JPH0875391A - 熱交換セグメント - Google Patents
熱交換セグメントInfo
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- JPH0875391A JPH0875391A JP6230201A JP23020194A JPH0875391A JP H0875391 A JPH0875391 A JP H0875391A JP 6230201 A JP6230201 A JP 6230201A JP 23020194 A JP23020194 A JP 23020194A JP H0875391 A JPH0875391 A JP H0875391A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B5/00—Melting in furnaces; Furnaces so far as specially adapted for glass manufacture
- C03B5/16—Special features of the melting process; Auxiliary means specially adapted for glass-melting furnaces
- C03B5/235—Heating the glass
- C03B5/237—Regenerators or recuperators specially adapted for glass-melting furnaces
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/50—Glass production, e.g. reusing waste heat during processing or shaping
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- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 気体が熱交換流路を通過する際に十分に大き
な乱流を生じさせることができ、熱交換効率を大幅に向
上することが可能な熱交換セグメントを提供する。 【構成】 長さ方向及び幅方向に並べて熱交換流路を形
成するための熱交換セグメントにおいて、一つまたは二
つ以上の熱交換セグメントで構成された流路の壁に設け
られた突出部のピッチをS、突出部の高さをD、互いに
向かい合う壁の間隔をWとしたとき、D/Wが0.1〜
0.5であり、S/Dが7〜15であることを特徴とす
る熱交換セグメント。
な乱流を生じさせることができ、熱交換効率を大幅に向
上することが可能な熱交換セグメントを提供する。 【構成】 長さ方向及び幅方向に並べて熱交換流路を形
成するための熱交換セグメントにおいて、一つまたは二
つ以上の熱交換セグメントで構成された流路の壁に設け
られた突出部のピッチをS、突出部の高さをD、互いに
向かい合う壁の間隔をWとしたとき、D/Wが0.1〜
0.5であり、S/Dが7〜15であることを特徴とす
る熱交換セグメント。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長さ方向及び幅方向
に並べてガス流路を形成するための熱交換セグメントに
関するものである。
に並べてガス流路を形成するための熱交換セグメントに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス工業や鉄鋼業の分野では、熱交換
流路を用いて蓄熱や熱交換が行われている。熱交換流路
は、長さ方向に流路を有する耐火物製の熱交換セグメン
トを長さ方向及び幅方向に並べて形成される。
流路を用いて蓄熱や熱交換が行われている。熱交換流路
は、長さ方向に流路を有する耐火物製の熱交換セグメン
トを長さ方向及び幅方向に並べて形成される。
【0003】例えば、ガラス溶融炉では、排ガスによっ
て燃焼用二次空気を加熱するために熱交換流路が用いら
れている。先ず、溶融室から出た高温の排ガスが、蓄熱
室の熱交換流路内に上方から導入される。熱交換流路を
構成する熱交換セグメントは、排ガスによって加熱され
高温になる。次に、排ガスの代わりに常温の二次空気が
下方から吹き込まれ、高温の熱交換セグメントによって
加熱される。以上の動作が一サイクルとなる。このサイ
クルを繰返し行って、蓄熱室の熱交換流路に排ガスと二
次空気を交互に流すことにより、熱交換が行われる。
て燃焼用二次空気を加熱するために熱交換流路が用いら
れている。先ず、溶融室から出た高温の排ガスが、蓄熱
室の熱交換流路内に上方から導入される。熱交換流路を
構成する熱交換セグメントは、排ガスによって加熱され
高温になる。次に、排ガスの代わりに常温の二次空気が
下方から吹き込まれ、高温の熱交換セグメントによって
加熱される。以上の動作が一サイクルとなる。このサイ
クルを繰返し行って、蓄熱室の熱交換流路に排ガスと二
次空気を交互に流すことにより、熱交換が行われる。
【0004】熱交換流路の熱交換効率、すなわち熱交換
セグメントの壁面とガスの間の熱交換効率を向上するた
めには、流路ガスの接触面積を大きくすると共に、熱交
換流路内で乱流化を促進する必要がある。
セグメントの壁面とガスの間の熱交換効率を向上するた
めには、流路ガスの接触面積を大きくすると共に、熱交
換流路内で乱流化を促進する必要がある。
【0005】従来、この観点から、様々な形状の熱交換
セグメントが提案されている。例えば、特開平4−12
4034号公報は、壁面に多数の凹凸を有する角筒状の
耐火物製セグメントを開示している。また、特開平2−
85691号公報は、横断面が十字型になった壁体に多
数の突出部を形成した熱交換セグメントを開示してい
る。これらの熱交換セグメントでは、壁体の突出部が流
れの障害物となり気体の流れに乱流が生じるので、熱交
換効率をある程度向上できる。
セグメントが提案されている。例えば、特開平4−12
4034号公報は、壁面に多数の凹凸を有する角筒状の
耐火物製セグメントを開示している。また、特開平2−
85691号公報は、横断面が十字型になった壁体に多
数の突出部を形成した熱交換セグメントを開示してい
る。これらの熱交換セグメントでは、壁体の突出部が流
れの障害物となり気体の流れに乱流が生じるので、熱交
換効率をある程度向上できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱交換セグメントでは、突出部付近で流路断面積が局部
的に狭くなって圧力損失が生じるため、流速や流量が著
しく低下する恐れがあった。流量が低下すると、熱交換
効率が低下してしまう。
熱交換セグメントでは、突出部付近で流路断面積が局部
的に狭くなって圧力損失が生じるため、流速や流量が著
しく低下する恐れがあった。流量が低下すると、熱交換
効率が低下してしまう。
【0007】このような従来技術の問題点に鑑み、本発
明は、圧力損失が少なく、気体が熱交換流路を通過する
際に適度な乱流を生じさせることができ、熱交換効率を
大幅に向上することが可能な熱交換セグメントを提供す
ることを目的としている。
明は、圧力損失が少なく、気体が熱交換流路を通過する
際に適度な乱流を生じさせることができ、熱交換効率を
大幅に向上することが可能な熱交換セグメントを提供す
ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、長さ方向及び
幅方向に並べて熱交換流路を形成するための熱交換セグ
メントにおいて、一つまたは二つ以上の熱交換セグメン
トで構成された流路の壁に設けられた突出部のピッチを
S、突出部の高さをD、互いに向かい合う壁の間隔をW
としたとき、D/Wが0.1〜0.5であり、S/Dが
7〜15であることを特徴とする熱交換セグメントを要
旨としている。
幅方向に並べて熱交換流路を形成するための熱交換セグ
メントにおいて、一つまたは二つ以上の熱交換セグメン
トで構成された流路の壁に設けられた突出部のピッチを
S、突出部の高さをD、互いに向かい合う壁の間隔をW
としたとき、D/Wが0.1〜0.5であり、S/Dが
7〜15であることを特徴とする熱交換セグメントを要
旨としている。
【0009】
【実施例】本発明による熱交換セグメントは、突出部の
ピッチをS、突出部の高さをD、互いに向かい合う壁の
間隔をWとして、D/Wが0.1〜0.5、S/Dが7
〜15となる流路を形成できる熱交換セグメントであ
る。
ピッチをS、突出部の高さをD、互いに向かい合う壁の
間隔をWとして、D/Wが0.1〜0.5、S/Dが7
〜15となる流路を形成できる熱交換セグメントであ
る。
【0010】突出部は一つの熱交換セグメントに一つ以
上設けても良く、複数の熱交換セグメントを組み合わせ
たものによって一つの突出部を構成しても良い。
上設けても良く、複数の熱交換セグメントを組み合わせ
たものによって一つの突出部を構成しても良い。
【0011】ここで垂直方向の壁とは、熱交換セグメン
トを蓄熱室内に積層したときに上部から下部に連続する
耐火物の壁を意味する。必ずしも真に垂直な壁のみを意
味するものではなく、垂直な線にほぼ沿ったものも含
む。
トを蓄熱室内に積層したときに上部から下部に連続する
耐火物の壁を意味する。必ずしも真に垂直な壁のみを意
味するものではなく、垂直な線にほぼ沿ったものも含
む。
【0012】また、厚さLとは、ほぼ同じ厚みを有する
場合に面と面の水平距離または最短距離を意味する。
場合に面と面の水平距離または最短距離を意味する。
【0013】同一体積の耐火物でセグメントを製作する
場合、壁の厚さを薄くする程、単位体積当たりの表面積
が広くなって熱交換効率の良い熱交換セグメントが得ら
れる。しかし、薄すぎると蓄熱量が少なくなる。壁の厚
さが不均一だと温度も不均一な部分が生じて熱交換効率
が悪くなる。本発明は壁の厚さを15〜40mmとする
ことにより大きい表面積が得られ、しかも熱交換に必要
かつ十分な厚みが得られる。また、均一な厚さとするこ
とにより壁の温度分布をより均一に保持できて、熱交換
が効率良く行われる。
場合、壁の厚さを薄くする程、単位体積当たりの表面積
が広くなって熱交換効率の良い熱交換セグメントが得ら
れる。しかし、薄すぎると蓄熱量が少なくなる。壁の厚
さが不均一だと温度も不均一な部分が生じて熱交換効率
が悪くなる。本発明は壁の厚さを15〜40mmとする
ことにより大きい表面積が得られ、しかも熱交換に必要
かつ十分な厚みが得られる。また、均一な厚さとするこ
とにより壁の温度分布をより均一に保持できて、熱交換
が効率良く行われる。
【0014】本発明の熱交換セグメントは突出部を設け
ることによって表面積が増大すると共に気体流れの乱流
を促進して一層熱交換効率が向上する。突出部はピッチ
Sと高さDの比S/Dが7〜15であり、突出部の高さ
Dと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5であるとき
に気体の乱流を促進する最大の効果がある。本発明の各
熱交換セグメントが構成する流路は、その壁にS/Dが
7〜15、D/Wが0.1〜0.5である突出部を形成
することができる。
ることによって表面積が増大すると共に気体流れの乱流
を促進して一層熱交換効率が向上する。突出部はピッチ
Sと高さDの比S/Dが7〜15であり、突出部の高さ
Dと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5であるとき
に気体の乱流を促進する最大の効果がある。本発明の各
熱交換セグメントが構成する流路は、その壁にS/Dが
7〜15、D/Wが0.1〜0.5である突出部を形成
することができる。
【0015】本発明の熱交換セグメントは突出部が水平
方向に出っ張っているので使用時に流路に直角な突起列
として機能する。
方向に出っ張っているので使用時に流路に直角な突起列
として機能する。
【0016】一般に粘性流体が管を流れるとき、管壁で
速度がゼロ、中心に近ずくに従って速くなる。層流の場
合その速度分布は時間に関係なく回転放物面に似た分布
となる。乱流の場合には、或る点の速度は時間とともに
大きく変化するが、その時間平均値Uには規則性があ
り、その分布は壁面近くで速度勾配が大きいのが特徴で
ある。
速度がゼロ、中心に近ずくに従って速くなる。層流の場
合その速度分布は時間に関係なく回転放物面に似た分布
となる。乱流の場合には、或る点の速度は時間とともに
大きく変化するが、その時間平均値Uには規則性があ
り、その分布は壁面近くで速度勾配が大きいのが特徴で
ある。
【0017】図8は風洞実験によるD/Wが0.4のと
きの時間平均速度の分布である。ここで、U1 は突出部
により影響を受けない位置での速度である。図8による
とS/Dが7未満のときには壁面付近に大きな逆流が生
じる。逆流は流体の滞留であり流れや熱交換を阻害す
る。S/Dが9でほぼゼロになる。後述する図9の結果
から、この条件で乱流の乱れ強さが極大を示すことから
最も効率的な熱交換はS/Dが9で実現できることが明
らかとなった。S/Dが9を越えると壁面付近の平均速
度勾配が増大しはじめる。余りに大きな速度勾配は無用
の抵抗を生じて流れや熱交換を阻害するのでS/Dは1
5以下が好ましい。
きの時間平均速度の分布である。ここで、U1 は突出部
により影響を受けない位置での速度である。図8による
とS/Dが7未満のときには壁面付近に大きな逆流が生
じる。逆流は流体の滞留であり流れや熱交換を阻害す
る。S/Dが9でほぼゼロになる。後述する図9の結果
から、この条件で乱流の乱れ強さが極大を示すことから
最も効率的な熱交換はS/Dが9で実現できることが明
らかとなった。S/Dが9を越えると壁面付近の平均速
度勾配が増大しはじめる。余りに大きな速度勾配は無用
の抵抗を生じて流れや熱交換を阻害するのでS/Dは1
5以下が好ましい。
【0018】図9では、D/Wに関係なく突出部の頂点
での乱れ強さはS/D=9で極大となる。乱れ強さの値
はD/W=0.1の場合は、突出部による効果がさほど
顕著ではないが、D/Wが0.2〜0.4の場合は顕著
な効果が現れる。D/Wが0.5を越えると流路の曲り
が大きくなり過ぎて、実際に使用したときに流路の閉塞
が心配され採用出来ない。
での乱れ強さはS/D=9で極大となる。乱れ強さの値
はD/W=0.1の場合は、突出部による効果がさほど
顕著ではないが、D/Wが0.2〜0.4の場合は顕著
な効果が現れる。D/Wが0.5を越えると流路の曲り
が大きくなり過ぎて、実際に使用したときに流路の閉塞
が心配され採用出来ない。
【0019】図10は流路の中心線での乱れ強さを示
す。この図からD/W(突出部高さ)の効果は、S/D
が7〜13で最大となることが明かである。
す。この図からD/W(突出部高さ)の効果は、S/D
が7〜13で最大となることが明かである。
【0020】以上をまとめると、次のとおりである。す
なわち、乱れ強さが最大になる実用上好都合の熱交換セ
グメントが形成する流路の条件はD/Wが0.1〜0.
5であり、S/Dが7〜15である。
なわち、乱れ強さが最大になる実用上好都合の熱交換セ
グメントが形成する流路の条件はD/Wが0.1〜0.
5であり、S/Dが7〜15である。
【0021】本発明の1つの態様は壁に囲まれた流路に
一定の間隔で突出部を設け乱流の乱れ強さを強化、促進
するものである。数々の条件で風洞実験を行い、流れに
直角に設けられた突出部の乱流促進体としての効果の知
見を基に、現実の熱交換セグメントにおいて三次元的な
乱流の促進を実現する形状を創案した。
一定の間隔で突出部を設け乱流の乱れ強さを強化、促進
するものである。数々の条件で風洞実験を行い、流れに
直角に設けられた突出部の乱流促進体としての効果の知
見を基に、現実の熱交換セグメントにおいて三次元的な
乱流の促進を実現する形状を創案した。
【0022】本発明は積層したときに、各流路の壁に突
出部を形成させる熱交換セグメントである。突出部はピ
ッチSと高さDの比S/Dが7〜15、および突出部の
高さDと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5となる
のが好ましい。Wは通常140〜220mmであるが特
に制限はない。
出部を形成させる熱交換セグメントである。突出部はピ
ッチSと高さDの比S/Dが7〜15、および突出部の
高さDと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5となる
のが好ましい。Wは通常140〜220mmであるが特
に制限はない。
【0023】突出部の形状は図2、図13の台形、図1
2の三角形の他、図14の円の一部、楕円の一部などで
も良い。図2、図13の突出部は右に傾斜する面と左に
傾斜する面を有し、両方の傾斜は等しく描かれている
が、一方の傾斜が他方の傾斜より小さくても良い。図1
〜図5は本発明の実施例である。図1は図2〜図5の共
通の上面図である。図2〜図5は各々異なる形状を持つ
熱交換セグメントの壁の縦断面図である。ここに示す熱
交換セグメントは、いわゆるボックスタイプまたはチム
ニータイプと呼ばれるものに属す。その形状はほぼ正方
形の上下貫通孔をもち外形も正方形の稜を落とした八角
柱である。
2の三角形の他、図14の円の一部、楕円の一部などで
も良い。図2、図13の突出部は右に傾斜する面と左に
傾斜する面を有し、両方の傾斜は等しく描かれている
が、一方の傾斜が他方の傾斜より小さくても良い。図1
〜図5は本発明の実施例である。図1は図2〜図5の共
通の上面図である。図2〜図5は各々異なる形状を持つ
熱交換セグメントの壁の縦断面図である。ここに示す熱
交換セグメントは、いわゆるボックスタイプまたはチム
ニータイプと呼ばれるものに属す。その形状はほぼ正方
形の上下貫通孔をもち外形も正方形の稜を落とした八角
柱である。
【0024】詳しくは4つの壁11からなり、これらの
うち2つの壁には、突出部2が設けてある。突出部は同
じ方向に突出している。
うち2つの壁には、突出部2が設けてある。突出部は同
じ方向に突出している。
【0025】図6(A)〜(D)は図2に示す形状と同
様の熱交換セグメントを積層した一例である。この場
合、4段で一サイクルを構成する。一番下に書かれてい
る4つの熱交換セグメントがn段目であり、順次、n+
1段目、n+2段目、n+3段目とする。n+1段目は
n段目の熱交換セグメントを反時計方向に90度回転し
て積む。n+2段目、n+3段目も順次同様に積層す
る。
様の熱交換セグメントを積層した一例である。この場
合、4段で一サイクルを構成する。一番下に書かれてい
る4つの熱交換セグメントがn段目であり、順次、n+
1段目、n+2段目、n+3段目とする。n+1段目は
n段目の熱交換セグメントを反時計方向に90度回転し
て積む。n+2段目、n+3段目も順次同様に積層す
る。
【0026】図6において流路(中心線をZ−Z′で現
わす)はn段目の4個のセグメントの外壁により構成さ
れ突出部はY′方向に向いている。n+1段目では1個
のセグメントの貫通孔が流路であり、突出部はX′方向
に向いている。同様にn+2段目の流路にはY方向、n
+3段目の流路にはX方向の突出部が設けられたことに
なる。n〜n+3段目の合計4段で突出部は反時計廻り
に90°ずつ回転して、1サイクルを形成する。
わす)はn段目の4個のセグメントの外壁により構成さ
れ突出部はY′方向に向いている。n+1段目では1個
のセグメントの貫通孔が流路であり、突出部はX′方向
に向いている。同様にn+2段目の流路にはY方向、n
+3段目の流路にはX方向の突出部が設けられたことに
なる。n〜n+3段目の合計4段で突出部は反時計廻り
に90°ずつ回転して、1サイクルを形成する。
【0027】図16において、(A)はn段目とn+1
段目のX′−X断面で、突起の向き左、高さD、ピッチ
はSである、(B)はその上部で、n+2段目とn+3
段目のX′−X断面である。突起の向きは逆に右を向い
ている。Y′−Y断面についてはn段目〜n+2段目で
同様な構成となる。
段目のX′−X断面で、突起の向き左、高さD、ピッチ
はSである、(B)はその上部で、n+2段目とn+3
段目のX′−X断面である。突起の向きは逆に右を向い
ている。Y′−Y断面についてはn段目〜n+2段目で
同様な構成となる。
【0028】流路の中心線における乱れ強さは、図10
に示されており、中心線において、乱れ強さが最大とな
るべきS/Dは、7〜15の範囲であるべきことがわか
る。(D/Wが0.2〜0.5のとき)、中心線におけ
る流れが、流路全体の流れを代表するものであり、中心
線で考える限り、突起の向きは乱れ強さに影響を及ぼさ
ない。
に示されており、中心線において、乱れ強さが最大とな
るべきS/Dは、7〜15の範囲であるべきことがわか
る。(D/Wが0.2〜0.5のとき)、中心線におけ
る流れが、流路全体の流れを代表するものであり、中心
線で考える限り、突起の向きは乱れ強さに影響を及ぼさ
ない。
【0029】各寸法の一例を示すと、L=28mm、H
=252mm、D=48mm、W=160mmである。
=252mm、D=48mm、W=160mmである。
【0030】図11は1個の突出部を有する壁を2個持
つ熱交換セグメントの例である。
つ熱交換セグメントの例である。
【0031】図12、図13および図5は突出部を有す
る壁の例である。図3と図4の例では、2個の熱交換セ
グメントを上下対称に積層することにより1個の突出部
を構成できる。
る壁の例である。図3と図4の例では、2個の熱交換セ
グメントを上下対称に積層することにより1個の突出部
を構成できる。
【0032】以上4つの壁を有しこの内2つの壁が突出
部を持つ熱交換セグメントである。
部を持つ熱交換セグメントである。
【0033】この他、熱交換セグメントは2つの壁を有
し1つの壁に突出部を持つ形状、あるいは4つまたは2
つの全ての壁が突出部を持つ形状でも良い。
し1つの壁に突出部を持つ形状、あるいは4つまたは2
つの全ての壁が突出部を持つ形状でも良い。
【0034】本発明の別の態様は壁に囲まれた流路に一
定の間隔で突出部を設け乱流の乱れ強さを強化、促進す
るものである。
定の間隔で突出部を設け乱流の乱れ強さを強化、促進す
るものである。
【0035】数々の条件で風洞実験を行い、流れに直角
に設けられた突出部の乱流促進体としての効果の知見を
基に、現実の熱交換セグメントにおいて三次元的な乱流
の促進を実現する形状を創案した。
に設けられた突出部の乱流促進体としての効果の知見を
基に、現実の熱交換セグメントにおいて三次元的な乱流
の促進を実現する形状を創案した。
【0036】本発明は積層したときに、各流路の壁に突
出部を形成させる熱交換セグメントである。突出部はピ
ッチSと高さDの比S/Dが7〜15、および突出部の
高さDと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5となる
のが好ましい。Wは通常140〜220mmであるが特
に制限はない。
出部を形成させる熱交換セグメントである。突出部はピ
ッチSと高さDの比S/Dが7〜15、および突出部の
高さDと壁の間隔Wの比D/Wが0.1〜0.5となる
のが好ましい。Wは通常140〜220mmであるが特
に制限はない。
【0037】突出部の形状は図13の台形、図12の三
角形の他、図14の円の一部、楕円の一部などでも良
い。図12の突出部は左に傾斜する面と右に傾斜する面
を有し、両方の傾斜は等しく描かれている、一方の傾斜
が他方の傾斜より小さくても良い。図11は図13の壁
を有するセグメントの共通の上面図である。ここに示す
熱交換セグメントは、いわゆる十字型と呼ばれるものに
属す。
角形の他、図14の円の一部、楕円の一部などでも良
い。図12の突出部は左に傾斜する面と右に傾斜する面
を有し、両方の傾斜は等しく描かれている、一方の傾斜
が他方の傾斜より小さくても良い。図11は図13の壁
を有するセグメントの共通の上面図である。ここに示す
熱交換セグメントは、いわゆる十字型と呼ばれるものに
属す。
【0038】詳しくは4つの壁1からなり、このうち2
つの壁には突出部2が設けてある。図では突出部は同じ
方向に突出しているが、逆方向へ突出しても効果は同じ
である。
つの壁には突出部2が設けてある。図では突出部は同じ
方向に突出しているが、逆方向へ突出しても効果は同じ
である。
【0039】図15は図11に示す形状と同様の熱交換
セグメントを積層した一例である。この場合4段で一サ
イクルを構成する。一番下に書かれている4つの熱交換
セグメントがu段目であり順次、u+1段目、u+2段
目、u+3段目とする。u+1段目はu段目の熱交換セ
グメントを反時計方向に90度回転して積む。u+2段
目、u+3段目も順次同様に積層する。
セグメントを積層した一例である。この場合4段で一サ
イクルを構成する。一番下に書かれている4つの熱交換
セグメントがu段目であり順次、u+1段目、u+2段
目、u+3段目とする。u+1段目はu段目の熱交換セ
グメントを反時計方向に90度回転して積む。u+2段
目、u+3段目も順次同様に積層する。
【0040】図15において流路(中心線をZ−Z′で
現わす)はu段目のセグメントの突出部はY′方向(矢
印で現す)に向いている。u+1段目の突出部はX′方
向に向いている。同様にu+2段目の流路にはY方向、
u+3段目の流路にはX方向の突出部が設けられたこと
になる。u〜u+3段目の合計4段で突出部は反時計廻
りに90°ずつ回転して、1サイクルを形成する。
現わす)はu段目のセグメントの突出部はY′方向(矢
印で現す)に向いている。u+1段目の突出部はX′方
向に向いている。同様にu+2段目の流路にはY方向、
u+3段目の流路にはX方向の突出部が設けられたこと
になる。u〜u+3段目の合計4段で突出部は反時計廻
りに90°ずつ回転して、1サイクルを形成する。
【0041】図16において、(A)はu段目とu+1
段目のX′−X断面で、突起の向き左、高さD、ピッチ
はSである、(B)はその上部で、u+2段目とu+3
段目のX′−X断面である。突起の向きは逆に右を向い
ている。Y′−Y断面についてはu段目〜u+2段目で
同様な構成となる。
段目のX′−X断面で、突起の向き左、高さD、ピッチ
はSである、(B)はその上部で、u+2段目とu+3
段目のX′−X断面である。突起の向きは逆に右を向い
ている。Y′−Y断面についてはu段目〜u+2段目で
同様な構成となる。
【0042】流路の中心線における乱れ強さは図10に
示されており、中心線において、乱れ強さが最大となる
べきS/Dは、7〜15の範囲であるべきことが判る。
(D/Wが0.2〜0.5のとき)中心線における流れ
は、流路全体の流れを代表するものである。
示されており、中心線において、乱れ強さが最大となる
べきS/Dは、7〜15の範囲であるべきことが判る。
(D/Wが0.2〜0.5のとき)中心線における流れ
は、流路全体の流れを代表するものである。
【0043】熱交換セグメントの材質は、通常の耐火物
が使用できるが、熱伝導率や蓄熱性を考慮するとマグネ
シア質、またはAZS質あるいはアルミナ質の電鋳品が
より好ましい。
が使用できるが、熱伝導率や蓄熱性を考慮するとマグネ
シア質、またはAZS質あるいはアルミナ質の電鋳品が
より好ましい。
【0044】本発明のさらに別の態様は、長さ方向及び
幅方向に並べて熱交換(ガス)流路を形成するための熱
交換セグメントにおいて、長さ方向に形成される熱交換
流路の幅方向の断面積がほぼ一定であり、かつ熱交換流
路が屈曲及び/又は湾曲する構成になっていることを特
徴とする熱交換セグメントである。ただし、本発明は、
断面積一定のものに限定されない。たとえば、図12、
13、14の(A)の場合は、断面積が一定ではない。
幅方向に並べて熱交換(ガス)流路を形成するための熱
交換セグメントにおいて、長さ方向に形成される熱交換
流路の幅方向の断面積がほぼ一定であり、かつ熱交換流
路が屈曲及び/又は湾曲する構成になっていることを特
徴とする熱交換セグメントである。ただし、本発明は、
断面積一定のものに限定されない。たとえば、図12、
13、14の(A)の場合は、断面積が一定ではない。
【0045】熱交換流路の屈曲部及び/又は湾曲部の正
味のピッチをS、屈曲部及び/又は湾曲部の正味の高さ
をD、流路断面の代表長さをWとした場合に、D/Wの
値は0.1〜0.5であることが望ましい。また、S/
Dの値は7〜15であることが望ましい。
味のピッチをS、屈曲部及び/又は湾曲部の正味の高さ
をD、流路断面の代表長さをWとした場合に、D/Wの
値は0.1〜0.5であることが望ましい。また、S/
Dの値は7〜15であることが望ましい。
【0046】流路断面積をほぼ一定とする態様におい
て、熱交換流路を屈曲及び/又は湾曲させるためには、
熱交換セグメントの対向する壁面に同一形状の凸部と凹
所をそれぞれ設ければ良い。凸部と凹所は熱交換セグメ
ントの軸芯を挟んで互いに向き合い、幅方向に突出又は
引込んでいる。従って、セグメントの対向面は実質的に
平行となる。もちろん凸部と凹所は、1つの熱交換セグ
メントに2組以上設けても良いし、長さ方向に積層した
複数の熱交換セグメントで1組の突出部を形成しても良
い。
て、熱交換流路を屈曲及び/又は湾曲させるためには、
熱交換セグメントの対向する壁面に同一形状の凸部と凹
所をそれぞれ設ければ良い。凸部と凹所は熱交換セグメ
ントの軸芯を挟んで互いに向き合い、幅方向に突出又は
引込んでいる。従って、セグメントの対向面は実質的に
平行となる。もちろん凸部と凹所は、1つの熱交換セグ
メントに2組以上設けても良いし、長さ方向に積層した
複数の熱交換セグメントで1組の突出部を形成しても良
い。
【0047】同一体積の耐火物で熱交換セグメントを制
作する場合には、壁厚を薄くすれば単位体積当たりの表
面積が広くなり、熱交換効率の良い熱交換セグメントを
得ることができる。しかし、壁厚が薄すぎると蓄熱の点
で不利益が生じる。また、壁厚が著しく不均一である
と、温度分布も不均一になり易く、熱交換効率が低下す
る。従って、熱交換セグメントの壁厚は15〜40mm
の範囲でほぼ一定に設定することが望ましい。壁厚をこ
の様に定めれば、熱交換に最適な厚みと表面積を得るこ
とができ、熱交換効率を向上することができる。
作する場合には、壁厚を薄くすれば単位体積当たりの表
面積が広くなり、熱交換効率の良い熱交換セグメントを
得ることができる。しかし、壁厚が薄すぎると蓄熱の点
で不利益が生じる。また、壁厚が著しく不均一である
と、温度分布も不均一になり易く、熱交換効率が低下す
る。従って、熱交換セグメントの壁厚は15〜40mm
の範囲でほぼ一定に設定することが望ましい。壁厚をこ
の様に定めれば、熱交換に最適な厚みと表面積を得るこ
とができ、熱交換効率を向上することができる。
【0048】一般に粘性流体が管内を流れるときには、
流速は理論的には管壁でゼロとなり、軸芯に近づくに従
って流速が増大する。層流の場合には、流速分布は時間
に関係なく回転放物面に似た形状となる。乱流の場合に
は、或る点の流速は時間と共に大きく変化するが時間平
均値をとれば規則性があり、流速分布は壁面近くで勾配
が大きくなる。
流速は理論的には管壁でゼロとなり、軸芯に近づくに従
って流速が増大する。層流の場合には、流速分布は時間
に関係なく回転放物面に似た形状となる。乱流の場合に
は、或る点の流速は時間と共に大きく変化するが時間平
均値をとれば規則性があり、流速分布は壁面近くで勾配
が大きくなる。
【0049】熱交換流路の曲り具合はD/WとS/Dで
示すことができるが、D/WとS/Dの値の好適な範囲
は風洞実験によって求めたものである。
示すことができるが、D/WとS/Dの値の好適な範囲
は風洞実験によって求めたものである。
【0050】図8は、D/Wの値を0.4とし、S/D
の値を3〜17で変化させた場合の風洞実験で得られた
剪断流内速度分布を示している。U1 は凸部と凹所の直
接的な影響を受けない位置での流速、Uは測定位置での
時間平均速度、Yは測定位置の壁面からの距離である。
図8から判るように、S/Dの値が7未満であると壁面
付近に大きな逆流が生じる。逆流部では流体が滞留する
ため、熱交換効率が低下する。S/Dの値が9になると
逆流はなくなり、壁面での流速がゼロとなる。S/Dの
値がさらに大きくなると、壁面近くで流速分布の勾配が
大きくなる。しかし、余りに大きな速度勾配は無用の抵
抗を生じて熱交換効率の低下を招くため、S/Dの値は
15以下にするのが好ましい。
の値を3〜17で変化させた場合の風洞実験で得られた
剪断流内速度分布を示している。U1 は凸部と凹所の直
接的な影響を受けない位置での流速、Uは測定位置での
時間平均速度、Yは測定位置の壁面からの距離である。
図8から判るように、S/Dの値が7未満であると壁面
付近に大きな逆流が生じる。逆流部では流体が滞留する
ため、熱交換効率が低下する。S/Dの値が9になると
逆流はなくなり、壁面での流速がゼロとなる。S/Dの
値がさらに大きくなると、壁面近くで流速分布の勾配が
大きくなる。しかし、余りに大きな速度勾配は無用の抵
抗を生じて熱交換効率の低下を招くため、S/Dの値は
15以下にするのが好ましい。
【0051】図9は、同じく風洞実験の結果を示すグラ
フであり、凸部の頂点で測定した乱れ強さ(縦軸)とS
/Dの値の関係を示している。D/Wの値に関係なく、
凸部頂点での乱れ強さはS/Dの値が9の時に極大とな
ることが判る。従って、S/Dの値が9の時に最大の熱
交換効率を実現できる。乱れ強さは、D/Wの値が0.
1の場合には凸部と凹所の効果が小さいが、D/Wの値
が0.2〜0.4の場合には凸部と凹所の効果が大きく
なり顕著な極大値が見られる。しかし、D/Wの値が
0.5を越えると流路の曲りが大きくなり過ぎて、実際
の使用で流路が閉塞する恐れがあるため、D/Wの値は
0.5以下とする。
フであり、凸部の頂点で測定した乱れ強さ(縦軸)とS
/Dの値の関係を示している。D/Wの値に関係なく、
凸部頂点での乱れ強さはS/Dの値が9の時に極大とな
ることが判る。従って、S/Dの値が9の時に最大の熱
交換効率を実現できる。乱れ強さは、D/Wの値が0.
1の場合には凸部と凹所の効果が小さいが、D/Wの値
が0.2〜0.4の場合には凸部と凹所の効果が大きく
なり顕著な極大値が見られる。しかし、D/Wの値が
0.5を越えると流路の曲りが大きくなり過ぎて、実際
の使用で流路が閉塞する恐れがあるため、D/Wの値は
0.5以下とする。
【0052】図10は、流路の中心における乱れ強さを
示している。図10でもD/Wの値によって凸部と凹所
の効果が明瞭に表れている。
示している。図10でもD/Wの値によって凸部と凹所
の効果が明瞭に表れている。
【0053】図1は本発明による熱交換セグメントの実
施例を示す上面図、図2はその縦断面図である。
施例を示す上面図、図2はその縦断面図である。
【0054】熱交換セグメント10は、全体的に筒形状
であり、その内側には4つの壁面11によって長さ方向
に流路16が形成されている。対向する2つの壁面11
には、幅方向に突出した台形状の突出部すなわち凸部1
2と、幅方向に引込んだ逆台形状の凹所15がそれぞれ
形成されている。凸部12と凹所15の形状は対応して
おり、両者は熱交換セグメントの軸芯を挟んで互いに向
き合っている。従って、熱交換セグメント10の対向面
は平行であり、流路16の断面は全長にわたって一定と
なる。流路16の中心は、凸部12(凹所15)に相当
する部分で屈曲している。
であり、その内側には4つの壁面11によって長さ方向
に流路16が形成されている。対向する2つの壁面11
には、幅方向に突出した台形状の突出部すなわち凸部1
2と、幅方向に引込んだ逆台形状の凹所15がそれぞれ
形成されている。凸部12と凹所15の形状は対応して
おり、両者は熱交換セグメントの軸芯を挟んで互いに向
き合っている。従って、熱交換セグメント10の対向面
は平行であり、流路16の断面は全長にわたって一定と
なる。流路16の中心は、凸部12(凹所15)に相当
する部分で屈曲している。
【0055】凸部12と凹所15の両側の斜辺は同じ傾
斜を有するが、違う傾斜にしても良い。また、凸部12
と凹所15の形状は、円や楕円の一部、又は他の曲線で
あっても良い。
斜を有するが、違う傾斜にしても良い。また、凸部12
と凹所15の形状は、円や楕円の一部、又は他の曲線で
あっても良い。
【0056】熱交換セグメント10は、ボックスタイプ
又はチムニータイプと呼ばれるものである。上面と下面
の外形は、図1に示されているように、正方形の四角を
面取りした八角形になっている。内形つまり流路断面形
状は、四隅を丸くした正方形になっている。面取り部と
丸コーナーをそれぞれ符号13、14で示した。熱交換
セグメント10の肉厚Tは、角部を除いて一定である。
又はチムニータイプと呼ばれるものである。上面と下面
の外形は、図1に示されているように、正方形の四角を
面取りした八角形になっている。内形つまり流路断面形
状は、四隅を丸くした正方形になっている。面取り部と
丸コーナーをそれぞれ符号13、14で示した。熱交換
セグメント10の肉厚Tは、角部を除いて一定である。
【0057】熱交換セグメント10の全長はHで示して
ある。代表寸法Wは、この実施例では対向する壁面11
の間隔になっている。
ある。代表寸法Wは、この実施例では対向する壁面11
の間隔になっている。
【0058】図6は、図1,2の熱交換セグメント10
の積層方法の一例を示す説明図である。(A)〜(D)
はそれぞれu+3〜u段目の熱交換セグメント10を示
している。図7は、図6のX−X断面を示している。
の積層方法の一例を示す説明図である。(A)〜(D)
はそれぞれu+3〜u段目の熱交換セグメント10を示
している。図7は、図6のX−X断面を示している。
【0059】幅方向でみると、1つのセグメント10の
周りには4つのセグメント10が配置される。隣り合う
セグメント10は、面取り部13で密に接している。1
つの流路16の周りには、壁面11を隔てて4つの流路
16が隣接し、また四隅のコーナー14と面取り部13
を隔てて4つの流路16が少し離れて隣接している。
周りには4つのセグメント10が配置される。隣り合う
セグメント10は、面取り部13で密に接している。1
つの流路16の周りには、壁面11を隔てて4つの流路
16が隣接し、また四隅のコーナー14と面取り部13
を隔てて4つの流路16が少し離れて隣接している。
【0060】図6(A)〜(D)に示すように、熱交換
セグメント10は、段毎に90度だけ順次回転して積層
される。従って、この積層方法では、4段が1サイクル
になっている。
セグメント10は、段毎に90度だけ順次回転して積層
される。従って、この積層方法では、4段が1サイクル
になっている。
【0061】図7に示すように、セグメント10を積層
して形成した熱交換流路は、一定のピッチで突出部があ
る。
して形成した熱交換流路は、一定のピッチで突出部があ
る。
【0062】ここで、屈曲部の実質的なピッチSと、屈
曲部の実質的な屈曲高さDを考える。流路を全体的に観
た場合に流路の中心は4つの方向に屈曲しているが、1
つの方向と反対方向で考えると正味の屈曲高さは単一の
屈曲部の高さd(凸部の高さ、凹所の深さ)の2倍と見
なすことができる。また、4段のセグメントが1サイク
ルを構成するので、ピッチSはセグメント全長Hの4倍
と見なすことができる。それゆえ、S/Dは4H/2d
となり、結局2H/dとなる。ここで、H/dの値は前
述したように3.5〜7.5であるから、S/Hは7〜
15となる。
曲部の実質的な屈曲高さDを考える。流路を全体的に観
た場合に流路の中心は4つの方向に屈曲しているが、1
つの方向と反対方向で考えると正味の屈曲高さは単一の
屈曲部の高さd(凸部の高さ、凹所の深さ)の2倍と見
なすことができる。また、4段のセグメントが1サイク
ルを構成するので、ピッチSはセグメント全長Hの4倍
と見なすことができる。それゆえ、S/Dは4H/2d
となり、結局2H/dとなる。ここで、H/dの値は前
述したように3.5〜7.5であるから、S/Hは7〜
15となる。
【0063】また、別の考え方として、図7においてn
段目とn+1段目の2段で1個の右向きの屈曲部があ
り、n+2段目とn+3段目の2段で1個の左向きの屈
曲部があるとみても良い。そして、左右の差があっても
中心線Z−Z´上での乱流促進効果は同一と考え、2個
の熱交換セグメントで1サイクルが構成されると考える
こともできる。また、同様に図7でn段目では紙面に垂
直方向に中心線が屈曲していて、n+1段目では右向き
に屈曲しているとみても良い。そして、屈曲方向に90
度の差があっても、中心線Z−Z´上での乱流促進効果
は同一であると考えることもできる。
段目とn+1段目の2段で1個の右向きの屈曲部があ
り、n+2段目とn+3段目の2段で1個の左向きの屈
曲部があるとみても良い。そして、左右の差があっても
中心線Z−Z´上での乱流促進効果は同一と考え、2個
の熱交換セグメントで1サイクルが構成されると考える
こともできる。また、同様に図7でn段目では紙面に垂
直方向に中心線が屈曲していて、n+1段目では右向き
に屈曲しているとみても良い。そして、屈曲方向に90
度の差があっても、中心線Z−Z´上での乱流促進効果
は同一であると考えることもできる。
【0064】一方、全長Hと凸部の高さDの比H/Dの
値は、7〜15の範囲に設定しても良い。その場合に
は、セグメント10を段毎に回転させず、同方向に向い
たセグメント10の段を幅方向に1つ分だけずらして積
層すればよい。
値は、7〜15の範囲に設定しても良い。その場合に
は、セグメント10を段毎に回転させず、同方向に向い
たセグメント10の段を幅方向に1つ分だけずらして積
層すればよい。
【0065】また、D/Wの値は0.1〜0.5となる
ようにする。
ようにする。
【0066】図3〜5は、熱交換セグメントの他の実施
例を示す縦断面図である。これらの熱交換セグメントの
上面図は、図1と同じである。図3〜5のセグメント1
0では、凸部12と凹所15の設け方が図2のセグメン
ト10と異なっている。
例を示す縦断面図である。これらの熱交換セグメントの
上面図は、図1と同じである。図3〜5のセグメント1
0では、凸部12と凹所15の設け方が図2のセグメン
ト10と異なっている。
【0067】図3と図4のセグメント10は、上下対称
に2段積層することによって1組の凸部12と凹所15
を形成できる。
に2段積層することによって1組の凸部12と凹所15
を形成できる。
【0068】図5のセグメント10は、2組の凸部12
と凹所15を有している。この場合は、ピッチSと高さ
Dの比S/Dが7〜15となるように、凸部12と凹所
15の大きさを設定する。
と凹所15を有している。この場合は、ピッチSと高さ
Dの比S/Dが7〜15となるように、凸部12と凹所
15の大きさを設定する。
【0069】以上の実施例では、凸部12と凹所15が
それぞれ1つの壁面11に形成されていたが、凸部12
と凹所15はそれぞれ2つの壁面11に跨がるように形
成しても良い。さらに、熱交換セグメントは任意の多角
形状に構成して、壁面もそれに応じた数だけ設けること
ができる。その際、1つあるいは複数の壁面に凸部12
と凹所15を形成できる。
それぞれ1つの壁面11に形成されていたが、凸部12
と凹所15はそれぞれ2つの壁面11に跨がるように形
成しても良い。さらに、熱交換セグメントは任意の多角
形状に構成して、壁面もそれに応じた数だけ設けること
ができる。その際、1つあるいは複数の壁面に凸部12
と凹所15を形成できる。
【0070】本発明の熱交換セグメントの材質は、通常
の耐火物を使用できる。熱伝導率や蓄熱性を考慮する
と、マグネシア質、又はAZS質あるいはアルミナ質の
電鋳品がより好ましい。
の耐火物を使用できる。熱伝導率や蓄熱性を考慮する
と、マグネシア質、又はAZS質あるいはアルミナ質の
電鋳品がより好ましい。
【0071】なお、本発明は前記実施例に限定されな
い。例えば、熱交換セグメントの横断面の形状は略長方
形や丸みを帯びた形状でもよい。
い。例えば、熱交換セグメントの横断面の形状は略長方
形や丸みを帯びた形状でもよい。
【0072】
【発明の効果】本発明の1つの熱交換セグメントによれ
ば、一又は二種類の同じ形状を使用して、積層方法によ
って、流路に一定のピッチの突起部を設けて適度に流体
の乱流を促進させて熱交換効率が向上させることができ
る。
ば、一又は二種類の同じ形状を使用して、積層方法によ
って、流路に一定のピッチの突起部を設けて適度に流体
の乱流を促進させて熱交換効率が向上させることができ
る。
【0073】さらに、流体の圧力損失が少なく、炉の運
転が簡便である。
転が簡便である。
【0074】本発明の別の熱交換セグメントによれば、
圧力損失が少なく大幅に乱流化を促進でき、熱交換効率
を飛躍的に向上できる。さらに、圧力損失が少ないた
め、炉の運転が簡便である。
圧力損失が少なく大幅に乱流化を促進でき、熱交換効率
を飛躍的に向上できる。さらに、圧力損失が少ないた
め、炉の運転が簡便である。
【0075】異種のセグメントを積層して熱交換流路を
構成することも可能である。
構成することも可能である。
【図1】本発明による熱交換セグメントの上面図。
【図2】図1の熱交換セグメントの縦断面図。
【図3】熱交換セグメントの他の実施例の縦断面図。
【図4】熱交換セグメントの他の実施例の縦断面図。
【図5】熱交換セグメントの他の実施例の縦断面図。
【図6】図1,2の熱交換セグメントの積層方法を示す
説明図。
説明図。
【図7】図6のX−X断面図。
【図8】風洞実験の結果を示すグラフ。
【図9】風洞実験の結果を示すグラフ。
【図10】風洞実験の結果を示すグラフ。
【図11】本発明による熱交換セグメントを示す斜視
図。
図。
【図12】本発明による熱交換セグメントの壁の縦断面
図。
図。
【図13】本発明による熱交換セグメントの壁の縦断面
図。
図。
【図14】本発明による熱交換セグメントの壁の縦断面
図。
図。
【図15】図11の熱交換セグメントを積層する組立構
造。
造。
【図16】本発明の熱交換セグメントを積層したときの
流路の縦断面図。
流路の縦断面図。
1 熱交換セグメント 2 突出部 10 熱交換セグメント 11 壁面 12 凸部 13 面取り部 14 丸コーナー 15 凹所 16 流路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内盛 昇 東京都中央区日本橋久松町4番4号 糸重 ビル 東芝モノフラックス株式会社内 (72)発明者 橋本 格 東京都中央区日本橋久松町4番4号 糸重 ビル 東芝モノフラックス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 長さ方向及び幅方向に並べて熱交換流路
を形成するための熱交換セグメントにおいて、一つまた
は二つ以上の熱交換セグメントで構成された流路の壁に
設けられた突出部のピッチをS、突出部の高さをD、互
いに向かい合う壁の間隔をWとしたとき、D/Wが0.
1〜0.5であり、S/Dが7〜15であることを特徴
とする熱交換セグメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230201A JPH0875391A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 熱交換セグメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6230201A JPH0875391A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 熱交換セグメント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0875391A true JPH0875391A (ja) | 1996-03-19 |
Family
ID=16904170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6230201A Pending JPH0875391A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 熱交換セグメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0875391A (ja) |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6230201A patent/JPH0875391A/ja active Pending
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