JPH0874663A - 飛行体のスラスタ - Google Patents

飛行体のスラスタ

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JPH0874663A
JPH0874663A JP6208690A JP20869094A JPH0874663A JP H0874663 A JPH0874663 A JP H0874663A JP 6208690 A JP6208690 A JP 6208690A JP 20869094 A JP20869094 A JP 20869094A JP H0874663 A JPH0874663 A JP H0874663A
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JP
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thruster
heat pipe
heat
temperature
cooling
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JP6208690A
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Akira Yamada
山田  明
Yuichi Kanamaki
裕一 金巻
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人工衛星等の飛行体の姿勢制御装置等に用い
られるスラスタにおいて、スラスタの非作動時にはスラ
スタの冷却を行わずスラスタの作動時にのみ冷却を行う
ようにして、スラスタを効果的に冷却することができる
ようにする。 【構成】 高温になるスロート部4の外側に同スロート
部4を冷却するヒートパイプ2を設け、スラスタの非作
動時はヒートパイプ2による冷却を行わず、スラスタの
作動時にスロート部4の熱によりヒートパイプ2を昇温
させてヒートパイプ2を作動させ、ヒートパイプ2によ
り高温になったスロート部4を冷却するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工衛星等の飛行体の
姿勢制御装置等に用いられるスラスタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の飛行体の姿勢制御装置に用いられ
るスラスタでは、表面に輻射率の高いコーティングを施
す輻射による冷却促進、内面に余分な液膜を形成するフ
ィルム冷却、又は内面に耐熱コーティングの施工等の方
式を採用して高温化に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来技術にはそ
れぞれ次の問題がある。
【0004】(1)表面に高い輻射率のコーティングを
施す方式では、スラスタの作動、非作動にかかわらず放
熱が大きくなる。従って、非作動時では大きい輻射放熱
によって温度が下がり過ぎの場合があり、ヒータを設置
する必要がある。
【0005】(2)フィルム冷却の方式では、液体燃料
の一部をスラスタ内面に流しており、冷却効果は高い。
またスラスタ作動時のみ冷却できるので、前記(1)で
述べた問題はない。ただし、このように液体燃料の一部
を燃焼反応が生じにくいスラスタ内面(壁)に流すの
で、単位燃料流量当りの推力(比推力)は小さくなる。
【0006】(3)耐熱コーティングの施工の方式で
は、コーティングを施工する場所が、高温の燃焼場であ
り、かつ、通常酸化と還元雰囲気が混在する厳しい場で
あるので、これに耐えられるコーティング材は高価であ
る。
【0007】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる飛行体のスラスタを提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の飛行体のスラス
タは、高温になるスロート部の外側に同スロート部を冷
却するヒートパイプを設けた。
【0009】
【作用】本発明では、スラスタが非作動のときは、ヒー
トパイプも低温なので作動しない。スラスタが作動を開
始し温度が上昇すると、それに伴いヒートパイプの温度
も上昇し作動しはじめる。ヒートパイプの作動に従って
伝熱量が増大し、スラスタの高温部であるスロート部を
効果的に冷却する。
【0010】
【実施例】本発明の第1の実施例を、図1及び図2によ
って説明する。図1において、1は人工衛星等の飛行体
に設けられたスラスタ取付台であり適温に保たれてい
る。2はヒートパイプ、3はスラスタのノズルスカー
ト、4はスラスタのスロート部、5はスラスタ取付台1
に取付けられたスラスタの燃焼室である。スラスタ取付
台1に設けられた燃料流路6から燃料が燃焼室5内へ噴
射され、燃焼室5で燃焼反応を終える。燃焼ガスは、ス
ロート部4で絞られスカート3で拡大されることによっ
て超音速流れとなり、推力を得る。
【0011】本実施例では、スラスタで最も高温になる
スロート部4の外側にナトリウム等の熱媒が封入された
ヒートパイプ2を設置している。ヒートパイプ2の一端
部をスロート部3の外側に配置し、かつ、ヒートパイプ
2は燃焼室5のまわりを同燃焼室5の外壁に接してスラ
スタ取付台1へ向って延びるように配置され、その他端
部とスラスタ取付台1との間には図1(b)に示すよう
に低温時にすきまLが生ずるようにしている。また、ヒ
ートパイプ2の材質の熱膨張率を燃焼室5より大きく
し、前記すきまLはスラスタの温度上昇と共に狭くな
り、冷却効果を高くするようになっている。なお、図1
(b)中点線矢印は冷媒蒸気の流れを示す。
【0012】本実施例では、スラスタが非作動の場合に
は、ヒートパイプ2も低温であって作動しない。スラス
タが作動を開始して温度が上昇すると、ヒートパイプ2
は最も高温になるスロート部4から熱を受けてその温度
が上昇し、スロート部4からの熱によって気化したヒー
トパイプ2内の熱媒の蒸気は、宇宙への輻射と適温に保
たれているスラスタ取付台1への伝熱によって放熱して
凝縮し、ヒートパイプ2の作動が開始される。ヒートパ
イプ2の作動に従って伝熱量が増加し、スラスタの高温
部であるスロート部4を効果的に冷却することができ
る。
【0013】また、ヒートパイプ2の温度上昇に伴っ
て、ヒートパイプ2と適温に保たれているスラスタ取付
台1との間のすきまLが小さくなり、ヒートパイプ2に
よる冷却効果を高めることができる。
【0014】本実施例におけるヒートパイプ2、スロー
ト部4の温度とヒートパイプ2の伝熱量の変化の状態を
図2に示す。本実施例では、同図に示すように、スロー
ト部4の温度を許容温度より低く保つことができる。ち
なみに、本実施例では、許容温度1200℃のスロート
部の材質に対して約200〜300℃温度を低下させる
ことが可能である。
【0015】本発明の第2の実施例を、図3によって説
明する。本実施例において、ヒートパイプ2を除く部分
は、前記第1の実施例と同様であるので、図3において
は図1におけると同じ符号を付してその説明を省略す
る。
【0016】本実施例では、スロート部4のまわりに等
間隔をおいて放射状に外方へ向って延びる4個のナトリ
ウム等の熱媒を封入したヒートパイプ2を取付けてい
る。7は、同ヒートパイプ2の凝縮部(放熱部)であ
り、同凝縮部7において宇宙への輻射による放熱が行わ
れる。なお、図3中点線矢印は冷媒蒸気の流れ、実線矢
印は冷媒液の流れを示す。
【0017】本実施例においても、ヒートパイプ2の凝
縮部で宇宙への輻射による放熱が行われ、前記第1の実
施例と同様にスロート部4を効果的に冷却することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の飛行体の
スラスタは、スロート部の外側に同スロート部を冷却す
るヒートパイプを設けているので、スラスタが作動して
スロート部が高温になるとヒートパイプによる放熱を行
うことができ、スラスタの非作動時の過冷却を避けて効
果的なスロート部の冷却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、図1(a)はそ
の全体図、図1(b)は図1(a)のA部の拡大図であ
る。
【図2】同実施例のスロート部温度、ヒートパイプ温度
及びヒートパイプ伝熱量の変化を示すグラフである。
【図3】本発明の第2の実施例を示し、図3(a)はそ
の全体図、図3(b)は図3(a)のB−B矢視断面図
である。
【符号の説明】
1 スラスタ取付台 2 ヒートパイプ 3 ノズルスカート 4 スロート部 5 燃焼室 6 燃料通路 7 ヒートパイプの凝縮部 L すきま

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高温になるスロート部の外側に同スロー
    ト部を冷却するヒートパイプを設けたことを特徴とする
    飛行体のスラスタ。
JP20869094A 1994-09-01 1994-09-01 飛行体のスラスタ Expired - Fee Related JP3263545B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100436866B1 (ko) * 2001-08-30 2004-06-23 이상희 로켓 추진기관의 열부하 분산형 노즐 및 그 제조방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100436866B1 (ko) * 2001-08-30 2004-06-23 이상희 로켓 추진기관의 열부하 분산형 노즐 및 그 제조방법

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