JPH0877009A - 知識修正装置 - Google Patents

知識修正装置

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JPH0877009A
JPH0877009A JP6216016A JP21601694A JPH0877009A JP H0877009 A JPH0877009 A JP H0877009A JP 6216016 A JP6216016 A JP 6216016A JP 21601694 A JP21601694 A JP 21601694A JP H0877009 A JPH0877009 A JP H0877009A
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JP
Japan
Prior art keywords
certainty factor
knowledge
distribution
input
confidence
Prior art date
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Pending
Application number
JP6216016A
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English (en)
Inventor
Masakatsu Ota
昌克 太田
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NTT Inc
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持率の変化に対して適応性と恒常性の相対
的強弱を柔軟に変更することにより確信度の修正を可能
とする知識修正装置を提供する。 【構成】 入出力装置1から意見の支持率分布と確信度
を変更するためのパラメータを入力し、この入力した支
持率分布とパラメータから予め定めた確信度に関する微
分方程式により知識の確信度を確信度計算器5で計算
し、該確信度計算器5の計算結果と前記パラメータを制
御器4を経由して安定性解析器6に入力し、確信度分布
を求めるのに要する計算時間が極端に長い臨界点を前記
微分方程式の定常解に対する線形安定性解析により求
め、この線形安定性解析結果をパラメータ調整器7に入
力し、ユーザーにより与えられた支持率において確信度
分布が臨界点となるようにパラメータを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキスパートシステム
における知識修正装置に関し、更に詳しくは、知識の支
持率の変化に対して知識ベースを修正するための知識修
正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】専門家の知識を知識ベースとして記憶
し、その知識を用いて問題解決を行うエキスパートシス
テムが開発されている。図7にエキスパートシステムの
構成の概略を示す。ユーザーがユーザーインタフェース
11を通じて問題の初期条件を入力すると、推論機構1
2が知識ベース13に記憶された知識を用いて推論を行
うことにより問題解決が行われる。専門家の知識は知識
獲得機構15によって専門家により獲得され、知識ベー
ス管理機構14を通して知識ベース13に記憶される。
【0003】ところで、『髮の毛の黒い人は、目の色も
黒い』、『富士山の標高は高い』等のような不確実で曖
昧な知識に対しては、確信度によって確実性を表現し、
さらに推論結果も確信度によって評価される。確信度に
ついては、例えば、白井良明著:コンピュータ数学シリ
ーズ人工知能の理論(コロナ社)に記載されている。
【0004】不確実な知識の獲得において、知識に対す
る意見(真、偽、高い、低い等)を参照して、確信度を
修正していく技術がある。通常は、支持率の高い意見が
正当であるとして、その意見へ同調するように確信度の
修正が行われる。ここで、環境や状況等の変化によって
支持率が変化した場合には、次の2つの性質を考慮して
確信度の修正が行われる。
【0005】『適応性』:支持率の変化が大きければ、
確信度を修正することにより、新しい環境に順応するこ
とができる。 『恒常性』:支持率の変化が僅かであれば、従来の確信
度を維持することにより、環境変化に対してロパストで
あることができる。 これらの性質は、互いに相反するものであるために、対
象とする問題に応じて、どちらかを重視した確信度の修
正が行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】適応性と恒常性の相対
的強弱は、常に一貫したものではなく状況によって変化
できることが必要である。例えば、見識者等による影響
力のある意見に対しては、適応性を強化して同調しやす
くなることが必要であるが、従来技術では、適応性と恒
常性のどちらの性質を重視するかを固定して、確信度の
修正が行われるために、後に、もう一方の性質を重視し
た確信度の修正を行うことが困難であるという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、支持率の変化に対して適応性
と恒常性の相対的強弱を柔軟に変更することにより確信
度の修正を可能とする知識修正装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の知識修正装置は、知識に対する外部からの
意見を参照して、知識の確実性を表現した確信度を付与
した知識を格納した知識ベースを修正する知識修正装置
であって、意見の支持率分布と確信度を変更するための
パラメータを入力し、知識の確信度の修正結果を表示す
る入出力装置と、該入出力装置とデータの授受を行う制
御器と、該制御器を経由して入力した前記支持率分布と
前記パラメータから予め定めた確信度に関する微分方程
式により知識の確信度を計算し、前記制御器に計算結果
を出力する確信度計算器と、ユーザーの指定により前記
確信度計算器の計算結果と前記パラメータを前記制御器
を経由して入力し、確信度分布を求めるのに要する計算
時間が極端に長い臨界点を前記微分方程式の定常解に対
する線形安定性解析により求める安定性解析器と、該安
定性解析器での線形安定性解析結果を入力し、ユーザー
により与えられた支持率において確信度分布が臨界点と
なるように前記パラメータを調整し、前記制御器に調整
結果を出力するパラメータ調整器とを有することを要旨
とする。
【0009】
【作用】本発明の知識修正装置では、意見の支持率分布
と確信度を変更するためのパラメータを入力し、この入
力された支持率分布とパラメータから、予め定めた確信
度に関する微分方程式により知識の確信度を計算し、確
信度分布を求めるのに要する計算時間が極端に長い臨界
点を前記微分方程式の定常解に対する線形安定性解析に
より求め、該線形安定性解析結果を入力し、ユーザーに
より与えられた支持率において確信度分布が臨界点とな
るように前記パラメータを調整する。
【0010】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係わる知識修
正装置の構成を示すブロック図である。同図において、
入出力装置1は、入力器2、表示器3から構成される。
また、この入出力装置1と制御器4を介して確信度計算
器5が接続される。また制御器4と安定性解析器6が接
続され、この安定性解析器6とパラメータ調整器7が接
続され、さらにこのパラメータ調整器7は制御器4と接
続される。
【0012】本実施例の知識修正装置では、支持率が変
化した場合は、新しい支持率と現在の確信度から新しい
確信度が計算される。この計算を繰り返して、得られる
確信度が変化しなくなれば、その値を知識ベースに記録
する確信度とする。この最終的な確信度は、確信度を時
間変数とし、適応性と恒常性の相対的強弱に関するパラ
メータ(以後、パラメータという)と、支持率によって
構成される微分方程式の定常解として求めることができ
る。ある意見(意見1とする)が優位な状況から、別の
意見(意見2とする)が優位な状況に変化した場合、適
応性を重視したパラメータの設定では、支持率分布と同
様に意見2の確信度は意見1の確信度よりも大きくなる
が、恒常性を重視したパラメータの設定では、意見1の
確信度が意見2の確信度よりも大きい状態を維持する。
パラメータと確信度の間には、このような定性的関係が
あるために、ユーザーは適応性と恒常性の相対的強弱を
調整しながら、良好な結果を得ることが可能となる。
【0013】恒常性が強い場合、意見2の支持率を大き
くしていくと、ある値を越えたところで、意見2の確信
度が意見1の確信度よりも大きくなり、確信度分布が支
持率分布に従うようになる。ここで、確信度分布が支持
率分布に従うとは、各意見の支持率の大小が各意見の確
信度の大小に対応することである。このような確信度分
布が大きく変わる微分方程式の定常解を以後、臨界点と
いう。定常解、すなわち確信度分布を求めるのに要する
計算時間は、微分方程式の定常解に対する線形安定性解
析によって求めることができ、定常解が臨界点の場合に
は、この計算時間が極端に長いという特徴がある。
【0014】従って、はじめに恒常性が強いパラメータ
の設定をした場合でも、ユーザーが確信度分布を支持率
分布に従わせるように要求すれば、線形安定性解析で得
られる定常解の計算時間が極端に長くなるようにパラメ
ータを自動的に調整して、定常解を臨界点とすることに
より、ユーザーの要求を満たすことが可能である。線形
安定性解析については、例えば、俣野博著:岩波講座応
用数学シリーズ微分方程式I(岩波書店)に記載されて
いる。
【0015】次に、図2に示すフローチャートを参照し
て、図1に示す知識修正装置の作用を説明する。
【0016】ユーザーが入力器2を用いて、支持率分布
とパラメータを入力する(ステップS11)。制御器4
が入力器2からの入力を確信度計算器5に出力すると、
確信度計算器5が確信度を計算し(ステップS12)、
制御器4に出力する。制御器4が確信度の計算結果を表
示器2に出力すると、表示器2によって確信度分布がユ
ーザーに表示され、ユーザーは結果を評価する(ステッ
プS13)。結果が良好でなければ、ユーザーはパラメ
ータの再入力を行うかどうかを決定する(ステップS1
4)。再入力を行う場合には、入力器2を用いてパラメ
ータを入力する。再入力を行わない場合は、制御器4が
パラメータと確信度分布を安定性解析器6に出力する
と、パラメータ調整が行われ(ステップS15)、調整
されたパラメータによって計算された確信度が表示器2
に出力される。パラメータ調整については後述する。
【0017】次に、確信度の計算について説明する。確
信度の計算は、確信度計算器5において次式に従って行
う。
【0018】
【数1】 である。計算はXi が時間変化しなくなるまで行われる
(定常解が求められる)。(1)式において、第1項は
確信度Xi を支持率Pi に近づける効果がある。第2項
は確信度のみに関連し、確信度の大きい意見ほど、より
大きな確信度にする効果がある。また、パラメータbij
は意見iと意見jの確信度の差の評価に関するものであ
り、大きいと極端な確信度分布が得られ、小さいと均等
な分布が得られる。従って、aに対するcの値、bijの
値が大きいほど恒常性が強くなる。
【0019】図3は、本実施例における処理結果の例を
示すものである。この例は、意見が2つの場合について
(意見1、意見2とする)、意見1の支持率P1 を、 0→1→0 と変化させた時に、意見1の確信度X1 の変化を示すも
のである(意見2の確信度X2 =1−X1 となる)。図
3(a)は、パラメータcが0の時、適応性の効果のみ
が見られる例であり、常に支持率分布と同じ確信度分布
が得られることを示している。図3(b)は、パラメー
タbijが0の時、図3(a)に比べて、より均等な確信
度分布が得られることを示している。図4(c)は、パ
ラメータbij,cを大きくして恒常性を強化すると、臨
界点(図中、○印で示す)が現れ、さらに支持率の変化
の経緯によって、確信度の変化に履歴現象が現れること
を示している。
【0020】確信度分布が臨界点となる場合には、確信
度分布を求めるのに要する計算時間が極端に長いという
特徴があり、この計算時間は微分方程式の定常解に対す
る線形安定性解析によって求めることができる。線形安
定性解析で得られる固有値の実部(負の値)が小さいと
計算時間が短く、臨界点では固有値は最大の0になり計
算時間が極端に長くなる。図4は、図3(c)の各支持
率分布における確信度分布に対して、線形安定性解析を
行った結果を示すものであり、確信度分布が臨界点に近
づくにつれて計算時間が長くなっていくことを示してい
る。
【0021】このようなパラメータと確信度の定性的関
係によって、ユーザーは良好な結果が得られるようにパ
ラメータを変更することが可能となる。
【0022】次に、パラメータ調整について説明する。
パラメータ調整では、確信度分布を支持率分布に従わせ
るために、(1)式の定常解が臨界点となるようにパラ
メータcを調整する。
【0023】図5は、パラメータ調整の概要を示すフロ
ーチャートである。制御器4からパラメータと確信度分
布が安定性解析器6に入力されると、安定性解析器6が
確信度分布の線形安定性解析を行い(ステップS2
1)、パラメータ調整器7に出力する。パラメータ調整
器7は、線形安定性解析で得られた固有値の実部の最大
値がほとんど0かを判断し(ステップS22)、そうで
なければ、パラメータcを減少させて適応性を強化し
(ステップS23)、制御器4に出力する。制御器4が
確信度計算器5にパラメータと支持率分布を出力する
と、確信度計算器5が調整されたパラメータcを用いて
確信度を計算し(ステップS24)、制御器4に出力す
る。以上のステップは、ステップS22の条件が満たさ
れるまで繰り返される。
【0024】図6は、パラメータ調整の処理結果の例を
示す図である。この例は、図3(c)において、意見1
の支持率P1 を0→1に増やす過程で、P1 =0.6の
時、確信度が臨界点となるようにパラメータを0.07
から0.05へと調整した例である。この調整の結果、
意見1の確信度X1 が意見2の確信度X2 (=1−
X1 )より大きくなり、確信度分布を支持率分布に従わ
すことができた。図6(a)は、パラメータcの調整の
過程を示すものであり、図6(b)は、図6(a)にお
いて固有値がほぼ0となるパラメータcを用いることに
より、P1 =0.6の時、確信度分布が臨界点となるこ
とを示している。
【0025】以上説明したように、本発明によれば、適
応性と恒常性の性質を1つの枠組で取り扱うことによ
り、ユーザーは適応性と恒常性の相対的強弱を柔軟に変
更しながら、確信度を修正することが可能である。
【0026】さらに、確信度分布の線形安定性を調べる
ことにより、適応性と恒常性の相対的強弱を自動的に調
整することが可能である。
【0027】以上、本発明の知識修正装置を実施例に基
づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施例に限定
されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更し得ることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
適応性と恒常性の相対的強弱をパラメータを介すること
により、1つの枠組で取り扱うことができるので、支持
率の変化に対してパラメータを調整することによって、
適応性と恒常性の相対的強弱を柔軟に変更して、知識の
確信度を修正することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わる知識修正装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1の実施例の処理結果の例を示す図である。
【図4】図1の実施例の処理結果の例を示す図である。
【図5】図1の実施例のパラメータ調整の概要を示すフ
ローチャートである。
【図6】図1の実施例のパラメータ調整の処理結果を示
す図である。
【図7】知識修正装置が適用されるエキスパートシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 入出力装置 2 入力器 3 表示器 4 制御器 5 確信度計算器 6 安定性解析器 7 パラメータ調整器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 知識に対する外部からの意見を参照し
    て、知識の確実性を表現した確信度を付与した知識を格
    納した知識ベースを修正する知識修正装置であって、 意見の支持率分布と確信度を変更するためのパラメータ
    を入力し、知識の確信度の修正結果を表示する入出力装
    置と、 該入出力装置とデータの授受を行う制御器と、 該制御器を経由して入力した前記支持率分布と前記パラ
    メータから予め定めた確信度に関する微分方程式により
    知識の確信度を計算し、前記制御器に計算結果を出力す
    る確信度計算器と、 ユーザーの指定により前記確信度計算器の計算結果と前
    記パラメータを前記制御器を経由して入力し、確信度分
    布を求めるのに要する計算時間が極端に長い臨界点を前
    記微分方程式の定常解に対する線形安定性解析により求
    める安定性解析器と、 該安定性解析器での線形安定性解析結果を入力し、ユー
    ザーにより与えられた支持率において確信度分布が臨界
    点となるように前記パラメータを調整し、前記制御器に
    調整結果を出力するパラメータ調整器とを有することを
    特徴とする知識修正装置。
JP6216016A 1994-09-09 1994-09-09 知識修正装置 Pending JPH0877009A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6216016A JPH0877009A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 知識修正装置

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JP6216016A JPH0877009A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 知識修正装置

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JPH0877009A true JPH0877009A (ja) 1996-03-22

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ID=16681987

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JP6216016A Pending JPH0877009A (ja) 1994-09-09 1994-09-09 知識修正装置

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