出速度は、混合室中で
の燃焼用空気の平均流速である。設計上の混合室の形状
データ、空気の圧力温度等の性状データ、噴霧用空気流
量制御弁4の開度データ、スライドリング37の開度デ
ータ等が基本制御装置32に常時入力されており、これ
らのデータに基づいて前記混合室中での燃焼用空気の平
均流速が算出される。液体燃料の速度は、噴霧用空気流
量制御弁4の開度データ、アトマイザの形状データ、噴
霧用空気の圧力、燃料の流量を入力として基本制御装置
32で算出される。
の燃焼用空気の平均流速である。設計上の混合室の形状
データ、空気の圧力温度等の性状データ、噴霧用空気流
量制御弁4の開度データ、スライドリング37の開度デ
ータ等が基本制御装置32に常時入力されており、これ
らのデータに基づいて前記混合室中での燃焼用空気の平
均流速が算出される。液体燃料の速度は、噴霧用空気流
量制御弁4の開度データ、アトマイザの形状データ、噴
霧用空気の圧力、燃料の流量を入力として基本制御装置
32で算出される。
【0072】図5に示すように、噴出速度を一定に保
ち、空気比を減少させると逆火が生じ、空気比を増加さ
せると吹き消えが生じる。
ち、空気比を減少させると逆火が生じ、空気比を増加さ
せると吹き消えが生じる。
【0073】負荷Iのようにガスタ−ビン負荷が低いと
きには、予混合気体の噴出速度が小さく、火炎の吹き消
え、逆火が共に生じやすい。
きには、予混合気体の噴出速度が小さく、火炎の吹き消
え、逆火が共に生じやすい。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、液体燃料を燃焼する燃
焼する際に、NOx排出濃度を低くすると同時に火炎安
定性を良好に保つことができ、特に負荷が低いときの火
炎の吹き消え、逆火を防ぐことができる。
焼する際に、NOx排出濃度を低くすると同時に火炎安
定性を良好に保つことができ、特に負荷が低いときの火
炎の吹き消え、逆火を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例である、ガスタ-ビン発電装
置の系統図である。
置の系統図である。
【図2】図1に示す実施例の一部を変更した例を示す系
統図(一部断面図)である。
統図(一部断面図)である。
【図3】本発明の一実施例である、ガスタ-ビン発電装
置運転時の、ガスタ-ビン負荷と供給燃料量の関係の一
例を示す概念図である。
置運転時の、ガスタ-ビン負荷と供給燃料量の関係の一
例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施例である、ガスタ-ビン発電装
置運転時の、ガスタ-ビン負荷と燃料の噴霧条件の一つ
である気液重量比(供給燃料重量/噴霧空気重量)の関
係の一例を示す概念図である。
置運転時の、ガスタ-ビン負荷と燃料の噴霧条件の一つ
である気液重量比(供給燃料重量/噴霧空気重量)の関
係の一例を示す概念図である。
【図5】液体燃料を予混合燃焼させたときの、安定燃焼
範囲の一般的な特徴を示す概念図である。
範囲の一般的な特徴を示す概念図である。
【図6】本発明の原理を検証するために用いた、燃焼装
置の構成を示す断面図である。
置の構成を示す断面図である。
【図7】図7に示す燃焼装置に設けたアトマイザの構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図8】図6の燃焼装置を用いて得られた、液体燃料を
予混合燃焼させたときの、安定燃焼範囲を示すグラフで
ある。
予混合燃焼させたときの、安定燃焼範囲を示すグラフで
ある。
【図9】図6の燃焼装置を用いて得られた、気液重量比
と噴霧粒子の濃度との関係を示すグラフである。
と噴霧粒子の濃度との関係を示すグラフである。
【図10】図6の燃焼装置を用いて得られた、予混合予
蒸発距離と噴霧粒子の濃度との関係を示すグラフであ
る。
蒸発距離と噴霧粒子の濃度との関係を示すグラフであ
る。
【図11】図6の燃焼装置を用いて得られた、気液重量
比の変化がNOx排出特性と安定燃焼範囲に与える影響
を示すグラフである。
比の変化がNOx排出特性と安定燃焼範囲に与える影響
を示すグラフである。
【図12】図6の燃焼装置を用いて得られた、予混合予
蒸発距離の変化がNOx排出特性と安定燃焼範囲に与え
る影響を示すグラフである。
蒸発距離の変化がNOx排出特性と安定燃焼範囲に与え
る影響を示すグラフである。
【図13】図6の燃焼装置を用いて得られた、気液重量
比と噴霧粒子の粒径との関係を示すグラフである。
比と噴霧粒子の粒径との関係を示すグラフである。
【図14】図6の燃焼装置を用いて得られた、予混合予
蒸発距離と噴霧粒子の粒径との関係を示すグラフであ
る。
蒸発距離と噴霧粒子の粒径との関係を示すグラフであ
る。
【図15】図6の燃焼装置を用いて得られた、気液重量
比と噴霧粒子の速度との関係を示すグラフである。
比と噴霧粒子の速度との関係を示すグラフである。
【図16】図6の燃焼装置を用いて得られた、予混合予
蒸発距離と噴霧粒子の速度との関係を示すグラフであ
る。
蒸発距離と噴霧粒子の速度との関係を示すグラフであ
る。
1 空気 2 噴霧用空気 2A 噴霧用空気配管 3 昇圧用小型
圧縮器 4 噴霧用空気流量制御弁 5 噴霧用空気
流量制御装置 6 空気圧縮器 7 ガスタ−ビ
ン 8 発電機 9 燃焼排ガス 10 高温燃焼気体 11 予混合燃
焼用アトマイザ 12 燃焼室 13 拡散燃焼
用アトマイザ 14 稀釈空気量制御装置 15A 燃焼器
ケーシング胴 15B ケーシング端板 15C 内胴 15D 拡散燃焼用アトマイザ区画 15E 稀釈空
気孔 15F 燃焼用空気流路区画 16 保炎器 17 混合室 18 稀釈空気
流量制御信号 19 圧力センサ 20 圧力変動
信号 21 燃焼振動強度解析装置 22 燃焼振動
強度信号 23 噴霧空気流量判定装置 24 噴霧用空
気流量制御信号 25 拡散燃焼用燃料流量制御装置 26 予混合燃
焼用燃料流量制御装置 27 予混合燃焼用燃料流量制御弁 28 拡散燃焼
用燃料流量制御弁 29 予混合燃焼用燃料流量制御信号 30 拡散燃焼
用燃料流量制御信号 31 燃料流量制御信号 32 基本制御
装置 33 負荷信号 34 予混合燃
焼用燃料流量信号 35 燃料タンク 36 燃料供給
装置 37 スライドリング 38 旋回器 39 支持板 40 予混合燃
焼用噴霧空気制御弁 41 拡散燃焼用噴霧空気制御弁 42 予混合燃
焼用燃料 43 拡散燃焼用燃料 45 燃焼用空
気 45A 燃焼用空気配管 100 燃焼装
置 200 燃焼器
圧縮器 4 噴霧用空気流量制御弁 5 噴霧用空気
流量制御装置 6 空気圧縮器 7 ガスタ−ビ
ン 8 発電機 9 燃焼排ガス 10 高温燃焼気体 11 予混合燃
焼用アトマイザ 12 燃焼室 13 拡散燃焼
用アトマイザ 14 稀釈空気量制御装置 15A 燃焼器
ケーシング胴 15B ケーシング端板 15C 内胴 15D 拡散燃焼用アトマイザ区画 15E 稀釈空
気孔 15F 燃焼用空気流路区画 16 保炎器 17 混合室 18 稀釈空気
流量制御信号 19 圧力センサ 20 圧力変動
信号 21 燃焼振動強度解析装置 22 燃焼振動
強度信号 23 噴霧空気流量判定装置 24 噴霧用空
気流量制御信号 25 拡散燃焼用燃料流量制御装置 26 予混合燃
焼用燃料流量制御装置 27 予混合燃焼用燃料流量制御弁 28 拡散燃焼
用燃料流量制御弁 29 予混合燃焼用燃料流量制御信号 30 拡散燃焼
用燃料流量制御信号 31 燃料流量制御信号 32 基本制御
装置 33 負荷信号 34 予混合燃
焼用燃料流量信号 35 燃料タンク 36 燃料供給
装置 37 スライドリング 38 旋回器 39 支持板 40 予混合燃
焼用噴霧空気制御弁 41 拡散燃焼用噴霧空気制御弁 42 予混合燃
焼用燃料 43 拡散燃焼用燃料 45 燃焼用空
気 45A 燃焼用空気配管 100 燃焼装
置 200 燃焼器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桐上 清一 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (17)
- 【請求項1】 微粒化した液体燃料を空気流中に噴霧し
て空気と混合し、混合した液体燃料の一部を蒸発させた
後、該混合された燃料を燃焼させて火炎を形成する、液
体燃料の燃焼方法において、 前記空気流の流速に対応して、前記微粒化した液体燃料
の噴霧速度と前記空気流の流速との比を制御することを
特徴とする液体燃料の燃焼方法。 - 【請求項2】 微粒化した液体燃料を空気流中に噴霧し
て空気と混合し、混合した液体燃料の一部を蒸発させた
後、該混合された燃料を燃焼させて火炎を形成する、液
体燃料の燃焼方法において、 前記燃焼における燃焼振動の強度を検出し、検出された
強度に対応して、前記微粒化した液体燃料の噴霧速度と
前記空気流の流速との比を制御することを特徴とする液
体燃料の燃焼方法。 - 【請求項3】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置の運転方法において、 前記燃焼装置の負荷に対応して、前記アトマイザから噴
霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の
比を制御することを特徴とする燃焼装置の運転方法。 - 【請求項4】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置の運転方法において、 前記混合室中の空気流の流速に対応して、前記アトマイ
ザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室中の空気
流の流速の比を制御することを特徴とする燃焼装置の運
転方法。 - 【請求項5】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置の運転方法において、 前記燃焼室中の燃焼振動の強度に対応して、前記アトマ
イザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気
流の流速の比を制御することを特徴とする燃焼装置の運
転方法。 - 【請求項6】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置において、 前記燃焼装置の負荷に対応して、前記アトマイザから噴
霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流の流速の
比が最適となるような噴霧条件を判定する最適噴霧条件
判定手段と、前記燃料微粒子の最適噴霧条件判定手段か
ら出力された最適噴霧条件信号に対応して前記燃料微粒
子の噴霧条件を制御する噴霧条件制御手段とを有するこ
とを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項7】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置において、 前記混合室中の空気流の流速に対応して、前記アトマイ
ザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気流
の流速の比が最適となるような噴霧条件を判定して最適
噴霧条件信号を出力する最適噴霧条件判定手段と、該最
適噴霧条件判定手段から出力された最適噴霧条件信号を
入力として前記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴霧条
件制御手段とを有することを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項8】 液体燃料を微粒化し噴霧するアトマイザ
と、該アトマイザから噴霧された燃料と所定の方向に流
れている空気流とを混合させる混合室と、該混合室で形
成された燃料と空気の混合物を噴出し燃焼させる燃焼室
とを含んでなる燃焼装置において、 前記燃焼室中の燃焼振動の強度に対応して、前記アトマ
イザから噴霧する燃料微粒子の速度と前記混合室の空気
流の流速の比が最適となるような噴霧条件を判定して最
適噴霧条件信号を出力する最適噴霧条件判定手段と、前
記最適噴霧条件判定手段から出力された最適噴霧条件信
号を入力として前記燃料微粒子の噴霧条件を制御する噴
霧条件制御手段とを有することを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の燃焼
装置において、 前記アトマイザのうち少なくとも一つには、前記混合室
を流れる空気流より高い圧力の微粒化用空気が供給され
る構造であることを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載の燃焼装置において、 前記最適噴霧条件判定手段は前記アトマイザ中に供給す
る燃料と前記微粒化用空気の流量比を選定する手段であ
ることを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項11】 請求項9に記載の燃焼装置において、
前記最適噴霧条件信号は前記アトマイザ中に供給する燃
料と前記微粒化用空気の流量比を示す信号であることを
特徴とする燃焼装置。 - 【請求項12】 請求項9に記載の燃焼装置において、
前記最適噴霧条件信号は前記アトマイザ中に供給する前
記微粒化用空気の流量を示す信号であることを特徴とす
る燃焼装置。 - 【請求項13】 請求項9に記載の燃焼装置において、
前記噴霧条件制御手段は前記アトマイザ中に供給する前
記微粒化用空気の流量を制御する手段であることを特徴
とする燃焼装置。 - 【請求項14】 前記燃焼装置の負荷と、負荷に応じて
決まる、前記アトマイザ中に供給する燃料と前記微粒化
用空気の最適な流量比との関係を表すプログラムを前記
前記最適噴霧条件判定手段中に備えていることを特徴と
する請求項9に記載の燃焼装置。 - 【請求項15】 前記混合室中の空気流の流速と、該流
速に応じて決まる、前記アトマイザ中に供給する燃料と
前記微粒化用空気の最適な流量比との関係を表すプログ
ラムを前記最適噴霧条件判定手段中に備えていることを
特徴とする、請求項9に記載の燃焼装置。 - 【請求項16】 前記燃焼室中での圧力の時間変動を測
定する手段と、前記圧力の時間変動を周波数解析し燃焼
振動の強度を出力する手段と、前記燃焼振動強度が予め
定めた許容値を超えた場合に、前記アトマイザ中に供給
する燃料と前記微粒化用空気の流量比を大きくする手段
とを有することを特徴とした請求項6乃至15のうちの
いずれかに記載の燃焼装置。 - 【請求項17】 請求項6乃至16のいずれかに記載の
燃焼装置と、前記燃焼装置に加圧された空気を供給する
空気圧縮器と、前記燃焼装置から排出される燃焼気体に
より駆動されるガスタ-ビンと、前記ガスタ-ビンに駆動
される発電機と、を含んで構成されたガスタ-ビン発電
設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21703294A JPH0874604A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 液体燃料の燃焼方法及び燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21703294A JPH0874604A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 液体燃料の燃焼方法及び燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0874604A true JPH0874604A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16697775
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21703294A Pending JPH0874604A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | 液体燃料の燃焼方法及び燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0874604A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169084A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | General Electric Co <Ge> | 予混合式燃焼器における逆火状態を軽減するためのシステム及び方法 |
| JP2010261434A (ja) * | 2009-05-04 | 2010-11-18 | General Electric Co <Ge> | ガスタービンエンジンの逆火を検出するための方法 |
| JP2012032144A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | General Electric Co <Ge> | 燃料ノズル及びこれを含む組立体並びにガスタービン |
| KR20140122658A (ko) * | 2013-04-10 | 2014-10-20 | 알스톰 테크놀러지 리미티드 | 연소실의 작동 방법 및 연소실 |
| WO2015166597A1 (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービン燃焼器、ガスタービン、制御装置及び制御方法 |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP21703294A patent/JPH0874604A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169084A (ja) * | 2009-01-21 | 2010-08-05 | General Electric Co <Ge> | 予混合式燃焼器における逆火状態を軽減するためのシステム及び方法 |
| JP2010261434A (ja) * | 2009-05-04 | 2010-11-18 | General Electric Co <Ge> | ガスタービンエンジンの逆火を検出するための方法 |
| EP2249005A3 (en) * | 2009-05-04 | 2018-02-28 | General Electric Company | Method for detecting gas turbine engine flashback |
| US9557050B2 (en) | 2010-07-30 | 2017-01-31 | General Electric Company | Fuel nozzle and assembly and gas turbine comprising the same |
| JP2012032144A (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-16 | General Electric Co <Ge> | 燃料ノズル及びこれを含む組立体並びにガスタービン |
| KR20140122658A (ko) * | 2013-04-10 | 2014-10-20 | 알스톰 테크놀러지 리미티드 | 연소실의 작동 방법 및 연소실 |
| JP2014206166A (ja) * | 2013-04-10 | 2014-10-30 | アルストム テクノロジー リミテッドALSTOM Technology Ltd | 燃焼器を運転する方法および燃焼器 |
| US10544736B2 (en) | 2013-04-10 | 2020-01-28 | Ansaldo Energia Switzerland AG | Combustion chamber for adjusting a mixture of air and fuel flowing into the combustion chamber and a method thereof |
| JP2015209842A (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-24 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービン燃焼器、ガスタービン、制御装置及び制御方法 |
| US20170219211A1 (en) * | 2014-04-30 | 2017-08-03 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Gas turbine combustor, gas turbine, control device, and control method |
| CN106133294B (zh) * | 2014-04-30 | 2018-01-09 | 三菱日立电力系统株式会社 | 燃气涡轮燃烧器、燃气涡轮、控制装置以及控制方法 |
| CN106133294A (zh) * | 2014-04-30 | 2016-11-16 | 三菱日立电力系统株式会社 | 燃气涡轮燃烧器、燃气涡轮、控制装置以及控制方法 |
| WO2015166597A1 (ja) * | 2014-04-30 | 2015-11-05 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | ガスタービン燃焼器、ガスタービン、制御装置及び制御方法 |
| US10718522B2 (en) | 2014-04-30 | 2020-07-21 | Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. | Gas turbine combustor, gas turbine, control device, and control method |
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