JPH0876557A - 電荷供給装置 - Google Patents
電荷供給装置Info
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- JPH0876557A JPH0876557A JP6234370A JP23437094A JPH0876557A JP H0876557 A JPH0876557 A JP H0876557A JP 6234370 A JP6234370 A JP 6234370A JP 23437094 A JP23437094 A JP 23437094A JP H0876557 A JPH0876557 A JP H0876557A
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- JP
- Japan
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- composite layer
- charge supply
- image
- contact angle
- supply device
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】長期にわたって、耐摩耗性、離型性を維持し、
安定した画像を得る。 【構成】感光ドラム1に電荷供給部材としての帯電ロー
ラ2を対向させて配置する。帯電ローラ2は、アルミニ
ウム製の中空芯金21の表面を複合体層22で被覆して
構成する。複合体層22は、フッ化粒子および金属を含
む。この複合体層22のうちの少なくとも像担持体表面
に対向する部分を、純水に対する接触角が23℃におい
て130度以上になるように設定することにより、長期
使用においても、耐摩耗性および離型性を良好に維持す
ることができる。
安定した画像を得る。 【構成】感光ドラム1に電荷供給部材としての帯電ロー
ラ2を対向させて配置する。帯電ローラ2は、アルミニ
ウム製の中空芯金21の表面を複合体層22で被覆して
構成する。複合体層22は、フッ化粒子および金属を含
む。この複合体層22のうちの少なくとも像担持体表面
に対向する部分を、純水に対する接触角が23℃におい
て130度以上になるように設定することにより、長期
使用においても、耐摩耗性および離型性を良好に維持す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、レーザビーム
プリンタ等の画像形成装置において、像担持体に電荷を
供給するための電荷供給装置に関する。
プリンタ等の画像形成装置において、像担持体に電荷を
供給するための電荷供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機等の画像形成装置に装着さ
れる電荷供給部材、例えば、像担持体としての感光体を
帯電するための帯電ローラや感光体上のトナー像を紙等
の転写材に転写するための転写ローラ等には、離型性の
よい材質からなる部材が使用されている。すなわち、こ
れら回転自在の電荷供給部材の表面には、トナーや紙粉
等の異物の付着を防止するため、離型性の高い材質、例
えば、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PVdF
(ポリフッ化ビニリデン)、PFA(四フッ化エチレン
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等の
フッ素樹脂が用いられる。これらのフッ素樹脂をチュー
ブ状に成型し、導電性の基体に被覆する、あるいは、こ
れらのフッ素樹脂の微粉をエポキシ、フェノール、ウレ
タン、アクリル等の樹脂の溶液に分散後、スプレー法や
ディッピング法で導電性の基体に塗布する等によって、
帯電ローラ、転写ローラ表面の離型性をよくしている。
れる電荷供給部材、例えば、像担持体としての感光体を
帯電するための帯電ローラや感光体上のトナー像を紙等
の転写材に転写するための転写ローラ等には、離型性の
よい材質からなる部材が使用されている。すなわち、こ
れら回転自在の電荷供給部材の表面には、トナーや紙粉
等の異物の付着を防止するため、離型性の高い材質、例
えば、PTFE(ポリ四フッ化エチレン)、PVdF
(ポリフッ化ビニリデン)、PFA(四フッ化エチレン
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)等の
フッ素樹脂が用いられる。これらのフッ素樹脂をチュー
ブ状に成型し、導電性の基体に被覆する、あるいは、こ
れらのフッ素樹脂の微粉をエポキシ、フェノール、ウレ
タン、アクリル等の樹脂の溶液に分散後、スプレー法や
ディッピング法で導電性の基体に塗布する等によって、
帯電ローラ、転写ローラ表面の離型性をよくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の電荷供給部材においては、帯電時や転写時(電荷
供給時)に発生する微量の放電生成物、回転中に感光体
との間に入り込むトナー、および外添剤や紙粉中の填量
との摺察で発生する微小な傷等が、耐久に伴って、徐々
に表面の離型性を低下させ、これらにより、トナー等の
付着が助長されて、画像上に帯電不良に基づくムラ、白
スジ、黒スジ等の画像不良が発生するおそれがあった。
特に長期耐久に使用されることが多い高速の複写機、プ
リンタ等の画像形成装置において、画像の劣化が問題と
なっていた。この原因として、電荷供給部材の表面の一
部または全部にフッ素樹脂を用いてはいるものの、従来
の表面では、フッ素原子濃度を最高でも20%程度まで
しか高めることがきなかったため、表面の離型性が十分
ではないこと、また、フッ素樹脂では表面の耐摩耗性が
高くないことなどが考えられる。
従来の電荷供給部材においては、帯電時や転写時(電荷
供給時)に発生する微量の放電生成物、回転中に感光体
との間に入り込むトナー、および外添剤や紙粉中の填量
との摺察で発生する微小な傷等が、耐久に伴って、徐々
に表面の離型性を低下させ、これらにより、トナー等の
付着が助長されて、画像上に帯電不良に基づくムラ、白
スジ、黒スジ等の画像不良が発生するおそれがあった。
特に長期耐久に使用されることが多い高速の複写機、プ
リンタ等の画像形成装置において、画像の劣化が問題と
なっていた。この原因として、電荷供給部材の表面の一
部または全部にフッ素樹脂を用いてはいるものの、従来
の表面では、フッ素原子濃度を最高でも20%程度まで
しか高めることがきなかったため、表面の離型性が十分
ではないこと、また、フッ素樹脂では表面の耐摩耗性が
高くないことなどが考えられる。
【0004】一般に、固体表面の離型性あるいは漏れ性
に関しては、液体を固体表面に滴下させ、その接触角を
測定する方法が用いられる。このように測定した室温2
3℃における純水との接触角を例にとると、従来のフッ
素樹脂チューブやフッ素樹脂の微粉を分散した材料で
は、PFAチューブでも120度程度で、しかも樹脂だ
けのチューブでは傷や摩耗に対し弱く、5000回転程
度の耐久でさえ画像にスジ等が発生し、実用上問題にな
っていた。また、フッ素樹脂の微粉を分散した材料で
は、バインダーの樹脂により多少の耐久性、対摩耗性を
上げることができるが、反面、バインダーの樹脂の特性
が離型性に影響を与え、一般にフッ素樹脂に比べ離型性
が下がるため、トナーや紙粉等が付着し易くなり、やは
り5000回転程度の耐久で画像上のムラになってい
た。さらに、従来のフッ素樹脂を用いた半導電層では他
のポリアミド等の樹脂より抵抗値の変動は少ないが、イ
オン導電性の抵抗制御を行ったフッ素樹脂では、周囲の
湿度の影響を受けやすく、また耐久によっても使用でき
ない抵抗範囲になることがあった。
に関しては、液体を固体表面に滴下させ、その接触角を
測定する方法が用いられる。このように測定した室温2
3℃における純水との接触角を例にとると、従来のフッ
素樹脂チューブやフッ素樹脂の微粉を分散した材料で
は、PFAチューブでも120度程度で、しかも樹脂だ
けのチューブでは傷や摩耗に対し弱く、5000回転程
度の耐久でさえ画像にスジ等が発生し、実用上問題にな
っていた。また、フッ素樹脂の微粉を分散した材料で
は、バインダーの樹脂により多少の耐久性、対摩耗性を
上げることができるが、反面、バインダーの樹脂の特性
が離型性に影響を与え、一般にフッ素樹脂に比べ離型性
が下がるため、トナーや紙粉等が付着し易くなり、やは
り5000回転程度の耐久で画像上のムラになってい
た。さらに、従来のフッ素樹脂を用いた半導電層では他
のポリアミド等の樹脂より抵抗値の変動は少ないが、イ
オン導電性の抵抗制御を行ったフッ素樹脂では、周囲の
湿度の影響を受けやすく、また耐久によっても使用でき
ない抵抗範囲になることがあった。
【0005】そこで、本発明は、長期にわたって、十分
な耐摩耗性、離型性を発揮できるようにした電荷供給部
材を提供することを目的とするものである。
な耐摩耗性、離型性を発揮できるようにした電荷供給部
材を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、フッ化物粒子および金属を
含む複合体層と、該複合体層によって被覆された導電性
基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該電荷供
給部材に電圧を印加することにより像担持体に電荷を供
給する電荷供給装置において、前記複合体層のうちの少
なくとも前記像担持体表面に対向する部分は、純水に対
する接触角が23℃において130度以上に設定されて
いることを特徴とする。
みてなされたものであって、フッ化物粒子および金属を
含む複合体層と、該複合体層によって被覆された導電性
基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該電荷供
給部材に電圧を印加することにより像担持体に電荷を供
給する電荷供給装置において、前記複合体層のうちの少
なくとも前記像担持体表面に対向する部分は、純水に対
する接触角が23℃において130度以上に設定されて
いることを特徴とする。
【0007】また、テトラフルオルエチレン粒子および
金属を含む複合体層と、該複合体層によって被覆された
導電性基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該
電荷供給部材に電圧を印加することにより像担持体に電
荷を供給する電荷供給装置において、前記複合体層のう
ちの少なくとも前記像担持体表面に対向する部分は、純
水に対する接触角が23℃において130度以上に設定
されるとともに、前記印加電100Vの体積抵抗率が1
04 Ω・cm以上1013Ω・cm以下に設定されていること
を特徴とする。
金属を含む複合体層と、該複合体層によって被覆された
導電性基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該
電荷供給部材に電圧を印加することにより像担持体に電
荷を供給する電荷供給装置において、前記複合体層のう
ちの少なくとも前記像担持体表面に対向する部分は、純
水に対する接触角が23℃において130度以上に設定
されるとともに、前記印加電100Vの体積抵抗率が1
04 Ω・cm以上1013Ω・cm以下に設定されていること
を特徴とする。
【0008】この場合、接触角が23℃において140
度以上に設定されるとともに、前記印加電100Vの体
積抵抗率が106 Ω・cm以上1012Ω・cm以下に設定さ
れているとさらに好ましい。
度以上に設定されるとともに、前記印加電100Vの体
積抵抗率が106 Ω・cm以上1012Ω・cm以下に設定さ
れているとさらに好ましい。
【0009】
【作用】以上構成に基づき、接触角や体積低効率を、上
述のように設定することにより、高離型性及び耐摩耗性
を実現することができる。
述のように設定することにより、高離型性及び耐摩耗性
を実現することができる。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係る電荷供給部材として
の一次帯電ローラを備えた画像形成装置の概略を示す。
以下、構成と作用とを簡単に説明する。
て説明する。 〈実施例1〉図1に、本発明に係る電荷供給部材として
の一次帯電ローラを備えた画像形成装置の概略を示す。
以下、構成と作用とを簡単に説明する。
【0011】画像形成装置は、像担持体としての感光ド
ラム1を備えている。感光ドラム1としては、直径10
8mmのアモルファスシリコン感光体が使用され、不図
示の駆動手段によって矢印R1方向にプロセススピード
(周速度)500mm/secで回転駆動される。
ラム1を備えている。感光ドラム1としては、直径10
8mmのアモルファスシリコン感光体が使用され、不図
示の駆動手段によって矢印R1方向にプロセススピード
(周速度)500mm/secで回転駆動される。
【0012】感光ドラム1表面は、一次帯電ローラ(電
荷供給部材)2によって所定の電位に一様に帯電され
る。帯電ローラ2は、感光ドラム1に対し順方向(矢印
R2方向)に等速で回転駆動される。さらに、帯電ロー
ラ2は、導電性基体としての中空芯金21に直流の16
00Vが印加され、これにより、現像部位置で約600
Vの暗部電位を得るようにしている。またそのシーケン
スは、画像領域に対応する部分でのみ上述の電圧が印加
され、回転中の画像領域以外の領域で直流の800Vが
印加される。帯電ローラ2表面は、図2に示すように、
ウレタンゴム、ポリエステル等の材質の帯電ローラクリ
ーニング部材23によって、表面に付着したトナー等が
除去される。なお、帯電ローラ2の表面には、複合体層
22が形成されているが、これについては後に説明す
る。
荷供給部材)2によって所定の電位に一様に帯電され
る。帯電ローラ2は、感光ドラム1に対し順方向(矢印
R2方向)に等速で回転駆動される。さらに、帯電ロー
ラ2は、導電性基体としての中空芯金21に直流の16
00Vが印加され、これにより、現像部位置で約600
Vの暗部電位を得るようにしている。またそのシーケン
スは、画像領域に対応する部分でのみ上述の電圧が印加
され、回転中の画像領域以外の領域で直流の800Vが
印加される。帯電ローラ2表面は、図2に示すように、
ウレタンゴム、ポリエステル等の材質の帯電ローラクリ
ーニング部材23によって、表面に付着したトナー等が
除去される。なお、帯電ローラ2の表面には、複合体層
22が形成されているが、これについては後に説明す
る。
【0013】帯電済の感光ドラム1は、画像露光を受
け、表面に静電潜像が形成される。
け、表面に静電潜像が形成される。
【0014】この静電潜像は、現像装置4によって現像
される。現像装置12は、直径20mmのアルミの現像
スリーブ41を有する。現像スリーブ41は、表面に、
弾性ゴムブレード42によって層圧を規制されたトナー
Tがコートされるとともに、現像バイアスとして、周波
数2700Hz、ピーク間電圧1400Vの正弦波と直
流とを重畳した重畳電圧が印加される。これにより、上
述の感光ドラム1上の静電潜像にトナーが付着されて、
トナー像として現像される。このトナーTは、材質がス
チレンアクリルの平均粒径約9μmのものに、外添剤と
してシリカを0.5%添加した1成分磁性トナーであ
り、このトナーTの、現像スリーブ41上でのトリボ
は、−3〜12(μC/g)、コート量は0.6〜1.
3mg/cm2である。
される。現像装置12は、直径20mmのアルミの現像
スリーブ41を有する。現像スリーブ41は、表面に、
弾性ゴムブレード42によって層圧を規制されたトナー
Tがコートされるとともに、現像バイアスとして、周波
数2700Hz、ピーク間電圧1400Vの正弦波と直
流とを重畳した重畳電圧が印加される。これにより、上
述の感光ドラム1上の静電潜像にトナーが付着されて、
トナー像として現像される。このトナーTは、材質がス
チレンアクリルの平均粒径約9μmのものに、外添剤と
してシリカを0.5%添加した1成分磁性トナーであ
り、このトナーTの、現像スリーブ41上でのトリボ
は、−3〜12(μC/g)、コート量は0.6〜1.
3mg/cm2である。
【0015】感光ドラム1上のトナー像は、転写ローラ
6によって、転写材Pに転写される。転写ローラ6に
は、不図示の高圧電源が接続され、転写電圧が印加され
る。転写ローラ6は、長手方向両端にあるスペーサ(不
図示)を感光ドラム1表面に突き当てることで、感光ド
ラム1との間の距離を40μm程度に維持している。
6によって、転写材Pに転写される。転写ローラ6に
は、不図示の高圧電源が接続され、転写電圧が印加され
る。転写ローラ6は、長手方向両端にあるスペーサ(不
図示)を感光ドラム1表面に突き当てることで、感光ド
ラム1との間の距離を40μm程度に維持している。
【0016】トナー像転写後の転写材Pは、搬送部材9
によって定着装置10に搬送される。転写材Pは、ここ
で、ヒーター10cを内装した定着ローラ10aと加圧
ローラ10bとによって形成されたニップ部に挿通さ
れ、表面のトナー像が加熱加圧を受けて定着される。上
述の定着ローラ10aは、厚さ0.25mmのシリコン
ゴム層の上に表層約20μmのフッ素樹脂(PTFE)
を焼成等でコートしたものであり、一方、加圧ローラ1
0bは、直径60mm、厚さ5mmのシリコンゴム上
に、厚さ100μmのフッ素樹脂(PFA)チューブを
被覆したものである。トナー像定着後の転写材Pは、プ
リントとして画像形成装置本体外部に排出される。
によって定着装置10に搬送される。転写材Pは、ここ
で、ヒーター10cを内装した定着ローラ10aと加圧
ローラ10bとによって形成されたニップ部に挿通さ
れ、表面のトナー像が加熱加圧を受けて定着される。上
述の定着ローラ10aは、厚さ0.25mmのシリコン
ゴム層の上に表層約20μmのフッ素樹脂(PTFE)
を焼成等でコートしたものであり、一方、加圧ローラ1
0bは、直径60mm、厚さ5mmのシリコンゴム上
に、厚さ100μmのフッ素樹脂(PFA)チューブを
被覆したものである。トナー像定着後の転写材Pは、プ
リントとして画像形成装置本体外部に排出される。
【0017】一方、トナー像転写後の感光ドラム1は、
クリーニング装置7によって表面の残留トナーが除去さ
れ、枚露光8を受けて、次に画像形成に供される。
クリーニング装置7によって表面の残留トナーが除去さ
れ、枚露光8を受けて、次に画像形成に供される。
【0018】図2に、本発明に係る電荷供給部材として
の一次帯電ローラ2の拡大縦断面図を示す。
の一次帯電ローラ2の拡大縦断面図を示す。
【0019】帯電ローラ2は、直径20mm、厚さ1.
5mmのステンレス製の中空芯金21上に、10μm程
度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的にメッキ
することにより、表面に約10〜15μmの、金属とT
FE(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体
層22を形成したものである。複合体層22のメッキ方
法はフッ素系界面活性剤を用いて平均粒径5μm程度の
TFEオリゴマーをスルファミン酸液中に分散し、陽極
をニッケル電極、また陰極を上述の中空芯金21にして
電気メッキを行う。なお、メッキ厚は設定電流、通電時
間によって任意に設定可能である。また、TFEの生成
については、PTFEの分子鎖を高温で切断しカーボン
とフッ素の結合を増やす方法等がある。これによると、
分子鎖の切断の程度を温度等の条件を適当に変化させる
ことで、複合体形成後の表面のフッ素原子濃度を変える
ことが可能である。本実施例の複合体層22のうちの少
なくとも感光ドラム1表面に対向する部分は、フッ素原
子濃度が約50%で、純水に対する接触角が23℃にお
いて160度前後であり、かつ、体積抵抗率が100V
印加で106 〜107 Ω・cm程度となっている。
5mmのステンレス製の中空芯金21上に、10μm程
度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的にメッキ
することにより、表面に約10〜15μmの、金属とT
FE(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体
層22を形成したものである。複合体層22のメッキ方
法はフッ素系界面活性剤を用いて平均粒径5μm程度の
TFEオリゴマーをスルファミン酸液中に分散し、陽極
をニッケル電極、また陰極を上述の中空芯金21にして
電気メッキを行う。なお、メッキ厚は設定電流、通電時
間によって任意に設定可能である。また、TFEの生成
については、PTFEの分子鎖を高温で切断しカーボン
とフッ素の結合を増やす方法等がある。これによると、
分子鎖の切断の程度を温度等の条件を適当に変化させる
ことで、複合体形成後の表面のフッ素原子濃度を変える
ことが可能である。本実施例の複合体層22のうちの少
なくとも感光ドラム1表面に対向する部分は、フッ素原
子濃度が約50%で、純水に対する接触角が23℃にお
いて160度前後であり、かつ、体積抵抗率が100V
印加で106 〜107 Ω・cm程度となっている。
【0020】図3に、複合体層22の離型性と耐久性と
の関係を示す。同図に示すように、離型性(接触角)を
適宜に変化させて、そのときの耐久回転数との関係を実
験によって検討した。実験は、上述の、図1に示す画像
形成装置を用い、室温23℃、湿度60%の環境下で、
画像比率4%の原稿を適性濃度になる条件で、大昭和製
紙製A4サイズの64グラム紙で連続通紙耐久を行っ
た。接触角を変化させるのには前述したようにTFEの
カーボンとフッ素の結合の割合を変化させることで行っ
た。なお、接触角は耐久前の値で、また耐久回転数の判
断基準として、全面が反射濃度0.3の原稿が平均反射
濃度で0.5程度になるような現像条件で実際に画像を
出力してウィナースペクトルによって粒状性の客観評価
を行い、一定レベル以下になるまでの帯電ローラ2の回
転数とした。図3に示すように初期の表面の離型性と耐
久性とに相関関係があり、接触角が130度を超えると
ころから徐々に耐久性が向上するのがわかる。これより
接触角は130度以上、さらに好ましくは140度以上
に設定するとよいことがわかる。
の関係を示す。同図に示すように、離型性(接触角)を
適宜に変化させて、そのときの耐久回転数との関係を実
験によって検討した。実験は、上述の、図1に示す画像
形成装置を用い、室温23℃、湿度60%の環境下で、
画像比率4%の原稿を適性濃度になる条件で、大昭和製
紙製A4サイズの64グラム紙で連続通紙耐久を行っ
た。接触角を変化させるのには前述したようにTFEの
カーボンとフッ素の結合の割合を変化させることで行っ
た。なお、接触角は耐久前の値で、また耐久回転数の判
断基準として、全面が反射濃度0.3の原稿が平均反射
濃度で0.5程度になるような現像条件で実際に画像を
出力してウィナースペクトルによって粒状性の客観評価
を行い、一定レベル以下になるまでの帯電ローラ2の回
転数とした。図3に示すように初期の表面の離型性と耐
久性とに相関関係があり、接触角が130度を超えると
ころから徐々に耐久性が向上するのがわかる。これより
接触角は130度以上、さらに好ましくは140度以上
に設定するとよいことがわかる。
【0021】また、複合体層22の体積抵抗値を適宜に
変化させて帯電特性、画像評価を行ったところ、印加電
圧100Vでの体積抵抗率が104 Ω・cm以上1013Ω
・cm以下、さらに好ましくは106 Ω・cm以上1012Ω
・cm以下で良好な画像が得られた。 〈実施例2〉図4に、実施例2を示す。本実姉例は、電
荷供給部材として、一次帯電ローラ2に代えて、一次帯
電板20を使用している。構成は厚さ10mm、感光ド
ラム1の回転方向の幅が50mmのステンレス製の基板
(導電性基体)21の、感光ドラム1側の面に10μm
程度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的にメッ
キすることにより、表面に約10〜15μmのTFE
(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体層2
2を形成したものである。表層のメッキ方法は、実施例
1と同様に、フッ素系海面活性剤を用いて平均粒径5μ
m程度のTFEオリゴマーをスルファミン酸液中に分散
し、陽極をニッケル電極、陰極を上述のステンレス製の
基板21にして電気メッキを行う。本実施例の複合体層
22は、体積抵抗率が100V印加で106 〜107 Ω
・cm程度であり、表面のフッ素原子濃度も約50%で、
純水との接触角が160度前後である。
変化させて帯電特性、画像評価を行ったところ、印加電
圧100Vでの体積抵抗率が104 Ω・cm以上1013Ω
・cm以下、さらに好ましくは106 Ω・cm以上1012Ω
・cm以下で良好な画像が得られた。 〈実施例2〉図4に、実施例2を示す。本実姉例は、電
荷供給部材として、一次帯電ローラ2に代えて、一次帯
電板20を使用している。構成は厚さ10mm、感光ド
ラム1の回転方向の幅が50mmのステンレス製の基板
(導電性基体)21の、感光ドラム1側の面に10μm
程度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的にメッ
キすることにより、表面に約10〜15μmのTFE
(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体層2
2を形成したものである。表層のメッキ方法は、実施例
1と同様に、フッ素系海面活性剤を用いて平均粒径5μ
m程度のTFEオリゴマーをスルファミン酸液中に分散
し、陽極をニッケル電極、陰極を上述のステンレス製の
基板21にして電気メッキを行う。本実施例の複合体層
22は、体積抵抗率が100V印加で106 〜107 Ω
・cm程度であり、表面のフッ素原子濃度も約50%で、
純水との接触角が160度前後である。
【0022】この帯電板20の長手方向両端にあるスペ
ーサ(不図示)を感光ドラム1に突き当たることで感光
ドラム1表面との間の距離を40μm程度の距離に設定
している。画像形成時には帯電板20の電極部に、直流
1600Vの電圧を印加することで、現像部位置での約
600Vの感光ドラム1の暗部電位を得ている。一方、
画像形成と画像形成の間のタイミングで、帯電板20の
表面に付着した、クリーニング装置からのすり抜けたト
ナーや紙粉を感光ドラム1方向へ戻すために、直流のマ
イナス600Vを印加している。 〈実姉例3〉図5に、実姉例3を示す。本実施例では、
電荷供給部材として転写ローラ6を使用している。
ーサ(不図示)を感光ドラム1に突き当たることで感光
ドラム1表面との間の距離を40μm程度の距離に設定
している。画像形成時には帯電板20の電極部に、直流
1600Vの電圧を印加することで、現像部位置での約
600Vの感光ドラム1の暗部電位を得ている。一方、
画像形成と画像形成の間のタイミングで、帯電板20の
表面に付着した、クリーニング装置からのすり抜けたト
ナーや紙粉を感光ドラム1方向へ戻すために、直流のマ
イナス600Vを印加している。 〈実姉例3〉図5に、実姉例3を示す。本実施例では、
電荷供給部材として転写ローラ6を使用している。
【0023】同図に示す転写ローラ6は、直径20mm
厚さ1.5mmのステンレス製の中空芯金61上に、1
0μm程度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的
にメッキすることにより、表面に約10〜15μmのT
FE(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体
層62を形成したものである。表層のメッキ方法はフッ
素系界面活性剤を用いて平均粒径5μm程度のTFEオ
リゴマーをスルファンミン酸液中に分散し、陽極をニッ
ケル電極、陰極を上述の中空芯金61にして電気メッキ
を行う。本実施例の複合体層62の体積抵抗率は100
V印加で109〜1010Ω・cm程度であり、実施例1の
帯電ローラ2よりも高い抵抗率を有している。複合体層
62表面のフッ素原子濃度は約50%で、純水との接触
角は160度前後である。転写ローラ6は長手方向非通
紙部両端にあるスペーサ(不図示)を感光ドラム1表面
に突き当てることで、感光ドラム1との距離を80μm
程度に設定している。また、転写材Pの厚さが厚い場
合、その厚さに応じて転写ローラ6と感光ドラム1との
間の距離が開くように、転写ローラ6の加圧を、実質の
総圧が0.5N程度にあるようにばねで加圧している。
また、複合体層62の体積抵抗値を変化させて転写特
性、画像評価を行ったところ、印加電圧100Vの体積
抵抗率が104 Ω・cm以上1013Ω・cm以下、さらに好
ましくは106 Ω・cm以上1012Ω・cm以下で良好な画
像が得られた。
厚さ1.5mmのステンレス製の中空芯金61上に、1
0μm程度のニッケルメッキを施した後、さらに電気的
にメッキすることにより、表面に約10〜15μmのT
FE(テトラフルオルエチレン)オリゴマーとの複合体
層62を形成したものである。表層のメッキ方法はフッ
素系界面活性剤を用いて平均粒径5μm程度のTFEオ
リゴマーをスルファンミン酸液中に分散し、陽極をニッ
ケル電極、陰極を上述の中空芯金61にして電気メッキ
を行う。本実施例の複合体層62の体積抵抗率は100
V印加で109〜1010Ω・cm程度であり、実施例1の
帯電ローラ2よりも高い抵抗率を有している。複合体層
62表面のフッ素原子濃度は約50%で、純水との接触
角は160度前後である。転写ローラ6は長手方向非通
紙部両端にあるスペーサ(不図示)を感光ドラム1表面
に突き当てることで、感光ドラム1との距離を80μm
程度に設定している。また、転写材Pの厚さが厚い場
合、その厚さに応じて転写ローラ6と感光ドラム1との
間の距離が開くように、転写ローラ6の加圧を、実質の
総圧が0.5N程度にあるようにばねで加圧している。
また、複合体層62の体積抵抗値を変化させて転写特
性、画像評価を行ったところ、印加電圧100Vの体積
抵抗率が104 Ω・cm以上1013Ω・cm以下、さらに好
ましくは106 Ω・cm以上1012Ω・cm以下で良好な画
像が得られた。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電荷供給装置において、フッ化粒子および金属を含む複
合体層のうちの少なくとも像担持体表面に対向する部分
を、純水に対する接触角が23℃において130度以上
になるように設定することにより、長期使用において
も、耐摩耗性および離型性を良好に維持することができ
るので、長期にわたって、安定した画像を得ることがで
きる。
電荷供給装置において、フッ化粒子および金属を含む複
合体層のうちの少なくとも像担持体表面に対向する部分
を、純水に対する接触角が23℃において130度以上
になるように設定することにより、長期使用において
も、耐摩耗性および離型性を良好に維持することができ
るので、長期にわたって、安定した画像を得ることがで
きる。
【図1】実施例1の帯電ローラを装着した画像形成装置
の概略構成図。
の概略構成図。
【図2】実施例1の帯電ローラの構成を示す拡大縦断面
図。
図。
【図3】帯電ローラの接触角と耐久回転数の関係を示す
図。
図。
【図4】実施例2の帯電板の構成を示す拡大縦断面図。
【図5】実施例3の転写ローラの構成を示す拡大縦断面
図。
図。
1 像担持体(感光ドラム) 2 電荷供給部材(帯電ローラ) 3 画像露光 4 現像装置 6 電荷供給部材(転写ローラ) 7 クリーニング装置 10 定着装置 20 電荷供給部材(帯電板) 21 中空芯金、基板 22 複合体層 23 帯電ローラクリーニング部材 61 中空芯金 62 複合体層 P 転写材 T トナー
Claims (3)
- 【請求項1】 フッ化物粒子および金属を含む複合体層
と、該複合体層によって被覆された導電性基体とにより
構成された電荷供給部材を有し、該電荷供給部材に電圧
を印加することにより像担持体に電荷を供給する電荷供
給装置において、 前記複合体層のうちの少なくとも前記像担持体表面に対
向する部分は、純水に対する接触角が23℃において1
30度以上に設定されている、 ことを特徴とする電荷供給装置。 - 【請求項2】 テトラフルオルエチレン粒子および金属
を含む複合体層と、該複合体層によって被覆された導電
性基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該電荷
供給部材に電圧を印加することにより像担持体に電荷を
供給する電荷供給装置において、 前記複合体層のうちの少なくとも前記像担持体表面に対
向する部分は、純水に対する接触角が23℃において1
30度以上に設定されるとともに、前記印加電100V
の体積抵抗率が104 Ω・cm以上1013Ω・cm以下に設
定されている、 ことを特徴とする電荷供給装置。 - 【請求項3】 テトラフルオルエチレン粒子および金属
を含む複合体層と、該複合体層によって被覆された導電
性基体とにより構成された電荷供給部材を有し、該電荷
供給部材に電圧を印加することにより像担持体に電荷を
供給する電荷供給装置において、 前記複合体層のうちの少なくとも前記像担持体表面に対
向する部分は、純水に対する接触角が23℃において1
40度以上に設定されるとともに、前記印加電100V
の体積抵抗率が106 Ω・cm以上1012Ω・cm以下に設
定されている、 ことを特徴とする電荷供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234370A JPH0876557A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 電荷供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234370A JPH0876557A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 電荷供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0876557A true JPH0876557A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16969950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234370A Pending JPH0876557A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 電荷供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0876557A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE39517E1 (en) | 1998-02-25 | 2007-03-13 | Oki Data Corporation | Electrophotographic imaging apparatus and toner |
| JP2016085237A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-19 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
-
1994
- 1994-09-02 JP JP6234370A patent/JPH0876557A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE39517E1 (en) | 1998-02-25 | 2007-03-13 | Oki Data Corporation | Electrophotographic imaging apparatus and toner |
| JP2016085237A (ja) * | 2014-10-22 | 2016-05-19 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
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