JPH0875088A - 摺動軸の潤滑装置 - Google Patents
摺動軸の潤滑装置Info
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- JPH0875088A JPH0875088A JP21571194A JP21571194A JPH0875088A JP H0875088 A JPH0875088 A JP H0875088A JP 21571194 A JP21571194 A JP 21571194A JP 21571194 A JP21571194 A JP 21571194A JP H0875088 A JPH0875088 A JP H0875088A
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Abstract
滑を確実ならしめる。 【構成】軸受け部3の上端に、軸4を囲うようにしたオ
イル槽13を設け、オイル槽13内の潤滑油14に軸4
を全周にわたって浸らせる。摺接部9,10の端部とオ
イル槽13とを溝17等にて連通することにより、軸4
の摺動に際してのオイルの抵抗をなくす。
Description
自在にガイドするにおいて、軸と軸受け部との接触面に
対する潤滑装置に関するものである。
軸受け部との間の潤滑装置としては、一般に、軸受け部
の内周面に螺旋状等の潤滑溝を刻設し、この潤滑溝に、
軸受け部に取り付けたオイルカップからオイルを自然滴
下にて供給するか、或いは、グリースポンプにてグリー
スを潤滑溝に押し出すようにしている。
ンプを使用しての潤滑は、軸と軸受け部との接触面にオ
イル又はグリースを極く僅かしか供給することができな
いため、潤滑の機能が低いと言う問題があった。特にグ
リースを使用しての潤滑では、グリースの粘性が高いこ
とに起因して、グリースを軸と軸受け部との接触面全体
に行き渡らせることができにくいため、長期間使用し続
けているうちに軸の外周面及び軸受け部の内周面に多数
の擦り傷ができて、軸及び軸受け部の寿命が短いと言う
問題があった。
分な量の潤滑油を供給して円滑な潤滑を行えると共に、
注油作業の手間を著しく軽減できるようにした潤滑装置
を提供することを目的とするものである。
請求項1の発明に係る潤滑装置は、「軸が摺動自在に嵌
まる軸受け部の一端又は両端に、軸の外周面との間にオ
イル溜まりを形成するようにしたオイル槽を、軸の全周
を囲うようにして設ける」の構成にした。
請求項1において、「前記軸受け部の一端にオイル槽を
設け、軸受け部の他端にオイルシールを設け、軸受け部
の内周面のうち他端寄り部位とオイル槽とをオイル通路
にて連通しる」の構成にした。また、請求項3の発明に
係る潤滑装置は、請求項1において、「前記軸受け部の
一端にオイル槽を設け、軸受け部の他端にオイルシール
を設け、前記軸受け部における内周面のうち一端と他端
との間の中途部に、前記軸の外径よりも大径の環状凹所
を形成して、軸受け部の内周面のうち環状凹所を挟んで
オイル槽寄りの部位を第1摺接部と成すと共に、環状凹
所を挟んでオイル槽と反対側の部位を第2摺接部と成
し、前記第1摺接部のうち環状凹所寄りの端部と前記オ
イル槽との間、及び、第2摺接部のうち環状凹所と反対
側の端部と環状凹所との間をそれぞれオイル通路にて連
通する」の構成にした。
求項1〜請求項3のいずれかにおいて、「前記軸及び軸
受け部が上下方向に延びていて、オイル槽を軸受け部の
上端に設ける」の構成にした。なお、本発明において
「オイルシール」とは、オイル漏れを阻止するための軸
封手段のことをいう。
動により、オイル槽内の潤滑油が軸に付着して軸受け部
の内周面に転移し、これによって軸の外周面と軸受け部
の内周面との間に油膜が形成されて潤滑が行われる。こ
の場合、オイル槽が軸の全周を囲うようにして設けられ
ていることにより、当該オイル槽内の潤滑油に軸が全周
にわたって浸漬するから、軸と軸受け部との接触箇所の
全体にわたって油膜を形成することができ、従って、潤
滑機能を格段に向上して軸及び軸受け部の寿命を飛躍的
に向上できる。
ものであるから、オイル槽への注油を至極容易に行うこ
とができるのであり、更に、オイル槽内に多くの量の潤
滑油を溜めることができるから、長期間注油する必要が
ないのであり、従って、注油作業の手間を格段に軽減で
きるのである。ところで、軸受け部のうちオイル槽と反
対側の部位にオイルシールを設けると潤滑油の消費量を
著しく低減できるが、その反面、軸受け部の内周面と軸
の外周面との間の油膜が密閉された状態になるため、軸
の往復摺動に際して油膜に正圧と負圧とが交互に作用す
ることになり、このため軸の摺動に対する抵抗が増大し
て動きが重くなる。
受け部の内周面の他端部とオイル槽とが連通しているか
ら、軸の摺動に際しては、油膜がオイル通路を介してオ
イル槽に逃げたり、逆に、オイル槽の潤滑油が軸受け部
の内周面に引き込まれたりすることになって、軸受け部
と軸との間の油膜に正圧や負圧が作用することを著しく
低減することができる。
消費量を増大することなく、軸の摺動を至極円滑に行う
ことができる効果を有する。また、請求項3の構成にす
ると、軸受け部の内周に形成した環状凹所内に潤滑油が
溜まって、この環状凹所内に溜まった潤滑油に軸が全周
にわたって浸ることにより、潤滑効果をより一層向上さ
せることができる。また、第1摺接部とオイル槽との
間、及び、第2摺接部と環状凹所との間をオイル通路で
連通したことにより、軸の摺動に際して軸受け部と軸と
の間の潤滑油に正圧や負圧が生じることを著しく低減す
ることができる。
一層向上できることと、軸の摺動に際して軸受け部と軸
との間の潤滑油に正圧や負圧が生じることを著しく低減
できることとが相俟って、軸の摺動をより円滑に行うこ
とができる効果を有する。更に請求項4の構成にする
と、オイル槽内の潤滑油は軸の外周面に均等に付着して
そのままの状態で軸受け部に転移していくから、軸受け
部と軸との間に均一な厚さの油膜が形成されることにな
り、より好適である。
に基づいて説明する。図1〜図7に示すのは、清酒等を
包装する広口容器Aの口部に金属板製の蓋体Bをかしめ
付けるための打栓機1に適用した第1実施例であり、打
栓機1はテーブル状の機枠2を備えており、この機枠2
に設けた軸受け部3に中空状の昇降軸4を上下摺動自在
で且つ抜け不能に装着して、この該昇降軸4の下端に打
栓頭5を取り付けている。なお、1つの機枠2に多数の
昇降軸4を取り付けている。
蓋体Bの筒部B1をかしめ付けるための多数個の爪(図
示せず)が環状に配設されており、蓋体Bを被せた広口
容器Aを昇降軸4の下方に位置決めした状態で昇降軸4
を適宜手段で下降させ、打栓機1にて蓋体Bを広口容器
Aの上面に押さえた状態で爪が半径内向きに移動するこ
とにより、蓋体Bの筒部B1が図1(b)に示す状態か
ら同図(C)に示す状態に折曲げられ、これによって広
口容器Aが密封される。
説明する。軸受け部3の穴には円筒状のライナー6が回
転不能及び抜け不能に嵌着されており、このライナー6
の内周面のうち中間部を挟んだ上方に第1ブッシュ7を
下方には第2ブッシュ8を互いに離反した状態で回転不
能及び抜け不能に嵌着することにより、第1ブッシュ7
の箇所を第1摺接部9に、第2ブッシュ9の箇所を第2
摺接部10にそれぞれ構成し、ライナー6のうち両ブッ
シュ7,8の間の部位の内径を昇降軸4の外径よりも大
径とすることにより、両ブッシュ7,8の間の部位に、
昇降軸4の外周面との間に隙間が空くようにした環状凹
所11を形成している。
つ突出しており、ライナー6の下向き突出部にオイルシ
ール12を嵌着する一方、ライナー6の上向き突出部
に、昇降軸4に被嵌する平面視矩形のオイル槽13を着
脱自在に嵌め込み装着し、このオイル槽13と昇降軸4
とで囲われた部位に形成された環状のオイル溜まりに潤
滑油14を溜めている。なお、オイル槽13は平面視円
形等の他の形状でも良いことは言うまでもない。
13が被嵌する部位の外周面には、シール用のOリング
15を装着している。また、ライナー6の上端にスナッ
プリング16が被嵌している。第1ブッシュ7の外周面
には、オイル通路の一例として、上下全長にわたって延
びる溝17を円周方向に沿って適宜間隔で複数本刻設さ
れており、また、第1ブッシュ7の下端には環状凹所1
1と連通する切り欠き18を形成している。第1ブッシ
ュ7の溝17はオイル槽13と連通している。
にわたって延びる溝17を円周方向に沿って適宜間隔が
複数本刻設されており、且つ、第2ブッシュ8の上下両
端には、溝17と連通する切り欠き18が形成されてい
る。なお、第2ブッシュ8の下端とオイルシール12と
の間に環状の隙間を形成しても良い。また、溝17及び
切り欠き18はライナー6の内周面に形成しても良い。
9,10との間には、オイル槽13からの潤滑油14に
て油膜が形成されて、昇降軸4と両摺接部9,10との
潤滑が行われる。この場合、オイル槽13内の潤滑油1
4に昇降軸4が全周にわたって浸っていることと、環状
凹所11に潤滑油14が充満することにより、昇降軸4
と両摺接部9,10との接触箇所の全面に十分な量の潤
滑油が供給されるから、昇降軸4と軸受け部3の寿命を
格段に向上できる。
設けているから、オイル槽13への注油を至極容易に行
うことができ、且つ、オイル槽13内には多量の潤滑油
14を溜めることができるから長期間注油する必要もな
く、従って注油作業の手間を著しく低減できる。更に、
軸受け部3の下端にオイルシール12を設けたから、潤
滑油14の消費を抑制できる。この場合、両ブッシュ
9,10に溝17を設けていない場合には、昇降軸4の
下降に際しては昇降軸4と両摺接部9,10との間の油
膜及び環状凹所11の潤滑油14には正圧が作用し、昇
降軸4の上昇に際しては負圧が作用することになり、こ
のため昇降軸4の上下動が重くなる。
7,8の外周面に溝17を刻設することによって両ブッ
シュ7,8とライナー6との嵌合面に穴を形成すると、
昇降軸4の下降に際しては、図7に実線の矢印で示すよ
うに、軸受け部3と昇降軸4との間の潤滑油は溝17か
ら上方に逃げ、逆に昇降軸4の上昇に際しては、同図の
点線矢印で示すように潤滑油が下方に逃げ移動すること
になり、昇降軸4の昇降に際して潤滑油が循環する状態
になるから、昇降軸4と両摺接部9,10との間の抵抗
を著しく低減することができるのである。
け部3に対して着脱自在に取り付けると、オイル槽13
の大きさを自由に設定できると共に、軸受け部3の加工
が容易である利点を有する。また、Oリング15のよう
な環状の軟質弾性体を介してオイル槽13を取り付ける
と、オイル漏れを生じることなくオイル槽13を簡単に
着脱できる利点がある。
ッシュ7,8に溝17を刻設することには限らず、図2
及び図7に一点鎖線19で示すように、ホース又はパイ
プで連通したり、或いは、図8(a)に第2実施例とし
て示すように、軸受け部3のライナー6等に穴17′を
ドリル加工にて穿設したりしても良い。図8(b)に示
すのは、機枠2の穴に1本のライナー6を嵌着して軸受
け部3を構成した場合において、軸受け部3の上端にオ
イル槽13を凹み形成した第3実施例であり、この場合
も、ライナー6の外周面又は機枠2の内周面に、オイル
通路の一例としての溝17を穿設している。
潤滑に適用した場合であったが、本発明は、水平方向に
摺動する軸の潤滑や、水平面に対して傾斜した方向に摺
動する軸の潤滑にも適用できることは言うまでもない。
概略を示す図、(b)は広口容器に蓋体を被せた状態の
部分端面図、(c)は広口容器に蓋体をかしめ固定した
状態の部分断面図である。
断面図である。
る。
施例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】軸が摺動自在に嵌まる軸受け部の一端又は
両端に、軸の外周面との間にオイル溜まりを形成するよ
うにしたオイル槽を、軸の全周を囲うようにして設けた
ことを特徴とする摺動軸の潤滑装置。 - 【請求項2】「請求項1」において、前記軸受け部の一
端にオイル槽を設け、軸受け部の他端にオイルシールを
設け、軸受け部の内周面のうち他端寄り部位とオイル槽
とをオイル通路にて連通したことを特徴とする摺動軸の
潤滑装置。 - 【請求項3】「請求項1」において、前記軸受け部の一
端にオイル槽を設け、軸受け部の他端にオイルシールを
設け、前記軸受け部における内周面のうち一端と他端と
の間の中途部に、前記軸の外径よりも大径の環状凹所を
形成して、軸受け部の内周面のうち環状凹所を挟んでオ
イル槽寄りの部位を第1摺接部と成すと共に、環状凹所
を挟んでオイル槽と反対側の部位を第2摺接部と成し、
前記第1摺接部のうち環状凹所寄りの端部と前記オイル
槽との間、及び、第2摺接部のうち環状凹所と反対側の
端部と環状凹所との間をそれぞれオイル通路にて連通し
たことを特徴とする摺動軸の潤滑装置。 - 【請求項4】「請求項1」〜「請求項3」のいずれかに
おいて、前記軸及び軸受け部が上下方向に延びていて、
オイル槽を軸受け部の上端に設けていることを特徴とす
る摺動軸の潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215711A JP2644453B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 摺動軸の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215711A JP2644453B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 摺動軸の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875088A true JPH0875088A (ja) | 1996-03-19 |
| JP2644453B2 JP2644453B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16676905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6215711A Expired - Lifetime JP2644453B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | 摺動軸の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2644453B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013032756A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd | 起動用空気分配装置 |
| JP2023066441A (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-16 | 株式会社不二越 | スプリングカバー |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02110718U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-09-05 | ||
| JPH04316733A (ja) * | 1991-04-15 | 1992-11-09 | Kayaba Ind Co Ltd | フロントフォーク |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP6215711A patent/JP2644453B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02110718U (ja) * | 1988-10-28 | 1990-09-05 | ||
| JPH04316733A (ja) * | 1991-04-15 | 1992-11-09 | Kayaba Ind Co Ltd | フロントフォーク |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013032756A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Daihatsu Diesel Mfg Co Ltd | 起動用空気分配装置 |
| JP2023066441A (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-16 | 株式会社不二越 | スプリングカバー |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2644453B2 (ja) | 1997-08-25 |
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