JPH08757A - スプリンクラー消火設備の配管状態検査方法およびその装置 - Google Patents
スプリンクラー消火設備の配管状態検査方法およびその装置Info
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- JPH08757A JPH08757A JP15969094A JP15969094A JPH08757A JP H08757 A JPH08757 A JP H08757A JP 15969094 A JP15969094 A JP 15969094A JP 15969094 A JP15969094 A JP 15969094A JP H08757 A JPH08757 A JP H08757A
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Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スプリンクラー消火設備において、枝管と立
ち下がり管の接続状態が悪く、立ち下がり管内に水が充
填されていなかったり、スプリンクラーヘッドに立ち下
がり管が接続されていなかったりする配管異常を簡単に
検出する方法および装置を提供することにある。 【構成】 下方からスプリンクラーヘッドに検査装置を
接触させ、スプリンクラーヘッドに超音波を送信して、
そのエコーの状態を分析することにより配管状態を検査
する。配管状態の検査装置は、スプリンクラーヘッド6
aに接触させるアダプター10、超音波を発信する超音
波送受信素子11および超音波送受信素子で受信したエ
コーを視覚的、或いは聴覚的に表示する送受信器13か
ら構成されている。
ち下がり管の接続状態が悪く、立ち下がり管内に水が充
填されていなかったり、スプリンクラーヘッドに立ち下
がり管が接続されていなかったりする配管異常を簡単に
検出する方法および装置を提供することにある。 【構成】 下方からスプリンクラーヘッドに検査装置を
接触させ、スプリンクラーヘッドに超音波を送信して、
そのエコーの状態を分析することにより配管状態を検査
する。配管状態の検査装置は、スプリンクラーヘッド6
aに接触させるアダプター10、超音波を発信する超音
波送受信素子11および超音波送受信素子で受信したエ
コーを視覚的、或いは聴覚的に表示する送受信器13か
ら構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災発生時に自動的に
水を散布するスプリンクラー消火設備において、配管の
異常を検査する方法および装置に関する。
水を散布するスプリンクラー消火設備において、配管の
異常を検査する方法および装置に関する。
【0002】スプリンクラー消火設備は、配管が水源、
ポンプ、流水検知装置等と接続した本管と、該本管に接
続されて各部屋の天井内に敷設された枝管から構成され
ている。そして、この枝管には立ち下がり管を介して多
数のスプリンクラーヘッドが取り付けられている。
ポンプ、流水検知装置等と接続した本管と、該本管に接
続されて各部屋の天井内に敷設された枝管から構成され
ている。そして、この枝管には立ち下がり管を介して多
数のスプリンクラーヘッドが取り付けられている。
【0003】ところで、スプリンクラー消火設備では、
特定の建物に対して効率よく、しかも完全に消火が行え
るように消防法により、一定面積当たりのスプリンクラ
ーヘッド取り付け個数が決められている。しかしなが
ら、下方から見てスプリンクラーヘッドが規定通り天井
に取り付けられているようであっても、スプリンクラー
ヘッドを取り付けた立ち下がり管が正常に枝管に接続さ
れていなかったり、スプリンクラーヘッドが立ち下がり
管に取り付けられていなかったりすることが稀にあっ
た。
特定の建物に対して効率よく、しかも完全に消火が行え
るように消防法により、一定面積当たりのスプリンクラ
ーヘッド取り付け個数が決められている。しかしなが
ら、下方から見てスプリンクラーヘッドが規定通り天井
に取り付けられているようであっても、スプリンクラー
ヘッドを取り付けた立ち下がり管が正常に枝管に接続さ
れていなかったり、スプリンクラーヘッドが立ち下がり
管に取り付けられていなかったりすることが稀にあっ
た。
【0004】つまり、天井板と上階の床板との間に丈夫
な仕切りがあるような場合は、この仕切りに穴を開けて
枝管を通さなければならないが、穴開け作業に多大な手
間が掛かるため、穴開け作業は後回しにすることがあ
る。一方、天井板には、天井板を張る前にスプリンクラ
ーヘッド取り付け用の穴が開けられており、天井板貼り
付け後、作業者は該穴を通してスプリンクラーヘッドを
立ち下がり管に取り付けておく。このようにして立ち下
がり管にスプリンクラーヘッドを取り付けたならば、仕
切りに穴が開けられ、その後、該穴から枝管を通してこ
の立ち下がり管に枝管を接続するようにしている。
な仕切りがあるような場合は、この仕切りに穴を開けて
枝管を通さなければならないが、穴開け作業に多大な手
間が掛かるため、穴開け作業は後回しにすることがあ
る。一方、天井板には、天井板を張る前にスプリンクラ
ーヘッド取り付け用の穴が開けられており、天井板貼り
付け後、作業者は該穴を通してスプリンクラーヘッドを
立ち下がり管に取り付けておく。このようにして立ち下
がり管にスプリンクラーヘッドを取り付けたならば、仕
切りに穴が開けられ、その後、該穴から枝管を通してこ
の立ち下がり管に枝管を接続するようにしている。
【0005】しかしながら、スプリンクラー消火設備の
配管では、作業者の連絡ミスで配管異常となってしまう
ことがあった。たとえば、仕切りの先方にもスプリンク
ラーヘッドを取り付けた立ち下がり管があり、該立ち下
がり管は仕切りに穴を開けてから接続することが別の作
業者に伝わっていないと、別の作業者は仕切りの手前で
全ての立ち下がり管の接続は終わったと思い、仕切りの
先方の立ち下がり管への接続を行わないことがあった。
配管では、作業者の連絡ミスで配管異常となってしまう
ことがあった。たとえば、仕切りの先方にもスプリンク
ラーヘッドを取り付けた立ち下がり管があり、該立ち下
がり管は仕切りに穴を開けてから接続することが別の作
業者に伝わっていないと、別の作業者は仕切りの手前で
全ての立ち下がり管の接続は終わったと思い、仕切りの
先方の立ち下がり管への接続を行わないことがあった。
【0006】また、配管異常としては、スプリンクラー
ヘッドだけが天井板に取り付けられた状態のものもあ
る。これは、先に天井板の穴にスプリンクラー消火設備
を挿入して天井裏からナットで止めておき、後で立ち下
がり管に接続しようとしておいたものが、天井内での配
管敷設時にそれを忘れてしまうことである。
ヘッドだけが天井板に取り付けられた状態のものもあ
る。これは、先に天井板の穴にスプリンクラー消火設備
を挿入して天井裏からナットで止めておき、後で立ち下
がり管に接続しようとしておいたものが、天井内での配
管敷設時にそれを忘れてしまうことである。
【0007】このように立ち下がり管が枝管に接続され
ていなかったり、スプリンクラーヘッドが立ち下がり管
に接続されていなかったりしても、天井面のスプリンク
ラーヘッドを下方から見ると、配管の異常は全く分から
ない。
ていなかったり、スプリンクラーヘッドが立ち下がり管
に接続されていなかったりしても、天井面のスプリンク
ラーヘッドを下方から見ると、配管の異常は全く分から
ない。
【0008】配管異常のスプリンクラーヘッドの下方で
火災が発生した場合、そこに取り付けられたスプリンク
ラーヘッドは作動するだけであり、立ち下がり管やスプ
リンクラーヘッドが正常に接続されていないため、当
然、水は散布されず、火災を大きくしてしまうことにな
る。
火災が発生した場合、そこに取り付けられたスプリンク
ラーヘッドは作動するだけであり、立ち下がり管やスプ
リンクラーヘッドが正常に接続されていないため、当
然、水は散布されず、火災を大きくしてしまうことにな
る。
【0009】従来より、このような配管異常を検出する
手段は多数提案されていた。たとえば、立ち下がり管や
スプリンクラーヘッドに分岐開口を設けて、ここから水
を抜いて水の流出状態を見たり、或いは立ち下がり管や
スプリンクラーヘッドに水圧で変化する装置を設置した
りするものであった。(参照:特開昭52−10079
7号、同52−138400号、同53−9099号、
同53−49898号、実開昭62−6854号)
手段は多数提案されていた。たとえば、立ち下がり管や
スプリンクラーヘッドに分岐開口を設けて、ここから水
を抜いて水の流出状態を見たり、或いは立ち下がり管や
スプリンクラーヘッドに水圧で変化する装置を設置した
りするものであった。(参照:特開昭52−10079
7号、同52−138400号、同53−9099号、
同53−49898号、実開昭62−6854号)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の検出手段は、立
ち下がり管やスプリンクラーヘッドに検出装置を設置し
たり、立ち下がり管やスプリンクラーヘッドに特別な加
工を施したりするものであったため、これらを製造する
には多大な手間が掛かって高価となるものであった。し
かも、スプリンクラーヘッドを取り付ける部屋は、近年
美観が重要視されてきていることから、スプリンクラー
ヘッドもインテリアデザイン的に考慮された設計となっ
ており、スプリンクラーヘッドに検出装置のような余計
なものを付けたり、スプリンクラーヘッドの形状を変え
たりすることは好ましいものではない。
ち下がり管やスプリンクラーヘッドに検出装置を設置し
たり、立ち下がり管やスプリンクラーヘッドに特別な加
工を施したりするものであったため、これらを製造する
には多大な手間が掛かって高価となるものであった。し
かも、スプリンクラーヘッドを取り付ける部屋は、近年
美観が重要視されてきていることから、スプリンクラー
ヘッドもインテリアデザイン的に考慮された設計となっ
ており、スプリンクラーヘッドに検出装置のような余計
なものを付けたり、スプリンクラーヘッドの形状を変え
たりすることは好ましいものではない。
【0011】本発明は、スプリンクラーヘッドや立ち下
がり管に何の加工を施さなくても見せ掛けの取り付けや
配管中に水が充填されていないことを確実に検査できる
方法および装置を提供することにある。
がり管に何の加工を施さなくても見せ掛けの取り付けや
配管中に水が充填されていないことを確実に検査できる
方法および装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、振動を伝播
する媒質には固有音響インピーダンスがあり、また超音
波は物に当たると反射する性質のあることに着目して本
発明を完成させた。つまり配管内部が空気の場合と水の
場合とでは配管材料から伝播される振動エネルギーは水
の方が大きいため、配管を伝わる振動エネルギーは内部
が水の方が減衰が大きくなるものであり、また送信部分
から突き当たるまでの距離が短いと反射波が多数現れ
る。
する媒質には固有音響インピーダンスがあり、また超音
波は物に当たると反射する性質のあることに着目して本
発明を完成させた。つまり配管内部が空気の場合と水の
場合とでは配管材料から伝播される振動エネルギーは水
の方が大きいため、配管を伝わる振動エネルギーは内部
が水の方が減衰が大きくなるものであり、また送信部分
から突き当たるまでの距離が短いと反射波が多数現れ
る。
【0013】本発明は、スプリンクラー消火設備の配管
状態の検査方法であって、スプリンクラーヘッドに超音
波を送信し、該超音波のエコーを同じスプリンクラーヘ
ッドで受信して、エコーを分析することにより配管状態
の異常を検出することを特徴とするスプリンクラー消火
設備の配管状態検査方法であり、またスプリンクラーヘ
ッドの感熱体や集熱板等と接触せずにスプリンクラーヘ
ッドに接触できる形状のアダプター;アダプターを取り
外し可能に設置した超音波発生素子;および超音波発生
素子と電気的に接続されており、超音波発生素子で受信
したエコーを視覚的、或いは聴覚的に表示する送受信器
から構成されていることを特徴とするスプリンクラー消
火設備の配管状態検査装置である。
状態の検査方法であって、スプリンクラーヘッドに超音
波を送信し、該超音波のエコーを同じスプリンクラーヘ
ッドで受信して、エコーを分析することにより配管状態
の異常を検出することを特徴とするスプリンクラー消火
設備の配管状態検査方法であり、またスプリンクラーヘ
ッドの感熱体や集熱板等と接触せずにスプリンクラーヘ
ッドに接触できる形状のアダプター;アダプターを取り
外し可能に設置した超音波発生素子;および超音波発生
素子と電気的に接続されており、超音波発生素子で受信
したエコーを視覚的、或いは聴覚的に表示する送受信器
から構成されていることを特徴とするスプリンクラー消
火設備の配管状態検査装置である。
【0014】
【作用】スプリンクラー消火設備のスプリンクラーヘッ
ドに超音波を送信すると、配管内部に空気が存在してい
る場合、反射してくるエコーの強度が大きく、しかも振
動の発生点と反射点の間を何度も往復するため、いくつ
ものエコーが現れる。従って、エコーの状態を見れば配
管内部に水が存在するか、空気が存在するかが一目瞭然
で判断できる。
ドに超音波を送信すると、配管内部に空気が存在してい
る場合、反射してくるエコーの強度が大きく、しかも振
動の発生点と反射点の間を何度も往復するため、いくつ
ものエコーが現れる。従って、エコーの状態を見れば配
管内部に水が存在するか、空気が存在するかが一目瞭然
で判断できる。
【0015】また、立ち下がり管に接続されていないス
プリンクラーヘッドに超音波を送信すると、狭いスプリ
ンクラーヘッド内でエコーが往復するため、間隔の狭い
状態でエコーが現れる。
プリンクラーヘッドに超音波を送信すると、狭いスプリ
ンクラーヘッド内でエコーが往復するため、間隔の狭い
状態でエコーが現れる。
【0016】本発明の検査装置は、超音波を送信するこ
とができるとともに、これが反射して戻ってくるエコー
を受信できる送受信機が適している。また本発明の検査
装置としては、エコーを視覚的に判断できるCRT、或
いはエコーが異常に多かったり、異常に高かったりした
ときにブザーを鳴らすアラーム装置、さらにはCRTと
アラームを併用した装置等が適している。
とができるとともに、これが反射して戻ってくるエコー
を受信できる送受信機が適している。また本発明の検査
装置としては、エコーを視覚的に判断できるCRT、或
いはエコーが異常に多かったり、異常に高かったりした
ときにブザーを鳴らすアラーム装置、さらにはCRTと
アラームを併用した装置等が適している。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のスプリンクラー消火設備に
おける配管状態検査の方法を説明する図である。
おける配管状態検査の方法を説明する図である。
【0018】スプリンクラー消火設備は、本管1が図示
しない流水検知装置、水源、送水用ポンプ等と接続され
ており、流水検知装置の二次側の本管1は枝管2と接続
されている。そして枝管2は建物の天井板3と上階の床
板4の間の天井内に敷設されている。また天井板3に
は、消防法により一定間隔で穴5a、5b、5c、5d
が穿設されており、これらの穴にはスプリンクラーヘッ
ド6a、6b、6c、6dが挿入されていている。
しない流水検知装置、水源、送水用ポンプ等と接続され
ており、流水検知装置の二次側の本管1は枝管2と接続
されている。そして枝管2は建物の天井板3と上階の床
板4の間の天井内に敷設されている。また天井板3に
は、消防法により一定間隔で穴5a、5b、5c、5d
が穿設されており、これらの穴にはスプリンクラーヘッ
ド6a、6b、6c、6dが挿入されていている。
【0019】スプリンクラーヘッドは立ち下がり管7
a、7b、7cに取り付けられている。立ち下がり管7
aはチーズ8aで枝管2に接続されており、立ち下がり
管7bはブランチサドル8bで枝管2に接続されてお
り、そして立ち下がり管7cはエルボウ8cで枝管2に
接続されている。
a、7b、7cに取り付けられている。立ち下がり管7
aはチーズ8aで枝管2に接続されており、立ち下がり
管7bはブランチサドル8bで枝管2に接続されてお
り、そして立ち下がり管7cはエルボウ8cで枝管2に
接続されている。
【0020】ところで、天井板3と上階の床板4の間に
丈夫な仕切り9があり、枝管2は該仕切りに穴を開け
て、この穴に枝管を通してから立ち下がり管に接続する
予定であった。しかしながら、立ち下がり管7cを施工
した作業者が仕切り9に穴を開けることを別の作業者に
伝えていなかったため、その別の作業者は仕切りに穴を
あけることを行わず、仕切りの手前の立ち下がり管7c
が最端のものと思い込み、立ち下がり管7cをエルボウ
8cで枝管2に接続して作業を終了してしまった。従っ
て、仕切り9の先方のスプリンクラーヘッド6dは枝管
に接続されていない配管異常となってしまったものであ
る。
丈夫な仕切り9があり、枝管2は該仕切りに穴を開け
て、この穴に枝管を通してから立ち下がり管に接続する
予定であった。しかしながら、立ち下がり管7cを施工
した作業者が仕切り9に穴を開けることを別の作業者に
伝えていなかったため、その別の作業者は仕切りに穴を
あけることを行わず、仕切りの手前の立ち下がり管7c
が最端のものと思い込み、立ち下がり管7cをエルボウ
8cで枝管2に接続して作業を終了してしまった。従っ
て、仕切り9の先方のスプリンクラーヘッド6dは枝管
に接続されていない配管異常となってしまったものであ
る。
【0021】次にもう一つの発明であるスプリンクラー
消火設備の配管状態検査装置について説明する。
消火設備の配管状態検査装置について説明する。
【0022】アダプター10は有底筒状となっており、
その深さはスプリンクラーヘッドの高さより大きく、内
径はスプリンクラーヘッドの本体と略同一となってい
る。このような有底筒状としたのは、アダプターをスプ
リンクラーヘッドに接触させたときに、スプリンクラー
ヘッドの重要部品である感熱分解部分や集熱板に当たっ
て、これらを破損させないためである。アダプター10
は、スプリンクラーヘッドのフレームに接触させるもの
であり、各種のスプリンクラーヘッドに適した形状のも
のを取り揃えておくとよい。アダプター10は、超音波
送受信素子11に取り外し可能に設置されている。
その深さはスプリンクラーヘッドの高さより大きく、内
径はスプリンクラーヘッドの本体と略同一となってい
る。このような有底筒状としたのは、アダプターをスプ
リンクラーヘッドに接触させたときに、スプリンクラー
ヘッドの重要部品である感熱分解部分や集熱板に当たっ
て、これらを破損させないためである。アダプター10
は、スプリンクラーヘッドのフレームに接触させるもの
であり、各種のスプリンクラーヘッドに適した形状のも
のを取り揃えておくとよい。アダプター10は、超音波
送受信素子11に取り外し可能に設置されている。
【0023】超音波送受信素子11は、分極された電極
間に電界を印加すると機械的に歪む圧電セラミックスや
磁界を印加すると機械的に歪む磁歪素子等が適してい
る。超音波送受信素子11は、伸縮自在な望遠鏡式の長
尺棒12に設置されており、送受信器13と電気的に接
続されている。
間に電界を印加すると機械的に歪む圧電セラミックスや
磁界を印加すると機械的に歪む磁歪素子等が適してい
る。超音波送受信素子11は、伸縮自在な望遠鏡式の長
尺棒12に設置されており、送受信器13と電気的に接
続されている。
【0024】送受信器13は、受信波を視覚的に表示で
きるCRTを備えており、しかも受信波に強いエコーや
多量のエコーを検出すると警報を発するブザーを備えて
いる。
きるCRTを備えており、しかも受信波に強いエコーや
多量のエコーを検出すると警報を発するブザーを備えて
いる。
【0025】ここで本発明のスプリンクラー消火設備の
配管状態検査方法について説明する。
配管状態検査方法について説明する。
【0026】長尺棒12を伸ばして、天井板に取り付け
られたスプリンクラーヘッドのフレームにアダプター1
0を接触させる。そして超音波送受信素子11から超音
波を送信する。超音波送受信素子11から送信された超
音波はアダプター10を介してスプリンクラーヘッドに
送信される。このとき、スプリンクラーヘッドや立ち下
がり管は金属であり、超音波を伝播するとともに、当た
ったところで反射されてエコーとなって戻ってくる。こ
のエコーをアダプターを介して超音波送受信素子11で
受信し、その波形を送受信器13で視覚的、或いは聴覚
的に表示して分析する。
られたスプリンクラーヘッドのフレームにアダプター1
0を接触させる。そして超音波送受信素子11から超音
波を送信する。超音波送受信素子11から送信された超
音波はアダプター10を介してスプリンクラーヘッドに
送信される。このとき、スプリンクラーヘッドや立ち下
がり管は金属であり、超音波を伝播するとともに、当た
ったところで反射されてエコーとなって戻ってくる。こ
のエコーをアダプターを介して超音波送受信素子11で
受信し、その波形を送受信器13で視覚的、或いは聴覚
的に表示して分析する。
【0027】この検査において、立ち下がり管7a、7
cのように正常に配管がなされ、しかも水が完全に充填
されたものでは、これらの立ち下がり管に取り付けられ
たスプリンクラーヘッドに超音波を送信すると、図2の
(イ)に示すように先ず大きなエコーが現れ、後には広
間隔で小さなエコーが現れる。これはスプリンクラーヘ
ッドに送信された超音波が立ち下がり管と内部に充填さ
れた水を伝播し、継手のチーズ8aやエルボウ8cで反
射されたものがエコーとなって戻ってくるが、立ち下が
り管中には水が充填されているため、エコーは水に吸収
されて早く減衰する。
cのように正常に配管がなされ、しかも水が完全に充填
されたものでは、これらの立ち下がり管に取り付けられ
たスプリンクラーヘッドに超音波を送信すると、図2の
(イ)に示すように先ず大きなエコーが現れ、後には広
間隔で小さなエコーが現れる。これはスプリンクラーヘ
ッドに送信された超音波が立ち下がり管と内部に充填さ
れた水を伝播し、継手のチーズ8aやエルボウ8cで反
射されたものがエコーとなって戻ってくるが、立ち下が
り管中には水が充填されているため、エコーは水に吸収
されて早く減衰する。
【0028】枝管への穿設が完全に行われていない状態
でブランチサドル8bで接続された立ち下がり管7bの
スプリンクラーヘッド6bで検査を行うと、図2の
(ロ)に示すように大きなエコーがいつまでも続いて起
こっている。これはスプリンクラーヘッド6bから送信
された超音波が立ち下がり管7bを伝播し、穴のない枝
管で反射されてエネルギーが減衰しないうちに戻ってく
るからである。この戻ってきたエコーは再度スプリンク
ラーヘッド6bで反射されて枝管に到達し、またここで
反射されて戻る。この繰り返しがいつまでも続くため図
2の(ロ)のような波形となるものである。
でブランチサドル8bで接続された立ち下がり管7bの
スプリンクラーヘッド6bで検査を行うと、図2の
(ロ)に示すように大きなエコーがいつまでも続いて起
こっている。これはスプリンクラーヘッド6bから送信
された超音波が立ち下がり管7bを伝播し、穴のない枝
管で反射されてエネルギーが減衰しないうちに戻ってく
るからである。この戻ってきたエコーは再度スプリンク
ラーヘッド6bで反射されて枝管に到達し、またここで
反射されて戻る。この繰り返しがいつまでも続くため図
2の(ロ)のような波形となるものである。
【0029】このとき、二回目以降のエコーの強さがK
点以上であった場合、送受信器13では、これを異常と
判断し、ブザーを鳴らすようにしておくと配管異常を聴
覚的にも判断できるようになる。
点以上であった場合、送受信器13では、これを異常と
判断し、ブザーを鳴らすようにしておくと配管異常を聴
覚的にも判断できるようになる。
【0030】立ち下がり管に接続されていないスプリン
クラーヘッド6dに超音波を送信すると、超音波は短い
スプリンクラーヘッド内で往復が繰り返されるので、図
2の(ハ)に示すように間隔の短い波形となる。
クラーヘッド6dに超音波を送信すると、超音波は短い
スプリンクラーヘッド内で往復が繰り返されるので、図
2の(ハ)に示すように間隔の短い波形となる。
【0031】このようにして天井板に取り付けられたス
プリンクラーヘッドにアダプターを接触させて超音波を
送信し、エコーを観察すれば、立ち下がり管内に完全に
水が充填されているか、はたまたスプリンクラーヘッド
が立ち下がり管に接続されているかが容易に判断でき
る。
プリンクラーヘッドにアダプターを接触させて超音波を
送信し、エコーを観察すれば、立ち下がり管内に完全に
水が充填されているか、はたまたスプリンクラーヘッド
が立ち下がり管に接続されているかが容易に判断でき
る。
【0032】
【発明の効果】以上、説明した如く、本発明のスプリン
クラー消火設備の配管検査方法および装置は、検査を行
う人が下にいて長尺の先端に取り付けられたアダプター
をスプリンクラー消火設備に接触させて超音波送受信素
子から超音波を送信し、そのエコーを送受信器で視覚
的、或いは聴覚的に判断するだけで配管異常を発見でき
るため、検査が非常に容易に行えるとともに、検査結果
が正確に現れるという従来にない優れた特長を有する検
査方法である。
クラー消火設備の配管検査方法および装置は、検査を行
う人が下にいて長尺の先端に取り付けられたアダプター
をスプリンクラー消火設備に接触させて超音波送受信素
子から超音波を送信し、そのエコーを送受信器で視覚
的、或いは聴覚的に判断するだけで配管異常を発見でき
るため、検査が非常に容易に行えるとともに、検査結果
が正確に現れるという従来にない優れた特長を有する検
査方法である。
【図1】本発明の配管検査方法を説明する図である。
【図2】(イ)は正常配管におけるエコーの波形、
(ロ)は立ち下がり管に水が充填されていない状態のエ
コーの波形、(ハ)はスプリンクラーヘッドが立ち下が
り管に接続されていない状態の波形である。
(ロ)は立ち下がり管に水が充填されていない状態のエ
コーの波形、(ハ)はスプリンクラーヘッドが立ち下が
り管に接続されていない状態の波形である。
1 本管 2 枝管 6a、6b、6c、6d スプリンクラーヘッド 7a、7b、7c 立ち下がり管 8a チーズ 8b ブランチサドル 8c エルボウ 10 アダプター 11 超音波送受信素子 13 送受信器
Claims (5)
- 【請求項1】 スプリンクラー消火設備の配管状態の検
査方法であって、スプリンクラーヘッドに超音波を送信
し、該超音波のエコーを同じスプリンクラーヘッドで受
信して、エコーを分析することにより配管状態の異常を
検出することを特徴とするスプリンクラー消火設備の配
管状態検査方法。 - 【請求項2】 超音波の送信およびエコーの受信は、同
一の検査装置で行うことを特徴とする請求項1記載のス
プリンクラー消火設備の配管状態検査方法。 - 【請求項3】 スプリンクラーヘッドの感熱体や集熱板
等と接触せずにスプリンクラーヘッドに接触できる形状
のアダプター;アダプターを取り外し可能に設置した超
音波発生素子;および超音波発生素子と電気的に接続さ
れており、超音波発生素子で受信したエコーを視覚的、
或いは聴覚的に表示する送受信器から構成されているこ
とを特徴とするスプリンクラー消火設備の配管状態検査
装置。 - 【請求項4】 前記超音波発生素子は、伸縮自在な長尺
の棒に設置されていることを特徴とする請求項3記載の
スプリンクラー消火設備の配管状態検査装置。 - 【請求項5】 前記超音波発生素子は、圧電セラミック
スまたは磁歪素子であることを特徴とする請求項3記載
のスプリンクラー消火設備の配管状態検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15969094A JPH08757A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スプリンクラー消火設備の配管状態検査方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15969094A JPH08757A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スプリンクラー消火設備の配管状態検査方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08757A true JPH08757A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15699196
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15969094A Pending JPH08757A (ja) | 1994-06-20 | 1994-06-20 | スプリンクラー消火設備の配管状態検査方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08757A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013057588A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Koatsu Co Ltd | 配管接続検査装置 |
| KR101954766B1 (ko) * | 2018-11-05 | 2019-03-06 | 주식회사 영승이엔에스 | 초음파를 이용한 스프링클러 관리 시스템 |
-
1994
- 1994-06-20 JP JP15969094A patent/JPH08757A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013057588A (ja) * | 2011-09-08 | 2013-03-28 | Koatsu Co Ltd | 配管接続検査装置 |
| KR101954766B1 (ko) * | 2018-11-05 | 2019-03-06 | 주식회사 영승이엔에스 | 초음파를 이용한 스프링클러 관리 시스템 |
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