JPH0878368A - ワークの処理方法および装置 - Google Patents

ワークの処理方法および装置

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JPH0878368A
JPH0878368A JP21338594A JP21338594A JPH0878368A JP H0878368 A JPH0878368 A JP H0878368A JP 21338594 A JP21338594 A JP 21338594A JP 21338594 A JP21338594 A JP 21338594A JP H0878368 A JPH0878368 A JP H0878368A
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JP
Japan
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processing
work
liquid
gap
plate
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Application number
JP21338594A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamagami
孝 山上
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
Original Assignee
Hitachi Tokyo Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to JP21338594A priority Critical patent/JPH0878368A/ja
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない処理液により高品質の処理を行い得る
ようにする技術を提供する。 【構成】 半導体ウエハWは第1の処理部材11に支持
ピン2により支持されるようになっており、第1の処理
部材11の平坦な対向面1aと半導体ウエハWの被処理
面Waとの間には隙間3が形成される。第1の処理部材
11に対向する第2の処理部材12と半導体ウエハWの
被処理面Wbとの間には隙間4が形成される。それぞれ
の隙間3,4には、処理液が供給されるようになってお
り、処理液はそれぞれの隙間3,4の中に毛細管現象に
より広がり、それぞれの被処理面Wa,Wbが処理され
る。次いで、それぞれの隙間3,4の中に乾燥用のガス
を供給することにより、処理液が除去されるとともに、
被処理面Wa,Wbが乾燥処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状のワークの被処理面
を処理するワークの処理技術に関し、たとえば、半導体
集積回路の製造に使用される半導体ウエハの洗浄処理に
適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の製造工程で使用される
半導体ウエハ(以下、単にウエハと言う)の洗浄装置に
ついては、たとえば、株式会社プレスジャーナル、平成
3年11月1日発行「’92最新半導体プロセス技術」
P247〜P250およびP256,P267に記載さ
れている。
【0003】図10はウエハの洗浄を行うために開発対
象となったスピン洗浄装置を示す図であり、このスピン
洗浄装置は処理カップ50を有している。この処理カッ
プ50は環状の底壁が設けられた円筒形状の筒部を有す
る処理カップ本体51と、筒部内に配置されウエハWを
支持するためのスピンチャック52とにより構成されて
おり、このスピンチャック52はモータ53の主軸54
に連結され、このモータ53によりスピンチャック52
は回転駆動される。ウエハWのスピンチャック52に対
する支持は、スピンチャック52に設けられた複数のピ
ン55にウエハWを載置するか、あるいは挟み込むこと
によりなされる。
【0004】処理カップ本体51の底壁には、排気口5
6と排液口57とが設けられており、図示しない排気ポ
ンプにより排気口56を通じて処理カップ内の排気が行
われる。一方、スピンチャック52の上方には、洗浄液
を供給する処理液供給ノズル58と、純水を供給する純
水供給ノズル59が設けられており、この処理液をウエ
ハWを回転させつつ、あるいは静止させてウエハWの上
に順次供給することによりウエハWの洗浄処理が行われ
る。この処理液は排液口57を通じて処理カップ外に排
出される。ウエハWを回転させながら純水供給ノズル5
9から純水を供給することにより洗浄液を置換除去した
後、純水の供給を停止してウエハWを高速回転させるこ
とにより乾燥がなされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スピン洗浄方式は、洗
浄液により除去された異物、金属イオンなどを即座にウ
エハ外に排出する能力に優れるため、被処理面の洗浄度
が高くなる。また、その洗浄処理液を除去するための純
水によるリンス時間も短くなり、純水使用量は低減され
る。
【0006】しかし、本発明者の検討によれば、前記し
たスピン洗浄装置には、下記のような問題がある。つま
り、支持したウエハの上面のみの洗浄であり、裏面側の
洗浄を同時に行うことは困難となっている。また、洗浄
時間中に連続して液を供給する場合に、ウエハの1枚当
たりの処理液の使用量が多くなるという問題がある。
【0007】さらに、ウエハ乾燥時には、水がウエハか
ら離れる際に水玉となって飛んでいき、処理カップ内壁
に衝突してミストとなる。処理カップ内壁に汚れが残っ
ていると、水玉の衝突で飛散してエアロゾル粒子にな
り、ミストと一緒にウエハに付着してウエハの洗浄度を
悪化させる。これを防止するためには、処理カップ底部
に設置された排気口からミストを処理カップ外へ排気す
る必要がある。しかし、近年でのウエハの大口径化に伴
い、ミストの発生が増加しており、これを排気するため
の排気量も増加させなければならない。
【0008】そして、ウエハの乾燥は空気中で行われる
ため、ウエハ上に微小な水滴が残った場合には、酸素と
の共存によりウォーターマークと呼ばれる斑点条の酸化
物のしみができることがある。これを防止するため高純
度の窒素、または不活性ガス中で処理を行おうとする
と、処理カップを含めた処理部全体を高純度の雰囲気に
保つ必要が生じ、かつ排気量の増加のため大量の窒素ガ
スまたは不活性ガスが必要となるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、少ない処理液により高品
質の処理を行い得るようにする技術を提供することにあ
る。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0012】すなわち、本発明のワークの処理方法は半
導体ウエハなどの板状ワークの被処理面と処理部材の対
向面との間に隙間を形成し、この隙間に処理液を供給
し、次いで隙間に乾燥用ガスを供給してワークを処理す
るようにしている。また、相互に対向して設置される2
つの処理部材の間に板状ワークを設置することにより、
このワークの両面とそれぞれの処理部材との間に隙間を
形成し、それぞれの隙間に処理液を供給してワークの表
面を処理した後に、それぞれの隙間に乾燥用ガスを供給
してワークの処理を行うようにしている。
【0013】そして、本発明のワークの処理装置は半導
体ウエハなどの板状ワークをこれの被処理面との間で隙
間を形成するように支持する処理部材と、この処理部材
を回転させる回転手段と、隙間に処理液を供給する処理
液供給手段と、隙間の中に乾燥用ガスを供給するガス供
給手段とを有する。また、ワークの一方の処理面との間
で隙間を形成する第1の処理部材と、ワークの他方の処
理面との間で隙間を形成する第2の処理部材と、それぞ
れの隙間に処理液を供給する処理液供給手段と、それぞ
れの隙間に乾燥用ガスを供給するガス供給手段とを有す
る。
【0014】
【作用】上記した本発明のワークの処理方法および処理
装置においては、隙間内に処理液を供給すると液体の有
する表面張力に基づく毛細管現象により隙間内に処理液
が広がってワークの全被処理面に処理液が充満される。
この状態で処理液による洗浄処理やウエットエッチング
処理がなされる。次いで、ワークを回転させつつ隙間内
に乾燥用ガスを供給することにより、隙間内に充満され
た液体が空気との接触を防止した状態で除去される。こ
のように、隙間内に毛細管現象を利用して液体を供給す
るようにしたことから、処理に必要な液体の使用量およ
び乾燥に必要なガスの使用量を低減させることができ
る。また、空気との接触が防止された状態で液体を除去
して乾燥することができるので、ウォーターマークを発
生させることなく、高品質のワークを得ることができ
る。
【0015】そして、ワークの被処理面は隙間を介して
処理部材に対向しているので、ワークを回転させて処理
液を除去した際に流出した液体がワークに向けて飛散し
ても、狭い隙間内に再度入り込む可能性がなくなる。ま
た、ワークの両面を同時に処理することができ、処理能
率を大幅に向上させることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0017】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
る板状ワークの処理装置を示す図であり、図示する処理
装置は半導体ウエハ(以下、単にウエハという)Wを被
処理物としてこれの両面を洗浄処理するために用いられ
ている。洗浄処理は、ウエハWの表面に付着した粒子や
有機物などの異物を除去したり、ウエハWの表面に形成
された薄膜の特定の部位を必要な厚さだけ食刻する際の
ウエットエッチング処理のために行われる。
【0018】図示するように、この処理装置は平坦な対
向面1aを有する円板状の第1の処理部材11を有し、
対向面1aには4本以上の支持ピン2が取り付けられて
おり、これらの支持ピン2によりウエハWが第1の処理
部材11に設置される。ウエハWを第1の処理部材11
に設置すると、ウエハWの一方の被処理面Waと第1の
処理部材11の対向面1aとの間には隙間3が形成され
る。
【0019】さらにこの処理装置は、平坦な対向面1b
を有する円板状の第2の処理部材12を有し、この第2
の処理部材12はその対向面1bがウエハWを介して第
1の処理部材11の対向面1aに対向して設置されるよ
うになっている。この第2の処理部材12の対向面1b
とウエハWの被処理面Wbとの間には隙間4が形成され
る。これらの隙間3,4はそれぞれの寸法が0.1〜5m
m程度となるように設定されている。
【0020】第1の処理部材11の中心に設けられたボ
ス部5aには、モータ6の主軸7が固定されており、こ
のモータ6により第1の処理部材11は水平面内におい
て低速から高速まで種々の回転速度で回転されるように
なっている。
【0021】第1の処理部材11の中心部に対向面1a
に開口して流出口8aが形成され、この流出口8aに連
通させて連通孔9aが主軸7に形成されている。また、
第2の処理部材12の中心部に対向面1bに開口して流
出口8bが形成され、この流出口8bに連通させて連通
孔9bが第2の処理部材12の中心部5bに形成されて
いる。それぞれの対向面1a,1bは水平となってお
り、第2の処理部材12は図示しない駆動手段によって
上下方向に移動自在となっている。
【0022】図2は図1に示された処理装置に対して洗
浄液などの処理液を供給する処理液供給装置を示す図で
あり、第1の処理部材11の連通孔9aに接続される流
路には多方弁21aが設けられ、第2の処理部材12の
連通孔9bに接続される流路には多方弁21bが接続さ
れている。
【0023】それぞれの多方弁21a,21bには、洗
浄液を供給する第1処理液供給タンク22が配管により
接続され、図示省略したポンプによりそれぞれの多方弁
21a,21bを介して隙間3,4内に処理液が供給さ
れるようになっている。また、第1処理液供給タンク2
2内に収容された処理液とは種類の異なる処理液を供給
する第2洗浄液供給タンク23がそれぞれの多方弁21
a,21bが配管により接続されており、図示省略した
ポンプにより隙間3,4内に処理液が供給されるように
なっている。これらの処理液によりウエハWの両面W
a,Wbに対する洗浄処理やウエットエッチング処理が
なされる。
【0024】さらに、リンス液としての純水を収容する
純水供給タンク24と、乾燥用ガスとしての窒素ガス
(不活性ガス)が充填されたガス容器25とがそれぞれ
の多方弁21a,22aに配管により接続されている。
図2にあっては、二種類の処理液を供給し得るようにな
っているが、一方の処理液供給タンクのみを使用するよ
うにしても良い。純水は処理液を洗浄しこれを外部に排
出するための処理液としての機能を有している。
【0025】このような処理装置を用いてウエハWの洗
浄処理を行う手順について説明すると、まず、第1の処
理部材11の上面に設けられた支持ピン2に、第1の処
理部材11の対向面1aとウエハWの被処理面Waとの
間の隙間3の寸法がたとえば0.1〜5mm程度となるよ
うにしてウエハWを設置する。次いで、第1の処理部材
11に対向させて、対向面1bとウエハWの被処理面W
bとの間の隙間4が隙間3と同様の寸法となるようにし
て、第2の処理部材12を設置する。
【0026】その後、図2におけるたとえば第1処理液
供給タンク22内の洗浄液を、それぞれの処理部材1
1,12に形成された連通孔9a,9bを介して、それ
ぞれの隙間3,4内に供給する。隙間3,4内に供給さ
れた処理液は、表面張力を有することから、毛細管現象
によってウエハWの両方の被処理面Wa,Wbの全体に
いきわたり、それぞれの隙間3,4内に保持される。処
理液を隙間3,4内に供給する際には、第1の処理部材
11を停止した状態で処理液を供給しても、毛細管現象
によってそれぞれの隙間3,4内全体に処理液が保持さ
れることになるが、隙間3,4内に処理液を流すように
する場合には、それを遠心力により促進すべく、第1の
処理部材11を回転させるようにしても良い。
【0027】任意の処理時間が経過した後に、モータ6
により第1の処理部材11を回転させてウエハWをたと
えば、400〜500rpm程度の回転数で回転させな
がら、純水供給タンク24内の純水をリンス液として連
通孔9a,9bからそれぞれの隙間3,4内に供給す
る。それぞれの処理部材11,12の中心部に形成され
た流出口8a,8bから流入したリンス液は、ウエハW
を回転させることによる遠心力によって半径方向外方に
向けて放射状に流れ、洗浄処理液あるいはエッチング処
理液などの処理液が除去される。
【0028】所定のリンス時間が経過した後に、リンス
液の供給を停止すると同時に、ガス容器25内の乾燥用
ガスとしての窒素ガスを連通孔9a,9bを介して隙間
3,4内に供給しながら、ウエハWをモータ6により、
たとえば3000〜4000rpm程度の回転数で回転
させてリンス液を隙間3,4内から洗浄除去した後にウ
エハWの両方の被処理面Wa,Wbを乾燥させる。この
ときに、窒素ガスを加熱して供給するようにしても良
く、窒素ガスに代えて他の不活性ガスを乾燥用ガスとし
ても良い。
【0029】このように、図1に示される処理装置によ
れば、ウエハWの両側に形成された隙間3,4内に洗浄
処理液を供給してウエハWの被処理面Wa,Wbを洗浄
処理するようにしたので、洗浄液の消費量をウエハWの
面積とそれぞれの隙間3,4とで決まる容積まで低減す
ることができ、少ない洗浄処理液でウエハWの処理を行
うことができる。また、処理液を連続的に供給して処理
を行う場合でも、狭い隙間3,4内に処理液が流れるの
で、流量当たりの処理液の置換速度が早くなり、処理能
力が高くなって液量も低減することができる。
【0030】さらに、純水を用いたリンス時において
は、処理液をリンス液に瞬時に置換することが可能とな
り、リンス時間つまり水洗時間を大幅に短縮して純水の
使用量を低減することができる。また、乾燥時において
は、リンス液に引き続いて連続的に隙間3,4に窒素ガ
スを供給することができ、ウエハWの表面を空気中の酸
素と接触させることなくウエハWの表面を乾燥させるこ
とができるので、表面にウォーターマークと呼ばれる酸
化膜に起因したしみの発生を根本的に防止することがで
きる。そして、図示する場合には、ウエハWの両表面を
同時に処理することができる。また、隙間3,4内から
流出した処理液やリンス液は、ウエハW方向に向けて飛
散したとしても、隙間3,4は液体が毛細管現象を発生
する程度に狭く設定されているので、隙間3,4内に入
り込む可能性は極めてまれであり、ウエハWへの液体の
再付着の発生を防止することができる。
【0031】なお、図2に示すように、相互に種類の相
違した二種類の処理液を順次隙間3,4内に供給するよ
うにしても良く、さらには三種類以上の処理液を供給す
るようにしても良い。
【0032】(実施例2)図3は本発明の他の実施例で
ある処理装置を示す断面図であり、図3において、前記
実施例における部材と共通する部材には同一の符号が付
されている。
【0033】第1の処理部材11の外周部には、外壁部
13が環状に設けられており、第1の処理部材11は断
面がカップ形状となっている。そして、カップ形状とな
った第1の処理部材11には、外周部に向けて先細とな
った案内溝14がそれぞれの隙間3,4の外方に形成さ
れ、この案内溝14に連通させて径方向外方に向けて開
口する排出孔15が第1の処理部材11に多数形成され
ている。
【0034】したがって、図3に示す処理装置にあって
は、ウエハWをモータ6により回転させてそれぞれの隙
間3,4内における洗浄液やリンス液を排出する際に
は、リンス液などが外部に飛散することが外壁部13に
よって防止される。さらに、第1の処理部材11の外壁
部13はウエハWとともに回転しているため、その内側
に遠心力が作用することになり外壁部13の内面に激突
した液滴がミスト状となってウエハW側に跳ね返って再
付着することを防止することができる。
【0035】なお、外壁部13を第1の処理部材11に
一体に設けることなく、隙間を介して第1の処理部材1
1の外側に配置するようにしても良い。
【0036】(実施例3)図4は本発明のさらに他の実
施例である処理装置を示す図であり、図1に示された処
理装置を基本構造としており、処理装置のそれぞれの処
理部材11,12には500KHzから2MHzの高周波振
動を発振する振動素子16が取り付けられている。これ
により、それぞれの隙間3,4の間に保持された処理液
を通してウエハWの全面に処理部材11,12から高周
波超音波が印加されるようになっている。
【0037】この処理装置によれば、APM洗浄(NH
4 OH/H2 O2 /H2 O混合液)などの高周波超音波
を与えることにより、洗浄効果を増加させた洗浄を行う
ことが可能となり、さらにウエハWの全面に影なく高周
波振動を当てることができ、異物除去率を向上させるこ
とができる。
【0038】(実施例4)図5は本発明のさらに他の実
施例である処理装置を示す図であり、この場合には、ウ
エハWを第1の処理部材11に支持させるための支持ピ
ン2を利用して、第2の処理部材12が第1の処理部材
11に連結し得るようになっている。第2の処理部材1
2を第1の処理部材11に対して連結する方式として
は、支持ピン2を用いることなく、図示しない別のフッ
クなどを利用するようにしても良い。さらには、第2の
処理部材12を連結することなく、これを別のモータに
よって回転させるようにしても良い。
【0039】このように第2の処理部材12をも回転さ
せるようにすると、この第2の処理部材12の表面の洗
浄と乾燥とをより確実に行うことができ、これの清浄度
を保つことができるとともに、ウエハWを装置にセット
したりリセットする際における液だれなどに起因する仕
上がり不良を低減することができる。
【0040】(実施例5)図6は本発明のさらに他の実
施例である処理装置を示す図であり、この場合には、図
3に示された処理装置に加えて、第1の処理部材11の
外側を覆うようにこれに対して微小な間隔を隔てて環状
の固定フード17が設けられている。この固定フード1
7内には、第1の処理部材11に形成された排出孔15
が開口しており、隙間3,4から排出された液滴やガス
は固定フード17内に流入するようになっている。
【0041】そして、この固定フード17の底面には単
数ないし複数の排出口18が設けられており、この排出
口18には図示しない排出ポンプが接続されるようにな
っている。
【0042】したがって、図6に示す処理装置にあって
は、第1の処理部材11の回転中および停止中を問わ
ず、排出口18を通じて隙間3,4からの液体やガスを
集中的に外部に排出することができ、洗浄、水洗および
乾燥処理中における隙間3,4内からの処理液がミスト
状となって飛散したり、ウエハWや第1の処理部材11
へ跳ね返って再付着することを大幅に防止することがで
きる。
【0043】なお、図6に示すタイプの処理装置にあっ
ても、図4に示す場合のように、それぞれの処理部材1
1,12に高周波振動を発振する振動素子16を取り付
けるようにしても良く、さらには、図5に示すように、
第2の処理部材12をも回転させるようにしても良い。
【0044】図7は図6に示すように、固定フード17
を第1の処理部材11の外側に設けるようにして集中的
に処理液などを排出するようにした場合における処理液
の回収装置を示す系統図であり、固定フード17に設け
られた排出口18は排出通路31により回収タンク32
に接続されている。この排出通路31には三方弁33が
設けられており、排出口18からリンス液が排出される
場合には、それを排気通路31aを通じて外部に排出す
るようにしている。
【0045】回収タンク32は供給通路34により処理
液供給タンク35に接続されており、回収タンク32内
に流入した処理液はそれぞれ供給通路34に設けられた
ポンプ36、フィルタ37および三方弁38を介して処
理液供給タンク35内に供給される。三方弁38と回収
タンク32との間には循環通路39が設けられており、
この循環通路39を介してフィルタ37を通過した後の
処理液を回収タンク32に戻すことにより、処理液を循
環濾過することができる。
【0046】処理液供給タンク35内の処理液が不足し
た場合には、この中に新たな処理液を供給するために新
液供給部40が処理液供給タンク35に接続されてい
る。処理液供給タンク35はそれぞれの処理部材11,
12に形成された連通孔9a,9bに供給通路41によ
り接続されており、供給通路41には多方弁21c,2
1dが設けられている。そして、供給通路41にはフィ
ルタ42が設けられている。
【0047】それぞれの多方弁21c,21dには、図
2に示した純水供給タンク24が接続されているが、こ
れに加えて図2に示す場合と同様にガス容器25を接続
するようにしても良く、さらには、図2に示す場合と同
様に、処理液を相互に種類が相違した2種類用意し、そ
れぞれの処理液について図7に示すような循環通路39
を有する回収装置を形成するようにしても良い。
【0048】なお、処理液供給タンク35内に液濃度計
を設け、液の濃度が変化した場合には、液の濃度を自動
的に調整するようにしても良い。また、三方弁38とそ
れぞれの多方弁21c,21dとを直接接続して循環処
理後の処理液を直接ワークに供給するようにしても良
い。
【0049】(実施例6)図8は本発明のさらに他の実
施例である処理装置を示す図であり、この場合には、ウ
エハWの片面(被処理面)Waのみを処理するようにし
ており、図3に示された処理装置における第2の処理部
材12を除去した構成となっており、それ以外は図3に
示された構造と同様となっている。この場合は、ウエハ
Wの片面(被処理面)Waのみを処理する場合に好適で
あり、前記実施例における第2の処理部材12を接近移
動させる機構やこの第2の処理部材12とウエハWとの
間の隙間4に処理液などを供給する機構が不要となり、
機構の簡略化が達成される。
【0050】なお、ウエハWをその一方の面(被処理
面)Waの処理が終了した後に反転させるようにして、
順次両面を処理するようにしても良い。
【0051】(実施例7)図9は図8に示された処理装
置の変形例であり、この場合にはウエハWのうち回路が
形成される表面(被処理面)Waの処理を隙間3内に処
理液などを供給して行い、反対側の裏面(被処理面)W
bをブラシスクライブ洗浄装置45とメガソニックジェ
ット洗浄装置46とにより行うようにしている。メガソ
ニックジェット洗浄装置46は、高周波超音波を印加し
た処理液を高圧状態として噴射するようにした装置であ
る。
【0052】このようにして、ウエハWの表面(被処理
面)Waは隙間3内に供給される処理液によりケミカル
なウェット処理を行い、裏面(被処理面)Wbは物理的
洗浄などを行い、ウエハWの被処理面の付着異物に対応
させて相互に異なる洗浄方式を同時に実行することがで
き、処理を高能率に行うことができる。図9に示す処理
装置にあっては、連通孔9bからガスのみを供給するよ
うにして、被処理面Wbを処理するための処理液が被処
理面Wa側に周り込まないようにしても良い。
【0053】なお、図8および図9に示す処理装置にあ
っても、図4に示すような振動素子16を第1の処理部
材11に取り付けるようにしたり、図6に示すような固
定フード17を第1の処理部材11の外側に配置するよ
うにしても良い。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0055】たとえば、図示するそれぞれの実施例では
ウエハWを第1の処理部材11に設置するために支持ピ
ン2を用いているが、回転可能な真空吸着チャックを用
いて板状ワークであるウエハを設置するようにしても良
い。
【0056】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその利用分野である半導体ウエハをその
表面の異物などを除去するために洗浄したり、ウエハの
表面に形成された薄膜の特定の部位を食刻するためのウ
エットエッチング処理する半導体ウエハの処理技術に適
用した場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、たとえば、ホトレジスト現像装置や半導体ウ
エハ以外のTFT基板や半導体集積回路のパターン感光
に用いるマスクの製造のように、板状ワークの表面に液
体を供給して所定の処理を行った後に、その表面をガス
により乾燥させる場合であれば、種々の技術に適用でき
る。
【0057】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0058】(1).板状ワークの被処理面と処理部材との
間に隙間を形成してその隙間の中に処理液を毛細管現象
により広げて保持させるようにしたので、少ない処理液
で清浄度の高い洗浄処理やウエットエッチング処理など
の処理を行うことができる。
【0059】(2).隙間内に処理液が充満された状態から
この隙間内に乾燥用ガスを供給して連続的にワークの乾
燥を行うことができるので、ウォーターマークと呼ばれ
る酸化膜のしみの発生が防止されて、高品質の処理を行
うことができる。
【0060】(3).窒素ガスなどの不活性ガスからなる乾
燥用ガスの使用量を大幅に低減させることができる。
【0061】(4).板状ワークの両面を同時に処理するこ
とができ、処理能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である処理装置を示す断面図
である。
【図2】図1の処理装置に組み付けられる処理液などの
供給配管を示す系統図である。
【図3】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図4】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図5】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図6】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図7】図6に示された処理装置に用いられる処理液回
収装置の回収配管を示す系統図である。
【図8】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図9】本発明の他の実施例である処理装置を示す断面
図である。
【図10】開発対象となったスピン洗浄方式の処理装置
を示す断面図である。
【符号の説明】 1a,1b 対向面(被処理面) 2, 支持ピン 3,4 隙間 5a ボス部 5b 中心部 6 モータ 7 主軸 8a,8b 流出口(開口孔) 9a,9b 連通孔 11 第1の処理部材 12 第2の処理部材 13 外壁部 14 案内溝 15 排出孔 16 振動素子 17 固定フード 18 排出口 21a〜21d 多方弁 22 第1処理液供給タンク 23 第2洗浄液供給タンク 24 純水供給タンク 25 ガス容器 31 排出通路 31a 排気通路 32 回収タンク 33 三方弁 34 供給通路 35 処理液供給タンク 36 ポンプ 37 フィルタ 38 三方弁 39 循環通路 40 新液供給部 41 供給通路 42 フィルタ 45 ブラシスクラブ洗浄装置 46 メガソニックジェット洗浄装置 W 半導体ウエハ(板状ワーク) Wa,Wb 被処理面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B08B 3/02 B 2119−3B C23G 3/00 Z H01L 21/306

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な対向面を有する第1の処理部材に
    板状ワークをこの板状ワークの一方の被処理面を前記対
    向面に対向させて設置するとともに平坦な対向面を有す
    る第2の処理部材を前記板状ワークの他方の被処理面に
    対向させて設置して前記板状ワークの両面と前記それぞ
    れの処理部材の対向面との間に隙間を形成する工程と、 前記2つの処理部材の少なくとも一方を回転させるかあ
    るいは両方を停止させた状態のもとで前記それぞれの隙
    間に処理液を供給する工程と、 前記2つの処理部材の少なくとも一方を前記板状ワーク
    とともに回転させた状態のもとで前記それぞれの隙間に
    乾燥用ガスを供給する工程とを有するワークの処理方
    法。
  2. 【請求項2】 平坦な対向面を有する処理部材に板状ワ
    ークを設置して前記板状ワークの被処理面と前記対向面
    との間に隙間を形成する工程と、 前記処理部材を回転させるかあるいは停止させた状態の
    もとで前記隙間に処理液を供給する工程と、 前記処理部材により前記板状ワークを回転させた状態の
    もとで前記隙間に乾燥用ガスを供給する工程とを有する
    ワークの処理方法。
  3. 【請求項3】 板状ワークの一方の被処理面との間に隙
    間を形成する平坦な対向面を有し前記板状ワークが設置
    される第1の処理部材と、 前記板状ワークの他方の被処理面との間に隙間を形成す
    る平坦な対向面を有し前記第1の処理部材に前記板状ワ
    ークを介して対向して配置される第2の処理部材と、 前記2つの処理部材の少なくとも一方を回転させるかあ
    るいは両方を停止させた状態のもとで前記それぞれの隙
    間に処理液を供給する処理液供給手段と、 前記2つの処理部材の少なくとも一方を回転させた状態
    のもとで前記それぞれの隙間に乾燥用ガスを供給する手
    段とを有するワークの処理装置。
  4. 【請求項4】 板状ワークの被処理面との間に隙間を形
    成する平坦な対向面を有し前記板状ワークが設置される
    処理部材と、前記処理部材を回転させるかあるいは停止
    させた状態のもとで前記隙間に処理液を供給する処理液
    供給手段と、 前記処理部材を回転させた状態のもとで前記隙間に乾燥
    用ガスを供給するガス供給手段と、前記処理部材を回転
    させてこれと一体に前記板状ワークを回転させる回転手
    段とを有するワークの処理装置。
  5. 【請求項5】 前記被処理面に対して反対側の被処理面
    を高周波超音波が印加された処理液を高圧で噴射するメ
    ガソニックジェット洗浄手段あるいはブラシスクライブ
    洗浄手段を有する請求項4記載のワークの処理装置。
  6. 【請求項6】 前記処理部材に500KHZ〜2MHZの高
    周波振動を起こさせる発振素子を取り付け、処理液およ
    び被処理面に高周波超音波を印加するようにした請求項
    3〜5のいずれか1項に記載のワークの処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理部材に前記隙間を通過した後の
    処理液を捕捉する壁部材を設け、この壁部材により捕捉
    された処理液を排出する排出孔を前記処理部材に形成し
    てなる請求項3〜6のいずれか1項に記載のワークの処
    理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理部材の外側を覆い前記排出孔か
    らの排出される流体を案内する固定フードを配置してな
    る請求項7記載のワークの処理装置。
  9. 【請求項9】 前記隙間に連通させて複数の処理液を供
    給する配管を有し、相互に種類が相違する処理液を順次
    前記隙間に供給し得るようにしてなる請求項3〜8のい
    ずれか1項に記載のワークの処理装置。
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