JPH0877072A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

キャッシュメモリ装置

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Publication number
JPH0877072A
JPH0877072A JP6206634A JP20663494A JPH0877072A JP H0877072 A JPH0877072 A JP H0877072A JP 6206634 A JP6206634 A JP 6206634A JP 20663494 A JP20663494 A JP 20663494A JP H0877072 A JPH0877072 A JP H0877072A
Authority
JP
Japan
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address
data
instruction
bus
storage area
Prior art date
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Pending
Application number
JP6206634A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Uchiumi
功朗 内海
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0877072A publication Critical patent/JPH0877072A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アプリケーションプログラムによってキャッ
シュ・ヒット率が低下することがあるという問題と、ア
クセス競合時にアプリケーションプログラムの実行効率
が低下するという問題を解決する。 【構成】 タグメモリ410,412と、データメモリ
417,421によって、2ウェイセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュメモリが構成される。命令アドレス
バス401からの命令アドレスとデータアドレスバス4
02からのデータアドレスは、レジスタ403,40
4,405と、マルチプレクサ406,407,40
8,409により、キャッシュメモリの各ウェイに振り
分けられる。一致回路411,413は、振り分けられ
たアドレスのタグアドレスがタグメモリ410,412
に登録されているか否かを判定する。登録されている
と、レジスタ414,415,マルチプレクサ416,
420、バスドライバ418,419,422,423
により、データメモリ417,421がアクセスされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、中央処理装置と主記
憶装置の間で、命令やデータを一時的に保持するための
キャッシュメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステムにおいて
は、中央処理装置(以下、「CPU」という。)と主記
憶装置(以下、「メインメモリ」という。)の動作速度
の違いを調整するために、キャッシュメモリ装置を設け
るようになっている。
【0003】このキャッシュメモリ装置は、命令やデー
タが格納されるメモリ部(キャッシュメモリ)と、これ
を制御する制御部とからなり、メモリ部を高速素子で構
成することにより、CPUとメインメモリの動作速度の
違いを調整するようになっている。
【0004】ところで、コンピュータシステムのアーキ
テクチャの1つとして、バスを命令用のバスとデータ用
のバスに分離したハーバード・アーキテクチャがある。
このハーバード・アーキテクチャ構成のコンピュータシ
ステムにおいても、キャッシュメモリ装置が設けられ
る。この場合のキャッシュメモリ装置の接続方法として
は、従来、次の2つの方法が考えられている。
【0005】1つは、バスコントロールユニットとメイ
ンメモリとの間に、命令アクセスとデータアクセスで共
用されるキャッシュメモリ装置(以下、「ユニファイド
キャッシュ」という。)を挿入する方法(以下、「第1
の方法」という。)である。ここで、バスコントロール
ユニットとは、命令バスとデータバスからのアクセスを
調整するユニットである。
【0006】もう1つは、バスコントロールユニットの
前に、命令バスとデータバスのそれぞれに対応した専用
のキャッシュメモリ装置(以下、「専用キャッシュ」と
いう。)を設ける方法(以下、「第2の方法」とい
う。)である。すなわち、バスコントロールユニットの
前に、命令アクセス専用のキャッシュメモリ装置(以
下、「命令キャッシュ」という。)と、データアクセス
専用のキャッシュメモリ装置(以下、「データキャッシ
ュ」という。)を設ける方法である。
【0007】図2は、第1の方法によって構成されたコ
ンピュータシステム、すなわち、ユニファイドキャッシ
ュを備えたコンピュータシステムの構成を示すブロック
図である。
【0008】図2において、101はCPU、102は
命令アドレスバス、103は命令バス、104はデータ
アドレスバス、105はデータバス、106はバスコン
トロールユニット、107はユニファイドキャッシュ、
108は外部アドレスバス、109は外部データバス、
110はメインメモリである。
【0009】以下、図2における動作を説明する。CP
U101は、命令をアクセスする場合、命令アドレスバ
ス102を介して命令アクセス要求をバスコントロール
ユニット106に送る。これに対し、データをアクセス
する場合は、データアドレスバス104を介してデータ
アクセス要求をバスコントロールユニット106に送
る。
【0010】バスコントロールユニット106は、命令
アクセス要求またはデータアクセス要求を受けると、命
令アドレスバス102またはデータアドレスバス104
から選択したアクセスのアドレスを外部アドレスバス1
08を介してユニファイドキャッシュ107に転送す
る。
【0011】なお、バスコントロールユニット106
は、命令アクセス要求とデータアクセス要求が同時にC
PU101から発行された場合、いずれか一方を選択す
る。この場合は、他方は、一方のアクセスが終了するま
で待たされる。
【0012】ユニファイドキャッシュ107のメモリ部
に、アクセスされたデータが登録されている場合、すな
わち、キャッシュ・ヒットの場合、このデータは、外部
データバス109を介してバスコントロールユニット1
06に転送される。
【0013】バスコントロールユニット106は、外部
データバス109からデータを受けると、このデータを
アクセス要求を受けた側、もしくは、命令アクセス要求
とデータアクセス要求を同時に受けた場合は、選択した
アクセス要求を受けた側のバスに出力する。
【0014】すなわち、バスコントロールユニット10
6は、命令アクセス要求を受けて、あるいは、選択し
て、外部アドレスバス108に命令アクセス側のアクセ
ス要求を発行した場合、外部データバス109からの命
令を命令バス103を介してCPU101に転送する。
【0015】一方、バスコントロールユニット106
は、データアクセス要求を受けて、あるいは、選択し
て、外部アドレスバス108にデータアクセス側のアク
セス要求を発行した場合、外部データバス109からの
データをデータバス105を介してCPU101に転送
する。
【0016】ユニファイドキャッシュ107は、バスコ
ントロールユニット106からのアクセス要求でアクセ
スしたデータがメモリ部に登録されていない場合、すな
わち、キャッシュ・ミスの場合、メインメモリ110か
らこのデータを取り出し、外部データバス109を通し
てバスコントロールユニット106に転送する。この
時、ユニファイドキャッシュ107は、外部データバス
109上のデータを自身のメモリ部にも登録する。
【0017】以上が、ユニファイドキャッシュを備えた
コンピュータシステムの構成である。 このような構成
によれば、バスコントロールユニット106からは、命
令アクセス要求とデータアクセス要求が混在した形で出
力される。これにより、ユニファイドキャッシュ107
には、命令とデータの両方が登録される。
【0018】この場合、使用頻度の高い命令の数が使用
頻度の高いデータの数より多い場合は、ユニファイドキ
ャッシュ107には、命令の方がデータよりも多く登録
される。逆に、使用頻度の高いデータの数が使用頻度の
高い命令の数より多い場合は、データの方が命令よりも
多く登録される。
【0019】これにより、CPU101で実行されるア
プリケーションプログラムに合せて、ユニファイドキャ
ッシュに命令やデータを登録することができるため、キ
ャッシュヒット率を高めることができる。
【0020】図3は、第2の方法によって構成されたコ
ンピュータシステム、すなわち、専用キャッシュを備え
たコンピュータシステムの構成を示すブロック図であ
る。
【0021】図3において、201はCPU、202は
命令キャッシュ、203は命令アドレスバス、204は
命令バス、205はデータキャッシュ、206はデータ
アドレスバス、207はデータバス、208はバスコン
トロールユニット、209は外部アドレスバス、210
は外部データバス、211はメインメモリである。
【0022】以下、図3における動作を説明する。CP
U201は、命令をアクセスする場合、命令アドレスバ
ス203にアクセスしようとするアドレスを出力する。
命令キャッシュ202は、そのアドレスの命令がメモリ
部に登録されているかどうかを判定する。命令が登録さ
れている場合、すなわち、キャッシュ・ヒットの場合、
命令キャッシュ202は、この命令を命令バス204を
介してCPU201に転送する。これにより、この命令
は、CPU201で実行される。
【0023】命令が登録されていない場合、すなわち、
キャッシュ・ミスの場合、命令キャッシュ202は、命
令アドレスバス203を介してバスコントロールユニッ
ト208に命令アクセス要求を転送する。バスコントロ
ールユニット208は、この要求を受けると、外部アド
レスバス209を介してメインメモリ211をアクセス
し、アドレスに対応する命令を外部データバス210を
介して取り込む。
【0024】この後、バスコントロールユニット208
は、取り込んだ命令を命令バス204を介してCPU2
01と命令キャッシュ202に転送する。これにより、
この命令は、CPU201で実行されるとともに、その
アドレスとともに命令キャッシュ202のメモリ部に登
録される。
【0025】CPU201は、データをアクセスする場
合、データアドレスバス206にアクセスしようとする
アドレスを転送する。データキャッシュ205は、その
アドレスのデータがメモリ部に登録されているかどうか
を判定する。データが登録されている場合、すなわち、
キャッシュ・ヒットの場合、データキャッシュ205
は、これをデータバス207を介してCPU201に転
送する。
【0026】データが登録されていない場合、すなわ
ち、キャッシュ・ミスの場合、データキャッシュ205
は、データアドレスバス206を介してバスコントロー
ルユニット208に、データアクセス要求を送る。バス
コントロールユニット208は、この要求を受けると、
外部アドレスバス209を介してメインメモリ211を
アクセスし、アドレスに対応するデータを外部データバ
ス210を介して取り込む。
【0027】この後、バスコントロールユニット208
は、取り込んだデータをデータバス207を介してCP
U201とデータキャッシュ205に転送する。これに
より、このデータは、CPU201で処理されるととも
に、そのアドレスとともにデータキャッシュ205のメ
モリ部に登録される。
【0028】以上が、専用キャッシュを備えたコンピュ
ータシステムの構成である。このような構成によれば、
CPU201は、命令キャッシュ202とデータキャッ
シュ205のそれぞれに同時にアクセスすることができ
る。これにより、命令アクセスとデータアクセスが競合
した場合でも、一方のアクセスが終わるまで、他方のア
クセスを持つ必要がないので、アクセスの実行効率を高
めることができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】第1の方法によれば、
上記の如く、CPU101で実行されるアプリケーショ
ンプログラムに合わせて、ユニファイドキャッシュ10
7に命令とデータを登録することができる。これによ
り、この方法によれば、ユニファイドキャッシュ107
をアクセスする際のキャッシュ・ヒット率を高めること
ができる。
【0030】しかしながら、この方法では、命令アクセ
ス要求とデータアクセス要求が競合した場合、一方のア
クセスが終わるまで、他方のアクセスを待たせる必要が
ある。これにより、この方法では、アプリケーションプ
ログラムの実行効率が低下するという問題があった。
【0031】これに対し、第2の方法によれば、上記の
如く、CPU201は、命令キャッシュ202とデータ
キャッシュ205を同時にアクセスすることができるの
で、命令アクセス要求とデータアクセス要求が競合した
場合でも、アプリケーションプログラムの実行効率が低
下することはない。
【0032】しかしながら、この第2の方法では、命令
キャッシュ202とデータキャッシュ205の容量が固
定であるため、実行するアプリケーションプログラムに
よっては、キャッシュ・ヒット率が低下する場合がある
という問題があった。
【0033】すなわち、使用頻度の高い命令数とデータ
数は、CPU201上で実行されるアプリケーションプ
ログラムによって当然異なってくる。
【0034】例えば、命令数の少ないループ等のアプリ
ケーションプログラムでは、使用頻度の高い命令がわず
かに処理され、使用頻度の高いデータが多量に処理され
る。このようなアプリケーションプログラムを実行する
場合は、命令キャッシュ202の容量を少なくし、デー
タキャッシュ205の容量を多くした方が、データキャ
ッシュ205におけるキャッシュ・ミスの発生回数を少
なくし、CPU201の処理効率を高めることができ
る。
【0035】逆に、使用頻度が高い命令数が多く、使用
頻度の高いデータ数が少ないアプリケーションプログラ
ムを実行する場合は、命令キャッシュ202の容量を多
くし、また、データキャッシュ205の容量を少なくし
た方が、命令キャッシュ202におけるキャッシュ・ミ
スの発生回数を少なくし、CPU201の処理効率を高
めることができる。
【0036】しかしながら、第2の方法では、上記の如
く、命令キャッシュ202とデータキャッシュ205の
容量が固定となっているため、アプリケーションプログ
ラムに合わせて命令とデータの記憶容量を調整すること
ができない。このため、この方法では、キャッシュ・ミ
スが多発してしまうわけである。
【0037】大きなアプリケーションプログラムでは、
命令の使用頻度を高くするループ内の命令数はプログラ
ム内で大きく異なっており、命令キャッシュ202とデ
ータキャッシュ205の容量を固定にしていては、実行
最中のプログラムの変化に対応できず、処理効率が悪く
なる。
【0038】以上から、ハーバードアーキテクチャ構成
のコンピュータシステムに設けられるキャッシュメモリ
装置においては、アプリケーションプログラムによって
キャッシュ・ヒット率が低下することがあるという問題
と、アクセス競合時にアプリケーションプログラムの実
行効率が低下するという問題を解決することができる装
置が望まれる。
【0039】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、キャッシュメモリ装置において、キャ
ッシュメモリと、アドレス振分け手段と、登録判定手段
と、アクセス手段とを設けるようにしたものである。
【0040】ここで、キャッシュメモリは、互いに独立
にアクセス可能な複数の記憶領域を有し、かつ、各記憶
領域ごとに、主記憶装置のアドレスを保持するアドレス
記憶領域とそのアドレスに格納されている内容を保持す
る内容記憶領域を有する。
【0041】アドレス振分け手段は、メインメモリをア
クセスするための複数のアドレスを複数の記憶領域に振
り分ける機能を有する。登録判定手段は、アドレス振分
け手段により振り分けられたアドレスが対応するアドレ
ス記憶領域に登録されているか否かを判定する機能を有
する。アクセス手段は、アドレスが登録されていると判
定されると、対応する内容記憶領域をアクセスする機能
を有する。
【0042】
【作用】いま、複数のアドレスが命令アドレスとデータ
アドレスであるとする。この場合、この2つのアドレス
は、例えば、使用頻度の高い命令の数と使用頻度の高い
データの数に応じて、複数の記憶領域に適宜振り分けら
れる。これにより、使用頻度の高い命令の数とデータの
数に応じて、命令とデータの記憶容量を変えることがで
きるので、CPUで実行されるアプリケーションプログ
ラムによって、キャッシュ・ヒット率が低下することが
あるという問題を解決することができる。
【0043】また、キャッシュメモリの各記憶領域が互
いに独立にアクセス可能であるため、CPUは、命令が
格納されている記憶領域とデータが格納されている記憶
領域を同時にアクセスすることができる。これにより、
命令アクセス要求とデータアクセス要求が競合した場合
でも、アプリケーションプログラムの実行効率が低下す
るのを防止することができる。
【0044】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。図1は、この発明の一実施例の構
成を示すブロック図である。なお、以下の説明では、こ
の発明をハーバードアーキテクチャ構成のコンピュータ
システムに設けられるキャッシュメモリ装置に適用する
場合を代表として説明する。
【0045】まず、図1に示すキャッシュメモリ装置の
構成を説明する前に、このキャッシュメモリ装置を有す
るコンピュータシステムの構成を図4を参照しながら説
明する。
【0046】図4において、301はCPU、302は
図3の命令キャッシュ202とデータキャッシュ205
を共通化した共通キャッシュ、303は命令アドレスバ
ス、304は命令バス、305はデータアドレスバス、
306はデータバス、307はバスコントロールユニッ
ト、308は外部アドレスバス、309は外部データバ
ス、310はメインメモリである。なお、この実施例の
キャッシュメモリ装置は、共通キャッシュ302に相当
する。
【0047】上記構成において、動作を説明する。ハー
バード・アーキテクチャ構成のCPU301は、命令を
アクセスする場合、命令アドレスバス303にアクセス
したい命令のアドレスを出力する。同様に、データをア
クセスする場合、データアドレスバス305にアクセス
したいデータのアドレスを転送する。
【0048】共通キャッシュ302は、命令アドレスバ
ス303及びデータアドレスバス305を介して命令及
びデータのアクセス要求を並列に処理し、それぞれのア
ドレスがメモリ部に登録されているかどうかを判定す
る。
【0049】アクセスした命令が登録されている場合、
すなわち、命令キャッシュ・ヒットの場合には、共通キ
ャッシュ302は、この命令を命令バス304を介して
CPU301に転送する。同様に、アクセスしたデータ
がキャッシュ302に登録されている場合、すなわち、
データキャッシュ・ヒットの場合には、このデータをデ
ータバス306を介してCPU301に転送する。
【0050】アクセスした命令が登録されていない場
合、すなわち、命令キャッシュ・ミスの場合、共通キャ
ッシュ302は、命令アドレスバス203を介してバス
コントロールユニット307にキャッシュ・ミスしたこ
とを通知する。バスコントロールユニット307は、こ
の通知を受けると、外部アドレスバス308を介してメ
インメモリ310をアクセスし、外部データバス309
を介して命令を取り込む。
【0051】バスコントロールユニット307に取り込
まれた命令は、命令バス304を介してCPU201に
転送され、このCPU201で実行される。これと同時
に、この命令は、共通キャッシュ302のメモリ部にも
登録される。
【0052】同様に、アクセスしたデータが登録されて
いない場合、すなわち、データキャッシュ・ミスの場
合、キャッシュ302は、バスコントロールユニット3
07にキャッシュ・ミスしたことをデータアドレスバス
305を介して通知する。バスコントロールユニット3
07は、この通知を受けると、外部アドレスバス308
を介してメインメモリ310をアクセスし、外部データ
バス309を介して命令を取り込む。
【0053】バスコントロールユニット307に取り込
まれたデータは、データバス306を介してCPU30
1に転送され、このCPU301で処理される。これと
同時に、このデータは、共通キャッシュ302のメモリ
部にも登録される。
【0054】以上が、この実施例のキャッシュメモリ装
置(共通キャッシュ)を備えたコンピュータシステムの
概略である。次に、図1を参照しながら、この実施例の
キャッシュメモリ装置を説明する。なお、以下の説明で
は、キャッシュメモリ(メモリ部)として、2ウェイ・
セットアソシアティブ方式のキャッシュメモリを用いる
場合を代表として説明するが、ウェイ数が3以上のセッ
トアソシアティブ方式のキャッシュメモリでも、基本的
な構成は同じである。
【0055】ウェイ数とは、検索の際、アドレスのタグ
比較に用いられるタグ比較器の数である。この実施例で
は、2つのウェイをウェイ0、ウェイ1と呼ぶことにす
る。それぞれは、タグメモリとデータメモリのペアから
なっている。
【0056】図1において、401は、命令アドレスバ
スである。402は、データアドレスバスである。
【0057】403は、共通キャッシュにアクセスする
命令のアドレスを保持する命令アドレスレジスタであ
る。なお、以下の説明では、この命令アドレスの上位の
アドレスを命令タグアドレスIT、下位のアドレスを命
令インデックスアドレスIIと呼ぶことにする。
【0058】404は、このキャッシュにアクセスする
データのアドレスを保持するデータアドレスレジスタで
ある。なお、以下の説明では、このデータアドレスの上
位のアドレスをデータタグアドレスDT、下位のアドレ
スをデータインデックスアドレスDIと呼ぶことにす
る。
【0059】405は、ウェイ0を命令アクセスとデー
タアクセスのどちらに設定するかを指定するデータD0
と、ウェイ1を命令アクセスとデータアクセスのどちら
に設定するかを指定するデータD1とを保持する命令/
データ切替え制御レジスタである。各データD0,D1
は1ビットで表され、例えば、CPU上で実行されるア
プリケーションプログラムによってレジスタ405にセ
ットされるようになっている。
【0060】406は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ0側の指定データD0
に従って、命令アドレスレジスタ403に保持されてい
る命令インデックスアドレスIIとデータアドレス40
4に保持されているデータインデックスアドレスDIの
いずれか一方を選択するタグ0用下位アドレスマルチプ
レクサである。
【0061】407は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ0側の指定データD0
に従って、命令アドレスレジスタ403に保持されてい
る命令タグアドレスITとデータアドレスレジスタ40
4に保持されているデータタグアドレスDTのいずれか
一方を選択するタグ0用上位アドレスマルチプレクサで
ある。
【0062】408は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ1側の指定データD1
に従って、命令アドレスレジスタ403に保持されてい
る命令インデックスアドレスIIとデータアドレスレジ
スタ404に保持されているデータインデックスアドレ
スDIのいずれか一方を選択するタグ1用下位アドレス
マルチプレクサである。
【0063】409は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ1側の指定データD1
に従って、命令アドレスレジスタ403に保持されてい
る命令タグアドレスITとデータアドレスレジスタ40
4に保持されているデータタグアドレスDTのいずれか
一方を選択するタグ1用上位アドレスマルチプレクサで
ある。
【0064】410は、ウェイ0側のタグ0用メモリで
ある。このタグ0用メモリ410は、ウェイ0へのデー
タ書込み時には、タグ0用下位アドレスマルチプレクサ
406により選択されたインデックスアドレスをアドレ
スとして、タグ0用上位アドレスマルチプレクサ407
により選択されたタグアドレスを書き込まれる。
【0065】反対に、ウェイ0からのデータ読出し時に
は、タグ0用下位アドレスマルチプレクサ406により
選択されたインデックスアドレスをアドレスとして、タ
グアドレスを読み出される。
【0066】411は、タグ0用上位アドレスマルチプ
レクサ407により選択されたタグアドレスと、タグ0
メモリ410から読み出されたタグアドレスとが一致し
ているかどうかを判定するタグ0用一致回路である。
【0067】412は、ウェイ1側のタグ1用メモリで
ある。このタグ1用メモリ412は、ウェイ1へのデー
タ書込み時には、タグ1用下位アドレスマルチプレクサ
408により選択されたインデックスアドレスをアドレ
スとして、タグ1用上位アドレスマルチプレクサ409
により選択されたタグアドレスを書き込まれる。
【0068】反対に、ウェイ1からのデータ読出し時に
は、タグ1用下位アドレスマルチプレクサ408により
選択されたインデックスアドレスをアドレスとして、タ
グアドレスを読み出される。
【0069】413は、タグ1用上位アドレスマルチプ
レクサ409により選択されたタグアドレスと、タグ1
用メモリ412から読み出されたタグアドレスが一致し
ているかどうかを判定するタグ1用一致回路である。
【0070】414は、共通キャッシュに登録する命令
を保持する命令レジスタである。415は、共通キャッ
シュに登録するデータを保持するデータレジスタであ
る。
【0071】416は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ0側の指定データD0
に従って、命令レジスタ414に保持されている命令と
データレジスタ415に保持されているデータのいずれ
か一方を選択するデータ0用マルチプレクサである。
【0072】417は、データ0用メモリである。この
データ0用メモリ417は、ウェイ0へのデータ書込み
時には、タグ0用アドレスマルチプレクサ406により
選択されたインデックスアドレスをアドレスとして、デ
ータ0用マルチプレクサ416の選択出力を書き込まれ
る。反対に、ウェイ0からのデータ読出し時には、タグ
0用下位アドレスマルチプレクサ406により選択され
たインデックスアドレスをアドレスとして、登録命令ま
たは登録データが読み出される。
【0073】418は、ウェイ0用命令バスドライバで
ある。このバスドライバ418は、 タグ0用一致回路411で、2つのアドレスが一致
すると判定されていること 命令/データ切替え制御レジスタ405に保持され
ているウェイ0側の指定データD0が命令アクセスを指
定していること 共通キャッシュへのアクセスが読出しであること の3つの条件が同時に成立した場合に限り、イネーブル
とされる。
【0074】419は、ウェイ0用データバスドライバ
である。このバスドライバ419は、 タグ0用一
致回路411で、2つのアドレスが一致すると判定され
ている こと 命令/データ切替え制御レジスタ405の保持され
ているウェイ0側の指定データD0がデータアクセスを
指定していること 共通キャッシュへのアクセスが読出しであること の3つの条件が同時に成立した場合に限り、イネーブル
とされる。
【0075】420は、命令/データ切替え制御レジス
タ405に保持されているウェイ1側の指定データD1
に従って、命令レジスタ414に保持されている命令と
データレジスタ415に保持されているデータのいずれ
か一方を選択するデータ1用マルチプレクサである。
【0076】421は、データ1用メモリである。この
データ1用メモリ421は、ウェイ1へのデータ書込み
時には、タグ1用アドレスマルチプレクサ408により
選択されたインデックスアドレスをアドレスとして、デ
ータ1用マルチプレクサ420の選択出力が書き込まれ
る。
【0077】反対に、ウェイ1からのデータ読出し時に
は、タグ1用下位アドレスマルチプレクサ408により
選択されたインデックスアドレスをアドレスとして、登
録命令または登録データが読み出される。
【0078】422は、ウェイ1用命令バスドライバで
ある。このバスドライバ422は、 タグ1用一致回路413で、2つのアドレスが一致
すると判定されていること 命令/データ切替え制御レジスタ405に保持され
ているウェイ1側の指定データD1が命令アクセスを指
定していること 共通キャッシュへのアクセスが読出しであること の3つの条件が同時に成立した場合に限り、イネーブル
とされる。
【0079】423は、ウェイ1用データバスドライバ
である。このバスドライバ423は、 タグ1用一
致回路413で、2つのアドレスが一致すると判定され
ている こと 命令/データ切替え制御レジスタ405の保持され
ているウェイ1側の指定データD1がデータアクセスを
指定していること 共通キャッシュへのアクセスが読出しであること の3つの条件が同時に成立した場合に限り、イネーブル
とされる。
【0080】424は、命令バスである。425はデー
タバスである。
【0081】ここで、タグ0用メモリ410とデータ0
用メモリ417を併せてウェイ0と呼ぶことにする。ま
た、タグ1用メモリ412とデータ1用メモリ421を
併せてウェイ1と呼ぶことにする。
【0082】また、図において、点線は、命令/データ
切替え制御レジスタ405からの制御信号と、タグ0用
一致回路411及びタグ1用一致回路413からの制御
信号を表す。また、実線はデータ信号を、2重線はバス
をそれぞれ表す。
【0083】上記構成において、動作を説明する。ま
ず、命令/データ切替え制御レジスタ405に保持され
ているウェイ0側の指定データD0を命令アクセス用に
設定した場合の読出し動作を説明する。
【0084】この場合、タグ0用下位アドレスマルチプ
レクサ406では、命令アドレスレジスタ403に保持
されている命令インデックスアドレスIIが選択され
る。また、タグ0用上位アドレスマルチプレクサ407
では、命令アドレスレジスタ403に保持されている命
令タグアドレスITが選択される。
【0085】これにより、タグ0用メモリ410から、
タグ0用下位アドレスマルチプレクサ406により選択
された命令インデックスアドレスIIに対応するデータ
が読み出される。このデータはウェイ0に登録されてい
るタグアドレスである。
【0086】また、データ0用メモリ417からは、上
記命令インデックスアドレスIIに対応したデータが読
み出される。このデータはウェイ0に登録されている命
令である。タグ0用メモリ410から読み出されたタグ
アドレスは、タグ0用一致回路411に供給され、タグ
0用上位アドレスマルチプレクサ407により選択され
た命令タグアドレスITと比較される。これにより、両
者が一致するか否かが判定される。
【0087】両者が一致すると判定されると、ウェイ0
に命令が登録されていることになる。すなわち、命令キ
ャッシュ・ヒットとなる。これにより、この場合は、デ
ータ0用メモリ417から読み出された命令は、上記指
定データD0によってイネーブルとされているウェイ0
用命令バスドライバ418を介して命令バス424に転
送される。
【0088】一方、一致しないと判定されると、命令キ
ャッシュ・ミスとなる。これにより、この場合は、命令
アドレスに対応する命令をキャッシュ外部から取り込む
ことになる。キャッシュ外部から取り込まれた命令は、
CPUに転送されると同時に、命令レジスタ414にセ
ットされる。
【0089】命令レジスタ41にセットされた命令は、
上記指定データD0に基づいて、データ0用マルチプレ
クサ416により選択された後、データ0メモリ417
に書き込まれる。これと同時に、タグ0用上位アドレス
マルチプレクサ407により選択されたタグアドレスが
タグ0用メモリ410に書き込まれる。これにより、キ
ャッシュ・ミスした命令が共通キャッシュに登録された
ことになる。
【0090】次に、命令/データ切替え制御レジスタ4
05に保持されているウェイ0側の指定データD0をデ
ータアクセス用に設定した場合の読出し動作を説明す
る。
【0091】この場合、タグ0用下位アドレスマルチプ
レクサ406では、データアドレスレジスタ404に保
持されているデータインデックスアドレスDIが選択さ
れる。また、タグ0用上位アドレスマルチプレクサ40
7では、データアドレスレジスタ403に保持されてい
るデータタグアドレスDTが選択される。
【0092】これにより、タグ0用メモリ410から、
タグ0用下位アドレスマルチプレクサ406により選択
されたデータインデックスアドレスDIに対応するデー
タが読み出される。このデータはウェイ0に登録されて
いるタグアドレスである。
【0093】また、データ0用メモリ417からは、上
記データインデックスアドレスDIに対応したデータが
読み出される。このデータはウェイ0に登録されている
データである。
【0094】タグ0用メモリ410から読み出されたタ
グアドレスは、タグ0用一致回路411に供給され、タ
グ0用上位アドレスマルチプレクサ407により選択さ
れたデータタグアドレスDTと比較される。これによ
り、両者が一致するか否かが判定される。
【0095】両者が一致すると判定されると、ウェイ0
にデータが登録されていることになる。すなわち、デー
タキャッシュ・ヒットとなる。これにより、この場合
は、データ0用メモリ417から読み出されたデータ
が、上記指定データD0によってイネーブルとされてい
るウェイ0用データバスドライバ419を介してデータ
バス425に転送される。
【0096】一方、一致しないと判定されると、データ
キャッシュ・ミスとなる。これにより、この場合は、デ
ータアドレスに対応するデータをキャッシュ外部から取
り込むことになる。キャッシュ外部から取り込まれたデ
ータは、CPUに転送されると同時に、データレジスタ
415にセットされる。
【0097】データレジスタ415にセットされたデー
タは、上記指定データD0に基づいて、データ0用マル
チプレクサ416により選択された後、データ0メモリ
417に書き込まれる。これと同時に、タグ0用上位ア
ドレスマルチプレクサ407により選択されたタグアド
レスがタグ0用メモリ410に書き込まれる。これによ
り、キャッシュ・ミスしたデータが共通キャッシュに登
録されたことになる。
【0098】次に、命令/データ切替え制御レジスタ4
05に保持されているウェイ0側の指定データD0をデ
ータアクセス側に設定した場合の書込み動作を説明す
る。
【0099】この場合、タグ0用下位アドレスマルチプ
レクサ406では、データアドレスレジスタ404に保
持されているデータインデックスアドレスDIが選択さ
れる。同様に、タグ0用上位アドレスマルチプレクサ4
07では、データタグアドレスDTが選択される。ま
た、データ0用マルチプレクサ416では、データレジ
スタ415に保持されているデータが選択される。
【0100】これにより、タグ0用メモリ410から、
タグ0用下位アドレスマルチプレクサ406により選択
されたデータインデックスアドレスDIに対応するデー
タが読み出される。このデータは、ウェイ0に登録され
ているタグアドレスである。
【0101】タグ0用メモリ410から読み出されたタ
グアドレスは、タグ0用一致回路411に供給され、タ
グ0用上位アドレスマルチプレクサ407により選択さ
れたデータタグアドレスDTと比較される。これによ
り、両者が一致するか否かが判定される。
【0102】両者が一致すると判定されると、ウェイ0
にデータが一度登録されていることになるので、データ
キャッシュ・ヒットとなる。これにより、この場合は、
データ0用マルチプレクサ416により選択されたデー
タは、データ0用メモリ417において、タグ0用下位
アドレスマルチプレクサ406により選択されたデータ
インデックスアドレスDIに対応した位置に書き込まれ
る。
【0103】一方、両者が一致しないと判定されると、
データキャッシュ・ミスとなる。この場合、データは、
例えば、メインメモリにのみ書き込まれる。
【0104】以上、ウェイ0側におけるアクセスを説明
したが、ウェイ1側においても、命令/データ切替え制
御レジスタ405にセットする指定データD1を切り替
えることにより、ウェイ0側と同じアクセスを行うこと
ができる。
【0105】この場合、ウェイ1側のタグ1用下位アド
レスマルチプレクサ408、タグ1用上位アドレスマル
チプレクサ409、タグ1用メモリ412、タグ1用一
致回路413、データ1用マルチプレクサ420、デー
タ1用メモリ421、ウェイ1用命令バスドライバ42
2、ウェイ1用データバスドライバ423は、それぞれ
ウェイ0側のタグ0用下位アドレスマルチプレクサ40
6、タグ0用上位アドレスマルチプレクサ407、タグ
0用メモリ410、タグ0用一致回路411、データ0
用マルチプレクサ416、データ0用メモリ417、ウ
ェイ0用命令バスドライバ418、ウェイ0用データバ
スドライバ419に対応した動作を行う。
【0106】このように、命令/データ切替え制御レジ
スタ405にセットする指定データD0,D1の値を変
更することにより、ウェイ0とウェイ1をそれぞれ命令
アクセス用、データアクセス用に設定することができ
る。この場合、命令アクセス、データアクセスとキャッ
シュのウェイ0、ウェイ1の組合せは、図5に示すよう
に、4通りある。
【0107】なお、命令アクセスまたはデータアクセス
用の複数のウェイを指定した場合、命令またはデータを
登録すべきウェイの選択は、通常のセットアソシアティ
ブ方式のキャッシュと同じように、LRU(Least
Recently Used)等の置換アルゴリズム
によって実施される。
【0108】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果が得られる。
【0109】(1) まず、この実施例によれば、キャ
ッシュメモリ装置において、 互いに独立にアクセス可能な複数の記憶領域(ウェ
イ0,1)を有し、かつ、各記憶領域ごとに、メインメ
モリのアドレスを保持するアドレス記憶領域(タグ0用
メモリ410、タグ1用メモリ412)とそのアドレス
に格納されている内容を保持する内容記憶領域(データ
0用メモリ417、データ1用メモリ421)を有する
キャッシュメモリと、 メインメモリをアクセスするための複数のアドレス
(命令アドレス、データアドレス)を、上記複数の記憶
領域に振り分けるアドレス振分け手段(レジスタ40
3,404,405、マルチプレクサ406,407,
408,409)と、 各記憶領域ごとに、アドレス振分け手段により振り
分けられたアドレスがアドレス記憶領域に登録されてい
るか否かを判定する登録判定手段(一致回路411,4
12)と、 この登録判定手段により、アドレスが登録されてい
ると判定されると、このアドレスが登録されていると判
定されたアドレス記憶領域に対応する内容記憶領域をア
クセスするアクセス手段(レジスタ414,415、マ
ルチプレクサ416,420、バスドライバ418,4
19,422,423)とを設けるようにしたので、キ
ャッシュ・ヒット率の低下とアクセス競合時の実行効率
の低下を防止することができる。
【0110】すなわち、上記構成によれば、使用頻度の
高い命令の数と使用頻度の高いデータの数に応じて、命
令とデータの記憶容量を変えることができるので、CP
Uによって実行されるアプリケーションプログラムによ
っては、キャッシュ・ヒット率が低下することがあると
いう問題を解決することができる。
【0111】また、上記構成によれば、各記憶領域が独
立にアクセス可能であるため、命令アクセス要求とデー
タアクセス要求が競合した場合でも、命令アクセスとデ
ータアクセスを同時に行うことができる。これにより、
アクセス競合時にアプリケーションプログラムの実行効
率が低下するとう問題を解決することができる。
【0112】(2) また、この実施例によれば、キャ
ッシュメモリとして、複数のポートを有するセットアソ
シアティブ方式のキャシュメモリを用いるようにしたの
で、上述したような構成を有するキャッシュメモリを別
途開発することなく、キャッシュメモリ装置を構築する
ことができる。
【0113】(3) また、この実施例によれば、図3
に示す命令キャッシュ202(あるいはデータキャッシ
ュ205)に、レジスタ403,404,405と、マ
ルチプレクサ406,407,408,409,41
6,420を付加するだけの簡単な構成により、キャッ
シュメモリ装置を構築することができる。
【0114】以上、この発明の一実施例を詳細に説明し
たが、この発明は、上述したような実施例に限定される
ものではない。
【0115】(1) 例えば、先の実施例では、キャッ
シュメモリとして、2つのウェイを有するセットアソシ
アティブ方式のキャッシュメモリを用いる場合を説明し
た。しかし、この発明は、3つ以上のウェイを有するセ
ットアソシアティブ方式のキャッシュメモリを用いるよ
うにしてもよい。
【0116】(2) また、先の実施例では、1つのC
PUによって命令アクセス及びデータアクセスされるキ
ャッシュメモリ装置に、この発明を適用する場合を説明
した。しかし、この発明は、2つ以上のCPUによって
命令アクセス及びデータアクセスされるキャッシュメモ
リ装置にも適用することができる。
【0117】この場合、アクセスの実行途中で、各ポー
トに対してウェイを指定するレジスタの値を換えること
により、キャッシュのウェイを媒介してCPU間のデー
タ転送を行うことも可能になる。
【0118】すなわち、いま、この発明のキャッシュメ
モリ装置が2つのCPU0,CPU1と接続されている
ものとする。また、命令/データ切替え制御レジスタが
ウェイ0をCPU0のデータアクセスに指定しているも
のとする。このような状態で、CPU0がウェイ0のデ
ータを更新したものとする。その後、命令/データ切替
え制御レジスタがウェイ0をCPU1のデータアクセス
に書き換えることにより、、CPU1はウェイ0に登録
されているデータを取り出すことができる。
【0119】このように、この発明によれば、2つのC
PUにおいて、キャッシュを媒介にしてデータを受け渡
すことも可能となる。
【0120】(3) さらに、先の実施例では、キャッ
シュメモリとして、セットアソシアティブ方式のキャッ
シュメモリを用いる場合を説明した。しかし、この発明
は、セットアソシアティブ方式以外の方式、例えば、ダ
イレクトマッピング方式のキャッシュメモリを用いるよ
うにしてもよい。
【0121】(4) さらにまた、先の実施例では、キ
ャッシュメモリを、複数のポートを有する1つのメモリ
チップで構成する場合を説明した。しかし、この発明
は、複数のメモリチップで構成するようにしてもよい。
【0122】すなわち、この発明のキャッシュメモリ
は、互いに独立にアクセス可能な複数の記憶領域を有
し、かつ、各記憶領域ごとに、アドレス記憶領域と内容
記憶領域を有する構成であれば、複数のポートを有する
1つのメモリチップで構成してもよいし、1つのポート
を有する複数のメモリチップで構成してもよい。
【0123】(5) このほかにも、この発明は、その
要旨を逸脱しない範囲で種々様々変型実施可能なことは
勿論である。
【0124】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
互いに独立にアクセス可能な複数の記憶領域を有し、か
つ、各記憶領域ごとにアドレス記憶領域と内容記憶領域
を有するキャッシュメモリと、メインメモリをアクセス
するための複数のアドレスを上記複数の記憶領域に振り
分ける手段と、各記憶領域ごとに、アドレス振分け手段
により振り分けられたアドレスがアドレス記憶領域に保
持されているか否かを判定する手段と、アドレスが保持
されていると判定されると、対応する内容記憶領域をア
クセスする手段とを設けるようにしたので、アプリケー
ションプログラムによってキャッシュ・ヒット率が低下
することがあるという問題と、アクセス競合時にアプリ
ケーションプログラムの実行効率が低下するという問題
を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】ユニファイドキャッシュを有するハーバード・
アーキテクチャ構成のコンピュータシステムの構成を示
すブロック図である。
【図3】専用キャッシュを有するハーバード・アーキテ
クチャ構成のコンピュータシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】この発明の一実施例のキャッシュメモリ装置を
有するハーバード・アーキテクチャ構成のコンピュータ
システムの構成を示すブロック図である。
【図5】この発明の一実施例の動作を説明するための図
である。
【符号の説明】
301…CPU 302…共通キャッシュ 303…命令アドレスバス 304…命令バス 305…データアドレスバス 306…データバス 307…バスコントロールユニット 308…外部アドレスバス 309…外部データバス 310…メインメモリ 401…命令アドレスバス 402…データアドレスバス 403…命令アドレスレジスタ 404…データアドレスレジスタ 405…命令/データ切替え制御レジスタ 406…タグ0用下位アドレスマルチプレクサ 407…タグ0用上位アドレスマルチプレクサ 408…タグ1用下位アドレスマルチプレクサ 409…タグ1用上位アドレスマルチプレクサ 410…タグ0用メモリ 411…タグ0用一致回路 412…タグ1用メモリ 413…タグ1用一致回路 414…命令レジスタ 415…データレジスタ 416…データ0用マルチプレクサ 417…データ0用メモリ 418…ウェイ0用命令バスドライバ 419…ウェイ0用データバスドライバ 420…データ1用マルチプレクサ 421…データ1用メモリ 422…ウェイ1用命令バスドライバ 423…ウェイ1用データバスドライバ 424…命令バス 425…データバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央処理装置と主記憶装置との間で、命
    令やデータを一時的に保持するキャッシュメモリ装置に
    おいて、 互いに独立にアクセス可能な複数の記憶領域を有し、か
    つ、各記憶領域ごとに、主記憶装置のアドレスを保持す
    るアドレス記憶領域とそのアドレスに格納されている内
    容を保持する内容記憶領域を有するキャッシュメモリ
    と、 前記主記憶装置をアクセスするための複数のアドレス
    を、前記複数の記憶領域に振り分けるアドレス振分け手
    段と、 前記複数の記憶領域の各記憶領域ごとに、前記アドレス
    振分け手段により振り分けられたアドレスが前記アドレ
    ス記憶領域に登録されているか否かを判定する登録判定
    手段と、 この登録判定手段により、前記アドレスが登録されてい
    ると判定されると、この登録されていると判定されたア
    ドレス記憶領域に対応する内容記憶領域をアクセスする
    アクセス手段とを具備したことを特徴とするキャッシュ
    メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス振分け手段は、 前記複数のアドレスを保持するアドレス保持手段と、 前記複数の記憶領域に対する前記複数のアドレスの振分
    け方を示す振分け情報を保持する振分け情報保持手段
    と、 この振分け情報保持手段に保持されている振分け情報に
    基づいて、前記アドレス保持手段に保持されている複数
    のアドレスを前記複数の記憶領域に振り分ける振分け手
    段とを具備するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のキャッシュメモリ装置。
  3. 【請求項3】 前記複数のアドレスは、命令アドレスバ
    スを介して与えられる命令アドレスとデータアドレスバ
    スを介して与えられるデータアドレスであり、 前記アドレス振分け手段は、 前記命令アドレスバスを介して与えられる命令アドレス
    を保持する命令アドレス保持手段と、 前記データアドレスバスを介して与えられるデータアド
    レスを保持するデータアドレス保持手段と、 前記複数の記憶領域に対する前記命令アドレスと前記デ
    ータアドレスの振分け方を示す振分け情報を保持する振
    分け情報保持手段と、 この振分け情報保持手段に保持されている振分け情報に
    基づいて、前記命令アドレス保持手段に保持されている
    命令アドレスと前記データアドレス保持手段に保持され
    ているデータアドレスを前記複数の記憶領域に振り分け
    る振分け手段とを具備するように構成され、 前記アクセス手段は、 命令バスを介して与えられる命令を保持する命令保持手
    段と、 データバスを介して与えられるデータを保持するデータ
    保持手段と、 前記振分け情報保持手段に保持されている振分け情報に
    基づいて、前記命令保持手段に保持されている命令と前
    記データ保持手段に保持されているデータを前記複数の
    記憶領域に振り分ける振分け手段と、 前記複数の記憶領域の各記憶領域ごとに設けられ、書込
    み時、前記アドレス振分け手段により振り分けられたア
    ドレスが自記憶領域のアドレス記憶領域に保持されてい
    ると前記登録判定手段により判定されると、前記振分け
    手段により振り分けられた命令あるいはデータを自記憶
    領域の内容記憶領域に書き込む書込み手段と、 前記複数の記憶領域の各記憶領域ごとに設けられ、読出
    し時、前記アドレス振分け手段により振り分けられたア
    ドレスが自記憶領域のアドレス記憶領域に登録されてい
    ると前記登録判定手段により判定されると、自記憶領域
    の内容記憶領域から命令あるいはデータを読み出し、前
    記命令バスあるいは前記データバスに出力する読出し手
    段とを具備するように構成されていることを特徴とする
    請求項1記載のキャッシュメモリ装置。
  4. 【請求項4】 前記キャッシュメモリは、複数のポート
    を有するセットアソシアティブ方式のメモリであり、 前記アドレス振分け手段は、前記キャッシュメモリの各
    ウェイごとに、前記複数のアドレスを振り分けるように
    構成されていることを特徴とする請求項1記載のキャッ
    シュメモリ装置。
JP6206634A 1994-08-31 1994-08-31 キャッシュメモリ装置 Pending JPH0877072A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100805974B1 (ko) * 1999-12-06 2008-02-25 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 스마트 캐시
JP2008090673A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp キャッシュメモリ制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100805974B1 (ko) * 1999-12-06 2008-02-25 텍사스 인스트루먼츠 인코포레이티드 스마트 캐시
JP2008090673A (ja) * 2006-10-03 2008-04-17 Mitsubishi Electric Corp キャッシュメモリ制御装置

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