JPH0875520A - コリオリ式質量流量計 - Google Patents

コリオリ式質量流量計

Info

Publication number
JPH0875520A
JPH0875520A JP21566194A JP21566194A JPH0875520A JP H0875520 A JPH0875520 A JP H0875520A JP 21566194 A JP21566194 A JP 21566194A JP 21566194 A JP21566194 A JP 21566194A JP H0875520 A JPH0875520 A JP H0875520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
output
amplification factor
difference
amplitude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21566194A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Yoshimura
弘幸 吉村
Takahiro Kudo
高裕 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP21566194A priority Critical patent/JPH0875520A/ja
Publication of JPH0875520A publication Critical patent/JPH0875520A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 上流,下流の検出信号の位相差を測定するに
当たり、両振幅の差異にもとづく誤差が含まれないよう
AGC増幅したときの遅れを補正可能とし、測定精度を
向上させる。 【構成】 上流,下流の振動振幅差検出部58と、振幅
制御部59と、位相差測定部60とを設け、上流,下流
の振動振幅に差が生じないようAGC増幅して位相差を
測定する質量流量計において、演算処理装置61により
AGC増幅器52a,52bのゲイン制御電圧,周波数
および周囲温度を検出し、これらの値に応じてROMテ
ーブル64を参照してAGC増幅器の伝搬遅延量を求
め、この量を位相差測定部60の出力から差し引くこと
によって遅れ量を補正し、正確な検出を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コリオリの力により
発生する配管の上流側と下流側での流体の質量と速度に
よる配管の振動の位相差を検出し、流量を求めるコリオ
リ式質量流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】図4にコリオリ式質量流量計の動作原理
を示す。すなわち、1は測定流体が流れるU字配管で、
その先端部には永久磁石2が固定され、U字配管1の両
端は基台3に固定されている。4はU字配管1を挟むよ
うにして設けられた電磁駆動用コイル、5は電磁駆動コ
イル4を保持する支持枠で、この枠5は基台3にがっち
りと固定されている。U字配管1は音叉のように基台3
の部分が振動の節点となり、振動エネルギーを失うこと
が少ない構成となっている。11,12は、U字配管の
両脚の変位を検出するための電磁ピックアップである。
駆動コイル4とこれに対向するU字配管1に固定された
永久磁石2の間に働く電磁力で、U字配管1をその固有
振動数で振動(sinωt)させると、U字配管内を流
れる流体にコリオリの力が発生する。
【0003】図5にU字配管の振動の様子を示す。この
コリオリの力の大きさは、U字配管内を流れる流体の質
量とその速度に比例し、力の方向は流体の運動方向と、
U字配管1を励振する角速度のベクトル積の方向に一致
する。また、U字配管1の流量の入力側と出力側とでは
流体の方向が正反対となるので、両脚側のコリオリ力に
よって、U字配管1に捩じりのトルクが発生する。この
トルクは励振周波数と同一の周波数で変化し、その振幅
値は流体の質量流量に比例する。図6にこの捩じりトル
クにより発生する振動モードを示す。
【0004】この捩じり振動のトルクの振幅をピックア
ップ11,12で検出すれば質量流量を知ることができ
ることになるが、実際のU字配管の振動は電磁駆動用コ
イル4による励振振動にコリオリ力による捩じれ振動が
重畳された形となり、上流側はsin(ωt−α),下
流側はsin(ωt+α)の形で表現される。したがっ
て、ピックアップ11,12で検出される信号e1,e
2は図7に示すように位相差(Δt)の生じた波形とな
る。この位相差は配管,励振周波数によって異なるが、
例えばU字配管の場合、U字配管の共振周波数を80H
zとすると、最大流量で約120μSの位相差が生じ、
この1/20のレンジにおいて1%の分解能を補償しな
ければならない。したがって、60nSの時間計測分解
能が必要となる。
【0005】この位相測定には様々な方法があるが、最
も簡単な手法としては基準クロックによる時間差ゲート
のカウント方法がある。その例を図8に示す。すなわ
ち、上流側ピックアップ信号20,下流側ピックアップ
信号21を増幅器22で増幅(増幅率:B)した後コン
パレータ23により2値化し、排他論理和回路24でこ
の2値化信号の排他的論理和演算を行ない、上流側,下
流側ピックアップ信号の時間差に相当するパルス幅のゲ
ートパルス25を得、これをカウンタ26で基準クロッ
ク27により計測するものである。なお、この場合の基
準クロックの周波数は20MHz程度以上が必要であ
る。
【0006】ところで、U字配管を実プラントに用いる
場合、屈曲しているため圧損が大きく、配管の清掃が困
難であるなどの問題がある。このため、直管の配管を用
いる直管式のコリオリ流量計も提案されている。図9に
直管式コリオリ流量計の1例を示す。図9において、1
5は測定流体が流れる直管で、その中央部には永久磁石
2が固定され、直管15の両端は基台3に固定されてい
る。4は直管15を挟み込むようにして設けられた電磁
駆動用コイル、5はこの電磁駆動コイル4を保持する支
持枠で、この枠は基台3にがっちりと固定されている。
直管方式では流体の通過する配管の剛性が高く、U字配
管よりもたわみ難いため、前記の時間差が微小になると
いう難点がある。
【0007】例えば、直管の共振周波数は1KHz程度
であり、最大流量で約2μSの位相差が生じ、この1/
20のレンジにおいて1%の分解能で測定する必要があ
る。したがって、1nSの時間計測分解能が必要とな
る。また、カウンタによる測定では1GHzの基準クロ
ックが必要となって実際には製作不可能であり、また可
能としてもピックアップ信号から時間差信号を得るため
にコンパレータを用いると、これには入力信号の不感帯
の問題によるジッターが発生し(コンパレータの出力が
“1”,“0”ではない中途半端なレベルを不感帯と称
し、入力信号がこの不感帯をどれだけ早くよぎるかが大
きく影響する)、1nSの精度が得られるかは疑問であ
る。
【0008】このため、従来は図10の如く構成して測
定を行ない、上流側ピックアップ信号20と下流側ピッ
クアップ信号21との減算、すなわち、 sin(ωt+α)−sin(ωt−α)=2cosω
t*sinα の計算を差分器(減算器)28により行ない、sinα
を振幅とする微弱(周期が1mSに対して、位相αが
0.1nS)な位相信号を得、これを増幅器29により
高増幅(増幅率:C)し、電磁駆動コイルの励磁電流s
inωtの位相を、周波数逓倍部31で90°進めてc
osωtを得る。そして、このcosωtが正の値のと
きはC*sinα*cosωtとして、また負の値のと
きはB*(−cosωt*sinα)としてそれぞれ出
力するような符号制御器30で符号切り換えを行なう。
このように、符号制御のタイミングを符号制御対象の波
形から得るのではなく、他の信号を用いるのはノイズな
どによる誤動作の影響を軽減するためである。
【0009】このようにして得られた、C*sinα*
cosωtを測定する手法は様々であるが、例えばマイ
クロコンピュータ(マイコンともいう)などを使用して
時間量として測定するのであれば、図10に符号44で
示すように、最初はC*sinα*cosωtに相当す
る電流をコンデンサに数周期の間充電しておき、その後
SWを切り換えて定電流回路33から定電流で放電する
ようにし、このSWの切り換え時期から積分回路32の
出力が或るしきい値をよぎるまでの時間を測定するよう
にすれば、C*sinαなる値がコンパレータ34でパ
ルス幅に変換され、マイコンによりこのパルス幅を測定
すれば、位相差が求まることになる。なお、sinαに
ついては、αが非常に小さいので、図10ではこれをα
で近似している。
【0010】図11に上流側と下流側の検出信号の振幅
が同一で、符号制御信号がcosωtに同期している場
合の各部の波形を示す。なお、これらの信号をそれぞれ
数式で示すと、以下のようになる。 VU =A*sin(ωt−α) 上流側検出信号20 VD =A*sin(ωt+α) 下流側検出信号21 VV =2A*sinα*cosωt 下流側/上流側差分信号41 Vc=|C*2A*sinα*cosωt| 符号制御処理後下流側/上流側差分信号43 Vi=∫|C*2A*sinα*cosωt|dt 積分信号44
【0011】しかし、上記のような位相差の検出は上流
側と下流側の検出信号の振幅が全く同一の場合にしか適
用できず、振幅に差異があると誤差を生じるという問題
がある。このことを、以下に数式で示す。ここに、各記
号の意味は次の通りである。 ω:振動チューブの共振周波数 α:質量流量による発生位相差 A:下流側検出信号の振幅 B:上流側検出信号の振幅 C:増幅率
【0012】(1)差分器の出力VVV =A*sin(ωt+α)−B*sin(ωt−α) =2A*sinα*cosωt−(B−A)*sin(ωt−α) (2)符号制御信号VS 駆動コイルの流入電流sinωtを周波数逓倍し、co
sωtなる符号制御信号VS を作成する。 cosωt≧0の場合:VS =+1、cosωt<0の
場合:VS =−1 (3)符号制御器の出力Vc Vc∝VS *C*{2A*sinα*cosωt−(B
−A)*sin(ωt−α)} (4)積分回路の出力Vi 但し、積分範囲はT1:0,T2:4πとする。
【0013】以上のように、積分器の出力Viには上式
第2項にも示すように、振幅が異なる(B≠A)ことに
よる相違が生じ、これが積分値の誤差となって現れるこ
とになる。図12に振動チューブの振動周波数を1KH
zとし、発生時間差を2μSとしたときの、下記式で示
される誤差を示す。 ここに、∫(B=A)は振幅が等しい場合の積分値、∫
(B≠A)は振幅が異なる場合の積分値をそれぞれ示
す。
【0014】図12によれば、振幅の差異が1%(上流
/下流振幅比101%)のときの誤差は、指示値の0.
5%となることが分かる。この振幅の差異は、ピックア
ップコイルの初期感度差,感度の経年変化特性の差また
は温度依存性などによって生じるものであり、したがっ
てこの振幅の差を常に監視し、振幅が同一となるように
補正する必要がある。
【0015】この手法として、例えば図13のように、
増幅率すなわちゲイン可変のAGC(Automati
c Gain Control)増幅器35を設けるこ
とにより或る程度は低減できる。しかし、このAGC増
幅器には位相遅れが発生し、この位相遅れは例えば図1
4の如くその増幅率の変化に応じて変化するので、目標
性能の0.01%を得るのは難しい。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上、詳述したように
圧損が少なく清掃が容易な直管式コリオリ流量計は、流
体の通過する配管の剛性が高く、U字配管と比べると上
流側と下流側の時間差が微小になるという難点がある。
そのため、上流側ピックアップ信号と下流側ピックアッ
プ信号との減算を差分器(減算器)にて行なうことで微
弱な位相信号を得ていたが、この方式で上流側,下流側
ピックアップ信号を一致させるべくAGC増幅器を使用
しようとすると、AGC増幅器による位相遅れが生じ、
これに起因する誤差を生じ、測定精度が低下するという
問題がある。したがって、この発明の課題はAGC増幅
器を用いても上流,下流のピックアップ信号を一致させ
ることができるようにし、位相遅れに基づく誤差を含ま
ないようにして測定精度を向上させることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るため、請求項1の発明では、振動する配管内に流体を
流し、その流れと配管の角振動によって発生するコリオ
リ力により配管を捩じれ振動させ、その振動の位相差ま
たは時間差から質量流量を求めるコリオリ式質量流量計
において、前記配管の非対称たわみ振動を検出する1対
の検出器と、この1対の検出器の少なくとも一方の出力
側に接続されてその出力を増幅する増幅率可変増幅器
と、この増幅器出力の振幅差を検出する振幅差検出手段
と、前記増幅器の増幅率を前記振幅差検出手段からの出
力に応じて制御することにより、前記増幅器の出力振幅
を一致させる振幅制御手段と、この同一振幅化された増
幅器出力信号の位相差または時間差を求める位相・時間
差測定手段と、この位相・時間差測定手段からの出力を
前記増幅器の伝達遅延量に応じて補正する補正手段とを
設けたことを特徴としている。
【0018】上記請求項1の発明では、前記増幅器を1
対の検出器の双方に対して設けたときは、一方の増幅器
の増幅率を前記振幅差検出手段からの出力に応じて可変
とし、他方の増幅器の増幅率は固定とすることができ、
または、前記補正手段を、前記増幅器の増幅率制御電圧
を検出する電圧検出手段と、前記増幅器の動作周波数を
検出する周波数検出手段と、前記増幅器の周囲温度を検
出する温度検出手段と、前記増幅器の増幅率制御電圧,
周波数および周囲温度の少なくとも1つと前記増幅器の
伝達遅延量との関係を予め記憶しておく記憶手段と、前
記各検出手段からの出力に応じてその記憶内容を読み出
し、その値を用いて前記位相・時間差測定手段の出力値
を補正する演算処理手段とから構成することができる。
【0019】
【作用】上流側,下流側のピックアップ信号の振幅差を
同一化するAGC増幅器の利得による位相遅れを補正す
る補正回路を設けることにより、誤差の少ない高精度な
位相差または時間測定を可能とする。また、AGC増幅
器の設置態様、または位相遅れ補正回路内に設けられる
メモリの構成方法などを考慮することにより、構成の簡
略化,低コスト化さらには使用態様に応じた自由度を持
たせられるようにする。
【0020】
【実施例】図1はこの発明の実施例を示す構成図であ
る。振動する配管15の上流側,下流側に設けられた電
磁ピックアップ11,12により、下記のような速度情
報が得られる。なお、各符号の意味は上記と同様であ
る。 (20) VU =B*sin(ωt−α) :上流側検出信号 (21) VD =A*sin(ωt+α) :下流側検出信号
【0021】この電磁ピックアップ11,12の出力は
ローパスフィルタ(LPF)50a,50bに導かれ、
振動系の共振周波数より高周波帯域成分を除去し、信号
のS/N比を改善する。次に、バッファ51a,51b
ではインピーダンス変換を行ない、次段へ送る。バッフ
ァの出力信号は次式で示される。なお、βa,βbはL
PF50a,50bとバッファ51a,51bによる位
相遅れを示す。 (70a) VU =B*sin(ωt−α−βa) (70b) VD =A*sin(ωt+α−βb)
【0022】このバッファ出力70a,70bは増幅率
可変の増幅器(AGC増幅器)52a,52bに導かれ
る。ここで、増幅器52bは固定の増幅率で増幅し、増
幅器52aは可変の増幅率で増幅する。増幅率可変の増
幅器を上流側と下流側の各々に設けた理由は、増幅率が
1でも必ず位相の遅延があるので、これを補償するため
に上流,下流の双方に設けるようにしている。このと
き、固定増幅側の増幅率は、AGC増幅器のダイナミッ
クレンジを考慮し、電磁ピックアップ信号のAGC増幅
後の振幅がAGC増幅器の出力可能最大振幅の1/2と
なるように設定する。
【0023】可変増幅側は、増幅率可変増幅器52aの
出力と同一の振幅が得られるよう、以下のように利得制
御が行なわれる。まず、上・下流振動差検出部58で
は、増幅率可変増幅器52a,52bからの出力信号に
ついて、ピークデテクタ53a,53bでそのピーク電
圧を検出し、減算回路54でこれらの値の差を求め、そ
の差を積分回路55で積分する。増幅率設定回路56
a,56bは増幅率可変増幅器52a,52bを、その
ダイナミックレンジを考慮して電磁ピックアップ11,
12の信号のAGC増幅後の振幅が、増幅率可変増幅器
52a,52bの出力可能最大振幅の1/2のレベルと
なるような増幅率Dに相当する電圧に設定する。
【0024】増幅率設定回路56bからの電圧は増幅率
可変増幅器52bに与えられ、電磁ピックアップ12か
らの信号が一定の増幅率で増幅される。増幅率設定回路
56aからの電圧は、加算回路57で上記積分回路55
からの出力に加算されて増幅率可変増幅器52aに与え
られ、その増幅率を変化させる。増幅率可変増幅器52
a,52bの各出力は下記のようになる。 (71a) VU =D*A/B*B*sin(ωt−α−βa−γa) (71b) VD =D*A* sin(ωt+α−βb−γb)
【0025】上記71a,71bに示す各信号の意味は
次の通りである。 D*A/B:上流側 可変増幅側の増幅率 D :下流側 固定増幅側の増幅率 γa :上流側 可変増幅側の位相遅延量 γb :下流側 固定増幅側の位相遅延量 βa :上流側 LPF,バッファの位相遅延量 βb :下流側 LPF,バッファの位相遅延量
【0026】γa,γbはAGC回路による位相遅れを
示しており、これが固定(つまり、βa,βbのみ)で
あれば単純なオフセット量として扱うことができる。し
かしながら、このような位相遅れは図2,図3にも示す
ように増幅率,周囲温度,周波数などによって変化する
ため、単純には補償することができない。なお、図2は
測定周波数をそれぞれ560Hz,760Hz,960
Hzとしたとき、また図3は恒温槽温度を20度,40
度,60度としたときの位相遅れ量を、増幅率を変えて
プロットしたもの(「□」,「△」,「×」印など)で
ある。図2,図3は必ずしも明瞭ではないが、AGC回
路による位相遅れ量が増幅率,周囲温度および周波数な
どの関数であることを理解できれば、十分である。
【0027】そこで、増幅率可変増幅器52a,52b
の増幅率設定電圧、周囲温度,周波数などをパラメータ
として伝搬遅延量を記憶するROMテーブル64を予め
用意しておき、本流量計の動作時には増幅率可変増幅器
52a,52bの増幅率設定電圧を、A/D変換器62
a,62bによりA/D変換し、信号73a,73bと
して演算処理装置61に取り込むとともに、温度センサ
63により増幅率可変増幅器52a,52bの周囲温度
を信号74として、また、増幅率可変増幅器52aの出
力周波数を信号75としてそれぞれ取り込む。これによ
り、演算処理装置61は取り込まれた信号73a,73
b、74および75などに応じてROMテーブル64を
参照し(必要に応じて補間演算も行ない)、各増幅率可
変増幅器52a,52bの伝搬遅延量γa,γbを求め
る。
【0028】一方、AGC増幅をして上流側,下流側の
信号振幅を一致させた信号71a,71bの位相差が、
位相差測定部59にて求められて演算処理部61へ次式
で示す信号72として与えられるので、 (72) D*C*A{2α+(βb−βa)+(γb−γa)} この信号72から、上記のようにして求められたγb−
γaを差し引くことにより、位相遅れを補正することが
可能となる。なお、位相差測定部59による位相差の測
定は、図13に示す従来例と同様に行なわれるので、説
明は省略する。また、位相差を時間差として測定できる
のは勿論である。
【0029】以上により、補正後の位相差は、 D*C*A{2α+(βb−βa)} となる。この式でβb−βaはほぼ一定の値であり、オ
フセット量として補正することができるので、最終的な
位相差は次式となる。D*C*A*2α
【0030】なお、以上では増幅率可変増幅器を上流
側,下流側の双方に設けるようにしたが、何れか一方に
のみ設けるようにしても良いのはいうまでもない。ま
た、上記ROMテーブル64では位相遅れ量を増幅率制
御電圧,周囲温度および周波数の関数としたが、増幅
率,周囲温度および周波数の少なくとも1つの関数とし
得るのも勿論である。
【0031】
【発明の効果】この発明によれば、上流側,下流側のピ
ックアップ信号の位相差を測定するに当たり、上流側,
下流側のピックアップ信号の振幅を一致させるためのA
GC増幅器と、この増幅器の増幅率による位相遅れを補
正する補正回路とを設けるようにしたので、上流側,下
流側のピックアップ信号の振幅差による誤差を軽減しつ
つ、両信号の位相差を精度良く測定することが可能にな
るという利点がもたらされる。また、AGC増幅器の設
置態様、または位相遅れ補正回路内に設けられるメモリ
の構成方法などを考慮することで、構成の簡略化,低コ
ストさらには使用態様に応じた自由度を持たせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】増幅率可変増幅器の温度による位相遅れ特性を
示す特性図である。
【図3】増幅率可変増幅器の周波数による位相遅れ特性
を示す特性図である。
【図4】コリオリ質量流量計の原理構成図である。
【図5】U字配管の振動の様子を説明するための説明図
である。
【図6】U字配管のコリオリ力の捩じりトルクにより発
生する振動モードの説明図である。
【図7】U字配管にコリオリ力が発生した場合のピック
アップ信号例を示す波形図である。
【図8】カウンタ方式による位相差検出回路を示す構成
図である。
【図9】直管式コリオリ質量流量計の1例を示す構造図
である。
【図10】差動式位相差検出回路の従来例を示す構成図
である。
【図11】図10の各部動作波形を説明するための波形
図である。
【図12】図10の場合の測定誤差を説明するための説
明図である。
【図13】図10の変形例を示す構成図である。
【図14】図13に示すAGC増幅器の遅れを示すグラ
フである。
【符号の説明】
1…U字配管、2…磁石、3…基台、4…電磁駆動用コ
イル、5…支持枠、11,12…電磁ピックアップ、1
5…直管、22,29…増幅器、23,34…コンパレ
ータ、24…排他論理和回路、26…カウンタ、27…
基準クロック、28…差分器、30…符号制御器、31
…周波数逓倍器、32,55…積分回路、33…定電流
回路、35,52a,52b…AGC増幅器、50a,
50b…ローパスフィルタ(LPF)、51a,51b
…バッファ、53a,53b…ピークデテクタ、54…
減算回路、56a,56b…増幅率設定回路、57…加
算回路、58…上・下流振動振幅差検出部、59…振幅
制御回路、60…位相差測定部、61…演算処理装置、
62a,62b…A/D変換器、63…温度センサ、6
4…ROMテーブル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動する配管内に流体を流し、その流れ
    と配管の角振動によって発生するコリオリ力により配管
    を捩じれ振動させ、その振動の位相差または時間差から
    質量流量を求めるコリオリ式質量流量計において、 前記配管の非対称たわみ振動を検出する1対の検出器
    と、この1対の検出器の少なくとも一方の出力側に接続
    されてその出力を増幅する増幅率可変増幅器と、この増
    幅器出力の振幅差を検出する振幅差検出手段と、前記増
    幅器の増幅率を前記振幅差検出手段からの出力に応じて
    制御することにより、前記増幅器の出力振幅を一致させ
    る振幅制御手段と、この同一振幅化された増幅器出力信
    号の位相差または時間差を求める位相・時間差測定手段
    と、この位相・時間差測定手段からの出力を前記増幅器
    の伝達遅延量に応じて補正する補正手段とを設けたこと
    を特徴とするコリオリ式質量流量計。
  2. 【請求項2】 前記増幅器を1対の検出器の双方に対し
    て設けたときは、一方の増幅器の増幅率を前記振幅差検
    出手段からの出力に応じて可変とし、他方の増幅器の増
    幅率は固定とすることを特徴とする請求項1に記載のコ
    リオリ式質量流量計。
  3. 【請求項3】 前記補正手段を、前記増幅器の増幅率制
    御電圧を検出する電圧検出手段と、前記増幅器の動作周
    波数を検出する周波数検出手段と、前記増幅器の周囲温
    度を検出する温度検出手段と、前記増幅器の増幅率制御
    電圧,周波数および周囲温度の少なくとも1つと前記増
    幅器の伝達遅延量との関係を予め記憶しておく記憶手段
    と、前記各検出手段からの出力に応じてその記憶内容を
    読み出し、その値を用いて前記位相・時間差測定手段の
    出力値を補正する演算処理手段とから構成することを特
    徴とする請求項1に記載のコリオリ式質量流量計。
JP21566194A 1994-09-09 1994-09-09 コリオリ式質量流量計 Pending JPH0875520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21566194A JPH0875520A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 コリオリ式質量流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21566194A JPH0875520A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 コリオリ式質量流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0875520A true JPH0875520A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16676089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21566194A Pending JPH0875520A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 コリオリ式質量流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0875520A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019194609A (ja) * 2019-06-20 2019-11-07 マイクロ モーション インコーポレイテッド 振動式流量計における信号の温度補償
JP2019537020A (ja) * 2016-11-30 2019-12-19 マイクロ モーション インコーポレイテッド メータ検証に使用されるテストトーンの温度補償
CN115077646A (zh) * 2022-08-18 2022-09-20 南京天梯自动化设备股份有限公司 一种信号调节电路以及信号偏移自检校正方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019537020A (ja) * 2016-11-30 2019-12-19 マイクロ モーション インコーポレイテッド メータ検証に使用されるテストトーンの温度補償
JP2019194609A (ja) * 2019-06-20 2019-11-07 マイクロ モーション インコーポレイテッド 振動式流量計における信号の温度補償
CN115077646A (zh) * 2022-08-18 2022-09-20 南京天梯自动化设备股份有限公司 一种信号调节电路以及信号偏移自检校正方法
CN115077646B (zh) * 2022-08-18 2022-11-01 南京天梯自动化设备股份有限公司 一种信号调节电路以及信号偏移自检校正方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3132628B2 (ja) コリオリ式質量流量計
US5831178A (en) Vibration type measuring instrument
US4879911A (en) Coriolis mass flow rate meter having four pulse harmonic rejection
EP1249689A2 (en) Phase difference measuring apparatus and mass flowmeter thereof
JP3112948B2 (ja) コリオリ流量計用ノイズ低減フィルタ・システム
RU2526582C2 (ru) Способ обработки сигналов, устройство обработки сигналов, и расходомер кориолиса
JP3058074B2 (ja) 振動型測定器
JPH0791999A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH01138419A (ja) 物質の質量流量を測定する装置および物質の質量流量を測定する方法
JPH0875520A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH0410011B2 (ja)
JP3252641B2 (ja) 位相差測定装置
JPH06300601A (ja) コリオリ式質量流量計
JPH06323885A (ja) コリオリ式質量流量計
JPS58156813A (ja) 質量流量計
JP2003042821A (ja) 電磁流量計及び電磁流量計の信号処理方法
JP3555632B2 (ja) コリオリ質量流量計
JP2723306B2 (ja) 質量流量計
JP3161664B2 (ja) コリオリ質量流量計
JP3335600B2 (ja) コリオリ質量流量計
JPH06147949A (ja) 質量流量計
JP2580755B2 (ja) 質量流量計
JP2855094B2 (ja) 質量流量計変換器
JP4239453B2 (ja) 電磁流量計
JPH08338750A (ja) 質量流量計変換器