JPH087846Y2 - 歯科用鋳造物x線検査装置 - Google Patents
歯科用鋳造物x線検査装置Info
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- JPH087846Y2 JPH087846Y2 JP1991095825U JP9582591U JPH087846Y2 JP H087846 Y2 JPH087846 Y2 JP H087846Y2 JP 1991095825 U JP1991095825 U JP 1991095825U JP 9582591 U JP9582591 U JP 9582591U JP H087846 Y2 JPH087846 Y2 JP H087846Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、歯科用鋳造物の被破壊
検査により、鋳造欠陥の存否を調べるX線検査装置にお
いて、X線感光体及びX線錐に対する被検試料の位置付
けを確実にしたX線検査装置に関する。
検査により、鋳造欠陥の存否を調べるX線検査装置にお
いて、X線感光体及びX線錐に対する被検試料の位置付
けを確実にしたX線検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科用鋳造物、例えばチタン製の義歯床
は、鋳造時に鋳巣(ブローホールや収縮孔など)が導入
されたまま使用されると、破損の原因となるので、鋳造
後には、鋳造物の内部にある鋳造欠陥をX線検査によっ
て事前に調査しておくことが品質管理上望ましいとされ
ている。
は、鋳造時に鋳巣(ブローホールや収縮孔など)が導入
されたまま使用されると、破損の原因となるので、鋳造
後には、鋳造物の内部にある鋳造欠陥をX線検査によっ
て事前に調査しておくことが品質管理上望ましいとされ
ている。
【0003】このため、従来から、X線防護した撮影箱
の上部にX線源となるX線発生器と、その下部にX線フ
ィルムなど感光体を内蔵したカセットと、を配置し、X
線源と感光体との間に試料台を配置して、試料台上に被
検試料である鋳造物を載せ、X線の鋳造物の透過像をX
線感光体に投影して感光させる装置が利用されている。
の上部にX線源となるX線発生器と、その下部にX線フ
ィルムなど感光体を内蔵したカセットと、を配置し、X
線源と感光体との間に試料台を配置して、試料台上に被
検試料である鋳造物を載せ、X線の鋳造物の透過像をX
線感光体に投影して感光させる装置が利用されている。
【0004】また、X線フィルムを内蔵するフィルムカ
セットを上下方向移動可能に支持機構により支持して、
被検試料とフィルム感光面との距離を調整することによ
り、拡大撮影することのできるX線検査装置も提案され
ており、鋳造物内部の微小な欠陥を拡大してX線画像写
真を得るものが知られている(実開昭60−79148
号)。
セットを上下方向移動可能に支持機構により支持して、
被検試料とフィルム感光面との距離を調整することによ
り、拡大撮影することのできるX線検査装置も提案され
ており、鋳造物内部の微小な欠陥を拡大してX線画像写
真を得るものが知られている(実開昭60−79148
号)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】従来の歯科用鋳造物の
X線検査装置は、試料台への被検試料の載置・設定の際
に、X線照射範囲の中心に正確に被検査試料を位置付け
ることが困難であり、同一物を再度同じ位置で再撮影す
場合に、X線フィルム画像との配置に再現性が悪く、試
料画像がフィルム面より逸脱したりX線が照射されてい
ない位置に載置したため、X線画像が得られないという
問題が従来から生じていた。
X線検査装置は、試料台への被検試料の載置・設定の際
に、X線照射範囲の中心に正確に被検査試料を位置付け
ることが困難であり、同一物を再度同じ位置で再撮影す
場合に、X線フィルム画像との配置に再現性が悪く、試
料画像がフィルム面より逸脱したりX線が照射されてい
ない位置に載置したため、X線画像が得られないという
問題が従来から生じていた。
【0006】特に、フィルム感光面に比して小さな鋳造
義歯床を撮影するような場合には、大きなX線フィルム
使用は不経済となり、数回に撮影利用感光面を区分し
て、有効利用を図る必要がある。
義歯床を撮影するような場合には、大きなX線フィルム
使用は不経済となり、数回に撮影利用感光面を区分し
て、有効利用を図る必要がある。
【0007】また、小さな鋳造物や微少な内部欠陥を拡
大してX線撮影する上記技術は便利であるけれども、X
線源からの試料台上面までの距離d1 を固定して、X線
フィルムカセットを下方に昇降移動させて、X線源から
X線フィルムの感光面までの距離d2 を可変とするのは
被検試料の実寸に対するX線フィルム感光面上の画像寸
法の比率、即ち拡大率はd2 /d1 となり、撮影箱の高
さに限界があることから、拡大率には限界があり、さら
に大きな拡大率を得るにはd2 を大きく、従って、X線
フィルム自体を大きくする必要がある。
大してX線撮影する上記技術は便利であるけれども、X
線源からの試料台上面までの距離d1 を固定して、X線
フィルムカセットを下方に昇降移動させて、X線源から
X線フィルムの感光面までの距離d2 を可変とするのは
被検試料の実寸に対するX線フィルム感光面上の画像寸
法の比率、即ち拡大率はd2 /d1 となり、撮影箱の高
さに限界があることから、拡大率には限界があり、さら
に大きな拡大率を得るにはd2 を大きく、従って、X線
フィルム自体を大きくする必要がある。
【0008】本考案は、上記問題に鑑み、試料台上面へ
の被検試料の位置付けを正確かつ容易にし、また拡大率
を大きな範囲にわたって調整可能にした試料台を備えた
歯科用鋳造物のX線検査装置を提供するものである。
の被検試料の位置付けを正確かつ容易にし、また拡大率
を大きな範囲にわたって調整可能にした試料台を備えた
歯科用鋳造物のX線検査装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の歯科用鋳造物の
X線検査装置は、X線防護が施された撮影箱の内側下部
に固定されてX線感光体を内蔵したカセットを収容する
カセットホルダーと、当該X線感光体の感光面に対向し
て当該撮影箱上部に配置されたX線源と、当該カセット
ホルダーとX線源との間に配置されて被検試料を載置す
る試料台と、被検試料を交換するため当該撮影箱に設け
られた開閉扉と、から成る歯科鋳造物用X線検査装置で
あって、上記試料台を当該カセットホルダーとX線源と
の間で連続的にもしくは段階的に移動させる倍率可変用
移動調節手段が設けられ、当該試料台上面を直交線状に
もしくはX線照射域全域に光を照射する照光装置が、上
記X線源近傍に設けられて成ることを特徴とするもので
ある。
X線検査装置は、X線防護が施された撮影箱の内側下部
に固定されてX線感光体を内蔵したカセットを収容する
カセットホルダーと、当該X線感光体の感光面に対向し
て当該撮影箱上部に配置されたX線源と、当該カセット
ホルダーとX線源との間に配置されて被検試料を載置す
る試料台と、被検試料を交換するため当該撮影箱に設け
られた開閉扉と、から成る歯科鋳造物用X線検査装置で
あって、上記試料台を当該カセットホルダーとX線源と
の間で連続的にもしくは段階的に移動させる倍率可変用
移動調節手段が設けられ、当該試料台上面を直交線状に
もしくはX線照射域全域に光を照射する照光装置が、上
記X線源近傍に設けられて成ることを特徴とするもので
ある。
【0010】また、本考案は、当該試料台は、当該カセ
ットホルダーとX線源との間に配置され、又は当該カセ
ットホルダーと一体に形成されていてもよい。
ットホルダーとX線源との間に配置され、又は当該カセ
ットホルダーと一体に形成されていてもよい。
【0011】本考案は、上記の照光装置に代えて、当該
試料台上面に、X線照射範囲、X線照射中心及びX線感
光体の投影範囲の少なくともいずれかを表示する標識が
添付されているX線検査装置を含む。 また、本考案は、
当該上記試料台上面の被検試料載置範囲を複数に区画す
るX線透過部を板面上に有するX線遮蔽板が当該試料台
上面に移動可能に添付されて成るX線検査装置を含むも
のである。
試料台上面に、X線照射範囲、X線照射中心及びX線感
光体の投影範囲の少なくともいずれかを表示する標識が
添付されているX線検査装置を含む。 また、本考案は、
当該上記試料台上面の被検試料載置範囲を複数に区画す
るX線透過部を板面上に有するX線遮蔽板が当該試料台
上面に移動可能に添付されて成るX線検査装置を含むも
のである。
【0012】
【作用】本考案のX線検査装置は、固定されたX線源及
びX線感光体との間を試料台が昇降移動するので、試料
台の上面に載せられた被検試料を、X線源に近づけるほ
どX線感光面上の拡大率は大きくすることができ、従っ
て、鋳造物内部の微細な欠陥、例えば鋳巣を拡大してそ
の形状や成因を詳細に調べることができる。
びX線感光体との間を試料台が昇降移動するので、試料
台の上面に載せられた被検試料を、X線源に近づけるほ
どX線感光面上の拡大率は大きくすることができ、従っ
て、鋳造物内部の微細な欠陥、例えば鋳巣を拡大してそ
の形状や成因を詳細に調べることができる。
【0013】試料台上面は、直交線状に又はX線照射範
囲を光が照射されているから、あらかじめ、試料台上面
にX線照射範囲内でかつ、下方の感光体の感光面に投影
できる被検試料載置装置範囲を指示することができ、載
置不良による撮影の失敗を回避できる。
囲を光が照射されているから、あらかじめ、試料台上面
にX線照射範囲内でかつ、下方の感光体の感光面に投影
できる被検試料載置装置範囲を指示することができ、載
置不良による撮影の失敗を回避できる。
【0014】また、X線の透過部を備えたX線遮蔽板を
試料台上に移動可能に添付するので、当該透過部を透過
するX線のみが、感光面に投影されるので、当該透過部
に載置された被検試料のX線フィルム画像が得られ、従
って、当該透過部以外のX線遮蔽板で覆われたX線感光
体の感光面は、未感光のままであり、当該遮蔽体を適宜
移動回動させれば、当該未感光の感光面を、次の撮影に
利用することができ、X線フィルムなどの被検試料に比
して大きな感光体を有効に利用できる。
試料台上に移動可能に添付するので、当該透過部を透過
するX線のみが、感光面に投影されるので、当該透過部
に載置された被検試料のX線フィルム画像が得られ、従
って、当該透過部以外のX線遮蔽板で覆われたX線感光
体の感光面は、未感光のままであり、当該遮蔽体を適宜
移動回動させれば、当該未感光の感光面を、次の撮影に
利用することができ、X線フィルムなどの被検試料に比
して大きな感光体を有効に利用できる。
【0015】
【実施例】本考案の実施例を図面に基づき、以下に説明
する。
する。
【0016】図1は、本考案のX線検査装置1の内部側
面図であるが、装置1内のX線発生器2の下部のX線源
21の下方には、X線防護壁11で仕切られた撮影箱が
設けられ、当該箱内底部にはカセットホルダー6が固定
され、当該ホルダー6内に装入されるカセット71中に
内蔵されているX線フィルム7の感光面がX線源21か
らのX線Xの中心軸に対して垂直になるように設定され
ている。
面図であるが、装置1内のX線発生器2の下部のX線源
21の下方には、X線防護壁11で仕切られた撮影箱が
設けられ、当該箱内底部にはカセットホルダー6が固定
され、当該ホルダー6内に装入されるカセット71中に
内蔵されているX線フィルム7の感光面がX線源21か
らのX線Xの中心軸に対して垂直になるように設定され
ている。
【0017】カセットホルダー6上方には、被検試料5
が載置される合成樹脂製の試料台3が、試料台3上面を
水平に保持しながら、移動調節手段により、垂直方向に
昇降可能に設けられている。本実施例の移動調節手段に
は、モータ33により回動されるネジ軸34が、検査箱
内の隅方に立設され、このネジ軸34に螺合する試料台
保持具32によって試料台3が水平に保持されている。
が載置される合成樹脂製の試料台3が、試料台3上面を
水平に保持しながら、移動調節手段により、垂直方向に
昇降可能に設けられている。本実施例の移動調節手段に
は、モータ33により回動されるネジ軸34が、検査箱
内の隅方に立設され、このネジ軸34に螺合する試料台
保持具32によって試料台3が水平に保持されている。
【0018】上記撮影箱の前面には、同様にX線防護の
施された開閉扉12が設けられて、被検試料5の装入や
X線フィルムカセット71の交換に供され、また撮影箱
の側面には、内部観察用のX線遮蔽ガラスが取着されて
いる。
施された開閉扉12が設けられて、被検試料5の装入や
X線フィルムカセット71の交換に供され、また撮影箱
の側面には、内部観察用のX線遮蔽ガラスが取着されて
いる。
【0019】図2は、X線源21、X線フィルムカセッ
ト71内のX線フィルム7及び昇降可動の試料台3の配
置関係を示しているが、本考案の試料台3に載置された
被検試料5の水平方向寸法は、試料台3を上昇してX線
源21に近づける程、拡大されて、X線フィルム7上に
投影され、現象フィルム上に拡大画像が得られる。その
寸法拡大率は、図2中に示したように、X線源21から
の試料台3上面の距離d1 に対するX線源21からのX
線フィルム7の距離d2 の比、即ちd2 /d1によって
近似でき、本例においては試料台3を、X線源21に近
づけることができ、拡大率を高くすることが可能とな
る。またX線源21からの試料台3の距離又は拡大率を
表示した目盛尺を、撮影箱の側面に添設すれば、拡大率
を読み取ることができる。
ト71内のX線フィルム7及び昇降可動の試料台3の配
置関係を示しているが、本考案の試料台3に載置された
被検試料5の水平方向寸法は、試料台3を上昇してX線
源21に近づける程、拡大されて、X線フィルム7上に
投影され、現象フィルム上に拡大画像が得られる。その
寸法拡大率は、図2中に示したように、X線源21から
の試料台3上面の距離d1 に対するX線源21からのX
線フィルム7の距離d2 の比、即ちd2 /d1によって
近似でき、本例においては試料台3を、X線源21に近
づけることができ、拡大率を高くすることが可能とな
る。またX線源21からの試料台3の距離又は拡大率を
表示した目盛尺を、撮影箱の側面に添設すれば、拡大率
を読み取ることができる。
【0020】図3は、試料台3を段階的に移動調節する
手段を示している。撮影箱内の後部側壁に、本例では上
下の2箇所に水平保持板35、35´が蝶番を介して折
りたたみ可能に添設され、試料台3は、当該保持板3
5、35´と側壁より突設された突出片36、36´と
に、水平を保持して係止される。そこで上下いずれかの
水平保持板35、35´を選択して、試料台の高さを調
節することができ、不使用の水平保持板は、壁面に添う
ように折り返しておく。
手段を示している。撮影箱内の後部側壁に、本例では上
下の2箇所に水平保持板35、35´が蝶番を介して折
りたたみ可能に添設され、試料台3は、当該保持板3
5、35´と側壁より突設された突出片36、36´と
に、水平を保持して係止される。そこで上下いずれかの
水平保持板35、35´を選択して、試料台の高さを調
節することができ、不使用の水平保持板は、壁面に添う
ように折り返しておく。
【0021】図4は、試料台3の上面に、X線錐Xの中
心軸位置を表す十字形の光の標識8a、8bを照射する
X線検査装置を示しているが、本例では、電球とスリッ
ト(不図示)を有する2個の照光装置81a、81bが
撮影箱の上方のX線源21の極く近傍に固定されてお
り、X線フィルムカセット71を兼用する試料台6の上
面に、照射X線の中心位置を明示することができる。
心軸位置を表す十字形の光の標識8a、8bを照射する
X線検査装置を示しているが、本例では、電球とスリッ
ト(不図示)を有する2個の照光装置81a、81bが
撮影箱の上方のX線源21の極く近傍に固定されてお
り、X線フィルムカセット71を兼用する試料台6の上
面に、照射X線の中心位置を明示することができる。
【0022】図5(A)は、試料台3上面にX線照射範
囲を明示する光の照明円8を照射するようにしたX線検
査装置を示している。本例では、照光装置81を撮影箱
の上方片隅に固定し、その電球83から小円形の投光部
82を通過した光が、X線源21の直下に設けられた反
射鏡84に反射して、放射状に試料台を照明する。この
場合、照射する光が形成する円錐と、X線源から放射さ
れるX線錐とが一致するように照光装置81と反射鏡8
4が配置されている。
囲を明示する光の照明円8を照射するようにしたX線検
査装置を示している。本例では、照光装置81を撮影箱
の上方片隅に固定し、その電球83から小円形の投光部
82を通過した光が、X線源21の直下に設けられた反
射鏡84に反射して、放射状に試料台を照明する。この
場合、照射する光が形成する円錐と、X線源から放射さ
れるX線錐とが一致するように照光装置81と反射鏡8
4が配置されている。
【0023】そこで、試料台3´が上昇しても、その照
明内8´の大きさと位置は、その試料台3´におけるX
線錐の照射範囲と一致するから、照明円の範囲内に被検
試料を載置すれば、X線フィルム7の感光面には確実に
投影され、被検試料の画像が感光面外に逸脱する危険性
は回避される。
明内8´の大きさと位置は、その試料台3´におけるX
線錐の照射範囲と一致するから、照明円の範囲内に被検
試料を載置すれば、X線フィルム7の感光面には確実に
投影され、被検試料の画像が感光面外に逸脱する危険性
は回避される。
【0024】図5(A)において反射鏡84は、合成樹
脂製の基板に金属アルミニウム薄膜を使用した鏡体84
である場合には常時、照光可能に固定されていてももよ
い。また図5(B)、(C)に示すように、照明円8を
必要としないときは、蝶番85により回動させて(同
(B))、又は保持部材86、87間を摺動させて(同
(C))、反射鏡84をX線照射域から退避させる構造
も採用できる。
脂製の基板に金属アルミニウム薄膜を使用した鏡体84
である場合には常時、照光可能に固定されていてももよ
い。また図5(B)、(C)に示すように、照明円8を
必要としないときは、蝶番85により回動させて(同
(B))、又は保持部材86、87間を摺動させて(同
(C))、反射鏡84をX線照射域から退避させる構造
も採用できる。
【0025】図5(A)には、試料台3上面に、X線の
照射中心軸を明示する十字線の標識9が記載されてい
る。また、その十字線は試料台3上面を四分割してお
り、小型の被検試料を2個又は4個同時に分割された区
画内に載置すれば、X線照射範囲から逸脱されることな
く、同時にX線撮影をすることができる。
照射中心軸を明示する十字線の標識9が記載されてい
る。また、その十字線は試料台3上面を四分割してお
り、小型の被検試料を2個又は4個同時に分割された区
画内に載置すれば、X線照射範囲から逸脱されることな
く、同時にX線撮影をすることができる。
【0026】図6(A)においては、図5(A)に示し
たような試料台3の上面に載せられるマスキング用の方
形鉛板製のX線遮蔽板92を示している。このX線遮蔽
板92には、上記のようにX線照射範囲を四分割して形
成される一区画より若干小さめの矩形形状を有するX線
透過部91、即ち、通常は開口部91が設けられている
ので、試料台3の上面に載置されたX線遮蔽板の当該開
口部91内に被検試料を置いて、X線撮影すれば、X線
フィルム7の感光面は、当該開口部91を透過したX線
にのみ感光し、当該X線遮蔽板92で覆われたX線フィ
ルム上の領域は未感光のままである。そこで、次いで、
X線遮蔽枚を水平面域内に1/4回転するかもしくは水
平軸廻りに反転させて、再度、試料台3上面に載置すれ
ば、X線フイルム7の未感光域に開口部91の透過X線
を投影感光させ、同時に先の撮影の感光域は、X線遮蔽
板により遮蔽される。従って本例では、一枚のX線フィ
ルムを4回のX線撮影に利用することができる。
たような試料台3の上面に載せられるマスキング用の方
形鉛板製のX線遮蔽板92を示している。このX線遮蔽
板92には、上記のようにX線照射範囲を四分割して形
成される一区画より若干小さめの矩形形状を有するX線
透過部91、即ち、通常は開口部91が設けられている
ので、試料台3の上面に載置されたX線遮蔽板の当該開
口部91内に被検試料を置いて、X線撮影すれば、X線
フィルム7の感光面は、当該開口部91を透過したX線
にのみ感光し、当該X線遮蔽板92で覆われたX線フィ
ルム上の領域は未感光のままである。そこで、次いで、
X線遮蔽枚を水平面域内に1/4回転するかもしくは水
平軸廻りに反転させて、再度、試料台3上面に載置すれ
ば、X線フイルム7の未感光域に開口部91の透過X線
を投影感光させ、同時に先の撮影の感光域は、X線遮蔽
板により遮蔽される。従って本例では、一枚のX線フィ
ルムを4回のX線撮影に利用することができる。
【0027】図6(B)は、試料台3上面に載置係止さ
れたX線遮蔽板92は、X線錐の中心軸に対象に四区画
分に相当する大きな開口部が設けられて、その開口部に
は矩形の三個のX線遮蔽片93a、93b、93cが摺
動可能に嵌め込まれており、当該X線遮蔽片93a、9
3b、93cによって覆われない残余の開口部91を被
検試料載置範囲に利用するものである。この例において
は、開口部91を覆うように例えば当該遮蔽片93cを
摺動させれば当該遮蔽片93cの元の位置が新たな開口
部91として、被検試料の載置範囲に利用するのであ
り、この操作を順次繰り返せば一枚のX線フイルム7を
4回のX線撮影に使用できる。
れたX線遮蔽板92は、X線錐の中心軸に対象に四区画
分に相当する大きな開口部が設けられて、その開口部に
は矩形の三個のX線遮蔽片93a、93b、93cが摺
動可能に嵌め込まれており、当該X線遮蔽片93a、9
3b、93cによって覆われない残余の開口部91を被
検試料載置範囲に利用するものである。この例において
は、開口部91を覆うように例えば当該遮蔽片93cを
摺動させれば当該遮蔽片93cの元の位置が新たな開口
部91として、被検試料の載置範囲に利用するのであ
り、この操作を順次繰り返せば一枚のX線フイルム7を
4回のX線撮影に使用できる。
【0028】図6に示した例では、試料台3の上面の被
検試料の載置範囲を四分割するものであるが、同様に二
分割その他の分割も容易になし得る。
検試料の載置範囲を四分割するものであるが、同様に二
分割その他の分割も容易になし得る。
【0029】
【考案の効果】本考案の歯科用鋳造物の非破壊検査のた
めのX線検査装置は、対向して固定されたX線源とX線
フィルムカセットとの間を試料台を移動させる移動調節
手段が設けられているから、拡大撮影が容易であり、特
に薄肉の鋳造物をX線源に近づけることにより、鋳造物
中の小さな鋳巣を拡大したX線フィルム画像を容易に得
ることができる。
めのX線検査装置は、対向して固定されたX線源とX線
フィルムカセットとの間を試料台を移動させる移動調節
手段が設けられているから、拡大撮影が容易であり、特
に薄肉の鋳造物をX線源に近づけることにより、鋳造物
中の小さな鋳巣を拡大したX線フィルム画像を容易に得
ることができる。
【0030】また本装置は、照光装置により試料台上面
を十字線状に又は、被検試料載置可能範囲全域を照明し
て、載置の位置を指示するので被検試料のX線画像がX
線フィルム等の感光体の感光面から逸脱することがな
く、撮影の位置決めが容易となる。
を十字線状に又は、被検試料載置可能範囲全域を照明し
て、載置の位置を指示するので被検試料のX線画像がX
線フィルム等の感光体の感光面から逸脱することがな
く、撮影の位置決めが容易となる。
【0031】また、X線透過部を有するX線遮蔽板を試
料台上面に載置して、X線透過部より感光させるX線の
範囲を分割するので、1枚の感光体につき、同一の又は
異なった被検試料を複数回X線撮影することができ、感
光体の節約と、被検試料の位置決めが容易となり、また
作業性も向上する。
料台上面に載置して、X線透過部より感光させるX線の
範囲を分割するので、1枚の感光体につき、同一の又は
異なった被検試料を複数回X線撮影することができ、感
光体の節約と、被検試料の位置決めが容易となり、また
作業性も向上する。
【図1】試料台の移動調節の可能な移動調節手段を備え
たX線検査装置の縦断面図。
たX線検査装置の縦断面図。
【図2】X線源とX線フィルムと試料台との関係を示す
図。
図。
【図3】移動調節手段を備えたX線検査装置の内部斜視
図。
図。
【図4】照光装置を備えたX線検査装置の内部斜視図。
【図5】照光装置と鏡体を備えたX線検査装置の図4同
様図(A)と、鏡体の移動機構図(B、C)。
様図(A)と、鏡体の移動機構図(B、C)。
【図6】試料台と、X線遮蔽板との配置関係を示す斜視
図(A、B)。
図(A、B)。
1 装置本体 11 防護壁 2 X線発生器 21 X線源 3 試料台 34 ネジ軸 6 カセットホルダー 7 X線フィルム 71 フィルムカセット 81 照光装置 9 標識 91 X線透過部 92 X線遮蔽板
Claims (4)
- 【請求項1】 X線防護が施された撮影箱の内側下部に
固定されてX線感光体を内蔵したカセットを収容するカ
セットホルダーと、当該X線感光体の感光面に対向して
当該撮影箱上部に配置されたX線源と、当該カセットホ
ルダーとX線源との間に配置されて被検試料を載置する
試料台と、被検試料を交換するため当該撮影箱に設けら
れた開閉扉と、から成る歯科用鋳造物のX線検査装置に
おいて、 上記試料台を当該カセットホルダーとX線源との間で連
続的にもしくは段階的に移動させる倍率可変用移動調節
手段が設けられ、 上記試料台上面を直交線状にもしくはX線照射域全域に
光を照射する照光装置が、上記X線源近傍に設けられ て
成ることを特徴とする歯科用鋳造物のX線検査装置。 - 【請求項2】 X線防護が施された撮影箱の内側下部に
固定されてX線感光体を内蔵したカセットを収容するカ
セットホルダーと、当該X線感光体の感光面に対向して
当該撮影箱上部に配置されたX線源と、当該カセットホ
ルダーとX線源との間に配置されて被検試料を載置する
試料台と、被検試料を交換するため当該撮影箱に設けら
れた開閉扉と、から成る歯科用鋳造物のX線検査装置に
おいて、 上記試料台を当該カセットホルダーとX線源との間で連
続的にもしくは段階的に移動させる倍率可変用移動調節
手段が設けられ、 上記試料台上面に、X線照射範囲、X線照射中心及びX
線感光体の投影範囲の少なくともいずれかを表示する標
識が添付されていることを特徴とする歯科用鋳造物のX
線検査装置。 - 【請求項3】 上記試料台上面の被検試料載置範囲を複
数に分割するX線透過部を板面上に有するX線遮蔽板が
当該試料台上面に移動可能に添付されて成る請求項1又
は2記載のX線検査装置。 - 【請求項4】 X線防護が施された撮影箱の内側下部に
固定されてX線感光体を内蔵したカセットを収容するカ
セットホルダーと、当該X線感光体の感光面に対向して
当該撮影箱の上部に配置されたX線源と、当該カセット
ホルダーとX線源との間に配置されもしくは当該カセッ
トホルダーと一体に形成されて被検試料を載置する試料
台と、被検試料を交換する開閉扉と、から成る歯科用鋳
造物のX線検査装置において、 上記試料台上面を直交線状にもしくはX線照射域の全域
に光を照射する照光装置が上記X線源近傍に設けられて
成る歯科鋳造物のX線検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991095825U JPH087846Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 歯科用鋳造物x線検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991095825U JPH087846Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 歯科用鋳造物x線検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537215U JPH0537215U (ja) | 1993-05-21 |
| JPH087846Y2 true JPH087846Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=14148185
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991095825U Expired - Lifetime JPH087846Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 歯科用鋳造物x線検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087846Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5202045B2 (ja) * | 2008-03-11 | 2013-06-05 | 日立アロカメディカル株式会社 | X線撮影装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6079148U (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-01 | 朝日レントゲン工業株式会社 | 歯科用鋳造体x線検査装置 |
| JPH0692886B2 (ja) * | 1990-01-10 | 1994-11-16 | 新日本製鐵株式会社 | X線ct装置 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP1991095825U patent/JPH087846Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0537215U (ja) | 1993-05-21 |
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