JPH0876676A - プラント模擬装置 - Google Patents
プラント模擬装置Info
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- JPH0876676A JPH0876676A JP21233694A JP21233694A JPH0876676A JP H0876676 A JPH0876676 A JP H0876676A JP 21233694 A JP21233694 A JP 21233694A JP 21233694 A JP21233694 A JP 21233694A JP H0876676 A JPH0876676 A JP H0876676A
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- noise
- plant
- fluctuation
- pulse
- pattern
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】物理モデルに従いプラントの動特性を演算する
部分,揺らぎやノイズを生成する部分,プラントの動特
性演算量と揺らぎおよびノイズのデータからを模擬測定
データを合成する部分、そして被試験自動化制御装置と
の入出力を行う部分で構成されている。揺らぎやノイズ
のパタンを発生するノイズ生成装置10では、ノイズ出
力制御装置11から出力すべきノイズを乗せる物理量の
種類がノイズパタン選択装置9へ指示される。指示を受
けたノイズ選択装置9は、記憶装置からノイズや揺らぎ
のパタンと測定される物理量との対応関係および揺らぎ
やノイズのデータを読み込み、ノイズ出力制御装置11
を介して模擬測定データ生成装置14内の所定位置へ転
送する。 【効果】各機器系統及びその動作に直接対応した精密な
ノイズの模擬が行え、自動化制御アルゴリズムの検証が
プラント模擬装置上で可能となる。
部分,揺らぎやノイズを生成する部分,プラントの動特
性演算量と揺らぎおよびノイズのデータからを模擬測定
データを合成する部分、そして被試験自動化制御装置と
の入出力を行う部分で構成されている。揺らぎやノイズ
のパタンを発生するノイズ生成装置10では、ノイズ出
力制御装置11から出力すべきノイズを乗せる物理量の
種類がノイズパタン選択装置9へ指示される。指示を受
けたノイズ選択装置9は、記憶装置からノイズや揺らぎ
のパタンと測定される物理量との対応関係および揺らぎ
やノイズのデータを読み込み、ノイズ出力制御装置11
を介して模擬測定データ生成装置14内の所定位置へ転
送する。 【効果】各機器系統及びその動作に直接対応した精密な
ノイズの模擬が行え、自動化制御アルゴリズムの検証が
プラント模擬装置上で可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御アルゴリズムの検
証用及びプラント運転員訓練用のプラント模擬装置に関
する。
証用及びプラント運転員訓練用のプラント模擬装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント全体を模擬し得るBWR
原子力発電所の運転訓練用シミュレータが開発されてい
る。このシミュレータでは操作盤等、実プラントと同様
のものを用い臨場感を持たせているほか、原子炉炉心,
タービン,発電機を実時間で模擬し、操作盤からの操作
を通じてこれらの挙動、特に起動・停止時や実際には体
験できない事故・故障時の挙動について、学習・訓練を
行う。この際、原子炉炉心の中性子束分布に関しては、
動特性演算の計算負荷が極めて大きいため、これまで一
点近似モデルや一次元中性子束モデルといった、低次元
近似モデルによる計算方法が採用されてきたほか、特開
昭61−67076 号公報に示されるように炉心内の出力分
布,ボイド分布,炉心流量分布を三次元的に再現するた
め、炉心中性子束の三次元的な動特性演算のみを専用の
大型汎用コンピュータに行わせ、ミニコンピュータ上で
行う一次元中性子モデルによる動特性演算を補足するプ
ラント模擬装置が考案されている。また、物理モデルに
より計算された動特性演算量にノイズを加える例は、特
公平5−82592号公報に示されるように、模擬プロセス信
号を入力とし、この信号の振幅に応じて、この信号への
ノイズの振幅を調節し模擬プロセス信号へ重ねる機能を
持つノイズ発生装置を用いた方法が知られている。
原子力発電所の運転訓練用シミュレータが開発されてい
る。このシミュレータでは操作盤等、実プラントと同様
のものを用い臨場感を持たせているほか、原子炉炉心,
タービン,発電機を実時間で模擬し、操作盤からの操作
を通じてこれらの挙動、特に起動・停止時や実際には体
験できない事故・故障時の挙動について、学習・訓練を
行う。この際、原子炉炉心の中性子束分布に関しては、
動特性演算の計算負荷が極めて大きいため、これまで一
点近似モデルや一次元中性子束モデルといった、低次元
近似モデルによる計算方法が採用されてきたほか、特開
昭61−67076 号公報に示されるように炉心内の出力分
布,ボイド分布,炉心流量分布を三次元的に再現するた
め、炉心中性子束の三次元的な動特性演算のみを専用の
大型汎用コンピュータに行わせ、ミニコンピュータ上で
行う一次元中性子モデルによる動特性演算を補足するプ
ラント模擬装置が考案されている。また、物理モデルに
より計算された動特性演算量にノイズを加える例は、特
公平5−82592号公報に示されるように、模擬プロセス信
号を入力とし、この信号の振幅に応じて、この信号への
ノイズの振幅を調節し模擬プロセス信号へ重ねる機能を
持つノイズ発生装置を用いた方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実機プラント
から運転中に得られる測定データ上の揺らぎおよびノイ
ズは各々の測定機器,測定する物理量,制御機器の動作
等に結び付いた特徴を有しており、まったく乱雑に発生
しているものとは異なる。図16は揺らぎおよびノイズ
を含んだ信号の一例である。一見してまったく乱雑な信
号に見えるにもかかわらず、周波数領域で解析すること
により、完全に乱雑な信号とは異なる規則性が存在して
いることが分かる。図17は測定データ上の揺らぎおよ
びノイズの周波数特性を示す例であるが、良く知られ
た、いわゆる1/f揺らぎが支配的となっている。更に
この他にも、周期的な運動を行うモータやポンプ、ある
いは交流周波数に起因するような、卓越周波数成分とし
て現われるノイズの存在も当然考えられる。これらの特
徴は図16の例のように人間には識別困難でさえあるに
もかかわらず、制御系、特に制御を自動化するためのア
ルゴリズムを考える際に深刻な問題となることがある。
から運転中に得られる測定データ上の揺らぎおよびノイ
ズは各々の測定機器,測定する物理量,制御機器の動作
等に結び付いた特徴を有しており、まったく乱雑に発生
しているものとは異なる。図16は揺らぎおよびノイズ
を含んだ信号の一例である。一見してまったく乱雑な信
号に見えるにもかかわらず、周波数領域で解析すること
により、完全に乱雑な信号とは異なる規則性が存在して
いることが分かる。図17は測定データ上の揺らぎおよ
びノイズの周波数特性を示す例であるが、良く知られ
た、いわゆる1/f揺らぎが支配的となっている。更に
この他にも、周期的な運動を行うモータやポンプ、ある
いは交流周波数に起因するような、卓越周波数成分とし
て現われるノイズの存在も当然考えられる。これらの特
徴は図16の例のように人間には識別困難でさえあるに
もかかわらず、制御系、特に制御を自動化するためのア
ルゴリズムを考える際に深刻な問題となることがある。
【0004】例えば、原子炉起動時制御棒引き抜きの制
御を自動化する場合、炉心中性子束の時間的な変化の指
標であるピリオドを用いて制御することが考えられる
が、このピリオドを算出する際、普通、一時遅れフィル
タを用いて高周波の振動成分を取り除いてやる方法がと
られている。この場合、なるべく大きな時定数を持つフ
ィルタを用いれば、その分より低周波側まで振動成分を
除去できるが、一方で応答が遅れてしまい細かい制御が
できなくなるという問題が生じる。即ち、制御の対象と
なる信号上の揺らぎやノイズの周波数特性を充分考慮し
た上で、フィルタの時定数を最適化することが重要な課
題となる。
御を自動化する場合、炉心中性子束の時間的な変化の指
標であるピリオドを用いて制御することが考えられる
が、このピリオドを算出する際、普通、一時遅れフィル
タを用いて高周波の振動成分を取り除いてやる方法がと
られている。この場合、なるべく大きな時定数を持つフ
ィルタを用いれば、その分より低周波側まで振動成分を
除去できるが、一方で応答が遅れてしまい細かい制御が
できなくなるという問題が生じる。即ち、制御の対象と
なる信号上の揺らぎやノイズの周波数特性を充分考慮し
た上で、フィルタの時定数を最適化することが重要な課
題となる。
【0005】さらに図15には機器動作によって、ある
いは電気的に生じた鋭いピークが存在するが、こうした
制御系にとって意味のないノイズを回避することは制御
アルゴリズムにとって重要な課題である。
いは電気的に生じた鋭いピークが存在するが、こうした
制御系にとって意味のないノイズを回避することは制御
アルゴリズムにとって重要な課題である。
【0006】近年、こうした自動化制御の研究・開発が
進み、制御を自動化するためのアルゴリズム検証用とし
て物理量の揺らぎや測定時のノイズまで含め、より現実
的な応答をするプラント模擬装置へのニーズが高まって
いる。また、制御を自動化するためのアルゴリズムを検
証する試験では模擬測定データ上の揺らぎやノイズの特
性を自由に指定でき、かつ容易に変更できる機能が重要
となる。他方、主に運転員訓練用として開発された従来
のプラント模擬装置では、揺らぎやノイズの特性までは
考慮されていない。以上の観点から、従来プラント模擬
装置では、揺らぎやノイズの模擬が現実的ではなく、ま
た検証試験のための機能が無いため、制御アルゴリズム
の最終的な検証を実時間で作動するプラント模擬装置上
で行うことができなかった。
進み、制御を自動化するためのアルゴリズム検証用とし
て物理量の揺らぎや測定時のノイズまで含め、より現実
的な応答をするプラント模擬装置へのニーズが高まって
いる。また、制御を自動化するためのアルゴリズムを検
証する試験では模擬測定データ上の揺らぎやノイズの特
性を自由に指定でき、かつ容易に変更できる機能が重要
となる。他方、主に運転員訓練用として開発された従来
のプラント模擬装置では、揺らぎやノイズの特性までは
考慮されていない。以上の観点から、従来プラント模擬
装置では、揺らぎやノイズの模擬が現実的ではなく、ま
た検証試験のための機能が無いため、制御アルゴリズム
の最終的な検証を実時間で作動するプラント模擬装置上
で行うことができなかった。
【0007】本発明の目的は、精密なノイズの模擬を実
現し、制御アルゴリズム検証用としての機能を果たしう
る、より実機に近いプラント模擬装置を提供することに
ある。
現し、制御アルゴリズム検証用としての機能を果たしう
る、より実機に近いプラント模擬装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第一手段は各種の測定データに付加すべき種々の揺
らぎおよびノイズのパタンと、種々の揺らぎおよびノイ
ズのパタンと測定される物理量の対応を格納しておくた
めの記憶装置,格納されたパタンと物理量の対応表を入
力・編集する装置,複数格納してある対応表から一つを
指定する手段,ノイズパタンと物理量の対応情報を基に
必要なパタンを記憶装置より選択する装置から成るノイ
ズ生成装置と、ノイズ生成装置から出力されるノイズパ
タンをいつ、どの物理量へ送るのかを制御する装置とを
プラント模擬装置に設置し、予め準備したパタンを持つ
揺らぎおよびノイズを指定された動特性演算量へ模擬測
定データ生成装置で付加する構成とすることである。
め、第一手段は各種の測定データに付加すべき種々の揺
らぎおよびノイズのパタンと、種々の揺らぎおよびノイ
ズのパタンと測定される物理量の対応を格納しておくた
めの記憶装置,格納されたパタンと物理量の対応表を入
力・編集する装置,複数格納してある対応表から一つを
指定する手段,ノイズパタンと物理量の対応情報を基に
必要なパタンを記憶装置より選択する装置から成るノイ
ズ生成装置と、ノイズ生成装置から出力されるノイズパ
タンをいつ、どの物理量へ送るのかを制御する装置とを
プラント模擬装置に設置し、予め準備したパタンを持つ
揺らぎおよびノイズを指定された動特性演算量へ模擬測
定データ生成装置で付加する構成とすることである。
【0009】第二手段は、第一手段において揺らぎおよ
びノイズのパタンを記憶する装置に代えて、種々の機器
およびその動作に応じたノイズあるいは揺らぎの周波数
特性データを記憶する装置,各周波数成分に対する位相
を設定する手段,周波数特性データおよび位相データを
用いてフーリエ級数の形で揺らぎおよびノイズを生成す
る装置から成るノイズパタン発生装置を用い、入力とし
て周波数特性データを用いる構成としたことである。
びノイズのパタンを記憶する装置に代えて、種々の機器
およびその動作に応じたノイズあるいは揺らぎの周波数
特性データを記憶する装置,各周波数成分に対する位相
を設定する手段,周波数特性データおよび位相データを
用いてフーリエ級数の形で揺らぎおよびノイズを生成す
る装置から成るノイズパタン発生装置を用い、入力とし
て周波数特性データを用いる構成としたことである。
【0010】第三手段は、第一手段においてノイズ生成
装置を電源,抵抗体,検流計あるいは検圧計により構成
することである。
装置を電源,抵抗体,検流計あるいは検圧計により構成
することである。
【0011】第四手段は、第一手段においてノイズ生成
装置を生成すべき揺らぎおよびノイズのパタンに応じて
複数個設置した構成とすることである。
装置を生成すべき揺らぎおよびノイズのパタンに応じて
複数個設置した構成とすることである。
【0012】第五手段は、パルスの生じる時間間隔を指
定する手段と、種々のパルス波形,絶対値,時間幅,記
憶する装置と、前記四つの情報を入力する手段と、入力
に応じたパルスを記憶装置より呼出したパルス波形より
生成し、指定時刻に第一手段で示した模擬測定データ生
成装置へ出力するパルス出力制御装置とから成るパルス
発生装置を模擬測定データ生成装置へ付加した構成とす
ることである。
定する手段と、種々のパルス波形,絶対値,時間幅,記
憶する装置と、前記四つの情報を入力する手段と、入力
に応じたパルスを記憶装置より呼出したパルス波形より
生成し、指定時刻に第一手段で示した模擬測定データ生
成装置へ出力するパルス出力制御装置とから成るパルス
発生装置を模擬測定データ生成装置へ付加した構成とす
ることである。
【0013】第六手段は、第一手段の構成に、制御機器
動作の情報および予め記憶装置上に準備した機器動作と
ノイズの対応表をもとに、記憶装置上の揺らぎおよびノ
イズのパタンと測定される物理量の対応関係情報を切り
替える、あるいは第五手段のパルス発生装置の時刻指定
手段へパルスの発生を伝える機器動作連動装置を付加
し、機器動作およびその操作信号と、揺らぎおよびノイ
ズのパタンの切り替え、あるいはパルスの発生とを、自
動的に同期化する構成とすることである。
動作の情報および予め記憶装置上に準備した機器動作と
ノイズの対応表をもとに、記憶装置上の揺らぎおよびノ
イズのパタンと測定される物理量の対応関係情報を切り
替える、あるいは第五手段のパルス発生装置の時刻指定
手段へパルスの発生を伝える機器動作連動装置を付加
し、機器動作およびその操作信号と、揺らぎおよびノイ
ズのパタンの切り替え、あるいはパルスの発生とを、自
動的に同期化する構成とすることである。
【0014】
【作用】第一の手段によれば、予め準備すべき各種の測
定データに付加する種々の揺らぎやノイズのパタンと、
種々の揺らぎおよびノイズのパタンと測定される物理量
の対応を実機データや試験結果などから取得し記憶装置
に記憶させておくと、この情報を基に予め取得した揺ら
ぎおよびノイズのパタン、即ち、実機あるいは試験結果
と同一のパタンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ模擬
測定データが得られ、実機データ上の時間的変動の特徴
を損なうことなく再現できる。また、この構成でパタン
と物理量の対応表を選択する手段を通じて、ノイズの特
性が異なる模擬測定データへ瞬時に切り替えることがで
きる。即ち、制御を自動化するためのアルゴリズムを検
証する際に、ノイズの種類を変えて複数の試験を行うこ
とで信頼性を評価することができる。
定データに付加する種々の揺らぎやノイズのパタンと、
種々の揺らぎおよびノイズのパタンと測定される物理量
の対応を実機データや試験結果などから取得し記憶装置
に記憶させておくと、この情報を基に予め取得した揺ら
ぎおよびノイズのパタン、即ち、実機あるいは試験結果
と同一のパタンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ模擬
測定データが得られ、実機データ上の時間的変動の特徴
を損なうことなく再現できる。また、この構成でパタン
と物理量の対応表を選択する手段を通じて、ノイズの特
性が異なる模擬測定データへ瞬時に切り替えることがで
きる。即ち、制御を自動化するためのアルゴリズムを検
証する際に、ノイズの種類を変えて複数の試験を行うこ
とで信頼性を評価することができる。
【0015】また第二の手段によれば、実時間のデータ
に換えて、予め準備した周波数特性のデータを入力とす
ることができる。即ち、実機データや試験結果のような
データが予め準備できない場合にも、理論的にもっとも
らしい揺らぎやノイズを周波数特性の形で入力すること
で、指定したパタンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ
模擬測定データが得られる。
に換えて、予め準備した周波数特性のデータを入力とす
ることができる。即ち、実機データや試験結果のような
データが予め準備できない場合にも、理論的にもっとも
らしい揺らぎやノイズを周波数特性の形で入力すること
で、指定したパタンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ
模擬測定データが得られる。
【0016】第三手段によると、電源により抵抗体を流
れる電流または端子電圧を測定し、この値から既知の理
論値を差し引いたものを揺らぎのパタンとして出力させ
ることで、特に多くの測定データに一般的に見られる1
/fノイズをハード的に瞬時に得ることができる。
れる電流または端子電圧を測定し、この値から既知の理
論値を差し引いたものを揺らぎのパタンとして出力させ
ることで、特に多くの測定データに一般的に見られる1
/fノイズをハード的に瞬時に得ることができる。
【0017】第四手段によれば、第一手段で示した実時
間のデータ、第二手段で示した周波数特性データ、更に
は、抵抗体中をながれる電流に生じる揺らぎを利用する
等の複数の入力方式を揺らぎやノイズのパタンに応じて
設定しておけば、ノイズ出力制御装置が各測定データに
応じたノイズ生成装置を選択出力することで指定したパ
タンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ模擬測定データ
が効率的に得られる。第五手段によれば、パルス波形,
絶対値,時間幅、およびパルスの生じる時刻を実機デー
タや入力者の任意の指定にしたがって入力することで、
指定されたパルスがパルス出力制御装置より指定時間内
に出力され、模擬測定データに付加される。
間のデータ、第二手段で示した周波数特性データ、更に
は、抵抗体中をながれる電流に生じる揺らぎを利用する
等の複数の入力方式を揺らぎやノイズのパタンに応じて
設定しておけば、ノイズ出力制御装置が各測定データに
応じたノイズ生成装置を選択出力することで指定したパ
タンを持つ揺らぎおよびノイズを含んだ模擬測定データ
が効率的に得られる。第五手段によれば、パルス波形,
絶対値,時間幅、およびパルスの生じる時刻を実機デー
タや入力者の任意の指定にしたがって入力することで、
指定されたパルスがパルス出力制御装置より指定時間内
に出力され、模擬測定データに付加される。
【0018】また第六手段によれば、実機プラントの測
定データにおいて、特定のノイズが特定の機器動作やそ
の操作の結果生じていることが予め分かっている場合、
このノイズを機器動作と連動させて生じさせることで、
実機同様のタイミングでノイズの生成を行うことができ
る。
定データにおいて、特定のノイズが特定の機器動作やそ
の操作の結果生じていることが予め分かっている場合、
このノイズを機器動作と連動させて生じさせることで、
実機同様のタイミングでノイズの生成を行うことができ
る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0020】図1は本発明の第一手段を用いたノイズ生
成装置を有する自動化制御機器の機能検証用プラント模
擬装置の実施例である。本装置は大きく分類して四つの
部分から成る。即ち、物理モデルに従いプラントの動特
性を演算する部分、揺らぎやノイズを生成する部分、プ
ラントの動特性演算量と揺らぎおよびノイズのパタンか
ら模擬測定データを合成する部分、そして被試験自動化
制御装置との入出力を行う部分である。
成装置を有する自動化制御機器の機能検証用プラント模
擬装置の実施例である。本装置は大きく分類して四つの
部分から成る。即ち、物理モデルに従いプラントの動特
性を演算する部分、揺らぎやノイズを生成する部分、プ
ラントの動特性演算量と揺らぎおよびノイズのパタンか
ら模擬測定データを合成する部分、そして被試験自動化
制御装置との入出力を行う部分である。
【0021】プラント動特性を演算する部分は、制御機
器動作模擬装置1,プラント動特性演算装置2、および
プラント状態記憶装置3および入力装置4からなり、プ
ラントモデルおよび物理モデルを基にノイズ等をまった
く含まない理論的なプラント動特性を演算する。本発明
の核心部であるノイズを生成する部分は、ノイズ−物理
量対応表記憶装置5,磁気記憶媒体読み取り装置6,対
応表編集用端末装置7,手動スイッチ8,ノイズパタン
記憶装置9,磁気記憶媒体読み取り装置10,パタン編
集用端末11,ノイズ選択装置12からなるノイズ生成
装置13と、ノイズ出力制御装置14からなりプラント
動特性に付加すべき揺らぎやノイズのパタンを、揺らぎ
やノイズの特性まで任意に指定でき、かつ、切り替え容
易な構成になっている。また、プラント動特性とノイズ
パタンとを用いた模擬測定データの合成は、図2に詳細
を示す模擬測定データ合成装置で行う。
器動作模擬装置1,プラント動特性演算装置2、および
プラント状態記憶装置3および入力装置4からなり、プ
ラントモデルおよび物理モデルを基にノイズ等をまった
く含まない理論的なプラント動特性を演算する。本発明
の核心部であるノイズを生成する部分は、ノイズ−物理
量対応表記憶装置5,磁気記憶媒体読み取り装置6,対
応表編集用端末装置7,手動スイッチ8,ノイズパタン
記憶装置9,磁気記憶媒体読み取り装置10,パタン編
集用端末11,ノイズ選択装置12からなるノイズ生成
装置13と、ノイズ出力制御装置14からなりプラント
動特性に付加すべき揺らぎやノイズのパタンを、揺らぎ
やノイズの特性まで任意に指定でき、かつ、切り替え容
易な構成になっている。また、プラント動特性とノイズ
パタンとを用いた模擬測定データの合成は、図2に詳細
を示す模擬測定データ合成装置で行う。
【0022】まず、利用者はプラント状態記憶装置3へ
試験開始時のプラント初期状態を入力装置4を介して入
力しておく。入力装置4は、入力および編集機能を有す
る端末や、これを磁気記憶媒体読み取り装置と組み合わ
せたものを使用する。プラント初期状態の編集機能は、
一部分のみ条件を変更した試験を繰返し行う自動化制御
装置の機能検証で必要となる機能である。また、プラン
ト状態記憶装置3とは別に初期設定を予め読み取り専用
記憶媒体に記憶させておく方法も考えられる。また利用
者は、揺らぎおよびノイズの時間変動データを予め実機
データ等から一定時間分準備しておき、ノイズパタン記
憶装置9へ磁気記憶媒体読み取り装置10を介して格納
しておくとともに、揺らぎおよびノイズのパタンと測定
される物理量の対応関係をノイズ物理量対応表記憶装置
5へ磁気記憶媒体読み取り装置6を介して格納しておく
必要がある。
試験開始時のプラント初期状態を入力装置4を介して入
力しておく。入力装置4は、入力および編集機能を有す
る端末や、これを磁気記憶媒体読み取り装置と組み合わ
せたものを使用する。プラント初期状態の編集機能は、
一部分のみ条件を変更した試験を繰返し行う自動化制御
装置の機能検証で必要となる機能である。また、プラン
ト状態記憶装置3とは別に初期設定を予め読み取り専用
記憶媒体に記憶させておく方法も考えられる。また利用
者は、揺らぎおよびノイズの時間変動データを予め実機
データ等から一定時間分準備しておき、ノイズパタン記
憶装置9へ磁気記憶媒体読み取り装置10を介して格納
しておくとともに、揺らぎおよびノイズのパタンと測定
される物理量の対応関係をノイズ物理量対応表記憶装置
5へ磁気記憶媒体読み取り装置6を介して格納しておく
必要がある。
【0023】起動開始したプラント模擬装置に対し、被
試験自動化制御装置から、制御信号入力装置16を介し
て、プラントが予定したとうり運転されるよう種々の制
御信号が制御機器動作模擬装置1へ入力される。制御機
器動作模擬装置1では、入力された制御信号から制御機
器の動作を演算し、プラントの動特性を計算するために
必要な量をプラント動特性演算装置2へ渡す。プラント
動特性演算装置2では、内蔵された動特性モデルに従
い、各種の動特性演算量の計算を行い、これを模擬測定
データ生成装置15へ出力する。この時、例えばBWR
原子力発電プラントを模擬する場合の炉心三次元中性子
束分布のように、多大な計算時間を要する物理量に関し
ては並列計算機を用い、処理を分割して演算速度を高め
ることにより実時間での出力を実現する。他方、模擬測
定データへのせるための揺らぎやノイズのパタンを発生
するノイズ生成装置13では、ノイズ出力制御装置14
から出力すべきノイズを乗せる物理量の種類がノイズ選
択装置12へ指示される。指示を受けたノイズ選択装置
12は、ノイズや揺らぎのパタンと測定される物理量と
の対応関係をノイズ−物理量対応表記憶装置5から読み
込む。次にこの情報をもとに、指定された揺らぎやノイ
ズの一定時間分のデータをノイズパタン記憶装置9から
読み込む。試験実施者は、磁気記憶媒体読み取り装置1
0を介してノイズのパタンを予めノイズパタン記憶装置
9へ格納しておく。パタンは、パタン編集用端末11に
よって編集することも可能である。この機能は試験の経
過を見ながら、僅かに異なったノイズ特性に対する試験
を実施するためのものである。ノイズ生成装置13内の
ノイズ選択装置12より、揺らぎおよびノイズのパタン
を受け取ったノイズ出力制御装置14は、これを模擬測
定データ生成装置15内の所定位置へ転送する。この
時、パタンデータは有限時間分しか保持しておけないの
で出力命令は一定時間間隔で繰返し行う。また、データ
は全てを一度に纏めて送る方式のほか、一データずつ転
送する方式も考えられる。記憶させるべきパタンは、予
め実機データより各測定機器毎に一定時間長さのもの取
得しておき、特定の番地に記憶させるか、あるいはラベ
ルを付けて入力しておけば良い。但しこの時、各々のノ
イズがどの測定データに対応するのかをノイズ−物理量
対応表記憶装置5に入力しておく必要がある。ノイズ−
物理量対応表ははじめに複数個記憶させておけば、手動
スイッチ8で切り替えることによって、異なるノイズ特
性を持つ模擬測定データを用いた試験が連続的に行え
る。また対応表編集用端末装置7により、試験結果をふ
まえて、対応表をその場で書き替えることも可能であ
る。動特性演算量と揺らぎやノイズのパタンは、模擬測
定データ生成装置15で合成され、模擬測定データと成
って出力装置17から出力される。
試験自動化制御装置から、制御信号入力装置16を介し
て、プラントが予定したとうり運転されるよう種々の制
御信号が制御機器動作模擬装置1へ入力される。制御機
器動作模擬装置1では、入力された制御信号から制御機
器の動作を演算し、プラントの動特性を計算するために
必要な量をプラント動特性演算装置2へ渡す。プラント
動特性演算装置2では、内蔵された動特性モデルに従
い、各種の動特性演算量の計算を行い、これを模擬測定
データ生成装置15へ出力する。この時、例えばBWR
原子力発電プラントを模擬する場合の炉心三次元中性子
束分布のように、多大な計算時間を要する物理量に関し
ては並列計算機を用い、処理を分割して演算速度を高め
ることにより実時間での出力を実現する。他方、模擬測
定データへのせるための揺らぎやノイズのパタンを発生
するノイズ生成装置13では、ノイズ出力制御装置14
から出力すべきノイズを乗せる物理量の種類がノイズ選
択装置12へ指示される。指示を受けたノイズ選択装置
12は、ノイズや揺らぎのパタンと測定される物理量と
の対応関係をノイズ−物理量対応表記憶装置5から読み
込む。次にこの情報をもとに、指定された揺らぎやノイ
ズの一定時間分のデータをノイズパタン記憶装置9から
読み込む。試験実施者は、磁気記憶媒体読み取り装置1
0を介してノイズのパタンを予めノイズパタン記憶装置
9へ格納しておく。パタンは、パタン編集用端末11に
よって編集することも可能である。この機能は試験の経
過を見ながら、僅かに異なったノイズ特性に対する試験
を実施するためのものである。ノイズ生成装置13内の
ノイズ選択装置12より、揺らぎおよびノイズのパタン
を受け取ったノイズ出力制御装置14は、これを模擬測
定データ生成装置15内の所定位置へ転送する。この
時、パタンデータは有限時間分しか保持しておけないの
で出力命令は一定時間間隔で繰返し行う。また、データ
は全てを一度に纏めて送る方式のほか、一データずつ転
送する方式も考えられる。記憶させるべきパタンは、予
め実機データより各測定機器毎に一定時間長さのもの取
得しておき、特定の番地に記憶させるか、あるいはラベ
ルを付けて入力しておけば良い。但しこの時、各々のノ
イズがどの測定データに対応するのかをノイズ−物理量
対応表記憶装置5に入力しておく必要がある。ノイズ−
物理量対応表ははじめに複数個記憶させておけば、手動
スイッチ8で切り替えることによって、異なるノイズ特
性を持つ模擬測定データを用いた試験が連続的に行え
る。また対応表編集用端末装置7により、試験結果をふ
まえて、対応表をその場で書き替えることも可能であ
る。動特性演算量と揺らぎやノイズのパタンは、模擬測
定データ生成装置15で合成され、模擬測定データと成
って出力装置17から出力される。
【0024】図2は模擬測定データ生成装置15の詳細
を表わしたものである。模擬測定データ生成装置15
は、プラント動特性データ、揺らぎおよびノイズのパタ
ンの一時格納装置18,19,ノイズの振幅割合を与え
る基本測定データ生成装置20および振幅割合を指定す
るための記憶装置21と入力装置22,乗算回路23,
そして模擬測定データが実時間で出力されるよう全体の
動きを制御する出力制御回路24からなる。まず、出力
制御回路24により模擬測定データの出力が要求される
と、基本測定データ生成装置19は、それ以前にノイズ
出力制御装置14から出力され、一時格納装置19の所
定位置に時間順に格納されたデータのうち時間的に最も
古いものに対応するデータを読み込む。基本測定データ
生成装置20では、各測定データi毎にy=1+a
(i)・xに従って、揺らぎおよびノイズのデータ値x
を基本測定データyへ変換する。この際a(i)は各測
定データごとに記憶装置21に入力する方式とする。ま
た、制御を自動化するためのアルゴリズムの信頼性を評
価するには、第一手段で実現するノイズ特性の変更・切
り替えに加え、ノイズの振幅を検証試験実施者が指定で
き、かつ、容易に変更可能であることが不可欠である。
あるいは、図3のダイヤル式振幅調節機25を用いた例
のように、運転中であっても利用者が要求する振幅に連
続的に変更できる構成が考えられる。基本測定データy
は乗算回路23へ出力され、プラント動特性演算装置2
からの動特性演算量との積がとられる。乗算回路23
は、この積を模擬測定データとして出力装置17へ出力
する。また、この時、出力制御回路24の出力要求を実
時間に合わせたもののみではなく、図4に示すように、
実時間の1/2、あるいは2倍の間隔に設定できるよう
切り替えスイッチ23を設けた構成も考えられる。とく
に1/2にする機能は、試験時間の短縮が行え便利であ
る。この出力する時刻を設定する機能は、プラント動特
性演算装置2あるいはノイズ出力制御装置14の一方、
または双方に持たせて出力制御回路24を省いても良
い。図5は、ノイズ出力制御装置14に出力時刻を設定
する機能を持たせた例である。この場合、ノイズ出力制
御装置14側の一時格納記憶装置19は不要になる。ノ
イズ出力制御装置14から正しいタイミングで出力され
た揺らぎやノイズのデータ値は、基本測定データ生成装
置20へ送られ、基本測定データyが乗算回路23へ出
力される。乗算回路23はこの信号をトリガにしてプラ
ント動特性演算量を一時格納記憶装置18より読み込
み、乗算した後出力する。
を表わしたものである。模擬測定データ生成装置15
は、プラント動特性データ、揺らぎおよびノイズのパタ
ンの一時格納装置18,19,ノイズの振幅割合を与え
る基本測定データ生成装置20および振幅割合を指定す
るための記憶装置21と入力装置22,乗算回路23,
そして模擬測定データが実時間で出力されるよう全体の
動きを制御する出力制御回路24からなる。まず、出力
制御回路24により模擬測定データの出力が要求される
と、基本測定データ生成装置19は、それ以前にノイズ
出力制御装置14から出力され、一時格納装置19の所
定位置に時間順に格納されたデータのうち時間的に最も
古いものに対応するデータを読み込む。基本測定データ
生成装置20では、各測定データi毎にy=1+a
(i)・xに従って、揺らぎおよびノイズのデータ値x
を基本測定データyへ変換する。この際a(i)は各測
定データごとに記憶装置21に入力する方式とする。ま
た、制御を自動化するためのアルゴリズムの信頼性を評
価するには、第一手段で実現するノイズ特性の変更・切
り替えに加え、ノイズの振幅を検証試験実施者が指定で
き、かつ、容易に変更可能であることが不可欠である。
あるいは、図3のダイヤル式振幅調節機25を用いた例
のように、運転中であっても利用者が要求する振幅に連
続的に変更できる構成が考えられる。基本測定データy
は乗算回路23へ出力され、プラント動特性演算装置2
からの動特性演算量との積がとられる。乗算回路23
は、この積を模擬測定データとして出力装置17へ出力
する。また、この時、出力制御回路24の出力要求を実
時間に合わせたもののみではなく、図4に示すように、
実時間の1/2、あるいは2倍の間隔に設定できるよう
切り替えスイッチ23を設けた構成も考えられる。とく
に1/2にする機能は、試験時間の短縮が行え便利であ
る。この出力する時刻を設定する機能は、プラント動特
性演算装置2あるいはノイズ出力制御装置14の一方、
または双方に持たせて出力制御回路24を省いても良
い。図5は、ノイズ出力制御装置14に出力時刻を設定
する機能を持たせた例である。この場合、ノイズ出力制
御装置14側の一時格納記憶装置19は不要になる。ノ
イズ出力制御装置14から正しいタイミングで出力され
た揺らぎやノイズのデータ値は、基本測定データ生成装
置20へ送られ、基本測定データyが乗算回路23へ出
力される。乗算回路23はこの信号をトリガにしてプラ
ント動特性演算量を一時格納記憶装置18より読み込
み、乗算した後出力する。
【0025】以上の構成により、予め実機データや試験
結果から揺らぎやノイズのパタンを取得しておきノイズ
パタン記憶装置9に格納しておけば、実機同様の特性を
持った揺らぎやノイズを含んだ測定データが精密に再現
でき、かつ、これを実時間で出力することができる。さ
らに、実機データを加工した後に入力したり、振幅調節
機能を利用すれば、被試験制御機器にとって実機より過
酷な環境での試験を実施することができる。図6は入出
力装置の一例である。まず図7では、自動制御装置へ接
続するための自動制御装置用入力端子17aと自動化制
御装置用出力端子17bを備えている。利用者は、この
端子へ被試験制御装置を接続し、プラント模擬装置から
の模擬測定データをもとに、プラントが予定した挙動を
とるよう制御信号を入力することを繰返し、実機同様に
実時間で動作するプラントを制御する試験を行える。ま
た図8では、入出力端子として運転員訓練用模擬制御盤
17cを設置してあり、本来制御装置の機能検証用であ
る本プラント模擬装置を、より現実的な運転員訓練用プ
ラント模擬装置として使用できる構成となっている。更
に、図9に示すように磁気記憶装置17dを接続して、
プラントの状態や被試験制御装置の応答等を記録してお
く機能を持たせることができる。またこの時、前回試験
の最終状態を記録しておけば、これを次回試験の初期状
態として用いることにより、試験の一時中断機能として
使用することができる。磁気記憶装置17dに編集用の
端末装置を接続する構成とすれば、一部分のみ条件を代
えた試験の再開等も可能となる。
結果から揺らぎやノイズのパタンを取得しておきノイズ
パタン記憶装置9に格納しておけば、実機同様の特性を
持った揺らぎやノイズを含んだ測定データが精密に再現
でき、かつ、これを実時間で出力することができる。さ
らに、実機データを加工した後に入力したり、振幅調節
機能を利用すれば、被試験制御機器にとって実機より過
酷な環境での試験を実施することができる。図6は入出
力装置の一例である。まず図7では、自動制御装置へ接
続するための自動制御装置用入力端子17aと自動化制
御装置用出力端子17bを備えている。利用者は、この
端子へ被試験制御装置を接続し、プラント模擬装置から
の模擬測定データをもとに、プラントが予定した挙動を
とるよう制御信号を入力することを繰返し、実機同様に
実時間で動作するプラントを制御する試験を行える。ま
た図8では、入出力端子として運転員訓練用模擬制御盤
17cを設置してあり、本来制御装置の機能検証用であ
る本プラント模擬装置を、より現実的な運転員訓練用プ
ラント模擬装置として使用できる構成となっている。更
に、図9に示すように磁気記憶装置17dを接続して、
プラントの状態や被試験制御装置の応答等を記録してお
く機能を持たせることができる。またこの時、前回試験
の最終状態を記録しておけば、これを次回試験の初期状
態として用いることにより、試験の一時中断機能として
使用することができる。磁気記憶装置17dに編集用の
端末装置を接続する構成とすれば、一部分のみ条件を代
えた試験の再開等も可能となる。
【0026】図1および図2では、種々の記憶装置に対
し、対応する入力装置を個別に設けたが、入力の簡便化
およびコストの削減を考慮し、これら入力装置をいくつ
かの系統ごとに纏めてしまう構成もある。例えば、ノイ
ズ−物理量対応表、揺らぎやノイズのパタンとプラント
初期状態はプラント模擬装置の起動以前に入力しておく
必要があり、この三種類の入力装置を一つに纏めると便
利である。また、コスト削減と省スペースを考慮し、記
憶装置もいくつかの系統ごとに纏めて一つの記憶装置に
置き換えることも考えられる。
し、対応する入力装置を個別に設けたが、入力の簡便化
およびコストの削減を考慮し、これら入力装置をいくつ
かの系統ごとに纏めてしまう構成もある。例えば、ノイ
ズ−物理量対応表、揺らぎやノイズのパタンとプラント
初期状態はプラント模擬装置の起動以前に入力しておく
必要があり、この三種類の入力装置を一つに纏めると便
利である。また、コスト削減と省スペースを考慮し、記
憶装置もいくつかの系統ごとに纏めて一つの記憶装置に
置き換えることも考えられる。
【0027】図9は、第二手段でノイズパタン記憶装置
9の変わりノイズパタン発生装置25を用いたノイズ生
成装置13の実施例を示したものである。図6に示した
ノイズ生成装置13は、ノイズパタン−物理量対応表記
憶装置5および磁気記憶媒体読み取り装置6,ノイズ選
択装置12に加えて、周波数データ記憶装置28および
入力装置29,位相データ記憶装置30および入力装置
31,フーリエ級数生成装置32からなるノイズパタン
発生装置27で構成される。
9の変わりノイズパタン発生装置25を用いたノイズ生
成装置13の実施例を示したものである。図6に示した
ノイズ生成装置13は、ノイズパタン−物理量対応表記
憶装置5および磁気記憶媒体読み取り装置6,ノイズ選
択装置12に加えて、周波数データ記憶装置28および
入力装置29,位相データ記憶装置30および入力装置
31,フーリエ級数生成装置32からなるノイズパタン
発生装置27で構成される。
【0028】利用者は、まず入力装置29を介して周波
数特性データ記憶装置28へ各測定データに付加すべき
周波数特性データを記憶させる。周波数特性データは、
実機データや試験結果の測定データを周波数特性データ
に変換したものを用いるほか、理論的にもっともらしい
周波数特性や機能検証に必要な任意の周波数特性を用い
ることもできる。同時に位相データ記憶装置30へ各周
波数成分の正弦波に対する位相を格納しておく。各周波
数成分に対する位相を変化させると、同じ周波数特性デ
ータを用いていてもまったく異なる信号となるため、制
御機能の信頼性を確認する試験では、複数種類の位相デ
ータで試験し得るよう、入力装置31を介して変更可能
な構成としてある。あるいはまったくの乱数により位相
データを発生させる方法も考えられる。フーリエ級数生
成装置32では、ノイズパタン選択装置12からのパタ
ン情報に応じて、周波数特性データ記憶装置28および
位相データ記憶装置30から各周波数成分の振幅と位相
の組を内蔵されたメモリ上に読み込んだ後、数1に従い
フーリエ級数の形でパタンを生成しノイズパタン選択装
置12へ出力する。
数特性データ記憶装置28へ各測定データに付加すべき
周波数特性データを記憶させる。周波数特性データは、
実機データや試験結果の測定データを周波数特性データ
に変換したものを用いるほか、理論的にもっともらしい
周波数特性や機能検証に必要な任意の周波数特性を用い
ることもできる。同時に位相データ記憶装置30へ各周
波数成分の正弦波に対する位相を格納しておく。各周波
数成分に対する位相を変化させると、同じ周波数特性デ
ータを用いていてもまったく異なる信号となるため、制
御機能の信頼性を確認する試験では、複数種類の位相デ
ータで試験し得るよう、入力装置31を介して変更可能
な構成としてある。あるいはまったくの乱数により位相
データを発生させる方法も考えられる。フーリエ級数生
成装置32では、ノイズパタン選択装置12からのパタ
ン情報に応じて、周波数特性データ記憶装置28および
位相データ記憶装置30から各周波数成分の振幅と位相
の組を内蔵されたメモリ上に読み込んだ後、数1に従い
フーリエ級数の形でパタンを生成しノイズパタン選択装
置12へ出力する。
【0029】
【数1】
【0030】この方法で生成したパタンは、周波数特性
のデータ点間隔の逆数で決まる周期を持っている。この
場合、常に一周期分を出力するように設定しておく方
式、一つずつデータを出力する方式、図8に示すように
ノイズパタン記憶装置9を設置しておき一周期分を予め
記憶させて置く方式が考えられる。
のデータ点間隔の逆数で決まる周期を持っている。この
場合、常に一周期分を出力するように設定しておく方
式、一つずつデータを出力する方式、図8に示すように
ノイズパタン記憶装置9を設置しておき一周期分を予め
記憶させて置く方式が考えられる。
【0031】また、第一手段の実施例の場合と同様に、
入力装置は入力および編集機能を備えた端末装置やこれ
を磁気記憶媒体読み取り装置と組み合わせたものが考え
られる。また複数の入力装置や記憶装置をいくつかの系
統ごとに纏めて一つのもので置き換える構成も当然考え
られる。例えば、入力装置4,29,31を一つの入力
装置に置き換えれば入力者の負担が軽減できる。
入力装置は入力および編集機能を備えた端末装置やこれ
を磁気記憶媒体読み取り装置と組み合わせたものが考え
られる。また複数の入力装置や記憶装置をいくつかの系
統ごとに纏めて一つのもので置き換える構成も当然考え
られる。例えば、入力装置4,29,31を一つの入力
装置に置き換えれば入力者の負担が軽減できる。
【0032】図11は、第三手段の実施例を示したもの
である。この実施例では、記憶装置に入力されたデータ
を出力する、いわばソフト的な揺らぎあるいはノイズの
生成方法に代えて、抵抗中を流れる電流の揺らぎをその
まま利用すると言った、いわばハード的な方法を用いて
いる。ノイズ生成部は電源33,電流計34,抵抗体3
5、および減算回路36,A/D変換回路37および連
動スイッチ38により構成されている。まず、プラント
模擬装置が起動すると同時に電源33,電流計34,抵
抗体35で構成された回路上の連動スイッチ38が入
り、この状態で抵抗体35を流れる電流を電流計34で
測定する。抵抗体35を流れる電流値は1/f揺らぎを
示すことが知られている。他方、例えば、原子力プラン
トの炉心内における中性子束の測定データ等、様々な測
定データ上に1/f揺らぎが観測されることが知られて
いる。そこで抵抗体35の特性を、予め1/f揺らぎを
示す特定の測定データに合うよう選んでおけば、実測定
データに近い1/f揺らぎが再現できる。次に測定され
た電流値から、揺らぎの成分のみを抽出するため、減算
回路36で理論的な電流値を差し引いてやる。この際、
理論的な電流値は予め減算回路36に組み込んでおく。
すると減算回路36から、測定データにあった揺らぎの
成分のみがA/D変換回路37を通じてデジタル化され
た後、模擬測定データ生成装置15上へ出力される。ま
た、図13に示すような、電流計34のかわりに電圧計
39を利用した回路を用いた構成によっても同じ効果を
得ることができる。
である。この実施例では、記憶装置に入力されたデータ
を出力する、いわばソフト的な揺らぎあるいはノイズの
生成方法に代えて、抵抗中を流れる電流の揺らぎをその
まま利用すると言った、いわばハード的な方法を用いて
いる。ノイズ生成部は電源33,電流計34,抵抗体3
5、および減算回路36,A/D変換回路37および連
動スイッチ38により構成されている。まず、プラント
模擬装置が起動すると同時に電源33,電流計34,抵
抗体35で構成された回路上の連動スイッチ38が入
り、この状態で抵抗体35を流れる電流を電流計34で
測定する。抵抗体35を流れる電流値は1/f揺らぎを
示すことが知られている。他方、例えば、原子力プラン
トの炉心内における中性子束の測定データ等、様々な測
定データ上に1/f揺らぎが観測されることが知られて
いる。そこで抵抗体35の特性を、予め1/f揺らぎを
示す特定の測定データに合うよう選んでおけば、実測定
データに近い1/f揺らぎが再現できる。次に測定され
た電流値から、揺らぎの成分のみを抽出するため、減算
回路36で理論的な電流値を差し引いてやる。この際、
理論的な電流値は予め減算回路36に組み込んでおく。
すると減算回路36から、測定データにあった揺らぎの
成分のみがA/D変換回路37を通じてデジタル化され
た後、模擬測定データ生成装置15上へ出力される。ま
た、図13に示すような、電流計34のかわりに電圧計
39を利用した回路を用いた構成によっても同じ効果を
得ることができる。
【0033】ハード的な方法を用いた場合、パタンは一
種類のみしか生成できないため、いくつものノイズ生成
装置13が必要になるが、一方でノイズパタン選択装置
12やノイズ−物理量対応表5を省くことができる。ま
たノイズ出力制御装置14も不要であり、一つずつの構
成は簡単化される。この構成の利点は、ソフト的に出力
する方法が有限長さのパタンの繰返しであるのに対し、
繰返しのない自然な揺らぎを再現できることである。た
だし、1/f以外の振動成分は再現できないので、より
精密な揺らぎおよびノイズの模擬にはソフト的な方法で
補足する必要がある。
種類のみしか生成できないため、いくつものノイズ生成
装置13が必要になるが、一方でノイズパタン選択装置
12やノイズ−物理量対応表5を省くことができる。ま
たノイズ出力制御装置14も不要であり、一つずつの構
成は簡単化される。この構成の利点は、ソフト的に出力
する方法が有限長さのパタンの繰返しであるのに対し、
繰返しのない自然な揺らぎを再現できることである。た
だし、1/f以外の振動成分は再現できないので、より
精密な揺らぎおよびノイズの模擬にはソフト的な方法で
補足する必要がある。
【0034】図13は、第四手段の実施例を示したもの
であり、揺らぎおよびノイズのパタンに応じてノイズ生
成装置13を複数個設置してある。ここでは、ノイズパ
タンA用ノイズ生成装置13aおよびノイズパタンB用
ノイズ生成装置13bの二つが設置してある。この例で
は更に、ノイズ出力制御装置14および模擬測定データ
生成装置15をA用およびB用の二つずつ設置し、二種
類の揺らぎおよびパタンの系統ごとに、独立に模擬測定
データを合成し出力する構成になっている。また、ノイ
ズのパタン毎に異なるノイズ生成装置13を備えている
ため、例えば、図1のノイズ生成装置で必要なノイズ−
物理量対応表記憶装置5やノイズパタン選択装置12等
は不要である。即ち、ノイズ生成装置13は図15のよ
うな構成をとれば良い。
であり、揺らぎおよびノイズのパタンに応じてノイズ生
成装置13を複数個設置してある。ここでは、ノイズパ
タンA用ノイズ生成装置13aおよびノイズパタンB用
ノイズ生成装置13bの二つが設置してある。この例で
は更に、ノイズ出力制御装置14および模擬測定データ
生成装置15をA用およびB用の二つずつ設置し、二種
類の揺らぎおよびパタンの系統ごとに、独立に模擬測定
データを合成し出力する構成になっている。また、ノイ
ズのパタン毎に異なるノイズ生成装置13を備えている
ため、例えば、図1のノイズ生成装置で必要なノイズ−
物理量対応表記憶装置5やノイズパタン選択装置12等
は不要である。即ち、ノイズ生成装置13は図15のよ
うな構成をとれば良い。
【0035】第四手段の構成を採ることにより、揺らぎ
やノイズの生成方式として各々のパタン毎に最適なもの
を用いることができる。例えば、まったくの1/f揺ら
ぎしか持たないパタンAには、第三手段のハード的なノ
イズ生成装置13aを用い、極めて複雑な特性を持つノ
イズBには、第一手段のソフト的なノイズ生成装置13
bを用いる等である。また、複数のノイズ生成装置13
を設置することによりノイズ生成の処理を並列に行うこ
とができ、計算負荷を軽減することができる。
やノイズの生成方式として各々のパタン毎に最適なもの
を用いることができる。例えば、まったくの1/f揺ら
ぎしか持たないパタンAには、第三手段のハード的なノ
イズ生成装置13aを用い、極めて複雑な特性を持つノ
イズBには、第一手段のソフト的なノイズ生成装置13
bを用いる等である。また、複数のノイズ生成装置13
を設置することによりノイズ生成の処理を並列に行うこ
とができ、計算負荷を軽減することができる。
【0036】図15は第五手段のパルス発生装置40の
実施例である。パルス発生装置40は、パルスの波形,
絶対値,時間幅を記憶するパルス情報記憶装置41と、
この情報を入力するための入力装置42と、パルスの発
生タイミングを与えるための手動出力ボタン43と、パ
ルス出力制御装置44と、パルス制御装置44からのデ
ータを保持しておく一時格納記憶装置45と、和算回路
46とから構成されている。
実施例である。パルス発生装置40は、パルスの波形,
絶対値,時間幅を記憶するパルス情報記憶装置41と、
この情報を入力するための入力装置42と、パルスの発
生タイミングを与えるための手動出力ボタン43と、パ
ルス出力制御装置44と、パルス制御装置44からのデ
ータを保持しておく一時格納記憶装置45と、和算回路
46とから構成されている。
【0037】利用者は、入力装置42を通じてパルス情
報記憶装置41へ波形,絶対値,時間幅によりパルスを
予め記憶させておく。プラント模擬装置を起動したら、
模擬測定データへパルスを加えたい瞬間に手動出力ボタ
ン43を押す。手動出力ボタン43が押されるとパルス
出力制御装置44へ出力命令が出される。出力命令を受
け取ったパルス出力制御装置44は、パルス情報記憶装
置41のデータを読み込み、これを一時格納記憶装置4
5へ格納する。データはここから和算回路46に送られ
る。和算回路46は、パルスを加えたいデータが和算回
路46に転送されたことをトリガにして、一時格納記憶
装置45から対応する時刻のパルス値を読み込み、パル
スを加えたいデータとの和を計算した後、これを出力す
る。パルス発生装置40は、パルスの絶対値を出力デー
タに合わせて入力しておき、模擬測定データ生成装置1
5と出力装置17の間に設置する方式と、パルスの絶対
値を動特性演算量を基準にした相対値で指定しておき、
基本測定データ生成装置20と乗算回路23の間に設置
する二通りの方式が考えられる。どちらの場合もパルス
発生装置40自体は、同じ構成で実現することができ
る。また、パルスの出力命令を手動ボタン43により行
う方式に代えて、パルスの発生時刻もパルス情報記憶装
置41に予め一つあるいは複数個与えておき、この時刻
に合わせてパルス制御装置44が自動的に指定されたパ
ルスを出力する方法もある。あるいは図16のように、
乱数発生回路47をパルス情報記憶装置41と接続して
設置し、パルスの発生時刻をある有限の幅を持った時間
間隔で乱数発生回路47へ指定し、乱数発生回路47に
より決定された乱雑な時刻をパルス発生時刻としてパル
ス情報記憶装置41へ記憶させる方式も考えられる。
報記憶装置41へ波形,絶対値,時間幅によりパルスを
予め記憶させておく。プラント模擬装置を起動したら、
模擬測定データへパルスを加えたい瞬間に手動出力ボタ
ン43を押す。手動出力ボタン43が押されるとパルス
出力制御装置44へ出力命令が出される。出力命令を受
け取ったパルス出力制御装置44は、パルス情報記憶装
置41のデータを読み込み、これを一時格納記憶装置4
5へ格納する。データはここから和算回路46に送られ
る。和算回路46は、パルスを加えたいデータが和算回
路46に転送されたことをトリガにして、一時格納記憶
装置45から対応する時刻のパルス値を読み込み、パル
スを加えたいデータとの和を計算した後、これを出力す
る。パルス発生装置40は、パルスの絶対値を出力デー
タに合わせて入力しておき、模擬測定データ生成装置1
5と出力装置17の間に設置する方式と、パルスの絶対
値を動特性演算量を基準にした相対値で指定しておき、
基本測定データ生成装置20と乗算回路23の間に設置
する二通りの方式が考えられる。どちらの場合もパルス
発生装置40自体は、同じ構成で実現することができ
る。また、パルスの出力命令を手動ボタン43により行
う方式に代えて、パルスの発生時刻もパルス情報記憶装
置41に予め一つあるいは複数個与えておき、この時刻
に合わせてパルス制御装置44が自動的に指定されたパ
ルスを出力する方法もある。あるいは図16のように、
乱数発生回路47をパルス情報記憶装置41と接続して
設置し、パルスの発生時刻をある有限の幅を持った時間
間隔で乱数発生回路47へ指定し、乱数発生回路47に
より決定された乱雑な時刻をパルス発生時刻としてパル
ス情報記憶装置41へ記憶させる方式も考えられる。
【0038】プラント模擬装置にパルス発生装置40を
設けることにより、いつ生じるか予測できない、非常に
大きなピークを持ったパルスを再現できる。これらのパ
ルスとしては、例えば、プラント内電気回路の電磁誘導
等により電気的に発生するもの、落雷等の自然現象に起
因するもの等が考えられ、実際に、瞬間的なものではあ
るが、非常に大きなピークを持っている。被試験制御装
置は、これらの制御系にとって意味のないピークを正し
く回避できるか否かの確認を、本プラント模擬装置上で
実時間で行うことができる。
設けることにより、いつ生じるか予測できない、非常に
大きなピークを持ったパルスを再現できる。これらのパ
ルスとしては、例えば、プラント内電気回路の電磁誘導
等により電気的に発生するもの、落雷等の自然現象に起
因するもの等が考えられ、実際に、瞬間的なものではあ
るが、非常に大きなピークを持っている。被試験制御装
置は、これらの制御系にとって意味のないピークを正し
く回避できるか否かの確認を、本プラント模擬装置上で
実時間で行うことができる。
【0039】図17は第五手段の実施例を示したもので
ある。本実施例では、第一手段の構成に加えて、制御機
器動作模擬装置1とノイズ生成装置13あるいはパルス
発生装置40の間に、制御機器の動作をトリガにして揺
らぎやノイズのパタンを変更したりパルスを発生させた
りするための、機器動作連動装置48を設けている。利
用者は、予め記憶装置49へ機器動作と揺らぎおよびノ
イズの対応関係を入力装置50を用いて記憶させてお
く。機器動作連動装置48は、機器動作が生じるたびに
記憶装置45に該当する機器操作が或るか否かを検索
し、無い場合はそのまま、或る場合は対応関係に基づい
て、ノイズ生成装置13内のノイズ−物理量対応表記憶
装置5上の対応表を書き替える、あるいはパルス発生装
置40内のパルス出力制御装置44へ出力命令を与える
等の処理を行う。
ある。本実施例では、第一手段の構成に加えて、制御機
器動作模擬装置1とノイズ生成装置13あるいはパルス
発生装置40の間に、制御機器の動作をトリガにして揺
らぎやノイズのパタンを変更したりパルスを発生させた
りするための、機器動作連動装置48を設けている。利
用者は、予め記憶装置49へ機器動作と揺らぎおよびノ
イズの対応関係を入力装置50を用いて記憶させてお
く。機器動作連動装置48は、機器動作が生じるたびに
記憶装置45に該当する機器操作が或るか否かを検索
し、無い場合はそのまま、或る場合は対応関係に基づい
て、ノイズ生成装置13内のノイズ−物理量対応表記憶
装置5上の対応表を書き替える、あるいはパルス発生装
置40内のパルス出力制御装置44へ出力命令を与える
等の処理を行う。
【0040】揺らぎやノイズのパタンは制御機器の動作
に連動して変化することがある。例えば、回転ポンプ等
周期的な運動をする機器の場合、その回転数が変化する
ことによってポンプ等の回転に起因するノイズの卓越周
波数成分の移動等が考えられる。また、原子炉制御棒等
の制御機器が急激に操作された場合、この動作にともな
い、動特性演算装置内の物理モデルでは再現しきれない
物理的な過渡現象あるいは機械的な振動等が起こり、ノ
イズ成分を生じることが考えられる。更に、制御機器の
操作は、多くの場合、電気的な信号によって開始時刻が
指定されるため、電気的なノイズを生じる場合もある。
従って、これらのノイズを模擬するため、機器操作と連
動することのできる機能があれば、パタンの変更やパル
スの発生を機器操作時刻と性格に一致させることがで
き、より実機に近い環境が得られる。
に連動して変化することがある。例えば、回転ポンプ等
周期的な運動をする機器の場合、その回転数が変化する
ことによってポンプ等の回転に起因するノイズの卓越周
波数成分の移動等が考えられる。また、原子炉制御棒等
の制御機器が急激に操作された場合、この動作にともな
い、動特性演算装置内の物理モデルでは再現しきれない
物理的な過渡現象あるいは機械的な振動等が起こり、ノ
イズ成分を生じることが考えられる。更に、制御機器の
操作は、多くの場合、電気的な信号によって開始時刻が
指定されるため、電気的なノイズを生じる場合もある。
従って、これらのノイズを模擬するため、機器操作と連
動することのできる機能があれば、パタンの変更やパル
スの発生を機器操作時刻と性格に一致させることがで
き、より実機に近い環境が得られる。
【0041】
【発明の効果】本発明を自動化制御アルゴリズム検証用
プラント模擬装置として用いることにより、ノイズの特
徴まで考慮した、より実機に近い環境での検証が行え、
実機を用いた検証を部分的に削減できる。さらに、制御
を自動化するためのアルゴリズム検証用の多くの機能を
備えており、効率の良い検証が実施できる。また、特定
の検出機器系統及び制御機器の動作、外部要因による現
象に結び付いたノイズの精密な模擬により、ノイズを各
種分類して検知する検証が可能となる。他方、訓練用と
してもより実機に近い臨場感を与えることができる。
プラント模擬装置として用いることにより、ノイズの特
徴まで考慮した、より実機に近い環境での検証が行え、
実機を用いた検証を部分的に削減できる。さらに、制御
を自動化するためのアルゴリズム検証用の多くの機能を
備えており、効率の良い検証が実施できる。また、特定
の検出機器系統及び制御機器の動作、外部要因による現
象に結び付いたノイズの精密な模擬により、ノイズを各
種分類して検知する検証が可能となる。他方、訓練用と
してもより実機に近い臨場感を与えることができる。
【図1】ノイズ生成装置を有する自動化制御装置機能検
証用プラント模擬装置のブロック図。
証用プラント模擬装置のブロック図。
【図2】模擬測定データ生成装置のブロック図。
【図3】ノイズ振幅の手動調節器付き模擬測定データ生
成装置のブロック図。
成装置のブロック図。
【図4】倍速および減速機能付き模擬測定データ生成装
置のブロック図。
置のブロック図。
【図5】出力制御回路を省いた模擬測定データ生成装置
のブロック図。
のブロック図。
【図6】自動化制御機器用入出力端子を持つプラント模
擬装置のブロック図。
擬装置のブロック図。
【図7】訓練用模擬制御盤を持つプラント模擬装置のブ
ロック図。
ロック図。
【図8】磁気記憶装置付きプラント模擬装置のブロック
図。
図。
【図9】ノイズパタン発生装置のブロック図。
【図10】ノイズパタン記憶装置付きノイズパタン発生
装置のブロック図。
装置のブロック図。
【図11】電流計を用いたノイズ生成装置のブロック
図。
図。
【図12】電圧計を用いたノイズ生成装置のブロック
図。
図。
【図13】ノイズ生成装置を複数持つプラント模擬装置
のブロック図。
のブロック図。
【図14】簡略化されたノイズ生成装置のブロック図。
【図15】パルス発生装置の詳細のブロック図。
【図16】乱数発生回路を備えたパルス発生装置のブロ
ック図。
ック図。
【図17】機器動作連動装置付きのプラント模擬装置の
ブロック図。
ブロック図。
【図18】揺らぎおよびノイズの特性図。
【図19】揺らぎおよびノイズの周波数特性図。
1…制御機器動作模擬装置、2…プラント動特性演算装
置、3…プラント状態記憶装置、4…入力装置、5…ノ
イズ−物理量対応表記憶装置、6…磁気記憶媒体読み取
り装置、7…対応表編集用端末装置、8…手動スイッ
チ、9…ノイズパタン記憶装置、10…磁気記憶媒体読
み取り装置、11…パタン編集用端末、12…ノイズ選
択装置、13…ノイズ生成装置、14…ノイズ出力制御
装置、15…模擬測定データ生成装置、16…制御信号
入力装置、17…出力装置。
置、3…プラント状態記憶装置、4…入力装置、5…ノ
イズ−物理量対応表記憶装置、6…磁気記憶媒体読み取
り装置、7…対応表編集用端末装置、8…手動スイッ
チ、9…ノイズパタン記憶装置、10…磁気記憶媒体読
み取り装置、11…パタン編集用端末、12…ノイズ選
択装置、13…ノイズ生成装置、14…ノイズ出力制御
装置、15…模擬測定データ生成装置、16…制御信号
入力装置、17…出力装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 佳彦 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 坂東 勝 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所エネルギー研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】プラント制御信号を入力するための入力装
置と、前記プラント制御信号から制御系の動作を模擬演
算する制御機器動作模擬装置と、プラント動特性モデル
を内蔵し、前記制御機器動作からプラントの動特性を演
算する動特性演算装置と、種々の揺らぎおよびノイズの
パタンを記憶する装置,パタンを入力・変更する装置,
種々のパタンと測定される物理量の対応表を複数個記憶
する装置,対応表を入力・変更する装置,記憶装置内の
対応表から一つを選択して指定する手段,パタンと物理
量の対応表を基に特定のパタンを記憶装置より選択する
装置から成るノイズ生成装置と、前記ノイズ生成装置に
よる揺らぎおよびノイズのパタンの生成を制御する装置
と、前記動特性演算量と前記パタンから模擬測定データ
を生成する装置と、前記任意の揺らぎおよびノイズを含
んだ模擬測定データを出力する出力装置とを備えたこと
を特徴とするプラント模擬装置。 - 【請求項2】請求項1において、パタン記憶装置に代え
て、種々の機器および機器の動作に応じたノイズあるい
は揺らぎの周波数特性データを記憶する装置,各周波数
成分に対する位相を設定する手段,周波数特性データお
よび位相データを用いてフーリエ級数の形で揺らぎおよ
びノイズのパタンを発生する装置から成るパタン発生装
置を用いたプラント模擬装置。 - 【請求項3】請求項1において、ノイズ生成装置を電
源,抵抗体,検流計あるいは検圧計により構成したプラ
ント模擬装置。 - 【請求項4】請求項1において、パタンを選択する装置
を省いたノイズ生成装置を、生成すべき揺らぎおよびノ
イズのパタンに応じて複数個設置したプラント模擬装
置。 - 【請求項5】請求項1において、パルスの生じる時刻お
よびパルスの絶対値,時間幅を指定する手段と、種々の
パルス波形を記憶する装置および波形データを入力する
手段と、指定された絶対値,時間幅を持つパルスを記憶
装置より呼出したパルス波形より生成し、指定時間間隔
内に前記模擬測定データ生成装置へ出力するパルス出力
制御装置とから成るパルス発生装置を前記模擬測定デー
タ生成装置へ接続したプラント模擬装置。 - 【請求項6】請求項1または5において、制御機器動作
の情報および予め記憶装置上に準備した機器動作とノイ
ズの対応表をもとに、制御機器の動作に同期して、記憶
装置上の揺らぎおよびノイズのパタンと測定される物理
量の対応関係を切り替えるか、パルス発生装置へパルス
の発生を伝える機器動作連動装置を制御機器動作模擬装
置へ付加したプラント模擬装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21233694A JPH0876676A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | プラント模擬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21233694A JPH0876676A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | プラント模擬装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0876676A true JPH0876676A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16620857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21233694A Pending JPH0876676A (ja) | 1994-09-06 | 1994-09-06 | プラント模擬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0876676A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011123187A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Toshiba Corp | 運転模擬装置 |
-
1994
- 1994-09-06 JP JP21233694A patent/JPH0876676A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011123187A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Toshiba Corp | 運転模擬装置 |
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