JPH0878230A - 留め具 - Google Patents
留め具Info
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- JPH0878230A JPH0878230A JP6232501A JP23250194A JPH0878230A JP H0878230 A JPH0878230 A JP H0878230A JP 6232501 A JP6232501 A JP 6232501A JP 23250194 A JP23250194 A JP 23250194A JP H0878230 A JPH0878230 A JP H0878230A
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- hole
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- A41—WEARING APPAREL
- A41F—GARMENT FASTENINGS; SUSPENDERS
- A41F1/00—Fastening devices specially adapted for garments
- A41F1/002—Magnetic fastening devices
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Y10T24/32—Buckles, buttons, clasps, etc. having magnetic fastener
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 留め具において必要とされる吸着力を極力損
うことなく、軽量化をはかる。 【構成】 永久磁石20と、この永久磁石20の一方の
磁極面20bに強磁性部材10を備える吸着具Aと、こ
の吸着具Aに穴30を介して前記強磁性部材10に吸着
される強磁性部材10を備えた被吸着具Bとを有する留
め具であって、この吸着具Aと被吸着具Bの両方、又は
いずれか一方が強磁性突起部12を有しおり、この強磁
性突起部12に向けて強磁性板部11の側から盲穴40
が設けてあると共に、この強磁性板部11と平行な断面
積における盲穴40面積が、2.2%以上、88.9%
以下となるように構成した。
うことなく、軽量化をはかる。 【構成】 永久磁石20と、この永久磁石20の一方の
磁極面20bに強磁性部材10を備える吸着具Aと、こ
の吸着具Aに穴30を介して前記強磁性部材10に吸着
される強磁性部材10を備えた被吸着具Bとを有する留
め具であって、この吸着具Aと被吸着具Bの両方、又は
いずれか一方が強磁性突起部12を有しおり、この強磁
性突起部12に向けて強磁性板部11の側から盲穴40
が設けてあると共に、この強磁性板部11と平行な断面
積における盲穴40面積が、2.2%以上、88.9%
以下となるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、永久磁石の吸着力を
用いた留め具の改良、特に、使用永久磁石の備えている
吸着力を減ずることなく、構成留め具の軽量化を計るよ
うにした留め具構造の提供に関する。
用いた留め具の改良、特に、使用永久磁石の備えている
吸着力を減ずることなく、構成留め具の軽量化を計るよ
うにした留め具構造の提供に関する。
【0002】
【従来の技術】永久磁石の吸着力を用いた留め具は、当
該留め具の使用対象に対応した種々の構造のものがあ
り、そのいずれにあっても、構成が簡素であり、且つ、
取扱い操作が容易であることから、夫々の目的に対応し
多方面に亘って用いられてきている。
該留め具の使用対象に対応した種々の構造のものがあ
り、そのいずれにあっても、構成が簡素であり、且つ、
取扱い操作が容易であることから、夫々の目的に対応し
多方面に亘って用いられてきている。
【0003】かかる永久磁石の吸着力を用いた典型的な
留め具として、例えば実公昭54−3923号に係る止
具が示されている。この実公昭54−3923号に係る
止具にあっては、永久磁石の一方の磁極面に設けた強磁
性板における同質の突起を、この永久磁石の磁極方向に
備えられている係合用の孔内に起立するようにしてなる
雌止具と、この雌止具に対して吸着される強磁性板を備
え、且つこれと同質の、しかも前記孔内において、この
孔内に起立している該雌止具の突起に吸着される突起を
備えた雄止具とが、相互に着脱可能に吸着される構成と
してある。
留め具として、例えば実公昭54−3923号に係る止
具が示されている。この実公昭54−3923号に係る
止具にあっては、永久磁石の一方の磁極面に設けた強磁
性板における同質の突起を、この永久磁石の磁極方向に
備えられている係合用の孔内に起立するようにしてなる
雌止具と、この雌止具に対して吸着される強磁性板を備
え、且つこれと同質の、しかも前記孔内において、この
孔内に起立している該雌止具の突起に吸着される突起を
備えた雄止具とが、相互に着脱可能に吸着される構成と
してある。
【0004】この実公昭54−3923号に係る止具に
あっては、この止具を構成する永久磁石の有する磁気
が、この雌止具と、雄止具との構成部材とされており、
しかも、該永久磁石の夫々の磁極片として機能される夫
々の強磁性板によって捕捉されると共に、これと同質の
前記夫々の突起部分に案内され、この雌雄止め具におけ
る、強磁性板−突起−突起−強磁性板とが構成する一連
の磁気路に効果的に取り込まれる構成としてある。この
結果、この実公昭54−3923号に係る止具にあって
は、雌雄止具における夫々の突起の相互の接触面部分に
おいて、強い吸着力を生ずる構成とされている。
あっては、この止具を構成する永久磁石の有する磁気
が、この雌止具と、雄止具との構成部材とされており、
しかも、該永久磁石の夫々の磁極片として機能される夫
々の強磁性板によって捕捉されると共に、これと同質の
前記夫々の突起部分に案内され、この雌雄止め具におけ
る、強磁性板−突起−突起−強磁性板とが構成する一連
の磁気路に効果的に取り込まれる構成としてある。この
結果、この実公昭54−3923号に係る止具にあって
は、雌雄止具における夫々の突起の相互の接触面部分に
おいて、強い吸着力を生ずる構成とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の止具にあっては、雌止具を構成し、且つ、該雌止具の
永久磁石の一方の磁極面に備えられている強磁性板に対
し、これと同効の部材で、しかもこれと一体に構成され
る突起が、中実の、即ち、桿状のものとして構成してあ
り、又、かくして構成される雌止具に対して、吸着用い
られる雄止具にあっても、該雌止具の永久磁石に吸着さ
れる強磁性板に対し、これと同効の部材で、しかも、こ
れと一体に構成される突起が、中実の、即ち、桿状のも
のとして構成してある。かかる構成からなる止具にあっ
ては、構成される止具に良好な吸着力をもたらすことの
できる反面、構成される止具が重くなる不都合を有して
いた。
の止具にあっては、雌止具を構成し、且つ、該雌止具の
永久磁石の一方の磁極面に備えられている強磁性板に対
し、これと同効の部材で、しかもこれと一体に構成され
る突起が、中実の、即ち、桿状のものとして構成してあ
り、又、かくして構成される雌止具に対して、吸着用い
られる雄止具にあっても、該雌止具の永久磁石に吸着さ
れる強磁性板に対し、これと同効の部材で、しかも、こ
れと一体に構成される突起が、中実の、即ち、桿状のも
のとして構成してある。かかる構成からなる止具にあっ
ては、構成される止具に良好な吸着力をもたらすことの
できる反面、構成される止具が重くなる不都合を有して
いた。
【0006】これに対して、米国意匠第247468号
で示されている留め具にあっては、前記実公昭54−3
923号に係る止具における突起に相当する部分が中空
状としてあり、この中空状とされた部分に見合って構成
される留め具の軽量化をはかることができるものと思わ
れるが、構成される雌雄留め具に対し、この留め具に要
請される必要とされる吸着力をもたらすための工夫が何
等考慮されていなかった。
で示されている留め具にあっては、前記実公昭54−3
923号に係る止具における突起に相当する部分が中空
状としてあり、この中空状とされた部分に見合って構成
される留め具の軽量化をはかることができるものと思わ
れるが、構成される雌雄留め具に対し、この留め具に要
請される必要とされる吸着力をもたらすための工夫が何
等考慮されていなかった。
【0007】即ち、かかる従来の留め具にあっては、構
成される留め具における前記突起部分に対し、この留め
具の吸着に必要とされる所期の吸着力をもたらしなが
ら、構成される留め具の軽量化、特に、その軽量化の範
囲を、この吸着力との関係において合理的に定めようと
する発明は皆無であった。本発明に係る留め具は、かか
る従前留め具における不都合に鑑み、発案されたもので
あって、構成される留め具において必要とされる吸着力
を極力損うことなく、構成される留め具における軽量化
をはかろうとするものである。
成される留め具における前記突起部分に対し、この留め
具の吸着に必要とされる所期の吸着力をもたらしなが
ら、構成される留め具の軽量化、特に、その軽量化の範
囲を、この吸着力との関係において合理的に定めようと
する発明は皆無であった。本発明に係る留め具は、かか
る従前留め具における不都合に鑑み、発案されたもので
あって、構成される留め具において必要とされる吸着力
を極力損うことなく、構成される留め具における軽量化
をはかろうとするものである。
【0008】即ち、本発明は、留め具を構成している永
久磁石の有する磁気に見合った吸着力を、極力当該留め
具にもたらすための第1の手段と、構成される留め具を
軽量とし、且つ構成部材の節減とをもたらす第2の手段
との調和された留め具の提供を目的としている。
久磁石の有する磁気に見合った吸着力を、極力当該留め
具にもたらすための第1の手段と、構成される留め具を
軽量とし、且つ構成部材の節減とをもたらす第2の手段
との調和された留め具の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成すべく、請求項1の発明に係る留め具を一方の磁極
面20b側に板状強磁性部材10’を備えていると共
に、他方の磁極面20a側から該板状強磁性部材10’
に到る穴30’を有する永久磁石20を備えている吸着
具Aと、前記永久磁石20における板状強磁性部材1
0’の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30’内に
ある前記板状強磁性部材10’の面に吸着される強磁性
突起部102とを有する強磁性部材100を備えている
被吸着具Bとよりなる構成としてあり、該被吸着具Bの
強磁性部材100が、この強磁性部材100における強
磁性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に
向けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材1
00における強磁性突起部102の少なくとも1部が、
前記強磁性板部101と平行な断面での断面積に占める
該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下
とした構成としている。
達成すべく、請求項1の発明に係る留め具を一方の磁極
面20b側に板状強磁性部材10’を備えていると共
に、他方の磁極面20a側から該板状強磁性部材10’
に到る穴30’を有する永久磁石20を備えている吸着
具Aと、前記永久磁石20における板状強磁性部材1
0’の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30’内に
ある前記板状強磁性部材10’の面に吸着される強磁性
突起部102とを有する強磁性部材100を備えている
被吸着具Bとよりなる構成としてあり、該被吸着具Bの
強磁性部材100が、この強磁性部材100における強
磁性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に
向けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材1
00における強磁性突起部102の少なくとも1部が、
前記強磁性板部101と平行な断面での断面積に占める
該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下
とした構成としている。
【0010】次いで、請求項2の発明に係る留め具を、
一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに通し穴
30’が貫設されている永久磁石20と、この永久磁石
20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁性板部
11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起立され
る強磁性突起部12とを有する強磁性部材10を備えた
吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部11の
備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側に吸
着される強磁性板部101と、この強磁性板部101か
ら突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にある前記
強磁性突起部12に吸着される強磁性突起部102とを
有する強磁性部材100を備えている被吸着具Bとより
なる留め具として構成してあり、前記吸着具Aの強磁性
部材10が、この強磁性部材10における強磁性板部1
1の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲穴40
を備えていると共に、該強磁性部材10における強磁性
突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材10の強
磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該断面で
の該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として留
め具を構成してある。又は、前記被吸着具Bの強磁性部
材100が、この強磁性部材100における強磁性板部
101の側から強磁性突起部102の先端側に向けて盲
穴110を備えていると共に、該強磁性部材100にお
ける強磁性突起部102の少なくとも1部が、該強磁性
部材100の強磁性板部101と平行な断面での断面積
に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.
9%以下として留め具を構成してある。又は、前記吸着
具Aの強磁性部材10と、被吸着具Bの強磁性部材10
0とが、夫々の強磁性板部11、101の側から夫々の
強磁性突起部12、102の先端側に向けて盲穴40、
110を備えていると共に、該夫々の強磁性部材10、
100における強磁性突起部12、102の少なくとも
1部が、前記夫々の強磁性板部11、101と平行な断
面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%
以上、88.9%以下として留め具を構成してある。
一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに通し穴
30’が貫設されている永久磁石20と、この永久磁石
20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁性板部
11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起立され
る強磁性突起部12とを有する強磁性部材10を備えた
吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部11の
備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側に吸
着される強磁性板部101と、この強磁性板部101か
ら突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にある前記
強磁性突起部12に吸着される強磁性突起部102とを
有する強磁性部材100を備えている被吸着具Bとより
なる留め具として構成してあり、前記吸着具Aの強磁性
部材10が、この強磁性部材10における強磁性板部1
1の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲穴40
を備えていると共に、該強磁性部材10における強磁性
突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材10の強
磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該断面で
の該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として留
め具を構成してある。又は、前記被吸着具Bの強磁性部
材100が、この強磁性部材100における強磁性板部
101の側から強磁性突起部102の先端側に向けて盲
穴110を備えていると共に、該強磁性部材100にお
ける強磁性突起部102の少なくとも1部が、該強磁性
部材100の強磁性板部101と平行な断面での断面積
に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.
9%以下として留め具を構成してある。又は、前記吸着
具Aの強磁性部材10と、被吸着具Bの強磁性部材10
0とが、夫々の強磁性板部11、101の側から夫々の
強磁性突起部12、102の先端側に向けて盲穴40、
110を備えていると共に、該夫々の強磁性部材10、
100における強磁性突起部12、102の少なくとも
1部が、前記夫々の強磁性板部11、101と平行な断
面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%
以上、88.9%以下として留め具を構成してある。
【0011】更に、請求項3の発明に係る留め具を、一
方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに通し穴3
0’が貫設されている永久磁石20と、この永久磁石2
0の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁性板部1
1と該強磁性板部11から前記穴30’内に起立される
強磁性突起部12とを備えている強磁性部材10とを備
えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部1
0の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側
に吸着される板状強磁性部材100’を備えている被吸
着具Bとよりなる構成としてあり、前記吸着具Aの強磁
性部材10が、この強磁性部材10における強磁性板部
11の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲穴4
0を備えていると共に、該強磁性部材10における強磁
性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材10の
強磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該断面
での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として
留め具を構成している。
方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに通し穴3
0’が貫設されている永久磁石20と、この永久磁石2
0の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁性板部1
1と該強磁性板部11から前記穴30’内に起立される
強磁性突起部12とを備えている強磁性部材10とを備
えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部1
0の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側
に吸着される板状強磁性部材100’を備えている被吸
着具Bとよりなる構成としてあり、前記吸着具Aの強磁
性部材10が、この強磁性部材10における強磁性板部
11の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲穴4
0を備えていると共に、該強磁性部材10における強磁
性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材10の
強磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該断面
での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として
留め具を構成している。
【0012】
【作用】吸着具Aの強磁性部材10が、この強磁性部材
10における強磁性板部11の側から強磁性突起部12
の先端側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁
性部材10における強磁性突起部12の少なくとも1部
が、該強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面で
の断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以
上、88.9%以下としてあり、又は、被吸着具Bの強
磁性部材100が、この強磁性部材100における強磁
性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に向
けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材10
0における強磁性突起部102の少なくとも1部が、該
強磁性部材100の強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下としてあり、又は、吸着具Aの強磁性部
材10と、被吸着具Bの強磁性部材100とが、夫々の
強磁性板部11、101の側から夫々の強磁性突起部1
2、102の先端側に向けて盲穴40、110を備えて
いると共に、該夫々の強磁性部材10、100における
強磁性突起部12、102の少なくとも1部が、前記夫
々の強磁性板部11、101と平行な断面での断面積に
占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9
%以下とした構成としていることから、留め具を構成す
る吸着具Aの強磁性部材10と被吸着具Bの強磁性部材
100の両方、又はいずれか一方の軽量化がなされるに
も拘らず、留め具としての吸着機能を損うことがない
10における強磁性板部11の側から強磁性突起部12
の先端側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁
性部材10における強磁性突起部12の少なくとも1部
が、該強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面で
の断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以
上、88.9%以下としてあり、又は、被吸着具Bの強
磁性部材100が、この強磁性部材100における強磁
性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に向
けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材10
0における強磁性突起部102の少なくとも1部が、該
強磁性部材100の強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下としてあり、又は、吸着具Aの強磁性部
材10と、被吸着具Bの強磁性部材100とが、夫々の
強磁性板部11、101の側から夫々の強磁性突起部1
2、102の先端側に向けて盲穴40、110を備えて
いると共に、該夫々の強磁性部材10、100における
強磁性突起部12、102の少なくとも1部が、前記夫
々の強磁性板部11、101と平行な断面での断面積に
占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9
%以下とした構成としていることから、留め具を構成す
る吸着具Aの強磁性部材10と被吸着具Bの強磁性部材
100の両方、又はいずれか一方の軽量化がなされるに
も拘らず、留め具としての吸着機能を損うことがない
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る留め具の典型的な実施例
について詳細に説明する。この実施例の説明にあたって
は、典型的な各留め具の実施例の説明をなした後に、こ
れらの各実施例の具体的な構成留め具にもとづく各実験
例と、この実験例と対比されるべき比較例の各説明とを
区分してなすこととする。図1〜図3は第1実施例に係
る留め具を示しており、図1では、この留め具を構成す
る部品を分離した状態を斜視の状態で示し、図2では、
これらの各部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面として示し、図3では、
ここで構成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対
象物200に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bと
を吸着した状態を断面として示している。図4〜図6は
第2実施例に係る留め具を示しており、図4では、この
留め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図5では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として示
し、図6では、ここで構成された吸着具Aと、被吸着具
Bとを取付け対象物200に取付け、且つ、吸着具A
と、被吸着具Bとを吸着した状態を断面として示してい
る。図7〜図9は第3実施例に係る留め具を示してお
り、図7では、この留め具を構成する部品を分離した状
態を一部破断した斜視の状態で示し、図8では、これら
の各部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを
吸着する前の状態の断面として示し、図9では、ここで
構成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対象物2
00に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態を断面として示している。図10〜図12は第
4実施例に係る留め具を示しており、図10では、この
留め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図11では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着
具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として
示し、図12では、ここで構成された吸着具Aと、被吸
着具Bとを取付け対象物200に取付け、且つ、吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着した状態を断面として示して
いる。図13〜図15は第5実施例に係る留め具を示し
ており、図13では、この留め具を構成する部品を分離
した状態を斜視の状態で示し、図14では、これらの各
部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面として示し、図15では、ここで構
成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対象物20
0に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着し
た状態を断面として示している。図16〜図18は第6
実施例に係る留め具を示しており、図16では、この留
め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図17では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着
具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として
示し、図18では、ここで構成された吸着具Aと、被吸
着具Bとを吸着した状態を断面として示している。
について詳細に説明する。この実施例の説明にあたって
は、典型的な各留め具の実施例の説明をなした後に、こ
れらの各実施例の具体的な構成留め具にもとづく各実験
例と、この実験例と対比されるべき比較例の各説明とを
区分してなすこととする。図1〜図3は第1実施例に係
る留め具を示しており、図1では、この留め具を構成す
る部品を分離した状態を斜視の状態で示し、図2では、
これらの各部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面として示し、図3では、
ここで構成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対
象物200に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bと
を吸着した状態を断面として示している。図4〜図6は
第2実施例に係る留め具を示しており、図4では、この
留め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図5では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として示
し、図6では、ここで構成された吸着具Aと、被吸着具
Bとを取付け対象物200に取付け、且つ、吸着具A
と、被吸着具Bとを吸着した状態を断面として示してい
る。図7〜図9は第3実施例に係る留め具を示してお
り、図7では、この留め具を構成する部品を分離した状
態を一部破断した斜視の状態で示し、図8では、これら
の各部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを
吸着する前の状態の断面として示し、図9では、ここで
構成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対象物2
00に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態を断面として示している。図10〜図12は第
4実施例に係る留め具を示しており、図10では、この
留め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図11では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着
具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として
示し、図12では、ここで構成された吸着具Aと、被吸
着具Bとを取付け対象物200に取付け、且つ、吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着した状態を断面として示して
いる。図13〜図15は第5実施例に係る留め具を示し
ており、図13では、この留め具を構成する部品を分離
した状態を斜視の状態で示し、図14では、これらの各
部品を組付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面として示し、図15では、ここで構
成された吸着具Aと、被吸着具Bとを取付け対象物20
0に取付け、且つ、吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着し
た状態を断面として示している。図16〜図18は第6
実施例に係る留め具を示しており、図16では、この留
め具を構成する部品を分離した状態を斜視の状態で示
し、図17では、これらの各部品を組付け、且つ、吸着
具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面として
示し、図18では、ここで構成された吸着具Aと、被吸
着具Bとを吸着した状態を断面として示している。
【0014】以下、第1発明〜第3発明の各発明に係る
各実施例の留め具を、図1〜図18について詳細に説明
する。先ず、典型的な第1の発明に係る留め具は、その
構成を、一方の磁極面20b側に板状強磁性部材10’
を備えていると共に、他方の磁極面20a側から該板状
強磁性部材10’に到る穴30’を有する永久磁石20
を備えている吸着具Aと、前記永久磁石20における板
状強磁性部材10’の備えられていない磁極面20a側
の吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、こ
の強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具A
の穴30’内にある前記板状強磁性部材10’の面に吸
着される強磁性突起部102とを有する強磁性部材10
0を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあり、
該被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材1
00における強磁性板部101の側から強磁性突起部1
02の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、
該強磁性部材100における強磁性突起部102の少な
くとも1部が、前記強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下とした構成としている。
各実施例の留め具を、図1〜図18について詳細に説明
する。先ず、典型的な第1の発明に係る留め具は、その
構成を、一方の磁極面20b側に板状強磁性部材10’
を備えていると共に、他方の磁極面20a側から該板状
強磁性部材10’に到る穴30’を有する永久磁石20
を備えている吸着具Aと、前記永久磁石20における板
状強磁性部材10’の備えられていない磁極面20a側
の吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、こ
の強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具A
の穴30’内にある前記板状強磁性部材10’の面に吸
着される強磁性突起部102とを有する強磁性部材10
0を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあり、
該被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材1
00における強磁性板部101の側から強磁性突起部1
02の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、
該強磁性部材100における強磁性突起部102の少な
くとも1部が、前記強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下とした構成としている。
【0015】また、第2の発明に係る留め具は、その構
成を、一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに
通し穴30’が貫設されている永久磁石20と、この永
久磁石20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁
性板部11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起
立される強磁性突起部12とを有する強磁性部材10を
備えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部
11の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にあ
る前記強磁性突起部12に吸着される強磁性突起部10
2とを有する強磁性部材100を備えている被吸着具B
とよりなる留め具として構成してあり、前記吸着具Aの
強磁性部材10が、この強磁性部材10における強磁性
板部11の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲
穴40を備えていると共に、該強磁性部材10における
強磁性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材1
0の強磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該
断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下と
して留め具を構成している。又は、前記被吸着具Bの強
磁性部材100が、この強磁性部材100における強磁
性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に向
けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材10
0における強磁性突起部102の少なくとも1部が、該
強磁性部材100の強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下として留め具を構成している。又は、前
記吸着具Aの強磁性部材10と、被吸着具Bの強磁性部
材100とが、夫々の強磁性板部11、101の側から
夫々の強磁性突起部12、102の先端側に向けて盲穴
40、110を備えていると共に、該夫々の強磁性部材
10、100における強磁性突起部12、102の少な
くとも1部が、前記夫々の強磁性板部11、101と平
行な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を
2.2%以上、88.9%以下として留め具を構成して
いる。
成を、一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに
通し穴30’が貫設されている永久磁石20と、この永
久磁石20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁
性板部11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起
立される強磁性突起部12とを有する強磁性部材10を
備えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁性板部
11の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にあ
る前記強磁性突起部12に吸着される強磁性突起部10
2とを有する強磁性部材100を備えている被吸着具B
とよりなる留め具として構成してあり、前記吸着具Aの
強磁性部材10が、この強磁性部材10における強磁性
板部11の側から強磁性突起部12の先端側に向けて盲
穴40を備えていると共に、該強磁性部材10における
強磁性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部材1
0の強磁性板部11と平行な断面での断面積に占める該
断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下と
して留め具を構成している。又は、前記被吸着具Bの強
磁性部材100が、この強磁性部材100における強磁
性板部101の側から強磁性突起部102の先端側に向
けて盲穴110を備えていると共に、該強磁性部材10
0における強磁性突起部102の少なくとも1部が、該
強磁性部材100の強磁性板部101と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下として留め具を構成している。又は、前
記吸着具Aの強磁性部材10と、被吸着具Bの強磁性部
材100とが、夫々の強磁性板部11、101の側から
夫々の強磁性突起部12、102の先端側に向けて盲穴
40、110を備えていると共に、該夫々の強磁性部材
10、100における強磁性突起部12、102の少な
くとも1部が、前記夫々の強磁性板部11、101と平
行な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を
2.2%以上、88.9%以下として留め具を構成して
いる。
【0016】更に、第3の発明に係る留め具は、その構
成を、一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに
通し穴30’が貫設されている永久磁石20と、この永
久磁石20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁
性板部11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起
立される強磁性突起部12とを備えている強磁性部材1
0とを備えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁
性板部10の備えられていない磁極面20a側の吸着具
Aの面側に吸着される板状強磁性部材100’を備えて
いる被吸着具Bとよりなる構成としてあり、前記吸着具
Aの強磁性部材10が、この強磁性部材10における強
磁性板部11の側から強磁性突起部12の先端側に向け
て盲穴40を備えていると共に、該強磁性部材10にお
ける強磁性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部
材10の強磁性板部11と平行な断面での断面積に占め
る該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以
下とした構成としている。
成を、一方の磁極面20bから、他方の磁極面20aに
通し穴30’が貫設されている永久磁石20と、この永
久磁石20の一方の磁極面20bの側に備えられる強磁
性板部11と該強磁性板部11から前記穴30’内に起
立される強磁性突起部12とを備えている強磁性部材1
0とを備えた吸着具Aと前記永久磁石20における強磁
性板部10の備えられていない磁極面20a側の吸着具
Aの面側に吸着される板状強磁性部材100’を備えて
いる被吸着具Bとよりなる構成としてあり、前記吸着具
Aの強磁性部材10が、この強磁性部材10における強
磁性板部11の側から強磁性突起部12の先端側に向け
て盲穴40を備えていると共に、該強磁性部材10にお
ける強磁性突起部12の少なくとも1部が、該強磁性部
材10の強磁性板部11と平行な断面での断面積に占め
る該断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以
下とした構成としている。
【0017】ここにおいて構成される留め具は、吸着具
Aと、この吸着具Aに備えられている永久磁石20に吸
着される被吸着具Bとで構成されており、ハンドバッ
グ、各種の鞄、箱などの本体側と蓋側とを吸着状態で閉
じつける手段として、出入口の扉、家具の扉などの各種
の扉類を閉め込みの状態で、これらの扉類の取付け部分
に対して吸着させる手段として、バンド、紐などを他の
物品に吸着状態に取付ける手段あるいはバンド、紐など
の相互を吸着状態に留めつける手段として、衣服の開き
部分を、例えばホックなどの代替品として閉め込みの状
態に留めつける手段、その他の各種部品の留めつけの手
段として用いられる。
Aと、この吸着具Aに備えられている永久磁石20に吸
着される被吸着具Bとで構成されており、ハンドバッ
グ、各種の鞄、箱などの本体側と蓋側とを吸着状態で閉
じつける手段として、出入口の扉、家具の扉などの各種
の扉類を閉め込みの状態で、これらの扉類の取付け部分
に対して吸着させる手段として、バンド、紐などを他の
物品に吸着状態に取付ける手段あるいはバンド、紐など
の相互を吸着状態に留めつける手段として、衣服の開き
部分を、例えばホックなどの代替品として閉め込みの状
態に留めつける手段、その他の各種部品の留めつけの手
段として用いられる。
【0018】また、ここにおいて留め具を構成する永久
磁石20は、例えば、フェライト磁石、アルニコ磁石、
マンガン・アルミ磁石などいかなる磁石材料で構成され
ていても良く、例えば、サマリウム・コバルト磁石、ネ
オジウム・鉄・ボロン磁石などの希土類磁石であっても
良く、被吸着具Bを吸着して留め具として用い得るもの
であれば、いかなる素材で構成されていても良く、ま
た、いかなる特性を備えたものであっても良い。また、
ここにおいて留め具を構成する強磁性部材は、鉄、鉄合
金などのように前記永久磁石20に吸引される性質を備
えたものであれば、いかなる素材からなるものであって
も良く、典型的には該永久磁石20の磁気をとりこむ部
材としての、比較的透磁率の高い部材が用いられる。
磁石20は、例えば、フェライト磁石、アルニコ磁石、
マンガン・アルミ磁石などいかなる磁石材料で構成され
ていても良く、例えば、サマリウム・コバルト磁石、ネ
オジウム・鉄・ボロン磁石などの希土類磁石であっても
良く、被吸着具Bを吸着して留め具として用い得るもの
であれば、いかなる素材で構成されていても良く、ま
た、いかなる特性を備えたものであっても良い。また、
ここにおいて留め具を構成する強磁性部材は、鉄、鉄合
金などのように前記永久磁石20に吸引される性質を備
えたものであれば、いかなる素材からなるものであって
も良く、典型的には該永久磁石20の磁気をとりこむ部
材としての、比較的透磁率の高い部材が用いられる。
【0019】(1) 第1実施例に係る留め具 図1〜図3は、第1実施例に係る留め具を示している。
この第1実施例に係る留め具は、吸着具Aと、被吸着具
Bとで構成してあり、ハンドバッグ等の適宜の使用目的
とされる取付け対象物200に対して取付け用いられる
構成としてある。
この第1実施例に係る留め具は、吸着具Aと、被吸着具
Bとで構成してあり、ハンドバッグ等の適宜の使用目的
とされる取付け対象物200に対して取付け用いられる
構成としてある。
【0020】この第1実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
【0021】ここで用いられる永久磁石20は、磁極方
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設でき、しかも、被吸着具Bにおける
強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設でき、しかも、被吸着具Bにおける
強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
【0022】次いで、この永久磁石20の磁極部材とし
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
するケース60によって添装状態で取付けられる形状、
寸法に構成してあり、この磁極面20bより稍々大き目
に構成してある。また、この強磁性板部材11Bは、こ
れに組付けられる永久磁石20の磁気を取り込み、この
永久磁石20における一方の磁極の磁極部材として機能
できる材質、構造を備えたものである。
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
するケース60によって添装状態で取付けられる形状、
寸法に構成してあり、この磁極面20bより稍々大き目
に構成してある。また、この強磁性板部材11Bは、こ
れに組付けられる永久磁石20の磁気を取り込み、この
永久磁石20における一方の磁極の磁極部材として機能
できる材質、構造を備えたものである。
【0023】更に、該強磁性板部材11Bと共に強磁性
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、前記強磁性板部材11B上に起立するように該強磁
性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿部1
2Baと、これと一体に連設されており、該強磁性板部
材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱状の
細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿部1
2Baが、該孔14の孔径よりも大きい直径寸法を備え
た構成としてある。また、この強磁性突起部材12Bに
は、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部12
Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していない所
謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材12
Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部材1
2Bにおける太径桿部12Baの側にまで達しておれば
良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12Ba
の側に入り込むように開設してあれば良い。また、該太
径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設されてい
ても良い。
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、前記強磁性板部材11B上に起立するように該強磁
性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿部1
2Baと、これと一体に連設されており、該強磁性板部
材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱状の
細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿部1
2Baが、該孔14の孔径よりも大きい直径寸法を備え
た構成としてある。また、この強磁性突起部材12Bに
は、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部12
Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していない所
謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材12
Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部材1
2Bにおける太径桿部12Baの側にまで達しておれば
良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12Ba
の側に入り込むように開設してあれば良い。また、該太
径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設されてい
ても良い。
【0024】かくして構成される強磁性板部材11Bの
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
【0025】次いで、前記強磁性部材10に取付けられ
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
【0026】この取付け具50は、この取付け具50の
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11Bと強磁性突起部材
12Bとが一体となるように止着して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11Bと強磁性突起部材
12Bとが一体となるように止着して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
【0027】かかる取付け具50を一体に組付けられた
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
接しない太さの径寸法としてあり、この強磁性突起部1
2を該永久磁石20の穴30’内に入れ込むように、強
磁性板部11を永久磁石20の磁極面20bに添装す
る。ここにおいて構成される強磁性板部11は、永久磁
石20の磁極面20bよりも稍々大きい直径を備えた円
板状のものとして構成してある。
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
接しない太さの径寸法としてあり、この強磁性突起部1
2を該永久磁石20の穴30’内に入れ込むように、強
磁性板部11を永久磁石20の磁極面20bに添装す
る。ここにおいて構成される強磁性板部11は、永久磁
石20の磁極面20bよりも稍々大きい直径を備えた円
板状のものとして構成してある。
【0028】かくして用意された永久磁石20と、強磁
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
【0029】かかる構成のケース60に対し、前記永久
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、且つ、強
磁性突起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁
性板部11を該ケース60内に収め入れ、このケース6
0における爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつ
け、このケース60によって、永久磁石20と、強磁性
部材10とを一体に組付けることによって、吸着具Aを
構成し、この吸着具Aに前記穴30’と孔30”とによ
り、底面が強磁性板部11で塞がれた穴30を構成す
る。尚、このケース60に対して組付けられる永久磁石
20は、その永久磁石20の周側面と、ケース60の周
側板部60bとの間に間隙70を、前記強磁性板部11
によって生ずる構成としてあり、この永久磁石20の周
側面に対して磁気テープなどが該間隙70を介して接す
る構成としてある。
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、且つ、強
磁性突起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁
性板部11を該ケース60内に収め入れ、このケース6
0における爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつ
け、このケース60によって、永久磁石20と、強磁性
部材10とを一体に組付けることによって、吸着具Aを
構成し、この吸着具Aに前記穴30’と孔30”とによ
り、底面が強磁性板部11で塞がれた穴30を構成す
る。尚、このケース60に対して組付けられる永久磁石
20は、その永久磁石20の周側面と、ケース60の周
側板部60bとの間に間隙70を、前記強磁性板部11
によって生ずる構成としてあり、この永久磁石20の周
側面に対して磁気テープなどが該間隙70を介して接す
る構成としてある。
【0030】かくして構成される吸着具Aにあっては、
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
【0031】叙上で構成された吸着具Aは、この吸着具
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
【0032】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
【0033】ここで強磁性部材100を構成する強磁性
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとする。
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとする。
【0034】更に、該強磁性板部材101Bと共に強磁
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101Bから突き出すように該
強磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径
桿部102Baと、これと一体に連設されており、該強
磁性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される
短寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、
前記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大
きい直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁
性突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突
端面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まり
の、即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けて
ある。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部
110’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径
桿部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部
102Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り
込むように開設してあれば良い。また、該太径桿部10
2Baの頂端側に届くように深く開設されていても良
い。
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101Bから突き出すように該
強磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径
桿部102Baと、これと一体に連設されており、該強
磁性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される
短寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、
前記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大
きい直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁
性突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突
端面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まり
の、即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けて
ある。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部
110’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径
桿部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部
102Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り
込むように開設してあれば良い。また、該太径桿部10
2Baの頂端側に届くように深く開設されていても良
い。
【0035】かくして構成される強磁性板部材101B
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
【0036】次いで、前記強磁性部材100に取付けら
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
【0037】この取付け具120は、この取付け具12
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101Bと強磁性突起部材102B
とを一体に止着することで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101Bと強磁性突起部材102B
とを一体に止着することで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
【0038】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に当接し、又は該強磁性
突起部12に近接する構成とする。
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に当接し、又は該強磁性
突起部12に近接する構成とする。
【0039】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
【0040】叙上で構成された被吸着具Bは、この被吸
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着して用いる。
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着して用いる。
【0041】尚、叙上で構成される吸着具Aと、被吸着
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
【0042】また、叙上で吸着具A、被吸着具Bに構成
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部材11B、101Bに対して、更に、他の
強磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴
110を塞いであっても良い。また、強磁性突起部材1
2B、102Bのカシメ部分に対して、盲穴部40’、
110’を覆うように他の強磁性部材が添装されていて
も良い。
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部材11B、101Bに対して、更に、他の
強磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴
110を塞いであっても良い。また、強磁性突起部材1
2B、102Bのカシメ部分に対して、盲穴部40’、
110’を覆うように他の強磁性部材が添装されていて
も良い。
【0043】(2) 第2実施例に係る留め具 図4〜図6は第2実施例に係る留め具を示している。こ
の第2実施例に係る留め具は、吸着具Aを構成する強磁
性部材を板状強磁性部材10’で構成すると共に、被吸
着具Bを構成する強磁性部材100における強磁性突起
部102が、構成される吸着具Aの穴30内において該
板状強磁性部材10’に対して直接、当接、吸着される
以外の構成を、前記第1実施例に係る留め具の構成と同
一、又は実質的に同一としてある。従って、この第1実
施例に係る留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分
についは同一の番号を付して説明する。
の第2実施例に係る留め具は、吸着具Aを構成する強磁
性部材を板状強磁性部材10’で構成すると共に、被吸
着具Bを構成する強磁性部材100における強磁性突起
部102が、構成される吸着具Aの穴30内において該
板状強磁性部材10’に対して直接、当接、吸着される
以外の構成を、前記第1実施例に係る留め具の構成と同
一、又は実質的に同一としてある。従って、この第1実
施例に係る留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分
についは同一の番号を付して説明する。
【0044】この第2実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する板状強磁性部材10’と、これらを抱持一体
とするケース60と、この吸着具Aを取付け対象物20
0に取付けるための取付け具50とをもって構成してあ
る。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する板状強磁性部材10’と、これらを抱持一体
とするケース60と、この吸着具Aを取付け対象物20
0に取付けるための取付け具50とをもって構成してあ
る。
【0045】ここで用いられる永久磁石20は、磁極方
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する、被吸着具Bにおけ
る強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する、被吸着具Bにおけ
る強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
【0046】次いで、この永久磁石20の磁極部材とし
て用いられる板状強磁性部材10’は、該永久磁石20
の磁極面20bよりも稍々大きい直径をもつ略円板状に
構成され、これに組付けられる永久磁石20の磁気を取
り込み、この永久磁石20における一方の磁極の磁極部
材として機能できる材質、構造を備えたものとしてあ
る。
て用いられる板状強磁性部材10’は、該永久磁石20
の磁極面20bよりも稍々大きい直径をもつ略円板状に
構成され、これに組付けられる永久磁石20の磁気を取
り込み、この永久磁石20における一方の磁極の磁極部
材として機能できる材質、構造を備えたものとしてあ
る。
【0047】次いで、前記板状強磁性部材10’に取付
けられる取付け具50は、前記板状強磁性部材10’と
略同寸法の円板状とされている座板部50aと、この座
板部50aの両側部からこの座板部50aの該両側部の
一部を切欠くように略垂下状に屈曲して設けられ、且
つ、この座板部50aの切欠き部分50eよりも長く伸
びるように設けられている一対の脚部50b、50bと
を備えた構成としてあり、前記板状強磁性部材10’に
添装して用いられる構成としてある。尚、この取付け具
50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良く、
また、前記板状強磁性部材10’の一部を構成するよう
に強磁性部材で構成してあっても良い。
けられる取付け具50は、前記板状強磁性部材10’と
略同寸法の円板状とされている座板部50aと、この座
板部50aの両側部からこの座板部50aの該両側部の
一部を切欠くように略垂下状に屈曲して設けられ、且
つ、この座板部50aの切欠き部分50eよりも長く伸
びるように設けられている一対の脚部50b、50bと
を備えた構成としてあり、前記板状強磁性部材10’に
添装して用いられる構成としてある。尚、この取付け具
50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良く、
また、前記板状強磁性部材10’の一部を構成するよう
に強磁性部材で構成してあっても良い。
【0048】かくして用意された永久磁石20と、板状
強磁性部材10’とをケース60内に組み入れ、これを
抱持一体となるように構成する。ここで用いられるケー
ス60は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板
部60aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部6
0bと、この周側板部60bの下端から突設されている
爪片60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされ
ており、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が
設けてあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の
内方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてあ
る。尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラス
チック材などの非磁性材料をもって構成するのが好まし
いが、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成
してあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性
板材を用いて構成してあっても良い。
強磁性部材10’とをケース60内に組み入れ、これを
抱持一体となるように構成する。ここで用いられるケー
ス60は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板
部60aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部6
0bと、この周側板部60bの下端から突設されている
爪片60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされ
ており、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が
設けてあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の
内方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてあ
る。尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラス
チック材などの非磁性材料をもって構成するのが好まし
いが、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成
してあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性
板材を用いて構成してあっても良い。
【0049】かかる構成のケース60に対し、前記永久
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、次いで該
ケース60内に板状強磁性部材10’を、この板状強磁
性部材10’における一方の面を前記永久磁石20の磁
極面20bに添装するように収め入れ、更に、前記取付
け具50を、この取付け具50における座板部50aの
面を該板状強磁性部材10’の他方の面に添装するよう
にして前記ケース60内に収め入れ、この状態で、該ケ
ース60における爪片60cを該座板部50aの面に折
りつけて吸着具Aを構成する。かくして構成される吸着
具Aにあっては、前記ケース60における孔30”と、
永久磁石20における穴30’とによって、底面が前記
板状強磁性部材10’によって塞がれた穴30が備えら
れている。尚、このケース60に対して組付けられる永
久磁石20は、その周側面と、ケース60の周側板部6
0bとの間に間隙70が、前記板状強磁性部材10’に
よって生ずる構成とし、この永久磁石20に対して磁気
テープなどが該間隙70を介して接するように構成して
ある。
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、次いで該
ケース60内に板状強磁性部材10’を、この板状強磁
性部材10’における一方の面を前記永久磁石20の磁
極面20bに添装するように収め入れ、更に、前記取付
け具50を、この取付け具50における座板部50aの
面を該板状強磁性部材10’の他方の面に添装するよう
にして前記ケース60内に収め入れ、この状態で、該ケ
ース60における爪片60cを該座板部50aの面に折
りつけて吸着具Aを構成する。かくして構成される吸着
具Aにあっては、前記ケース60における孔30”と、
永久磁石20における穴30’とによって、底面が前記
板状強磁性部材10’によって塞がれた穴30が備えら
れている。尚、このケース60に対して組付けられる永
久磁石20は、その周側面と、ケース60の周側板部6
0bとの間に間隙70が、前記板状強磁性部材10’に
よって生ずる構成とし、この永久磁石20に対して磁気
テープなどが該間隙70を介して接するように構成して
ある。
【0050】叙上で構成された吸着具Aは、この吸着具
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
【0051】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
【0052】ここで強磁性部材100を構成する強磁性
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとする。
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとする。
【0053】更に、該強磁性板部材101Bと共に強磁
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101Bから突き出すように強
磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿
部102Baと、これと一体に連設されており、該強磁
性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される短
寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、前
記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大き
い直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁性
突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突端
面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まりの、
即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けてあ
る。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部1
10’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径桿
部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部1
02Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り込
むように開設してあれば良い。また、該太径桿部102
Baの頂端側に届くように深く開設されていても良い。
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101Bから突き出すように強
磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿
部102Baと、これと一体に連設されており、該強磁
性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される短
寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、前
記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大き
い直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁性
突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突端
面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まりの、
即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けてあ
る。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部1
10’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径桿
部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部1
02Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り込
むように開設してあれば良い。また、該太径桿部102
Baの頂端側に届くように深く開設されていても良い。
【0054】かくして構成される強磁性板部材101B
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
【0055】次いで、前記強磁性部材100に取付けら
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
【0056】この取付け具120は、この取付け具12
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101Bと強磁性突起部材102B
とを一体に止着することで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101Bと強磁性突起部材102B
とを一体に止着することで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
【0057】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに対して、若干の隙間を介在させた状態で吸引さ
せた際に、この被吸着具Bにおける強磁性突起部102
が、該吸着具Aの穴30内にあって、この吸着具Aの強
磁性部材10’に吸着する構成、即ち、前記第1実施例
の留め具を構成する被吸着具Bの強磁性突起部102よ
りも長い強磁性突起部102を備えた構成としてある
が、この強磁性板部101を吸着具Aに対して隙間なく
吸着させた際に、該強磁性突起部102が板状強磁性部
材10’に接触し、又は僅かに該板状強磁性部材に届か
ない寸法としてあっても良い。
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに対して、若干の隙間を介在させた状態で吸引さ
せた際に、この被吸着具Bにおける強磁性突起部102
が、該吸着具Aの穴30内にあって、この吸着具Aの強
磁性部材10’に吸着する構成、即ち、前記第1実施例
の留め具を構成する被吸着具Bの強磁性突起部102よ
りも長い強磁性突起部102を備えた構成としてある
が、この強磁性板部101を吸着具Aに対して隙間なく
吸着させた際に、該強磁性突起部102が板状強磁性部
材10’に接触し、又は僅かに該板状強磁性部材に届か
ない寸法としてあっても良い。
【0058】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴120が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴120が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
【0059】叙上で構成された被吸着具Bは、この被吸
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着して用いる。
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着して用いる。
【0060】また、叙上で被吸着具Bに構成される盲穴
110は、強磁性部材100を構成している強磁性板部
101の側から強磁性突起部102の先端側に向けて設
けてあれば良く、例えば、強磁性板部101を構成する
強磁性板部材101Bに対して、更に、他の強磁性部材
を添装することによって前記盲穴110を塞いであって
も良い。また、強磁性突起部材102Bのカシメ部分に
対して、盲穴部110’を覆うように他の強磁性部材が
添装されていても良い。
110は、強磁性部材100を構成している強磁性板部
101の側から強磁性突起部102の先端側に向けて設
けてあれば良く、例えば、強磁性板部101を構成する
強磁性板部材101Bに対して、更に、他の強磁性部材
を添装することによって前記盲穴110を塞いであって
も良い。また、強磁性突起部材102Bのカシメ部分に
対して、盲穴部110’を覆うように他の強磁性部材が
添装されていても良い。
【0061】(3) 第3実施例に係る留め具 図7〜図9は第3実施例に係る留め具を示している。こ
の第3実施例に係る留め具は、被吸着具Bを構成する強
磁性部材100を板状強磁性部材100’で構成すると
共に、吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁
性突起部12が、構成される吸着具Aの穴30から僅か
に上方に突き出し、前記被吸着具Bの該板状強磁性部材
100’に対して直接、当接、吸着される以外の構成
を、前記第1実施例に係る留め具の構成と同一、又は実
質的に同一としてある。従って、この第1実施例に係る
留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分にあっては
同一の番号を付して説明する。
の第3実施例に係る留め具は、被吸着具Bを構成する強
磁性部材100を板状強磁性部材100’で構成すると
共に、吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁
性突起部12が、構成される吸着具Aの穴30から僅か
に上方に突き出し、前記被吸着具Bの該板状強磁性部材
100’に対して直接、当接、吸着される以外の構成
を、前記第1実施例に係る留め具の構成と同一、又は実
質的に同一としてある。従って、この第1実施例に係る
留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分にあっては
同一の番号を付して説明する。
【0062】この第3実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
【0063】ここで用いられる永久磁石20は、磁極方
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設できる大きさに構成してあるのが好
ましい。
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設できる大きさに構成してあるのが好
ましい。
【0064】次いで、この永久磁石20の磁極部材とし
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
するケース60によって添装状態で取付けられる形状、
寸法に構成してあり、この磁極面20bより稍々大き目
に構成してある。また、この強磁性板部材11Bは、こ
れに組付けられる永久磁石20の磁気を取り込み、この
永久磁石20における一方の磁極の磁極部材として機能
できる材質、構造を備えたものである。
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
するケース60によって添装状態で取付けられる形状、
寸法に構成してあり、この磁極面20bより稍々大き目
に構成してある。また、この強磁性板部材11Bは、こ
れに組付けられる永久磁石20の磁気を取り込み、この
永久磁石20における一方の磁極の磁極部材として機能
できる材質、構造を備えたものである。
【0065】更に、該強磁性板部材11Bと共に強磁性
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、構成される吸着具Aの穴30から稍々突き出す長さ
を備え、前記強磁性板部材11B上に起立するように該
強磁性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿
部12Baと、これと一体に連設されており、該強磁性
板部材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱
状の細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿
部12Baが、該孔14の孔径よりも大きい直径寸法を
備えた構成としてある。また、この強磁性突起部材12
Bには、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部
12Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していな
い所謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材
12Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部
材12Bにおける太径桿部12Baの側にまで達してお
れば良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12
Baの側に入り込むように開設してあれば良い。また、
該太径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設され
ていても良い。
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、構成される吸着具Aの穴30から稍々突き出す長さ
を備え、前記強磁性板部材11B上に起立するように該
強磁性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿
部12Baと、これと一体に連設されており、該強磁性
板部材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱
状の細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿
部12Baが、該孔14の孔径よりも大きい直径寸法を
備えた構成としてある。また、この強磁性突起部材12
Bには、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部
12Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していな
い所謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材
12Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部
材12Bにおける太径桿部12Baの側にまで達してお
れば良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12
Baの側に入り込むように開設してあれば良い。また、
該太径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設され
ていても良い。
【0066】かくして構成される強磁性板部材11Bの
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
【0067】次いで、前記強磁性部材10に取付けられ
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
【0068】この取付け具50は、この取付け具50の
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11Bと強磁性突起部材
12Bとが一体になるように止着して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11Bと強磁性突起部材
12Bとが一体になるように止着して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
【0069】かかる取付け具50を一体に組付けられた
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’特に、構成される吸着具Aの穴3
0から稍々上方に突き出す寸法としてあると共に、その
外周面が、該穴30’の内壁面に接しない太さの径寸法
としてあり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の
穴30’内に入れ込むように、強磁性板部11を永久磁
石20の磁極面20bに添装する。ここにおいて構成さ
れる強磁性板部11は、永久磁石20の磁極面20bよ
りも稍々大きい直径を備えた円板状のものとして構成し
てある。尚、前記の強磁性突起部12は、その頂端が、
構成される吸着具の穴30の上面と同面、又はこれより
僅かに突き出し、又は、これよりも僅かに内方に位置す
るようにしてあっても良い。
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’特に、構成される吸着具Aの穴3
0から稍々上方に突き出す寸法としてあると共に、その
外周面が、該穴30’の内壁面に接しない太さの径寸法
としてあり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の
穴30’内に入れ込むように、強磁性板部11を永久磁
石20の磁極面20bに添装する。ここにおいて構成さ
れる強磁性板部11は、永久磁石20の磁極面20bよ
りも稍々大きい直径を備えた円板状のものとして構成し
てある。尚、前記の強磁性突起部12は、その頂端が、
構成される吸着具の穴30の上面と同面、又はこれより
僅かに突き出し、又は、これよりも僅かに内方に位置す
るようにしてあっても良い。
【0070】かくして用意された永久磁石20と、強磁
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから垂下状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
【0071】かかる構成のケース60に対し、前記永久
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、且つ、強
磁性突起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁
性板部11を該ケース60内に収め入れ、このケース6
0における爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつ
け、このケース60によって、永久磁石20と、強磁性
部材10とを一体に組付けることによって吸着具Aを構
成し、この吸着具Aに前記穴30’と穴30’と孔3
0”とにより、底面が強磁性板部11で塞がれた穴30
を構成する。尚、このケース60に対して組付けられる
永久磁石20は、その周側面と、ケース60の周側板部
60bとの間に間隙70が、前記強磁性板部11によっ
て生ずる構成とし、この永久磁石20に対して磁気テー
プなどが該間隙70を介して接するように構成してあ
る。
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが入り込むように収め入れ、且つ、強
磁性突起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁
性板部11を該ケース60内に収め入れ、このケース6
0における爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつ
け、このケース60によって、永久磁石20と、強磁性
部材10とを一体に組付けることによって吸着具Aを構
成し、この吸着具Aに前記穴30’と穴30’と孔3
0”とにより、底面が強磁性板部11で塞がれた穴30
を構成する。尚、このケース60に対して組付けられる
永久磁石20は、その周側面と、ケース60の周側板部
60bとの間に間隙70が、前記強磁性板部11によっ
て生ずる構成とし、この永久磁石20に対して磁気テー
プなどが該間隙70を介して接するように構成してあ
る。
【0072】かくして構成される吸着具Aにあっては、
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
【0073】叙上で構成された吸着具Aは、この吸着具
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
【0074】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
板状強磁性部材100’と、これに取付けられる取付け
具120とによって構成してあり、この強磁性部材10
0’は、略円板状に構成され、前記永久磁石20によっ
て構成される吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法
とされていると共に、この吸着具Aの吸着面の側方に向
けて延びる係合鍔105を略垂下状に備えた構成として
ある。また、この板状強磁性部材100’は、前記永久
磁石20における磁極面20a側にあって、この永久磁
石20の磁気を効果的に取り込むことのできる材質、構
造を備えたものとする。
板状強磁性部材100’と、これに取付けられる取付け
具120とによって構成してあり、この強磁性部材10
0’は、略円板状に構成され、前記永久磁石20によっ
て構成される吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法
とされていると共に、この吸着具Aの吸着面の側方に向
けて延びる係合鍔105を略垂下状に備えた構成として
ある。また、この板状強磁性部材100’は、前記永久
磁石20における磁極面20a側にあって、この永久磁
石20の磁気を効果的に取り込むことのできる材質、構
造を備えたものとする。
【0075】次いで、前記板状強磁性部材100’に取
付けられる取付け具120は、前記板状強磁性部材10
0’に添装される座板部120aと、この座板部120
aの両側から略起立状に屈曲して設けられている一対の
脚部120b、120bとを備えた構成としてあり、こ
の座板部120aを前記板状強磁性部材100に対して
ロウづけ、スポット溶接などの溶接手法で止着した構成
としてある。尚、この取付け具120は、真鍮などの非
磁性材で構成されていても良く、また、前記板状強磁性
部材100’の一部を構成するように強磁性部材で構成
してあっても良い。
付けられる取付け具120は、前記板状強磁性部材10
0’に添装される座板部120aと、この座板部120
aの両側から略起立状に屈曲して設けられている一対の
脚部120b、120bとを備えた構成としてあり、こ
の座板部120aを前記板状強磁性部材100に対して
ロウづけ、スポット溶接などの溶接手法で止着した構成
としてある。尚、この取付け具120は、真鍮などの非
磁性材で構成されていても良く、また、前記板状強磁性
部材100’の一部を構成するように強磁性部材で構成
してあっても良い。
【0076】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける板状強磁性部材100’を
前記吸着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおけ
る板状強磁性部材100’が、該吸着具Aの穴30内に
起立している強磁性突起部12に吸着される構成として
ある。
は、この被吸着具Bにおける板状強磁性部材100’を
前記吸着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおけ
る板状強磁性部材100’が、該吸着具Aの穴30内に
起立している強磁性突起部12に吸着される構成として
ある。
【0077】また、叙上で吸着具Aに構成される盲穴4
0は、強磁性部材10を構成している強磁性板部11の
側から強磁性突起部12の先端側に向けて設けてあれば
良く、例えば、強磁性板部11を構成する強磁性板部材
11Bに対して、更に、他の強磁性部材を添装すること
によって前記盲穴40を塞いであっても良い。また、強
磁性突起部材12Bのカシメ部分に対して、盲穴部4
0’を覆うように他の強磁性部材が添装されていても良
い。
0は、強磁性部材10を構成している強磁性板部11の
側から強磁性突起部12の先端側に向けて設けてあれば
良く、例えば、強磁性板部11を構成する強磁性板部材
11Bに対して、更に、他の強磁性部材を添装すること
によって前記盲穴40を塞いであっても良い。また、強
磁性突起部材12Bのカシメ部分に対して、盲穴部4
0’を覆うように他の強磁性部材が添装されていても良
い。
【0078】(4) 第4実施例に係る留め具 図10〜図12は第4実施例に係る留め具を示してい
る。この第4実施例に係る留め具は、吸着具Aを構成す
る強磁性部材10を、プレス成形などの手法によって、
一枚の板部材に強磁性板部11Aと強磁性突起部12A
とを設けた構成とし、これを強磁性板部11及び強磁性
突起部12として用いるようになし、又、被吸着具Bを
構成する強磁性部材100を、同様にプレス成形などの
手法によって、一枚の板部材に強磁性板部101Aと強
磁性突起部102Aとを設けた構成とし、これを強磁性
板部101及び強磁性突起部102として用いるように
なすと共に、この強磁性部材10、強磁性部材100に
対して、夫々取付け具50、及び取付け具120を溶接
した以外の構成を前記第1実施例に係る留め具と同一、
又は実質的に同一の構成としている。従って、該第1実
施例に係る留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分
については同一の番号を付して説明する。
る。この第4実施例に係る留め具は、吸着具Aを構成す
る強磁性部材10を、プレス成形などの手法によって、
一枚の板部材に強磁性板部11Aと強磁性突起部12A
とを設けた構成とし、これを強磁性板部11及び強磁性
突起部12として用いるようになし、又、被吸着具Bを
構成する強磁性部材100を、同様にプレス成形などの
手法によって、一枚の板部材に強磁性板部101Aと強
磁性突起部102Aとを設けた構成とし、これを強磁性
板部101及び強磁性突起部102として用いるように
なすと共に、この強磁性部材10、強磁性部材100に
対して、夫々取付け具50、及び取付け具120を溶接
した以外の構成を前記第1実施例に係る留め具と同一、
又は実質的に同一の構成としている。従って、該第1実
施例に係る留め具と同一、又は実質的に同一の構成部分
については同一の番号を付して説明する。
【0079】この第4実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、これらを抱持一体とする
ケース60と、この吸着具Aを取付け対象物200に取
付けるための取付け具50とをもって構成してある。
【0080】ここで用いられる永久磁石20は、磁極方
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設でき、しかも、被吸着具Bにおける
強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
向に貫通した穴30’を備えた環板状に構成してある。
即ち、円盤状をなす永久磁石20の略中央部分に、この
永久磁石20の一方の磁極面20aと、他方の磁極面2
0bとに連通する円形の穴30’が設けてあり、構成さ
れる環板状をなす永久磁石20は、その板厚方向にN極
と、S極とを有する構成としてある。又、この永久磁石
20の穴30’は、追って説明する強磁性部材10の強
磁性突起部12が、この穴30’の内壁面との間に相当
の間隙を隔てて立設でき、しかも、被吸着具Bにおける
強磁性部材100の強磁性突起部102が、この穴3
0’の内壁面との間に相当の間隙を隔てて挿入できる大
きさに構成してあるのが好ましい。
【0081】次いで、前記永久磁石20の磁極部材とし
て用いられる強磁性部材10は、円板状をなす強磁性板
部11Aの略中央部分に、この強磁性板部11Aを一方
側に押し出し、断面が円形の、且つ台状をなす強磁性突
起部12Aを設けた構成としてあり、これが前記強磁性
部材10における強磁性板部11及び強磁性突起部12
としてあると共に、この強磁性突起部12Aの内側に、
該強磁性板部11Aの側から、この強磁性突起部12A
の先端側に向けて、先止まりの、所謂盲穴40が構成さ
れている。
て用いられる強磁性部材10は、円板状をなす強磁性板
部11Aの略中央部分に、この強磁性板部11Aを一方
側に押し出し、断面が円形の、且つ台状をなす強磁性突
起部12Aを設けた構成としてあり、これが前記強磁性
部材10における強磁性板部11及び強磁性突起部12
としてあると共に、この強磁性突起部12Aの内側に、
該強磁性板部11Aの側から、この強磁性突起部12A
の先端側に向けて、先止まりの、所謂盲穴40が構成さ
れている。
【0082】尚、この強磁性部材10を構成する強磁性
板部11Aは、永久磁石20の磁極面20bに対して、
追って説明するケース60によって添装状態で取付けら
れるのに適した形状としてあり、この磁極面20bより
も稍々大き目に構成してあると共に、当該永久磁石20
の磁気を取り込み、この永久磁石20の一方の磁極の磁
極部材として機能できる材質、構造を備えたものとして
ある。また、強磁性突起部12Aは、該強磁性突起部1
2Aの突き出し周側板部15が、該強磁性突起部12A
の頂端部分及び強磁性板部11Aよりも薄肉に構成して
あり、強磁性部材10を軽量とする構成としてある。
板部11Aは、永久磁石20の磁極面20bに対して、
追って説明するケース60によって添装状態で取付けら
れるのに適した形状としてあり、この磁極面20bより
も稍々大き目に構成してあると共に、当該永久磁石20
の磁気を取り込み、この永久磁石20の一方の磁極の磁
極部材として機能できる材質、構造を備えたものとして
ある。また、強磁性突起部12Aは、該強磁性突起部1
2Aの突き出し周側板部15が、該強磁性突起部12A
の頂端部分及び強磁性板部11Aよりも薄肉に構成して
あり、強磁性部材10を軽量とする構成としてある。
【0083】次いで、前記強磁性部材10に取付け用い
られる取付け具50は、略円板状をなす座板部50aの
中央部分に、前記盲穴40よりも大き目の孔50cが貫
設してあると共に、該座板部50aの向き合った両側部
分から一対の脚部50b、50bが略直角の状態に延設
された構成としてある。かかる構成からなる取付け具5
0における座板部50aを、前記強磁性部材10の強磁
性板部11Aの面に対し、この取付け具50における孔
50cが該強磁性部材10における盲穴40に対して連
通するようにして添装し、該取付け具50を強磁性部材
10に対してロウづけ、スポット溶接などの溶接手段に
よって止着する。尚、前記取付け具50における孔50
cは、該取付け具50を強磁性部材10における強磁性
板部11Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として
用いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接
に際して利用できる構成としてある。また、この取付け
具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部11Aの一部を構成するよう
に強磁性材で構成されていても良い。
られる取付け具50は、略円板状をなす座板部50aの
中央部分に、前記盲穴40よりも大き目の孔50cが貫
設してあると共に、該座板部50aの向き合った両側部
分から一対の脚部50b、50bが略直角の状態に延設
された構成としてある。かかる構成からなる取付け具5
0における座板部50aを、前記強磁性部材10の強磁
性板部11Aの面に対し、この取付け具50における孔
50cが該強磁性部材10における盲穴40に対して連
通するようにして添装し、該取付け具50を強磁性部材
10に対してロウづけ、スポット溶接などの溶接手段に
よって止着する。尚、前記取付け具50における孔50
cは、該取付け具50を強磁性部材10における強磁性
板部11Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として
用いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接
に際して利用できる構成としてある。また、この取付け
具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部11Aの一部を構成するよう
に強磁性材で構成されていても良い。
【0084】かかる取付け具50を一体に取付けられた
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
接しない太さの径寸法としてあり、この強磁性突起部1
2を該永久磁石20の穴30’内に入れ込むように、強
磁性板部11を永久磁石20の磁極面20bに添装させ
る。
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
接しない太さの径寸法としてあり、この強磁性突起部1
2を該永久磁石20の穴30’内に入れ込むように、強
磁性板部11を永久磁石20の磁極面20bに添装させ
る。
【0085】かくして用意された永久磁石20と、強磁
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから直角状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
性部材10とをケース60内に組み入れ、これを抱持一
体となるように構成する。ここで用いられるケース60
は、円形の上面板部60aと、この円形の上面板部60
aから直角状に折曲げ延設されている周側板部60b
と、この周側板部60bの下端から突設されている爪片
60cとを備えた所謂下面開口の浅い容器状とされてお
り、前記上面板部60aの中心に円形の孔30”が設け
てあり、この孔30”の孔縁が、このケース60の内
方、即ち、垂下状に屈曲された内鍔60dとしてある。
尚、このケース60は、典型的には真鍮材、プラスチッ
ク材などの非磁性材料をもって構成するのが好ましい
が、ステンレススチールなどの難磁性材を用いて構成し
てあっても良く、また、必要に応じて鉄などの強磁性板
材を用いて構成してあっても良い。
【0086】かかる構成のケース60に対し、前記永久
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが該穴30’の内壁面との間に若干の
隙間を介して入り込むように収め入れ、且つ、強磁性突
起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁性板部
11を該ケース60内に収め入れ、このケース60にお
ける爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつけ、こ
のケース60によって、永久磁石20と、強磁性部材1
0とを一体に組付けることによって、吸着具Aを構成
し、この吸着具Aに前記穴30’と孔30”とにより、
底面が強磁性板部11で塞がれた穴30を構成する。
尚、このケース60に対して組付けられる永久磁石20
は、その周側面と、ケース60の周側板部60bとの間
に間隙70が、前記強磁性板部11によって生ずる構成
とし、この永久磁石20に対して磁気テープなどが直接
・接触しない構成としてある。
磁石20を、この永久磁石20の穴30’内に該ケース
60の内鍔60dが該穴30’の内壁面との間に若干の
隙間を介して入り込むように収め入れ、且つ、強磁性突
起部12を該穴30’内に収め入れた状態で強磁性板部
11を該ケース60内に収め入れ、このケース60にお
ける爪片60cを該強磁性板部11の面に折りつけ、こ
のケース60によって、永久磁石20と、強磁性部材1
0とを一体に組付けることによって、吸着具Aを構成
し、この吸着具Aに前記穴30’と孔30”とにより、
底面が強磁性板部11で塞がれた穴30を構成する。
尚、このケース60に対して組付けられる永久磁石20
は、その周側面と、ケース60の周側板部60bとの間
に間隙70が、前記強磁性板部11によって生ずる構成
とし、この永久磁石20に対して磁気テープなどが直接
・接触しない構成としてある。
【0087】かくして構成される吸着具Aにあっては、
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
【0088】叙上で構成された吸着具Aは、この吸着具
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
【0089】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
一体に構成される強磁性板部101Aと、強磁性突起部
102Aとによって強磁性板部101と、強磁性突起部
102とを備えた構成としてある。
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
一体に構成される強磁性板部101Aと、強磁性突起部
102Aとによって強磁性板部101と、強磁性突起部
102とを備えた構成としてある。
【0090】ここで用いられる強磁性部材100は、円
板状をなす強磁性板部101Aの略中央部分に、この強
磁性板部101Aを一方側に押し出し、断面が円形の、
且つ台状をなす強磁性突起部102Aを設けた構成とし
てあり、これが前記強磁性部材100における強磁性板
部101及び強磁性突起部102としてあると共に、こ
の強磁性突起部102Aの内側に、該強磁性板部101
Aの側から、この強磁性突起部102Aの先端側に向け
て、先止まりの、所謂盲穴110が構成されている。
板状をなす強磁性板部101Aの略中央部分に、この強
磁性板部101Aを一方側に押し出し、断面が円形の、
且つ台状をなす強磁性突起部102Aを設けた構成とし
てあり、これが前記強磁性部材100における強磁性板
部101及び強磁性突起部102としてあると共に、こ
の強磁性突起部102Aの内側に、該強磁性板部101
Aの側から、この強磁性突起部102Aの先端側に向け
て、先止まりの、所謂盲穴110が構成されている。
【0091】尚、この強磁性部材100を構成する強磁
性板部101Aは、永久磁石20の磁極面20bを備え
た前記吸着具Aに対して、吸着されるのに適した形状と
してあり、当該永久磁石20の磁気を取り込むのに適し
た材質、構造を備えたものとしてある。また、強磁性突
起部102Aは、該強磁性突起部102Aの突き出し周
側板部106が、該強磁性突起部102Aの頂端部分及
び強磁性板部101Aよりも薄肉に構成してあり、強磁
性部材100を軽量とする構成としてある。
性板部101Aは、永久磁石20の磁極面20bを備え
た前記吸着具Aに対して、吸着されるのに適した形状と
してあり、当該永久磁石20の磁気を取り込むのに適し
た材質、構造を備えたものとしてある。また、強磁性突
起部102Aは、該強磁性突起部102Aの突き出し周
側板部106が、該強磁性突起部102Aの頂端部分及
び強磁性板部101Aよりも薄肉に構成してあり、強磁
性部材100を軽量とする構成としてある。
【0092】次いで、前記強磁性部材100に取付け用
いられる取付け具120は、略円板状をなす座板部12
0aの中央部分に、前記盲穴110よりも大き目の孔1
20cが貫設してあると共に、該座板部120aの向き
合った両側部分から一対の脚部120b、120bが略
直角の状態に延設された構成としてある。かかる構成か
らなる取付け具120における座板部120aを、前記
強磁性部材100の強磁性板部101Aの面に対し、こ
の取付け具120における孔120cが該強磁性部材1
00における盲穴110に対して連通するようにして添
装し、該取付け具120を強磁性部材100に対してロ
ウづけ、スポット溶接などの溶接手段によって止着す
る。尚、前記取付け具120における孔120cは、該
取付け具120を強磁性部材100における強磁性板部
101Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として用
いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接に
際して利用できる構成としてある。また、この取付け具
120は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部101Aの一部を構成するよ
うに強磁性材で構成されていても良い。
いられる取付け具120は、略円板状をなす座板部12
0aの中央部分に、前記盲穴110よりも大き目の孔1
20cが貫設してあると共に、該座板部120aの向き
合った両側部分から一対の脚部120b、120bが略
直角の状態に延設された構成としてある。かかる構成か
らなる取付け具120における座板部120aを、前記
強磁性部材100の強磁性板部101Aの面に対し、こ
の取付け具120における孔120cが該強磁性部材1
00における盲穴110に対して連通するようにして添
装し、該取付け具120を強磁性部材100に対してロ
ウづけ、スポット溶接などの溶接手段によって止着す
る。尚、前記取付け具120における孔120cは、該
取付け具120を強磁性部材100における強磁性板部
101Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として用
いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接に
際して利用できる構成としてある。また、この取付け具
120は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部101Aの一部を構成するよ
うに強磁性材で構成されていても良い。
【0093】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に対して、当接し、又は
近接されて吸着される構成とする。
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に対して、当接し、又は
近接されて吸着される構成とする。
【0094】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の占める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の占める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
【0095】叙上で構成された被吸着具Bは、この被吸
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着する。
着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取
付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着する。
【0096】尚、叙上で構成される吸着具Aと、被吸着
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
【0097】また、叙上で吸着具A、被吸着具Bに構成
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部11A、101Aに対して、更に、他の強
磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴1
10を塞いであっても良い。また、取付け具50、12
0に対して、盲穴40、110を覆うように他の強磁性
部材が添装されていても良い。
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部11A、101Aに対して、更に、他の強
磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴1
10を塞いであっても良い。また、取付け具50、12
0に対して、盲穴40、110を覆うように他の強磁性
部材が添装されていても良い。
【0098】尚、叙上で構成された吸着具Aと被吸着具
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
【0099】(5) 第5実施例に係る留め具 図13〜図15は第5実施例に係る留め具を示してい
る。この第5実施例に係る留め具は、永久磁石20の穴
30’に対して、強磁性部材10の強磁性突起部12を
圧入状態として、この強磁性部材10と、永久磁石20
とを一体とすることによって、吸着具Aを構成し、ケー
ス60を用いなかった以外の構成を、前記第1実施例に
係る留め具の構成と同一、又は実質的に同一としてあ
る。従って、この第1実施例に係る留め具と同一、又は
実質的に同一の構成部分についは同一の番号を付して説
明する。
る。この第5実施例に係る留め具は、永久磁石20の穴
30’に対して、強磁性部材10の強磁性突起部12を
圧入状態として、この強磁性部材10と、永久磁石20
とを一体とすることによって、吸着具Aを構成し、ケー
ス60を用いなかった以外の構成を、前記第1実施例に
係る留め具の構成と同一、又は実質的に同一としてあ
る。従って、この第1実施例に係る留め具と同一、又は
実質的に同一の構成部分についは同一の番号を付して説
明する。
【0100】この第5実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、この取付け対象物200
に取付けるための取付け具50とをもって構成してあ
る。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、この取付け対象物200
に取付けるための取付け具50とをもって構成してあ
る。
【0101】ここで用いられる永久磁石20は、例え
ば、プラスチック磁石、ゴム磁石などの永久磁石20で
あって、その磁極方向に貫通した穴30’を備えた環板
状に構成してある。即ち、円盤状をなす永久磁石20の
略中央部分に、この永久磁石20の一方の磁極面20a
と、他方の磁極面20bとに連通する円形の穴30’が
設けてあり、構成される環板状をなす永久磁石20は、
その板厚方向にN極と、S極とを有する構成としてあ
る。又、この永久磁石20の穴30’は、追って説明す
る強磁性部材10の強磁性突起部12が、この穴30’
の内壁面に圧接して押し入れ止着が可能であり、しか
も、被吸着具Bにおける強磁性部材100の強磁性突起
部102が、この穴30’の内壁面との間に相当の間隙
を隔てて挿入できる大きさに構成してあるのが好まし
い。
ば、プラスチック磁石、ゴム磁石などの永久磁石20で
あって、その磁極方向に貫通した穴30’を備えた環板
状に構成してある。即ち、円盤状をなす永久磁石20の
略中央部分に、この永久磁石20の一方の磁極面20a
と、他方の磁極面20bとに連通する円形の穴30’が
設けてあり、構成される環板状をなす永久磁石20は、
その板厚方向にN極と、S極とを有する構成としてあ
る。又、この永久磁石20の穴30’は、追って説明す
る強磁性部材10の強磁性突起部12が、この穴30’
の内壁面に圧接して押し入れ止着が可能であり、しか
も、被吸着具Bにおける強磁性部材100の強磁性突起
部102が、この穴30’の内壁面との間に相当の間隙
を隔てて挿入できる大きさに構成してあるのが好まし
い。
【0102】次いで、この永久磁石20の磁極部材とし
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
する強磁性突起部12によって添装状態で取付けられる
形状、寸法に構成してある。また、この強磁性板部材1
1Bは、これに組付けられる永久磁石20の磁気を取り
込み、この永久磁石20における一方の磁極の磁極部材
として機能できる材質、構造を備えたものとして構成し
てある。
て用いられる強磁性部材10は、強磁性板部材11B
と、これに組付けられる強磁性突起部材12Bとによっ
て構成されている。ここで用いられる強磁性板部材11
Bは、略円板状に構成され、その中心に強磁性突起部材
12Bを取りつけるための孔14を貫通状態で備えてお
り、永久磁石20の磁極面20bに対して、追って説明
する強磁性突起部12によって添装状態で取付けられる
形状、寸法に構成してある。また、この強磁性板部材1
1Bは、これに組付けられる永久磁石20の磁気を取り
込み、この永久磁石20における一方の磁極の磁極部材
として機能できる材質、構造を備えたものとして構成し
てある。
【0103】更に、該強磁性板部材11Bと共に強磁性
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、前記強磁性板部材11B上に起立するように該強磁
性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿部1
2Baと、これと一体に連設されており、該強磁性板部
材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱状の
細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿部1
2Baが、該孔14の孔径よりも大きく、且つ前記永久
磁石20の穴30’内に圧入止着できる直径寸法を備え
た構成としてある。また、この強磁性突起部材12Bに
は、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部12
Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していない所
謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材12
Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部材1
2Bにおける太径桿部12Baの側にまで達しておれば
良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12Ba
の側に入り込むように開設してあれば良い。また、該太
径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設されてい
ても良い。
部材10を構成する強磁性突起部材12Bは、断面が略
円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、一方の
桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成され
た、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。即
ち、前記強磁性板部材11B上に起立するように該強磁
性板部材11Bに取付けられる短寸円柱状の太径桿部1
2Baと、これと一体に連設されており、該強磁性板部
材11Bにおける前記孔14に挿通される短寸円柱状の
細径桿部12Bbとして構成してあり、前記太径桿部1
2Baが、該孔14の孔径よりも大きく、且つ前記永久
磁石20の穴30’内に圧入止着できる直径寸法を備え
た構成としてある。また、この強磁性突起部材12Bに
は、前記細径桿部12Bbの突端面から、太径桿部12
Baの側に向けて先止まりの、即ち、貫通していない所
謂盲穴部40’が設けてある。この強磁性突起部材12
Bに設けられる盲穴部40’は、この強磁性突起部材1
2Bにおける太径桿部12Baの側にまで達しておれば
良く、細径桿部12Bbから僅かでも太径桿部12Ba
の側に入り込むように開設してあれば良い。また、該太
径桿部12Baの頂端側に届くように深く開設されてい
ても良い。
【0104】かくして構成される強磁性板部材11Bの
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
孔14に対して、強磁性突起部材12Bにおける細径桿
部12Bbを挿通し、この挿通細径桿部12Bbが、追
って説明する取付け具50の座板部50aから突き出し
た部分を圧潰することで、この強磁性板部材11Bと、
取付け具50とを、該強磁性突起部材12Bにおける太
径桿部12Baとこの圧潰部分とによって一体に止着
し、強磁性部材10としての強磁性板部11と強磁性突
起部12を構成する。又、構成される強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から、強磁性突起部12の先
端側に向けて円孔状の盲穴40を構成する。
【0105】次いで、前記強磁性部材10に取付けられ
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
る取付け具50は、前記強磁性板部材11Bに添装され
る座板部50aと、この座板部50aの両側から略直角
状に屈曲して設けられている一対の脚部50b、50b
とを備えた構成としてあり、この座板部50aの中心
に、前記強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12B
bの挿通される円形の孔50cが設けてある。
【0106】この取付け具50は、この取付け具50の
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11B及び強磁性突起部
材12Bと一体になるように構成して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
座板部50aを、前記強磁性板部材11Bに添装し、夫
々の孔14、50cを連通状態になすと共に、前記強磁
性突起部材12Bの細径桿部12Bbを該孔14、50
cに挿通し、この強磁性突起部材12Bにおける太径桿
部12Baの下面を該強磁性板部材11Bの上面に当接
させると共に、座板部50aの孔50cから突き出して
いる細径桿部12Bbを、前記盲穴部40’を利用し
て、この盲穴部40’の穴縁を外方に変形するように圧
潰することで、該強磁性板部材11B及び強磁性突起部
材12Bと一体になるように構成して用いる。尚、この
取付け具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていて
も良く、また、前記強磁性板部11の一部を構成するよ
うに強磁性部材で構成してあっても良い。
【0107】かかる取付け具50を一体に組付けられた
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
圧着される状態で挿入、止着できる太さの径寸法として
あり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の穴3
0’内に押し入れるようにしながら、強磁性板部11を
永久磁石20の磁極面20bに密着させて、該強磁性部
材10と、永久磁石20とを一体の止着状態とする。こ
の結果、構成される吸着具Aには、強磁性板部11によ
って塞がれた永久磁石20の穴30’によって吸着具A
の穴30が構成される。
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
圧着される状態で挿入、止着できる太さの径寸法として
あり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の穴3
0’内に押し入れるようにしながら、強磁性板部11を
永久磁石20の磁極面20bに密着させて、該強磁性部
材10と、永久磁石20とを一体の止着状態とする。こ
の結果、構成される吸着具Aには、強磁性板部11によ
って塞がれた永久磁石20の穴30’によって吸着具A
の穴30が構成される。
【0108】かくして構成される吸着具Aにあっては、
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
【0109】叙上で構成された吸着具Aは、この吸着具
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け対象
物200に設けた細長孔201に挿通するように、該取
付け対象物200の面に添装すると共に、この取付け対
象物200から突き出している該吸着具Aの脚部50b
を、この取付け対象物200に対して添装した座金20
2の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げることで
止着する。
【0110】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
強磁性板部材101Bと、強磁性突起部材102Bとの
組付けによって強磁性板部101と、強磁性突起部10
2とを備えた構成としてある。
【0111】ここで強磁性部材100を構成する強磁性
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとして構成する。
板部材101Bは、略円板状に構成され、その中心に強
磁性突起部材102Bを取付けるための孔104を貫通
状態に備えており、前記永久磁石20によって構成され
る吸着具Aの吸着面に吸引される形状、寸法となるよう
に構成してある。また、この強磁性板部材101Bは、
前記永久磁石20における磁極面20a側にあって、こ
の永久磁石20の磁気を効果的に取り込むことのできる
材質、構造を備えたものとして構成する。
【0112】更に、該強磁性板部材101Bと共に強磁
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101B上に起立するように該
強磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径
桿部102Baと、これと一体に連設されており、該強
磁性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される
短寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、
前記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大
きい直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁
性突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突
端面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まり
の、即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けて
ある。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部
110’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径
桿部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部
102Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り
込むように開設してあれば良い。また、該太径桿部10
2Baの頂端側に届くように深く開設されていても良
い。
性部材100を構成する強磁性突起部材102Bは、断
面が略円形をなす短寸の円柱桿状としてあり、しかも、
一方の桿側の直径が太く、他方の桿側の直径が細く構成
された、所謂径違いの円柱桿状をなす構成としてある。
即ち、前記強磁性板部材101B上に起立するように該
強磁性板部材101Bに取付けられる短寸円柱状の太径
桿部102Baと、これと一体に連設されており、該強
磁性板部材101Bにおける前記孔104に挿通される
短寸円柱状の細径桿部102Bbとして構成してあり、
前記太径桿部102Baが、該孔104の孔径よりも大
きい直径寸法を備えた構成としてある。また、この強磁
性突起部材102Bには、前記細径桿部102Bbの突
端面から、太径桿部102Baの側に向けて先止まり
の、即ち、貫通していない所謂盲穴部110’が設けて
ある。この強磁性突起部材102Bに設けられる盲穴部
110’は、この強磁性突起部材102Bにおける太径
桿部102Baの側にまで達しておれば良く、細径桿部
102Bbから僅かでも太径桿部102Baの側に入り
込むように開設してあれば良い。また、該太径桿部10
2Baの頂端側に届くように深く開設されていても良
い。
【0113】かくして構成される強磁性板部材101B
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
の孔104に対して、強磁性突起部材102Bにおける
細径桿部102Bbを挿通し、この挿通細径桿部102
Bbが、追って説明する取付け具120の座板部120
aから突き出した部分を圧潰することで、この強磁性板
部材101Bと、取付け具120とを、該強磁性突起部
材102Bにおける太径桿部102Baとこの圧潰部分
とによって一体に止着し、強磁性部材100としての強
磁性板部101と強磁性突起部102を構成する。又、
構成される強磁性部材100における強磁性板部101
の側から、強磁性突起部102の先端側に向けて円孔状
の盲穴110を構成する。
【0114】次いで、前記強磁性部材100に取付けら
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
れる取付け具120は、前記強磁性板部材101Bに添
装される座板部120aと、この座板部120aの両側
から略直角状に屈曲して設けられている一対の脚部12
0b、120bとを備えた構成としてあり、この座板部
120aの中心に、前記強磁性突起部材102Bにおけ
る細径桿部102Bbの挿通される円形の孔120cが
設けてある。
【0115】この取付け具120は、この取付け具12
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101B及び強磁性突起部材102
Bとを一体とすることで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
0の座板部120aを、前記強磁性板部材101Bに添
装し、夫々の孔104、120cを連通状態になすと共
に、前記強磁性突起部材102Bの細径桿部102Bb
を該孔104、120cに挿通し、この強磁性突起部材
102Bにおける太径桿部102Baの面を該強磁性板
部材101Bの面に当接させると共に、座板部120a
の孔120cから突き出している細径桿部102Bb
を、前記盲穴部110’を利用して、この盲穴部11
0’の穴縁を外方に変形するように圧潰し、これによっ
て、該強磁性板部材101B及び強磁性突起部材102
Bとを一体とすることで被吸着具Bを構成している。
尚、この取付け具120は、真鍮などの非磁性材で構成
されていても良く、また、前記強磁性板部101の一部
を構成するように強磁性部材で構成してあっても良い。
【0116】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に当接し、又は近接し
て、これに吸着される構成としてある。
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に当接し、又は近接し
て、これに吸着される構成としてある。
【0117】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の閉める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
【0118】叙上で構成された被吸着具Bは、この吸着
具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取付
け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着する。
具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、取付
け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよう
に、該取付け対象物200の面に添装すると共に、この
取付け対象物200から突き出している該被吸着具Bの
脚部120bを、この取付け対象物200に対して添装
した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折り
曲げることで止着する。
【0119】尚、叙上で構成される吸着具Aと、被吸着
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
【0120】また、叙上で吸着具A、被吸着具Bに構成
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部材11B、101Bに対して、更に、他の
強磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴
110を塞いであっても良い。また、強磁性突起部材1
2B、102Bのカシメ部分に対して、盲穴部40’、
110’を覆うように他の強磁性部材が添装されていて
も良い。
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部材11B、101Bに対して、更に、他の
強磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴
110を塞いであっても良い。また、強磁性突起部材1
2B、102Bのカシメ部分に対して、盲穴部40’、
110’を覆うように他の強磁性部材が添装されていて
も良い。
【0121】尚、叙上で構成された吸着具Aと被吸着具
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
【0122】(6) 第6実施例に係る留め具 図16〜図18は第6実施例に係る留め具を示してい
る。この第6実施例に係る留め具は、永久磁石20の穴
30’に対して、強磁性部材10の強磁性突起部12を
圧入状態にして、この強磁性部材10と、永久磁石20
とを一体とすることによって吸着具Aを構成し、ケース
60を用いなかった以外の構成を前記第4実施例に係る
留め具と同一、又は実質的に同一の構成としている。従
って、該第4実施例に係る留め具と同一、又は実質的に
同一の構成部分については同一の番号を付して説明をす
る。
る。この第6実施例に係る留め具は、永久磁石20の穴
30’に対して、強磁性部材10の強磁性突起部12を
圧入状態にして、この強磁性部材10と、永久磁石20
とを一体とすることによって吸着具Aを構成し、ケース
60を用いなかった以外の構成を前記第4実施例に係る
留め具と同一、又は実質的に同一の構成としている。従
って、該第4実施例に係る留め具と同一、又は実質的に
同一の構成部分については同一の番号を付して説明をす
る。
【0123】この第6実施例に係る留め具の吸着具A
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、この吸着具Aを取付け対
象物200に取付けるための取付け具50とをもって構
成してある。
は、永久磁石20と、この永久磁石20の磁極部材とし
て機能する強磁性部材10と、この吸着具Aを取付け対
象物200に取付けるための取付け具50とをもって構
成してある。
【0124】ここで用いられる永久磁石20は、例え
ば、プラスチック磁石、ゴム磁石などの永久磁石20で
あって、その磁極方向に貫通した穴30’を備えた環板
状に構成してある。即ち、円盤状をなす永久磁石20の
略中央部分に、この永久磁石20の一方の磁極面20a
と、他方の磁極面20bとに連通する円形の穴30’が
設けてあり、構成される環板状をなす永久磁石20は、
その板厚方向にN極と、S極とを有する構成としてあ
る。又、この永久磁石20の穴30’は、追って説明す
る強磁性部材10の強磁性突起部12が、この穴30’
の内壁面に圧接して押し入れ止着が可能であり、しか
も、被吸着具Bにおける強磁性部材100の強磁性突起
部102が、この穴30’の内壁面との間に相当の間隙
を隔てて挿入できる大きさに構成してあるのが好まし
い。
ば、プラスチック磁石、ゴム磁石などの永久磁石20で
あって、その磁極方向に貫通した穴30’を備えた環板
状に構成してある。即ち、円盤状をなす永久磁石20の
略中央部分に、この永久磁石20の一方の磁極面20a
と、他方の磁極面20bとに連通する円形の穴30’が
設けてあり、構成される環板状をなす永久磁石20は、
その板厚方向にN極と、S極とを有する構成としてあ
る。又、この永久磁石20の穴30’は、追って説明す
る強磁性部材10の強磁性突起部12が、この穴30’
の内壁面に圧接して押し入れ止着が可能であり、しか
も、被吸着具Bにおける強磁性部材100の強磁性突起
部102が、この穴30’の内壁面との間に相当の間隙
を隔てて挿入できる大きさに構成してあるのが好まし
い。
【0125】次いで、前記永久磁石の磁極部材として用
いられる強磁性部材10は、円板状をなす強磁性板部1
1Aの略中央部分に、この強磁性板部11Aを一方側に
押し出し、断面が円形の、且つ台状をなす強磁性突起部
12Aを設けた構成としてあり、これが前記強磁性部材
10における強磁性板部11及び強磁性突起部12とし
てあると共に、この強磁性突起部12Aの内側に、該強
磁性板部11Aの側から、この強磁性突起部12Aの先
端側に向けて、先止まりの、所謂盲穴40が構成されて
いる。
いられる強磁性部材10は、円板状をなす強磁性板部1
1Aの略中央部分に、この強磁性板部11Aを一方側に
押し出し、断面が円形の、且つ台状をなす強磁性突起部
12Aを設けた構成としてあり、これが前記強磁性部材
10における強磁性板部11及び強磁性突起部12とし
てあると共に、この強磁性突起部12Aの内側に、該強
磁性板部11Aの側から、この強磁性突起部12Aの先
端側に向けて、先止まりの、所謂盲穴40が構成されて
いる。
【0126】尚、この強磁性部材10を構成する強磁性
板部11Aは、永久磁石20の磁極面20bに対して、
追って説明する強磁性突起部12によって添装状態で取
付けられるのに適した形状としてあり、当該永久磁石2
0の磁気を取り込み、この永久磁石20の一方の磁極の
磁極部材として機能できる材質、構造を備えたものとし
てある。また、強磁性突起部12Aは、該強磁性突起部
12Aの突き出し周側板部15が、該強磁性突起部12
Aの頂端部分及び強磁性板部11Aよりも薄肉に構成し
てあり、強磁性部材10を軽量とする構成としてある。
板部11Aは、永久磁石20の磁極面20bに対して、
追って説明する強磁性突起部12によって添装状態で取
付けられるのに適した形状としてあり、当該永久磁石2
0の磁気を取り込み、この永久磁石20の一方の磁極の
磁極部材として機能できる材質、構造を備えたものとし
てある。また、強磁性突起部12Aは、該強磁性突起部
12Aの突き出し周側板部15が、該強磁性突起部12
Aの頂端部分及び強磁性板部11Aよりも薄肉に構成し
てあり、強磁性部材10を軽量とする構成としてある。
【0127】次いで、前記強磁性部材10に取付け用い
られる取付け具50は、略円板状をなす座板部50aの
中央部分に、前記盲穴40よりも大き目の孔50cが貫
設してあると共に、該座板部50aの向き合った両側部
分から一対の脚部50b、50bが略直角の状態に延設
された構成としてある。かかる構成からなる取付け具5
0における座板部50aを、前記強磁性部材10の強磁
性板部11Aの面に対し、この取付け具50における孔
50cが該強磁性部材10における盲穴40に対して連
通するようにして添装し、該取付け具50を強磁性部材
10に対してロウづけ、スポット溶接などの溶接手段に
よって止着する。尚、前記取付け具50における孔50
cは、該取付け具50を強磁性部材10における強磁性
板部11Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として
用いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接
に際して利用できる構成としてある。また、この取付け
具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部11Aの一部を構成するよう
に強磁性材で構成されていても良い。
られる取付け具50は、略円板状をなす座板部50aの
中央部分に、前記盲穴40よりも大き目の孔50cが貫
設してあると共に、該座板部50aの向き合った両側部
分から一対の脚部50b、50bが略直角の状態に延設
された構成としてある。かかる構成からなる取付け具5
0における座板部50aを、前記強磁性部材10の強磁
性板部11Aの面に対し、この取付け具50における孔
50cが該強磁性部材10における盲穴40に対して連
通するようにして添装し、該取付け具50を強磁性部材
10に対してロウづけ、スポット溶接などの溶接手段に
よって止着する。尚、前記取付け具50における孔50
cは、該取付け具50を強磁性部材10における強磁性
板部11Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として
用いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接
に際して利用できる構成としてある。また、この取付け
具50は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部11Aの一部を構成するよう
に強磁性材で構成されていても良い。
【0128】かかる取付け具50を一体に取付けられた
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
圧着される状態で挿入、止着できる太さの径寸法として
あり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の穴3
0’内に押し入れるようにしながら、強磁性板部11を
永久磁石20の磁極面20bに密着させて、該強磁性部
材10と、永久磁石20とを一体の止着状態とする。こ
の結果、構成される吸着具Aには、強磁性板部11によ
って塞がれた永久磁石20の穴30’によって吸着具A
の穴30が構成される。
強磁性部材10における強磁性突起部12は、永久磁石
20における穴30’の略中程にまで延びる突設寸法と
してあると共に、その外周面が、該穴30’の内壁面に
圧着される状態で挿入、止着できる太さの径寸法として
あり、この強磁性突起部12を該永久磁石20の穴3
0’内に押し入れるようにしながら、強磁性板部11を
永久磁石20の磁極面20bに密着させて、該強磁性部
材10と、永久磁石20とを一体の止着状態とする。こ
の結果、構成される吸着具Aには、強磁性板部11によ
って塞がれた永久磁石20の穴30’によって吸着具A
の穴30が構成される。
【0129】かくして構成される吸着具Aにあっては、
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
この吸着具Aを構成する強磁性部材10における強磁性
板部11から、強磁性突起部12の先端側に向けて円孔
状の盲穴40が構成されており、強磁性突起部12にお
ける強磁性板部11と平行な少なくとも一つの断面での
該盲穴40の占める面積が2.2%以上、88.9%以
下となるように構成してある。
【0130】叙上で構成された吸着具Aは、前記第4実
施例の留め具と同一の手法で取付け対象物200に止着
する。これを、図12を参考にして説明すると、この吸
着具Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け
対象物200に設けた細長孔201に挿通するように、
該取付け対象物200の面に添装すると共に、この取付
け対象物200から突き出している該吸着具Aの脚部5
0bを、この取付け対象物200に対して添装した座金
202の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げるこ
とで止着する。
施例の留め具と同一の手法で取付け対象物200に止着
する。これを、図12を参考にして説明すると、この吸
着具Aを構成する取付け具50の脚部50bを、取付け
対象物200に設けた細長孔201に挿通するように、
該取付け対象物200の面に添装すると共に、この取付
け対象物200から突き出している該吸着具Aの脚部5
0bを、この取付け対象物200に対して添装した座金
202の細長孔202aに挿通し、これを折り曲げるこ
とで止着する。
【0131】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
一体に構成される強磁性板部101Aと、強磁性突起部
102Aとによって強磁性板部101と、強磁性突起部
102とを備えた構成としてある。
強磁性部材100と、これに取付けられる取付け具12
0とによって構成してあり、この強磁性部材100は、
一体に構成される強磁性板部101Aと、強磁性突起部
102Aとによって強磁性板部101と、強磁性突起部
102とを備えた構成としてある。
【0132】ここで用いられる強磁性部材100は、円
板状をなす強磁性板部101Aの略中央部分に、この強
磁性板部101Aを一方側に押し出し、断面が円形の、
且つ台状をなす強磁性突起部102Aを設けた構成とし
てあり、これが前記強磁性部材100における強磁性板
部101及び強磁性突起部102としてあると共に、こ
の強磁性突起部102Aの内側に、該強磁性板部101
Aの側から、この強磁性突起部102Aの先端側に向け
て、先止まりの、所謂盲穴110が構成されている。
板状をなす強磁性板部101Aの略中央部分に、この強
磁性板部101Aを一方側に押し出し、断面が円形の、
且つ台状をなす強磁性突起部102Aを設けた構成とし
てあり、これが前記強磁性部材100における強磁性板
部101及び強磁性突起部102としてあると共に、こ
の強磁性突起部102Aの内側に、該強磁性板部101
Aの側から、この強磁性突起部102Aの先端側に向け
て、先止まりの、所謂盲穴110が構成されている。
【0133】尚、この強磁性部材100を構成する強磁
性板部101Aは、永久磁石20の磁極面20bを備え
た前記吸着具Aに対して、吸着されるのに適した形状と
してあり、当該永久磁石20の磁気を取り込むのに適し
た材質、構造を備えたものとしてある。また、強磁性突
起部102Aは、該強磁性突起部102Aの突き出し周
側板部106が、該強磁性突起部102Aの頂端部分及
び強磁性板部101Aよりも薄肉に構成してあり、強磁
性部材100を軽量とする構成としてある。
性板部101Aは、永久磁石20の磁極面20bを備え
た前記吸着具Aに対して、吸着されるのに適した形状と
してあり、当該永久磁石20の磁気を取り込むのに適し
た材質、構造を備えたものとしてある。また、強磁性突
起部102Aは、該強磁性突起部102Aの突き出し周
側板部106が、該強磁性突起部102Aの頂端部分及
び強磁性板部101Aよりも薄肉に構成してあり、強磁
性部材100を軽量とする構成としてある。
【0134】次いで、前記強磁性部材100に取付け用
いられる取付け具120は、略円板状をなす座板部12
0aの中央部分に、前記盲穴110よりも大き目の孔1
20cが貫設してあると共に、該座板部120aの向き
合った両側部分から一対の脚部120b、120bが略
直角の状態に延設された構成としてある。かかる構成か
らなる取付け具120における座板部120aを、前記
強磁性部材100の強磁性板部101Aの面に対し、こ
の取付け具120における孔120cが該強磁性部材1
00における盲穴110に対して連通するようにして添
装し、該取付け具120を強磁性部材100に対してロ
ウづけ、スポット溶接などの溶接手段によって止着す
る。尚、前記取付け具120における孔120cは、該
取付け具120を強磁性部材100における強磁性板部
101Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として用
いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接に
際して利用できる構成としてある。また、この取付け具
120は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部101Aの一部を構成するよ
うに強磁性材で構成されていても良い。
いられる取付け具120は、略円板状をなす座板部12
0aの中央部分に、前記盲穴110よりも大き目の孔1
20cが貫設してあると共に、該座板部120aの向き
合った両側部分から一対の脚部120b、120bが略
直角の状態に延設された構成としてある。かかる構成か
らなる取付け具120における座板部120aを、前記
強磁性部材100の強磁性板部101Aの面に対し、こ
の取付け具120における孔120cが該強磁性部材1
00における盲穴110に対して連通するようにして添
装し、該取付け具120を強磁性部材100に対してロ
ウづけ、スポット溶接などの溶接手段によって止着す
る。尚、前記取付け具120における孔120cは、該
取付け具120を強磁性部材100における強磁性板部
101Aの中心に取付ける際の位置決めの手段として用
いられると共に、ロウづけ、スポット溶接などの溶接に
際して利用できる構成としてある。また、この取付け具
120は、真鍮などの非磁性材で構成されていても良
く、また、前記強磁性板部101Aの一部を構成するよ
うに強磁性材で構成されていても良い。
【0135】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に対して、当接し、又は
近接されて吸着される構成とする。
は、この被吸着具Bにおける強磁性板部101を前記吸
着具Aに吸引させた際に、この被吸着具Bにおける強磁
性突起部102が、該吸着具Aの穴30内にあって、こ
の吸着具Aの強磁性突起部12に対して、当接し、又は
近接されて吸着される構成とする。
【0136】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の占める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
は、この被吸着具Bを構成する強磁性部材100におけ
る強磁性板部101から、強磁性突起部102の先端側
に向けて円孔状の盲穴110が構成されており、強磁性
突起部102における強磁性板部101と平行な少なく
とも一つの断面での該盲穴110の占める面積が2.2
%以上、88.9%以下となるように構成してある。
【0137】叙上で構成された被吸着具Bは、前記第4
実施例の留め具と同一の手法で取付け対象物200に止
着する。これを図12を参考にして説明すると、この被
吸着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、
取付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよ
うに、該取付け対象物200の面に添装すると共に、こ
の取付け対象物200から突き出している該被吸着具B
の脚部120bを、この取付け対象物200に対して添
装した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折
り曲げることで止着する。
実施例の留め具と同一の手法で取付け対象物200に止
着する。これを図12を参考にして説明すると、この被
吸着具Bを構成する取付け具120の脚部120bを、
取付け対象物200に設けた細長孔201に挿通するよ
うに、該取付け対象物200の面に添装すると共に、こ
の取付け対象物200から突き出している該被吸着具B
の脚部120bを、この取付け対象物200に対して添
装した座金202の細長孔202aに挿通し、これを折
り曲げることで止着する。
【0138】尚、叙上で構成される吸着具Aと、被吸着
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
具Bとは、共に、盲穴40を備えた強磁性部材10と、
盲穴110を備えた強磁性部材100とを備えた構成と
してあるが、吸着具Aの強磁性部材10にのみ盲穴40
を設けると共に、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100に盲穴110を設けずに留め具を構成しても良
く、またこれとは逆に、吸着具Aの強磁性部材10に盲
穴40を設けず、これに対応した被吸着具Bの強磁性部
材100にのみ盲穴110を設けることで留め具を構成
してあっても良い。また、強磁性部材10に設けられる
盲穴40と、強磁性部材100に設けられる盲穴110
とは、同一の径寸法、同一の深さ寸法に構成されている
必要はない。
【0139】また、叙上で吸着具A、被吸着具Bに構成
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部11A、101Aに対して、更に、他の強
磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴1
10を塞いであっても良い。また、取付け具50、12
0に対して、盲穴40、110を覆うように他の強磁性
部材が添装されていても良い。
される盲穴40、盲穴110は、夫々の強磁性部材1
0、100を構成している強磁性板部11、101の側
から強磁性突起部12、102の先端側に向けて設けて
あれば良く、例えば、強磁性板部11、101を構成す
る強磁性板部11A、101Aに対して、更に、他の強
磁性部材を添装することによって前記盲穴40、盲穴1
10を塞いであっても良い。また、取付け具50、12
0に対して、盲穴40、110を覆うように他の強磁性
部材が添装されていても良い。
【0140】尚、叙上で構成された吸着具Aと被吸着具
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
Bとは、夫々強磁性部材10、100として、強磁性突
起部12、102を備えた構成としてあるが、この強磁
性突起部12、102を、吸着具A及び被吸着具Bのい
ずれか一方にのみ設けた構成としてあっても良い。即
ち、吸着具Aを構成する強磁性部材10を強磁性突起部
12の無い平らな円板状をなす強磁性板部11(第2実
施例の留め具における板状強磁性部材10’と同内容の
強磁性板部11)とし、この強磁性板部11に直接吸着
されるように被吸着具Bにおける強磁性突起部102を
長目に設けてあっても良い。また、被吸着具Bを構成す
る強磁性部材100を強磁性突起部102の無い平らな
円板状をなす強磁性板部101(第3実施例の留め具に
おける板状強磁性部材100’と同内容の強磁性板部1
01)とし、この強磁性板部101に直接吸着されるよ
うに吸着具Aにおける強磁性突起部12を長目に設けて
あっても良い。
【0141】〈各実験例及び各比較例の説明〉以下、叙
上各実施例に相当する各留め具につき、その吸着力の測
定をなし、これを実験例1〜実験例9として以下に説明
する。又、この各実験例に対応する比較例としての留め
具を構成し、その吸着力の測定をなすと共に、これを比
較例1〜比較例3として以下に説明する。図19〜図2
3は第1実験例に係る留め具を示しており、図19で
は、この第1実験例に係る留め具の部品を分離した状態
を斜視で示し、図20では、この留め具を構成する被吸
着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並びに断面
の状態で、又図21は、この留め具を構成する吸着具A
の構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の状態で
示している。又、図22は、この留め具を構成する吸着
具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図2
3は、これを吸着した状態の断面で示している。図24
〜図28は第2実験例に係る留め具を示しており、図2
4では、この第2実験例に係る留め具の部品を分離した
状態を斜視で示し、図25では、この留め具を構成する
被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並びに
断面の状態で、又図26は、この留め具を構成する吸着
具Aの構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の状
態で示している。又、図27は、この留め具を構成する
吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、
図28は、これを吸着した状態の断面で示している。図
29〜図30は第3実験例に係る留め具を示しており、
図29では、この留め具を構成する吸着具Aと、被吸着
具Bとを吸着する前の状態の断面で、図30では、これ
を吸着した状態の断面で示している。図31〜図32は
第4実験例に係る留め具を示しており、図21では、こ
の留め具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着す
る前の状態の断面で、図32では、これを吸着した状態
の断面で示している。図33〜図34は第5実験例に係
る留め具を示しており、図33では、この留め具を構成
する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断
面で、図34では、これを吸着した状態の断面で示して
いる。図35〜図39は第6実験例に係る留め具を示し
ており、図35では、この第6実験例に係る留め具の部
品を分離した状態を斜視で示し、図36では、この留め
具を構成する被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た
状態、並びに断面の状態で、又図37は、この留め具を
構成する吸着具Aの構成各部品を平面から見た状態、並
びに断面の状態で示している。又、図38は、この留め
具を構成する吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状
態の断面で、図39は、これを吸着した状態の断面で示
している。図40〜図41は第7実験例に係る留め具を
示しており、図40では、この留め具を構成する吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図4
1では、これを吸着した状態の断面で示している。図4
2〜図46は第8実験例に係る留め具を示しており、図
42では、この第8実験例に係る留め具の部品を分離し
た状態を斜視で示し、図43では、この留め具を構成す
る被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並び
に断面の状態で、又図44は、この留め具を構成する吸
着具Aの構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の
状態で示している。又、図45は、この留め具を構成す
る吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面
で、図46は、これを吸着した状態の断面で示してい
る。図47〜図48は第9実験例に係る留め具を示して
おり、図47では、この留め具を構成する吸着具Aと、
被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図48で
は、これを吸着した状態の断面で示している。図49〜
図50は第1比較例に係る留め具を示しており、図49
では、この留め具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bと
を吸着する前の状態の断面で、図50では、これを吸着
した状態の断面で示している。図51〜図52は第2比
較例に係る留め具を示しており、図51では、この留め
具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の
状態の断面で、図52では、これを吸着した状態の断面
で示している。図53〜図54は第3比較例に係る留め
具を示しており、図53では、この留め具を構成する吸
着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、
図54では、これを吸着した状態の断面で示している。
上各実施例に相当する各留め具につき、その吸着力の測
定をなし、これを実験例1〜実験例9として以下に説明
する。又、この各実験例に対応する比較例としての留め
具を構成し、その吸着力の測定をなすと共に、これを比
較例1〜比較例3として以下に説明する。図19〜図2
3は第1実験例に係る留め具を示しており、図19で
は、この第1実験例に係る留め具の部品を分離した状態
を斜視で示し、図20では、この留め具を構成する被吸
着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並びに断面
の状態で、又図21は、この留め具を構成する吸着具A
の構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の状態で
示している。又、図22は、この留め具を構成する吸着
具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図2
3は、これを吸着した状態の断面で示している。図24
〜図28は第2実験例に係る留め具を示しており、図2
4では、この第2実験例に係る留め具の部品を分離した
状態を斜視で示し、図25では、この留め具を構成する
被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並びに
断面の状態で、又図26は、この留め具を構成する吸着
具Aの構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の状
態で示している。又、図27は、この留め具を構成する
吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、
図28は、これを吸着した状態の断面で示している。図
29〜図30は第3実験例に係る留め具を示しており、
図29では、この留め具を構成する吸着具Aと、被吸着
具Bとを吸着する前の状態の断面で、図30では、これ
を吸着した状態の断面で示している。図31〜図32は
第4実験例に係る留め具を示しており、図21では、こ
の留め具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着す
る前の状態の断面で、図32では、これを吸着した状態
の断面で示している。図33〜図34は第5実験例に係
る留め具を示しており、図33では、この留め具を構成
する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断
面で、図34では、これを吸着した状態の断面で示して
いる。図35〜図39は第6実験例に係る留め具を示し
ており、図35では、この第6実験例に係る留め具の部
品を分離した状態を斜視で示し、図36では、この留め
具を構成する被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た
状態、並びに断面の状態で、又図37は、この留め具を
構成する吸着具Aの構成各部品を平面から見た状態、並
びに断面の状態で示している。又、図38は、この留め
具を構成する吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状
態の断面で、図39は、これを吸着した状態の断面で示
している。図40〜図41は第7実験例に係る留め具を
示しており、図40では、この留め具を構成する吸着具
Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図4
1では、これを吸着した状態の断面で示している。図4
2〜図46は第8実験例に係る留め具を示しており、図
42では、この第8実験例に係る留め具の部品を分離し
た状態を斜視で示し、図43では、この留め具を構成す
る被吸着具Bの構成各部品を、平面から見た状態、並び
に断面の状態で、又図44は、この留め具を構成する吸
着具Aの構成各部品を平面から見た状態、並びに断面の
状態で示している。又、図45は、この留め具を構成す
る吸着具Aと被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面
で、図46は、これを吸着した状態の断面で示してい
る。図47〜図48は第9実験例に係る留め具を示して
おり、図47では、この留め具を構成する吸着具Aと、
被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、図48で
は、これを吸着した状態の断面で示している。図49〜
図50は第1比較例に係る留め具を示しており、図49
では、この留め具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bと
を吸着する前の状態の断面で、図50では、これを吸着
した状態の断面で示している。図51〜図52は第2比
較例に係る留め具を示しており、図51では、この留め
具を構成する吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の
状態の断面で、図52では、これを吸着した状態の断面
で示している。図53〜図54は第3比較例に係る留め
具を示しており、図53では、この留め具を構成する吸
着具Aと、被吸着具Bとを吸着する前の状態の断面で、
図54では、これを吸着した状態の断面で示している。
【0142】実験例1 図19〜図23は、第1実験例に係る留め具を示してい
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性部材10にお
ける非吸着面側に備えられる補助強磁性板11’と、こ
の補助強磁性板11’に添装される取付け具50とを備
えた構成してある。又、他方の構成部品としての被吸着
具Bを、前記永久磁石20における強磁性板部11の備
えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側に吸着
される強磁性板部101と、この強磁性板部101から
突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にある前記強
磁性突起部12に吸着される強磁性突起部102とを有
する強磁性部材100と、該強磁性部材100における
強磁性板部101における非吸着面の側に添装される補
助強磁性板101’と、さらに、この補助強磁性板10
1’に添装される取付け具120とを備えた構成として
ある。
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性部材10にお
ける非吸着面側に備えられる補助強磁性板11’と、こ
の補助強磁性板11’に添装される取付け具50とを備
えた構成してある。又、他方の構成部品としての被吸着
具Bを、前記永久磁石20における強磁性板部11の備
えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面側に吸着
される強磁性板部101と、この強磁性板部101から
突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にある前記強
磁性突起部12に吸着される強磁性突起部102とを有
する強磁性部材100と、該強磁性部材100における
強磁性板部101における非吸着面の側に添装される補
助強磁性板101’と、さらに、この補助強磁性板10
1’に添装される取付け具120とを備えた構成として
ある。
【0143】この第1実験例に係る留め具を構成する各
部品を、個別に且つ詳細に説明する。先ず、ここで用い
られる吸着具Aは、永久磁石20と、この永久磁石20
の磁極片として機能される強磁性部材10と、この強磁
性部材10における磁極片としての機能を助長する補助
強磁性板11’及び取付け具50とによって構成されて
いる。図21は、これらの構成部品を夫々平面及び断面
として示したものであり、同図において、[1−1]は
永久磁石20を平面から、[1−2]は、これを断面し
て示している。又、[2−1]は強磁性部材10を平面
から、[2−2]は、これを断面して、更に、[2−
3]では、この[2−2]におけるx−x線の断面とし
て示している。更に、[3−1]は、補助強磁性板1
1’を平面から、[3−2]は、これを断面して示して
いる。更に、また、[4−1]は取付け具50を平面か
ら、[4−2]は、これを断面して示している。
部品を、個別に且つ詳細に説明する。先ず、ここで用い
られる吸着具Aは、永久磁石20と、この永久磁石20
の磁極片として機能される強磁性部材10と、この強磁
性部材10における磁極片としての機能を助長する補助
強磁性板11’及び取付け具50とによって構成されて
いる。図21は、これらの構成部品を夫々平面及び断面
として示したものであり、同図において、[1−1]は
永久磁石20を平面から、[1−2]は、これを断面し
て示している。又、[2−1]は強磁性部材10を平面
から、[2−2]は、これを断面して、更に、[2−
3]では、この[2−2]におけるx−x線の断面とし
て示している。更に、[3−1]は、補助強磁性板1
1’を平面から、[3−2]は、これを断面して示して
いる。更に、また、[4−1]は取付け具50を平面か
ら、[4−2]は、これを断面して示している。
【0144】ここで用いた永久磁石20は、円盤状をな
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Daが18m
m、穴30’の直径寸法Dbが7.5mm、板厚Dcが
1.4mmとしてあり、略329ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Daが18m
m、穴30’の直径寸法Dbが7.5mm、板厚Dcが
1.4mmとしてあり、略329ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
【0145】ここで用いた強磁性部材10は、薄い円板
状をなす鉄板製の強磁性板部11の略中央に、この鉄板
製の強磁性板部11の延設部分としての、円筒台状に強
磁性突起部12をプレス成形によって一体に設けてあ
り、この実験例にあっては一体に成形された強磁性部材
10の強磁性板部11A及び強磁性突起部12Aとして
説明する。この強磁性板部11Aの直径寸法Eaが18
mm、強磁性突起部12の直径寸法Ebが7mmとして
あり、しかも、該強磁性板部11及び強磁性突起部12
における板厚Ecが0.2mmとしてあると共に、強磁
性突起部12の突出し寸法Edが0.8mmとして構成
してある。この結果、強磁性突起部12Aは、その突起
部12Aの内側に、内径寸法Eeが、6.6mmの穴4
0を備えた構成とされ、該突起部12Aの板厚寸法が
0.2mmとされている。
状をなす鉄板製の強磁性板部11の略中央に、この鉄板
製の強磁性板部11の延設部分としての、円筒台状に強
磁性突起部12をプレス成形によって一体に設けてあ
り、この実験例にあっては一体に成形された強磁性部材
10の強磁性板部11A及び強磁性突起部12Aとして
説明する。この強磁性板部11Aの直径寸法Eaが18
mm、強磁性突起部12の直径寸法Ebが7mmとして
あり、しかも、該強磁性板部11及び強磁性突起部12
における板厚Ecが0.2mmとしてあると共に、強磁
性突起部12の突出し寸法Edが0.8mmとして構成
してある。この結果、強磁性突起部12Aは、その突起
部12Aの内側に、内径寸法Eeが、6.6mmの穴4
0を備えた構成とされ、該突起部12Aの板厚寸法が
0.2mmとされている。
【0146】次いで、ここで用いられる補助強磁性板1
1’は、前記強磁性部材10と共に、永久磁石20の磁
気路を構成するものであって、円板状をなす鉄板材から
なる補助強磁性板11’の略中央に円形の孔13を備え
た構成としてあり、その直径寸法Faが18mm、孔1
3の直径寸法Fbが3mm、板厚Fcが1.0mmの鉄
製円板を用いている。
1’は、前記強磁性部材10と共に、永久磁石20の磁
気路を構成するものであって、円板状をなす鉄板材から
なる補助強磁性板11’の略中央に円形の孔13を備え
た構成としてあり、その直径寸法Faが18mm、孔1
3の直径寸法Fbが3mm、板厚Fcが1.0mmの鉄
製円板を用いている。
【0147】更に、取付け具50は、板厚寸法Ggが
0.5mmの非磁性材としての真鍮製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部50aを直径寸法Ga
が12.0mmとなるようになし、この座板部50aの
両側にあって、該座板部50aから屈曲状に設けられて
いる脚部50bを、この脚部50bの外側間の間隔Gc
が11.0mmとなるように設け、更に、この座板部5
0aの中央に孔50cを、その直径寸法Gbを3.0m
mとして設けてある。又、脚部50bは、突出し寸法G
eを10.0mm,板幅寸法Gdを6.0mmとし、し
かも、この脚部50bに直径寸法Gfを3.0mmとし
た孔50dを設けた構成としてある。
0.5mmの非磁性材としての真鍮製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部50aを直径寸法Ga
が12.0mmとなるようになし、この座板部50aの
両側にあって、該座板部50aから屈曲状に設けられて
いる脚部50bを、この脚部50bの外側間の間隔Gc
が11.0mmとなるように設け、更に、この座板部5
0aの中央に孔50cを、その直径寸法Gbを3.0m
mとして設けてある。又、脚部50bは、突出し寸法G
eを10.0mm,板幅寸法Gdを6.0mmとし、し
かも、この脚部50bに直径寸法Gfを3.0mmとし
た孔50dを設けた構成としてある。
【0148】次いで、被吸着具Bは、前記永久磁石20
の磁極面20aの側に吸着される強磁性板部101とこ
の強磁性板部101から突設され、且つ、前記永久磁石
20の穴30’内にある前記強磁性突起部12に接触さ
れる強磁性突起部102とを備えている強磁性部材10
0と、強磁性板部101における非吸着側の面に添装さ
れている補助強磁性板101’と、この補助強磁性板1
01’に対して止着されている取付け具120とによっ
て構成してある。図20は、これらの構成部品を夫々平
面及び断面として示したものであり、同図において、
[1−1]は取付け具120を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、補
助強磁性板101’を平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を平面から、[3−2]は、これを断面して示
し、[3−3]は、この[3−2]におけるx’−x’
線の断面を示している。
の磁極面20aの側に吸着される強磁性板部101とこ
の強磁性板部101から突設され、且つ、前記永久磁石
20の穴30’内にある前記強磁性突起部12に接触さ
れる強磁性突起部102とを備えている強磁性部材10
0と、強磁性板部101における非吸着側の面に添装さ
れている補助強磁性板101’と、この補助強磁性板1
01’に対して止着されている取付け具120とによっ
て構成してある。図20は、これらの構成部品を夫々平
面及び断面として示したものであり、同図において、
[1−1]は取付け具120を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、補
助強磁性板101’を平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を平面から、[3−2]は、これを断面して示
し、[3−3]は、この[3−2]におけるx’−x’
線の断面を示している。
【0149】ここで用いた強磁性部材100は、薄い円
板状をなす鉄板製の強磁性板部101の略中央に、この
鉄板製の強磁性板部101の延設部分としての、円筒台
状に強磁性突起部102をプレス成形によって一体に設
けてあり、この実験例にあっては、一体に成形された強
磁性部材100の強磁性板部101A及び強磁性突起部
102Aとして説明する。この強磁性板部101Aの直
径寸法Haが18mm、強磁性突起部102Aの直径寸
法Hbが7mmとしてあり、しかも、該強磁性板部10
1A及び強磁性突起部102Aにおける板厚Hcが0.
2mmとしてあると共に、強磁性突起部102の突出し
寸法Hdが0.8mmとして構成してある。この結果、
強磁性突起部102Aは、その内側に、内径寸法He
が、6.6mmの穴110を備えた構成とされ、該突起
部102Aの板厚寸法が、0.2mmとされている。
板状をなす鉄板製の強磁性板部101の略中央に、この
鉄板製の強磁性板部101の延設部分としての、円筒台
状に強磁性突起部102をプレス成形によって一体に設
けてあり、この実験例にあっては、一体に成形された強
磁性部材100の強磁性板部101A及び強磁性突起部
102Aとして説明する。この強磁性板部101Aの直
径寸法Haが18mm、強磁性突起部102Aの直径寸
法Hbが7mmとしてあり、しかも、該強磁性板部10
1A及び強磁性突起部102Aにおける板厚Hcが0.
2mmとしてあると共に、強磁性突起部102の突出し
寸法Hdが0.8mmとして構成してある。この結果、
強磁性突起部102Aは、その内側に、内径寸法He
が、6.6mmの穴110を備えた構成とされ、該突起
部102Aの板厚寸法が、0.2mmとされている。
【0150】次いで、ここで用いられる補助強磁性板1
01’は、前記強磁性部材100と共に、永久磁石20
の磁気路を構成するものであって、鉄製円板の補助強磁
性板101’の略中央に円形の孔103を備えた構成と
してあり、その直径寸法Iaが18mm、孔103の直
径寸法Ibが3mm、板厚Icが1.0mmの鉄製円板
を用いている。
01’は、前記強磁性部材100と共に、永久磁石20
の磁気路を構成するものであって、鉄製円板の補助強磁
性板101’の略中央に円形の孔103を備えた構成と
してあり、その直径寸法Iaが18mm、孔103の直
径寸法Ibが3mm、板厚Icが1.0mmの鉄製円板
を用いている。
【0151】更に、取付け具120は、板厚寸法Jgが
0.5mmの非磁性材としての真鍮製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法J
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Jcが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Jbが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Jeを10.0mm,板幅寸法Jd
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Jfを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
0.5mmの非磁性材としての真鍮製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法J
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Jcが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Jbが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Jeを10.0mm,板幅寸法Jd
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Jfを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
【0152】叙上構成よりなる各部材を組付けて吸着具
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、前記の強磁性部
材10における強磁性突起部12Aの備わっていない側
に、補助強磁性板11’を接着剤を用いて接着すると共
に、この補助強磁性板11’に対して取付け具50の座
板部50aを接着剤を用いて接着した後、永久磁石20
の穴30内に、該強磁性部材10における強磁性突起部
12Aが納まるように、該永久磁石20の一方の磁極面
20bを該強磁性部材10の強磁性板部11Aに吸着し
て吸着具Aを構成する。次いで、強磁性突起部102A
の備わっていない強磁性板部101Aの側に補助強磁性
板101’を接着剤を用いて接着すると共に、この補助
強磁性板101’に対して取付け具120の座板部12
0aを接着剤を用いて接着することで被吸着具Bを構成
する。
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、前記の強磁性部
材10における強磁性突起部12Aの備わっていない側
に、補助強磁性板11’を接着剤を用いて接着すると共
に、この補助強磁性板11’に対して取付け具50の座
板部50aを接着剤を用いて接着した後、永久磁石20
の穴30内に、該強磁性部材10における強磁性突起部
12Aが納まるように、該永久磁石20の一方の磁極面
20bを該強磁性部材10の強磁性板部11Aに吸着し
て吸着具Aを構成する。次いで、強磁性突起部102A
の備わっていない強磁性板部101Aの側に補助強磁性
板101’を接着剤を用いて接着すると共に、この補助
強磁性板101’に対して取付け具120の座板部12
0aを接着剤を用いて接着することで被吸着具Bを構成
する。
【0153】かくして構成された吸着具Aにあっては、
強磁性部材10と補助強磁性板11’とによって、強磁
性突起部12Aの頂端側に向けて穴40が構成されるこ
とにより、この穴40が、該強磁性突起部12Aにおけ
る強磁性板部11Aと平行な断面、即ち、図21の[2
−2]におけるx−x線断面として示される[2−3]
の断面の状態にあって、この断面積に対して、該穴40
が88.9%の面積を占めた構成としてある。即ち、こ
の際の強磁性突起部12Aは、そのx−x線断面にあっ
て、略38.4846mm2 の面積を備え、又、このx
−x線断面における穴40の面積が略34.2120m
m2 とされており、この強磁性突起部12Aにおけるx
−x線断面積に占める穴40の面積が、略88.9%で
あった。
強磁性部材10と補助強磁性板11’とによって、強磁
性突起部12Aの頂端側に向けて穴40が構成されるこ
とにより、この穴40が、該強磁性突起部12Aにおけ
る強磁性板部11Aと平行な断面、即ち、図21の[2
−2]におけるx−x線断面として示される[2−3]
の断面の状態にあって、この断面積に対して、該穴40
が88.9%の面積を占めた構成としてある。即ち、こ
の際の強磁性突起部12Aは、そのx−x線断面にあっ
て、略38.4846mm2 の面積を備え、又、このx
−x線断面における穴40の面積が略34.2120m
m2 とされており、この強磁性突起部12Aにおけるx
−x線断面積に占める穴40の面積が、略88.9%で
あった。
【0154】また、図20の[3−2]で示されるよう
に、同様に構成される被吸着具Bにおける強磁性突起部
102Aにおける強磁性板部101Aと平行なx’−
x’線断面(図20での[3−3]として示される断
面)での該強磁性突起部102Aの面積は、略38.4
846mm2 であり、このx’−x’線断面での穴11
0の面積が略34.2120mm2 である。この結果、
強磁性突起部102Aにおけるx’−x’線断面に占め
る穴110の面積は、略88.9%に相当する。
に、同様に構成される被吸着具Bにおける強磁性突起部
102Aにおける強磁性板部101Aと平行なx’−
x’線断面(図20での[3−3]として示される断
面)での該強磁性突起部102Aの面積は、略38.4
846mm2 であり、このx’−x’線断面での穴11
0の面積が略34.2120mm2 である。この結果、
強磁性突起部102Aにおけるx’−x’線断面に占め
る穴110の面積は、略88.9%に相当する。
【0155】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部102Aを該吸着具Aの強磁性突
起部12Aに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引き上げるように漸次荷重を付
加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具
Bが引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
着具Bの強磁性突起部102Aを該吸着具Aの強磁性突
起部12Aに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引き上げるように漸次荷重を付
加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具
Bが引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
【0156】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 0.30kg 第2回目引張り測定試験 0.30kg 第3回目引張り測定試験 0.31kg 即ち、この第1実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12A、及び強磁性突起部102Aとが、これ
らの各突起部12A,102Aに対し、夫々の断面x−
x線、x’−x’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12A、強磁性突起部102
Aに対して、略88.9%の面積を占めた構成としてあ
るにも拘らず、略303gの引張り荷重に相当する吸着
力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが
認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 0.30kg 第2回目引張り測定試験 0.30kg 第3回目引張り測定試験 0.31kg 即ち、この第1実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12A、及び強磁性突起部102Aとが、これ
らの各突起部12A,102Aに対し、夫々の断面x−
x線、x’−x’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12A、強磁性突起部102
Aに対して、略88.9%の面積を占めた構成としてあ
るにも拘らず、略303gの引張り荷重に相当する吸着
力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが
認められた。
【0157】実験例2 図24〜図28は、第2実験例に係る留め具を示してい
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性板部11に添
装される取付け具50とを備えた構成してある。又、他
方の構成部品としての被吸着具Bを、前記永久磁石20
における強磁性板部11の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101
と、この強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸
着具Aの穴30内にある前記強磁性突起部12に吸着さ
れる強磁性突起部102とを有する強磁性部材100
と、さらに、この強磁性板部101に添装される取付け
具120とを備えた構成としてある。
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性板部11に添
装される取付け具50とを備えた構成してある。又、他
方の構成部品としての被吸着具Bを、前記永久磁石20
における強磁性板部11の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101
と、この強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸
着具Aの穴30内にある前記強磁性突起部12に吸着さ
れる強磁性突起部102とを有する強磁性部材100
と、さらに、この強磁性板部101に添装される取付け
具120とを備えた構成としてある。
【0158】又、この第2実験例に係る留め具にあって
は、吸着具Aを構成する強磁性部材10を、太径桿部1
2Baと、細径桿部12Bbとを備えた違径の鉄製の円
柱桿状をなす強磁性突起部材12Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材11Bとを組付けることによって、当該
強磁性部材10を構成している。又、同様に、被吸着具
Bを構成する強磁性部材100を、太径桿部102Ba
と、細径桿部102Bbとを備えた径違いの鉄製の円柱
桿状をなす強磁性突起部材102Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材101Bとを組付けることによって、当
該強磁性部材100を構成している。
は、吸着具Aを構成する強磁性部材10を、太径桿部1
2Baと、細径桿部12Bbとを備えた違径の鉄製の円
柱桿状をなす強磁性突起部材12Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材11Bとを組付けることによって、当該
強磁性部材10を構成している。又、同様に、被吸着具
Bを構成する強磁性部材100を、太径桿部102Ba
と、細径桿部102Bbとを備えた径違いの鉄製の円柱
桿状をなす強磁性突起部材102Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材101Bとを組付けることによって、当
該強磁性部材100を構成している。
【0159】先ず、ここで用いられる吸着具Aは、永久
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
強磁性部材10と、これに添装される取付け具50とに
よって構成してある。図26は、これらの構成部品を夫
々平面及び断面として示したものであり、同図におい
て、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、強
磁性部材10を構成する強磁性板部材11Bを平面か
ら、[2−2]は、これを断面して示している。更に、
[3−1]は、強磁性部材10を構成する強磁性突起部
材12Bを平面から、[3−2]は、これを断面した状
態で、[3−3]は、この[3−2]におけるy−y線
の断面として示している。更に又、[4−1]は、取付
け具50を平面から、[4−2]は、これを断面して示
している。
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
強磁性部材10と、これに添装される取付け具50とに
よって構成してある。図26は、これらの構成部品を夫
々平面及び断面として示したものであり、同図におい
て、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、強
磁性部材10を構成する強磁性板部材11Bを平面か
ら、[2−2]は、これを断面して示している。更に、
[3−1]は、強磁性部材10を構成する強磁性突起部
材12Bを平面から、[3−2]は、これを断面した状
態で、[3−3]は、この[3−2]におけるy−y線
の断面として示している。更に又、[4−1]は、取付
け具50を平面から、[4−2]は、これを断面して示
している。
【0160】ここで用いた永久磁石20は、円盤状をな
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
【0161】ここで用いた強磁性部材10は、鉄製円板
よりなる強磁性板部材11Bと、これに立設される鉄製
の円柱桿状をなす強磁性突起部材12Bとで構成してあ
る。ここで用いられる強磁性板部材11Bは、中央に直
径寸法Lbが3.0mmの孔14を有する円形鉄板とし
て構成してあり、直径寸法Laが18.0mm、板厚寸
法Lcが1.0mmとした構成とされている。次いで、
この強磁性板部材11Bに立設される強磁性突起部材1
2Bは、鉄製の円柱桿状をなしており、太径桿部12B
aと、これに続く細径桿部12Bbを備えた構成として
あると共に、太径桿部12Baの直径寸法Maを6.0
mm、該太径桿部12Baの軸方向寸法Mbを1.65
mmとしてあり、又、細径桿部12Bbの直径寸法Mc
を2.9mm、該細径桿部12Bbの軸方向寸法Mdを
2.5mmとしてあり、この細径桿部12Bbの側か
ら、太径桿部12Baの側に向けて直径寸法Meが2.
0mmの断面円形の穴40が設けてある。また、この穴
40の内底面と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉
厚寸法Mfが1.0mmとしてある。この結果、強磁性
突起部材12Bは、その細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40を備えた構成とされ、この穴4
0部分における該太径桿部12Baの周側部分での肉厚
寸法が略2.0mmに構成されている。
よりなる強磁性板部材11Bと、これに立設される鉄製
の円柱桿状をなす強磁性突起部材12Bとで構成してあ
る。ここで用いられる強磁性板部材11Bは、中央に直
径寸法Lbが3.0mmの孔14を有する円形鉄板とし
て構成してあり、直径寸法Laが18.0mm、板厚寸
法Lcが1.0mmとした構成とされている。次いで、
この強磁性板部材11Bに立設される強磁性突起部材1
2Bは、鉄製の円柱桿状をなしており、太径桿部12B
aと、これに続く細径桿部12Bbを備えた構成として
あると共に、太径桿部12Baの直径寸法Maを6.0
mm、該太径桿部12Baの軸方向寸法Mbを1.65
mmとしてあり、又、細径桿部12Bbの直径寸法Mc
を2.9mm、該細径桿部12Bbの軸方向寸法Mdを
2.5mmとしてあり、この細径桿部12Bbの側か
ら、太径桿部12Baの側に向けて直径寸法Meが2.
0mmの断面円形の穴40が設けてある。また、この穴
40の内底面と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉
厚寸法Mfが1.0mmとしてある。この結果、強磁性
突起部材12Bは、その細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40を備えた構成とされ、この穴4
0部分における該太径桿部12Baの周側部分での肉厚
寸法が略2.0mmに構成されている。
【0162】更に、取付け具50は、板厚寸法Ngが
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設け、更に、この座板部50aの中央に孔
50cが、直径寸法Nbを3.0mmとして設けてあ
る。又、脚部50bは、突出し寸法Neを10.0m
m,板幅寸法Ndを6.0mmとし、しかも、この脚部
50bに直径寸法Nfを3.0mmとした孔50dを設
けた構成としてある。
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設け、更に、この座板部50aの中央に孔
50cが、直径寸法Nbを3.0mmとして設けてあ
る。又、脚部50bは、突出し寸法Neを10.0m
m,板幅寸法Ndを6.0mmとし、しかも、この脚部
50bに直径寸法Nfを3.0mmとした孔50dを設
けた構成としてある。
【0163】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する強磁性部材100と、これに添装さ
れる取付け具120とによって構成してある。図25
は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示した
ものであり、同図において、[1−1]は取付け具12
0を平面から、[1−2]は、これを断面して示してい
る。又、[2−1]は、強磁性部材100を構成する強
磁性板部材101Bを平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を構成する強磁性突起部材102Bを平面から、
[3−2]は、これを断面した状態で、[3−3]は、
この[3−2]におけるy’−y’線の断面として示し
ている。
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する強磁性部材100と、これに添装さ
れる取付け具120とによって構成してある。図25
は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示した
ものであり、同図において、[1−1]は取付け具12
0を平面から、[1−2]は、これを断面して示してい
る。又、[2−1]は、強磁性部材100を構成する強
磁性板部材101Bを平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を構成する強磁性突起部材102Bを平面から、
[3−2]は、これを断面した状態で、[3−3]は、
この[3−2]におけるy’−y’線の断面として示し
ている。
【0164】ここで用いた強磁性部材100は、鉄製円
板よりなる強磁性板部材101Bと、これに立設される
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bとで構成
してある。ここで用いられる強磁性板部材101Bは、
中央に直径寸法Pbが3.0mmの孔104を有する円
形鉄板として構成してあり、直径寸法Paが18.0m
m、板厚寸法Pcが1.0mmとした構成とされてい
る。次いで、この強磁性板部材101Bに立設される強
磁性突起部材102Bは、鉄製の円柱桿状をなしてお
り、太径桿部102Baと、これに続く細径桿部102
Bbを備えた構成としてあると共に、太径桿部102B
aの直径寸法Qaを6.0mm、該太径桿部102Ba
の軸方向寸法Qbを1.65mmとしてあり、又、細径
桿部102Bbの直径寸法Qcを2.9mm、該細径桿
部102Bbの軸方向寸法Qdを2.5mmとしてあ
り、この細径桿部102Bbの側から、太径桿部102
Baの側に向けて直径寸法Qeが2.0mmの断面円形
の穴110が設けてある。また、この穴110の内底面
と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qf
が1.0mmとしてある。この結果、強磁性突起部材1
02Bは、その細径桿部120Bbから太径桿部102
Baに向けて穴110を備えた構成とされ、この穴11
0部分における該太径桿部102Baの周側部分での肉
厚寸法が略2.0mmに構成されている。
板よりなる強磁性板部材101Bと、これに立設される
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bとで構成
してある。ここで用いられる強磁性板部材101Bは、
中央に直径寸法Pbが3.0mmの孔104を有する円
形鉄板として構成してあり、直径寸法Paが18.0m
m、板厚寸法Pcが1.0mmとした構成とされてい
る。次いで、この強磁性板部材101Bに立設される強
磁性突起部材102Bは、鉄製の円柱桿状をなしてお
り、太径桿部102Baと、これに続く細径桿部102
Bbを備えた構成としてあると共に、太径桿部102B
aの直径寸法Qaを6.0mm、該太径桿部102Ba
の軸方向寸法Qbを1.65mmとしてあり、又、細径
桿部102Bbの直径寸法Qcを2.9mm、該細径桿
部102Bbの軸方向寸法Qdを2.5mmとしてあ
り、この細径桿部102Bbの側から、太径桿部102
Baの側に向けて直径寸法Qeが2.0mmの断面円形
の穴110が設けてある。また、この穴110の内底面
と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qf
が1.0mmとしてある。この結果、強磁性突起部材1
02Bは、その細径桿部120Bbから太径桿部102
Baに向けて穴110を備えた構成とされ、この穴11
0部分における該太径桿部102Baの周側部分での肉
厚寸法が略2.0mmに構成されている。
【0165】更に、取付け具120は、板厚寸法Ogが
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Obが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法Od
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Obが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法Od
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
【0166】叙上構成よりなる各部材を組付けて吸着具
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12
Bbを、強磁性板部材11Bの孔14から取付け具50
の孔50cに挿通し、この孔50cからの突き出し端
を、該取付け具50の座板部50aの面にカシメづける
ことによって、強磁性突起部材12Bと、強磁性板部材
11Bと、取付け具50とを一体のものとし、更に、永
久磁石20の孔30’内に該強磁性突起部材12Bが収
まるように、該永久磁石20に強磁性板部材11Bを吸
着して吸着具Aを構成する。次いで、被吸着具Bの構成
部材である強磁性突起部材102Bにおける細径桿部1
02Bbを、強磁性板部材101Bの孔104から取付
け具120の孔120cに挿通し、この孔120cから
の突き出し端を、該取付け具120の座板部120aの
面にカシメづけることによって、該強磁性突起部材10
2Bと、強磁性板部材101Bと、取付け具120とを
一体のものとして被吸着具Bを構成する。
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である強磁性突起部材12Bにおける細径桿部12
Bbを、強磁性板部材11Bの孔14から取付け具50
の孔50cに挿通し、この孔50cからの突き出し端
を、該取付け具50の座板部50aの面にカシメづける
ことによって、強磁性突起部材12Bと、強磁性板部材
11Bと、取付け具50とを一体のものとし、更に、永
久磁石20の孔30’内に該強磁性突起部材12Bが収
まるように、該永久磁石20に強磁性板部材11Bを吸
着して吸着具Aを構成する。次いで、被吸着具Bの構成
部材である強磁性突起部材102Bにおける細径桿部1
02Bbを、強磁性板部材101Bの孔104から取付
け具120の孔120cに挿通し、この孔120cから
の突き出し端を、該取付け具120の座板部120aの
面にカシメづけることによって、該強磁性突起部材10
2Bと、強磁性板部材101Bと、取付け具120とを
一体のものとして被吸着具Bを構成する。
【0167】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの太径桿部12Baに向けて細径
桿部12Bbから穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図26における[3−2]のy
−y線断面として示される[3−3]の断面状態におい
て、穴40の面積が11.1%を占める構成としてあ
る。即ち、この際の強磁性突起部材12Bは、そのy−
y線断面にあって、略28.2744mm2 の面積を備
え、又、このy−y線断面における穴40の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材12Bにおけるy−y線断面積に占める穴4
0の面積は略11.1%であった。
強磁性突起部材12Bの太径桿部12Baに向けて細径
桿部12Bbから穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図26における[3−2]のy
−y線断面として示される[3−3]の断面状態におい
て、穴40の面積が11.1%を占める構成としてあ
る。即ち、この際の強磁性突起部材12Bは、そのy−
y線断面にあって、略28.2744mm2 の面積を備
え、又、このy−y線断面における穴40の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材12Bにおけるy−y線断面積に占める穴4
0の面積は略11.1%であった。
【0168】次いで、被吸着具Bにあっても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図25の[3−2]における
y’−y’線の断面として示される[3−3]の断面状
態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突起部材1
02B、特に、その太径桿部102Baの断面々積は2
8.2744mm2 であり、また、このy’−y’線断
面における穴110の面積が略3.1416mm2 とさ
れており、この結果、この強磁性突起部材102Bにお
けるy’−y’線断面積に占める穴110の面積は略1
1.1%であった。
具Aにおけると同様に、図25の[3−2]における
y’−y’線の断面として示される[3−3]の断面状
態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突起部材1
02B、特に、その太径桿部102Baの断面々積は2
8.2744mm2 であり、また、このy’−y’線断
面における穴110の面積が略3.1416mm2 とさ
れており、この結果、この強磁性突起部材102Bにお
けるy’−y’線断面積に占める穴110の面積は略1
1.1%であった。
【0169】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0170】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.48kg 第2回目引張り測定試験 1.40kg 第3回目引張り測定試験 1.40kg 即ち、この第2実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略11.1%の面積を占めた構成と
してあるにも拘らず、略1427gの引張り荷重に相当
する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたら
すことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.48kg 第2回目引張り測定試験 1.40kg 第3回目引張り測定試験 1.40kg 即ち、この第2実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略11.1%の面積を占めた構成と
してあるにも拘らず、略1427gの引張り荷重に相当
する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたら
すことが認められた。
【0171】実験例3 図29及び図30は、第3実験例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の設置深さ寸法を、前
記図24〜図28で示される第2実験例に係る留め具の
設置深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部
品の寸法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具に
おける構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一
としている。従って、この第3実験例に係る留め具の説
明において、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は
実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付し
て説明を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の設置深さ寸法を、前
記図24〜図28で示される第2実験例に係る留め具の
設置深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部
品の寸法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具に
おける構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一
としている。従って、この第3実験例に係る留め具の説
明において、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は
実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付し
て説明を省略する。
【0172】この第3実験例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材1
2Bの穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内
底面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端
面との間の肉厚寸法Mfを1.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実
験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。また、
被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bにおける強磁性突
起部材102Bに備えられている穴110の深さ寸法
を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材102Bの穴
110よりも0.5mm浅く構成し、この穴110の内
底面と、突起部102B、特に、太径桿部102Baの
頂端面との間の肉厚寸法Qfを1.5mmとした以外の
構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2
実験例に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成して
いる。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材1
2Bの穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内
底面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端
面との間の肉厚寸法Mfを1.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実
験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。また、
被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bにおける強磁性突
起部材102Bに備えられている穴110の深さ寸法
を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材102Bの穴
110よりも0.5mm浅く構成し、この穴110の内
底面と、突起部102B、特に、太径桿部102Baの
頂端面との間の肉厚寸法Qfを1.5mmとした以外の
構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2
実験例に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成して
いる。
【0173】即ち、図29及び図30において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の底面と、
太径桿部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを1.
5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材12
Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る強
磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、これを用い
た。また、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着
具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの各部
材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条
件のもとに組付けて第3実験例に係る吸着具Aを構成し
た。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の底面と、
太径桿部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを1.
5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材12
Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る強
磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、これを用い
た。また、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着
具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの各部
材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条
件のもとに組付けて第3実験例に係る吸着具Aを構成し
た。
【0174】次いで、図29及び図30において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性
突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験
例に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第2
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸
着具Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第3実験例
に係る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性
突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験
例に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第2
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸
着具Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第3実験例
に係る被吸着具Bを構成した。
【0175】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図29におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が11.1%
を占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起
部材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.2
744mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面にお
ける穴40の面積が略3.1416mm2 とされてお
り、この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−
y線断面積に占める穴40の面積は略11.1%であっ
た。
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図29におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が11.1%
を占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起
部材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.2
744mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面にお
ける穴40の面積が略3.1416mm2 とされてお
り、この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−
y線断面積に占める穴40の面積は略11.1%であっ
た。
【0176】次いで、被吸着具Bにあっても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図29におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略11.1%であった。
具Aにおけると同様に、図29におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略11.1%であった。
【0177】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0178】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.45kg 第2回目引張り測定試験 1.52kg 第3回目引張り測定試験 1.51kg 即ち、この第3実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略11.1%の面積を占めた構成と
してあるにも拘らず、略1493gの引張り荷重に相当
する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたら
すことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.45kg 第2回目引張り測定試験 1.52kg 第3回目引張り測定試験 1.51kg 即ち、この第3実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略11.1%の面積を占めた構成と
してあるにも拘らず、略1493gの引張り荷重に相当
する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたら
すことが認められた。
【0179】実験例4 図31及び図32は、第4実験例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の穴径寸法と、設置深
さ寸法とを、前記図24〜図28で示される第2実験例
に係る留め具における該穴40及び穴110の設置深さ
寸法と穴径寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各
部品の寸法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具
における構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同
一としている。従って、この第4実験例に係る留め具の
説明において、前記第2実験例に係る留め具と同一、又
は実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付
して説明を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の穴径寸法と、設置深
さ寸法とを、前記図24〜図28で示される第2実験例
に係る留め具における該穴40及び穴110の設置深さ
寸法と穴径寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各
部品の寸法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具
における構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同
一としている。従って、この第4実験例に係る留め具の
説明において、前記第2実験例に係る留め具と同一、又
は実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付
して説明を省略する。
【0180】この第4実験例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の直径寸法Meを0.9mmとしてあり、又、穴40の
深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材12
Bの穴40よりも0.5mm深く構成し、穴40の内底
面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端面
との間の肉厚寸法Mfを0.5mmとした以外の構成、
及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実験例
に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。また、被吸
着具Bの構成を、この被吸着具Bにおける強磁性突起部
材102Bに備えられている穴110の直径寸法Qeを
0.9mmとし、更に、この穴110の深さ寸法を、前
記第2実験例に係る強磁性突起部材102Bの穴110
よりも0.5mm深く構成し、この穴110の内底面
と、突起部102B、特に、太径桿部102Baの頂端
面との間の肉厚寸法Qfを0.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実
験例に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成してい
る。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の直径寸法Meを0.9mmとしてあり、又、穴40の
深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材12
Bの穴40よりも0.5mm深く構成し、穴40の内底
面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端面
との間の肉厚寸法Mfを0.5mmとした以外の構成、
及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実験例
に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。また、被吸
着具Bの構成を、この被吸着具Bにおける強磁性突起部
材102Bに備えられている穴110の直径寸法Qeを
0.9mmとし、更に、この穴110の深さ寸法を、前
記第2実験例に係る強磁性突起部材102Bの穴110
よりも0.5mm深く構成し、この穴110の内底面
と、突起部102B、特に、太径桿部102Baの頂端
面との間の肉厚寸法Qfを0.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実
験例に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成してい
る。
【0181】即ち、図31及び図32において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の直径寸法
Meを0.9mmとし、更に、穴40の底面と、太径桿
部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを0.5mm
とした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材12Bの他
の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る強磁性突
起部材12Bと同一のものを用意し、これを用いた。ま
た、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着具Aを
構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質のもの
を用意し、これを用いた。さらに、これらの各部材を、
前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条件のも
とに組付けて第4実験例に係る吸着具Aを構成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の直径寸法
Meを0.9mmとし、更に、穴40の底面と、太径桿
部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを0.5mm
とした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材12Bの他
の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る強磁性突
起部材12Bと同一のものを用意し、これを用いた。ま
た、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着具Aを
構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質のもの
を用意し、これを用いた。さらに、これらの各部材を、
前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条件のも
とに組付けて第4実験例に係る吸着具Aを構成した。
【0182】次いで、図31及び図32において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の直径寸法Qeを0.9mmとし、且つ、該穴110の
底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法
Qfを0.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突
起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験例
に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具120は、前記第2実験
例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の
形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さら
に、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具
Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第4実験例に係
る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の直径寸法Qeを0.9mmとし、且つ、該穴110の
底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法
Qfを0.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突
起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験例
に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具120は、前記第2実験
例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の
形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さら
に、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具
Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第4実験例に係
る被吸着具Bを構成した。
【0183】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図31におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が2.2%を
占める構成としてある。即ち、この際の強磁性突起部材
12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.274
4mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面における
穴40の面積が略0.6361mm2 とされており、こ
の結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−y線断
面積に占める穴40の面積は略2.2%であった。
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図31におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が2.2%を
占める構成としてある。即ち、この際の強磁性突起部材
12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.274
4mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面における
穴40の面積が略0.6361mm2 とされており、こ
の結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−y線断
面積に占める穴40の面積は略2.2%であった。
【0184】次いで、被吸着具Bにおいても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図31におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
0.6361mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略2.2%であった。
具Aにおけると同様に、図31におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
0.6361mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略2.2%であった。
【0185】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0186】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.10kg 第2回目引張り測定試験 2.18kg 第3回目引張り測定試験 2.19kg 即ち、この第4実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略2.2%の面積を占めた構成とし
てあるにも拘らず、略2157gの引張り荷重に相当す
る吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらす
ことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.10kg 第2回目引張り測定試験 2.18kg 第3回目引張り測定試験 2.19kg 即ち、この第4実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略2.2%の面積を占めた構成とし
てあるにも拘らず、略2157gの引張り荷重に相当す
る吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらす
ことが認められた。
【0187】実験例5 図33及び図34は、第5実験例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の穴径寸法を、前記図
24〜図28で示される第2実験例に係る留め具の穴径
寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸
法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具における
構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一として
いる。従って、この第5実験例に係る留め具の説明にお
いて、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的
に同一の構成部分については、同一の番号を付して説明
を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強
磁性突起部材102Bの穴110の穴径寸法を、前記図
24〜図28で示される第2実験例に係る留め具の穴径
寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸
法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具における
構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一として
いる。従って、この第5実験例に係る留め具の説明にお
いて、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的
に同一の構成部分については、同一の番号を付して説明
を省略する。
【0188】この第5実験例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の直径寸法Meを0.9mmとしてあり、又、穴40の
深さ寸法を、前記第2実施例に係る強磁性突起部材12
Bの穴40と同一の深さに構成し、この穴40の直径寸
法Me以外の構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質
等を前記第2実験例に係る吸着具Aにおけると同一に構
成した。また、被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bに
おける強磁性突起部材102Bに備えられている穴11
0の直径寸法Qeを0.9mmとし、更に、この穴11
0の深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材
102Bの穴110と同一の深さに構成し、この穴11
0の直径寸法Qe以外の構成、及び用いた部材の形状、
寸法、材質等を前記第2実験例に係る被吸着具Bにおけ
ると同一にして構成している。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の直径寸法Meを0.9mmとしてあり、又、穴40の
深さ寸法を、前記第2実施例に係る強磁性突起部材12
Bの穴40と同一の深さに構成し、この穴40の直径寸
法Me以外の構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質
等を前記第2実験例に係る吸着具Aにおけると同一に構
成した。また、被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bに
おける強磁性突起部材102Bに備えられている穴11
0の直径寸法Qeを0.9mmとし、更に、この穴11
0の深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部材
102Bの穴110と同一の深さに構成し、この穴11
0の直径寸法Qe以外の構成、及び用いた部材の形状、
寸法、材質等を前記第2実験例に係る被吸着具Bにおけ
ると同一にして構成している。
【0189】即ち、図33及び図34において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の直径寸法
Meを0.9mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突
起部材12Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験
例に係る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具50は、前記第2実験例
に係る吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、
寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、こ
れらの各部材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一
の組付け条件のもとに組付けて第5実験例に係る吸着具
Aを構成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部材11Bは、前記第
2実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材11B
と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用い
た。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の直径寸法
Meを0.9mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突
起部材12Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験
例に係る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具50は、前記第2実験例
に係る吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、
寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、こ
れらの各部材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一
の組付け条件のもとに組付けて第5実験例に係る吸着具
Aを構成した。
【0190】次いで、図33及び図34において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の直径Qeを0.9mmとした以外の条件、即ち、該強
磁性突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2
実験例に係る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第2
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸
着具Bと同一組付け条件のもとに組付けて第5実験例に
係る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部材101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の直径Qeを0.9mmとした以外の条件、即ち、該強
磁性突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第2
実験例に係る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第2
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸
着具Bと同一組付け条件のもとに組付けて第5実験例に
係る被吸着具Bを構成した。
【0191】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図33におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が2.2%を
占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起部
材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.27
44mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面におけ
る穴40の面積が略0.6361mm2 とされており、
この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−y線
断面積に占める穴40の面積は略2.2%であった。
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図33におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が2.2%を
占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起部
材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.27
44mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面におけ
る穴40の面積が略0.6361mm2 とされており、
この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−y線
断面積に占める穴40の面積は略2.2%であった。
【0192】次いで、被吸着具Bにあっても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図33におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
0.6361mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略2.2%であった。
具Aにおけると同様に、図33におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部材102B、特に、その太径桿部10
2Baの断面々積は28.2744mm2 であり、ま
た、このy’−y’線断面における穴110の面積が略
0.6361mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材102Bにおけるy’−y’線断面積に占め
る穴110の面積は略2.2%であった。
【0193】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0194】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.15kg 第2回目引張り測定試験 2.20kg 第3回目引張り測定試験 2.21kg 即ち、この第5実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略2.2%の面積を占めた構成とし
てあるにも拘らず、略2187gの引張り荷重に相当す
る吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらす
ことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.15kg 第2回目引張り測定試験 2.20kg 第3回目引張り測定試験 2.21kg 即ち、この第5実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び強磁性突起部材102Bとが、
これらの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面
y−y線、y’−y’線部分において、穴40、穴11
0が、これらの強磁性突起部材12B、強磁性突起部材
102Bに対して、略2.2%の面積を占めた構成とし
てあるにも拘らず、略2187gの引張り荷重に相当す
る吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらす
ことが認められた。
【0195】実験例6 図35〜図39は、第6実験例に係る留め具を示してい
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる板状強磁性部材10’と、更に、この
板状強磁性部材10’に添装される取付け具50とを備
えた構成してある。又、他方の構成部品としての被吸着
具Bを、前記永久磁石20における板状強磁性部材1
0’の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にあ
る前記板状強磁性部材10’に吸着される強磁性突起部
102とを有する強磁性部材100と、さらに、この強
磁性板部101に添装される取付け具120とを備えた
構成としてある。
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる板状強磁性部材10’と、更に、この
板状強磁性部材10’に添装される取付け具50とを備
えた構成してある。又、他方の構成部品としての被吸着
具Bを、前記永久磁石20における板状強磁性部材1
0’の備えられていない磁極面20a側の吸着具Aの面
側に吸着される強磁性板部101と、この強磁性板部1
01から突設され、且つ、前記吸着具Aの穴30内にあ
る前記板状強磁性部材10’に吸着される強磁性突起部
102とを有する強磁性部材100と、さらに、この強
磁性板部101に添装される取付け具120とを備えた
構成としてある。
【0196】又、この第6実験例に係る留め具にあって
は、被吸着具Bを構成する強磁性部材100を、太径桿
部102Baと、細径桿部102Bbとを備えた違径の
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bと、鉄製
円板としての強磁性板部材101Bとを組付けることに
よって、当該強磁性部材100を構成している。又、こ
れに対し、吸着具Aにおける板状強磁性部材10’を鉄
製円板として構成している。
は、被吸着具Bを構成する強磁性部材100を、太径桿
部102Baと、細径桿部102Bbとを備えた違径の
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bと、鉄製
円板としての強磁性板部材101Bとを組付けることに
よって、当該強磁性部材100を構成している。又、こ
れに対し、吸着具Aにおける板状強磁性部材10’を鉄
製円板として構成している。
【0197】先ず、ここで用いられる吸着具Aは、永久
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
板状強磁性部材10’と、これに添装される取付け具5
0とによって構成してある。図37は、これらの構成部
品を夫々平面及び断面として示したものであり、同図に
おいて、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−
2]は、これを断面して示している。又、[2−1]
は、板状強磁性部材10’を構成する円板状鉄板を平面
から、[2−2]は、これを断面して示している。更
に、[3−1]は、取付け具50を平面から、[3−
2]は、これを断面して示している。
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
板状強磁性部材10’と、これに添装される取付け具5
0とによって構成してある。図37は、これらの構成部
品を夫々平面及び断面として示したものであり、同図に
おいて、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−
2]は、これを断面して示している。又、[2−1]
は、板状強磁性部材10’を構成する円板状鉄板を平面
から、[2−2]は、これを断面して示している。更
に、[3−1]は、取付け具50を平面から、[3−
2]は、これを断面して示している。
【0198】ここで用いた永久磁石20は、円盤状をな
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
【0199】ここで用いた板状強磁性部材10’は、円
形鉄板として構成してあり、直径寸法Laが18.0m
m、板厚寸法Lcが1.0mmとした構成とされてい
る。
形鉄板として構成してあり、直径寸法Laが18.0m
m、板厚寸法Lcが1.0mmとした構成とされてい
る。
【0200】更に、取付け具50は、板厚寸法Ngが
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設けてある。又、脚部50bは、突出し寸
法Neを10.0mm,板幅寸法Ndを6.0mmと
し、しかも、この脚部50bに直径寸法Nfを3.0m
mとした孔50dを設けた構成としてある。
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設けてある。又、脚部50bは、突出し寸
法Neを10.0mm,板幅寸法Ndを6.0mmと
し、しかも、この脚部50bに直径寸法Nfを3.0m
mとした孔50dを設けた構成としてある。
【0201】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する強磁性部材100と、これに添装さ
れる取付け具120とによって構成してある。図36
は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示した
ものであり、同図において、[1−1]は取付け具12
0を平面から、[1−2]は、これを断面して示してい
る。又、[2−1]は、強磁性部材100を構成する強
磁性板部材101Bを平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を構成する強磁性突起部材102Bを平面から、
[3−2]は、これを断面した状態で、[3−3]は、
この[3−2]におけるy’−y’線の断面として示し
ている。
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する強磁性部材100と、これに添装さ
れる取付け具120とによって構成してある。図36
は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示した
ものであり、同図において、[1−1]は取付け具12
0を平面から、[1−2]は、これを断面して示してい
る。又、[2−1]は、強磁性部材100を構成する強
磁性板部材101Bを平面から、[2−2]は、これを
断面して示している。更に、[3−1]は、強磁性部材
100を構成する強磁性突起部材102Bを平面から、
[3−2]は、これを断面した状態で、[3−3]は、
この[3−2]におけるy’−y’線の断面として示し
ている。
【0202】ここで用いた強磁性部材100は、鉄製円
板よりなる強磁性板部材101Bと、これに立設される
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bとで構成
してある。ここで用いられる強磁性板部材101Bは、
中央に直径寸法Pbが3.0mmの孔104を有する円
形鉄板として構成してあり、直径寸法Paが18.0m
m、板厚寸法Pcが1.0mmとした構成とされてい
る。次いで、この強磁性板部材101Bに立設される強
磁性突起部材102Bは、鉄製の円柱桿状をなしてお
り、太径桿部102Baと、これに続く細径桿部102
Bbを備えた構成としてあると共に、太径桿部102B
aの直径寸法Qaを6.0mm、該太径桿部102Ba
の軸方向寸法Qbを3.3mmとしてあり、又、細径桿
部102Bbの直径寸法Qcを2.9mm、該細径桿部
102Bbの軸方向寸法Qdを2.5mmとしてあり、
この細径桿部102Bbの側から、太径桿部102Ba
の側に向けて直径寸法Qeが2.0mmの断面円形の穴
110が設けてある。また、この穴110の内底面と、
太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qfが
1.0mmとしてある。この結果、強磁性突起部材10
2Bは、その細径桿部102Bbから太径桿部102B
aに穴110を備えた構成とされ、この穴110部分に
おける該太径桿部102Baの周側部分での肉厚寸法が
略2.0mmに構成されている。
板よりなる強磁性板部材101Bと、これに立設される
鉄製の円柱桿状をなす強磁性突起部材102Bとで構成
してある。ここで用いられる強磁性板部材101Bは、
中央に直径寸法Pbが3.0mmの孔104を有する円
形鉄板として構成してあり、直径寸法Paが18.0m
m、板厚寸法Pcが1.0mmとした構成とされてい
る。次いで、この強磁性板部材101Bに立設される強
磁性突起部材102Bは、鉄製の円柱桿状をなしてお
り、太径桿部102Baと、これに続く細径桿部102
Bbを備えた構成としてあると共に、太径桿部102B
aの直径寸法Qaを6.0mm、該太径桿部102Ba
の軸方向寸法Qbを3.3mmとしてあり、又、細径桿
部102Bbの直径寸法Qcを2.9mm、該細径桿部
102Bbの軸方向寸法Qdを2.5mmとしてあり、
この細径桿部102Bbの側から、太径桿部102Ba
の側に向けて直径寸法Qeが2.0mmの断面円形の穴
110が設けてある。また、この穴110の内底面と、
太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qfが
1.0mmとしてある。この結果、強磁性突起部材10
2Bは、その細径桿部102Bbから太径桿部102B
aに穴110を備えた構成とされ、この穴110部分に
おける該太径桿部102Baの周側部分での肉厚寸法が
略2.0mmに構成されている。
【0203】更に、取付け具120は、板厚寸法Ogが
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Obが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法Od
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、更に、こ
の座板部120aの中央に孔120cを直径寸法Obが
3.0mmとなるようにして設けてある。又、脚部12
0bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法Od
を6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直径寸
法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成とし
てある。
【0204】叙上構成よりなる各部材を組付けて吸着具
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である取付け具50を、この取付け具50における
座板部50aの面を板状強磁性部材10’の面にロウづ
けによって取付け、この取付け具50の備わっていない
該板状強磁性部材10’の面に永久磁石20を吸着状態
に取付けることで、該吸着具Aを構成する。次いで、被
吸着具Bの構成部材である強磁性突起部材102Bにお
ける細径桿部102Bbを、強磁性板部材101Bの孔
104から取付け具120の孔120cに挿通し、この
孔120cからの突き出し端を、該取付け具120の座
板部120aの面にカシメづけることによって、該強磁
性突起部材102Bと、強磁性板部材101Bと、取付
け具120とを一体のものとして被吸着具Bを構成す
る。
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である取付け具50を、この取付け具50における
座板部50aの面を板状強磁性部材10’の面にロウづ
けによって取付け、この取付け具50の備わっていない
該板状強磁性部材10’の面に永久磁石20を吸着状態
に取付けることで、該吸着具Aを構成する。次いで、被
吸着具Bの構成部材である強磁性突起部材102Bにお
ける細径桿部102Bbを、強磁性板部材101Bの孔
104から取付け具120の孔120cに挿通し、この
孔120cからの突き出し端を、該取付け具120の座
板部120aの面にカシメづけることによって、該強磁
性突起部材102Bと、強磁性板部材101Bと、取付
け具120とを一体のものとして被吸着具Bを構成す
る。
【0205】この、被吸着具Bは、図36の[3−2]
におけるy’−y’線の断面として示される[3−3]
の断面状態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突
起部材102B、特に、その太径桿部102Baの断面
々積は28.2744mm2であり、また、このy’−
y’線断面における穴110の面積が略3.1416m
m2 とされており、この結果、この強磁性突起部材10
2Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴110の面
積は略11.1%であった。
におけるy’−y’線の断面として示される[3−3]
の断面状態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突
起部材102B、特に、その太径桿部102Baの断面
々積は28.2744mm2であり、また、このy’−
y’線断面における穴110の面積が略3.1416m
m2 とされており、この結果、この強磁性突起部材10
2Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴110の面
積は略11.1%であった。
【0206】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの板状強
磁性部材10’に吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの板状強
磁性部材10’に吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0207】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.32kg 第2回目引張り測定試験 1.30kg 第3回目引張り測定試験 1.31kg 即ち、この第6実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている板状
強磁性部材10’、及び強磁性突起部材102B、特
に、この断面y’−y’線部分において、穴110が、
強磁性突起部材102Bに対して、略11.1%の面積
を占めた構成としてあるにも拘らず、略1310gの引
張り荷重に相当する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着
具Bとにもたらすことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.32kg 第2回目引張り測定試験 1.30kg 第3回目引張り測定試験 1.31kg 即ち、この第6実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている板状
強磁性部材10’、及び強磁性突起部材102B、特
に、この断面y’−y’線部分において、穴110が、
強磁性突起部材102Bに対して、略11.1%の面積
を占めた構成としてあるにも拘らず、略1310gの引
張り荷重に相当する吸着力を、当該吸着具Aと、被吸着
具Bとにもたらすことが認められた。
【0208】実験例7 図40及び図41は、第7実験例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、被吸着具Bにおける
強磁性突起部材102Bの穴110の設置深さ寸法を、
前記図35〜図39で示される第6実験例に係る留め具
の設置深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各
部品の寸法、形状、材質とを該第6実験例に係る留め具
における構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同
一としている。従って、この第7実施例に係る留め具の
説明において、前記第6実験例に係る留め具と同一、又
は実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付
して説明を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、被吸着具Bにおける
強磁性突起部材102Bの穴110の設置深さ寸法を、
前記図35〜図39で示される第6実験例に係る留め具
の設置深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各
部品の寸法、形状、材質とを該第6実験例に係る留め具
における構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同
一としている。従って、この第7実施例に係る留め具の
説明において、前記第6実験例に係る留め具と同一、又
は実質的に同一の構成部分については、同一の番号を付
して説明を省略する。
【0209】この第7実験例に係る留め具にあっては、
この留め具を構成する被吸着具Bの構成を、この被吸着
具Bにおける強磁性突起部材102Bに備えられている
穴110の深さ寸法を、前記第6実験例に係る強磁性突
起部材102Bの穴110よりも0.5mm浅く構成
し、この穴110の内底面と、突起部102B、特に、
太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qfを
1.5mmとした以外の構成、及び用いた部材の形状、
寸法、材質等を前記第6実験例に係る被吸着具Bにおけ
ると同一にして構成している。
この留め具を構成する被吸着具Bの構成を、この被吸着
具Bにおける強磁性突起部材102Bに備えられている
穴110の深さ寸法を、前記第6実験例に係る強磁性突
起部材102Bの穴110よりも0.5mm浅く構成
し、この穴110の内底面と、突起部102B、特に、
太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qfを
1.5mmとした以外の構成、及び用いた部材の形状、
寸法、材質等を前記第6実験例に係る被吸着具Bにおけ
ると同一にして構成している。
【0210】即ち、図40及び図41において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第6実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる板状強磁性部材10’は、前記
第6実験例に係る吸着具Aを構成した板状強磁性部材1
0’と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更にまた、取付け具50は、前記第6実験例に
係る吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸
法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これ
らの各部材を、前記第6実験例に係る吸着具Aと同一の
組付け条件のもとに組付けて第7実験例に係る吸着具A
を構成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第6実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる板状強磁性部材10’は、前記
第6実験例に係る吸着具Aを構成した板状強磁性部材1
0’と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更にまた、取付け具50は、前記第6実験例に
係る吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸
法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これ
らの各部材を、前記第6実験例に係る吸着具Aと同一の
組付け条件のもとに組付けて第7実験例に係る吸着具A
を構成した。
【0211】次いで、図40及び図41において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性部材101B
を、前記第6実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性
突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第6実験
例に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第6
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第6実験例に係る被吸
着具Bと同一組付け条件のもとに組付けて第7実験例に
係る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性部材101B
を、前記第6実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部材1
01Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これ
を用いた。更に、強磁性突起部材102Bは、穴110
の底面と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性
突起部材102Bの形状、寸法、材質を、前記第6実験
例に係る強磁性突起部材102Bと同一のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第6
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第6実験例に係る被吸
着具Bと同一組付け条件のもとに組付けて第7実験例に
係る被吸着具Bを構成した。
【0212】かくして構成される被吸着具Bにあって
は、図40におけるy’−y’線の断面として示される
状態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突起部材
102B、特に、その太径桿部102Baの断面々積は
28.2744mm2 であり、また、このy’−y’線
断面における穴110の面積が略3.1416mm2 と
されており、この結果、この強磁性突起部材102Bに
おけるy’−y’線断面積に占める穴110の面積は略
11.1%であった。
は、図40におけるy’−y’線の断面として示される
状態において、該被吸着具Bを構成する強磁性突起部材
102B、特に、その太径桿部102Baの断面々積は
28.2744mm2 であり、また、このy’−y’線
断面における穴110の面積が略3.1416mm2 と
されており、この結果、この強磁性突起部材102Bに
おけるy’−y’線断面積に占める穴110の面積は略
11.1%であった。
【0213】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの板状強
磁性部材10’に吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの強磁性突起部材102Bを該吸着具Aの板状強
磁性部材10’に吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0214】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.34kg 第2回目引張り測定試験 1.35kg 第3回目引張り測定試験 1.35kg 即ち、この第7実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている板状
強磁性部材10’、及び強磁性突起部材102B特に、
この強磁性突起部材102Bが、断面y’−y’線部分
において、穴110が、強磁性突起部材102Bに対し
て、略11.1%の面積を占めた構成としてあるにも拘
らず、略1347gの引張り荷重に相当する吸着力を、
当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認めら
れた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.34kg 第2回目引張り測定試験 1.35kg 第3回目引張り測定試験 1.35kg 即ち、この第7実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている板状
強磁性部材10’、及び強磁性突起部材102B特に、
この強磁性突起部材102Bが、断面y’−y’線部分
において、穴110が、強磁性突起部材102Bに対し
て、略11.1%の面積を占めた構成としてあるにも拘
らず、略1347gの引張り荷重に相当する吸着力を、
当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認めら
れた。
【0215】実験例8 図42〜図46は、第8実験例に係る留め具を示してい
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性板部11に添
装される取付け具50とを備えた構成してある。又、他
方の構成部品としての被吸着具Bを、前記永久磁石20
における強磁性板部11の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される板状強磁性部材10
0’と、さらに、この板状強磁性部材100’に添装さ
れる取付け具120とを備えた構成としてある。
る。ここで構成される留め具は、以下の構成部品、即
ち、先ず、一方の構成部品としての吸着具Aを、磁極面
20bから、磁極面20aに通し穴30’が貫設されて
いる永久磁石20と、この永久磁石20の磁極面20b
の側に備えられる強磁性板部11と該強磁性板部11か
ら前記穴30’内に起立される強磁性突起部12とを有
する強磁性部材10と、更に、この強磁性板部11に添
装される取付け具50とを備えた構成してある。又、他
方の構成部品としての被吸着具Bを、前記永久磁石20
における強磁性板部11の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される板状強磁性部材10
0’と、さらに、この板状強磁性部材100’に添装さ
れる取付け具120とを備えた構成としてある。
【0216】又、この第8実験例に係る留め具にあって
は、吸着具Aを構成する強磁性部材10を、太径桿部1
2Baと、細径桿部12Bbとを備えた違径の鉄製の円
柱桿状をなす強磁性突起部材12Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材11Bとを組付けることによって、当該
強磁性部材10を構成している。
は、吸着具Aを構成する強磁性部材10を、太径桿部1
2Baと、細径桿部12Bbとを備えた違径の鉄製の円
柱桿状をなす強磁性突起部材12Bと、鉄製円板として
の強磁性板部材11Bとを組付けることによって、当該
強磁性部材10を構成している。
【0217】先ず、ここで用いられる吸着具Aは、永久
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
強磁性部材10と、これに添装される取付け具50とに
よって構成してある。図44は、これらの構成部品を夫
々平面及び断面として示したものであり、同図におい
て、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、強
磁性部材10を構成する強磁性板部材11Bを平面か
ら、[2−2]は、これを断面して示している。更に、
[3−1]は、強磁性部材10を構成する強磁性突起部
材12Bを平面から、[3−2]は、これを断面した状
態で、[3−3]は、この[3−2]におけるy−y線
の断面として示している。更に又、[4−1]は、取付
け具50を平面から、[4−2]は、これを断面して示
している。
磁石20と、この永久磁石20の磁極片として機能する
強磁性部材10と、これに添装される取付け具50とに
よって構成してある。図44は、これらの構成部品を夫
々平面及び断面として示したものであり、同図におい
て、[1−1]は永久磁石20を平面から、[1−2]
は、これを断面して示している。又、[2−1]は、強
磁性部材10を構成する強磁性板部材11Bを平面か
ら、[2−2]は、これを断面して示している。更に、
[3−1]は、強磁性部材10を構成する強磁性突起部
材12Bを平面から、[3−2]は、これを断面した状
態で、[3−3]は、この[3−2]におけるy−y線
の断面として示している。更に又、[4−1]は、取付
け具50を平面から、[4−2]は、これを断面して示
している。
【0218】ここで用いた永久磁石20は、円盤状をな
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
す永久磁石20の略中央部分に円形の穴30’を備えた
ものであり、該永久磁石20の直径寸法Kaが18m
m、穴30’の直径寸法Kbが6.2mm、板厚Kcが
3.2mmとしてあり、略445ガウスの磁気を有する
ものを用いた。
【0219】ここで用いた強磁性部材10は、鉄製円板
よりなる強磁性板部材11Bと、これに立設される鉄製
の円柱桿状をなす強磁性突起部材12Bとで構成してあ
る。ここで用いられる強磁性板部材11Bは、中央に直
径寸法Lbが3.0mmの孔14を有する円形鉄板とし
て構成してあり、直径寸法Laが18.0mm、板厚寸
法Lcが1.0mmとした構成とされている。次いで、
この強磁性板部材11Bに立設される強磁性突起部材1
2Bは、鉄製の円柱桿状をなしており、太径桿部12B
aと、これに続く細径桿部12Bbを備えた構成として
あると共に、太径桿部12Baの直径寸法Maを6.0
mm、該太径桿部12Baの軸方向寸法Mbを3.3m
mとしてあり、又、細径桿部12Bbの直径寸法Mcを
2.9mm、該細径桿部12Bbの軸方向寸法Mdを
2.5mmとしてあり、この細径桿部12Bbの側か
ら、太径桿部12Baの側に向けて直径寸法Meが2.
0mmの断面円形の穴40が設けてある。また、この穴
40の内底面と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉
厚寸法Mfが1.0mmとしてある。この結果、強磁性
突起部材12Bは、その細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40を備えた構成とされ、この穴4
0部分における該太径桿部12Baの周側部分での肉厚
寸法が略2.0mmに構成されている。
よりなる強磁性板部材11Bと、これに立設される鉄製
の円柱桿状をなす強磁性突起部材12Bとで構成してあ
る。ここで用いられる強磁性板部材11Bは、中央に直
径寸法Lbが3.0mmの孔14を有する円形鉄板とし
て構成してあり、直径寸法Laが18.0mm、板厚寸
法Lcが1.0mmとした構成とされている。次いで、
この強磁性板部材11Bに立設される強磁性突起部材1
2Bは、鉄製の円柱桿状をなしており、太径桿部12B
aと、これに続く細径桿部12Bbを備えた構成として
あると共に、太径桿部12Baの直径寸法Maを6.0
mm、該太径桿部12Baの軸方向寸法Mbを3.3m
mとしてあり、又、細径桿部12Bbの直径寸法Mcを
2.9mm、該細径桿部12Bbの軸方向寸法Mdを
2.5mmとしてあり、この細径桿部12Bbの側か
ら、太径桿部12Baの側に向けて直径寸法Meが2.
0mmの断面円形の穴40が設けてある。また、この穴
40の内底面と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉
厚寸法Mfが1.0mmとしてある。この結果、強磁性
突起部材12Bは、その細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40を備えた構成とされ、この穴4
0部分における該太径桿部12Baの周側部分での肉厚
寸法が略2.0mmに構成されている。
【0220】更に、取付け具50は、板厚寸法Ngが
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設け、更に、この座板部50aの中央に孔
50cが、直径寸法Nbを3.0mmとして設けてあ
る。又、脚部50bは、突出し寸法Neを10.0m
m,板幅寸法Ndを6.0mmとし、しかも、この脚部
50bに直径寸法Nfを3.0mmとした孔50dを設
けた構成としてある。
0.5mmの鉄板製の板材を用いて構成してあり、円盤
状をなす座板部50aを直径寸法Naが12.0mmと
なるようになし、この座板部50aの両側にあって、該
座板部50aから屈曲状に設けられている脚部50b
を、この脚部50bの外側間の間隔Ncが11.0mm
となるように設け、更に、この座板部50aの中央に孔
50cが、直径寸法Nbを3.0mmとして設けてあ
る。又、脚部50bは、突出し寸法Neを10.0m
m,板幅寸法Ndを6.0mmとし、しかも、この脚部
50bに直径寸法Nfを3.0mmとした孔50dを設
けた構成としてある。
【0221】次いで、ここで用いられる被吸着具Bは、
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する板状強磁性部材100’と、これに
添装される取付け具120とによって構成してある。図
43は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示
したものであり、同図において、[1−1]は取付け具
120を平面から、[1−2]は、これを断面して示し
ている。又、[2−1]は、板状強磁性部材100’を
構成する鉄製円板を平面から、[2−2]は、これを断
面して示している。ここで用いられる板状強磁性部材1
00’は鉄製円板として構成されており、直径寸法Pa
が18mm、板厚寸法Pcが1.0mmとして構成して
ある。
永久磁石20に吸着され、この永久磁石20の一方の磁
極片として機能する板状強磁性部材100’と、これに
添装される取付け具120とによって構成してある。図
43は、これらの構成部品を夫々平面及び断面として示
したものであり、同図において、[1−1]は取付け具
120を平面から、[1−2]は、これを断面して示し
ている。又、[2−1]は、板状強磁性部材100’を
構成する鉄製円板を平面から、[2−2]は、これを断
面して示している。ここで用いられる板状強磁性部材1
00’は鉄製円板として構成されており、直径寸法Pa
が18mm、板厚寸法Pcが1.0mmとして構成して
ある。
【0222】更に、取付け具120は、板厚寸法Ogが
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、又、脚部
120bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法
Odを6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直
径寸法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成
としてある。
0.5mmの強磁性材としての鉄板製の板材を用いて構
成してあり、円盤状をなす座板部120aを直径寸法O
aが12.0mmとなるようになし、この座板部120
aの両側にあって、該座板部120aから屈曲状に設け
られている脚部120bを、この脚部120bの外側間
の間隔Ocが11.0mmとなるように設け、又、脚部
120bは、突出し寸法Oeを10.0mm,板幅寸法
Odを6.0mmとし、しかも、この脚部120bに直
径寸法Ofを3.0mmとした孔120dを設けた構成
としてある。
【0223】叙上構成よりなる各部材を組付けて吸着具
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である強磁性突起12Bにおける細径桿部12Bb
を、強磁性板部材11Bの孔14から取付け具50の孔
50cに挿通し、この孔50cからの突き出し端を、該
取付け具50の座板部50aの面にカシメづけることに
よって、強磁性突起部材12Bと、強磁性板部材11B
と、取付け具50とを一体のものとし、更に、永久磁石
20の孔30’内に該強磁性突起部材12Bが収まるよ
うに、該永久磁石20に強磁性板部材11Bを吸着して
吸着具Aを構成する。 次いで、被吸着具Bの構成部材
である取付け具120の座板部120aを、板状強磁性
部材100’の面にロウづけすることで被吸着具Bを構
成する。
Aと、被吸着具Bとを構成する。先ず、吸着具Aの構成
部材である強磁性突起12Bにおける細径桿部12Bb
を、強磁性板部材11Bの孔14から取付け具50の孔
50cに挿通し、この孔50cからの突き出し端を、該
取付け具50の座板部50aの面にカシメづけることに
よって、強磁性突起部材12Bと、強磁性板部材11B
と、取付け具50とを一体のものとし、更に、永久磁石
20の孔30’内に該強磁性突起部材12Bが収まるよ
うに、該永久磁石20に強磁性板部材11Bを吸着して
吸着具Aを構成する。 次いで、被吸着具Bの構成部材
である取付け具120の座板部120aを、板状強磁性
部材100’の面にロウづけすることで被吸着具Bを構
成する。
【0224】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図44における[3−2]のy
−y線断面として示される[3−3]の断面状態におい
て、穴40の面積が11.1%を占める構成としてあ
る。即ち、この際の強磁性突起部材12Bは、そのy−
y線断面にあって、略28.2744mm2 の面積を備
え、又、このy−y線断面における穴40の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材12Bにおけるy−y線断面積に占める穴4
0の面積は略11.1%であった。
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図44における[3−2]のy
−y線断面として示される[3−3]の断面状態におい
て、穴40の面積が11.1%を占める構成としてあ
る。即ち、この際の強磁性突起部材12Bは、そのy−
y線断面にあって、略28.2744mm2 の面積を備
え、又、このy−y線断面における穴40の面積が略
3.1416mm2 とされており、この結果、この強磁
性突起部材12Bにおけるy−y線断面積に占める穴4
0の面積は略11.1%であった。
【0225】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの板状強磁性部材100’を該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの板状強磁性部材100’を該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0226】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.37kg 第2回目引張り測定試験 1.35kg 第3回目引張り測定試験 1.33kg 即ち、この第8実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び板状強磁性部材100’、特
に、該強磁性突起部材12Bの前記断面y−y線部分に
おいて、穴40が、この強磁性突起部材12Bに対し
て、略11.1%の面積を占める構成としてあるにも拘
らず、略1350gの引張り荷重に相当する吸着力を、
当該吸着具Aと被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.37kg 第2回目引張り測定試験 1.35kg 第3回目引張り測定試験 1.33kg 即ち、この第8実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部材12B、及び板状強磁性部材100’、特
に、該強磁性突起部材12Bの前記断面y−y線部分に
おいて、穴40が、この強磁性突起部材12Bに対し
て、略11.1%の面積を占める構成としてあるにも拘
らず、略1350gの引張り荷重に相当する吸着力を、
当該吸着具Aと被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
【0227】実験例9 図47及び図48は、第9実験例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40の設置深さ寸法を、前記図
42〜図46で示される第8実験例に係る留め具の設置
深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の
寸法、形状、材質とを該第8実験例に係る留め具におけ
る構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一とし
ている。従って、この第9実験例に係る留め具の説明に
おいて、前記第8実験例に係る留め具と同一、又は実質
的に同一の構成部分については、同一の番号を付して説
明を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部材12Bの穴40の設置深さ寸法を、前記図
42〜図46で示される第8実験例に係る留め具の設置
深さ寸法と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の
寸法、形状、材質とを該第8実験例に係る留め具におけ
る構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一とし
ている。従って、この第9実験例に係る留め具の説明に
おいて、前記第8実験例に係る留め具と同一、又は実質
的に同一の構成部分については、同一の番号を付して説
明を省略する。
【0228】この第9実験例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の深さ寸法を、前記第8実験例に係る強磁性突起部材1
2Bの穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内
底面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端
面との間の肉厚寸法Mfを1.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第8実
験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部材12Bに備えられている穴40
の深さ寸法を、前記第8実験例に係る強磁性突起部材1
2Bの穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内
底面と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端
面との間の肉厚寸法Mfを1.5mmとした以外の構
成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第8実
験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成した。
【0229】即ち、図47及び図48において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第8実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられている強磁性板部材11Bは、前
記第8実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材1
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の底面
と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを
1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材
12Bの他の形状、寸法、材質を、前記第8実験例に係
る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、これを
用いた。また、取付け具50は、前記第8実験例に係る
吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、
材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの
各部材を、前記第8実験例に係る吸着具Aと同一の組付
け条件のもとに組付けて第9実験例に係る吸着具Aを構
成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第8実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられている強磁性板部材11Bは、前
記第8実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部材1
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部材12Bは、穴40の底面
と、太径桿部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを
1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部材
12Bの他の形状、寸法、材質を、前記第8実験例に係
る強磁性突起部材12Bと同一のものを用意し、これを
用いた。また、取付け具50は、前記第8実験例に係る
吸着具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、
材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの
各部材を、前記第8実験例に係る吸着具Aと同一の組付
け条件のもとに組付けて第9実験例に係る吸着具Aを構
成した。
【0230】次いで、図47及び図48において示され
る被吸着具Bは、これを構成する板状強磁性部材10
0’を、前記第8実験例に係る被吸着具Bの板状強磁性
部材100’と同一の形状、寸法、材質のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第8
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第8実験例に係る被吸
着具Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第9実験例
に係る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する板状強磁性部材10
0’を、前記第8実験例に係る被吸着具Bの板状強磁性
部材100’と同一の形状、寸法、材質のものを用意
し、これを用いた。また、取付け具120は、前記第8
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第8実験例に係る被吸
着具Bと同一の組付け条件のもとに組付けて第9実験例
に係る被吸着具Bを構成した。
【0231】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図47におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が11.1%
を占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起
部材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.2
744mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面にお
ける穴40の面積が略3.1416mm2 とされてお
り、この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−
y線断面積に占める穴40の面積は略11.1%であっ
た。
強磁性突起部材12Bの細径桿部12Bbから太径桿部
12Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部
材12Bが、この穴40部分における強磁性板部材11
Bと平行な断面、即ち、図47におけるy−y線断面と
して示される状態において、穴40の面積が11.1%
を占める構成としてある。 即ち、この際の強磁性突起
部材12Bは、そのy−y線断面にあって、略28.2
744mm2 の面積を備え、又、このy−y線断面にお
ける穴40の面積が略3.1416mm2 とされてお
り、この結果、この強磁性突起部材12Bにおけるy−
y線断面積に占める穴40の面積は略11.1%であっ
た。
【0232】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの板状強磁性部材100’を該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
着具Bの板状強磁性部材100’を該吸着具Aの強磁性
突起部材12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具
Bとの吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定
器(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被
吸着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状
態にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具1
20に対して、引張り測定器における測定手段を連結
し、この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を
付加し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着
具Bが引き離された際における荷重を測定する方法でな
した。
【0233】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.37kg 第2回目引張り測定試験 1.34kg 第3回目引張り測定試験 1.40kg 即ち、この第9実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの接触部分とされている強磁性突起
部材12Bがその断面y−y線部分において、穴40の
占める面積が11.1%であるにも拘らず略1370g
の引張り荷重に相当する吸着力を、当該吸着具Aと、被
吸着具Bとにもたらすことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 1.37kg 第2回目引張り測定試験 1.34kg 第3回目引張り測定試験 1.40kg 即ち、この第9実験例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの接触部分とされている強磁性突起
部材12Bがその断面y−y線部分において、穴40の
占める面積が11.1%であるにも拘らず略1370g
の引張り荷重に相当する吸着力を、当該吸着具Aと、被
吸着具Bとにもたらすことが認められた。
【0234】比較例1 図49及び図50は第1比較例に係る留め具を示してい
る。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強磁
性部材10の板厚寸法Ecと、被吸着具Bにおける強磁
性部材100の板厚寸法Hcを共に0.1mmとした以
外の構成、即ち、その構成部品と、構成部品の寸法、形
状、材質を図19〜図23に示す前記第1実験例に係る
留め具と同一に構成している。従って、この比較例1に
係る留め具の説明において、前記第1実験例に係る留め
具と同一、又は実質的に同一の構成部分については同一
の番号を付して説明を省略する。
る。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強磁
性部材10の板厚寸法Ecと、被吸着具Bにおける強磁
性部材100の板厚寸法Hcを共に0.1mmとした以
外の構成、即ち、その構成部品と、構成部品の寸法、形
状、材質を図19〜図23に示す前記第1実験例に係る
留め具と同一に構成している。従って、この比較例1に
係る留め具の説明において、前記第1実験例に係る留め
具と同一、又は実質的に同一の構成部分については同一
の番号を付して説明を省略する。
【0235】即ち、図49及び図50において示される
比較例1の吸着具Aを構成する永久磁石20は、前記第
1実験例に係る吸着具Aに用いた永久磁石20をそのま
ま用いた。また、この永久磁石20に備えられている強
磁性板部11Aと、これに一体となるようにプレス成形
された強磁性突起部12Aとを有する強磁性部材10
は、前記第1実験例に係る強磁性部材10と同一形状、
材質のものを用い、特に、板厚寸法Ecを0.1mmと
した以外の寸法を該第1実験例に係る強磁性部材10と
同一寸法のものを用意し、これを用いた。更に、補助強
磁性板11’は、前記第1実験例に係る吸着具Aを構成
している補助強磁性板11’と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。次いで、取付け具50
は、前記第1実験例に係る吸着具Aを構成した取付け具
50と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。さらに、これらの各部材を、前記第1実験例に
係る吸着具Aと同一の条件の組付け条件のもとに組付け
て、当該第1比較例に係る吸着具Aを構成した。
比較例1の吸着具Aを構成する永久磁石20は、前記第
1実験例に係る吸着具Aに用いた永久磁石20をそのま
ま用いた。また、この永久磁石20に備えられている強
磁性板部11Aと、これに一体となるようにプレス成形
された強磁性突起部12Aとを有する強磁性部材10
は、前記第1実験例に係る強磁性部材10と同一形状、
材質のものを用い、特に、板厚寸法Ecを0.1mmと
した以外の寸法を該第1実験例に係る強磁性部材10と
同一寸法のものを用意し、これを用いた。更に、補助強
磁性板11’は、前記第1実験例に係る吸着具Aを構成
している補助強磁性板11’と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。次いで、取付け具50
は、前記第1実験例に係る吸着具Aを構成した取付け具
50と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。さらに、これらの各部材を、前記第1実験例に
係る吸着具Aと同一の条件の組付け条件のもとに組付け
て、当該第1比較例に係る吸着具Aを構成した。
【0236】次いで、図49及び図50において示され
る被吸着具Bにおける強磁性部材100は、この強磁性
部材100を構成する強磁性板部101Aと、これに一
体となるようにプレス成形した強磁性突起部102Aと
を板厚寸法Hcが0.1mmとした以外の構造、形状、
寸法を、前記第1実験例に係る強磁性部材100と同一
のものとして用意し、これを用いた。また、この強磁性
部材100に添装用いられる補助強磁性板101’は、
前記第1実験例に係る被吸着具Bを構成している補助強
磁性板101’と同一の形状、寸法、材質のものを用意
し、これを用いた。更に、取付け具120は、前記第1
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第1実験例に係る被吸
着具Bと同一の条件のもとに組付けることで、当該第1
比較例に係る被吸着具Bを構成した。かくして構成され
る比較例1に係る吸着具Aにあっては、中空台状に構成
されている強磁性突起部12Aの直径寸法Ebが7.0
mmとされ、この強磁性突起部12Aの内部に直径寸法
Eeが6.8mmの穴40が構成されており、この結
果、図49におけるx−x線断面位置において、この強
磁性突起部12Aに占める穴40の面積が94.4%で
あった。即ち、このx−x線断面における強磁性突起部
12Aは、略38.4846mm2 の面積を有し、これ
に占める穴40の面積が略36.3168mm2 であ
り、この結果、この強磁性突起部12Aにおけるx−x
線断面積に占める穴40面積は略94.4%であった。
る被吸着具Bにおける強磁性部材100は、この強磁性
部材100を構成する強磁性板部101Aと、これに一
体となるようにプレス成形した強磁性突起部102Aと
を板厚寸法Hcが0.1mmとした以外の構造、形状、
寸法を、前記第1実験例に係る強磁性部材100と同一
のものとして用意し、これを用いた。また、この強磁性
部材100に添装用いられる補助強磁性板101’は、
前記第1実験例に係る被吸着具Bを構成している補助強
磁性板101’と同一の形状、寸法、材質のものを用意
し、これを用いた。更に、取付け具120は、前記第1
実験例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
さらに、これらの各部材を、前記第1実験例に係る被吸
着具Bと同一の条件のもとに組付けることで、当該第1
比較例に係る被吸着具Bを構成した。かくして構成され
る比較例1に係る吸着具Aにあっては、中空台状に構成
されている強磁性突起部12Aの直径寸法Ebが7.0
mmとされ、この強磁性突起部12Aの内部に直径寸法
Eeが6.8mmの穴40が構成されており、この結
果、図49におけるx−x線断面位置において、この強
磁性突起部12Aに占める穴40の面積が94.4%で
あった。即ち、このx−x線断面における強磁性突起部
12Aは、略38.4846mm2 の面積を有し、これ
に占める穴40の面積が略36.3168mm2 であ
り、この結果、この強磁性突起部12Aにおけるx−x
線断面積に占める穴40面積は略94.4%であった。
【0237】次いで、構成される被吸着具Bにあって
は、中空台状に構成されている強磁性突起部102Aの
直径寸法Hbが7.0mmとされ、この強磁性突起部1
02Aの内部に直径寸法Eeが6.8mmの穴11が構
成されており、この結果、図49におけるx’−x’線
断面位置において、この強磁性突起部102Aに占める
穴110の面積が略94.4%であった。即ち、被吸着
具Bを構成する強磁性突起部102Aのx’−x’線断
面での面積は、略38.4846mm2 であり、これに
占める穴110の面積が略36.3168mm2 とされ
ていることから、この強磁性突起部102Aにおける
x’−x’線断面積に占める穴110の面積は略94.
4%であった。
は、中空台状に構成されている強磁性突起部102Aの
直径寸法Hbが7.0mmとされ、この強磁性突起部1
02Aの内部に直径寸法Eeが6.8mmの穴11が構
成されており、この結果、図49におけるx’−x’線
断面位置において、この強磁性突起部102Aに占める
穴110の面積が略94.4%であった。即ち、被吸着
具Bを構成する強磁性突起部102Aのx’−x’線断
面での面積は、略38.4846mm2 であり、これに
占める穴110の面積が略36.3168mm2 とされ
ていることから、この強磁性突起部102Aにおける
x’−x’線断面積に占める穴110の面積は略94.
4%であった。
【0238】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部102Aを該吸着具Aの強磁性突
起部12Aに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
着具Bの強磁性突起部102Aを該吸着具Aの強磁性突
起部12Aに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
【0239】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 0.18kg 第2回目引張り測定試験 0.18kg 第3回目引張り測定試験 0.18kg 即ち、この第1比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12A、及び強磁性突起部102Aとが、これ
らの各突起部12A、102Aに対し、夫々の断面x−
x線、x’−x’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12A、強磁性突起部102
Aに対して、略94.4%の面積を占めた構成とされて
おり、この結果、略180gの引張り荷重に相当する吸
着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすにす
ぎないことが認められた。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 0.18kg 第2回目引張り測定試験 0.18kg 第3回目引張り測定試験 0.18kg 即ち、この第1比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12A、及び強磁性突起部102Aとが、これ
らの各突起部12A、102Aに対し、夫々の断面x−
x線、x’−x’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12A、強磁性突起部102
Aに対して、略94.4%の面積を占めた構成とされて
おり、この結果、略180gの引張り荷重に相当する吸
着力を、当該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすにす
ぎないことが認められた。
【0240】比較例2 図51及び図52は、第2比較例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強磁
性突起部102Bの穴110の穴径寸法を、前記図24
〜図28で示される第2実験例に係る留め具の穴径寸法
と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸法、形
状、材質とを該第2実験例に係る留め具における構成部
品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一としている。
従って、この第2比較例に係る留め具の説明において、
前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的に同一
の構成部分については、同一の番号を付して説明を省略
する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強磁
性突起部102Bの穴110の穴径寸法を、前記図24
〜図28で示される第2実験例に係る留め具の穴径寸法
と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸法、形
状、材質とを該第2実験例に係る留め具における構成部
品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一としている。
従って、この第2比較例に係る留め具の説明において、
前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的に同一
の構成部分については、同一の番号を付して説明を省略
する。
【0241】この第2比較例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部12Bに備えられている穴40の
穴径としての直径寸法を、前記第2実験例に係る強磁性
突起部12Bの穴40よりも細径の穴40として構成し
た以外の構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を
前記第2実験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成し
た。また、被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bにおけ
る強磁性突起部102Bに備えられている穴110の穴
径寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部102B
の穴110よりも細径の穴として構成した以外の構成、
及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実験例
に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成している。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部12Bに備えられている穴40の
穴径としての直径寸法を、前記第2実験例に係る強磁性
突起部12Bの穴40よりも細径の穴40として構成し
た以外の構成、及び用いた部材の形状、寸法、材質等を
前記第2実験例に係る吸着具Aにおけると同一に構成し
た。また、被吸着具Bの構成を、この被吸着具Bにおけ
る強磁性突起部102Bに備えられている穴110の穴
径寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部102B
の穴110よりも細径の穴として構成した以外の構成、
及び用いた部材の形状、寸法、材質等を前記第2実験例
に係る被吸着具Bにおけると同一にして構成している。
【0242】即ち、図51及び図52において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部11Bは、前記第2
実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部11Bと同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
更に、強磁性突起部12Bは、穴40の直径寸法Meを
0.8mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部1
2Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る
強磁性突起部12Bと同一のものを用意し、これを用い
た。また、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着
具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの各部
材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条
件のもとに組付けて、この第2比較例に係る吸着具Aを
構成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部11Bは、前記第2
実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部11Bと同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
更に、強磁性突起部12Bは、穴40の直径寸法Meを
0.8mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部1
2Bの他の形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る
強磁性突起部12Bと同一のものを用意し、これを用い
た。また、取付け具50は、前記第2実験例に係る吸着
具Aを構成した取付け具50と同一の形状、寸法、材質
のものを用意し、これを用いた。さらに、これらの各部
材を、前記第2実験例に係る吸着具Aと同一の組付け条
件のもとに組付けて、この第2比較例に係る吸着具Aを
構成した。
【0243】次いで、図51及び図52において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部10
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部102Bは、穴110の直
径寸法Qeを0.8mmとした以外の条件、即ち、該強
磁性突起部102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実
験例に係る強磁性突起部12Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具120は、前記第2実験
例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の
形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さら
に、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具
Bと同一の組付け条件のもとに組付けて、この第2比較
例に係る被吸着具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部10
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部102Bは、穴110の直
径寸法Qeを0.8mmとした以外の条件、即ち、該強
磁性突起部102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実
験例に係る強磁性突起部12Bと同一のものを用意し、
これを用いた。また、取付け具120は、前記第2実験
例に係る被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の
形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。さら
に、これらの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具
Bと同一の組付け条件のもとに組付けて、この第2比較
例に係る被吸着具Bを構成した。
【0244】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部12Bの細径桿部12Bbから太径桿部1
2Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部1
2Bが、この穴40部分における強磁性板部11Bと平
行な断面、即ち、図51におけるy−y線断面として示
される状態において、穴40の面積が該強磁性突起部1
2Bの断面積中1.8%を占める構成としてある。即
ち、この際の強磁性突起部12Bは、そのy−y線断面
にあって、略28.2744mm2 の面積を備え、又、
このy−y線断面における穴40の面積が略0.502
6mm2 とされており、この結果、この強磁性突起部1
2Bにおけるy−y線断面積に占める穴40の面積は略
1.8%であった。
強磁性突起部12Bの細径桿部12Bbから太径桿部1
2Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部1
2Bが、この穴40部分における強磁性板部11Bと平
行な断面、即ち、図51におけるy−y線断面として示
される状態において、穴40の面積が該強磁性突起部1
2Bの断面積中1.8%を占める構成としてある。即
ち、この際の強磁性突起部12Bは、そのy−y線断面
にあって、略28.2744mm2 の面積を備え、又、
このy−y線断面における穴40の面積が略0.502
6mm2 とされており、この結果、この強磁性突起部1
2Bにおけるy−y線断面積に占める穴40の面積は略
1.8%であった。
【0245】次いで、被吸着具Bにあっても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図51におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部102B、特に、その太径桿部102
Baの断面々積は28.2744mm2 であり、また、
このy’−y’線断面における穴110の面積が略0.
5026mm2 とされており、この結果、この強磁性突
起部102Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴1
10の面積は略1.8%であった。
具Aにおけると同様に、図51におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部102B、特に、その太径桿部102
Baの断面々積は28.2744mm2 であり、また、
このy’−y’線断面における穴110の面積が略0.
5026mm2 とされており、この結果、この強磁性突
起部102Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴1
10の面積は略1.8%であった。
【0246】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部102Bを該吸着具Aの強磁性突
起部12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
着具Bの強磁性突起部102Bを該吸着具Aの強磁性突
起部12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
【0247】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.17kg 第2回目引張り測定試験 2.16kg 第3回目引張り測定試験 2.16kg 即ち、この第2比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12B、及び強磁性突起部102Bとが、これ
らの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面y−
y線、y’−y’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12B、強磁性突起部102
Bに対して、略1.8%の面積を占めた構成としてあ
り、略2163gの引張り荷重に相当する吸着力を、当
該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.17kg 第2回目引張り測定試験 2.16kg 第3回目引張り測定試験 2.16kg 即ち、この第2比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12B、及び強磁性突起部102Bとが、これ
らの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面y−
y線、y’−y’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12B、強磁性突起部102
Bに対して、略1.8%の面積を占めた構成としてあ
り、略2163gの引張り荷重に相当する吸着力を、当
該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
【0248】比較例3 図53及び図54は、第3比較例に係る留め具を示して
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強磁
性突起部102Bの穴110の穴径寸法と設置深さ寸法
を、前記図24〜図28で示される第2実験例に係る留
め具と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸
法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具における
構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一として
いる。従って、この第3比較例に係る留め具の説明にお
いて、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的
に同一の構成部分については、同一の番号を付して説明
を省略する。
いる。ここで構成される留め具は、吸着具Aにおける強
磁性突起部12Bの穴40と、被吸着具Bにおける強磁
性突起部102Bの穴110の穴径寸法と設置深さ寸法
を、前記図24〜図28で示される第2実験例に係る留
め具と異にした以外の各構成部品と、構成各部品の寸
法、形状、材質とを該第2実験例に係る留め具における
構成部品、構成各部品の寸法、形状、材質と同一として
いる。従って、この第3比較例に係る留め具の説明にお
いて、前記第2実験例に係る留め具と同一、又は実質的
に同一の構成部分については、同一の番号を付して説明
を省略する。
【0249】この第3比較例に係る留め具にあっては、
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部12Bに備えられている穴40の
深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部12B
の穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内底面
と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端面と
の間の肉厚寸法Mfを1.5mmとし、又、穴の直径寸
法Meを0.8mmとした以外の構成、及び用いた部材
の形状、寸法、材質等を前記第2実験例に係る吸着具A
におけると同一に構成した。また、被吸着具Bの構成
を、この被吸着具Bにおける強磁性突起部102Bに備
えられている穴110の深さ寸法を、前記第2実験例に
係る強磁性突起部102Bの穴110よりも0.5mm
浅く構成し、この穴110の内底面と、突起部102
B、特に、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとし、又、穴110の直径寸法Qe
を0.8mmとした以外の構成、及び用いた部材の形
状、寸法、材質等を前記第2実験例に係る被吸着具Bに
おけると同一にして構成している。
先ず、この留め具を構成する吸着具Aの構成を、この吸
着具Aの強磁性突起部12Bに備えられている穴40の
深さ寸法を、前記第2実験例に係る強磁性突起部12B
の穴40よりも0.5mm浅く構成し、穴40の内底面
と、突起部12B、特に、太径桿部12Baの頂端面と
の間の肉厚寸法Mfを1.5mmとし、又、穴の直径寸
法Meを0.8mmとした以外の構成、及び用いた部材
の形状、寸法、材質等を前記第2実験例に係る吸着具A
におけると同一に構成した。また、被吸着具Bの構成
を、この被吸着具Bにおける強磁性突起部102Bに備
えられている穴110の深さ寸法を、前記第2実験例に
係る強磁性突起部102Bの穴110よりも0.5mm
浅く構成し、この穴110の内底面と、突起部102
B、特に、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸
法Qfを1.5mmとし、又、穴110の直径寸法Qe
を0.8mmとした以外の構成、及び用いた部材の形
状、寸法、材質等を前記第2実験例に係る被吸着具Bに
おけると同一にして構成している。
【0250】即ち、図53及び図54において示される
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部11Bは、前記第2
実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部11Bと同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
更に、強磁性突起部12Bは、穴40の底面と、太径桿
部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを1.5mm
とし、且つ穴40の直径寸法Meを0.8mmとした以
外の条件、即ち、該強磁性突起部12Bの他の形状、寸
法、材質を、前記第2実験例に係る強磁性突起部12B
と同一のものを用意し、これを用いた。また、取付け具
50は、前記第2実験例に係る吸着具Aを構成した取付
け具50と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、こ
れを用いた。さらに、これらの各部材を、前記第2実験
例に係る吸着具Aと同一の組付け条件のもとに組付けて
第3比較例に係る吸着具Aを構成した。
吸着具Aの永久磁石20は、前記第2実験例に係る吸着
具Aに用いた永久磁石をそのまま用いた。また、この永
久磁石20に備えられる強磁性板部11Bは、前記第2
実験例に係る吸着具Aを構成した強磁性板部11Bと同
一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを用いた。
更に、強磁性突起部12Bは、穴40の底面と、太径桿
部12Baの頂端面との間の肉厚寸法Mfを1.5mm
とし、且つ穴40の直径寸法Meを0.8mmとした以
外の条件、即ち、該強磁性突起部12Bの他の形状、寸
法、材質を、前記第2実験例に係る強磁性突起部12B
と同一のものを用意し、これを用いた。また、取付け具
50は、前記第2実験例に係る吸着具Aを構成した取付
け具50と同一の形状、寸法、材質のものを用意し、こ
れを用いた。さらに、これらの各部材を、前記第2実験
例に係る吸着具Aと同一の組付け条件のもとに組付けて
第3比較例に係る吸着具Aを構成した。
【0251】次いで、図53及び図54において示され
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部10
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部102Bは、穴110の直
径寸法Qeを0.8mmとし、しかも穴110の底面
と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qf
を1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部
102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る
強磁性突起部102Bと同一のものを用意し、これを用
いた。また、取付け具120は、前記第2実験例に係る
被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の形状、寸
法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これ
らの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具Bと同一
の組付け条件のもとに組付けて第3比較例に係る被吸着
具Bを構成した。
る被吸着具Bは、これを構成する強磁性板部101B
を、前記第2実験例に係る被吸着具Bの強磁性板部10
1Bと同一の形状、寸法、材質のものを用意し、これを
用いた。更に、強磁性突起部102Bは、穴110の直
径寸法Qeを0.8mmとし、しかも穴110の底面
と、太径桿部102Baの頂端面との間の肉厚寸法Qf
を1.5mmとした以外の条件、即ち、該強磁性突起部
102Bの形状、寸法、材質を、前記第2実験例に係る
強磁性突起部102Bと同一のものを用意し、これを用
いた。また、取付け具120は、前記第2実験例に係る
被吸着具Bを構成した取付け具120と同一の形状、寸
法、材質のものを用意し、これを用いた。さらに、これ
らの各部材を、前記第2実験例に係る被吸着具Bと同一
の組付け条件のもとに組付けて第3比較例に係る被吸着
具Bを構成した。
【0252】かくして構成される吸着具Aにあっては、
強磁性突起部12Bの細径桿部12Bbから太径桿部1
2Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部1
2Bが、この穴40部分における強磁性板部11Bと平
行な断面、即ち、図53におけるy−y線断面として示
される状態において、穴40の面積が該強磁性突起部1
2Bの断面積中1.8%を占める構成としてある。即
ち、この際の強磁性突起部12Bは、そのy−y線断面
にあって、略28.2744mm2 の面積を備え、又、
このy−y線断面における穴40の面積が略0.502
6mm2 とされており、この結果、この強磁性突起部1
2Bにおけるy−y線断面積に占める穴40の面積は略
1.8%であった。
強磁性突起部12Bの細径桿部12Bbから太径桿部1
2Baに向けて穴40が設けてあり、該強磁性突起部1
2Bが、この穴40部分における強磁性板部11Bと平
行な断面、即ち、図53におけるy−y線断面として示
される状態において、穴40の面積が該強磁性突起部1
2Bの断面積中1.8%を占める構成としてある。即
ち、この際の強磁性突起部12Bは、そのy−y線断面
にあって、略28.2744mm2 の面積を備え、又、
このy−y線断面における穴40の面積が略0.502
6mm2 とされており、この結果、この強磁性突起部1
2Bにおけるy−y線断面積に占める穴40の面積は略
1.8%であった。
【0253】次いで、被吸着具Bにあっても、前記吸着
具Aにおけると同様に、図53におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部102B、特に、その太径桿部102
Baの断面々積は28.2744mm2 であり、また、
このy’−y’線断面における穴110の面積が略0.
5026mm2 とされており、この結果、この強磁性突
起部102Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴1
10の面積は略1.8%であった。
具Aにおけると同様に、図53におけるy’−y’線の
断面として示される状態において、該被吸着具Bを構成
する強磁性突起部102B、特に、その太径桿部102
Baの断面々積は28.2744mm2 であり、また、
このy’−y’線断面における穴110の面積が略0.
5026mm2 とされており、この結果、この強磁性突
起部102Bにおけるy’−y’線断面積に占める穴1
10の面積は略1.8%であった。
【0254】かかる構成よりなる吸着具Aに対し、被吸
着具Bの強磁性突起部102Bを該吸着具Aの強磁性突
起部12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
着具Bの強磁性突起部102Bを該吸着具Aの強磁性突
起部12Bに吸着させ、この吸着具Aと、被吸着具Bと
の吸着状態、特に、相互の吸着の強さを引張り測定器
(図示省略)を用いて測定した。この吸着具Aと、被吸
着具Bとの吸着強さの測定は、吸着具Aを固定した状態
にし、これに吸着されている被吸着具Bの取付け具12
0に対して、引張り測定器における測定手段を連結し、
この被吸着具Bを上方に引上げるように漸次荷重を付加
し、この荷重の付加に伴って、吸着具Aから被吸着具B
が引き離された際における荷重を測定する方法でなし
た。
【0255】この測定において、吸着具Aから、被吸着
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.21kg 第2回目引張り測定試験 2.18kg 第3回目引張り測定試験 2.18kg 即ち、この第3比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12B、及び強磁性突起部102Bとが、これ
らの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面y−
y線、y’−y’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12B、強磁性突起部102
Bに対して、略1.8%の面積を占めた構成としてあ
り、略2190gの引張り荷重に相当する吸着力を、当
該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
具Bが引き離された際の付加荷重は以下の通りであっ
た。 第1回目引張り測定試験 2.21kg 第2回目引張り測定試験 2.18kg 第3回目引張り測定試験 2.18kg 即ち、この第3比較例に係る留め具にあっては、吸着具
Aと、被吸着具Bとの夫々の接触部分とされている強磁
性突起部12B、及び強磁性突起部102Bとが、これ
らの各突起部12B、102Bに対し、夫々の断面y−
y線、y’−y’線部分において、穴40、穴110
が、これらの強磁性突起部12B、強磁性突起部102
Bに対して、略1.8%の面積を占めた構成としてあ
り、略2190gの引張り荷重に相当する吸着力を、当
該吸着具Aと、被吸着具Bとにもたらすことが認められ
た。
【0256】実験例及び比較例の評価 各実験例及び各比較例の考察において、この実験例及び
比較例として構成される各留め具における強磁性突起部
12、102における各盲穴40、110の当該強磁性
突起部12、102において占める面積比が、該強磁性
突起部12、102に対して少なくなるほど、構成され
る留め具における吸着力を増し、また、これとは逆に、
構成される強磁性突起部12、102に対して、各盲穴
40、110の占める面積が多くなるほど構成される留
め具における吸着力を減ずることが認められた。
比較例として構成される各留め具における強磁性突起部
12、102における各盲穴40、110の当該強磁性
突起部12、102において占める面積比が、該強磁性
突起部12、102に対して少なくなるほど、構成され
る留め具における吸着力を増し、また、これとは逆に、
構成される強磁性突起部12、102に対して、各盲穴
40、110の占める面積が多くなるほど構成される留
め具における吸着力を減ずることが認められた。
【0257】実験例2と実験例3との対比、並びに実験
例4と実験例5との対比において、強磁性突起部材12
Bの肉厚寸法Mfの夫々、及び強磁性突起部材102B
の肉厚寸法Qfの夫々に差を設けて、当該吸着具Aと、
被吸着具Bとを構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bに
おける吸着力の測定をなしたが、この肉厚寸法Mfの変
更及び肉厚寸法Qfの変更にもとづく吸着力の差は左程
認められなかった。
例4と実験例5との対比において、強磁性突起部材12
Bの肉厚寸法Mfの夫々、及び強磁性突起部材102B
の肉厚寸法Qfの夫々に差を設けて、当該吸着具Aと、
被吸着具Bとを構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bに
おける吸着力の測定をなしたが、この肉厚寸法Mfの変
更及び肉厚寸法Qfの変更にもとづく吸着力の差は左程
認められなかった。
【0258】また、実験例6と実験例7との対比におい
て、被吸着具Bを構成する強磁性突起部材102Bの夫
々の肉厚寸法Qfに差を設けて吸着具Aと、被吸着具B
とを構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bにおける吸着
力の測定をなしたが、この肉厚寸法Qfの変更にもとづ
く吸着力の差は左程認められなかった。
て、被吸着具Bを構成する強磁性突起部材102Bの夫
々の肉厚寸法Qfに差を設けて吸着具Aと、被吸着具B
とを構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bにおける吸着
力の測定をなしたが、この肉厚寸法Qfの変更にもとづ
く吸着力の差は左程認められなかった。
【0259】さらに、実験例8と実験例9との対比にお
いて、吸着具Aを構成する強磁性突起部材12Bの夫々
の肉厚寸法Mfに差を設けて吸着具Aと、被吸着具Bと
を構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bにおける吸着力
の測定をなしたところ、この夫々の肉厚寸法Mfの変更
にもとづく吸着力の差は左程認められなかった。
いて、吸着具Aを構成する強磁性突起部材12Bの夫々
の肉厚寸法Mfに差を設けて吸着具Aと、被吸着具Bと
を構成し、この吸着具Aと、被吸着具Bにおける吸着力
の測定をなしたところ、この夫々の肉厚寸法Mfの変更
にもとづく吸着力の差は左程認められなかった。
【0260】また、実験例4及び実験例5として構成さ
れた留め具と、比較例2及び比較例3として構成された
留め具との間における吸着力の差は左程認められなかっ
た。即ち、吸着具Aを構成する強磁性突起部材12Bに
設ける盲穴40の面積を、該強磁性突起部部材12Bの
断面積に対して1.8%となるように極端に少なくして
も、これによって構成される吸着具Aに相応の吸着力を
もたらさないことが明らかとなった。
れた留め具と、比較例2及び比較例3として構成された
留め具との間における吸着力の差は左程認められなかっ
た。即ち、吸着具Aを構成する強磁性突起部材12Bに
設ける盲穴40の面積を、該強磁性突起部部材12Bの
断面積に対して1.8%となるように極端に少なくして
も、これによって構成される吸着具Aに相応の吸着力を
もたらさないことが明らかとなった。
【0261】さらに、被吸着具Bを構成する強磁性突起
部材102Bに設ける盲穴110の面積を、該強磁性突
起部材102Bの断面積に対して、1.8%となるよう
に極端に少なくしても、これによって構成される被吸着
具Aに相応の吸着力をもたらさないことが明らかとなっ
た。
部材102Bに設ける盲穴110の面積を、該強磁性突
起部材102Bの断面積に対して、1.8%となるよう
に極端に少なくしても、これによって構成される被吸着
具Aに相応の吸着力をもたらさないことが明らかとなっ
た。
【0262】また、実験例1として構成された留め具に
あっては、その強磁性突起部12Aと、強磁性突起部1
02Aにおける盲穴40及び盲穴110が、この強磁性
突起部12A及び強磁性突起部102Aの断面積に対し
て略88.9%である。又これに比較される比較例1と
して構成される留め具の強磁性突起部12A及び強磁性
突起部102Aに占める盲穴40、及び盲穴110の当
該強磁性突起部12A及び強磁性突起部102Aに占め
る面積比が94.4%であり、実験例1として構成され
る留め具にあっては、比較例1として構成される留め具
に対して、盲穴40、110の断面に示される面積比が
僅かに少なくなっているにすぎないにも拘らず、その吸
着力が急増していることが認められた。
あっては、その強磁性突起部12Aと、強磁性突起部1
02Aにおける盲穴40及び盲穴110が、この強磁性
突起部12A及び強磁性突起部102Aの断面積に対し
て略88.9%である。又これに比較される比較例1と
して構成される留め具の強磁性突起部12A及び強磁性
突起部102Aに占める盲穴40、及び盲穴110の当
該強磁性突起部12A及び強磁性突起部102Aに占め
る面積比が94.4%であり、実験例1として構成され
る留め具にあっては、比較例1として構成される留め具
に対して、盲穴40、110の断面に示される面積比が
僅かに少なくなっているにすぎないにも拘らず、その吸
着力が急増していることが認められた。
【0263】以上の実験例及び比較例の考察から、構成
される留め具における強磁性突起部12は、強磁性板部
11と平行な断面において盲穴40の占める面積が2.
2%以上、88.9%以下とされているのが良い。又、
構成される留め具における強磁性突起部102は、強磁
性板部101と平行な断面において盲穴110の占める
面積が2.2%以上、88.9%以下とされているのが
良い。
される留め具における強磁性突起部12は、強磁性板部
11と平行な断面において盲穴40の占める面積が2.
2%以上、88.9%以下とされているのが良い。又、
構成される留め具における強磁性突起部102は、強磁
性板部101と平行な断面において盲穴110の占める
面積が2.2%以上、88.9%以下とされているのが
良い。
【0264】各実施例などの考察 前記各実施例において留め具を構成する吸着具Aにおけ
る強磁性突起部12、被吸着具Bにおける強磁性突起部
102は、吸着具Aの穴30、特に、永久磁石20の穴
30’内において当該永久磁石20の磁気通路を形成す
るように機能している。この結果、強磁性突起部12に
あっても、強磁性突起部102にあっても、その軸方向
の外周部分、即ち、軸の周側部分に強い磁路が形成され
ることとなる。従って、この部分を前記各実施例では永
久磁石20の磁路構成部分とすべく、該強磁性突起部1
2、強磁性突起部102の軸芯部分に円形孔としての盲
穴40、110を設け、当該留め具の吸着力を損うこと
なく、構成留め具の軽量化を合理的になす構成としてい
る。
る強磁性突起部12、被吸着具Bにおける強磁性突起部
102は、吸着具Aの穴30、特に、永久磁石20の穴
30’内において当該永久磁石20の磁気通路を形成す
るように機能している。この結果、強磁性突起部12に
あっても、強磁性突起部102にあっても、その軸方向
の外周部分、即ち、軸の周側部分に強い磁路が形成され
ることとなる。従って、この部分を前記各実施例では永
久磁石20の磁路構成部分とすべく、該強磁性突起部1
2、強磁性突起部102の軸芯部分に円形孔としての盲
穴40、110を設け、当該留め具の吸着力を損うこと
なく、構成留め具の軽量化を合理的になす構成としてい
る。
【0265】
【発明の効果】本発明は、叙上における特長ある構成、
特に、一方の磁極面20b側に板状強磁性部材10’を
備えていると共に、他方の磁極面20a側から該板状強
磁性部材10’に到る穴30’を有する永久磁石20を
備えている吸着具Aと、前記永久磁石20における板状
強磁性部材10’の備えられていない磁極面20a側の
吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、この
強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具Aの
穴30’内にある前記板状強磁性部材10’の面に吸着
される強磁性突起部102とを有する強磁性部材100
を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあり、該
被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材10
0における強磁性板部101の側から強磁性突起部10
2の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、該
強磁性部材100における強磁性突起部102の少なく
とも1部が、前記強磁性板部101と平行な断面での断
面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、8
8.9%以下とした構成とし、構成される留め具の吸着
力を減ずることなく留め具の軽量化をなすことができ
る。
特に、一方の磁極面20b側に板状強磁性部材10’を
備えていると共に、他方の磁極面20a側から該板状強
磁性部材10’に到る穴30’を有する永久磁石20を
備えている吸着具Aと、前記永久磁石20における板状
強磁性部材10’の備えられていない磁極面20a側の
吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、この
強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具Aの
穴30’内にある前記板状強磁性部材10’の面に吸着
される強磁性突起部102とを有する強磁性部材100
を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあり、該
被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材10
0における強磁性板部101の側から強磁性突起部10
2の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、該
強磁性部材100における強磁性突起部102の少なく
とも1部が、前記強磁性板部101と平行な断面での断
面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、8
8.9%以下とした構成とし、構成される留め具の吸着
力を減ずることなく留め具の軽量化をなすことができ
る。
【0266】また、一方の磁極面20bから、他方の磁
極面20aに通し穴30’が貫設されている永久磁石2
0と、この永久磁石20の一方の磁極面20bの側に備
えられる強磁性板部11と該強磁性板部11から前記穴
30’内に起立される強磁性突起部12とを有する強磁
性部材10を備えた吸着具Aと前記永久磁石20におけ
る強磁性板部11の備えられていない磁極面20a側の
吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、この
強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具Aの
穴30内にある前記強磁性突起部12に吸着される強磁
性突起部102とを有する強磁性部材100を備えてい
る被吸着具Bとよりなる留め具として構成してあり、前
記吸着具Aの強磁性部材10が、この強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から強磁性突起部12の先端
側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁性部材
10における強磁性突起部12の少なくとも1部が、該
強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面での断面
積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、8
8.9%以下として留め具を構成している。又は、前記
被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材10
0における強磁性板部101の側から強磁性突起部10
2の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、該
強磁性部材100における強磁性突起部102の少なく
とも1部が、該強磁性部材100の強磁性板部101と
平行な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を
2.2%以上、88.9%以下として留め具を構成して
いる。又は、前記吸着具Aの強磁性部材10と、被吸着
具Bの強磁性部材100とが、夫々の強磁性板部11、
101の側から夫々の強磁性突起部12、102の先端
側に向けて盲穴40、110を備えていると共に、該夫
々の強磁性部材10、100における強磁性突起部1
2、102の少なくとも1部が、前記夫々の強磁性板部
11、101と平行な断面での断面積に占める該断面で
の該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として留
め具を構成してあり、構成される留め具の吸着力を減ず
ることなく留め具の軽量化をなすことができる。
極面20aに通し穴30’が貫設されている永久磁石2
0と、この永久磁石20の一方の磁極面20bの側に備
えられる強磁性板部11と該強磁性板部11から前記穴
30’内に起立される強磁性突起部12とを有する強磁
性部材10を備えた吸着具Aと前記永久磁石20におけ
る強磁性板部11の備えられていない磁極面20a側の
吸着具Aの面側に吸着される強磁性板部101と、この
強磁性板部101から突設され、且つ、前記吸着具Aの
穴30内にある前記強磁性突起部12に吸着される強磁
性突起部102とを有する強磁性部材100を備えてい
る被吸着具Bとよりなる留め具として構成してあり、前
記吸着具Aの強磁性部材10が、この強磁性部材10に
おける強磁性板部11の側から強磁性突起部12の先端
側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁性部材
10における強磁性突起部12の少なくとも1部が、該
強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面での断面
積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、8
8.9%以下として留め具を構成している。又は、前記
被吸着具Bの強磁性部材100が、この強磁性部材10
0における強磁性板部101の側から強磁性突起部10
2の先端側に向けて盲穴110を備えていると共に、該
強磁性部材100における強磁性突起部102の少なく
とも1部が、該強磁性部材100の強磁性板部101と
平行な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を
2.2%以上、88.9%以下として留め具を構成して
いる。又は、前記吸着具Aの強磁性部材10と、被吸着
具Bの強磁性部材100とが、夫々の強磁性板部11、
101の側から夫々の強磁性突起部12、102の先端
側に向けて盲穴40、110を備えていると共に、該夫
々の強磁性部材10、100における強磁性突起部1
2、102の少なくとも1部が、前記夫々の強磁性板部
11、101と平行な断面での断面積に占める該断面で
の該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下として留
め具を構成してあり、構成される留め具の吸着力を減ず
ることなく留め具の軽量化をなすことができる。
【0267】更に、一方の磁極面20bから、他方の磁
極面20aに通し穴30’が貫設されている永久磁石2
0と、この永久磁石20の一方の磁極面20bの側に備
えられる強磁性板部11と該強磁性板部11から前記穴
30’内に起立される強磁性突起部12とを備えている
強磁性部材10とを備えた吸着具Aと前記永久磁石20
における強磁性板部10の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される板状強磁性部材10
0’を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあ
り、前記吸着具Aの強磁性部材10が、この強磁性部材
10における強磁性板部11の側から強磁性突起部12
の先端側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁
性部材10における強磁性突起部12の少なくとも1部
が、該強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面で
の断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以
上、88.9%以下とした構成としてあり、構成される
留め具の吸着力を減ずることなく留め具の軽量化をなす
ことができる。
極面20aに通し穴30’が貫設されている永久磁石2
0と、この永久磁石20の一方の磁極面20bの側に備
えられる強磁性板部11と該強磁性板部11から前記穴
30’内に起立される強磁性突起部12とを備えている
強磁性部材10とを備えた吸着具Aと前記永久磁石20
における強磁性板部10の備えられていない磁極面20
a側の吸着具Aの面側に吸着される板状強磁性部材10
0’を備えている被吸着具Bとよりなる構成としてあ
り、前記吸着具Aの強磁性部材10が、この強磁性部材
10における強磁性板部11の側から強磁性突起部12
の先端側に向けて盲穴40を備えていると共に、該強磁
性部材10における強磁性突起部12の少なくとも1部
が、該強磁性部材10の強磁性板部11と平行な断面で
の断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以
上、88.9%以下とした構成としてあり、構成される
留め具の吸着力を減ずることなく留め具の軽量化をなす
ことができる。
【図1】第1実施例に係る留め具の部品の分離斜視図
【図2】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の状
態の断面図
態の断面図
【図3】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを取付け対象
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
【図4】第2実施例に係る留め具の部品の分離斜視図
【図5】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の状
態の断面図
態の断面図
【図6】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを取付け対象
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
【図7】第3実施例に係る留め具の部品を一部破断し、
且つ分離した状態の斜視図
且つ分離した状態の斜視図
【図8】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の状
態の断面図
態の断面図
【図9】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを取付け対象
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
物に取付け且つ吸着した状態の断面図
【図10】第4実施例に係る留め具の部品を分離した状
態の斜視図
態の斜視図
【図11】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の
状態の断面図
状態の断面図
【図12】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを取付け対
象物に取付け且つ吸着した状態の断面図
象物に取付け且つ吸着した状態の断面図
【図13】第5実施例に係る留め具の部品を分離した状
態の斜視図
態の斜視図
【図14】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の
状態の断面図
状態の断面図
【図15】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを取付け対
象物に取付け且つ吸着した状態の断面図
象物に取付け且つ吸着した状態の断面図
【図16】第6実施例に係る留め具の部品を分離した状
態の斜視図
態の斜視図
【図17】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bの吸着前の
状態の断面図
状態の断面図
【図18】同吸着具Aと被吸着具Bとを吸着した状態の
断面図
断面図
【図19】実験例1に係る留め具の部品分離斜視図
【図20】同留め具の被吸着具Bの構成部品を分離して
示す平面図及び断面図
示す平面図及び断面図
【図21】同留め具の吸着具Aの構成部品を分離して示
す平面図及び断面図
す平面図及び断面図
【図22】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面図
する前の状態の断面図
【図23】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態の断面図
した状態の断面図
【図24】実験例2に係る留め具の部品分離斜視図
【図25】同留め具の被吸着具Bの構成部品を分離して
示す平面図及び断面図
示す平面図及び断面図
【図26】同留め具の吸着具Aの構成部品を分離して示
す平面図及び断面図
す平面図及び断面図
【図27】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面図
する前の状態の断面図
【図28】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態の断面図
した状態の断面図
【図29】実験例3に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図30】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図31】実験例4に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図32】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図33】実験例5に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図34】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図35】実験例6に係る留め具の部品分離斜視図
【図36】同留め具の被吸着具Bの構成部品を分離して
示す平面図及び断面図
示す平面図及び断面図
【図37】同留め具の吸着具Aの構成部品を分離して示
す平面図及び断面図
す平面図及び断面図
【図38】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面図
する前の状態の断面図
【図39】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態の断面図
した状態の断面図
【図40】実験例7に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図41】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図42】実験例8に係る留め具の部品分離斜視図
【図43】同留め具の被吸着具Bの構成部品を分離して
示す平面図及び断面図
示す平面図及び断面図
【図44】同留め具の吸着具Aの構成部品を分離して示
す平面図及び断面図
す平面図及び断面図
【図45】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
する前の状態の断面図
する前の状態の断面図
【図46】同留め具の吸着具Aと、被吸着具Bとを吸着
した状態の断面図
した状態の断面図
【図47】実験例9に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図48】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図49】比較例1に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図50】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図51】比較例2に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図52】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
【図53】比較例3に係る留め具の吸着具Aと被吸着具
Bとを吸着する前の状態の断面図
Bとを吸着する前の状態の断面図
【図54】同留め具の吸着具Aと被吸着具Bを吸着した
状態の断面図
状態の断面図
10 強磁性部材 10’ 板状強磁性部材 11 強磁性板部 12 強磁性突起部 20 永久磁石 30 穴 40 盲穴 100 強磁性部材 100’ 板状強磁性部材 101 強磁性板部 102 強磁性突起部 110 盲穴
Claims (3)
- 【請求項1】 一方の磁極面側に板状強磁性部材を備え
ていると共に、他方の磁極面側から該板状強磁性部材に
到る穴を有する永久磁石を備えている吸着具と、 前記永久磁石における板状強磁性部材の備えられていな
い磁極面側の吸着具の面側に吸着される強磁性板部と、
この強磁性板部から突設され、且つ、前記吸着具の穴内
にある前記板状強磁性部材の面に吸着される強磁性突起
部とを有する強磁性部材を備えている被吸着具とよりな
る留め具であって、 該被吸着具の強磁性部材が、この強磁性部材における強
磁性板部の側から強磁性突起部の先端側に向けて盲穴を
備えていると共に、該強磁性部材における強磁性突起部
の少なくとも1部が、前記強磁性板部と平行な断面での
断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.2%以上、
88.9%以下としてあることを特徴とする留め具。 - 【請求項2】 一方の磁極面から、他方の磁極面に通し
穴が貫設されている永久磁石と、この永久磁石の一方の
磁極面の側に備えられる強磁性板部と該強磁性板部から
前記穴内に起立される強磁性突起部とを有する強磁性部
材を備えた吸着具と前記永久磁石における強磁性板部の
備えられていない磁極面側の吸着具の面側に吸着される
強磁性板部と、この強磁性板部から突設され、且つ、前
記吸着具の穴内にある前記強磁性突起部に吸着される強
磁性突起部とを有する強磁性部材を備えている被吸着具
とよりなる留め具であって、 前記吸着具の強磁性部材が、この強磁性部材における強
磁性板部の側から強磁性突起部の先端側に向けて盲穴を
備えていると共に、該強磁性部材における強磁性突起部
の少なくとも1部が、該強磁性部材の強磁性板部と平行
な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.
2%以上、88.9%以下としてあり、 又は、前記被吸着具の強磁性部材が、この強磁性部材に
おける強磁性板部の側から強磁性突起部の先端側に向け
て盲穴を備えていると共に、該強磁性部材における強磁
性突起部の少なくとも1部が、該強磁性部材の磁性板部
と平行な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積
を2.2%以上、88.9%以下としてあり、 又は、前記吸着具の強磁性部材と、被吸着具の強磁性部
材とが、夫々の強磁性板部の側から夫々の強磁性突起部
の先端側に向けて盲穴を備えていると共に、該夫々の強
磁性部材における強磁性突起部の少なくとも1部が、前
記夫々の強磁性板部と平行な断面での断面積に占める該
断面での該盲穴面積を2.2%以上、88.9%以下と
してあることを特徴とする留め具。 - 【請求項3】 一方の磁極面から、他方の磁極面に通し
穴が貫設されている永久磁石と、この永久磁石の一方の
磁極面の側に備えられる強磁性板部と該強磁性板部から
前記穴内に起立される強磁性突起部とを備えている強磁
性部材とを備えた吸着具と前記永久磁石における強磁性
板部の備えられていない磁極面側の吸着具の面側に吸着
される板状強磁性部材を備えている被吸着具とよりなる
留め具であって、 前記吸着具の強磁性部材が、この強磁性部材における強
磁性板部の側から強磁性突起部の先端側に向けて盲穴を
備えていると共に、該強磁性部材における強磁性突起部
の少なくとも1部が、該強磁性部材の強磁性板部と平行
な断面での断面積に占める該断面での該盲穴面積を2.
2%以上、88.9%以下としてあることを特徴とする
留め具。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232501A JPH0878230A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 留め具 |
| US08/522,952 US5647101A (en) | 1994-09-02 | 1995-09-01 | Weight reduced magnetic fastener |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6232501A JPH0878230A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 留め具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0878230A true JPH0878230A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16940322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6232501A Pending JPH0878230A (ja) | 1994-09-02 | 1994-09-02 | 留め具 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5647101A (ja) |
| JP (1) | JPH0878230A (ja) |
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1994
- 1994-09-02 JP JP6232501A patent/JPH0878230A/ja active Pending
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1995
- 1995-09-01 US US08/522,952 patent/US5647101A/en not_active Expired - Fee Related
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