JPH087747A - 電界放出陰極素子 - Google Patents

電界放出陰極素子

Info

Publication number
JPH087747A
JPH087747A JP14300694A JP14300694A JPH087747A JP H087747 A JPH087747 A JP H087747A JP 14300694 A JP14300694 A JP 14300694A JP 14300694 A JP14300694 A JP 14300694A JP H087747 A JPH087747 A JP H087747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron beam
focusing point
field emission
cold
cathode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14300694A
Other languages
English (en)
Inventor
Norifumi Egami
典文 江上
Katsuyuki Goto
克幸 後藤
Yoshiyuki Hirano
喜之 平野
Shiro Sato
史郎 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP14300694A priority Critical patent/JPH087747A/ja
Publication of JPH087747A publication Critical patent/JPH087747A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像管を動作させるに足る大きなビーム電流
が得られるとともに、電子ビーム径を小さく保ったまま
ビーム電流を段階的に増減できる機能をもたせた電界放
出陰極素子を実現する。 【構成】 複数の冷陰極3は、それぞれの冷陰極3から
放出される電子ビームの集束点Oを中心として半径Rの
円弧上に先端部が位置し、またその先端部を通り冷陰極
3の先端部分の中心線(対称軸)が集束点Oから放射状
に延びる直線に一致するように配置され、また、複数の
ゲート電極4が、冷陰極3先端部の両側に、かつ電子ビ
ームの集束点Oを中心として半径Rの円弧上に一方の端
面が一致もしくは、それに近い位置関係で半径Rの円弧
に沿って配置され、さらに、2個の陽極は電子ビームの
集束点Oを中心として、半径P(P<R)の円弧上に一
致するよう、また、電子ビーム通過領域(陽極アパーチ
ャ)6を残してその両側に配置された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョンの
撮像管等に用いる電界放出陰極素子(冷陰極を用いた陰
極素子)に関し、特に複数の電界放出陰極素子を同時に
駆動して撮像管を動作せるに足る大きなビーム電流が得
られるとともに、電子ビーム径を小さく保ったままビー
ム電流を段階的に増加あるいは減少可能なビーム調整機
能をもたせたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電界放出陰極素子の放出電流は1
陰極素子当たりせいぜい数μA程度であるので、これよ
り大きい電流が求められる場合には同時に複数の素子を
駆動する必要がある。この事情を撮像管の場合を例にと
って説明する。撮像管にはこれまで熱陰極電子銃が用い
られているが、この熱陰極電子銃の代わりに曲率半径が
数十nm程度の尖鋭なチップによる電子放出領域を有する
微小電界放出冷陰極を用いると、上記熱陰極電子銃に比
べて、極端に微小な電子源であるがために、その結果、
撮像管の解像度が格段に向上できると期待される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、撮像管では陰
極からの放出電子の約1/4 のみしか光導電面での信号電
荷の読みとりに寄与しないために、電界放出陰極素子に
関する公開特許公報(特開平4−312752号、「電
子管装置」)に記載されているように、単純に、例えば
1個の縦型電界放出陰極素子を従来の熱陰極電子銃の代
わりに置き換えただけでは、撮像のダイナミックレンジ
はビーム電流として2〜3μA程度に限られてしまう。
従って、これより大きい信号電荷を読みとる場合には、
複数の電界放出陰極素子を同時に駆動する必要が生じ
る。
【0004】ここで、この複数の電界放出陰極素子を同
時に駆動するにあたっては、これまでの陰極素子のフォ
トリソグラフィーによる微細加工技術では、素子間隔を
1μm 以下にすることはできないので、複数駆動して撮
像管の動作を広ダイナミック化する場合、電子源サイズ
として1μφ以下にとることは困難である。すなわち、
広ダイナミック化する場合には、尖鋭チップによる高解
像度特性を大きく犠牲にしなくてはならないという問題
点があった。
【0005】本発明の目的は上述した問題点を解決する
ために、複数の陰極を同時に駆動して電子ビーム径を小
さく保ったまま段階的にビーム電流を増加もしくは減少
することのできる電界放出陰極素子を得ることができる
とともに、その得られた電界放出陰極素子は焦点深度が
大きく、ほぼ平行な電子ビームを放出することができる
ようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明電界放出陰極素子は、尖鋭な先端形状を有す
る複数の冷陰極を具えてなる電界放出陰極素子におい
て、前記複数の冷陰極のそれぞれは、該冷陰極の先端部
を通り該冷陰極の先端部分の中心線と該冷陰極から放出
される電子ビームの集束点から放射状に延びる直線とが
一致し、かつ前記先端部が前記集束点を中心とする同一
半径の円弧上に位置するように配置されるとともに、前
記複数の冷陰極のそれぞれは前記集束点を中心とする円
弧方向に隣接して配置されるゲート電極によって挟ま
れ、かつ前記複数の冷陰極から放出されるそれぞれの電
子ビームが前記集束点に集束するための陽極アパーチャ
を形成するように前記集束点の近傍の前記集束点を中心
とする円弧上に2個の陽極が配置されていることを特徴
とするものである。
【0007】また、本発明電界放出陰極素子は、前記冷
陰極、前記ゲート電極および前記陽極はそれぞれ同一の
絶縁物基板上に形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】また、本発明電界放出陰極素子は、前記絶
縁物基板はSOI基板であることを特徴とするものであ
る。
【0009】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。図1(a), (b)および(c) は、本発明
電界放出陰極素子の一実施例として、それぞれ陰極素子
を絶縁物基板、例えばSOI(Silicon on Insulator)
基板上に形成したその上面図、図1(a) の点線O−Tに
沿って切断して示す横断面図および図1(a) の点線O−
Sに沿って切断して示す横断面図である。本実施例で
は、同図(b) および(c) に見られるように、陰極素子を
構成する各種電極(冷陰極、ゲート電極および陽極)
は、シリコン基板1の表面にシリコン酸化膜2が形成さ
れた絶縁物基板(SOI基板)上にフォトリソグラフィ
ー等によって形成される。
【0010】次に本発明を構成する電極の配置につき説
明する。図1(a) に示すように、本発明電界放出陰極素
子を構成する電極は複数の冷陰極3、複数のゲート電極
4および2個の陽極5からなる。まず、複数の冷陰極3
は、それぞれの冷陰極3から放出れる電子ビームの集束
点Oを中心として半径Rの円弧上に、それらの先端部が
位置し、またその先端部を通り冷陰極3の先端部分の中
心線(対称軸)が集束点Oから放射状に延びる直線(電
子ビームの軌跡で図1(a) に点線にて示される)に一致
するように配置される。冷陰極3の数は作製する素子の
サイズ、素子の加工精度およびビーム電流の増加、減少
の調整規模等によって決める。
【0011】複数のゲート電極4は、複数の冷陰極3か
らそれぞれ電子ビームを引き出すためのもので、冷陰極
3の先端部の両側に配置され、電子ビームの集束点Oを
中心として半径Rの円弧上に一方の端面が一致し、もし
くはそれに近い位置関係で半径Rの円弧に沿って配置さ
れる。
【0012】また、2個の陽極は、電子ビームの集束点
Oを中心として半径P(P<R)の円弧上に一致するよ
う、また、図示の電子ビーム通過領域(陽極アパーチ
ャ)6を残してその両側に配置される。これら冷陰極
3、ゲート電極4および陽極5の材料としては基板のS
OI膜をそのまま用いても作製することができるが、タ
ングステンWなどの高融点金属やその他の材料を用いて
もよい。
【0013】以上により、各冷陰極3と各ゲート電極4
との間に印加された電圧による電界によって放出される
電子ビームは、図1(a) に冷陰極3から集束点Oに向か
う点線で示すように、陽極5とゲート電極4との間の電
界によって点Oに向かって集束するように運動をするこ
とになる。なお、冷陰極3、ゲート電極4および陽極5
に印加すべき電位等は、従来の電界放出陰極の場合と変
わらないのでその説明は省略する。
【0014】
【発明の効果】本発明電界放出陰極素子によれば、冷陰
極、ゲート電極、陽極のサイズを数ミクロン程度、およ
び陽極アパーチャを1ミクロン程度とすれば、焦点深度
が大きく、ほぼ平行な電子ビームを放出することのでき
る陰極素子が得られるので、多数の冷陰極から放出され
た電子ビーム径を1ミクロン以下に抑えることができ
る。また、電子ビームの発散角、焦点深度は半径R、P
をそれぞれ適宜設定することによって調整機能をもたせ
ることができる。以上により、従来のシリコンデバイス
作製におけるリソグラフィによる加工技術をそのまま用
いて、(1) 焦点深度が大きく、発散角の小さい電子ビー
ムを得、また(2) 電子ビーム径を小さく保ったまま、ビ
ーム電流を段階的に変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明電界放出陰極素子の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン酸化膜 3 冷陰極 4 ゲート電極 5 陽極 6 陽極アパーチャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 史郎 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 尖鋭な先端形状を有する複数の冷陰極を
    具えてなる電界放出陰極素子において、前記複数の冷陰
    極のそれぞれは、該冷陰極の先端部を通り該冷陰極の先
    端部分の中心線と該冷陰極から放出される電子ビームの
    集束点から放射状に延びる直線とが一致し、かつ前記先
    端部が前記集束点を中心とする同一半径の円弧上に位置
    するように配置されるとともに、前記複数の冷陰極のそ
    れぞれは前記集束点を中心とする円弧方向に隣接して配
    置されるゲート電極によって挟まれ、かつ前記複数の冷
    陰極から放出されるそれぞれの電子ビームが前記集束点
    に集束するための陽極アパーチャを形成するように前記
    集束点の近傍の前記集束点を中心とする円弧上に2個の
    陽極が配置されていることを特徴とする電界放出陰極素
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電界放出陰極素子におい
    て、前記冷陰極、前記ゲート電極および前記陽極はそれ
    ぞれ同一の絶縁物基板上に形成されていることを特徴と
    する電界放出陰極素子。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電界放出陰極素子におい
    て、前記絶縁物基板はSOI基板であることを特徴とす
    る電界放出陰極素子。
JP14300694A 1994-06-24 1994-06-24 電界放出陰極素子 Pending JPH087747A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300694A JPH087747A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界放出陰極素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14300694A JPH087747A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界放出陰極素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH087747A true JPH087747A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15328765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14300694A Pending JPH087747A (ja) 1994-06-24 1994-06-24 電界放出陰極素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH087747A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4904895A (en) Electron emission device
US6288401B1 (en) Electrostatic alignment of a charged particle beam
JP2964885B2 (ja) 電子放出素子
US5977696A (en) Field emission electron gun capable of minimizing nonuniform influence of surrounding electric potential condition on electrons emitted from emitters
US5786657A (en) Field emission electron gun capable of minimizing nonuniform influence of surrounding electric potential condition on electrons emitted from emitters
US8835848B2 (en) Ultra-miniaturized electron optical microcolumn
JPH0794116A (ja) 陰極線管用電子銃
JPS647455B2 (ja)
JPH087747A (ja) 電界放出陰極素子
US12230468B2 (en) X-ray system with field emitters and arc protection
JP2003513407A (ja) 改良された熱電界放出の整列
JPH0664987B2 (ja) 陰極線管
JP2007123599A (ja) 荷電粒子線レンズアレイ及び該レンズアレイを用いた荷電粒子線露光装置
JPH07111879B2 (ja) カラ−受像管装置
JPH08315721A (ja) 電界放出冷陰極
US5889359A (en) Field-emission type cold cathode with enhanced electron beam axis symmetry
JP4382790B2 (ja) 電子放出ディスプレイ
US6943491B2 (en) Picture tube device having lead electrode with a curved shape
EP0030270A1 (en) Multiple beam cathode ray tube having reduced off-axis aberrations
JP7659480B2 (ja) ショットキー熱電界放出(tfe)源と一体化されたビームスプリッタ、ショットキー熱電界放出(tfe)源とビームスプリッタの一体化方法、及びマルチビーム形成方法
JPH047556Y2 (ja)
US6713964B2 (en) Electron gun for cathode ray tube
JP3549005B2 (ja) 電界放出型電子銃
KR100294504B1 (ko) 음극선관
KR900008617B1 (ko) 촬 상 관